クレストとフューチャースタンダードは1月21日、通行人の関心度を記録して店頭ディスプレイの効果を数値化するカメラ「Esasy(エサシー)」を共同開発し、2月1日から受注を開始すると発表した。「Esasy」では、ディスプレイ前を通過する人数や人通りの多い時間帯の検知、ディスプレイを見ているかどうかの検知、ディスプレイ前の滞留時間やディスプレイのどのエリアに関心を持つかなどを画像を元に数値化。これによって様々なディスプレイの効果を測定できるという。ディスプレイへの「正対値」(正面を向いている人の数・位置・距離・時間)をトラッキングし「関心度」として数値化することで、サイン効果を定量的に測定できるほか、時系列データとしてグラフ化することもでき、複数のカメラセンサーを対象物視線上に配置し、複数台から抽出した「関心度」データを集計することで「注目を浴びている対象物(広告物)」を特定することも可能になるという。なお、データはインターネットを介して、CSV形式でサーバーにアップロードされる。「Esasy」には、カメラとWi-Fiドングルがセットになった「Wifiモデル」と、カメラと通信機の「LTEモデル」がある。料金はWifiモデルが導入時128,000円(税別)/台、月額が10,000円/台。LTEモデルが導入時155,000円(税別) /台 、月額が18,000円/台。契約はいずれもリースとなる。
2016年01月21日デルは20日、極薄ベゼルの23.8型ワイド液晶ディスプレイ「U2417H」を発売した。同社の直販サイトでの価格は29,800円(税別)。4辺のベゼル幅が世界最薄(デル調べ)となる23.8型液晶ディスプレイ。上部・左部・右部は5.3mm、下部は8.3mmと薄く、マルチディスプレイ環境を構築した場合にベゼルが目立たなくなっている。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルにはIPSを採用する。色域はsRGBを99%カバー。4ポートのUSB 3.0ハブポートも搭載する。そのほか主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(通常)、応答速度が8ms、ファーストモード時で6ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはHDMI(MHL 2.0)×1、Mini DisplayPort×1、DisplayPort×1で、DisplayPortのデイジーチェーン接続も可能。スタンドではチルト、スイーベル、ピボットが可能で、130mmの高さ調節にも対応。ピボットは右回転でも左回転でもよく、縦画面で2台を並べるデュアルモニタにも適している(ディスプレイの上部同士が中央でくっつく)。本体サイズはW537.6×D188×H355.3~485.3mm、重量は6.3kg(スタンドとケーブル含む)。
2016年01月20日サンコーはこのほど、デジタルカメラやビデオカメラなどの映像を表示する7型ディスプレイ「バッテリー内蔵極薄HDMI入力7インチ液晶モニター」を発売した。同社の直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は税込25,800円。本体にHDMI入力端子を搭載し、HDMIケーブルでデジタルカメラやビデオカメラと接続することで、カメラの液晶に出力された映像をそのまま表示し、細部を確認できるようになるという。また、入力出力に対応したコンポジット端子も備え、カメラなどの映像を表示できるほか、出力端子で別のディスプレイやテレビへ同じ映像を出力できる。ディスプレイ解像度は1,280×800ドット。対応解像度は1080p、視野角は170度、コントラスト比は800:1。バッテリ駆動時間は約1.5時間。本体サイズはW170×D129×H19.5mm、重量は344g。取外し可能の遮光フードが付属する。
2016年01月12日ブラザー工業は7日、業務用のヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter(エアスカウター)」において、防塵・防水・耐衝撃性能に優れたタフコンセプトモデルを開発したことを発表。2016年1月13日~15日の期間、東京ビッグサイトで開催される「第2回 ウェアラブルEXPO」に参考出品する。今回のタフコンセプトモデルは、7月に発売されたヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter WD-200A」の防塵・防水・耐衝撃性能を大幅に強化。建設業界など、堅牢性が求められる現場をはじめ、水分や埃が多い屋内外での活用を想定している。防塵防水性能はIP65相当で、使用後は水洗いも可能だ。円筒構造によって耐衝撃性能も高めている。画面の位置を自在に操作できるフレキシブルアームを搭載し、ピント調整用のダイヤルはグローブや手袋を付けたままでも操作しやすいつまみ状に変更。コントロールボックスのボタンも押しやすい大きさとなった。また、ヘルメットにも装着しやすく、ゴーグルや眼鏡をかけていても使用できる。
2016年01月07日日本テキサス・インスルメンツ(日本TI)は1月7日、ホームシアター、業務用や教育用のプロジェクション・ディスプレイ向けに、「0.67インチ4K UHDチップセット」を発表した。「0.67インチ4K UHDチップセット」はデジタル・シネマを上映する全世界の映画館の8割以上での採用実績を持つDLP Cinemaテクノロジーをベースとしており、DMD(デジ タル・マイクロミラー・デバイス)の高速スイッチング動作と、先進のイメージ・プロセシング機能を組み合わせたものとなっている。イメージング・プロセシング機能を内蔵した高速チップを使用していることから、400万枚の微小ミラーで、スクリーン上に800万ピクセルを投射することが可能。個々のミラーは、1秒間に9,000回以上のスイッチング動作が可能で、毎フレームに2個の別個、分離したピクセルをスクリーン上に投射し、4K UHDのフル解像度を提供するとしている。供給開始は今春を予定している。
2016年01月07日2016年1月4日より、TVアニメ第2クールを放送する『おそ松さん』より、「クッションクリーナーストラップ」が2016年3月に発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は1BOX4,212円(税込)。クッションクリーナーストラップは、TVアニメ第1期OPでもおなじみの、6つ子が“だるま落とし”の姿になっているシーンを、それぞれの表情を新たに描きおろして商品化。線の入った柔らかい円柱型のミニクッションは、ボールチェーン付きなので、カバンなどにお手軽に付けることができる。さらに、底面はクリーナー素材となっているため、スマホなどの液晶画面の汚れを取り除くことも可能。ラインナップは、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の全6種。1BOXで全6種をコンプリート可能。商品価格は、1BOX4,212円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発送および発売は、2016年3月を予定している。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月06日ドリテックは12月24日、ふとんクリーナー「クリンスリープ FC-201」を発表した。発売は2016年1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別12,800円前後だ。FC-201は、UVランプの照射と布団たたき、吸引を同時に行うふとんクリーナー。ブラシは毎分9,600回転する。吸い込み口の幅は163mm。サイズはW310×D260×H1,143mm、重量は約2,000g。ダストボックス容量は約0.3L。消費電力は300W。電源コードは約5m。カラーはガンメタとホワイト。
2015年12月24日ドスパラは12月24日、スマートフォンをセットして使うヘッドマウントディスプレイ「DN-13539」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は1,799円(税込)。フタの内側の吸盤に、3.5インチ~6インチのスマートフォンをセットできるヘッドマウントディスプレイ。ステレオペアの動画 / 画像を表示したスマートフォンをセットすることで、立体映像を楽しめる。スマートフォンが装着されたフタは、スマートフォンが落下しないようマグネットで固定される。「Cardboard」など立体映像鑑賞用のスマートフォンアプリを利用する。スマートフォンをセットするケースの左右には充電ケーブルを通すためのすき間が設けられており、充電しながら映像鑑賞が可能だ。本体は伸縮性ゴムベルトと面テープ(マジックテープの類)で頭に固定する。重量は196g。
2015年12月24日エルメス(HERMES)が16年1月19日まで、銀座メゾンエルメスにてユーモア溢れるウィンドウディスプレイを展開している。晴海通りに面するウィンドウディスプレイを手掛けたのは、建築家の大西麻貴と百田有希。ディスプレイのアートワークは、「もしも建築が生き物のように街のなかを歩くとしたら」という突飛な発想をもとに制作された。まるで小さな建築のようでいて生き物のランドスケープのようでもある、不思議な世界が表現された。なお、12月25日まで、ソニー通りに面した入口前のピロティにはオレンジボックスのツリーのフォトスペースが出現しており、記念撮影をすることも出来るようになっている。こちらのツリーはエルメス御堂筋店にも25日まで設置中。Webサイトでもエルメスのクリスマスを楽しめる。12月8日よりクリスマス限定で、スマートフォンやタブレット、パソコンからクリスマスソングを贈れるスペシャルサイト「旅するオルゴール」を公開中。こちらの特設サイトでは6種類のクリスマスソングから気に入った一曲を選んで、メッセージを添えて大切な人に贈ることが出来るというもの。まるで絵本から出てきたような、どこかユーモアを感じさせる3人のキャラクターが、選んだオルゴールをオレンジの箱に入れて届けてくれる。
2015年12月22日NECディスプレイソリューションズは12月17日、同社のプロジェクタ「ビューライトシリーズ」の新製品として、DLPプロジェクタである「NP-P502HJD」と「NP-P502WJD」を発表した。両機種とも、希望小売価格はオープンプライス、出荷開始予定日は2016年1月27日。国内・海外向けを合わせ、発売後1年間で2機種合計3万台の販売を予定しているとのこと。新製品は、いずれも5000ルーメンの輝度を持ち、パネル解像度はフルHD(1920×1080)またはWXGA(1280×800)。投写画面の位置を上下・左右に調整できる「レンズシフト機構」の装備などにより、設置性を向上させたという。また、無線LANを標準搭載し、ワイヤレスでタブレットなど最大50台の端末と情報共有が可能。付属ソフトを使用すると最大16分割のマルチ画面での表示が可能になるなど、効率的かつ活発な会議や授業環境を提供するとしている。さらに、LANケーブル1本で映像・音声・制御信号を伝送できるHDBaseT入力端子を装備しており、市販のHDBaseT対応の伝送機器を使用して、離れた場所に設置したプロジェクタに高画質映像を投写できるとのこと。最大100mの長距離での配線作業の簡易化や、ケーブル工事などのコスト削減を実現するという。加えて、各端末のWebブラウザを経由して投写中の画面の共有やデータの保存ができる、Webシェアリング機能を搭載。さらに、スマートフォンやタブレットの画面をプロジェクタにワイヤレスでミラーリング投写できるMiracastにも対応。各種端末と連携することで、コミュニケーションの幅を広げることが可能としている。
2015年12月18日Actiontec Electronicsは17日、MiracastおよびIntel WiDiに対応するワイヤレスディスプレイレシーバー「ScreenBeam Pro Premium」を発表した。12月23日から発売する。価格はオープン。本機の映像出力をTVのHDMI入力に接続し、Windows 10やAndroid端末の画面などをワイヤレスで表示。Miracast UIBC(User Input Back Channel)にも対応しており、本体のUSBポートにキーボードやマウスを接続して、直接Windows 10を操作できる。TVとの接続を開始すると自動的にTVの電源をオンにして画面を表示する「ワンタッチプレイ(HDMI-CEC)機能」も搭載。ユーティリティソフトも用意されており、HDMI端子の電源停止時間を最大600秒まで設定できるほか、送信機の画面とTV画面の表示が合わないときの調整機能(15段階)などを搭載する。壁紙やスクリーンセーバーの設定も可能だ。利用には2.4GHz帯か5GHz帯(屋内専用)のIEEE802.11a/b/g/nを使用し、5.1ch音声もサポート。表示解像度は最大1080pまで。本体サイズはW75×D20×H78mm、重量は62.5g。対応OSはWindows 8.1 / 10、Android 4.2~5.0。
2015年12月17日米Bloombergによれば、米Appleは台湾の桃園市龍潭区に秘密のラボを設置して、新しいディスプレイ技術の開発を進めているという。ここには現在エンジニアを含めて50名の従業員が在籍しており、台湾AUOや米Qualcommからディスプレイ技術者を引き抜くなど、現在もリクルーティング活動を続けているようだ。報道によれば、この龍潭区の施設は龍潭科学園区の一角に存在しており、以前はQualcommが「Mirasol」の開発を行っていた場所に今年2015年4月以降に移転してきたのだという。施設の外見や従業員からはAppleの関連を示唆する情報は出てこないが、もともと台北市内にあった同国のApple事業所で登録されていた住所が、桃園市龍潭区へと移転されており、実質的に台湾のApple研究開発拠点として機能しているようだ。現在、Qualcommはディスプレイパネル自体の供給をAppleには行っていないが、前述のAUOは以前の世代のiPhoneではディスプレイパネルのメインサプライヤーの1社であり、現在噂に上っている「iPhone 6c」こと4インチiPhoneのパネル供給事業者になるのではとみられている。一方でAppleは有機EL (OLED)技術のiPhoneへの採用にも興味を示しているといわれるが、それと同時に現在利用しているTFT-LCD技術を使ってさらに薄く視認性の高いディスプレイの研究開発を進めており、その製造技術確立に向けた先端研究の場としてこの台湾の施設が機能しているのかもしれない。
2015年12月16日フィリップスは8日、IPS-ADSパネルを採用する31.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM3201FC/11」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は36,800円(税込)前後。1,920×1,080ドット(フルHD)に対応した31.5型ワイド液晶ディスプレイ。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライト強度を自動制御し、コントラストを動的に調整しながら見やすく鮮やかな画面を出力する。加えて、画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト、彩度、鮮明度を調整する「SmartImage」も搭載。用途に合わせて、オフィス、写真、映画、ゲーム、エコノミーなどのモードを選択することで、表示を動的に最適化する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがIPS-ADSの半光沢(ハーフグレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が6.5ms(スマートレスポンス時:3ms)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW726×D180×H495mm、重量は6kg。
2015年12月09日ホリデーシーズンで盛り上がるニューヨーク。ニューヨークらしいウィットに富み、人々の目を楽しませ、気分をさらに高揚させるウィンドウディスプレイには話題がつきない。幻想的で美しいだけではなく、アイデアが熟考されたプランであること。街を訪れる人々へ向けた贈り物ともいえるような驚きと愛に満ちた提案は人々のこころを魅了する。■Barney’s New Yorkバーニーズ ニューヨークは、“アイス スカルプター(氷の彫刻家)” チームとして著名なOKAMOTO STUDIOとのコラボレーションによる氷の彫刻「THE ICE CARVERS」。トム・ブラウンが手掛けるMONCLER GAMME BLUEのバーニーズニューヨーク限定商品を身にまとい、店舗営業時間中のライブパフォーマンスを行う。チェンソーやドリルなど機材を用いて、ブロックアイスを動物やオブジェのかたちに削りだしていく。ウィンドウ内は氷の状態を維持できるよう改造され、ものづくりの始めから終わりまでの過程が見える実験的なギャラリーとして演出している。また、LEXUS とのパートナーシップによるディスプレイ「ARCTIC CHASE」は、極寒地に生息するペンギンのマスコットこと “ペニー” たちがLEXUS に乗り、架空都市のなかをカーチェイスしながら駆け巡る仕組み。まるでクラシックなおもちゃが現代的につくりかえられたかのようだ。コンセプトにあるのは、変化への挑戦。背景には Christie THREE SIXTY によるショートアニメーションが流れ、グリッターな光を放つ装飾が施されたミニチュアのLEXUSは3Dプリンタにより成形された3種モデル(LEXUS IS、GS F、RC F)。らせん状のレーストラックはカスタムレーストラックビルダーのGary Gerding が手掛けた。そのほかディスプレイでも“ICE”からインスパイアされた透明感ある繊細で自然美のが見られるミニマルな演出が見られた。先進的でエッジの効いたクールなアイデアはNYのクリエイターたちの間で既に高評だ。
2015年12月08日ふとんクリーナーメーカーのレイコップはこのほど、年末の大掃除シーズンに向けて、同社おすすめの「正しい年末のふとんケア」について説明する資料を公表した。まずは、「おすすめのふとんケア」を紹介。寝具の大掃除の際は、洗えるシーツなどはキレイに洗濯し、洗えないふとんやマットレスは干すか布団乾燥機で水分を除去したのちに、ふとんクリーナーでハウスダストを除去すると良いとのこと。高機能なふとんクリーナーはUV除菌や温風機能も付いているので、手軽に清潔・快適な掃除が可能だという。また、たまにはベッドマットの上下表裏を変えて体重による"へたり"を抑えること、大掃除で舞い散ったハウスダストがふとんにたまらないように掃除の順番を考えることも大切だとしている。大掃除の際に気をつけるべきポイントは、ハウスダストアレルギーは睡眠中に無意識に鼻や口に入り込むアレル物質により症状がでやすいといわれているため、直接肌が触れフケやアカがたまりやすい枕や上半身はより入念なケアを行うこと。また、人間が寝たふとんはダニにとってエサもあり、温度と湿度も保たれた快適な環境となるため、寝具表面だけでなく内側も見逃さないようにすること。そして、普通の掃除機で吸い込むとハウスダストが再飛散する可能性があるため、クリーナー選びには気をつけることだという。最後に、寝室の掃除を行うべき理由として、快適な睡眠環境を整えることは、ダイエットやインフルエンザ予防にもつながると説いている。具体的には、睡眠を改善すると免疫力アップ、美肌、ダイエット、学力向上、アンチエイジングにも効果があるとのこと。睡眠コンサルタントの友野なお氏は、10キロ以上のダイエットに成功したほか、重度のアトピーとパニック障害も改善したという。また、睡眠環境が悪くなり、睡眠時間が短くなると風邪の引きやすさは4.5倍になるとの研究データも出ている(参考: 厚生労働省健康局「健康づくりのための睡眠指針 2014」)。そして、清潔ではない寝具は肌荒れの大きな原因にもなると警告している。※画像と本文は関係ありません
2015年12月08日マウスコンピューターは7日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、31.5型AH-IPSパネルを採用したフルHD(1,920×1,080ドット)解像度の液晶ディスプレイ「ProLite X3291HS」を発売した。価格はオープンで、楽天市場での直販価格は39,800円(税込)。画面の表面処理には、グレア(光沢)とノングレア(非光沢)の中間であるハーフグレアを採用。ブルーライト低減機能「Blue Light Reducer」は3パターンの選択肢を用意し、LEDバックライトの光量を調整することで画面のちらつきを減らす「フリッカーフリーLEDバックライト技術」を搭載した。OSDでの画質調整としては、画面の暗い部分の色合いを10段階で調整する「黒レベル調整」や、ガンマ補正といった項目を備える。フルHD未満の解像度を表示するときのスケーリング機能では、ドットバイドット表示とアスペクト比固定拡大の表示が可能。そのほか主な仕様は、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1(ACR時12,000,000:1)、視野角が上下左右とも178度、応答速度(GtoG)が5msとなる。映像入力インタフェースは、HDCP対応DVI-D、HDMI、D-Subの3系統。スタンド機能は下3度/上21度のチルトのみで、対応VESAマウントは100mm、3W+3Wのスピーカーを内蔵する。消費電力は通常モードが36W(最大55W)、パワーマネジメント時が0.5Wで、3段階のエコモードを選択可能。通常モードと比較した場合の消費電力は、エコモード1で約15%削減、エコモード2で約25%削減、エコモード3で約45%削減となる。本体サイズはW737.5×D240×H523.5mm、重量は約7kg。
2015年12月07日ドスパラは4日、木製ディスプレイスタンド「DN-13436」を同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は各3,999円(税込)。木目を生かしたシンプルなデザインを採用したディスプレイスタンド。スタンドの下にキーボードや書類などを収納することで、机のスペースを有効活用できるほか、スタンドによってディスプレイの高さを上げることで首の負担を軽減できるという。机との接地面にはコルクを貼り付け、机にキズをつけないように配慮されている。本体サイズはW510×D232×H90mm、重量は1,280g。
2015年12月05日EIZOは3日、同社の液晶ディスプレイの調整を行えるスマートフォン向けアプリ「G-Ignition Mobile」を発表した。12月4日より無料で提供開始する。アプリの対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 8.4以上。なお、Android 6.0には2016年1月に対応予定だ。対応する液晶ディスプレイは、12月15日に発売される「FORIS FS2735」のみ(2015年12月3日現在)。EIZO製液晶ディスプレイ用のスマートフォンアプリ。対応の液晶ディスプレイとスマートフォンをBluetooth接続し、G-Ignition Mobileアプリからディスプレイの各種調整が可能だ。Bluetooth接続したスマートフォンから液晶ディスプレイを操作できるのは世界初(※)の機能で、EIZOはTVのリモコンを操作する感覚で電源オン・オフや入力端子の切り替え、画面の明るさ、色合いなどを調整できるとしている。 ※2015年12月時点。EIZO調べ。液晶ディスプレイの設定値を保存・共有できるクラウドサービス「G-Ignition Drive」との連携にも対応。G-Ignition Driveに保存された設定値を、G-Ignition Mobileアプリにダウンロードして液晶ディスプレイへ反映でき、設定値をより容易に共有できる。目の疲れを軽減する表示設定や、EIZOがスポンサーを務めるプロゲームチームの表示設定なども提供される予定だ。Bluetoothでつながっているスマートフォンへの着信やEメールの受信といった通知を画面上に表示する機能も持つ。FORIS FS2735が発売される12月15日時点では、電話 / Eメール / ソーシャル / ゲーム / インフォメーションの5種類の通知アイコンを選択できる。通知アイコンは今後バリエーションを拡大し、「有名ゲームのキャラクター」などの通知アイコンを2016年春に提供すると告知している。
2015年12月03日センチュリーは1日、10点マルチタッチに対応した10.1型液晶ディスプレイ「LCD-10000HT」を発表した。12月上旬に発売し、参考価格は税込39,960円。投影型静電容量方式タッチパネルを採用したモバイル液晶ディスプレイ。Windows 7以降を搭載したPCとUSBで接続することで、最大10点のマルチタッチ操作に対応する。解像度は1,280×800ドットのWXGAで、光沢感のあるグレア仕様となっている。また、HDCP対応のHDMIコネクタを備え、HDMI対応のPCやAV機器、ゲーム機などと接続して画面出力が可能なほか、モノラルスピーカーを搭載し、HDMI経由での音声出力に対応する。このほか、本体には3段階で角度の調整が可能なチルトスタンも搭載する。リフレッシュレートは60Hz固定、輝度は300カンデラ平方メートル、コントラストは600:1、応答速度は30ms、視野角は上下左右80度。電源はUSBバスパワーで、電力不足の際に利用する電源補助ケーブルが付属する。本体サイズはW252×D175×H33mm、重量は約850g。
2015年12月01日アイ・オー・データ機器は1日、3,840×2,160ドット(4K)解像度に対応した液晶ディスプレイとして、40型ワイドモデル「LCD-M4K401XVB」と、28型ワイドモデル「LCD-M4K282XB」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン。参考価格(税込)は、LCD-M4K401XVBが99,360円、LCD-M4K282XBが64,584円。○LCD-M4K401XVB3,840×2,160ドット(4K)表示が可能な40型ワイド液晶ディスプレイ。直販価格は99,360円。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×1、DisplayPort×1で、DisplayPortとHDMIで4Kの60Hz表示が可能。VA方式の液晶パネルを採用した。ブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」機能を搭載し、低減率を5段階で調整可能。表示モードも多彩で、子画面を含めた2画面表示が可能な「PIP(Picture In Picture)」や、2画面を等倍表示する「POP(Picture Out Picture)」といったモードを備える。また、3Aまでの給電が可能なUSBポート、ヘッドホンをかけておけるフックを本体に装備し、操作用のリモコンも付属する。主な仕様は、画面サイズが39.5型ワイドの半光沢(ハーフグレア)、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下左右とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1、応答速度が8.5ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が2.6ms(GTG)。6W+6Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウントは200mmに対応する。本体サイズはW906×D228×H567mm、重量は約12.4kg。○LCD-M4K282XB3,840×2,160ドット(4K)表示が可能な28型ワイド液晶ディスプレイ。画面サイズ以外の機能や仕様は上記の「LCD-M4K401XVB」に準ずるが、AMD FreeSyncテクノロジーに対応することで、主にゲームプレイ時のティアリングやスタックリングを防止する。スタンドは可動式で、上23度/下5度のチルト、左右320度のスイーベル、130mmの高さ調節に対応し、背面側にはケーブルホルダーも装備する。バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計も採用。リモコンは付属しない。主な仕様は、画面サイズが28型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下160度/左右170度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が2.2ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×1、DisplayPort×1。3W+3Wのステレオスピーカーを搭載。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW663×D245×H427~557mm、重量は約8.3kg。
2015年12月01日SHARPは11月26日、パソコンやタブレット端末、スマートフォンと簡単にワイヤレス接続できる大画面70V型/60V型のタッチディスプレイ「BIG PAD(PN-L703W/PN-L603W)」を発売すると発表した。同ディスプレイは、マルチOS対応のワイヤレス接続機能を搭載しており、接続用のアプリケーションをインストールした端末内のデータを、配線なしで大画面に映し出せる。インストールレス接続にも対応しており、同梱のアダプター「ワイヤレストークン」をパソコンのUSBポートに挿すことで、接続用アプリケーションをインストールしなくてもワイヤレスで接続できる。また、フルスクリーン表示に加えて、4画面同時表示にも対応しており、円滑なミーティング運営をサポートする。機能面では、ワイヤレス接続中に画面上にペンや指で書き込める「オーバーレイ描画機能」を内蔵し、書き込み後の画面をキャプチャーして接続中のパソコンやUSBメモリーに保存できる。さらに、パソコンと接続しなくても、必要な時にすぐに立ち上げて「書く・消す・保存」ができる簡易ホワイトボード機能も備えている。さらに、さまざまなファイル形式のデータを軽快にタッチ操作できるビューアーアプリケーション「SHARPタッチビューアー」に対応し、異なる形式の複数のファイルを1つの画面上に並べて表示できる。また、Windows上の「ペンデジタイザー」入力にも対応しているため、入力モードを切り替えることなく、ペンによるタッチか指によるタッチかを自動で判別する。2016年2月上旬発売予定の70V型ワイドの「PN-L703W」、2016年3月上旬発売予定の60V型ワイドの「PN-L603W」とも価格はオープン。専用フロアスタンドや壁掛け金具などの周辺機器も別売する。
2015年11月27日米Appleが2018年にも同社iPhoneに有機ELディスプレイ(OLED)技術を採用すべく、複数の部品メーカーらに通達を出したというニュースが話題になっている。実際にiPhoneは既存の液晶ディスプレイ(LCD)からOLEDへと置き換えられていくのだろうか。同件は日本経済新聞が報じている。また、同じ内容で英語版にあたるNikkei Asian Reviewで全文が公開されているので興味ある方は確認してほしい。それによれば、Appleは2018年にも登場するiPhoneにOLEDを採用する計画で、同技術への適合や増産に向けた投資を打診しているという。実際、すでにサプライヤの1社であるLG DisplayがOLED増産に向けた設備投資を表明している。ただし、スマートフォン等で利用される中小型のOLEDパネルは、AMOLED方式を採用するSamsungが圧倒的シェアを獲得しており、同社Galaxyシリーズに全面採用している。一方でLG DisplayのOLED増産はTV向けの大型パネルも含んでいるが、iPhoneを含む世界のスマートフォンでの採用を見込んだ中小型パネルの外販を目指しているとも考えられ、OLED開発競争が加速する可能性がある。現行iPhone向けのLCDパネルサプライヤとしては、上記2社のほか、日本のシャープとジャパンディスプレイ(JDI)の2社がいる。日経新聞の同報道を受け、日本時間で11月26日は売上損失懸念から両社ともに株価が急落している。JDIは、産業革新機構(INCJ)、ソニー、パナソニックの3社とともにJOLED(ジェイオーレッド)というジョイントベンチャーを設立し、2017年以降をめどにOLED製品の開発と量産を発表しているが、現時点ではモニター向けの中型パネルやサイネージなど、すでにスマートフォン向けで大きなシェアを握るSamsungらとは直接競合しにくい領域を選択している。もし今回の報道が事実であり、Apple側の要請を受けてiPhone向けの量産計画を立てるのであれば、その動向が注目される。このiPhoneでのOLED採用については、興味深いレポートをKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が、つい2週間ほど前に発表している。Mac Rumorsによれば、同氏はiPhoneでLCD向けバックライトを提供しているミネベアをはじめとするサプライチェーンらの情報を総合し、少なくとも今後3年間はAppleがiPhoneでOLEDを採用することはないと結論付けている。また、iPhone組み立ての主力企業であるFoxconnことHon Hai Precision IndustryがTFT LCDの製造ラインの大規模投資を行っており、この大量生産が2018年にスタートする見込みであることから、3年という期間を超えてもなお、既存のLCD技術をiPhoneで採用し続ける可能性があるとも分析している。2018年という部分が偶然にも一致した2つのレポートだが、その後の展開を巡っては両者の意見は完全に異なっていることになる。実際、2018年というのは年1回新製品がリリースされるiPhoneにおいて3世代先の話であり、どのディスプレイ技術が採用されるかは完全に未知数の世界だ。ただ、Appleの会計年度で2015年度時点ですでにiPhoneの世界販売台数は2億台を突破しており、もし今後も順調に7~10%程度の年率成長を果たしていくのであれば、2018年には2.45~2.66億台の年間販売台数に達する。仮に横ばいで推移したとしても、2億枚のパネル需要をOLEDで満たさねばならず、サプライヤの限られるOLED 1本にディスプレイ技術を絞るのは3年先の話とはいえAppleにとって大きなリスクになると筆者は考える。Appleは「Apple Watch」でOLED技術を採用しているが、未公表ながら必要パネル枚数は数百程度とiPhoneのボリュームに比べても著しく低く、その意味でのリスクはなかった。そのため、仮にOLEDを採用するのであっても、iPhoneのラインナップに応じて同じ世代でディスプレイ技術を使い分ける可能性もあるのではないかと予想する。
2015年11月26日シャープは11月26日、PCやスマートフォンなどとワイヤレス接続できるタッチディスプレイ「BIG PAD」を発表した。発売は70型の「PN-L703W」が2016年2月上旬、60型の「PN-L603W」が2016年3月上旬。本体価格はオープンで、推定市場価格(税別)はPN-L703Wが1,000,000円前後、PN-L603Wが810,000円前後。オフィスの会議室に設置するミーティング用途やホワイトボードの代替、学校の教室といった利用を想定している。BIG PADは、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)または有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)経由でPCなどのデバイスと接続し、デバイスの画面をそのまま表示できるタッチディスプレイ。接続中のPCは、BIG PADの画面でタッチ操作が行える。同梱のアダプター「ワイヤレストークン」を、BIG PADと接続したいデバイスのUSBポートで使用すると、接続用アプリケーションをインストールせずにBIG PADとのワイヤレス接続が可能。ワイヤレス接続時に、画面上にペンや指で書き込める「オーバーレイ描画機能」を内蔵。4人までの同時書き込みに対応している。書き込み後の画面はデータとして保存可能だ。ワイヤレス接続時にはフルスクリーン表示のほか、4画面を同時に表示できる。PCレスで書き込みや保存が行える簡易ホワイトボード機能も搭載した。赤外線遮断検出方式タッチパネルを採用し、本体には出力10W×2のステレオスピーカーを内蔵。各種のデータをタッチ操作で参照・比較できるアプリ「SHARPタッチビューアー」に対応している。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、液晶パネルがLEDエッジ型、視野角が水平160度/垂直160度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1、応答速度が6ms。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×2、DisplayPort×1。本体サイズと重量は、70型が約W1,647×D94×H1,010mmで約61kg。60型が約W1,437×D94×H890mmで約48kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X v10.9 / 10.10、iOS 7.0以降、Android 4.0以降。
2015年11月26日アイ・オー・データ機器は18日、ブルーライトを低減する「ブルーリダクション機能」を搭載した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF244ED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックを用意。12月下旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別23,800円前後。長時間の使用に配慮した、23.8型ワイド液晶ディスプレイ。長時間の連続使用を避けるため、一定時間でアラートメッセージを表示させる「VDTモード」を搭載し、目が疲労しないよう警告を表示する。表示メッセージはカスタマイズも可能。このほか、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計や、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」機能を搭載。ブルーライトの低減率は5段階で調整できる。液晶パネルには広視野角のADSパネルを使用し、本体はベゼル幅13.9mmの狭額ベゼル設計。PC電源と連動してディスプレイの電源をオン / オフする「自動電源オフ機能」も搭載する。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が6.1ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度 / 下-5度で調整可能。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW557×D210×H409mm、重量は約4.2kg。
2015年11月18日米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。
2015年11月13日EIZOは28日、液晶ディスプレイ画面の色合いといった設定値をクラウド上に保存して共有できるサービス「G-Ignition Drive」を発表した。主にゲーミング環境を想定しており、10月28日から開始する。液晶ディスプレイの設定は、ディスプレイ本体かPC上の専用ソフトウェアに設定値を保存するのが一般的だが、このサービスを利用してクラウドに保存して共有することにより、自分の設定値を知人が使用したり、他人の設定を自分のディスプレイに適用したりできる。設定の保存はゲームのタイトルごとに行えるので、ゲームタイトルを選んでインポートすれば瞬時に最適な設定でプレイが楽しめる。日本の「DeToNator」や、スウェーデンの「Ninjas in Pyjamas」などのプロゲームチームも「G-Ignition Drive」で設定を公開中。プロの画面設定がどのようなものなのかを確認したり、プロゲーマーと同じ画面設定でゲームをプレイできる。「G-Ignition Drive」対応液晶ディスプレイは、「FORIS FG2421」、「FORIS FS2434」、「FORIS FS2434-R」など。対応ソフトは「G-Ignition Version 2.0」。
2015年10月28日マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、業務用となる21.5型タッチ対応モデル「ProLite T2234MC-B1X」を発表した。10月23日から発売する。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は92,448円(税込)。ProLite T2234MC-B1Xは、投影型静電容量方式の10点マルチタッチに対応した21.5型の液晶ディスプレイ。Windows 7 / 8 / 8.1のOS標準タッチドライバで動作し、Mac OS 9とOS X用のドライバも提供される。Windows 10については、基本的なタッチ操作が可能なことは確認済みだが、すべてを保証するものではないとしている。本体のフロントベゼル正面は、IP65の防塵防滴に適応。常に水がかかる環境を除いて、医療や工場の現場、店舗の操作端末など、さまざまな場所での使用を想定している。主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、バックライトがLED、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル(タッチパネル装着時は225cd/平方メートル)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度が14ms(GtoGは8ms)。映像入力インタフェースはDVI-DとD-Subで、そのほかタッチパネル通信用のUSBポートがある。スタンドのチルト角は90度と大きく、画面の縦回転(ピボット)も可能。ネック部分には、各種のケーブルをまとめておくケーブルホール/カバーを設けている。VESAマウントは100mmに対応。消費電力は標準27W、最大30W、パワーマネジメントモードで最大2Wとなっている。本体サイズはW517.5×D219×H351.5mm、重量は7.2kg。
2015年10月21日パイオニアは10月7日、カロッツェリアブランドから2Dメインユニットタイプのディスプレイオーディオ「FH-9200DVD」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は39,800円前後(税込)。FH-9200DVDは、タッチパネル式の7V型(ワイドVGA)ディスプレイを採用。タッチやフリック、スライドなどスマートフォンのような直感的な操作が可能だ。高コントラストでメリハリのある画質を実現する「ブリリアントフィニッシュパネル」の採用により、動画もクリアに表示できるという。高性能なDSPにより、各スピーカーからの音の到達時間をコントロールして音像を定位させる「タイムアライメント」や、13バンドのグラフィックイコライザーも搭載。圧縮音源の補間を行う「アドバンスド・サウンドレトリバー」も搭載した。光学ドライブはDVD。USBデバイスからの音楽・動画再生も可能だ。Bluetooth機能も搭載しており、ペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話のハンズフリー通話にも対応する。iPhoneを使用した場合には、Siriによる音声認識操作も可能だ。ドコモ ドライブネットナビ(Android版)の表示と操作に対応する「マップリンク機能」を搭載。ドコモ ドライブネットナビは、NTTドコモとパイオニアが共同開発したアプリで、NTTドコモの端末でのみ使用可能だ。ドコモのスマートフォンをUSB接続することで、ドライブネットナビの画面がメインユニットの画面に表示される。月額使用料は300円だ。○6.2V型モニターを採用する「FH6200DVD」も同時発売6.2V型の「FH-6200DVD」も同時に発売する。推定市場価格は29,800円前後だ(税込)。Bluetoothは非搭載となる。
2015年10月08日シャープは10月6日、フリーフォームディスプレイ(FFD)の進化形として、12.3型FFDの中央部が凸型に湾曲した「曲面型FFD」など新たに4種類のFFDを開発したと発表した。曲面型FFDは、曲面デザインが多い自動車のダッシュボードなどへの搭載を想定して開発されたもので、残りの3種類も円形型ディスプレイの周囲に操作ダイヤルを備えた「ダイヤルUI搭載円形型FFD」、車のバックミラーを想定しFFDの側面にタッチセンサを備えた「エッジUI搭載ミラー型FFD」、そして「台形型FFD」と、自動車への搭載を意識したものとなっている。なお、これらのFFDは10月7日より千葉県・幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN2015」の同社ブースにて展示される予定だという。
2015年10月06日●生まれ変わったスタンダードモデルレイコップ・ジャパンは10月5日、ふとんクリーナーの新製品「レイコップ RS2」を発表した。発売は10月29日で、希望小売価格は税別37,000円だ。新製品のレイコップ RS2は、2013年10月に発売された「レイコップRS」の後継機種。現在発売中のレイコップシリーズの中では、スタンダードモデルにあたり、最上位モデルの「レイコップRP」と、エントリーモデルの「レイコップLITE」の中間的な位置づけとなる。なお、旧モデルのレイコップRSも併売していく。新機能の目玉となるのは「ふとんケアコントロール」。従来は吸引力の強弱切り替えしかできなかったが、レイコップ RS2は布団の種類と素材に合わせて、ブラシの回転数、叩きの回数、吸引力を最適化した3つのモードを搭載した。用意されるモードは「敷き布団」「掛け布団」「羽毛布団」。掃除したい寝具に合わせてモードを切り替えられる。フィルターのハウスダストの量を圧力センサーで感知し、フィルターの手入れ時期を知らせる「標準フィルター洗浄お知らせ機能」を新しく搭載。そのほか、布団表面に照射し除菌を行うUVランプを、従来の8Wから最上位モデルのレイコップRPと同じ11Wにアップした。「ふとんブラシ」と吸込口の幅は従来の14cmから20cmに広くなり、一度にカバーできる範囲が拡大したことで、清掃時間の短縮につながったとしている。また、これまでは別売だった収納台も同梱されることになったほか、電源コードも本体内へ巻き取るコードリール式へと改良されている。肌に直接触れる寝具に使用する機器であるという点から、底面と電源コードにも抗菌加工が施された。本体サイズはW383.1×D434.8×H166.4mm、重量は約2.4kg。従来モデルに比べて、幅が約2cm、高さが約1cmほど大きくなり、重さが100gほど増えている。一方で、定格消費電力は従来の350Wから300Wへと小さくなり、吸込仕事率は弱くなっているが、「それぞれのモードで吸引力、ブラシ、叩き回数を最適化しているので、効率よくハウスダストを除去できる」という。布団を叩く「たたきパッド」は引き続き2つ。叩きのスピードは、従来モデルでは毎分4,000回に固定されていたが、新モデルでは毎分4,600~5,000回の範囲で変動するうえ、より高速になった。次ページでは、同日に開催された新製品発表会、およびトークセッションの様子をレポートする。●日本を拠点に世界へ○良い睡眠から健康な暮らしが生まれる新製品発表会には、レイコップ・ジャパン 代表取締役社長 リ・ソンジン氏が登場。「医師の信念とテクノロジーをひとつに融合させ、確かに実感できる『清潔で快適な睡眠環境』を提供し、すべての大切な人々の健康な暮らしを実現する」というブランド理念を発表した。加えて、9月には「レイコップ・コリア」の新社屋が完成し、工場もリニューアルしたことを明かした。レイコップ・コリアとジャパンは協力・連携して研究、設計、量産を行っていき、レイコップ・ジャパンを商品企画、および販売、マーケティングのヘッドクォーターと位置付けていくことを表明した。○ふとんケアに必要な4要素続いて登壇し、新製品について説明したレイコップ・ジャパン 営業部 部長の溝上武朗氏によると、2013年にレイコップ・ジャパンが日本で本格的にふとんクリーナーを展開して以来、日本での累計販売台数は300万台を突破(2015年5月末、レイコップ・ジャパン調べ)。また、ふとんクリーナー所有者のうち、レイコップ・ジャパン製品の所有率は70.4%以上だという。これまでもこれからも、レイコップ・ジャパンが布団のケアに必要だと考えるのは「UV」「たたき」「温風」「清潔性」の4つで、この要素を満たす製品の開発や設計を行っていく。「レイコップは布団に吸い付かない絶妙な吸引力であり、たたきとの相乗効果で効率よくハウスダストを取り除けるようにしている」と溝上氏は語り、吸引力の強さだけがふとんクリーナーに求められているわけではないという見解を示した。吸引したハウスダストを空気中に再び飛散させないようにすることも、ふとんクリーナーにおける重要なポイント。「ダストボックスのゴミを捨てる際、ゴミ箱などに捨てるのが一般的だが、それだけでも半径80cmの範囲で周囲にハウスダストなど飛散してしまうとわかった。しかし、ダストボックスを水中で洗浄すれば飛散を抑えられる」との理由で、水洗いできるダストボックスを採用している。○R&Dセンターでの研究成果レイコップ・ジャパンのR&Dセンターでは、第三者機関と連携し、ダニを中心とするハウスダスト研究やさまざまな検証を行っている。レイコップ・ジャパン プロダクトマネジメント部 R&Dリーダーの三澤郁子氏によると、UVランプの中でもレイコップシリーズに採用しているUV-Cランプは特に除菌効果が高く、ワット数と照射時間を変えて大腸菌と黄色ブドウ球菌の生存率の変化を検証した結果、すべてのワット数のUV-Cランプで99.9%の除菌効果が認められたという。さらに、ダニの卵は通常7日程度でふ化するが、UVランプを5秒間照射して7日経った卵のふ化率は約1/3に減少。ダニの生体に1日2回のUV照射を21日間続けた場合の致死率は約9割。UVランプの照射はダニの生体にも有効であるという研究結果を紹介した。発表会には、睡眠を改善することで10kg以上のダイエットに成功したという元ミス日本かつ睡眠コンサルタントの友野なお氏を招いたトークセッションも行われた。友野氏は自らの経験も踏まえ、「良質な眠りがダイエットや学力向上、アンチエイジングなどの美肌効果などに効果的であることは国内外で科学的にも立証されている。睡眠の質は人生の質そのものであり、改善のためには、まず寝具環境をしっかり整えることが大事。快眠のための手段はいろいろあるが、寝具のこまめなケアで、衛生面を改善するところからスタートしてほしい」とアドバイスした。
2015年10月05日