女優のデイジー・リドリーが、ジェームズ・コーデンがタイトルロールに決まっている『ピーターラビット』映画版で声優を務めることになった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイ役を演じ一躍有名になったデイジーは、ビアトリクス・ポター著作の児童小説を基にソニーの傘下コロンビア・ピクチャーズが贈るライブCGアニメーションの中で、キャラクターの1人の声を担当する。同作品は、1943年に77歳で亡くなった作家でイラストレーターのポター生誕150周年を記念して、2018年4月に公開予定。おなかをすかせたウサギのピーターが、マクレガーさんの畑に忍び込んだことから巻き起こる事件を描く作品になるようだ。現在デイジーがどのキャラクターの声を担当するのかは明らかになっていないが、これまでに発表されている声優陣の中には、ベア役を務めるローズ・バーン、『ナイト・マネージャー』に出演しているエリザベス・デビッキらが名を連ねている。監督はウィル・グラックが務め、『ザ・レゴ・バットマン・ムービー』『ザ・レゴ・ニンジャゴー・ムービー』などにも携わっているアニマル・ロジックがプロデュースを担当。来年1月からオーストラリアのシドニーで製作がスタートする。ポター著作の『ピーターラビット』シリーズは、1902年に英国の児童書籍出版社フレデリック・ウォーン社から出版され大ヒットを飛ばし、現在までに35か国語に翻訳され1億5000万部以上の販売数を誇るベストセラーとなっている。(C)BANG Media International
2016年09月28日2018年4月に世界公開が予定されている「ピーターラビット」の実写とアニメが融合したハイブリッド映画に、デイジー・リドリーと『華麗なるギャツビー』のエリザベス・デビッキの出演が決定した。イギリス出身の絵本作家ベアトリス・ポターによる世界的な人気を誇るキャラクター「ピーターラビット」が、『LEGO(R) ムービー』を手掛けたオーストラリアのVFX制作会社アニマル・ロゴにより絵本から実写とアニメの世界に飛び出す。「Variety」誌によれば先月、ローズ・バインが主役の女性「ビー」役に、ジェームズ・コーデンが声優としての出演が発表されており、今回発表になったデイジーとエリザベスの具体的な役柄は不明だが声優での出演になるとのことだ。製作陣は『ANNIE/アニー』の監督・製作・脚本を務めたウィル・グラックが監督・製作と脚本の改訂を、『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』のロブ・リーバーが脚本を担当する。「ピーターラビット」関連の絵本の出版や権利の管理等を行っているペンギン・ランダムハウス社は、「ベアトリス・ポターの世界と、愛すべきお茶目なピーターラビットが、新しい観客に見てもらえる機会に恵まれて大喜びしています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2016年09月27日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイ役を演じたデイジー・リドリーが、『スター・ウォーズ』最新作の正式なタイトルについて言及した。ポッドキャスト番組「My Dad Wrote a Porno」に出演し、最新作『スター・ウォーズ エピソード8』のサブタイトルについて尋ねられたデイジー。「タイトルを聞いたことは聞いたんだけど、本当にそれになるかどうかはわからないの」と濁した。さらに詳しい話を迫られると「タイトルは撮影が始まる前に聞いたというくらい、ずっと前に聞いたものだから…。制作過程では色々な微調整があるしね。だから、正式なタイトルが発表されるのにはしばらく時間がかかりそうね」と語った。公開の13か月前にタイトルが発表された2015年12月公開の前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、撮影中は違うタイトルが伝えられていたというので、デイジーのコメントには納得がいく。前作と同じタイミングであれば、タイトルの発表は今年11月に期待ができそうだ。ところでデイジーがゲスト出演した同ポッドキャスト番組は、「60歳の父親が書いたポルノ小説を友だちと読む男の話」を放送しているもので、デイジーの母親が大ファンだという。デイジーは「私の人生の中で、この番組への出演がママにとって一番私を誇りに思うことだと思う」と笑った。(C) BANG Media International(Hiromi Kaku)
2016年08月29日シリーズの10年ぶりの最新作にして、新たな3部作の第1作目として世界中のファンを沸かせた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。先日、“スター・ウォーズの日”に発売されたMovieNEXに収められている膨大なボーナス・コンテンツの中から、新ヒロインに大抜擢されたデイジー・リドリーの魅力に迫る貴重な映像が、このほどシネマカフェに到着した。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独な女性・レイ(デイジー・リドリー)は、謎のドロイドBB-8とストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と出会い運命が一変する。一方、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン(アダム・ドライバー)率いる帝国軍の残党であるファースト・オーダーは、 消えたとされる最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ミハル)の行方を追っていた――。今回の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXには、約2時間にも及ぶ膨大なボーナス・コンテンツが収録。劇場公開時には秘密のベールに包まれていた製作の舞台裏をも垣間見ることができる。初めて明かされる製作秘話や、製作陣・キャストたちの数々のインタビュー、特撮シーンなどまさにファン垂涎のボーナス・コンテンツはファン必見だ。そして今回解禁されたのは、本作で一躍スターダムに駆け上ったデイジーの魅力を語る映像。「求めていたのは、もろくてタフで怖がりの人物を演じられる無名の新人だった」と語るのはJ.J.エイブラムス監督。さらに、伝説的超大作だけにヒロイン探しはかなり難航し、あまたあふれる志願者のなかで、すべての条件を満たしたのはデイジーだけだったとも熱弁した。また、オーディションに参加した際のデイジーの貴重な映像をも流れ、彼女がいかに逸材だったかが一目瞭然。拷問シーンをリクエストされた際に、感情を爆発させ涙を流す姿に、監督も「圧倒された」と驚きを隠せない様子だ。新3部作の第1作目となった本作で最も画期的だった点は、主人公が女性キャラクターという点。デイジーは重責のヒロインを見事に熱演し、主演としての存在感を世に知らしめた。ロンドン出身で当時23歳の彼女は、それまでの本格的な演技経験としては、端役を何度かと死体役が一度だけ。ところがデイジーは、この映画のためのトレーニングという試練をしっかりと乗り越えてみせ、監督を感心させたという。またデイジーは、「小さな少女たちがレイを見て『私も強くなれる。私もタフになれる。私にも人間関係を築くことができる』を思ってくれること」を誇りに思っているとコメント。さらには、「レイは独立心が強いけれど、絆を築いているし、弱気で傷つきやすくなることだってあるわ。こんなに素晴らしく強くて成熟した女性キャラクターを演じる機会をもらえて最高だわ」とふり返った。キュートなルックスと芯の強さを兼ね備えた新ヒロインは、現在、エピソード8の撮影の真っただ中。彼女の今後の活躍からもますます目が離せないが、まずは本編と一緒にこちらの映像を含めたボーナス・コンテンツも堪能してほしい。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXは発売中(デジタル配信中)。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年05月11日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で大ブレイクしたデイジー・リドリーが、第二次大戦を舞台にした『The Lost Wife』に主演することになった。リドリーが演じるのは、ユダヤ人の若い女性。ナチがプラハを侵略した時、彼女は夫と離れ離れになってしまう。戦争が終わるまで、アーティストとしての才能を使って生き延び、戦後長い間たってから、奇跡的にアメリカで夫と再会するという物語らしい。その他の情報脚本は『プロヴァンスの贈りもの』『白雪姫と鏡の女王』のマーク・クライン。監督には、マーク・フォースターが興味を示していたが、スケジュールの関係で、無理になったようだ。リドリーの次回作は、来年12月公開予定の『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』。ほかに、J.J.エイブラムスがプロデュースするファンタジー映画『Kolma』への主演も決まっている。文:猿渡由紀
2016年04月27日いよいよ本日4月27日(水)より、先行デジタル配信がスタートする『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。世代も文化も、国境も超えて愛され続ける『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作の幕開けとなる本作から、初となるオフショット映像の一部が解禁。ヒロインのレイを演じたデイジー・リドリーが、フィン役のジョン・ボイエガとともに撮影の合間に練習したという見事なラップを、ノリノリで披露する映像が到着した。劇中では、砂漠の惑星ジャクーで家族を待ち続ける孤独な女性レイと、戦うことに疑問を覚えたストームトルーパーの脱走兵フィンを好演したデイジーとジョン。2人は、現場ですっかり意気投合し、とにかく兄妹のように仲が良いことで知られている。解禁となった映像では、ジョンがボイスパーカッションでリズムを刻み始めると、デイジーが思い切り、自作のラップを歌い上げる。そのラップに合わせるかのように、J.J.エイブラムス監督、レイア・オーガナ役を演じたキャリー・フィッシャー、ポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザック、そして幾多のストームトルーパーまでもがノリノリで踊る姿が収められており、まるでお祭りのよう!伝説のSF映画『スター・ウォーズ』最新作の撮影には、かなりのプレッシャーがあったはずだが、そんな重圧を押しのけるように心から楽しんでいたことが伝わってくる映像となっている。さらに、『エピソード6/ジェダイの帰還』の反乱同盟軍時代から活躍し、本作にも登場している、あのアクバー提督のダンス姿にも注目だ。これまで解禁されてきた映画のメイキング映像とは一線を画す、楽しいオフの様子が収められた貴重なこの映像。フルバージョンは、映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」でデジタル配信(MovieNEX ワールド付)を購入したユーザーと、MovieNEX購入者が楽しめるスペシャルサイト「MovieNEX ワールド」にて後日アップされる予定という。ついに自宅にやってくる、映画の枠を超えた“新たな伝説”を見逃さないで。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXは5月4日(水)より発売(※デジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日2016年の幕開けを記録的大ヒットで飾った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、いよいよ5月4日(水)よりMovieNEXにて登場する。このほど、MovieNEX購入者とデジタル配信(MovieNEX ワールド付)を購入したユーザーが楽しめるスペシャルサイトでしか見ることができない、貴重な特別映像の一部が公開された。本作のヒロイン、レイ役のデイジー・リドリーと、フィン役のジョン・ボイエガがライトセーバーでの撮影について語っている。世界中で大旋風を巻き起こし、映画の枠を超えた“金字塔”を次々打ち立てた『スター・ウォーズ』シリーズ。新ヒロイン、レイとストームトルーパーの脱走兵フィンに、新ドロイドのBB-8、十字のライトセーバーを操るカイロ・レンら新しい伝説の担い手とともに、ハン・ソロ、レイア・オーガナ、ルーク・スカイウォーカーらシリーズファンにはおなじみのオリジナルキャラクターも結集し、熱狂を呼んだ。本作については劇場公開前まで、作品の内容について厳重な箝口令が敷かれていたが、今回到着した映像では、これまで詳細について全く口を開かなかったデイジーとジョンが、「ようやく話せる」と安堵した表情で語り始める。いまとなっては「忘れられない最高の経験だった」と話す2人だが、ライトセーバーの殺陣をこなすために、なんと3か月間にも及ぶ過酷なトレーニングをしていたことを告白。ジョンは、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン役のアダム・ドライバーの剣さばきについて、「ぐっと重みを感じた。彼は容赦しないんだ」とふり返り、ともにトレーニングを積んできた、ほかのキャストたちの迫真の演技も称えた。実は、本作のライトセーバーは、実際に光るように作られていたという。デザイナーたちは9,000lm(ルーメン:光束の単位)と、スタント用に3,000lmのLEDを使用した2本のライトセーバーを用意。一般的に車のヘッドライトが約3,000lmといわれており、それと同じ程度か、それ以上のまばゆい光を放つライトセーバーを駆使しながら、彼らはあの白熱の演技を繰り広げたわけだ。なお、本映像のフルバージョンは、4月27日(水)以降、MovieNEX ワールドで視聴可能になる予定。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXは5月4日(水)より発売(※4月27日(水)よりデジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年04月22日女優のデイジー・リドリーが19日、イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子に『スター・ウォーズ:エピソード8』の撮影現場を案内したそうだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で昨年デビューしたデイジーは、ルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルと共に、現在新作の撮影が行われているバッキンガムシャーにあるパインウッドスタジオを2人に紹介した。ウィリアム王子とヘンリー王子は小道具を手にとったり、ライトセーバーを振りかざして遊んだりとその現場をとても楽しんだようだ。ライドセーバーが赤い色に変わった時にヘンリー王子はウィリアム王子に対して「なんでいつも僕が悪役にならなきゃならないんだ?」と冗談交じりに話しかけ、その後怖い声で「さあ来い、ダンスをしよう」と続けるもウィリアム王子に「後で外でできるじゃないか」と冷静に返されてしまったそうだ。その後、ヘンリー王子はチューバッカと、ウィリアム王子はBB-8と対面を果たし、ケンジントン宮殿の公式ツイッターには、2人の見学の様子を写した一連の写真とともに「ヘンリー王子に新しい友達ができました」「ウィリアム王子にもです!」とツイートされている。2人はフィン役を演じたジョン・ボイエガやライアン・ジョンソン監督とも会話を楽しんだという。王子たちと対面を果たす前、マークは自身のツイッターで、キャリー・フィッシャー演じたレイア姫の双子の兄弟を演じたことでルーク・スカイウォーカーは王子に分類されるかどうか聞いてみたいとその意気込みをツイートしていた。「ウィリアム王子とヘンリー王子に会うんだ! ついについに、レイア姫の兄弟として僕が王子かどうか答えることができる日がやってきたよ」撮影現場ツアーのあとにウィリアム王子とヘンリー王子は、ケンジントン宮殿公式ツイッターを通して「スター・ウォーズのみなさん、パインウッドスタジオでの素晴らしい一日、ありがとうございました」と感謝を示した。(C)BANG Media International
2016年04月21日女優のデイジー・リドリー(23)が、『トゥームレイダー』の序章となる新作でヒロインのララ・クロフト役を演じる出演交渉を行っているようだ。オリジナル版でアンジェリーナ・ジョリーが演じた人気ゲームキャラクターの考古学者ララの若かりし頃を演じる候補に挙がっているというデイジーだが、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役で一躍国際的スターとなったデイジーは、同シリーズの続編の撮影で多忙な日々を送っているところだ。1996年にイギリスのゲーム会社コア・デザインが制作した同名ゲームの映画化となる2001年作と2003年公開の『トゥームレイダー2』は、アンジェリーナの活躍もあり、大ヒットとなっていた。新作の内容についてはほとんど明らかになっていないものの、2015年発売の『ライズ・オブ・トゥームレイダー』では、ララの冒険の始まりが描かれている。前作を手がけたエヴァン・ドハーティ、マルティ・ノクソン、ホーク・オストビーが初稿を書き上げており、ワーナー・ブラザースとMGMが製作と配給を手がけている。(C)BANG Media International
2016年03月12日ワーナー・ブラザースとMGMが共同製作/配給するリブート版『トゥームレイダー』の主演候補に、『スター・ウォーズ』のデイジー・リドリーの名前が挙がっているようだ。Deadline.comが伝えた。しかし、現在はまだほかにも多くの候補を考えており、オファーはなされていないという。その他の情報『トゥームレイダー』をリブートする企画は数年前から進められていたが、2013年にゲームがリブートされたことで、勢いを増したようだ。オリジナルの『トゥームレイダー』は、アンジェリーナ・ジョリーが『17歳のカルテ』でオスカー助演女優賞に輝いて間もない2001年に公開。2年後には続編が公開された。リドリーは、現在、『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』を撮影中。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』3月25日(金) 上映終了『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開文:猿渡由紀
2016年03月11日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリーが、『トゥームレイダー』のリブート作のヒロイン、ララ・クロフト役の有力候補に挙げられていることが分かった。映画サイト「Deadline」によると、人気コンピュータゲームを映画化した『トゥームレイダー』(’01)で、アンジェリーナ・ジョリーが演じたヒロインのトレジャーハンター、ララのキャスティング選考は始まったばかりで、複数の女優が候補として名前が上がっている段階。デイジーは関係者と話をしているが、まだ交渉やオファーには至っていないという。ララの設定は、考古学者で伯爵の父を持つイギリス女性。イギリス出身で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でもしなやかな身体能力で数々のアクションをこなし、強く美しいヒロイン、レイを演じたデイジーはまさに適役だ。彼女は現在『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)を撮影中で、同シリーズ以外への出演予定作はいまのところ未定だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月11日英モデルのデイジー・ロウが、下着ブランドのトリンプの新しい顔を務めることになった。デイジーは先月29日、同ブランドの「マジック・ワイヤー」コレクションの進化系であり、体のラインをきれいに見せる矯正スタイルも加えた2016年春夏コレクション「マジック・ブースト」のキャンペーンモデルになることを発表した。今回のコラボについては、「トリンプの新しい顔になれるなんて本当にうれしいわ。ブラが私に本当にフィットするのよね。あんなブラをずっと探していたのよ。1日中つけていられるほどつけ心地が良いのに、デザインもいいの。それこそが、マジック・ブーストのコレクションよ!」と喜びを語った。トリンプの広報担当は「デイジーはこのキャンペーンに完璧な人です。彼女はクールで自然なスタイルですし、このコレクションを身に着けた姿は素晴らしいです」「彼女が2016年のアンバサダーであることを発表することをうれしく思いますし、来年デイジーと一緒に仕事をすることが楽しみです」とコメントしている。(C)BANG Media International
2016年03月02日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)がデイジーやポピーなどの花をモチーフにした日本限定カプセルコレクションを発売した。イタリアの国花であるデイジーとヨーロッパで古くから親しまれているポピーがモチーフの同コレクション。ペールピンクとライトブルーの2色をベースに、白いデイジーと赤いポピーを散りばめ、華やかなコレクションに仕上げた。ウエアは50型以上のバリエーションで展開され、ブロケードのジャケット(28万9,000円)やニット(12万9,000円から)、ドレス(15万9,000円から)、スカート(9万3,000円から)、シャツ、パンツなどが登場する。この他、アイコンバッグ「シシリー」(21万9,000円から)も日本限定デザインで展開。パンプスやウェッジサンダル(6万5,000円から)、ウォレット(6万9,000円)、iPhoneケース(1万7,000円から)など約25種類のアクセサリーもそろう。展開店舗は、ドルチェ&ガッバーナ 銀座、ドルチェ&ガッバーナ 栄、ドルチェ&ガッバーナ 御堂筋、ドルチェ&ガッバーナ 伊勢丹新宿 WOMAN、ドルチェ&ガッバーナ 阪急うめだ本店 WOMAN、ドルチェ&ガッバーナ 大丸神戸にて。
2016年02月12日12月16日(現地時間)、ロンドン中心部のレスター・スクエアにて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ヨーロッパプレミアが開催。会場を埋め尽くす8,000人のファンが、新たな三部作の幕開けに歓喜した。『エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン・レイは、新型ドロイド「BB-8」やストームトルーパーの脱走兵フィン、伝説のパイロットのハン・ソロ、そして十字のライトセイバーを操るカイロ・レンらとの出会いによって、銀河を揺るがす壮大な運命へと導かれていく…。全世界を熱狂させた史上最大のワールドプレミアから2日後に開催された今回のヨーロッパプレミアには、TVカメラ80台、スチールカメラ100台と、ヨーロッパを中心とした世界各国の報道陣が集結。レーザービームのライトショーによる華やかなオープニング演出の後、J.J.エイブラムス監督をはじめとする一行がレッドカーペットに到着し、長旅の疲れも見せずファンサービスと報道陣へのサウンドバイツを行った。レッドカーペットには、エイブラムス監督と製作のキャスリーン・ケネディ、先日来日を果たしたデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーら“新しい主役たち”に加え、ルピタ・ニョンゴ、オスカー・アイザック、グウェンドリン・クリスティ、マックス・フォン・シドーら新キャスト、そしてハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルらが続々と登場した。本プレミアが“凱旋”となったイギリス出身のリドリーは「私の家族も来ていて、彼らに観てもらうのが待ち遠しいわ」と歓喜のコメント。同じくイギリス出身のボイエガは「僕は南ロンドン生まれだから、本当に最高の気持ちだよ!このポジションでここに来れて、この映画に関われていることは僕にとって本当に現実離れしているよ。でも、今これを受け止めて、この瞬間を大事にこの体験を満喫したいです」と喜びを語った。多くの豪華女性キャストに恵まれた本作についてエイブラムス監督は、「女性のキャラクターを物語の中心にしたいと思っていたんだ。キャリー・フィシャーやレイ(リドリー)だけでなく、ルピタ・ニョンゴやグウェンドリン・クリスティを迎えることができてうれしいし、僕たちのキャストの中には良い者、悪い者、パイロット、ストームトルーパーでたまたま女性というのも多くいるよ」とコメント。また、シリーズで好きなシーンを尋ねられると「ルーク・スカイウォーカーが2つの太陽を見ているところだね。なぜか、あのシーンは本当に大好きだよ」と語っていた。さらに、ハリソンからは日本のファンに向けて「日本のファンの方々も、長い間関わってきた作品の話続きが観れるので楽しめると思います。私たちは、日本の観客の方々のパワフルで暖かい歓迎をすごくうれしく思ってますし、感謝しています」とメッセージが送られた。ヨーロッパプレミアのゲストにはベネディクト・カンバーバッチや「クイーン」のブライアン・メイ、「テイク・ザット」のマーク・オーウェン、「オアシス」のノエル・ギャラガーなど多くのセレブが駆け付け、会場のファンをさらに沸かせていた。大きな盛り上がりを見せる中、ボイエガの「ロンドンへのサプライズだぜ!」という掛け声と共に、会場の巨大スクリーンにロンドンきっての観光名所でもあるトラファルガー広場のネルソン記念柱が映し出され、高さ50メートルの記念柱がブルーのライトセーバーカラ-に輝くというサプライズが!まるでトラファルガー広場に突然ライトセーバーが出現したかのような演出に、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)18時30分より全国一斉公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年12月17日ロサンゼルスで12月14日に開催された映画『スターウォーズ / フォースの覚醒』のワールドプレミアにて、出演女優のデイジー・リドリー(Daisy Ridley)がクロエ(Chloe)のドレスを纏って登場した。今回デイジー・リドリーが着用したのは、背中が大きく開いたデザインが特徴的なビスポークのシルクレースドレス。ポルカドットを手刺繍したチュールを使用したティアードスカートとシャンティレースの身頃から出来ている。なお、このドレスは、デイジーの同作出演を祝してクロエが特別に製作したもの。4人の職人が300時間以上をかけて作り上げた。
2015年12月15日シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から新キャストとなるデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、そして監督を務めたJ.J.エイブラムスらカギを握る4名が12月10日(木)昼頃、成田空港に到着した。『エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン・レイは、新型ドロイド「BB-8」やストームトルーパーの脱走兵フィン、伝説のパイロットのハン・ソロ、そして十字のライトセイバーを操るカイロ・レンらとの出会いによって、銀河を揺るがす壮大な運命へと導かれていく…。今回来日したのは、監督のJ.J.エイブラムスを筆頭に、砂漠の惑星・ジャクーで家族を待ち続ける孤独なヒロイン、レイ役のデイジー、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィン役のジョン、赤い十字のライトセーバーを操る、ダース・ベイダーを受継ぐ存在カイロ・レン役のアダムという主要キャスト3名。到着を待つファンの中にはキャラクターのコスチュームを着たファンや、悪役カイロ・レンが持つ十字のライトセーバーを手にした人、前日から夜通し待機していたという熱烈なファンを始め、約300人が詰めかけた。ヒロインのリドリーらが姿を現すとファンからは大きな歓声が上がった。「機会があれば日本に引っ越したい」とコメントしていたエイブラムス監督は「今回は、息子も来ているので、一緒に寿司を食べに行くのを楽しみにしているんだ」と笑顔で語った。今年4月以来2度目の来日となるデイジーは、「また日本に来られて夢のよう。日本食を楽しみにしています」と語り、監督と揃って日本食へのラブコール。一方、ジョンは「日本の漫画が大好きで、日本に来ることをすごく楽しみにしていたんだ。日本の街も散策したい!」と日本への熱い思いを明らかにした。日本の“侍”から影響を受けたといわれる悪役カイロ・レンを演じるアダムは、「『スター・ウォーズ』のプロモーションツアーで、一番楽しみにしていたのが“日本”なんだ。自分が演じた役のルーツになる国だからね」と話した。エイブラムス監督を含めたキャスト陣は、滞在中ジャパンプレミアや特別映像上映会、シークレットイベント、そして記者会見と来日プロモーションをこなす予定だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)18時30分より全国一斉公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年12月10日●新ヒロインとして体験した「想像を超える経験」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)の公開に向け、早くも熱気が高まっている。先月中旬に特報2が公開されると、世界中のファンが大興奮。東京・六本木では、4月28日より「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」も始まり、盛り上がりを見せている。新たなる3部作の第1作目となる最新作の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。本作では注目の若手女優デイジー・リドリーを新ヒロイン・レイ役に抜擢し、これまで同シリーズでは女性をメインキャストに起用することがなかったため、大きな注目を集めている。そんな中、レイ役のデイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディ氏が来日し、4月30日に都内で行われた「KICK OFF MEETING」で最新作をPR。来日中にインタビューにも応じてくれ、『スター・ウォーズ』シリーズの魅力、ヒロインを設定した狙いや希望、撮影現場での様子などを2人に聞いた。――これまで女性をメインキャストに起用することのなかった『スター・ウォーズ』シリーズですが、最新作でヒロインを設定した狙いや、本作に与える影響を教えてください。ケネディ氏:彼女が今回ヒロインとして強い女性を演じるわけですが、これからも続くこのシリーズにおいて、今後も強い女性キャラクターを作っていきたいと思っているんです。女性キャラクターが重要な役割を果たし、これまでの男性キャラクターと同じように神話を築いていくんです。レイはあらゆる女性が見て力づけられる存在だと思うので、年齢関係なく見てほしいです。映画界全体としても、もっと女性が活躍できる映画がたくさん作れるように、そういう先駆者になってほしいですね。ちなみに、ルーカスフィルムのストーリーを考える部門は、6人のスタッフのうち5人は女性です。――そのレイ役にデイジー・リドリーさんを選ばれた決め手を教えてください。ケネディ氏:オーディションで会った時に、とにかく新鮮な人で、希望を表すような人だなと。そして、お母さんやお姉さんに対する深い愛情、思いやりがあって、それはレイにぴったりの素質なので、とても気に入りました。また、ストーリーの中で、レイはいろんな危機に直面して力強く対処しなければならないのですが、その力強さ、自信というものも持っていました。この人は"サバイバー"です(笑)。――大抜擢されたデイジーさんですが、「KICK OFF MEETING」では本作への出演について「想像を超える経験だった」とおっしゃっていました。どのような衝撃、感動があったのでしょうか?デイジー:毎日毎日セットで撮影する中で、働いている人たちの意気込みがすごくて、これまでのシリーズを愛していたように最新作も観客に楽しんでもらいたいという強い気持ちを感じ、それに感動しました。この6カ月で自分自身も、最初と比べてとても成長したと思っています。――成長したなと感じる部分を教えてください。デイジー:最初は緊張していたんですが、演じていくうちになじんできて、やりやすい雰囲気になってきました。彼女(レイ)は映画の中で比ゆ的な意味で旅をするわけですが、それも自分になじんできたんです。はっきりとこう成長したなということではないのですが、やはり成長はしていると思いますね。――監督やケネディさん、先輩俳優たちから、『スター・ウォーズ』のヒロインは"こうあるべき"といったアドバイスなどはありましたか?デイジー:ケネディが現場ではお母さんのような存在だったんです。彼女はとても強い女性で、いろいろ有意義なアドバイスをもらいましたし、親切に力になってもらいました。具体的なアドバイスは今思い出せないんですけど…。ケネディ氏:「スローダウン」とか?デイジー:そうね、あと「ちゃんと息をしなさい」って(笑)。ケネディ氏:もう1つ思い出したのは、「自分の本能を信じなさい」「勘を信じない」って言った覚えがあります。彼女は未知の世界に飛び込んで戸惑っている部分もあったけれど、知らないことがあっても本能を信じていくことが重要だと伝えました。――「スローダウン(ゆっくり)」というアドバイスは、デイジーさんが興奮していたという感じだったのでしょうか?デイジー:神経質になって「あー大変」って思ってしまう時があったので、そういう時に言ってくれました。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved●『スター・ウォーズ』シリーズ、そして最新作の魅力とは?――デイジーさんは『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンだったとおっしゃっていましたが、出会いを教えてください。デイジー:私は新三部作(エピソード1~3)の方から見たんです。そのあとに旧三部作(エピソード4~6)に戻って、いろいろわかるようになって。そして、この役をもらってから、何回も何回もまた繰り返し見ました!――好きなキャラクターはいますか?デイジー:ルーク・スカイウォーカー。ルークは混沌(こんとん)としたこの世界で希望を表しているので。あと、ヨーダが好き! おもしろくなんだかかわいいんだもの(笑)。――本当に幅広い世代に愛されている『スター・ウォーズ』シリーズですが、ケネディさんはこんなに長く愛される理由はどこにあると思いますか?ケネディ氏:神話のようなこのストーリーが人を惹きつけているのではないでしょうか。ジョージ・ルーカスがこのシリーズを生んだインスピレーションが、ほかの作品とは違うのだと思います。――最新作について「新旧キャストがみんな登場する。それがすばらしい」とケネディさんはおっしゃっていましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?ケネディ氏:すばらしい協調性がありました。最初にキャストを集めて本読みをするのですが、キャリー・フィッシャーやマーク・ハミル、ハリソン・フォードたちが会うのも久々だったので、家族が再会したという感じでした。新しいキャストにとっては、このシリーズを知り尽くしている昔からのキャストは大先輩で、先生のような尊敬できる人…そんな感じでしたね。新キャストたちの年齢が、先輩キャストの当時の年齢に近いんです。――新旧キャスト集結というのはファンにはたまらないですが、過去の6作を見ていない人でも最新作を楽しめますか?ケネディ氏:はい。見てる見てない関係なく、即座にその中に飛び込めます。『スター・ウォーズ』の過去の作品を振り返っても、どのエピソードもたちまち始まった途端に観客を惹き込むものを持っています。それは共通していて、どのエピソードも楽しめるようになっています。そして、必ずしもあらゆる事柄に答えているわけではない。観客に頭の中で想像する部分をたくさん残しているので、見た人はいろんな自分の世界を作ることができる。それも素晴らしいところだと思っています。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年05月05日全世界が注目する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新ヒロインを演じるデイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディが先ごろ来日した。同作の海外プロモーションにおける“スタート地点”に選ばれた日本での第一声をお届けする。ご承知の通り、同作は徹底した秘密主義者であるJ・J・エイブラムス監督のもと、製作が進んでいる。現時点では2種類の予告編が解禁されたのみだが、出演者であるデイジーでさえ「皆さんと同じで、私も予告編しか見ていない」と言うから驚かされる。キャスリーンも「いまの段階でお話できることは限られているけれど、可能な限りお話するわ」と慎重な語り口調だ。ただ、二人の表情からは、本編に対する期待の高まりを存分に感じる。そこで二人に「具体的な内容に触れられない代わりに、『フォースの覚醒』は何についての映画なのか、一言で教えて」と“ムチャぶり”してみると、まずはデイジーが「Family(家族)についての映画よ」と回答。「過去6作品を通して、家族の絆や継承が描かれていたでしょ。そして、そのテーマは『フォースの覚醒』にも受け継がれている。懐かしいキャラクターと新しいメンバーが関係を結ぶ場に、自分の居場所があるなんて、ホント最高よ」。一方、キャスリーンが選んだ一言は「Beginning(はじまり)」で、「新しい世代に向けた、新たなる第一章なの」と胸を踊らせる。12月の全世界公開に向けた進捗は、「いまのところ、スケジュール通り」だそうで、「6月にはジョン・ウィリアムズが作曲の作業に入る予定よ。私自身は気が抜けない毎日だけど、ファンの皆さんはどうか安心して、完成を待っていてほしいわ。かつて誰もが味わった“あの興奮”を再燃させてくれるはずよ」と自信を示す。インタビューの席で印象的だったのは、二人の息の合ったやりとり。デイジーが「撮影の3ヶ月前からトレーニングを始めて、肉体的にも精神的にも精進を重ねた。いまでも70キロのバーベルを持ち上げられるわ」と語れば、彼女の鍛え上げられた二の腕をキャスリーンがつまみ、「きっと、あなたのボーイフレンドは恐れをなしているはずよ」と笑いを誘う。「もちろん、出演者としてナーバスになったこともあったけど…」(デイジー)、「でも、やることがいっぱいあったから、プレッシャーを感じるひまもなかったんじゃない?」(キャスリーン)。もはや、プロデューサーと出演女優と言う枠を超えて、母娘…いや、フォースを受け継ぐジェダイ騎士のマスター(師匠)とパダワン(弟子)にさえ見えてくる!ちなみにデイジーが演じるヒロインのレイは、現時点で「とある砂漠の惑星に暮らす廃品回収業の女性で、ある出会いをきっかけに孤独だった人生が一変する」という設定しか明かされていない。「レイは強くて自立した女性なの」と語るデイジーを、オーディションで見出したキャスリーンは、「彼女が面接に現れた瞬間、『レイ役はこの人だ』と確信した。私たちが求めた自信に満ちた美しさと、優れた身体能力を兼ね備えていたから」と明かす。キャスリーン本人も「強くて自立した女性」として、長年ハリウッドの第一線で活躍。夫のフランク・マーシャルとともに数多くのスティーブン・スピルバーグ作品を世に送り出し、いまは新たな『スター・ウォーズ』で陣頭指揮をとる。「プロデューサーになったのは、人生の成り行きだったけど、これほどのキャリアを築けたのは幸運ね。仕事をする上で心がけているのは、相手が誰であれ、ハッキリと間違いを指摘することね」(キャスリーン)フォースが導くFamily(家族)を描き、新たなるBeginning(はじまり)を告げる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。ここにもう一つ付け加えるとすれば、それはHeroine(ヒロイン)だろう。いまはこの3つのキーワードをヒントに、厚いベールの向こう側で目覚めを待つ新しい神話に思いをはせたい。二人の来日をきっかけに、真の意味で2015年=STAR WARS YEARの幕があがり、盛り上がりもグングン加速度を増していくはずだ。(photo / text:Ryo Uchida)
2015年05月01日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にて新ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディが来日。“KICK OFF MEETING”と銘打って4月30日(木)に行なわれた会見に出席した。先日、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカが登場する特報映像が公開され、ファンの期待はますます高まるが、この特報がいち早く公開された4月中旬にカリフォルニア州アナハイムで行われた「スター・ウォーズセレブレーション」に続く公の場への登場となったデイジー。開口一番、日本語で「日本に来られて嬉しいです」と挨拶し会場を沸かせる。デイジーは以前から『スター・ウォーズ』シリーズのファンだったそうだが「この作品に関わる以前と今とでは『スター・ウォーズ』という作品は、私にとって全く違うものになりました。この世界の一部となり、キャラクターたちと人間関係を築き、自分の居場所を見つけるというのは、想像を超えた素晴らしい経験でした」と本作への出演の大きさを語る。レイというキャラクターについては「とても自立した、孤独な女性で自分を律し、トレーニングを積んでいます。砂漠の惑星に住み、廃品回収の仕事をしている孤独な存在なのですが、そこで“誰か”と出会うことで物語が大きく動き始めます」と語る。ケネディ氏は「ファミリーが継承していくもの。ファミリーのサーガ」がこの新三部作のベースにあると強調。一方でレイというヒロインに関しては「これまでの『スター・ウォーズ』サーガで女性のキャラクターは決して多くはありませんでしたが、それを変えるべく生まれた人物です。強く、スポーティで自身に満ちた美しい女性であり、試行錯誤の中で生まれました」と語り、デイジーの抜擢については「オーディションでデイジーが部屋に入った瞬間に彼女だと思いました」と明かした。現時点では粗編集された“ファーストカット”が完成しており、ここにこれから6~7か月をかけてCGや特殊効果、そしてジョン・ウィリアムズの音楽が加えられていくことになるという。デイジーをはじめとする新キャストと、ハリソン・フォード、マーク・ハミルら旧作のおなじみのキャストが同じシーンに登場するのかも注目だが、ケネディ氏は明言を避けつつ「懐かしい顔、新たな顔ぶれを見られるのがこの作品の素晴らしい魅力です」と語った。現段階で答えられる内容がかなり限られているが、報道陣の質問の「(エピソードI 、II、 IIIに登場する)ジャー・ジャー・ビンクスの登場は考えなかったのか?」という問いには「NO!」と即答し「それ以上は何も言わないわ」とニッコリ。デイジーも「(既に世界中に公開されている)2つの特報映像以外は私も全く見てないんです。みなさんと同じくらい見たいです(笑)!」とファンと同じ視線で完成を熱望していた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日『スター・ウォーズ』シリーズ最新作にして、新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)で新ヒロイン・レイ役に抜擢された女優デイジー・リドリーが、4月下旬に初来日を果たすことがこのほど、明らかになった。デイジーは、4月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われる来日イベント「KICK OFF MEETING」に登壇予定。デイジーと共に来日するプロデューサーのキャスリーン・ケネディも出席する。ルーカス・フィルムの共同会長であり、長年スティーブン・スピルバーグの右腕として数々の傑作を生み出してきたキャスクリーンは、本作で監督選びやキャスティングに深く関わっており、彼の発言にも注目が集まる。イベントでは、特別映像も上映される。デイジーは、4月16日より米カリフォルニア州で開催されたファンイベント「スター・ウォーズセレブレーション」にも登壇。J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディによるパネル・ディスカッションの最後で、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと共にサプライズ登場し、監督は彼らを「長く険しいオーディションを勝ち抜いた才能豊かな若手俳優」と紹介した。そしてデイジーは、自身が演じるレイについて「強くて自立した女性」だと説明。「ある人物と出会い、冒険の旅に出る。その人物というのが、フィンなの」と、ストーリーの一端がうかがえる発言も飛び出した。さらに、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、レイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャー、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、チューバッカ役のピーター・メイヒュー、新たなストームトルーパーの一群も登場し、会場は大きな興奮に包まれた。「スター・ウォーズセレブレーション」では、特報第2弾も電撃発表され、その後インターネットで公開されると世界中で話題に。レイ役デイジー・リドリーは、BB-8やフィンと共に爆風の中を逃げるシーンやフィンに手を差し伸べるシーンが披露された。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年04月22日2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で第1位を獲得した原作を、リドリー・スコット製作、トム・ハーディやゲイリー・オールドマンら豪華キャスト共演で映画化した『CHILD44』の邦題が、『チャイルド44森に消えた子供たち』に決定、7月に全国公開されることが決まった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。原作は、ソ連で実際に起きた事件に着想を得たトム・ロブ・スミス原作のミステリー小説。日本でも「このミステリーがすごい!」海外編第1位を獲得するなど、ミステリーファンから注目を集めていた衝撃作を、原作の出版前から映画化権の獲得に乗り出した名匠リドリー・スコットが映画化。監督は『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサ。国家への忠誠を翻してでも事件真相に迫ろうとする主人公レオ役には、6月に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開も控えるトム・ハーディ。また、レオの捜査に協力する謎の警察署長ネステロフ将軍役にはゲイリー・オールドマン、国家にスパイ容疑をかけられるレオの愛妻ライーサ役には『プロメテウス』『ミレニアム』のノオミ・ラパス。さらに、『ロボコップ』『ラン・オールナイト』のジョエル・キナマン、『ボーン・アルティメイタム』『パレードへようこそ』のパディ・コンシダイン、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク、そして『美女と野獣』のヴァンサン・カッセルと国を超えた豪華キャストが集結。原作発売以来、映画化が待望されていた極上のミステリー。併せて解禁となった、ハーディ演じる主人公がスパイ容疑をかけられる妻を守ろうとするメイン写真からも、ただならぬ緊迫感を伺い知ることができる。『チャイルド44森に消えた子供たち』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日『グラディエーター』を始め、『エイリアン』『ブレードランナー』『ハンニバル』など数々の傑作を生み出してきた巨匠リドリー・スコットが「(自身の作品としては)過去最大の予算を投じた」という『エクソダス:神と王』。人類史上、最初にして最大の“モーゼの奇跡”を描く本作で、クリスチャン・ベイルが演じる主人公モーゼの妻の日本語版吹き替えに、女優やモデルとして大活躍の杏が初挑戦することが分かった。ナイル川が血に染まり、おびただしい数のカエルが地を覆い、紅海が割れ――。3,300年に渡って語り継がれてきた数々の巨大な災いと奇跡を、科学的な史実であるという視点に立ち、最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化を実現させた本作。杏さんが吹き替え声優にチャレンジするのは、今回が初。「声のお仕事にはもともと非常に興味がありましたので、自分としては初めての試みですが、是非チャレンジしてみたいと思い、オファーをお引き受けしました」と言う。その初めてとなる役柄は、夫であるモーゼを献身的に支え、40万人の民を救うために旅立ったモーゼを信じて待ち続ける、芯の強い女性ツィポラ(マリア・バルベルデ)。国民的女優としての清廉で風格を感じさせるイメージが、伝説的英雄モーゼの妻役にまさにぴったりであることから、今回の起用が実現した。全話・平均視聴率22.4%を記録したNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」でも、東出昌大演じる夫を支える妻を熱演した杏さん。「これまでのモーゼに対するイメージを覆す、新たなモーゼ像を描いた作品。モーゼはとても強く聡明で素晴らしい男性だと思います」と、伝説的な夫を絶賛。「ひとりの男性として、頼もしさを感じました。ただ、(妻である)私を置いていってしまうのは困りますね(笑)」と苦笑しながらも、本作については、「ひと言で言うと、“スペクタクル・アドベンチャー作品”。音も映像も本当に素晴らしかったので、ぜひこの重量感を楽しんで欲しいです。私が演じた妻ツィポラとモーゼの夫婦の絆も見どころの一つです」と話し、スコット監督が描き出した世界観をアピールしていた。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」に輝く巨匠リドリー・スコット監督が描く最新作『エクソダス:神と王』。本作の公開を記念し、12月3日(現地時間)、ロンドン中心街のレスター・スクエアにてワールドプレミアが華やかに開催され、スコット監督や主演のクリスチャン・ベイルら豪華キャスト陣が登場した。本作は、旧約聖書に記された“神に選ばれた男”英雄モーゼと、“神になろうとした男”ラムセスという、運命に翻弄されたふたりの男を巡る人類史上最古の英雄譚。真紅のカーペットにエジプト風の装飾が施され、おりからの寒波をものともしない熱気の中行われたプレミア。クリスチャンを始め、共演のジョエル・エドガートン、名優ベン・キングズレー、モーゼの妻を演じるマリア・バルベルデらが登場すると会場の熱気は一段とヒートアップ。続いて行われたプレミアでは2時間30分の超大作に観客は酔いしれた。モーゼ役のクリスチャンは「非常に多く人に大きな意味のある物語なので、この役を正しく演じられるかプレッシャーを感じていた。この映画は、神の声を聴いた男と、自らを神だと信じた男がぶつかり合うダイナミックな物語になった。リドリーは本物の個性派監督で、本当に一切妥協がない。彼は最高の監督だ。しかもこの映画を僅か74日で撮影した」と語った。スコット監督は、プレミアを迎えて「自分の仕事が好きだ。その好きな仕事をこの年まで出来て、しかもこんなプレミアをホームタウンのロンドンで行えるのはとても嬉しい。クリスチャンはパーフェクトにモーゼを演じてくれたし、ジョエルがいなければこの映画は出来なかっただろう」とキャスト陣を称賛した。またスコット監督は、1989年の『ブラック・レイン』で主役に起用した高倉健との思い出を語った。「彼はいつも協力的で、そして周りに気を配る人だった。あるとき、僕はひどい風邪をひきながら、タバコをたくさん吸い続けていた時期があった。健さんはそんな僕に毎朝『タバコはやめた方がいい』と助言してくれた。風邪がもう6週間も続いていると知ると、『私がそれを治してみせる』と言って翌日には漢方薬を持ってきてくれたりした。その薬を飲んだ2日後にはすっきり治ってしまったのをよく覚えている」「その後も、何かとてもにおいのきつい魚、おそらくイワシだったと思うけど、そこから抽出したペレットが入った小さな箱を持ってきては、『これを飲めば風邪をひきにくくなる』と勧めてくれた。そういう気遣いをいつもしてくれる 、とても素晴らしい人だった」「お互いにクリスマスカードを送ったり、毎年連絡を取りあう仲だった。『ブラック・レイン』の撮影の終わり に、彼から貰った編み細工の美しい籠(かご)は今でも大事にとってあるよ。それを見るたびに“ケン・タカクラ”を思い出すんだ。彼は とても優しくて寛大な人だった。右も左も分からなかった(東京、いや、)大阪に滞在していた僕たちにいつも親切に気持ちよく接して くれたことは今でも忘れられない。懐が深い人で、俳優としてもとても素晴らしい人だった」。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日昨年の東日本大震災発生から1年後、世界各国から寄せられた“2012年の3.11”の映像を、リドリー・スコット監督やプロデューサーの亀山千広氏らがつなぎ合わせて制作した映画『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』が、第25回東京国際映画祭(TIFF)の特別オープニング作品として上映されることが決定した。その他の写真本作は、スコット監督が「震災から1年後の3.11をあなたはどう過ごしましたか?」と、世界各国から映像を募集。日本を中心とした12か国(英国、米国、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)から集まった約8000件、総計300時間にものぼるひとつひとつの映像を、スコット監督や亀山氏がつなぎ合わせて完成させた作品。東京国際映画祭は昨年のTIFF ARIGATOプロジェクトに引き続き、今年も募金等を通して震災への取り組みを実施。今年の3月11日に収録された投稿映像を1本の映画にまとめあげた本作は、復興への道のりとしての意義ある作品として、特別オープニング作に選出されたようだ。スコット監督は、「人々の物語、秘密、そして願いを捉えることによって、いま地球に生きるということがどういうことなのかを提唱すると同時に、日常生活や願い、恐怖、そして日本の人々の夢を、具体的な瞬間に焦点を当てて描いた」と語り、「スクリーンを通しておくる日本人へのラブレター」とコメントしている。『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』11月3日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国順次公開
2012年09月14日『エイリアン』などで知られる巨匠リドリー・スコットが、地球上のあらゆる概念を覆す“人類誕生の謎”に挑んだ3Dミステリー大作『プロメテウス』。このほど、スコット監督が次なるミューズとして選んだ“戦うヒロイン”ノオミ・ラパス演じるエリザベスの新たなるビジュアルが解禁となった。スコット監督が彼女を本作のヒロインに選んだそのワケとは?監督のコメントを交えて検証してみたい。「人類はどこから来たのか?」という永遠なる謎を解き明かす重大なヒントを手に入れ、未知の惑星を訪れた科学者チームの運命を描く本作。スコット監督自らのアイディアを基に、前人未踏の宇宙の彼方に眠る驚愕の真実に挑む。これまでにも『G.I.ジェーン』のデミ・ムーアや『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーなど、強く、美しく、逞しくという元祖“戦うヒロイン”を描いてきたスコット監督。その歴代女優たちのDNAを受け継いだ、次代のミューズとして選ばれたのがノオミ・ラパスである。世界各国で記録的な大ヒットを記録した『ミレニアム』シリーズ3部作でのリスベット役で一躍脚光を浴びたノオミだが、それに続くロバート・ダウニーJr.主演の『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』で演じたジプシーの占い師マダム・シムザ役など、カラーは違えど戦うヒロインを体現してきた。本作では人類の起源を探る科学者、エリザベス・ショウを演じているノオミは、「彼女(エリザベス)は、リドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像だと思うわ」と語る。一方、スコット監督はこの重要な役にノオミを選んだ理由を「ノオミは稀に見る知性と身体性を兼ね備えている。会ってみたら、彼女はエリザベス役にぴったりの素晴らしい資質を持っていた」と語り、彼女が持ち合わせるヒロインの資質を大絶賛。さらに、製作総指揮のマイケル・エレンバーグも「ノオミが見せた獰猛さ、パワー、スクリーンでの存在感に、私たちは圧倒されたんだ!」とその実力を認める。1996年にテレビシリーズでデビューを飾ってから16年、現在32歳。女優としてはやや遅咲きではあるが、息子をもつ一人の母親でもあるノオミだからこそ芯の強さや凛々しさを併せ持った最強のヒロインになりえたはず。デミやシガニー然り、先述の主演作品に出演してから彼女たちは大女優の道を駆け上がり、シガニーに至ってはジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』の続編3部作への出演なども報じられるなどハリウッドの一線で活躍を見せている。彼女たちに続き、ノオミも大女優への道を歩み出す?さらに、マイケル・ファスベンダーやシャーリーズ・セロンなど豪華キャストとの初共演にも注目の本作。ぜひ、本日解禁されたばかりの、ノオミの魅力がたっぷりと詰まった予告編をチェックしてみて。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月29日世界が注目する巨匠リドリー・スコットの最新作、3Dエピック・ミステリー超大作『プロメテウス』の公開に先駆け、5月31日(現地時間)、エリザベス女王陛下即位60周年記念に沸くロンドンにてワールド・プレミアが開催された。いままで一切ストーリーが明かされず、全貌が謎に包まれたままだった本作の初披露とあって、会場には約1,500名にものぼる大勢のファンが集結!リドリー・スコット監督を筆頭に、主演のノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアースらが大歓声に迎えられた。「人類はどこから来たのか?」という人類史上最大の謎を解き明かす重大なヒントを手に入れ、未知の惑星を訪れた科学者チームの運命を描く本作。スコット監督自らのアイディアを基に、前人未踏の宇宙の彼方に眠る驚愕の真実に迫る。至る所に国旗が飾られているロンドンの中心街レスター・スクウェアに敷き詰められたブルーカーペットでは、駆けつけた報道陣への取材と撮影ののち、ファンサービスに終始していた一同。満を持しての新作の晴れの日を迎え、スコット監督は「映画作りはとても楽しかったから、仕上げるのは惜しい気がした。こういう映画を作るときは一つの世界を一から作りだすようなものだから、全てのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」と興奮と哀愁入り交じる胸の内を明かした。『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』での演技が監督の目に止まり、主演に抜擢されたノオミは、人類の謎に挑む考古学者であり科学者を熱演。「彼女はリドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像だと思うわ。私にとって彼女はアイコン的存在ね。演じるのは楽しかったわ」といい、完成した映画については「これは本当に大作映画だと思うわ」と自信をうかがわせた。スコット監督に「彼は優れた俳優というだけでなくコメディアンでもある」と絶賛されたマイケルは、本作で何とロボット役に挑戦。役作りについて聞かれると「台本を持って電子レンジとかトースターとかに向き合って練習した。午後のお茶のときに、そういう家電たちと輪になって向かい合うんだ。会話は一方通行だけどね」とお茶目な一面を見せた。謎の多い本作の完成はキャスト自身も大いに驚かせたようで、シャーリーズが「エンディングは知っているし、台本も読んだし、実際に出演もしているのに、びっくりして肘を椅子の金属部分にぶつけた瞬間が4回はあったわ。ものすごく大きな痣になったの」と語れば、ガイも「思っていたよりもずっと感情に訴えるものだった。キャラクター同士の人間関係に大いに気持ちが揺さぶられた」とその感動を表した。注目は、開けてはならない“パンドラの箱”の中身であるが、「映画のエンディングについては教えられないわ。もし何か言ったら私はスナイパーに殺されちゃうだろうから」(シャーリーズ)としっかりとお口にチャックも欠かさなかった。この日はほかに、テリー・ギリアム監督やサルマ・ハエック、トム・ハーディら錚々たるゲストたちが姿を現し、会場をさらに盛り上げていた。『プロメテウス』は8月24日(金)より全国にて公開。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月04日『ロビン・フッド』の日本公開を年末に控える巨匠、リドリー・スコット監督が、動画投稿サイト「YouTube」と組んで、ユニークな映画製作を敢行することが明らかになった。「Life in a Day」と名づけられたそのプロジェクトは、来る7月24日がどんな1日だったかを、投稿者たちの動画を編集して1本の長編ドキュメンタリー作品にするというもので、スコットがプロデュース、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が編集、監督する。現在YouTubeのサイト上では、24日に撮影した動画のアップロード呼びかけられていて、応募作の中から本編に採用された動画の撮影者は共同監督として名前がクレジットされる。マクドナルドはこの作品がタイムカプセル的な役割を果たすことを期待していると語り、「誰もが偉大な作家や画家になれるわけじゃない。でも、皆がそれぞれの日々の生活(を映した動画)を持ち寄ることによって、素晴らしい作品になることを願っています」と意欲を見せている。あなたの撮った2010年7月24日が、作品として後世に残るかも。詳細はYouTube「Life in a Dayチャンネル」をチェック!「Life in a Dayチャンネル」(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ラッセル・クロウが日本代表にエール!デンマーク戦で『ロビン・フッド』スポット放映映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問
2010年07月09日2010年最初にご紹介する海外ドラマは、「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜」。シネマカフェが自信をもってオススメする話題作を、4回にわたって取り上げていきます。2007年10月に米ABCネットワークで放送が始まった「プッシング・デイジー」は、可愛らしいサブタイトルからも察せられる通り、ラブコメのロマンティックでスウィートな味わいが詰まったファンタジードラマ。実はこの作品、シーズン2の放送を終えた昨年3月に終了してしまったシリーズなのですが、その際には終了を惜しむ番組支持者の声が続出しました。通常、このコーナーでは現在も全米で観られているシリーズを中心に取り上げていますが、かと言って、これほどの良作に触れないのは勿体ない!というわけで、エミー賞でも監督賞や編集賞などの重要部門を制し、業界内にもファンの多かった「プッシング・デイジー」がどれほど魅力たっぷりかを力説してまいりたいと思います。まず、ストーリーを簡単に説明しますと、主人公はサブタイトルにもあるパイ屋さんの青年ネッド。腕のいいパイメーカーとして日々せっせとパイ作りに励んでいるネッドですが、彼はある重大な秘密を抱えています。と言うのも、ネッドには、死んだ“もの”に触れると、生き返らせることができるという特殊能力が。幼い頃、愛犬の死をきっかけに自らの特殊能力に気づいた彼は、その力と共に今日まで成長してきました。ちなみに、ネッドのパイが美味しいのは、彼が触れると果物や野菜たちが新鮮になり、パイの具材として美味しさを発揮するから。触れると生き返る“もの”は人間だけでなく、命ある全ての“もの”なのです。ただし、ネッドの力には続きがあり、「一度生き返らせたものに再び触れると、今度は永遠に死んでしまい、二度と蘇らせられない」、さらには「生き返らせたものに60秒以内に再び触れなければ、代わりの何かが命を奪われてしまう」という2つの難点が。なかなか複雑でいけずな設定ではありますが、この力にまつわる事情がネッドの人生を支配していきます。ネッドを演じているのは本作でエミー賞主演男優賞にもノミネートされたリー・ペイス。映画『落下の王国』で主人公を演じていた眉毛の立派な彼、と言えば熱心な映画ファンの方は思い出されるでしょう。しょんぼりした表情がとてもよく似合うリー・ペイスが、ネッドのままならない人生を魅力たっぷりに演じています。そんなネッドがパイ屋さんの傍ら、特殊能力を使って私立探偵の男エマーソンに協力し、様々な事件を解決していくのが毎エピソードの流れ。…なのですが、となると、どこがラブコメ?むしろミステリーでは?SFでは?パイメーカーは誰に恋しているの?という疑問がわいてきますよね。それに関しては第1話に勃発する事件が明らかにしてくれますが、続きは次回に。『トワイライト〜初恋〜』よりも切なく苦しい(!)ネッドの恋について、お話したいと思います。(text:Hikaru Watanabe)「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜<ファースト・シーズン>コレクターズ・ボックス」(5枚組・全9話)価格:9,800円(税込)「プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜<セカンド・シーズン>コレクターズ・ボックス」(6枚組・全13話)価格:9,800円(税込)発売日:1月27日(水)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売日:2月24日(水)© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:プッシング・デイジー〜恋するパイメーカー〜 [海外TVドラマ]
2010年01月07日