故デヴィッド・ボウイのミュージカル『ラザルス』がロンドンで上演されることになった。昨年11月18日から今年の1月20日までニューヨーク・シアター・ワークショップで大ヒット上演された同作が、10月25日から来年1月22日までロンドンのキングス・クロス・シアターで上演されることが決まった。ウォルター・テヴィスの著作で1976年にはボウイ主演で同名映画化された『地球に落ちて来た男』の続編となるこの舞台作品は、ボウイとアイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによって共同執筆された。ボウイにとって最後のスタジオアルバムとなった『ブラックスター』にも同名曲が収録されている『ラザルス』は、地球に降り立った人間の姿をした異星人トーマス・ジェローム・ニュートンが死ぬこともできずに苦難する姿が描かれる。イヴォ・ヴァン・ホーヴェが監督を務める同作は、『デクスター 警察官は殺人鬼』でおなじみのマイケル・C・ホールを含めたニューヨーク公演のオリジナルキャストが出演することになっている。(C)BANG Media International
2016年07月27日故デヴィッド・ボウイが所有していた美術作品の数々が、オークションに出品されることになった。1月に死去したデヴィッドが収集していたダミアン・ハースト、スタンリー・スペンサー、パトリック・コールフィールド、マルセル・デュシャンら名だたるアーティストたちの作品約300点が、11月にロンドンにある美術品オークションハウスのサザビーズに出品されることになり、落札予想価格は全体で1,000万ポンド(約14億円)以上とも言われている。サザビーズはオークションに先駆けて一般展示も予定しており、サザビーズ・ヨーロッパのオリバー・バーカー会長は出品内容について「デヴィッド・ボウイのコレクションは、20世紀最高峰の創造的精神を持つ人物の世界が独自のかたちで反映されています」と表現している。落書きのような作風で知られるジャン=ミシェル・バスキアの作品「エア・パワー」は、ボウイがバスキアの指南役であったアンディ・ウォーホールのために演奏をした後に購入したもので、コレクションの中でも最高値の250万から350万ポンド(約3億5,500万から5億円)で落札されると見込まれている。267点の絵画に加え、120点以上の20世紀の家具、彫刻も含まれるコレクションの収益は、ボウイの家族が受け取ることになる。家族は出品理由を保管場所に困ったためとしている。そんなボウイは、「異常なほど夢中に」美術品を買っていることを生前に自ら認めており、アーティストの評判や投資価値を理由に作品を買い集めるのではなく、それぞれの作品に対する自身の感性を大事に作品を選んでいたといわれている。小説家のウィリアム・ボイドは、1994年にアート雑誌『モダン・ペインターズ』の編集に関わるほどアートに精通していたボウイのことを、ただの「セレブ」ではなく、「実際に何かを貢献している」人物だとして称賛していた。「デヴィッドは美術学校に実際に通っていたんです。アーティストや画家、テーマ、ムーブメントについてかなり真剣に話したがっていました」「ですから、あれは趣味や気まぐれではなく、本物の情熱でした」とボイド氏はBBCに話していた。(C)BANG Media International
2016年07月16日アリシア・ヴィキャンデルとエヴァ・グリーンが、『Euphoria』で共演することになった。シャーロット・ランプリングも出演する。ヴィキャンデルは主演のほか、プロデューサーも兼任。監督は、ヴィキャンデルとスウェーデン映画で2度組んでいるスウェーデンの女流監督リサ・ラングセット。ラングセットにとっては初めての英語での映画となる。撮影は8月にドイツでスタートの予定。その他の情報ヴィキャンデルは『リリーのすべて』で今年のオスカー主演女優賞に輝いた。次回作はこの夏北米公開予定の『ジェイソン・ボーン』。最近は、ヴィム・ヴェンダースが監督するスリラー『Submergence』を撮り終えている。共演はジェームズ・マカヴォイ。また、リブート版『トゥーム・レイダー』の主役にも決まったところだ。グリーンの次回作は、ティム・バートン監督の『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children』。北米公開は今年9月。ランプリングは『さざなみ』で、今年のオスカーの主演女優賞をヴィキャンデルと争っている。文:猿渡由紀
2016年06月23日ついに登場!お試しセットグリーンネット株式会社は6月13日、健康ダイエット飲料として話題沸騰中の、グリーンコーヒーティーバッグの「お試しセット」を数量限定で発売する。同社は日本初のグリーンコーヒー専門店として、4月11日に取扱を開始。以来、お試し商品の要望が多く、今回これに応えて、ティーバッグを10袋2,400円(税込み)にて販売するものだ。グリーンコーヒーって何?グリーンコーヒーとは、焙煎していない生のコーヒーのこと。コーヒーは本来、植物由来の化学物質であるフィトケミカルを豊富に含んでいるが、熱に弱いものが多く、焙煎の過程で半減してしまう。グリーンコーヒーならば、余すところなくこれを摂取することが可能だ。中でも注目は、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸。美容やダイエットに高い効果を発揮する上、糖尿病リスクを軽減するなどの健康効果があると言われる。味わい方いろいろ!ヘルシーレシピにも注目気になる味は、コーヒーと言うよりはお茶。緑茶に似た苦みがあり、見た目も抹茶のような緑色だ。ストレート以外の飲み方を紹介すべく、グリーンネットでは、専門情報サイト「グリコヒネット」を開設。「水出しグリーンコーヒー」や、フルーツ入りの「アイスグリーンコーヒーパンチ」など、今すぐ試したい簡単ヘルシー美活法が満載だ。販売は数量限定。チェックはお早めに。(画像はプレスリリースより)【参考】※グリーンネット株式会社プレスリリース※グリコヒネット
2016年06月15日台湾カフェ、春水堂(チュンスイタン)では、2016年6月6日(月)より夏季限定ドリンク「グリーン烏龍」と「マンゴーグリーン烏龍」を発売する。台湾の同店舗夏のロングセラー商品である「グリーン烏龍」シリーズ。台湾産の『清茶(文山包種茶)』という品種で、最も発酵度が低く、緑茶に近い烏龍茶を使用している。淡い黄緑の色合いで、爽やかで花のような品のある香りは、「清香(チンシャン)」といわれ、とても貴重とされるお茶だ。「グリーン烏龍」は、お茶本来のフレッシュで甘味のある香りと味わいに、手作りのきび砂糖シロップのほのかな甘みを加えた爽やかな一杯。また、「マンゴーグリーン烏龍」はグリーン烏龍をベースに、濃厚なアルフォンソ・マンゴー果汁を加え、お茶とリッチなマンゴーの甘味のハーモニーが楽しめるドリンクとなっている。【商品情報】商品名・価格:グリーン烏龍 550円+税、マンゴーグリーン烏龍 550円+税発売日:2016年6月6日(月)販売店舗:全店舗(テイクアウト可)
2016年06月05日「グリコヒネット」スタート!グリーンネット株式会社では、グリーンコーヒー専門の情報発信サイト「グリコヒネット」をスタートした。グリーンコーヒーは、欧米で話題の健康ダイエット飲料。海外では、薬局やスーパーなどでも販売されており、人気の商品だ。グリーンコーヒーとはグリーンコーヒーは、「焙煎していない生のコーヒー」のこと。クロロゲン酸を多く含み、ダイエットや美容、糖尿病リスクの軽減などに高い効果をもたらすことがわかっている。日本の認知度が低い!海外ではハリウッドスターがきっかけとなってブームになっているが、日本ではまだまだ認知度の低いグリーンコーヒー。この状況を打開すべく、同社では、グリーンコーヒーの情報を発信する「グリコヒネット」の運営を開始した。こんなことがわかる!グリコヒネットには、グリーンコーヒーに関連した健康・美容・ダイエットなどの話題が満載。また、グリーンコーヒーを使用したレシピも知ることができる。さらに、グリーンコーヒーだけでなく、一般的なコーヒーに関連した「健康効果」について積極的に発信していく考えだ。(画像はプレスリリースより)
2016年05月26日小松菜やほうれん草ベースなど、グリーンスムージーに入れるものがマンネリしがちな人も多いのでは?そこで、スムージー先進国アメリカで今人気のグリーンスムージーを紹介します。朝ごはんやランチの参考にぜひ!”モリンガ”入りグリーンスムージーミラクルツリーと呼ばれ、海外セレブの間でも話題になった「モリンガ」。13種類のビタミン、18種類のアミノ酸、7種類のミネラルと、驚くほどたくさんの栄養素が含まれています。饑餓に苦しむアフリカの子供たちの栄養改善のためにも提供されていることでも有名。そのモリンガを、スムージーに使うのが人気です。モリンガパウダーをお気に入りのスムージーにトッピング。アメリカではモリンガの木を庭に植えて、葉を摘んでスムージーや料理に使う人も。モリンガ自体には青くささや苦味などのクセがあまりないので、抹茶パウダー感覚でアボカドやバナナ、ピーチ、アーモンドミルクなど、クリーミーな食材と組み合わせるのがおすすめです。簡単レシピをご紹介しましょう。アボカドバナナスムージー【材料】(1杯分。下記の材料をブレンダーで撹拌)モリンガパウダー・・・小さじ1アボカド・・・1/2個バナナ・・・1本好みのナッツミルクまたは豆乳・・・200mlはちみつ・・・小さじ1ケール入りグリーンスムージーケールは日本では青汁でおなじみ。アメリカではヘルシーな野菜の代表格として、ほとんどのスーパーで常時扱われています。日本でもここ最近ヘルシー系のスーパーを中心に、フレッシュなケールの取り扱いが増えているようです。ケールが含むβカロテンやビタミンE、Cは、野菜の中でもトップクラス。そのほか、カルシウム、ミネラル、たんぱく質なども含まれています。アメリカではケールはスムージーはもちろん、コールドプレスジュースとしても定番。ただし独特の青くささがあるので、バナナやパイナップル、マンゴー、バナナ、ココナッツミルクなど甘めのフルーツとミックスするのがおすすめです。簡単レシピはこちら。ケールパイナップルスムージー【材料】(1杯分。下記の材料をブレンダーで撹拌)ケールの葉・・・2枚(茎は取る)パイナップル・・・カップ1/2〜2/3マンゴー(またはバナナ)・・・カップ1/2好みのナッツミルク・・・カップ1/2はちみつ・・・小さじ1スムージーボウルPhoto by Pintarestスムージーをベースにチアシードやブラックシードなどのスーパーフード、シリアル、ナッツ類など栄養素の高い食材をトッピングした「スムージーボウル」が新しいトレンドです。スムージーの栄養吸収効率の良さを生かしつつ、トッピングで食感、食材の風味を出した食べ応えのあるボウルで、見た目もパフェみたいでカラフル&キュート。ニューヨークのカフェなどで朝食やランチとして提案されています。お気に入りのグリーンスムージーをボウルに入れて、お好みでトッピングをたっぷり。ベースのスムージーは固めに作り、ミルクなどの液体類は入れずに、水っぽくしないで。水っぽいとほかの食材の食感を損ねてしまいます。今回のグリーンスムージーはどれもとにかく栄養素が高く、飲みやすいものばかり。ぜひ、トライして体の中からキレイをゲットして。(レシピ制作:Nora)
2016年04月25日グリーンネットはこのほど、健康ダイエット商品「グリーンコーヒー」の販売を開始した。「グリーンコーヒー」は、ハリウッドスターが火付け役となり、欧米の美容や健康意識の高い人を中心にブームとなっている食品。日本ではまだあまり知られていないが、欧米では薬局やオーガニックショップのほか、スーパーのオーガニックコーナーでも販売しているという。「グリーンコーヒー」は、一般的なコーヒー豆とは異なり、焙せんしていない生のコーヒー豆のこと。有効成分であるクロロゲン酸を多く含んでいる。クロロゲン酸とは、ココアや赤ブドウに含まれているポリフェノールに分類される成分。クロロゲン酸の濃度が高いコーヒーの方が一般的なレギュラーコーヒーよりもブドウ糖の吸収を抑制する機能が高いという研究結果や、血糖値を抑制する働きがあるなど、ダイエットや健康効果についてさまざまな論文が発表されている。クロロゲン酸を多く摂取できるグリーンコーヒーだが、豆や挽き豆パウダーの状態では、飲むのに手間がかかるというデメリットがあった。そこで同社では家庭やオフィスでも手軽に飲める「ティーバッグ」商品を新開発。従来の「豆」「挽き豆」とともに「ティーバッグ」も販売している。すべて添加物は不使用。価格はティーバッグ9,600円(4gx60袋)、挽き豆(250g)8,850円、豆(250g)8,640円。※価格はすべて税込
2016年04月13日グリーンコーヒーって何?グリーンネット株式会社は、健康ダイエット飲料「グリーンコーヒー」の販売を開始した。「グリーンコーヒー」は、焙煎する前の生のコーヒーのこと。注目されているのは、その中に多く含まれるクロロゲン酸というポリフェノール。抗酸化作用や、血糖値の上昇の抑制、体脂肪の燃焼促進効果など、美容やダイエットに嬉しい効果が多く期待できる。また、従来のコーヒーと比べてカフェインが少ないのも特徴の一つだ。グリーンコーヒーを日本向けに製造・輸入そんなグリーンコーヒーを日本でも知って、試して貰いたいと同社が日本人向けにヨーロッパで製造された製品を輸入した。名称:コーヒー生豆茶販売料金:<ティーバッグ>9,600円<挽き豆>8,850円<豆>8,640円(全て税込)内容量:<ティーバッグ>240g(4g・60袋)<挽き豆>250g<豆>250g(引用:プレスリリースより)欧米では、ジェニファー・ロペスやデミ・ムーアなどのハリウッドセレブも愛飲しているという「グリーンコーヒー」。健康・美容に意識の高い、流行に敏感な人は要チェックだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・グリーンコーヒー・グリーンネット株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2016年04月12日デヴィッド・ボウイの50年間に渡る創作活動を振り返る大回顧展「DAVID BOWIE is」が、アジア唯一となる日本で開催される。会場は東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル、期間は、存命であれば70歳の誕生日となる2017年1月8日(日)から4月9日(日)までの約3か月間。展覧会「DAVID BOWIE is」とは「DAVID BOWIE is」は、アルバム「ザ・ネクスト・デイ」をリリースした2013年より、彼の母国であるイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館を皮切りに巡回展をスタート。手書きの歌詞、オリジナルコスチューム、ファッション、写真、映像、ミュージックビデオ、ボウイ所有の楽器など75,000点に及ぶ彼の所蔵品の中から厳選した300点以上の貴重な品々を展示。さらに体験型のユニークな展示を交えて彼の世界観を忠実に表現した。日本でもほぼ同様の展示となり、日本だけの作品も公開される。本展では、入場者ひとりひとりに手渡されるヘッドフォンを装着して鑑賞する。展示物の前に立つだけで、それぞれとシンクロした音楽やデヴィッド・ボウイ自身の語り、そして関係者インタビューが流れてくる。単なる音声ガイドには留まらないこの仕組みによって、展示を目と耳で体感し、デヴィッド・ボウイの世界に完全に没頭できる。本記事では「DAVID BOWIE is」の展示内容を紹介。混雑が予想されるので、是非足を運ぶ前に事前チェックを。はじまりは山本寛斎デザインの「アラジン・セイン」ツアー衣装彼が山本寛斎の作品を始めて目にしたのは1971年のロンドンコレクション。その頃はまだオリジナルには手が届かなかったので、友人のナターシャ・コルニロフやフレディ・バレッティに頼んで代表的なボディースーツを安く作ってもらっていたという。後に、5作目のアルバムである『ジギー・スターダスト』で成功を収め、1973年にアラジン・セインのツアー用にもっと派手な衣装を作るよう山本寛斎に懇願。日本の侍や歌舞伎にインスパイアされた衣装は、斬新かつ彫刻的な造形で大いに人目を引いた。本展の始まりにふさわしく、人々を引き込むように飾られている。彼がスターになるまでを追う彼が成功するまでを追う入口から入ってすぐの展示。当時はデイヴィ・ジョーンズとして知られていたデヴィッド・ボウイ。16歳で一度広告代理店に就職するが、1年後にはプロのミュージシャンを目指すために退職。ザ・ビートルズやローリング・ストーンズなどのバンドが音楽界に革命を巻き起こしていたころ、彼はバンドのサックスとボーカルを担当していたが、まだ成功を得られずにいた。このエリアでは、3Dのような空間で若いころの体験とキャリアについて語る姿が窺える。キャリア初期のセットのスケッチや衣装、一番最初のバンドのために作ったボスターのデザインやライブ映像が展示されている。その奥に展示されているのは、1972年にBBCの大人気音楽番組である『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演した際、スパイダーズ・フロム・マーズを従えて披露したスターマンのパフォーマンス映像。同番組は、ジギー・スターダストというキャラクターの誕生を知らせ、英国社会に大きな影響を与えた。これによってポップ・ミュージックの流れは大きく変化したと言われているほど。この歴史的パフォーマンスをヘッドフォンから聞こえる迫力のサウンドと映像で体感できる。また、『ジギー・スターダスト』のための初期の衣装も一緒に披露。キューブリック監督の映画『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされたこの衣装は、映画内で出てきた白いジャンプスーツを再解釈したものだ。新しいものを探し求める彼のエネルギーを体感デヴィッド・ボウイの成功を特徴づけるもの。それは、新しいアイディアを追い求めるエネルギーとそれらを多用して自分が必要としているものを見極める手腕である。中でも彼は、日本文化に多くの影響を受けている。まず目に留まるのはウサギ模様のボディスーツ。これは初めてボウイが着用した山本寛斎によるオリジナルの衣装で「ジギー・スターダスト」ツアーで着用したものだ。彼はのちにこの衣装を「どうしようもないほど他愛ない“ウサギちゃん”の衣装」と冗談交じりに表現している。山本寛斎による衣装はこれだけではない。入口で見た「アラジン・セイン」ツアーの衣装もそうだが、そのほか「出火吐暴威」と漢字で書いてあるマントなども展示されている。アレキサンダー・マックイーンとの深い関係にも迫るデヴィッド・ボウイのスタイルは、世界中のファッション業界に大きな影響を与えていることは言うまでもなく明らか。彼は常に流行を先取りしてきた。ここでは、デヴィッド・ボウイが美術学校を卒業したての頃、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)と共同でデザインしたユニオンジャックのコートの現物を目にすることができる。デヴィッド・ボウイのトレードマークともいえる“稲妻”アレキサンダー・マックイーンなどの衣装の近くには、ブライアン・ダフィーの『アラジン・セイン』のジャケット写真撮影時のコンタクトシートが展示されている。“アラジン・セイン”は、日本に影響を受けた宇宙時代のジギー・スターダストの発展形であり、二重人格のキャラクター。このカバーを作るためにイメージとして採用したのが“稲妻”である。このデザインはレディー・ガガやケイト・モスなどのセレブ達も真似するなど、今に至るまであらゆる形で再現されている。彼の想像は絶えず進化し、衣装にも色濃く反映展示会場中盤には、多くの衣装が展示されている。中でも注目はナターシャ・コルニロフがデザインしたピエロの衣装。『スケアリー・モンスターズ』のアルバムジャケットと『アッシュズ・トゥ・アッシュズ』のミュージックビデオで着用したものだ。そして、もうひとつ注目したいのはアルバム『ステーション・トゥ・ステーション』で登場するキャラクター“シン・ホワイト・デューク”の衣装である。白いシャツ、黒いズボン、そしてオールバックの金髪にジタンのタバコ。シンプルでスタイリッシュな風貌が印象的である。本展では同時にオラ・ハドソンがデザインしたツアー衣装も展示している。ベルリンを舞台にした「ブラック・アンド・ホワイト」時代このエリアでは、ベルリンで生活を送っていた時代、彼の作品に影響を与えたダダイズムやドイツの表現主義、キャバレーについて、またその時代のハガキやチラシを飾る。彼にとってベルリンとは、ドラック依存を克服し、新しいエネルギーを見出して次なるアイディアを生むため、またスターとしてのプレッシャーから逃れるための逃避先であった。この土地で「ベルリン三部作」として知られる、先駆的なアルバム製作に取り組んだという。『Low』『Heroes』『Lodger』は、新たな電子音楽や即興、音響効果を取り入れた実験的な作品。展示にもある、デヴィッド・ボウイの自画像は『Heroes』のジャケットに起用されたポーズであり、彼を象徴するもののひとつ。是非ここで目にしておくことをお勧めする。北野武、坂本龍一のインタビューを放映展覧会の終盤に差し掛かるころ、日本のオリジナル展示「David Bowie Meets Japan」が登場する。ここでは、大島渚が監督した1983年の映画『戦場のメリークリスマス』を軸に、共演者・北野武、坂本龍一のインタビューを放映。デヴィッド・ボウイについて語る。全身で感じる「デヴィッド・ボウイ」の世界最後に待ち受けるのは、360度どこを見渡しても彼のライブ映像で囲まれる「ショウ・モーメント」。彼のライブ・パフォーマンスを体感できるこの空間はまるでコンサート会場だ。大迫力のスクリーン映像とサウンドはもちろん、ここにも過去の衣装が展示されている。アレキサンダー・マックイーンはさることながら、ここではエディ・スリマンによるブルーのスーツなども展示されている。少年時代に映画『地球に落ちてきた男』に感銘を受けた彼が、ディオール オム(DIOR HOMME)のデザイナーであった時期にこのスーツは製作されている。『デヴィッド・ボウイ・イズ』オフィシャルブック発売公式図録として書籍『デヴィッド・ボウイ・イズ復刻版』が発売される。レコード・ジャケットの原画や写真、ステージ衣装、出演映画のスチール、直筆歌詞ほか世界初公開のボウイの私物等が満載。執筆陣は『セックス、アート、アメリカンカルチャー』(1995年河出書房新社)のカミール・パーリア、『イギリス「族」物語』(1999 年毎日新聞社)のジョン・サヴェージなど、英国の一流ライターが寄稿している。書籍『デヴィッド・ボウイ・イズ 復刻版』発売日:2017年1月8日(日)発売価格:6,571円+税著者:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ訳者:野中モモ体裁:B4変型(310x240㎜)/上製/320ページ発行:スペースシャワーネットワーク第59回グラミー賞にて最多受賞を記録2017年2月12日のロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催された第59回グラミー賞授賞式では、デヴィッド・ボウイの昨年発売されたアルバム『★』(Blackstar)がノミネートされていた5部門全てを受賞。「最優秀ロック・ソング」(Best Rock Song)、「最優秀ロック・パフォーマンス」(Best Rock Performance)、「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム」(Best Alternative Music Album)、「最優秀レコーディング・パッケージ」(Best Recording Package)、「最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)」(Best Engineered Album, Non-Classical)の5部門で、最多受賞となる。伊勢丹新宿店メンズ館にて限定イベントを開催2017年3月15日(水)から28日(火)まで伊勢丹新宿店メンズ館にて開催の「British Week」内にて、限定イベント「DAVID BOWIE is IN FASHION」が行われる。展覧会会場のみで販売していたオフィシャルグッズを取扱うほか、新商品の先行販売や、ファッションブランドとコラボレーションしたアイテムの限定販売なども行う。ミハラ ヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からは、デヴィッド・ボウイのフォトグラファーであるミック・ロックの写真をプリントしたダメージTシャツやスウェットウェアが登場。ダンヒル(dunhill)では、ボウイが着用しミック・ロックが撮影した有名なスーツ姿の写真からインスパイアされたカスタムメイドスーツの受注販売が行われる。伊勢丹メンズ館「DAVID BOWIE is IN FASHION」期間:2017年3月15日(水)~3月28日(火)場所:伊勢丹新宿店メンズ館住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1TEL:03-3352-1111(大代表)・期間限定ショップ(伊勢丹新宿店メンズ館1階 )・ミハラ ヤスヒロ コラボ商品販売(伊勢丹新宿店メンズ館2階)・ダンヒル ビスポークスーツ受注販売(伊勢丹新宿店メンズ館1階プロモーション)さらに、本展の開幕に合わせ、本展覧会のキュレーターが衣装や資料、映像にまつわるストーリーを明かすドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が再上映される。展覧会をより深く楽しむために、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。展覧会概要「DAVID BOWIE is」会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)時間:<火~木・土・日・祝> 10:00~20:00(最終入場 19:00)<金> 10:00~21:00(最終入場 20:00)休館日:毎週月曜日※但し、1/9、3/20、3/27、4/3 は開館会場:寺田倉庫 G1 ビル住所:東京都品川区東品川2丁目6番10号チケット料金:・一般前売 2,200円 / 当日 2,400円・中学生・高校生前売 1,000円 / 当日 1,200円・限定オリジナルグッズ付き5,000円 ※前売りのみの取り扱い。・2月平日限定入場券2,600円※購入から24時間後に店頭発券可能。2月25日(土)以降はご購入後即時店頭発券可。※2月の平日どの時間帯でも入場が可能。※1月27日(金)10:00~2月27日(月)23:59までチケットぴあにて販売。数量限定。■一般発売(チケットぴあにて販売)・販売開始:2016年10月28日(金)10:00~対象入場日:2017年1月8日(日)~1月31日(火)・販売開始:12月2日(金)10:00~対象入場日:2017年2月1日(水)~2月28日(火)・販売開始:2017年1月13日(金)10:00~対象入場日:3月1日(水)~4月9日(日)※入場可能な日時が指定されたチケットとなる。※入場日時の枠は各日、①【10:00-12:00】②【12:00-14:00】③【14:00-16:00】④【16:00-18:00】⑤【18:00-19:00】の計5枠。(毎週金曜日の⑤は~20:00まで入場可/21:00 閉館))※手持ちのチケットの入場日時枠の中で、好きな時間に入場可能。※入れ替え制ではない。また入場後の館内滞在時間の制限なし。※小学生以下は無料。※各日前日の23:59まで前売料金で購入可能。※各日入場枠に残数がある場合は当日券を販売予定。詳しくはオフィシャルサイトにて案内。
2016年04月10日20世紀で最も影響力のあるアーティストのひとりとして知られるデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」が、17年1月8日から4月9日まで東京・品川の寺田倉庫G1ビルにて開催される。ミュージシャンの枠を超えた類まれな表現者として、今なお音楽のみならず、アート、ファッション、文化、社会に影響を与え人々をインスパイアし続けているデヴィッド・ボウイ。その大回顧展となる「DAVID BOWIE is」では、今年1月に亡くなったばかりのデヴィッド・ボウイのアーカイブから集められた数多くの作品が展示される。同展は13年に母国であるイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館よりスタートし、これまでに巡回展として、トロント、サンパウロ、ベルリン、シカゴ、パリ、メルボルンで開催されてきた。現在はオランダ・フローニンゲンで開催中となっており、これまでに世界各国で展覧会の動員記録を塗り替えるなど、累計140万人以上の人々が会場を訪れている。存命であれば70回目の誕生日となるはずだった17年1月8日には、アジアで唯一となる日本での展覧会を寺田倉庫にてスタート。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の監修により、親日家としても知られるデヴィッド・ボウイのアーカイブから集められた300点以上に及ぶ重要かつ貴重な品々が、音楽、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分かれ展示される。【イベント情報】「DAVID BOWIE is」会場:寺田倉庫G1ビル住所:東京都品川区東品川2-6-10会期:17年1月8日~4月9日
2016年04月08日米ニューヨークのカーネギー・ホールで3月31日、デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが開催され、デボラ・ハリー、シンディ・ローパー、マイケル・スタイプらミュージシャンがステージに立った。今年1月にボウイさんが他界する直前に発表されていたこのコンサートは、もともとボウイさんの活動を振り返ることを目的としたものだったが、ボウイさんの死を受けて追悼コンサートへとかたちへ変えるに至っていた。2日間にかけて行われる同イベントの初日でデボラは「スターマン」、マイケルはカレン・ネルソンと共に「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」、シンディは「サフラジェット・シティー」をそれぞれ披露したほか、ピクシーズが「カクタス」、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが「愛しき反抗」、故ジョン・レノンの息子ショーンがJ・マスシスと共に「クイックサンド」を、ジェイコブ・ディランが「ヒーローズ」をささげた。ラジオ・シティ・ミュージック・ホールで開催される2日目は、チャリティへ寄付することによりスカイプでライブ中継が閲覧できるように。この寄付金は恵まれない子供たちの音楽教育へと使われる。(C)BANG Media International
2016年04月02日故デヴィッド・ボウイさんがカリブ海に所有していた2000万ドル(約23億円)相当の豪華別荘が、週4万ドル(約451万円)から7万ドル(約790万円)で初めて一般に貸し出されている。今年1月に69歳で他界したボウイのファンたちはマスティク島にある5寝室を備えたその別荘でボウイさんを偲ぶことができる。6.2エーカーの素晴らしい立地にそびえるこの物件には数々のリラックス要素が備えられており、インフィニティプールや滝、ガーデンデッキのほか、各寝室には水辺につながるプライベートなベランダまで付いているようだ。さらに竹で作られた天井を要するレコーディングスタジオはファンにはたまらない特典だろう。1995年にボウイさんから同物件を購入したのが作家のフェリックス・デニースであったため、同敷地内には作家用のコテージまで備えられている。現在はボウイの大ファンである実業家のサイモン・ドゥーランが所有していると思われている同物件は、最低7日間の滞在を要する。インドネシア調のインテリアが施されているというその別荘についてボウイさんはかつて「できるだけカリビアンっぽくないところが良かったんだ」「あそこは究極の気まぐれだよ。良い意味で型にはまったのは大好きさ。この家は僕にとって最も喜ばしい型通りの場所なんだ。マスティク島がおとぎの島だってことを分かっていないとね」と語っていた。マスティク島はケンブリッジ公爵夫妻やザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーなど数々のセレブから人気の休暇先として知られている。(C)BANG Media International
2016年03月24日全世界で30億ダウンロードされた大人気ゲームが3D映画化される『アングリーバード』。このほど、主人公のレッドが「国際幸福デー」の国連グリーン名誉大使に任命されたことが明らかとなった。本作は、鳥たちが平和に暮らす島・バードアイランドを舞台に、怒りんぼうのレッドとお調子者のチャックとビビリのボムの3匹が、意地悪なピッグたちに盗まれた大切な「たまご」を取り返すために大冒険を繰り広げる物語。ミニオンズを生み出した『怪盗グルーの月泥棒 3D』のプロデューサーが製作を手掛け、レッドをはじめとするキャラクターたちが3Dとなって登場する。今回、レッドがグリーン名誉大使として任命されたのは、国連が制定した3月20日の「国際幸福デー」。この任命は、「国際幸福デー」に幸福な人生や社会のために何ができるかについて考え、気候変動やその影響に対してリサイクル、節水などのアクションを起こすことで、怒りんぼうのアングリーバードをハッピーに、「Help Red Go Green」(=レッドをグリーンにしよう)という活動の一環だ。尚、グリーン名誉大使としての任命は今回のレッドが初の試みだという。また、20日の「国際幸福デー」に先立つ3月18日(現地時間)、ニューヨークの国連総会議場にて「国際幸福デー公式セレモニー」が行われ、本作のキャラクターやレッド役のジェイソン・サダイキス、チャック役のジョシュ・ガッドなど、声優キャストが参加し、その中でレッドの任命セレモニーも行われる。レッドを名誉グリーン大使に任命したパン・ギムン国連事務総長は、「アングリーバードは世界中の人々を楽しませてきました。そして今、アングリーバードたちは世界をよりよい場所へする活動へ参加しています」とコメントを寄せている。さらに本作のプロデューサーのジョン・コーエンも「レッドがグリーン名誉大使に任命され大変光栄です。レッドはまだ怒りんぼうに見えるかもしれませんが、心の中では笑顔で笑っているでしょう。国連とともに、気候変動のようなグローバルな問題への意識向上の一助となることに大変興奮しています」と喜びを語っている。そしてこの任命に併せて「国際幸福デーに力を合わせて危機を救おう」と促す特別映像が解禁。「外出時は歩こう」「交通機関を使おう」「節水をしよう」など、レッドをはじめとるするキャラクターたちが、子どもにも分かりやすくコミカルに提言をする映像に仕上がっている。『アングリーバード』は10月1日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月19日6月に行われる本年度の英グラストンベリー・フェスティバルで、デヴィッド・ボウイさんの特別映像が放映されることになった。南西イングランドのサマーセットで開催される同音楽フェスティバルで、1月にがんで亡くなったデヴィッドさんへの追悼の意を込めて、2000年にデヴィッドがヘッドライナーを務めた時の映像が公開されることになるようだ。同フェスティバルのオーガナイザーであるマイケル・イーヴィスは、ラジオXのインタビューの中で「2000年のデヴィッド・ボウイのパフォーマンスの映像を放映するんだ。ステージが終了したときに1つのスクリーンでその映像を流す予定だよ。すべてのセットを流す予定さ」と語った。今週15日に行われたグラミー賞では、レディー・ガガがデヴィッドさんへの追悼パフォーマンスを披露し話題となっていたばかりだ。ちなみに来週24日にロンドンで行われるBRITアワードのステージでは、U2のボノ、ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーンらがスーパーグループを組み、デヴィッドさんへの追悼パフォーマンスを行うのではないかとうわさされている。(C)BANG Media International
2016年02月20日レディー・ガガがグラミー賞授賞式で、先月亡くなったデヴィッド・ボウイの追悼パフォーマンスを行った。会場に現れたときから、すでにガガの「ボウイ追悼」は始まっており、ボウイが過去作り上げて演じた、宇宙から来た架空のロックスター「ジギー・スターダスト」をイメージしたといういで立ちで登場。パフォーマンスの際はインテルと協力し、スクリーン上で顔にボウイさながらのメイクをほどこして観客を沸かせた。6分ほどの間にボウイのヒットソング9曲を詰め込むという目まぐるしい構成ではあったが、相当な時間の準備と練習が必要だっただろうし、ガガがボウイをいかに敬愛していたのが伝わってくるステージだった。パワフルな歌声はもちろん健在。追悼パフォーマンスが終わるや否や、ボウイの息子ダンカン・ジョーンズがツイッターで反応を見せた。「『興奮しすぎたり訳が分からなくなっている、一般的に夢中になりすぎることや過度の熱狂により起こる状態。精神的な混乱』ってチキショー!なんて言葉だ!?」とツイート。これは辞書で「gaga」という言葉を引くと載っている文を引用したもの。本人の名前を出していないものの、明らかにガガをけなしているとみられる。しかし、ボウイが亡くなってからわずか1か月。息子にしてみれば悲しみもまだ癒えない時期に、グラミー賞という大きな舞台で行われたガガのパフォーマンスは見ていてつらかったのかもしれない。(Hiromi Kaku)
2016年02月17日歌手のレディー・ガガは、デヴィッド・ボウイさんがいなければ今の自分はありないと感じているそうだ。先月69歳でがんのため他界したボウイさんのグラミー賞におけるトリビュートコーナーでステージに立つ予定になっているガガは、ボウイさんのその一風変わった個性によって自分が変わり過ぎていないと思えたことでキャリアを築けたのだという。「話すのもつらいわ。彼がいなければ私がここにいることはなかったんだもの。私は変わり過ぎだと感じたでしょうね。私は彼が最高にクールだと感じたから自分もあきらめなかったの」と明かした。アカデミー賞でもパフォーマンスが予定されているガガは、アメリカの大学ではびこるレイプ犯罪を追ったドキュメンタリー映画『ザ・ハンティング・グラウンド』のためにダイアン・ウォーレンと作曲した『ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー』が歌曲賞にノミネートされたことで重要な問題により焦点が当てられることを喜んでいるそうだ。ガガは『エクストラ』に「とても個人的な関わりのあることだし、とても重要なことよ。アカデミー賞がその問題を気にしてくれることに感謝しているわ。だって問題を指摘せずにしてこの曲をノミネートすることなんてできないでしょ」と語った。また、先週末にはスーパーボウルでアメリカ国家を歌い上げたガガは、あれほど栄誉なことはなかったとしており、「とても緊張したけど、興奮もしていたの」「選手たちは自分の世界に入って準備しているところだったし、スタジアムにみなぎるパワーはすさまじいものがあったわ。自分の国のために歌うほど名誉なことってないわよね」と振り返った。(C)BANG Media International
2016年02月15日チャニング・テイタムとジョセフ・ゴードン=レヴィットがミュージカル映画で共演することが決まった。「The Hollywood Reporter」誌によると、ストーリーの詳細などは明らかにされていないが、パイロット2人が災難に巻き込まれるコメディ仕立てのミュージカルで、R指定のオリジナル作品になるという。チャニングは『ステップ・アップ』や『マジック・マイク』シリーズでダンスのスキルは証明済み。ジョセフも『(500)日のサマー』でミュージカル調のシーンを見事に演じている。ミュージカル「Wicked」を手がけたマーク・プラットらと共にチャニングとジョセフはプロデューサーも務める予定。脚本はマイケル・バコールが担当する。ジョセフは2001年の主演作『Manic』(原題)で、チャニングは『21ジャンプストリート』と続編の『22 Jump Street』(原題)でマイケルと一緒に仕事をしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月09日今月10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんが『ロード・オブ・ザ・リング』の役を得るためオーディションを受けていたと、出演者のドミニク・モナハンが明かした。同映画シリーズでメリアドク・ブランディバック役として登場しているドミニクは、デヴィッドさんとオーディションが行われたキャスティング事務所で鉢合わせたという。「僕は『ロード・オブ・ザ・リング』のオーディションをするために、ロンドンにあるキャスティング事務所ハバーズにいたんだ。オーディションを開催したジョン・ハバードと話すことになって、彼が僕に『かなりよかったよ。5分、10分待っていてくれ。フィードバックを伝えるよ』って言ったんだ」「僕は『ああ、オッケー。いいね』って思って、受付のところで座っていたんだよ。雑誌を読みながら待っていると、デヴィッド・ボウイが入ってきて、リストにサインして中に入っていったんだ」と振り返る。1986年作『ラビリンス/魔王の迷宮』にゴブリンの王役で出演したことのあるデヴィッドさんがどの役のためにオーディションを受けたかどうかははっきりとわからないというドミニクだが、おそらくイアン・マッケランが演じたガンダルフ役だったのではと推測する。ドミニクは「ガンダルフ役だったと思うよ。この役以外は考えられないよ」「他の役のためだったかもしれないけど、僕はデヴィッド・ボウイの大ファンだから、幸運にも今彼の息子と知り合いであること、そしてただ彼に直接会えることが僕にとってかなり特別なことだったよ」とハフィントンポスト紙に続けた。そんなドミニクの予想をよそに、ネット上でデヴィッドさんはヒューゴ・ウィーヴィングが演じたエルロンド役でオーディションを受けたのではと噂されている。(C)BANG Media International
2016年01月30日今月10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんが死の間際までニューアルバムに取り掛かっていたと、元交際相手のクラウディア・リニアが明かした。死の数日前にクラウディアがデヴィッドさんから受け取った携帯メールは、「いくつか歌詞を送ってくれよ。忘れるなよ」と催促する内容だったという。クラウディアはデヴィッドさんが病気を患っていることさえ知らなかったため、友人の連絡でデヴィッドさんの訃報を聞いた際にはショックを隠しきれなかったとデイリー・メール・オンラインに話した。「デヴィッドが健康上のタイムリミットと闘っていたなんて知りもしなかったわ。もし知っていたのなら、一緒にことをすすめようと完全に急いでいたでしょうね」「デヴィッドはただ年を取っていっただけで、病気だって感じはしなかったわ。彼の声はいつも私が聞いてきたデヴィッドそのものだったしね」さらに、自身にガンのことを打ち明けてくれなかったことに心を痛めるというクラウディアだが、デヴィッドさんが曲、自身が歌詞担当で作り始めた作品を完成させ、デヴィッドさんにささげるアルバムを作りたいそうだ。「デヴィッドは何かをしようといったんきめたら、初めから終わりまでを見る人だったわ。そのプロジェクトをやってのける人なの」「思い出してみると、私が何かを完成したときは、デヴィッドは『いい子だね』っていつも言っていたわ」「私は彼を見て、『デヴィッド、私のことを調教している動物か何かのように感じさせるわ』って言うの」「それで、2人とも笑うのだけど、それって単に肯定の表現なのよね」「だからこそ、このプロジェクトを手掛けようと思うわ。彼にささげるためにね」と考えを明かした。クラウディアはデヴィッドさんと交際していた当時、彼がアンジー・ボウイと結婚していたことは知っていたものの、気にもしていなかったといい、またデヴィッドさんのロンドンの自宅で行われたとされる一連のワイルドなパーティーが存在したとしてもたいしたことではないことを分かっていたという。「彼に他に付き合っている人たちがいたのなら、私を避けていたでしょうね。そうでなければ、私は彼を受け入れなかったと思うしね」「私にも寛容できる範囲がいくぶんあるわ。デヴィッドがロンドンでワイルドな時間を過ごしていたとしても、それがなんともないことだって知っていたわ」と語っている。(C)BANG Media International
2016年01月28日今月10日(現地時間)、デヴィッド・ボウイが亡くなったというニュースは、生前親交の深かったケイト・モスにかなり影響を与えているようだ。デヴィッド死去の直後、ケイトはデヴィッドの顔がプリントされたTシャツに、彼が好きだったチャンキーヒールのブーツを履いて、ファッションアイコンの彼女らしい方法で悼んだ。さらに16日には、「デヴィッド・ボウイ」をテーマに自身の42歳の誕生パーティーを自宅で開いた。イギリスの「The Daily Mirror」誌によると、ケイトは招待客に「デヴィッドを表現した80年代の格好で着てね」と頼んだという。参加者の1人、ボーイ・ジョージはツイッターに「コッツウォルズでケイト・モスの誕生日をお祝いしてとっても楽しい夜を過ごした。デヴィッド・ボウイの曲に合わせて踊ったの。ていうか、デヴィッドの人生に敬意を表した誕生パーティーだったわ」とツイートしている。友人に「自分の誕生日を祝うのと同時に、デヴィッドの人生を称えたいの」と語っていたというケイト。パーティーの間はずっとデヴィッドの往年のヒットソングをかけ、デヴィッドを偲んだ。新年早々、大事な友人の訃報にとても落ち込んでしまったケイト。少しは気が晴れただろうか…。(Hiromi Kaku)
2016年01月19日今月10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんの27枚目の最新アルバム『ブラックスター』が、発売初週にして18万1,000枚を売り上げ、米アルバムチャート・ビルボード200で、アデルの『25』を追いて1位を獲得した。同チャートは、デヴィッドさんが死を迎える2日前に発売となった同アルバムの純粋なセールス17万4,000枚とアルバムと同等とみなされるストリーミング視聴回数を踏まえてランキング結果を出しており、1991年に音楽の電子的販売が開始されて以降、デヴィッドさんにとって最も大きな売り上げを記録した週となる。さらに、デヴィッドさんの過去の9作品が同ランキング内に入っており、中でも2002年に最高70位どまりだったベスト盤『ベスト・オブ・ボウイ』が4位と健闘を見せ、『シギー・スターダスト』が21位となっている。一方、デヴィッドさんの出身国イギリスのチャートでは、『ブラックスター』は15万枚のセールスを記録して同じく1位を獲得。過去のデヴィッドの作品をすべてあわせると、先週だけで計50万枚売れており、19作品がチャート100位以内にランクイン、そのうち10作品がトップ40入りを果たしている。(C)BANG Media International
2016年01月19日果物野菜たっぷりの、飲みやすい『1日グリーンスムージークレンズプログラム』とは株式会社スタイラの運営するライフスタイル店「ジョンマスターオーガニック トーキョー」は、2016年1月21日~2016年3月31日までに期間を限定して『1day グリーンスムージークレンズプログラム』を売り出す。同プログラムは国内グリーンスムージーの先駆け者として知られる、姉妹ユニットのシャリマ・ドゥ・ラ・テフテフの監修によって生まれたコラボ商品という。プログラムでは1日をスムージー6本(3種)だけですごすことになっている。「商品概要」商品:1day グリーンスムージークレンズプログラム販売場所:john masters organics TOKYO Inner Beauty Bar住所:東京都渋谷区神宮前5-1-6 イルパラッツィーノ表参道1F(引用元は株式会社スタイラ プレスリリース PR TIMESより)使用されるスムージーと、プログラム内容プログラムで使用されるスムージーは、フレッシュな果物や野菜をミキサーによってミックスしており、ミネラルや食物繊維、ビタミンが豊かに含まれ、さらに満腹感もあるドリンクだ。プログラムでは6本のコールドプレスジュースを用い、このたび新しい3種類のグリーンスムージーが登場した。新登場の3種類は?プログラムで新しく登場するグリーンスムージーにはミカンやしょうが、ユズなどがブレンドされており、冷え性や減量に役立つ【ユズジンジャーグリーン】や、キウイおよびリンゴなどが用いられた、代謝を向上させ腸をととのえる作用がある【スパイシーシナモン】が用意されている。さらにオレンジやパセリ、ミックスベリーなどがブレンドされた、美容の効果がある【ビューティーベリー】全3種類だ。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社スタイラ プレスリリース (PR TIMES)株式会社スタイラ
2016年01月18日10 日(現地時間)に亡くなったデヴィッド・ボウイの葬儀は行なわれず、近親者のみで追悼の式が執り行われることになるという。14日(現地時間)にボウイのFacebook公式ページに掲載された家族の声明文には「家族は現在、愛する夫、父親、そして友人であったデヴィッド・ボウイを弔う内輪の式を準備中です。いま一度、最もつらいこの時期にプライバシーを尊重していただきたくお願いいたします」とある。そして「世界中から寄せられた愛とサポートに心から感動し、感謝しています」とファンからの追悼への感謝も綴られている。イギリスの大衆紙「Daily Mail」は、ニューヨークで荼毘に付されたボウイの遺灰は、故人が生前に伝えた希望の場所に撒かれる予定だと報じているが、同紙の取材に遺族の代理人は回答拒否したという。友人によると、ボウイは友人だった故フレディ・マーキュリーと同じように墓所や遺灰の所在も明らかにしたくないと考えていたそうだ。「墓や葬儀は望んでいませんでした。彼は自分の人生を記憶してもらいたかったんです。モニュメントとしてではなくね」。突然の訃報を受け、さまざまな形での追悼イベントや3月にはメモリアル・コンサートも予定されているが、家族は「今後予定されているコンサートやトリビュートはありがたいことですが、いずれも家族によって計画されたものや支援されたものではないことをお伝えします」とコメント。「みなさんそれぞれがデヴィッドの音楽からユニークなものを見出したように、それぞれの視点から彼の人生を讃えてくださることを歓迎します」と結んでいる。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月18日1月10日、この世を去ったデヴィッド・ボウイの思いもよらない訃報に世界中がショックで包まれた。ジャンポール・ゴルチエ、ポール・スミスらデザイナーや、マドンナ、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、カニエ・ウェストらアーティストも続々とコメントを発表し、ニューヨークの自宅前では大勢のファンが花をたむけ、彼の死を偲んでいる。この度、そんな彼の追悼の意を込めて、イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」を捉えたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が、23日から1週間限定で上映されることが急遽決定した。上映映画館は、東京の新宿ピカデリーと大阪のなんばパークスシネマの2館にて。
2016年01月15日デヴィッド・ボウイの訃報が僕の耳に飛び込んできたのは、友人からのSMSだった。レインボウに飾った顔、グラムロックの先駆けであり、巨大新星だったが、僕自身はマーク・ボランの「使い捨てポップスター」という割り切り、ロック感、ポップ感のほうが当時は好きだった。しかし、デヴィッド・ボウイはアルバムのレコーディングを重ねるごとに、まるで1960年代後半に入ったビートルズのように、進化し続けカラーを変えボウイ自身のサウンドを変化させていった。変わらないのはあの「シャウト」の魅力だ。1972年発表の「ジギー・スターダスト」はもちろんぶっ飛んだ。25歳だ、若い!1983年「レッツ・ダンス」でももっとも印象的なのはMTV全盛期も相まっての「モダン・ラブ」だった。ド派手なステージングを再現したような生き生きとした彼のパフォーマンスに心酔できた。頭の中でなり続けるようなリフレインの嵐にヤラレタ。ヤツ36歳、そうは思えない完成度の高さだった。翌1984年の「ブルー・ジーン」のプロモーションビデオではボウイ自身の二役のコミカルな演出と超ポップなメロディーと歌詞にデヴィッド・ボウイのセンスと才能の豊かさが、1980年代ポップスという偉大なミュージックシーンを牽引したと懐かしく思う。そして、アラン・リックマンである。最近では『ハリー・ポッター』シリーズ初期の悪役、本当は勇敢で最高の正義の魔術師「スネイプ先生」でなじみ深いイギリス俳優が1月14日にこの世を去った。ハリー・ポッターの映画を観て、スネイプ先生という意地悪な魔法使いが出てきて「あれ、この人、どこかで見おぼえあるんだよな」と映画館の中で必死で頭の中を探しまくっていた。帰りの電車の中で、最初につながったのはSFコメディーとして最高に面白かった『ギャラクシー・クエスト』(1998年)である。「へんてこなかぶりもので大真面目に宇宙人役をやってた彼か~」などとギャップを楽しんでいた彼は52歳、さらに驚いたのは、『ダイ・ハード』(1988年)の最後まで戦っていた「ハンス」役のあのタフで切れ者で悪い奴であった。ちょっと結びつかない。思い出せば「ああ~!」と高層ビルから落ちていく幅のある、味な役者だった。ともに1970~2000年代を突っ走った素晴らしいスターに冥福を。(C)BANG Media International(C) 2009 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C)Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2016年01月15日1月10日、この世を去ったアーティスト、デヴィッド・ボウイ。WOWOWでは彼の功績を偲び、1月24日にライブ『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』と映画『ラビリンス』を追悼特集として緊急放送する。『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』は1973年、イギリス・ロンドンのハマースミス・オデオンで行われたツアー最終公演の模様を収録。ボウイはアルバム『ジギー・スターダスト』からのヒット曲はもちろん、ローリング・ストーンズの『Let’s Spend The Night Together』をカバーし、アンコールではルー・リードと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『White Light/Whit e Heat』を熱唱。"伝説"となった一夜を目撃するまたとないチャンスとなっている。そして映画『ラビリンス』はジョージ・ルーカス製作総指揮による1986年公開のファンタジー映画。ボウイは主演として迷宮の魔王・ジャレスを演じ、ここでも圧倒的な存在感を発揮している。『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』は1月24日(日曜 12:55~)、映画『ラビリンス』は同じく24日(日曜 14:30~)WOWOWプライムにて放送。
2016年01月15日69歳の誕生日に、3年ぶりとなるニューアルバム「★(ブラックスター)」を発表し、その2日後にこの世を去ったデヴィッド・ボウイ。文字通り、星になった希代の天才ミュージシャンは、俳優としてスクリーンでも異才を放つ存在だった。キャリア初期に実験映画への出演もあったが、本格的な俳優デビューを飾ることになったのが、1976年に公開された『地球に落ちてきた男』だ。不毛の大地と化した故郷を救うため、地球に舞い降りる宇宙人という魅惑的なキャラクターは、持ち前の美貌に加えて、星や宇宙に関する楽曲を数多く手がけていた当時のパブリックイメージと相まって、ボウイにぴったり。絶望的な未来を前に、精神をむしばまれる主人公の姿は、創作活動のプレッシャーから薬物に溺れた時期のボウイ本人にも重なり、痛々しくもリアリティを伴っていた。アルバム「レッツ・ダンス」でワールドワイドな商業的成功を手にした1983年には、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』に出演し、日本での人気・知名度はピークを迎える。同年にはトニー・スコット監督の『ハンガー』で吸血鬼、1986年公開のファンタジー大作『ラビリンス/魔王の迷宮』ではヒロイン(演じるのは当時16歳のジェニファー・コネリー)の弟をさらう迷宮の主と、いずれも“異界の住人”を好演。片や1991年に公開された最後の主演映画『ニューヨーク恋泥棒』では、イギリスからプレイボーイ役で軽妙な(微妙でもあった)演技を披露していた。こうした主演、助演級の作品に加えて、キテレツなFBI捜査官を怪演したデヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』、なりきり演技でアンディ・ウォーホルを完コピした『バスキア』、本人役で登場した『ズーランダー』など、「登場は一瞬でも、インパクトは絶大」な芝居も俳優・ボウイの大きな魅力。クリストファー・ノーラン監督の『プレステージ』では、発明家のニコラ・テスラを貫録たっぷりに演じ、共演したヒュー・ジャックマンのお株を奪った。さて、ボウイと映画にまつわるトピックとして注目したいのが、先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞のミュージカル/コメディ部門作品賞に輝いた『オデッセイ』。探査ミッション中の事故で、たったひとり火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた本作では、ボウイの代表曲である「スターマン」が絶妙なタイミングで流れ、物語をポジティブに押し上げる推進力になっている。また、ボウイの息子で映画監督のダンカン・ジョーンズ(『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』)の最新作『ウォークラフト』が、今年公開される予定だ。(text:Ryo Uchida)
2016年01月14日今月10日に1年半ものがんとの闘病の末に69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんは、死の数週間前にはがん克服に前向きな姿勢を見せていたという。デヴィッドさんの友人であり映画や舞台プロデューサーのロバート・フォックスは、前月デヴィッドに会った際には、長生きするために希望をかけて実験的な新薬を試す準備をし、前向きに治療をしている様子がみられたことをザ・タイムズ紙に明かした。「デヴィッドは具合が悪かったみたいだけど、それについて悩んではいなかったよ。かなり実験的だけど、何人かで成功例がみられた新たな治療を始めようとしているところだったね」「新たなよりよい治療法がまた出てくるという希望と共にそれで命を延ばすことができると前向きだったよ」そんな中、デヴィッドさんは肝臓がんで命を落としたと、舞台『ラザルス』でデヴィッドさんと仕事をしていたイヴォ・ヴァン・ホーヴェ監督が発言。「1年はこのことを知っているよ。僕らの舞台『ラザルス』でのコラボが始まって、ある時に病気のためにいつもいることができないと伝えてきたよ。僕に、がん、肝臓がんを患っているって言っていたよ」「出演者はこのことを最後まで知らなくて、『ブラックスター』を一緒にレコーディングしたミュージシャンたちさえも知らなかったよ。この2つのプロジェクトを時間内に終わらせるために、病気が勝ってしまわないように、デヴィッドはできるすべてのことをしていたよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年01月14日10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが、3月にアメリカ・ニューヨークで開催されることになった。同コンサートは、デヴィッドが他界するわずか数時間後に発表されていたが、記念コンサートとして予定通りカーネギー・ホールで開催される。コンサート主催者は、声明文で「予期せぬ悲報により、記念コンサートとして開催することになりました」を発表した。そして、「過去には数々のサプライズ出演や受賞者によるパフォーマンスなどがされてきましたが、今回はデヴィッドの友人や仲間、ファンたちによって彼の音楽をたたえるものとなることは間違いないでしょう」とコメント。「今回のニュースに私たちは深く悲しんでおり、チケットの販売開始のタイミングは奇妙なものとなりましたし、ショー自体にさまざまな感情が入り交じっています。デヴィッド、安らかにお眠りください。神のご加護がありますように…」と続けた。デヴィッドの長年のコラボレーターであるトニー・ヴィスコンティが同イベントでバンドを率いる方向になっており、ザ・ルーツ、シンディ・ローパー、マウンテン・ゴーツ、ベティ・ラベット、ロビン・ヒッチコック、ペリー・ファレル、ジェイコブ・ディラン、ハートのアン・ウィルソンなどのパフォーマンスが予定されている。そのほかにも今後数々のアーティストが参加するのではないかと見られている。この記念コンサートからの収益は、ヤング・オーディエンス・ニューヨーク、リトル・キッズ・ロック、チャーチ・ストリート・スクール・オブ・ミュージック、ザ・センター・フォー・アーツ・エデュケーション、ザ・アメリカン・シンフォニー・オーケストラ、グラミー・イン・ザ・スクールズへと寄付される。(C)BANG Media International
2016年01月13日