合同会社みどりや薬局(所在地:静岡県島田市、代表社員:清水 雅之)は、新しい体験型ARゲーム「ARドーピング妖怪を封印せよ!」を開発し、イベントなどで使用することを発表しました。このARシューティングゲームは、ドーピング禁止物質を妖怪化したキャラクター「ドーピング妖怪」を題材にし、アンチドーピング教育と健康促進に焦点を当てた革命的なエンターテインメントです。ARドーピング妖怪を封印せよ!(1)株式会社Play Life Studioによる制作で、AR技術を駆使し、プレイヤーにアンチドーピングの重要性を体験的に学ばせると同時に、薬物の作用や乱用についても学ぶことができるゲームです。ゲームでは、次々と現れるドーピング妖怪を封印していくミッションがプレイヤーを待ちます。本ゲームは、アンチドーピング教育と健康促進のための革新的なツールとして開発されました。我々はこのゲームを通じて、薬物の正しい使い方と乱用の危険性を理解し、より健康的で倫理的な生活を促進することを目指しています。今後スポーツおよび健康イベントなどでゲーム体験を提供していく予定です。詳細な情報やゲームの体験イベントのスケジュールについては、ドーピングガーディアン公式ウェブサイトで随時更新されます。ドーピングガーディアン公式サイト また、スポーツクラブや教育機関での本ゲームを使ったアンチドーピング教育セミナーなども承っております。プレイイメージ■ドーピング妖怪についてスポーツにおける世界共通のルールであるドーピング規則「WADA Code」に定められているドーピング禁止物質をカテゴリー別に妖怪キャラクター化。使い方によって人の病気を治す事も出来ますが使い方を誤るとドーピング違反になったり、体調を悪化させたりする可能性があるドーピング禁止物質をわかりやすく広める目的で製作いたしました。■株式会社Play Life StudioPlay life studioは、退屈な日常や、やる気が出ないこと、やらなきゃいけないこと、そういった物事をゲーミフィケーション×AIを活用して、楽しい物事に変えていきたいという想いで生まれました。習慣化ゲーミフィケーションアプリ開発やAR・VRゲーミフィケーションの開発などに取り組んでいます。 ■みどりや薬局についてみどりや薬局は、長年にわたり高品質な医薬品と健康サービスを提供してきた信頼性のある薬局です。アンチドーピング教育と健康促進にコミットし、「ドーピング妖怪を封印せよ!」のようなプロジェクトを通じて、社会に貢献しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月21日健康食品、化粧品、医療機器の薬事コンサルティングを行うアンチドーピング・ジャパン(株式会社RCTジャパン内、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持田 騎一郎)は、当社が届出代行を行った機能性表示食品サプリメントが、2023年3月13日にBSCGアンチドーピング認証「CERTIFIED DRUG FREE」(以下、ドラッグフリー)を取得しました。これは、機能性表示食品として世界で初めて(※1)のBSCG認証となります。この実績を受け、今後、機能性表示食品、健康食品、化粧品のBSCGアンチドーピング認証の取得代行サービスを開始いたします。機能性表示食品「延寿花 ケルセフィット」BSCG(Banned Substances Control Group)は、米国カリフォルニア州に本社をかまえる、世界最大の民間アンチドーピング認証機関です。認証済み製品は、世界60ヶ国、3,344製品(2023年3月現在)にのぼることからも、世界中のプロ競技団体、プロアスリートから高い信頼を得ています。BSCGは、著名なオリンピック薬物検査のパイオニアであるドン・カトリン博士とその子息オリバー・カトリン氏により2004年に創設されました。BSCGのもっともポピュラーなアンチドーピング認証プログラム「ドラッグフリー」は、WADA禁止リストにある禁止薬物296種類とWADAリスト以外の危険薬物209種類、計505種類(2023年3月現在)の検査、および、工場の品質安全管理確認、Good Manufacturing Practices(GMP:適正製造規範)、品質管理審査、原料、成分、サプライヤー審査、そして一般毒物アセスメントもそのプロトコルに含まれています。検査はISO国際標準化機構によるISO17025認定ラボで実施。継続的なバッチテストは必須であり、時には抜き打ち検査も行われます。今回、BSCGアンチドーピング認証を当社で代行し、取得に成功した製品は、機能性表示食品「延寿花(えんじゅか) ケルセフィット」(販売者:機能性表示食品検定協会株式会社、消費者庁届出番号:G1418)です。これは、機能性表示食品として世界で初めてBSCGの認証取得となります。BSCGのアンチドーピング認証は、WADA(世界アンチドーピング機関)が指定する禁止成分に限りなく準拠した検査リストによって行われるもので、今後は、販売事業者はもちろん、アスリートや消費者に危険薬物を含まないことが保証された製品として提供できるようになりました。 (※1)当社調べ(2023年3月調査)機能性表示食品「延寿花 ケルセフィット」の商品ページ 本製品は、花粉、ハウスダストなどによるアレルギー症状を軽減することが臨床試験などで確認された「高吸収型イタリアケルセチン(インデナ社ケルセフィット)」を高配合した日本で初めての機能性表示食品です。本製品の機能性関与成分ケルセチンは、天然に存在する抗酸化作用のあるポリフェノールで、玉ねぎの皮に多く含まれていることが知られていますが、そのままではほとんど体内に吸収されません。そこで、イタリア・インデナ社独自の「フィトソーム」化技術によって、エンジュ(槐または延寿:マメ科の樹木)の花由来のケルセチンの体内吸収率を20倍に増加させることに成功しました。2020年には、静岡県立大学の山田静雄特任教授の監修の下で行われたヒト臨床試験において、「高吸収型イタリアケルセチン(インデナ社ケルセフィット(R))」は、花粉による鼻水、くしゃみ、睡眠障害、倦怠感、疲労感、思考能力低下などを95%の有効性を持って改善することが確認されました。これは、ケルセチンの持つ高い抗ヒスタミン機能によって、花粉アレルギーの諸症状が改善したと推察しています。この臨床試験結果をエビデンスとして機能性表示食品の届出を行い、消費者庁の審査を経て受理されました。さらに、最先端のがん難病治療を研究する医師の会「日本先制臨床医学会」(特別顧問 坂口 力、初代厚生労働大臣)の推奨商品としても認定され、多くのドクターから高い評価を得ています。日本先制臨床医学会HP: 【製品情報】機能性表示食品の届出番号 :G1418製品名 :機能性表示食品 「延寿花 ケルセフィット」販売会社 :機能性表示食品検定協会株式会社届出表示 :「本品にはケルセチンが含まれます。ケルセチンは、花粉、ほこり、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。」一日摂取目安量 :4粒4粒あたりの機能性関与成分量:ケルセチン200mg/日(ケルセフィットとして525mg/日)内容量 :カプセル120粒入り、30日分消費者庁機能性表示食品届出データベース: 製品販売サイト: 【アンチドーピング情報】アンチドーピング認証機関: BSCG(米国)生産施設審査 : cGMP(希望すれば査察可能)製品分析 : ISO17025認証取得製品分析の頻度 : 初回分析および認証後無作為分析ロット番号検索ページ : 【アンチドーピング認証について】1. アンチドーピング検査の必要性ロシアの国家問題ともなった「ドーピング不正事件」を受け、今後、世界のスポーツ界では、ますますドーピング検査が厳しくなることが予想されます。日本でも2020年の東京オリンピック以来、選手任せではないドーピングのチェック体制が求められるようになりました。しかしながら、アスリートの尿、血液中の禁止成分検査はできますが、アスリートが摂取する前の食品の禁止成分検査ができないのが現状です。その理由は、以下のような問題があるためです。・禁止薬物検査のためには、禁止薬物と同じ「標準品」が必要だが、その中には、「大麻」「覚せい剤」なども含まれているため、日本の検査機関では所有、検査ができない・万一、禁止薬物が入っていた場合、その含有を売りして、薬機法違反となる広告が行われる可能性があるしかし、アスリートに食品を提供する企業が、その食品に禁止成分が含まれていないことをきちんと原料レベルから確認せずに提供した場合、万一、アスリートがドーピング違反に問われた場合、その企業は製造物責任が問われることとなります。もちろん、それによって起きる損害もアスリートがトップクラスであればあるほど甚大なものになります。2. 検査、認証の流れ1) 当社指定の申込みフォームにご記入いただく2) 1次スクリーニング:BSCGが規定している禁止薬物含有の有無を検査します。※このスクリーニングでは、成分の含有量までは測定できません3) 入金確認後、下記を当社にお送りいただく・試験検体(当社保管用、検査機関用):50g以上×2個・原材料リスト・製造規格書※麻薬、覚せい剤、禁止薬物はお取り扱いできません4) BSCGの検査機関へ検体を送付※送料は当社負担※要冷蔵、要保冷などの特殊商品は、現在お取り扱いできません※アメリカの輸入禁止の製品もお取り扱いできません5) BSCGドラッグフリー認証の書類作成1次スクリーニングと同時併行で、認証の書類作成に入ります。6) 2次定量測定:1次スクリーニングで禁止薬物の含有が疑われた場合、詳細な定量測定をご提案します。この分析費用は、成分のよって違うため、別途お見積りとなります。3. 料金と納期1) 料金(すべて税別):数量割引があります。・初期費用 150万円(登録、最初のバッチの製品検査、書類審査、認証)・その後バッチごとの検査費用 50万円(最低年1回の検査義務)・年間更新料(毎年1月に支払い) 50万円2) 納期:検査品の受け取り後、約2ヶ月※繁忙期は3ヶ月以上かかります3) 証明書:検査は、WADAの禁止薬物リストに準拠したBSCG社の検査リストにもとづいて行われ、その結果は証明書として発行され、正式なエビデンスとして世界中で活用できます。※WADAのすべての禁止成分を分析できるわけではありません【株式会社RCTジャパン】■企業概要株式会社RCTジャパン 代表取締役社長: 持田 騎一郎所在地 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階MOV内MAIL : info@rctjapan.org TEL : 03-3400-3200創業 : 2014年8月業種 : 薬機法、景表法コンサル業務、機能性表示食品コンサル事業、広告代理業務、システマティック・レビュー(SR)の作成、ヒト臨床試験のコーディネートなど【本リリースに関するお問い合わせ】アンチドーピング・ジャパン(RCTジャパン内)MAIL: antidopingjapan@gmail.com TEL : 03-3400-3200 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日合同会社みどりや薬局(静岡県島田市中溝4-8-10、代表社員:清水 雅之)はアンチドーピング教育啓発を目的としたキャラクター「ドーピング妖怪(R)」によるうっかりドーピング防止啓発動画「ドーピング妖怪を封印せよ!」全4話を制作し、2023年2月10日より配信を開始いたします。メインビジュアル本動画は私たちが提供するアスリート向けてセミナーや教育機関での医薬品適正使用啓発教室などで使用されるほか、株式会社MEDIENCER(東京都新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル7F)が運営する薬局向けデジタルサイネージサービス「ファーマシーGo!」導入薬局でも配信予定となっております。また、サンプル動画として「ドーピング妖怪を封印せよ!」S9糖質コルチコイドverをTwitterにて配信しております。 現在、世界的に問題となっているスポーツ界におけるドーピングですが、日本国内においては病気の治療やサプリメントが原因でおこる「うっかりドーピング」が問題となっています。うっかりドーピングを防ぐためにはジュニア世代からの教育も重要とされていますが、アンチドーピングという薬物などが関わる内容は難しくジュニア世代に馴染みにくいとの声に対応するために子供たちにも親しみやすいキャラクターを活用した動画を制作しました。動画制作に関してはドーピング防止専門薬剤師であるJADA公認スポーツファーマシストが監修し、日本国内でもうっかりドーピング違反事例として特に多い4つの事例について制作しました。【各話のテーマ】・「S6興奮薬」・「S3ベータ2作用薬」・「S9糖質コルチコイド」・「S1たんぱく同化薬」【うっかりドーピング防止啓発動画「ドーピング妖怪を封印せよ!」概要】・監修 :清水 雅之(JADA公認スポーツファーマシスト)、合同会社みどりや薬局・動画制作 :株式会社MEDIENCER( )・キャラクター制作 :東京モノノケ( )・デジタルサイネージ配信:ファーマシーGo!( )■ドーピング妖怪(R)についてスポーツにおける世界共通のルールであるドーピング規則「WADA CODE」に定められているドーピング禁止物質をカテゴリー別に妖怪キャラクター化。使い方によって人の病気を治す事も出来ますが使い方を誤るとドーピング違反になったり、体調を悪化させたりする可能性があるドーピング禁止物質をわかりやすく広める目的で製作いたしました。「ドーピング妖怪を封印せよ!」の導入について ■ファーマシーGo!について薬局提供サービスを動画でわかりやすく効果的にお伝えする、薬局特化型デジタルサイネージです。当デジタルサイネージを通して患者様の待ち時間に動画配信をすることで、薬剤師に代わって薬局の機能や役割、健康情報を伝えることができます。ドーピング妖怪(R)等、100種類以上の幅広い配信コンテンツを搭載。各薬局のニーズに合わせた、広報活動の支援を行なっています。■会社概要名称 :合同会社みどりや薬局代表者:代表社員 清水 雅之所在地:静岡県島田市中溝4-8-10創設 :平成27年11月資本金:4,000,000円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日アンチ・ドーピング事業を行う合同会社みどりや薬局(静岡県島田市中溝、代表社員:清水雅之)は漫画お薬手帳「ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!」第3巻を2022年5月20日に発売いたします。女性アスリートの月経調整を通じて、若年層への健康と快適な生活をサポートするツールとしてスポーツ現場をはじめ薬局窓口及び学校教育現場での活用いただけます。Amazon販売ページ: 漫画お薬手帳3巻表紙■漫画お薬手帳の概要・漫画コンテンツと医療記録を記載するお薬手帳が合体!・マンガ面表紙から開けば全18ページの本格医療漫画「ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!」第3話が掲載・第三話では女性アスリートの月経調整がテーマ・漫画本編はnoteにて公開中( )・お薬手帳面表紙から開くと通常のお薬手帳として活用できます・お薬手帳ページにはドーピング禁止物質を楽しく学べる「ドーピング妖怪」のイラスト付き・2021グッドデザインしずおかスポーツデザイン賞受賞!品名 :漫画お薬手帳 ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!第3巻大きさ:A6サイズ 全44ページ お薬手帳20ページ 漫画24ページ内容量:1セット5冊入り価格 :1,000円(税込み)販売サイトURL: ■漫画の内容について本作ではうっかりドーピング防止カードゲーム「ドーピングガーディアン」の世界観を踏襲、健康に関する様々な課題を抱えるアスリートが訪れる薬局を舞台にドーピング防止専門薬剤師スポーツファーマシストの活躍を描く1話完結ストーリーとなっております。第三話は女性アスリートの月経調整がテーマとなっております。●漫画・油沼「マンガでわかる薬剤師」シリーズ(河出書房新社) 医療、薬剤師系の漫画を手掛ける。Twitter:@minddive_9 ●原作・清水雅之薬剤師・JADA公認スポーツファーマシスト。うっかりドーピング防止カードゲーム「ドーピングガーディアン」開発者 Amazon販売ページ: Twitter : @MidoriyaShimiz 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月20日アンチ・ドーピング事業を行う合同会社みどりや薬局(所在地:静岡県島田市中溝、代表社員:清水 雅之)は、静岡県が主催する「2021グッドデザインしずおか」の選考において、漫画お薬手帳「ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!」((1)~(2)巻販売中2021年12月現在)が『2021グッドデザインスポーツデザイン賞』に選出されたことをお知らせいたします。Amazon販売ページ 第一巻: 第二巻: 漫画お薬手帳 表表紙漫画お薬手帳 裏表紙2021グッドデザインしずおか選定結果静岡県経済産業部商工業局地域産業課HPURL: ■グッドデザインしずおかとは?「グッドデザインしずおか」は、静岡県内の中小企業等が企画段階から流通段階までの間に、戦略的にデザインを活用した「モノ」「コト」を選定・顕彰する事業です。(静岡県HPより)■漫画お薬手帳「ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!」とは?本作ではうっかりドーピング防止カードゲーム「ドーピングガーディアン」の世界観を踏襲、健康に関する様々な課題を抱えるアスリートが訪れる薬局を舞台にドーピング防止専門薬剤師スポーツファーマシストの活躍を描く1話完結ストーリーとなっております。・漫画コンテンツと医療記録を記載するお薬手帳が合体!・漫画面表紙から開けば本格医療漫画「ドーピングガーディアン緑川雅は見逃さない!」が掲載・漫画本編はnoteにて公開中( )・お薬手帳面表紙から開くと通常のお薬手帳として活用できます・お薬手帳ページにはドーピング禁止物質を楽しく学べる「ドーピング妖怪」のイラスト付き■2021グッドデザインしずおかの今後のスケジュール県庁内展示:令和3年12月中旬~12月27日(月)会場(静岡県庁東館2階ロビー)表彰式 :令和4年2月14日午後3時30分~ 会場(静岡県庁別館21階展望ロビー)第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2022:令和4年2月8日~10日 会場(東京ビッグサイト東展示場) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日山下智久が天才寄生虫学者・紐倉哲を演じて主演する「インハンド」。その第6話が5月17日放送。今回紐倉たちは天才陸上選手に関するドーピング調査に乗り出す。これまでとは異色のストーリーとゲスト出演の清原翔に視聴者の注目が集まっている。ロボットハンドの義手を持った変わり者の天才科学者・紐倉哲を山下さんが演じ、お人好しで正義感の強い熱血助手の救命医・高家春馬を濱田岳が、クールでやり手な美人官僚・牧野巴を菜々緒がそれぞれ演じ、藤森慎吾、高橋春織、酒井貴浩、光石研らも共演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。CDC時代の疑惑も晴れ正式に内閣官房サイエンス・メディカル(SM)対策室のアドバイザーとなった紐倉が高家とともに内閣府にあるSM対策室を訪れると、網野(光石さん)は早速、紐倉に相談を持ちかける。それは国民栄誉賞の授与が検討されている日本陸上界のエース・野桐(清原さん)のドーピング疑惑について調べてほしいというもの。渋々調査を引き受けた紐倉だったが練習中の野桐に会いに行き、その“奇行”を見続けるうちにそれが“ルーティン”だと見抜く。さらに調べを進めた紐倉は野桐のルーティンは数年前に変化したことを突き止め、“遺伝子ドーピング”をしているのでは?と疑念を抱く。紐倉の予想通り野桐は遺伝子ドーピングをしていたが、その結果悪性リンパ腫に侵されていた。命を賭けて最後のレースに挑む野桐に紐倉は彼なりの声援を送る…というのが今回のストーリー。紐倉と野桐“変人”同士に芽生えた不思議な友情が描かれたストーリーに「謎のお友達関係…(笑)」「この回めちゃめちゃいいな…」「何このお互いだけが分かってるみたいな会話 めっちゃいいじゃん」「奇妙な共感と友情(めいた感じ)も、感傷的すぎず、味わい深かった」などの感想が多数。また“遺伝子ドーピング”というテーマにも「テレビドラマでまさか“CRISPR/Cas9”という言葉が聞けるとは」「衝撃を受けて食い入るように見てました!」などの声が寄せられる。そして今回ゲスト出演した清原さんにも「野桐役の清原さん、すごい熱演良かった」「推してた清原翔くんがどんどんテレビに出てる」など数多くの反応が。現在連続テレビ小説「なつぞら」にも出演中の清原さんだが、朝ドラは全く違う雰囲気のアスリート役に「(なつぞらの)照男のイメージと全然違う印象でとても良かった」「役の振り幅が本当にすごい」「清原翔さんの振り幅ハンパない」などその演技力に魅了された視聴者が続出している。(笠緒)
2019年05月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ドーピング」です。***リオ五輪の開催前、ロシアの国家ぐるみのドーピング隠蔽行為が発覚し、問題になりました。世界にドーピングの衝撃が走ったのは、1988年のソウルオリンピック。100m走で、ベン・ジョンソンがカール・ルイスに勝ち、人類初9・8秒台を切るタイムを叩き出しました。ところが、ドーピング検査で陽性になり、ジョンソン選手の金メダルは剥奪されてしまいました。ほかにも陽性の選手が後を絶たず、これをきっかけに1991年にジョンソンの祖国、カナダでアンチ・ドーピングの機関が誕生。1999年には世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が設立されたのです。ドーピングは必ずしも、選手が故意にしているとは限りません。たまたま飲んだ薬の中に禁止成分が入っていて、引っかかるケースも。テニスのマリア・シャラポワ選手が2年間の出場停止処分になりましたが「禁止薬物とは知らなかった」と提訴しています。禁止成分は随時更新されますから、ドーピングを避けるには、選手だけでなく、チームやコーチ、医師や薬剤師も正しい知識が必要。WADAやJADA(日本アンチ・ドーピング機構)はそれぞれの立場での注意を促しています。ドーピングは、製薬会社のビジネスとも密接な関わりがあると指摘する声もあります。合法的に運動能力が上がる薬となれば、ビッグビジネスになりますよね。最近はWADAと大手製薬会社が情報を共有してドーピングを未然に防ごうとしていますが、これも諸刃の剣。規制をすり抜ける新薬が開発され、後にその成分が規制されるというイタチごっこにもなってしまいます。今回のリオ五輪で、IOC(国際オリンピック委員会)が、ロシアの参加を全面禁止にしなかったことに対して、処分が甘いという意見もありました。しかし、五輪は平和の祭典。開催期間は休戦し、人種や国境を超えて皆が参加すること、五輪を続けることに意義があります。大国ロシアが抜けてしまったら、その秩序が崩れてしまう可能性も。そもそも、スポーツとは何を競い合うものなのか?原点に立ち戻り、清い戦いを見せてほしいですね。フェアな戦いこそが感動を与えてくれます。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年9月21日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年09月21日自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成しながら、ドーピング・スキャンダルで自転車界を永久追放されたランス・アームストロングに迫った映画『疑惑のチャンピオン』。いまも何かと話題のトップスポーツの世界と組織的なドーピングの裏側を描いた本作から、このほど本編映像の一部がシネマカフェに到着。“絶対王者”はファンやマスコミを熱狂させるセレブリティであり、がん患者たちの希望でもあったことが分かった。25歳で重度のがんに侵されながらも奇跡のカムバックを果たし、1999年~2005年にサイクルロードレースの世界最高峰〈ツール・ド・フランス〉で7連覇という偉業を成し遂げたランス・アームストロング(ベン・フォスター)。彼は、がん患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中から熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。しかし、ひとりのジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及。やがてスポーツ界を震撼させる衝撃の真実が、次々と明るみになる…。『あなたを抱きしめる日まで』『クィーン』で知られるイギリスの名匠スティーヴン・フリアーズ監督が、スポーツジャーナリストのデイヴィッド・ウォルシュの著書を基に映画化した本作。今回届いた本編映像は、がんを患う子どもたちを慰問し、優しい眼差しを送るランスの様子が収められている。自転車界のみならず、世界の英雄となった彼に対する世間の熱狂ぶりをまさに感じられるシーンだ。“黒いうわさ”が常につきまといながらも、ランスは2002年~2005年にAP通信の年間最優秀男性アスリートに選ばれるなど、数々の栄誉に輝いている。また、競技外でも、自らがんの慈善団体を設立し、がん患者やその家族のために慈善事業を展開、TVCMに出演したり、ハリウッド女優と恋のうわさが持ち上がったことも。稀有なカリスマ性の持ち主でもあったランスの、“本当の顔”はいったい、どちらなのか…。ちなみに、セレブといえば、ランスの元チームメイトであり、チーム内でのドーピングを詳しく知るフロイド・ランディス役を演じたジェシー・プレモンスは、“マット・デイモンのそっくり俳優”としても有名。実際に『すべての美しい馬』(’00)ではマットの子ども時代を演じたこともある。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で一躍注目を集めた彼は、『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブラック・スキャンダル』、さらにドラマ版「FARGO/ファーゴ」シーズン2にも出演するなど、話題作の重要な役どころで活躍中。本作でも、注目してみて。『疑惑のチャンピオン』は7月2日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日テニス界のみならず、世界中にも衝撃が走った先日のマリア・シャラポア選手のドーピング問題。スポーツ選手には否が応でもついて回るこの問題について、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』のスティーヴン・フリアーズ監督が、世界最高峰の自転車レースの王者ランス・アームストロングを題材に迫った『The Program』(原題)が、『疑惑のチャンピオン』とのタイトルで日本公開されることが決定した。25歳で発症したがんを克服し、サイクルロードレースの世界最高峰<ツール・ド・フランス>で7連覇を達成という偉業を成し遂げたランス・アームストロング。彼はがん患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中の熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。だが、あるジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及。やがて、スポーツ界を震撼させる衝撃の真実が次々と明るみになり…。本作は、自転車ロードレースの王者、アームストロング選手のドーピング・スキャンダルを扱い、スポーツ界を震撼させた疑惑の真相を浮き彫りにした問題作。サンデー・タイムズ紙記者であり「スポーツライター・オブ・ザ・イヤー」4度受賞を誇るデイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に、“疑惑のチャンピオン”の栄光と転落の軌跡を描き出す。監督は、『クィーン』でアカデミー賞「監督賞」にノミネートされたスティーヴン・フリアーズ。スポーツ業界におけるドーピング問題が何かを話題になる昨今、実際にツール・ド・フランスを観戦した監督は、「私はサイクリストの背後にあるあくなき勝利への執念を見た。彼らの後ろにいるのは全員、ツールの組織の人間だ。全体が巨大な“サーカス”であることを理解したよ」と意味深に語っている。また、主演を務めたのは、「アームストロングの適役をキャスティング出来なければ、映画を作る意味がない」とまで語っていたフリアーズ監督に「彼こそ適役だ」と言わしめた『ザ・ブリザード』や『ローン・サバイバー』の実力派ベン・フォスター。肉体改造のため厳しい自転車トレーニングを行い、“疑惑”にまみれたチャンピオン、ランス・アームストロングを見事に演じきっている。スポーツ界の闇を暴くにとどまらず、勝利に執着するあまり、倫理を踏み外していった男の実像を多面的に描く本作。観る者の胸にずしりと響く、骨太ドラマが誕生した。『疑惑のチャンピオン』は7月2日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日