■5万人超の来園見通し・春のお彼岸公益財団法人 青葉園(代表者:吉田 奉行)は、埼玉県さいたま市西区にて、昭和27年より公園墓地を運営しております。園内は、四季折々、様々な花が咲き誇り、近隣の方達の憩いの場所にもなっています。青葉園には、県内最大級の2万3,000の墓所区画がございます。お彼岸はお盆と並ぶ国民的な仏教行事ということもあり、毎年多くの方にご来園いただいております。本年春のお彼岸期間についても5万人超のご来園を見込んでおります。お彼岸 中日の3月20日春分の日は、極楽浄土と現世が最も近くなると言われています。青葉園では、ご来園者が故人への想いを馳せつつ、心地よくお墓お参りができるような空間づくりに努めており、本年の彼岸(3月17~24日)では、三重塔下の木枠回廊を「かざぐるま」で飾付し、ご来園者をお出迎えします。また、園内には多品種の桜が植樹されており、お彼岸期間には見ごろの桜をお楽しみいただける場合もございます。回廊装飾や季節の草花など、公園墓地としての空間づくりにより、園内にお墓をお持ちでない方含め、多くの皆様のご来園をお待ちしております。青葉園「春のお彼岸」青葉園: ■公園墓地内の桜がご来園者をお出迎え園内には、小彼岸桜・しだれ桜・ソメイヨシノ・八重桜など複数の桜が植樹されております。多品種の桜を植樹しているため、早咲きから遅咲きまで長く、様々な桜をお楽しみいただくことができ、春はお彼岸期間に限らず、多くの方にご来園いただいております。中でも、三重塔前の早咲き桜が開花すると、青空を背景にした三重塔の朱色が一層に映え、ご来園者の目を楽しませます。園内は、桜以外にもハナミズキなど多くの花が植樹されており、皆様をお出迎えすべく職人が手入れを行っております。是非、ご家族と一緒に園内を散策いただき、春の訪れを感じていただければと存じます。三重塔と桜(1)三重塔と桜(2)三重塔と桜(3)■季節ごとに様々な飾付を行う木枠回廊。3・4月は薫風を呼ぶ「かざぐるま」を取り付け。三重塔下の木枠回廊は、季節ごとに美しく飾付がなされ、ご来園者の撮影スポットになっています。3月・4月は、青葉園の象徴である「青葉」の香りを運ぶ薫風をテーマに「かざぐるま」で飾付しております。「薫風(くんぷう)」とは、初夏の時候の言葉であり、若葉や青葉の香りをまとった風を指します。木枠回廊の季節の飾付は、散歩コース・観光スポットとしての認知度も高まり、多くの方にご覧いただいております。青葉園の取組が、皆様の良い思い出作りの一助になれば幸いです。かざぐるま(1)(昨年の様子)かざぐるま(2)(昨年の様子)かざぐるま(3)(今年の様子)■公園墓地「青葉園」とは青葉園は、埼玉県さいたま市にて、昭和27年に開園された日本初の民営公園墓地です。昭和32年に「財団法人」の認可を受け、その後平成27年に「公益財団法人」に移行し、地域の皆様と共生し愛される霊園として現在に至っております。園内は、樹齢約700年の埼玉県指定天然記念物の「藤」をはじめ、「桜」、「ハナミズキ」、「紫陽花」、「百日紅」など多くの植樹がされており、季節ごとに様々な花を楽しむことができます。また、中央部に建立された「三重塔」が美しい景観を生み出しており、皆様の憩いの公園となっております。木枠回廊での飾付を実施することで、更に多くの方に楽しんで頂き、公益財団法人として皆様により一層親しんでいただければと考えております。■法人概要公益財団法人 青葉園本社所在地: 〒331-0052 埼玉県さいたま市西区三橋5-1505WEBサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月07日公益財団法人 青葉園(代表者:吉田 奉行)は、埼玉県さいたま市西区にて、昭和27年より公園墓地を運営しております。園内は、四季折々、様々な花が咲き誇り、近隣の方達の憩いの場所にもなっています。2022年7月からは、ご来園者に楽しんでいただくべく、三重塔下の広場に「木枠の回廊」を設置し、各種飾付を行っています。これまで、風鈴、かざぐるま、ランタン、扇など、季節ごとに多様な飾付をしてまいりました。このたび当園では、木枠の回廊に1,500枚もの絵馬で飾付を行いました。絵馬は、近隣の小中学校・養護学校の生徒さんのほか、近隣住民の皆さま、墓所のご使用者など、多くの方の祈願が書かれております。青葉園「絵馬くぐり」青葉園: ■季節ごとに様々な飾付を行う木枠回廊。1月は「絵馬くぐり」を実施木枠の回廊は、季節ごとに美しく飾付がなされています。口コミ等により、これらの取組みの認知度も高まり、当園は散歩コース・観光スポットとして、県内のみならず、東京はじめ近県の多くの皆さまにご来園いただいております。また、飾付を施した木枠の回廊は、ご家族での思い出作りのフォトスポットになっています。1月の飾付は皆さまの願いが書かれた“絵馬くぐり”です。また、この季節、園内はシクラメンのほか、山茶花が咲いており、絵馬くぐりと併せてお楽しみいただけます。お散歩の後は、青葉園に併設した『京料理 三門』にて、お食事いただくことが可能です。なお、1月のお薦め料理は、こだわりの新ランチメニュー「桃紫(はなやぎ)御膳」と季節限定デザート「柚子ムース」です。絵馬くぐり1絵馬くぐり2■公園墓地「青葉園」とは青葉園は、埼玉県さいたま市にて、昭和27年に開園された日本初の民営公園墓地です。昭和32年に「財団法人」の認可を受け、その後平成27年に「公益財団法人」に移行し、公益財団法人が運営する埼玉県内で唯一の霊園となっています。園内は、樹齢約700年の埼玉県指定天然記念物の「藤」をはじめ、「桜」、「ハナミズキ」、「紫陽花」、「百日紅」など多くの植樹がされており、季節ごとに様々な花を楽しむことができます。また、中央部に建立された「三重塔」が美しい景観を生み出しており、皆さまの憩いの公園となっております。木枠回廊での飾付を実施することで、更に多くの方に楽しんで頂き、公益財団法人として皆様により一層親しんでいただければと考えております。青葉園の取組みが、皆さまの良い思い出作りの一助になれば幸いです。青葉園の様子■法人概要公益財団法人 青葉園所在地 : 〒331-0052 埼玉県さいたま市西区三橋5-1505WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日皆さんは恐怖体験をしたことはありますか?今回は「墓地での恐怖」を紹介します!<<HPはこちら!>>転校生と喧嘩主人公は友達と一緒に、転校生の父親のお墓にいたずらをしました。落書きをしたあと、お墓に石を投げ始めます。すると転校生が泣きながらお墓の前に立ち「やめて!」と、大声で叫びました。初めて反発されて、腹が立った主人公。2人は取っ組み合いの喧嘩になり、掴まれた主人公は転校生を突き飛ばします。転校生はお墓で頭をぶつけ、気を失ってしまいました。慌てた主人公たちが逃げようとすると…。恐怖の宣告出典:愛カツ転校生がゆっくりと起き上がりました。そして1人ずつ指を差しながら「お前は鉄で…」「お前は火で…」と、それぞれの死因を宣告したのです。言い終わると転校生はそのまま帰っていきました。主人公たちは恐怖のあまり、その場に呆然と立ち尽くすのでした。罰当たりな行為転校生の言動にゾッとしました。どんな理由があっても、お墓にいたずらをしてはいけませんね。HP:リアコミ原作:5ch(インスタグラムにて経験談公募)漫画:はねんぴょ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月27日このお話はいくつかの話を基にした創作ストーリーです。■前回のあらすじ以前裏の家に住んでいた人は、借金が理由で土地を手放したそう。墓地の部分だけは引き取られず、土地の所有者は分からない状態に…。お寺の住職が来てくれるまで、できることがなくなってしまったのでした。■住職の考えは…■井戸と墓地でお経をあげてもらうことに…森の奥の墓地まで快く来てくれたことに感謝ですね!井戸を埋めてしまうことにもあっさり賛成してくれました。次回に続く「潰された井戸」(全30話)は21時更新!
2023年05月12日このお話はいくつかの話を基にした創作ストーリーです。■前回のあらすじ義母ですら知らなかった墓地の存在。今までの心霊現象がこの墓地と関係があるかはわからないけど、夫は何かできると考えているようで…。■今できることは…■役割分担することに義母の言う通り…!大切な身内を連れていかれ、怒りと悲しみの矛先もなく生きてきた義母とっては、とても複雑なことでしょう…。次回に続く「潰された井戸」(全30話)は21時更新!
2023年05月09日このお話はいくつかの話を基にした創作ストーリーです。 ■前回のあらすじ森の中に探索に入ったふたりの前に現れたのは、とても古い墓地でした…!■突然現れた古いお墓■墓地の存在を知らなかった義母忘れ去られ放置された墓地。夫が話す「できること」とはいったい…?次回に続く「潰された井戸」(全30話)は21時更新!
2023年05月08日皆さんは不思議な体験をしたことはありますか…?原因がよくわからない何かに巻き込まれた、なんて経験した方も中にはいらっしゃるようです…。今回は実際に募集した「奇妙な体験エピソード」をご紹介します。夢で見た墓地…2年前の梅雨、寝苦しさもあり、墓地が出てくる少し不気味な夢を見ました。その数日後、不動産屋に物件の内見に連れて行ってもらう約束をしていたので、約束の日時に不動産屋へ。担当の方から条件にあう物件の見取り図をいくつも見せてもらい、この日は気になる複数の物件に内見に連れて行ってもらうことになりました。いくつか回った後、最後の物件へ。物件近くの駐車場に車を止めてもらい、担当の方と物件へと向かいました。その道中、初めてきた場所のはずなのに見たことのある光景が視界に入りました。その見たことのある光景が、数日前に夢に出てきた墓地で、墓地の前にある道を挟んだ隣が、内見予定の物件で…。とても不気味な気持ちになったのを覚えています。(男性/個人事業主)寝ようとすると起こすリモコン小学校高学年の頃に体験した話です。私の部屋の電気は4段階あり、最大に明るい、中間、豆電球、真っ暗となっており、寝るときは豆電球にして寝ていました。電気のリモコンはスイッチひとつだけでいちいち押す必要がありました。そして、リモコンで電気を変えるとピッと音が鳴る仕組みでした。ある晩、学校の用意を終わらせて寝ようと思い電気を消して布団に入り眠りにつこうとしていました。豆電球にして、さて眠ろうと思ったらピッピッと2回リモコンの音が…。豆電球→真っ暗→最大に明るい部屋の電気がつきました。リモコンが何かに当たっているのかと思いリモコンを確認しましたが、リモコンを置いてるところには他に何もありませんでした。またリモコンで電気を消し眠ろうとしても同様のことが起こりました。何度か試し、壁に備え付けられているスイッチで電気を消してもまたピッピッと2回リモコンの音が…。必ず1番明るい状態になりました。気味が悪くなりリビングにいた母に相談しました。母はイラッとした顔で壁のスイッチを押し、それから何も起こりませんでした。同じリモコンを持つ兄に尋ねても、本人は「押してない」と主張。出典:lamire10年ほど経っても一体なんだったのか未だに分かりません。(女性/大学生)不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。以上、奇妙な体験エピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月01日大人気マンガシリーズ、今回はようみん(@mamayoubi)さんの投稿をご紹介!「不思議な夏の日の思い出」です。実家の大掃除をすることになったある日。粗大ゴミを出すために、ゴミセンターに向かうようですが…?実家の大掃除をすることに出典:instagram粗大ゴミを出すために…出典:instagramナビ通りに進んでいると…?出典:instagram車から見えたもの出典:instagram初めて行く場所なので、ナビ通りに…出典:instagramその後、無事到着出典:instagramその時、電話が…?出典:instagram電話の内容は…?出典:instagramお別れの場所が…!?出典:instagram先ほどのナビで…出典:instagram帰りのナビは…?出典:instagramまさか、犬のソウが…!?出典:instagram行きのナビだけが霊園を指し示すなんて、不思議ですね…!犬のソウがお別れをしたかったと思うと、じーんときます…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mamayoubi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月12日アメリカ・ニューメキシコ州に暮らすサンドラ・ゴンザレスさんには最愛の娘がいます。名前はファビオラ・ノバ・ロドリゲスちゃん。2020年8月現在、彼女が生きていれば4歳でした。Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020ファビオラちゃんは2018年9月、サンドラさんの当時の交際相手と一緒にいた時に亡くなりました。ファビオラちゃんの身体には虐待された形跡があったということです。少女が眠る墓地で映った不思議な映像サンドラさんにはある悩みがありました。それはファビオラちゃんのお墓に備えたおもちゃなどが、何者かによって盗まれてしまうことです。Posted by Saundra Gonzales on Friday, February 28, 2020Posted by Saundra Gonzales on Friday, February 28, 2020一方、同じ墓地に息子のジェームズさんのお墓を持つ夫婦もやはり墓荒らしを心配して、お墓に監視カメラを設置しました。するとその監視カメラに小さな女の子の姿が映っていたのです。時間は夜中だったため、心配したジェームズさんの両親はその映像の写真を撮り、翌日墓地の職員に見せることにします。すると職員は驚いた様子で「その女の子を知っています」といい、2人をファビオラちゃんのお墓に案内したのです。翌日、サンドラさんは祖母と一緒にファビオラちゃんのお墓を訪れます。そこで偶然ジェームズさんの両親に出会い、「あなたに見せたい、美しいものがあるの」といって、写真を見せられたのだそう。「この子はファビオラだわ!」サンドラさんは写真を見てすぐに娘だと分かり、泣き出してしまいます。映っていた女の子は髪型、洋服、サンダル、頭からつま先までファビオラちゃんにそっくりだったのです。Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020監視カメラに映っていたのはファビオラちゃんと思われる女の子だけではありません。女の子がジェームズさんと思われる背の高い男性の手を引いて、一緒に歩き去っていく様子も映っていました。Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020Posted by Saundra Gonzales on Saturday, August 8, 2020ファビオラちゃんとジェームズさんのお墓はすぐ近くなのだとか。サンドラさんはFacebookにこうつづっています。ファビオラはジェームズさんを天国へ連れて行くために現れたのでしょう。娘はジェームズさんを安心させるためにやってきたのだと信じています。Saundra Gonzalesーより引用(和訳)Posted by Saundra Gonzales on Thursday, September 26, 2019Posted by Saundra Gonzales on Thursday, September 26, 2019海外メディア『Nesw4 Sanantonio』によると、ジェームズさんも殺人によって命を落としたのだそうです。ファビオラちゃんを殺害したと思われるサンドラさんの元交際相手も、ジェームズさんを殺した人物も、まだ裁判が終わっておらず投獄されていないといいます。サンドラさんが思うように、ファビオラちゃんは縁あってすぐそばのお墓に眠ることになったジェームズさんを迎えに来たのかもしれません。サンドラさんの投稿には多くの慰めとお悔みのコメントが寄せられています。愛する人を失うのはこの上なくつらいことです。たとえ魂でもいいから会いたいと願う人も多いのではないでしょうか。久しぶりに見た最愛の娘の姿に、サンドラさんの心が少しでも癒されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年08月19日ジョージ・マイケルが他界して約3カ月経った3月29日、親近者のみで葬儀が執り行われ、ジョージの遺体がようやくロンドンのハイゲイト墓地に埋葬されたが、ジョージを偲んでお墓参りをしたいというファンの願いは叶わないようだ。ジョージは墓地の中でも公には開放されていない、壁や植物で覆われ、墓地の公式ツアーでのみで訪れることができる場所に埋葬されているが、同墓地はそのツアー内にジョージのお墓を訪れるプランはないことをウェブサイトで発表。「ジョージ・マイケルのお墓をツアーで訪れることはありません」とシンプルに書かれており、ジョージの遺族がお墓を観光スポットのようにはしたくなかったのではとみられている。遺族は29日に葬儀が執り行われたことを明かし、ファンに向けて感謝のメッセージを発信。遺族からの声明には「歌手ジョージ・マイケルの葬儀が本日執り行われたことをご報告いたします。家族と親しい友人が愛された息子、兄弟、友人であったジョージにさよならを言うために小規模の儀式に集まりました」「ジョージ・マイケルの家族は、ファンからの愛とサポートのたくさんのメッセージに感謝の意を示したく存じます」と記されている。(C)BANG Media International
2017年04月01日今や名所ともなっている「横浜外国人墓地」など、東京周辺にはじっくりと巡ってみたい墓地がある。今回はそんな、休日にわざわざ行ってみたくなる神奈川県と埼玉県の墓地を紹介しよう。○異国情緒たっぷり「横浜外国人墓地」墓地でありながら、横浜の観光名所のひとつともなっているのが「横浜外国人墓地」(神奈川県横浜市)。洋館を思わせる重厚な門と、そこに並ぶ十字架がいかにも異国を思わせる。ここは1800年代に開かれた外国人のための墓地。亡くなった水兵を埋葬するため、あの黒船のペリーが埋葬地を江戸幕府に要求したことが始まりだったという。それから現在までに埋葬されたのは40カ国以上、4,400人ほどの外国人とのこと。通常は公開されていないが、3月~12月の土曜・日曜・祭日の12:00~16:00には一般人でも立ち入ることができる。入場の際は200~300円の募金が必要。ただし、雨の日は入れないので注意しよう。墓石は十字架だったり、石に名前などが刻まれていたりするものがほとんどだが、いつの時代のものなのか、大きな石の棺桶のようなものもある。十字架であっても国によって違う形のものが集まっており、時代や国を超えたお墓がこの墓地にはあるようだ。なぜか墓地には猫が多いが、ここも同様。特に入り口付近の資料館あたりのお墓には猫がたくさんいる。どうやら猫にも気に入った場所があるようで、細い墓石の上に器用にのってはしっぽをゆらゆら揺らしている。その表情がいかにも「これは私のだ」と言っているようで、相手が猫といえども「そうですか」と言って引き下がるしかなさそうに思える。場所は元町中華街と港の見える丘公園のあたりにある。墓地散策後の楽しみには事欠かないだろう。アクセスは、横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」よりアメリカ山公園経由で徒歩3分となる。○英国庭園を思わせる「英連邦戦死者墓地」あまり知られていないが、横浜にはもうひとつ、ぜひ訪れてみたい外国人墓地がある。それが、「英連邦戦死者墓地」(神奈川県横浜市)。ここは兵士のための墓地で、第二次世界大戦時に日本で亡くなった兵士ら約1,700人が埋葬されている。エリザベス女王など英国の要人が来日の際に訪れる場所でもあり、過去には故ダイアナ妃、2015年2月にはウィリアム王子が訪問。黙祷を捧げたという。13ヘクタール(東京ドーム約2.7個分)もの広大な敷地は美しく整えられ、ところどころにはベンチが置かれている。まるで英国の庭園のような風景だ。大きな十字架の碑の前には芝生が広がり、低い墓石が丁寧に並べられている。厳かでありながらほっとひと息つけそうな墓地となっている。ここにはイギリスだけでなく、アメリカやオランダ、インドの兵士も眠っおり、各国の碑はそれぞれ形が異なる。参観時間は8:00~17:00まで。広いうえに階段や坂道もある。歩きやすい靴で行った方が良さそうだ。アクセスは、JR横須賀線/湘南新宿ライン「保土ヶ谷駅」よりバス「児童遊園地前」下車となる。○あの著名人がここに!「狭山湖畔霊園」東京からそう遠くない墓地ながら、話題に上がることはまずないであろう「狭山湖畔霊園」(埼玉県所沢市)。ここには、誰もが知る著名人のお墓がある。特に有名な人としてはシンガーソングライターの尾崎豊、絵本作家のいわさきちひろなど。実は尾崎豊のお墓の中には遺骨は入っていないという。盗難防止のため、東京都内の某所に移されたとのこと。しかし、亡くなってから20年以上経った今でも、彼のお墓にはファンからの花が絶えることはない。湖畔の霊園というだけあって、ここは狭山湖と多摩湖に挟まれた小高い丘の上にある。豊かな緑に囲まれ、秋には紅葉、春には桜の名所となる。アクセスは西武線各線「西武球場前駅」より徒歩10分となる。○古いけどお墓「吉見百穴」同じく埼玉県に、ちょっと変わったお墓がある。「吉見百穴」(よしみひゃくあな)(埼玉県吉見町)だ。お墓というより遺跡なのだが、なかなか面白いので紹介したい。吉見百穴は6世紀~7世紀に造られたといわれているお墓で、こんもりとした丘に無数の穴が開いているというもの。現在は遺体などはないが、入れそうな位置にあるものは実際に入ってみることができる。広めの穴には削って作られたベッドらしきものがあり、おそらくそこに遺体が安置されたのだろうと想像してみると少々背筋が寒くなったりするかもしれない。また、ここには第二次世界大戦中に軍需工場として使われるはずだった巨大な洞窟も残されている。薄暗い電球を頼りに中を進んで行くのだが、ほのかに照らされている岩肌を見ているだけでも結構不気味。洞窟は奥へと長く続いているものの、途中から格子があって入れないようになっている。その先には一切電気がないため、まさに闇といったところだ。アクセスは東武東上線「東松山駅」からバス「百穴入口」下車。なお、入園には300円が必要となる。お墓は亡くなった人の眠る場所だが、生きている人が憩いを感じられる場所であってもいいかもしれない。あくまで故人を尊重しつつ、散策を楽しんでみたい。このほか、東京都内の墓地を巡ってみたくなったら「東京都にある霊園探訪! ハチ公に寄り添われた上野博士にアートな岡本太郎も」もあわせてどうぞ。○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年11月05日