長い手足を使ってスピンし、優雅にセクシーに踊りまくる。史上最年少でそんな“踊るフック船長”を、昨年、ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」で魅せた、ダンサーの大貫勇輔。今年は初の連続ドラマにも出演し、注目を集めた彼が、再び、「ピーターパン」で大暴れする。役にかける思いを聞いた。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報「昨年一年間、歌と芝居をみっちり勉強して、両方とも進歩したと思います」と、自信をみせる。昨年の取材時には、「歌は課題で特訓中」と話していたが、「前よりは少し自信はつきました。でも、あるオーディションで『もっと聞いていたくなるような歌声を目指して』といわれて。歌を歌うのに精いっぱいでそこまで考えたことがなかった。感動させる歌声というステップに上がろうと奮闘しています」。「ピーターパン」では、一人二役で、ウェンディの父親ダーリング氏も演じる。フック船長としてはワイルドに、一方、ダーリング氏としては、飼い犬を追いかけながらゆるいテンションで踊ったりと、何の苦労もなく二役をこなしていたように見えたが、「実は、これまでの人生で一番キツイ舞台でした(笑)。とくに、フック船長での殺陣のシーンは、重い衣装とカツラを身に着けたまま、歌って踊り、えらそうにセリフを言わなくてはいけない。ゼーハーゼーハーと息をしたいのを我慢して演じているので、舞台裏では倒れ込んでいたんです(笑)」。また、ピーターパンと戦うシーンでは「子どもたちから『やめてー!』と声がかかり戸惑い、セリフが飛んだことも(笑)。今年はもっと余裕を持って自然にセリフを返したいですね。それに、僕は『アンパンマン』を見ていても、バイキンマンを応援するひねくれた子どもだった(笑)。怖いけど子どもたちにマネされるフック船長が目標です」。今年はドラマ「セカンド・ラブ」に出演し映像でも活躍。「今まで歌うポジション、歩き方のポジションなど、ダンサーの立場から演技をしていた。今の演技のままでは、内面の動きが足りないことを実感。心のポジションを確立しないことには、いい演技はできないと感じました」。芝居の面白さにさらにはまり「早く『ピーターパン』で実践したくてたまらない」という。その表情や姿勢は、グングンと伸びていく新芽や木々を思わせる。「アダム・クーパーやヒュー・ジャックマンのような何でもできるエンターテイナーになるのが夢。目の前のことをひとつひとつ大切にこなせば、いつかたどり着けると思うんです」。大きく成長した彼を目撃してほしい。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」は、7月20日(月・祝)から30日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、8月2日(日)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月30日(土)の一般発売に先駆け、5月17日(日)23:59まで先行先着「プリセール」実施中。取材・文:米満ゆうこ
2015年05月14日デル・ソフトウェアは5月12日、組織内の情報リソースへのセキュアなアクセスを実現する「Dell Secure Mobile Access(SMA)」ソリューションのアプライアンス新製品3モデルとSMA OS(Version 11.2)の新機能を発表した。アプライアンス新製品の出荷開始は6月1日。アプライアンスの新モデルは、前世代モデルと比較して数倍のパフォーマンスと拡張性向上を実現し、組織内の将来なユーザー数増加を見越した導入を実現できるという。また、アプリケーションに手を加えることなく、iOS/Mac OSX/Android/Kindleなどの各種デバイスから、セキュアなデータ・アクセスを実現可能としている。per app VPNとして、アプリごとにポリシーに基づき許可したリソースへのVPNアクセスを実現する機能を搭載。SDKなどによる変更を加えなくても、さまざまなモバイル・アプリやセキュア・コンテナ、MDMソリューションに対応すると共に、アプリのシグネチャによりモバイル・アプリの完全性を確認する。モバイル・アクセス・ポリシーの管理と施行では、エンド・ユーザーによるポリシー条項の認知・受諾のプロセスを経てVPNアクセスを提供する。管理者によるポリシーのカスタマイズやグループごとのポリシー定義設定、ポリシー承諾状況のレポートが可能だ。ユーザー認証とデバイス認証によるアプリ完全性の確認では、コンテキスト・アウェア方式による2要素認証を実行し、不正アクセスを防止する。この他、安全なSSL VPN接続ときめの細かいネットワーク・アクセス制御や、アクセス・ポリシーの集中管理とエンド・トゥ・エンド間のデータ保護のための統合モバイル管理機能を備える。新モデルのラインナップは以下の通り。Secure Mobile Access 6200アプライアンスは、同時接続ユーザー数が2,000の中規模法人向け製品。Secure Mobile Access 7200アプライアンスは、同時接続ユーザー数が1万の大規模法人向け製品。Secure Mobile Accessバーチャルアプライアンスは、同時接続ユーザー数が5,000の中規模企業向け製品であり、VMwareおよびHyper-Vに対応する。SMA OSの新機能は、SMA Workplaceを通じてHTML 5対応ブラウザでCitrixのXenDesktopやXenAppへのアクセスを実現するもの。これによりエンド・ユーザーは、Windows/Linux/Mac OSに加えてiOSやAndroidなど主要なモバイル・プラットフォームからRDP(Remote Desktop Protocol)アクセスが可能になるという。
2015年05月13日デル5月12日、ノートPCを4モデル発表し、直販を開始した。同日の発表会では、デルのビジネスを統括する原田氏が概況として、コンシューマーとSMBともに昨年(2014年)は非常に好調で、個人向けもSMB向けも2ケタのシェアアップを果たし、今年(2015年)はその勢いを加速すると述べた。2015年の戦略としては、いままで以上のユーザー層にアプローチを図りつつ、設計の共有化でコストを抑え、最適な製品を届けるとともにパートナー経由での販売を強化してタッチポイントを増やすことを挙げた。ここにはノートブック製品の拡大も含まれる。続いてデルの文英梅氏が、SMB向けノートPCの新モデル「Vostro 3000」シリーズについて説明した。デルの企業向けPCは、Vostro、Latitude/Optiplex、Precisionという4製品群で展開しているが、今回はSMB向けのVostro 3000シリーズの新製品を紹介した。SMB向けに望まれるであろう、VGA(D-Sub)コネクタ、非光沢(ノングレア)液晶、光学ドライブを装備。加えて過酷な環境にも対応するべく、ヒンジ強度の確保や防滴性を持たせたキーボードなど、粉塵やホコリ、高温環境下のオフィス、および製造現場を考えた設計になっている。前世代よりも薄く、軽く、バッテリ寿命も長くなったことも特徴だ。新しい「Inspiron 15」シリーズと共通のプラットフォームを採用することで低価格を実現し、直販モデルは54,980円(エントリーモデル)からとなった。続いてはデルの添田氏が、コンシューマー向けノートPCの新モデル「Inspiron 14 5000」「Inspiron 15 5000」「Inspiron 17 5000」シリーズについて説明。これも既存ユーザーからの要望を取り入れる形で、14型/15型モデルは4色のカラーリングで展開しつつ、3つ以上のUSBポートや光学ドライブを搭載した。特にカラーリングに関しては、久々のホワイトモデルが登場しているのが特徴だ。17型モデルはグラフィックチップ(NVIDIA GeForce 920M 2GB)を別搭載し、3Dゲームや動画編集などにも実力を発揮する。Adobe Photoshop Elements 13、Adobe Premiere Elements 13がプレインストールされている点も異なる。また、多くのユーザーに見てほしいということから、15型/17型モデルは量販店モデルを設定。ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラでも販売を行う。直販モデルと大きく異なる点は、量販店モデルはMicrosoft Office Home&Business Premiumを標準でプレインストールしていることだ。最後にデルの渡邊氏が、新製品のキャンペーン施策について説明した。新製品を数量限定で特価販売し、新規にメールマガジンを購読した人から1名に現金100万円が当たるキャンペーンを実施する。展示されている新製品を見ると、Vostro 3000とInspiron 15 5000は、兄弟機と言ってもよいくらいの共通点が見られ、部材の共通設計が行われていることが確認できた。自動車メーカーがシャーシやプラットフォームを共通化して、コスト削減を行っているのと同じような手法を用いているようだ。
2015年05月12日デルは12日、個人向けノートPCの主力シリーズ「Inspiron」の新製品として、14型の「Inspiron 14 5000」シリーズを発売した。直販モデルのみで展開し、エントリー、ベーシック、プレミアムという3機種を用意。エントリーとベーシックは、本体カラーとしてブラック、ホワイト、レッド、シルバーの4色から選べる。プレミアムの本体カラーはシルバーのみ。各モデルともBTOに対応し、標準構成価格(税別)はエントリーが44,980円、ベーシックが54,980円、プレミアムが74,980円。なお、2015年5月25日まで、および限定300台で、エントリーモデルを税別39,980円で購入できるキャンペーンも実施中。エントリーモデルの主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.5GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit版。14型の液晶ディスプレイは解像度が1,366×768ドットで、タッチには対応していない。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANのほか、Intel Dual Band Wireless-AC 3160を搭載し、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0をサポートしている。バッテリ駆動時間は約8時間46分。インタフェース類は、720p対応Webカメラ、HDMI 1.4a、USB 3.0×1、USB 2.0×2、SD/SDHC/SDXCメモリーカードリーダ、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャックなど。本体サイズ/重量は、エントリーモデルとベーシックモデルがW345×243×23.35mm/約2.00kg、プレミアムモデルがW345×D243×23.6mm/約2.22kg。
2015年05月12日デルは12日、個人向けノートPCの主力シリーズ「Inspiron」の新製品として、15.6型の「Inspiron 15 5000」シリーズを発表した。直販モデルは同日から販売を開始し、量販店モデルは6月6日に発売する。直販モデルはBTOに対応し、ベースモデルとして「エントリー」「ベーシック」「プレミアム」をラインナップ。直販モデルの本体カラーはシルバーのみ。標準構成価格(税別)は、エントリーが44,980円、ベーシックが59,980円、プレミアムが79,980円。上記のエントリー、ベーシック、プレミアムに準ずる量販店モデル(3機種)も展開。価格はオープンプライス。本体カラーとして、エントリー相当モデルがブラックまたはホワイト、ベーシック相当モデルがブラック、プレミアム相当モデルがホワイトまたはレッドが選べる。量販店モデルには、Microsoft Office Home & Business Premiumが付属(直販モデルはBTOにて追加可能)。直販モデル「エントリー」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.5GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit版。15.6型の液晶ディスプレイは解像度が1,366×768ドットで、タッチには対応していない。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANのほか、Intel Dual Band Wireless-AC 3160を搭載し、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0をサポートしている。インタフェース類は、720p対応Webカメラ、HDMI 1.4a、USB 3.0×1、USB 2.0×2、SD/SDHC/SDXCメモリーカードリーダ、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャックなど。本体サイズはW380×D260×H23.75mm、重量は約2.32kg。直販モデル「ベーシック」は、CPUがIntel Core i3-4005U(1.7GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)となる。直販モデル「プレミアム」は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、メモリが8GB、ストレージが1TB SATA HDD、液晶ディスプレイがタッチ対応となり、本体サイズはW380×260×24.05mm、重量は2.45kg。また、量販店モデルのベーシック相当モデルは、CPUがIntel Core i3-5005U(2GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)となる。
2015年05月12日デルは12日、個人向けノートPCの主力シリーズ「Inspiron」の新製品として、17.3型の「Inspiron 17 5000」シリーズを発表した。直販モデルは同日から販売を開始し、量販店モデルは6月6日に発売する。直販モデルはBTOに対応し、ベースモデルとして「プレミアム」と「プラチナ」を用意。標準構成価格(税別)はプレミアムが99,980円、プラチナが109,980円。量販店モデルはオープンプライスとなっている。いずれも動画編集や画像編集などを見据えたハイエンドモデルで、フォトレタッチソフト「Adobe Photshop Elementes 13」と動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 13」が付属。量販店モデルには、Microsoft Office Home & Business Premiumも付属する(直販モデルはBTOにて追加可能)。直販モデル「プレミアム」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce 920M 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bti版。17.3型液晶ディスプレイの解像度は1,600×900ドットで、タッチ操作には対応していない。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANのほか、Intel Dual Band Wireless-AC 3160を搭載し、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0をサポートしている。インタフェース類は、HDMI 1.4a、USB 3.0×1、USB 2.0×2、SD/SDHC/SDXCメモリーカードリーダ、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャック、720p対応Webカメラなど。本体サイズはW416.9×D283.2×H27mm、重量は約3.38kg。直販モデル「プラチナ」は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.4GHz)、17.3型液晶ディスプレイがフルHD(1,920×1,080ドット)解像度となる。標準構成価格は109,980円。また、量販店モデルは、Microsoft Office Home & Business Premiumが付属する以外は直販モデル「プレミアム」とほぼ共通。
2015年05月12日●拡張ボックス「Alienware Graphics Amplifier」デルの13型ゲーミングノートPC「ALIENWARE 13」について、前編では本体のデザインやインタフェース周り、キーボード、イルミネーション機能などを見てきた。今回の後編では、拡張ボックス「Alienware Graphics Amplifier」と各種ベンチマーク結果を紹介する。○Alienware Graphics Amplifierでグラフィックスカードを増設ALIENWARE 13の最大の特徴となるのが、拡張ボックス「Alienware Graphics Amplifier」(以下、AGA)を利用して、デスクトップ向けのグラフィックスカードを増設できるという点だ。AGAはALIENWARE 13のオプションとして用意され、直販価格は29,796円となる(ALIENWARE 13のスプレマシーモデルはAGAがセットになっている)。AGAのサイズは、W185.5×D409.55×H173.5mmとかなり大きいが、そのおかげで大型のグラフィックスカードを搭載できるようになっている。内部のグラフィックスカード装着部は2スロット型カードの搭載に対応。電源ユニットは出力460Wと余裕があるので、ハイエンドクラスのカードも余裕を持って搭載できるだろう。追加するグラフィックスカードは、奥行き330mmほど、高さ120mmほどのサイズであればほぼ問題なく搭載できそうだ。ALIENWARE 13とAGAの接続は、専用のケーブルを利用する。このケーブルによって、AGAに搭載したグラフィックスカードがPCI Express 2.0 x4相当でALIENWARE 13と接続される。また、USB 3.0ハブ機能も用意され、AGA後部のUSB 3.0×4ポートも同時に利用可能となる。AGA搭載グラフィックスカードの映像は、外部ディスプレイだけでなくALIENWARE 13の液晶にも表示が可能だ。AGAに搭載したグラフィックスカードのGPUが、内蔵GPUのGeForce GTX 960Mに変わって接続され、Intel HD Graphics 5500経由でALIENWARE 13の液晶に表示されるという仕組みだ。これはNVIDIAのOptimusテクノロジを応用したものと考えていいだろう。ところで、AGAの動作はやや安定しないケースもあるようだ。今回、GeForce GTX 980を搭載したASUSの「MATRIX-GTX980-P-4GD5」を使ってみたところ、ドライバのインストールに失敗する現象が何度か発生した。他のGeForce GTX 980搭載カードは正常に利用できているものもあるので、GeForce GTX 980そのものと相性が悪いわけではなさそうだ。公式には、AGAが対応しているのは、GeForce GTX 600シリーズ以降、およびRadeon HD 5000シリーズ以降のグラフィックスカードとなる。今回のようにうまく動作しない場合も考えられるため、購入時には搭載グラフィックスカードについて事前に動作確認が取れているものを用意したほうが無難だろう。なお、今回は別途用意したGeForce GTX 960搭載のASUS「STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5」が問題なく動作したので、そちらを利用して検証を行うことにした。●ALIENWARE 13単体のベンチマーク結果○性能はUltrabook並でHDD搭載モデルだと動作の重さを感じるでは、ベンチマークテストの結果を紹介していこう。今回は、ALIENWARE 13単体でのテストと、ALIENWARE 13にAGA(STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5)を接続した状態でのテストを行っている。なお、ALIENWARE 13単体時のテストでは、外部GPUのGeForce GTX 960Mが常に利用される設定でテストした。利用したベンチマークソフトは、Windows 8.1に用意されている「Windowsシステム評価ツール」、CPU性能を計測する「CINEBENCH R15.0」、総合ベンチマークの「PCMark 8」、3D描画性能を計測する「3DMark」、ゲームベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」だ。なお、3DMarkとファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク以外は、ALIENWARE 13単体でのみ計測している。まず、Windowsシステム評価ツールの結果は、ゲーミングPCとしてはやや物足りないスコアとなった。CPUにUltrabookなどで利用されるCore i7-5500Uを採用していることもあるため、この結果に関してはスペック通りと言っていいだろう。同様にCINEBENCH R15.0の結果も、Core i7-5500U搭載PCとして標準的だ。ここまでは想定の範囲内だが、PCMark 8の結果では物足りなさが大きくなる。ただ、これは原因がある。それは内蔵ストレージが1TBのHDDだったからだろう。PCMark 8のスコアは内蔵ストレージの速度に左右されるため、HDD搭載のためスコアが伸びなかったわけだ。実際の体感速度も、HDDによって動作の重さを感じる場面が多かった。やはり、内蔵ストレージは標準でSSDに強化すべきだろう。●グラフィックスカード増設時の3D描画性能はさすが○グラフィックスカード増設時の3D描画性能はさすが次に3D描画能力のテスト結果だ。ここからは、ALIENWARE 13単体に加えて、STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5を装着したAGAをつないだ状態でのテストも行っている。結果は下表にまとめたとおりだ。3DMarkの各テストの結果を見ると、描画負荷の大きなテストほどAGA接続時のほうがスコアが良くなっており、ALIENWARE 13単体と2倍近く差が開いているものもある。今回は正常に動作させられなかったが、GeForce GTX 980搭載カードを利用すれば、さらに描画性能が高まるはずで、3Dゲームをより快適にプレイできるようになるはずだ。AGAはALIENWARE 13とPCI Express 2.0 x4で接続されるため、グラフィックスカード本来の性能は引き出せていない。だがそれを考慮したとしても、描画負荷の大きい最新3Dゲームなどでは、AGAを利用したデスクトップ向けグラフィックスカードの接続は大きな効果を発揮すると言えるだろう。ただし、気になる部分もある。それはAGAの動作音だ。AGAはケース前方に冷却用の空冷ファンを搭載するが、このファンの動作音が非常にうるさい。グラフィックスカードも描画負荷が高まると空冷ファンの動作音が大きくなるが、AGAケースファンの動作音はグラフィックスカード(高負荷時のファン動作音)を上回る。しかも、この大きな動作音が常に響くため、AGA利用時の騒音はかなり気になる。グラフィックスカードの安定動作を重視してのものとは思うが、できればもう少し静音性に優れるファンを使ってもらいたかった。○省スペースゲーミングPCとして魅力的ALIENWARE 13は、ゲーミングPCとして考えるとCPUはやや非力だが、GeForce GTX 960Mを搭載しているため、単体でも3Dゲームを比較的快適にプレイできる。そして、なにより魅力なのが、AGAを利用してデスクトップ向けグラフィックスカードを増設できる点だ。3Dゲームを快適にプレイするには高性能GPUが不可欠だが、一般的なノートPCではGPUの強化はほぼ不可能。そういった意味で、デスクトップ向けグラフィックスカードで強化できるALIENWARE 13は、ゲーミングノートの中でも特別な存在と言える。もちろん、デスクトップPCに比べると制限は多いが、それでもノートPCという優れた省スペース性と、気楽に持ち運んで利用できる利便性の高さは、デスクトップPCにはない特徴となる。ゲームは快適にプレイしたいが、本格的なデスクトップPCを置くのはスペース的に難しい、という場合に魅力的な選択肢となるだろう。
2015年05月12日デルは5月11日、小・中規模の組織におけるプライマリ・ストレージや、プロジェクト・ベースのストレージ向けとしてエントリー・クラスのストレージ・アレイ「Dell SCv2000シリーズ」3機種を提供開始した。3年保証サービス及び配送料込みの最小構成価格は159万9,000円(税別)から。新製品は、1TB(テラバイト)あたりのコストを抑えながら8万5,000IOPSのパフォーマンスを2Uエンクロージャで実現。さらに、データ保護機能や、容量の最適化を実現するRAID階層化機能、データ移行サービスやマルチ・プロトコル接続などのソフトウェア・オプションを提供することで、膨大なワークロードへのニーズに対応するという。ハイエンドなエンタープライズ・クラスの機能が必要となった場合にも、新たなSC製品群の追加及びSC製品ファミリーのハイエンド・モデルへのデータ移行も可能で、総所有コスト削減に貢献すると共に、組織の成長戦略に応じた投資を最適化する。同製品は、「Enterprise Manager」を用いた同一のインタフェース上で、SC製品全体を円滑に管理できるとのこと。Enterprise Managerにより、エントリー・レベルのSCv2000からエンタープライズレベルの「SC4020」や「SC8000シリーズ」までの一元的な管理と、ITリソースの最適化を1つの管理コンソールで実現するという。ウィザード・ベースのシンプルなツールによりシンプルな導入が可能であり、データの増加にも対応できるマルチ・プロトコル・オプションや、キャパシティ・ライセンスが不要な拡張など、柔軟性を備えている。データ保護に関しては、「Remote Instant Replay」「Local Instant Replays」「Replay Manager」など、オプションのデータ保護ソフトウェアが利用可能。マイクロソフトや VMwareなど一般的なアプリケーション環境との統合により、仮想データセンターのシンプル化を実現するとしている。これらのアプリケーションが提供するローカルとリモートのデータ保護機能を用いて、パフォーマンスを犠牲せず仮想マシンのスナップショットを継続的に作成できるという。今回発表した新製品のラインナップは以下の通り。Dell Storage SCv2000アレイ: 2U、3.5インチHDD×12、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。Dell Storage SCv2020アレイ: 2U、2.5インチHDD×24、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。Dell Storage SCv2080高密度アレイ: 5U、3.5インチHDD×84、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。
2015年05月11日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が彫刻アーティストのピーター・シュレッシンガー(Peter Schlesinger)とコラボレーション。ピーター・シュレッシンガーの名作を紹介するアートブックとパジャマコレクションを発売する。ピーター・シュレッシンガーは、ロサンゼルス出身の陶芸彫刻家。ペインターとしての活動を経て、その後28年間に渡ってオーガニック形状の彫刻作品を手掛けている。彼の作品独特のアブストラクトなシェイプとパターンは、ペインターとしてのバックグラウンドにインスパイアされたもの。93年には「Tiffany Foundation Award」も受賞している。今回のコラボレーションはピーター・シュレッシンガーが、ブランドが展開するファッションマガジン『Acne Paper』でのコラボレーションで、アートディレクターのジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)と親交を深めていたことから実現したもの。今回発売されるアートブックでは、ピーター・シュレッシンガーが80年から現在までに手掛けた150点以上のアートワークを紹介。スウェーデンで制作された同作の表紙には日本製の紙に加え、素材が際立つラスティックな生地が用いられた。また、ピーター・シュレッシンガーの一番好きな衣服が“パジャマ”であることから、極上のシルクを用いたパジャマコレクションも同時展開。ピーター・シュレッシンガーによるプリントパターンをもとに、ジョニー・ヨハンソンがデザインを手掛けた。カラーパレットは、ピーター・シュレッシンガーの作品で見られるセラミックゆう薬からインスピレーションを得ている。今回のコラボレーションについて、ピーター・シュレッシンガーは「彼の自由なスピリットは、 私が見出さなかったであろう可能性と方向を開いてくれました。 それこそが、最も豊富な創造力だと感じます」とコメントを寄せている。一方、ジョニー・ヨハンソンはピーター・シュレッシンガーについて、「ピーターは良き友であると同時に、私は長い間彼の創作に魅了されてきました。彼は自身が生み出す全てに対してとても正直で、トライバル感と上品さ、歴史とモダン、冷酷さともろさなど様々なものが同時に共存するのが彼の作品の特徴です」と語っている。アートブック、及びパジャマコレクションは4月30日にGreene Street in New York、Eastern Columbia Building in Los Angeles、Dover Street in London、Quai Voltaire in Paris、Norrmalmstorg in Stockholmの5店舗及び、東京・青山店で発売される。
2015年05月01日ACCESSは4月24日、米デルと、ACCESSの米国子会社であるIP Infusion、IP InfusionのMPLS(Multi Protocol Label Switching)によるネットワーク仮想化を実現する統合ネットワークOS「OcNOS(オクノス)」の販売において合意したと発表した。同合意に基づき、デルは同社の高性能オープン・ネットワーキング・スイッチ機器にIP InfusionのOcNOSを始めとするソフトウェアを実装し、デルの全世界的なサポート体制の下で販売していく。デルとIP Infusionは従来のMPLSネットワークへの新たなアプローチとして企業向けに、高セキュアな接続性と包括的な管理を可能とする、高効率かつ拡張性が高いMPLSベースのネットワーク仮想化ソリューションを提供する。同統合ソリューションにより、事業者はMPLS仮想化機能を、現在市場で可能なソリューションと比較してコスト/消費電力/冷却要件/スペースを低減して自社のデータセンターやキャンパス環境に導入可能になるとしている。OcNOSは、ネットワーク仮想化ソリューションを迅速・容易かつ低コストで導入・運用を可能とするネットワークOSであり、これにより事業者は、SDN(Software-Defined Networking)技術を導入する際に、拡大する事業ニーズに合わせて最適なソフトウェアとハードウェアを選択し、「Open Compute Project(OCP)」のコンセプトに基づいた大規模なITシステムを構築可能という。また同OSはマルチタスクのネットワークOSであり、通信機器メーカーや通信事業者がコモディティ・ハードウェアを用いて、堅牢かつ拡張性があり冗長化したネットワーク・ソリューションを実現するために必要な実装機能を提供するとのこと。これにより、様々なシナリオを想定したネットワーク構築が可能となり、運用面での複雑性を解消するとしている。今回の提携は、デルのオープン・ネットワーキング・イニシアティブ構想を拡充するものとのこと。同構想の中で同社は、顧客独自のビジネス・ニーズに対応し、標準規格のネットワーク機器/ネットワーク運用システム/ネットワーク・アプリケーションの組み合わせを最適化して提供するという「オープンエコシステム」を推進しているという。デルは、同社のフィックスド・フォーム・ファクターのイーサネット・スイッチ機器、データセンターに必要なサーバ/ストレージ/ネットワーキングを同社から提供可能とするグローバルな流通体制、企画・実装・サポートといったプレセールス/ポストセールスの段階におけるネットワークの知見を提供する。
2015年04月26日デルは4月14~16日、インテルの協賛のもと、東京・霞が関ビルディングの霞ダイニング2F「Sign霞が関」において「Dell Café ~次世代ワークスタイル~」を3日間の期間限定でオープン。デルの最新パソコンやタブレットを自由に利用できるほか、インテルの最新技術「RealSense」なども体験できるカフェとなっている。「Dell Café」は、ビジネスパーソンが数多く利用するSign霞が関とのタイアップによって実現した。テーマに“次世代ワークスタイル”とあるように、企業ユース・個人ユースを問わず、デルとインテルが繰り出す最新テクノロジーによる次世代ソリューションを一足早く体験できる「リモートワーク体験コーナー」「コラボワーク体験コーナー」「最新製品体験コーナー」「最新テクノロジー体験コーナー」の4つのブースが設置されている。各コーナーには、「New XPS 13 Graphic Pro」や「Venue 8 7000シリーズ」「Inspiron 23 7000シリーズ」「Precision M3800」といったデルの最新パソコン・タブレットなどを用意。3Dカメラによる顔認識、ジェスチャー検出、音声認識などで快適操作を実現する「RealSense」や「Pro Wireless Display(Pro WiDi)」といったインテルの最新テクノロジーを導入した製品群を体感できる。同カフェのオープンに先立ち、14日午前、プレス向けのオープニングイベントが開催された。デル 代表取締役社長の郡信一郎氏、インテル 代表取締役社長の江田麻季子氏、スプリー代表でノマドワークを実践する安藤美冬氏が来場し、“ワークスタイルの変革”をテーマにトークセッションが行われた。郡社長は「働く環境が変わるなか、業務時間に加えて働く場所についても柔軟性が求められるようになった。オフィス外で働く時間や人材も今後増えていくだろう。また、グローバルな企業では、チームメンバーが海外にいるため、深夜や早朝に会議を行うことも多い。環境が異なっても同じ情報をセキュアに共有しつつ、最新のワークスタイルを実現する必要性がある」とし、ワークスタイルの変革においてITの進化は重要な役割を担っていくとした。江田社長は「自分のライフスタイルに合った形で仕事ができるというだけでなく、スムーズなコミュニケーションや、情報を扱ううえでセキュアな環境も求められる。オフィス外でもオフィス内と変わらない高い生産性と、最適なコラボレーションを実現できる環境をITが用意していくことが必要」と述べ、「大切なのは、最新テクノロジーを駆使して、ライフスタイルにうまく入り込むこと。それをどう実現していくかが大事だ」と語った。安藤氏は「いまや地球全体が仕事場。私自身、デジタルデバイスがなければ絶対に実現できない働き方をしている。(働く場は)オフィス外か、オフィス内かというオール・オア・ナッシングではなく、フレキシブルに組み合わせられるのがいい。ITの進化で素晴らしい技術がいろいろと現実のものとなっているが、会社帰りにでもふらっと立ち寄れるカフェのような場所で、最新テクノロジーを知り、体験できる機会がもっと増えてほしい」と、今回のカフェという試みにも期待を寄せた。最後に郡社長が「スマートフォンやタブレットはいまや当たり前のデバイスになり、パソコンも自分専用のビデオ会議端末として利用できるようになっている。デバイスの進化は明らかに、ワークスタイルの変革に大きな影響をもたらす。ユーザーが働き方を柔軟に選択でき、かつ安心して使える環境を提供したい」と締めくくり、トークセッションは終了した。同カフェは、14日15~19時、15・16日11時30分~19時の限定オープン。事前申し込みは不要で、誰でも入場できる。次世代のワークスタイルに積極的に触れてみたいなら、ぜひとも訪れてほしい。なお、街頭配布のフライヤーやDell.co.jp/cafeにある無料メニューチケットを持参すると、ドリンクやデザート1品が無料で提供される。
2015年04月14日ピーエスシー(PSC)とデル・ソフトウェアは4月7日、両社の協業により、マイクロソフトのクラウド・サービスであるMicrosoft Office 365向けの移行支援を行う「Go to 365センター」を開設し、速やかなデータ移行支援サービスを提供開始すると発表した。同センターでは、ユーザー企業の環境にあるメール・システムのメール・データ及び予定表データを、Office 365環境へ移行する。専任のスタッフによるリモート・サービスを通じた移行支援により、既設システムからのデータ移行で悩んでいるユーザー企業が、Office 365を短期間で利用開始できるという。なお同センターは、デル・ソフトウェアのデータ移行ソリューションを、様々な移行プロジェクトの実績を持つというPSCが利用することで、経営に与えるインパクトとコストの抑制を可能にしているとのこと。同センターの開設にあたりPSCは、Office 365のライセンスを3年間分購入したユーザー企業を対象に、無償データ移行キャンペーンを実施する。その第1弾として、2014年4月でサービスが終了したMicrosoft Exchange Server 2003を使用しており、2015年5月29日までに申し込んだユーザー企業を対象に、移行サービスを提供する。
2015年04月08日デルは27日、通販サイト「Amazon.co.jp」にデル製品を販売する専門ストア「Dell Store」をオープンすると発表した。同社は直販サイトに加え、Amazon.co.jpにデルの専門ストアを開設することで、ユーザーの利便性を向上させ、購入場所の選択肢の幅が広がるとしている。同日より「Dell Store」オープン記念セールも開始。2015年3月27日から同年4月30日までの期間限定で、「Dell Store」で販売するPC5機種をそれぞれ5,000円オフで販売する。セール販売台数は合計1,900台。セール対象の5機種は、ハイエンドデスクトップPCの「XPS 8700」、エントリーモデルの「Inspiron 3647」、3,200×1,800ドット解像度のノートPC「NEW XPS 13 Graphic Pro QHD+タッチパネルモデル」、2-in-1 PC「Inspiron 11 3000シリーズ2 in 1」、スタンダードモデルの「New Inspiron 15 3000」シリーズの5機種。
2015年03月27日ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )の新クリエーティブディレクターにピーター・デュンダス(Peter Dundas)が就任する。彼はエミリオプッチのクリエーティブディレクターを15-16AWまで7年間務めていた。以前2002年から05年まで同ブランドで働いていたデュンダスは、「まるで帰郷する様な感じ。ロベルトカヴァリの素晴らしい世界観を進化させることはとても光栄なことで非常にエキサイティングしている」とコメント発表している。彼はウィメンズ、メンズ、アクセサリーコレクション、ライセンス部門を担う。加えて、マーケティング、コミュニケーション戦略にもかかわる見込み。デビューコレクションは9月の16SSミラノファッションウィークで発表される。
2015年03月20日デルは13日、13型のゲーミングノートPC「ALIENWARE 13」を発表した。同日より販売を開始し、直販価格は税別144,800円から。「ALIENWARE 13」は、NVIDIAの最新型GPU「GeForce GTX 960M」を搭載するコンパクトかつ高パフォーマンスなエントリーゲーミング向け13型ノートPC。炭素繊維の骨格で形成された筐体内部には、冷却性能を高めるため、銅製のヒートシンクを装備する。標準のカスタマイズモデルは5機種。「スタンダード」「プレミアム」「Office」モデルのディスプレイは1,920×1,080ドットのフルHD IPS液晶だが、「プラチナ」「スプレマシー」モデルにはクアッドHDタッチディスプレイ(2,560×1,440ドット)を搭載する。また、オプションの専用グラフィックスドック「ALIENWARE Graphics Amplifier」にも対応する。いずれのモデルも標準のOSはWindows 8.1 64bitを搭載。通信機能はIEEE 802.11ac対応無線LAN+Bluetooth 4.1(Killer 1525)、Gigabit Ethernetを備えている。本体サイズはW328×H27.9×D235mm、重量は2.06kg。「スタンダード」モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U、メモリがDDR3L 1600MHz 8GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5、光学ドライブは非搭載、ストレージは1TB HDDでSSDはオプションとなる。直販価格は税別144,800円。「プレミアム」モデルでは上記スタンダードモデルの仕様に加え、CPUが Core i7-5500Uとなり、直販価格は税別159,800円。「Office」モデルでは上記スタンダードモデルの仕様に加え、「Microsoft Office Home & Business Premium」が搭載されている。直販価格は154,800円。「プラチナ」モデルの主な仕様は、CPUが Core i7-5500U、メモリがDDR3L 1600MHz 16G、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5、光学ドライブは非搭載、ストレージが256GB SSDとなり、直販価格は税別199,800円。最上位「スプレマシー」モデルでは上記プラチナモデルの仕様に加え、専用グラフィックスドック「ALIENWARE Graphics Amplifier」が標準で付属する。直販価格は税別229,800円。
2015年03月13日デルは10日、13.3型ノートPC「New XPS 13」の写真/動画像編集向けモデル「New XPS 13 Graphic Pro」のラインナップに、タッチ対応のQHD+(3,200×1,800ドット)ディスプレイ搭載モデルを追加し、販売を開始した。直販価格は169,980円から(税別・送料込み)。「New XPS 13」は、13.3型ノートPCとして世界最小の底面積をうたう製品。ディスプレイはベゼルの幅が5.2mmと狭い「Infinity Display」を採用する。新たに追加されたモデルでは、3,200×1,800ドットとより高解像度のタッチ対応ディスプレイを搭載する。パネルはIGZO IPSで、400カンデラ毎平方メートルの高輝度を実現する。一方で、バッテリ駆動時間はフルHD(1,920×1,080どっち)モデルの最大約15時間から最大約11時間へと減少している。New XPS 13 Graphic Pro QHD+タッチパネル搭載モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5500U(2.2GHz)、メモリがDDR3L-RS 1.600MHz 8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500、ディスプレイがタッチ対応13.3型QHD+(3,200×1,800ドット)、OSがWindows 8.1 64bit。また、「Adobe Photoshop Elements 13」「Adobe Premiere Elements 13」を標準でバンドルする。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。インタフェースはMini DisplayPort×1、USB 3.0×2、SDカードリーダなど。バッテリ駆動時間は最大11時間。サイズはW304×D200×H9~15mm、重量は約1.27kg。
2015年03月10日●4Kが身近になる高性能ノートPCデルのラインナップに4K表示対応の15.6型ノートPC「Inspiron 15 7000 Graphic Pro」が加わった。高性能なノートPCとしては手頃な価格で、4Kのディスプレイ環境まで手に入るのが大きな魅力だ。2015年1月に発表されたInspiron 15 7000 Graphic Proは、CPUに「Broadwell-U」こと第5世代Core iシリーズをいち早く搭載。2つのモデルがあり、上位モデルの「プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ」は、4K解像度(3,840×2,160ドット)の15.6型液晶、Intel Core i7-5500U、16GB メモリ、AMD Radeon R7 M270といった構成。もう一方の「プレミアム・タッチパネル」は、フルHD解像度の15.6型液晶、Intel Core i5-5200U、6GB メモリなどを搭載している。今回は上位モデルとなるInspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリを試用した。最新CPUと4K液晶の組み合わせながら、132,980円(税別・送料込み)という比較的手ごろな価格で販売されている。■[製品名] Inspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ主な仕様[CPU] Intel Core i7-5500U (2.40GHz)[メモリ] PC3L-12800 16GB (8GB×2)[グラフィックス] AMD Radeon R7 M270(4GB)[ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット)[ストレージ] 1TB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W377.8×D261.2×H19.9mm/約2.11kg[バッテリ駆動時間] 約7時間20分 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 132,980円(税別・送料込み)○4Kの強烈な解像度一番の特徴といえるのが4K対応のディスプレイだろう。標準設定ではWindows 8.1の自動スケーリングによって、アイコンやフォントの大きさはフルHDなど一般的なディスプレイとあまり差を感じない。とはいえ、高精細であるため文字はクッキリし、写真の見た目もグッと美しくなる。また、ディスプレイの設定でスケーリングを100%に変更することで、4Kの解像度をはっきりと体験できるが、正直このサイズではアイコン下の文字は読むのがつらくなるレベル。ウェブサイトの情報も一気に表示できるメリットはあるが、視認性は下がってしまう。このあたりは使いやすいように調整するといいだろう。また、IPSパネルを採用しているため視野角は広く、横から見ても色などの変化はほとんどなかった。このあたりのこだわりは、写真や映像編集向けである「Graphic Pro」カテゴリの製品ならではといえよう。また、光沢仕様なのでコントラストのメリハリは強いが、映り込みはそれなりにある。このほか、タッチ操作もサポートしているが、据え置きで利用する人が多いと思われるモデルだけに出番は少ないだろう。デザインもチェックしよう。大画面のノートPCとしては19.9mmと薄く、箱から取り出したときの印象も「薄い!」と感じたほど。重量も15.6型クラスとしては軽い2.11kg。全体としてスリムなイメージだ。インタフェース類は、左側面にマイク/ヘッドホン入出力、USB 3.0(電源オフでの充電に対応)、HDMI出力を搭載。右側面には2基のUSB 3.0、SDカードスロットを用意している。ワイヤレス通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.0+EDRに対応。11acに対応しているのがポイントといえる。●使い勝手はどうか? ベンチマークで性能もチェック○キーボードの使い勝手は?次はInspiron 15 7000の使い勝手をチェックしよう。キーボードはキー同士の間隔が広いアイソレーションタイプ。キーピッチやキーストロークの数値は公開されていないが、キーピッチは広く、剛性も十分に高い印象だ。バックライトもあり、暗い場所でも使いやすい。その一方で、テンキーがなく、「Enter」キーなど一部のキーは小さめだ。ちなみに、ファンクションキーには音量の調整や外部ディスプレイへの切り換え、輝度の調整といった機能が割り当てられているが、「Fn」キーと「Esc」キーの同時押しで、通常のファンクションキーとしての動作に切り換えられる。○ベンチマークで性能を確かめるスペックはなかなか強力だ。第5世代Core iシリーズとなるCore i7-5500Uは、TDP15Wと低消費電力ながら定格クロックで2.4GHz、TurboBoost動作時には最大3GHzまでアップする。Hyper-Threadingにも対応するので、2コアだが4スレッドの処理が可能だ。メモリも16GBと大容量となっている。ただ、残念なのはストレージがHDDであること。写真や映像編集向けのモデルだけに大容量のストレージが必要なのはわかるが、処理スピードを優先したSSDを搭載できるとよりうれしかった。ここからはベンチマークで性能をチェックしよう。使用したのは、総合ベンチマークソフト「PCMark 8」で、テストに用いたワークロードは「Home accelerated」。定番の3Dベンチマーク「3DMark」でも測定している。PCMark 8ではストレージがHDDということもあり、それほどスコアは伸びていないが、画像処理のPhoto Editing V2ではそこそこ高いスコアとなった。3D性能に目を向けるとGPUにAMD Radeon R7 M270を搭載しているとあって、CPU内蔵のGPUよりも少し上というスコアだ。多くのゲームはプレイできるが、高解像度、高品質な設定でのプレイは厳しいだろう。参考までに「CrystalDiskMark」の結果も掲載する。HDDとしてはごく一般的な数値といえる。Inspiron 15 7000は、13万円台で最新のCore i7、4K解像度環境を手に入れられるコストパフォーマンスの高さが最大の強みといえる。「Adobe Photoshop Elements 13 & Premiere Elements 13」が標準で付属するので、すぐに4Kの解像度を活かした編集作業を楽しめるのも魅力的だ。4K映像やデジタル一眼カメラに興味があり、PCの買い替えを検討しているなら、候補にしたい一台といえる。■[製品名] Inspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ主な仕様[CPU] Intel Core i7-5500U (2.40GHz)[メモリ] PC3L-12800 16GB (8GB×2)[グラフィックス] AMD Radeon R7 M270(4GB)[ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット)[ストレージ] 1TB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W377.8×D261.2×H19.9mm/約2.11kg[バッテリ駆動時間] 約7時間20分 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 132,980円(税別・送料込み)
2015年03月09日デルは5日、2016年から2019年までの「世界ゴルフ選手権マッチプレー」のタイトルスポンサーを務めることを発表した。大会スポンサーとしての活動は2015年から始まる。「世界ゴルフ選手権」は、世界ゴルフ・ランキングの上位64選手が参加し、独自のマッチプレー形式で対戦する大会。デルによる世界ゴルフ選手権のスポンサーシップは2015年から始まり、まずはサンフランシスコのTPCハーディング・パークで開催される世界ゴルフ選手権キャデラック・マッチプレーでオフィシャルスポンサーを務める。大会期間中は、ゴルフファン対象のデル・テクノロジー体験プログラムの実施をはじめ、デジタルメディアキャンペーンなど様々なITを活用した施策を展開する予定とのこと。2016年のトーナメントからは、大会名称を「世界ゴルフ選手権 -デル・マッチプレー」に改め、開催地をデルの本拠地でもあるテキサス州オースティンとする。
2015年03月05日デルは25日、クイズに正解した応募者の中から抽選で1名に「100万円相当のJTB旅行券」とAndroidタブレット「Venue 10」が当たる新生活応援プレゼントキャンペーン」の開催を発表した。キャンペーン期間は2015年2月25日から3月30日まで。キャンペーン特設サイトで出題されたクイズに挑戦し、応募フォームにクイズの答えや必要事項を記入して応募する。正解者の中から抽選で1名に「100万円相当のJTB旅行券」とAndroidタブレット「Venue 10」をプレゼントする。「Venue 10」は、同日にデルが発表した最新タブレット。OSにAndroid 5.0 Lollipopを搭載した10.1型タブレットで、Wi-FiモデルとLTEに対応したSIMロックフリーモデルをラインナップする。キャンペーンでは、LTE SIMフリーモデルがプレゼントされる。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(4コア/1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイが10.1型液晶(1,920×1,200ドット)、OSがAndroid 5.0 Lollipop。重量は656.9g。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC。Miracastにも対応する。インタフェースは通常サイズのUSB 2.0、Micro HDMIを備える。
2015年02月25日デルはOSにAndroid 5.0を搭載した10.1インチタブレット「Dell Venue 10」を4月下旬より発売する。Wi-FiモデルとLTE通信に対応したSIMフリーモデルの2モデルを用意。価格は、全て税別でWi-Fiモデルが36,980円、SIMフリーモデルが45,980円。「Dell Venue 10」は、OSにAndroid 5.0を搭載した10.1インチタブレット。別売のキーボードを用いることで、ノートパソコンのように使うことができる。また、ワコム製のスタイラスペンにも対応している。「Dell Venue 10」の主な仕様は次の通り。CPUは、Intel Atom Z3735F(クアッドコア、最大1.83GHz)。内蔵メモリは2GB(DDR3L)。ストレージは32GB(eMMC)。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ピクセル。バッテリーは、32Whrリチウムイオンバッテリー。通信面では、IEEE 802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN、Bluetooth 4.0、NFCに対応。SIMフリーモデルのLTE対応バンドは1~5/7/8/13/17/18/19/20。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月25日デルは25日、OSにAndroid 5.0 Lollipopを搭載した10.1型タブレット「Venue 10」を発表した。発売は4月下旬を予定しており、直販価格はWi-Fiモデルが36,980円、LTE SIMフリーモデルが45,980円(税別・送料込み)。Venue 10 Wi-Fiモデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(4コア/1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイが10.1型液晶(1,920×1,200ドット)、OSがAndroid 5.0 Lollipop。重量は656.9g。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC。Miracastにも対応する。インタフェースは通常サイズのUSB 2.0、Micro HDMIを備える。LTE SIMフリーモデルではさらにGPSを内蔵する。またデルは同日、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載し、着脱式のキーボードが付属する10.1型タブレット「Venue 10 Pro」も発表した。こちらの詳細は関連記事を参照。
2015年02月25日デルは25日、Windows 8.1 with Bingを搭載した10.1型タブレット「Venue 10 Pro」を発表した。着脱可能なキーボードが標準付属する。発売は4月下旬を予定しており、直販価格は「Wi-Fi スタンダードモデル」の42,980円~(税別・送料込み)。Venue 10 Proは、クラムシェルモードやテントモードなど5つの形状で利用できる着脱式のキーボードが付属。個人向けのモデルには、Microsoft Office 2013 Home&Businessをバンドルする。ラインナップと価格は、「Wi-Fi スタンダードモデル」が42,980円、「Wi-Fi ハイエンドモデル」が46,980円、「LTE SIMフリーモデル」が56,980円。2月27日より、Amazon.co.jp、ヨドバシカメラ、ヨドバシ・ドット・コムにて先行予約受付を開始する。Wi-Fi スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(4コア/1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing。キーボードと合わせた重量は1.3kg。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。Miracastにも対応する。インタフェースは通常サイズのUSB 2.0、Micro HDMIを備える。オプション品として、ワコム製のスタイラスペンを用意する。Wi-Fi ハイエンドモデルでは上記スタンダードモデルの仕様から、ストレージが64GB eMMC、ディスプレイの解像度が1,920×1,200ドットとなる。LTE SIMフリーモデルではさらにGPSを備える。また、デルは同日、Android 5.0 Lollipopを搭載した10.1型タブレット「Venue 10」も発表した。
2015年02月25日デルは19日、15.6型ノートPCとして最軽量クラスのモバイルワークステーション「Dell Precision M3800」を発表した。2月27日より発売する。標準構成価格は税別229,980円から。本体が約18mmの薄型モバイルワークステーション。カーボンファイバとアルミニウムの堅牢ボディに加えて、Corning Gorilla Glass NBTガラスを採用し、産業用グレードの耐久性があるとしている。ハードウエアの構成は変更可能で、15.6型の3,840×2,160ドット(4K)や、Thunderbolt 2.0ポートなどが選択可能になった。ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認定プロフェッショナル向け主要ソフトウェアアプリケーションの認証も取得している。標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4712HQ、メモリがDDR3L 1,600MHz 8GB×1(最大16GB)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K1100M 2GB、ディスプレイは10点タッチ対応の15.6型1,920×1,080ドット(フルHD)液晶、OSはWindows 8.1 Pro(Windows 7 Professionalも選択可)。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0、USB 2.0、HDMI、DisplayPort、Thunderbolt 2.0、メディアカードリーダなど。本体サイズはW372×D254×H8~18mm、重量は約1.88kg。
2015年02月19日デルは13日、14型ノートPC「New Inspiron 14 3000」シリーズと、15型ノートPC「New Inspiron 15 3000」シリーズを発売した。直販価格は34,980円から。○New Inspiron 14 3000シリーズCPUにIntel Celeron-N2840を搭載する14型ノートPC。全4モデルで、価格(税別)はWindows 8.1 with Bing 32bit・メモリ2GB・オフィスなしモデルが34,980円、これにMicrosoft Office Home and Business Premiumを加えたモデルが49,980円だ。また、Windows 8.1 64bit・メモリ4GB・オフィスなしモデルが39,980円で、これにMicrosoft Office Home and Business Premiumを加えたモデルが54,980円となっている。最大8時間のバッテリ駆動時間を持ち、「偶発損害保証」を標準で搭載。万一の落下や水漏れによる破損も対象となるため、家中どこに持ち運んでも安心して使用できるとしている。Doropboxの容量20GBの1年間サービスプランも付属する。主な仕様は、CPUがIntel Celeron-N2840(2.58GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブは非搭載。ディスプレイは14インチで解像度は1,366×768ドット。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI、SDメモリーカードリーダー、720p Webカメラなど。本体サイズはW345×D243×H21.4mm、重量は約1.77kg。発売記念キャンペーンも開催する。2015年2月13日(金)から2015年3月16日(月)までの期間中に、デルのEメールマガジンに会員登録すると、抽選で「家じゅうラクラク」キレイになる賞品が当たる。ダイソン フラフィ コードレスクリーナー DC74 モニターヘッド(3名)ダイソン ハイジェニック ミスト加湿器 AM10(5名)レイコップ ふとんクリーナー RAYCOP RS(10名)○New Inspiron 15 3000シリーズ「New Inspiron 14 3000」シリーズの画面サイズを15型にしたモデル。全2モデルで、価格(税別)はオフィスなしモデルが39,980円、Microsoft Office Home and Business Premium付きが54,980円。OSにはWindows 8.1 64bitを採用し、メモリは4GB。キーボードはテンキー付きになっている。本体サイズはW380×D260.03×H21.7mm、重量は約2.14kg。その他の仕様はほぼ共通。
2015年02月13日デルは2月12日、共通型番により製品構成選択から見積作成までのプロセスの効率化を実現する「デルeカタログサイト」を、同社販売パートナー及び法人のエンドユーザー向けに開設した。新サイトでは、同社製品本体、各種パーツ、OS、サービス、ソフトウェアの構成を予め設定した「e型番」という共通型番を導入。これにより販売パートナー等は製品発注の度にディストリビュータから見積を取得しなくても、e型番を指定して製品発注を進められるという。またe型番を用い、業界大手のディストリビュータが運営するウェブサイト上でも希望する製品パッケージの参照及び発注が出来るとしている。同サイトは横断型検索機能を備えており、CPUやメモリ容量など希望する構成で、販売パートナーが購入可能な製品パッケージのリストが表示可能。またマップビュー機能では、製品ファミリーごとにパフォーマンス、サイズ、価格など簡単に比較検討出来るという。サイト内にあるマイページからは過去に検索したe型番をリストで参照でき、構成情報のPDF形式でのダウンロードが可能。この他、製品データや技術情報などのダウンロード、製品マニュアルやサポート関連サイトへのリンク、同社やパートナー主催のイベント情報などの掲載もある。同社はこれまで、さまざまな構成をカスタマイズして選択できるBTOモデルを強みとしてきたが、製品発注の度に見積を最初から作成しなければならなかったことを問題点として挙げている。今回の新サイト開設は、販売パートナーやエンドユーザーの手間を低減し、製品納入までのプロセスを効率化するための取り組みの一環という。開設時点での取扱製品は、デスクトップ/ノートPC/ワークステーションのクライアント製品、タブレット、モニタ、サーバだが、対象製品や取扱分野は今後拡大していく予定だ。
2015年02月13日デル・ソフトウェア2月5日、昨年の11月に販売を開始したバックアップ/レプリケーション/ディザスタリカバリソフト「AppAssure 5.4.2」についての、機能や販売戦略について解説するプレス向け説明会を開催した。デル・ソフトウェア 代表取締役社長 中村共喜氏は、「デル・ソフトウェアの認知はまだまだ足りない。デル・ソフトウェアは、グローバルで6,000人の従業員がおり、2,000億円のビジネスを行っている。日本では、現在基礎固めに注力しており、その中心になるのがSonicWallの製品を中心にしたネットワークセキュリティの領域と、データ保護領域だ。バックアップソリューションは、お客様がシステムを導入する際、一番最後に決めるソリューションだ。ただ、これがないと事業の継続性がなくなってしまうので、非常に重要で、しっかり整えなければならないソリューションだ。AppAssureは従来のバックアップ製品と異なり、まったく異なるアプローチの、いかに早く復旧させるかに注力したソリューションだ」と、AppAssureが同社の重要なプロダクトである点を強調した。デル・ソフトウェア データプロテクション営業本部 チャネルアカウントマネージャー 原田宏彦氏によれば、AppAssureのもっとも大きな特徴はリカバリだという。AppAssureは最短5分単位のバックアップが可能で、差分バックアップも独自の変更ジャーナルを保持しているため、変更があるファイルを探す必要がなく高速にバックアップできるのだという。リカバリも、時間単位での復旧が可能なほか、復旧する際もファイルごとに優先順位をつけ、重要度の高いファイルから戻すこともできる。また、バックアップデータをVMware ESXiあるいはHyper-V上の仮想環境に常に反映し、障害時は縮小運転が可能なほか、ブロック単位でデータが小さいため、常にレプリケーションサイトに反映することも可能だ。これにより、迅速な復旧が可能なのだという。原田氏は「事業の継続性を担保するには、すばやく戻すことが重要だ。非構造データの爆発的な増加により、予定された時間にバックアップが終わらない、ITは24時間稼働は当たり前で、日単位のバックアップの場合、24時間前に戻すことで大丈夫なのかといった課題がある。バックアップを見直すタイミングではないか」と指摘した。
2015年02月05日デルとユニアデックスは2月5日、ユニアデックスが販売するデル製品の顧客に「自営保守サービス」を提供していくことで合意し、同日から提供開始すると発表した。同サービスは、これまでデルが顧客に提供していた保守サービスを、デル製品に関する豊富な知識と高度な保守サービス機能を有するユニアデックスから直接提供するサービス。対象製品は、サーバ「PowerEdge」とストレージ「EqualLogic」「PowerVault」。具体的には、製品・技術質問に対する回答、障害切り分けの技術支援、修理受け付けなどの出張修理サポートを提供する「ヘルプデスクサービス」と「出張修理サポート」を提供する。出張修理サポートは、「翌営業日出張修理(オンサイト)サービス」と「当日4時間対応修理サービス」の2種類がある。両社は1999年の業務提携以降、「ヘルプデスクサービス」をデルが担当し、ユニアデックスのエンジニアが現場で製品の「出張修理サポート」を提供するスキームを築いてきた。今後は、製品の販売をはじめ、「ヘルプデスクサービス」から「出張修理サポート」の対応まで、ユニアデックスで窓口を一元化するため、さらに迅速かつ円滑な保守サービスの提供が可能になる。
2015年02月05日物憂げな美声と退廃的な世界観で知られる歌手のラナ・デル・レイは、2012年のアルバム「ボーン・トゥ・ダイ」の大ヒットで世界的に知られるスターとなった。俳優のジェームズ・フランコがそんな独特の世界を持つラナの大ファンであると「V Magazine」に明らかにした。ジェームズはラナがインタビューやライブでミスを犯すことが多いことについて、「ラナは自身のアートの中に生きているのさ。そして地上に下りてきてインタビューを受けるときなんかはだらしなくなってしまう。彼女は地球に生きるべき人ではないから」と説明した。「彼女は自分の造る世界に生きるべき人だ。彼女は人生に失望し、自分の世界を造らなくてはならなかったんだ。彼女をそこで生きさせてやるべきだ」と語り、アーティストとしてのラナへの深い理解を寄せている。また、ジェームスはラナと映画を作ることも前向きに考えているようだ。「彼女は映画のアイデアもあるんだ。ぜひやりたい。『サンセット大通り』みたいなものになる。LAの大きな家の中にいる一人ぼっちの女性がいて、家から出たくないんだ。彼女は家の中ですら人々に見られているような気がしてだんだんおかしくなっていく。ラナの頭の中の素晴らしいB級映画だ。彼女についての映画であり、彼女についての映画ではないんだ。ちょうど彼女の音楽のようにね」と語り、意欲的な様子を見せている。このインタビューから、ジェームスのラナへの親愛がとても深いことが伺える。ファンの域を越えて恋なのではないかと邪推したくもなるが、恐らくは同じ表現者としてラナを純粋に敬愛しているのだろう。ラナ・デル・レイは大ヒット公開中『ビッグ・アイズ』に同名の曲を提供している。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日デルは27日、本体厚わずか6mmの8.4型Androidタブレット「Venue 8 7000」の国内販売を開始した。米国ではCES 2015で発表され、Intel RealSense Snapshot Depth カメラを世界初搭載したことで注目を集めた。直販価格は48,980円(税別・送料込み)。Venue 8 7000のサイズはW124.4×D215.8×H6mm、重量は305g。8.4型の有機ELディスプレイを採用し、解像度は2,560×1,600ドット(WQXGA)と高精細だ。800万画素のIntel RealSense Snapshot Depthカメラの搭載も大きな特徴だ。このカメラで撮影した写真には深度センサーによる測定データが記録され、撮影後にピント位置を変更(リフォーカス)したり、前景と背景のオブジェクトごとに明るさを変更するといった編集を加えられる。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3580 (4コア/最大2.3GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB eMMC、OSがAndroid 4.4 (Kit Kat)。SDカードスロットは512GBまでサポート。無線LANはIEEE802.11acに対応している。
2015年01月27日●ディスプレイの解像度は1,920×1,200ドットデルの8型Androidタブレット「Venue 8」はWUXGAの解像度、広視野角のIPSパネル、SoCにデュアルコアのAtom Z3480を搭載し、2万円を切るというコストパフォーマンスに優れた製品だ。さっそく、試用レポートをお届けしたい。Venue 8はOSにAndroid 4.4を搭載する8型のタブレット。SoCにはデュアルコアのAtom Z3480(最大2.1GHz)を採用、メモリは1GB(DDR3LP)、ストレージが16GB(eMMC)となっている。最近のAndroidタブレットは、クアッドコアSoCや2GB メモリを搭載するモデルが増えているだけに、スペックだけを見ると物足りないが、動作クロックが高いこともあり、実際の操作では極端に遅いと感じることはなかった。そして最大の魅力といえるのが、解像度1,920×1,200ドット(WUXGA)のディスプレイだ。しかもIPSパネルを採用しており、視野角が広く、発色もコントラストも良好。フルHDの動画をその美しさを損なうことなく楽しめる。サイズは幅130×奥行き216×高さ8.95mmで重量は338g。重いと感じることはないが、大人の男性でも片手で持つのはけっこうギリギリだ。片手での持ちやすさという点では7型タブレットに軍配はあがるが、8型には画面の大きさによって動画の迫力が増すほか、サイズが大きいことでバッテリー容量を多くしやすいメリットがある。本機は4,550mAhとバッテリ容量が大きいため、長時間駆動が期待できるのも魅力だ。■[製品名] Venue 8主な仕様[CPU] Intel Atom Z3480(最大2.13GHz)[メモリ] DDR3LP 1GB[グラフィックス] Intel HD Graphics(Imagination PowerVR G6400)[ディスプレイ] 8型液晶 (1,920×1,200ドット)[ストレージ] 16GB eMMC[サイズ/重量] W130×D216×H8.95mm/338g[バッテリ駆動時間] 最大約7.6時間(Webブラウズ時)[OS] Android 4.4[直販価格] 19,980円(税別・送料込み)インタフェース類をチェックしていこう。ワイヤレス機能では、IEEE802.11a/b/g/n/acおよびBluetooth 4.0に対応。高速な11acをサポートしているのがうれしいところだ。本体の上部に電源ボタンとヘッドフォン/マイクのコンボジャックを搭載。右側面にMicro USB端子、microSDカードスロットを用意。microSDカードは最大64GBまでの対応となっている。左側面には何もなく、下部にはスピーカーを配置。このほか、前面には200万画素、背面には500万画素のカメラを搭載する。●カメラの画質や性能をチェック背面カメラは、晴天時の屋外など明るい場所ではややコントラストが強いものの綺麗に写る。ただし、室内など暗めの場所は少し苦手という印象だ。8型タブレットは両手でホールドしながら撮影するのも難しく、カメラは軽いスナップ程度で使うのがよさそうだ。続いてソフト面に触れていこう。OSに関しては壁紙以外はほぼデフォルトのAndroid 4.4系となっている。UIについては個人的な好みもあるだろうが、NexusシリーズなどデフォルトのAndroid搭載機に慣れている人にとっては受け入れやすい。なお、Android 4.4以降で搭載されたランタイム「ART」には対応していない。アプリはOffice互換の「POLARIS Office 5」など実用的なものがいくつか導入されている。その中で注目したいのがサウンドアプリの「MaxxAudio」だ。これはWaves Audio製のオーディオ技術「MaxxAudio Mobile」に対応するもので、映像や音楽向けの複数のプリセットが用意されている。映像向けでは臨場感が増すなど、ハッキリとした効果を感じることができる。最後に、ベンチマークで性能をチェックしよう。総合ベンチマークの「AnTuTu 安兎兎ベンチマーク」での結果は「33621」となかなか高い数値だ。参考までに、Atom Z3745(4コア/1.33GHz)を搭載するASUSTeKの「MeMO Pad 7 ME176C」の数値「34707」とほぼ同等だ。また、Atom Z3480はグラフィックスコアとして「PowerVR G6400」を内蔵しているので、Minecraftなどの3Dゲームも楽しめる。試用機の問題かもしれないが、たまに画面のちらつきが起きたものの、高い解像度、表現力に優れるIPSパネル、十分な性能を備えながら2万円以下を実現しているのは大きな強みだ。高精細な表示性能を持つ安価なタブレットを求めているなら、ぜひともチェックしてほしい一台だ。
2015年01月25日