“ファイナル・デスティネーション"シリーズの最新作にして3D映画史上初の“18禁”作品『ファイナル・デッドブリッジ』が10月1日(土)から日本公開される前に、本作を手がけたスティーブン・クォーレ監督のインタビュー動画が届いた。その他の写真“ファイナル・デスティネーション”シリーズは、“死”に見入られてしまった者たちに次々と想像を絶する恐怖が襲いかかる様を描いたホラー・アクション。最新作はタイトルの通り、巨大な吊り橋の崩落事故で死ぬはずだった主人公サムらが"死”に見入られるも、生き残りをかけて仕掛けられた“死のトラップ”に立ち向かう。クォーレ監督は、本作が長編デビュー作ながら、これまで20年以上に渡ってジェームズ・キャメロン氏とタッグを組んできた3D映画のエキスパート。3D映画を撮影する際の技術的制約や利点、さらに大作映画作りの難点をしっかりと理解しているため、これが初監督作とは思えない堂々たる演出を見せる。このほど公開されたインタビュー動画でも「このシリーズのような映画では、技術的な問題に直面する。それがとても多いので、圧倒されてしまいがちだ。だから全体像をしっかりつかむことで、細部に集中できるようにしないといけない」と語り、「この映画では必ず人は死ぬわけだけど、ユニークな死に方が必要なんだ。観客をハラハラドキドキさせられたら成功だね。それには新鮮なアイデア、視点が大事なんだよ」と分析する。しかし“ユニークな死に方”とは言ってもシリーズも5作目。クォーレ監督は「最初はいくらでも思いつくと思ってたが、いざ考え出すと難しくてね。陳腐だったり、前作までに使われてたり……必死に考えた」と振り返っており、最新作では考えに考えられ、かつ前作とカブらない“ユニークな死に方”が登場するようだ。『ファイナル・デッドブリッジ』10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7 他 全国ロードショー
2011年09月21日“ファイナル・デスティネーション"シリーズの最新作にして3D映画史上初の“18禁”作品『ファイナル・デッドブリッジ』が10月1日(土)から公開されるが、本作の冒頭に登場する“巨大吊り橋の崩落シーン”が一般公開前に実施されたモニター試写会などで大きな反響を集めている。その他の写真“ファイナル・デスティネーション”シリーズは、“死”に見入られてしまった者たちに次々と想像を絶する恐怖が襲いかかる様を描いたホラー・アクション。最新作はタイトルの通り、巨大な吊り橋の崩落事故で死ぬはずだった主人公サムらが"死”に見入られるも、生き残りをかけて仕掛けられた“死のトラップ”に立ち向かう。毎回、冒頭にド派手なディザスター場面が登場し、その後は死の運命がジリジリと近づいてくる過程を描くのが本シリーズの定番だが、今作の冒頭に登場する吊り橋崩落シーンは、かつて本当に起こった“ある事故”がモデルになっているそうだ。脚本家のエリック・ハイセラー氏は「さまざまな自然災害、人災の映像をオンラインで観て、この映画のヒントになるものを探した」そうで、そこで製作のクレイグ・ベリー氏が持ち込んだタコマ・ナローズ・ブリッジの崩落映像に魅せられたと語る。「僕はそれにすっかり執着してしまってね。3か月にわたってアイデアを出し合い、プランを立て、脚本を書き、それを推敲したあと最終的に、僕はこのシリーズ最新作のオープニングにふさわしいと思えるシークエンスを書き上げた」。タコマ・ナローズ・ブリッジは、ワシントン州ピュージェット湾口の海峡に架かる吊り橋で、1940年11月に強風によって落橋。その崩壊過程は映画用のカメラで記録され、後の建築の安全設計や研究が進む契機になった。本作を手がけたスティーブン・クォーレ監督は、橋の記録映像を参考にしながら4か所のロケーションを駆使して3D映像による巨大橋の崩落と、そこに巻き込まれる人々の映像化に挑戦。実在の事故を参考にしただけあり、生々しさと、“ファイナル”シリーズらしいダイナミックなアクションが組み合わさったシーンに仕上がっているようだ。『ファイナル・デッドブリッジ』10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7 他 全国ロードショー
2011年09月15日人気ホラーシリーズの最新作『ファイナル・デッドブリッジ』に出演するニコラス・ダゴスト、エマ・ベル、トニー・トッドのインタビュー映像がシネマカフェ独占で到着!互いに共演について感想や本作の見どころについて熱く語ってくれた。“デッドブリッジ”という言葉の通り、本作で恐怖のカギを握るのは橋!橋の崩落事故に巻き込まれて文字通り“崖っぷち”な男女の死闘が繰り広げられる。シリーズ第1作より出演し、なぜか毎回死神に魅入られてピンチに陥る不幸なブラッドワースを演じてきたトニーに対し、ニコラスは敬意を込めてこう語る。「彼抜きだとこのシリーズの正統な映画に思えないよ。彼が演じるブラッドワースは、ファンに愛されている。それってとても大事だよね。ファンが求めてる」。さらに共演者としてトニーの持つ“威圧感”を絶賛。共演してみてなぜ、彼がシリーズを通じて出演することになったかを実感した様子だ。そのトニーは熱狂的なファンの反応に対し、感謝の言葉を口にする。「彼らは理解が深い。映画の良さは人と人を結ぶ力だね。人種に関係なく、何でも観るだろ、私はアフリカ系としていわば親善大使で、普通なら交流のない人とも話せる。芸術には壁がない。いいことだよ」。本作への出演に際し、シリーズをまとめて観たというエマ。お気に入りのシーンは?「3作目の日焼けサロンかな。私は使ったことないけど、きっと怖いんだろうと。だからあれを観て、絶対に行かないと思ったわ」。トニーとニコラスもそれぞれお気に入りの衝撃シーンに言及!さらにニコラスは、本作を通じて俳優として学んだこととしてこんな言葉を…。「様々な感情を経験したのが良かった。感情表現全般を演じられたんだ。ラブコメは前に経験があり、今回もエマと頼り合うロマンティックな関係を演じられた。この映画で学んだのは、アクションシーンや、グリーンバックでの撮影、そしてエネルギーを持続させることだね。長期の撮影に耐えうる、この映画にふさわしいエネルギーが必要だった。徹底的に訓練された感じだよ」。そうして表現された極限の恐怖をぜひ体感してほしい。『ファイナル・デッドブリッジ』は10月1日より(土)シネマート新宿、梅田ブルク7ほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ファイナル・デッドブリッジ 2011年10月1日よりシネマート新宿、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:人気ホラーシリーズ第5弾『ファイナル・デッドブリッジ』試写会に10組20名様をご招待
2011年09月13日“ファイナル・デスティネーション"シリーズの最新作にして3D映画史上初の“18禁”作品『ファイナル・デッドブリッジ』の予告編がこのほど解禁され、これまで以上に過激で緊張感あふれるシーンの数々が公開された。『ファイナル・デッドブリッジ』予告編“ファイナル・デスティネーション”シリーズは、“死”に見入られてしまった者たちに次々と想像を絶する恐怖が襲いかかる様を描いたホラー・アクション。最新作はタイトルの通り、巨大な吊り橋の崩落事故で死ぬはずだった主人公サムらが"死”に見入られるも、生き残りをかけて仕掛けられた“死のトラップ”に立ち向かう。何らかの大事故に巻き込まれそうになるも間一髪で命拾いした者たちが、“死神”との壮絶なチェイスを展開しては次々と“来るべきはずだった死”に見舞われてしまう様を描いてきた本シリーズ。予告編では、吊り橋にさしかかったバスの乗客が、悲惨な吊り橋での事故を逃れる場面に始まり、謎の男の「死神はダマされるのを嫌う」という言葉通り、次々と死神がもたらす災難に登場人物が巻き込まれていく場面が登場。これまでスタッフたちがアイデアをしぼって様々な“死に様”を描いてきた本シリーズだが、最新作でも次から次へと新アイデアで“死にカタログ”が展開されるようだ。また本作は随所に3Dを効果的に使った恐怖表現が登場しており、予告の最後のフレーズ「迫り来る3D」の通り、画面の奥行きや臨場感とは異なる3D効果が存分に楽しめる作品に仕上がっているようだ。『ファイナル・デッドブリッジ』10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7 他 全国ロードショー
2011年08月10日これまで数々のスマッシュ・ヒットを飛ばしてきた“ファイナル・デスティネーション"シリーズの最新作『ファイナル・デッドブリッジ』が3D映画史上初の“18禁”作品として10月1日(土)から日本公開されることが決定した。その他の写真“ファイナル・デスティネーション”シリーズは、“死”に見入られてしまった者たちに次々と想像を絶する恐怖が襲いかかる様を描いたホラー・アクション。最新作はタイトルの通り、巨大な吊り橋の崩落事故で死ぬはずだった主人公サムらが"死”に見入られるも、生き残りをかけて仕掛けられた“死のトラップ”に立ち向かう。ダークなタッチと独自の恐怖表現を追求してきたそれまでのホラー映画の常識をくつがえし、豪快なスプラッターとホラー描写が白昼堂々展開される本シリーズは、ホラーでありながら絶叫アトラクションに乗っているような恐怖と快感を観客が感じ、いずれもが世界で大ヒットを記録した。シリーズ第5作目となる『…デッドブリッジ』では、主人公たちが死から逃れられる方法にまつわるヒント“死を他人に贈る”に隠された真相を追いながら、生き残りを目指して奔走する。前作『ファイナル・デッドサーキット』に続いて3Dで製作されたが、その恐怖描写はシリーズ最恐らしく、3D映画史上初の“18禁”に認定。これまでにない絶叫シーンが登場する作品になりそうだ。『ファイナル・デッドブリッジ』10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7 他 全国ロードショー
2011年08月04日ありがちなのは主人公に近づくアイツの存在!トム・クルーズが主演する人気スパイ映画、『ミッション:インポッシブル』のシリーズ4作目がこの冬全米公開される予定です。スパイ映画は、ドキドキハラハラの連続だけど、最後はハッピーエンドが多いから、デート向きかもしれません。今回は、そんなスパイ映画についてのアンケート。ありがちだなと思ってしまう展開について20代女性700名に聞きました。>>男性編も見るQ.スパイ映画でありがちだな”と思ってしまう展開を教えてください(複数回答)1位味方のスパイが実は裏切り者51.0%2位危機一髪で爆破寸前の建物を脱出26.0%3位政府機関のシステムがあっけなく破られる25.0%4位緊迫した状況下でなぜかラブシーンorキスシーン24.9%5位黒幕が政府機関などの権力者24.7%■味方のスパイが実は裏切り者……・「いかにも怪しい人が、絶対主人公の近くにいるので分かりやすすぎる」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「このパターンが多いので、いつも『実はこの人、味方っぽく見せかけて敵なのでは?』と疑いながら見てしまう」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)・「毎回、引っかかって驚いてしまう自分は学習能力がなさすぎです……」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「意外に良い人だと思っていると、その人が高確率で裏切り者。主人公に裏切り者が近づくと『あぁ、そんな秘密、気軽にしゃべっちゃうなよ!』と突っ込んでしまいます」(24歳/情報・IT/技術職)・「鈍感な自分でも『やっぱりなあ』と思ってしまう」(24歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■危機一髪で爆破寸前の建物を脱出……・「トム・クルーズの得意技」(24歳/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)・「そんなタイミングで脱出できるかと思ってしまう」(23歳/建設・土木/技術職)・「爆発寸前のアクションシーンの場面で、『どうせ助かる』と分かっていてもドキドキしてしまう自分もいる」(25歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)■政府機関のシステムがあっけなく破られる……・「パソコンをカタカタやって『カモン、カモン』と言ってすぐにシステムを解除したりする」(26歳/建設・土木/事務系専門職)・「そんな簡単でいいんですか?といつも思います」(22歳/建築・土木/技術職)・「政府機関のセキュリティーがそんなに甘いわけがない」(28歳/学校・教育関連/技術職)■緊迫した状況下でなぜかラブシーンorキスシーン……・「『なぜ今?』ってときに、かなり息遣いの荒い様子でキスをしている2人を見ると、逆に興奮が冷めます(笑)」(24歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「ビルが燃えていたりする中で、キスシーンをしていると『早く逃げなさ~い!』と思う」(25歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「そんなことしている暇があったらさっさと問題解決しろ!と突っ込んだ記憶があるから」(29歳/小売店/販売職・サービス系)■黒幕が政府機関などの権力者……・「人相の悪い政治家が出てきたらすぐに黒幕だと分かる」(25歳/情報・IT/技術職)・「たいてい敵は大がかりな機関」(25歳/金融・証券/専門職)・「黒幕が政府機関等の権力者の場合、配役で『あー、この人が犯人だな』とすぐ分かってしまうので、つまらない」(26歳/金融・証券)総評過半数の女性がありがちだと答えてくれたのが「味方のスパイが実は裏切り者」でした。多くの女性が、ストーリーの途中で裏切り者の存在に気付いているようです。中でもありがちだと感じているのが、「主人公が一番信頼している仲間がたいてい裏切り者」、「だいたい仲のいい仲間が敵」というパターン。制作者側は「えっ!まさか」という意外な展開だと思って設定するのかもしれませんが、20代女性は冷静に分析しているようです。女性の鋭い分析は、5位の「黒幕が政府機関などの権力者」のコメントをみても伺えます。「黒幕が政府機関等の権力者の場合、配役で『あー、この人が犯人だな』とすぐ分かってしまうので、つまらない」。黒幕を演じる役者さんにはそれらしいオーラがありますからね。ただ、そんなありがちな展開を「ベタベタな展開も私は割と好きですので、ツッコミは控えます」、「ありがちな展開なのは分かっているけど、あのスリルが大好きだー!」、「またか!と思うことがいっぱい。でも楽しければいっか」など、肯定的に受け止めている女性も多かったです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年2月17日~2月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性700名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】好きなシリーズもの映画【ランキング女性編】「2」の方が面白い映画[コブタメ]エンタメニュースや試写会プレゼントはコブタメをCheck!!完全版(画像などあり)を見る
2011年06月19日スパイ映画の大定番は、主人公に優しく近づく二重スパイ!敵対勢力の情報を得るために、あらゆる手段を使って秘密情報活動を行うスパイ。彼らの活躍を描いたスパイ映画には、『007』や『ミッション:インポッシブル』などの人気シリーズがあり、ファンの男性も多いのではないでしょうか。ただ、何作か見ていると、「またこの展開?」と突っ込みたくなることも。スパイ映画にありがちなパターンを、20代男性279名に聞きました。>>女性編も見るQ.スパイ映画で"ありがちだな”と思ってしまう展開を教えてください(複数回答)1位味方のスパイが実は裏切り者35.1%2位政府機関のシステムがあっけなく破られる30.1%3位政府機関の建物にいとも簡単に侵入できる25.4%4位危機一髪で爆破寸前の建物を脱出19.0%5位どんな特殊部隊でもたった1人の主人公にやられてしまう16.5%■味方のスパイが実は裏切り者……・「思わぬ裏切りは定番」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)・「『やっぱりこいつが裏切り者かよ!』って思ってしまう」(24歳/情報・IT/事務系専門職)・「裏切り者は、中盤から表情や行動に陰りが見え始める」(29歳/その他)・「『007』シリーズによくありがちだけど、あの展開が結構好きです」(25歳/マスコミ・広告/営業職)・「『007』シリーズでは、女性が二重スパイというのが定番な気がする」(24歳/ソフトウェア/技術職)■政府機関のシステムがあっけなく破られる……・「そんな簡単に国家機密に近づけるかと思ってしまいます」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「そんなに簡単に破られるシステムで動いている国があるか!と思う」(23歳/警備・メンテナンス/専門職)・「政府のセキュリティーはそんなに甘いはずがないと思う」(27歳/金融・証券/営業職)■政府機関の建物にいとも簡単に侵入できる……・「政府ってそこまでダメ組織ではない」(26歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「政府機関に入らなくても、遠隔操作で何とかなるのでは?中枢部に入る必要もないのではと思う」(26歳/情報・IT/技術職)・「なぜか都合がよすぎる。そこまで簡単に政府機関の施設設備を突破できるはずがない」(26歳/倉庫・運輸)■危機一髪で爆破寸前の建物を脱出……・「いつ死んでもおかしくないのに、生き残ることが多い」(25歳/運輸・倉庫)・「何でもかんでも爆破させるなと思う」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「主人公の背景で爆発するシーンが『007』シリーズなんかによくある。『そんなにギリギリのタイミングじゃなくてもいいだろう!』と思ってしまう」(26歳/その他/事務系専門職)■どんな特殊部隊でもたった1人の主人公にやられてしまう……・「あんなに大勢を相手に完ぺきに勝てるはずがない」(28歳/運輸・倉庫/営業職)・「集団で一気にかかれば絶対に捕まえられると思う」(28歳/ソフトウェア/技術職)総評20代男性が感じるスパイ映画の定番の展開は「味方のスパイが実は裏切り者」でした。特に『007』シリーズでよく登場するイメージがあるようです。「裏切り者は、中盤から表情や行動に陰りが見え始める」なんてご指摘もありましたから、気になる方は一度見たスパイ映画でも、裏切り者の表情や行動に注目して見返してみると面白いかも。種明かしされる前から、彼らの言動に伏線が張られているかもしれません。続いて「政府機関のシステムがあっけなく破られる」、「政府機関の建物にいとも簡単に侵入できる」がランクイン。政府機関の建物やシステムに侵入するのは易しいことではありませんが、主人公たちはいとも簡単に可能にしてしまうので「あり得ない」と突っ込みたくなる男性は多いよう。そんな「またか」な展開が多いスパイ映画ですが、人気作品が多いのは、それを補って余りあるほど手に汗握る展開が待っているからなのでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年2月17日~2月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性279名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】好きなシリーズもの映画【ランキング男性編】「2」の方が面白い映画[コブタメ]映画や音楽ニュース、試写会プレゼントへの応募はコブタメで!!完全版(画像などあり)を見る
2011年06月19日人気シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に登場する衣装や小道具を展示する、その名も『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』世界展が4月29日(金・祝)から東京・汐留の日本テレビで開催される。ジャックが禁断の宝の地図を手に入れてから4年。潮は満ち、キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が新たな帆をあげる。今回の獲物は、永遠の命をもたらすという“生命の泉”。ジャックをはじめ、かつての恋人で女海賊のアンジェリカ(ペネロペ・クルス)、史上最恐の海賊・黒ひげ(イアン・マクシェーン)らがスリリングな攻防、そして興奮のアドベンチャーを繰り広げる。約250平方メートルの会場は、ジャングルと古代遺跡をイメージしたまさに“パイレーツ・ワールド”。水が流れる滝も設営されているが、まさかこれが生命の泉!?もちろん、ファンにとって見逃せないのは、ジョニーが実際に着用した劇中衣装だ。見慣れた海賊ルックに、ジャックが帰還した喜びをかみ締めるもよし。もう1点展示された、不似合いな赤いコートは「ジャックが着ているのは確かだが、どのシーンかはまだ分からない」(関係者談)といい、いまだ謎の多いストーリーを読み解くヒントになりそう。アンジェリカや黒ひげ、さらに人魚と恋に落ちる宣教師のフィリップ(サム・クラフリン)といった新キャラクターの衣装も要チェックだ。期間中は世界展に加えて、オリジナルグッズがゲットできる黒ひげゲームや、海賊の衣装を着てパイレーツになりきれるフォトスポット、過去の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作を上映する特別試写会など関連イベントが盛りだくさん。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』がゴールデンウイークの汐留を“ジャック”する。「日テレ黄金週間〜パイレーツの大冒険〜」『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』世界展は4月29日(金・祝)〜5月5日(金・祝)まで東京・汐留の日本テレビで開催。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は5月20日(金)から全国にて公開。特集『パイレーツ/生命(いのち)の泉』〜新たな伝説の幕あけ〜■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:世界最速試写『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャパンプレミアに6組12名様ご招待『パイレーツ』連続インタビュー禁断の恋に落ちる美しき人魚役・アストリッド登場あなたならどんな泉を手にいれたい?投稿して『パイレーツ』グッズを10名様にプレゼント47にして惑いっぱなし?ジョニー・デップは未だピーター・パン気分が抜けずシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年04月28日主演作『バーレスク』で、ロサンゼルスのクラブでエンターテイナーの才能を開花させるヒロインを演じたクリスティーナ・アギレラがハリウッドのウォーク・オブ・フェイム入りを果たし、15日に彼女の名前を刻んだ星型プレートの除幕をする式典が行われた。ハリウッド・ブルヴァードのハードロック・カフェの前に集まった1,000人以上のファンから祝福を受けたクリスティーナはディオールの白いドレスにクリスチャン・ルブタンの豹柄のパンプス姿。「みなさんと会えて、とても嬉しいです。心から感謝します」と言い、「みなさんも夢は大きく持ってね!」と語りかけた。クリスティーナはその後、最近仲良しのニコール・リッチーとランチをした後、夜はグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われた『バーレスク』のロサンゼルス・プレミアに出席。シェールとツーショットでレッド・カーペットに登場した。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:バーレスク 2010年12月18日より丸の内ルーブルほか全国にて公開■関連記事:クリスティーナ・アギレラ&シェール『バーレスク』ワールド・プレミアで揃い踏み世界の歌姫、C・アギレラが歌い踊る!『バーレスク』試写会に10組20名様ご招待離婚報道のさなか、初主演映画でクリスティーナ・アギレラ来日決定C・アギレラ&シェール、セクシー歌姫が共演の『バーレスク』が12月公開!
2010年11月17日元スパイのプチ探偵屋さん、マイケル・ウェスティンが活躍する「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」。前回は、そんなマイケルの元カノにして、スパイ仲間でもある美女・フィオナをフィーチャーしました。最終回となる今回は、またまたマイケルを悩ませる女性のお話。マイケルのお母さん、マデリンの登場です。17歳で実家を飛び出して以来、マイケルが故郷マイアミと距離を置いてきたのは、そもそも家族と距離を置きたかったから。亡き父との確執をはじめ、家庭事情のあれこれがマイケルの頭をいまも悩ませています。そのあたりの事情をマイケル役のジェフリー・ドノヴァンに聞いてみました。「マイケルは故郷であるマイアミから離れたくて仕方がないんだ。過去や家族など、彼が捨てた全てを象徴するのがマイアミだからね。でも、捨てたいと思っているものほど、ちゃんと向き合わなくてはならないときが来る。スパイをクビになったことで、マイケルはマイアミという過去に目を向けざるを得なくなるんだ」。そして、そんなマイケルを故郷でウキウキと待ち受けるのが母・マデリン。夫と息子の確執に母としての責任を感じながらも、マイケルの帰郷が嬉しくて仕方のない彼女は、長い間離れて暮らしてきた息子との時間を取り戻そうとちょっと必死。しょっちゅう電話をかけてきては、マイケルをイラッとさせます。しかも、マイケルがプチ探偵業を始めてからは、「マイケル〜、ご近所さんが困ってるの。助けてあげて〜」と何かにつけ(よかれと思って?)彼を頼ってくる始末。母に頭が上がらず、ついつい頼みを聞いてあげてしまうマイケルの日常は、どんどんトホホなものになっていきます。マイケルってば、陰謀の解明にも忙しいのに…。そんな母子の関係について、マデリン役のシャロン・グレスにも話を聞くことができました。シャロンは80年代のTVドラマ「女刑事キャグニー&レイシー」でも有名なベテラン女優さんです。「マデリンはテンションの高いヘビースモーカー。とても支配的だし、マイケルにとってはまさに“地獄の母”ね(笑)。でも、マデリンは本当の意味でマイケルの心をつかめるかもしれない唯一の人間でもあるのよ。子育てが上手だとは言えないし、いい母親だとも言えないけど、マデリンとマイケルの間には確かな愛情があるの」。一方、“息子”のジェフリーはこう語っています。「マイケルと僕の共通点はたくさんあるけど、そのひとつがマデリンに歯が立たないこと!彼女は手に負えないほど強烈な母なんだ(笑)。どんな物事も解決できるマイケルが、母親にだけは弱いのが面白いよね…」。やっぱり母は強し?マデリンとマイケルの母子関係は、ジェフリー自身にとっても興味深いもののようです。続けて、こんなことも教えてくれました。「マイケルが親元を離れて国のために戦ってきたように、僕自身にも役者を目指して故郷を離れ、ニューヨークに出た経緯がある。母から逃れるためではないけど(笑)、信念を持って故郷を出た点は僕もマイケルも一緒なんじゃないかな」。いまや「バーン・ノーティス」の主演スターとして、映画『チェンジリング』の熱演も記憶に新しい実力派として、全米の人気者となったジェフリー。母が息子を誇りに思っている点も、マイケルとジェフリーの共通点かもしれません。とは言え、“母”のシャロンはこんなこともポツリ。「マイケルの頭の良さは母親譲りなの。だから、彼がスパイとして状況を上手くコントロールできるように、マデリンも息子を上手く操れるの。人を操るって、アートでもあるのよ(笑)」。マイケルのトホホな日々はまだまだ続きそうです…。(text:Hikaru Watanabe)<セル>「バーン・ノーティス元スパイの逆襲日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)価格:999円(税込)発売中「バーン・ノーティス元スパイの逆襲DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)価格:10,290円(税込)発売日:2010年1月8日(金)<レンタル>・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト: 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:バーン・ノーティス元スパイの逆襲 [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.128「バーン・ノーティス」元スパイの女難 1シネマカフェ的海外ドラマvol.127「バーン・ノーティス」トホホなスパイ美学第3の男、日本上陸!「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」特製長袖Tシャツを3名様プレゼントシネマカフェ的海外ドラマvol.126痛快スパイドラマ!「バーン・ノーティス」
2009年11月27日スパイをクビになって以来、故郷・マイアミでトホホな日々を送るマイケル・ウェスティン。そんな彼の毎日をさらにトホホにしている女性のひとりが、マイケルの元カノにして元IRA工作員でもあるスパイ仲間の美女、フィオナです。今回は「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」をぐいぐい引っ張るヒロインに迫っていきましょう。マイケルが日々の生計を立てるため、プチ探偵業を営んでいるのはすでにお話しましたが、そんな彼を手助けしているのがフィオナ。過去に彼と愛し合ったものの、任務のせいで別れ別れになってしまったフィオナはいまもマイケルのことが大好き。一連の事情のせいで弱りきったマイケルの前にひょっこり現れ、以来べっとリと彼をストーカー…、いえサポートします。最初は「それどころじゃないよ」的雰囲気を放っていたマイケルも、なんだかんだでフィオナのお世話に。ふたりの恋愛模様も「バーン・ノーティス」の見どころです。しかも、このフィオナ、見かけはセクシーでキュートだけれど、実は超凶暴な武闘派の中の武闘派。銃撃と爆弾作りをこよなく愛し、悪者と戦うときは「マイケル〜、面倒臭いから撃ち殺しちゃいましょうよ。うふ」が基本スタンス。できれば穏便に済ませたいマイケルとは対照的なのです。そんなフィオナについて、マイケル役のジェフリー・ドノヴァンにまたまた聞いてみました。「マイケルはできる限り人を傷つけたくないと思っているけど、フィオナは人を撃ったり、吹き飛ばしたりするタイプ。何しろ彼女はクレイジーなんだ(笑)。そんなふたりの関係は、お決まりの男女のパターンとは違うし、演じるのがすごく楽しいよ。フィオナ役のガブリエル・アンウォーと僕の相性も抜群にいい。でも、僕自身がフィオナのような女性と付き合えるかと言ったら、答えは“ノー”だ。すぐさま逃げるね!」ジェフリーの話にも出たように、フィオナを演じるのはガブリエル・アンウォー。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』でアル・パチーノとタンゴを踊った女性、もしくは日本でLUXのCMに出演していた女優と言えば思い出される方も多いでしょうか。少し前に取り上げた「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」にも出演しています。そんな彼女をフィオナ役に起用した製作総指揮、マット・ニックスにこんな裏話を教えてもらいました。「オーディションにやって来たカブリエルに“寝ていたマイケルが目を覚まし、フィオナと話す”というシーン(第1話)を演じてもらったのだけど、そのとき、ガブリエルはいきなりベッドを蹴り飛ばしたんだ。ほかの候補者たちはみな、マイケルが目を覚ますのを待っていたのにね。満場一致で彼女に決まったよ(笑)」。マット・ニックスはこのオーディションの後、ガブリエルからインスピレーションを得て脚本を書きかえ、フィオナのキャラクターをより固めていったのだそう。いまあるフィオナの凶暴さはガブリエルから生まれたもの?…かもしれません。また、「バーン・ノーティス」では、過激キュートなフィオナが着こなすマイアミ流露出度高めファッションやヘアスタイルなども見どころ。何かと目の離せない存在なのです。最後に、フィオナという役について、ガブリエル本人にも直撃してみました。「フィオナを演じることは、私にとってセラピーみたいなもの。演じるだけですっきりするもの。セラピストなんていらないわ(笑)!この役をもらえたことを、女優として本当に感謝しているの」。次回はフィオナよりもっと恐ろしい(?)マイケルを悩ませる第2の女性のお話です。(text:Hikaru Watanabe)<セル>「バーン・ノーティス元スパイの逆襲日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)価格:999円(税込)発売日:2009年11月13日(金)「バーン・ノーティス元スパイの逆襲DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)価格:10,290円(税込)発売日:2010年1月8日(金)<レンタル>・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト: 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:バーン・ノーティス元スパイの逆襲 [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.127「バーン・ノーティス」トホホなスパイ美学第3の男、日本上陸!「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」特製長袖Tシャツを3名様プレゼントシネマカフェ的海外ドラマvol.126痛快スパイドラマ!「バーン・ノーティス」
2009年11月19日ある日突然、スパイをクビになってしまったマイケル・ウェスティンが、生活費を稼ぐためにプチ探偵業を営みながら、解雇にまつわる謎と陰謀を追っていく「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」。作品の概要をご紹介した前回に引き続き、今回は、主人公マイケルのあれこれに迫っていきたいと思います。このドラマが単なるスパイ・アクションではないことはすでに触れましたが、ひと味違う味わいにしている張本人がまさにマイケル!敏腕スパイではあったものの、基本的には温厚で冷静、合理的に物事を運ぼうとする一方、頼み事をされたら嫌とは言えない人の良さも持ち合わせている彼のキャラが、プチ探偵業や陰謀解明を通して見え隠れするところに面白さがあります。と言うのも、スパイという職業は、(マイケルの言い分によると)映画などで描かれるよりもはるかに地味らしく、そのへんにある日用品を使って敵地に乗り込むためのスパイグッズをちまちまと作ったり、地道なリサーチを重ねることもしばしば。5分前行動どころか1〜2時間前行動をとるのがお約束で、常に不測の事態を考慮しての振る舞いを求められるのだそうです。そんなマイケル的スパイ事情について、マイケル役のジェフリー・ドノヴァンはこう語っています。「大抵のアクション作品に欠かせないアイテムは銃。けれど、このドラマでは、鍛え抜かれた男が銃を使わずに問題を解決していくんだ。シーズン1の冒頭に、“いきなり銃を抜くなんて大人気ない。大人はダクトテープで戦う。この方がずっとスマートだ”というマイケルの台詞がある。面白おかしく語られているけど、その真意は“できれば誰も傷つけず、問題を解決しよう”ということ。僕はそんなマイケルのスタンスが大好きだね」。そう、ジェフリーの言うように、元スパイのマイケルは正真正銘の「鍛え抜かれた男」。空手歴30年でもあるのだそうです。それなのに、どこぞのアクションヒーローよろしく問答無用で相手をボコボコ倒すのではなく、ちまちました努力を重ねてゆるりと問題を解決しようとするのが素敵ではありませんか?真に強い男ほど、流血を望まないものなのかもしれません。とは言え、「だったら、前回、“ド派手なアクションシーンをマイアミの街中で撮影している”と紹介していたのは何だったんだ!」という疑問がわいてきますよね…。そうなんです。「バーン・ノーティス」にアクションは…もちろんあります。流血を好まない男・マイケルと言えど、流血を防ぎきれないのが、舞台である犯罪都市・マイアミのマイアミらしさ。戦いたくないのにな〜と思いつつも、敵にパンチをお見舞いせざるを得ない状況に陥ってしまうマイケルのトホホっぷりもまた、彼の魅力なのです。そんなマイケルの“嫌だな〜感”を顕著に表しているのが、劇中に多く登場する彼のモノローグ(ナレーション)。望まない展開に陥りがちなマイケルの呟きやぼやきを、ちょっと笑えるモノローグによって私たちは知ることができます。モノローグについても、ジェフリーに聞いてみました。「僕自身、モノローグがすごく気に入っているんだ。毎日14時間×週5日の撮影の合間を縫って収録するから、スケジュール的には大変だけどね。大抵はリハーサルの後、本番を迎えるまでの15〜20分間の休憩を利用して録音する。でも、ある金曜の夜なんて、夜中の1時30分に撮影が終わり、“さあ帰ろう”と思ったら、“いまからモノローグを収録するぞ”と呼び止められたことがあったな…(苦笑)」。マイケルに負けず劣らず、ジェフリーも大変そう!次回は、そんなモノローグ収録よりもっと大変な(!)マイケルの女性関係のお話です。(text:Hikaru Watanabe)<セル>「バーン・ノーティス元スパイの逆襲日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)価格:999円(税込)発売日:2009年11月13日(金)「バーン・ノーティス元スパイの逆襲DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)価格:10,290円(税込)発売日:2010年1月8日(金)<レンタル>・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト: 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:バーン・ノーティス元スパイの逆襲 [海外TVドラマ]■関連記事:第3の男、日本上陸!「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」特製長袖Tシャツを3名様プレゼントシネマカフェ的海外ドラマvol.126痛快スパイドラマ!「バーン・ノーティス」
2009年11月12日敏腕スパイとして世界各国を飛び回っていた生活から一転、ある日突然スパイ職を解雇されてしまった男マイケル・ウェスティンが活躍する「バーン・ノーティス元スパイの逆襲」。全米で2007年から放送が始まり、すでに3シーズン目に突入している本作がいよいよ日本でDVDリリース開始!そこで、超オススメ作でもある「バーン・ノーティス」の魅力を徹底解剖していきたいと思います。まず、ストーリーを紹介しますと、冒頭でも触れたように、主人公はスパイをクビになってしまった男、マイケル・ウェスティン。危険な任務を遂行している最中、突如自らのクビを知った彼が、あれよあれよと言う間に、故郷マイアミに連れ戻されてしまうところから物語が始まります。理由も分からないまま職を追われ、収入源を断たれた上に故郷で暮らすハメになったマイケルは、生活費を稼ぐためにプチ探偵業を開始。解雇にまつわる謎と陰謀を追いながら、持ち前の諜報員スキルを活かして様々な事件を解決していくのが主な流れです。という展開からも分かるように、「バーン・ノーティス」の舞台はずばりマイアミ!しかも、「CSI:マイアミ」から「NIP/TUCK」、「デクスター」まで、マイアミを舞台にした海外ドラマは意外と多いものの、現在、実際にマイアミで撮影をしている連続ドラマは「バーン・ノーティス」だけなのだそうです。今回、撮影現場までお邪魔し、スタッフに話を聞いたところ、「マイアミを舞台にしたTVドラマで、全編をきちんとマイアミで撮影している作品としては『マイアミ・バイス』(80年代の名作ドラマ)以来なんだよ」とのこと。たしかに、「バーン・ノーティス」の中に登場するマイアミの風景は、ほかの作品にはないリアリティがあり、有名な観光地からビーチ、さらには地元っ子御用達のスポットまで、あらゆる角度からのマイアミを楽しむことができます。また、製作総指揮のマット・ニックス曰く、「L.A.ほどではないけれど、大規模なアクションシーンの撮影にも経験豊富な現地スタッフがマイアミには多い」のだそう。私たちが撮影を見学した日も、街の一角で(!)ド派手なカーアクションのシーンが手際よく撮影されていました。しかも、カンの鋭い方はストーリーを紹介した時点で既にお気づきかと思いますが、「バーン・ノーティス」はスパイを主人公にした物語と言えど、単なるカッコいい系のアクションではなく、そこはかとなくトボけたコメディの雰囲気も。何せ、スパイが主人公なわけではなく、スパイをクビになった無職の男が主人公ですからね…。いつの間にか窮地に立たされてしまったマイケルのトホホっぷりと、太陽の降り注ぐマイアミが醸し出すお気楽ムードのミスマッチ感が作品の魅力のひとつ。その一方、犯罪都市であるマイアミの闇が、マイケルのプチ探偵業をだんだんハードなものにし、物語にスリルを加えていくという側面も併せ持っています。次回からは、クビになっちゃったマイケルっていったいどんな人?ということで、トホホだけれどものすご〜くカッコいいマイケル・ウェスティンのあれこれに迫りつつ、作品の魅力をさらにクローズアップしていきます。マイケル役のジェフリー・ドノヴァンも登場してくれますよ!(text:Hikaru Watanabe)<セル>「バーン・ノーティス元スパイの逆襲日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)価格:999円(税込)発売日:2009年11月13日(金)「バーン・ノーティス元スパイの逆襲DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)価格:10,290円(税込)発売日:2010年1月8日(金)<レンタル>・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト: 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:バーン・ノーティス元スパイの逆襲 [海外TVドラマ]
2009年11月06日自殺の名所として世界でも有名なゴールデンゲート・ブリッジ。アメリカ、サンフランシスコの象徴でもあるこの橋では1937年の開通以来、実に1,300人以上もの人が命を落としている。こうした問題についてニューヨーカー誌に掲載された「ジャンパーズ(飛び降りる人)」という記事を読んだ『救命士』や『アンジェラの灰』などを手がけたプロデューサー、エリック・スティールが「この問題を黙殺することは何の解決にもならない」と製作したのがドキュメンタリー作品『ブリッジ』である。映画プロデューサーであったエリック・スティールが、本作の製作を決めた理由は「ジャンパーズ」の記事だけではなかった。「弟を癌で亡くして、その直後に妹も亡くなったんです。それがきっかけで、一時期大きな絶望に襲われました。そのときに一瞬、自殺を考えたりもしたんです。今は、その(自殺という)考えが頭の中に残らなくて良かったと思っています。でも同時に、それが常に頭のどこかにあり、死にたい、自殺したいという方がいることも知っています。自殺したいと思う人々というのは自分からそう遠くない、彼らのいる世界は私自身の世界と異質なものではないという感覚が自分の中にあったんです。非常に扱いにくく難しい問題ですよね。こうしたものを題材にすることを不可能だと思うか、反対にエキサイティングなチャレンジとしてとらえるか…。多分、僕にとっては、大いに受けて立つ価値のあるチャレンジだったからじゃないでしょうか。自殺に関して、今まで人が見たことがない側面を描く良いきっかけ、機会になるんじゃないか、そういう思いに駆られて全てが始まったんです」。2004年から2005年にかけての1年間。橋から飛び降りようとする人、それを止める人、思い直した人、そして、実際に飛び降りてしまった人などの様子を定点撮影でカメラに収めた。「でも、僕たちが橋の映像を撮っている、実際に飛び降り自殺を図る方の映像を持っているということを知られてはいけなかった。サンフランシスコのある機関が自殺者の統計をとっていて、野球のスコアじゃないけれど、999人目まできて、次が1,000人目となったときに、たくさんの人が1,000人目になりたいと大挙して自殺しようとしたということがあったらしくて。そうはなりたくなかった。だからどんな機関にもご家族にも、撮影していることは言いませんでした。僕にとって最も心配だったのは、例えば精神的に不安定な方、あるいは世間の注目を浴びたいとか、そういう精神状態でいる方が僕らのことを聞きつけて自殺を図る、それによって自分を不滅なものにする、といったようなことには絶対になってほしくなかった。これは今回の企画の中で一番倫理的に懸念していたことなんです。おかげでご家族との関係の中で自分がとても難しい立場に置かれることにはなりましたけどね」。そう。この作品には橋の映像とともに、亡くなった人の遺族や友人たちのインタビューが織り交ぜられているのだ。最終的にインタビューにかけた時間は実に120時間に及んだそうだが、大切な家族や友人を失った人たちへインタビューすることに問題はなかったのだろうか?「(橋のある)マリン郡の検死官の方に何人か遺族の方を紹介していただいたんです。僕に話すことで浄化作用が働いたような経験だったとおっしゃってくださった方もいました。話してくれると言ってくださった方には全員お会いしました。一切関わりたくないという方もいらっしゃったし、最初は絶対イヤだと言っていたけれど、最後になって話してくださった方とか、最初は了解してくださったけれど、なんとなく躊躇してしまわれる方とか…本当にそれぞれの家族、それぞれの反応でした」。しかし最終的に、本作に関わった遺族や友人はみな本作を観たそうだ。中には何度も繰り返し観た人もいるという。「この映画に参加することによって、同じように大切な人を失ってしまった家族の痛みや嘆きを少しでも和らげることができるかもしれない。そして、それが自殺を思いとどまらせるきっかけになるかもしれない。そういう気持ちを、映画を観た後に持っていただくことができたんです」。「“誰かが柵に足をかけたらすぐに管理局に電話をする”というルールを決めて撮影をしていました。それで撮影中、6人の命を救うことができたんです」という監督。“自殺”というテーマにどこまでも真摯な態度で挑んだ監督の渾身作は全米同様、日本にとっても大きな衝撃となるに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブリッジ 2007年6月16日より恵比寿ガーデンシネマにて公開(C) 2005 EASY THERE TIGER All rights reserved
2007年06月05日