『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えたと言われる古典冒険小説『火星のプリンセス』を実写映画化した『ジョン・カーター』の日本版ポスター画像がこのほど公開された。その他の写真記念すべきウォルト・ディズニー生誕110周年を飾る本作は、ディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』などを手がけたアンドリュー・スタントンが監督を務め、滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作。ポスター画像に写る男性は、昨年の12月に本作PRのために来日した注目の若手俳優テイラー・キッチュ演じる主人公ジョン・カーター。背後には彼が迷い込む惑星“バルスーム”の巨大都市や、不思議な翼をもつ謎の飛行船が描かれているが、「彼の名は ジョン・カーター」というコピーが大きくデザインされていることからもわかる通り、主人公の存在をしっかりとアピールする内容に仕上がっている。本作の主人公カーターは“スペース・ヒーローの原点”とも言われている男で、これまで多くのクリエイターたちが彼をスクリーンに登場させようと奔走しては挫折してきた。今回、初の実写映画を手がけるスタントン監督は、ピクサーで得たストーリーテラーとしての手腕と最新の映像技術を駆使して、映画人の長年の夢であった“ジョン・カーターを大画面で映し出す”というプロジェクトに挑戦。「これまでの私の映画とは全く異なる作品」と話すスタントン監督が、この春、どんなヒーローとその活躍を見せてくれるかに期待したい。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年01月13日来年4月に公開されるウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』のプレゼンテーションのため、プロデューサーを務めるジム・モリスが来日。『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』の監督アンドリュー・スタントンが初めて手がける実写作品としても話題だが、監督と並んで作品について最も詳しい存在であるモリスが、いまだベールに包まれた本作について語ってくれた。その他の写真エドガー・ライス・バローズの小説『火星のプリンセス』の映画化である『ジョン・カーター』は、ハリウッドでは20年も前から浮上していた伝説的とも言えるプロジェクトだ。「私がこのプロジェクトに参入したのは1989年、ジョン・マクティアナンが監督するといわれていた頃だった。しかし、この企画も座礁してしまい、その後は様々な監督の名前が浮上したり消滅したり。私がピクサーに移り、アンドリュー(・スタントン)と『ウォーリー』を作っていたときに彼の口から“『火星のプリンセス』を実写で撮りたい”と聞いたんだ。なんか運命みたいなものを感じるよね(笑)」本作の監督を希望したのはロバート・ロドリゲスやジョン・ファブローといった才能豊かなクリエイターたち。だが、それぞれが何らかの理由で断念せざるをえなかったのに、スタントンは実現できたのだ。「アンドリューが脚本を書けるというところが大きいと思うよ。バローズの原作はとても壮大で入り組んでいる。それを彼はわかりやすく、映像化に向いたストーリーに書き換えることができたんだ。あとは技術。今の映像技術があったからこそ可能になった表現がたくさんある」ディズニーは基本、製作費に関しては公表しない方針だが、ウワサによると『アバター』などの超大作をも超える高額、とも言われている。「決して安い金額ではないことは確かだね(笑)。アンドリューがロケやセットにこだわったから、そういう方面の製作費がかかり、VFXにもかなりかかった。最も資金を投入したのはそういう部分で、スタッフや役者のギャラは、そのすべてを集めてもジョニー・デップの出演料にはかなわないよ(笑)」今回、ジョン・カーターを演じるのは、そのジョニーにも似たエキゾチックなルックスが目を引くテイラー・キッチュなのだが。「テイラーの魅力は、その瞳にある。何かを感じさせる深い瞳をしているんだよ。それこそ僕たちが求めた“ジョン・カーター”なんだ」『ジョン・カーター』2012年4月13日(金)2D・3D同時公開取材・文:渡辺麻紀
2011年12月22日来春4月に公開される、世界を席巻しそうなファンタジー・アドベンチャー超大作『ジョン・カーター』。そのプロモーションでタイトルロールのヒーロー、ジョン・カーターを演じている新鋭テイラー・キッチュが初来日を果たし、インタビューに答えた。その他の写真『ジョン・カーター』は『ターザン』などで知られる人気作家エドガー・ライス・バローズが100年も前に書いたスペースオペラの元祖『火星のプリンセス』の映画化。ひょんなことから火星にスリップした南北戦争の英雄がその地で経験する驚くべき冒険の数々を描いている。若いキッチュにとってその原作に触れるのは初めてのことだ。「原作のジョンは火星でいろんな体験や冒険をするんだけれど、なぜそんなことになったのか、あまり書かれてない。でも、アンドリュー(・スタントン)の脚本のほうには出来事の経緯などが詳しく書かれていて、そちらのほうが僕にとっては大切だった」監督は『ウォーリー』などで知られるピクサー出身のアンドリュー・スタントン。彼が用意した映画版ジョン・カーターは原作とは異なり、哀しみを背負っている。それがジョンを突き動かしているのだ。「そういう感情面の設定もアンドリューは完璧に用意してくれた。だから僕は原作以上にジョンの気持ちが理解できたと思うんだ。それにアンドリューが最高だったのは、役作りを僕に任せてくれたこと。南北戦争のリサーチや身体作りも僕が自分でやったんだ。これって、キャリアも浅い僕に、凄いことだよね」確かにキャリアはまだ始まったばかりのキッチュだが、本作のあとも主役級の大作が数本控え、来年のハリウッドの新しい顔になることは間違いない。「こういうのを嵐の前の静けさっていうのかなあ(笑)。でも、どうなるかなんて誰にもわからない。僕にとって一番嬉しいのは、注目されることより、凄い映画人と仕事ができること。アンドリューだって僕が大好きな『ファインディング・ニモ』や『ウォーリー』の監督なんだしさ」ちなみに、バローズの“ジョン・カーター”シリーズは原作だけでも11作あり、本作がヒットすれば続編も作られそうだ。「今のところあと2本の契約をしているよ。シリーズになると本当に嬉しいんだけど、それは観客次第だ」『ジョン・カーター』2012年4月13日(金)2D・3D同時公開
2011年12月19日来年4月の日本公開が決定した、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』の特報映像が公開された。『ジョン・カーター』特報本作は、ピクサー作品『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』などを手がけたアンドリュー・スタントン監督が「幼少の頃に読み感動した」という、エドガー・ライス・バローズの伝説的SF小説『火星のプリンセス』を映画化したもの。滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作だ。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の新星テイラー・キッチュを主演に迎え、『スター・ウォーズ』や『アバター』など、のちの映画界に多大な影響を与えたと言われる古典冒険小説を、スタントン監督にとって初となる実写で描いている。今回公開された特報動画は、失踪した主人公カーターが甥に残した1冊の日記から始まり、現代での彼の悲しい過去が描写される。そして未知なる惑星に迷い込んだカーターが、4本の腕に牙を持つ緑色人のサーク族と出会うシーンや、美しいプリンセスの登場、さらに凶暴な大白猿が襲いかかってくる様などが迫力タップリに描かれていく。ミステリアスでエキゾチックな惑星の世界観や、重力から解き放たれたカーターの凄まじいジャンプ力、徒党を組んで攻め込んでくる敵にひとりで立ち向かう勇姿を見るだけでも、ワクワクするに違いない。スタントンにとって念願の企画だったという本作。アニメーションで名を成した彼が、名作小説をどのように実写化しているのか。ぜひ特報映像で確認してみてほしい。『ジョン・カーター』2012年4月13日(金)2D・3D同時公開
2011年12月16日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念して、エドガー・ライス・バローズの伝説的SF小説『火星のプリンセス』を実写映画化する超大作『ジョン・カーター』の特別上映会が12日に新宿ピカデリーで行なわれ、主演のテイラー・キッチュと、プロデューサーのジム・モリス氏が登壇した。その他の写真『ジョン・カーター』は、愛する妻と娘を失い、生きる目的すらわからなくなってしまった主人公ジョン・カーターが、突如、未知の惑星に迷いこみ、全宇宙を支配しようとする“マタイ・シャン”を相手に壮大な戦いを繰り広げるアドベンチャー超大作。『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大なインスピレーションを与えたと言われているE・R・バローズの古典冒険小説を原作に、『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』を手がけたアンドリュー・スタントン監督がメガホンをとる。本作で主演を務めるキッチュは、浅野忠信が出演しているハリウッド映画『バトルシップ』や、オリバー・ストーン監督作『Savages』(原題)など、これから主演作が相次いで公開される注目の若手俳優。上映会では、撮影風景のスチール写真や、初公開となる約15分の映像を、モリス氏の説明を交えて紹介。映像は、地球にいるカーターを捉えた冒頭シーンから始まり、未知なる惑星“バルスーム”にトランスポートした主人公が、4本の腕に牙を持つ緑色人のサーク族に出会う場面などが収録されており、カーターと恋に落ちるプリンセスや、ウーラと呼ばれる獣、凶暴な大白猿などのクリーチャーなども紹介された。モリス氏はキャスティングについて「ヒーローの内面的な強さを表現できる俳優を探した」と話し、「キッチュは、心に傷を持ったダークで複雑な主人公を好演した」と絶賛した。キッチュは「とてもプレッシャーを感じたが、全力投球でやるだけのことをやった」と笑顔を見せ、「歴史ある作品の映画化なので、この役を演じられるなら何でもしたいと思ったし、素晴らしい経験ができた。僕自身も完成が凄く楽しみだ」と語った。『ジョン・カーター』2012年4月13日(金)2D・3D同時公開
2011年12月12日新作マスカラ「ラッシュクィーンコブラブラックWP」マスカラといえばヘレナ!というファンも少なくないのではないだろうか。つねに時代の先を行く、大胆な新作を投入してきたヘレナ・ルビンスタイン。今回も衝撃的な新作マスカラが誕生だ。アイテム名は「ラッシュクィーンコブラブラックWP」。全2色で8月26日から発売される。過去のヒョウ柄など、インスピレーションを受ける先の大胆さも印象的だったが、今回もそのポイントには驚かされる。なんと、今回は“蛇”であり、そのなかでも頂点に君臨する“コブラ”をイメージしたというのだ。パッケージもコブラからインスパイアされた特別な存在感でデザインされている。蛇のように魅惑的に、コブラのように強く射止めるどこへでもすべりこむなめらかな蛇の動き、敵を威嚇するコブラの頭からイメージされて作りだされたブラシは特徴的。密度が高く、すべりの良い質の高い毛が採用されているから、まさになめらかに蛇のように根元からすべり込む。コブラヘッドの幅広い面と独特な曲線で、短いまつげもしっかりキャッチ。まつ毛全体を根元からすくいあげるようにリフトアップし、ボリュームアップしてくれる。これなら目そのものも大きく、印象的に見せてくれること間違いなし!カラーは「マグネティックブラック」と「ヒプノティックブラウン」の2種。強くしなやかで魅惑的な、見るものを射止めてしまうようなまなざしを、ヘレナの新作で手にしてみては?元の記事を読む
2011年08月18日最初にインタビュースペースに現れたのは、ヘレナ役のレイチェル・シェリー。財団理事の娘であり、超リッチなヘレナですが、何とシーズン5ではすったもんだの末にまさかの刑務所入り…。ヘレナの今後が気になるところです。さておき、笑顔で登場したレイチェルは、「私はレイチェルです!」と流暢な日本語を披露!実は18歳の頃、半年ほど日本に住んでいたのだと明かしてくれました。「英語の学校を経営していた叔父を訪ねて日本へ行ったの。ヌードル・レストランでウェイトレスをしたり、日本中を旅したり、素晴らしいときを過ごしたわ」とのことで、実力派英国女優の意外な過去に驚きです。そんなレイチェルですが、「Lの世界」に出演する以前は「ヘレナほど性悪な役を演じたことがなかった(笑)」のだそう。「出演を機に活動拠点をロンドンからカナダとL.A.に移したのだけれど、イギリスでは無垢な女性のキャラクターを演じることが多かった。だから、最初は意地悪で残酷なヘレナを演じるのに興味津々だったわね。でも、彼女は人間関係を見直し、仲間との絆を知り、成長していく。そういったヘレナの変化を演じるのは素晴らしい経験だったわ」。また、レイチェルは「Lの世界」の人気の秘密をこう分析します。「女性に深く迫っているからとか、理由はいろいろあるけれど、何よりも友人同士や仲間というものを描いているから受け入れられているのだと思う。素敵な仲間たちがTVドラマに登場していたら、その人たちのことを知りたいし、一員になりたいと誰もが思うでしょう?私も同じ理由で『フレンズ』の大ファンだったから分かるのよ(笑)」。さて、次はジェニー役のミア・カーシュナーにインタビュー。『エキゾチカ』や『ブラック・ダリア』で映画ファンにも知られるミアの登場です。「Lの世界」ではトラブルメイカーのジェニーをエキセントリックに演じているミアですが、素顔は大きな瞳がキラキラと印象深く、椅子にちょこんと座る姿がとってもラブリー。笑顔が優しい、柔和な雰囲気の女性です。そんなミアですが、演じるジェニーに関しては「嫌われキャラなのは確かね!」ときっぱりはっきり断言。自分自身とは全く異なるジェニー役を楽しんでいるようです。「ジェニーは奇怪でクレイジーなことばかりするから、深刻に向き合っていたら、毎日撮影現場に来るのが辛くなっちゃう。彼女の行動の原因を探るよりも、とことん楽しむ方が健康的だと思うの。ジェニーの心理を掘り下げるのはしばらく前に諦めたわ(笑)」。さらに、ジェニーがいままで以上に弾けまくるシーズン5は「一番のお気に入りシーズン!」なのだそう。「Lの世界」のシリーズ開始当初でレズビアンの世界に目覚めたジェニーは、自分の身に起こった出来事を自伝的小説として執筆&出版。その映画化プロジェクトが始動し、ジェニー自ら監督を務めることになります。「シーズン5のジェニーはいつも通り普通じゃなかったり、自分勝手だったりするけれど、人生を楽しんでいてハッピーなの。彼女の新しい恋の相手も登場するのよ。ジェニーは彼女との出会いを喜び、すごく大切に思っている。明るい彼女を演じるのはやっぱり楽しいわね」。というわけで、シーズン5はジェニーの恋路にも注目です!次回は、いよいよシェーン役のキャサリン・メーニッヒが登場!衣裳部屋にもお邪魔しちゃいます。(text:Hikaru Watanabe)「Lの世界 シーズン5 DVDコレクターズBOX」(6枚組)価格:10,290円(税込)発売日:8月21日(金)<レンタル>「Lの世界シーズン5」・Vol.1〜38月21日(金)レンタル開始・Vol.4〜69月2日(水)レンタル開始発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.■関連作品:Lの世界 [海外TVドラマ]© 2008 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.112「Lの世界」撮影現場に潜入!“女性が最も抱かれたい女”は寿司がお好き「Lの世界」キャサリン・メーニッヒ来日全米話題沸騰のTVシリーズ「Lの世界」フリース・ブランケットを3名様にプレゼント
2009年08月06日