MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社の取扱いブランドである、シャンパン メゾン モエ・エ・シャンドンは、フランスのジュエリー職人カルル・マズロ氏が一本一本手作業で制作した真鍮 製の特別ジュエリーボトル「モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル Effervescence(エフェルヴェソンス)2022ジェロボアムボトル」、世界で限定3本うちの1本を日本で発売することが決定いたしました。 また、2022年12月10日「モエ・エ・シャンドン Effervescence 2022」イベント会場にて初めてお披露目したのち販売を開始いたします。モエ アンペリアルのジェロボアムボトル(3,000ml)を美しく飾るこの傑作は、ジュエリーとシャンパンの創造という2つの異なる芸術性の対話から生まれたもので、どちらも長年継承された技術、熟練の職人技、自然への深い敬意を具現化しています。ジュエリーには珍しい真鍮を素材に選び、モエ アンペリアルの黄金の雫を思わせる色合いを表現しています。モエ・エ・シャンドンの味わいがテロワールの個性に由来することから、台座の有機的なラインはエペルネのテロワールマップをイメージ。フロントには、丸く、軽やかで、柔らかい泡をイメージしたメダリオンが、繊細かつダイナミックに放射線状に配置され、花火のような輝きを放っています。また、制作期間中は敢えて1日のさまざまな時間帯に作業を行い、太陽の角度や光強さの違いによってユニークな輝きを放つよう彫刻に工夫を凝らしました。今回の制作についてカルル・マズロ氏は、「このようなプロジェクトに携われたことは大変光栄でした。普段2cm程度のジュエリーを制作することが多い中、今回はその10倍の大きさのものを制作することは実にチャレンジングでしたが、それと同時に大変やりがいも感じました。モエ・エ・シャンドンの価値である軽やかさ、柔らかさ、心地よいミネラル感、そして輝きを伝えるため新しいテクスチャーを想像し、独自の形状を作り出しています。ぜひじっくりと作品を見て思いを巡らせていただきたい」と語りました。一本一本が手作業で制作されたオリジナルなデザインで、フランス、日本、英国でそれぞれ1本ずつ販売することが決定しており、2022年12月10日「モエ・エ・シャンドン Effervescence 2022」イベント会場にて初めてお披露目をいたします。モエ・エ・シャンドン史上最も貴重な芸術傑作である本ボトルを、ぜひ一目ご覧ください。INFORMATION 概要モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル Effervescence(エフェルヴェソンス)2022 ジェロボアムボトル一本一本手作業で作り上げた特別なモエ アンペリアル ジェロボアムボトル。モエ アンペリアルの黄金の雫を思わせる色合いに、柔らかい泡をイメージしたメダリオンが、繊細かつダイナミックに配置されています。シンプルな木箱は白のリネンペーパーに包まれ、一筋の光を思わせるメタリックなラインと赤いモエ・エ・シャンドンのシールが唯一施され、その貴重な中身をうかがわせます。アシンメトリーな2枚の扉は、舞台の幕のように開き、中に入っている芸術作品を覗き込むことができます。カルル・マズロジュエリー職人の父とピアニストの母の間に生まれ、クリエイティブな環境で育つ。卓越した専門技術を持つクラフトマン・ジュエラーであり、伝統的なジュエリー製作と斬新なテクニックをハイブリッドしたスタイルがトレードマーク。機械ではなく手を使った伝統的な技法を好み、世界中からインスピレーションを得ています。モエ アンペリアル150年以上にわたり世界中で愛され続けるモエ アンペリアは、モエ・エ・シャンドンを代表するブリュット(辛口) シャンパンです。メゾンのスタイルを最も高い完成度で普遍的に表現し、みずみずしい果実味、魅惑的な味わい、そしてエレガントな熟成が特徴です。参考価格:337万5,000円(税込)内容:モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ジェロボアムボトル (3,000ml)ブレンド(アッサンブラージュ):ピノ・ノワール 30-40%、ムニエ 30-40%、シャルドネ 20-30%ドザージュ:7.0 gセラーでの熟成期間:24ヶ月ABOUT MOËT & CHANDON モエ・エ・シャンドンについてモエ・エ・シャンドンは1743年の創業以来、あらゆるシーンでお楽しみいただける 個性豊かなシャンパンを造り、世界中に広め、人々を魅了してきました。メゾンを代表するシャンパン「モエ アンペリアル」をはじめ、表情豊かな味わいの「ロゼ アンペリアル」、氷と一緒に楽しむ革新的な「アイス アンペリアル」に至るまで、それぞれのシャンパンがみずみずしい果実味、魅惑的な味わい、エレガントな熟成というメゾンのスタイルを表現しています。モエ・エ・シャンドンは歴史に刻まれる祝福の瞬間や、大切な人との忘れられない時間に、シャンパンと共に華を添えてきました。そしてこれからも、人生の思い出となる瞬間に寄り添い続けます。モエ・エ・シャンドン公式サイト公式LINEアカウント:: :
2022年10月26日(Photo by Instagram)みなさんは、アメリカの心理学者アブハム・マズローが提唱した「自己実現理論」をご存知だろうか。 マズローは人間の欲求には下図のように、5段階あるという。(Photo by motivation-up.com)人は基本的に、低次の欲求が満たされた時、段階的に高次の欲求が現れるそうだ。 ピラミッドの頂上にあるのは「自己実現欲求」。 これは、自分の素質や能力を最大限に利用し、自らが決めた「あるべき自分」を欲求する状態だ。 それでは「自己実現」はどうやったら達成できるのか?「起業は究極なる自己実現」 そう言ったのは「アフリカデザイン」&「伝統工芸」のコラボレーションを仕掛ける多国籍ブランド『Maki & Mpho』の設立者の1人であるMakiさん。彼女は「異なる文化を超えて人々が信頼関係を構築できるようにすること」を目標として掲げ、まだ知られていないアフリカの「今」を発信するデザイナーやクリエイターを世界に発信する。 そして、後継者の減少により存続が危ぶまれる「伝統工芸」と協業することで、新たなイノベーションを起こし、その価値をアフリカ、日本、世界に紹介。 Makiさんはきっぱりとこうも言い放った。 「結論から言うと、社会貢献とか全く考えてない」 目標からしても、社会性の強い会社を立ち上げた彼女の発言としては意外だった。 果たして、彼女の「自己実現」とは経済的な成功だけを意味しているのだろうか? 今回、Be inspired!はMakiさんの「起業」に対する信念について、直接お話を聞いた。 「最終的には『個人』なんですよ」(Photo by Instagram)共同設立者でありデザイナーのMphoさんとアメリカの大学院時代に出会ったというMakiさんは、海外生活が長い。 13歳の時初めてアメリカに渡航以来、国内外の国際的な環境で育った彼女にとって「日本」に自分のアイデンティティーを見出すことは無理だ言う。 「帰国子女によくある話で、普通の人は大人になると落ち着くはずなんだけど、私は落ち着かなくて(笑)パスポートは日本だけど、それと自分のアイデンティティーは繋がってない。だからといって自分をアメリカ人だとも思ってない」 そんな彼女が「自分とは何か」という質問に出した答えが「個人」だった。 どこにも属していると感じることができないから、国や文化ではなく、自分のユニークさにアイデンティティーを見つけたという。 それが彼女の会社の信念にも反映している。 「アフリカデザイン」と「伝統工芸」の未知なる出会い(Photo by PATIMES)なぜ「アフリカデザイン」に対して「伝統工芸」を選んだのか聞くと、彼女はこう言った。 「私たちのブランド名にも出ているように最終的には、『アフリカ』『日本』っていう枠を超えて、MakiとMphoっていう『個人』にフォーカスしていきたいんです。それを考慮すると、ものづくりの中でも『個人』が反映されているのが伝統工芸。携わっている人たちのストーリーはまだそんなに知られていないじゃないですか。そこに秘められた価値をどうやって引き出すかっていうのが面白いところです」 彼女はビジネスを通して、「個人」の価値を世界に伝えようとしているのだ。 それには、既存する「ステレオタイプの破壊」がポイントとなるだろう。 アフリカの「ステレオタイプ」である「自然」や「ワイルド」とは真逆の「洗練」されたイメージをプロデュースしている『Maki & Mpho』。 「いわゆるアフリカって『自然』っていうイメージなんですよね。まだまだ経済的にも発展していないし。それも嘘ではないんです。でもそのインフォメーションばっかりに偏ってしまっている。謎の不均衡がある。こないだのトーク・イベントではいわゆるアフリカの『自然』を表した本と、あえて、モダンなアフリカのデザインの本を持って行きました。私たちがブランドを確立させていくことで、新しいイメージを発信していきたいんです。対抗するというよりは、違うストーリー、つまり意外性を発信するっていうのが第一ステップなので」 「私はリチャード・ブランソンみたいなロックなことがやりたい」(Photo by Flickr)欧米で取り上げられることの少ない「アフリカのデザイン」や、「日本の伝統工芸」などの「ダイバーシティ」に注目し、更に「ステレオタイプの破壊」を目標とする彼女のビジネス。 やっぱり、いわゆる「社会派」な活動のように思えるが、彼女はそれが目的ではないと言う。 「言葉を選ぶのが本当難しいですけど『社会性』とか『エシカル』とか、そういうのに括られたくないっていうのがあって。一般的な消費者が『エシカル』って捉えると妥協が生まれる。『良いことしてる』って感じれる物だから良いっていう考え方に違和感があって。学生の頃に国際開発の勉強とか、NGOのボランティア活動をしてみてその矛盾性に気がつきました。その考え方だと、人を下に見ている。対等性がないと思うんです」 彼女は、社会性やエシカルという要素がハイライトされることによって、起業の本質であるビジネスモデルやイノベーションにおける価値がバックグランドに押しやられてしまうことに違和感を感じている。 Makiさんは、『Maki & Mpho』が追求する究極的なグローバル性や質、ストーリーへのこだわり、アフリカが最先端であることの証明の「結果」としての、「社会貢献」を目指しているということだったのだ。 そんな彼女のロールモデルはリチャード・ブランソン氏。 リチャード・ブランソンとは名門レーベル「ヴァージン・レコード」や「ヴァージン・アトランティック航空」などの創設者であり、様々な分野で大成功を収めているイギリスの実業家。 ブランソン氏の成功しているビジネスアイディアは「お金を稼ぐ」ことではなく、「彼が何をしたいか」「社会に何が必要か」から生まれでてきたものだという。 「私はリチャード・ブランソンみたいなロックなことがやりたい。起業して、成功して、社会性もある、それがインスパイアです。『起業』、『起業家』っていうものに可能性をすごく感じていて。そういう人が増えれば世の中もよくなる」(Photo by a2ua)今後、オランダへのビジネス展開を考えているという彼女。 「今の時代はBorn Global(生まれた瞬間からグローバルな存在)。世界を拠点にするって難しいことの方が多いし、効率も悪いかもしれないけど、それをいかに実現できるかっていう挑戦なんですよね」 彼女のバイタリティーとモチベーションの高さには驚かされるばかりだが、次の言葉には呆気にとられた。 「私たちが頑張る事で、他の人が自己実現をポジティブに考えてくれるような『ロールモデル』になりたいんです。まだまだだけど、こういうのを成し遂げたいって表明するも大事だからね。挑戦しないなら死んだ方がマシだ(笑)」 「自己実現」を「起業」によって達成しようとしている彼女はすでに輝いていた。 人生でやり遂げたいことを見つけられた時点で、大変でも、とても充実した人生への第一歩なのかもしれない。 「自己実現」のその上にあるもの(Photo by szajkoder)実は、晩年マズローは5段階の上に更にもう一つの段階があると唱えていたそうだ。 それは「自己超越」。 見返りも求めず、エゴもなく、何かに貢献している状態。 Makiさんが目指すのは、起業して、成功して、そして行われる「自己満足」のためじゃない「社会貢献」。 もしかしたら、その状態が「自己超越」なのかもしれない。 『Maki & Mpho』は今月8月の終わりにケニアで開催されるジャパンフェアに参加する。 現地の企業や学生との交流も予定しているそうだ。 『Maki & Mpho』がこれから、世界中で活躍することを期待したい。 ■Maki & Mphoアジア・米国でのビジネス実績があり、2015年日本起業家賞(クリエイティブビジネスカップ賞)受賞者や東京都主催のTokyo Startup Gateway 2015のファイナリストとなったマキと、モザンビーク系南アフリカ人テキスタイルデザイナームポが結成したデザインブランド。アフリカの今を発信する独自のテキスタイルアートと日本の伝統産業を活用した商品でグローバル市場に挑む。 ウェブサイト: & Mpho LLC(所在地:東京都渋谷区、代表:ナカタマキ、呼称:マキエンドムポ)は、合同会社シーラカンス食堂(所在地:兵庫県小野市、代表:小林新也)と共に、2016年8月27日、28日にケニア・ナイロビで開かれる「第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)」の現地公式サイドイベントとして、ジェトロが主催する「TICAD Ⅵ ジャパンフェア」に共同出展します。 ■ TICAD VI ジャパンフェア 概要主催: ジェトロ後援: 経済産業省、外務省、総務省、農林水産省、国土交通省会期: 2016年8月27日(土曜)~28日(日曜) 2日間開催地: ケニア・ナイロビ会場: Kenyatta International Convention Center (KICC) ■シーラカンス食堂プロダクトデザイナー兼ブランドプロデューサー小林新也のデザイン事務所。日本固有の文化と地域資源から新たなビジネスを生む事業を行う同社は、経済産業省のJapanプロデュース事業「More Than プロジェクト」連続採択事業者としても実績(2014-16)があり、播州刃物の取り組みでは、2015グッドデザイン賞ベスト100、特別賞(ものづくりデザイン賞)を受賞。 ウェブサイト: Maki & Mpho, シーラカンス食堂, motivation-up.com, Mov この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!スタートアップがアムステルダムに集う「4つの理由」 “新しいビジネスモデルを開発し、ごく短時間のうちに急激な成長とエクジットを狙う事で一獲千金を狙う人々の一時的な集合体”スタートアップ。そんなスタートアップのメッカと... ーBe inspired!
2016年08月26日