現在東京・東急シアターオーブにて上演中のミュージカル『マチルダ』。高い知能と豊かな想像力を持った少女マチルダが、自分に全く関心を示さない両親、恐怖で子どもを支配する校長ミス・トランチブルら大人たちに仕返しを試みる物語。全世界で1100万人以上を動員し、今なお上演が重ねられている本作で、ひときわ目を引くのがポップでカラフルな舞台美術だ。劇場に入った途端に目を奪われるこのデザインのアイデアはどのようにして生まれたのか? 本作でトニー賞をはじめ各賞を受賞しているロブ・ハウウェルに話を聞いた。おもちゃの持つエネルギーで開演前から観客全員が繋がる空間――客席に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、舞台を「M」型のフレーム状におおう、大量の積木のようなアルファベット・ブロックです。Set - RSC Matilda The Musical. Photo Manuel Harlan (22)ロブ・ハウウェル(以下、H)最初は、カラフルな学校の机を使うアイデアだったんです。ところが、そのプランで進行し決定する段階になって、うまくいかないことがわかり、ゼロからやり直すことになりました。そもそも学校の机はカラフルではないので、色とりどりにすると、その瞬間に学校の机としてのアイデンティティを失ってしまう。そのことに気づいたからなんですが、長年あたためていたアイデアだっただけに、いざすべて投げ捨ててしまった後には、何もない状態。さて、どうしよう……と考えていたら、空からこのアルファベットのタイル(ブロック)が降ってきたんです。物理的に、じゃないですよ(笑)。――天才的に閃いた、ということですね。H学校の机と同じく木でできているけれど、彩色してもアルファベット・タイルとしてのアイデンティティは失われない。これが大きなポイントでした。さらにいちばん大事だったのは、この空から降ってきたアルファベット・タイルは、子どもだろうと、私のような中年だろうと、おじいちゃんだろうと、手にした時に持つ意味は一緒である、という点です。ミュージカル『マチルダ』日本公演より撮影:田中亜紀1文字ずつ印字されたいくつかのタイルを、ポーンと投げてバラバラに床に散らした後、ひとつずつ集めて、どんな単語ができるかというゲームをしますよね。その際は年齢に関係なく、みんなが同じ条件で想像力を働かせて、言葉を見つけるでしょう。同じことを、劇場でもしてもらえるのではないかと思ったんです。客席に着いた、その日初めてその場に集った観客全員が、同じ条件で舞台のアルファベット・タイルを見て、単語を見つけるゲームをすることができるのではないかと。しかもまだ音楽も流れない開演前から、そのゲームは始まっているのです。舞台空間に広がるおもちゃの持つエネルギーを感じて、そこにいるみんなが繋がっていく、というアイデアです。子どもたちに演じてもらうことの責任――まさに過剰なまでのエネルギーが強調されている装置で、それが作品全体のテイストにもなっていますね。ミュージカル『マチルダ』日本公演より撮影:田中亜紀Hこの作品では「exaggerated(強調されている)」ということを、クリエイター全員が共有しています。ティム・ミンチンの音楽も、デニス・ケリーの脚本も、私のデザインも、みなそれぞれが揃ってボリューム・アップに努めているので、この装置を見たら、もうデニス・ケリーが書いたお話の雰囲気が伝わってくるでしょう。同じように、ティム・ミンチンの楽曲を聞いたら、どんな作品か想像がつくと思います。ティムの音楽はスタッカートが多用されていて、ピーター・ダーリングの振付もそれにあわせてタッ、タッ、タッと短くキレのいい動きになっています。私の装置もシャープさを大事にしていて、クリエイティブがみな同じトーンで揃えているのです。そして演出のマシュー・ウォーチャスとともに、みんなでいろいろなことを試しました。ミュージカル『マチルダ』日本公演より撮影:田中亜紀たとえば、マチルダを始めとする子ども役をどうするか。もちろん、実際の子どもに演じてもらうことがいちばんですが、大きなチャレンジになるので、人形を使ってみたり、小柄な大人でワークショップを重ねたりしながら、慎重に判断してゆきました。で、やはり子どもにやってもらおうという結論に達したわけですが、2000人の観客の前にポンと子どもをさらすというのは、非常に大きな責任をともなう行為です。実際、商業演劇では、子どもたちが消耗されているのを目にする機会も少なくないので、この『マチルダ』という作品においては、そうしたことがないよう、世界中どこの公演においても、細心の注意をはらってケアするようにしています。――体調やメンタル面について、具体的なサポートを行うということでしょうか。Hたとえば、本国ではマチルダ、ラベンダー、ブルース、エリックといった主要な役を演じる子どもたちを、劇場の楽屋口から出入りさせることを禁じています。彼ら/彼女らはふつうの子どもですから、詰めかけた人たちに写真を撮られたりサインを求められたりしても、どう接していいか戸惑ってしまいますし、観客のみなさんに「お気に入りの〇〇(子役の名前)」と個人を特定してもて囃されるようなことも、避けなければならないと考えています。子役については、事前に誰が出演するかアナウンスしないのもそのためです。私たちは「〇〇ちゃんが出る日がいい」というような会話から、子どもたちを守らなければなりません。また、子どもたちの演技について感想を伝える際にも、たとえば「ファンタスティックだったよ」といった曖昧な言い方はしないようにしています。ふんわりした褒め言葉は避けて、「あの場面では君の強い意思が明確に表れていたよ」とか、「あの場面のダンスのステップが軽やかで素晴らしかったよ」というように、『マチルダ』においては何がどうよかったのか、クリアに説明して伝えることをポリシーにしています。子どもたちはスターではなく、舞台が終わればふつうの学校生活に戻るわけですから、私たちは慎重に配慮しながら、そんな彼ら/彼女らに向き合わなければならないと考えています。今回が初来日。日本の観客の印象は――RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)といえば「信頼のブランド」のイメージがありますが、そこまで留意されるんですね。H『マチルダ』のチラシを見ると、一見とても華やかで楽しいものという印象を抱かれると思いますが、この「RSC」のロゴマークがひとつあるだけで、私たちに課せられる責任はグッと重くなるんですよ。このロゴマークがなければ、もしかしたら、ここまで慎重かつ真剣に子どもたちをケアする意識は培われなかったかもしれません。最初から子どもを起用すると決めつけず、人形や大人の俳優で試していったのも、その責任感の表れのひとつです。私たちがいかに真摯にこの作品に向き合ってきたかが、このマークに込められているとも言えますね。そして最初は6週間のみの上演予定だったものが、14年経った今でもこうして上演できていると思うと、とても感慨深いものがあります。ミュージカル『マチルダ』キービジュアル。左上にはRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)のロゴが配されている――14年を経て、今回初めて開幕した日本公演をご覧になった感想は。Hアメリカやオーストラリアなど、英国と近い文化圏の観客の反応はだいたい想像がつきますし、自分の中の尺度もあるんですが、日本に来たのは初めてなので、まったく見当が付かない状態で初日を迎えました。開演すると、客席がすごく静かなのが印象的でした。たぶん舞台に集中しているのだろうというのは感じたんですが、最後にどういう反応がくるかは、まったくわかりませんでした。そしてカーテンコールになると、とても大きな拍手。私たちは通常カーテンコールは1回しかしないので、それで終わろうとしたら、拍手がずっと鳴り止まないんです。まるで出てこないのが失礼に感じられるほど、観客のみなさんはずーっと拍手をしてくださっていました。正直、とてもびっくりしまして、翌日からカーテンコールは2回するよう改めました。ミュージカル『マチルダ』日本公演より撮影:田中亜紀観ていてわかったのは、日本の観客のみなさんは、2回目のカーテンコールで初めて、舞台に並んだキャストたちとコミュニケーションを取るのだということ。リアクションのスピードがアメリカや英国と異なるのは、それだけ真剣に舞台に集中しているからで、そのぶん大きく深い興奮を、私たちに返してくださっているんですね。そのことにとても驚き、感銘を受けました。というわけで、他の国ではしていないことですが、日本ではカーテンコールを2回するようになりました。――それはご褒美をもらったような気分です。どうもありがとうございました。取材・文:伊達なつめぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントミュージカル『マチルダ』ぴあ半館貸切公演のS席招待券を5組10名様にプレゼント!※「よくばり❣ぴあ二スト」限定となります。【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>Daiwa House presentsミュージカル『マチルダ』【東京公演】2023年3月25日(土)~2023年5月6日(土)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2023年5月28日(日)~2023年6月4日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報
2023年04月12日ミュージカル『マチルダ』のプレビュー公演が3月22日(水) より東急シアターオーブで開幕。同日昼にプレスコールが行われた。本作は、世界の演劇界を牽引する英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作した世界的大ヒットミュージカル。2013年にはブロードウェイに進出し、これまで100もの国際的な演劇賞に輝いている。日本初演となる今回は、海外クリエイティブスタッフによる厳しいオーディションを経て選ばれた大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、咲妃みゆ、昆夏美、霧矢大夢、大塚千弘、田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル)といった面々が出演。また主役マチルダ役は、1,000名以上が参加したオーディションを勝ち抜いた、嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花の4名が務める。プレスコールでは、ダブル、トリプル、クワトロでキャスティングされているプリンシパルキャストの組み合わせを全て替えながら、お芝居あり、歌あり、ダンスありの本編より5シーン4曲を抜粋して披露。まず披露されたのは「ちょっと悪い子」。中古車販売の詐欺を行おうとする父親ミスター・ワームウッドをマチルダは咎めるが、理不尽に怒鳴りつけられてしまう。母親ミセス・ワームウッドには物語を披露しようとするが、相手にされない。両親に追い出され、自分の部屋に戻り「人生が不公平なら 我慢より行動しなきゃ」と歌いながら、マチルダは父親への“復讐”を試みる――。マチルダ(寺田美蘭)ミセス・ワームウッド(大塚千弘)、ミスター・ワームウッド(田代万里生)また、マチルダが類まれな知能を持つ少女であることに気づいた教師のミス・ハニーは、マチルダを最上級生クラスに入れる交渉をするため、意を決してミス・トランチブル校長のオフィスに向かう。そこで待ち受けるミス・トランチブルが、学校のある“モットー”を、ミス・ハニーに叩き込むシーンも。ミス・ハニー(咲妃みゆ)、ミス・トランチブル(木村達成)さらに、かつてハンマー投げのオリンピック選手だったミス・トランチブルが選手時代を回顧しながら、いかに自分が常に正しく規則を守ってきたかを歌いあげる「ザ・ハンマー」も披露された。ミス・トランチブル(小野田龍之介)そして、子どもたちがブランコに乗りながら大人になったらやりたいことをたくさんあげ、大人になる希望を込めて歌う「いつか」へ。曲の最後にはミス・ハニーとマチルダが登場し、ブランコに並んで座った。マチルダ(三上野乃花)、ミス・ハニー(昆夏美)場面はそのまま図書館へ。マチルダは図書館の司書ミセス・フェルプスに、自分が作ったお話の続きを語って聞かせる。マチルダの語りとともに、“脱出名人”と“アクロバット”の悲しいストーリーが展開される。マチルダ(熊野みのり)、ミセス・フェルプス(池田有希子)最後に披露されたのは「子どもたちの戦い」。抑圧されてきた子どもたちは、ついに立ち上がる。「言いなりだと思っていたろ だけどこれからは 断固戦うぞ」そう子どもたちは力強く歌い、戦いの歌を披露した。ブルース(後藤レイサ)、エリック(髙橋輝)ミュージカル『マチルダ』は、3月24日(金) までプレビュー公演を上演後、3月25日(土) から5月6日(土) に東京・東急シアターオーブで上演される。その後、5月28日(日) から6月4日(日) に梅田芸術劇場 メインホール公演が予定されている。■マチルダ役:嘉村咲良 コメントもうすぐ初日だと思うと、緊張もするけど楽しみの方がやっぱり大きいです。お客様に感動してもらえるように、マチルダがどういう子なのかがちゃんとわかるように演じたいです。来て良かったなと思ってもらえるように、マチルダになりきって頑張りたいと思います。■マチルダ役:熊野みのり コメントお稽古が進むにつれて、どんどん振付や歌を教えてもらって、本番で良いパフォーマンスが出来るように今まで頑張ってきました。精一杯、力を出し切ってマチルダ役を自分らしく演じますので、是非劇場に観に来てください。■マチルダ役:寺田美蘭 コメントこれまでみんなでお稽古を一緒に頑張ってきて、いよいよ本番なので、精一杯頑張りたいと思います。特にハニー先生とマチルダのだんだん深まっていく絆を見て欲しいです。応援してくださっている方や、一緒に作ってくださっている方に感謝の気持ちを忘れずに、精一杯、マチルダを演じたいと思います。■マチルダ役:三上野乃花 コメント今、不安な気持ちが3%くらいありますが、楽しみな気持ちが97%くらいです。楽しい気持ちが大きいです。マチルダという舞台はすごく面白くて、感動したり、面白かったり、楽しかったり、うれしかったり、いろいろな場面があります。私もマチルダ役としてお客様になにかを伝えられたらと思っています。■ミス・トランチブル役:大貫勇輔 コメント作品として、音楽が本当に素晴らしいし、マチルダちゃんたち全員が小さな体で、大きな劇場で思い切り精一杯演じているのを目の当たりにすると、それだけでも何かぐっと熱くなるものを感じてもらえるかと思います。今この作品を見て、日本のお客様たちがどういう反応するのかが未知数で、楽しみでもあり、少しの不安もありますが、やっと少しずつみんな諦めずに前を向いて戦っていこう!という、現代とリンクするものがあると思うので、全身で音楽やブラックジョークを楽しんでいただきながら、この素晴らしいメッセージを受け取って、明日への希望としてくれたら嬉しいなと思います。■ミス・トランチブル役:小野田龍之介 コメント稽古から始まって、実際に劇場に入って、本当に「マチルダ」が日本に来たんだなということをじわじわと感じています。有名な作品だけれど、日本には舞い降りていなくて、その作品を自分たちが一番初めに肉体を使って、魂を使って、お客さんに届けられる。こんなに光栄なことはないですね。もう観ていただければわかる。その言葉に尽きます。この物語にどっぷり浸かってご堪能いただいて、日本で新たに愛されるミュージカルの名作のひとつになるように頑張ります。トランチブル独特の正義感を持ったモンスターのように演じておりますので、それを微笑ましく楽しんでいただけたらと思います。是非楽しみにしていてください。■ミス・トランチブル役:木村達成 コメント自分の中でトランチブルという役を突き詰めるのにとても時間がかかりましたが、今は早く本番が始まって欲しいという気持ちが大きいです。いろいろな勉強をしながら観なきゃいけない作品ではなく、その場の情報ですごく考えさせられるミュージカルだと思うので。とても見やすい作品だし、素直に面白いし、笑えるし。もちろん心が苦しくなるような場面もありますが、心が健やかな気持ちで終われるミュージカルだと思います。観た後、幸せになれる。そんな気持ちにさせてくれる舞台になったと思います。今どうしようと悩んでいるお客さま、真実は本番の中にあるので、嘘だと思って観に来てください。「めちゃめちゃ面白いぞ、これ」ってなるから!■ミス・ハニー役:咲妃みゆ コメントご覧になったお客さまがどんなご感想を抱いてくださるのかと、今、ワクワクしています。どのシーンを切り取っても、児童文学小説の域を超えて、現代を生きる私たちにも強いメッセージを届けてくれると感じるので、マチルダをはじめ数々の登場人物が訴える言葉一つ一つに耳を傾けていただけたらと思います。きっとだれもが持っているであろう童心を呼び起こしてくれる作品なので、大きな心でリラックスして、この物語のハチャメチャな展開を見守っていただけたらと思います。足をお運びくださる皆様、きっと後悔はさせません、という強い気持ちでお届けします!■ミス・ハニー役:昆夏美 コメントずっと前からマチルダは好きでしたが、稽古が始まった時から「なんて素敵な作品なの」と。日を追うごとに一人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちが止まりません。この公演を観に来てくださる方たちが初めて日本でマチルダを観ることになるので、初めての記憶が最高なものになるように精一杯ハニーとして演じていきたいと思います。マチルダちゃんたちは子役ちゃんではなく、小さな大女優です。本当に皆を引っ張っていってくれているので、大人たちも負けないように相乗効果で素晴らしい作品をお届けしたいと思います。■ミセス・ワームウッド役:霧矢大夢 コメントこの作品に携われていることが本当に光栄で幸せなことだと改めて実感しています。大人が一生懸命やればやるほどマチルダのピュアな存在感が際立って、突き抜けた存在になるんだなとまざまざと感じています。マチルダにとっての脅威の一人として、パワーを出して、演じさせていただきたいと思っています。床の模様が綺麗なのと照明がすごいので、1階席だけでなく、上からも観ていただきたいので、ぜひ1階席、2階席以上と両方から楽しんで観ていただきたいです!■ミセス・ワームウッド役:大塚千弘 コメント長いようで短かった稽古期間を終えて、どんどん仕上がりが良くなってきて、全キャストのレベルが上がってきているのを感じています。満を持して皆様に観ていただけるのではないかと思います。稽古場から劇場に入り、劇場はもうマチルダの世界になっていて、衣裳・ヘアメイク・照明・美術によって物語が明確に見えるのが素晴らしいです。出演者全員に見せ場があって全てが輝いて見える作品なので、何回観ても楽しめる作品だと思います。見逃すと絶対に損です!是非劇場でご覧ください。■ミスター・ワームウッド役:田代万里生 コメントついに『マチルダ』が開幕!先日劇場入りしたある日、僕が演じるミスター・ワームウッドのド派手な革靴を見た子役の男の子が、『すご~い!これワニ革?ヘビ革かなぁ?高そう!ワームウッドさんってお金持ちなんだねー!』と目をキラキラさせて話しかけてくれたので、僕は『お金が沢山あったら何を買いたい~?』と聞いてみたら、『えっとね、遊園地!』と迷わず即答。あまりに想定外なスケールに度肝を抜かれ、そのピュアさに感動しました。僕たちはいつから自分に制約をかけてしまったのだろう、自分はこのままここに留まっていていいのか?と自問自答したくなる作品です。記念すべき【日本初演】をお見逃しなく!劇場でお待ちしております!■ミスター・ワームウッド役:斎藤司(トレンディエンジェル)コメントあっという間に初日が来てしまったな、という感じです。今は早くお客さんに観てほしいです。僕は娘がいるので、マチルダ達を見ていると、本当にセリフを覚えるのをすごい頑張ったね、演技頑張ったねと思う反面、役者としてその大変さを感じさせない【マチルダの強さ】みたいなところをすごく感じます。出演者全員、見せ場がとにかく多いので、絶対に見逃さないで欲しいし、こんなにカーテンコールがぐっと刺さる作品もなかなかないのではと思います。今、目標がなかったり、逆境に悩んでいる人がいたら、ぜひ観に来てほしいですし、感動してほしいなと思っています。ぜひ劇場にお越しください。<公演情報>Daiwa House presentsミュージカル『マチルダ』ミュージカル『マチルダ』メインビジュアル【東京公演】3月22日(水)~5月6日(土)※プレビュー公演:3月22日(水)~3月24日(金)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】5月28日(日)~2023年6月4日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報公式サイト:
2023年03月23日ミュージカル『マチルダ』の公開フォトコールが24日に都内で行われ、嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花、大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、咲妃みゆ、昆夏美、霧矢大夢、大塚千弘、 田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル)らが登場した。同作はロアルド・ダールによる英児童文学『Matilda』(邦題:『マチルダは小さな大天才』)のミュージカル化作。2010年にウエストエンドで製作され、2013年にはブロードウェイに 進出、全世界で1,100万人以上を動員し、99もの国際的な演劇賞に輝いている、類まれな想像力と鋭い知性をもった天才少女マチルダが、自分の手で自分の運命を切り開くため、大人たちに立ち向かう事を決意する物語を描く。フォトコールでは「ワームウッド家(芝居)&ちょっと悪い子(歌唱)」「ミス・トランチブル オフィスシーン(芝居)」「ザ・ハンマー(歌唱)」「いつか(歌唱)&アクロバット・ストーリーパートIII(芝居)」「子どもたちの願い(歌唱)」のシーンを披露した。マチルダ役として、1,000名以上のオーディションから選ばれた嘉村咲良・熊野みのり・寺田美蘭・三上野乃花(クワトロキャスト)が登場。さらにミス・トランチブル役の大貫勇輔・小野田龍之介・木村達成(トリプルキャスト)、ミス・ハニー役の咲妃みゆ・昆 夏美(Wキャスト)、ミセス・ワームウッド役の霧矢大夢・大塚千弘(Wキャスト)、ミスター・ワームウッド役の田代万里生・斎藤司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)が物語を盛り上げる。さらにミセス・フェルプス役の岡まゆみ・池田有希子(Wキャスト)、子役の片岡蒼哉、後藤レイサ、堀蒼寿、松浦歩夢、高橋維束(※高ははしごだか)、高橋輝(※高ははしごだか)、廣門来輝、渡邉隼人らが出演している。東京公演は東急シアターオーブにて3月22日〜5月6日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホ ールにて5月28日〜6月4日。○嘉村咲良 コメントもうすぐ初日だと思うと、緊張もするけど楽しみの方がやっぱり大きいです。お客様に感動してもらえるように、マチルダがどういう子なのかがちゃんとわかるように演じたいです。来て良かったなと思ってもらえるように、マチルダになりきって頑張りたいと思います。○熊野みのり コメントお稽古が進むにつれて、どんどん振付や歌を教えてもらって、本番で良いパフォーマンスが出来るように今まで頑張ってきました。精一杯、力を出し切ってマチルダ役を自分らしく演じますので、是非劇場に観に来てください。○寺田美蘭 コメントこれまでみんなでお稽古を一緒に頑張ってきて、いよいよ本番なので、精一杯頑張りたいと思います。特にハニー先生とマチルダのだんだん深まっていく絆を見て欲しいです。応援してくださっている方や、一緒に作ってくださっている方に感謝の気持ちを忘れずに、精一杯、マチルダを演じたいと思います。○三上野乃花 コメント今、不安な気持ちが3%くらいありますが、楽しみな気持ちが97%くらいです。楽しい気持ちが大きいです。マチルダという舞台はすごく面白くて、感動したり、面白かったり、楽しかったり、うれしかったり、いろいろな場面があります。私もマチルダ役としてお客様になにかを伝えられたらと思っています。○大貫勇輔 コメント作品として、音楽が本当に素晴らしいし、マチルダちゃんたち全員が小さな体で、大きな劇場で思い切り精一杯演じているのを目の当たりにすると、それだけでも何かぐっと熱くなるものを感じてもらえるかと思います。今この作品を見て、日本のお客様たちがどういう反応するのかが未知数で、楽しみでもあり、少しの不安もありますが、やっと少しずつみんな諦めずに前を向いて戦っていこう!という、現代とリンクするものがあると思うので、全身で音楽やブラックジョークを楽しんでいただきながら、この素晴らしいメッセージを受け取って、明日への希望としてくれたら嬉しいなと思います。○小野田龍之介 コメント稽古から始まって、実際に劇場に入って、本当に『マチルダ』が日本に来たんだなということをじわじわと感じています。有名な作品だけれど、日本には舞い降りていなくて、その作品を自分たちが一番初めに肉体を使って、魂を使って、お客さんに届けられる。こんなに光栄なことはないですね。もう観ていただければわかる。その言葉に尽きます。この物語にどっぷり浸かってご堪能いただいて、日本で新たに愛されるミュージカルの名作のひとつになるように頑張ります。トランチブル独特の正義感を持ったモンスターのように演じておりますので、それを微笑ましく楽しんでいただけたらと思います。是非楽しみにしていてください。○木村達成 コメント自分の中でトランチブルという役を突き詰めるのにとても時間がかかりましたが、今は早く本番が始まって欲しいという気持ちが大きいです。いろいろな勉強をしながら観なきゃいけない作品ではなく、その場の情報ですごく考えさせられるミュージカルだと思うので。とても見やすい作品だし、素直に面白いし、笑えるし。もちろん心が苦しくなるような場面もありますが、心が健やかな気持ちで終われるミュージカルだと思います。観た後、幸せになれる。そんな気持ちにさせてくれる舞台になったと思います。今どうしようと悩んでいるお客さま、真実は本番の中にあるので、嘘だと思って観に来てください。「めちゃめちゃ面白いぞ、これ」ってなるから!○咲妃みゆ コメントご覧になったお客さまがどんなご感想を抱いてくださるのかと、今、ワクワクしています。どのシーンを切り取っても、児童文学小説の域を超えて、現代を生きる私たちにも強いメッセージを届けてくれると感じるので、マチルダをはじめ数々の登場人物が訴える言葉一つ一つに耳を傾けていただけたらと思います。きっとだれもが持っているであろう童心を呼び起こしてくれる作品なので、大きな心でリラックスして、この物語のハチャメチャな展開を見守っていただけたらと思います。足をお運びくださる皆様、きっと後悔はさせません、という強い気持ちでお届けします!○昆夏美 コメントずっと前からマチルダは好きでしたが、稽古が始まった時から「なんて素敵な作品なの」と。日を追うごとに一人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちが止まりません。この公演を観に来てくださる方たちが初めて日本でマチルダを観ることになるので、初めての記憶が最高にものになるように精一杯ハニーとして演じていきたいと思います。マチルダちゃんたちは子役ちゃんではなく、小さな大女優です。本当に皆を引っ張っていってくれているので、大人たちも負けないように相乗効果で素晴らしい作品をお届けしたいと思います。○霧矢大夢 コメントこの作品に携われていることが本当に光栄で幸せなことだと改めて実感しています。大人が一生懸命やればやるほどマチルダのピュアな存在感が際立って、突き抜けた存在になるんだなとまざまざと感じています。マチルダにとっての脅威の一人として、パワーを出して、演じさせていただきたいと思っています。床の模様が綺麗なのと照明がすごいので、1階席だけでなく、上からも観ていただきたいので、ぜひ1階席、2階席以上と両方から楽しんで観ていただきたいです!○大塚千弘 コメント長いようで短かった稽古期間を終えて、どんどん仕上がりが良くなってきて、全キャストのレベルが上がってきているのを感じています。満を持して皆様に観ていただけるのではないかと思います。稽古場から劇場に入り、劇場はもうマチルダの世界になっていて、衣裳・ヘアメイク・照明・美術によって物語が明確に見えるのが素晴らしいです。出演者全員に見せ場があって全てが輝いて見える作品なので、何回観ても楽しめる作品だと思います。見逃すと絶対に損です!是非劇場でご覧ください。○田代万里生 コメントついに『マチルダ』が開幕!先日劇場入りしたある日、僕が演じるミスター・ワームウッドのド派手な革靴を見た子役の男の子が、『すご~い! これワニ革? ヘビ革かなぁ? 高そう! ワームウッドさんってお金持ちなんだねー!』と目をキラキラさせて話しかけてくれたので、僕は『お金が沢山あったら何を買いたい~?』と聞いてみたら、『えっとね、遊園地!』と迷わず即答。あまりに想定外なスケールに度肝を抜かれ、そのピュアさに感動しました。僕たちはいつから自分に制約をかけてしまったのだろう、自分はこのままここに留まっていていいのか? と自問自答したくなる作品です。記念すべき【日本初演】をお見逃しなく!劇場でお待ちしております!○斎藤司(トレンディエンジェル) コメントあっという間に初日が来てしまったな、という感じです。今は早くお客さんに観てほしいです。僕は娘がいるので、マチルダ達を見ていると、本当にセリフを覚えるのをすごい頑張ったね、演技頑張ったねと思う反面、役者としてその大変さを感じさせない【マチルダの強さ】みたいなところをすごく感じます。出演者全員、見せ場がとにかく多いので、絶対に見逃さないで欲しいし、こんなにカーテンコールがぐっと刺さる作品もなかなかないのではと思います。今、目標がなかったり、逆境に悩んでいる人がいたら、ぜひ観に来てほしいですし、感動してほしいなと思っています。ぜひ劇場にお越しください。
2023年03月22日英国で2010年に初演され、翌年にウエストエンドに進出して以来、今なおロングランが続くミュージカル『マチルダ』。両親からの愛情に恵まれない天才少女マチルダが、自らも苦しい子ども時代を過ごした過去を持つミス・ハニーという良き理解者を得て、大人たちに仕返しを試みる物語だ。その待望の日本初演で、ミス・ハニーをWキャストで演じるのが咲妃みゆと昆夏美。「待ちに待った」競演と語る仲良しのふたりに、役への思いや稽古場の様子、作品の魅力を聞いた。今回をきっかけに「ゆうみ」「夏美」になりました(笑)――作品の話に入る前に、気になるおふたりのご関係性を確認させていただきたいのですが……?咲妃あ、“馴れ初め話”ですね(笑)。昆共通の友人がいるんです。私はその友人と、よく宝塚時代のゆうみ(咲妃)の舞台を観に行っていて、その流れで一緒にご飯を食べたりもしていて。「ゆうみちゃ~ん!」「昆ちゃ~ん!」みたいな関係性だったのが、今回をきっかけに「ゆうみ」「夏美」になりました(笑)。咲妃これまでにもコンサートでは共演しているのですが、お芝居でご一緒するのは初めて。私としてはもう、待ちに待った、という感じです。昆それはもう、私こそ。私、ゆうみが大好きで、同じ仕事をしてる身として本当に憧れているんです。なんでこんなに彼女の表情には、その役の人生とか心境が見えるんだろう? って、舞台を観る度に感じていて。それにゆうみは人柄も素敵で、本当に地上に舞い降りた天使みたい。チャーミングさ、優しさ、気配り、面白さ……なんでも揃ってるな!って、いつも思ってます。咲妃褒められすぎて……すっっっごく喋りづらい!(笑)昆あはは! すっっっごく褒めました(笑)。咲妃私も夏美のことは、ずっと前から存じ上げていて、私のほうこそ憧れていました。観劇は叶わずとも、映像などで拝見するなかで最初に惹かれたのは、突き抜けるようにまっすぐな歌声。それから、ただ立っているだけでその場の空気を吸引する力が凄まじいな、あ~こういう役者さんが私は好きだ!って。そしてプライベートでも接させていただ……なんで敬語になっちゃうんだろう(笑)。昆うん、なんか今日めっちゃ敬ってくれてる(笑)。咲妃プライベートでも「接する」ようになって(笑)、飾らない人柄にすごくいい影響を受けているし、よりいっそう憧れが募っています。今は毎日一緒にお稽古していますが、こんなことに苦戦してる、といった話も夏美が隠さず伝えてくれるから、私もなんでも話せる。夏美のおかげで、非常にいい稽古期間を過ごさせてもらっています。日々“奇跡”を感じる稽古場――では、おふたりそれぞれがミス・ハニー役のオーディションを受けられたきっかけと、受かった時のお気持ちを教えてください。咲妃感覚的な話になるのですが……この役は逃したくない!という信号が、自分のなかでビビビ!と走ることがあって、ミス・ハニーがそのひとつでした。舞台を拝見したことはなかったのですが、素晴らしい作品だと聞いておりましたし、私は両親がミス・ハニーと同じ学校の教諭ということもあって、ビビビ!と。ど~~~うしても演じさせていただきたいという熱量を、どれだけパフォーマンスに乗せられているか不安もありながらのオーディションでしたが、合格をいただけたということは少なからず伝わったのかなと。本当に嬉しいですし、意気込みは満タンです(笑)。昆私はゆうみと逆で、海外で観てきた友人たちから評判を聞いて動画などを見た時には、自分が携わることはあんまり想像がつかなかったんです。そんな時にオーディションのお話をいただいて、自分が先生役で受けさせていただけるなんてありがたいな、とまず思って。そこから課題曲と台詞をいただいて楽曲に一目惚れというか、これ歌いたい!と純粋に思ったことが、絶対に合格したいという気持ちにつながっていきました。合格した時は本当にびっくりして、やったー!って(笑)。その喜びを胸にお稽古しています。――お稽古は今、どんな段階なのでしょう?咲妃約3週間が経過して、ようやく呼吸ができるようになりました(笑)。昆そうだね(笑)。まずはシーンをどんどん固めていったのが今までで、これからより濃くしていく作業に入るんですけど。3週間は、本当にあっという間に過ぎ去っていきました(笑)。咲妃お稽古初日に演出補のジョー(ジョセフ・ピッチャー)さんが、「マチルダが巻き起こす奇跡を、この場にいるみんながフィクションと捉えるのではなく、本当に信じることが何より大事」とおっしゃっていて。この3週間で、最初は不可能にも思えたシーンがどんどん立ち上がっていくのを目の当たりにして、信じればできるんだ!と思える瞬間がたくさんありました。見たこともないような複雑なセットも登場しますから、扱えるようになること自体に奇跡を感じます。昆アンサンブルの皆さんがやってることも奇跡だよね。四つのスタジオでいろんなシーンの稽古が同時進行してるから、たまに自分の稽古が終わったあとに別のスタジオを覗きに行くと、さっきまで一緒にお芝居してた皆さんがめちゃくちゃ踊ってたりするんです。咲妃さっきは大人役だったのに、今度は子ども役だったりね!昆そう! みんなが全力で、必死に食らいついて稽古してることが、この作品のパワーにつながっていくんだろうなって思います。ミス・ハニーを演じるための“バランス”――そんななかで、ミス・ハニーという役については今、どんなことを感じていますか?昆個人的には……自分のなかに小さな炎は持っているけれど、過去のトラウマによって、自分で作り上げてしまった自分の家から出られない人なのかなって。咲妃うまいこと言うね!昆あ、お褒めの言葉をいただいた(笑)。なんかこう、弱いだけではないし、「私ってかわいそうでしょ」がダダ洩れてる人でもないけど、でも前には行けないっていうギャップみたいなものが、私はまだつかみ切れていなくて。私はこれまで、前に行くエネルギーを持った役をやらせていただくことが多かったから、余計に難しく感じるのかもしれません。咲妃でも分かる、難しいよね。私はジョーさんから、「今までずっと迷子だった女性が、マチルダに出会うことで道を開いていくんだ」という言葉をいただいた時、少し見えるものがありました。迷子になった時って、周りに助けを求めるより、自分なりに頑張って解決しようとするじゃないですか。はたから見ると効率が良くないんですけど(笑)、マチルダに出会う前のミス・ハニーも迷子なのに、自分の人生はこれでいいんだって、体に刻み込むように言い聞かせている人なのかなって。あとジョーさんは、「おとぎ話のお姫様になってもダメ」って言ってたよね?昆そうだね、自分のことをかわいそうだと思ってはいないけど、周りのものすべてがキラキラ輝いて見えてる人でもないって。咲妃どっちにも転がってしまいそうだから、どちらでもない一本道を探すのがすごく難しい。でもジョーさんはよく、私たちに「いいバランスです」とも言ってくださっていて。昆うん、言ってくれてる! ってことは、感覚的につかめてきてはいるんだよね。でも個人的には、何と何のバランスのことを言われてるのかがまだ定義できていなくて。咲妃分かる、私もそう。昆そこはこれからのお稽古で、ちゃんと納得できるようにしていかないといけないですね。――ほかのキャストの方の印象などはいかがですか?昆ミス・ハニーってほかの役と絡むシーンが少ないから、まだあんまり皆さんとお稽古できてないんですよ。マチルダちゃんとはちょっとずつできていて、どの子もすごいなあって。咲妃本当、みんな天才! 4人それぞれ違うのも面白いよね。昆ほかの役の皆さんも、ダブル・トリプルキャストで全然違うという話は聞いてるんですけど、今はそうなんだ~!という段階です(笑)。特にミスター・ワームウッドさん(田代万里生/斎藤司)とか、全然会わないよね?咲妃うん、ワームウッド家がどんな感じなのかまだ知らない(笑)。これから皆さんのお芝居が見られるのを、私たちも楽しみにしているところです。日本版『マチルダ』を純粋に楽しんで――では最後に、おふたりが今感じているこの作品の魅力について、思いつくままにどうぞ!咲妃まずはやっぱり、楽曲の力。夏美も言っていましたが、歌うだけで、自然とその感情になれるものばかりなんです。霧矢(大夢/ミセス・ワームウッド役)さんがおっしゃるには、振付もそうで、その通りに動けば自然と感情が引き出されるって。それくらい土台がしっかりした作品だから、あとは私たちが、そこにただ乗っかるのではなく自分たちなりの味付けをすることで、日本版の『マチルダ』が完成するのだと思います。……先にしゃべってフ~ッてなっちゃった(笑)。あとは夏美がまとめてください!昆ええ~? なるほどな~と思って聞いてて全然考えてなかった(笑)。でもそうですね……私は出演が決まってから、韓国で『マチルダ』を観たんですね。自分が出るとかいう目線抜きに、純粋に楽しくて、観て良かったな! と心から思えて。お話も楽曲もセットも素敵だし、キャラクターも一人ひとりが濃くてすごく面白かった。お稽古に入って、全部マチルダから見た人物たちだからこんなに濃いんだ、って気付いたんですけど。咲妃ジョーさんが言ってたね。だから逆に、ミス・ハニーは誇張しなくていいって。昆そうそう。その誇張された表現がまた面白さにつながっていて、本当に隙がない作品だな、それこそバランスがいい作品だなって思ったんです。だから日本のお客様にも、きっと私と同じように純粋に楽しんでいただけると思いますし、そうなるように頑張りたいと思っています。咲妃さすが“昆さん”、素晴らしくまとめてくださいました(笑)。昆いえいえ、“咲妃さん”が先に素晴らしいお話をしてくださったおかげです!(笑)取材・文:町田麻子撮影:藤田亜弓ヘアメイク:(咲妃)本名和美、(昆)米尾太一スタイリスト:(咲妃)國本幸江、(昆)下平純子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★咲妃みゆさん×昆夏美さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!【ぴあアプリ限定 割引チケット情報】ぴあアプリユーザー限定で、本公演のぴあ半館貸切公演の割引チケットを3月15日(水)18:00より発売!受付期間:3月15日(水) 18:00~2023年3月18日(土) 23:59詳細は受付開始時にぴあアプリにてお知らせいたします。この機会にぜひお申込みください!<公演情報>Daiwa House presentsミュージカル『マチルダ』【東京公演】2023年3月25日(土)~2023年5月6日(土)※プレビュー公演:2023年3月22日(水)~3月24日(金)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2023年5月28日(日)~2023年6月4日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報ぴあアプリでは咲妃みゆさん、昆夏美さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年03月15日2023年3月22日より上演されるミュージカル『マチルダ』の製作発表が開催された。本作品は、世界の演劇界を牽引する英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作した世界的大ヒットミュージカル。2013年にはブロードウェイに進出し、これまで99もの国際的な演劇賞に輝いている。原作は、『チャーリーとチョコレート工場』でも有名なイギリスの国民作家ロアルド・ダールの『マチルダは小さな大天才』。口ずさみたくなる音楽とポップで印象的な美術、そして彩り豊かなキャラクター達が世界中で愛されている。ミュージカル『マチルダ』海外公演より製作発表に登壇したのは、海外クリエイティブスタッフによる厳しいオーディションを経て日本オリジナルキャストに選ばれた9名の大人キャスト。加えて、1000人以上が参加したオーディションでタイトルロールを勝ち取ったマチルダ役4名が、役の衣裳に身を包み緊張の面持ちでマスコミの前に初めて姿を現した。会見に先立ち、主催者を代表して堀義貴ホリプログループ会長が本作を「ビリー・エリオット以来のイギリスが誇る最高傑作」と紹介し、「かつて子どもだった経験がある人なら、この痛快な作品に魅了されると思います」と語った。また、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのエグゼクティブ・ディレクター、キャサリン・マリヨンからは、「この作品を東京と大阪で上演できることを大変光栄に思っており、日本の皆様とこうして分かち合える事にワクワクしています。」とのレターが届き、MCによって代読された。会見の後半では、マチルダ役4名による「♪Naughty」の特別パフォーマンスが披露された。本楽曲は、5歳とは思えない類まれな知能と想像力を持ったマチルダを全く理解せず、日々辛く当たる両親に対して、マチルダが仕返しを試みながら歌う本作を代表するナンバーとなっている。<コメント>■嘉村咲良(マチルダ)来てくださったお客さんに来てよかったと思ってもらえるようにマチルダになりきりたいと思います。マチルダのどんな大人にも正しくないことは正しくないと言い切れる勇気がある所が好きです。■熊野みのり(マチルダ)私は歌が大好きで『マチルダ』には素晴らしい歌がたくさんあるので、一つ一つ丁寧に歌いたいと思います。マチルダは勇敢に立ち向かえる所と、面白い仕返しを思いつくところが好きです。■寺田美蘭(マチルダ)この作品は一人では作れないので、ミス・ハニー、トランチブル校長先生やスタッフ・キャストさん、そしてお客さまと一緒に作っていきたいです。マチルダのカッコイイ所が好きです。■三上野々花(マチルダ)お芝居の苦手なところも練習して、全部得意にしたいです。マチルダのお父さんとお母さんはひどくて意地悪だけど、立ち向かって面白い仕返しを思いつく所が好きです。■大貫勇輔(ミス・トランチブル校長 / トリプルキャスト)日本初演に携われて、とても嬉しいです。10年前にウエストエンドで拝見したときは衣装・セットがダイナミックでびっくりしました。振り付けも素晴らしく、歌い踊る、動き回る役なので、身体能力をいかして、自分なりのトランチブル校長を作り上げていきたいと思います。■小野田龍之介(ミス・トランチブル校長 / トリプルキャスト)日本中のミュージカルファンが待ち望んだ日本初上演、いち演劇ファンとしても嬉しく、初演メンバーとして出演できて嬉しいです。以前拝見していて、この作品のあの役で!と、決まったときは不安もありましたが、一人ではなく、舞台上で対峙できる素晴らしい方々と一緒です。ワールドカップと同じように、最高のスタメンでこの作品をお届けします。■木村達成(ミス・トランチブル校長 / トリプルキャスト)スパルタで威圧的な役なので、普段は子供好きなのですが、恐れられるように役と奮闘していきたいと思います。ビジュアル撮影のときに、メイクした自分の顔を見てびっくりしましたが、このポスターの顔や表情がしっくりくるような役作りをしていきたいです。■咲妃みゆ(ミス・ハニー / Wキャスト)日本初演の作品に出演できることを光栄に思います。マチルダの良き理解者になれるよう、愛して敬意を持って努めたいと思います。両親が先生をしていて後ろ姿を見て育ったので太鼓判を押してもらえるような先生を作っていきたいです。■昆夏美(ミス・ハニー / Wキャスト)海外でこの作品を観た友人たちが軒並み絶賛した作品だったので、ぜひ参加したいと思っていましたが、自分ができる役は……、マチルダかな、と思っていたので(笑)、今回出演することができてとても光栄です。今まで自分が演じてきた役とは違った役なので、頑張っていきたいと思います。■霧矢大夢(ミセス・ワームウッド / Wキャスト)こんなに可愛いマチルダなので、意地悪な母親役は心苦しいです。ビジュアル撮影のとき、「この役は自分が一番美しいと思っているけど、本当は違う」と言われたのでその部分を表現できればと思います。社交ダンスに夢中な母親役なので、大人が一つの事に夢中になっていることがあるところを愛おしいと思ってもらえたら嬉しいです。■大塚千弘(ミセス・ワームウッド / Wキャスト)子供の頃マチルダになりきって、ワクワクしながら読んでいました。ひどい母親は舞台上だけで、裏では仲良く楽しく過ごしたいと思います。この役は登場するだけでその場の空気が変わる、と教えていただいたので、そこを意識して演じたいと思います。■田代万里生(ミスター・ワームウッド / Wキャスト)天才少女の父で、理不尽でスーパー詐欺師な役を演じます。今回斎藤さんとWキャストということが奇跡だなと思っています(笑)。ビジュアルの髪型がリーゼントでインパクトあるのですが、劇中ではマチルダにいたずらされてより奇抜になるので、ぜひ観にきてください。■斎藤司(トレンディエンジェル)(ミスター・ワームウッド / Wキャスト)素敵なメンバーと共演できて嬉しいです。悪い役ということで役作りのために昨夜、ワールドカップの日本VSドイツ戦ではドイツを応援していたら、痛い目に合いました(笑)。皆さんからのご協力を仰ぎながら作品を作っていきたいと思います。期待でいっぱいです。<公演情報>ミュージカル『マチルダ』ミュージカル『マチルダ』告知画像【キャスト】マチルダ:嘉村咲良 / 熊野みのり / 寺田美蘭 / 三上野乃花(クワトロキャスト)ミス・トランチブル校長:大貫勇輔 / 小野田龍之介 / 木村達成(トリプルキャスト)ミス・ハニー:咲妃みゆ / 昆夏美(Wキャスト)ミセス・ワームウッド:霧矢大夢 / 大塚千弘(Wキャスト)ミスター・ワームウッド:田代万里生 / 斎藤司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)ミセス・フェルプス:岡まゆみ / 池田有希子(Wキャスト) 原慎一郎寺井竜哉※仲本詩菜※春口凌芽※山花玲美※石井亜早実大久保徹哉小島亜莉沙斎藤准一郎酒井大坂口杏奈白山博基高原華乃出口稚子緋乃慧深沢萌華本田大河森莉那森内翔大片岡蒼哉後藤レイサ堀蒼寿松浦歩夢 / 高橋維束高橋輝廣門来輝渡邉隼人※スイング【東京公演】プレビュー公演:2023年3月22日(水)~3月24日(金)東京公演:2023年3月25日(土)~5月6日(土)会場:東急シアターオーブ【チケット料金】(全席指定・税込)■プレビュー公演S席:12,500円 / A席:10,000円 / B席:5,000円■本公演S席:14,000円 / A席10,000円 / B席5,000円東京公演キャストスケジュール;※マチルダ役含めた他キャストスケジュールは後日発表いたします座席表:■ホリプロステージ無料会員先着先行:11月12日(土) 10:00~11月28日(月) 23:59■一般発売11月30日(水) 11:00~Yシート(20歳以下限定チケット)12月5日(月) 17:00~12月11日(日) 23:59【大阪公演】2023年5月28日(日)~6月4日(日)会場:梅田芸術劇場メインホール問合せ:梅田芸術劇場06-6377-3800(10:00~18:00)関連リンクオフィシャルHP:ホリプロステージHP:公式Twitter:
2022年11月26日ミュージカル『マチルダ』の製作発表が24日に都内で行われ、嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花、大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、咲妃みゆ、昆夏美、霧矢大夢、大塚千弘、 田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル)が登場した。同作はロアルド・ダールによる英児童文学『Matilda』(邦題:『マチルダは小さな大天才』)のミュージカル化作。2010年にウエストエンドで製作され、2013年にはブロードウェイに 進出、全世界で1,100 万人以上を動員し、99もの国際的な演劇賞に輝いている、類まれな想像力と鋭い知性をもった天才少女マチルダが、自分の手で自分の運命を切り開くため、大人たちに立ち向かう事を決意する物語を描く。主人公のマチルダ役には 1,000名以上が参加したオーディションを勝ち抜いた嘉村咲良・ 熊野みのり・寺田美蘭・三上野乃花が選ばれた。それぞれ演じるマチルダの好きなところについて聞かれると「どんな大人にでも正しくないことは正しくないと言える勇気のある子なので、そこが尊敬しているし、好きなところです」(嘉村)、「どんな大人にでも勇敢に立ち向かえるところと、とても素晴らしい仕返しを思いつくところが大好きです」(熊野)、「悪いことは悪いと言えるところがすごくかっこよくて、好きなところです」(寺田)、「お母さんお父さんがひどくて意地悪をされてるけど、立ち向かってやり返してやるぞという力強いところです」(三上)と答えていた。ミス・トランチブル校長役の大貫は「10年前にたまたまウエストエンドで作品を見ていて、校長がリボンを振りながら変な動きで歌い踊り狂うところがすごく印象に残っていて、まさかその役を自分がやるとは」と驚いた様子。「身体能力を活かして役を作っていけたら」と言いつつも「肉襦袢をつけているので、どんな動きになるとちょっと想像付かない」と苦笑する。またミスター・ワームウッド役の田代は「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーがオーディションで斎藤さんと僕を同じ役にしたこと自体が奇跡」とWキャストのトレエン・斎藤に触れ、斎藤も「私もこんなに好青年がね。私と同じ役なのかと驚いています」と笑いを誘っていた。
2022年11月24日来年3月22日(水) より東急シアターオーブにて上演されるミュージカル『マチルダ』の製作発表が11月24日(木) に開催され、その様子がYouTubeにて生配信されることが決定した。原作は、『チャーリーとチョコレート工場』でも有名な英国の国民的作家ロアルド・ダールによる英児童文学『Matilda』(邦題:『マチルダは小さな大天才』)。2010年に製作されると瞬く間にウエストエンドで最も人気のある作品となり、2013年にはブロードウェイに進出。全世界で1,100万人以上を動員し、99もの国際的な演劇賞に輝いている大ヒットミュージカルが、待望の日本オリジナルキャストで初上演を果たす。主人公・マチルダ役を演じるのは、1,000名以上が参加したオーディションにて海外クリエイティブスタッフによる厳しい審査を勝ち抜いた嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花の4名。また、マチルダを取り囲むキャラクターたちを大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、咲妃みゆ、昆夏美、霧矢大夢、大塚千弘、田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル)らが演じる。上段左より)嘉村咲良/熊野みのり/寺田美蘭/三上野乃花下段左より)大貫勇輔/小野田龍之介/木村達成、 咲妃みゆ/昆夏美、 霧矢大夢/大塚千弘、 田代万里生/斎藤司(トレンディエンジェル)東京公演は、2023年3月22日(水)~24日(金) にプレビュー公演、3月25日(土)~5月6日(土) 渋谷・東急シアターオーブにて上演し、その後大阪公演が予定されている。東京公演のチケット先着先行が、11月28日(月) までホリプロステージにて受付中だ。<配信情報>ミュージカル『マチルダ』製作発表YouTube生配信2022年11月24日(木)10:30~ 開始予定ホリプロステージ公式YouTubeチャンネルにて生配信※動画の録音・録画・撮影厳禁※アーカイブあり■内容・登壇者挨拶・フォトセッション(現地でマスコミにのみ公開、 配信ではご覧いただけません)・マチルダ役によるパフォーマンス■出演者嘉村咲良 / 熊野みのり / 寺田美蘭 / 三上野乃花(マチルダ役 / 子役)大貫勇輔 / 小野田龍之介 / 木村達成 / 咲妃みゆ / 昆夏美 / 霧矢大夢 / 大塚千弘 / 田代万里生 / 斎藤司(トレンディエンジェル)生配信はこちら:<公演情報>ミュージカル『マチルダ』ミュージカル『マチルダ』告知画像【東京公演】プレビュー公演:2023年3月22日(水)~3月24日(金)東京公演:2023年3月25日(土)~5月6日(土)会場:東急シアターオーブ※大阪公演あり【キャスト】マチルダ:嘉村咲良 / 熊野みのり / 寺田美蘭 / 三上野乃花(クワトロキャスト)ミス・トランチブル校長:大貫勇輔 / 小野田龍之介 / 木村達成(トリプルキャスト)ミス・ハニー:咲妃みゆ / 昆夏美(Wキャスト)ミセス・ワームウッド:霧矢大夢 / 大塚千弘(Wキャスト)ミスター・ワームウッド:田代万里生 / 斎藤司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)ミセス・フェルプス:岡まゆみ / 池田有希子(Wキャスト) 原慎一郎寺井竜哉※仲本詩菜※春口凌芽※山花玲美※石井亜早実大久保徹哉小島亜莉沙斎藤准一郎酒井大坂口杏奈白山博基高原華乃出口稚子緋乃慧深沢萌華本田大河森莉那森内翔大片岡蒼哉後藤レイサ堀蒼寿松浦歩夢 / 高橋維束高橋輝廣門来輝渡邉隼人※スイング【チケット料金】(全席指定・税込)■プレビュー公演S席:12,500円 / A席:10,000円 / B席:5,000円■本公演S席:14,000円 / A席10,000円 / B席5,000円東京公演キャストスケジュール;※マチルダ役含めた他キャストスケジュールは後日発表いたします座席表:■ホリプロステージ無料会員先着先行:11月12日(土) 10:00~11月28日(月) 23:59■一般発売11月30日(水) 11:00~Yシート(20歳以下限定チケット)12月5日(月) 17:00~12月11日(日) 23:59関連リンクオフィシャルHP:ホリプロステージHP:公式Twitter:
2022年11月19日日本初上演となるミュージカル『マチルダ』の日本オリジナルキャストが発表された。本作は、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作し、瞬く間にウエストエンドで話題となったミュージカルで、2013年にはブロードウェイに進出。英演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞において、ミュージカルとしては過去最多の7部門受賞し、米演劇賞トニー賞では5部門を受賞。全世界で1100万人以上を動員し、99もの国際的な演劇賞に輝いた。ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真原作は、『チャーリーとチョコレート工場』でも有名な英国の国民作家ロアルド・ダール著『マチルダは小さな大天才』。口ずさみたくなる音楽、ポップで印象的な美術、普遍的ながらもするどい脚本、そして彩り豊かなキャラクターたちは世界中で愛され、ウエストエンド、ブロードウェイの他、オーストラリア、韓国でも上演されている。ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真海外クリエイティブスタッフによる厳しいオーディションを経て日本オリジナルキャストに決定したのは、大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、咲妃みゆ、昆夏美、霧矢大夢、大塚千弘、田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル) といった面々。また主役マチルダ役は、1,000名以上が参加したオーディションを勝ち抜いた、嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花の4名が務める。ミュージカル『マチルダ』は、2023年3月22日から24日にプレビュー公演を上演後、3月25日から5月6日に東京・東急シアターオーブで上演される。なお東京公演のほかに大阪公演も予定されている。ミュージカル『マチルダ』日本版キャストコメント&動画■マチルダ役:嘉村咲良【プロフィール】2013年生まれ。2021年第1回国際声楽コンクール東京本選ミュージカル小学生部門入選。舞台上で踊ったり歌を披露したりすることが大好きな9歳。大きな舞台出演は今回が初となる。【コメント】マチルダ役に決まった時は信じられなくて、夢じゃないかって思うくらい嬉しかったです。マチルダは大人に対して間違っていることは間違っていると言える意志の強い子なので、ひとつひとつの感情を丁寧に演じていきたいです。嘉村咲良 コメント映像■マチルダ役:熊野みのり【プロフィール】2011年生まれ。 ミュージカルコンサート等に出演。読書が好きなところがマチルダと似ていると感じる10歳。今回が初舞台となる。【コメント】マチルダは真面目な時は真面目、仕返しをする時は意地悪、人を助ける時は優しさなどを持っているので、それぞれの心の中の思いを一つ一つ丁寧に演じたいです。精一杯演じます。劇場で待ってます。熊野みのり コメント映像■マチルダ役:寺田美蘭【プロフィール】2013年生まれ。ミュージカル『ミルコとカギロイの森』で初舞台。自分の正しいと思う道を進むマチルダの姿に憧れている9歳。【コメント】マチルダはとても本が好きで、お勉強も好きで、とても強い心を持つ女の子だと思います。自分の個性を出して、誰よりも自分らしいマチルダを演じたいと思っています。マチルダを全力で演じます!ぜひ、劇場に見に来てください。寺田美蘭 コメント映像■マチルダ役:三上野乃花【プロフィール】2013年生まれ。歌やダンスのレッスンに日々励んでいる。実技審査では緊張しないという、肝の据わった9歳。アンサンブル以外での舞台出演は今回が初となる。【コメント】マチルダ役が夢だったので、決まった時はびっくりしながら「はい」と答えて、それでも我慢できずに涙が出てきて、もうそれで嬉しすぎて嬉しすぎて、嬉しいどころじゃなかったです。マチルダを力いっぱい演じたいです。三上野乃花 コメント映像■ミス・トランチブル校長役:大貫勇輔 コメントウエストエンドでこの作品を観た時、素晴らしい子供たちの歌や演出、印象的なブランコのセットなどに本当に感動したのを覚えています。僕の中でどうしてもやりたい役だったので、このミス・トランチブル校長という役を演じることができて嬉しく思っています。今までにない大貫勇輔をお見せできると思いますし、この素晴らしい作品を皆様にお届けできることが本当に楽しみです。劇場でお待ちしています。大貫勇輔 コメント映像■ミス・トランチブル校長役:小野田龍之介 コメントついにミュージカル『マチルダ』が日本で上演されます!僕も本当に大好きなホットなミュージカルです。マチルダは決していい子ではなく、大人も子供もとても癖のあるキャラクターばかりで、その中で自分の信念や思いに向かって突き進むという、非常に面白いテーマになっています。最高の作品作りにしていきたいと思いますので、ぜひ皆さんも一緒に楽しみましょう。ミュージカル『マチルダ』よろしくお願いいたします。小野田龍之介 コメント映像■ミス・トランチブル校長役:木村達成 コメント日本初演で、この素晴らしい役を演じることができて、とても嬉しいです。彼女が出てくるだけで威圧感がある、それでいてこれから面白い展開が起こると思わせるような役どころなので、それを演じるアグレッシブな木村達成が見たい、ミス・トランチブル校長が見たい、と思っていただけるように演じていきたいと思います。このとんでもない作品を早くお客さんの元に届けたい、そんな気持ちでいっぱいです。ぜひ、劇場でお待ちしております。木村達成 コメント映像■ミス・ハニー役:咲妃みゆ コメント日本初演の『マチルダ』に携わらせていただけることを、本当に光栄に思います。お稽古が始まるその日、そして本番を迎えられるその日をワクワクしながら待っています。自分の置かれている状況を悲観的に捉えるだけではなく、前向きに歩んでいこうとする、そういった内なる強さを秘めた女性をミス・ハニーを通して表現できたらと思います。皆様に素敵な作品をお届けできるように精進したいと思います。咲妃みゆ コメント映像■ミス・ハニー役:昆夏美 コメントとてもカラフルな世界観と耳に残る素晴らしい楽曲にあふれた、子供たちが舞台上で放つパワーを感じられる作品だと思います。マチルダに寄り添えるミス・ハニーでありたいなと思いますので、信頼できるクリエイティブスタッフの皆さまと、相談しながら作っていきたいです。子供が大好きなので、子供たちと一緒にこの作品を作り上げていけることを楽しみつつ、一番はお客様に楽しんでいただけるように精一杯勤めたいと思います。昆夏美 コメント映像■ミセス・ワームウッド役:霧矢大夢 コメントNYでこの作品を観劇したのですが、子供たちがすごいパワーを持っていて、悪い大人たちがコテンパンにされるというストーリーにすごく感動したことを覚えています。タイトルの通りマチルダといういたいけな小さな女の子が主役です。大人の私たちが見ても、すごくピュアな勇気をもらえる作品となっております。ちょっと心苦しくはありますが、かわいいマチルダたちをいじめぬく、自分本位の究極の悪女・毒親を演じたいと思っております。霧矢大夢 コメント映像■ミセス・ワームウッド役:大塚千弘 コメントオーディション自体がとても楽しくて、参加できて本当によかったです。結果合格して自分でもびっくりでした。こういう役は初めてなので、新たな挑戦ができることに今からワクワクしています。ミセス・ワームウッドはすごく人間っぽいキャラクターなので、出てきただけで空気がガラッと変わるような女性を演じたいと思っています。『マチルダ』は奇跡がいっぱい詰まった素晴らしい作品ですので、ぜひ皆さんもその奇跡を観に劇場にお越しください。大塚千弘 コメント映像■ミスター・ワームウッド役:田代万里生 コメント子供の頃、映画の「マチルダ」を見たことがあったのですが、今回ミュージカル版の脚本を改めて読んでみると、その時とまた違う印象で、僕もちょっと大人になったなと思いました。オーディションでは前のめりなことは誰にも負けないくらいの気持ちで臨み、もう全部出しきりました。この役を田代万里生が演じたらどうなってしまうのかというのを僕自身も楽しみにしておりますので、皆さんもぜひご期待ください。田代万里生 コメント映像■ミスター・ワームウッド役:斎藤司(トレンディエンジェル) コメント僕の輝かしい経歴にまたひとつ、素晴らしい作品が加わることになります。SNSで僕をフォローしている人が思わず僕のフォローを外したくなるくらい憎たらしく、かつそのコミカルさで愛されるよう、印象的に演じていきたいです。これはもう斎藤にしかできないと思っていただけるように、僕を本当に大っ嫌いになるような演技をしていきたいと思いますので、皆さま是非ご期待ください。よろしくお願いいたします!斎藤司 コメント映像<公演情報>ミュージカル『マチルダ』ミュージカル『マチルダ』告知画像【東京公演】プレビュー公演:2023年3月22日(水)~3月24日(金)東京公演:2023年3月25日(土)~5月6日(土)会場:東急シアターオーブ※大阪公演あり【キャスト】マチルダ:嘉村咲良 / 熊野みのり / 寺田美蘭 / 三上野乃花(クワトロキャスト)ミス・トランチブル校長:大貫勇輔 / 小野田龍之介 / 木村達成(トリプルキャスト)ミス・ハニー:咲妃みゆ / 昆夏美(Wキャスト)ミセス・ワームウッド:霧矢大夢 / 大塚千弘(Wキャスト)ミスター・ワームウッド:田代万里生 / 斎藤司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)ミセス・フェルプス:岡まゆみ / 池田有希子(Wキャスト) 原慎一郎寺井竜哉※仲本詩菜※春口凌芽※山花玲美※石井亜早実大久保徹哉小島亜莉沙斎藤准一郎酒井大坂口杏奈白山博基高原華乃出口稚子緋乃慧深沢萌華本田大河森莉那森内翔大片岡蒼哉後藤レイサ堀蒼寿松浦歩夢 / 高橋維束高橋輝廣門来輝渡邉隼人※スイング【チケット料金】(全席指定・税込)■プレビュー料金S席:12,500円 / A席:10,000円 / B席:5,000円■東京公演料金S席:14,000円 / A席10,000円 / B席5,000円東京公演キャストスケジュール;※マチルダ役含めた他キャストスケジュールは後日発表いたします座席表:■東京公演チケットスケジュール・ホリプロステージプレミアム会員抽選先行:9月23日(金・祝) 12:00~10月2日(日) 23:59先着先行:11月12日(土) 9:00~11月28日(月) 23:59■ホリプロステージ無料会員抽選先行:10月15日(土) 10:00~10月23日(日) 23:59先着先行:11月12日(土) 10:00~11月28日(月) 23:59■一般発売11月30日(水) 11:00~Yシート(20歳以下限定チケット)12月5日(月) 17:00~12月11日(日) 23:59関連リンクオフィシャルHP:ホリプロステージHP:公式Twitter:
2022年09月21日全国1億2千万人のカレーファンの皆さま、こんにちは。今回ご紹介するのは、その名も『幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー』。まず、皆さんが真っ先に気になるのは、“幻のじゃがいも マチルダ”でしょう。じゃがいもというと、「男爵薯」や「メークイン」などが有名ですが、「マチルダ」という品種を初めて聞く方も多いのでは?パッケージの写真からも伝わる美味しそうな雰囲気。隠しきれない魅力を持つ、幻のじゃがいも「マチルダ」の魅力に迫ります。■「マチルダ」とは何者なのか「マチルダ」の正体は、甘みとホクホク感が魅力の、北海道・十勝めむろ特産のじゃがいもです。無類のじゃがいも好きの筆者は、パッケージ写真を見た時点からよだれが溢れてきました。そしてこちらがパッケージ裏面。じゃがいもをとにかくプッシュしているので、カレールー自体はオーソドックスなお味かと思いきや、結構なこだわりがうかがえる原材料です。カレーに酸味を与えるりんごやヨーグルト、南国的な甘味を出してくれるマンゴーピューレやココナッツミルクなど、個性的なラインナップ。個人的には、あまり見慣れないしょうがやひよこ豆ペーストなどが気になります。今まで食べてきたカレーのなかでも、一番バラエティ豊かかもしれません。■いざ、実食!お皿に盛りつけるとこのような感じ。遠目からでもわかる、じゃがいもの圧倒的な存在感……。ルーの色味は、スタンダードな茶色です。ですが、じゃがいも以外の具材でそこまで目立つものはありません。“とにかくじゃがいもを楽しむためのカレー”という印象です。そして、こちらが“幻のじゃがいも マチルダ”。スプーンの上にこれだけ乗せても、ルーにはまだまだじゃがいもが。これはまるまる1個分入っているのではないでしょうか?さて、冒頭で「甘みとホクホク感が特徴のマチルダ」とお伝えしましたが、予想をはるかに超えるホクホク感でした。ホクホク感もありますが、肉質がきめ細かいので、咀嚼しているとだんだんなめらかでクリーミーな味わいになってきます。これは新感覚かもしれません。ルーのお味はというと、たくさんの原材料が入っているから個性的な味じゃないかと思っていましたが、意外にも正統派なカレー。じゃがいもの味としっかりとマッチしていて、飽きのこない味わいです。■総評:「マチルダ」の良さを存分に生かしたカレーカレーの味★★★★★辛さ★★★☆☆じゃがいも感★★★★★★じゃがいも感はもう★6つです。気になるお値段は税込み350円!ご当地カレーのなかでは、かなりお安い部類だと思います!幻のじゃがいも「マチルダ」を使った味わい深いカレー。ぜひご賞味あれ!【参考】※ JAめむろ幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー【筆者略歴】J
2018年12月11日ロシア国内で210万人が賛否両論の大熱狂を起こし話題を呼んだ『マチルダ 禁断の恋』。ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世と伝説のバレリーナとの恋とセックスを描いた究極の恋愛映画の予告編がこの度解禁された。■ストーリー1800年台後半のサンクトペテルブルク。ロシア王位継承者であるニコライ2世は、世界的に有名なバレリーナのマチルダを一目見た瞬間恋に落ちる。燃え上がる彼らの恋は、ロシア国内で賛否両論を巻きおこし国を揺るがすほどの一大ロマンスとなる。父の死、王位継承、政略結婚、外国勢力の隆盛…そして滅びゆくロシア帝国と共に2人の情熱的な恋は引き裂かれようとしていた――。■ロシア全土を巻き込んだ話題作、ついに日本でも公開ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世と、マリインスキー・バレエ団の伝説のプリマとして謳われたマチルダ・クシェシンスカヤとの決して許されない恋を描いた本作。ロシア国内では「聖人」として神格化されているニコライ2世の禁断の恋とセックスを描いた話題作だ。作品をめぐり、皇帝の名誉を傷つけるとして賛否両論が飛び交い、上映館の放火を警告するキリスト教過激派組織も登場するほど。美人すぎる元検事として日本でも有名なナタリア・ポクロンスカヤ議員は映画に対し否定的な姿勢を見せ、それを受けたプーチン大統領は「ウチーチェリ監督を尊敬している」と中立の意見を表明した。これほどまでにロシア全土を巻きこみ、センセーショナルな話題作となった本作がついに日本でも公開される。今回解禁となる予告編では冒頭から演技中にコスチュームが脱げてしまうアクシデントに見舞われるマチルダの衝撃的な姿が描かれている。凛とした態度で踊り続ける彼女に観劇していたニコライ2世が瞳を奪われ、本能的に惹かれ合う2人の様子や、正妻との激しいバトルも見どころだ。『マチルダ 禁断の恋』は、12月8日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年09月15日洋服やアクセサリーを選ぶように、花を選ぶシーンがあるお店伊勢丹新宿店本館2階のフラワーショップ「マチルダ(Matilda)」。一年を通じて同じクオリティーの花を届けたいという思いで植物を選んでいるという同ショップの中村仁美さんにフラワーギフトについて聞いた。最初に紹介するのは、黒い筒型のポックスに包まれたブーケ。「伊勢丹にお店をオープンするときに、幅広いお客さまに向けた新しい花提案の方法を考えました。その一つがこのブーケボックスです。ブーケを持って街中を歩くのは、少し気恥ずかしいという男性の声も耳にするので、一見お花が入っていることが分からない黒のボックスでブーケを包みました」と中村さん。香りのいい花をセレクトすると、ボックスを開けた時に花の香りがふわりと広がる。今回は、イエローベースの春らしいブーケに明るい黄色のバラ「カタリナ」、瑞々しいベージュのカーネーションの「テラコッタ」とオオニソガラムなどを組み合わせた。アレンジメントのギフトは、香しいブルジョアという品種のバラを使ったピンクベースのエレガントなイメージ。ガーベラの「トレイシー」、バイモユリ、グリーンの発色がきれいなカーネーション「ニューヨーク」などの花々に、木苺の葉やドラセナ、ゲイラックスなど、エアリーで表情豊かなグリーンを添えている。アレンジメントギフトは、たっぷりとお水を含ませて涼しいところに置くのが長持ちのポイントだそう。フラワーギフトをどう選んでいいのか迷ってしまう時のアドバイスとして「まず、恥ずかしがらずに店員にギフトを渡すシーンや用途、相手の好きな色など教えてくださいね。5月10日の母の日に向けては、マチルダが提案する4つのイメージのアレンジを用意しています。やさしい、元気、シック、かわいいなど、贈り相手のイメージで選んでくださいね」と中村さん。【店舗情報】マチルダ(Matilda)住所:東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店本館2階=ウエストパーク時間:10:30から20:00(伊勢丹新宿店に準ずる)電話:03-3352-1111(伊勢丹代表)
2015年04月23日GMOクラウドは10月7日、クラウド・ホスティングサービスブランド「GMOクラウド」のイメージキャラクターに、「機動戦士ガンダム」の人気キャラクター「マチルダ中尉」を起用したことを発表した。マチルダ中尉は「機動戦士ガンダム」に登場する地球連邦軍を支援する補給部隊の女性指揮官で、ファンの間で高い人気を誇る。同社は、ITビジネスのインフラを提供する「GMOクラウド」を「ビジネスをサポートする補給部隊」と位置づけてPRしていく上で、マチルダ中尉が適任であることからイメージキャラクターに起用したという。同社は今後、マチルダ中尉をいかして「GMOクラウド」のプロモーションを展開するとしており、その第一弾として「30日間全額返金保証制度」を開始している。30日間全額返金保証制度は、サービスに不満があった場合、申し込みから30日以内に解約すれば、初期費用を含むサーバー利用料金が全額返金される。30日間全額返金保証制度の対象サービスは「GMOクラウド レンタルサーバー」、「GMOクラウド 専用サーバー」の2つとなっている。
2013年10月08日待望の初来日を果たした女優のミシェル・ウィリアムズが3月14日(水)、東京・千代田区にある帝国ホテルで記者会見を行い、娘のマチルダちゃんと一緒に貯めたという義援金を「東日本大震災ふくしまこども寄付金」に寄付すると発表した。金額は非公表。「昨年の震災には、私も娘も大変ショックを受け、胸を痛めたの。そんなとき、娘が『日本のために何ができるの?』って聞いてきたから、『ガラス瓶にお小遣いを貯めてみたら』とアイディアを出したの」とミシェル。日本への愛あふれる行動に、会場からは大きな拍手が起こった。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。前日に行われたジャパン・プレミアでは、往年のマリリンを彷彿させる純白の「アレキサンダー・マックイーン」のドレスで登場したミシェルが、この日会見に選んだのは「ヴァレンティノ」の赤いドレスに、「ジュゼッペザノッティ」の靴。昨夜から一転し、キュートさが際立つコーディネートが目を引いた。出演映画はもちろん、テレビやラジオに出演した際の資料にも触れ、自身の“マリリン像”を作り上げたというミシェルは、役作りを通して「マリリンがいかに作品作りに真剣に取り組んでいたか。そしていかに寛容で、デリケートで、深い思いやりと悲しみを抱えていたかを知ることができた」。最も好きなマリリンの出演作は『お熱いのがお好き』(’59)だと言い、「最高の状態だったマリリンが、最高の作品に出演した。そんな作品ね」と語った。マリリン自身も同作でゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しており、不思議な縁を感じさせる。不思議な縁、といえば記者会見が行われた帝国ホテルは1954年にマリリンが初来日した際に宿泊し、記者会見も行った場所で「魔法にかかったような、幸福なめぐり合わせね」とミシェルもご満悦。マリリンが「寝ているときに着るのは、シャネルの5番だけ」という名言を生んだのも実は帝国ホテルでの会見だったが、「寝ているときに着るものは?」と同じ質問をされたミシェルは「それは秘密よ…」とはにかむばかりだった。会見には年下の俳優・早乙女太一と交際中のタレント・西山茉希が花束ゲストとして登場し「自分のことを理解してくれる人と、心を開いて通じ合いたいと思うのが人間。周りにとらわれず、素直な感情で生きる2人は人間的で素敵だと思った」と映画の感想を語っていた。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待
2012年03月14日