マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日)の世界公開を前に、本作の重要なシーンの舞台となった香港で13日、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめとするスタッフ・キャストによる記者会見が行われた。本作は、傲慢な天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てをうしなったスティーヴン・ストレンジが、魔術の力と出会い、壮絶な修行と強大な敵との死闘を経てドクター・ストレンジへと生まれ変わる様を描いた作品。会見には、主人公ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチに加え、ストレンジに神秘の力をみせ、最強の魔術師へと目覚めるきっかけを与えた、ストレンジの師エンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントン、本作のメガホンを握り、マーベル・スタジオ作品の新境地を切り開いたスコット・デリクソン監督、そしてマーベル・スタジオの最高責任者にしてマーベル・シネマティック・ユニバースの立役者、プロデューサーのケヴィン・ファイギが参加した。主演のカンバーバッチは「傲慢で自信にあふれていた男が、事故で全てを失い、絶望のふちから徐々にスーパーヒーローへと再生してゆくという、大変難しい役だったけど、今までで一番楽しい役になりました。ぜひ、観客の皆さんにこの物語をストレンジと一緒に体験してほしいです!」とストレンジを演じたことが、自身のこれまでの役者人生の中で最高の瞬間であったことを告白した。また、「ワイヤでつるされたり、全力で走ったりと、これだけのアクションは初めてでした。肉体的にはかなり大変でした」と、アクションシーンでかなりの部分を自ら演じたことを明かしたカンバーバッチ。よほどこのアクションが堪えたのか、記者から「もし魔術が使えたら何をしたい?」と尋ねられると、「ワイヤ無しで飛べるようになること」とドクター・ストレンジらしいユーモアで答える一面もあった。プロデューサーのケヴィン・ファイギは『ドクター・ストレンジ』の映画化を「実は何年も前から狙っていた」と言い、この映画の重要性をアピール。さらには、ストレンジ役にはどうしてもベネディクト・カンバーバッチを迎えたかったと話し、撮影期間はおろか、作品の公開日までカンバーバッチのスケジュールに合わせたことを明かした。会見のラスト、記者から「この映画はマーベル史上最高?」と質問されると、カンバーバッチは「もちろん100%!」と笑顔で答え、大きな拍手に見送られながら会場を後にした。会見場となったザ・リッツカールトン香港のダイヤモンド・ボール・ルームには、世界中からマスコミが集結。テレビカメラ50台、スチールカメラ30台、記者200人にも上った。(C)2016MARVEL
2016年10月13日マーベル映画『ドクター・ストレンジ』が、2017年1月27日(金)より全国の劇場で公開される。主演は英国俳優ベネディクト・カンバーバッチ、監督はスコット・デリクソンが務める。「アベンジャーズ」シリーズ、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など、各国の映画記録を塗り替え続けるマーベル・スタジオが贈る待望の最新作となる本作。主人公は、天才的な脳外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を失ってしまったストレンジ。完璧だった人生を取り戻そうと様々な治療を試みるが、どんな最先端医療を持ってしても完治する見込みはなく、財産も使い果たしてしまう。全てを失ったストレンジが頼ったのは、どんな傷も治せるという魔術師だった。空間を自在に捻じ曲げたり、高層ビル群を自在に組み替えたり、時空を自在に移動したりと、常識を覆す魔術を取得したストレンジは、強大な敵の登場を前に、悩みながらもヒーローとして目覚めていく。医師としての本質から、“敵ですら傷つけられない”という苦悩に葛藤するドクター・ストレンジ。新しいパワーを身に着けて外科医に戻るのか、それとも、最強の魔術師として世界を守っていくのか。マーベル史上最もミステリアスなヒーローによる、深遠にして魅惑的な冒険が始まる。また映画公開を記念して、本作の前日譚となるマーベル公認のオリジナルストーリー「ドクター・ストレンジ エピソード0」が、11月22日(火)発売の週刊少年マガジンに掲載されることが決定した。ペンを取るのは、マーベルの大ファンだという漫画家の春壱。ドクター・ストレンジが魔術を手に入れる少し前、天才外科医の彼が傲慢な態度で同僚たちを困らせながらも、その“神の手”で数々の患者を治療していく姿が描かれるそうだ。【作品情報】映画『ドクター・ストレンジ』原題:Doctor Strange公開日:2017年1月27日(金)監督:スコット・デリクソン製作:ケヴィン・ファイギ出演:ベネディクト・カンバーバッチ/レイチェル・マクアダムスほか© 2016 Marvel.
2016年07月29日昼は弁護士、夜は盲目のクライムファイターとなるヒーローを描き、好評を博しているNetflixドラマ「マーベル/デアデビル」。米サンディエゴで開催されていた「コミコン・インターナショナル」で、早くも第3シーズンの製作が発表された本ドラマの、ブルーレイ&DVDがリリースされることが決定した。あの『アイアンマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズをはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に連なる世界、“決戦”の後の荒廃したニューヨークのヘルズ・キッチンが舞台となる本作。幼いころに事故で失明したマット・マードックは、残された感覚を鍛え、超人的といえる力を身につけた。昼は盲目の弁護士として、親友と開業した法律事務所で法の下に正義を追求し、夜は覆面の男として法では裁けない裏社会と闘う中で、街を操ろうとする強大な敵と対峙することに…。知的でジェントルな弁護士という昼の顔と、その正体を隠したクライムファイターという夜の顔を持つ盲目の主人公が、正義感と暴力衝動の狭間で孤独と矛盾に苦悩しながら、ヒーロー“デアデビル”となっていく姿を描いたリアル・アクション。葛藤を抱えながら闘う主人公デアデビル/マット・マードックを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』でホーキング夫婦と関わるジョナサンを好演したチャーリー・コックス。悪役フィスクには、『ジュラシック・ワールド』『ジャッジ 裁かれる判事』のヴィンセント・ドノフリオ、謎めいた師匠には『ボーン・アルティメイタム』などで知られる名脇役スコット・グレン、デアデビル/マットと関わる女性たちには、「トゥルーブラッド」のデボラ・アン・ウォールと『7つの贈り物』のロザリオ・ドーソンなど、人間味あふれる悪役や個性あふれるキャラクターが登場。全米批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家から98%の支持、視聴者からも96%の支持という驚異の数字を記録。日本国内での一般向け上映会でも90%以上が良いと評価、「ストーリーに引き込まれる!」「続きが気になる…!」といった意見も多く、マーベル・ファンはもちろん、マーベル作品を初めて見る人にも見どころが満載となっている。さらに、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の世界的大ヒットも記憶に新しく、『ドクター・ストレンジ』『スパイダーマン:ホームカミング』などを控えるマーベル・スタジオが放つ“TVドラマシリーズ”として、このデアデビルをはじめ、ジェシカ・ジョーンズなどヒーローが総登場する「ザ・ディフェンダーズ/The Defenders」(原題)も発表されており、映画とはまたひと味違う、ヒーローの存在を知ることができそうだ。「マーベル/デアデビル」シーズン1は11月2日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日ナノ・ユニバース(nano・universe)からユニフォーム・エクスペリメント(uniform experiment)とジービースキンズ(GB SKINS)のコラボレーションアイテムが登場。2016年7月30日(土)からナノ・ユニバース直営店にて販売される。様々なカルチャーを独自のグラフィカルな表現で提案するユニフォーム・エクスペリメント。本アイテムでは、ブランドの代表的なモチーフの1つである「カラー チャート」を用いたロゴがベースになっている。素材には、肌にスムーズになじむ軽やかなループバックコットンのUEオリジナルボディを採用。身体がコットン生地に包み込まれているような着心地の良さが魅力だ。また、色はホワイトとグレーの二色で展開される。■ジービースキンズ:スタイリスト馬場圭介によるファッションブランド。UKテイストを軸に、タフで男らしいスタイルを展開している。【商品概要】カラーチャート ボックスロゴプローバーパーカ発売日:2016年7月30日(土)販売店舗:ナノ・ユニバース 札幌、東京、新宿、ライブラリー新宿、横浜、名古屋、難波、大阪、広島、福岡価格:23,000円+税サイズ:1、2、3、4カラー:ホワイト、グレー 【問い合わせ先】ナノ・ユニバース カスタマーサービスTEL:0800-800-9921
2016年07月26日ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めるマーベル・スタジオの新作映画『ドクター・ストレンジ』が来年1月27日(金)に公開されることが決定し、映像が公開になった。魔術を駆使して戦うドクター・ストレンジが主人公の超大作で、観客の常識を覆す摩訶不思議な映像世界が描かれる。『ドクター・ストレンジ』/新映像本作でカンバーバッチが演じる主人公は、天才的な脳外科医だった。彼はすべてが完璧で、時に人を見下すような態度すらとるプライドの高い男だったが、不慮の事故に遭い、医師としての能力、信用、財産のすべてを失ってしまう。このほど公開になった映像は、すべてを失った主人公が“どんな傷でも治癒できる魔術師”に会いに行く場面から始まる。人間の常識を覆し、いま見えているものが“すべて”ではないと知った主人公は、医学を学んだのと同じように、魔術を学び、実践し、“ドクター・ストレンジ”として成長していく。これまでのマーベル作品同様、本作の主人公も驚異的な力を持ちながら、欠点があり、失敗を重ねながら自ら進むべき道を見出していく“人間らしい”ヒーローだ。さらに映像では彼の前に立ちはだかる強大な敵とのバトルも登場。魔術を駆使したバトルでは現実の世界が人間の想像を超えるレベルで変化し、天地が転倒する。しかし、医師であるドクター・ストレンジは敵を傷つけることができないため、アイアンマンやキャプテン・アメリカとはまったく違った種類の戦いを繰り広げることになる。本作にはカンバーバッチだけでなく、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォーら演技派俳優が集結。このほど公開になった映像では彼らの重厚な演技を捉えた映像や、緊張感高まる場面をフッとやわらげるユーモアあふれるシーンも収録されている。映像は、これまでのマーベル作品よりも謎に満ち、アッと驚かされるシーンの連続で、完成した映画はどんな内容になるのか? ドクター・ストレンジがアベンジャーズのメンバーに合流することはあるのか? など想像がふくらむ内容になっている。『ドクター・ストレンジ』1月27日(金) 全国ロードショー
2016年07月26日ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めるマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』の公開日が2017年1月27日に決定し、特報とポスタービジュアルが26日、公開された。カンバーバッチ演じる本作の主人公は、天才的な脳外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれたストレンジ。彼は両手を治して天才外科医として完璧だった人生を取り戻そうとさまざまな治療を試みるが、どんな最先端医療を持ってしても完治する見込みはなく、財産も使い果たしてしまう。また、天才外科医として名をはせた華麗な経歴から、職を失い堕落しても上から目線は治ることはなく、周囲の人々からも見放されてしまう。公開された特報の前半では、ストレンジが突然の事故に遭い、堕落する姿が一気に映しだされる。全てを失ったストレンジはどんな傷も治せるという魔術師を頼り、魔術を必死に学ぶ。そして、空間を自在にねじ曲げたり、壊れた街を再生したり、常識を覆す大迫力の映像となっている。魔術を取得したストレンジは、強大な敵の登場と兄弟子的な存在であるモルドーの「(世界を救えるのは)お前しかいない」という言葉に、「私には不可能だ」と悩みながらもヒーローとして目覚めていく。しかし、医師である彼は、敵ですら傷つけられないことに苦悩することになる。この映像は、アメリカ・サンディエゴで開催された世界最大級のポップカルチャーの祭典コミコン・インターナショナルにてお披露目。会場には、カンバーバッチと監督のスコット・デリクソンも登場し、映像化が不可能ともいわれていたミステリアスな本作について語った。カンバーバッチは「(今までの映画とは)スケールが全く違うよ。今までに演じてきた(アイコン的な)キャラクターとも全く違う。ストレンジは自分が社会的にも人間的にも上の方に居ると思っていて、それに自信を持っている。でも、事故で全てを失った時、自分には何もない事に気がつくというストーリーなんだ」と説明。「僕はこんなにも大勢のファンの前に立ったことはないと思う。しかも彼らは『1日中並んでいた』って聞いて、本当にすごいと思ったし、彼らと一緒にこの特報を初めてみたんだけど、少しでも喜んでもらえたらいいなと思っているよ」と語った。監督は「コミックスの『ドクター・ストレンジ』はストーリーもビジュアルも全く新しい世界を体験させてくれた。素晴らしいクリエイティビティだった」とコミックスをたたえ、「ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン…こんな素晴らしいキャストに恵まれるなんて、僕は前世でいったいどんな良い事をしたのかわからないよ!」と本作のキャストに感激を示した。(C) 2016 Marvel.
2016年07月26日ブリー・ラーソンが『キャプテン・マーベル』に主演することが発表された。ラーソンとマーベルの間で交渉がなされていることは、先月にも報道されていたが、ついに正式に決まったようだ。その他の情報キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバーズは、マーベルで最も愛されている女性のスーパーヒーロー。脚本は現在、ニコール・パールマンと『インサイド・ヘッド』のメグ・レフォーヴが執筆している。監督は決まっていない。北米公開は2019年3月。ラーソンは『ルーム』で今年のオスカー主演女優賞を受賞した。次回作は来年3月北米公開予定の『コング・スカル・アイランド(原題)』。共演はトム・ヒデルストン、サミュエル・L・ジャクソンら。現在は『ザ・グラス・キャッスル(原題)』を撮影している。共演はナオミ・ワッツ、ウディ・ハレルソンら。文:猿渡由紀
2016年07月25日ナンバーナイン(NUMBER (N)INE)とナノ・ユニバース(nano・universe)がコラボレーションをしたヴィンテージリメイクTシャツが登場。2016年7月16日(土)に発売される。Tシャツは、原宿の古着ショップ「ヴィンテージキング(VINTAGE KING)」をバックボーンに持つナンバーナインのディレクターが厳選し、ブランドロゴをフロントボディにプリント。ブラックをベースにフェイスプリントをあしらった、ライブTを彷彿させるものなど、様々なデザインが揃う。全てユーズド商品をベースとしている為、1点モノの唯一無二の特別アイテムとなる。【詳細】ナンバーナイン×ナノ・ユニバース発売日:2016年7月16日(土)価格:6,800円(税込) 販売店舗:ナノ・ユニバース東京、ライブラリー新宿、札幌、グランドフロアー名古屋パルコ、グランフロント大阪※1人5点までの購入。 【問い合わせ先】ナノ・ユニバース カスタマーサービスTEL:0800-800-9921
2016年07月14日セイコー(SEIKO)から、ナノ・ユニバース(nano・universe)とのコラボレーションウォッチ第2弾が登場。2016年7月22日(金)から数量限定で発売される予定だ。展開するコレクションでは、パイロットウオッチの無駄をそぎ落としたシンプルなデザインに、ナノ・ユニバースならではの感性でミリタリーテイストを加えて現代的にアレンジした。マットブラックのカラーリングやナイロンバンドでトレンド要素を盛りこみ、コーディネートしやすいデザインに仕上げた。さらにバックは、スモーク仕様のシースルーになっていて、Made in Japanの自社製メカニカルムーブメントの動きも楽しめる。 今回発売するのは5種類。アラビア数字を用いたクラシカルなものや、ダークカラーのカモフラージュ柄を配したもの、ローマ数字とアラビア文字を組み合わせ、黒統一したコレクション性の高いものまで様々なモデルを展開。なかでもナノ・ユニバースでのみ購入できるエクスクルーシブモデル「SCVE043」は、カモフラージュ柄やナイロンバンドといった、ナノ・ユニバースらしいカジュアルながら洗練された一本だ。【商品詳細】SEIKO×nano universe 限定モデル 第2弾発売時期:2016年7月22日(金)予定■アイテム・SCVE035 33,000円+税 数量限定500本・SCVE039 28,000円+税 数量限定500本・SCVE037 33,000円+税 数量限定500本・SCVE041 28,000円+税 数量限定500本・SCVE043 28,000円+税 数量限定300本【問い合わせ先】■SCVE035,037,039,041に関してセイコーウオッチ お客様相談室TEL:0120-061-012■SCVE043に関してナノ・ユニバース カスマーサービスTEL:0800-800-9921
2016年07月01日女性を主人公にしたマーベルのスーパーヒーロー映画『キャプテン・マーベル』の主人公キャロル・ダンバースを、ブリー・ラーソンが演じることになりそうな気配だ。その他の情報エミリー・ブラント、オリヴィア・ワイルドらも候補に名を連ねるが、ラーソンが最有力らしい。ダンバースのキャラクターが初めてコミックにお目見えしたのは1968年。1977年には、『ミス・マーベル』の名で、彼女が主人公のコミックがスタートした。正式に『キャプテン・マーベル』という名前になったのは、2012年。映画は2019年3月の北米公開が予定されている。監督は決まっていない。新しいスパイダーマンが『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したように、キャプテン・マーベルも、まず『アベンジャーズ3』か『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』に登場することになりそうだ。ラーソンは『ルーム』で今年のオスカー主演女優賞を受賞。次回作は来年3月北米公開予定の『Kong: Skull Island』。文:猿渡由紀
2016年06月03日マーベルの人気キャラクターを二分する禁断の戦いを描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に新生スパイダーマンが登場することが発表され、全世界のファンの注目を集めている。予告編ではわずかしか登場しないスパイダーマンが劇中でどれほど活躍するのかは不明だが、実は製作前には「そもそもこの映画にスパイダーマンを登場させるべきか?」を巡ってスタッフの意見が分かれ、一時期、マーベル社内は“シビル・ウォー”状態になっていたという。その他の写真本作は、未曾有の危機を何度も救うも、その度に甚大な被害をもららせてしまったアベンジャーズを国際的な組織の管理下に置くプランが出たことから、メンバーの意見が対立。さらに世界的なテロリストの処遇も絡み、キャプテン・アメリカとアイアンマンが対立せざるをえない状況になってしまう。本作は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のアンソニー&ジョー・ルッソが監督を務めているが「僕らにとってスパイダーマンの登場は欠かせないことだった。これまでに作り上げたマーベルのストーリーを壊したいと思っていたからね。でもその展開にマーベル社内ではとても不評で、まさにマーベル内が真っ二つに分かれてシビル・ウォー状態になった」と振り返る。スパイダーマンは登場すべきか? しないべきか? この戦いを終結させたのは、マーベル映画のすべてを統括するケヴィン・ファイギだった。「僕らの考えを唯一支持してくれたのはケヴィン・ファイギだった。彼が僕らを支えてくれて本当に感謝しているよ。本作では普段のマーベル映画よりもシリアスな展開で描かれるから、そのためにもスパイダーマンが必要だった」最終的に、スパイダーマンはアイアンマンのチームに加わることになり、トム・ホランドがスパイダーマン=ピーター・パーカー役に決定したが、どのような経緯でチームに加わるのか? どんな活躍を見せるのか? スパイダーマンが“シリアスな展開”をどのように和ませてくれるのかはいまだに明らかになっていない。ちなみに監督によると「それぞれのチームに参加するのに強い動機があるキャラクターとないキャラクターがいる。だから強い動機がないヒーローが途中で寝返る可能性はあるかもしれない」そうで、映画は最後の最後まで油断できない展開になりそうだ。なお、日本語版ではキャプテン・アメリカを中村悠一が、アイアンマンを藤原啓治が演じ、『カードファイト!! ヴァンガードG』の綺場シオン役や『デジモンアドベンチャーtri.』の高石タケル役などを務めてきた榎木淳弥がスパイダーマンの声を演じる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月22日「ナノ・ユニバース(nano・universe)」が、2016年3月25日(金)より公開の新作映画「BATMAN vs SUPERMAN ジャスティスの誕生」とのコラボレーションバッグを限定発売。公開に先駆けて予約会を開催中。2大ヒーローのロゴをミックスしたポップなデザインのショルダー紐付きトートバッグとクラッチバッグの2モデルで各モデル2つのバリエーションで登場。(左)BTM vs SPM /NU別注ロゴトートバッグ3,800円(税込)(右)BTM vs SPM /NU別注イラストトート3,800円(税込)(左)BTM vs SPM /NU別注ロゴクラッチ2,800円(税込)(右)BTM vs SPM /NU別注イラストクラッチ2,800円(税込)さらに、先着で限定オリジナルショッパーも付いてくる。コラボレーション 詳細取扱い店舗nano・universe東京nano・universe Library 新宿nano・universe 難波nano・universe The 1st.Floor ラゾーナ川崎nano・universe The 1st.Floor 豊洲NANO・UNIVERSE FRAMMENTO CUORE 立川立飛NANO・UNIVERSE FRAMMENTO CUORE mozoワンダーシティNANO・UNIVERSE FRAMMENTO CUORE EXPOCITY※店舗納期:4月上旬▼「BATMAN vs SUPERMAN」× nano・universeコラボアイテム販売サイト商品に関する問い合わせ先▼ナノ・ユニバース カスタマーサービスTEL:0120-70-5088(11:00~18:00)
2016年03月24日NXPセミコンダクターズ(NXP)は3月3日、低消費電力な汎用MCUの次世代ファミリ「LPC5411x」を発表した。LPC5411xは、LPC54000シリーズに新たに追加されたもので、電力効率の向上、各種シリアルペリフェラルの搭載、柔軟性の高い実行モード、CPU停止時の自律的動作、音声認識DSPハードウェアなどが特徴。低消費電力と常時オンプロセッシングを要求するコンシューマ機器や産業機器をターゲットとしている。具体的な用途としては、ゲーム機、USBアクセサリ、ヘルスケア・デバイス、患者モニタリング、IoT、ビル・オートメーションなど。同ファミリは、ARM Cortex-M4を採用しており、アクティブ動作モード電流は80μA/MHz。また、デュアルコアオプションによる消費電力の切り替えモードを備えており、処理負荷の低いタスクの実行にあたっては消費電力低減のためCortex-M4をシャットダウンし、代わりにCortex-M0+を使用できるため、動作モード電流を60μA/MHzにまで低減することが可能。また、最大256kBのフラッシュメモリと192kBのSRAMを備えており、さらに組み込み機能として、クリスタルレスフルスピードUSB、12チャネルの5MSPS 12ビットADC、CRCエンジン、8チャネルのシリアル通信ブロック、2チャネルのI2S、Cortex-M0+用シングルサイクル乗算器を搭載している。現在、数量限定でサンプル出荷中で、LQFP品は2016年5月に量産開始予定。
2016年03月03日『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品として、ライアン・レイノルズがマーベル史上最も規格外で無責任なヒーローを演じる『デッドプール』。このほど、全米で並み居る人気作を抑えて興行ランキングV2を達成した本作の日本公開日が、6月3日(金)に決定!併せて、ヒーローとは思えない“おふざけ感”満載で、微妙に“イラつく”ティザーポスターが解禁となった。突然、末期がんを宣告された元特殊部隊員の傭兵ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)。彼は、悲惨な人体実験の被験者となったために、驚異的な治癒能力を手に入れる。自らをデッドプールと名乗るようになった彼は、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。本作は、世界のためでも、人類のためでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上、最も無責任で自己中心的なアンチヒーローが主人公。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』にも登場したデッドプールが、いかにして不死の体となり、超絶な戦闘能力を持つに至ったかを描く誕生のストーリーとなっている。全米の初週週末興行成績は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(’05)の持つ記録を越えて20世紀FOX映画史上最高のオープニング成績となり、全世界でもロケットスタート!しかも、R指定作品としても『テッド』や『キングスマン』のオープニング成績も飛び越え歴代1位。2週目も興行成績250,285,148ドル(Boxofficemojo調べ)を記録し、V2を達成している。そんな本作からこのたび解禁となったのは、ジョーク大好きなデッドプールのキャラクターの魅力があふれる日本版ポスター。「呼んだ?」と振り返る彼は、おなじみ赤いスーツ姿で腰には銃、背中には日本刀。しかし、そのポージングは、なぜかヒーローらしからぬお茶目さ。背負っているのは、中にどんな危ないモノが詰まっているのか、ピンクラインに水玉模様の可愛らしいリュック。「クソ無責任ヒーローですけど、何か?」というキャッチフレーズも光っている。また、その裏面には、セーター姿でほっこりするデッドプールの姿が。赤いマスクをかぶった彼の、唯一の感情表現ともいえるその目は笑顔を感じさせているが、「一応ヒーローやってます」という投げやりなコピーも相まって、何となくイラッとするのは気のせい…?さらに現在、デットプールこと“俺ちゃん”宛のファンレターを募集中で、「そもそも俺のこと知らない?そんな困ったちゃんはHPをチェック!」とのふざけたメッセージも描かれている。高い戦闘力とダーク・ユーモアを交えつつ、軽口を叩きながら次々と敵を倒していくデッドプール。誰もが思い描く“ヒーロー像”を破壊するアンチヒーローに、引き続き注目していて。『デッドプール』は6月3日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日映像解禁とともに、早くも大きな話題を呼んでいるマーベル・スタジオの最新映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)。マーベル作品といえば、アイアンマンやキャプテン・アメリカといった男性陣はもちろんのこと、スカーレット・ヨハンソン扮するブラック・ウィドウやエリザベス・オルセン扮する“アベンジャーズ”新加入のスカーレット・ウィッチという、強くて美しい“戦う女性キャラクター”も高い人気を誇っている。その勢いは映画だけに留まらず、マーベル発のTVドラマにおいても全開。いまチェックすべき、TVドラマの最新女性キャラクターに迫った。まず、映画『アベンジャーズ』のスピンオフ・ドラマとして登場し、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』や『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などとも内容がリンクするドラマ「エージェント・オブ・シールド」。『アベンジャーズ』でロキに襲われたはずのコールソン捜査官(クラーク・グレッグ)が実は生きており、主人公となる本作には、ブラック・ウィドウもびっくりな“武闘派姐さん”が登場する。国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)でコールソンのもとに集められた精鋭チームの、無口で謎の多いアジアン・ビューティ、メリンダ・メイ(ミン=ナ・ウェン)。彼女は戦闘と操縦のエキスパートとして活躍しながら、卓越したスキルでシールドのピンチを救ってくれる“頼れる姐さん”的エージェント。本作シーズン1でレギュラーメンバーとして活躍した彼女は、隣の元・天才ハッカー、スカイ(クロエ・ベネット)とともにもちろんシーズン2にも続投。ますますパワーアップしたメリンダから目が離せない。シーズン2からは、さらに新キャラとしてバーバラ・モース(エイドリアンヌ・パリッキ)が登場。戦闘とスパイ活動に優れた謎のブロンド美女エージェントだ。2本のバトンを華麗に操り、瞬く間に敵をなぎ倒す姿は「カッコイイ」のひと言!特に彼女の正体が明らかになるシーンは、驚きと迫力に満ちた名場面となるので必見だ。また、あのキャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)がヒロインとなるのが、「エージェント・カーター」だ。本作は「エージェント・オブ・シールド」に続くスピンオフ・ドラマの第2弾で、キャプテンと時代を超えて離ればなれになってしまった後も、もともと凄腕エージェントである彼女は、持ち前の勇気と男子顔負けの戦闘術でミッションに挑んでいく。ペギーが所属するのは、第2次大戦後の戦略科学予備軍(S.S.R.)。ミッションを託すのは、アイアンマンことトニー・スタークの父ハワード・スターク(ドミニク・クーパー)で、後にトニーがつくる人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)のモデルとなったといわれるスターク氏の執事エドウィン・ジャービス(ジェームズ・ダーシー)が、彼女の協力者となる。『アントマン』など映画やドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場してきたペギーが、ついに主役として活躍する姿は必見だ。これらのドラマは、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれる壮大なプロジェクトのもと、同じ世界・時系列を共有しているため、ほかのマーベル映画の登場人物やエピソードが登場する。こうしたクロスオーバーの楽しみは、数多くのキャラクターを抱えるMCUならでは。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』やベネディクト・カンバーバッチ主演の『Doctor Strange』(原題/12月10日公開予定)など、今後の新作公開に向け、戦う女性キャラたちが勢ぞろいするドラマも予習しておいては?「エージェント・オブ・シールドシーズン2」ブルーレイ&DVDは発売中、デジタル配信中。「エージェント・カーター」ブルーレイ&DVDは2月17日(水)よりリリース、1月20日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオが贈る映画史上“最小”にして“最大”のアクション・エンターテイメント『アントマン』が早くもMovieNEXで登場。12月23日(水・祝)より先行デジタル配信、2016年1月20日(水)よりリリースされることが決定し、人間味あふれるヒーローが多くの共感を呼んだ本作の見どころがギュッと詰まった新予告編が解禁となった。アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、数々の人気キャラクターを生み出してきたマーベル・スタジオ。そんな中、今年新たに登場したのが、特殊なスーツによって身長わずか1.5cmに変身して戦うヒーロー、アントマンだ。そのユニークな設定や世界観だけでなく、「仕事も家庭も失った崖っぷち男」を主人公にした、これまでのマーベル映画にないヒーロー像が話題を呼び、特に「娘のために戦いにヒーローを目指す父親」としての彼の姿は幅広い層の心をとらえた。劇場公開時は、ふだんマーベルやアクション映画を見ない女性層や家族連れでもにぎわいを見せ、10億超えの大ヒットに。そんな異色のヒーロー、アントマンは、マーベル・スタジオのヒーローたちが数々登場する前代未聞の映像プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」においても、欠かせない重要人物の1人となった。本作では、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』以来、“キャップ”のパートナーにしてアベンジャーズの一員でもあるファルコンと予期せぬ形で対決。“最小にして最強”の戦闘術でファルコンを翻弄し、本編のラストでは、アントマンをアベンジャーズにスカウトしたがっている様子が描かれていた。さらにこれだけに留まらず、アントマンは、アイアンマンとキャプテン・アメリカが対峙するとうわさのマーベルの次回作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年4月公開)にも登場!天才発明家から人智を超えた神まで、個性豊かすぎるアベンジャーズの面々の中で、スーツを脱いだら普通の中年男・アントマンは果たして活躍できるのか?だが、“万が一”彼らと拳を交えるようなことがあったら、1.5cmサイズに変身できるアントマンこそ、実は無敵なのか!?今後もMCUのキーパーソンとして、さらなる活躍が見込まれるアントマン。このたび本作のMovieNEX発売とデジタル配信決定にあたって作られた新たな予告編では、「アイアンマン・スーツを超える」といわれる身長1.5cmのスピーディーかつ遊び心に満ちた新感覚アクションはもちろん、父と娘の心温まる絆、個性豊かな仲間たちのコミカルなやりとりなど、本作の魅力がギュッと凝縮されているから、ぜひチェックしてみて。『アントマンMovie NEX』は2016年1月20日(水)よりリリース、12月23日(水)よりデジタル先行配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年11月13日『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』を生み出したマーベル史上最も過激(やりすぎ)なヒーローとして、絶大な人気を誇る“デッドプール”。2016年2月12日に全米で封切られる彼の主演作『デッドプール』の、暴力全開、ジョーク満載、常識を覆す超過激な予告編が日本初解禁となった。デッドプールは、『X-MEN』のウルヴァリンと同じく、ウェポンX計画によって、驚異的な治癒能力と不死の体を手に入れ、口が達者で常にジョークを飛ばし、お金次第で敵にも味方にもなるアンチヒーロー。原作コミックスでは、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して読者に語り掛けてくる破天荒過ぎるキャラクターだ。今回解禁となった映像は、原作コミックスのテイストそのままに、劇中の過激な性描写や暴力シーンもカットなしの、まさかの「Red Band版」予告。先月、米サンディエゴで開催された映画の祭典“コミコン・インターナショナル”で初お披露目され、6,000名のファンがスタンディオベーションを送り、アンコールまで起こる異例の盛り上がりを見せ、海外の公式YouTube上に公開されるや否や、24時間で再生回数300万回を突破し、話題となった。癌に侵され死を宣告されたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)が、愛する者との未来の為、生死を懸けて人体改造実験に挑むシーンから物語はスタートする。しかし、通常のヒーロー映画とは異なり、手術に向かう際には「コスチュームを緑にするなよ!」とライアン自身が演じたDCコミックの『グリーン・ランタン』を皮肉ったりと、いきなりやりたい放題。そしてスーパーヒーロー“デッドプール”誕生かと思いきや、彼自身が大いなる犠牲を払うことになる…。超絶クールな、スピード感溢れるアクロバティックなガン&ソードアクション、SEXシーンや頭を撃ち抜かれ血が飛び散る過激な描写、マーベル・コミックスのキャラクターたちの登場など、まさにファン垂涎の予告編となっている。また、米国の公式ツイッターでデッドプールが1970年代にバート・レイノルズが発表し、セックスシンボルとして一世を風靡したヌードと同じポーズを決める画像を公開してファンを爆笑の渦に巻き込み、その破天荒ぶりが話題となった。過激な予告編と併せ、その注目度の高さは、2016年NO.1と言っても過言ではない。いままでのヒーロー映画に飽きてしまったひとでも、常識を覆すデッドプールから目が離せなくなること必至の本作。今後の情報を楽しみに待ちたい。『デッドプール』は、2016年日本公開予定。(cinemacafe.net)
2015年08月25日スパイダーマン、Xメン、アベンジャーズら数々の人気ヒーローを誕生させてきたマーベル史上、最も過激なヒーローが大暴れする映画『デッドプール』のアブな過ぎる予告編映像が公開になった。『デッドプール』予告編映像本作の主人公ウェイドは、ガンに侵され死を宣告されていたが、『Xメン』シリーズのウルヴァリンと同じく人体実験“ウェポンX計画”によって驚異的な治癒能力をもつ不死の身体を得て、“デッドプール”として生まれ変わる。マーベルには個性的なキャラクターが多いが、その中で最も過激で、ワルくて、フザけていて、容赦がないのがデッドプールだ。このほど公開された映像でも『グリーン・ランタン』で主演を務めたライアン・レイノルズが主人公を演じ、人体実験の前にストレッチに乗せられた状態で「コスチュームを緑にするなよ!」と宣言する。やがて真っ赤なコスチュームに身を包んだデッドプールは、DMXの『X Gon Give It To Ya』のビートに乗せて、敵をブッタ斬り、銃を撃ちまくり、次々に獲物をしとめていく。その間もデッドプールは常にフザけまくっており、彼が次に何をするのかまったく予想できないのが最大の特徴だ。コミックの世界ではデッドプールが他のマーベルヒーローを殺しまくるエピソードもあるなど、デッドプールには“制限”も“お約束”も“常識”も存在しない。何をやらかすのかまったく予想がつかない最強で最悪で最高のヒーロー“デッドプール”がスクリーンでどんなムチャをするのか楽しみだ。本作は、2016年に日本で公開される予定。『デッドプール』2016年 公開予定
2015年08月25日米国半導体市場調査会社IC Insightsが8月19日(米国時間)公表した「IC産業レポート年央改訂版」によると、マイコン(MCU)は、数量的には今後とも大きく伸びるが、前例のない価格下落により、売上高の増加には余りつながらないようだ。スマートカード、組み込みセンサ、IoTへの応用などが、低価格32ビットMCUの数量の伸びをけん引している。この結果、MCUは2015年に数量ベースで前年比33%増加し254億個に達する見込みである。金額ベースでは、2014年159億ドル、2015年166憶ドルといずれも新記録を達成しているが、いずれも前年比4%の伸びに留まっている。数量ベースでは2桁増を続けているにもかかわらず、金額ベースでは微増にすぎない。図1に示すように、MPUの平均販売価格(Average Sales Price:ASP)は、2014年は前年比12%減の0.83ドルだったが、2015年には21%低下して0.65ドルへと落下が継続すると予想される。IC Insightsは、2016年には数量ベースで25%成長し316億個、金額ベースで7%成長し177憶ドル、平均販売単価は14%の低下を予測している。MCUの販売数量の増加は2014年から始まったが、これは、おもに、電子バンキングやクレジットカード決済、運賃精算カード、政府系ID(例えば、電子パスポート)、医療記録や警備などに使われるスマートカード向けに低コストMCUの出荷を急上昇しているためである。 ICカードマイコンの出荷台数は、2014年に26%増加したが、今年は41%と驚異的な成長をとげ129億個に達し、来年は さらに25%成長し161億個に達するとみている、米国のクレジットカード会社、銀行、小売業、政府機関、およびその他の産業分野が2019年に向けて広く、安全な「チップカード」技術を採用し始めるためにMCUが大きく伸びるとみている。すでにヨーロッパや他の国々では1990年代から実施されてきたことである。米国では、個人情報の盗難が多発しており、この対策が迫られている。IC InsightsはIoT関連MCUの販売は2015年に金額ベースで16%成長し4.05億ドル、数量ベースでは40%成長し4.31億個に達すると予測している。IoT向けのマイコンの平均販売価格は0.94ドルと、マイコン全体の平均販売価格よりも4~5割高い。
2015年08月21日9月に公開になるマーベルの新作『アントマン』の本編映像が公開になった。本作の主人公スコットは、体長がわずか1.5センチになる特殊スーツを着て、勤勉で愛らしいアリたちを仲間に悪に立ち向かう!『アントマン』本編映像本作の主人公スコット・ラングは、仕事もうまくいかず、養育費を払えないせいで、愛する娘に会うことすらできない冴えない男で、ある日、盗みに入った家で、自分の身体をわずか1.5センチにすることができる奇妙なスーツに出会う。このスーツはボタンひとつで自身の身体を縮小することが可能で、身体は小さくなるがパワーは逆に大きくなることがポイントだ。さらにこのスーツを着たスコットは映画のタイトル通り、アント=アリと心を通わせて仲間にする。アリたちはみんな勤勉で、仲間で力を合わせて事態にあたる熱いヤツらで、それぞれに性格もあって、少し可愛いらしいところもある最強の仲間だ。このほど公開された映像では、ある理由で留置場に入れられてしまったスコットを救出するべく、アリたちが特殊スーツをもって出動。スコットが必死になって着替えている間、アリたちが、刑事がやってくるまでのタイムリミットをアッと驚く方法でスコットに伝える場面は思わずニヤリとしてしまう。映像を観るとわかる通り、アントマンは鉄格子をすり抜け、刑事に気づかれることなく足の間を通り抜ける。床に転がったヤクルトの容器と比較すると、その小ささがわかるだろう。劇中でアントマンはこの“小ささ”を生かして敵の組織に侵入し、圧倒的なパワーで敵を倒し、仲間のアリたちと協力して難局に立ち向かう。『アントマン』9月19日(土) ロードショー
2015年08月13日『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』を生み出したマーベル新作『ファンタスティック・フォー』(10月9日公開)の日本オリジナル予告と劇場ポスターが24日、公開された。“ファンタスティック・フォー”は、マーベルが創り上げた世界初のヒーロー・ユニット。”X-MEN”や”アベンジャーズ”結成より前の1961年、スタン・リーとジャック・カービーによって生み出されて以来、原作コミックの売上数は1億5,000万冊以上にものぼり、その歴史は50年を超えるマーベル最長寿コミックだ。本作は、原作者スタン・リー公認のアクション大作として注目を集めている。公開された映像は天才少年だったリード・リチャーズが人類史を覆す大発見を学校で発表し、友人の前で披露するシーンから始まる。そこから場面は一転。大人になったリードらが映され、「未知への挑戦は予期せぬ犠牲を生む」というナレーションの通り、4人の若者は不慮の事故で「変化(パワー)」を取得。発明オタクのリードはゴムのように伸縮自在の強靭な体を、シャイな女性科学者スー・ストームは透明化する体を、暴走気味なスーの弟ジョニー・ストームは瞬時に灼熱の炎へ変化させ空を飛べる体を、タフで孤独なベン・グリムは怪力と鋼鉄のように頑丈な岩の体を手に入れる。4人は能力に戸惑い、悩み、やがて自らの使命を受け止め、Mr.ファンタスティック、インビジブル・ウーマン、ヒューマン・トーチ、ザ・シングとしてチームを結成。”ファンタスティック・フォー”として成長を遂げ、異次元からの脅威に襲われた地球の危機に立ち向かう。特報では、4人がそれぞれの特殊能力を駆使して繰り広げる大迫力のバトルシーンも映されている。本年度アカデミー賞で5部門ノミネートを果たした『セッション』で注目を集めているリード役のマイルズ・テイラーは、「数年前、『僕もいつかスーパーヒーロー映画に出演することにもなるだろうね』と半分冗談で言ったこともあったんだ」と笑い、「『X-MEN』はコミックシリーズものをよみがえらせることにおいて大きな役割を果たし、キャラクターたちの起源が描かれた。僕たちもこの作品でも、キャラクターの起源を伝える物語をつくろうという意気込みで挑んだ」と熱い思いを語る。スー役のケイト・マーラは「このような誇れる作品に関われることは本当に特別なことだと思う」と喜びを語り、ジョニー役のマイケル・B・ジョーダンは「これまでのイメージとは全く違う"ファンタスティック・フォー"だよ! それぞれが成長を遂げ、なじみのあるキャラクターになるまでの姿が描かれているんだ」とアピール。ベン役のジェイミー・ベルも「より現実的で、どこにでもいるような普通の若者たちが登場する。オリジナリティあふれる作品となっているよ」と自信を見せている。(C)2015 MARVEL & Subs. (C)2015 Twentieth Century Fox
2015年07月24日マーベルの最新作であり、わずか1.5cmという、映画史上“最小”のスーパーヒーローを描く『アントマン』。この度、日本語版豪華吹き替えキャストに女優・内田有紀とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一が抜擢されたことが明らかになった。仕事も人間関係も空回りばかりの、スコット・ラング(ポール・ラッド)は、仕事をクビになり、別れた妻と暮らす最愛の娘の良き父親でありたいと願うのに、養育費を払えず、娘と会うことすら禁じられてしまう。そんな絶体絶命の彼が、謎の男ハンク・ピムは(マイケル・ダグラス)からオファーされた唯一の“仕事”…それは、体長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった――。今回日本語版吹き替えを務めることになった内田さんはアントマンを厳しく指導し、一緒に戦う強さと美しさを兼ね備えた女性・ホープ役。そして、仕事も家庭も失った主人公スコットを支える友人で、楽観的で情熱的な“いいやつ”ルイス役に小杉さんが抜擢。また主人公のアントマンを声優の木内秀信さんが演じことも決定している。アフレコ初挑戦という内田さんは「アフレコのお仕事には以前から憧れていたので、すごくうれしいです!何度も練習しました。次第に彼女の呼吸と合うようになると、とても楽しくなってきました。自分の顔や体を使って表現できない分、普段の演技と、声だけのアフレコの演技は全然違いました」とアフレコの難しさを痛感しながらも楽しんだ様子。小杉さんも「実写映画のアフレコは初めてです。アニメのゲスト声優はやったことがありましたが、チョイ役でしたし、叫ぶだけでセリフもなかった。この仕事の依頼を頂いたときはとてもうれしかったです」とコメント。役柄についても「“太った明るい人”の役と聞いて、自分にぴったりだと思いました!ルイスは弾丸トークなんですが自分も普段は早口なので、問題ないかなと思って挑みましたが、いざやってみると、すごく難しかった。小杉ではなく、ルイスがしゃべっているように自然な感じを出すのが本当に難しかった。時には、面白くしようとしすぎて、監督から『ちょっとやりすぎです』と止められることもありました(笑)」と語った。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日米BOX OFFICE MOJOは7月17日~7月19日の全米週末興業成績を発表した。マーベルの新作ヒーロー映画『アントマン』が初登場首位。気力も能力も優れているはずなのに、なぜかいつも空回りしてしまう主人公が、アリを操るヒーローになるという仕事をオファーされたことから、体長1.5センチまで身体のサイズを縮小できる特殊スーツを着てスーパーヒーロー“アントマン”になろうと奮闘する姿を描いた物語。『チアーズ!』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のペイトン・リード監督が指揮を取り、主人公を『ぼくたちの奉仕活動』『40歳の童貞男』のポール・ラッド、主人公を導く謎の男をマイケル・ダグラスが演じている。前週トップで初登場の『ミニオンズ』は2位にランクダウン。累計興行収入は2億1,669万2,000ドルと、2週間で2億ドルを突破した。3位は初登場の『Trainwreck(原題)』。『40歳からの家族ケーカク』のジャド・アパトー監督、人気コメディエンヌのエイミー・シューマー脚本・主演のコメディー。昼は雑誌編集者として働き、夜はクラブで夜遊びという刹那的な生き方を続けるヒロインが、ある男性との出会いを機に恋愛観や人生を見つめ直し再起を図る姿を描く物語だ。前週2位の『ジュラシック・ワールド』は5位に後退したものの、累計興行収入は6億1,117万4,000ドルと6億ドルを超え、全米歴代興収3位の『アベンジャーズ』にも迫る勢いを見せている。その他10位『Mr. Holmes(原題)』が初登場。ミッチ・カリンの小説『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』を原作に、『ドリームガールズ』のビル・コンドンが映画化した作品。老シャーロック・ホームズ役をイギリスで“ナイト”の称号を持つ名優・イアン・マッケランが演じる他、日本人俳優として真田広之も出演している。
2015年07月21日●MCUをあまり知らないユーザーに向けたソリューションルネサス エレクトロニクスは6月16日、Cortex-Mシリーズを利用した汎用向けMCUのラインナップとして「Renesas Synergyシリーズ」を発表した。このRenesas Synergyの詳細は米国にて10月に開催される「Renesas DevCon America」で発表され、また製品というかプラットフォームそのものは今年12月に発売予定ということで、現段階ではコンセプトと概略の発表に留まっている。この発表に先駆け、同社にて事前説明会が開催されたので、この内容をお届けしたい(Photo01,02)。さて、そもそもRenesas Synergyシリーズのコンセプトは何か? といえば、「より高レベルなアプリケーションを簡単に構築できるようにすること」、である。概略説明を行った同社の中沢氏はWebカムを例に挙げ(Photo03)、「従来のソリューションというのは、Webカムを作って納入して終わりだったが、今はそのWebカムをクラウドと繋いで、例えば留守中の監視サービスとか、特定の人間がいる場合に合わせて調光などの自動調節といった、より新しいソリューションに移りつつある」とした。そもそもルネサスはIoTに自律という考え方を持ち込んでいるが、ここで同社がターゲットとするのは、従来のルネサスの顧客ではない、より幅広い開発者である(Photo04)。つまり、アプリケーションサービスは慣れているが、MCUは知らないあるいは余り経験がない、というユーザー向けのソリューションが、従来の同社には欠けていた。このソリューションのキーは、Photo05に示された3つの課題を解決することである、と同社は説明する。具体的にどう解決するか? というルネサスの解がこちらである(Photo06)。これはつまり、アプリケーションエンジニアはMCUの事を(まるっきりではないにしても、それほど)知らなくても、「X-Wave」のAPIさえ知っていればアプリケーションが記述できることになる。これにあわせてルネサスはRTOSのみならずドライバ類まですべてをまとめて「SSP(Synergy Software Package)」として提供する形だ。さらにToolやKit類もあわせて提供される事になり、開発者から見るとワンストップの形ですべての環境が揃う事になる。●Cortex-Mシリーズを採用した4種類のMCUをラインアップ具体的に提供されるものがこちら(Photo08)である。先ほどPhoto07で「完全かつ品質認証されたプラットフォーム」とあったが、この品質認証とは何かといえば、機能と性能、テスト条件が明示されるということである。面白いのは、このうちBSPあるいはHALドライバに関しては、ソースコードの形で提供され、必要なら開発者が手を入れることも可能とされている点だ。もちろん手を入れたものに関してはサポート対象とはならないのだが、逆に何か袋小路に陥った場合はそこを元に戻せば再びサポート対象となるわけで、そこから開発をリスタートできる形だ。さてこのSSPが動作するハードウェアプラットフォームとしては、S1~S7までの4種類のMCUが提供される。利用されるコアは冒頭に述べた通り、Cortex-Mシリーズで、具体的にはCortex-M0+とCortex-M4であるとする(Photo09)。S7はCortex-M7かと思ったが、今のところCortex-M7に関するプランは無いとか。またCortex-M3を採用する予定は無いとの事で、当面はこの2つの組み合わせになるだろう。まだ詳細は発表されていないが、恐らくS1/S3はCortex-M0+、S5/S7がCortex-M4で、S7のみが40nmプロセス(他は130nmプロセス)というあたりではないかと思う。Photo07にあるように、ピン互換とスケーラビリティが確保されるというのも特徴である。では、先ほどのPhoto05の問題がRenesas Synergyシリーズでどう解決されるか? まずは開発期間の短縮である(Photo10)。これは、単なるBSPのみならずRTOSのポーティングやスタック/ミドルウェアまで提供されているから、システムコードの開発は最小に抑えられる事になる。同社はこれによって短縮された開発期間を、さらなるイノベーションに振り分けて欲しい、としている。2つ目がTCOの削減。同社に言えば、いわゆるBOMのような目に見えるコスト以外に、ソフトウェア的な隠れコストが馬鹿になっておらず、これの削減が強く求められていたとする(Photo11)。Renesas Synergyではこの隠れコストに当たる処理をルネサス自身が分担することで、相対的に隠れコストの削減に繋がる、というものだ(Photo12)最後が開発障壁の削減である。ここで出てくるのが、先ほどPhoto07で出てきたGalleryである。敢えて言えばこれはmbedのDeveloper siteに近いものと考えるのが判りやすい。これはmbed OSの話ではなく、すでに広く使われているプロトタイプボードとしてのmbedの方だが、これを使う場合はまずmbed.orgにmbedボードを登録すると、オンラインのIDE経由でそのボードを使っての開発が可能になる。ここでさまざまなサンプルコード、あるいは他の開発者が作成したプロジェクトなどがImportできるし、コミュニティ経由で質問をすることも出来る。Galleryは似たような形で、ここでSynergyプロセッサを登録すると、以後はそのプロセッサ用に開発環境やサンプルコードなどを入手できるようになるとする。またさまざまな開発キットが提供され、これで参入障壁を少しでも下げよう、という働きかけである。というか、提供される環境は、mbedのそれを非常に参考にした節がある。こうなってくると、では既存のMCUのラインアップとの整合性は? ということになる。これに対して葛西氏は「IoTという世界は広いので、例えばギリギリまで消費電力を削りたいといった用途は無くならないし、こうした用途向けには引き続き従来のRX/RLシリーズを提供し続ける」とした上で、端的に言えばMCUが何をベースにしているかなどに拘らない様な用途向けにRenesas Synergyシリーズを提供する、としている。●実はアメリカ主導で開発されたRenesas Synergyプラットフォームこの製品分けは非常に面白いと思う。もしRenesas SynergyシリーズがMCUのみで提供された場合、それは既存のCortex-MベースのMCUを提供しているベンダーとの喰い合いになる。それどころか自社のRX/RLシリーズとも間違いなく喰い合いになるだろう。ところがThreadXとのパッケージで提供することで、Cortex-Mを使いつつも実際は「ThreadXが利用できる汎用プラットフォーム」というポジションで製品を提供することになるからだ。実はこのRenesas Synergyシリーズの企画は日本ではなくアメリカサイドから出たものらしい。アメリカではThreadXが広範に使われており、実際ルネサスも幾つかの製品でExpress Logicと提携している(例えばコレ)。もちろんThreadXはルネサス専用な訳ではなく多くのMCU(もちろんCortex-Mもそこに含まれる)をサポートしている( の左ペインを参照)から、逆にここで使いやすいMCUパッケージを提供することで、より多くのThreadXを採用する開発者を集めたいという意図であると思われる。また国内に関して言えば、ThreadXそのものがμiTRONとのCompatible Kitを提供しており、これを利用する事でμiTRON採用の開発者を集めたい、という意図もあるようだ。ただ、では例えばARMの提唱するmbed OSとか、OICやAllSeenなど、IoT向けには多くの標準規格が存在している。こうしたものへの互換性は? と確認したところ、それにあたるのがPhoto08に出てくるAdd-Onだという話だった。Photo08でSSPの脇にグレーで記されているBSPやVerified Software Add-Onがこれにあたる部分で、例えばmbed Deviceの振る舞いをするようなAdd-Onを提供すればmbed Device Serverとかに繋がるし、OIC(になるのかIoTivityになるのかは不明だが)のClientにあたるAdd-Onを用意すればOICに接続できることになる。これはデバイスも同じで、S1~S7のRenesas SynergyプロセッサそのものにはWireless Connectivityが入る可能性は少ないようで、これは外付けの形で接続することになる。現時点ではどんなサードパーティが何を提供するか、に関してはまだ水面下で色々やっている状況で発表は出来ない(これが発表されるのは10月のRenesas Devconだろう)との話だが、こうしたデバイスはサードパーティがBSPやVerified Software Add-Onを提供する形になるとする。こうした拡張の余地があらかじめ用意されているという話であった。現状はどちらかというとコンセプトの発表に近いので詳細はまだ未公開(というか未定)であるが、面白い形でのソリューション提供に踏み切ったな、というのが正直な感想である。当面の主戦場はアメリカと思われるが、国内ではどんな形でこれを普及させてゆくのかちょっと楽しみである。
2015年06月16日『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』の山下敦弘監督が、「関ジャニ∞」の渋谷すばる、二階堂ふみを主演に迎えた音楽映画『味園ユニバース』が、モスクワ国際映画祭で上映されることが決定した。渋谷さんの単独初主演ながら、日本国内では興行収入2億5千万円を超えるスマッシュヒットを記録した本作は、現時点で世界11か国、12の映画祭での上映が決定しており、各国で高い評価を得ている。本作を観た海外メディアは「この年の日本映画の中で最も人々の感情に訴えかける映画だ」と高評価。今回上映が決まったモスクワ映画祭は、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと並び、世界4大映画祭のひとつ。本作は、同映画祭の中でも最も歴史があり、世界で注目を受ける優れた作品が上映される人気部門のひとつである「8 1/2 films部門」に出品されることが決定している。今回の出品決定を受けて、渋谷さん、二階堂さん、山下監督からコメントが届いている。■渋谷すばる「世界中の人が見てくれているなんて、嘘みたいです(笑)。実感が沸きませんが、自分だけでなく、監督を中心にみんなで作った作品なので、嬉しいですね。いままで音楽という道にこだわって仕事をしてきましたが、本作への出演が、音楽以外のフィールドにも自分の視野を広げる良い機会になり、ほかのことにも挑戦したいと思うようになりました」■二階堂ふみ「『味園ユニバース』という作品が沢山の方々に見て頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます」■山下敦弘「ロシアでの上映というのが自分の監督した映画としては初めてなので、どう受け入れられるのか、少しドキドキしていますが、とにかく、渋谷くん・二階堂・赤犬が一人でも多くの人たちに観てもらえる事が、とても嬉しいです」『味園ユニバース』は8月19日(水)よりDVD&ブルーレイ発売開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:味園ユニバース 2015年2月14日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2015『味園ユニバース』製作委員会
2015年06月12日「ぴあ」調査による2015年2月13日、14日のぴあ映画初日満足度ランキングは、関ジャニ∞の渋谷すばる初の単独主演作『味園ユニバース』がトップに輝いた。2位に人気テレビ番組の“その後”を描く劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が、3位にムーミンの母国フィンランドの製作された『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が入った。その他の写真1位の『味園ユニバース』は、歌うこと以外の記憶が失われてしまった男が、バンドのボーカルに迎え入れられ、自分の過去と向き合う姿を描いた作品。出口調査では「関ジャニのときとは違った渋谷くんの一面が観られた。歌うシーンが印象的で、存在感があった」「大阪臭い映画だった。ディープでクスッと笑える大阪を体感しつつ、音楽を聴く楽しさもある。大阪に行きたくなった」「ひとりの人間のストーリーがしっかりと描かれていた。渋谷くんは歌唱力が高くて歌に感動した」「過去にとらわれるのではなく、未来を自分の力で切り開いていくというメッセージに共感。元気をもらった」など、10代から60代までの観客からの支持を集めた。2位の『テラスハウス…』は、テレビ番組の最終回でハウスを出た彼らの新たなエピソードが描かれる劇場版。観客からは「てっちゃんの恋の結末がやっと観られた!歴代メンバーのその後がわかり、それぞれが生き生きと過ごしているのをみて嬉しかった」「映画版6人の新しい生活もおもしろくて楽しめた。新メンバー小田部のキャラが魅力的で、少しもめげないのは凄いと思った」「過去のメンバーが集まって振り返るシーンは、映画版ならではのよさがあって印象的」「素直でいつも頑張っているけど、結局いつも失敗してしまうてっちゃんが好き。映画版は短い!もっと観ていたかった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、2月13日(金)、14日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年02月16日「関ジャニ∞」の渋谷すばるを主演に迎えて贈る『味園ユニバース』。大阪を舞台に描かれた本作のヒロインを、『ヒミズ』『私の男』など海外でも高い評価を受けている二階堂ふみが好演するが、この度、二階堂さんの可愛すぎる関西弁を披露する特別映像が公開された。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに、若い男(渋谷すばる)が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声!若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った「赤犬」マネージャーのカスミ(二階堂ふみ)は、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があり…。本作は、歌うこと以外の記憶を失った男“ポチ男”が、バンドやカスミとの出会いをきっかけに、過去の記憶と向き合い、自らを見つめ直す姿を描いた人間ドラマ。『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティあふれる青春を描く山下敦弘監督がメガホンをとる。今回公開された映像は、「赤犬」メンバーとカスミがライブの打ち合わせをするなか、遅れてやってきたボーカルのタカアキが、全治二か月の交通事故にあうことで、ポチ男をメンバーとして迎えようとするシーン。その中には、「はよ、曲決めてよ」「え!何!?」「歌え、ポチ男!歌わへんなら飯ぬく」と、二階堂さんのキュートな関西弁が炸裂。実は二階堂さんが関西弁に挑戦したのは本作が初!自身も苦労したと語る関西弁だが、本作をいち早く観た大阪出身のマスコミ関係者からは「まったく違和感がない」という絶賛の声が多数あがっているという。また、表面的に気が強いカスミのキャラクターが伝わる萌えポイントとなるのが、本映像のラストのカスミがタカアキを蹴るシーン。思わず笑ってしまう一幕だ。「赤犬」が笑いをもたらす重要なポジションで出演していることも分かる今回の映像。渋谷さんと二階堂さんに加えて、「赤犬」の絡みでどう笑わせてくれるのか楽しみにしたい。『味園ユニバース』は2月14日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:味園ユニバース 2015年2月14日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2015『味園ユニバース』製作委員会
2015年02月13日●SVGA/24bitカラー表示が可能な2D GDCを搭載したMCU「S6E2DHシリーズ」米国時間の2月2日、SpansionはHMI(Himan Machine Interface)向けにCortex-M4FベースのMCU2製品を発表した。この新製品に関する記者説明会が6日に都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。Spansionは2020年のIoTには5つの柱があるとしており(Photo02)、そのうちの1つがHMIである。今回発表する製品は、そのHMIの中のVoiceとGraphicsをそれぞれ担う目的の製品となる。さすがにVoiceとGraphicsを両方担うのは無理(というか、現時点ではターゲットが異なる)であり、それぞれ別の製品という形になる(Photo03)。具体的に今回の製品のターゲットはこんな分野である(Photo04)。まず1つ目がグラフィックMCUである。名称は「S6E2DHシリーズ」とされる。このシリーズの特徴は、最大でSVGA(800×600pixel)、24bitカラーが表示可能な2D GDC(Graphics Display Controller)を搭載したCortex-M4F MCUである(Photo05)。こちらに搭載される2D GPUはご覧の通り非常に多くの機能を持つ(Photo06)。確認したところ、このGDCは、元々富士通が長らく自動車用や家庭向けなどに開発してきた「GDC」とルーツは同じであり、2Dのみにした上でMCU用に省電力化や機能の最適化を図ったものだそうである。内部構造はこんな感じ(Photo07)で、CPUコアとGDCが鎮座する形である。CPUコアはPhoto05にもあるようにCortex-M4Fの160MHz駆動で、Flash 384KB/SRAM 36KBが基本となる。これとは別に外付けSDRAM(これは66MHzのノーマルなSDRAMとの事)が接続可能で、色数あるいは画面サイズが大きくなって内蔵VRAMでは足りなくなった場合に利用される。この際には内蔵VRAMとSDRAMの両方が利用されるとの事だった。66MHzのSDRAMと内蔵の高速SRAMではだいぶアクセス速度が異なるが、そのあたりはGDCがうまく調整するとの話であった。またGDCはAlpha Brendingなどの機能を持つことからも判るように複数のレイヤが利用できる。グラフィックMCUの場合、最低でも5つのレイヤが利用でき、最大どこまでかは「メモリサイズに依存する」そうだ。また外部FlashあるいはSiPの形で接続されるQuad SPI Flashは先に説明した様にイメージ格納用である。ここに表示すべき画像を圧縮して格納しておき、利用時にはGDCが自動的に伸長してVRAMに展開するといった使い方になる。ちなみにSiPのパッケージは今のところ2MBのもののみ展開しているが、シリーズとしてはこれがハイエンドで、例えば4MBのものとかは考えていないとの事で、逆に今後はもう少し小容量のものをラインアップする可能性があるそうだ。またSiPパッケージ+外部HyperFlashという構成は考えていないとの事だ。ところでPhoto07を見直すと、液晶のタッチセンサはI2C/SPI、キーパッドはGPIOといった形で接続されるが、これを例えば(一緒の会社となった)CypressのCapSenseの様な容量式タッチセンサで接続する案は? と確認したところ、TFTパネルの90%にはすでにタッチセンシング用のコントローラが内蔵されているので、これとI2C/SPIで繋げば十分、という返事がかえってきた。会場では実際に、複数の画像の重ね合わせなどを含む動作デモが行われた(Photo08)。●100語以上の言葉を認識可能なMCU2つ目の製品がボイス制御MCUである(Photo09)。こちらはそのもので、複数の言語を認識するMCUである。具体的には100語以上の言葉をテキストファイルの形で定義して格納しておく(Photo10)と、それを認識して結果を返してくれる。もちろん用意されるのは音声の認識までなので、その先はアプリケーション次第ということになる。会場ではマイク入力でコマンドを認識すると、その結果をPCに送り、PCの側にリモコン機能を実装する形でTVを操作するデモが行われた(Photo11)。Photo12が内部構成であるが、動作周波数は160MHzないし200MHzということでやや高速である。さて、肝となるのがCPUの中にある「ASR(Automatic Speech Regognition)」であるが、これはハードウェアではなくソフトウェアである。核になる技術は、同社が2012年に発表したAcoustic Coprocessorである。これはNuance Communicationsをベースにしたものだが、今回の技術もこの延長線上にある。ただし同社はあれから実装の最適化をずっと進めていった結果、Cortex-M4ベースのMCUの50%程度の処理負荷で同等の音声認識機能を実装できるようになった、という話だそうだ。ちなみに音声辞書は0.5MB程度で済んでおり、Acoustic Coprocessorの世代で必要とされた2MBから大幅に削減が出来ている。また50%の処理負荷に関しては、CPUコアだけでなくDSPユニットもフル活用しているとのことだ。逆にFPUは(内蔵はしているものの)音声認識では特に利用しないという話で、むしろ先にでたグラフィックMCUで映像処理にFPUが多用されるとの事だった。ちなみに環境ノイズの有無とかしゃべり方(特にイントネーションの違い)などには処理負荷はほとんど影響しないそうである。面白いのはDual Flash Bankであるが、辞書が0.5MB程度なのでこれにプログラムを含めても1MBあれば十分である。最初は160/200MHz駆動に0waitで間に合わせるために、Interleave的な使い方をするのかと思ったのだが、確認したところそういう使い方はしない(Flash Accessは平均1~2waitが入るそうだ)との事。これはWi-Fiなどを経由したOver-the-Air Firmware Updateに対応したもので、片方のバンクをアクセスしながら、もう片方のバンクをUpdateし、完了したらそのままon-the-flyで切り替えといった事もできるとしている。またCodecが外付けとされたのは、とりあえず汎用的に利用してもらう(特定用途向けMCUではない)ために、あえてCodecは内蔵しなかったという話であるが、将来的に特定用途向けのニーズが強くなった場合は内蔵することもありえる、との話だった。どちらの製品も現在はサンプル出荷中であり、1万個発注時の価格はグラフィック制御MCU(S6E2DHシリーズ)が5.05ドルから、ボイス制御MCU(S6E2CCxxFシリーズ/MB9BF568Fシリーズ)が6.95ドルからとされる。また開発キットとしてはFM4 Graphics MCU Starter Kit、FM4 Voice Command Starter Kitともに3月から提供予定とされる。ついでにもう少し先の話も。同社はすでにCortex-M7のライセンスを受けており、すでにロードマップにも記載されている(Photo13)が、登場時期は「今年の後半にアナウンスを予定している」という話であった。さて、今回の2製品は90nmプロセスでの製造となるが、既に同社は40nmのeCT(embedded Charge Trap)の技術をモノにしており、2013年末にはこれをUMCに提供する事を発表しているので、普通に考えればCortex-M7ベースのFM7はUMCの40nmプロセスを使っての製造となると思われ、Handa氏もこれを肯定した。実際、氏は今年中に40nmを利用した製品の製造が始まるとしている。90nm→40nmというのは結構大きなジャンプであり、普通は中間ノード(65nmあるいは55nm)を挟みそうなものだが、氏によれば自動車向けMCUは55nmを利用するものの、汎用品は直接40nmに以降するようだ。理由は明確には述べて下さらなかったが、55nmのEmbedded FlashはすでにMatureな技術であり、複数社がこれを利用してMCUの開発を手がけている(自動車向けでは結構なメーカーがすでに55nmプロセスを使った製品の出荷あるいはサンプリングを行っている)から、ここでの差別化は難しい。ところが40nmは今のところ利用できるFabが限られており(UMCはすでに可能とされるが、TSMCはまだ開発中)、なので先行者利益を得やすいというあたりにアドバンテージがあると想定しているのではないかと思われる。またCypressの製品との統合に関しては「今まさにやり始めたところで、まだ答えるには早すぎる」ということ。それでも「数カ月後には何らかのロードマップが発表できるかもしれない」との事であった。
2015年02月09日『アベンジャーズ』、『アイアンマン』など数々の大ヒット映画のリリースを続けるマーベル・スタジオが製作する、本格的な海外アクション・ドラマ「エージェント・オブ・シールド」。今年の年末年始にWOWOWで、「シーズン1」全22話が一挙放送されることを記念し12月10日(水)、マーベル・ファンの大谷ノブ彦(ダイノジ)と女優の原幹恵に加え、本作のシーズン2に出演するハリウッド俳優・尾崎英二郎が東京・ユーロスペースにて行われた特別上映イベントに登壇した。世界的大ヒットを収めた映画『アベンジャーズ』のその後の物語が展開する本作。国際平和維持組織「シールド」のエージェント・コールソンが率いる特命チームが、全世界の様々な現象や事件に立ち向かう姿を描き出す。この日登壇した3名はすでに作品を鑑賞したといい、「ものすごいスピード感でグイグイ引き込まれた」(大谷さん)、「ドラマの域を超えてました」(原さん)と2人が語ると、シリーズの出演者である尾崎さんは「シーズン1の第1話は、『アベンジャーズ』で監督を務めたジョス・ウェドンが手がけてるんですが、日本とは規模感が違います。45分間のたった1話に予算が14億円使われています(笑)」とその裏側を明かすと、会場はどよめいた。さらに、尾崎さんは自身が実際に出演した際のエピソードも明かす。「(撮影は)徹底した秘密主義です。映画にも関わってくる部分もあるので、その徹底ぶりはすごいです。ハリウッドに7年いて、いろんなドラマに出させて頂きましたが、台本をもらえたのは自分の出演するシーンのみで、全ての台本をもらえなかったのは初めての体験でした」とその徹底ぶりはキャストにも及んでいるよう。大谷さんが「じゃあ、全然シーズン2については話せないんですか?何で来たんですか(笑)!」とすかさずツッコミを入れると、尾崎さんは「すいません…」と苦笑を浮かべていた。さらに、日本人でありながらハリウッドに活動を置く尾崎さんに登壇陣は興味深々。そこには、先日逝去した日本の名優・高倉健の存在があったという。「20歳の大学生の頃に交換留学生としてアメリカに渡ったんですが、向こうの大学生と一緒にたまたま高倉健さんの『ブラック・レイン』を観まして、その時に高倉さんの演技に会場がざわめいていて、その時に“自分もこういう所を目指したい”と思ったのがきっかけですね」と語り、いまは亡き名優に思いを馳せ、観客たちもこのエピソードに感銘を受けていたが、再び大谷さんが「うちの大先輩の島木ジョージさんも出てます」と思わぬトリビアを付け加えると、会場は一気に笑いに包まれた。また大谷さんは、グラビアアイドルやモデルの一方で女優としても活躍する原さんを「ハリウッドに原さんを紹介してくださいよ」と尾崎さんに無茶ぶり。しかし、苦笑しながらも「アメリカでは男性も女性もセクシーな人が求められるので、きっとチャンスはありますよ」と語ると、「本当ですか!?」と壇上は大いに盛り上がっていた。「エージェント・オブ・シールド」は、WOWOWにて12月27日(土)~1月4日(日)にかけて、全22話一挙放送。※12月31日(水)を除く。<「エージェント・オブ・シールド」DVD&Blu-rayリリース情報>■DVD BOXPART1、2、3(各4,700円+税)発売■Blu-ray COMPLETE BOX(20,000円+税)発売発売日:2015年1月21日(水)●2015年1月7日(水) 第1弾DVDレンタル:VOL.1~6開始●2015年1月21日(水) 第2弾DVDレンタル:VOL.7~11開始発売元・ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2014年12月10日「関ジャニ∞」の渋谷すばるが単独・映画初主演に挑む『味園ユニバース』。この度2015年2月14日(土)に公開することが決定。それに併せ、11月1日(土)より公式サイトにて予告編が公開、その内容も明らかになった。大阪。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに、若い男が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声!若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った「赤犬」マネージャーのカスミは、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があった――。『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティ溢れる青春を描くことに定評のある山下敦弘監督がメガホンをとる本作。傷だらけで、歌しか記憶のない、過去を失った男に渋谷さん、過去にとらわれ、時間が止まったままの女には、11月に公開を控える『日々ロック』にも出演する二階堂ふみが好演する。そのほか、ポチ男の記憶喪失を最初に診断する、女医マキコ役には、約9年ぶりの映画出演となる鈴木紗理奈、ポチ男の過去に深くかかわる狡猾なチンピラ・タクヤ役に、人気お笑いコンビ「天竺鼠」川原克己、そして大阪を活動拠点にする実在のバンド「赤犬」のメンバーと個性的なキャスティングが実現した。今回公式サイトにて公開される予告編は、傷だらけの渋谷さんが和田アキ子の「古い日記」を熱唱するシーンから始まる。その後、二階堂さんと感情をぶつけあうシーンや、タイトルにもなっている味園ビルの中に入ったライブ会場「ユニバース」で「赤犬」メンバーと楽しそうに歌うシーン、さらには殴り殴られといったカットまでが入っており、見どころ満載の内容となっている。さらに、この予告編では、渋谷さんが歌う主題歌2曲「ココロオドレバ」「記憶」も聴くことができる。「ココロオドレバ」は、POPな歌の中にポチ男のココロの変化が見え隠れする重要な1曲。「記憶」は映画全体と向かい合ったアンサーソングで、記憶の中にある葛藤を歌う等身大の1曲となっている。また、11月22日(土)からは、一部を除く全国の上映劇場で『味園ユニバース』特製クリアファイル付きムビチケ/劇場前売り鑑賞券の発売開始も予定とのこと。『味園ユニバース』は、2月14日(土)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日