自然科学研究機構(NINS)は3月22日に、東京・千代田区一ツ橋にある学術総合センター(一橋講堂)にて、「第18回 自然科学研究機構シンポジウム」を開催する。今回のシンポジウムのテーマは「生き物たちの驚きの能力に迫る」となっており、生物が備えている驚くべき能力について、研究機関のみならず、その能力をビジネスに活用している企業の研究員などが、それぞれの視点から講演を行う。また、ジャポニカ学習帳の表紙を30年にわたって撮り続けてきた昆虫写真家の山口進氏も、独自の視点で講演を行う予定となっており、生き物の驚きの能力とそれに迫る研究者の姿と、さまざまな立ち位置から生き物に関わる人たちの姿の2つの側面からの話を聞くことができる。同シンポジウムで講演される各タイトルと講演者/所属研究機関は以下のとおり。「環境によって性が決まる! ミジンコの不思議」:井口泰泉 基礎生物学研究所 教授「サンゴと褐虫藻の切ってもきれない関係」:高橋俊一 基礎生物学研究所 准教授「干からびても蘇る! ネムリユスリカの極限乾燥耐性」:黄川田隆洋 農業生物資源研究所 主任研究員「不死の生殖細胞の不思議に迫る」:小林悟 基礎生物学研究所 教授「不思議な蝶の翅をまねた物作り~発展するバイオミメティクスの世界」:広瀬治子 帝人 構造解析センター 形態解析グループリーダー「花と昆虫の共進化を求めて」:山口進 写真家・自然ジャーナリスト「小さな生きものたちの紡ぐ大きな物語 - 普遍と多様をつなぐ」:中村桂子 JT生命誌研究館 館長また、各講演のあとには、モデレータに立花隆氏を迎え、講演者たちを交えたパネルディスカッションも開催される予定。開演時間は朝10時から夕方17時を予定。参加料は無料で、申し込みは、自然科学研究機構のWebサイトにある専用の申込みフォームにて、必要事項を記入する形で行われる。また、興味はあるが、当日の参加が難しい人のために、Ustreamならびにニコニコ生放送によるライブ配信も行われる予定。こちらも自然科学研究機構のWebサイトより見ることができるという。○高校生だけの特典 - 生きているイソギンチャクをその場で観察!?さらに、今回のシンポジウムでは、前回同様の特別企画「高校生記者の募集」も自然科学研究機構のシンポジウムの紹介を行っているWebサイト上にて行われている(3月9日応募締切予定)。前回は講演後に、講演者に個別質問を行えるというものであったが、今回は昼休みを利用して、当日の講演者の1人で、サンゴの白化現象の研究などに取り組んでいる高橋俊一准教授との交流、ならびに高橋准教授の解説付きで、「セイタカイソギンチャク」と「イソギンチャク内に共生する褐虫藻」の顕微鏡観察を体験するというものとなっている。ちなみに観察結果は画像や動画として持ち帰ることも可能だという(4GB程度のUSBメモリを持参する必要有)。なお、同シンポジウムの企画を担当した基礎生物学研究所の山本正幸所長にコメントを求めたところ、「遺伝子解析技術などの革新により、いままで十分に解析出来ずにいた生き物のさまざまな能力について、近年、注目すべき成果が出てきています。不思議な生き物たちの謎解きに挑む研究者の姿を是非見て頂けたら」と、今回のシンポジウムに向けた熱い想いがこもったメッセージをいただいた。生物の驚くべき能力を活用する製品なども登場してくるようになった昨今、そうした生物の持つ特殊能力はどのようにして調べられているのか、興味を持った人は参加してみると良いだろう。
2015年03月05日行政書士ADRセンター東京では2月27日、地域猫問題の解決方法を共に考えるための「地域猫シンポジウム2015」を開催する。「地域猫」とは、特定の飼い主が存在せず、有志の地域住民たちの協力によって世話や管理をされている猫のこと。有志の地域住民たちによって地域内の猫の世話や管理を行い、猫の数を統制することによって、地域住民とのトラブル抑制を目指すことを「地域猫活動」という。しかし、「地域猫活動」については、野良猫にただ餌やりをするだけの活動と誤解されるなど、地域猫団体と住民との間でのトラブルも増えている。また、野良猫の虐待や不審死事件など、猫に関するトラブルは地域住民にとっても大きな問題となっている。今回、同センターでは地域猫団体が抱える問題や課題を共に考え、調停(ADR)による解決を提案するためのシンポジウムを開催する。前半には、「渋谷区動物愛護推進ネットワーク」や「東京キャットガーディアン」などが、実際に地域猫団体が抱えているトラブルや解決に至った事例の発表を行う。後半には、同センター東京による模擬調停を実施する。模擬調停では、地域猫に関する架空の事件を題材に、当事者が調停人のサポートを受けながらトラブル解決を図っていく一連の流れを公開する。同シンポジウムの会場は、行政書士会館(東京都目黒区)。参加費は無料。参加申込みは、同センター東京ホームページの専用フォームで受け付ける。
2015年01月20日東京都内のトラブル解決をサポートする「行政書士ADRセンター東京」は2015年2月27日、「地域猫シンポジウム2015」を開催する。○地域猫トラブルの解決に「調停(ADR)」の活用を同イベントは、地域猫問題の解決方法を共に考えるためのシンポジウム。今回が第2回目の開催となる。第1部では、実際に地域猫団体が抱えているトラブルや解決に至った事例の発表を、第2部では行政書士ADRセンター東京による模擬調停を実施する。特に後半の模擬調停では、地域猫に関する架空の事件を題材に、当事者が調停人のサポートを受けながらトラブル解決を図っていく一連の流れを見ることができる。地域猫をめぐっては、住民同士のほか、地域猫にただ餌やりをするだけの活動と誤解されるなど地域猫団体と住民との間でのトラブルも増えている。また、地域猫の虐待や不審死事件など、猫に関するトラブルは地域住民にとっても大きな問題となっているという。そこで、同センターでは、地域猫団体が抱える問題や課題を共に考え、「調停(ADR)」による解決を提案するための同シンポジウムを開催。同シンポジウムを通して、地域猫トラブルの解決には調停による話し合いという方法があることや、実際の調停がどのように行われているのかなどを多くの人々に知って欲しい、としている。開催日時は、2015年2月27日8時~20時(受付:17時30分~)。会場は、東京都行政書士会「行政書士会館」地下1階(東京都目黒区青葉台3-1-6)。参加費は無料。申し込み方法など詳細は、同センターWebページにて確認のこと。
2014年12月25日日本ナレッジ・マネジメント学会は12月3日、早稲田大学において「ナレッジ・マネジメントの新たな展開」と題した国際シンポジウムを開催。シンポジウムでは、急速な進化を見せてきたITとナレッジマネジメントとの関わりを背景に、ヘルスケアとITに焦点をあてたセッションも行われた。オムロン ヘルスケア デザインコミュニケーション部デザイナーの荻原剛氏、ビートコミュニケーション代表取締役社長 村井亮氏が参加したセッションでは、ヘルスケアとウェアラブル・デバイスとソーシャルの未来についてがテーマとなり、オムロン ヘルスケアのサービス「ウェルネスリンク」(WellnessLINK)の取り組みが紹介。ウェルネスリンクでは、血圧計、体組成計、歩数計などスマートフォンや対応機器で取得した健康データを詳細に分析し、数多くの充実した健康指標を提供してくれる。医師が診断支援を行ってくれる「メディカルリンク」サービスも立ち上がり、健康活動をポイントとして提供する活動や、住民で競い合うランキング機能の提供など、自治体とともに健康維持促進を地域活動が進められている。福島県会津美里町での「あいづじげん健康ポイント倶楽部」では、"血圧測って、大根を買おう"をスローガンに、血圧を計測した回数に応じて商品券を配布し、モチベーションの維持と商店街活性化を図るなど、本格的なヘルスケアとITの連携が日本においても着実に広がりを見せていることが紹介された。ビートコミュニケーションの村井氏からは、米国ではいわゆる"オバマケア"の影響もあり、企業がグループ保険にウェアラブルデバイスを導入する事例の増加、ビッグデータで計測された健康運動参加によるポイントの付与や保険料割引などが紹介された。ほかにも、配偶者や退職社員にも機器を無償配布し、大幅な経費削減に成功したというBP(British Petroleum)アメリカやカナダの例、日本では三井不動産が取り組み、街全体が自家発電、テクノロジーと医療の両サイドから健康管理を促進する「柏の葉スマートシティプロジェクト」などを引き合いに出し、ITとヘルスケアという分野が企業や自治体、医療と連携しながら進んでいることを紹介した。エンタープライズSNSを展開する村井氏は、特に企業のグループ保険の場合、社内SNSによる社員間の動機づけが重要であることを述べ、今後積極的にヘルスケアビジネス分野への参入を目指していく。
2014年12月24日新年まで、あと1ヶ月を切った。ファッションの世界に留まらず、多様な角度から、少し先の未来を読み解くヒントとなる言葉を各人に聞こうと思う。最初に登場するのは、ミュージアムエデュケーター・会田大也。会田は03年から14年まで「メディアアートをコンテンツとして扱う山口情報芸術センター(以下、YCAM)で経験を積んだ人物。現在は、東京大学のGCL育成プログラム特任助教として大学院生の教育にある他、15年4月に開校する三越伊勢丹のメディアに特化した学びプロジェクト「ココイク(cocoiku)」を監修する。“メディア社会”と言われて久しい今日において、情報に溢れた「メディア社会」を生きるとはどういうことか。今後、求められる力について訊いた。――「メディア」という言葉の概念をどのようにとらえていますか。メディア(media)はメディウム(medium)の複数形で、真ん中、ミドル、ということを表します。何かと何かを繋ぐものはすべてメディアといっていいと思っています。具体的にこれまでは電話なら電話線、想いを伝えるなら手紙であるとか、「モノ」が繋いでいて、90年代頃まではこれだという名指しができるものでした。それが電子テクノロジーの発達によって形のない「電子メディア」が登場したことで、現在は実に様々なメディアが出てきている状況だといえますね。環境のような、ありふれたものの一つになりつつあると思います。――世間では、ツイッターやフェイスブックなどのSNSも「メディア」と認識され、身近な表現手段である一方、オンラインで世界中にプライベートが流出するリスクもあるという考えが定着しつつあります。これは僕がよくする例え話ですが、森に住む人は森のことを、海に住む人は海のことを知っています。こっちに行けば川が流れていて、この実は食べてはいけないということを知っていて、波や天候から明日嵐が来るということが分かる。快適に暮らすためには、住まう地域や環境に合わせた知恵というのが必要です。現在の日本はどういう社会かというと、メディアに取り囲まれた社会です。そういう意味でメディアのことについてよく知っている必要がある。海に住む人が海洋学を知っているとか森に住む人が地学をしっているとかそういうアカデミックな学問としての知恵ではなく、日常的な知恵として使いこなす術としてメディアを知っておくべきだと思います。――実際に生活の中で、どう使いこなしていくかという部分が重要であるということですね。そうです。現代のメディアは、「文房具」としての役割を果たすものだと思います。それを駆使して様々なことを学んだり考えたり表現したりしていくことが重要です。――来春から未就学児童にメディアについて教育する場「ココイク」を監修されるとのことですが、その意図は。メディアってこういうところが楽しいよね、こういうところは怖いよね、ということを知恵として知っておくのは大切なことなので、それを身につけられる教室にしたいと考えています。学校でも家庭でもない、それ以外の場所を作るイメージです。――子供にとって「学校」や「家庭」以外の場所の必要性とは?子どもが増えていく時代においては、効率的な知識の伝達は急務であったので、知のコピー&ペーストという教育システムを用いるのは必然でした。しかし、少子化や国際的、文化的多様性といった社会状況の中での教育となると、これまでとは多少やり方を変えてみてもよいのかな、と考えています。それが「学校」や「家庭」以外の教育の場の必要性につながると考えています。――学校以外の場で、学校では習えないことを教える場所が必要であると。もちろんこれだけ電子メディアが普及しているので、いま現在は学校で「メディア」について学ぶ機会は設けられています。ただ、その内容は、ブラインドタッチが出来るようになりなさい、インターネットは危ないですというようなものが多いのです。それはメディアの文房具としての使い方としてはあまり正しくないと思うのです。メディアも日々状況が変わっていくものだし、SNSが出る前と出た後のメディア環境は全然違いますから。そういった内容に対して、学校型の教育システムはあまりフィットしない。本当に実質的なことを習うとするなら相当の時間を要しますし、学校で習うのは難しくなる。家庭でもお父さんお母さんが教えるのは難しい。それならメディアに詳しい人が、教える場が必要だと考えています。2/2に続く。
2014年12月03日文化庁メディア芸術祭実行委員会は、平成26年度[第18回]メディア芸術祭の受賞作品・受賞者を発表した。「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度の同芸術祭には、前述の4部門に対して過去最多となる世界71カ国・地域から3,851作品が寄せられた。例年は部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、新人賞3作品が選出されるが、本年度は「アート部門」の大賞が「該当なし」となったことで、同部門のみ優秀賞が5作品選出された。また、功労賞として、メディア芸術分野に貢献のあった4名を決定した。アート部門以外の大賞について、エンターテインメント部門は、スマートフォンのGPS機能を使った仮想世界の陣取りゲーム『Ingress』(グーグルズ ナイアンティック ラボズ = 米国)。同社の創業者・ジョンハンケ氏はビデオレターで「千と千尋の神隠し」や「ゼルダの伝説」、ソニーの「AIBO」など、アートやエンターテイメント、テクノロジーの世界を、新しい、革新的な方法で広げてきた偉大な業績と同列に並べたことを恐縮するとともに光栄に思います」と述べるとともに、「世界の何百万のプレイヤーたちに感謝したい」とコメントした。なお、同賞をゲームが受賞したのは、第11回の「Wii Sports」以来6年ぶりで、通算5作品めとなる。アニメーション部門では、心の傷に苦しむ少女と、彼女が空想の中に棲息する毛むくじゃらの生き物が繰り広げる、悪夢のようでありながらも美しい友情を描いた9分21秒の短編アニメーション『The Wound』(アンナ・ブダノヴァ氏 = ロシア)が受賞した。監督のアンナ・ブダノヴァ氏はビデオレターで「こんなに素晴らしい賞をいただけるなんて夢にも思いませんでした。この賞が次のプロジェクトのための力になってくれることを願っています」と感謝の意を表した。また、マンガ部門は、戦時下に見世物小屋の一座として生計を立てる異形の者たちの哀切な運命を描いた『五色の舟』(近藤ようこ氏/原作:津原泰水氏 = 日本)が選ばれた。マンガを描いた近藤氏は「原作の評価を損なわないように、マンガとしての表現をどのようにしていいのかを考え、35年間学んできたことを投入して描いたつもりです。このような形で評価して頂き、大変嬉しいです」とお礼を述べた。原作者の津原氏は、「マンガのために書いた原作ではありませんが、近藤さんによるマンガとしての的確な演出があっての結果だと思います」とコメントした。なお、各部門の「優秀賞」について、アート部門はメディアインスタレーション『これは映画ではないらしい』(五島一浩氏 = 日本)、同『センシング・ストリームズ-不可視、不可聴』(坂本龍一氏/真鍋大度氏 = 日本)、グラフィックアート、ウェブ『Drone Survival Guide』(ルーベン・パーテル氏 = オランダ)、メディアパフォーマンス『Nyloid』(コッドアクト氏 = スイス)、同『《patrinia yellow》for Clarinet and Computer』(福島論氏 = 日本)の5作品が受賞。エンターテインメント部門は、ウェブ、オープンソースプロジェクト『のらもじ発見プロジェクト』(下浜臨太郎氏/西村斉輝氏/若岡伸也氏 = 日本)、ガジェット『handiii』(近藤玄大氏/山浦博志氏/小西哲哉氏 = 日本)、映像作品『Kintsugi』(アポトロピア アントネッラ・ミニョーネ氏/クリスティアーノ・パネプッチャ氏 = イタリア)、インタラクティブインスタレーション『3RD』(ヘドウィッヒ・ヘインスマン氏/ニキ・スミット氏/シーモン・ファン・デル・リンデン氏 = オランダ)が、アニメーション部門は、劇場アニメーション『映画クレヨンしんちゃん「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」』(高橋渉氏 = 日本)、同『ジョバンニの島』(西久保瑞穂氏 = 日本)、短編アニメーション『PADRE』(サンティアゴ・ブー・グラッソ氏 = アルゼンチン)、同『The Sense of touch』(ジャン チャルル・ムボッティ マロロ氏 =フランス)が選ばれた。また、マンガ部門では、『アオイホノオ』(島本和彦氏 = 日本)、『チャイニーズ・ライフ』(李昆武氏/フィリップ・オティエ氏/訳:野嶋剛氏 = 中国/フランス/日本)、『春風のスネグラチカ』(沙村広明氏 = 日本)、『羊の木』(いがらしみきお氏/原作:山上 たつひこ氏 = 日本)が受賞した。
2014年11月28日博報堂DYメディアパートナーズはこのたび、アクシオムジャパンと共同で、放送局・新聞社・出版社・インターネットメディアなどのメディア企業が持つオンライン・オフラインデータを有効活用したデータドリブン型ビジネスの新サービス開発に着手すると発表した。同取り組みは、メディア企業の新たな収益機会の創出を目指すもの。細分化する生活者の価値観や行動に合わせたコミュニケーション施策を企画・実施できる環境を整備し、より効果的な媒体活用を実現させることで広告価値の向上に取り組む予定だ。今回協働するアクシオムは、米アーカンソー州リトルロックに本社を構え、エンタープライズ向けデータ管理・データ分析を中心としたSaaS型サービスを提供する企業。今回のパートナーシップは、日本市場における事業展開を加速させる大きな契機となるという。なお、同サービスは、パーソナルデータの利活用に関する制度を厳守したうえで、企画・開発・運営を行うという。
2014年11月06日リビング・デザインセンターは、11月3日、新宿パークタワーにおいて大人世代向けの暮らしを考えるシンポジウム「大人世代のコンパクトライフを考える GOOD OVER 50’s の住まいと暮らし」を開催する。暮らし研究家の土谷貞雄氏、デザイナーの小泉誠氏、インテリアデザイナーの小野由記子氏、ソーシャルクリエーターの嵯峨生馬氏、建築家の末光弘和氏、リフォームプランナーの西田恭子氏を迎え、「コンパクトライフ」をキーワードに住宅、デザイン、エネルギー、都市生活、コンパクトライフへのアプローチ方法などを探っていく。第二部のパネルディスカッションでファシリテーターを担当する土谷貞雄氏は、「無印良品の家」を企画・販売する住宅事業を立ち上げ、現在は独立し株式会社貞雄の代表を務めている。土谷氏は「コンパクトという言葉には「小さくする」「重ねる」「組み合わせる」などのいくつかの意味がある。そこには小さくすることでだけでなく、もとの状態よりもっと大きな価値を生みだす期待も含まれている」などコンパクトライフの未来像を提示する。参加費用は2,000円(税込み・交流会費込)で事前申込制の先着順となるため、興味のある方は早めに申し込んでみてはいかがだろうか。尚、パネリストの末光弘和氏らが設計提案した50平米リアルサイズの住宅実寸モデルが展示されている別イベント「Good Over 50’s都市型コンパクトライフのススメ展」も同新宿パークタワーで開催中。こちらは11月11日まで。
2014年10月17日付き合っている二人にとって、愛情表現ってとても重要ですよね。愛情表現が足りないと、「相手は本当に自分のこと、好きなのかな…?」なんて不安になってしまうことも。愛情表現がいつまでも上手なカップルは長続きするなんて話もよく聞きますよね。ただし、「愛情表現が大事なんだ!」と、意気込みすぎると、男子との距離が逆に広がってしまう恐れがあります。今回は、男子がドン引きしてしまう、女子の愛情表現についてご紹介します。■1.ささいなことですぐ電話をかけてくるいくら好きな彼女だからといっても、ひっきりなしに電話がかかってきてはウンザリしてしまいます。「だって好きなんだからいつでも話したいじゃない」と思う人もいるかもしれませんが、電話が苦手な男子って結構多いです。1日1回の電話も辛いと思っている男子もいるくらいなので、電話したい! と思う気持ちは控えたほうかいいのかもしれません。■2.服装や髪型を変えて「あなたの好みでしょ」と言ってくる「自分が好きなモデルの髪型と一緒にしてきて「こうゆうの好きでしょ。あなたに合わせてみたんだ」とか言われるとめちゃくちゃうざい」「無理して合わせてこなくてもいい」彼氏のためにと良かれと思ってやったことが、完全に裏目に出てしまっています。■3.家事を頼まれてもいないのにやる「家に帰ったら部屋がめちゃくちゃ綺麗になっていたが、嬉しいと思う気持ちよりも先に引いてしまった」「家事できるアピールに見えてしまう。何だか素直には喜べない」部屋がいっつも汚いから掃除すれば喜んでくれるよね!なんて思いがちですが,やはり頼まれてもいないのに、勝手に色々相手の世話を焼くのはよくないようです。「相手に干渉しすぎる」「押し付けがましい」のが、男性をドン引きさせる大きな要因になっているのかもしれません。程よい愛情表現を身につけて、上手に男性とお付き合いしていきたいですね。
2013年11月25日オンランメディアを運営するインターネットコムは、食べものを楽しむためのメディア「えん食べ」を開始した。「えん食べ」は、エンジョイして食べる、エンターテイメントとして食べものを楽しむための、ニュース、コラムなどを提供するサイト。全国の美味しいグルメ、人気のお取り寄せ商品、ランチ、レストランを紹介することに加え、コンビニやスーパーで買えるグルメな新商品、レストランやお店でのキャンペーン情報などの美味しいものに関する情報も豊富に届けていくという。同サイトは、スマートフォン向けにも最適化され、また今後、ニュースやコラム以外にも、レシピや動画などの提供も行なっていく予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日ライフメディアは、同社が運営するパネル「ライフメディア」にて、歯に関するインターネットリサーチを実施した。10代から60代までの男女1,359名のアンケート結果を集計したところ、1日の歯みがき回数は、2回が50.8%、1回が27.4%、3回が17.2%という結果に。男性よりも女性のほうが磨く回数が多い傾向がある。また、1回の歯みがきの平均時間は、1~3分未満と答えた人が50.9%、3~5分未満と答えた人が31.8%だった。2.7%の人は1回に10分以上磨いていた。次に、歯みがき時に使っている道具を聞いたところ、歯ブラシと答えた人は90.7%。以下、歯間ブラシが15.9%、電動歯ブラシが14.1%、デンタルフロスが12.2%などの回答があった。歯磨き粉を挙げた人は47.4%、洗口液は12.3%だった。歯ブラシの交換間隔の質問では、1カ月に1回程度と答えた人が32.9%、2カ月に1回が27.4%。3カ月以上使い続ける人は34.1%に上った。歯ブラシは使っているうちに洗浄能力が落ち、歯ぐきの傷付きや雑菌の繁殖などもあることから、一般的には1カ月以内での交換が望ましいとされている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日4月6日、「CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2012(チェンジメーカーオブザイヤー2012)」シンポジウムが開催された。「CHANGEMAKERS OF THE YEAR」は、日経BP社(本社:東京都港区、社長:長田公平氏)が運営するビジネスパーソンのためのWebサイト「日経ビジネスオンライン」が、新しい時代のリーダーとしてふさわしい人物を選出するプロジェクトで、今年で3年目を迎える。プロジェクトのコピーは「今だからこそ求める、時代を変える新しい力」。未来を切り開くべく、リーダーとして、開拓者として、よりよい社会を創(つく)るための努力を続けている「チェンジメーカー」たちが、毎年、選出されている。設定されている部門は、経営・マネジメント部門、クリエイター部門、研究者部門の3部門。日経BPの専門媒体読者による投票の結果、選定された候補者から、毎年各部門の受賞者1名を決定している。シンポジウム冒頭では、特別協賛しているリシュモン ジャパン株式会社 代表取締役社長・カルティエチーフ エグゼクティブ オフィサー・クリストフ マソーニ氏がこう語った。「昨年の震災後、日本が速やかに復興する姿を目の当たりにした。今後もこの国がすばらしい国でありつづけるためには、変革、起業家精神がキーとなってくるはず。若いチェンジメーカーが日本を明るい未来へと導いていくことに期待して、それを応援していきたいと思っている」授賞式は6月14日に六本木アカデミーヒルズ49タワーホールにて開催予定。同シンポジウムではこれに先駆けて、2010年「経営・ビジネス部門」で受賞した、ライフネット生命保険 代表取締役副社長・岩瀬大輔氏と、2011年「経営・マネジメント部門」受賞者である、オイシックス株式会社 代表取締役社長・高島宏平氏によるトークセッションが行われた。セッション半ば、「チェンジメーカーになるために必要なことは何ですか?」との司会者の問いかけに、「まずは、あれこれ考えるのをやめてとにかく動くこと。そして、疑問に思ったことを追究すること。もうひとつは、健康管理をしっかり行うこと。そのためには食生活を正すことが大切ですね」と高島氏。同社が提供する安全でおいしい食品をアピールした。岩瀬氏のほうを向き、「健康を保ちながら保険にも入ればなおいいですよね」とコメントするや、会場が笑いに包まれる一幕も。一方、岩瀬氏は「行動にうつすことと、信じること。ひとりひとりの行動で世界は変わると信じ、自分にできることを全力でやる」と回答。「経験がなくても、アイデアと行動力さえあればなんでもできる」という、保険業界未経験でありながら同賞を受賞するまでに至った岩瀬氏ならではの言葉に、参加者全員が真摯(しんし)に聞き入る。また、「事業に大きな変革を起こしたいと思ったときに、もっとも大切なもの・必要なものは何ですか?」との問いかけに対しては、高島氏は「クレイジーな情熱」、岩瀬氏は「すばらしい仲間」と回答した。参加者から「起業してからこれまでに、もうだめだと思ったことはありますか?もしあれば、その危機をどうやって乗り越えたか教えてください」という質問が挙がる。それに対し、「危機に直面するたびに、社員と一緒に“非常に危うい現状”を歌詞にしたテーマソングを創(つく)って歌ってきた」と高島氏が予想外の答えを披露すると、岩瀬氏も司会者も興味津津といった様子。ワンフレーズ歌唱をリクエストして会場を沸かせた。セッション終了後には、日経ビジネス発行人・浅見直樹氏が、「チェンジメーカーオブザイヤー2012」の詳細と候補者を発表。2012年は、経営・マネジメント部門=16名、クリエイター部門=17名、研究者部門=16名の最終候補者が選定済みで、現在、最終投票を実施中。投票期間は5月9日まで、投票は公式ホームページから行うことができる。【CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2012候補者一覧】1.経営・マネジメント部門有吉昌康(PTP代表取締役社長)石川康晴(クロスカンパニー代表取締役社長)石田宏樹(フリービット代表取締役社長 CEO)太田克史(星海社代表取締役副社長COO)川上量生(ドワンゴ代表取締役会長、スタジオジブリ所属)川添高志(ケアプロ代表取締役)川邊健太郎(ヤフージャパン最高執行責任者(COO)執行役員 兼 メディア事業統括本部長)小松真実(ミュージックセキュリティーズ代表取締役)佐野陽光(クックパッド代表執行役社長)谷田千里(タニタ代表取締役社長)寺田親弘(三三代表取締役社長)馬場正尊(Open A代表)前澤友作(スタートトゥデイ代表取締役)三島邦弘(ミシマ社代表)村上太一(リブセンス代表取締役社長)山田淳(フィールド&マウンテン代表)2.クリエイター部門会田誠(現代美術家)石上純也(建築家)伊勢谷友介(映画監督、俳優)猪子寿之(チームラボ代表取締役)大根仁(映画・ドラマディレクター)菊地成孔(ジャズミュージシャン、文筆家、音楽講師)工藤啓(NPO法人 育て上げネット理事長)剣持秀紀(ヤマハ 研究開発センター)児玉裕一(映像ディレクター)駒崎弘樹(NPO法人 フローレンス代表)平了(ボランティア団体 スコップ団団長)中田ヤスタカ(ミュージシャン、音楽プロデューサー)西沢立衛(建築家)野口聡一(JAXA宇宙飛行士)平鍋健児(チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長)藤本壮介(建築家)山口晃(画家)3.研究者部門審良静男(大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長)天野篤(順天堂大学医学部心臓血管外科 教授)石黒浩(大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻 教授)出雲充(ユーグレナ 代表取締役)岩田健太郎(神戸大学医学部感染症内科 教授)大木隆生(東京慈恵会医科大学外科学講座統括責任者)城戸淳二(山形大学大学院理工学研究科有機デバイス工学専攻 教授)児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)高井研(海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究プログラム プログラムディレクター)中川恵一(東京大学医学部附属病院放射線科 准教授)中村祐輔(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター ゲノムシークエンス解析分野 教授)早野龍五(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 教授)間野博行(自治医科大学 分子病態治療研究センター 教授)武藤真佑(祐ホームクリニック院長)村山斉(東京大学 数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長、特任教授)山中伸弥(京都大学 iPS細胞研究所長)
2012年04月10日保湿成分UP!セルフメイクブランド「メディア」がいっそう魅力的にカネボウ化粧品は6月29日、40代以降の女性に向けたセルフメイクブランド「メディア(media)」から、保湿ファンデーションをリニューアル、また、美容液ルージュを、8月1日より発売することを発表した。5品目27品種800円~1,100円<税込840円~1,155円>※限定セット込みうるおい持続に加えて、保湿感をアップ「メディア」は1989年誕生以来、トータルメイクアップブランドとしてラインアップを拡大、「高品質・使いやすさ・生活価格」をコンセプトに、40代以降のセルフメイク市場で高い支持を得る。今回の新商品は、セルフメイク市場ファンデーションカテゴリーでシェアNo.1(※)を続ける保湿ファンデーションの品質をアップし、リニューアルする。「メディアトリートメントパクト」では、くずれにくさ、スキンケア効果を感じさせる保湿感をさらに高めた。発売を記念し、つめかえ用に限定ケースをセットした「メディアトリートメントパクト限定セット」も数量限定で発売する。また、「メディアクリームファンデーション」を、保湿美容液成分としてWヒアルロン酸を新配合し、リニューアルした。その他、同じくカテゴリーシェアNo.1(※)の口紅についても、保湿美容液成分を新配合し、美しいツヤ感のある発色が続くスティックタイプの美容液ルージュ「メディアモイストエッセンスルージュ」を発売、ブランドの魅力向上を図る。※すべてインテージSRI調べ元の記事を読む
2011年06月30日