彼氏が本当に自分のことを愛してくれているのか、心配になることはありませんか。実は、男性には好きな女性にだけする行動があるのです。彼氏や気になる男性を観察してみて、次のような行動をしているかチェックしてみましょう。自分の全てを話してくれる男性は、本当に好きな女性には自分のことを理解して欲しい、よく知って欲しいと考えます。まだ付き合う前や、付き合って間もないようなカップルなら、男性も女性に気に入られようと自分に都合が悪いことは隠そうとするでしょう。しかし、付き合っているうちに心許せる相手だと思えるようになると、信頼関係も生まれてきます。本当に好きで、信頼している女性には、徐々に自分の過去のことや元カノのことなど何でも話してくれるようになるのです。もし、付き合っている彼があなたに元カノの話をしてきたら、彼にとってはその元カノはもう過去の人になり、今は目の前にいるあなたのことを愛して、信頼してくれているのです。まだ未練がある場合には、彼女の前で元カノの話はなかなかできないものです。さらに、自分が生まれ育った環境や両親のことについても話してくれるようになったら、彼の気持ちは真剣だと考えて良いでしょう。あなたも彼氏の気持ちを受け入れる心の準備が大切です。家族や会社の人など、周りの人に紹介してくれる男性は、本気で好きではない女性と付き合っていると周りの人にその女性を紹介しようとはしません。そのため、彼氏がもし周りにいる人にあなたの存在を明かすようになったら愛してくれている証拠です。特に彼があなたのことを彼の両親にも話してくれていたり、彼の会社の人にも会わせてくれているような場合も彼の本気度は高いと言えます。男性は本当に愛していない女性とのことで周りに騒がれたり、茶化されたりされるのを嫌がります。しかし、自分が本当に愛している女性となら周りに何を言われても良く、付き合っていることも隠さずに周りにも交際を祝福されたいと思うのです。忙しくても会う時間を作ってくれるどれだけ忙しい男性でも、愛している女性のためなら会うための時間を作ってくれます。あなたが彼に「会いたい」と言えば、彼が時間を作ってくれるのはあなたのことを愛してくれているからこそなのです。もし、彼がどうしても忙しくてしばらく会えないようであれば、しばらくは様子をみてみましょう。愛している女性とはどうしても会いたいと思うものですから、本当にあなたのことを愛しているのなら、忙しさが落ちついたら必ずあなたと会ってくれるはずです。また、彼が時間を作って会ってくれた時には「会えて嬉しい」と素直な気持ちを伝えられると、彼もまずます喜んでくれるでしょう。逆に、忙しいことを理由にずっと会ってくれないのは、今は彼の気持ちがあなたに向いていないのかもしれません。彼氏の行動に思い当たる節があれば…男性が本当に愛している女性にだけする行動は、甘いロマンチックな愛情表現ではありません。しかし、彼氏や気になる彼の行動をよく見て思い当たるところがあれば、彼に本当に愛されているのを実感できるようになってくるでしょう。
2018年11月05日今回は、少し厳しめの口調で参りたいと思います。それだけ「愛情」に関しての捉え方を間違えて欲しくないという思いが私にはあります、「もっと好きって言ってほしい、もっと構ってほしい、時間を作ってほしい。恋人なんだからそれぐらいやって当然でしょう?」彼氏に対してもしそんな風にちょっとでも思っていたとしたら、その思いは間違いなく叶わなくなると思ってください。■愛は与えられるものでもないし、与えるものでもない愛情の表現の仕方は人それぞれで、愛しているからこそ怒鳴ってしまうこともあるし、愛しているからこそ見放していたりもするので、その時その瞬間にはその愛情に気づきにくいもんなんです。「与えられている」と認識されるようでは、それは愛情ではありません。本当の愛情は、振り返ってみた時に「あぁ、私って愛されていたんだなぁ」と感じるものです。親が子どもに与える絶対的な愛情なんかがそうですよね。愛情を注ぐ側が、「よっしゃ愛情注ぐぞー!」と思いながら愛を与えているかと言えばそうではないですよね。結果として与えてしまっているものなんです。Mr.Childrenの歌詞に「愛はきっと与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの」という歌詞がありますが本当にそうで、愛が「与えられるもの」あるいは「与えるもの」だという認識は捨てた方がいいです。愛情を誰かに表現してもらわないと気づけないというのであれば、それは表現していない側が悪いのではなく、感じられない側が悪いのです。■愛情くれくれちゃんでは愛はもらうことができないまた愛情表現を欲しがる人ほど、相手に愛情表現していない傾向にあります。本人は「好きだ」と何回も口にしていると言いますが、それは相手に「好きだ」と返して欲しくて言っているのであって、見返りの求めない愛情表現ではありません。もし見返りの求めない心からの愛情表現をしているなら、そもそも「愛情表現してほしい」なんてことを思わないはずだからです。そういった「愛情の強要」をしてしまうと、相手側は確実にその「強要」を感じ取ってしまい、あなたに愛を感じなくなってしまいます。そうなれば当然、あなたが彼から愛情をもらうこともできないですし、彼も愛情表現をしてくれることはありません。その結果、「なんか重いだんよね」と言われておしまいです。そうならないためにも、愛を欲するのは金輪際やめにしましょう。それでも愛が欲しいならまずは自分が与えようと心がけること愛情の本質とは離れてしまいますが、それでも愛情表現をしてほしい!と思う人は、まずは自分から彼にこれでもかと愛情を振りまいてみてください。この時、決してリターンを求めないこと。まずは彼の心が満たされるようにどんどん愛を注いでみることです。彼氏が本当の意味であなたの愛を感じれば、自然と彼からの愛情表現がポツリポツリとで始めるはず。そこで手を抜かずに注ぐ、注ぐ、注ぐ!注ぎまくる!これでもし、彼からの愛情が返って来なくても彼を責めてはいけません。繰り返しますが愛は求めるものではありません。でも、それでも応えてくれなかったら?その時は、彼が「そういう人間だった」ということがわかるだけです。関係を続けたければ続けたらいいし、続けたくなければ続けなければいいのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月29日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情171】前はそれなりに情熱的だった彼が、最近、愛情表現をしてくれない、となると「もう愛されてないのかな……」と不安になりますよね。今まで愛情表現をしてくれた彼がしなくなるのには、実はそれなりの理由があったりします。そこで今回は、彼氏の愛情表現がなくなってきている理由と、また愛情表現を引き出すにはどうしたらいいか、をお話ししましょう。■二人の関係がまろやかになりすぎた交際当初はほどよい緊張もあって、会うたびにドキドキしてたけど、時間経過とともにドキドキよりもリラックスが強くなった。そして、気づけば関係がまろやかになりすぎて、恋人というよりも家族っぽくなってた……という場合、愛情表現は少なくなるかもしれないですね。長く付き合うと、手はつないでも、キスやハグが恥ずかしかったりすることってないですか?愛情表現をしなくてもしっかり良い関係を築けていると、彼も「今さら愛情表現するのもちょっと……」と恥ずかしくなったりします。リラックスできる関係はいいけど、できれば恋人の感覚を忘れないようにしましょう。■彼に多くを求めすぎている彼の愛情表現がなくなってきている原因として、あなたが彼に多くを求めてしまっていることも考えられます。「なんで私からしないと連絡をくれないの?」「もっと一緒にいる時間をつくって!」「本当に私のこと、好き?」「なんで友達を紹介してくれないの?」……などなど、一気にたくさんのことを彼に求めると、彼も「俺じゃ、この子を満たしてあげられない」と自信を失くしてしまいます。となれば、自信がなくなるに比例して愛情表現も少なくなるでしょうね。多くのことを求めるあなたなりの愛情表現(?)が、彼には重くなっているのかも……。求めれられれば求められるほど、彼も愛情表現をしにくくなりますから。■元の彼に戻っただけ恋愛初期、あなたの気持ちをしっかりつかむために、ちょっと無理をして愛情表現を頑張っていただけ、ということもありえます。それは愛情がなくなったのではなく、彼が元に戻っただけ。「釣った魚に餌をやらない」というのと同じです。釣るために最初は全力で頑張ったけど、意地悪とか冷めたとかではなく通常モードになったってこと。好きな気持ちには変わりないんです。まぁ、こういう男性は女泣かせな人なので、筆者的にはダメンズな部類だと思いますが、好きだとそう簡単に別れられないですよね……。恋愛初期に猛アプローチする男性は大抵、釣った魚に餌をやらないタイプなので、交際後もしっかり愛情表現が欲しいのなら、そういう男性は要注意。■どうすればまた愛情表現してくれる?また彼に愛情表現してもらうにはどうしたらいいか?ですが、まず、彼が愛情表現をした時は恥ずかしがらず、全力で喜ぶこと。あなたの反応が薄ければ彼も「あれ?あんまりこういうの好きじゃないのかな……?」と思い、しなくなることもありますから。また、『この子は完全に俺にほれ込んでいる』と思わせないこと。『今は一途だけど、もしかしたら他の男に取られるかも?』と、ちょっと危うい感じがあったほうが彼も離れないよう愛情表現してくれますよ。■終わりに愛情表現があるとないとでは安心感が違いますよね。彼に求めるだけでなく、あなたからも愛情表現をしっかりしたほうが彼も愛情表現しやすい、ということもお忘れなく。
2018年03月20日ナチュラルで上品な仕上がりカネボウ化粧品は、2月1日にセルフメイクブランド「media(メディア)」から『メディア ブライトアップアイシャドウ』を新発売し、『メディア ラスティングベース』、『メディア UVカットジェルベース』をリニューアル発売することを発表した。「メディア」は、大人の女性に向けたトータルメイクアップブランドとして、1990年に販売を開始した。現在、同ブランドは、ナチュラルで上品な自分らしいメイクを好む40歳以降の女性を中心に支持されている。パールが目もとを明るく華やかに『ブライトアップアイシャドウ』は、1色で目もとの印象をパッと明るくするアイシャドウ。透明感のある発色と上品なツヤでくすみを美しくカバーする。カラーは、イエローゴールド、ブラウンベージュ、ライトラベンダー、ライトブルーの4色。税抜き価格は600円。『メディア ラスティングベース』は、皮脂やテカリを防いで、たるんだ毛穴や小鼻まわりの化粧くずれに対応する補整系化粧下地。オイルコントロールパウダーと毛穴カバーパウダーを配合した“化粧持ち持続処方”である。SPF20、PA++で、カラーは白浮きせずに、肌にほんのりとした明るさを与えるピンクベージュとなっている。税抜き価格は900円。『メディア UVカットジェルベース』は、ジェルタイプの日焼け止め化粧下地。強い紫外線から肌をガードし、化粧のり・化粧持ちもアップする。ジェルタイプなので、肌に伸ばしやすく、なめらかにフィットする。SPF50+、PA++++で、カラーは白浮きしないで透明に伸びるノーカラータイプとなっている。税抜き価格は900円。(画像はmediaウェブサイトより)【参考】※プレスリリース株式会社カネボウ化粧品※mediaメディアカネボウ化粧品
2018年01月20日発達障害支援研究・実践の最前線を学ぶシンポジウム出典 : 発達障害の原因や治療法、支援方法に関する研究は、様々な分野の専門家が取り組んでいる領域です。発達障害のある子どもを育てている保護者や、その周辺の支援者にとって、最新の研究成果は今と未来の生活にどのような影響をおよぼすのでしょうか?誰もが多様で豊かな人生を送ることのできる社会を形成していくためにできることとはなんでしょうか?そんな疑問に応えるシンポジウムのお知らせです。11月26日(日)、「うちの子、少し違うかも...II~エビデンスに基づく発達障害支援をみんなで考える~」と題されたシンポジウムが、東京・お台場のテレコムセンターで開催されます。(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX))家庭・学校・地域・行政等における支援のしくみや最新の取り組みを紹介しながら、様々な支援の場面に横たわる障壁を乗り越え、改善していくための具体的方法について、分野・領域を超えて考えるシンポジウムです。サイエンスアゴラ2017 公開シンポジウム11月26日(日)「うちの子、少し違うかも...II~エビデンスに基づく発達障害支援をみんなで考える~」シンポジウム概要出典 : 日時2017年11月26日(日)10:15~12:30 (開場 10:00)場所テレコムセンタービル 8階 会議室B※新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」直結参加費無料対象発達障害療育・子育て支援等に携わる方(医療・福祉関係等)学校・教育機関関係者の方行政(国・地方自治体)関係者の方発達障害児支援に関心をお持ちの一般の方、保護者・ご家族の方プログラム:10:00受付開始10:15開始10:20講演■神尾 陽子 氏(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部 部長)■船曳 康子 氏(京都大学大学院人間・環境学研究科/総合人間学部 准教授)■山野 則子 氏(大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 教授/スクールソーシャルワーク評価支援研究所 所長)11:15パネルディスカッション■モデレーター:熊 仁美 氏 (特定非営利活動法人ADDS 共同代表)■パネリスト :上記講演者3名、外岡 資朗 氏(鹿児島県こども総合療育センター 所長)12:20フロアとの対話(質疑応答)、まとめ12:30終了出典 : 京都大学医学部卒業、ロンドン大学付属精神医学研究所児童青年精神医学課程終了。京都大学医学部精神神経科助手の後、米国コネティカット大学(フルブライト研究員)で自閉症研究に従事した後、九州大学大学院人間環境学研究院助教授を経て、2006年より国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・思春期精神保健研究部部長、2010年より山梨大学客員教授、2017年よりお茶の水女子大学客員教授を併任。出典 : 年京都大学医学部卒業。京都大学医学部付属病院、京都市立病院にて研修後、京都大学大学院医学研究科に入学し、認知症の臨床研究を行った。2000年からは、カリフォルニア工科大学行動生物学教室に留学し、小鳥の歌を用いた音声発達の臨界期の研究に従事。2003年に帰国し、こころの発達、発達障害の分野の臨床と研究に従事。日本学術振興会特別研究員、京都大学医学部付属精神科助教を経て、2015年より現職。出典 : 関西学院大学社会学研究科後期博士課程修了、博士(人間福祉)。内閣府:子どもの貧困対策検討委員会委員・有識者会議委員、文部科学省:中央教育審議会生涯学習分科会委員、企画調整部会委員、家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会座長、教育相談等に関する調査研究会議委員、厚生労働省:社会保障審議会臨時委員、ほか国の委員多数。大阪府子ども施策審議会会長、子どもの貧困部会部会長、大阪府スクールソーシャルワーク配置事業スーパーバイザー、ほか多数。出典 : 年、慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。2011年、自閉症児に効果的な早期療育が届くことを目指し、NPO法人ADDS設立。2013年、同大大学院後期博士課程を単位取得退学、同大先導研究センター研究員。自閉症児のコミュニケーション研究や、早期療育の実践研究に携わる。NPO法人では、保護者が家庭療育に取り組むためのペアレントトレーニング、セラピスト認定制度等を実施し、現在までにセラピストを約100名養成、ペアレントトレーニングを約200家庭に提供してきた。出典 : 小児科医師。1988年、熊本大学医学部卒業、熊本大学大学院医学研究科へ入学後、同大医学部附属病院発達小児科にて勤務し、1996年、熊本大学大学院単位取得終了。1999年より鹿児島市立病院小児科(小児神経科)で医師、医長、科長を歴任後、2007年より鹿児島県児童総合相談センター療育指導部長、2010年より現職。鹿児島県こどもの虐待問題研究会副会長を併任。主催者からのメッセージ「国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)では、「社会のなかの科学・社会のための科学」の理念のもと、社会の具体的な問題の解決を目指す研究開発を推進しています。今回のシンポジウム(入場無料)では、RISTEXにおける関連プロジェクトの成果も踏まえながら、家庭・学校・地域といった場面での発達障害支援における課題を改善し、のりこえていくための具体的なとりくみ等についての情報提供・共有や議論を行うことを目的としています。」昨年度も実施し、好評を博したシンポジウムの第2弾。様々なプロジェクトの成果の紹介や、必要とされる支援についての議論が行われます。本人や保護者はもちろん、教育や支援に関わる方に幅広く、足を運んでいただきたいシンポジウムです。イベント申し込みはこちら以下のリンクから申し込みが可能です。定員200名(予定)、氏名の登録は必須ではありません。お問い合わせは、下記のページの「主催・お問い合わせ」に情報が記載されておりますので、そちらからお願いいたします。サイエンスアゴラ2017 公開シンポジウム開催(入場無料) - 社会技術研究開発センター
2017年11月11日MoLive(モリーヴ)は11月23日、講演およびシンポジウム「知っててほしい妊娠適齢期! (不妊の現状から)~男女で考えよう 後悔しないライフプラン~」を、港区立男女平等参画センター リーブラ1階「リーブラホール」(東京都港区)で開催する。現在の日本では、6組に1組が不妊治療を経験しているという。社会で活躍する女性が増える一方、晩産化が進んでいるが「いくつになっても自分が望んだときに子どもはできる」「高齢になっても妊娠出産できる」などと思い込んでいる人もいるとのこと。しかし、妊活を始めてもなかなか妊娠できず、治療期間が長くなり「治療がやめられない」「あきらめられない」といった負のスパイラルに陥るほか、経済的・精神的な負担、子どもがいない人生を考えられないことなどから、人生の再構築に苦悩する人が増加している現状もあるという。同イベントは、少しでも早く、若いうちに「妊娠・出産について正しい知識をもってもらいたい」という主旨のもと行う講演・シンポジウム。NPO法人日本不妊予防協会理事長の久保春海医師、生殖心理カウンセラーの平山史朗先生、さらには不妊治療を経験して出産した元プロテニスプレーヤー・杉山愛さんを迎えて実施する。内容は、久保医師の「生殖医療の現状と医師から伝えたいこと」、平山先生の「男性たちよ、知識を持とう! 」、MoLive(モリーヴ)代表・永森咲希氏の「考えてみて あなたの人生の季節」といった講演のほか、杉山愛さんと永森氏によるトークセッション、久保医師・平山先生・永森氏・杉山さんによるシンポジウムを予定している。なお、シンポジウムでは事前に申し込みフォームから受け付けた参加者からの質問に、登壇者が回答するコーナーも予定している。参加費は無料。定員は190名で、モリーヴ申し込みフォームより先着順で受け付けている。
2017年10月27日東京・原宿のVACANTにて、出版社やゲスト自らが写真集について語るプレゼンテーション形式のイベント「フォトブック・シンポジウム」の第3弾が開催される。今回のイベントは「フォトブック・シンポジウム vol.3:金子隆一」と題し、写真評論家、写真史家、写真集コレクターとして活動する金子隆一をメインゲストに迎え、3日間にわたって、3人のゲストとともに、3つの写真集についてトーク&ディスカッションを展開する。9月9日に行われる「MAGNUM ANALOG RECOVERY - これまでのマグナムとこれからのマグナム」では、世界最高の写真家集団と言われるマグナム・フォト(Magnum Photos)が創立70周年を記念してパリで開催したアーカイブ展覧会「Magnum Analog Recovery」の図録を取り上げる。ゲストにはマグナム・フォト東京支社ディレクターの小川潤子を招き、同正会員フォトグラファーであるモイセス・サマン(Moises Saman)のコメントを交えながら、金子とディスカッションを行う。9月10日は、今春約30年振りにイギリスの出版社「MACK」より復刻版が刊行された深瀬昌久の代表作「RAVENS / カラス」にスポットを当て、「RAVENS / カラス ‐ カラスの秘密、アーカイブスの謎」をテーマに「深瀬昌久アーカイブス」のディレクターを務めるトモ・コスガがプレゼンテーションを展開。さらに、金子と深瀬作品の魅力や謎について意見を交わしていく。会場では、日本未公開となるプリントのミニ展示や、来場者全員に未収録イメージのポストカードの配布も行われる。最終回は9月24日に開催。ゲストには、50年以上にわたり鋭敏な眼差しで写真表現の本質を探究し、金子とともに写真同人誌「CAMARA WORKS」の制作に携わった写真家の築地仁を迎え、築地が1989年にアメリカの写真家ルイス・ボルツ(Lewis Baltz)と取り組んだプロジェクト「TOSHIBA / 東芝」の見解を徹底的に語り尽くす。一般的な写真集市場では出回ることがなく、“幻”となっているこの貴重な一冊の現物を展示し、その全ページのスライドショーを公開する。【イベント情報】第1回「MAGNUM ANALOG RECOVERY - これまでのマグナムとこれからのマグナム」ゲスト:金子隆一(写真評論家、写真史家、写真集コレクター)、小川潤子(マグナム・フォト東京支社ディレクター)会期:9月9日会場:VACANT住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2F時間:17:00~19:00(開場16:30)料金:1,500円(1ドリンク付)定員:120名※写真集「MAGNUM ANALOG RECOVERY」(1万2,000円)購入の先着50名に特製トートバッグをプレゼント第2回「RAVENS / カラス ‐ カラスの秘密、アーカイブスの謎」ゲスト:金子隆一(写真評論家、写真史家、写真集コレクター)、トモ・コスガ(深瀬昌久アーカイブス ディレクター)会期:9月10日会場:VACANT住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2F料金:1,500円(「RAVENS / カラス」未収録イメージによるポストカード付 / 1ドリンク付)定員:120名第3回「TOSHIBA / 東芝 - 築地仁とLEWIS BALTZ」ゲスト:金子隆一(写真評論家、写真史家、写真集コレクター)、築地仁(写真家)会期:9月24日会場:VACANT住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2F時間:19:00~20:30(開場18:30)料金:1,500円(1ドリンク付)定員:80名前売りチケット予約先()
2017年09月06日感情を顔に出さないし、言葉も少なくてイマイチ何を考えているかわからない不器用男子。好かれているか不安になるときもありますよね。でも、不器用だからこそ嘘のない愛情表現をしてくれるものです。そんな不器用男子が密かに出している「大好き」のサインについてご紹介します。体調を気遣ってくれる「好きだよ」の言葉はなくても、「熱中症に気をつけて」「麦茶はミネラルが多くて体に良いらしいよ」など、こちらの体調を気遣ってくれるセリフがあります。あまり色気を感じない内容にがっかりするかもしれませんが、不器用男子はもともと気持ちを伝えることが苦手。でも、好きな女性にはいつも元気でいて欲しい、笑顔が見たいという大きな愛情を持っているのでこんな言葉を送ってきます。どうでもいい内容で連絡してくるちょっとした仕事の話やお昼に食べたもの、テレビの話題。「何でわざわざ?」と思うような内容で連絡してくるのも、不器用男子の特徴です。これは関心を引きたいというより、とにかくつながっていたい気持ちがさせること。大切なのは、内容ではなくあなたが応えてくれることです。また、真面目な話をする時には、メールやLINEでなく直接顔を見て伝えたいと考えるので、必然的に普段の連絡はシンプルな内容になりがちです。あなたのことをよく観察しているその場では何も言わなくても、前髪を少し切ったことや新しいバッグを買ったことなど、好きな女性のことは細かい部分までよく観察しているのが不器用男子。2人の会話もよく覚えているので、ある日突然「これ欲しいって言ってなかった?」と思いがけないプレゼントを贈ってくれることもあります。不自然でないように装ってこっそり「お揃い」を楽しむなんてことも。不器用男子は基本的に恥ずかしがり屋です。直接的に愛情を伝えることを避けがちですが、その代わり行動するときは真っ直ぐに気持ちを込めます。言葉より行動を重視する方が、不器用男子の気持ちを汲み取りやすいと言えますね。
2017年08月14日大人女子になっても束縛されると愛を感じるという人は多くいます。様々な恋愛を経験してきて、必要とされる喜びを学んだ結果…なのでしょうか。ただ必要とされることと縛られることとは違います。愛情を盾に相手を縛ることは洗脳になるのです。結果、生活が支配されていきます。愛情表現のひとつだというのなら、お互いに縛り合うことを勧めます。それこそが平等な愛の表現です。ただ、そんな関係はありえないでしょう。束縛を愛情表現と勘違いしない相手の生活を縛ることで自分の存在感を大きくすることは支配の最初の一歩です。行き着くところまで行ってしまえば、相手に依存するだけの関係が生まれます。それは決して愛ではありません。ご主人様と下僕の関係であり、支配以外の何物でもありません。言葉の暴力に屈しない縛ることの始まりは愛を人質にします。でも、だんだんと言葉の暴力が出てくることがあります。傷つけることで依存度をどんどん増していくように仕向けるのです。根底に愛があると信じている限り、言葉の暴力に勝つことはできません。自分が悪いと思い込み、相手を信じてしまうのです。依存していると思ったらすぐ離れる離れたくないというのは健全な恋人同士の関係であり、依存しているというのはそうではありません。相手なしでは生きていけないというのは愛情とは違うのです。洗脳されている可能性があります。そのような関係はすぐに断つ必要があるのです。どんなに相手が好きでも幸せになることはできませんし、どちらも不幸になるのです。そうならないために離れる必要があります。束縛されて気持ちいいと思う人もいるでしょう。でも、それは大きな間違いの一歩。その先には依存の関係が待っています。そこまで進む前に離れる必要があります。愛はお互いに自立した人たちが育めるものなのです。依存していてはどちらも幸せになることはできません。寄りかかっていても前に進むことができないからです。幸せになりたいのなら、そのような関係を解消して精神的に成長する必要があります。
2017年05月02日説明が苦手、自分の意見が言えない、感想文が書けない…。わが子のそんな様子から、「うちの子は何も考えていない」「表現力や文章力がない」と嘆いているママ! 実は、お子さんは、表現の仕方を知らないだけかもしれません。子どもの表現力を引き出し、読書感想文もラクラク書ける秘訣を、キッズ作文トレーナー講座立ち上げリーダー・志田千帆さんに聞きました。読書感想文は、大人の「問いかけ」でグングン書ける!子ども本人だけでなく、多くの親をも悩ます読書感想文。実は志田さん自身も、以前は読書感想文がお子さんとの衝突の原因となり、「早く書きなさい!」「何か思ったことないの!?」と声を荒げていました。それが、ちょっとしたコツをつかんでから、お子さんは書くことが好きになり、志田さん自身もストレスを感じることがなくなりました。そのコツとは、「問いかけ」の工夫。大人が問いかけながら表現を整理していくことで、読書感想文が短時間で楽しく書けるようになるそうです。「子どもは何も感じていないわけではなく、表現の仕方を知らないだけ。大人がうまく問いかけることで、子どもの表現を引き出すことができます」。子どもから表現を引き出す「問いかけ」のコツとは!?読書感想文を含む作文のはじめの一歩は、大人からの問いかけがポイント。心がけておくとよいのは、一点にフォーカスして問いかけること、なるべく具体的な質問をすること。「読書感想文であれば、本全体の感想を聞くのではなく、一場面にフォーカスして問いかけてください」と志田さん。まずは、「どこの場面を紹介したい?」「『ここ聞いて!』というページはどこ?」と問いかけ、その場面について、「誰がどこでどうした場面なの?」「その人ってどんな人なの?」「どうしてそうしたのかな?」「読んでどう感じた?」など、なるべく具体的に問いかけます。大事なのは、その子の伝えたいことに大人が興味を持つこと。少しオーバーなぐらい相づちを打ちながら、「それ、詳しく聞きたい!」「ええ~!?そんなことがあったの?」「それでそれで?」「うんうん、すごくよくわかるよ~」といった反応と見せると、子どもは自ら表現したいという意欲が出てくるそうです。子どもの感情や表現を否定しないこと!「問いかけ」を行う際のポイントは、子どもの答えをそのまま受け入れること。志田さんは、「子どもは自分の感情や発言が受け入れられるかに、とても敏感です。自信がない子は、大人の反応を気にして萎縮してしまいます。大人は、まずは子ども達に『自由に表現していいのだ』という安心感を与えてあげることが大切です。子どもの言葉や感情に正否はありませんから、表現できたことを褒めて、『なるほど』と受け止めてあげてください。『いや、違うよ』『そうじゃないよ』といった否定は禁物です」と言います。本を読まない子でも書ける裏技!でも、もし子どもがどうしても本を読んでくれなかったら? 途中で投げ出してしまったら、そもそも読書感想文が書けませんよね?志田さんは、「それでもなんとかなります」。たとえば、気になる挿絵を選ばせて、どんな感じを受けか聞いたり、数ページでイヤになった場合は、おもしろくない理由を聞き出したりすると良いそうです。「読書感想文というと、親は賞をもらえるような模範的なものを期待しますが、目的は賞を取ることではなく、思ったことをのびのびと伝えられる表現力を身に着けることですよね? 大人が思うような読書感想文としては成り立たなくても、表現することをトレーニングする機会だととらえ、楽しく自由に取り組んでください」。志田さんのお話は、「読書感想文とはこうあるべき」という概念をくつがえすものでした。「問いかけ」を利用すると、表現できる子になるのはもちろん、最終的に本も好きになってくれるかもしれませんね。読書感想文をきっかけに、自分の想いを自由に言葉や文章にする力をつけてあげると、人生が豊かに楽しくなりそうです!志田千穂さんHP<文:フリーランス記者鯰美紀>
2017年04月14日twelvebooks主催、写真集について出版社自らが語るプレゼンテーション形式のイベント「フォトブック・シンポジウム」が8月27日、東京・原宿のヴァカント(VACANT)で開催される。今回のイベントではフランスを拠点として大胆で自由なデザインと編集センスが注目されているインディペンデント出版社「CHOSE COMMUNE」の設立者、セシル・パンブフ・コイズミとヴァサンタ・ヨガナンタンの両名の来日に合わせて開催。シンポジウム第1部では同社が新しく刊行したばかりの2つの写真集について、両名がそれぞれ映像やスライドショーを使ってプレゼンテーション形式で進められ、プレゼンテーション後はヴァサンタ・ヨガナンタンによるブックサイニングも開催される。さらにシンポジウム第2部では、昨年同社より出版され世界中で話題となった植田正治の写真集「SHOJI UEDA」を参考にして、「植田正治の空(くう)」を島根県立美術館主席学芸員の蔦谷典子がレクチャーを行う。なお、レクチャー終了後は「CHOSE COMMUNE」の両名を交えたトークセッションも行なわれ、国内で発行されている植田正治の写真集と同社出版の写真集の違いなどについての意見交換が行われる予定だ。【イベント情報】「フォトブック・シンポジウム:CHOSE COMMUNE」会期:8月27日時間:17時~20時(開場は16時30分)開場:VACANT住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2階料金:前売り1,500円(オリジナルトートバック付で先着30名)、当日1,000円
2016年08月14日バイエル薬品は8月24日、「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」を、昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催する。同社では、2015年から女性の健康と活躍を支援する環境づくりに寄与することを目的に「かがやきスクール」を開催している。同シンポジウムは、「かがやきスクール」を受講した高校生実行委員(一部大学生を含む)51名が運営・進行・広報・美術装飾などを行うイベント。早期から女性の身体・健康について正しく理解することの大切さについて、同世代を含む周囲の人々に発信し、ともに考えるきっかけになることを目的としている。シンポジウム第一部は、女性クリニックWe! TOYAMA院長の種部恭子先生が、女性の健康に対する理解の大切さ、ライフステージの変化に伴う女性の体の変化・ライフプランへの影響、女性特有の疾患などついて講義する。第二部では、ゲストにバルセロナオリンピックの金メダリストで、現在はスイミングアドバイザーとして活躍する岩崎恭子さんを迎え、実行委員の高校生とともにパネルディスカッションを行う。シンポジウムの最後には、高校生が考えたメッセージを広めるためのセッションも行うとのこと。開催時間は13:00~15:00(開場12:30~)。入場無料。現在、同シンポジウムの一般参加者を募集している。募集人数は60名。申し込み締め切りは8月10日まで。詳細はバイエル公式サイトで案内している。
2016年07月20日ハースト婦人画報社は2016年1月21日にデジタルメディア、コスモポリタン日本版(をローンチした。同社代表取締役社長&CEOのイヴ・ブゴン氏(以下ブゴン氏とする)が、「我が社は雑誌も発行するデジタル企業となることを目指す」と挨拶した通り、デジタルメディアへの大きな一歩となる、コスモポリタン日本版を創刊した。『コスモポリタン』は1886年アメリカで創刊した女性向けの総合誌で、2016年頭にデジタルメディアとして日本に上陸した。「”Fun Fearless Female” (楽しく大胆な女性)」をイメージする『コスモポリタン』は、LOVE、ビューティ、ライフスタイル、エンターテインメント、ファッションをテーマに、世界中の女性をエンパワーしているメディアだ。■ユーザーの時間を競合と奪い合うデジタルメディア雑誌制作会社からIT企業に移り、キャリアを積んだコスモポリタン日本版の白重絢子編集長に紙媒体とデジタルメディアの違いについて尋ねた。「私が紙媒体を語れる立場ではありませんが、紙媒体は、その雑誌のスタイルのファンであることが大前提で、お金を払っても読みたいと思わせる世界観があり、常に何かを提案する存在なのではと感じています。一方デジタルは、ユーザーの時間を競合同士で奪い合っている。ユーザーを振り向かせるには、今何にユーザーが興味を持っていて、何を求めているか、ユーザーのインサイトを知り、ニーズを満たす記事をつくることが大切だと考えています。また、スピードを意識して記事をアップすることも大切にしています。さまざまなプラットフォームに流れていく記事を、どれだけの人が見つけてくれ、面白がってくれるが勝負だと考えています」と白重編集長。ユーザーの気持ちを知るために、編集スタッフはTwitterやInstagramなどのSNSも含めたあらゆるサイトをチェックし、時にはコスモポリタンのターゲットと思われる人たちと会いコミュニケーションをとっている。■デジタル世代のリアルなニーズに応える記事をつくるコスモポリタンのターゲットは、20代前半から30代前半。デジタルネイティブと呼ばれる人たちだ。彼女たちは、物心ついた時には身近にコンピュータがあり、大人になる前にスマホを手にしていた世代。たとえば、コスモポリタンで最も定評のあるLOVEのコンテンツでは、Tinderを使って出会った女性の体験談をコラムにするなど、デジタルネイティブらしい出会い方をしている。「コスモポリタンのユーザーは、今、何に引っかかり、何に悩んでいるのかをきちんと知ることが大切だと思っています。女友だちのような存在となりたいと思っています。聞き上手な友だちには、いろんなことが相談できるように……。」という白重編集長も、デジタルネイティブ世代だ。■デジタルと紙媒体の編集体制における違いとはデジタルと紙媒体の編集部の体制にも違いがある。ヒエラルキーが存在しないというのもデジタルならではの発想で、プロデューサーだろうと編集長だろうと、いちスタッフだろうとフラットな関係性で成り立っている。データから得られる結果も大切にしているので、意見を裏付けるデータを見つけて示せば、誰でも意見を言うことができる。アップル社のジョブズがいつもカジュアルなスタイルだったのは、社員と同じ目線でいることの証なのだろう。これがデジタルのスタイルに違いない。※インサイト=洞察したい相手の視野から得られるその人の気持ち--「【メディアの未来を考える】デジタル戦略がもたらす未来のメディア--ハースト婦人画報社1/3:横井由利」へ--「【メディアの未来を考える】競合他社とタッグを組む『エル・ショップ』と『ミモレ』のケース--ハースト婦人画報社3/3:横井由利」へ
2016年05月03日総務省は、平成16年/2004年の情報通信白書の中で、情報のデジタル化の変遷を「マルチメディア」「インターネット」「ユビキタス」という、新聞でも使用される頻度の高い言葉を用いて表現した。その中でユビキタスネットワーク社会を「いつでも、どこでも、誰とでも、ネットワークに繋がれば、様々なサービスが提供され人々の生活をより豊かにする社会である」と定義づけた。「メディアのデジタル戦略」についてインタビューを試みた、ハースト婦人画報社の代表取締役社長&CEOのイヴ・ブゴン氏(以下ブゴン氏とする)は、現在のユビキタスネットワーク社会の到来を見据えて、他社に先駆け1996年『ELLE 0NLINE』を立ち上げ、デジタル化の第一歩を踏み出していたという話からスタートした。■雑誌も発行するデジタル企業への転身を目指すそれから約20年を経た2015年末に行われた事業説明会でブゴン氏は、米国ハーストマガジンズ社のCEOの言葉を引用し「私たちは、雑誌も発行するデジタル企業への転身を目指す」と、これまでの紙媒体を中心にした出版事業から、デジタルを中心にした事業へのシフトを宣言した。ブゴン氏に、この発言の意味するところを尋ねてみると、「我が社では、2010年から新しい時代の出版社として組織の最適化を図り、インフラの整備、デジタル対応の商品開発に着手し、紙を中心とするビジネスモデルからデジタル中心に移行するために社員のマインドセットの変革もおこなってきました。まだ進化の途中ですが、徐々にその成果は現れています」。冒頭から、紙媒体では使用していないいくつかの用語が並び、時代の変化を実感する。■教育プログラムで社員のデジタルリテラシー強化を図るハースト婦人画報社は、2011年にアシェット婦人画報社から米国ハーストのメディアコングロマリットの一員となったが、それ以前から少しずつ社員の教育プログラムを実施し、デジタルリテラシーの強化を図っていた。「紙の編集者の編集スキルの高さは会社の財産です。そして、生まれた時からPCやスマホを使いこなして来たデジタル化以降入社したスタッフは、SNSを駆使するなどデジタルスペースでのコミュニケーションに長けています。しかし、長年のELLE ONLINEの成果は、社員のデジタルなマインドセットの醸成に役立っています。更に、社員の25%が20~30代前半のデジタルネイティブと呼ばれる人たちになってきました」とブゴン氏。今後デジタルネイティブのパーセンテージは上がることはあっても下がることはないと予想される。出版社の場合、新卒での入社は狭き門で、3年以上の経験者にしか門戸を開けないところも多い、今後20代前半でもデジタルリテラシーの高さによっては入社も可能になるのだろう。この、デジタルネイティブと呼ばれる人たちについては、2回目の『コスモポリタン』の項に登場するのを楽しみにしてほしい。■編集者がコンテンツを最適化するためのインフラ整備スタッフの充実と並行して行うことで、安定したクオリティと利便性を増すのがインフラの整備だ。ユーザーが求めているサービスばかりか社員の意識向上につながる。ハーストグループでは、独自のCMS(コンテンツ マネジメント システム)「Media OS」を開発し、グループのネットワークの強化を推し進めている。このCMSでは、編集者がコンテンツを最適化することをサポートし、コンテンツを全世界で共有できることが特長だ。人気が高い記事が瞬時にわかり、海外の記事でも日本の読者が興味を持ちそうなら、国を超えて使えるというシステムには、ネット時代独特のスピード感がある。「Media OS」では、新しい広告商品も導入された。ハースト社が世界共通で使用するシステムのため、一つの広告キャンペーンが、グローバルに国を超え、媒体さへも超えて展開できる可能性があるという。壁を超えるという考え方についてブゴン氏に尋ねると、「デジタルの世界では企業同士が提携するアライアンスという仕組みは珍しいことではありませんが、今後出版社の間でも進んでいくのではないかと思います」。このアライアンスという発想に当てはまる事例として、他社の販売網を利用して、本を流通させる販売委託という方法がある。現在、ハースト婦人画報社は講談社に販売を委託する提携を結んでいる。これは以前から存在する提携の形で珍しいことではないものの、販売業務の提携を皮切りに、互いの信頼関係を醸成し、新たな広がりを見せている。講談社のデジタルコンテンツ『ミモレ』編集部とハースト婦人画報社の『ELLE SHOP』の部署同士でユーザーの親和性が高いことが分かり、「一緒にやってみませんか?」という発想を生み、同業他社との協業に発展していった。1991年ティム・バーナーズ・リー氏によってWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)が開発されて25年、この間にもパラダイム・シフトは確実に進んでいるのだ。ブゴン氏のインタビューを終えて、デジタル化による新しい時代のうねりが「出版社からデジタル企業への進化」を促していることを改めて感じると共に、これまでではありえないことが起ころうとしているワクワク感を享受するデジタルネイティブ時代の到来を感じた。※マインドセット=ものの見方。物事を判断したり行動する際に基準とする考え方。※デジタルリテラシー=インターネットを使いこなす基本的な能力※デジタルネイティブ=学生の時代から、パソコンやインターネットがある生活環境の時代に育った世代。1980年前後以降生まれが該当する。--「【メディアの未来を考える】デジタルネイティブに向けたメディア『コスモポリタン』のスタイル--ハースト婦人画報社2/3:横井由利ヘ--「【メディアの未来を考える】競合他社とタッグを組む『エル・ショップ』と『ミモレ』のケース--ハースト婦人画報社3/3:横井由利」へ
2016年05月02日仲良しカップルは愛情表現に手を抜きません。日頃のスキンシップが上手くできているからこそ、心地よい関係をキープできるのです。ほとんどの男性はスキンシップが苦手で、どうしても受け身になってしまいがち。なので、彼女から仕掛ける愛情表現が大切です。回りくどい表現じゃなくストレートに伝えること。そして、愛情表現を日頃のコミュニケーションとして習慣化することが、心地よい関係が続く秘訣と言えるでしょう。具体的なスキンシップのポイントをご紹介しましょう。特別なボディタッチを忘れずに!ボディタッチはスキンシップの基本。会ったときは必ず “特別なボディタッチ” を忘れずに、かけがえのない存在であることをアピールしましょう。たとえば「背中から抱きつく」とか「腕を組んで歩く」とか、何か二人だけのサインみたいなボディタッチを習慣化できるとgood。ほかにも、「頬を合わせる」とか「お尻をさわる」というものアリ。ただし、彼が嫌がるようなボディタッチはダメ。可愛らしいシンプルなスキンシップが理想的ですよ。たまには手紙で愛情表現メールやラインでのコミュニケーションも大切ですが、ときにはアナログな手段 “手紙”でスキンシップをとるのもおすすめです。特別な内容を書かなくても日常の会話を手紙に書けばOK。そのなかの一文に、彼に対する愛情をストレートに書けるといいですね。手紙の締めくくりに「いつも大好きだよ」とか「ずっと仲良くしようね」など、普段は照れくさくて言いにくい気持ちをアピールしてみてはいかがでしょうか。 男は愛情表現がないと不安意外にも、男性は愛情表現を欲しがる生きもの。愛情表現がないと「そんなに俺のこと好きじゃないのかな…」と思ってしまうようです。上手い言い回しや手の込んだ方法じゃなく、分かりやすいシンプルな愛情表現が効果的。むしろ、ストレートに伝えたほうが届きやすいです。女性は感情を読み取って雰囲気やムードを察するのが上手ですが、男はダイレクトに分かりやすくないと伝わりません。スキンシップや愛情表現がなくて不安になると勝手に悪い方向に考えてしまったり…、男というのは精神的に弱い生き物なのかもしれません。だからこそ、日頃から彼に対する特別なスキンシップが重要。ボディタッチを習慣にしてみたりストレートに愛情を表現したりして居心地の良さを実感させてあげましょう。これまでの二人を振り返ってみて、どうですか? 愛情表現しているつもりでも彼に伝わっていなければ意味がありません。恋は妄想、愛は育てるもの。より深い絆にするためにも意識的に愛情表現して、愛を育みながら彼を虜にしちゃいましょう。恥ずかしがらずに積極的にスキンシップしてくださいね。その状況が結婚してからも続けば、円満な夫婦関係が築けるはずです。
2016年04月14日プリンストンは、ハイレゾ音源対応のネットワークメディアプレーヤー「デジ像メディアプレーヤー」(PAV-MP2YTHR)を発表した。発売は3月25日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,480円前後。本体のUSBポートにUSB HDDなどのストレージ機器を接続し、保存された動画などを再生できるメディアプレーヤー。テレビやオーディオ機器などにHDMIで直接つなぎ、PCを使わずにメディアファイルを再生できる。ハイレゾ音源に対応しており、PCM 192kHz/24bit(FLAC、WAV)を再生可能。ハイレゾ出力はHDMIもしくはS/PDIF端子から行う。ネットワーク機能も備えており、10BASE-T / 100BASE-TX対応の有線LAN端子を搭載している。対応サーバーはUPnP AV、DLNAサーバー、Windows Media Player 11 / 12、ファイル共有機能(samba)など。自らをNASとして認識させることもできる。YouTube Leanbackに対応するので、大画面テレビでYouTubeの視聴も可能。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8.1 / 10。インタフェースはUSB 2.0×2、HDMI×1、コンポジットビデオ×1、RCA(L/R)×1、S/PDIF×1。本体サイズはW171×D115×H37mm、重量は約250g。操作用のリモコンが付属する。
2016年03月23日「手の延長としてではなく、脳の延長としてプログラミングを使っている。すべてをコンピューター上で制御しないで行うため、作品の完成形を事前に絵コンテで見せることができないので、説明するのに苦労する」と苦笑するのはメディアアーティストの平川紀道氏。同氏は2月26日より開幕した「メディア アンビション トーキョー2016(MEDIA AMBITION TOKYO 2016)」に、LEXUSとのコラボレーションによる映像音響インスタレーション作品の『the view 【for LEXU】』で参加。六本木ヒルズの森タワー52階東京シティビューで、レクサスLF-LCの車体とともに壁面2面を使った映像がノンストップで流れている。今年1月に発表されたラグジュアリークーペLC500への注目もあって、初日から長時間にわたり、先鋭的なこの空間に身を置く観客の姿もあり、メディアアートが身近なものとなりつつあることを実感する。今回の作品は、同氏が今回同様レクサスとのコラボにより2007年にミラノサローネで発表した作品をベースに、「ミラノで発表したが、日本では未公開だった作品だった」ため、以降8年間のテクノロジーの進化に合わせ、新たにプログラミングを書き換え公開した作品。当時は周囲の動きに対応するインタラクティブな提案だったが、今回はインタラクティブの要素を排除し、データを用いず、純粋にコンピューターの計算だけで映像が表現される。地平線をモチーフに、ビルや山、川といったモチーフを連想させるグラフィックスがエンドレスで描写される。「コンピュータープログラミングはアート足り得るか?」という意地の悪い質問には「僕自身はテクノロジーとサイエンスの領域よりも、アートとサイエンスの関係性に興味がある」と平川氏の答えは明快だ。8年前に比べると文字通り桁違いにンピューターの性能は進化した。その処理能力のスピードアップが映像という形で表現され、テクノロジーの進化がアートとして集中展示されるというMATのイベントコンセプトを代表している。テクノロジーの進化が、未来の車社会にどういった影響を与えるかという命題に、空間表現でイメージ化しているのは、インターセクト バイ レクサス東京で行われている「White Rain for LEXUS」も同様。照明を使った光のインスタレーション作品で知られる松尾高弘氏とのコラボでは、今回は新しく開発されたホログラフィックディスプレイに観客が触れることで、レクサスGSFの車体の周りを取り囲んだLEDライト24本とアクリル50本のポールが人工的な雨のシーンを描き出す。その光が車のボディに反射し、ホログラムとの連動で人との関わりで変化を生み出すという趣向。ブルガリとのコラボやさまざまな商空間のインタラクティブアートを手掛ける同氏らしい作品だ。「光の流れは計算上、同じシーンを再現することはなく、一期一会。自分自身はテクノロジーだけではく、そこに人が介在することが重要。その点では車というメディアは面白い」と松尾氏は、今回のレクサスとのコラボについて話す。“エルフィネス”というデザイン概念を掲げるレクサスにとって、次世代のラグジュアリーさを先鋭的なデザインで実験する場としてMATの場は好相性なようだ。【イベント情報】MEDIA AMBITION TOKYO 2016■六本木会場六本木ヒルズ52階東京シティビュー住所:東京都港区六本木6-10-1会期:2月7日から3月21日時間:月から木曜日・日曜日、祝日10:00から22:00入場料:当日1,800円前売り1,500円(東京シティビュー入場料)■青山会場インターセクト バイ レクサス住所:東京都港区南青山4-21-26会期:2月8日から3月21日時間:11:00から22:00入場無料Text: 野田達哉
2016年02月29日サンワダイレクトは16日、テレビにつないで使用するコンパクトメディアプレーヤー「400-MEDI020H」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は7,980円(税別)。400-MEDI020Hは、PCなしでテレビなどに動画や音楽を出力できる、名刺サイズのメディアプレーヤー。SDメモリーカードやUSBメモリーに保存した動画を再生できる。テレビとはHDMIケーブルやAVケーブル(コンポジットビデオ)で接続。SDメモリーカードは最大32GBまでの容量に対応する。再生モードは、電源を入れると自動で再生を行う「オートプレイ」、記録メディア内の画像を順次再生する「スライドショー」、音楽を再生しながら写真の再生を行う「バックミュージック」、映像や音楽などの「リピート機能」など。SDメモリーカードとUSBメモリー間でデータをコピーするモードも搭載する。リモコンが付属し、本体サイズはW79.4×D58×H15.5mm、重量は約70g。
2016年02月17日ゲイ、レイズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーを正確かつ公平に描く作品に贈られるGLAADメディア賞のノミネーションが発表された。その他の写真映画部門(拡大公開)に候補入りしたのは、『キャロル』『リリーのすべて』『Dope(ドープ)』『Freeheld(フリーヘルド)』『愛しのグランマ』。『キャロル』は、離婚しようとしている年上の女性(ケイト・ブランシェット)と若い女性(ルーニー・マーラ)の恋愛を描くもの。『リリーのすべて』は、性同一性障害という言葉すらなかった時代に、性転換手術に挑んだ実在のアーティスト(エディ・レッドメイン)の物語。『Freeheld(フリーヘルド)』も実話で、レズビアンカップル(ジュリアン・ムーア)が主人公)。L.A.の若者を描く『Dope(ドープ)』は、昨年のサンダンス映画祭で話題を呼び、『愛しのグランマ』(原題は『Grandma』)では、リリー・トムリンがゴールデン・グローブにノミネートされている。授賞式は(現地時間)4月2日。『キャロル』2月11日(木・祝)全国公開『リリーのすべて』3月18日(金)全国公開文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年01月28日LINEは1日、LINEの公式アカウントを利用したニュース配信機能を外部メディア向けに開放する「LINE アカウントメディア プラットフォーム」を発表した。同日より、第1弾として新聞社/通信社/TV局などの24メディアをパートナーに迎えた、公式アカウントの提供を開始している。LINEでは、プラットフォーム戦略の一環として、2013年7月よりニュースアプリ「LINE NEWS」を公開した。2014年4月には「LINE NEWS」の公式アカウントを通じ、ニュースを1日3回ダイジェスト形式で配信する「LINE NEWS DIGEST」をスタートしている。2015年4月からは、ユーザーが自身の好みに応じて選択したマガジンを週1から2回程度、公式アカウントからダイジェスト形式でプッシュ配信を行う「LINE NEWS マガジン」を展開してきた。新たに提供される「LINE アカウントメディア プラットフォーム」は、「LINE NEWS DIGEST」および「LINE NEWS マガジン」のノウハウを活かし、ニュース配信機能を外部メディア向けに開放するもの。これにより、参画メディアは自社の公式アカウントを開設後、LINEが提供するニュース配信CMSを通じ、当該公式アカウントをフォローしているユーザーに対し、ニュースのプッシュ配信を行うことができる。同プラットフォームにおいてLINEでは、参画メディアのアカウントへの集客支援や、各メディアが配信するダイジェスト記事内における広告掲載スペースの提供を行っていくという。ユーザーは、「LINE」アプリ内から、「その他」から「LINE NEWS」、「第1弾ラインナップはこちら」と進むことで、各メディアの公式アカウントを追加できる。また、「LINE アカウントメディア プラットフォーム」の展開開始を記念して、計3つのアカウントを友だち登録したユーザーに「選べるニュース X 大長編ドラえもん」スタンプをプレゼントするキャンペーンも実施する。
2015年12月01日文化庁メディア芸術祭実行委員会は27日、「平成26年度文化庁メディア芸術祭」の受賞作品・受賞者を発表した。今年で19回目を迎えた「文化庁メディア芸術祭」の受賞作記者発表会。11月27日、東京・六本木の新国立美術館で開催された。文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門別に優れた作品を選出し、表彰する制度。19回目となる今回は、7月7日から9月9日の受付期間内に、世界87の国と地域から過去最高となる4,417作品が寄せられた。このうち2,216作品が海外からの応募となり、国内の応募作品とともに過去最多を記録した。受賞作品は、各部門で大賞1作品、優秀賞4作品、新人賞3作品が選出された他、功労賞としてメディア芸術分野に貢献した4名が表彰される。受賞者には賞状、トロフィーの他、副賞として大賞60万円、優秀賞30万円、新人賞20万円が贈呈される。アート部門の大賞は、香港生まれのメディアアーティストCHUNG Waiching Bryan氏の「50 . Shades of Grey」が受賞。額装した6枚のシートで構成されるグラフィックアートで、プログラミング言語を使用した、コンセプチュアルであると同時に視覚的な作品。見た目は、幾何学的で素っ気なくさえ見える簡素な作品だが、その奥に異質な世界観が層になって徐々に見えてくる豊かさが評価されたのが主な受賞理由だ。エンターテインメント部門の大賞は、岸野雄一氏による音楽劇「正しい数の数え方」が選ばれた。人形劇、演劇、アニメーション、演奏といった複数の表現で構成される、観客参加型の作品で、フランス・パリのデジタル・アートセンター「ラ・ゲーテ・リリック」の委嘱作品として2015年6月に上演されたものだ。1900年のパリ万国博覧会を舞台に、公演のために日本からパリを訪れた「川上音二郎一座」が、万博のパビリオン"電気宮"に現れた"電気神"が観客にかけた呪いを解くため、「正しい数の数え方」を求めて旅へ出る冒険譚。批評性と実験性が染み込み、時代を超え、手軽なテクノロジーに埋没しない原初的な魂が宿った、メディア性、芸術性が高く評価された。アニメーション部門の大賞は、フランスのアーティスト・Boris LABBE氏の「Rhizome」。圧倒的な緻密さと極端な構図で展開される短編アニメーションで、フランスの哲学者ジル・ドゥルーズと精神科医フェリックス・ガタリの共著「千のプラトー」で複雑に展開される"リゾーム(Rhizome)"の概念にインスパイアを受け、創作された独創的な作品。仮想のスケール空間のなかで、生物とも無機物ともつかない抽象的な形態が常に変化し、個々の動きが全体の動きへと連なっていくなどユニークな感覚や、絵に疑似的な生命感を与えるアニメーションの原始的なおもしろさがある点などが評価を受けた。マンガ部門の大賞に選ばれたのは東村アキコ氏の「かくかくしかじか」。 集英社の「Cocohana」で2012年1月号から2015年3月号まで連載されていた作品で、 作者が少女マンガ家を夢見ていた時代から、夢をかなえてマンガ家になるまでとその後の半生を題材にした自伝的マンガ。作者に多大な影響を及ぼした恩師の個性的なキャラクターが笑いと涙の要素を盛り込みながらさまざまなエピソードを通して語られるおもしろさや、個人的な経験から普遍的な物語へと昇華されている点などが審査員一同に感銘を与えたことなどが受賞理由となった。各部門のその他の受賞者、および受賞作品は以下のとおり。【アート部門】■優秀賞Adam BASANTA(カナダ)「The sound of empty space」(メディアインスタレーション)Marcel・li ANTUNEZ ROCA(スペイン)「Ultraorbism」(メディアパフォーマンス)KASUGA(ドイツ)「Wutburger」映像インスタレーション長谷川愛(日本)「(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合」(写真、ウェブ、映像、書籍)■新人賞山本一彰(日本)「算道」(計算手法、パフォーマンス)Lorenz POTTHAST(ドイツ)「Communication with the Future - The Petroglyphomat」(インタラクティブアート)Louis-Jack HORTON-STEPHENS(英国)「Gill & Gill」(映像作品)【エンターテインメント部門】■優秀賞Jesse RINGROSE / Jason ENNIS(カナダ)「Dark Echo」(ゲーム)Sougwen CHUNG(カナダ)「Drawing Operations Unit: Generation 1」(インタラクティブインスタレーション)Assocreation / Daylight Media Lab(オーストリア)「Solar Pink Pong」(インタラクティブインスタレーション、 デジタルデバイス)Marc FLURY / Brian GIBSON(米国)「Thumper」(ゲーム)■新人賞吉開菜央(日本)「ほったまるびより」(映画)Christian WERNER / Isabelle BUCKOW(ドイツ)「Black Death」(ウェブ、ルポルタージュ)橋本麦/ノガミ カツキ(日本)「group_inou 「EYE」」(ミュージックビデオ)【アニメーション部門】■優秀賞岩井俊二(日本)「花とアリス殺人事件」(劇場アニメーション)Riho UNT(エストニア)「Isand (The Master)」(短編アニメーション)NGUYEN Phuong Mai(フランス)「My Home」(短編アニメーション)Gabriel HAREL(フランス)「Yul and the Snake」(短編アニメーション)■新人賞新井陽次郎(日本)「台風のノルダ」(劇場アニメーション)Agnes PATRON / Cerise LOPEZ(フランス)「Chulyen, a Crow’s tale」(短編アニメーション)Natalia CHERNYSHEVA(ロシア)「Deux Amis (Two Friends)」(短編アニメーション)【マンガ部門】■優秀賞志村貴子(日本)「淡島百景」田亀源五郎(日本)「弟の夫」HO Tingfung(ポルトガル)「Non-working City」業田良家(日本)「機械仕掛けの愛」■新人賞おくやまゆか(日本)「たましい いっぱい」ネルノダイスキ(日本)「エソラゴト」(同人誌)安藤ゆき(日本)「町田くんの世界」【功労賞】飯村隆彦(映像作家/批評家)上村雅之(ハードウェア開発者/ビデオゲーム研究者)小田部羊一(アニメーター/作画監督/キャラクター・デザイナー)清水勲(漫画・諷刺画研究家)なお、今回の受賞作、および優秀作品計160点を集めた受賞作品展が2月3日から14日の期間、国立新美術館をはじめ、TOHOシネマズ六本木などで開催される予定だ。
2015年11月28日今、アーティストが生み出すのは、形や素材、色彩を美のよりどころにしたモノだけではない。例えば、インタラクティブな体験型の作品やテクノロジーを駆使した新しい表現メディア、それによるコミュニケーションやコミュニティの再創造も表現者の役割になっている。テクノロジーと表現の可能性について、真鍋大度さんに話を聞いた。ーーダンス、音楽、プログラミングなど異なる領域を横断して、一つの表現を確立していくために、やはりテクノロジーが軸になるのでしょうか。特に、僕のメインのフィールドである音楽やダンスは、新しいテクノロジーの影響を最も受ける表現のひとつだと思います。個人的には新しいものだけでなく医療用のセンサーなど、別の分野で使われていた装置で楽器を作ったりもしてきました。例えば、新しいドラムマシーンができたら、サンプラーが生まれ、それが主流になることもあるなど、テクノロジーによってジャンルが更新されることもあるし、僕自身もそれを目指していますね。ーーそれは、特にご自身でプログラミングもされるからだと思います。その優位性とは?プログラミングに興味をもったのは、それによって自分が想像していなかった音楽を作ることができたから。しかし、それは昔から他の表現者もやっていますし、すでに当たり前になってきている。なので、最近は人工知能の開発にすごく興味があります。人工知能で新しい音楽を作ることもありますが、自分の分身を作ることで、自分のプレイの特徴を紐解くこともできる。例えば、「リバーブというエフェクトが深くかかっている曲が、僕は苦手なんだ」というのも、改めて客観的に知ることができる。ーーあくまで研究者ではなく、表現者であることが、真鍋さんの前提にあると思います。技術を表現のレベルに持っていくために、意識されていることは?新しいテクノロジーを作品に応用しようとするとき、単なる技術ショーにならずに、どう表現に昇華させるかがポイントで、それが難しい。アイデアは、誰でも想像できる。しかし、それを最適に具現化していくためには、人間からテクノロジーに要求しなければいけないことも多いし、その逆もある。既存のソフトウエアではなく、オリジナルのソフトを作らなければいけないこともありますし、表現の感性とエンジニアリングのスキルを上手い具合に融合させることがポイントになってきます。僕らはアイデアから実装までを自分たちでやっていますが、表現の部分では自分たちだけで出来ない部分もあるのでコラボレーションが必要になります。ーー「まだ誰もやったことのないことに挑戦したい」という言葉をインタビューやドキュメンタリーで度々耳にします。それは、表現は一種の発明である、クリエーターにはパイオニア的な役割もあるということでしょうか僕たちの役割というか、挑戦していることは、誰もやったことのない表現を見つけるということなので、技術的には枯れていても全く問題ありません。ただテクノロジーを使って、ただコンテンツを作るだけでは新しい表現は作り出せないので、アイデアや工夫が必要になってきますね。そのためには技術的なことだけでなく、前例を調べることが重要です。具体的には、学会に足を運んだり、論文を読んだりというところから、研究所を訪問して取材するなど色々な形があります。たくさん作品に触れることも重要かと思います。ーー新しい表現を見る人に理解してもらうために、配慮していることはあるのでしょうか。アートとして見せるか、エンターテインメントとして見せるかで、それはだいぶ異なってきます。エンターテインメントの場合は、演出家の方とブリーフィングすることを大切にしています。演出は、テクノロジーを感じさせないもの。テクノロジーが前に出過ぎると、技術解説になってしまいますから。僕らが演出家に渡すデモやプロトタイプの紹介映像はテクノロジーのデモ映像で、表現のレベルには到達していません。それをMIKIKO先生のような演出家やHIFANAやRADWIMPSの野田洋次郎君のようなミュージシャンが表現に昇華してくれるんです。2/2は真鍋さんに「アップルウォッチの創造性」について聞く。
2015年11月05日ネクストマーケティングは10月29日、オウンド・メディアを容易に構築・運営でき広告に頼らずに顧客を獲得できるとするオウンド・メディア構築運営システム・ソリューションである「オウンドメディア.engine(オウンドメディアエンジン)」を販売開始した。価格は、月額3万円(60回の分割払い)。新ソリューションは、多言語に対応し、オウンド・メディアの複数構築が可能。集客に効果的という記事を無料で24本提供するため、記事作成ノウハウも身に付くという。また、初期費用が不要なため、導入ハードルが低いとしている。PCサイト用のHTMLソースをスマートフォン用サイトのHTMLへ自動変換するため、スマートフォン用サイトの構築が不要とのこと。また、複数の言語に自動変換でき、変換内容をリアルタイムでの確認・管理が可能なため、外国人顧客の獲得がコスト・手間を掛けずに実現可能という。独自ドメインで複数のオウンド・メディアを管理可能であり、一括取り込み機能により同デザインで別テーマのオウンド・メディアをワンクリックで作成できるとのことだ。
2015年10月30日(前編はコチラ)○プロセスの微細化で回路パターン倒壊が続出今回の半導体洗浄技術国際シンポジウムで最も注目されたのは「ウェハ乾燥」のセッションである。先端の超微細プロセスを採用した半導体デバイス製造では、ウェハ洗浄に使用する薬液や純水の表面張力によりアスペクト比の高い超微細構造が倒壊する問題が、世界中の半導体製造現場で顕在化しているためである。その一例を図1に示す。図1(a)はFEOL(Front End of Line:トランジスタ形成)工程におけるSTI(Shallow Trench Isolation:極浅トレンチによる素子分離)エッチング後のパターン倒壊、(b)は20段以上積み上げた3次元NAND型フラッシュメモリのパターン倒壊、(c)は、BEOL(多層配線)工程におけるlow-k層間絶縁膜構造の倒壊、(d)はDRAMの円柱状キャパシタ構造の倒壊を示している。このほか、IntelなどのロジックLSIメーカーや先端ファウンドリでは3次元Finトランジスタなども問題が山積である。例えばIntelではTri-gateの高アスペクト比のFin構造が癒着し、その対策が迫られている。EUVリソグラフィのレジストパターン、直接自己組織化による超微細構造形成後の洗浄でも容易に癒着が発生するし、洗浄・純粋リンス後のウェハ乾燥の際に水の表面張力による毛管力で脆弱な超微細パターンが倒壊するからである(図2)。乾燥時のパターン倒壊に関して米国Applied Materials(AMAT)と東芝が発表した。AMATは、2次元NANDフラッシュメモリのSTI構造(アスペクト比20)を用いて、表面張力が水よりも弱い有機溶剤を用いたマランゴニ洗浄や、自己組織化モノレイヤを用いた表面張力制御、フリーズドドライ(昇華法)などいろいろな乾燥法を試したが、いずれもかなりな確率でパターン倒壊が生じたという。原理的に表面張力が生じない超臨界流体(二酸化炭素)を用いた乾燥法では、パターン倒壊は生じなかった。AMATが使用した300mmウェハ超臨界乾燥装置の概略と実験結果を図3、図4に示す。超臨界流体洗浄後の金属汚染やパーティクル汚染についても調べたが、許容できるレベルだったと言う。AMATは、近い将来、超臨界流体乾燥法こそが超微細パターン倒壊の究極的な解決策になることが期待されると結論付けたが、実用化の時期などについては言及を避けた。東芝からは「ナノ構造の癒着への表面エネルギー低減の効果」と題する報告が行われた。まず、AMATと同様に、高アスペクト比の超微細構造が乾燥時に倒壊する現象を紹介した後、癒着してしまったナノ構造に表面張力を減じる溶液処理を施して表面エネルギーを減少させて元にもどす手法について、計算シュミレーションと実験で比較しながら論じた。AMATおよび東芝の講演より、超微細化競争の先端を走るNAND型フラッシュメモリの開発・製造の現場で、パターン倒壊の根本的対策が急がれていることがうかがわれる。○次回の洗浄国際会議はNational Harborにて開催予定なお、次回の会議は、2017年10月に米国の首都Washington DC近郊のNational Harbor(メリーランド州)で開催される。直近の洗浄国際会議は、2016年9月にベルギーでInternational Symposium on Ulrta Cleasn Processing of Semiconductor Surfaces(UCPSS 2016)が開催される予定だ。
2015年10月28日KDDIは7日、2016年3月期 第1四半期の決算説明会を開催し、同社の田中孝司社長は、WiMAX 2+の広告表現について「誤解を招く表現があった」とコメントした。WiMAX 2+はKDDIグループの電気通信事業者、UQコミュニケーションズが2013年10月より提供する高速通信サービス。2015年4月より「3日間で3GB」以上を利用した利用者を対象に、通信規制を行ってきた。しかしWiMAX 2+を訴求する広告では「速度制限なし」の表現が目立ち、利用者に速度制限がかかることがわかりにくかった。そのため、あたかも「無制限」でデータ通信を利用できると誤解していた一部のユーザーから、批判の声があがっていた。田中社長は、決算説明会後の囲み取材において、WiMAX 2+の広告表現についてコメントを求められると「誤解を招く表現があった」とし、「UQのユーザーさんはハイエンドなユーザーさんが多い。データ通信する人は、かなり使う。なので、限られたリソースの有効活用という面では、一定の通信規制は仕方ない。でもUQコミュニケーションズも、もう少しうまくコミュニケーションを図らないといかんと思う」と続けた。なおUQコミュニケーションズでは、今回の件について「ユーザーからの意見を真摯に受け止め、今後はわかりやすく、誤解のない内容に改善していく」と説明している。
2015年08月07日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は8月8日土曜日に、「南海トラフ広域地震防災研究プロジェクトシンポジウム ~南海トラフ地震被害軽減のための研究戦略と課題~」と題したイベントを開催する。同シンポジウムは、将来発生が危惧される南海トラフ巨大地震へ備える研究を理学・工学・社会科学の連携で実施し、防災・減災対策へ繋げることを目指すもの。基調講演には、国土交通省国土地理院の越智繁雄院長が「災害に負けない国づくり~幅を持った社会システムの構築を~」と題した講演を行う予定のほか、名古屋大学減災連携研究センター 特任教授で海洋研究開発機構 招聘上席技術研究員でもある金田義行氏を進行役としたパネルディスカッションなども開催される予定。会場は東京都千代田区神田錦町の学士会館。開催時間は14時~17時30分(開場13時)で、定員は250名となっている。入場はJAMSTECのWebサイトからの事前登録が必要だが、当日、定員に満たない場合は、当日席も用意されるということで、8月6日の時点でJAMSTECによると、まだ席はあるということであったので、将来発生が予測される南海トラフ巨大地震に向けて、どういった防災対策を検討しておくべきか、といったことに興味がある人は参加してみると良いだろう。○開催概要開催日時:2015年8月8日(土) 14:00~17:30(開場13:00)会場:学士会館 210号室住所:東京都千代田区神田錦町3-28定員:250名(入場無料)参加方法:JAMSTECのWebサイトにて事前登録が必要(登録なしでも当日参加は可能)申し込みWebサイト:
2015年08月07日企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)は、7月29日に東京都・大手町で、慶應義塾大教授 竹中平蔵氏を招いて、シンポジウム「成長戦略が切り開く―アベノミクスで進むコーポレートガバナンス改革・国家戦略特区」を開催する。参加費は無料。「日本再興戦略・改訂2015」(成長戦略)、「骨太の方針」を受けた民間主導の経済成長とはどうあるべきか、ゲストを招いて議論するという。基調講演では、「経済再生・財政健全化の取り組み」をテーマに西村内閣府副大臣が講演を行う予定。さらにパネル討議では、「コーポレートガバナンス改革」や「国家戦略特区」について、日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEOに就任した清田氏や、コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議メンバーである冨山氏、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員の秋池氏に話をしてもらう予定。○シンポジウム概要タイトル:「成長戦略が切り開く~アベノミクスで進むコーポレートガバナンス改革・国家戦略特区~」日時:2015年7月29日(水)16:00-17:30(15:30より開場・受付開始)会場:大手町フィナンシャルシティ・カンファレンスセンター東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティサウスタワー 3F参加費:無料(事前申込制、定員180 名)詳細・申込み:こちらを参照(申し込みは企業・団体の人限定)
2015年07月24日博報堂DYメディアパートナーズは7月14日、メディア企業等のコンテンツホルダーを対象に、動画事業に必要な機能をワンストップで提供する動画ビジネスマネジメントシステム 「VMS : Video Business Management System (以下、VMS)」を開発・提供することを発表した。VMSは、あらかじめ用意された汎用的なデザインテンプレートを選択し、基本情報を入力することでオリジナルの動画サイトを簡単に構築することが可能。動画サーバー・広告サーバーの提供や物販/Eコマース連携、DMP連携などの機能を通じ、ビジネスを多様な領域に拡張することできる。また、一つの動画サイト内での広告収益創造に留まらず、VMS導入済みのメディアサイトを複数ネットワーク化し、横断的なコンテンツ配信や広告主のオウンドメディアへのコンテンツ提供の推進、地域自治体との連携による地域コンテンツ拡充、観光誘致・インバウンド施策への活用など動画コンテンツの価値を最大化し、継続的に収益をもたらす好循環なビジネスモデル(メディアスパイラル思想)の構築も目指す。同システムにより、メディア企業やコンテンツホルダーは、初期コストをかけずに動画配信を開始し、動画広告収益の創造に積極的に取り組むことが可能になる。
2015年07月15日私たちは、1日にどれくらいメディアに触れているのでしょうか?テレビも雑誌もインターネットも、身近にありすぎて意外と時間のことまで考えないですよね。ちょうど『ZenithOptimedia』が、メディアに関する最新の調査結果を発表しました。メディアに触れる時間はどのくらいが平均的なのか、一緒に確認していきましょう■まだまだテレビは強力だった私たちは1日に平均490分以上も、なんらかのメディアに触れているのだそうです。いちばん割合が多いのはテレビで、全490分のうち約200分がテレビのために費やされています。2番目に多いのが、約120分使われているインターネット。5年前と比較すると、およそ倍に増えています。それでもテレビを見ている時間の方が長いとは、少し意外な気もします。その次に多いのが、なんとアウトドア。どういう意味かというと、つまりは街角の広告を見ている時間です。最近は街へ出るとどこにでもモニターがありますが、その宣伝効果は意外に大きいようです。■2年後には時間が倍増する?2017年には、人は起きている時間の半分以上をメディア使用に費やすことになるだろうと予測されています。世界的にメディアに触れる時間は増え、平均して1日506分ほどになるのではないか、ということです。おもな要因は、スマホを始めとするモバイル端末の爆発的な普及。たしかに、いまやどこにいてもインターネットを使うことができます。そのうち、起きている時間はすべてメディアのために使われる、なんてことになるかも……?また、この5年間でのメディア別の使用時間の変化を見てみると、圧倒的に増加しているのがインターネットです。その増加率はなんと105%!たったの5年で倍になっています。そして意外なことに、アウトドアも3%増加しています。これは、街中にモニターなどのメディアが増えたためと考えられます。ただし、その他のテレビ、映画、ラジオ、雑誌、新聞はすべて減少。なかでも新聞の減少は著しく、-31%と、全メディア中もっとも高い確率で減っています。ひとり暮らしの人などは、最近はわざわざ新聞をとりませんよね。インターネットでニュースが見られますから、それで充分だと考える人が多いのかもしれません。■各地域のメディア接触時間地域別に見ると、もっともメディアに触れる時間が長いのはラテンアメリカ。765分もメディアに接しているそうですが、約13時間と考えるとかなり長いですね。なお、ラテンアメリカの人々が触れるメディアはテレビではなく、ラジオ。毎日約3時間もラジオを聴くのだそうです。続いて長いのは、中東および北アフリカの656分。こちらはインターネットの使用が多く、1日およそ5時間ほどが費やされるそうです。次いで3番目が西ヨーロッパの622分、4番目が北アメリカの608分です。北アメリカではテレビに使われる時間が長く、5時間ほど。アメリカの人はテレビが大好きなようです。そして東ヨーロッパが586分、アジア太平洋地域が310分となっています。アジアには日本や中国、韓国なども含まれているはずですが、平均310分とは意外です。案外、メディアに触れている時間は短いのかもしれませんね。みなさんがメディアに触れている時間は、世界の平均と同じくらいですか?それとも多い? 少ない?一度、時間を計ってみるとおもしろいかもしれません。(文/和洲太郎)【参考】※We now spend more than eight hours a day consuming media-Quartz
2015年07月02日技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)主催のシンポジウム「ひらめきを形に!設計が変わる新しいモノづくり」が6月30日に開催される。TRAFAMは少量多品種で高付加価値の製品・部品の製造に適した三次元積層造形技術や、金属などの粉体材料の多様化および高機能複合化技術などの開発を通じて、次世代のものづくり産業を支える三次元積層技術システムを核とした新しい日本のものづくり産業の創出を目指して昨年4月に設立された技術研究組合。組合員には産学から32法人が名を連ね、近畿大学にレーザ方式、東北大学に電子ビーム方式の金属積層用の要素技術研究機を製作し、設置するなど、2018年度末までに世界最高水準の装置を完成させることを目標に研究を進めている。今回のシンポジウムは3Dプリンタの将来性および開発の必要性について理解を深めることを目的としており、TRAFAMの研究成果報告のほか、産業技術総合研究所の金山敏彦 副理事長をはじめとする有識者による3Dプリンタに関する講演や、パネルディスカッションを行う予定となっている。参加費は無料で、現在TRAFAMのホームページにて参加申し込みを受付けている。「ひらめきを形に!設計が変わる新しいモノづくり」シンポジウムの開催概要開催日時:6月30日(火) 10:00~17:25会場: TKPガーデンシティ竹橋(2階)大ホール/東京都千代田区一ツ橋1-2-2参加費: 無料参加者数: 200名 (予定)申し込み方法: TRAFAMのホームページより事前登録 (先着順)
2015年06月11日