マルトコ板金自動車シヨウ実行委員会はこのほど、「クルマ王」所ジョージさん秘蔵の名車、珍車、手造り車を展示したモーターショーを開催すると発表した。8月11~19日に東京・渋谷ヒカリエ9階「Hikarie Hall A」にて行われる。同イベントの正式名称は、「所ジョージ presents 世田谷ベース公認 スネークモータース協賛、等々力ターバンズ絶賛 第44回全日本マルトコ板金自動車ショウ2012 お盆ダヨ!全員集合!!」。主催者発表によれば、「あの『クルマ王』所ジョージさんが勝手に『モーターショー』を開催!!」「無類のクルマ好きとして有名な『クルマ王』所さんによる、カーライフの楽しみ方を伝えるイベント。エコとか効率とかというモノサシとはまた違った、”クルマって楽しい”を感じることができる、日本で唯一の自動車ショー」とのこと。今回の発表は開催決定を告知するもので、詳細については改めて発表予定。ただし、会場内には子供向けのスペースやカフェも開店するとのことで、家族連れで楽しめるイベントとなる模様だ。8月11~19日の9日間開催され、営業時間は初日と最終日を除き10:00~21:00(初日は12:00から、最終日は18:00まで)。入場料は一般1,300円、学生(中学生以上)と60歳以上は1,000円、小学生は700円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日上海フォルクスワーゲンは北京モーターショーにて、新型ラヴィーダを世界初公開した。ラヴィーダは中国国内で開発が進められた中国向けのモデルで、新型はその方向性を引き継ぎ、中国市場でもっとも売れたクルマとしての地位をさらに揺るぎないものにすることが期待されている。ラヴィーダは極めてオーソドックスな4ドアセダンで、サイズや基本的なハードウエア構成は欧州向けのジェッタに酷似する。ただし、開発は中国で行われ、デザインから開発までのすべてをドイツ以外のフォルクスワーゲンが担当した初のモデルとなっている。中国市場に合わせたエクステリアは奇をてらわず風格を感じさせるものとなっている。フロントマスクはフォルクスワーゲンの最新のデザイン基準に則り、ヘッドライトにつながったアッパーグリルが力強さを演出する。リアはL字型のコンビネーションランプがハイテクなイメージを演出する高級感あるデザインを採用している。エンジンは直列4気筒ガソリンで、6速ATと組み合わせたFFレイアウトを採用する。同車には3種類のエンジンと4種類の装備ラインが用意され、ベースグレードでもABS、ESP、フロントエアバッグといった安全装備が採用されている。先代のラヴィータは2008年に登場し、3年で60万台を超える累計販売を記録した人気モデル。フォルクスワーゲンでは「高い評価と最新のテクノロジーを兼ね備えた新型ラヴィータは新しいベンチマークを打ち立てる」と自信を見せている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月30日ランボルギーニは中国で開催中の北京モーターショーにおいて、かねてから注目されていた同社の20年ぶりのSUV「ウルス(Urus)」を発表した。600馬力のモンスターながら、多用途性と日常用途での実用性も兼ね備えるという。ボディは全長4.99m、全幅1.99mで、同社によれば、「スポーティなSUVクラス」に属する。だが全高は1.66mと、ライバルより圧倒的に低い。エクステリアもSUVの枠を超えたダイナミックな造形だ。乗車定員は4名で、フル乗車でもラゲッジスペースを十分に確保している。インテリアはほぼすべてがカーボンファイバーと補強ポリマーで仕上げられ、シートは4座とも特許を取得したフォージド・コンポジット製のバケットタイプで、その着座位置は同じセグメントのどのクルマよりも低いという。エンジンは600馬力とだけ公表されており、デュアルクラッチ・トランスミッションおよびトラクションコントロール付きのフルタイム4WDシステムと組み合わされる。ランボルギーニ得意の軽量化技術により車重が極めて軽量となっているため、加速性能やハンドリングに優れるだけでなく、CO2排出量や燃料消費量も高いレベルにあるという。また、ハイトコントロールと高さ調整機能付きフロントスポイラーを装備。最も高くすれば大きなアプローチアングルとロードクリアランスが確保され、最も低くすれば高い安定性を発揮する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日本田技研工業の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』において、来年発売予定の量産車のコンセプトモデル「Concept C」と「Concept S」を世界初披露した。Concept Cは、中国市場向けに開発したミドルクラスセダンのコンセプトカーで、龍をイメージした個性的かつスポーティーなデザインを採用したとのこと。商品企画は中国人が主体となって行い、開発では中国と日本のチームが協力。同車をベースとした量産車は、2013年に広汽本田汽車有限公司より発売予定となっている。Concept Sは、中国市場をメインターゲットに開発し、中国から発売開始される新価値乗用ムーバーのグローバルコンセプトカー。同車はハイブリッドシステムを採用し、走りの楽しさと環境対応を両立するとともに、同社独自のパッケージング技術によって広い室内空間を実現したという。同車をベースとした量産車は、2013年に東風本田汽車有限公司より発売予定。そのほかにも、アキュラブランドから今秋より中国で発売予定の小型セダン「ILX」と小型SUV「RDX」を中国で初めて披露。また、次世代スーパースポーツ「NSX コンセプト」も初出展し、3年以内に米国へ投入した後に中国においても順次投入する計画を発表した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日スズキは、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』に同社の合弁企業である「重慶長安鈴木汽車有限責任公司」(以下 : 長安鈴木)と共同で、コンセプトカー2台と長安鈴木で生産する四輪車などの市販車10台を出品すると発表した。出品するコンセプトカーは、軽量化と空力性能の追求により超低燃費を実現するという次世代グローバル・コンパクトカー「G70」と、満充電で約30km(航続距離JC08モード走行)走る生活密着型EV「スイフト・レンジ・エクステンダー」の2台。市販車では、長安鈴木から「アルト」「スイフト」「SX4」「SX4セダン」、昌河鈴木から「ワゴンRワイド」「リアナ」「ランディ」、鈴木中国から「キザシ」「ジムニー」「グランドビターラ」の計10台を出品する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日日産自動車は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』において新型グローバルセダンを公表したほか、電気自動車(EV)のコンセプトカー3台を出展したと発表した。今回公表された新型グローバルセダンは、中国における「シルフィ」(中国名 : 軒逸)の次期型モデル。従来型車が持つ高い機能を継承しながら、デザイン、感性品質、室内の広さ、優れた燃費性能など、1クラス上の車格感を持つ新しいセダンとのこと。ロングピストンストロークとツインCVTC(吸排気可変バルブタイミングコントロール機構)により燃焼を最適化した新型1.8リッターエンジン、遊星ギヤを用いた副変速機と小型プーリーを組み合わせて効率を高めて変速比幅を拡大した副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を搭載する。同車は、東風日産乗用車公司の花都工場で生産予定となっており、2012年半ばに中国で発売、その後約120カ国で順次発売していく予定とのこと。そのほかに出展される電気自動車は、近未来の都会派スマートEVという「PIVO3」、後輪駆動のゼロ・エミッションスポーツカー「エスフロー」、ゼロ・エミッションの多目的小型商用バン「e-NV200」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日トヨタ自動車は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』にワールドプレミア3台を含む、38台の市販車・参考出品車を出展したと発表した。今回の北京モーターショーでは、中国常熟市の研究開発センターが開発を進めているハイブリッドコンポーネント搭載車のコンセプトモデル「雲動双擎(ユンドンショワンチン)」を初披露。また、新しいユーザーを獲得するために開発されたという、スモールクラスのグローバル戦略車のコンセプトモデル「TOYOTA Dear~亲(チン)~」のセダンとハッチバックを世界に先駆け披露している。そのほかにも、「86」や福祉車両、各種環境車などを多数出展。プレスカンファレンスにて同社社長の豊田氏は、「ハイブリッドの魅力を、中国で生まれたハイブリッドカーで皆様にお届けしていく」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日シトロエンはこのほど、DSシリーズのコンセプトカー「Numero 9」を発表した。シトロエンならではのスタイリングとプラグインハイブリッドによる省燃費、ハイパフォーマンスが特徴。DSシリーズの中国での発売を記念し、23日から開幕する北京モーターショーで発表される。同車では、コンセプトカーとはいえ市販を前提とした熟成がなされており、詳細なスペックも明らかにされている。ボディサイズは全長4.93m、全幅1.94m、ホイールベースは実に3.0m。DSシリーズのみならず、シトロエンの全ラインアップの中でも最大級のモデルとなる。にも関わらず、車重は1,500kgに過ぎないという。そのエクステリアはパリでデザインされたもので、DSシリーズが培ってきたデザインの特徴をさらに昇華させたものだという。パワートレーンはプラグインハイブリッドを採用しており、フロントに225馬力のガソリンエンジン、リアアクスルに70馬力の電気モーターを搭載する。それぞれが前輪、後輪を駆動するシンプルな方式のハイブリッドで、4輪駆動による走行が可能。モーターのみで50kmまで走行することもできる。最高速度は時速244km、時速0~100km加速は5.4秒、燃料消費量は1.7リットル / 100km(MVEG複合サイクル)。ガソリンエンジンは市場によりディーゼルエンジンに変更される。また、プラグインであるメリットを生かし、寒い日には乗車前にヒーターを効かせておくといったことも可能だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日2年に1度のビッグイベント、東京モーターショーの次回の開催スケジュールが早くも決定した。2013年、つまり来年の11月22日~12月1日の期間で開催される。場所は前回と同じ東京ビッグサイトだ。世界の5大モーターショーのひとつに数えられる東京モーターショーは、次回もアクセスのよい東京ビッグサイトで開催されることに。日程は前回より10日早い11月22日から。これまでと同様、初日は特別招待日で、一般公開は23日からとなる。内容は、これまで通り乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、部品、機械器具関連製品、自動車関連サービスを一同に紹介する総合ショーに。前回のショーでは24年ぶりに会場を東京に戻したことが奏功し、2009年開催時と比べて37%増の84万2,600人が来場した。2009年は海外メーカーの多くが撤退したことがいまだ記憶に新しいが、わずか1回で完全に回復したといっていいだろう。主催の日本自動車工業会では、「第43回東京モーターショーでは、前回ショー同様、技術立国・日本を象徴する展示会として、世界一のテクノロジー・モーターショーのイメージ定着を目指してまいります」としている。また、出展募集は今年10月中旬から受付を開始する予定。ここ数年の東京モーターショーは環境が大きなテーマになっているが、エコ技術とともに自動本来の魅力を発信するショーを期待したい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日三菱自動車は11日、中国で23日から開催される『2012年北京国際モーターショー』(一般公開は27日から)に、SUV「アウトランダー」の新型(参考出品車)を出品すると発表した。このほか、2012年度中に現地生産が開始される予定のコンパクトSUV「ASX」(日本名 : RVR)マイナーチェンジモデルや、今年でデビュー30周年を迎える「パジェロ」、2011年から中国での販売を開始した「パジェロ スポーツ」など、合計10台(プレスデーは8台)を出展するとのこと。アウトランダーは、クラストップレベルという低燃費と低CO2を実現した環境性能や、先進安全技術の採用、上質で使い勝手の良いインテリアなどが特徴というSUV。販売は今夏よりロシアから始められ、以降は欧州、日本、オセアニア、中国、北米へと展開を進め、中国市場には2012年度中の投入を予定している。ASXは、2010年9月から中国で販売を始めたコンパクトSUV。SUVラインアップを強化するため、2012年度中に同社が50%を出資する新合弁会社での現地生産を予定している。これに伴い、エクステリアを中心としたマイナーチェンジを実施し、デザインもリニューアルされる予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日フォルクスワーゲンは20日、3代目となる新型「ザ・ビートル」の受注を開始する。今回の受注は上級グレードのレザーパッケージのみ。同時に初期ロット1,000台の購入者に限定ナンバープレートフレームを贈るプレンゼントも実施する。ビートルは1945年に初代モデルが発売され、歴史的なロングセラーとなった人気モデルであり、1998年に現代のメカニズムでそのスタイリングを再現した2代目モデルが登場。今回発売されるのは2代目モデルを13年ぶりにのフルモデルチェンジした3代目となる。ちなみに、正式な車名は初代が「タイプ1」(ビートルは愛称)、2代目が「ニュー・ビートル」、そしてこの3代目が「ザ・ビートル」となり、それぞれ異なっている。ザ・ビートルは昨年の東京モーターショーで日本初公開され、好評を博して発売が待たれていた。エンジンは1.2リットルと小排気量ながら、105馬力を発揮するTSIエンジンで、7速DSGが組み合わされる。燃費は17.6km / リットル(JC08モード)と極めて優秀だ。今回受注が開始されるのは、レザーシートなどを採用した上級グレードのレザーパッケージ仕様。納車は6月以降の予定だ。初期ロットの1,000台には、「The Beetle」のロゴとカブト虫のデザインが施された限定のナンバープレートフレームがプレゼントされる。価格は303万円。また、さまざまな最新情報を配信する「The Beetle 専用サイト」も公開されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日富士重工業は6日、中国北京市で4月に開催される『第12回 2012年北京国際モーターショー』(プレスデーは23日・24日、一般公開は25日から5月5日)に、中国仕様の「2013年型 レガシィ」を出品すると発表した。同車は、デザイン、環境・燃費、走り、安心・安全の4領域に渡る「全性能モデルチェンジ」をテーマに、大規模な改良が施されたとのこと。中国向けモデルには、市場特性を勘案して、存在感を示すエクステリアデザインを施すとともに、車高を上げることで力強いボリューム感を持たせているという。北京国際モーターショーで同社は、2013年型 レガシィ以外にも中国初公開となる「ズバル BZR」を参考出品するほか、2012年に中国で参戦予定の新型ラリーカーの展示を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日デロリアン・モーター・カンパニーはこのほど、日本法人を設立すると発表した。日本での割り当て台数15台がすでに完売となったデロリアンの電気自動車「DMCEV」のアフターサービス拡充のためで、今年夏~秋頃に設立される。「DMCEV」は、名車「DMC-12」を現代に蘇らせた意欲的なモデル。「DMC-12」は1981~1982年だけ生産された希少モデルで、1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンに改造されたクルマとして一躍有名になった。そのスタイリングや、無塗装のステンレス鋼板を外装に採用した唯一無二のボディは自動車史に残るものといえる。この名車を現代に蘇らせた「DMCEV」は、その名の通り電気自動車となっている。その性能は驚くべきもので、最高出力は260馬力。最高速度は時速201km、静止状態から時速96kmまでの加速は4.9秒と、そのスタイリングに恥じない性能を発揮する。このパワートレーンは米ベンチャー企業のEpic Electric Vehiclesが開発したもの。「DMCEV」は初回生産分として30台が生産され、うち15台については日本で予約を受け付けた。その価格は960万円と高価であるにもかかわらず、日本割り当て分は予約開始から数日で完売。現在はキャンセル待ちのみの受付となっている。日本法人設立により、ユーザーへのアフターサービスはもちろん、追加販売への期待も高まったといえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日社団法人日本舟艇工業会中部支部は、愛知県名古屋市のポートメッセ名古屋において中部地区最大級のボートショー「2012名古屋ボートショー」を開催することを発表した。開催は4月21日・22日の2日間。出展者数は30。入場無料。「2012名古屋ボートショー」では、国内外のメーカーやインポーターが、プレジャーボートやスモールボートを発表するほか、水上オートバイメーカーも2012年ニューモデルを発表する。また、日本・ボート・オブ・ザ・イヤー2011の受賞モデルも多数出展されるという。そのほか、トレーラー、航海計器の展示や、マリン用品即売会も実施。マリーナ・ボート免許についてのブースも設けられているとのこと。同ボートショーは、4月21日・22日にポートメッセ名古屋 第3展示場で開催。開催時間は10時~17時。入場無料。主な出展者は、ボート部門では、アインスAリゾート、スズキ、トーハツ、トヨタ自動車、日産、ヤマハ発動機、ヤンマー、スモールボート部門では、ジョイクラフト、アキレス、オーパ・クラフトなど。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日ランボルギーニジャパンは8日より開催中のジュネーブ・モーターショーにて、同社のフラッグシップモデル「アヴァンタドール」のオープンモデル「アヴェンタドール J」を世界初公開したと発表した。ウインドシールドまで取り去ったランボルギーニ史上究極のオープン・スポーツカーだ。公開された「アヴァンタドール J」は、単にベースモデルをオープン化したバリエーションモデルではなく、極めて特殊なワンオフモデル。カーボンファイバー強化ポリマーのモノコックは、オープン化にともなって大部分が新しくデザインされている。エクステリアはまったく新しいデザインに見えるほど細部にわたって変更が施され、とくにキャビンからエンジン・カバーにかけての造形はこれまでの市販車になかったものといえる。エンジンは「アヴェンタドールLP700-4」の6.5リットル12気筒で700PSを発生。最高速度は時速300kmを超える。専用開発された塗料による鮮烈なボディカラー、特許技術によるカーボンファイバー製ファブリックのシート、潜望鏡のようなリアビュー・ミラー、冷却ファンを備えたフロント20インチ、リア21インチのホイールなど、特筆すべき装備は非常に多い。その一方で、走行に不要なオーディオやカーナビ、エアコンなどはいっさい装備されていない。同モデルはプロトタイプやランボルギーニ・ミュージアム用車両もなく、世界に1台しか存在しない。ショーが閉幕すれば、同モデルを見られるのは「幸運なオーナーのみ」(ランボルギーニ)だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月10日ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、2012年ジュネーブ・モーターショーでの展示車両と、プレスデーに行われたデモンストレーションについて発表した。注目を集めたのはコンセプトモデルだけでなく、水陸両用「ランドローバー・ディスカバリー」も文字通りの「波紋」を起こした。展示のメインとなるのは「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル コンセプト」。SUVのコンバーチブル仕様という斬新なコンセプトで、ショー全体でも屈指の注目モデルとなっている。今回の発表によれば生産する予定はないが、デザイン面などで今後のニューモデルに影響を与えると見られる。展示車両はほかにワールドプレミアとなる「ランドローバー DC100」の寒冷地(Ice&Snow)仕様がある。もう1台のユニークな展示車両が、生産100万台目の「ランドローバー・ディスカバリー」だ。この車両は50日で8,000マイルもの悪路を走破する「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」を敢行中。ウガンダで切望されている水と衛生プロジェクトの資金100万ポンドを集めるための冒険で、ショーの期間中は走行を中断して展示される。ジュネーブ湖畔には特設会場が設けられ、1990年のカウズ・ウィークレガッタのために製作された水陸両用「ランドローバー・ディスカバリー」による水中走行も。「どこにでも行けるランドローバー」をアピールするこのデモンストレーションで、湖面に文字通りの大きな「波紋」を巻き起こしたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日フォルクスワーゲンはこのほど、8日から開催されているジュネーブモーターショーの展示概要を発表した。同社初の気筒休止技術を採用した新型「ポロ ブルーGT」を世界初公開するなど、多彩な展示車が用意されている。最も注目を集める「ポロ ブルーGT」は圧倒的な燃費性能を誇る。1.4リットルTSIエンジンは140PSとハイパワーでありながら、欧州複合モード燃費で4.7リットル / 100kmを達成。7速DSG仕様では4.5リットル / 100kmとさらに向上する。この低燃費はアイドリングストップ及びブレーキエネルギー回生システム、同社初となる気筒休止システムム「ACT(アクティブシリンダーマネジメント)」によるもの。「クロスクーペ」は昨年の東京モーターショーに続いての展示となる。エンジンを変更し、欧州複合モード燃費は1.8リットル / 100kmと驚異的だ。新世代コンパクトカー「up!」はショーの開催国にちなんだ「スイスup!」などのバリエーションモデルと、商用向けの「カーゴup!」が登場する。「ゴルフGTIカブリオレ」はフォルクスワーゲン史上最強のカブリオレで、最高出力210PS、最高速度は時速237kmに達する。「ザ・ビートル」と「パサート」のRラインは専用デザインパーツを採用したスペシャルモデルで、「ザ・ビートル Rライン」は今年の夏から販売開始。「パサート Rライン」も独立したモデルとして登場する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日日産自動車は、スイスにて6日から18日の日程で開催中の『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』で、コンパクトカー「INVITATION」、次世代クロスオーバー「ハイクロスコンセプト」、ミッドシップスポーツカー「インフィニティ エマージコンセプト」を公開した。INVITATION(インビテーション)は、先進的なエンジン技術、評価の高い同社の軽量プラットフォーム、空力に優れたボディを組み合わせることで、クラストップレベルの燃費・低排出ガスの水準を達成するという次世代コンパクトカーのコンセプトモデル。今回のジュネーブ国際モーターショーで初公開され、2013年に同車をベースとする量販車が欧州で発売予定となっている。ハイクロスコンセプトは、同社の新たなデザインの方向性を示すコンセプトカーで、エレガントな外観ながら3列シート7人乗りの室内空間を確保。また、コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載したモーターと、2.0Lの直噴ガソリンエンジンを組み合わせることで、2.5L相当のパフォーマンスを実現するハイブリッドエンジンを搭載。インフィニティ エマージは、同ブランド初のミッドシップのスポーツカーコンセプト。出力402bhp(300kW)のツインモーター搭載スポーツEVを採用し、停止状態から4秒で時速60マイル/h(約96km)まで加速、30秒で130マイル/h(約209km)へ加速するという。レンジエクステンダー付きのガソリンエンジンがツインモーターと連動した場合、CO2排出量は55g/kmになるとこのと。またインフィニティブランドは、2011年のフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルを公開したFXセバスチャン・ベッテルバージョンを、欧州および中東地域向けに限定200台で生産することも発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日トヨタ自動車は、スイスにて6日から18日の日程で開催中の『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』に、軽量・低燃費の次世代スモールハイブリッドコンセプト「FT-Bh」を出展したと発表した。同車は、ハイブリッドカーのさらなる普及が予想される2010年代後半を想定し、「ECOMOTION(Eco+Emotion)」をテーマとして企画された、Bセグメントのスモールハイブリッドコンセプトカー。高い環境性能に加えて、優れたレスポンスと軽快な操作性によるドライビングの楽しさも提供するという。高張力鋼板(ハイテン材)の使用拡大などによるボディ構造軽量化や、新開発エンジンがもたらすパワートレーンの効率向上、ボディ全体が大きな砲弾型となるフォルム採用で走行抵抗低減などを追求した結果、欧州の新燃費測定方法(NEDC)で2.1L/100km、CO2排出量は現在のBセグメントカー平均の半分以下である49g/kmを達成している。さらに、小型燃料タンクとハイブリッド用リチウムイオン電池をリヤシート下に配置することで低重心を実現し、走行性能も高まっているという。ハイブリッド仕様の他に、天然ガス(CNG)仕様とPHV仕様も想定されており、CO2排出量は天然ガス仕様が38g/km、PHV仕様が19g/kmとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日トヨタ自動車は、6日から18日の期間にスイスのジュネーブで開催される『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』(SALON INTERNATIONAL DE L’AUTO ET ACCESSOIRES GENEVE)に、今春マイナーチェンジ予定のレクサス「RX450h」を出展すると発表した。今回のマイナーチェンジでは、LEXUS独自のデザインフィロソフィーの新たな可能性を追求し、GSから展開されているフロントフェイス「スピンドルグリル」を採用。独自性・存在感をアピールするデザインにリファインしたとのこと。また、より本格的なスポーティバージョン「F SPORT」を追加。独自の内外装を採用したほか、サスペンションの専用チューニングによりってスポーティな走りを実現するという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日ジャガー・ランドローバー・ジャパンは27日、2012年ジュネーブ モーターショー(3月8~18日にスイス・ジュネーブで開催)にて、ランドローバーのコンセプトモデル「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル コンセプト」を発表することを明らかにした。同モデルは「レンジローバー イヴォーク クーペ」がベースのソフトトップ コンバーチブル。完全に格納可能なプレミアム・ルーフシステムとロールオーバー プロテクション システム(ROPS)を装備し、下開きのテールゲートと快適な4座のパッケージングで機能性と多様性を実現した。エクステリアはメタリックカラーのコーズウェイ グレーでペイントされ、インテリアはルナーとアイボリー仕上げに。レザーシートはスポーティなパーフォレイテッド・レザーとアイボリーのコントラスト・ステッチが施された。同モデルを設計したのはランドローバー社のデザインディレクター、ジェリー・マクガバン氏率いるチーム。「『レンジローバー イヴォーク』の持つ美しさはコンバーチブルという概念に適しています。このコンセプトは伝統的なコンバーチブルではなく、バランスを尊重し、その独特の造形を保ちつつ、ユニークで魅力的なデザインとすることに成功したと自負しています」とマクガバン氏は述べている。「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル コンセプト」は、ジュネーブ モーターショーにてデザイン&エンジニアリング スタディとして発表される。同モデルの生産予定は未定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月27日本田技研工業は6日、3月8日から一般公開が行われる「ジュネーブモーターショー」にて、次世代のスーパースポーツ「NSXコンセプト」や欧州向け「CR-Vプロトタイプ」などを出展すると発表した。NSXコンセプトは、軽量なボディに次世代V型6気筒VTEC直噴エンジンをミッドシップにレイアウトし、高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD」(Super Handling All Wheel Drive)を搭載したスーパースポーツモデル。今回のショーが欧州での初出展となる。そのほか、次世代電動スモールスポーツコンセプトモデル「EV-STER」(イーブイスター)や、初出展となるCR-Vのエクステリアデザインの方向性を示した「CR-Vプロトタイプ」も公開。次世代革新技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」(アース・ドリームス・テクノロジー)の第一弾となる、世界最軽量という1.6Lディーゼルエンジンなども出展される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日日産自動車は7日、3月8日から一般公開が行われる「ジュネーブモーターショー」にて、「INVITATION」などのワールドプレミア2車種を含むコンセプトカー4車種を公開すると発表した。今回公開予定のワールドプレミア(世界初公開)2車種のうち、1車種は2013年中に欧州で発売を予定している新型車のコンセプトモデル「INVITATION」。2車種目の詳細についてはショーの初日に発表されるとのこと。INVITAIONは、「マイクラ」や「ジューク」と同じセグメントのクルマ。これにより同社は、同セグメントにおいてより幅広いラインアップを持つ自動車メーカーになるとしている。残り2車種のコンセプトカーは、NV200バネットをベースとしたファミリー向けモデル「e-NV200」と、本格的なスポーツカーの性能を持たせたクロスオーバー「ジュークニスモコンセプト」で、これらは欧州において初公開となる。そのほか同社ブースでは、2012年モデルイヤーの車両や特別バージョンモデルなど、多くの車両を展示する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日