ヤフーは21日、「ヤフオク!」および「Yahoo!ショッピング」で購入した中古スマートフォンなどの故障・紛失・盗難に対し補償金が支払われる新サービス「中古スマホあんしん補償」の提供を開始した。利用料金は月額税別500円。「中古スマホあんしん補償」は、「ヤフオク!」および「Yahoo!ショッピング」で落札・購入した中古スマートフォンなどの故障・紛失・盗難に対し補償金が支払われるサービス。事業者から購入した端末だけでなく、個人間取引で購入した端末にも適用される。対応する端末は、「Yahoo!ショッピング」で落札・購入した、スマートフォン、タブレット、ルーター、電子書籍端末、従来型携帯電話(キャリア不問)。補償期間は、契約開始日から2年間。補償内容は、自然故障時が修理代金の最大100%(上限2万円)、紛失・盗難時が新端末購入代金の最大50%(上限1万円)となっている。利用料金は月額税別500円だが、7月20日までに申し込むと月額税別300円で利用できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月21日ヤフーは1月9日、阪神・淡路大震災発生より20年の節目となる2015年1月17日(土)に、写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを用いたコンテンツで振り返る「阪神・淡路大震災から20年」をトップページと特集ページで公開すると発表した。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、戦後最大の都市型災害と言われ建物の倒壊や火災などにより多くの人々が犠牲となった。この大災害の"記憶"と"記録"を未来に残していくため、1月17日(土) 0:00~23:59にYahoo! JAPANのトップページを、写真で当時の被害状況や復興の様子を振り返ることができるデザインに切り替える。また、特集ページでは写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを組み合わせたインフォグラフィックスを1月17日から2月13日の期間で公開。当時の被害状況や有事の際に取るべき行動などの情報をインフォグラフィックスを用いて視覚的にわかりやすく伝えることで、ユーザーに「いざという時にどう自分の身を守るのか」を考えるきっかけとして提供していく。なお、同企画の写真は神戸市震災写真オープンデータサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」やアフロ、映像は毎日放送、統計データは「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ」(国土交通省 近畿地方整備局)や、神戸市、兵庫県、消防庁などのデータを使用している。
2015年01月12日ヤフーは18日、検索アプリ「Yahoo!リアルタイム検索」にTwitterの投稿から電車の運行状況を配信する「遅延なう」機能を追加した。「Yahoo!リアルタイム検索」は、Google Play、App Storeよりダウンロードでき価格は無料。「遅延なう」は、Twitterの投稿をリアルタイムに解析して、電車の運行状況に関する配信を行う機能。つぶやきの上昇率から遅延や運休など各路線の運行状況を独自に抽出する。公式の運行情報よりも早く運行状況をユーザーに伝えられるという。「遅延なう」のユーザーインターフェースは、「遅延・再開に関するツイート数」や「ツイートの急上昇」、「遅延や運休発生時間」など、運行状況が一目でわかるデザインとなっている。また、「Yahoo!乗換案内」の運行情報APIと連携することで、公式の運行情報も閲覧できる。そのほか、任意の路線を最大5件まで登録でき、登録した路線に関する遅延ツイートが急増したり、公式の運行情報が出ている場合プッシュ通知を行う機能も搭載する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月19日ヤフー(Yahoo! JAPAN)は12月18日、「Yahoo!リアルタイム検索」アプリで遅延や運休情報を知らせる「遅延なう」機能の追加を発表した。Twitterの投稿から電車の運行状況をリアルタイムに抽出して通知する。「Yahoo!リアルタイム検索」アプリは、ソーシャルメディアの投稿から「話題のキーワードランキング」や「人気画像のタイムライン」を表示したり、急激に盛り上がったキーワードをプッシュ通知で届けるなど、さまざまな形式でソーシャルメディアの情報を取得できる。今回追加した「遅延なう」では、Twitterの投稿をリアルタイムに解析。「遅延・再開に関するツイート数」や「ツイートの急上昇」「遅延や運休発生時の発生時間」などTwitter上の情報から解析した運行状況が一目で分かるデザインとなっている。公式の運行情報よりも早く遅延や運休の状況を届けるため、毎日の電車通勤・通学などでの利用を想定している。また、一般的に鉄道各社では15分未満の遅延の場合に公式情報をアナウンスしない場合もあるため、短時間ながら遅れる場合にも有効な機能といえる。また、Twitter上の情報だけでなく、「Yahoo!乗換案内」の運行情報APIと連携し、公式な運行情報も提供する。ほかに、よく使う路線を最大5件まで登録することで、登録した路線に関する遅延ツイートが急増したり、公式の運行情報が出ている場合に、プッシュ通知で知らせる機能も提供する。
2014年12月19日ヤフーは12月18日、無料アプリ「Yahoo!カーナビ」のタブレット対応版の提供開始を発表した。App StoreとGoogle Playよりダウンロードできる。また、タブレットUIの提供に合わせて「高速渋滞マップ」も提供する。タブレットに最適化したUIは、iOS向けではiPhone 6PlusとiPad mini、iPad Air、Android向けでは5.5インチ以上のファブレットとタブレットで利用できる。このUIは横画面で使用した場合のみ利用できるほか、設定からスマートフォン向けのUIに変更も可能だ。タブレットに最適化した部分では、ワイド2画面表示に対応しており、高速道路では地図+ハイウェイモード、一般道では地図+交差点右左折案内を表示する。タブレット最適化UIの開発者インタビューについては「Yahoo! カーナビのタブレット版が年内に登場 - 開発者インタビュー」をご覧いただきたい。その他の新機能としては、日本地図上に高速道路のみを表示する、広域の「高速渋滞マップ」を提供。渋滞情報はVICS配信のリアルタイム情報を反映するだけではなく、「渋滞」や「混雑」「チェーン規制」などの表示もひと目でわかるようになっている。これらの情報は、アイコンをタップすると原因の説明が表示されるため、規制が長引くかどうかがわかり、運転ルートの参考にできるという。ほかにも交通事故多発箇所の表示や経由地入れ替えに対応。これらの新機能はユーザーレビューやSNS上の意見、ヤフーに直接寄せられた問い合わせなどから対応を図ったという。例えば、これまでもYahoo!カーナビ内でクーポン情報が提供されてきたが、Android版は年内、iOS版は年明けからファミリーレストラン「ガスト」のクーポンが配信される。クーポン情報はユーザーにも好評とのことで、ファミレスの駐車場が満車の場合にすぐに周辺の駐車場が探せる"細かいところに気が利く"機能も用意している。また、ユーザーの声からではない""開発者としてこだわった"ポイントとして、ブランドマークや建物の3Dモデリングがある。ブランドマークは、大手チェーンストアのロゴを地図上に記載しているもので、マイナビが入居するビルでも複数のコンビニやファストフードのロゴが並んでいた。これは「地図上でお店を表現する時に、マークを出すのが一番」(ヤフー R&D統括本部 開発 松田 義和氏)という理由で掲載したもの。ただし、こういったアイコンを掲載する場合、確認は一社ごとの個別対応になるといい「正直なところ大変です(笑)」と松田氏は話す。それでもユーザーの利便性のため、多くの企業のロゴを掲載してきており、「地域ごと、地場で有名な企業さまのロゴもできれば入れたい」とも語っていた。一方の建物の3Dモデリングでは、今年竣工した「虎ノ門ヒルズ」などの建物が、そのままの形で3D化され、表示されている。こちらは、出来合いの物を使っているのではなく、1つずつ手作業で作り上げているのだという。Yahoo!地図とデータを共有している部分もあるが、Yahoo!カーナビの開発を行っている名古屋の建物のいくつかは「気合が入っています(笑)」(松田氏)としていた。Yahoo!カーナビは公開後、約100日で200万ダウンロードを突破している。
2014年12月18日ヤフーは12月8日、有権者の政治参加を促進するソーシャルキャンペーン「ASK NIPPON 2014」を開始したと発表した。キャンペーンは、Twitterアカウントを持っていれば誰でも気軽に政治家へ質問できる。また「ASK NIPPON 2014」の特設ページ上では、ユーザーと政治家のやり取りが見られる。質問はTwitterのハッシュタグ機能(「♯政党だけど政策の質問ある?」)を利用して双方向のコミュニケーションを行う。この取り組みにより「有権者の情報を得る機会」と「政党の情報発信機会」の機会を増やし、投票率と投票の質の向上に貢献していくとしている。質問は8日~10日 21:00までの募集で、10日の20:00~21:00の間に事前に決められた政党回答者が回答を行う。寄せられた質問の中からYahoo! JAPANとYouthCreateが選定した全政党回答者への共通質問と、政党回答者自らが選定した質問の2種類の回答に答える。また、政党回答者からの回答の様子やユーザーとのやり取りは、「ASK NIPPON 2014」の特設ページに掲載するだけでなく、ニコニコ生放送にて解説番組を行い有権者の理解を促進していく。予定されている政党回答者は次の通り。企画への参加政党・回答者は予告なく変更になる可能性があるという。なお、「ASK NIPPON 2014」は、Yahoo! JAPANとNPO法人YouthCreateとの共同企画となる。
2014年12月09日ヤフーは12月3日、宅配買取サービス「Yahoo!買取」に「総合買取コース」を新設したと発表した。Yahoo!買取は、ユーザーが不要になった古物を買い取るサービス。買い取りは、ユーザーが宅配便や集荷サービスで郵送する方法と、担当者が自宅に直接来て買い取りを行う方法がある。買い取った古物は、オークションサイトの「ヤフオク!」上で販売する。これまでは、「ブランド品、ファッション」「AV機器、家電、ゲーム」「本、音楽ソフト、映像ソフト」の3コース、22カテゴリを買取り対象としていたが、新たに総合買取コースを新設し19カテゴリ追加した。具体的には、デスクトップパソコン、美容器具、光学機器・カメラ用品、おもちゃ、フィギュア、鉄道模型、教材、楽器、スポーツ・レジャー、ゴルフ用品、釣具、エアガン・サバイバルグッズ、カー用品、バイク用品、自転車、インテリア・ホーム、電動工具、ベビー用品。今回の追加により、4コース、41カテゴリに拡大した。古物の査定・買取りはヤフーのパートナー企業が担当。総合買取コースは、マーケットエンタープライズのが運営する「高く売れるドットコム」が担当する。
2014年12月05日ヤフーは12月4日、IoT(Internet of Things)事業者の開発を支援するプラットフォームサービスの提供を来春より開始すると発表した。このプラットフォームは、主にIoT製品のハードウェア事業者に向け、製品とウェブサービスの連携をしやすくなるよう、さまざまなサービスやAPIを公開。これにより大手メーカーからスタートアップ企業まで、多くの事業者の製品開発や新規参入を支援する。公開するAPIは、Yahoo! JAPANの各種サービスだけでなく、国内外の多くのインターネット事業者からも協力を募り、オープンにインターネットにつながる製品とサービスが集まるプラットフォームを目指すという。なお、ワイモバイルとも連携し、本プラットフォームを活用したIoT製品のワイモバイルショップでの販売や、ワイモバイルのネットワークを使ってIoT製品をインターネットに接続しやすくするなど、開発面以外でも事業者をサポートできる仕組みを提供する。
2014年12月05日ヤフーは12月3日、イルミネーションに関する調査の結果を発表した。「Yahoo!検索」で「イルミネーション」というキーワードの検索数は、例年10月中旬から伸び始める。その後、クリスマス直前の週末からクリスマス当日にかけてピークを迎える。2014年は、「中目黒 青の洞窟」が大きな話題になるなど、検索数が昨年を上回っているという。検索する人の年代は、10代以下~60代以上と幅広く、若い世代だけでなく、中高年にも浸透していることがわかる。男女別の割合では女性の方が多めという結果になった。「Yahoo!トラベル」で閲覧されている人気のイルミネーションスポットは、1位が三重県にある「なばなの里」。なばなの里は、園内の池の上をイルミネーションが飾る「水上イルミネーション」や、200メートルも続く「光のトンネル」など、園内各所でさまざまなタイプのイルミネーションで人気を集めている。地元だけでなく、関東から訪れる人も多い。2位は、千葉県の「東京ドイツ村」、3位は栃木県の「あしががフラワーパーク」」、4位は神奈川県の「さがみ湖 イルミリオン」と関東勢が続いた。なお、東京ドイツ村とあしかがフラワーパーク、10位の「江ノ島 湘南の宝石」の3つは、「関東三大イルミネーション」に認定されている。都内の人気スポットに絞ると、青の洞窟が開催される「中目黒(目黒川)」がトップで、東京駅周辺の「丸の内」、東京ミッドタウンや六本木ヒルズがある「六本木」が人気を集めた。丸の内エリアは、有楽町~大手町間の丸の内仲通り沿いの街路樹がシャンパンゴールドのイルミネーションで飾られており、大人の雰囲気のイルミネーションが楽しめる。今回ランク外ではあったが注目のスポットとして熊本県の「再春館製薬所 サンクス・イルミネーション」、秋田県の「槻の木光のファンタジー」を紹介している。どちらも現地の人にとっては有名で"知る人ぞ知る"スポットになっている。
2014年12月04日ヤフーは2日、iOS向けキーボードアプリ「Yahoo!キーボード」を公開した。スムーズな日本語入力機能のほか、100種類以上の背景テーマや、iPhoneのカメラロールに保存されている画像を使用して、任意のカスタマイズをすることもできる。App Storeよりダウンロード可能で、価格は無料。対応OSは、iOS 8.0以降となっている。「Yahoo!キーボード」は、iOS向けのキーボードアプリ。「日本語」、「英字」、「数字」などの入力モード切替をスムーズに行える、「スワイプ切り替え機能」を搭載する。「英字入力モード」においては、大文字・小文字をスワイプで切替可能。そのほか、文章中の文字修正の際に、修正箇所をタップするのではなく左右のボタンで修正箇所までカーソルを動かせる「カーソル移動ボタン」を実装する。変換エンジンには、オムロンソフトウェアの「iWnn」を使用。通常予測、繋がり予測、あいまい予測、状況適応予測、英字かな変換、日時変換、時刻変換などが行える。また、キーボードの背景は、100種類以上の背景テーマや、カメラロールに保存されている画像などから任意でカスタマイズできる。今後は、「Yahoo!検索」のデータより流行語をピックアップし辞書データベースに追加していくほか、キャラクターとコラボレーションした背景テーマなどを追加する予定だという。
2014年12月02日ヤフーは12月2日、iOS版キーボードアプリ「Yahoo!キーボード」を公開した。Yahoo!キーボードはiOS 8よりサードパーティー製キーボードが解禁されたことに合わせて開発。独自のカスタマイズ機能や入力の利便性を高める機能を備えている。例えば「スワイプ切り替え機能」では、「日本語」や「英字」「数字」といった文字種類に合わせた入力モードの切替が左右のスワイプ操作で行えるようになる。英字入力モードでは、大文字・小文字を上下スワイプで切り替えられるようになる。また、iOS のキーボードでは面倒な操作を強いられていたカーソル移動が専用のキーにより操作できる。修正箇所をタップするのではなく、左右のボタンで修正箇所までカーソル移動ができるようになる。「カスタマイズ機能」については、約100種類の背景テーマを用意。キーボードの背景をあらゆる画像に変えられるほか、自分で撮影した写真なども背景に設定できる。キーボードの変換エンジンには、オムロンソフトウェアの変換エンジン「iWnn(あいうんぬ)」を採用。Androidスマートフォン市場でトップシェアを誇っており、多彩かつ高精度な予測・変換が可能だとしている。今後は、「Yahoo!検索」のデータより流行語をピックアップして辞書データベースを更新するなどの新たな機能も提供していく予定だという。なお、Android版については「KeyPalet」と呼ばれるキーボードアプリがすでに提供されている。○有名キャラクターの着せ替えテーマも提供したいリリースにあたって、開発を担当するヤフー R&D統括本部 企画の菊地 裕信氏に話を伺った。ヤフーとしてキーボードアプリをリリースする意義は「従来のYahoo! JAPANトップページやアプリとは違ったネットの起点を作り出すこと」と菊地氏。ヤフーとの接点をスマートフォン時代でも持ち続けるために、「欠かせない存在である文字入力に目をつけた」という。しかし、キーボードで重要な要素はブランドではなく使い勝手。そこで菊地氏らは、ユーザーが求めるキーボードとは何かを調査。すると、意外にも「背景画像のカスタマイズ」が上位にランクインしたという。「当初は20代女性などをメインターゲットに据えているのですが、背景画像に対する要望が多くありました。これまでのiOSキーボードはデザインの変更ができませんでしたし、iOS8にあわせて出てきたキーボードアプリも、多彩なデザインテンプレートは用意されていません」(菊地氏)SimejiなどはYahoo!キーボード同様に自分の撮影画像を背景に設定できる機能があるものの、テンプレートの絶対数で言えばそれほど多くない。そこで、多くのデザイナーも抱えるヤフーとしてのリソースを活かし、リリース時から100種類の背景テーマの用意した。「Yahoo!検索やAndroidのきせかえアプリ『buzzHOME』などで提供している、有名キャラクターの着せ替え機能も今後は提供していきたいと思っています」背景画像については当初、動画も流せるようにしようと考えていたという。「動画をアニメーションGIFにしてやろうと思ったんですが、ユーザーレビューで背景が見づらいといった声などあまり反応が良くなく……。ネット上からおもしろ動画を引っ張ってといった考えもあったんですが。ご要望が多ければ検討したいのですが(笑)」○安心・安全が第一なキーボードアプリという考え方もちろん、デザインだけではなく、ユーザーインタフェースにも力を入れている。「変換エンジンは実績のあるiWnnさんを使っているため、実績は十分なものがあります。語彙数についてですが、現時点でどれほどとは言えません。ただ、ヤフーならではの膨大なデータの蓄積があることが私達の魅力。よく使われる単語や新語はどんどん追加していこうと考えています」ユーザー目標は、リリース半年で毎日10万人のアクティブユーザーを獲得すること。そのために菊地氏ら開発者4名が大事にしたかったことは安全・安心だ。「キーボードは普通に動いて当たり前。品質を担保した上でリリースすることを心がけました。そのため、音声や手書き入力はユーザーインタビューで優先順位が低かったこともあり、機能を実装せずにリリースしています。また、いわゆる『クラウド変換機能』というユーザーの変換データを他ユーザーにも反映させる変換機能が多くのアプリで実装されていますが、一方でユーザーにとって『自分の変換情報が外部に送られる』という不信感を招くことも事実です。ヤフーのアプリですが、現時点ではYahoo! JAPAN IDとの連携もあわせて、ユーザーが入力したデータをヤフーに送るということはやっていません。可能性を"ゼロ"にすることが重要だと思っているからです。ただ、ユーザーの要望などがあれば、いつかはやるという可能性も否定しませんが」Android版は別チームの開発で「KeyPalet」という別名称で運営しているものの、iOSアプリのリリースに合わせて、名称の統一も検討されているという。ヤフーの「サービス」ではないツールアプリがどこまでユーザーに受け入れられるか未知数だが、GoogleなきiOSキーボードアプリで台風の目になる可能性は十分にあるだろう。
2014年12月02日IDCフロンティアは12月1日、ヤフーのコンテンツ配信技術を活かした「IDCフロンティア コンテンツキャッシュサービス(コンテンツキャッシュ)」の提供を開始した。これは、10月に刷新したIDCFクラウドに続くラインアップ拡充の第二弾となる。同サービスは、IDCフロンティアのクラウドやストレージ、データセンターを対象に、顧客のWebサイトコンテンツにおけるダウンロードやレスポンスの高速化を行うもの。月間平均624億PVを誇るYahoo!JAPANを支えるコンテンツ配信技術とネットワーク設備を基に、インターネットの出入り口となる東日本・西日本のYahoo!JAPAN配信拠点内にキャッシュサーバー群を配置し実現したという。最低利用期間や転送量コミットはなく、1GB当たり9円の従量課金で提供されるほか、IDCFクラウド・オブジェクトストレージとコンテンツキャッシュ間のデータ転送量は無料。コントロールパネルも提供し、キャッシュの削減やログレポート・トラフィックサマリーの閲覧も可能だ。同社は今後、リレーショナルデータベースなど、クラウドサービスの更なるラインアップの拡充・強化を行い、顧客のITインフラ利用に革新をもたらすサービスの提供に取り組んでいく。
2014年12月02日ヤフーは12月1日、有識者や専門家が書き手になり記事を寄稿する「Yahoo!ニュース 個人」でオーサーの活動を支援する「オーサーコメント」「オーサーアワード」を開始すると発表した。Yahoo!ニュース 個人は、2012年9月に55名のオーサーでサービスを開始。書き手が発信する有益な情報を集約して発信できるプラットフォームとして現在は465名が執筆している。利用者数もサービス開始時と比較して約6倍まで増加しているという。オーサー支援プログラムのうち「オーサーコメント」では、Yahoo!ニュースで配信される通常の記事にオーサー専用のコメント枠を設置。専門性に基づくコメントをコンテンツパートナーから配信される記事とともにユーザーに届けることで利用者の理解促進やオーサーの知名度向上を目指す。一方のオーサーアワードでは、Yahoo!ニュース 個人が目指す「オーサーによる社会課題を発見し伝え、議論を喚起し、より多くの解決を促す」ことを年間で最も体現したオーサーを表彰する。受賞オーサーの選定はオーサーによる投票や外部の有識者と「Yahoo!ニュース」が審査を行い、アワード受賞者1名を表彰して賞金100万円を贈呈する予定だという。また、各月に投稿された記事を対象とした月間MVA(Most Valuable Article)も用意。オーサーアワード同様に社会課題の解決につながるような記事を表彰するという。該当する記事のオーサーには副賞として10万円を贈呈する。年間オーサーアワードは2015年から、月間MVAは2015年1月から表彰する予定。○宮坂氏「多くの書き手が原稿に触れる機会を」ヤフーはYahoo!ニュース 個人で執筆活動を行っているオーサーを対象としたカンファレンスを都内で開催。ヤフー 代表取締役社長の宮坂 学氏と同社 メディアサービスカンパニー ニュース本部長 片岡 裕氏が登壇した。宮坂氏はYahoo!ニュース 個人を開始して2年が経ったことに触れ、当初の55名から465名まで「オーサー(書き手)」が増えたことを強調。「ただの465名ではない、有識者や専門家が465名も集まっていただいた。Yahoo! JAPANとしては、日本で一番書き手をサポートできる企業となりたい」(宮坂氏)宮坂氏が繰り返し語ったことは、まさに「書き手のサポート」という点。先日、長野県の白馬村で地震があったことに触れ、家族が現地に住む宮坂氏は久々に足を運んだと語る。「こういう職業柄、10年前はただの人だったので、白馬村に行っても何もなかったが、今回は白馬村の村長さんなど、地元の方と話す機会があった。震災が起きて、その後にどのようなことを行えば良いのか、伝えたくても私にはニュースを書く力がない。そういった課題解決の方法を、書き手の方を通して伝えられれば良い。白馬村の方にも紹介したいと思う」(宮坂氏)また、課題解決を図るためには書き手が抱える課題である「接触機会」や「活動費」といったものも解決したいと話し、プラットフォーム側の理論だけではなく、書き手の意見も交えてニュースのあり方を考えていきたいと話した。「多くの書き手の方の原稿に読者が触れる機会を作りたい。いつの日かYahoo!ニュース 個人から、ピューリッツァー賞のような国際的な権威のある賞が生まれることを夢見て頑張って行きたい」(宮坂氏)○Yahoo!ニュース 個人は共感を得やすい一方で、片岡氏は今回のオーサー支援プログラムの詳細を説明。Yahoo!ニュースの中でもYahoo!ニュース 個人は、書き手の顔が見えるため、記事がより共感を得やすいという。1記事あたりの外部流入数は通常のニュースと比較して22倍にも達し、最も拡散された記事ではFacebookシェア数が48万件、Twitterツイート数が4.4万件、PVは632万件にのぼった。こうした個人の執筆活動がヤフーに対しても好影響を及ぼすことから、同社は社内の他サービスとの連携も強化をはかり、エコシステムを強化していく予定だという。「継続的なコンテンツ創出を支援し、オーサー独自のコミュニティで記事を拡げていただくことが社会の課題解決にも繋がると思う」(片岡氏)個人のオーサーに継続的に執筆してもらうための施策としては、12月よりレベニューシェアの料率を見直し、30%から50%に引き上げる。また、オーサーアワードや月間MVA制度については、副賞として賞金が付くものの、あくまでコンテンツ価値を見定めるものであり、PVありきの評価にはならないという。また、掲載ガイドラインについてはこれまでオーサーに対して公開されていなかったものの、「より良いプラットフォームとすべく、明文化してオーサーの方に知らせた方が良いと判断した」(片岡氏)ことから、今後オーサーに公開していくとしている。
2014年12月01日伊勢丹新宿店本館地下2階に位置する「ビューティアポセカリー(略して、ビーアポ)」は、世界各国のナチュラルコスメやフードが一堂に会した、まさにナチュラルビューティーの殿堂。「10年後も美しく健康であるために」をコンセプトに掲げ、心身の美しさをサポートするアイテムを展開している。シリーズ4回目の今回はドバイ、フィンランド、スイス、ニュージーランド発の4ブランドをチェック。ドバイの「シファ ドバイ(...Shiffa Dubai)」は、アラブ湾岸諸国王族御用達コスメティックブランド。アラビア語の“Shiffa”は“癒す”という意味を持ち、エキゾチックな香りが特徴。汚れをスムーズに落としつつ、ふっくらとした肌に導く「アロマティック フェイシャルクレンザー」(200ml/1万500円)には花やフルーツのエキスが含まれる。人気アイテムは妊娠中の敏感な肌でも使えるオイルが欲しいという創設者の思いから誕生した「ストレッチマーク ボディオイル」(100ml/1万1,550円)。同商品には10種類以上の植物オイルを配合し、肌をしっかりと保湿する効果がある。「フランシラ(FRantsila)」はフィンランドのフランシラの森にあるハーブ農園から生み出されたスキンケア・コスメブランド。中央ヨーロッパと比較し空気が澄んだ同地は、美しい水を採取出来る場所として知られている。同ブランドは、心と身体を同時にケアすることを理念に製品作りを行っている。ビタミンを含むベジタブルオイルを含有した「フランシラ クレンジングエマルジョン」(150ml/5,500円)はミルクタイプのクレンジング。使用するダマスクローズは白夜に咲くものだけを使用するなどこだわりを持つ。ユニークな商品名の「土管のおやじ(ハーブローション)」(100ml/7,900円)は、18世紀に実在したシャーマンが開発したレシピ。商品名は同人物のニックネームからとったもの。首筋・肩・ふくらはぎ・足裏などに塗布し、むくみやコリを解消してくれる。すっきりとしたペパーミントの香りで塗り心地も爽やか。スイス発の「ジャルダン・デ・モン(JARDIN DES MONTS)」は、アルプス山脈で生まれたスキンケアブランド。原料となるハーブを栽培する農園は標高1,350mに位置し、太陽の光を存分に浴び健康的に育ったハーブのみを手摘みして使用。エーデルワイスとカモミールを含む「エーデルワイス リップバーム」(6g/3,200円)は唇の荒れに効果的な一品。自宅でのナイトケアには、スパイシーで温かみのある香りの「マジョラ マッサージオイル(リラクシング)」(100ml/6,200円)で気持ちを落ち着かせて眠りにつくのも良いかも。「トリロジー(trilogy)」はニュージーランドでビューティージャーナリストとして活躍していたキャサリン&サラ姉妹により2002年に誕生したスキンケアブランド。ローズヒップの種から抽出されるオイルのよりピュアな成分だけを抽出するという技術を開発し、原料としている。そのオイル100%で生成されるのが「ローズヒップ オイル」(20ml/3,800円)。蜂蜜のように濃厚な液体は、肌にハリや透明感をもたらす効果があり、ベタつかない軽いテクスチャーなのも嬉しい。訪ねたことのない国や土地の雰囲気を、ナチュラルコスメから取り入れてみるのも楽しい。
2014年12月01日サイバーエージェントとスマートニュース、Twitter Japan、ドワンゴ、ヤフー、Ustream Asia、LINEの7社は11月26日、ネット選挙応援プロジェクト「わっしょい!ネット選挙」で、衆院選2014「ネット党首討論」の開催を発表した。11月29日20時よりニコファーレ(東京・六本木)で行う。「わっしょい!ネット選挙」に取り組むネット事業者7社は、この討論について、各社で展開するサービス(Ameba、SmartNews、Twitter、niconico、Yahoo!みんなの政治、Ustream、BLOGOS)の強みを活かし、生放送配信やニュース記事配信、ユーザーへの告知などを連携して行う。衆院選2014 ネット党首討論 概要は次のとおり。同様の取り組みは2013年7月の参議院選挙でも行われており、今回で2回目。ネット事業者のサービス連携を通じて政治の情報収集機会を増やし、「若年層など、より多くの有権者に有益な情報を届けて投票に役立てていただきたい」としている。
2014年11月27日ヤフーは11月19日、スマートフォンに最適化した検索アプリ「SmartSearch」をリニューアルしたVer2.0を公開した。同アプリはこれまでiPhone専用となっていたが、iPad版を新たに提供する。SmartSearchは、3月に提供を開始。当初はユーザー数限定で利用できるようにしていたため、実際に利用できるまで待つ人が多く「行列のできる検索アプリ」とネット上で話題になっていたこともあったという。2.0では大幅にインタフェースを改良。これまでは検索急上昇ワードのみを情報ソースとしていたが、新たにSNS上で盛り上がっているキーワードとYahoo! ニュースを情報ソースに加えて、アプリのトップ画面に画像+キーワードの形で表示するようになった。これまでは、1つの画像+ワードを画面全体に表示していたが、複数のキーワードをタイル状に並べるデザインへと変更し、一覧性を高めている。また、SmartSearchの売りの一つとして検索結果のサムネイルが大きく表示されていたが、その機能を残しつつも関連ニュースや画像、動画、知恵袋、NAVERまとめなどの情報を優先的に表示するようにした。また、検索キーワードに最適と思われるサイトを「ピックアップ」サイトとして最上部に大きく表示。大まかな情報が視覚的にひと目で把握できる構成に変更している。なお、トップ画面に表示される情報は、自分自身がアプリ内で検索したワードを元にして構成されるようになった。この「パーソナライズ機能」は、ユーザーが興味を持ちそうな情報をレコメンドするため、ユーザーが欲しい情報をアプリトップに移るだけで確認できるようになる。追加された情報が不必要と感じた場合は、スマートフォンを"シェイク"するだけで非表示にできる。Android版については現在開発中とのことだが、提供時期は未定だ。○リニューアルはユーザーの意見を反映全面リニューアルにあたって、ヤフー 検索サービスカンパニーでSmartSearchのサービスマネージャーを務める佐野 岳人氏と同カンパニー 開発本部 制作部 制作2でデザイナーの中井 基氏に話を伺った。佐野氏によると今回のリニューアルはユーザーの声を大きく取り入れたものだという。「検索を変えようというコンセプトはポジティブに受け入れられたと感じました。ただ、日常でこのアプリを常用するには、もう少し足りなかったと思っています」(佐野氏)「私は、このリニューアルからチームに参加しましたが、いちユーザーとして使っていた時に、興味のない情報が画面全体に大きく出ていたところが気になっていました。そういう意味では自分の意見も今回のリニューアルに反映されていて嬉しいです(笑)」(中井氏)ユーザーが検索行動を取るとき、関連する情報が出てくることで次第に興味は移り変わる。そのため、今、検索したワードに関連する様々な情報をトップ画面にタイル状の表示をするようにした。「見やすさ」「使いやすさ」「気が利く」を重点的に改良することで、「検索の楽しさ」を感じてもらおうとしたわけだ。気が利くという点では、パーソナライズ機能は更に強化していきたいと佐野氏は話す。「スマートフォン時代には、位置情報が重要な要素となっています。検索を行う際に現在の周辺スポットをさっと検索できるように位置情報から地名をすぐに入力できるようサジェストしていますが、できれば関連ワードを入れなくても検索結果を出せるようにしたい。また、時間帯に沿った検索結果も出せるようにしたいですね。あと、特定のキーワードを検索しているユーザーに対して、ほかのユーザーがどういった関連キーワードで検索しているかわかるような仕組みも面白いと思います。別の人にレコメンドできたりといった方法で」(佐野氏)○よりスマホ時代に合わせたUIへVer1.0世代とVer2.0世代では、スマートフォン時代の検索アプリの在り方を変えるという意気込みはそのままに、表層的なユーザーインタフェースは大きく変わった。「トップ画面をタイル形式にしたのは、情報が縦に並んでいる方が効率的に見えるから。中にはユーザーの興味が湧かないものもあるため、タイルの大きさも変えて縦にバンバン出したほうが、見やすいとの判断です。アイコンのデザインについても、前回は男性的なアイコンでしたが、良かった点は残しつつも、改めて考え直して決めました。ユーザーインタビューで若い女性にアイコンについて質問をしたところ、『可愛くないアイコンは使いたくない』と言われました(笑)ネット世代に親しまれるニュートラルなデザイン、だれにでも受け入れられるようなアイコンを考えました」(佐野氏)「検索がもっと楽しくなるというイメージをアイコンに取り入れています。社内レビューも取り入れており、ヤフーの『赤』を残しているのもポイントです。そこをアピールしつつも、よりポップにしてみました」(中井氏)また、Ver1.0世代では特徴的だった画面下部の検索ボックスも、位置は同じながらも検索アイコンにシュリンク。リリース当時、取材を行った際に「検索ボックスが下にあることで検索しやすくなる」と話していただけに、なぜボックスをなくしてしまったのか気になった。「検索ボックスという形がPC時代の考え方だったんです。親指で操作するのに、検索行動を行う際に指でタップする場所はボックスじゃなくても良いと中井さんから指摘を受けました。文字入力を行う際に結局文字入力キーボードが下から上がってくるわけですからね。この変更で、より『スマホ的に進化した』と思っています」(佐野氏)リニューアルで自分の興味にフォーカスした情報がより収集しやすくなった。ポータルサイト的な万人向けのアプリではなく、より個人に、パーソナルに特化したアプリだが、それでも興味の範囲外の情報を取得できるように意識して作りこんでいるという。「(以前アップデートでカテゴリ分けを提供するとしていたが、提供されなかったとの問いに)カテゴリ分けは見送りました。例えばニュースアプリはカテゴライズがしっかりしていますが、興味のあるカテゴリしか情報を収集できなくなるデメリットがあります。そこでSmartSearchではUI上でカテゴリ分けをするという制限をなくしつつ、カテゴリ分けのあいまいな情報を多く流せるようにしています」○検索はなくならない?スマートフォン時代に入り、Web上だけで調べ物をする時代から、専門のアプリを利用して情報収集を行う時代に移り変わりつつある。これはSNSというプラットフォームの躍進も関係しているが、10年前の「とりあえず検索」というユーザー行動が少しずつ変わりつつあることは確かといえるだろう。「確かにスマートフォン時代では色々なアプリをダウンロードして、それぞれで情報収集を行っています。でも、スマートフォンがアプリだらけになってしまい、それぞれのアプリで検索するのが面倒になってきているユーザーも出てきています。専門領域にフォーカスしたものが増え過ぎているので、属性的には近いけれど、新たな情報に出会える機会が減っていると思うんです。SmartSearchでは、そういう部分に注目して気持ち良い領域の検索の仕方を提案できればと思っています。SmartSearchから、ほかのサービスに出会うということがある。自分で関連情報を想起しなきゃいけない負担を減らし、さらにほかのところに感心を持ってもらえるようにしたいです」(佐野氏)時代の移り変わりといえば、グノシーがプラットフォーム構想を発表し、KDDIもSyn.を発表するなど、PC時代のポータルの存在意義や検索行動そのものを別軸へと移そうという動きが活発化している。上記でも触れたが、SNSの台頭も無関係とはいえない。検索が今後も生き続ける未来はあるのか、最後に尋ねてみた。「検索なくなる論は、2通りの答えがあると思います。例えば、インプットの方法。これまでのキーボードによる入力から音声入力、いつになるかわかりませんが、将来的には脳波を感知して検索できる時代になるかもしれません。もう1点はユーザーが受け身でいるだけで情報が落ちてくる時代。でも、人間が能動的に情報を求めるということはなくならないと思うんです。ただ、確実に『能動的に調べる』ことと『受動的に情報を受け取る』という境目は曖昧になってくるはず。TwitterなどのSNSが好例で『○近くで食事したいけどどこかいいところないかな』と投稿するだけで、返事をもらう緩い検索の在り方が実際に起こっている。だからこそ、その部分を検索アプリで実現したいんです。強い関心が存在するところに検索サービスは強い。興味を持った人に対して、その興味に関連する情報が"ぼんやり"と出てくる。そのレコメンドが今回の新たなトップページであり、能動的な検索と受動的な検索の融け合ってくるところだと思っています」(佐野氏)
2014年11月20日ヤフーは19日、iPhone向け検索アプリ「SmartSearch」の最新版「2.0.0」を公開した。最新版では、検索結果のデザインや操作性が改良されているほか、ユーザーの好みを反映させるパーソナライズ機能が追加されている。また、同日iPad版も公開された。App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはiOS 7/8。「SmartSearch」は、2014年3月に公開されたiPhone向けの検索アプリ。検索キーワードの要点がまとまった情報を優先的に表示する独自の検索結果画面、画像を中心としたデザインなどが特徴となっている。最新版となる「2.0.0」に追加された新機能は以下の通り。トップ画面に話題のキーワードと画像をタイル状に表示アプリのトップ画面には、「検索急上昇ワード」、「SNSで話題の言葉」、「Yahoo!ニュースの情報」といった3つの情報ソースをもとに、関連する画像やキーワードが表示される。これまでは、「検索急上昇ワード」のみを情報ソースとしてきたが、新たに2つの情報ソースが加わった。またデザインも、キーワードと画像を縦にタイル状に並べるデザインへ変更されている。検索結果画面の変更これまでの検索結果画面では、ピックアップサイト、関連ニュース、画像、動画、知恵袋、「NAVERまとめ」などの情報と、通常のYahoo!検索の結果が別ページに表示されていたが、同じページに表示されるようになった。また、これまで通常のYahoo!検索の結果は、サイトのプレビュー画像のみの表示だったが、文字情報も加わっている。パーソナライズ機能の追加アプリ内で検索したキーワードをもとに、ユーザーが興味を持ちそうな情報がアプリのトップ画面に追加されるようになった。また、トップ画面に表示されている情報は、端末をシェイクすることで非表示にもできるようになっている。
2014年11月19日ブロケード コミュニケーションズ システムズは11月18日、ヤフーがブロケード製品(Brocade VDX 8770スイッチ、Brocade VDX 6740スイッチ、Brocade ADXシリーズ・ロードバランサ、およびBrocade MLXeルータ)を採用したと発表した。このOpenStackプライベート・クラウド・インフラは、Yahoo! JAPANの国内データセンターおよび同社の米国子会社であるYJ Americaの新規データセンターにおいて2015年4月の正式稼働を予定しており、2014年12月よりテスト稼働を開始する。ヤフーは採用のポイントとして、採用・運用実績があり、オープンなシステム環境の構築に最も協力的で、かつ必要な先進技術・製品を提供できる点を上げている。また、OpenStack基盤を構成するネットワーク機器をブロケード製品にしたことで、シンプルさを維持しながら高い通信性能と安定性を確保。ソフトウェア・ベースのGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネリングと比較して、8倍のスループット、2分の1のレイテンシを達成したことを挙げている。そのほか、ブロケード製品を直接制御するNeutronプラグインの共同開発により、OpenStackに最適化されたネットワークを構築し、FWaaSとLBaaSを実現する。2014年10月時点で作成済みの仮想サーバは合計6万台に達しており、今後も1ヶ月あたり平均5000台程度の仮想サーバを追加。年内にはそのうち5万台以上がOpenStack基盤で提供される予定となっている。
2014年11月18日ヤフーは11月13日、インターネット広告の掲載面を評価し、ブランドを保護するアドベリフィケーション機能を、Yahoo!プレミアムDSPに導入すると発表した。これは、Yahoo!プレミアムDSPの広告配信先拡大に伴うもので、導入は来春を予定している。同社は、広告検証・メディア評価事業を展開する米Integral Ad Science(インテグラル)と2014年9月に業務提携し、ブランド保護においての取り組みを開始。今回導入する機能は、インテグラルが提供するアドベリフィケーションツールの1つとなるブランド保護ツール「Brand Safety」を、両社共同で日本市場向けに開発したものとなる。同ツールは、入札するサイトを画像などの文脈からリアルタイムで理解・検証し、サイトリスクを判定することで、優良なサイトへの広告配信を実現する。なお、検証は、単語だけでなく文章で判断なほか、日本語の学習を通し性能がブラッシュアップされるという。
2014年11月14日ヤフーは11月12日、ソーシャルメディア上の投稿を検索できる「リアルタイム検索」において、「つぶやき感情分析」の正式版を公開した。「リアルタイム検索」では、ソーシャルメディア上の情報を楽しく有効に活用できるよう、投稿内容の検索だけでなく、件数グラフやランキングの表示など、さまざまなコンテンツを提供してきた。「つぶやき感情分析」もその1つで、日常の利用に加えて、ソーシャルメディア分析などのビジネスシーンにおける活用も見込んでいる。β版は2013年9月に公開され、Twitter上の投稿を分析し、検索したキーワードに対してどのような感情を持っているのかを「ポジティブ・ネガティブ」にて判定し、結果を表示してきた。またβ版では、分析できる言葉が1万1000語、分析対象となる投稿は新着のものと限定していたが、正式版では過去30日間のすべての投稿を対象に、あらゆる言葉で分析が可能になった。期間の絞り込みにも対応し、最長30日から最短15分まで任意の期間を指定して分析できる。そのほか、ポジティブ・ネガティブの割合を示す円グラフに加えて、ポジティブ・ネガティブの推移を時系列で表示するグラフを追加。これにより、ある出来事に対して、どのような感情の変化があったかということが把握できる。なお、正式版では分析システムを辞書方式から機械学習方式に変更したため、今後、学習を重ねていくことで分析精度を高められるという。
2014年11月13日ヤフーは12日、ソーシャルメディア上の投稿を検索できる検索サービス「リアルタイム検索」で提供してきた「つぶやき感情分析」の正式版を公開した。スマートフォンで同機能は、iOS向けに「リアルタイム検索」アプリとして、Android向けに「Yahoo!リアルタイム検索」アプリとして提供されている。「つぶやき感情分析」はTwitter上の投稿を分析し、検索キーワードに抱く感情をポジティブ・ネガティブで判定して結果を表示する機能。ベータ版として、2013年9月に公開されたが、本日正式版が公開された。正式版では、分析可能な言葉、分析対象となる投稿の範囲を拡大。ベータ版では、分析対象用語が11,000語、分析対象となる投稿は新着のものに限定されていたが、正式版では過去30日間の全ての投稿を対象に、あらゆる言葉で分析可能となった。期間の絞り込みにも対応し、最長30日から最短15分まで任意の期間を指定した分析も行える。正式版ではさらに、ベータ版で提供してきたポジティブ・ネガティブの割合を示す円グラフのほか、ポジティブ・ネガティブの推移を時系列で表示するグラフを追加した。これにより、特定の事象に対して、時系列的な感情の変化を把握することができる。また、正式版では、学習を重ねることで分析精度を高められるという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月12日ビューティーセレクトショップ「阪急フルーツギャザリング エキュート品川店」は、11月25日に初となる「メンズ ビューティー コーナー」をオープンする。同コーナーは、「サボン ジェントルメン(SABON Gentleman)」「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」のメンズラインを始めとするバスコスメブランドを中心に、「クリニークメン(CLINIQUE MEN)」「クラランスメン(CLARINS MEN)」「シー・オー・ビゲロウ(C.O.Bigelow)」など多数のブランドのスキンケアアイテムを取りそろえる。港をイメージした店内はダークブラウンを基調にスタイリッシュな内装で、品川駅構内という好立地を活かしビジネスマンも通勤時に気軽に立ち寄れることを企図。また、専門知識を持ったスタッフによるカウンセリングも行われる。阪急フルーツギャザリングは、2013年2月にオープンした百貨店グレードのラグジュアリーコスメ、人気のバス&ボディケアコスメなど高感度のファッション雑貨が一つになった女性向けビューティーセレクトショップ。百貨店ブランドとバス&ボディケアブランドがこの規模でそろうのは全国初として人気を博している。
2014年11月11日ヤフーは11月11日、2015年4月までに終了するサービスとアプリを公表した。今年の上半期にも同様の発表を行っており、今回で2回目。主だったところでは、芸能ニュースや恋愛コラムなどを掲載している「ネタりか」のアプリや子供向け「Yahoo!きっず」のアプリが提供を終了する。なお、どちらもPCやスマートフォン向けWeb版はサービスを継続する。一方で、1月に提供を開始した「Pict Garage」や、3月に提供を開始したばかりの「コミュカメラ」もアプリの提供を終了する。その他の終了するアプリやサービスは以下の通り。○アプリ版ヱヴァンゲリヲン検索ウィジェット(Android) : 12月3日終了予定『進撃の巨人』公式アプリ‐検索の巨人‐(Android) : 12月5日終了予定Yahoo!きっず(iOS) : 12月17日終了予定 ※LocoClip(Android) : 12月26日終了予定Yahoo!コミュカメラ(iOS/Android) : 12月上旬終了予定Rent RoomS(iOS/Android) : 12月末終了予定HouseeS(iOS/Android) : 12月末終了予定Yahoo!英語(iOS/Android) : 12月末終了予定ネタりか(iOS/Android) : 2015年1月29日終了予定 ※Pict Garage(iOS) : 2015年3月31日終了予定わたし応援ワーク(Android) : 2015年4月15日終了予定お薬手帳(iOS) : 2015年4月15日終了予定○パソコン・スマートフォンWeb版サービスYahoo!懸賞 : 11月末終了予定Yahoo!英語 : 11月終了予定Yahoo!プロフィール : 2015年3月終了予定○携帯電話(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ)版サービスcarview! : 12月18日終了予定 ※Yahoo!占い : 2015年3月31日終了予定 ※※付きのものは、パソコン・スマートフォンWeb版でサービス提供を続ける予定。
2014年11月11日ヤフーは11日、2014年11月から2015年4月に終了するアプリやサービスを公表した。同期間内に12のアプリ版サービス、3つのパソコン・スマートフォンウェブ版サービス、2つの携帯電話版サービスが終了する。公表されたサービスには、「ネタりか」のように、アプリ版は終了するものの、パソコンやスマートフォンウェブでは引き続きサービス提供されるものもある。なお、ダウンロード済みのアプリはサービス終了後も継続利用が可能だが、アップデートやサポートは実施されない。一部機能が停止される場合もある。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月11日ヤフーの米国現地法人「YJ America,Inc(YJ America)」は11月10日、米国ワシントン州において保有するデータセンターについて、来春(2015年4月予定)の正式稼働に向け、2014年12月よりテスト稼動を開始すると発表した。ヤフーでは、これまでに自社サービスの開発やコンテンツ格納において、連結子会社であるIDCフロンティアが運営するデータセンターや自社で保有するサーバーなど、国内に設置している基盤を利用していた。来春からは従来の環境に加え、米国データセンターの利用も開始する予定だという。なお、同データセンターの利用により、Yahoo! JAPANグループで保有するデータセンターは国内での分散(東日本エリアと西日本エリア)のみならず国外への分散となるため、BCP(自然災害や大規模停電などに対応した事業継続計画)のさらなる強化が実現するとしている。また、米国データセンターが設置されている地域の電気料金が非常に廉価であることから、Yahoo! JAPANグループ全体のサーバー運用費の削減もはかれる見通しだ。データセンターへは、Yahoo! JAPANから3名がYJ Americaに出向し、現地に常駐の上、当該データセンターのネットワーク構築および保守運用にあたる。
2014年11月11日ヤフーは11月7日、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」で大相撲に関する分析を発表した。ヤフーのビッグデータレポートチームは、若手力士の活躍や満員御礼の日の増加などから最近の大相撲の人気に着目。その人気が本物なのかをYahoo!検索での検索回数などで調査・分析した。○2014年は大相撲の注目度が急伸調査結果によると、大相撲に関連するキーワード検索回数は2014年は2013年に比べて大幅に増えていることがわかった。プロ野球やJリーグと比べると回数こそ少ないが、昨年からの伸び率は大相撲のほうが上回った。2014年になって大相撲の注目度が高まっていることがわかる。特に注目が集まるのは、大相撲の開催中の期間。その中でも優勝が決定する千秋楽が最も高く、次いで初日だ。どちらも力士たちの命運を占う重要な取り組みがある日なので、自ずとファン以外の多くの人からも視線が向けられる。支持層の男女比は、男性が65%、女性が35%という構成。プロ野球やJリーグと比べると女性の割合がやや高めだった。年齢層は50代~60代以上で、ほかのスポーツ比べてると一回り以上高い(プロ野球は10代以下~20代、Jリーグは20代~30代が主要な支持層)。2014年になってからの大躍進を支えているのも50代~60代以上の関心度が高まっているためだ。都道府県別では、島根県と石川県で大相撲への関心が高い。石川県は人気力士「遠藤」の出身地であること、島根県は「隠岐の海」の出身地であることや相撲発祥の地ということで県民の関心が高いと推測できる。○イケメン力士の遠藤は10代以下~30代に特に人気力士ごとの注目度についても分析している。男女別の人気は、白鵬、勢、遠藤、豊真将が女性からの注目度が比較的高く、一方の男性からは関脇に昇進した逸ノ城への関心が高い。年代別では、遠藤は10代以下~30代、白鵬は30代~40代、勢は50代、豊真将と逸ノ城は50代~60代以上からの注目が高かった。遠藤は、敢闘賞を受賞した1月場所、3月場所、金星を挙げた5月場所に注目度が伸びている。鶴竜は幕内優勝した3月に注目度を伸ばした。白鵬は1月、5月、7月、9月と幕内優勝したそれぞれの場所で千秋楽に向けて注目度が上昇。それ以上に5月場所の優勝会見のキャンセル理由が公になった際に注目度が急伸した。豊真将は、日馬富士との取り組みの際に負傷が響き、途中休場となってしまった7月場所前半に注目が高まった。高安と豪栄道は、7月場所でそれぞれ敢闘賞、殊勲賞を受賞する活躍を見せ、注目度が大きく伸びた。勢は、敢闘賞を受賞した5月にも注目度を上げたが、9月場所7日目に、それまで白星続きだった逸ノ城に勝利した日はそれ以上に注目度が伸びた。逸ノ城は、9月場所で殊勲賞と敢闘賞を受賞し、14日目の幕内優勝がかかった白鵬との取り組みに大きく注目度を伸びた。なお、常に高い注目度を維持しているジャニーズに対して、大相撲は2012年頃まで大き差が付けられていたが、2014年に入っては場所ごとに肉薄し、9月場所では瞬間的に逆転した。
2014年11月10日ヤフーは11月7日、病気や薬、健康にかかわる情報を提供する「Yahoo!ヘルスケア」が取り組むプロジェクト「HealthData Lab」において、病気発症リスクや体質が調べられる一般向けゲノム解析サービスの提供を開始すると発表した。同サービスでは、肺がん・大腸がん・前立腺がんなど、がん(22種)をはじめ、2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞・肥満などの病気発症リスクや、血中尿酸値・飲酒量・筋力・血圧などの体質を含めた約290項目を解析。また、母親から受け継ぐミトコンドリアDNAから、自分と同じ遺伝子を持つグループがどこで生まれてどう移動してきたのかをたどることができる祖先解析も行える。利用するには、まずYahoo!ショッピング内「Yahoo!ヘルスケア HealthData Lab」ストアより解析キットを購入。解析キット到着後、マイページの利用登録や唾液試料の返送、マイページでの生活習慣調査への回答を行うと、後日解析終了後にマイページで解析結果を閲覧できるようになる。価格は4万9800円(税込)だ。なお、6月と8月に募集した無料先行モニターに対しては、当選通知(解析キットの郵送)が完了しており、11月中旬より、6月募集モニター分から順次解析結果を閲覧できる。また、解析結果について公式サイト上の情報だけではわからないことを専門家に問い合わせたい場合に備え、臨床遺伝専門医などの遺伝カウンセリングを受けられるサービス(有料)の提供を今後予定。そのほか、自分で取り入れられる生活改善についてアドバイスを受けたい方には、医師や栄養士などにウェブ上で相談できる有料サービス「Doctors Me」(運営:サイバーバズ)を公式サイト上で紹介していく。
2014年11月10日ヤフーは11月11日に「検索結果とプライバシーに関する有識者会議」を開催する。これは、検索サービスにおけるプライバシーのあり方をヤフーとしてまとめるもので、2014年度内を目標に複数回に渡って会議を開催し、考え方を整理した上で、公表する予定だ。7日朝に一部報道で「忘れられる権利」をヤフーが適用基準を検討するとのニュースが流れたが、同社広報部によると「忘れられる権利を含む、検索とプライバシーのあり方全体を検討する会議」になるという。10月にはGoogleに個人の検索結果を削除するよう東京地裁が命令を行い、EU域内でも同様の判決からGoogleに個人情報の削除申請フォームが用意されるなど、プライバシーと検索に関する議論が広がっている。ヤフーによると、これまでもプライバシーと表現の自由、知る権利のバランスに配慮しながら裁判所が削除の適否を判断しており、同社もそれに協力してきたが「削除を求める方々への対応が不十分だと受け止められないように対応していく必要がある」と考え、今回の有識者会議設置に至ったという。具体的な検討事項としては、検索サービスの「社会的意義」「中立性と信頼性、表現の自由、知る権利への貢献」「提供者の社会的責務」が挙げられる。有識者会議の委員長には、東京大学名誉教授で弁護士の内田 貴氏が就任。委員には元最高裁判所判事で弁護士の泉 徳治氏、東京大学大学院法学政治学研究科教授の宍戸 常寿氏、早稲田大学大学院法務研究科教授の長谷部 恭男氏、元東京高等裁判所判事で中央大学大学院法務研究科 教授の升田 純氏で構成される。
2014年11月07日ヤフーは11月5日、Anroid搭載のスマートフォン/タブレット端末向けの無料フィルタリングアプリ「Yahoo!あんしんねっと」および「アプリ機能制限」機能の提供を開始したと発表した。アプリはGoogle Playで配信している。Yahoo!あんしんねっとは、子どもの年齢に合わせて、有害または不適切なサイトの閲覧規制をするフィルタリングアプリ。「Yahoo!きっずモード」「小学生モード」「中学生モード」「高校生モード」「高校生モード+EMA」の5つのモードがあり、それぞれフィルタリングの設定内容が異なる。これまで「Yahoo!あんしんねっと for SoftBank」として、ソフトバンクのスマートフォンのみにアプリを提供してきたが、今後はすべてのキャリアのAndroid搭載スマートフォン/タブレット端末向けに提供する。今回、保護者が子どもに使わせたくないアプリを制限できる「アプリ機能制限」を新たに追加した。これは、フィルタリングの対象外であるブラウザーアプリにも適用される。
2014年11月06日ヤフーは11月5日、Twitterの提供するTwitterプロモ商品の提供を11月19日より開始すると発表した。Twitterプロモ商品は、Twitterのタイムラインや検索結果に広告を掲載するサービスで、サービスの成約につながる可能性が高い見込み顧客の獲得につながるほか、既存のフォロワーだけでなく、ターゲットしたいユーザーにツイートをリアルタイムで届けることができる。プロモツイートやプロモアカウントなど、プロモーション広告とは異なる「詳細なターゲティング」も可能で、指定したカテゴリーに興味関心のあるユーザーや、指定したTwitterアカウントのフォロワーに共通する興味関心をもつユーザーへのリーチを実現する。また、プロモツイートでは、指定したキーワードを検索したユーザーや、指定したキーワードを含むツイートを投稿、またはその投稿に反応したユーザー、地域ターゲティングなどの設定もできる。今回の連携で、広告主は、スポンサードサーチやYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)をオンラインで出稿・管理すると同様に、Twitterプロモ商品の「プロモアカウント」と「プロモツイート」を利用可能となる。同社は、Twitterプロモ商品を利用する広告主に、電話サポート窓口を提供するなどサポート体制を構築。Twitterプロモ商品の基本的な使い方から活用方法までを支援することで、中小企業の広告主のソーシャルメディアマーケティング導入を推進したい考えだ。
2014年11月06日