ラッセル・クロウが腕っぷしの強い乱暴キャラ、ライアン・ゴズリングが究極のダメダメキャラを演じる『ナイスガイズ!』。このほど、彼ら凸凹コンビほか、ヒロインのキュートな少女アンガーリー・ライス、“謎の刺客”役のマット・ボマーら豪華な顔ぶれがそろう日本オリジナル予告編が解禁となった。本作は、『アイアンマン3』の監督を務めたシェーン・ブラックのもと、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングがタッグを組んで贈るポップなアクション・エンターテイメント。腕っ節の強い示談屋ヒーリーに強引に相棒にされた、シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチが、失踪した少女の捜索を開始に乗り出すうち、なぜか国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく、というストーリーだ。解禁となった予告編は、示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)と私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)が初めて対面するシーンからスタート。挨拶もなく、いきなりマーチの顔面にパンチを食らわすヒーリーは見るからに乱暴者で、なぜかいつもしかめっ面。なすすべもなく倒されて“鳴き声”を上げるマーチは、やることなすことがどこか抜けているお調子者。そんな笑いを誘う対照的な2人が相棒になり、司法省長官ジュディス(キム・ベイシンガー)の依頼で、失踪した彼女の娘アメリア(マーガレット・クアリー)を捜すことに。この凸凹コンビに、しっかり者のマーチの娘ホリー(アンガーリー・ライス)が加わり、捜査を進めていくが、この事件の背後には大きな陰謀が隠されていた!映像後半は一転して、ところかまわず繰り広げられる激しい銃撃戦やド派手なカーアクションなど、ハードなアクションシーンが連発! コードネーム“ジョン・ボーイ”(マット・ボマー)をはじめとする “オールドマン”“ブルーフェイス”といった3人の殺し屋と対決する、爽快かつ痛快なハイテンションな映像となっている。また、合わせて完成した本ビジュアルは、凸凹コンビとキュートなヒロインの前に、次から次へと立ちはだかる刺客たちのとの対立構造が鮮明となるデザインで、さながら“ナイスガイズ”vs“バッドガイズ”といった様相になっている。『リーサル・ウェポン』『ダイ・ハード』『シャーロック・ホームズ』各シリーズなど、多くのバディムービーを大ヒットに導いてきた名プロデューサーで、本作の製作を務めるジョエル・シルバーは、「シェーン・ブラック(監督・脚本)の作り出す作品は笑いのあるアクション映画で、笑わせることありきの従来のコメディ映画とは全く異なるんだ。彼の作品の根幹は、ハードボイルドでタフな男たちが繰り広げるシリアスなストーリー展開。映画全体に笑えるシーンが散りばめられているけど、ハードなアクションシーンがあるからこそ、そのユーモアが効果的なものとなっているんだ」と、本作が持つ笑いとアクションの絶妙なバランスをアピールしている。『ナイスガイズ!』は2017年2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演で贈るミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。この度、ついに本作の予告編が到着した。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて2人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから何かが狂い始める――。本作は、昨年数々の賞レースを賑わせ、そのラストの衝撃に大ヒットを記録した『セッション』のデイミアン・チャゼル監督が贈る最新作。歌や音楽を始め、ダンス、脚本、全てがオリジナルで作られている。またすでに、「トロント国際映画祭」にて最高賞である観客賞を受賞し、早くもアカデミー賞の大本命と注目されている。ジャズピアニストのセバスチャンには、『きみに読む物語』や『ドライヴ』などで知られるライアン、ミア役には『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー賞を始め数多くの賞にノミネートされ、今年の「ベネチア国際映画祭」で女優賞を受賞したエマがキャスティングされている。先日のポスターに続き今回到着したのは、一度聴いたら耳を離れない、思わずリズムを刻みたくなるそんな楽曲に合わせて、キャストたちのダンスシーンやピアノ演奏シーンが登場する予告編。後半は一変して曲はバラード調に。2人のロマンティックなダンスシーンやエマの美しい歌声にも心が震える、珠玉のショート予告に仕上がっている。『ラ・ラ・ランド』は2017年2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月24日『セッション』で賞レースや世界の映画ファンを驚愕させた新進監督のもと、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演で贈るミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が、来年2月24日(金)より日本公開される。このほど、劇中で恋に落ちる2人をとらえたロマンティックで幻想的なポスタービジュアルが解禁となった。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて2人は恋に落ち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功を収めたことから、何かが狂い始める――。『セッション』のデイミアン・チャゼル監督が贈る最新作は、歌、音楽、ダンス、脚本、全てがオリジナルのミュージカル映画。すでにトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞しており、早くもアカデミー賞の大本命と大きな注目を集めている。ジャズピアニストのセバスチャンを演じるのは、『ドライヴ』をはじめ、業界引く手数多の実力派にして監督業にも進出、リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演の『ブレードランナー 2049』にも出演するライアン・ゴズリング。また、女優を目指すミア役には、本作がオープニング上映されたヴェネチア国際映画祭で女優賞に輝いている若き演技派エマ・ストーン。2人は、『ラブ・アゲイン』『L.A. ギャング ストーリー』に続く3度目の共演で息の合ったところを見せている。このたび解禁となったポスターは、セバスチャンとミアがL.A.の幻想的な夜景をバックに華麗なダンスで心を通わせる、幻想的なシーンを切り取っている。極上のミュージカル・エンターテインメントの世界観をそのままに表現したビジュアルに、ますます期待が高まるばかりだ。『ラ・ラ・ランド』は2017年2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日愛妻ブレイク・ライヴリーとの間に第2子も生まれ、幸せの絶頂にいるライアン・レイノルズが過去、精神が不安定になり、病院を訪れたことを告白。その原因となったのが、今年大ヒットを記録した『デッドプール』だった。「まるで突風にさらされる帆船の上にいるような気分だった」。ライアンは、『デッドプール』撮影中の心境を「GQ」のインタビューで振り返った。「撮影が終わると、神経衰弱に陥ってしまって。文字通り、身体が震えちゃってね…。神経に何か異常でもあるんじゃないかと思って、病院に行ったんだけど、どの医者も『不安神経症です』と言うんだ」。『デッドプール』に主演だけでなく、プロデューサーとしても名を連ねていたライアン。映画化までに11年も要したというのだから、心身に受けた長年のプレッシャーは計り知れない。精神バランスを崩してしまったものの、映画は大成功を収め、「自分たちは正しいことをやってきた」と実感することができたそうだ。現在ライアンは、前作から引き続き脚本を担当するポール・ワーニック&レット・リースと『デッドプール』続編の製作準備に取り組んでいるとのことだ。(Hiromi Kaku)
2016年11月15日ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングが凸凹コンビを組み、キュートな美少女ヒロイン、アンガーリー・ライスとともに巨悪を暴く(!?)アクション・エンターテインメント『ナイスガイズ!』。主人公のひとり、私立探偵マーチを演じるライアンは、本日11月12日が36歳の誕生日!それを記念して、本作で炸裂させる新境地の“三枚目”画像が一挙にシネマカフェにて解禁となった。甘いマスクとセクシーさ漂う演技で、世界中の女性から熱い視線を集めるライアンは、『きみに読む物語』で世界的ブレイクの後も、『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』『L.A. ギャングストーリー』などのほか、2月に日本公開される本年度賞レース最注目のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』といった多くの出演作から与えられるイメージは、どちらかといえば無口でセクシーなイケメンキャラ。本作では、そういった従来のイメージを180度覆す、見事なまでのダメ男ぶりを披露し、新境地を見せている。本作で彼が演じるマーチは、妻に先立たれて安酒に溺れる毎日。やることなすことが全て裏目に出てしまい、その自堕落ぶりでひとり娘のホリー(アンガーリー・ライス)にさえほとんど愛想を付かされている幸薄い役どころ。解禁となった画像がとらえるのは、そんなマーチが見せる、どこかとぼけた哀愁漂う姿ばかり。強引に相棒にされる示談屋のヒーリー(ラッセル・クロウ)には力で全く及ばず、1発でノックアウトされたり、イケメンツールにもなり得るタバコの扱い方もどこか三枚目…。劇中でも、潜入捜査に失敗して自ら大ケガしたり、ヒーリーにマジメ話を持ちかけながら酔いつぶれてしまうなど笑える場面の連続。そんな情けないキャラクターを滑稽に、嬉々として演じているゴズリングの新たな魅力を感じることができる画像ばかりとなっている。そんな一見、とりえゼロのマーチだが、時折見せる探偵としての抜群の嗅覚や、それでも未来を信じようとする健気さと憎めなさがあり、ヒーリーやホリーと力を合わせて事件解決に向けて奔走する姿は、思わず応援せずにはいられない“愛され”キャラ。ライアンは本作のキャラクターについて、「登場人物は必死なんだけど、そこが滑稽で笑えるところだよね。だからこそ、観ている人たちはマーチとヒーリーに共感できるんだと思う。2人とも、いまの自分の実力以上の人間になりたくて、もしくは実力以上の人間に見せようとして、もがき続けているからね」と語り、マーチだけでなくヒーリーにも“足りないもの”があると分析。そんな凸凹コンビに唯一の“しっかり者”ホリーも加わり、どのように一人前のコンビとなっていくのか、ぜひ注目していて。『ナイスガイズ!』は2017年2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月12日9月末に第2子を出産し、幸せいっぱいのブレイク・ライブリーが、夫のライアン・レイノルズの誕生日を思い出の場所で祝った。23日の日曜日(現地時間)、40歳の誕生日を迎えたライアン。ブレイクがライアンを連れて向かった先は、2人にとって特別な、ある日本食レストランだった。『グリーン・ランタン』での共演で知り合い友情を深め、それぞれが彼氏彼女を連れてダブルデートをしたこともあった2人。そのダブルデートでお互いの大切さに気が付き、「花火のように燃え上がった」と以前ライアンが馴れ初めを語っていた。どうやら、そのダブルデートをしたレストランが、ボストンの「O Ya Restaurant」という日本食レストランのようだ。ブレイクは先ほどインスタグラムに、「O Ya Restaurant」ニューヨーク店でライアンと抱き合い見つめ合っている甘いムードの写真を投稿。「私たちはボストンのこのレストランで恋に落ち、ニューヨークのこのレストランでいまも愛し合ってる。おいしい料理と素晴らしい思い出をありがとう!私たちのお気に入りの場所よ!!」と「O Ya Restaurant」に感謝を綴っている。もちろん、ライアンへの「誕生日おめでとう」の言葉も忘れてはいない。「レイノルズ、あなたのことがだ~いすき」とのろけ、仲睦まじい様子を見せつけた。(Hiromi Kaku)
2016年10月26日ブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻に第2子が誕生したことが明らかになった。ブレイクはニューヨークの病院で出産したが、赤ちゃんの性別や名前は公表していない。29歳のブレイクと39歳のライアンは2012年に結婚、夫妻の間には12月に2歳の誕生日を迎える長女・ジェイムズがいる。誕生日も明らかになっていないが、先月30日朝(現地時間)には生後間もない赤ちゃんと対面するために、ブレイクの友人であるテイラー・スウィフトがマンハッタンにある病院を訪れたと「New York Post」紙は報じている。5月のカンヌ国際映画祭に出席した際、大きなおなかでドレスを着こなして注目を集めたブレイクは、その後も自身のインスタグラムでマタニティスタイルを披露、出産の数日前までCM撮影など仕事もこなしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月03日主演のケヴィン・コスナーをはじめ、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズとハリウッドの“渋メン”代表に、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズという超豪華な顔合わせで贈るタイムリミット・スパイアクション『クリミナル 2人の記憶を持つ男』が、2017年2月25日(土)より公開されることが決定。その予告編映像とキービジュアルが解禁となった。CIAロンドン支局のエージェント、ビリーが極秘任務の最中に死亡する。彼は、米軍の核ミサイルさえも遠隔操作できる恐るべきプログラムを開発した謎のハッカー、“ダッチマン”の居場所を知る唯一の人物だった。“ダッチマン”を探し出し、世界の危機を救うための最後の手段は、禁断の脳手術によってビリーの記憶を他人の脳内に移植すること。その移植相手として、死刑囚ジェリコ・スチュアートが選ばれる。世界を救うタイムリミットは、記憶が消えるまでの48時間。ジェリコは凶悪犯である自分自身とCIAエージェントであるビリーという真逆の2つの人格に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていく――。殉死したCIAスパイの“記憶”を脳に移植された死刑囚の運命を、48時間というタイムリミットの中、壮大なスケールで描き出す予測不能のスパイアクションとなる本作。ハリウッドのスーパースターから、『マン・オブ・スティール』『ドラフト・デイ』など円熟味を見せる演技派となったケヴィン・コスナーが主演を務め、『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン、『ジェイソン・ボーン』にも参戦するトミー・リー・ジョーンズ、さらには『デットプール』で大ヒットを飛ばしたライアン・レイノルズ、『ワンダーウーマン』で早くも人気沸騰中のガル・ガドットという豪華キャストの共演が実現。届いた予告編では、オープニングから圧倒的な緊迫感がみなぎる。国際秩序を崩壊させかねない重大なテロを阻止しようとしていたCIAのスパイが、任務中に非業の死を遂げ、やがて、CIAとテロリストの熾烈な駆け引きを背景に、凶悪犯でありながら世界を救う“最後の希望”となった男の孤独な闘いが映し出されていく。記憶が失われるまでの48時間以内にテロを防がなくてはならない設定が濃密なスリルを呼び起こし、埋め込まれた記憶の中の未知の感情に目覚めた主人公ジェリコが、混乱しながらも新たなアイデンティティーを探し求めていく様子が描かれている。“記憶”というエモーショナルなモチーフと極限のタイムリミット・サスペンスが見事に融合を遂げた本作。それぞれのキャラクターを熱演する豪華俳優たちからも、目が離せない予告編となっている。『クリミナル 2人の記憶を持つ男』は2017年2月25日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが3度目の共演で贈るロマンチック・ミュージカル・エンタテインメント『LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』(原題)が、『ルーム』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など、アカデミー賞にからむ話題作を次々送り出すトロント国際映画祭の最高賞、観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)に輝いた。オーディションに受からず落ち込んでいた女優志望のミアは、ふとピアノの音色に誘われて入ったジャズバーでピアニストのセバスチャンと最悪な出会いを果たす。偶然にも2度目に出会ったときは、セバスチャンはふてくされながら80年代ポップスをプールサイドで演奏していた。初めての会話でぶつかり合う2人、しかし、お互いに秘める才能に惹かれ始め、次第にそれは恋へと変わっていく――。数々の賞レースを賑わせ、ミニシアターながら世界で大ヒットを記録した『セッション』の若き天才、デイミアン・チャゼル監督の最新作となる本作。先日のヴェネチア国際映画祭でのエマの女優賞受賞に続き、9月18日(現地時間)に閉幕した第41回トロント国際映画祭で見事、観客賞を受賞した。トロント国際映画祭といえば、北米最大規模の来場者数を誇る映画祭で、最高賞は“一般の観客の投票”により決定する観客賞が最高賞となっている。過去に同賞を獲得した『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『それでも夜は明ける』など、アカデミー賞を席巻する作品を数多く輩出することでも知られる。50~60年代のミュージカル映画を彷彿させる、最高にゴージャスでロマンチックな物語と映像は早くも話題を集めており、あのトム・ハンクスも手放しで絶賛しているほど。今後の賞レースの行方、そして日本公開にも期待が高まる。『LA LA LAND』(原題)は2017年2月、 TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日日本でも大ヒットした『デッドプール』だが、撮影時に主演のライアン・レイノルズが脚本家たちのギャラを自腹で払っていたことが明らかになった。『デッドプール』は脚本家のポール・ワーニックとレット・リース、そしてティム・ミラー監督とライアン自身が6年もの間、携わっていた企画で、ライアンが脚本家2人にも撮影現場に毎日来てもらいたいと望んだという。「でも(製作の)20世紀フォックスは、僕らの撮影現場訪問に対してはギャラを出さないという。すると、ライアンが代わりに支払ってくれたんだ。彼自身のポケットマネーでね」とポールとレットはAMCの番組「Geeking Out」で語った。『デッドプール』は本国アメリカでも記録的な大ヒットとなり、ライアン・レイノルズをはじめ製作陣にボーナスが支給されたという。続編製作も決定しているが、来年予定されている撮影時には、脚本家たちのギャラはちゃんと製作側が支払うことになるだろう。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月01日ライアン・レイノルズが主演を務めるアクション大作『セルフレス/覚醒した記憶』の特別映像が公開になった。本編映像を中心に、ターセム・シン監督やレイノルズ、名優ベン・キングスレーらのインタビューが収録されている。公開された特別映像映像の冒頭に登場するダミアンは著名な建築家で名声を手にしているが、余命半年を宣告をされてしまう。運命を受け入れられない彼は遺伝子操作で作った若い肉体に頭脳を“転送”する禁断の計画に参加。映像にはダミアンが現在の身体を捨て、若い肉体を得る過程がスリリングなタッチで描かれる。その後、ダミアンは新しい名前で人生を謳歌するが、実はその肉体はクローンではなく、実在の人間のものだったことが発覚。脚本を手がけたアレックス&ダビ・パルトールは「科学の力で不老不死になるだけのSFファンタジーではない。その代償まで描いた」と説明する。物語は、秘密組織に命を狙われる若いダミアンの戦いが描かれるが、身体を“乗り換える”という設定は完全な絵空事ではなく、監督は「これが現実になるのは時間の問題だ」と語る。進化し続ける医療の問題と、手に汗握るアクション、レイノルズとキングスレーが“同じ男”を演じる楽しみなど、本作は見どころの多い作品になりそうだ。『セルフレス/覚醒した記憶』9月1日(木)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年08月09日R15+指定作品ながら全世界で記録的大ヒットに、日本でも一大旋風を巻き起こした主演作『デットプール』のライアン・レイノルズ。同作で大ブレイクを果たした彼が、かつて“ヒーロー”(?)として出演した『ペーパーマン Paper Man』がDVDで日本上陸を果たすことになった。売れない作家のリチャード(ジェフ・ダニエルズ)。彼には、彼にしか見えない40年来の“心の友”であるヒーロー“キャプテン・エクセレント”がおり、問題があるたびに彼が現れ、励まし、慰められる、という秘密を抱えていた。あるとき、スランプを克服するため、ロングアイランドビーチにあるコテージに滞在することになったリチャードは、地元に住む少女アビー(エマ・ストーン)と出会う。何かの縁を感じたリチャードは思わず、子どももいないのにベビーシッターとして家に来てもらうよう彼女を誘う。恐る恐るながら、リチャードと何か共通するものを感じたアビー。ある種の友情で結ばれた2人は、この環境から一歩踏み出そうとするが…。本作は、スランプに陥った作家のリチャードと、彼が悩むたびに現れる想像上の“心の友”キャプテン・エクセレントが織りなす、2009年製作のハートフルなバディムービー。ライアン・レイノルズが、妻ブレイク・ライヴリーとの出会いとなった『グリーン・ランタン』や当たり役の『デッドプール』以外にヒーロー(?)を演じており、“幻の映画”として注目必至。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『教授のおかしな妄想殺人』などで人気絶頂のエマ・ストーンや、『オデッセイ』『スティーブ・ジョブズ』での好演が記憶に新しい名優ジェフ・ダニエルズ、「フレンズ」のリサ・クードロー、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のキーラン・カルキンら、何気に豪華キャストの共演も見逃せない。監督・脚本は、『シャーロック・ホームズシャドウ・ゲーム』の脚本を手がけたキーラン&マイケル・マローニーが務めている。『ペーパーマン Paper Man』は10月5日(水)よりTSUTAYA先行にてレンタル開始、11月2日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日いま、ハリウッドで大活躍を見せる“2人のライアン”がいる。世界的ヒット作『デッドプール』に続き、『セルフレス/覚醒した記憶』と主演作が続くライアン・レイノルズと、『マネー・ショート華麗なる大逆転』の好演も記憶に新しく、34年ぶりに製作される『ブレードランナー』続編にも参加するライアン・ゴズリングだ。実はこの2人、何かと共通点が多い。年齢もレイノルズが39歳で、ゴズリングが35歳と脂ののった同世代。いまでは演技派俳優として、コメディからシリアスな作品まで幅広いジャンルの作品にひっぱりだこ、プロ意識が高く、鍛え上げた肉体でアクションもお手の物の“2人のライアン”に注目した。2人とも、TVドラマでの活動を経て、レイノルズは『Ordinary Magic』(原題)で93年にスクリーンデビュー、その3年後にゴズリングも『フランケンシュタインと僕』で映画デビューを飾っている。プライベートでは、現在1児のパパのレイノルズは妻のブレイク・ライヴリーが妊娠中で、もうすぐ2児のパパに。一方、ゴズリングもパートナーはエヴァ・メンデス。彼女との間に今年4月、第2子が誕生しており、2人はほぼ同じタイミングで家族を増やしている。まず、いち早く『君に読む物語』で世界的に知られるようになったゴズリングは、その後も『ブルーバレンタイン』『ラブ・アゲイン』など、タイプの異なる作品に出演し、現在、本年度賞レースを賑わせた『マネー・ショート 華麗なる大逆転』がリリース中。「サブプライムローン問題」をテーマにした同作で、ゴズリングはストーリーの案内役でもある野心的な銀行家ジャレッドを演じる。『ドライヴ』や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のクールな役柄とは打って変わり、過激な発言をぶちまける終始ハイテンションなキャラクターは、観る者を楽しませてくれる。そして、レイノルズは“セクシーな男”イメージを『黄金のアデーレ 名画の帰還』『ハッピーボイス・キラー』などで徐々に払拭、6月に日本公開された『デッドプール』では滑り知らずのギャグ満載なキャラクターを演じ、大ヒットを記録した。だが、9月に公開される最新作『セルフレス/覚醒した記憶』では、また異なる一面を見せている。同作は、記憶転送によって新たな肉体を得たN.Y.の大富豪が、特殊な戦闘能力を持つ肉体に生まれ変わるSFアクション。レイノルズは若い肉体でありながら、68歳の頭脳を持つ最強兵器に生まれ変わった男を熱演、転送直後の戸惑いや知られざる真実に近づいていく様を繊細に表現した。鍛え上げた肉体でスタイリッシュなアクションにも挑戦しており、『デッドプール』とはまるで違ったクールで男らしいレイノルズが楽しめそう。幅広い作品への適応力、肉体美、人気女優の妻など共通点は多くとも、作品ごとに実にさまざまな魅力を見せてくれる彼ら。いまをときめく“2人のライアン”を、最新作で存分に堪能してみては?『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』ブルーレイ+DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月30日無責任ヒーローのアクロバティック・アクションエンターテインメントかと思いきや、極上の純愛ラブストーリーでもある『デッドプール』。全世界で8億ドルを超える興収を記録し、日本でも興収20億円突破に向けて現在も上映中。観客層は20代の男女から40代のアメコミファンなどまで、幅広い層から熱い支持を受けている。本作でデッドプールを演じたライアン・レイノルズは、2010年に「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞。人気女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれると、2016年には同誌の「最もセクシーなパパ」に輝き、現在ブレイクは第二子を妊娠中だ。また、9月1日(木)には、他人の頭脳を転送された元特殊部隊の男を演じる『セルフレス/覚醒した記憶』が待機している。いままさに飛ぶ鳥を落とす勢いのライアンが主演するこの2作には、いくつもの共通点があった。1.“余命わずか”の宣告『デッドプール』では、運命の恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と結婚を誓った矢先、末期がんの宣告をされた主人公ウェイドを演じたライアン。『セルフレス/覚醒した記憶』でも、余命半年と宣告された著名な大富豪の建築家、ダミアン・ヘイル(ベン・キングズレー)の頭脳を転送される男マークを演じている。元傭兵のデップーは、がんを克服するために人体実験を受けるが、マークは家族のために他人の頭脳を転送される元特殊部隊という設定だ。2.アクション全開!実験によって無敵の肉体を手に入れたデッドプールは、元傭兵の圧倒的なスキルに加え、驚異的な運動能力&回復能力を得て宿敵エイジャックス(エド・スクライン)を追う。一方、新しいボディを得たダミアンは、天才的な頭脳と元特殊部隊の脅威の肉体をもつ最終兵器へと変貌、科学者オルブライト(マシュー・グード)率いる秘密組織とバトルを繰り広げる。3.愛する人のために戦う!一見、全く異なるストーリー、アクションと近未来SFというジャンルも違う2作品だが、デップーと若いダミアン/マークには“愛する人のために戦う”という共通点がある。世界のためでも、人類のためでもなく、自分だけのために戦う、無責任で自己チューなデッドプール。彼が戦う目的は、愛するヴァネッサと再会することだけ。一方、元特殊部隊の肉体に転送されたダミアンの頭脳は、娘のために自らの肉体を“売った”マークの記憶が覚醒。妻と娘を守るために秘密組織に立ち向かう。そして、クライマックスには驚愕の決断をすることになる。2017年には『デッドプール2』の撮影も始まるライアンのもとには、新作への出演オファーが殺到、いま最も輝く俳優といえる。私生活でも良き夫、良きパパであり、「愛する人のために戦う男」がよく似合うライアン。今年は彼の主演作から目が離せない。『デッドプール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月12日世界120か国以上で初登場No.1、日本でも大ヒットを続けている『デットプール』で、いまやメガ級のアクション・スターとなったライアン・レイノルズ。彼の主演最新作『セルフレス/覚醒した記憶』から、本予告編が解禁となった。<NYを創った男>と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告され、天才科学者のオルブライトから、遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないかと持ちかけられる。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死を迎え、頭脳を転送した肉体でエドワードとして新たな人生を謳歌。しかし、その新しい肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人だった!真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われるーー。N.Y.を支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉体=<最終兵器>に生まれ変わった男の、たったひとりの壮絶な闘いを描く本作。頭脳を転送された若いダミアン/マークを演じるのは、『デッドプール』製作・主演を務めたライアン・レイノルズ。妻で女優のブレイク・ライヴリーとともに活躍著しい彼は、すでにアメリカではトム・クルーズやブラッド・ピットに続く国民的スターとして認められている。また、富も名誉も権力もすべてを手に入れた代わりに、家族の愛に見放された大富豪の建築家ダミアンには、『ジャングル・ブック』が控える名優サー・ベン・キングズレー。人類史上世紀の開発とも言える転送装置を創り上げたマッドサイエンティストのオルブライトには、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』の英国美男マシュー・グードが扮している。このたび公開された60秒の予告編映像には、ダミアンに記憶の転送を持ちかける妖しげな科学者オルブライトの姿をはじめ、転送後、新しい肉体を手にし若返りを謳歌する姿、さまざまな幻覚に襲われ、身に覚えのない特殊能力に戸惑う姿が描かれていく。また、新しい肉体が実は妻子あるマークのものであると気づいたダミアンが、自分自身はいったい何者なのか苦悩するシーンなど、スリリングな映像が展開。頭の中に眠る他人の記憶との葛藤、迫りくる追っ手とのバトルなど、驚愕のSFアクション・エンターテイメントを見逃さないで。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月10日『ユー・ガット・メール』、『ニューヨークの恋人』などのヒット作で主演し、「ロマンティック・コメディの女王」と呼ばれていたメグ・ライアンの驚くべき変貌ぶりが話題を集めている。6月12日(現地時間)に行われた第70回トニー賞授賞式にプレゼンターとして登場したメグ。トレードマークのウェービーなボブヘアは健在なものの、顔の皮膚がはち切れそうなほどパツンパツンに張っており、目・鼻・口が盛り上がった頬の中に埋もれているかのよう。かつては表情豊かでキュートだと言われていたお馴染みの笑顔も、唇に全くしわがなく突っ張っており、不自然な印象。「Hollywood Life.com」などのメディアだけでなく、多くの視聴者やファンもメグの変貌ぶりに驚いた様子をSNSに投稿した。アメリカのFacebookの“トレンド”(日本のFacebookは未対応)には、同日起きた痛ましいフロリダ州オーランドの乱射テロと共にメグの名前が上がった。これに対し、「多くの人がテロで亡くなったというのに、一女優の見た目の変化への興味が同等に扱われるとは悲しいことだ」と嘆くコメントも見られた。昨年、メグは「PORTER」誌にメディアが書き立てる整形疑惑などの自身のゴシップについて「正直、気にしたことがないわね」「自分の年齢に満足している」と語り、疑惑を否定していた。今回の「変化」は、「ただ年齢を重ねただけ」と説明するのは難しそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年06月14日夫ライアン・レイノルズが『デットプール』として悪と激闘を繰り広げる中、主演最新作『ロスト・バケーション』で巨大サメと闘うヒロインを熱演するブレイク・ライヴリー。このほど、彼女の健康美が際立つ海辺での水着カットがシネマカフェにて解禁、『JAWS/ジョーズ』以来ともいわれる“本格的サメ映画”の極限サバイバル・アクションの裏側について語るコメントも到着した。サーファーで医学生のナンシーがバケーションを利用して訪れた秘境の島。目の前に広がるのは、大きな太陽に照らされて輝く砂浜、人がいない真っ青な海。日常を忘れ、ひたすら波と戯れるナンシーの至福の時間は、“海のモンスター”のアタックにより一変する!脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。海の上にたったひとり、極限の中でヒロインは生き延びられるのか――?海外ドラマ「ゴシップガール」でセリーナ役を演じ、全世界の女性が憧れるファッションアイコンとなったブレイク。私生活では『グリーン・ランタン』で共演し、日本でも大ヒットスタートとなったアメコミ映画『デッドプール』の主演であり夫のライアン・レイノルズとの間にもうけた第2子を現在妊娠中。先日のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットでも、ボディラインを強調した華麗なるドレスで注目を集めていた。今回到着したのは、そんな彼女の健康美が際立つ水着カット。太陽に照らされ、光り輝くブロンドを風になびかせながら、サーフボードを抱えて海辺を走る彼女の姿からは、これから起こる悪夢のような出来事など想像することができないほどだ。本作では、ほぼ全編を通し、たったひとりでサメと戦う役を演じたブレイク。なんと週に6日間、1日最大12時間を水中で過ごすこともあった過酷な撮影だったそうで、「今回は本当にフィジカルな仕事だったから、事前にサーフィンや水泳のトレーニングを積んだし、撮影を最後までちゃんとこなすために、体のコンディションをピークの状態に持っていくようにしたわ」とその過酷さをふり返り、「感情面でのチャレンジだけでなく、本当に体力を要する撮影だった。私だけでなく、スタッフ全員にとってね」とコメント。加えて「スタッフの半分は、私と同じように、一日中、水槽の中にいたのよ。暑い日もあったし、激しい雷雨の日もあったわ。スタッフ全員が、血と汗と涙を流して作った映画よ。しかも、太陽が出ている時間は限られているから、昼食休憩も一切とらなかったの。水槽に入ったら、ひたすら撮影、撮影、撮影。そんな経験を一緒にした人たちだから、本当に心が一つになれたわ」と、本編同様に極限の状態だったことを明かしている。まさに撮影現場でも極限状態で挑んだ、強きたくましき孤高のヒロインのサバイバル・アクションに注目だ。『ロスト・バケーション』は7月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日『デットプール』の世界的メガヒットで、いま最も勢いに乗るライアン・レイノルズの最新主演作『セルフレス/覚醒した記憶』が、9月1日(木)より日本公開される。このほど、その特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。“NYを創った男”と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告される。支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンに、天才科学者のオルブライトが、「遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないか」ともちかける。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死に、新たな肉体のエドワードとして新たな人生が始まる。しかし、その肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人だった!真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。果たして、組織の正体とは?NYを支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉体=“最終兵器”に生まれ変わった男の、たったひとりの闘いが始まる──。世界120か国以上で初登場No.1を獲得し、R指定作品ながら、ここ日本でも洋画実写No.1を狙う圧倒的な初日興収となった『デッドプール』のライアン・レイノルズが主演を務める、SFアクション・エンターテイメント。レイノルズといえば、2010年には「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞、トップ女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれ、現在、彼女は第2子を妊娠中。2015年には同誌の「最もセクシーなパパ」を獲得するなど、アメリカではトム・クルーズやブラッド・ピットに続く国民的スター候補だ。また、富も名誉も権力もすべてを手に入れた代わりに、家族の愛に見放された大富豪ダミアンには、『ガンジー』でアカデミー賞を受賞してからも3度のノミネートを果たし、『アイアンマン3』『ジャングル・ブック』などでも幅広い活躍を見せる名優サー・ベン・キングズレー。人類史上世紀の開発ともいえる転送装置を創り上げた“マッド”サイエンティストのオルブライトには、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』『イノセント・ガーデン』の英国ハンサム俳優マシュー・グード。監督は、『ザ・セル』『インモータルズ ─神々の戦い─』で悪夢のように残酷で、魔法のように美しい映像世界を作り上げてきた奇才ターセム・シン。頭脳の転送、頭の中に眠る他人の記憶など、誰も想像できない未知の映像に挑んでいる。特報映像でも、記憶転送装置で新しい肉体を手に入れた大富豪のダミアンが、その肉体でまた違う人生を謳歌する一方、身に覚えのない特殊な戦闘力や記憶に戸惑う姿が映し出され、“予測不能な運命”に立ち向かうスリリングな展開を予感させている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、背後が擦れたエドワードの肉体に転送された大富豪のダミアンが佇む姿が映し出され、「彼らは脅威の“最終兵器”に変貌する―」とキャッチコピーも目を引く近未来感あふれるビジュアルに仕上がっている。レイノルズのあのボディに、キングズレーの頭脳が転送されるという“最終兵器”の覚醒に注目だ。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日ライアン・レイノルズが主演を務めるアクション大作『セルフレス/覚醒した記憶』のポスター画像と特報映像が公開になった。本作は、余命半年と宣告された大富豪が、自身の意識を若い身体に“転送”したことから壮絶な闘いに巻き込まれる様を描いた作品で、『ザ・セル』『ンモータルズ -神々の戦い-』のターセム・シンが監督を務める。特報映像本作の主人公ダミアンは著名な建築家で、大富豪だが余命半年を宣告をされ、遺伝子操作で作った若い肉体に頭脳を“転送”することに。68歳の肉体を捨て、若い肉体を得たダミアンは新しい名前で人生を謳歌するが、実はその肉体は、妻子ある特殊部隊の軍人のものだったことから、秘密組織に命を狙われる。若いダミアンを演じるのは『デッド・プール』が大成功を収めたライアン・レイノルズで、かつてのダミアンを名優ベン・キングスレーが演じる。このほど公開された特報ではダミアンが若い肉体を獲得する過程がスピーディに描かれ、その後は次々にアクションシーンが登場。新たに得た肉体に隠された秘密とは? なぜ彼は組織に追われているのか? 活劇と謎で観客をグッとひきこむ内容になっている。『セルフレス/覚醒した記憶』9月1日(木)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年06月03日ライアン・レイノルズが、見事に返り咲いた。『People』誌から“最もセクシーな男”に選ばれ、大型予算をかけた『グリーン・ランタン』にも主演した彼だが、ここ3年ほどヒットに恵まれず、キャリアは低迷していた。しかし、彼が14年を費やした情熱の作品『デッドプール』は、R指定映画で史上最高の成績を上げる大ヒットに。コミックファンだけでなく、批評家からの評判も上々だ。その他の画像「プロとして25年ほど演技をしてくる中で、時間がかかったおかげでかえって良かったということもあるのだと学んできた。その間も、希望を捨てずにがんばり続けるんだ。デッドプール以上に自分に向いている役はないと、僕にはわかっていた。俳優はみんな、自分を定義するひとつの役を持っているもの。人によってはマクベスだったり、ハムレットだったりするが、僕の場合はデッドプールだったのさ」レイノルズは2009年の『ウルヴァリン』にもこの役で出演しているが、今回のデッドプールはかなり違う。口も行儀も悪い彼が、過激なジョークを自由に言えるよう、レイノルズらは、最初からR指定にすると決めた。そのせいで、5800万ドルという、このジャンルにしてはかなり低い予算しかもらえていない。比較のために例に出すと、『バットマンvsスーパーマン』の予算は2億5000万ドルだ。「それでも、1億ドルくらいかけたみたいな映画になったことを誇りに思う。この映画は、良いお手本になると思うよ。映画に2億ドルとかかける必要はない。そういう映画に僕も1度だけ出たけれど、良いものにならなかったしね。予算が少ないせいで、撮影日数はすごく限られた。出したかった悪役を、何人かあきらめたりもしている。Xメンも、使えなかった。おかげでXメンをジョークのネタにできたんだけど」それらのジョークのいくつかは、Xメンを良く知らない人にはピンとこないかもしれない。それでも十分楽しめるのが、この映画だ。「すぐにわからないジョークがあるのは、むしろ良いこと。もう1回見ようと思ってくれるからさ。7回も劇場に観に行ったという人にも会ったよ。まるで『タイタニック』の時みたいだ」続編も、もう動き出している。「次は14年もかからないよ。ファンが待っているし、何よりも、そんなことをしたら僕が年を取ってしまうからね(笑)」『デッドプール』6月1日(水) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文:猿渡由紀
2016年05月27日『デッドプール』(6月1日公開)のヒットで話題を呼んでいる俳優ライアン・レイノルズの主演最新作『SELF/LESS』(原題)が、『セルフレス/覚醒した記憶』の邦題で9月に日本公開となることがこのほど、明らかになった。本作は、"NYを創った男"とたたえられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルが転生の末、事件に巻き込まれる様を描く。余命半年と宣告され、支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンは、天才科学者オルブライトに「遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないか」ともちかけられる。膨大な金と引き換えに68歳のダミアンは死に、エドワードとして新たな人生が始まるが、その新たな肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人のもの。真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われるようになる。ライアンが演じるのは、マークの身体をもって生まれ変わったダミアン(エドワード)。2010年に週刊誌『People』が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞したライアンは、女優ブレイク・ライブリーと結婚して娘が生まれ、2015年には同誌の「最もセクシーなパパ」を獲得するなど、アメリカでは国民的なスターとして評価されている。ライアンのほか、68歳のダミアン役には、『ガンジー』(83年)でアカデミー賞を受賞してからも3度ノミネートを果たしたサー・ベン・キングズレー、オルブライト役には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』(15年)に登場したマシュー・グード。そして、『ザ・セル』(01年)や『インモータルズ -神々の戦い-』(11年)で残酷ながらも美しい映像を作り上げてきたターセム・シン監督がメガホンを取る。(C)2015 Focus Features LLC, and Shedding Distribution, LLC.
2016年05月24日アクション映画のあらゆる“掟”を撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。このほど、主演のライアン・レイノルズが“デップー”になる前の姿の、何とも斬新なプロポーズシーンの本編映像が解禁となった。マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場する異端児的なキャラクターで、赤い傭兵と呼ばれているデッドプール。特殊部隊で活躍していたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、街の悪い奴らをやっつける正義の味方だ。ある夜、プールバーで知り合ったヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)とお互いにひと目惚れ。ベッドインも完璧だった2人は結婚の約束をする。だが、ある日、激痛に倒れたウェイドを待っていたのは、末期がんの宣告だった。愛する彼女に別れを告げた彼は、がんに負けない不死身の肉体を得るために人体実験を受けることを決意。案内された謎の施設で、自らも無敵の肉体を手に入れたエイジャックス(エド・スクライン)に悲惨な実験を繰り返される。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手に入れるのだが、その代償として全身を醜い姿にされてしまう。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできない。自前の赤いスーツに身を包んだウェイドは、デッドプールとなって自分の人生を台無しにしたエイジャックスへの復讐へと向かう…。そんな本作から届いた本編映像は、“大切なのは気持ち”とばかりのウェイドの斬新な(?)プロポーズシーン。クリスマス柄のペアルックのセーターを着て、家でくつろぐウェイドとヴァネッサ。ベッドの上のヴァネッサに「考えたんだ。なぜ相性がいいか」と問いかけるウェイド。「結論は?」とヴァネッサが笑顔で返すと、「君も俺もイカれてるから」と言う。「パズルのコマは1つだと、いびつな形でも…」と続けると、ヴァネッサは「はめ合わせると完成する」と応じ、息がぴったりの2人の様子が伺える。さらに、ヴァネッサはベッドから立ち上がり、ウェイドの肩に手を置きながら「ひとつ聞きたいことがあるの、私と…」と真剣に話しかける。そんなヴァネッサに向けて、ウェイドは可愛らしいアメの指輪を出しながら「結婚を?」とまさかのプロポーズ!驚きながらも「わかった?」と笑うヴァネッサ。「どこから出したの?」と聞くヴァネッサに対して、カメラの向きが変わると、プロポーズなのにパンツも履いていないウェイドの姿が…。その後に続く予告編では「俺はスーパーだが、ヒーローじゃない。でも愛する彼女が狙われたら、スーパーヒーローになっちゃうよ」と語るデッドプール。彼は世界のためでも、人類のためでもでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上最も無責任で自己中心的なアンチヒーロー。笑っちゃうほどアクロバティックなアクションシーンと同じくらい、妙に気が合うラブラブな2人のラブストーリーにも注目だ。『デッドプール』は6月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日先日次女が誕生したライアン・ゴズリングがアメリカのTV番組に出演、2児の父になった喜びを語った。ライアンは12日(現地時間)、ニューヨークで情報番組「Good Morning America」に出演。4月29日(現地時間)に恋人のエヴァ・メンデスとの第2子で次女のアマダ・リーが誕生したばかりだが、2014年に生まれた長女・エスメラルダを含めて女性3人に男性は自分1人という家庭について「天国だよ」とひと言。「毎日、花畑の中を歩いているような感じだ。僕は天使たちと暮らしているんだよ。暗闇の中に差し込む太陽の光みたいだ」と幸せな生活について語ったライアン。だが、私生活はほとんど明かさない主義で、エヴァが妊娠を発表したのも4月になってから。それもパパラッチに大きなおなかを撮られたのがきっかけで、公表に踏み切った。ちなみに「アマダ」はエヴァの祖母の名前で、エスメラルダのミドルネームでもある。スペイン語で「最愛の」という意味で、エヴァとライアンの娘たちへの愛情深さがうかがえる命名だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月13日“アメリカで最も重要な写真家”と称される写真家のライアン・マッギンレーによる日本初の美術館大規模個展「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」が、7月10日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催されている。02年、最初の写真集(私家版)『キッズ・アー・オールライト(The Kids Are Alright)』を編集者や美術関係者に送ったところ、『Dazed & Confused』『Index』『i-D』などの雑誌からオファーが届き、翌年には25歳という若さでニューヨークのホイットニー美術館で個展を開催し一躍有名な写真家となったライアン・マッギンレー。今回開催される「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」では、作家自選による、初期から最新作までの約50点が展示される。ヌード作品を多く発表するマッギンレーの代名詞とも言える「ロード・トリップ」シリーズは、04年から着手され、13年までの10年間に渡り継続して旅をしながら撮影されたシリーズ。撮影に先立ってヴィジュアルイメージをまとめた「インスピレーションブック」をモデルたちに見せ、イメージを共有。ヌードの若者たちが、広大な草原を走り、木の上からジャンプするなど、本人が思わず自己を忘れて自由奔放に振る舞う瞬間が捉えられている。また、ニューヨークの市内などで一般人のモデルをスカウトし、スタジオでヌードになった姿を撮影した約500枚のポートレートで構成した大作「イヤーブック」も出展。14年にニューヨークのティーム・ギャラリーで行われた個展では、会場の壁から天井までを埋め尽くす空間インスタレーションとして発表され、その色彩とイメージによって強烈なインパクトを与えた。今回は展示室の壁面約30メートルを使い、色とりどりの背景のポートレートを大小さまざまに自在に配置して展示する。その他同展では、「出会い」シリーズや、「モリッシー」、「グリッド」、「アニマルズ」、最新作の「秋」「冬」などのシリーズから、厳選した作品の数々が登場する。FASHION HEADLINEでは、同展覧会のために来日したライアン・マッギンレーに単独インタビューを行いました。【イベント情報】「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:4月16日~7月10日時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料休館日:月曜日(5月2日は開館)
2016年04月26日4月16日から東京オペラシティアートギャラリーで開催中の写真展「ライアン・マッギンレーBODY LOUD!」。FASHION HEADLINEでは、来日したライアン・マッギンレーへの単独インタビューの機会を得た。同展は、2002年から2015年に発表された彼の作品の中から、ライアン自身が展示作品をセレクトし構成している。約50点の作品が並ぶ「ライアン・マッギンレーBODY LOUD!」は、日本の美術館では初となるライアンの個展。この展覧会の開催にあたり来日したライアン・マッギンレー(以下、マッギンレー)が、IMAコンセプトストア(六本木)で行ったライアンと一緒に証明写真が撮れるイベント「Ryan’s Photo Booth」の前の僅かな時間をFASHION HEADLINEのインタビューのために用意してくれた。ランチを取りながらのインタビューにも関わらず、朗らかに登場したライアンの「Let's get start it.」の言葉でインタビューはスタートした。――4月16日から東京オペラシティアートギャラリーで開催中の写真展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」にあたり、写真を自ら選ばれたと伺いました。数多ある作品の中から、どのように写真をセレクトし構成されたのでしょうか?マッギンレー:今回の展示では、僕が写真を取り続けてきた、これまでの15年を表現したいと思いました。展示作品の中には、ニューヨークのイーストビレッジで写真を撮りはじめた頃の写真もありますし、世界中を廻って撮ったmorrissey(モリッシー※1)のライブの時の写真もあります。それに、10年に渡り仲間たちとアメリカを旅しながら撮りためてきた「Road Trip(ロードトリップ)」の写真もあれば、別の音楽フェスで撮影したシリーズもセレクトしました。また、昨年最近の作品「Fall/Winter(秋と冬)」シリーズの写真もあります。一方、スタジオ撮影の写真作品では、小動物たちとヌードモデルを収めた「Animals(アニマルズ)」、ヌード写真によるシリーズ「YEARBOOK(イヤーブック)」なども展示することにしました。Morrissey3 2004 c-print Courtesy the artist and Team Gallery,New York――「BODY LOUD!」というタイトルですが、このタイトルに込められたメッセージとは?マッギンレー:このBODY LOUDというタイトルには「New Body」というメッセージを込めました。例えば、ラップミュージックでLoud(大声で歌う)ように、声を大にして一人ひとりが持つ個性を大胆に表現したかったんです。しっかりと主張する豊かな色彩を、写真を通じて表現してみたいと思いました。ところで、写真展の感想を聞いてもいいかな?――「Fall/Winter(秋と冬)」シリーズが特に印象的でした。赤く紅葉した木の前で撮られたヌード作品、冬の青い氷山で撮られたヌードの作品を前にして、どんな時も自然は摂理に抗わず嘘をつかない存在であること。一方、人間はしばしば嘘をつく存在ですよね。この相反する存在、つまり赤い木々や青い氷、その前に立つ裸体の人々が共鳴することで、生命に満ちあふれているなと感じました。こちらに押し寄せてくるようなライブ感がありました。マッギンレー:なるほど。僕たちはどこに撮影に行っても、長い時間をかけてもっとも美しい場所をリサーチすることにしています。色彩や風景を丹念にリサーチします。それに、季節が異なれば、写真におけるカラーパレットも変化します。冬に目に映る光景には、グレー、ブルー、ホワイトと限られた色彩ですし、秋ならばレッド、イエロー、オレンジなどの色彩が広がります。写真を撮る時、自分自身が画家になったような気持ちで考えるようにしています。私の写真を見た人が心地よく思える写真になるように、そしてドキュメンタリーのようにリアルで、本質的な作品になるようにといつも考えています。そのために、作品を撮るにあたって、もっとも被写体がリアルに見えるその瞬間を見つけ出す努力をしています。Kensie&Clyde 2015 c-print Courtesy the artist and Team Gallery,New York――あなたの撮影スタイルは数多くの写真を撮り、その中から最高の1枚をセレクトするスタイルですね。最高の1枚をどのように選ぶのですか?マッギンレー:最高の1枚を選ぶということは、リアルで本質的であること追求するのと同じことです。多くの場合、写真を撮る時間たっぷりとあるわけではなく、素早く撮影しなくてはなりません。特に、ヌード撮影をしている時は、警察が来ないか?とか、人が横切らないか?とか、常に気にしてなくてはいけないので、素早く撮影することが大切になります。だからこそ、最高の1枚を選ぶためには、時間をたっぷりとかけるようにしています。――具体的には、どのように写真のセレクトをしているのでしょう?マッギンレー:撮影は多くの人に囲まれた中ですることが多いけど、撮影した写真を編集していくのは僕自身です。だから、まず何千枚もある写真の中から20分くらいかけて数百枚まで絞り込む。ここまでの作業はパソコンの中で出来るからね。それから、その数百枚をゼロックスでマウント紙に印刷してみて、それからさらに20枚くらいに絞ったら壁に貼ってみます。その20枚を、時には2週間くらい壁に貼って、毎日そこから数枚ずつ減らしていく。実際に目の前に並べて、じっくりと比較検討して、最高の1枚を選ぶ。どんなシチュエーションにおいても沢山の写真を撮るけど、作品として披露するのはただ1枚。最高の1枚だけです。――ファインダーを通して世界を見る時、どのような世界を描こうと考えていますか。シャッターを押す時、どんなことを考え、想像するのでしょうか?マッギンレー:まずファインダーを覗く時は、目をうっすらと開くようにしているよ。そうすることで、ファインダーの向こうの世界がぼんやりとぼやけて見えるので。そこに広がるシェイプ(形)を見るようにしています。被写体を決める時にも、目をうっすらとあけてファインダーを覗き、その中でモデルに身体を動かしてもらって、バランスを見るようにして撮りますね。頭で考えるというよりは、実際に動いてみてその中でバランスを見ていくイメージです。――では、作品の持つストーリーはいつ考えるのでしょうか?マッギンレー:作品においては、僕自身が多くを物語ることはしないようにしているよ。僕の写真を見る人、そして美術館を訪ねてくれた人それぞれが自分なりのストーリーを想像してくれたらと願っているから。僕はそのための最小限のエッセンスを、写真に映る光景や被写体となる人を通じて運んで来ているようなものだと思います。だから、僕の写真を見た誰もが、自分なりのストーリーを想像してくれたら嬉しいよ。――今取組んでいる作品や、今後の活動について教えていただけますか?ちょうど今は、『WU magazine』『i-D』など、ファッションシューティングが色々あって、楽しんで撮影しているよ。それから、来年の秋にはコロラド州デンバーで、初期にイーストビレッジで撮影した作品にフォーカスした写真展をするのでその準備もあるね。あと、進行中のプロジェクトとしては、夜中のニューヨークの街を撮影しています。夜の10時から朝の6時まで、裸の女の子たちが夜中ニューヨークを走り廻るんだ。――5月25日から伊勢丹新宿店で開催されるニューヨークウィークの中で、伊勢丹とのコラボレーションアイテムを作られているそうですね。このようにファッションアイテムをディレクションする時、どんなことを大切にされているのでしょうか?マッギンレー:まず、どの写真をコラボレーションにあたり選ぶのかを大事にしています。自分の写真がファッションとして存在するということは、誰かが着ることでより多くのオーディエンスにアピール出来る機会だと思うので。――実は、昨日も伊勢丹に行かれたと伺いました。マッギンレー:そうそう。日本に来ると、毎回必ず伊勢丹で何か買ってしまうんだ。伊勢丹はデザイナーやアーティストのサポートをしているよね。それに様々なブランドをぐるりと見ることが出来て、まるでファッションライブラリーのようです。それに、コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)やN.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)など、日本のデザイナーの服がアメリカよりも安く買えるからね(笑)。だから、伊勢丹が好きなんです。――ご自身ではどんなファッションが好きですか?マッギンレー:僕自身はハイファッションとローファッションを一緒にスタイリングすることが好きですね。例えば、今日のファッションだと、このレザーのライダースジャケットは1,000ドルだけど、中に着ているTシャツは1ドルという感じ。ハイ&ローというのが、僕の好きなファッションだよ。※Morrissey(モリッシー)イギリスの伝説的ロックバンド。マッギンレーはモリッシーの大ファンで2004年から2006年にかけて、ツアーに同行し100回以上のライブを撮影している。
2016年04月25日写真家ライアン・マッギンレーの来日を記念した撮影イベント「Ryan’s Photo Booth」が、4月17日の13時から16時まで東京・六本木のイマ コンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)にて開催される。ライアン・マッギンレーは、ニュージャージー州ラムジー出身の写真家。22歳で自費出版した作品が話題を呼び、ホイットニー美術館にて最年少の25歳で個展を開催している。これまでにニューヨークのMoMA PS1や、スペインのカスティー リャ・イ・レオン現代美術館、オーストリアのクンスト・ハレ・ウィーンなどで個展を開催しており、『You and I』、『Ryan McGinley: Whistle for the WInd』、『Way Far』などの作品集を出版している。今回開催されるイベントは、ライアン・マッギンレーと証明写真のフォトブースに入って一緒に撮影をすることができるというもの。20秒後に完成した写真に、ライアン・マッギンレーの直筆サインを入れてプレゼントする。また、イベント参加者で当日同店で雑誌『IMA』Vol.15を購入した人は、サイン会にも参加が可能。なお、イベントの申込受付は受付サイト()で先着順となっている。【イベント情報】「Ryan’s Photo Booth」会場:イマ コンセプトストア住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月17日時間:13:00~16:00料金:7,560円
2016年04月15日ライアン・レイノルズ主演のスーパーヒーロー映画『デッドプール』が全世界で7億4500万ドルを売り上げ、R指定映画としては、史上最高記録を達成した。これまでの記録は、『マトリックス・リローデッド』の7億4200万ドルだった。『デッドプール』/その他の画像北米で『デッドプール』は現在までに3億4900万ドルを売り上げており、R指定の映画としては3位。2位の『アメリカン・スナイパー』(3億5000万ドル)を抜くのはほぼ確実だが、1位の『パッション』(3億7000万ドル)を追い越すのは、難しそうだ。一時キャリアが低迷していたレイノルズは、『デッドプール』の大ヒットで再び注目されている。次回公開作は、来月北米公開される『Criminal』。共演はケビン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ガル・ガドット。まもなく『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサ監督と再び組むSFスリラー『Life』の撮影に入る予定だ。『デッドプール』6月全国拡大ロードショー!文:猿渡由紀
2016年03月30日『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品として、ライアン・レイノルズがマーベル史上最も規格外で無責任なヒーローを演じる『デッドプール』。このほど、全米で並み居る人気作を抑えて興行ランキングV2を達成した本作の日本公開日が、6月3日(金)に決定!併せて、ヒーローとは思えない“おふざけ感”満載で、微妙に“イラつく”ティザーポスターが解禁となった。突然、末期がんを宣告された元特殊部隊員の傭兵ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)。彼は、悲惨な人体実験の被験者となったために、驚異的な治癒能力を手に入れる。自らをデッドプールと名乗るようになった彼は、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。本作は、世界のためでも、人類のためでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上、最も無責任で自己中心的なアンチヒーローが主人公。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』にも登場したデッドプールが、いかにして不死の体となり、超絶な戦闘能力を持つに至ったかを描く誕生のストーリーとなっている。全米の初週週末興行成績は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(’05)の持つ記録を越えて20世紀FOX映画史上最高のオープニング成績となり、全世界でもロケットスタート!しかも、R指定作品としても『テッド』や『キングスマン』のオープニング成績も飛び越え歴代1位。2週目も興行成績250,285,148ドル(Boxofficemojo調べ)を記録し、V2を達成している。そんな本作からこのたび解禁となったのは、ジョーク大好きなデッドプールのキャラクターの魅力があふれる日本版ポスター。「呼んだ?」と振り返る彼は、おなじみ赤いスーツ姿で腰には銃、背中には日本刀。しかし、そのポージングは、なぜかヒーローらしからぬお茶目さ。背負っているのは、中にどんな危ないモノが詰まっているのか、ピンクラインに水玉模様の可愛らしいリュック。「クソ無責任ヒーローですけど、何か?」というキャッチフレーズも光っている。また、その裏面には、セーター姿でほっこりするデッドプールの姿が。赤いマスクをかぶった彼の、唯一の感情表現ともいえるその目は笑顔を感じさせているが、「一応ヒーローやってます」という投げやりなコピーも相まって、何となくイラッとするのは気のせい…?さらに現在、デットプールこと“俺ちゃん”宛のファンレターを募集中で、「そもそも俺のこと知らない?そんな困ったちゃんはHPをチェック!」とのふざけたメッセージも描かれている。高い戦闘力とダーク・ユーモアを交えつつ、軽口を叩きながら次々と敵を倒していくデッドプール。誰もが思い描く“ヒーロー像”を破壊するアンチヒーローに、引き続き注目していて。『デッドプール』は6月3日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日人気ドラマ「ブラックリスト」の出演者、ライアン・エッゴールドが昨年12月に来日。前編に続き、インタビューの模様をお届けします。FBI捜査官のヒロイン、リズの理解ある夫として登場しながら、徐々に裏の顔を見せ始めるトム・キーン。エピソードが進むにつれてリズの運命が激変していくように、トムを取り巻く状況も刻一刻と変化していきます。それに伴い、かつては幸せな夫婦だった2人の関係も当然のことながら変化。ある時は疑念の中で互いの腹を探り合い、またある時は決裂し、敵対関係と言えるほど険悪に。しかしながら、互いへの愛は消せないようで、リズはトムとの縁を断ち切ることができず、トムはリズのピンチに何としても駆けつける献身ぶり。シーズン3を迎えたいまも、2人の愛が物語をロマンティックにしています。「僕もリズとトムの関係は本当にロマンティックだと思う。素晴らしいよね。2人にとっては、世界で唯一心が開ける相手がお互いだけなんだ。それを彼らは誰よりもよく分かっているのだと思うよ。リズを大切に思っているのはレッドも同じだけど、彼の場合はリズを常にリードして操っているから少し事情が違う。その点、リズとトムは、お互いがお互いのライフラインになっているんだ。彼らの置かれている状況はカオスそのものだけど、いつかは一緒に幸せになれる日が来ればいいね」。トムのリズに対する密かな献身も非常にロマンティックですが、演じるライアンもロマンティックな考え。そんな彼の心中を知ってか、視聴者の反応もだいぶ変わってきたそうです。「最近は、僕ら2人の仲を応援してくれる視聴者が多いみたいだね。街を歩いていても、『がんばって!』なんて優しい言葉をかけてもらえるようになったよ。以前はリズを投げ飛ばしたりしていたから、だいぶ非難されていたんだけどな…。最近のトムは心を開き、人間らしい弱さを見せ、リズへの愛を口にしたりもしているから、それが視聴者の方々に優しくしてもらえる理由かもしれないね(笑)」。ちなみに、ライアン自身にもワイルドでミステリアスでカッコいいトム・キーンのような面があるのかと訊くと、即答で「ノー」。「残念ながら、僕自身はトムほどエキサイティングな男じゃないんだ」と続けます。「シーズン1の最初の頃、学校の先生を装っていた時の彼の方が、僕自身には近いかな。トムの方が僕よりスパイとして有能なのは確かだね。誠意があるのは僕の方だけど…。でも、最近の彼からは誠意も感じられるから、いい勝負なのかな?とは言え、彼はやっぱりスパイだからね。人を欺き、操るのがすごく上手いんだ。そういうことは、僕は絶対にしないね」。最後に、俳優ライアン・エッゴールドについても少しだけ語っていただきました。「これからも多面的でダイナミックな役を演じていきたい。尊敬する俳優は山ほどいるけど、今ぱっと思い浮かんだのはマーク・ラファロかな。一緒に仕事したい監督もたくさんいるよ。デヴィッド・O・ラッセルに、ポール・トーマス・アンダーソンに、クエンティン・タランティーノに…、あと30人は挙げられる(笑)。あと、俳優になった以上、いつかは舞台でハムレットを演じたい。大変だと思うけど、挑戦してみたいんだ」。「ブラックリスト シーズン3」は海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて毎週火曜よる22時~(二カ国語版)、毎週火曜深夜0時~(字幕版)放送中。「まだ間に合う!ブラックリスト シーズン3」3月26日(土)第1~5話を一気にキャッチアップ放送。第6話~10話は4月放送予定。(text:Hikaru Watanabe)
2016年02月28日2013年に全米で放送が始まり、現在はシーズン3に突入している人気ドラマ「ブラックリスト」。その主要キャストの1人、ライアン・エッゴールドが昨年12月に急遽来日しましたので、インタビューの模様を前後編でお届けします。「ブラックリスト」の始まりは、FBIの最重要指名手配犯レッドことレイモンド・レディントンがFBIに突然出頭するところから。犯罪コンシェルジュとして世界中の犯罪者たちに協力してきた彼は、自分が関わってきた犯罪者たちの逮捕に協力する旨を申し出てきます。ただし、協力の条件は、新人捜査官のリズことエリザベス・キーンを自分との連絡役にすること。なぜ彼は出頭したのか?そして、なぜリズを指名してきたのか?多くの謎に包まれながらも、レッドとリズのパートナーシップが始まります。インタビュー冒頭、「オアイデキテ、ウレシイデス」と不慣れでチャーミングな日本語の挨拶を披露してくれたライアンは、リズの夫トム・キーン役。ただし、物語が進むにつれ、トムには裏の顔があり、その正体はリズを監視する目的で近づいてきたスパイであることが判明します。愛する夫が正体を偽っていたとは、何ともやるせない事態。レッドの登場と共に激変したリズの人生において、最も悩ましい問題の1つと言えそうです。では、シーズン1当初、ライアン自身はトム役をどのように受け止めていたのでしょうか。「リズがやがてトムの裏切りを知る展開は聞いていたけど、そこに至るまでの経緯は教えられていなかった。製作陣もまだ詳細を詰めてはいなかったんじゃないかな。実際、シーズン1のときは彼が完全な悪人なのか、それとも善人の部分があるのか分からず演じていたところもある。出演者だから視聴者より3エピソードくらいは先を知っているけど、それでも分からないことだらけなんだ(笑)。でも、だからこそ僕はトムの変化を楽しんで演じることができた。彼の隠された面が出てくるということは、本来の人間性が出てくることでもあるからね」。妻を愛する優しい夫から、裏の世界を知る屈強なスパイへ。1人の人間の様々な顔を演じるのは確かに楽しそうです。しかも、トムの場合、優しい夫だった頃よりも、スパイの顔を見せ始めてからの方が魅力的!「そう言ってもらえるとすごく嬉しいな。最初に登場したときの彼とは正反対の変貌ぶりだしね。学校の先生だった男がスキンヘッドになり、背中にはタトゥーがあり、肉体も鍛え抜かれている。彼がそんな姿を見せ始めるあたりから、アクションもぐんと増えたんだ。正直なところ、キッチンのテーブルで向き合って話すシーンよりもアクションの方が断然楽しいよ。頭で考えて演じるというより、自然に反応することがアクションシーンには求められる。それって、演技の在り方としても重要なことだと思うんだ」。「ここまで本格的なアクションシーンに挑んだのは、実は『ブラックリスト』が初めて。でも、子どもの頃は家の裏庭で想像上の忍者を相手に格闘していて、なかなかの活躍ぶりだったから、準備は万端だったと思うんだ(笑)」というライアン。後編でも、引き続き語っていただきます!(text:Hikaru Watanabe)
2016年02月18日