葛西臨海水族園では、12月25日まで「ToxinAnimals-知らないとまずい生物」を開催している。○毒持ち生物について学ぼう「ToxinAnimals-知らないとまずい生物」は、大人向けの平日限定クイズラリー。毒を持っている危険な生物についてのクイズに挑戦し、それらの持つ「毒」と「敵から身を守る術」について楽しみながら学んでいく。登場するのは、おなじみのマダコをはじめ、ソハールサージャンフィッシュ、イイジマフクロウニ、マアナゴ、アカハライモリ。クイズを解くことで、毒を持つ意外な生物たちの生態を知ることができる。開催時間は9時30分より16時30分まで。イベント詳細は、東京ズーネットにて。
2014年12月02日葛西臨海水族園では現在、「世界の海」エリアの「深海の生物3」水槽にて、ミツクリザメを展示している。○「ゴブリンシャーク(悪鬼のサメ)」を展示ミツクリザメは駿河湾清水沖の水深約100メートルで捕獲され、11月1日 16時、同園に搬入された。底刺し網によって捕獲された個体となる。11月2日 13時時点では、水槽内をゆっくりと安定した状態で泳いでいる姿が確認できる。今回公開した個体は全長約1.2メートルで、ミツクリザメは成長すると全長約3.5メートルになる。世界各地の深海に暮らしているが(水深約1,200メートルまでの水域に生息)、生態などもまだ詳細はわかっていないという。日本以外では捕獲例が少ないが、東京湾、相模湾、駿河湾では多くのミツクリザメが捕獲されている。ミツクリザメの特徴は何といっても、そのあごの構造にある。普段は普通のサメと似た顔つきだが、両あごを大きく突き出すことができ、その際は異様な顔つきに変わる。英語では「ゴブリンシャーク(悪鬼のサメ)」と呼ばれており、最近の深海魚ブームで取り上げられ、テレビなどで紹介されることも多い魚となっている。同園では何度かミツクリザメを飼育してきたが、長期の飼育には成功しておらず、2007年4月の2週間が最長記録。同園では、今回の個体は状態が大変よいようなので、長期飼育に向けて観察を続け、餌の捕らえ方など知られざる生態の解明に努める、としている。なおミツクリザメの飼育は大変難しく、この魚の展示については突然の死亡で展示終了となる可能性が十分ある。死亡の際には、東京ズーネット公式Webページにて告知を行う。同園では、来園を希望する場合には、当該ページにて生存の確認をすることを推奨している。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年11月06日葛西臨海水族園は10月16日より、「東京の海」エリアにて、ギヤマンクラゲを展示している。○"ガラス細工"のように美しいクラゲを展示ギヤマンクラゲは関東より北に分布し、冬から春によく見られる。成長すると傘の大きさは直径5センチほど、長い触手は32本ほどになる。「ギヤマン」とはガラス製品やガラス細工のことで、オランダ語の「diamant(ダイヤモンドの意)」に由来する。その名の通り、透明で非常に美しいクラゲとして知られている。今回展示しているのは、6月に館山湾で採集した個体から繁殖した子供たち。同園飼育展示係・村松茉由子氏によれば、採集してから約2週間後、飼育している水槽の壁やガラス面に糸くずのようなものがついているのに気づいたという。これはポリプといい、卵が孵化してイソギンチャクのような姿に変化したもので、根元の部分が互いにつながっている。ポリプは分裂や出芽(根元から自分と同じ姿のポリプができる)を繰り返し、増え続け、水槽一面に広がっていった。さらに約2週間後、傘の直径が1ミリほどの小さなクラゲが水槽の中を泳いでいるのを発見。そこでポリプをよく見ると、イソギンチャクのような部分の根元にクラゲの元となる「クラゲ芽」ができており、今にも泳ぎだしそうなクラゲがたくさんついていたという。その後、ポリプから次々とクラゲが泳ぎだし、5個体の親から今までに1,000個体以上の子供が生まれた。ギヤマンクラゲの特徴でもある長い触手は、生まれた当初は非常に短く、成長するとだんだん長くなる。村松氏は、長い触手は絡まりやすく、水流が強すぎるとさらに絡まり、弱すぎると沈んでしまうため、ちょうどいい強さの水流に調節するのに苦労したという。同氏は、「多くの方にギヤマンクラゲの美しい姿を見ていただくために、できるだけ長く展示を続けられるようがんばります」と語っている。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年11月05日葛西臨海水族園ではこのほど、イソギンチャク「フォルスプラムアネモネ」の分裂が確認された。○フォルスプラムアネモネが3つに分裂同園の世界の海エリア「南アフリカ沿岸」の水槽は、現地の海で見られるカラフルなイソギンチャク類を中心に、ツートンフィンガーフィンやロックサッカーといった魚類を展示している。8月19日、飼育展示係・高濱由美子氏が朝の見回りをしていたことろ、いつもと違う様子のフォルスプラムアネモネが目に入った。普段はいわゆる「巾着」のような形をしているイソギンチャクだが、からだの一部が切れてそのすき間が広がり、棒状になっていた。そんな様子は、前日にはまったく見られなかったという。外傷のようなものかとも思ったものの、最後に確認したのは前日の閉園後であり、夜の間に同居している魚がつつく可能性も低く、原因不明。イソギンチャクには分裂して増殖をする例がたくさん知られているため、ひょっとしたら分裂するのかも知れない。そこで引き続き観察を続けたところ、日中はほとんど変化がなかった。ところが翌朝になると3つに分裂。どの個体も体の一部が欠けた半円状をしており、分裂後に移動をしたらしくお互いに少しずつ離れていた。今回、最初に切れ込みが入ったのも、その後の分裂もタイミングは夜間だった。同氏は、「少しでも外敵の少ない時間帯を選んでいるのかもしれません。また、二晩で成し遂げた大胆な早業にも驚きました」と感想を述べた。ちぎれるのは「あっ」という間だったものの回復には時間がかかるようで、しばらくは半円状だったが、何日もかけて少しずつすき間がふさがっていった。約2カ月がたった現在も、まだ完全に切れ目はふさがってはいない。同氏は、「餌のサクラエビなどもよく食べて健康状態は良好なので、じきに治ることでしょう。今後も様子を見守りたいと思います」と語っている。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年10月21日葛西臨海水族園ではこのほど、「世界の海」エリアの「バハカリフォルニア」水槽にて、バーバーフィッシュの展示を開始した。○"クリーナーフィッシュ"バーバーフィッシュを展示バーバーフィッシュは東部太平洋熱帯域のカリフォルニア湾(コルテス海)からパナマ湾にかけての浅い岩礁やサンゴ礁域に生息するチョウチョウウオの仲間。バーバーフィッシュの「バーバー」とは理容師のこと。ヨーロッパなどでは理容師は、昔からマッサージも行うなど、頭だけではなく全身を整える仕事もしていたという。バーバーフィッシュには、他の魚の体表についている寄生虫や粘液などをついばんで食べてくれる「クリーナーフィッシュ」としての習性がある。現地のメキシコの海では、バーバーフィッシュがシュモクザメの体をクリーニングする行動が見られることもあるが、今水槽の中で同居している魚は体長15センチほどの若いファインスポッテッドジョーフィッシュのみとなる。たまに彼らをきれいにしようとしているのか、つつくことがあるが、小さなジョーフィッシュにとっては痛いようで、大きな口を広げて嫌がっているように見えるという。同園飼育展示係・小味亮介氏は、「今後、バーバーフィッシュがクリーニングできるような大きい魚との複合展示にも挑戦してみたいと考えています」と話している。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年10月15日自然豊かな東ケープ州(イースタンケープ)はカルチュラルな魅力もいっぱい。南アフリカ全体のコサ族の人々の半分以上がイースタンケープに暮らしていて、まさにここはコサ族の故郷とも呼べる場所なのだ。コサ族のユニークな生活文化を体験!■ママ・トフに教わるコサ族の文化コサ族について知りたいのなら、ママ・トフ(Mama Tofu)という女性の話を聞くのが一番と言われ、イーストロンドンから少し離れた彼女の村を訪れた。到着すると村の人たちが歌とダンスで温かく迎えてくれて、南アフリカの国歌を皆で大合唱! コサ語で歌う国歌を聞いていると、胸に手を当てながら歌う人たちの姿はたくましく、ネルソン・マンデラ元大統領もコサ族の人だと思い出し、アパルトヘイトを乗り越えてきたという誇りや連帯感のようなものを感じて胸が熱くなってくる。ママ・トフは今年で93歳なのだそう。彼女は90年以上に渡って見てきた南アフリカの文化的、政治的、社会的な変遷やコサ族の歴史と文化について人々に語り継いでいる。時代が移っても変わらないコサ族のスピリッツについて話す口調には熱がこもっていて、ぐいぐいと彼女の話に惹きこまれる。特に盛り上がったのは、彼女が若い女の子向けに言っているという恋愛アドバイス。「男の子から愛していると言われたら、微笑んではだめ。真面目な顔をして彼の目を見て、ちゃんと仕事はしているか聞くのよ」。そして最後にママ・トフが言っていたのは、「料理の出来ない女性は結婚できないわ。トウモロコシを挽けない女性は全くだめね」ということ。ここでは調理用に乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしなければいけない。村の女性たちが歌いながら軽々とやっているのを見た後に実際にやってみたのだけれど、これが本当に難しい。重いので全身の筋肉を使うし、リズム感も求められる。この作業をやっている女性たちは、なんともたくましい!■人々の生活に欠かせない存在、「サンゴマ」南アフリカでは現在でも古くから続く伝統医療を利用する人が多く、サンゴマと呼ばれる伝統治療師の数は西洋医学の医師の数よりもはるかに多いと言われている。いろいろなサンゴマがいるけれど、人々の身体的、精神的な病気をハーブで治すメディカルなものと、祈祷や占いをするスピリチュアルな役割があるそうだ。サンゴマがいる村を訪れると、最初にサンゴマが案内してくれたのは暗い小部屋。体調が悪い人や人間関係について悩んでいる人など、訪ねて来る人が抱えているものは人それぞれ。ここでその人に合った占いや祈祷を行うらしく、それに使うという乾燥したハーブを見せてくれた。次に見せてくれたのは激しいダンス。ドラムの音に合わせて歌いながら踊ってトランス状態に入り、先祖と会話するのだとか。集まってきた人たちのコサ語を聞いていると、カラコロと舌を鳴らすようなクリック音が会話の中に入っている。このクリック音の出し方を子どもたちが教えてくれたけど、難しくて全然発音できない。また、村に住むコサ族の女性はとても働き者で、調理用の薪を運ぶ女性はとても簡単そうにやっているのに、実際にやらせてもらうとバランスを取るのが難しくてずっとグラグラ。■コサ族の魅力的なファッションイースタンケープを車で移動していると、緑が広がる一面の草原に白やピンク、ブルーのカラフルな家が点々とある風景は見ていて飽きず、ドライブしているだけでも楽しい!よく見るこのキノコ型の丸い家はラウンドハウスと呼ばれていて、他のアフリカの国々でもよくあるスタイル。昔は敵の侵入に備えて、夜は男性がやりを持って扉の近くで眠っていたのだとガイドが教えてくれた。ラウンドハウスを活用したスタイリッシュなホテルも多い。また、コサ族は美しいビーズワークでも有名。ビーズのアクセサリーをつけている女性たちによく会うけれど、例えば、このビーズの髪飾りをしている女性は結婚したばかりの人、これはお母さんになったばかりの人と、その人のライフステージがビーズのアクセサリーの違いからわかるらしい。伝統的な衣装も同じで、衣装の違いからその人のライフステージがわかるそう。ビーズのアクセサリーはあちこちで売られていて、お土産にもぴったり! また、村の人たちのそれぞれデザインが異なった顔のペイントはとてもオシャレで、気に入ったデザインがあればペイントしてもらうことができる。新しい文化を取り入れながらも、伝統を大切にしながら生きるコサ族の人々の暮らしを垣間見るイースタンケープの旅は、人々の人生の豊かさに触れるような贅沢な時間が過ぎていく。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月08日暴走族といえば、特攻服に身を固め、派手なリーゼントが象徴的。1980年ごろには、全国のどこでも隊列をなして暴れまわる姿がみられたのですが、近ごろではその姿もめっきりと減って、かつての面影はありませんよね。元暴走族のM君の話によると、警察庁の科学捜査の一環で、暗視カメラがあちこちに設置され、検挙率が高まったことが原因というウワサがあるとか。そこで、法政大学「犯罪心理学研究室」の越智啓太教授に真相をうかがいました。■暗視カメラのウワサは都市伝説だった!――警察庁に問い合わせたところ、「TV番組で取り上げているような赤外線カメラ設置は単なる都市伝説ですよ」という回答でした。では、どうして暴走族は減少したのでしょうか。「2004年に道路交通法の改正がありました。それまで暴走行為を検挙するには、被害者の証言が必要だったわけですが、警察官の現認だけで検挙できるようになったといういきさつがあります。暗視カメラで一斉検挙というウワサは、この道路交通法の改正からきていると思いますね」――すると、暴走族減少の原因は、道路交通法改正によるということですか?「暴走族自体のスタイルが、時代により変遷するということもあげられますね。1981(昭和56)年ごろは、いわゆる右翼系スタイルの暴走族が不良にとってカッコいい存在だったんです。しかし、1989(平成元)年ごろになると、東京の都市部を中心に『チーマー』という不良グループが出現しました。映画の『ウォリアーズ』に刺激された若者が、ちょっとファッショナブルな『チーマースタイル』に憧れて、既存の暴走族スタイルがダサく感じるようになり、暴走族を離れる若者が増加したんですね」――えっ!?暴走族にも流行があるんですか?変遷と言うと、ほかにもあるんでしょうか?「首都高速を舞台にした『首都高バトル』というゲームや、『湾岸ミッドナイト』というアニメの影響があり、2001(平成13)年ごろには『違法競争型』と呼ばれる暴走族『ルーレット族』が東京の首都高を中心に現れました。スタートダッシュを競う『ゼロヨン族』、ドリフトを競い合う『ドリフト族』、大阪方面では『環状族』など。いずれも以前のような『共同危険型暴走族』ではなく、俗に『走り屋』と呼ばれるドライビングテクニックを競い合うグループです」――でも、その競争型暴走族も今はあまりみかけませんね。「暴走族がはやり出すきっかけは、いずれもファッション性です。漫画や映画のはやりなどにより、カッコいいとはやり出してグループに加わるものの、次第に暴力団が絡んだり、グループの体質が悪質化してしまう傾向にあり、ついていけなくなった若者が次々に脱退します。そして、2、3年で終焉を遂げしまうわけです」――なるほど。ファッション性に引かれたつもりが本末転倒になり、次第に重荷になってくるわけですね。「ここのところの極端な減少傾向の原因は、車の免許を取得する若者が減ったという若者意識にもあります。若者が車のメカニックに関心があって、『車いじり』をステータスにしていた時代もありましたが、カッコ良さの基準や興味の対象が変化してきたんでしょうね」■暴走族も不況にはお手上げ!?ここ最近の暴走族離れの理由のひとつは、若者が車に魅力を感じなくなったという事情が挙げられるようです。違法行為の罰金だって、懐に厳しい時代。反社会的行為がカッコ良さにつながるというイメージも、このせちがらい世の中にはそぐわないのかもしれませんね。そういえば、暴走族の人のコメントで「高価な単車が買えなくなったから辞めた」という、潔い話も聞いたことがあります。興味より実利をとっているとは!いずれにしても、反社会行為は罰則も厳しく、何より多くの人に迷惑をかけてしまいます。自分らしい「本物のカッコ良さ」をぜひ追求してください!越智啓太(おちけいた)法政大学文学部心理学科教授警視庁科学捜査研究所研究員を経て、現在法政大学文学部心理学科教授として教鞭をとる。専門は犯罪心理学。「progress and application 犯罪心理学」(サイエンス社)、「犯罪捜査の心理学」(化学同人)、「犯罪心理学」(朝倉書店)など、著書多数。(OFFICE-SANGA 安藤のり子)
2013年01月15日ウィノナ・ライダーが、新作アクション・スリラー『Homefront』(原題)で元暴走族を演じることが決定した。ゲイリー・フレダーがメガホンを取る同作は、シルヴェスター・スタローンが脚本を務めており、主演のジェイソン・ステイサムやジェームズ・フランコらの出演が既に決まっている。ウィノナはジェームズ扮する悪役のドラッグディーラーに加担する元暴走族役を演じ、期待の新人子役イザベラ・ヴィドヴィッチが主人公の娘役・キットを演じるという。同作はチャック・ローガンの小説を原作に、静かな町を求めて家族と共に引っ越してきた元麻薬取締局員フィル・ブローカー(ジェイソン・ステイサム)が、実は暴力と麻薬取引の巣くつとなっているその町で、ジェームズ扮するゲイターという有力者と対峙していく姿を描く。クランクインは9月24日(現地時間)よりニューオリンズで予定されており、ケヴィン・キング・テンプルトンやレネ・ベッソンらを含むスタローンの主演作『エクスペンダブルズ』と同じチームが製作を手がける予定。本作の撮影の前には、アンソニー・ブルーノ著「氷の処刑人」を映画化した作品でクリス・エヴァンスやマイケル・シャノンらと共演した『The Iceman』(原題)の撮影を終えたばかりのウィノナだが、今後はティム・バートン監督の最新アニメーション映画『フランケンウィニー』への出演も予定されている。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月21日生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、「席朝族」「弁当男子」に続く2012年春のオフィスシーンにおけるトレンドとして「スティックタイプ飲料」および、それらを楽しむ「スティック女子」に注目。2月28 日~29日、オフィスに勤務している20~39歳の有職者女性500名を対象にインターネット調査を実施した。近年、不況により節約志向が高まる中、「お金をかけずに、好きなものを賢く楽しむ」女性たちが増えている。オフィスシーンにおけるドリンク選びにもその傾向が見られ、比較的高価なコーヒーショップやチルドタイプのドリンクではなく、経済的なスティックタイプの飲料を利用する女性が増えているようだ。実際に、市場でもスティックタイプの飲料の売上が伸びているというデータもあり、さらに、メーカー各社からも、ユニークな「スティックタイプ商品」が多数登場している。今後オフィスシーンで「スティックタイプ飲料」を楽しむ女性はますます増えていくと予想される。たとえば「スティックタイプ飲料」の代表的な存在である「スティックタイプコーヒー」の市場規模は、2003 年には61 億円規模だったものが、2011 年には279 億円規模にまで拡大している。特に、2010 年から2011 年にかけては約1.3倍と急速な伸びを見せており、「スティックタイプ飲料」市場は今後ますますの成長が見込まれると予測される。「あなたはオフィスでスティックタイプの飲料を利用していますか?」と質問したところ、20%が「よく利用している」、33%が「たまに利用している」と回答。また、「いつもではないが利用したことはある」と答えた女性も36%にのぼり、全体の約9割が、オフィスにおいて「スティックタイプ飲料」の飲用経験があることがわかった。さらに、「オフィスで、スティックタイプの飲料を利用している人を目にしたことがありますか?」という質問にも74%が「ある」と回答。すでに多くの職場において「スティック女子」の姿が目にされている。「スティックタイプ飲料」の飲用経験がある人に、「スティックタイプ飲料の優れている点はどのようなところだと思いますか?」と質問には、「簡単に飲み物が作れる」(80%)、「保存に便利である」(46%)、「手を汚さずに飲み物が作れる」(42%)、「あたたかい飲み物が作れる」(42%)、「種類が豊富でいろいろな味が楽しめる」(38%)などが上位にあがった。手軽にいろいろな味のあたたかい飲み物が楽しめる点が、働く女性たちに支持されているようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日