ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』最新作を降板するよう求められ、ジョニー・デップ(ゲラート・グリンデルバルド役)が受け入れたことに対し、共演者のジュード・ロウ(アルバス・ダンブルドア役)が「Entertainment Tonight」に思いを語った。「こういう状況では、スタジオに従うしかない。それがぼくにできるすべてだ。前を向いて、自分の役を演じなければならない」「こういうシリーズものでは、スタジオや企業が大きな決断を下し、それにぼくらは続く。だって、ぼくらはチームのなかの一員に過ぎないから」と、『ファンタスティック・ビースト』シリーズがいかに巨大な作品であるかを強調した。80作品以上に出演してきたジュードにとっても、「最大級の作品の1つ」と語っている。ツイッターでジュードのコメントが拡散されると、ジョニーの“潔白”を信じているファンたちはジュードに「がっかりした」と批判。「どれだけ大きな作品だって、観客が観てくれなければ大きな作品になりようがない」というコメントも。一方で、ジュードは表立ってジョニーを擁護してはいないものの、「コメントから『ぼくらにとっては喜べないことだが、どうにもならない』ということが伝わってくる」とジュードをかばう声もみられる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月16日ジョニー・デップが、元妻アンバー・ハードへのDV疑惑をめぐって英タブロイド紙「ザ・サン」を名誉棄損で訴えていた裁判で敗訴した。これを受け、ワーナー・ブラザースはジョニーに『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板するように求め、ジョニーはインスタグラムで合意したことを発表した。同シリーズでグリンデルバルド役を演じていたジョニー。「Variety」誌によると、ワーナーの代理人はジョニーの降板を明らかにするとともに、「『ファンタスティック・ビースト3』は現在製作に入っており、ゲラート・グリンデルバルド役は新たにキャスティングします。世界公開は2022年の夏になるでしょう」と公開日の延期を発表。同作は今年3月に最新公開予定日を2021年11月12日と設定していた。ジョニーの代わりに誰がグリンデルバルドを演じることになるのか、早くもメディアやSNSで複数の俳優の名前を挙げて予想している。筆頭は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でグレイブス役を演じたコリン・ファレル。グレイブスはグリンデルバルドが変装し、なりすましていたという役なので、続投でも不自然ではないという意見が多数。ほかにはロバート・ダウニー・Jr.やトム・ヒドルストン、マッツ・ミケルセンなど。【11月10日更新】公開日が2022年7月15日に決定(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月09日米CW局とワーナー・ブラザースが、「BATWOMAN/バットウーマン」でシーズン2からバットウーマン/ライアン・ワイルダーを演じることになったジャヴィシア・レスリーのファースト・ルックを公開した。ジャヴィシアはシーズン1でバットウーマン/ケイト・ケインを演じていたルビー・ローズが降板したことにより、シーズン2で主役の座を得た33歳の女優。プレスリリースによると、ライアンはシーズン2の初めにはケイトのバットスーツを着用しているが、バットウーマンとして成長するにつれて新しいデザインのバットスーツを着るようになるのだという。シーズン2の第3話では新しいバットスーツを着て、ゴッサム・シティに新生バットウーマンの存在を知らしめるようだ。籠手、ベルト、短めのブーツが新しいスーツのポイント。ジャヴィシアは「ライアンが、自分なりのバットウーマン…スタイル、かっこよさ、瞬間を見つけるということが愛おしい」とコメント。バットスーツやアフロのウィッグの制作に携わったデザイナーたちに感謝を述べている。「BATWOMAN/バットウーマン」シーズン2は米CW局で2021年1月に放送予定。(Hiromi Kaku)
2020年10月27日昨日、ワーナー・ブラザースが『DUNE/デューン 砂の惑星』の公開を約1年延期し、2021年10月1日に決めた。この日はロバート・パティンソン主演の『The Batman』(原題)の公開日だったが、同作は2022年3月4日にシフトすることに。エズラ・ミラー主演の『The Flash』(原題)、ザッカリー・リーヴァイ主演の『シャザム!』第2弾もそれぞれ2022年11月4日と2023年6月2日に延期で、ドウェイン・ジョンソン主演の『Black Adam』(原題)に限っては、2021年12月に公開を予定していたが、現時点では「未定」となってしまった。そんな中、唯一喜ばしいニュースといえば、『マトリックス』第4弾の公開が2022年4月1日から2021年12月22日に繰り上げられたことだ。新型コロナウイルスの影響で、大作は軒並み公開延期のニュースが報じられており、ユニバーサル・ピクチャーズも『ジュラシック・ワールド』第3弾の『Jurassic World: Dominion』(原題)の公開日をほぼ1年先の2022年6月10日に延期した。同社は新しい公開日を伝えるとともに、キャストの名前を記した新ポスターをツイッターで発表。ファンからは「え…2022年?タイプミスじゃなくて?」「毎日目が覚めるたびに映画の公開が延期されている…」など、嘆き悲しむ声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年10月07日9月3日、ワーナー・ブラザースがマット・リーヴス監督作『The Batman』の製作現場において、『メンバーの1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、製作を一時中断します』と発表。濃厚接触者たちは隔離期間に入り、セットの準備は続けられていたが、撮影自体は完全にストップしていたという。それから約2週間が経った17日、イギリスでの撮影を再開したことを報告した。「メンバーの1人」が誰だったのか、ワーナー社は明らかにしていないが、主役のバットマンを演じているロバート・パティンソンだったとみられている。ちょうど撮影再開の知らせとともに、すっかり元気になったロバートがスキ・ウォーターハウスとデートしている姿も目撃された。2人でロンドンの公園のベンチに座り、お互いマスクをあごまで下げ、スキがロバートに寄りかかってキス。2年以上にわたる交際が順調そのものであることを見せつけた。ロバートはクリステン・スチュワート、FKAツイッグスと交際後、2018年7月頃からスキと交際し、現在は同棲中。スキはブラッドリー・クーパー、ディエゴ・ルナとの交際が報じられたことがある。『The Batman』はアメリカ、イギリスなどで2021年10月1日公開予定。(Hiromi Kaku)
2020年09月18日ガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』が、10月9日(金)から12月25日(金)へと公開を延期するとワーナー・ブラザース映画が発表した。7月、日本での新公開が10月9日(金)に決定したと発表されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるアメリカ本国の公開日変更に伴い、今回日本での公開も12月25日(金)に変更に。ガル主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編となる本作は、タイトル通り1980年代を舞台にした物語。ガル演じるダイアナ/ワンダーウーマンのほかにも、クリステン・ウィグ、クリス・パイン、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが出演している。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月14日クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』の公開時期について、ワーナー・ブラザースが「これまで通りの世界同時公開作品としては扱わない」と表明していた通り、先週、全米公開を待たずカナダなど40か国以上の海外で公開された。新型コロナウイルスの影響により、客足が戻りきっていないという状況でも、オープニングの世界興行収入は5300万ドル(約56億円)と好調。アメリカでは3日に公開される。今週末にレイバーデー・ウィークエンドを迎えるアメリカでは、観客動員のためにAMCシアターズが国内70%の劇場で営業を再開すると発表した。木曜日に420か所の地域の劇場で営業を再開。そのうち140か所は新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから初めての営業再開だという。地域によって、入場できる人数に制限が設けられており、たとえばサンディエゴ郡やニュージャージー州では定員の25%まで観客を入れることができる。劇場は密室で他人と一緒に数時間を過ごすという性質上、新型コロナ感染のハイリスクであると指摘する疫学者もいる。ニューヨーク州のクオモ州知事は、こうした理由で劇場の営業再開をまだ許可していない。AMCのCEOアダム・アーロンは営業再開にあたり、専門家らの助言を受けて万全な「セーフ&クリーンシステム」を取り入れ、観客に安心して足を運んでもらえるとアピールしている。(Hiromi Kaku)
2020年09月02日先週、ワーナー・ブラザースが『TENET テネット』の全米公開を8月12日から「2020年内のいつか」に延期することを発表。その際、アメリカに先行して海外で公開することを示唆していたが、実際に8月の終わりから70か国以上で先に公開することを決めたという。「Variety」誌によると、対象国となっているのはオーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツ、日本、韓国、ロシア、イギリスなど。(日本は9月18日公開予定)。アメリカでは、一部の限られた地域で9月3日に公開されるが、現在のところ、どの地域になるかは確定していない。また、中国における公開予定は未定とのこと。中国では現在「上映時間が2時間を超えない映画」を上映するという条件のもと、映画館の営業が再開しており、上映時間が2時間30分の『TENET』は条件を満たさない作品となっている。ただ、最近上映時間が2時間を超える『ハリー・ポッターと賢者の石』や『インセプション』といった旧作の上映予約が劇場主から入っているといい、条件が緩和されつつあることが予想されている。ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソンらが出演する今作。ノーラン監督は「超秘密主義」として知られ、その内容はほとんどが謎に包まれたままだが、映画市場第1位のアメリカ以外で先行公開すると、ネタバレ発生によりアメリカでの興収に影響が出るのではという懸念もある。(Hiromi Kaku)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年07月28日先週、新型コロナウイルスの影響により、ワーナー・ブラザースが『TENETテネット』、ディズニーが『ムーラン』や『アバター』続編、『スター・ウォーズ』最新作の公開延期を発表。これに続き、パラマウント・ピクチャーズも『トップガン マーヴェリック』と『クワイエット・プレイス PART II』の公開延期を発表した。『トップガン マーヴェリック』は当初アメリカで6月24日に公開予定だったが、4月に主演のトム・クルーズが「(前作から)34年も待ってくれたのに、残念なことにもう少し待たせることになった。12月に公開する」と発表。しかしそれは叶うことなく、今回新たに2021年7月2日に公開日が設定された。『クワイエット・プレイス PART II』の公開日は3月20日から9月への変更を経て2021年4月23日になった。パラマウントの重役クリス・アロンソンとマーク・ヴィアンは連名で「劇場で楽しむ映画鑑賞の体験に勝るものはないと信じています。私たちは、時が来れば観客たちが再びパラマウントの映画を大きなスクリーンで観て喜び、楽しんでくれるという自信がありますし、映画体験や劇場主に対して力を出し尽くす構えです」という声明を発表。コロナ禍では、『トロールズ ミュージック★パワー』のようにアメリカでの劇場公開を諦め、VOD配信に切り替えた作品もあるが、『トップガン マーヴェリック』と『クワイエット・プレイス PART II』に関しては必ず劇場公開をするという姿勢を見せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2021年、公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.クワイエット・プレイス PARTⅡ 2020年、全国にて公開© 2019 Paramount Pictures. All rights reserved.
2020年07月27日数日前、新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えないアメリカで、ワーナー・ブラザースがクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』の3度目の公開延期(無期延期)を決めた。23日(現地時間)、ディズニーもワーナーに続く形で『ムーラン』の無期延期を発表。同作は、当初3月27日に全米公開を予定しており、その後7月24日、8月21日と公開日が変更されていた。ディズニーの広報は「ここ数か月の間、このような世界的な健康危機が起きている状況で、映画をどのように公開するのかを確定するのは難しいことです。そのため、『ムーラン』の公開を休止し、世界中の観客に対してどうすれば効果的にこの作品を観てもらえるかを考えたいと思います」とコメントしている。ディズニーでは『ムーラン』以外にも公開が先延ばしになった作品がある。前作からすでに10年以上の月日が流れた『アバター』もそのうちの1つだ。監督のジェームズ・キャメロンが、ツイッターに手紙を掲載。「新型コロナウイルスが発生するまではすべてが順調で、2021年12月に公開できる予定だった」と前置きをしたうえで、同作の制作に大幅な遅れが出ていることを伝え、「この遅れに対し、誰よりもがっかりしているのは私だ」と悲しんでいる様子をつづった。『アバター』2作目の公開は1年先の2022年12月、3作目は2024年、4作目は2026年、5作目は2028年になる見込み。また、『スター・ウォーズ』の新たな3部作についても1年先送りとなり、1作目が2023年12月、2作目が2025年、3作目が2027年になるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日(金)より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年07月24日コロナの影響で変更を続ける大作の公開日に、新たな動きがあった。ワーナー・ブラザースは、7月17日の北米公開日を死守し続けてきたクリストファー・ノーランの『TENET テネット』を、2週間後の7月31日に延期。17日には、ノーランの『インセプション』10周年記念上映が行われることになった。ワーナーはまた8月12日に予定していた『ワンダーウーマン 1984』を10月2日に延期している。『ワンダーウーマン』はもともと6月公開予定だったので、2度目の変更だ。ユニバーサルは、トム・ハンクス主演作『Bios』を、10月2日から来年4月16日に延期。一方で、ユニバーサルが世界配給を手がけるMGMの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の北米公開は、11月25日から5日早めて11月20日に変更されている。アメリカではほとんどの州で映画館の再オープンが許可されたが、いつ、何が公開されるのかは、ギリギリまで変わり続けそうだ。文=猿渡由紀『TENET テネット』北米公開日:7月31日(金)
2020年06月15日『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』をはじめ、ワーナー・ブラザースのブルーレイ&DVDリリース、デジタル配信される新作映画全5作品の本編冒頭10分が、公式YouTubeチャンネルにて順次無料公開。映画を観て過ごす“おうち時間”を応援する、ワーナー・ブラザース初の取り組みとなる。5月22日(金)よりデジタルセルが先行配信中の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は、ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)がクセ者だらけの最凶チームを新結成。危険度MAX のアクション・エンターテイメントが3月の劇場公開から最速リリース。本編冒頭10分の映像では、あの"ジョーカー"と別れ、傷心したハーレイが思い出の場所で束縛から解かれる瞬間は必見!そのほか6月3日(水)に、英国が誇る名優ヘレン・ミレンとイアン・マッケランがぶつかり合うライアーゲーム『グッドライアー 偽りのゲーム』、6月17日(水)にマイケル・B・ジョーダン主演、司法の闇と闘う逆転劇を描いた“奇跡の実話”『黒い司法 0%からの奇跡』の本編冒頭10分を順次公開する。現在、クリント・イーストウッド監督が描く実話サスペンス『リチャード・ジュエル』、アカデミー賞俳優のエドワード・ノートン主演・監督・脚本・製作のクライム・サスペンス『マザーレス・ブルックリン』も公開中となっている。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』はデジタルセル先行配信中、6月10日(水)よりブルーレイ&DVD リリース、デジタルレンタル配信開始、デジタルセル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics黒い司法 0%からの奇跡 2020年2月28日より公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCグッドライアー偽りのゲーム 2020年2月7日より全国にて公開© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND BRON CREATIVE USA, CORP./© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedマザーレス・ブルックリン 2020年1月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年05月23日ワーナー・ブラザース映画は、6月19日に公開を予定していた映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開延期を発表した。テレビアニメ化もされた、原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる同名新鋭ウェブコミックを実写映画化する本作。主人公を北村匠海が演じコメディ初挑戦。ヒロイン役を山本舞香が演じるほか、伊藤健太郎、伊勢谷友介、加藤諒、浅香航大らが出演している。今回の延期決定に関して、ワーナー・ブラザース映画は「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、製作委員会で協議した結果、公開延期を決定致しましたことをお知らせいたします」と説明。なお、新たな公開予定日については、決まり次第、改めて発表されるという。『とんかつDJアゲ太郎』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 近日公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年04月22日イギリス・ロンドン近郊のリーヴスデンにあるワーナー・ブラザースのスタジオが、新型コロナウイルスと戦う国民保健サービス(NHS)のスタッフに粋な計らい。普段は同スタジオで行われている『ハリー・ポッター』のスタジオツアーの参加者を乗せるバスで、NHSのスタッフの無料送迎を行い始めたという。バスの運行会社は「ゴールデン・ツアーズ」。「Variety」誌が報じた。バスは、現在NHS関連の3つの病院間を走っている。「ウエスト・ハートフォードシャーNHSトラスト」のCPOは、「私たちのスタッフは、病気や自主隔離により激減しています。そのため、健康だけれど移動手段に問題を抱えているというスタッフが戻ってきてくれることは、非常に大切なのです」と困窮していた現状を明らかにし、その移動手段を提供することを決めたワーナーと運行会社に感謝を述べた。ワーナーのスポークスパーソンは、「このような状況において、バスの使用方法としてこれ以上のことはないと考えました。NHSのみなさんのお役に立てることを大変うれしく思います」とコメントしている。『ハリー・ポッター』のスタジオツアーは3月中旬から中止となっている。(Hiromi Kaku)
2020年04月16日米ユニバーサル・ピクチャーズが映画版『ウィキッド』の公開延期を発表した。同映画は長年愛されてきたブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもので、当初は2019年12月20日の公開を予定していたが、2021年12月21日に変更。しかし、再び延期されることになった。同日には『SING/シング』続編が公開される。『SING/シング』続編は、2021年7月21日公開予定だったが、この日には『ミニオンズ フィーバー』が公開されることになった。『ミニオンズ フィーバー』は今年7月3日に公開予定だったが、フランスにある製作会社イルミネーションが閉鎖状態にあり、撮影後の製作作業ができず、公開日までに完成が見込めないという。仮に完成したとしても、7月に全米の映画館が通常営業しているとは考えにくい。新型コロナウイルスの感染拡大により、ほとんどの映画館が閉鎖されているアメリカ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『ムーラン』、『ワンダーウーマン 1984』など数々のメジャー作品の公開延期が発表されている。『ウィキッド』(2021年12月21日公開予定→未定)『SING/シング2』(2021年7月21日公開予定→2021年12月21日公開予定)『ミニオンズ フィーバー』(2020年7月3日公開予定→2021年7月21日公開予定)(Hiromi Kaku)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.ミニオンズ フィーバー 2020年、全国にて公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2020年04月02日ソニー・ピクチャーズが、大ヒットが見込まれる数々の大作の公開日を延期した。ジェイソン・ライトマン監督作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は7月10日から来年3月5日、ジャレッド・レト主演作『モービウス』は7月31日から来年3月19日、トム・ホランド主演、人気ゲーム「アンチャーテッド」の実写版映画は来年3月5日から同年10月8日、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は8月7日から来年1月15日、タイトル未定のソニー&マーベルの映画は来年10月8日から変更となるが新しい公開日は決まっていないという。現時点の状況から、もはやソニーは今年の夏に国内の映画館が営業を再開できるとは考えておらず、公開予定だった大作を思い切って2021年に先送りした模様だ。これに伴い、日本の公開も延期を発表。日本の新たな公開日は未定となっている。一方、ワーナー・ブラザースの『ワンダーウーマン 1984』は、6月5日から8月14日に変更し、今夏公開予定。ディズニーの『ブラック・ウィドウ』は5月1日の公開予定日から「延期」のみを発表。『ムーラン』も同じく延期のまま公開日が発表されていない。ユニバーサルの『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は5月22日から来年4月2日に。アメリカでは現在ほとんどの映画館が閉鎖状態。劇場所有者協会(NATO)が240万ドル(約2億6000万円)の資金を集め、劇場で働く従業員で解雇になった人を対象に、給付金を支給することを発表する事態となっている。(勤続5年以上などの条件あり)。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2021年公開モービウス 2020年全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2020年03月31日新型コロナの影響で、ワーナー・ブラザースが複数の映画の公開延期を決めた。ひとつは6月5日に北米公開されるはずだった『ワンダーウーマン1984』。新たな公開日は8月14日。6月26日の北米公開が決まっていたミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』も延期になったが、新たな公開日は未定。ジェームズ・ワン監督のホラー映画『Malignant』も、8月の公開予定日から延期となっている。アニメ映画『Scoobe!』も同様に、新たな公開日が決まらない状態で延期となった。そんな中でクリストファー・ノーラン監督の超大作『テネット』だけは、現在も、当初の予定の7月17日から動いていない。文=猿渡由紀『ワンダーウーマン1984』公開延期
2020年03月25日ファンが長年待ち望んでいた「フレンズ」の特別番組の撮影が、延期になったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。ワーナー・ブラザースが制作する同番組は、「フレンズ」の主要キャストのジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブランク、マシュー・ペリー、デヴィッド・シュワイマーが再集結し、台本なしで過去の思い出をふり返るという番組。来週の月曜日と火曜日に撮影が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、少なくとも5月まで延期せざるを得ないとのこと。Netflixも、先週アメリカとカナダで映画とドラマの制作を中断した。人気番組「ストレンジャー・シングス」もその1つで、シーズン4の撮影が開始してから現時点で1か月ほど。同番組のショーン・レヴィ監督によると「みんなが家族のような関係を築き、撮影は絶好調だった」という。キャストやクルーに具合の悪い人や症状のある人は出ていないが、Netflixと相談のうえ「念には念を。正しいことだと思う」として2週間の中断を決めた。ほかにも「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(Hulu)、「ザ・モーニング・ショー」(Apple TV)などのドラマの制作が、新型コロナウイルスの影響で中断されている。アメリカ疾病予防管理センターは、現在50人以上が集まる行事などを見合わせるよう、勧告している。(Hiromi Kaku)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2020年03月19日ワーナー・ブラザースが、『マトリックス』第4弾とDCコミックスのフラッシュ単独映画『The Flash』(原題)の公開日を発表した。それぞれ2021年5月21日と2022年7月1日。今夏、製作されることが発表されたばかりの『マトリックス』第4弾。オリジナルキャストのキアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミスに加え、ニール・パトリック・ハリス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ジェシカ・ヘンウィックが出演することが決定している。数日前には「glee/グリー」のジェシー役、『アナと雪の女王』のクリストフ役声優として知られるジョナサン・グロフの出演決定も報じられた。公開日の2021年5月21日は、なんと『ジョン・ウィック』第4弾と同じ日でキアヌの主演作がぶつかり合うことに。フラッシュ単独映画『The Flash』は2014年10月から企画がスタートしたが、これまで監督の降板、脚本の書き直しなど様々なハプニングに直面し、一向に製作が始まっていなかった。現在のところ、主役のフラッシュ/バリー・アレンを演じるのはエズラ・ミラーに変わりなく、監督は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティが務めることになっている。(Hiromi Kaku)
2019年12月12日講談社「good!アフタヌーン」にて2014年4月から連載中の大ヒット青春コメディ漫画「ぐらんぶる」が、ワーナー・ブラザース映画により実写映画化されることが決定。監督は、『ヒロイン失格』「賭ケグルイ」の英勉が務める。物語は、主人公の北原伊織が大学進学を機に海辺の町に引っ越してくるところから始まる。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになった伊織。きれいな海、かわいい幼なじみ…あこがれのキャンパスライフを前に、期待に胸を膨らませていた伊織を待っていたのは、男だらけのダイビングサークルだった!?登場シーンの半分が服を着ていないともうわさの原作は、11月22日発売の最新14巻で累計発行部数440万部を突破。2017年に映画化された「亜人」とならぶ同誌の看板コミックとなっている。原作の井上堅二は、「『実写化してイケメンの股間を見るんだ!』『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と計画通りに実写化が実現した(?)喜びを語りつつ、「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」とまさかの謝罪表明も。また、漫画の吉岡公威は、「美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春」と本当かウソか本作を説明。最新巻の帯でも「おいおい正気かワーナー・ブラザース!」とツッコミを入れられているが、「いよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!」と含みがある期待を寄せ、井上氏ともども茶目っ気たっぷりに実写化の喜びを語った。「男子ってバカねっ」って映画を作ろうと思ったんですが…本作のメガホンを取るのは英勉監督。デビュー作『ハンサム★スーツ』で鮮烈なコメディデビューをしたのち、『高校デビュー』『貞子3D』など幅広いエンタメ作品を手掛け、2015年の『ヒロイン失格』は興行収入24億円超えとなるヒットを記録、その年の実写邦画ランキングTOP5に入り、昨今の若者向け映画ブームの火付け役に。今年は、TVシリーズから手掛けてきた「賭ケグルイ」の劇場版でもメガホンをとった。そんな英監督は撮影を終え、「『男子ってバカねっ』って映画を作ろうと思ったんですが、『男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!』って映画になっちゃいました」とコメント。映画化を予想する一部のファンからすでに「ぐらんぶる映画化説あるの草」「だって脱がないでしょ?」という声もある中で、そのハジけ具合に自信を見せた。「『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから」と、いつの世も作品をよく見せようとする宣伝に騙されないようにまさかの注意喚起も?原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される今回の映画化にあたり、エグゼクティブプロデューサーの関口大輔氏は、「昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、『お客さんが好きなタイプの映画』に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう」と前置きした上で、「圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち...。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました」と、唯一無二の原作だからこそ映画化に踏み切ったことを告白。また、「原作の関係者から『本当に大丈夫ですか?』と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです」と笑い交じりにコメント。メガホンを取った英監督については、「監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう」とその手腕に全幅の信頼を寄せる。今回の解禁では実写化、監督の名前のみが明かされており、キャスト陣をはじめストーリーやスタッフなどもベールに包まれている。ヒントはダイビングショップ「グランブルー」の前に、パンツ姿とオタTを巻いてたたずむ2人の青年の写真のみ。無駄にオシャレな外観のショップの前に鍛え上げられたカラダが印象的な1枚。このハジけた役をいったい誰がスクリーンで演じられるのか?関口氏は今後発表となるキャストについても、「キャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください」とその振り切った演技に自信のコメントを寄せている。『ぐらんぶる』は2020年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日マーベル・ヒーローたちの中で世界でいちばん知名度が高く、最も人気があると言っても過言ではないスパイダーマン。その版権をめぐり、ディズニーとソニー・ピクチャーズがバトルを繰り広げた末に決裂したニュースは日本のエンタメ媒体でも大きく報道された。映画ファンの中には知らない方(あるいは気にしていない方…)も多いと思うが、スパイダーマンはソニー・ピクチャーズが「実家」で、マーベル/ディズニーは産みの親だが「実家」ではない。スパイディの“養育権”は、あくまでもソニーにあるのだ。ではなぜマーベル・ヒーローの一員でありながら、スパイダーマンだけがマーベル本家から切り離されているのか?ソニーがスパイダーマンの「育ての親」になった経緯それはまだマーベルが単体で、ディズニーの傘下に入るずっと前の1998年のことだ。当時経営不振のマーベル・エンターテイメントにソニー・ピクチャーズの敏腕エグゼクティブだったヤイル・ランドー氏が「スパイダーマンの版権を売らないか」と持ちかけた。資金難に苦しんでいたマーベルは、これはチャンスとばかりに、「アイアンマンからブラックパンサーまで、うちのキャラクター全部ひとまとめで2,500万ドル(約26億円)で売るよ!」と返答。いまとなっては考えられないオファーだが、当時のマーベルはコミックブックの衰退で将来の見通しも明るいとは言えない状況だったため必死だったのだろう。でもソニーはこのバーゲン・オファーを断る。結局当時から人気があり将来性もあったスパイダーマンの版権のみを700万ドル(約7.5億円)で買い上げることになる。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が世界中で11億ドル+の興行収入を叩き出した現状を考えれば、信じられないバーゲン価格である。スパイダーマンは、その昔お金に困った産みの親マーベルから、ソニー・ピクチャーズに里子に出されたわけだ。言うなればスパイダーマンはソニーにとって我が子も同然で、スパイディの「育ての親」なのである。まるで養育権争い2015年にマーベルの豪腕プロデューサーであるケヴィン・ファイギが、新装スパイダーマンを立ち上げるために里親ソニーと協議の末、期限付きの有利な契約をソニーに渡してスパイダーマンを「一緒に育てる」契約を結ぶ。いわば生みの親と育ての親が仲良く話し合って、子どもに活躍できる場を与える資金援助をしてあげたのである。でも抜け目のないディズニーはスパイディの商品版権をキープ。スパイディ関係の商品から得た利益はソニーに1銭もいかないということになる。これはソニーにとって巨額の富をギブアップしたことになる。だがマーベル・ユニバースの大成功は新装スパイダーマンも含めて敏腕プロデューサー、ケヴィン・ファイギに負うところが大きい。前出の契約が切れる段になって、このままケヴィンと共同製作を続けたいソニーは、ディズニーに現状維持の契約でスパイダーマンを「一緒に育てよう」と提案した。ソニーを悪者扱いはお門違いしかし新作スパイダーマンの大成功で絶好調のディズニー。ソニーへの返答はこうだった。「これからもケヴィン(・ファイギ)のインプットを必要とするのであれば、商品版権100%はもちろん、製作費を50%出す代わりにスパイダーマンを含む、関連キャラクター全てから派生する興行収益50%を要求する」と強気のオファーを出してきた。ソニーは閉口し双方の話し合いはここで決裂となる。ディズニーの言うスパイダーマンの「関連キャラクター」というのは、ヴェノムを筆頭に「スパイダーマン・ユニバース」と名付けられた世界に属するあらゆるキャラ900種類(!!)を指している。おまけにディズニーが言う、「50%の製作費を持つ」は、聞こえがいいものの、これには製作後発生するマーケティングにかかる莫大な費用や興行にかかる経費などは含まれていない。よって最終的にソニーが受け持つ金銭的負担は素人には想像出来ない額となり、取り分の部が合わなくなってくる。アベンジャーズの大切なメンバーでありマーベル・ユニバースの人気者であるスパイダーマンがマーベルの世界から消えてしまうとあらば心配になってくる。スパイダーマンが映画の世界から消えるわけではないにしても、この「養育権」バトルのせいでスパイダーマンが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやキャプテン・マーベルなどと共演する可能性がなくなってしまうかもしれない。このことに憤慨した一部のファンはソニーがディズニーのオファーを却下したという側面だけを見てソニーを責め、ソニーへのボイコット運動すら促すハッシュタグまで広め始めた。事の詳細も知らずに相手を責める昨今のオンライン事情は大いに問題である。最新のニュースによれば、ソニーとディズニーは熱りが冷めたら水面下で協議を続けるのでは、といううわさもあるらしい。いずれにせよ最終的にはファンの気持ちよりも$サインの力がものを言うだけに、我々は祈るしかないのである。(text: Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月30日1作目の公開から20周年を迎えた『マトリックス』が、4作目を製作するという。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの会長トビー・エメリッヒが発表した。主演のキアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが、ネオとトリニティーとして再び出演する。前3作はウォシャウスキー兄弟が監督と脚本を務めたが、4作目は兄(現在は姉)のラリー(現在はラナ)が両方を務める。また、ラナはシリーズ2作で製作総指揮を務めたグラント・ヒルとともにプロデューサーにも名を連ねる。「ラナは先を見通す力がある。豊かな才能とオリジナリティを持つ、クリエイティヴなフィルムメーカーです。彼女が監督、脚本家、プロデューサーとして『マトリックス』の世界の最新章を手掛けることを私たちはとても楽しみにしています」とエメリッヒはラナに対する期待を語っている。ラナは「20年前に私と弟(現在は妹)が掘り下げていた現実性に関するアイディアは、いまはもっと身近に感じます。私の人生に、あのキャラクターたちが戻ってくるのがすごくうれしいですし、素晴らしい友人たちとまた働くチャンスをいただけて、感謝しています」と語った。(Hiromi Kaku)
2019年08月21日ジェームズ・ワンが、タイトル未定のホラー映画を製作、監督することになった。世界配給はワーナー・ブラザースが手がけるが、資本は別から集めてきたインディーズ映画。低予算インディーズホラー『ソウ』で大ブレイクした彼が、ルーツに戻る作品とも言える。撮影はこの秋、L.A.で行う予定。話の設定、キャストは明らかになっていない。ワンはこの冬大ヒットした『アクアマン』の続編の監督にも決まっている。また、『死霊館』シリーズ次回作のプロデューサーも務める。さらに、クリス・ロックのアイデアで新たにローンチされることになった「ソウ」のエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねている。文=猿渡由紀
2019年08月01日『IT/イット』シリーズや『死霊館』ユニバースなど、ワーナー・ブラザース映画のホラー作品をより多くの方に楽しんでもらうべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」が本日7月12日(金)より発足。『アナベル 死霊博物館』監督でもあるホラー界のヒットメーカー、ゲイリー・ドーベルマンからコメントが到着した。ワーナー・ブラザース(WB)のホラー映画の歴史は長く、第46回アカデミー賞脚色賞・音響賞を受賞したホラー映画の金字塔『エクソシスト』(’74)を筆頭に、誰もが知る恐怖のキャラクター、ジェイソンを生み出し、ホラー映画でのルールを提示したパイオニア的作品『13日の金曜日』(’80)、鉤爪を持ち夢の中に襲い来る殺人鬼フレディの恐怖を描き、“設定ホラー”の道を切り開いた『エルム街の悪夢』(’84)などの名作ホラーを世に贈り出してきた。近年では、アメリカの超常現象研究家が実際に体験した事件を元にした『死霊館』(’13)は、低予算ながら全世界で360億円以上の興行収入を上げる大ヒットを記録。以降、その世界観は受け継がれ、『死霊館』の恐怖のアナベル人形を描いた『アナベル 死霊館の人形』も誕生してユニバース化。『死霊館』シリーズは世界興行収入累計1,650億円を超える世界的人気ホラーエンタメとなっている。また、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(’17)は全米で興行収入777億円超えという異例の記録を打ち立て、R指定のホラー映画としては史上最大のヒットを記録!日本でも22億円超えのヒットとなり、社会現象化するほどの盛り上がりとなったことも記憶に新しい。そして2019年は、5月10日公開『ラ・ヨローナ ~泣く女~』が全米初登場1位を記録し、9月20日公開『アナベル 死霊博物館』も全米公開から5日間で興収3,100万ドルという大ヒットの快挙、今秋には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が11月1日に公開を控えている。今回、「ワーナー ホラーエンターテイメント」の発足にともなって公式ロゴも完成。『IT/イット』を連想させる風船をシンボルにあしらったデザインからは、アトラクション満載の遊園地を想像できるロゴに。今後、WBが誇る数々の名作&劇場公開ホラー作品を包括的にプロモーションしていくことになるという。ゲイリー・ドーベルマン(『アナベル 死霊博物館』監督・『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』脚本)ホラー映画は映画館へ行って、知らない人たちと一緒に座って、みんなで一緒に怖がるもの。そういう体験をみんなにさせられるからホラー映画を作るのは大好きだ。日本でもホラー映画を見に行く人が増えると嬉しいな!土合朋宏(ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 バイスプレジデント 上席執行役員 マーケティング本部統括)世界中でホラー映画が親しまれ、その存在感が日に日に増している昨今、世界に先駆けてホラーをエンターテイメント化し、シリーズの枠組みを超えた形で楽しんでいただくべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」を立ち上げられることを大変嬉しく思います。ハリウッドをはじめ、世界各国でホラー映画は、家族や友達と一緒に非日常を気軽に体験して楽しめる、身近な娯楽として認識されておりますが、日本でも『アナベル 死霊博物館』や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公開を控える今、ホラー映画がより身近なエンタメとして多くの皆さんに楽しんでいただけるよう「ワーナー ホラーエンターテイメント」が大きく羽ばたいていくことを願っています。なお、公式Twitterアカウント「ワーナーホラー部」も始動。今後は、WBホラー過去作品の上映会や新作ホラー映画の試写会を予定しており、記念すべきホラー部活動第1回目は『エクソシスト』上映会に決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナベル 死霊博物館 2019年9月20日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年07月12日クリストファー・ノーランの次回作のタイトルが、『Tenet』だとわかった。ワーナー・ブラザースが、アメリカ時間水曜日に発表した。主演は『ブラック・クランズマン』で高い評価を得たジョン・デビッド・ワシントン。ほかに、ロバート・パティンソン、アーロン・テイラー=ジョンソン、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、エリザベス・デベッキらが出演する。秘密主義のノーランにはいつものことだが、内容はいっさい明かされていない。撮影はすでに開始。ロケは世界7カ国で行われるという。北米公開は来年7月17日。文=猿渡由紀
2019年05月23日GU(ジーユー)より、ワーナー・ブラザースの人気キャラクターたちとのコラボレーションTシャツが登場。2019年4月1日(月)より全国のGU店舗およびオンラインストアで発売する。コラボレーションアイテムには、『トムとジェリー』や『ルーニー・テューンズ』などの人気キャラクターたちを、シンプルなワンポイントロゴや、ビンテージ風といったデザインで配した。トゥイ―ティーを前面にプリントしたビックTの他、ワンピースタイプも多数あり、カラーもホワイト、ブラック、オリーブなどバリエーション豊富だ。また、ウィメンズとキッズで用意しており、親子でリンクコーディネートをしておでかけも良いだろう。【詳細】GU×ワーナー・ブラザース コラボレーションTシャツ発売日:2019年4月1日(月)取扱店舗:全国のGU店舗、およびオンラインストア価格帯:・ウィメンズTシャツ 790~1,990円+税・キッズTシャツ 690円+税
2019年03月31日ワーナー・ブラザースが映画版「セサミストリート」の全米公開日が2021年1月15日に決定したことを発表した。タイトルは未定で、今年7月に撮影がスタート。「Deadline」などのメディアによれば、アン・ハサウェイが出演する方向で企画が進んでいるという。エルモ、ビッグバード、クッキーモンスターなどのキャラクターが人気の「セサミストリート」。今年、初放送から50周年を迎える長寿番組であり、これまでに『セサミストリート ザ・ムービー:おうちに帰ろう、ビッグバード!』と『エルモと毛布の大冒険』の2本の映画が製作されている。最新作となる3作目は「Portlandia」(原題)の共同監督や脚本を務めてきたジョナサン・クリゼルがメガホンを取る。ワーナーは、実写とアニメのハイブリッド映画版「トムとジェリー」の全米公開日も発表。こちらは2021年4月16日に公開予定とのこと。ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが作っていた1940年代から50年代の「トムとジェリー」の短編シリーズをベースとし、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』などのティム・ストーリーが監督する。(Hiromi Kaku)
2019年03月13日世界で大ヒット中の『アクアマン』の世界興行収入が11億ドル(約1200億円)を超えた。ワーナー・ブラザースの作品で10億ドル(約1100億円)を突破したのは、2012年の『ダークナイト ライジング』以来初めてという快挙。そこで、ワーナーはすでに『アクアマン』の続編、『Aquaman 2』(仮題)の製作を決定し、動き出しているようだ。「Variety」誌などが報じた。脚本は、前作の脚本家のひとり、デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックが手掛けるという。前作のジェームズ・ワン監督はピーター・サフランとともにプロデューサーを務めるが、再びメガホンをとるかどうかは明らかになっていない。主演のジェイソン・モモアは、昨年「Total Film」誌に「『アクアマン』の撮影中から続編のアイディアをサフランやワーナーに売り込んだ」と語っていたほど続編に乗り気だった。ワン監督とサフランは、『アクアマン』のスピンオフ映画『The Trench』(原題)のプロデュースを行うことも発表されている。『The Trench』はほかのDC映画より低予算で作られるとのことで、『アクアマン』のメインキャラクターたちは出演しない。(Hiromi Kaku)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年02月13日香取慎吾(41)が9月28日までに自身のツイッターとインスタグラムを通じ、大手レコード会社「ワーナー・ミュージック」と契約したことを発表した。SNSに「We Join Warner Music Group family!! 」とつづった香取。さらには稲垣吾郎(44)や草なぎ剛(44)らと撮影した写真を掲載したのだ。「SMAP時代はビクターに所属していましたが、もともと3人のマネジメント会社社長がワーナーとも交流があったのです。その縁もあって、今回の契約に至ったようです」(レコード会社関係者)昨年9月、ジャニーズ事務所を退所した3人は同じマネジメント会社に所属。メインはあくまでも俳優業だが歌手活動も行っており、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」をイベントで生披露していた。「外資系のワーナーだけに、アーティストには“稼げる”ということが求められます。その点、今年4月に香取さんと草なぎさんのユニット『SingTuyo』名義でリリースした『KISS is my life.』は配信チャートで大人気でした。そうしたことも、契約の決め手となったようです」(芸能記者)ファンが待ち望んでいた3人の音楽活動。今後3人での“CDデビュー”や本格的なライブ開催など、音楽活動での発表が注目される。
2018年09月28日先月、スティーヴン・スピルバーグ監督が初めてDCコミックスの作品(『ブラックホーク』)を監督することが発表されたが、ワーナー・ブラザースとDCコミックスはほかの製作予定作品のためにピーター・ジャクソン監督にもラブコールを送ったようだ。「TheOneRing.net」が報じた。映画版『ロード・オブ・ザ・リング』(『LOTR』)シリーズや、『ホビット』シリーズを手掛けたジャクソン監督は、Amazonが製作するドラマ版「LOTR」の製作総指揮のオファーも受けており、DC作品とどちらを取るべきか検討中だそうだ。少なくとも5シーズン製作されることがすでに決定しているドラマ版「LOTR」。1,000億円以上(10億ドル)の製作費をかけ、「Amazonの看板ドラマ」になることが予想されている。ファンからは「中つ国(『LORT』の舞台)を離れてDC作品に飛び込むべき!」とDCを推す声が多く、今後製作が予定されている『ジャスティス・リーグ・ダーク』(原題)や『グリーン・ランタン・コープス』(原題)など作品名を挙げてジャクソン監督にアピールも。自身が作りあげ慣れ親しんできた『LORT』を動画配信サービスという新たなプラットフォームで再び作るか、自身初となるアメコミ作品に足を踏み入れるのか、ジャクソン監督の選択に注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2018年05月11日