57歳という若さで死去した歌手プリンスさんの長年のコラボ相手であり、元恋人でもあるシーラ・Eが、プリンスの残した作品を管理したいと考えているようだ。1983年に代表曲「パープル・レイン」のレコーディングにも参加しているシーラが、推定3億ドル(約320億円)といわれる遺産の管理をしたいとプリンスさんの妹タイカ・ネルソンに申し出たという。関係者の1人は「シーラはなんとしてもプリンスの遺産を守りたいようで、プリンスの友人達もそれをかなり推してくれているみたいですが、家族はそれを許可しないような感じです」と明かす。また、このシーラの申し出は自身の利益のために動いているだけではなく、自身をスターダムに駆け上がらせてくれ、またずっと友人関係を続けていたプリンスさんへの純粋な愛情からきているようで、その関係者は「シーラは無料で管理をするとまで申し出たんです」とRadarOnline.comに続けた。そんな中、プリンスさんは遺書を残していなかったことからタイカが相続財産管理人になっており、全作品や、ペイズリー・パークの自宅に残っているとみられているたくさんの未発表曲の管理にあたることになっている。金銭的な財産については、プリンスの兄弟や姉妹に分与されることになる。一部の曲の権利はワーナー・ブラザース・ミュージックが持っているものの、こんなにも素晴らしいソングライターの作品を長期的に保護していくためには、適切な管理が必須となってくるが、前述の関係者は「タイカはこういうものを管理するのに慣れていないので、完全に混乱しています」「とはいえ、他の義兄弟や義姉妹たちは、さらにこういうことにうといのです!」と理想とは程遠い現状を説明する。現在プリンスの音楽はiTunesやCDなどで購入することができる。(C)BANG Media International
2016年04月30日4月21日(現地時間)に急逝したアメリカのポップミュージシャン、プリンス。この度、プリンスを追悼する特別番組「PRINCE ~創造にみちた天才の軌跡~」が5月8日(日)にBSプレミアムで放送される。57歳という若さでこの世を去ったプリンスことプリンス・ロジャーズ・ネルソン。1982年に大ヒットアルバム「1999」で一躍有名となり、そのキャリアにおいてアルバム累計セールス1億万枚以上、そしてグラミー賞を何度も受賞するという輝かしい記録を残してきた。斬新なアイディアで時代の先端を走り続け、常に彼は人々を驚かせ続けた。訃報を受け、マドンナをはじめ、バラク・オバマ米大統領ら世界中が哀悼の意を表し、またウィル・スミスは、亡くなる前日に会話を交わしたことを明らかにし、悲痛の想いをFacebookの公式ページに書き込んだという。世界中にその衝撃与える中、今回の放送は、そんな彼の生涯をミュージックビデオやライブ映像など貴重なアーカイブスでふり返る特別番組。創造の神に愛された天才の作品、「パープル・レイン」「1999」「KISS」「サイン・オブ・ザ・タイムス」ほか、様々な人に愛された楽曲をあらためて紹介する。また、現在渋谷HUMAXシネマにて、プリンス自らが監督を務めたライブフィルム『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』が追悼上映。さらに5月11日~22日(現地時間)に開催される「カンヌ国際映画祭」では、プリンスの追悼企画が行われる。「PRINCE ~創造にみちた天才の軌跡~」は5月8日(日)22時50分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月29日57歳という若さで死去した歌手のプリンスさんは、死の半年前にエイズが発症していると知らされていたようだ。90年代にHIVに感染していたというが、宗教上の理由から治療を受けることを拒否し、昨年ついにエイズが発症していたとみられている。エホバの証人の信者だったプリンスさんの友人たちは、ナショナル・インクワイアラー誌に「プリンスさんは調子を崩していました。医師たちは、血球数が異常に低く、体温が平温の37度よりも危険なほどに下がっていると伝えていたみたいです。彼は完全に鉄欠乏症で、とても弱っていて、たびたび方向感覚を失っていました。たまに何か食べましたが、食べても全てをもどしてしまっていました」と語っている。そんな体調が思わしくない中でもプリンスさんは周囲に「神が僕を治癒することができ、そうしてくださる」と話していたという。医師からエイズの事実を知らされた際、その宗教の信者たちはプリンスさんが薬物治療を受けるのを勧めなかったのだという。ある関係者は「プリンスさんは永遠の命を持っていると彼らから言われていましたし、信仰によって治ると信じていました」「ですが、症状がまた戻ってきて、治療を施すにはもう遅い段階でした。夏を過ぎた頃までの命と言われていましたが、彼の免疫システムはとても弱っていました」と様子を説明する。プリンスさんはエイズからくる痛みと臀部の問題のために、オピオイド系の鎮痛剤を取っていたといわれている。また、死の6日前にアトランタ公演を終えプライベートジェットで自宅へと帰る途中、鎮痛剤のパーコセットを過剰摂取し、アヘン剤を解毒する「セーブショット」を投与されていた。友人たちによると、プリンスさんは自身の死を察しており、葬儀のことも計画し始めていたともいわれている。先週検死が行われ、死の原因となる外傷や暴力を振るわれた跡はみられなかったことが確認されている。(C)BANG Media International
2016年04月29日去る4月21日(現地時間)の早朝、世界を代表するミュージシャン、プリンスがミネソタの自宅“ペイズリー・パーク・スタジオ”で急死した。この訃報を受け、同い年のマドンナらミュージシャンのみならず、米国オバマ大統領まで、世界中が哀悼の意を表しているが、このほど、プリンス自身が監督を務めたライブフィルム『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』を“劇場最高音響”にて追悼上映することが決まった。「モーターヘッド」レミー・キルミスター、デヴィッド・ボウイ、そしてプリンスと、昨年末から相次ぐビッグスターたちの急逝。日本でもミュージシャン、音楽ファンが一様に悲しみに沈んでいる中、今回、1987年発表の2枚組アルバム「サイン・オブ・ザ・タイムズ」(グラミー賞ノミネート)のリリースにあわせて行われたヨーロッパツアーを中心に収めた本作が、“劇場最高音響”で蘇る。プリンスの劇場映画としては、『プリンス/パープル・レイン』『プリンスアンダー・ザ・チェリー・ムーン』に続く3作目で、監督を務めたのはプリンス自身。1989年に日本初公開、2014年にはHDニューマスター版でリバイバル上映された。キャット、シーラ・Eほか、当時の恋人とうわさされていたシーナ・イーストンも登場する。プリンスの音楽を愛するファンたちで、もう一度、彼の音楽を堪能したい。『プリンス/ サイン・オブ・ザ・タイムズ』は4月30日(土)~5月7日(土)連日20時40分より渋谷HUMAXシネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日21日に57歳で死去した米人気歌手プリンスさんのペイズリー・パークの自宅兼スタジオが、ミュージアムとしてファンに公開されることになると、遺族が発表した。プリンスさんの義弟モーリス・フィリップスは、ザ・サン紙に「私たちはプリンスの思い出の場としてペイズリー・パークをミュージアムにするつもりです」「ファンのための場所になります。プリンスにとってファンの皆さんが全てでした。この場は彼の遺産である彼の音楽をとどめるところとなります」「プリンスは常にプライベートを大事にする人間でしたが、彼の音楽は記憶にとどめてほしいと願っていたことでしょう」と話した。この言葉を裏付けるように、コラボレーターであり元恋人でもあったシーラ・Eは、プリンスさんが生前、すでに自宅のミュージアム化を考えていたと『エンターテイメント・トゥナイト』に明かしていた。シーラは「ペイズリーをプリンスが望んでいたかたちにしてくれることを願っているわ。彼はミュージアムにすることに取り掛かっていたの」「彼はツアーからの記念品などの品々を集めて始めていたところだったの。私のドラムとか彼のバイクとかね」と語った。シーらはまた、「彼のアワードとかが飾られている廊下があるの。本人はそういうことにこだわらなかったんだけど、ファンは見たがるだろうと分かっていたから飾っていたのよ」「その廊下は彼の写真が並んでいて、みんなが目にしたことのあるものもあれば、そうでないものもあるわ」「彼が手を伸ばした姿の壁画があって、その手の片方はプリンスが影響を受けた人たちでもう一方は私たちみたいに一緒にプレーした人になっているの。すごく美しいのよ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年04月26日5月にフランスで行われるカンヌ国際映画祭で、21日に急逝した人気歌手プリンスさんの追悼企画が行われることになった。広報担当が「プリンスの追悼するつもりですが、現時点ではそれ以上の情報はありません」と認めた。そんな中、プリンスさんと近しい人々はそれぞれのかたちで追悼の意を示そうとしており、プリンスの元妻マニュエラ・テストリーニはプリンスさんのために学校を計画しているのだという。「私はプリンスをたたえる学校を創立しようって数日前にプリンスに連絡していたところだったの。今となっては彼の思い出とともに学校を作ることになってしまうから、胸が痛いわ」と明かした。マニュエラはまた、「プリンスと私は一緒に魔法のような経験をして、彼のことを本当に愛していた。私は彼を夫、友人、本物の博愛主義者として知っていたわ。慈善を通して私たちは一緒になり、10年以上前にプリンスが私に自分のチャリティ団体をスタートさせることを応援してくれたの」と語った。カンヌ国際映画祭は5月11日から22日に開催される。(C)BANG Media International
2016年04月26日俳優のウィル・スミスは、人気歌手プリンスさんの死の前夜に話をしていたばかりだったという。21日午前にプリンスさんがペイズリー・パーク自宅内のエレベーターで遺体で発見されたことを受け、前日に話をしたばかりだったというウィルがフェイスブックに「とにかく驚いているし、悲しみに打ちひしがれているよ」「昨晩に彼とは話をしたばかりだったんだ。今日ジェイダと僕は、美しい詩人であり、真のインスピレーションであり、この地球上に存在した最も素晴らしいアーティストの1人を失った喪に服しているよ」と心境を明かした。また、ウィルの妻ジェイダ・ピンケット=スミスも自身のフェイスブックで、追悼メッセージを投稿。「プリンスはこの業界に私を入れてくれた最初のアーティストの1人だった」「彼は天才的アーティストというだけでなく、親切で面白く、美しい意味で奇抜で、探求心が強く、創造力に富み、魅惑的で、スピリチュアルで反抗的、そしてとても知的な人だった。そして他人のルールではなく、自分なりのルールで自分の人生を生きるという力を私に早くから教えてくれた人だった」「今日私たちが失った存在を言葉で表すことなんて本当にできない」「私の友人パレスの言葉を借りれば『音楽はその心音を亡くしてしまった』。美しいあなた、安らかにお眠り下さい」とつづった。(C)BANG Media International
2016年04月25日スパイク・リー監督が21日、人気歌手プリンスさんの死を追悼したストリートパーティーをブルックリンで開催した。同日午前に遺体が発見されたプリンスさんの死を悼んで、リーは自宅前に集まった1,000人以上のファンたちと共にプリンスさんのヒット曲の数々に合わせて踊り明かした。スパイクはその場で「僕たちはみな彼の突然の死に驚いているけど、彼はスピリットという形でまだここにいるし、僕らはそんな彼が大好きなんだ」「だから僕らはただ歌って踊って叫びまくるのさ!」と話した。警察もこのパーティーに協力し、その一角を通行止めにしていたという。ファンたちはニューヨークのアポロ・シアターやロサンゼルスのレイマート・プラザ・パーク、『パープル・レイン』が撮影されたミネアポリスにあるナイトクラブ、ファースト・アベニューなど各地で同じような追悼パーティーを開催したようだ。ファースト・アベニューのフェイスブックでは「私たちの心は痛みに打ちひしがれています。プリンスはファースト・アベニューの守護聖人でした。彼はこのステージで成長し、その後は指導しました。それに彼は私たちの都市をひとつにしてくれたのです...安らかにお眠り下さい」と追悼メッセージが投稿されている。(C)BANG Media International
2016年04月25日57歳で急死した米人気歌手プリンスさんは、死の数日前に薬物過剰摂取に対する治療を受けていたようだ。21日にペイズリー・パークの自宅兼スタジオのエレベーター内で死亡しているところを発見される前の今月15日、プリンスさんはプライベートジェットでの飛行中にインフルエンザが悪化したことにより病院へと搬送されたと複数の関係者がTMZに伝えたと報じられていたが、その真相は全く違うものだったようだ。アトランタ公演からミネソタ州の自宅まで帰る途中、到着まであと48分という距離で、緊急着陸となり病院搬送されていたが、その際、医師団からアヘン剤の効果を抑える「セーブショット」が投与されたという。プリンスさんは医師たちより病院で24時間安静にするようにと言われていたが、個室の確保ができなかったために、その後また自宅へとプライベートジェットで向かったと前述の関係者たちはTMZに話していた。他の情報筋は、病院を去ったときのプリンスの体調は思わしくなかったと語っている。プリンスさんの正式な死因についてはまだ明らかになっていないが、ミネソタ警察当局は、調査を進めるにあたってその病院での記録を参考にしたいと考えているようだ。プリンスさんの代理人はこれらの主張に対してまだ正式コメントを出していない。(C)BANG Media International
2016年04月23日米人気歌手プリンスさんが57歳で急死したことを受け、バラク・オバマ大統領が「クリエイティブのアイコンを失った」と追悼した。オバマ大統領は声明の中で「本日、世界は1人のクリエイティブのアイコンを失いました。ミシェル(大統領夫人)と私は世界中の何百万人ものファンの皆さんとともにプリンスの急な死を悼んでいます」「(ポップ音楽のその音とメロディーで)こんなにも顕著な影響を与え、またその才能でたくさんの人々の心に触れたアーティストは数多くいません」と追悼の意を表した。さらに、オバマ大統領はプリンスさんの多才さをたたえ、「最も才能のある多作のミュージシャンとして、プリンスは全てをやりました。ファンク、R&B、ロックンロール。楽器演奏の達人、素晴らしいバンドリーダー、衝撃的なパフォーマーでした」「プリンスはかつて、強い精神はルールを打ち破ると言いました。プリンス以上に強く、大胆で、クリエイティブな精神を持つ人はいませんでした」とし、最後に「我々の想いと祈りは、プリンスのご遺族、バンド、彼を愛する全ての人々とともにあります」という言葉で締めくくった。(C)BANG Media International
2016年04月23日音楽界の偉大なスターがまた1人この世を去った。1月にはデヴィッド・ボウイが亡くなり今月21日(現地時間)には歌手のプリンスが57歳の若さで急逝、世界に衝撃を与えている。以前より体調を崩していたというプリンスだが、「亡くなる前日の夜に会話したばかりだったのに」とFacebookの公式ページに書き込んだウィル・スミスの悲痛は計り知れない。「呆然とし、悲しみにくれている」と言うウィルは、「妻ジェイダと共に、美しい詩人、本物のインスピレーションであり、そして地球上に美しい音をもたらした素晴らしいアーティストの1人を失ったことをみんなで悼みたいと思います」とコメント。妻ジェイダ・ピンケットも「私たちみんなが今日失ってしまったものを言葉で表現することは本当にできない…」と絶句している。死因は明らかになっておらず、金曜日(現地時間)に解剖が行われるという。プリンスが亡くなった際、身元の分からない男性から救急車要請の電話があったといい、そのときの会話の記録が現地の郡保安官事務所によって公開された。それによれば、男性から電話があった21日午前9時43分、すでにプリンスは意識もなく、亡くなっているようだったのが見て取れる。プリンスの周りには何人か人がいたらしく、混乱した状況だったようだ。ミネソタ州にある自身のスタジオのエレベーターで発見されたプリンス。「ETonline」によれば引き続き保安官事務所が詳しく捜査をする予定とのこと。(Hiromi Kaku)
2016年04月22日2016年に入り、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイトが亡くなった。また一人、巨星が消えた。プリンスの遺体が21日(木)朝、ミネソタ州にある自身のペイズリー・パーク事務所で発見された。プリンスのデビューは意外に古く1978年、20歳だった。一人で全パートを作り上げたと言われるサウンドは、ファンクでソウルそのものだった。1979年発表のセカンドアルバム「Prince」の中では「I Wanna Be Your Lover」という曲で、ヴォーカルトラックを加工し、彼の世界を進み始めた。転換はソロ名義からプリンス・アンド・ザ・レヴォリューションを名乗るころ。大ブレイクの「Purple rain」を発表する時期に向かう。元々マルチプレイヤーな彼だが、「Purple rain」のミュージックビデオでのギタープレイは最高のギタリストの一人であることを証明した。クラウドギターと呼ばれる、何となく弾きにくそうなオリジナルギターを抱えジミ・ヘンドリックスのオマージュを色濃く漂わせていた。イントロはLittle wingを彷彿とさせ、リッケンバッカーを持ったウェンディー・メルボインのカッティングフレーズが、この大作にふさわしかった。プリンスのギターソロでは、ファズたっぷりのフィードバックや分厚く、もったりとしたグリッサンドには痺れた。またプリンスの愛機はクラウドギターの他に、日本のH.S.アンダーソン製のMad Catというテレキャスターモデルがある。デビュー当時から使用しており、このMad Catをジョージ・ハリスンのトリビュートコンサートでも弾いている。While my guitar genrly weepsでトム・ペティやジョージの息子を従えて、フロント・ピックアップから生まれる情感のこもったギターソロを聞かせてくれた。最高のギタリストの57歳という早すぎる死に冥福を。
2016年04月22日米人気歌手のプリンスさんが21日、米ミネソタ州にある自身のペイズリー・パーク事務所で死去しているのが発見された。複数の関係者が米メディアに認めた。57歳だった。午前9時43分に救急隊が現場に駆け付けたものの、その遺体がプリンスさんであることはすぐに認識されなかったという。プリンスさんは今月15日、数週間に渡って患っていたインフルエンザの症状がプライベートジェットでの飛行中に悪化したことにより、病院へと搬送されていた。しかし翌日には、ファンに元気な姿を見せようとダンスイベントに出席するほどの回復ぶりを見せていた。そのステージで歌こそ歌わなかったが、観衆に「祈りを無駄にするまで数日間待ってくれよ」と呼びかけていた。また、プリンスさんは体調不良のため2公演をキャンセルしており、先週にはインスタグラムに真っ白な画像を投稿したことでファンからお見舞いのメッセージが殺到していた。プリンスことプリンス・ロジャース・ネルソンさんは、1982年に大ヒットアルバム『1999』で一躍有名となった後、そのキャリアにおいてアルバム累計セールス1億万枚以上、7度のグラミー賞受賞という輝かしい記録を残した。2004年にはロックの殿堂入りの資格を得たその初年に殿堂入りを果たしている。1993年にレコード会社との契約に反対するかたちで芸名をシンボルへと改名したことはあまりにも有名だ。その生涯において2度の結婚をしており、初婚の相手であったダンサーのマイテ・ガルシアとの間には1996年に息子のボーイ・グレゴリーが誕生したが、生後わずか1週間で他界した。その後、マイテとは4年間の結婚生活の末2000年に離婚し、翌年に結婚したマニュエラ・テストリーニとは5年間の結婚生活の末2006年に離婚している。昨年9月に『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』、同年12月に『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ツー』をリリースしたばかりで、今年に入ってからは『ザ・ビューティフル・ワンズ』という名の回顧録を執筆していることを明かしていたところだった。(C)BANG Media International
2016年04月22日昨年の冬に公開された映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の貴重なメイキング映像が公開になった。現在、発売されている本作のブルーレイ&DVDにも収録されていないもので、世界有数のアニメーターたちが“手作り”でストップ・モーション・アニメーションを作り上げていく過程が紹介されている。メイキング映像本作は、サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』のその後を描いた作品で、9歳の女の子と元飛行士のおじいさんのドラマと、『星の王子さま』の世界の物語を、最新のCGアニメーションと、精巧につくられたフィギュアを1コマずつ撮影していくストップ・モーション・アニメーションを組み合わせて描いている。このほど公開になったのは、カメラがアニメーション・スタジオに潜入し、本作の創作過程を捉えたもの。現在、アニメーション制作はコンピュータが主流だが、スタッフは紙を丁寧に細工して砂漠の起伏を作り出し、キャラクターの表情を細部まで徹底的にこだわって造形していく。スタジオは通常の撮影と同じようにセットが組まれ、照明が設置され、カメラ位置が入念に確認される。本作はキャラクターの表情、動きにこだわって撮影が行われたため、ひとりのアニメーターが1週間作業しても、5秒から10秒ほどしか制作することができない。メイキング映像には他にもスタッフがコツコツとフィギュアを手入れしていく過程や、美しいセットが組まれたスタジオの光景など貴重な映像が多数収録されており、より深く映画を楽しめる内容になっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルも配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENTERTAINMENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2016年04月05日バトシンやとまんら、いま人気急上昇中の新世代BOYSグループ「XOX(キス・ハグ・キス)」が、この度、新感覚ラブストーリーコミックス「五ツ星プリンス」とのコラボを実現!「XOX」メンバーの5人が、本作に登場する5人のプリンスとしてドキドキのシチュエーションを演じ、視聴者がヒロイン気分を味わえる“胸キュン”コラボ映像が一挙解禁された。主人公は、つい人の世話を焼いてしまうひなた、高校2年生。彼女がいま気になっているのは、隣の席の人気者・篠田陽一郎。しょっちゅう授業をさぼって寝ている陽一郎を保健室まで起こしに行くのが、いつしかひなたの日課に。ある日、学校を休んだ陽一郎の家を訪ねたひなたがたどり着いたのは、なんと豪華なホテル!しかも陽一郎がそのホテルの支配人代理!?ホテルのみんなの前で勝手に陽一郎の助手に任命されたひなた。しかも、同僚のホテルマンはイケメンぞろいで…!個性豊かなイケメンキャラクターたちと繰り広げる“胸キュンおもてなしストーリー”を、“漫画×音楽”のメディアミックスコンテンツとして展開する「五ツ星プリンス」。それぞれのキャラクターには、梅原裕一郎、蒼井翔太、八代拓、上村祐翔、生田鷹司ら次世代を担う若手人気声優たちが起用され、ボイスドラマやキャラクターイメージソングを発売。真田ちかによるコミック原作は、現在「別冊フレンド」(講談社刊)にて連載中だ。今回、コミック第2巻発売を記念して、本コンテンツと「XOX」の映像コラボが実現。本作に登場する5人のプリンスの胸きゅんシーンを、「XOX」メンバーが忠実に再現した第1弾に続き、視聴者がヒロインの立場でたっぷりと楽しめる第2弾映像が公開された。中でも「桐野龍臣は魔法をかける」編では、仕事でミスをしてしまった貴女に、とまんさん演じる龍臣が話しかけてくる。怒られると思いきや、あま~いご褒美が待っていて…!とまんさんにシュークリームを「あーん」してもらえるような気分が味わえる、ドキドキのシチュエーションには、ファンならずとも乙女胸キュン必至だ。ホテルのシェフで、ふわふわとした雰囲気で実年齢よりも幼く見える“キュートでぷりちぃ ヤンデレプリンス”桐野龍臣役を演じたとまんさんは「僕は龍臣ほどかわいくはないですが、僕をオーバーにしたら龍臣になるんじゃないかな?主人公のほっぺについた生クリームを食べるシーンは、男の子が女の子にすることってあんまりないと思うので、印象的でした。実写化をするのは怖い部分もありますが、自分たちのままでその役をさせていただきました。龍臣だけどとまんでもある、重ねあえるけど違うという部分を楽しんでほしいです」と見どころを語った。そのほか映像は全6種類。バトシンさんが篠田陽一郎役を演じる「篠田陽一郎にはウラがある」編、田中理来が西島涼役を演じる「西島涼は目で見抜く」編、木津つばさが仙川那央役を演じる「仙川那央は笑わない」編、志村禎雄が宮内聖也役を演じる「宮内聖也は頑張り屋」編、そして「XOX」の楽屋にメンバーと一緒にいるような体験ができるオフショット「XOXと秘密の楽屋体験編!?」編だ。現在、「五ツ星プリンス」公式YouTubeチャンネルにて公開中。少女漫画ならではのドキドキのシチュエーションを、次世代イケメンたちが三次元で表現するトキメキ度満点の映像を見逃さないで。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日プリンスが1994年のステージで使用したラインストーン付きの手錠が、オークションに出品されることになった。プリンスが『ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド』のパフォーマンスの際に使用したことで有名なこの手錠が、デモテープやギブソンのギター、手書きの歌詞と共にオークションにかけられるという。この貴重アイテムの数々は、プリンスの元妻マイテ・ガルシアと元マネージャーのオーウェン・ハスニーによってネイト・D・サンダース・オークションへ出品された。今回出品されたギターはプリンスが初期のレコーディング時を通じて使用されたもので、オーウェンによる証明書も付いてくるようだ。入札は6万ドル(約682万円)からとなっており、落札価格の5パーセントはチャリティ団体アウワ・ハウス・LA’sキャンプ・エリン・フォー・グリーヴィング・チルドレンへと寄付されるという。またプリンスがマイテにプレゼントしたダイヤの婚約指輪も10万ドル(約1,140万円)からで出品されており、このアイテムにはハート形の紙に書かれたプリンスの手書きのメッセージも付いてくる。(C)BANG Media International
2016年03月15日俳優のトミー・フラナガン(50)が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演することが決まった。カート・ラッセル、エリザベス・デビッキ、クリス・サリバン、ポム・クレメンティーフがすでにキャスティングされている本作で、トミーはマイケル・ルーカー扮するヨンドゥ・ウドンタが率い、クリス・プラット扮するピーター・クイルを誘拐した宇宙海賊ラヴェジャーズの1人を演じることになり、同海賊内で物議を醸すキャラとなるようだ。トミーはツイッターで「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演するってついにお知らせできるよ」と伝えている。マーベル・シネマティック・ユニバースが手掛ける本続編には、主演のクリスをはじめ、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、カレン・ギラン、マイケル、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グレン・クローズら主要キャストの続投も決まっており、アトランタ・パインウッド・スタジオを通してケヴィン・フェイグがプロデューサーを務め、ジェームズ・ガンがメガホンを取る。公開は2017年5月5日を予定している。(C)BANG Media International
2016年03月01日ジェラルド・バトラー主演作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』が5月に公開されることが決定した。最新作では、英国のロンドンを舞台に、シークレットサービスの主人公とテロリストの戦いを描く。その他の情報前作では、ワシントンのホワイトハウスが襲撃され、米大統領シークレットサービスのマイク・バニング(バトラー)が混乱する状況下で敵に立ち向かったが、新作はそれから2年後が舞台。イギリスの首相が謎の死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀に各国の首脳が集結。厳重な警備体制が敷かれる中、ロンドン同時多発テロが発生し、マイクは、米国大統領と決死の逃亡劇を繰り広げる。バトラーだけでなく、大統領役のアーロン・エッカート、副大統領役のモーガン・フリーマンが続投し、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらが新キャストとして出演する。『エンド・オブ・キングダム』5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年02月22日『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13年)の続編『エンド・オブ・キングダム』(原題:『London Has Fallen』)が、5月28日より日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルが22日、公開された。完全無欠のホワイトハウスが陥落するという斬新な設定と、迫力あるアクションで大ヒットを記録した『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編となる本作は、舞台をイギリス・ロンドンに移し、製作費も大幅にスケールアップ。前作を超える"現代最大の敵(テロリズム)"との壮絶な闘いを描く。物語は、ホワイトハウス陥落の2年後。イギリスの首相が不可解な死を遂げ、葬儀のために各国首脳陣が大集結したロンドンで、超厳戒態勢の中、同時多発テロが勃発する。再び命を狙われたマイクとベンジャミンは、決死の逃亡を繰り広げていく。キャストには、米大統領のシークレットサービス、マイク・バニング役にジェラルド・バトラー、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャー役にアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブル役にモーガン・フリーマンと、前作に引き続きハリウッドを代表する俳優が再集結。さらに、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらも出演する。公開されたポスタービジュアルは、史上最大規模のテロ攻撃を受け、崩れ落ち燃え上がる"王国(キングダム)"の街並みと、世界の運命を託されたマイクらの静かながらも熱い思いに満ちたまなざしが印象的なデザインに仕上がっている。(C)LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.
2016年02月22日2016年1月より放送開始予定のTVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』より、PV第2弾が公開された。6人で一つのチームを組み、街を駆け抜け、障害物を跳び越え、その速さを競い合うエクストリーム・スポーツ《ストライド》。そんな《ストライド》に魅せられた高校生たちの姿を描き、大ヒットを記録した『プリンス・オブ・ストライド』(企画・原作・デザインワークス:曽我部修司[FiFS])を、アニメーションとして再構築した作品が、2016年1月より放送開始となるTVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』だ。○TVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』PV第2弾なお、12月13日に開催される先行上映会では、来場者へのクリスマスプレゼントとして描き下ろしクリスマスカードをプレゼントされる。詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 FiFS/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/POSA製作委員会
2015年12月10日1943年に出版されて以来、時を超えて愛され続けているサン=テグジュペリの傑作「星の王子さま」の“その後”の物語をアニメーションで描く『リトルプリンス 星の王子さまと私』。21日に公開がスタートした本作の日本語吹き替え版キャストに、超人気声優・宮野真守が参加していることが判明!宮野さんからシネマカフェにコメントが到着した。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機に書かれていた“小さな王子の物語”の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友だちになっていく。そんなとき、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のためにプロペラ機に乗って王子を探す旅に出た――。11月21日に567スクリーンで公開が始まり、オープニング3日間で興行収入1億8,000万円を突破するという洋画No.1スタートを切った本作。日本語吹き替え版キャストには、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木ら豪華な俳優陣が名を連ね大きな反響を呼んだが、今回、さらに超人気声優の宮野真守が吹き替え声優として参加していることが明らかになった。宮野さんはアニメ「DEATH NOTE」夜神月役や『亜人』永井圭役など話題作で多く主演を務め、最近では天海祐希らが日本語吹き替え版キャストを務めた『ミニオンズ』で、1人2役演じるなど洋画の吹き替えでも多数出演。アーティスト活動も活発で、現在は全国ライブツアーを敢行中だ。宮野さんは自身が演じる役柄について「僕の演じた役柄自体がネタバレなので、詳しく言えないのですが…(笑)」と話しながらも「例えるなら、彼は、勉強ばかりでつまらない大人のような心を持ってしまった主人公の女の子の写し鏡のような存在」と明かし、「とにかくドジで間抜けな男なのですが、心優しい憎めない奴なんですよね。とっても大切な経験をしているのに忘れかけている」とキャラクターへ想いを語った。そんな宮野さんが本作で気に入っているシーンは、主人公の女の子と飛行士が2人で遊ぶシーンなんだとか。「懐かしい気持ちになりますし、暗闇で光る蛍光ペンキで遊んだり、凧揚げしたりする2人の姿を見てとても微笑ましくて、心が温かくなりました」。宮野さんが語ったように、観賞した多くの人から感動の声が続々と上がる本作。子ども向けのアニメーション映画という枠を超えて、普段頑張るオトナたちが、日頃忘れがちな大切なものを思い出せる映画として注目を集めるが、宮野さんも、いつも頑張る“オトナ女子”たちに本作を見て欲しいという。「いつも頑張っているオトナ女子には、ぴったりな映画だと思います。無理に大人になろう、しっかりしようと思いすぎずに、素直に泣いたり笑ったりするのもいい大人だと気づかせてくれる作品です。心温まりたいアナタ…是非この映画に触れてみて下さい」と、オトナ女子へエールを送りつつ本作をアピールした。宮野さんが「悲しさも含みつつ、とにかく間抜けでひ弱な男を(笑)、楽しく演じさせていただきました」と収録の感想を語る役とは一体どんな役なのか?答えはぜひ劇場で確かめて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月30日11月21日に全国567スクリーンで公開され、オープニング3日間で初登場1位を記録した映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』のヒットの影響を受け、原作本の売り上げが約5倍に伸びるなど、『星の王子さま』ブームが再燃していることが26日、わかった。『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。SNS上では、本作を鑑賞した人から「やっぱり見終わったら、また原作が読みたくなりました」、「実は星の王子さまって読んだことない…!けど、読みたくなったから、図書館でかりてきた」といった声が多く寄せられている。そして、原作本の売り上げが大きく伸びており、文庫版やハードカバー版など複数種を発売する岩波書店の担当者は「11月1日~23日の対前年店頭売り上げを比較すると『オリジナル版 星の王子さま』の販売実績は約5倍になっております」と明かし、この現象について「『星の王子さま』自体、もともとが常に売れ続けているロングセラーである上に、11月くらいからクリスマス商戦での増売もあります。それに対しての対前年5倍という数字は映画化タイアップ作品の中ではかなり、良い数字」と分析している。また、11月19日に日本橋タカシマヤでスタートした「リトルプリンス星の王子さまと私展」では、23日までの5日間で来場者数1万4,254人を記録。さらに、「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」の来園者が、11月21~23日の三連休を昨年11月の連休と比較すると約2割増となり、映画とのコラボレーション企画実施の効果もあり、映画ファンも多数訪れているようだ。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年11月26日9歳の女の子と、かつて飛行機のりだった老人を主人公に、『星の王子さま』のその後を描く映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』が公開されている。本作で主人公の声を演じたのは、マッケンジー・フォイ(オリジナル版)と鈴木梨央(日本語吹替え版)。話題作に出演し注目を集めるふたりが、第68回カンヌ映画祭に参加した際の対談が公開された。その他の写真ふたりが演じたのは、名門校への入学を目指し、友達をつくる時間も惜しんで一生懸命に勉強ばかりしている女の子。彼女は、紙飛行機をきっかけに隣に住む風変わりなおじいさんと友だちになり、砂漠で出会った“小さな王子”の話を聞く。クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』では主人公の娘役を演じたフォイ(15歳)と、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で主人公の幼少期を演じた鈴木(10歳)。お互いの第一印象は「とても、とても可愛いと思いました。本当に優しい気持ちを持った素敵な人で、私が日本語を話せないのが残念に思えました」とフォイ。「すごい綺麗な方で、憧れます」と鈴木が語ると、フォイは少し照れながら思わず鈴木を抱きしめた。本作では豪華俳優陣たちと肩を並べ、様々な感情で声だけで細やかに表現したふたり。アフレコ収録についてフォイが「自分の体や、表情で表現できないから、感情をどのように伝えるかが難しかった」と振り返ると、鈴木は「アニメの口の動きに合わせてセリフを言うのがとても大変でした。特にささやくシーンは、小さい声でもはっきりと発音しなければならなかったので難しかったです」と話し、フォイも「ささやくんだけど、本当は違うという感じが難しかったよね」とうなずいた。『星の王子さま』には“大切なことは、目には見えないんだ”という名フレーズが登場するが、フォイは見えない大切なものについて「私にとっては愛かな。この作品でも描かれているけど、自分がいなくなる、また、周りの誰かがいなくなったとしても、愛があれば心の中に残るからです」と言い、鈴木は「努力です。自分が努力をし続けていけば素敵な人たちに巡り会えるからです」と語った。『リトルプリンス 星の王子さまと私』公開中
2015年11月25日不朽の名作「星の王子さま」のその後を描き、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。読むたびに印象を変え、発見を与える物語を受け継ぐ本作で、主人公の女の子を悩ませるのは「どんな大人になりたいか?」という簡単そうに見えて、とても難しい質問。女の子だけでなく、いまの大人たちをも悩ませるこの大切な命題に迫った。原作の母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本でも、吹替版に鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が顔を揃え、その吹替版主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、話題を呼んでいる本作。名門校への入学を目指し、友達をつくる時間も惜しんで一生懸命に勉強ばかりしていた女の子が、隣人の老飛行士が語る「星の王子さま」の物語と出会い、少しずつ成長していくストーリーとなっている。ある日、お母さんとともに挑んだ名門校のお受験の面接にて、“運命の質問”をされる女の子。2人は受験の出口調査で知り得た「君は我が校にふさわしいか」という質問の答えを用意し、準備万端のつもりだった。しかし、面接官から問われたのは、「君はどんな大人になりたい?」という質問。女の子は、準備していた答えをつい口にしてしまうが、自身の間違いに気づくとパニックを起こしてしまう。実は、女の子とお母さんが面接の順番を待つ廊下にはポスターが貼ってあり、そこには「どんな大人になりたい?」という質問に、男の子が「大切な人」と答える絵が描かれていて…。「どんな大人になりたい?」と問われても、飛行士から語られ、女の子が想像をめぐらす「星の王子さま」のお話で王子が出会うのは、どうにも“奇妙な大人”たちばかり。■「忙しい」が口癖。所有したがるビジネスマン夜空に浮かぶ星を所有したがる彼は、ひたすら星を数えている。王子になぜ星を集めるのかと尋ねられると、「金持ちになれる」と彼は言う。何のために金持ちになるのかと尋ねられると「もっと星を買える。お金があればなんでもできる」。仕事やお金が一番大切と考える大人の象徴として描かれている。■褒められたがりのうぬぼれ男大きな帽子をかぶったうぬぼれ男は、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる大人。帽子をとってお辞儀をするためだけに、帽子を被るような間抜けな男だ。「この星で一番、ハンサムで~」という自慢を王子にするが、「この星には君しかいないよ?」とひと言、言われてしまう。誰にでも褒められたい気持ちはあるとはいえ、それが行き過ぎた、賞賛の言葉しか耳に入らない大人の象徴となっている。■支配したいだけの王様自分の体面を保つこと、誰かを従わせることが大好きな王様は、いまにも頭から落ちそうな大きな王冠をかぶり、椅子にふんぞり返っている。王子に夕日が見たいとせがまれると「状況が整ったら」と答えるだけ。自分の権力が絶対と思い込み、人々に尊敬されたいという支配欲にまみれた大人の象徴だ。そんな本作を、ひと足先に鑑賞した漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「映画を観て再発見したのは、バラもうぬぼれ男もビジネスマンも自分の中にいる人格だということ。リトルプリンスの物語は、内側の小宇宙へのトリップだったと気付きました」とコメントする。また、日本語吹き替え版でうぬぼれ男を担当した大木さんは、「大人が見ても『はっ』とさせられるセリフがたくさんちりばめられている作品」と語り、試写会来場者からも、「自分にも(劇中の)女の子みたいな時代があった」「大人になるってなんなのか、色々考えさせられた」「最近仕事に疲れていたせいか、心が洗われた気がした」「昔、心動かされた気持ちを忘れずに大人になりたいと思う」という感想が続々と寄せられている。「将来、何の仕事に就きたいか、あなたの夢は?」と、子どものころ尋ねられたことのある人も多いはず。女の子が問われた「どんな大人になりたいか?」という質問は、さまざまなことを経験し、いろいろな人に出会ってきたはずの大人にも、「自分はどんなふうに生きたいのか」「自分にとって何が大切なのか」を改めて気づかせてくれることだろう。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月20日サン=テグジュペリ著の「星の王子さま」を初めて映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』と日本橋高島屋がコラボし開催される「リトルプリンス星の王子さまと私」展が11月19日(木)、同8階特設会場で開幕した。マーク・オズボーン監督公認による日本初の展覧会で、映画制作の舞台裏が分かるメイキング映像をはじめ、ストップモーション・アニメーション手法で実際に使われたパペット人形など、ほとんどが日本初公開となる100点以上のアートワークが展示されている。オープニングセレモニーには来日中のオズボーン監督をはじめ、日本語版吹き替えを務めるビビる大木、タレントでかつて「星の王子様」の朗読劇を披露したこともある松井玲奈が出席。オズボーン監督は「撮影中はバラバラだったピースが、こうして一堂に会するのは本当に感動的。映画の生まれる過程、そしてスタッフの愛情を感じてもらえれば」と感無量の面持ちだった。今回“うぬぼれ男”を演じ、声優に初挑戦した大木さんも「時間をかけて、妥協せずにキャラクターに命を吹き込む作業を知ることができる」と展示に大感激。この日は劇中キャラそっくりの鮮やかな衣装で登場し、オズボーン監督から「アメイジング!でもあんまり褒めると、うぬぼれちゃうかな(笑)」とイジられる場面も。現在は、第1子となる生後3か月の女の子のパパであり「いまはまだわからないかもしれないけど、小学生になったら見せたい」と目を細め、「育児もやってますよ。育児を通して、成長した大木の姿も見てもらえるはず」と胸を張った。「原作に加えて、新しいストーリーが広がっている」と映画を気に入った様子の松井さんは、「好きな男性のタイプは星の王子さま。 すごくピュアな心を持っているから」と明かし、「周りに?いないですねえ…」と話していた。本展は東京を皮切りに神奈川、大阪、京都を巡回。日本橋高島屋での開催は、12月1日(火)まで。『リトルプリンス星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月19日2016年1月より放送開始予定のTVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』より、オープニング/エンディングテーマの情報と「西星学園」のキャラクター設定画などが公開された。6人で一つのチームを組み、街を駆け抜け、障害物を跳び越え、その速さを競い合うエクストリーム・スポーツ《ストライド》。そんな《ストライド》に魅せられた高校生たちの姿を描き、大ヒットを記録した『プリンス・オブ・ストライド』(企画・原作・デザインワークス:曽我部修司[FiFS])を、アニメーションとして再構築した『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』が2016年1月より放送開始となる。注目のオープニグテーマは、TVアニメ『オーバーロード』のOPテーマでも話題を呼んだ、オーイシマサヨシ×Tom-H@ckによる男性アニソンアーティストユニット「OxT」が歌う「STRIDER’S HIGH」。そして、エンディングテーマは、劇中に登場する「ギャラクシー・スタンダード(西星学園)」の6人、諏訪怜治(cv. 宮野真守)、黛静馬(cv. 平川大輔)、千代松万太郎(cv. 江口拓也)、妹尾匡(cv. 鈴木達央)、黛遊馬(cv. 小野友樹)、奥村楓(cv. 豊永利行)によるキャラクターソング「Be My Steady」となる。なお、OxTの「STRIDER’S HIGH」は2016年2月3日、ギャラクシー・スタンダード(西星学園)の「Be My Steady」は2016年2月10日にそれぞれ発売予定となっている。○西星学園のキャラクター設定画を紹介■諏訪怜治 (cv. 宮野真守)西星学園高校3年生 / 178cm / 65kg / 0型 / ランナー西星学園ストライド部部長にして、アイドルグループ「ギャラクシー・スタンダード」のリーダー兼メインボーカル。物腰柔らかく、いつも微笑みを絶やさない余裕を持っている。藤原尊の走りを気に入り、ライバルながら何かと気にかけている。■黛静馬 (cv. 平川大輔)西星学園高校3年生 / 184cm / 62kg / A型 / リレーショナー西星学園ストライド部のリレーショナー。怜治の幼なじみで、常にそばでサポートをしている。「ギャラクシー・スタンダード」ではパフォーマーのリーダーを務め、個性豊かなメンバーを厳しくも優しく見守る部のまとめ役。■千代松万太郎 (cv. 江口拓也)西星学園高校3年生 / 179cm / 60kg / 0型 / ランナー楽しいことが最優先のチームのムードメーカー。老若男女全人類に友好的なためか、誰とでもすぐ友達になってしまう才能の持ち主。「ギャラクシー・スタンダード」では、パフォーマーを担当し、曲によってはラップも担当する。■妹尾匡 (cv. 鈴木達央)西星学園高校2年生 / 181cm / 71kg / AB型 / ランナー自分にも他人にも非常に厳しくストイックで、尊敬する怜治以外には、京言葉で辛辣な皮肉を口にすることが多い。また美しい肉体強化と維持には余念がない。「ギャラクシー・スタンダード」ではパフォーマーを担当し、キレのあるダンスを披露する。■黛遊馬 (cv. 小野友樹)西星学園高校2年生 / 172cm / 59kg / B型 / ランナー明朗快活で、細かいことは気にしない性格の持ち主。作詞や作曲が趣味で、「ギャラクシー・スタンダード」の曲を手掛けることも。あまり似ていないが静馬とは兄弟。「ギャラクシー・スタンダード」ではパフォーマーを担当しているが、曲によってはボーカル、ラップもこなす。■奥村楓 (cv. 豊永利行)西星学園高校1年生 / 161cm / 46kg / B型 / ランナー唯一の1年生レギュラーで、選手としての才能は折り紙つき。ずば抜けた歌唱力の持ち主でもあり、「ギャラクシー・スタンダード」では怜治と並んでボーカルを務める。礼儀正しく紳士的だが、憧れている久我恭介のことになると、周りが見えなくなるほど熱を上げる。○TVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』PV第1弾(C)2015 FiFS/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/POSA製作委員会
2015年11月09日愛知県豊田市で5日、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の世界観が体感できるシティタイアップ「Toyota City Montage "ものがたり"つむぐ街」(~12月27日)がスタート。映画のシーンをイメージしたフォトロケーションやアートなどが市内各所に登場した。コモ・スクエア イベント広場では、映画の象徴的なモチーフ"星屑のスノードーム"のフォトロケーションが登場。星屑がたくさん詰まったドームの中に入って、写真撮影できるようになっており、初日も中に入って星屑で遊ぶ子供の姿が見られた。とよた科学体験館 スペースホールのプラネタリウムB1階では、"渡鳥での星の移動"を体験できる「渡鳥インタラクション・アート」を展開。まるで自分が、星の王子さまになったような気分で、渡鳥によって星の間を移動しているような感覚になれる。T-FACE・8Fのムービングブリッジでは、天井や床に星をちりばめたようなブラックライト・アート「天体インスタレーション・アート」が登場。星の王子さまや飛行士、キツネ、バラなどのキャラクターも飾られ、物語の世界に入り込める。そして、豊田市中央図書館では、映画のシーンを感じられる空間に原作や関連書籍を集めた「図書館イマジネーション・ルーム」を設置。部屋へ向かう通路にも映画をイメージした雲のゲートが登場した。また、市内では、星の王子さまや主人公の女の子などが描かれたラッピングバスを運行。車内にも映画のビジュアルが飾られ、『リトルプリンス』一色となっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。豊田市では現在、2年後に同市に誕生するシネマコンプレックスに向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進しており、そのプロローグイベントとして、豊田市のイルミネーションキャラクター・イルミちゃんのモチーフでもある"星の王子さま"を共通点に、同作とのタイアップが決定した。初日の5日は、鈴木梨央、津川雅彦、福田彩乃を招いての特別上映会も行われた。
2015年11月06日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス星の王子さまと私』。このほど日本語吹き替え版にて主人公を演じた鈴木梨央と、彼女のお母さんの吹き替えを担当した瀬戸朝香らが、本作を引っさげ大阪の舞台挨拶に壇上したことがわかった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出る――。1943年に出版されて以来、1億4,500万部以上を売り上げ、時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの「星の王子さま」。出版から72年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語を描いた本作は、母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本公開にあたっては、吹き替版えに「37.5度の涙」(TBS)や連続テレビ小説「あさが来た」で話題の鈴木さんをはじめ、瀬戸さん、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が集結。主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、感動ファンタジー超大作として話題を集めている。この日、大阪・梅田ブルク7に登壇した鈴木さんと瀬戸さん。初めに鈴木さんが少し照れながらも「まいどおおきに!大阪は活気があってえらい気に入ったわ!」と元気よく一言。あまりに可愛らしい関西弁に会場からは優しい笑い声が上がった。共に登場した瀬戸さんは「ご覧いただけるように、やっとなりました。存分に楽しんで頂きたいです」と続けてコメント。また本作を既に鑑賞した人たちから「感動した」「泣けた」などの感想が寄せられていることに対し、鈴木さんは「最初は自分の声が流れていることに感動しました。笑いも、涙も、ハラハラするようなシーンもあって、目が離せない部分が沢山あるんです」と吹き替えを担当した自身らも感動したと語る。そして鈴木さんは女の子との共通点を聞かれると「おじいちゃんが大好きなところが一緒です。楽しいおじいちゃんなので、“おじーくん”って呼んでます(笑)」と笑顔を見せていた。また教育熱心なお母さんという役どころを演じた瀬戸さんは「子を持つ親として共感できる点もありました。娘を思うばかりに将来の為と教育熱心になりすぎてしまうお母さんですが、仕事と子育てを完璧にこなす彼女には尊敬心を抱きました」と話し、「でも、少し厳しすぎるかなと思うところも多くありましたけれど」と微笑む場面も見られた。さらに、カンヌ国際映画祭への参加について質問された鈴木さんが「行く前はとても緊張していたんです。でも、瀬戸さんも津川さんも一緒だったので楽しむことができました」と話し、瀬戸さんは「ほかの国のキャストたちと控え室が一緒だったので、同じお母さん役のキャストの方々と“あのシーンは難しかったね”とか、“どのくらい時間かかった?”など、お話する機会がありました」と渡航時のエピソードも明かした。そして最後には、鈴木さんが「女の子が飛行機に乗って星の王子さまを探しに冒険へと旅立つシーンはとても、ワクワクします。とても素敵な作品なので、沢山の方にお楽しみ頂けたら嬉しいです」と本作をアピールし、瀬戸さんが「お母さんも女の子が飛行士と出会い、変化していく姿に困惑しながらも、“大切なもの”って何かなと気づかされていきます。母親目線、大人目線、様々な目線から楽しむことができる映画なので幅広い世代の方々にご覧頂きたいです。皆さんが映画を見て気づいた“大切なもの”を、是非周りの方にお話いただいければ幸いです」とのメッセージを贈り、舞台挨拶は幕を閉じた。『リトルプリンス星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月05日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主題歌を担当する松任谷由実のベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」が100万枚突破のミリオンセラーを達成。それを記念して、本作の主題歌「気づかず過ぎた初恋」と本編映像を合わせた特別仕様の予告編が完成した。砂漠に不時着した飛行士と小さな王子との出会いと別れをつづったサン=テグジュペリの「星の王子さま」は、時を超えて世界中で愛され続けている、まるで“宝石のような物語”。1943年の出版から72年たった今年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語となるのが本作だ。この度、解禁されたミュージック・トレーラーは、「星の王子さま」の世界と女の子が生きる現代の世界の2つの世界に、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞から伝わる強いメッセージが加わり、劇中で描かれる言葉では表現しきれない“大切なこと”を垣間見ることのできる特別な映像。主題歌とともに映し出される本編映像では、女の子が、隣の家に住む元飛行士と王子の大切な思い出に触れながら、彼との絆を深めていく模様が、ストップモーション・アニメで描かれる「星の王子さま」の物語とリンクするように映し出されている。飛行士との出会い、そして「星の王子さま」の物語との出会い、また物語の中の王子とバラやキツネたちのお話から、“大切なものは目に見えない”という言葉の本当の意味を学んでゆく女の子。次第に「星の王子さま」の王子とキツネのように“絆”を深めてゆく、女の子と年老いた飛行士の2人の姿を松任谷さんの優しい歌声が包み込んでいく。原作でも強く語られる “大人になることで失ってしまう子ども心”というメッセージを意識し、楽曲を制作したという松任谷さん。言葉にするのが難しい“大切なこと”が詰まった本作の世界観を大切に汲み取り、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞は、映画の登場人物たちが放つ様々なメッセージ、気づかぬうちに忘れてしまう儚くも強いものへの尊さを物語っている。松任谷さんも、「心の硬くなったところを揉みほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる」と、太鼓判を押す本作。お互いがかけがえのない相手となった2人に訪れる別れと、「もう一度王子に会いたい」と言っていた飛行士のために、プロペラ機に乗って王子を探す旅に出る女の子の冒険を、松任谷さんの楽曲とともに見守ってみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。「気づかず過ぎた初恋」スペシャル・バージョン収録の「日本の恋と、ユーミンと。~GOLD DISC Edition~」は11月25日(水)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月29日『ウエスト・サイド・ストーリー』『オペラ座の怪人』『太平洋序曲』等々を生み出したブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』が10月23日、東京・東急シアターオーブにて開幕した。ブロードウェイの第一線で活躍するミュージカル・スターたちに混ざり、日本からは元宝塚トップスター柚希礼音が参加。在団中はダントツの人気を誇り、宝塚100周年の顔として活躍した“トップ・オブ・トップ”が、堂々たるパフォーマンスで観客を魅了している。【チケット情報はこちら】ハロルド・プリンスの手がけた作品の名曲群をジューク・ボックス的に魅せていく内容であるとともに、彼の人生の――同時に、ブロードウェイの歴史を紡いでいく内容になっている本作。日本で上演されていない作品も多数盛り込まれているが、音楽の、キャラクターの後ろにしっかりとしたストーリーがあり、観客を飽きさせない。数曲の短いシーンでも、キャラクターがしっかり立ち上がるのは、熟練の出演者たちの腕のなせる技であるとともに、作品自身が持つパワーゆえだろう。ジョシュ・グリセッティのMCとブリヨーナ・マリー・パーハムのサリーが圧巻のパフォーマンスを見せた『キャバレー』、そしてラミン・カリムルーが官能的なファントムに扮する『オペラ座の怪人』などは、作品の魅力が凝縮された、この日本で観られるのが奇跡に思えるほど見応えある濃厚で贅沢なシーン。一方で、柚希扮するブロードウェイに憧れる少女がスターになっていく姿を描いた場面は、様々な作品のナンバーをコラージュし、名曲の新たな魅力を引き出している。名シーンを並べるだけではない粋な構成は、さすがブロードウェイ仕込みだ。柚希はそのほか、『くたばれ!ヤンキース』のナンバーで、トニー・ヤズベック扮するジョーを誘惑する女性・ローラを黒の下着姿で演じるシーンも。魅惑的な中にコミカルさもあり、キュートな場面に客席も大喜びだ。ブロードウェイのスターたちの中にいても、伸びやかなダンスとセクシーな歌声は目立ち、なによりも華やか。彼女のパフォーマーとしての才能を改めて感じた。『屋根の上のヴァイオリン弾き』『エビータ』『蜘蛛女のキス』『スウィーニー・トッド』…と、日本でもおなじみの楽曲が続き、あの作品も、この作品も巨匠の作品だったか…と、その豪華さにめまいを感じながら観ていくと、最後は新曲『ウェイト・ティル・ユー・シー・ワッツ・ネクスト』。「道の向こうに何があるのか、次に何が起こるのかを待とう」「やってみよう」「前を見よう」という明るいナンバーで締めくくられる。ハロルドの人生の軌跡を辿りながら、観ているこちら側の背中も押されるような素敵なミュージカル・ショーだ。東京公演は11月22日(日)まで。その後11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。ぴあ貸切公演では来場者全員に、柚希礼音生写真をプレゼント。
2015年10月26日