光岡自動車は18日、電気自動車「雷駆-T3(ライクT3)」を発売する。最大積載量100kgのトラックタイプで、軽自動車と原付自動車の中間に位置する3輪タイプの車両だ。光岡自動車はこれまでに、原付四輪のマイクロカーEVシリーズ「MC-1TEV」や「コンボイ88」などを販売しており、その製造ノウハウとユーザーからのフィードバックを蓄積している。こうした知見をベースに開発したのが「雷駆-T3」だ。同社は日本で積載量60kg(原付2種)から350kg(軽自動車)の間の中間的な積載車輌がない点に着目し、「雷駆-T3」の積載量は100kgとしている。広く使いやすい荷台を持ちながら、キャビンには屋根もフロントガラスもないなど、きわめてシンプルなのが特徴だ。用途としては宅配を含むデリバリーサービスを想定しており、こうしたサービスに対して従来にはない革命的な利便性、効率性を発揮するとしている。同車の法的な位置づけは250cc以下の側車付軽2輪車、いわゆるトライクとなる。従来、トライクは乗用であり、積載は前提とされていなかったが、国土交通省の新たな判断により、定員2名、最大積載量100kgという仕様で型式認定を取得。同時に経済産業省のクリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金の対象車輌として正式に認定されている。4種類のグレードが用意されており、航続距離は40~60km、充電時間は4~6時間。価格は129万5,000~143万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日台湾の人気ユニット・飛輪海(フェイルンハイ)のメンバー、ケルビン(辰亦儒)が9月16日、山梨県・富士急ハイランドにて、ファンクラブツアー「スマイルツアー2012」を開催した。ケルビンがアトラクションを楽しむ写真今回のツアーは、2月に行われたファンミーティングでのファンとの約束を実現させたもの。限定150人の参加者を前に「私はバーベキューキングで~す!」と、最高のスマイルで登場したケルビン。テーブル一卓一卓を丁寧に周り、お肉を焼いたり、取り分けたり、時には食べさせてあげたりとサービス精神旺盛なケルビンらしい内容でスタート。午前中に最恐戦慄迷宮や高飛車などのアトラクションを密かに楽しんでいたというケルビンは、「朝からビックリし過ぎてお腹が減っちゃった」と焼いていたお肉を食べてしまうお茶目な一幕も。その後は、メリーゴーラウンドやティーカップ、じゃんけん大会で勝ち残ったラッキーな8名のファンとFUJIYAMAに同乗するなどアトラクションを楽しみ、普段では考えられない距離感に、参加したファンは夢のような時間を過ごした。「これからも様々なイベントを考えて、いろんな場所に行って、素敵な歌を届けて、皆さんを楽しませたいと思います。また会いましょう!」と次のイベントを約束し、最後はハイタッチで参加者を見送った。なお、ぴあでは、このファンクラブツアーの模様をフォトカードにするサービス「メモカぴあ」を10月17日(水)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」()まで。
2012年09月19日電動バイクの開発製造・販売を行うテラモーターズは、今年12月にフィリピンのマニラに現地法人を設立し、EV三輪タクシー事業に参入する。また、事業参入に先駆けて、総額2億2,810万円の第三者割当増資を決定。割当先は、ベンチャーキャピタル業務全般を行っているみずほキャピタルと、福武總一郎氏をはじめとする複数の個人協賛者とのこと。同社は今回、2つのスキームでEV三輪タクシー事業に参入する。1つめは、アジア開発銀行によるEV三輪タクシー事業への入札。これは、フィリピン政府が主導で行い、アジア開発銀行が各自治体をファイナンスする入札プロジェクトで、2016年までにフィリピン国内のトライシクルの10万台をEV化する事を発表している。今回の入札はそのうち5,000台が対象となるという。2つめは、現地民間銀行からのファイナンスによるEV三輪タクシー事業。今後2年以内に自社工場を設立し、年間1万台の量産体制に入る事を計画している。また両方のスキームで、現地アセンブラーと業務提携する。テラモーターズがこれまで培ってきたEVの開発・設計、大量生産、品質管理のノウハウを活用していく。なお、同社はこの事業参入に、「環境問題への貢献」、「雇用創出」、「タクシードライバーの経済状態の改善」という、3つの大きな社会的意義があると考えているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月18日京都発のジュエラー「俄NIWAKA(にわか)」は、「俄ブライダルコレクション」の結婚指輪を、ミニサイズにした人気のシリーズ「小輪(こりん)」の新サイトをオープンした。「小輪(こりん)」はチェーンを通せばペンダントになり、組みひもをつければブレスレットとして使えるジュエリー。結婚記念日のプレゼントや、子どもが誕生した記念品、頑張った自分へのご褒美などにおすすめとのこと。また、「結婚指輪を着用しない彼にペアでしてほしい」「仕事柄、指輪ができないので、代わりのジュエリーがほしい」という場合にも適しているという。リングのデザインは数十種類もの中から選択でき、マテリアルもハードプラチナなど4種類から自由に選ぶことが可能。俄の結婚指輪や小輪には、「初桜(ういざくら)」、「結(ゆい)」、「絆(きずな)」、「星ノ音(ほしのね)」、「唐花(からはな)」、「花麗(はなうらら)」などひとつひとつに名前がある。その名前に合ったストーリーがそれぞれに込められてる。「初桜UIZAKURA」は、出会った頃の初々しい気持ちを薄紅の桜でイメージ。花を支える桜の幹を表現している。価格は1万8,900円~。「結YUI」は、ふたりの固い絆を「結び」という形で表現している。ゆるやかなカーブに結ばれたメレダイアモンドが特徴で、丸みのあるデザインが優しい印象を与える。価格は2万4,150円~。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日ビー・エム・ダブリューはこのほど、同社のスポーツセダン3シリーズのラインナップに4輪駆動モデル「320i xDrive」を追加した。BMWのセダンでは初の右ハンドル仕様の4輪駆動モデルとなる。「ニューBMW 320i xDrive」は、約50:50の理想的な前後重量配分を実現した320iシリーズをベースに4WD化したモデル。どんな路面でも高い運動性能を発揮するフルタイム4輪駆動システム「xDrive」は、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などのデータからオーバーステア、アンダーステアの兆候を検出し、電子制御式多板クラッチによって瞬時に前後への駆動トルクを最適に配分する。エンジンは最高出力184PSの2.0リットル直列4気筒ターボ。組み合わされるトランスミッションは高効率8速オートマチックとなっている。また、燃費を向上させるエンジン・オート・スタート / ストップ機能などの環境技術も数多く採用している。同モデルでは装備の違いなどにより5つのグレードが用意されており、最上級グレードはBMWの高性能モデルであるMモデルを手掛けるBMW M社が開発した専用装備を採用する「M Sport」となっている。価格は最も低価格な「320i xDrive」が480万円、最上級グレードの「320i xDrive M Sport」が524万円。すでに注文を受け付けており、9月からの納車を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日ビー・エム・ダブリューはこのほど、同社のスポーツセダン3シリーズのラインナップに4輪駆動モデル「320i xDrive」を追加した。BMWのセダンでは初の右ハンドル仕様の4輪駆動モデルとなる。「ニューBMW 320i xDrive」は、約50:50の理想的な前後重量配分を実現した320iシリーズをベースに4WD化したモデル。どんな路面でも高い運動性能を発揮するフルタイム4輪駆動システム「xDrive」は、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などのデータからオーバーステア、アンダーステアの兆候を検出し、電子制御式多板クラッチによって瞬時に前後への駆動トルクを最適に配分する。エンジンは最高出力184PSの2.0リットル直列4気筒ターボ。組み合わされるトランスミッションは高効率8速オートマチックとなっている。また、燃費を向上させるエンジン・オート・スタート / ストップ機能などの環境技術も数多く採用している。同モデルでは装備の違いなどにより5つのグレードが用意されており、最上級グレードはBMWの高性能モデルであるMモデルを手掛けるBMW M社が開発した専用装備を採用する「M Sport」となっている。価格は最も低価格な「320i xDrive」が480万円、最上級グレードの「320i xDrive M Sport」が524万円。すでに注文を受け付けており、9月からの納車を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日森山未來と満島ひかりが共演するミュージカル『100万回生きたねこ』の制作発表会見が8月14日行われ、森山と満島と共に、演出・振付・美術を手がけるインバル・ピントとアブシャロム・ポラックが登壇した。『100万回生きたねこ』チケット情報佐野洋子のベストセラー絵本『100万回生きたねこ』を基に、2013年1月にミュージカルとして上演する本作。1996年に『DORA~100万回生きたねこ』のタイトルで上演されたものをリメイクする。今回は、イスラエルでの活動をベースに世界で活躍しているインバル・ピントとアブシャロム・ポラックが、原作絵本の圧倒的な美しさに共鳴し、演出・振付・美術を担当。また、戯曲は演劇界で注目を集めている若き劇作家、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介、鉄割アルバトロスケットの戌井昭人、柿喰う客の中屋敷法仁の3名が執筆し、これを東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹の監修により1本の戯曲にまとめる。森山はタイトルロールの100万回生き返るトラ猫を、満島はトラ猫が初めて愛する白猫を演じる。会見で森山は「みなさんがイメージするミュージカルではないかもしれませんが、間違いなく楽しんでもらえる作品になると思う」と自信を見せる。ミュージカル初挑戦の満島は「小さいころからこの絵本が大好きで、何度も読んだ記憶があります。(出演者として)こういう形でこの絵本にまた出会えたのは嬉しいです」と本作に参加できる喜びを語った。既に4度目の共演となるふたり。お互いの印象を訊かれると森山は「映画、ドラマ、ストレートの芝居、ミュージカルを一緒にやる人は初めて!すごく信頼している人です」と話し、「本の中では“100万回生きた”とは言わない“死んだんだ”と言うんですよ。最後に、白猫と一緒にやっと死ぬことができる。どういう風に満島に殺してもらえるのか楽しみ」と期待を寄せる。これを受けて満島は「最近森山さんの顔が変わったなって思うんですよ。最初に出会った頃と違うんですね。久しぶりに会ったら素敵な男性になられていて。舞台は大先輩なので頼っていきたい。最終的には白猫になってこうできる感じになれればいいな」と抱きかかえるゼスチャーを交えつつ抱負を語った。既にワークショップを行っているアブシャロム・ポラックは「とても大きなチャレンジになると思っています。インバルと私は科学者がとても難しい実験を試みるような立場にあると思います。作品を創るレシピはまだ決まっていませんが、素晴らしい俳優とダンサー、ミュージシャンたちと一緒に創った作品をご覧いただいて、(観客を)あっと驚かせたい」とコメント。インバル・ピントは「原作を初めて読んだ時、感銘を受けました。この絵本の中には人生の中で非常に重要なメッセージが書いてあります。愛が何よりも大切であり、愛にたどり着くことが大切であると。直感を大事にして創っていきたい」と語った。公演は2013年1月8日(火)から27日(日)まで東京芸術劇場・プレイハウスにて上演。その後、大阪、北九州、広島で巡演する。チケットは9月1日(土)より一般発売開始。
2012年08月15日カワサキモータースジャパンはこのほど、大型二輪車「VULCAN 900 Classic」(バルカン900クラシック)の2013年モデルを8月1日に発売すると発表した。価格は86万9,000円。VULCAN 900 Classicは、902cc水冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブエンジンを搭載し、タンク上部からの直線がスイングアームに直結するスタイルが特徴というスタンダード・クルーザー。今回発売する2013年モデルは、カラー&グラフィックが変更され「パールメテオグレー×ポーラホワイト」を採用している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日カワサキモータースジャパンはこのほど、大型二輪車「W800」の追加カラー「Chrome Edition」を300台限定で8月1日に発売すると発表した。価格は89万5,000円。W800は、空冷SOHC4バルブ排気量773ccのバーチカルツインエンジンに、ダブルクレードルフレームと大径ホイールを組み合わせ、ヴィンテージバイクの持つ美しさとライディングフィールを追求したという大型二輪車。今回発売するW800 Chrome Editionは、エボニーのカラーリングをベースにクロームメッキを施したタンクを装着。さらにエンジン、前後フェンダー、ヘッドライトボディ、ホイールのリムは車体カラーに合わせたブラック塗装が施されている。また、フューエルタンクのスチール製サイドカバーには、「Chrome Edition」のデカールも貼付する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日ヤマハ発動機は7日、四輪バギー(ATV : All-Terrain Vehicle)製品「YFM90R」のボディカラーとグラフィックを一部変更し、2013年モデルとして7月1日に発売すると発表。同時に、四輪バギー「GRIZZLY125」も2013年モデルとして6月7日から継続販売すると発表した。なお、どちらもナンバープレートの取得は行えない。YFM90Rは、コンパクトなボディにセルスターター、Vベルト式オートマチック無段変速機構を備えた88cc単気筒エンジン搭載のATVエントリーモデル。対象年齢は、乗車装備を含む体重70kg以下の12歳以上・16歳以下となっている。2013年モデルでは、同社のモトクロス競技モデル「YZシリーズ」と共通する、ブルー&ホワイトのボディカラーとニューグラフィックを採用。価格は34万4,400円。GRIZZLY(グリズリー)125は、軽量・コンパクトな車体に124cc単気筒エンジン、前後大型キャリアを備えたモデル。用途として、牧場・農地の保守管理やレジャーなどが想定されている。対象年齢は16歳以上で、価格は38万6,400円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日本田技研工業は14日、同社の二輪車オーナーを対象とした、スマートフォンによる会員制度サービス「Honda Moto LINC」(ホンダ モト・リンク)を4月12日に開始すると発表した。利用料金は無料(一部有料サービス有り)。Honda Moto LINCは、同社の四輪車オーナーに提供されているサービス「インターナビ・リンク」を、二輪車オーナー向けに新開発して提供するサービス。iPhone用(iOS4.0以降)、もしくはAndroid端末用(Android2.2以降、一部機種を除く)のアプリをダウンロードした後に、専用サイトから会員登録を行うことで利用可能となる。提供されるサービスは、目的地までの出発推奨時刻を調べたり、Googleマップ上に目的地までのルートを表示する「インターナビ・ルート」をはじめ、おすすめのツーリングスポットを検索できる「ドライブ情報」、雨の降り始めを予測する「カッパアラーム」、消耗品などの交換時期をメールで知らせる「メンテナンス記録」、ガソリンの給油量や金額を入力することで燃費推移をグラフで確認できる「給油記録・燃費履歴」、同社の二輪取扱販売店を検索できる「販売店検索」などとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日台湾の人気ユニット・飛輪海(フェイルンハイ)のメンバー、アーロン(亞綸)が3月3日、東京・六本木ラフォーレミュージアムで、昨年2月のファンクラブ設立後初となる単独イベント(昼夜2回公演)を開催した。飛輪海アーロンのイベントの写真薄いベージュのスーツにピンクのシャツ、そして蝶ネクタイというスタイルで登場したアーロンは、ピアノの弾き語りでエルトン・ジョンの『Can You Feel The Love Tonight』を披露。間違えて弾き直すというハプニングにも見舞われたが、白いグランド・ピアノに向う端正なアーロンの姿に会場からはため息が漏れた。容姿端麗でクールに見えるアーロンだが、茶目っ気もたっぷり。超満員の客席を見渡し、アーロンは満足そうに「うれしい!」とガッツポーズ。「みなさんに会うためだけに来ました」と甘いセリフで客席を酔わせると、ファンから「カッコいい男性像」を問われ、「ボク!」と即答して笑いを誘った。また、日本と台湾の女性の違いについては「日本語と中国語を話すところ」と珍回答で笑わせ、続けて「日本の女性は料理上手。日本のドラマ『家政婦のミタ』を観ました!」と、松嶋菜々子が演じた無表情な家政婦・三田の名台詞「承知しました」を真似て、客席を沸かせた。中盤では、来場者全員との握手会も行われたが、アーロンは疲れた様子もなく「幸せ」と涼しい笑顔。ファンから「キス顔を見せて」とねだられると、迷わず投げキスを連発した。そして、「ソロもグループでもステージに立つ気持ちは同じ。ソロでは、グループとは違う自分、新しいものを見せたい」と話し、最後に、1stミニ・アルバム『THE NEXT ME』(2010年6月発売)に収録された『Suddenly(忽然之間) 』のピアノ弾き語りと、『I can see nothing but you(只看見<女尓>)』を披露し、甘い歌声で客席を魅了した。なお、ぴあでは、このイベントの様子をフォトカードにするサービス「メモカ」を4月8日(日)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」(まで。
2012年03月06日本田技研工業は28日、大型二輪スポーツツアラー「VFR1200F」と、有段式自動変速機搭載の「VFR1200F Dual Clutch Transmission」をマイナーモデルチェンジし、3月2日に発売すると発表した。価格は、VFR1200Fが157万5,000円、VFR1200F Dual Clutch Transmissionが168万円。VFR1200Fシリーズは、滑りやすい未舗装路や濡れた路面などでも安心感のある走りを提供するというトラクション・コントロール・システムを新搭載。同システムは、走行中に後輪のスリップ率をECU(電子制御ユニット)が算出し、スリップ率が所定の値以上になった場合はエンジントルクを最適化してリアタイヤの駆動力を制御し、車体のふらつきを抑えるとのこと。エンジンは、カムシャフトを変更することでバルブタイミングを最適化し、最高出力はそのままに、ツーリングや市街地で多用する低・中回転域のトルクがより力強くなっている。そのほか、燃料タンク容量の増量や、インストルメントパネルに「瞬間燃費」「平均燃費」「残走行距離」の表示追加、テールランプに被視認性の高いLEDの採用といった改良が加えられている。車体色は、キャンディータヒチアンブルーとチタニウムブレードメタリックが追加され、継続色のパールサンビームホワイトと合わせた全3色を展開。VFR1200Fの車体やエンジンをベースに有段式自動変速機(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載したVFR1200F Dual Clutch Transmissionは、一般走行に適した「Dモード」と、スポーツ走行に適した「Sモード」という2種類の「ATモード」と、マニュアル・トランスミッション感覚の走行を可能にする「MTモード」の利用が可能。今回のマイナーチェンジでは、ATモードでの走行中に「シフトアップ / ダウン」スイッチで変速可能な機能はそのままに、走行状態に応じた最適なタイミングでATモードに自動復帰する機能を搭載。MTモードでは、連続シフト操作に対する制御の高速化も図られている。また、別売で「Dual Clutch Transmission チェンジペダルキット」を用意し、足でのシフトチェンジに慣れたユーザーのニーズに対応する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月28日ベビー&キッズとのホテルステイをもっと快適に!グランドプリンスホテル高輪が、首都圏型フリーマガジン『子どもといっしょに楽しくおでかけ! MOM&KIDS』とコラボした宿泊プランをスタート。レストランでの「和室で寛ぐママ友プラン」など、ファミリーにやさしいホテルへと進化を続けるグランドプリンスホテル高輪に、今度は、魅力的な宿泊プランがお目見えしました。それが、「『MOM&KIDS』コラボレーションプラン」。赤ちゃんや小さな子どものいるママに向けてレストランやホテル、ショップなどのおでかけ情報を発信するフリーマガジン&サイトのユーザーの声を反映。客室タイプや貸し出される備品など、ベビー&キッズ連れのゲストに配慮したものとなっています。利用できる客室は、ツインルームやダブルルーム、トリプルルームといった洋室のほか、別館に設けられた4~6名迄利用可能な和室。とくに赤ちゃん連れにおすすめなのは和室です。こぢんまりとした別館に位置しているため、どの客室も比較的エレベーターに近く、アクセスがスムーズ。畳なので、赤ちゃんがハイハイしてもゴロンと横になっても安心です。また、バスルームに洗い場があり、バスルーム用のベビーチェアも貸してもらえるので、ママやパパもゆっくりとお風呂につかれるのもポイント。一番広い本間15畳・次の間8畳の客室は大人最大6名迄泊まれるので三世代旅にも対応できます。客室に用意されるのは、子ども用ハブラシやスリッパ、浴衣、オムツ専用ゴミ箱におねしょ用シーツ、ステップに調乳用ポット、おもちゃや絵本など(すべてリクエストに応じて)。客室係に依頼すれば、電子レンジによる哺乳瓶の煮沸(しゃふつ)や、持ちこんだ離乳食の温めなどもしてもらえます。授乳中のママにうれしいノンカフェインのハーブティーがセットされているのもうれしいかぎり。このホテルの魅力のひとつは、約2万坪という広大な日本庭園。多数の鯉が泳ぐ池や歴史を感じる鐘つき堂、春に咲き誇る19種類233本もの桜。都心とは思えないほど緑豊かな空間は、家族でのお散歩にぴったりです。とはいえ、長時間赤ちゃんをだっこして巡るのは大変。「『MOM&KIDS』コラボレーションプラン」なら、コンビの最新ベビーカー、F2(エフツー)のレンタルもOK。片手でラクラク操作できるので、もう片方の手で荷物を持っていても、上の子と手をつないでいても大丈夫です。朝・昼・夜ともにホテル内で食事ができるのも、遠出したくないファミリーにとってはうれしいところ。同じ敷地内にあるグランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンス さくらタワー東京とあわせ、館内には約20ヶ所の飲食店があり、中にはキッズメニューを設定しているレストランも。グランドプリンス高輪の「グランカフェ パティオ」では、海老フライやカレーライスがワンプレートに盛られた「お子さまランチ」\1,500を、中国料理「古稀殿」では春巻やシュウマイなどの点心に肉料理、魚料理、チャーハンなどが楽しめる「キッズメニュー」\3,500(前日迄の要予約)が用意されています。JR品川駅には徒歩約5分(無料のシャトルバス送迎サービスあり)と立地にも恵まれているので、都心レジャーの拠点としても最適。また、水族館や映画館、ボウリング場を備えた品川プリンスホテルまでは徒歩圏内なので、遠出をせずに1日家族で楽しめます。【『MOM&KIDS』コラボレーションプラン】場所:グランドプリンスホテル高輪東京都港区高輪3-13-1 TEL:03-3447-1111料金:大人2名1室利用1泊朝食付きでひとり\11,000~(添い寝の未就学児は無料。小学生以上で寝具・朝食要の場合ひとり\6,000追加)。和室を大人2名で利用なら¥20,500~。ベビー&キッズ用品の貸し出し、駐車場1泊分無料などの特典付き。*サービス料・消費税込み取材/村上早苗
2012年02月28日台湾の人気男性4人組ユニット・飛輪海(フェイルンハイ)が10月1日、TOKYO DOME CITY HALLで、ユニット初の来日ファンミーティングを開催。ファンが見守る中、イベント直前に記者発表会が行われ、台湾観光局のイメージキャラクターとして台湾のおすすめスポットを紹介した。飛輪海の発表会の写真ケルビンは、「日本にも有名な温泉がありますが、(台北の)北投温泉も格別。山菜料理も美味しいです」とアピール。ジローは台中をおすすめスポットに挙げ、「タピオカミルクティー発祥の街があります。タピオカミルクティーは僕も大好き。オープンカフェで飲むんです。日本の皆さんも僕と同じように、毎日飲んでください!」と呼びかけた。発表会には、「週一回、中国語を勉強している」という東野幸治ほか、大地洋輔(ダイノジ)、ナベ(Bコース)、関暁夫ら芸人たちも登壇。台湾の番組で司会を務めるケルビンは、東野に「一緒に番組に出ましょう!(台湾に)いらっしゃいませー」と日本語で出演交渉すると、ふたりは意気投合し、笑顔でがっしり握手をかわす一幕も。関が中国語で「日本のお気に入りスポットは?」と質問すると、ジローは「東京!」と即答し、ウーズンが「居酒屋。おいしい」などと、ユニークな回答を連発。また、大地が「今夜、一緒に肉を食べませんか?」と誘うと、ケルビンが「『叙々苑』に行きましょう!(あなたの)おごりでね」と茶目っ気たっぷりに答え、会場を沸かせた。さらに、AKB48の大家志津香、藤江れいな、松井咲子もゲストとして登場。今年6月に台湾で開催された「第22回流行音楽金曲賞」の授賞式にゲスト出演した際に、飛輪海と対面したそうで、大家は「筋肉がスゴくて、おもわず触っちゃったんですけど、『一回、千円ね』って返されて、とても面白い方たち」と絶賛。そして、台湾では観光する時間がなかったという3人に、参拝すると願いが叶うという有名な寺院「行天宮に連れて行きたい」とケルビンが話すと、藤江が「AKB全員で行きたい」とコメント。これにはアーロンが「(全員は)多すぎる…」と日本語でツッこみ、笑いを誘った。東日本大震災に際し、来日は叶わなかったものの、飛輪海は3分間の映像を制作し、100万ドルの義援金を台湾観光局を通じて寄付。ケルビンが「これからは私たちの支持、応援、励まし、笑顔を、日本のみなさんにもたらすことができればと思っています。いつも日本のみなさんは、会うとニコッと笑ってくれて、心が温まります。今度は僕らがみなさんに笑顔を与えられたら」と語り、アーロンは日本語で「一緒に頑張りましょう」とメッセージを送った。
2011年10月03日25歳の女優を指すのに適切かどうか分からないが、満島ひかりには“怪演”という言葉がしっくりくる。コミカルなヒロインから観る者の共感を得難いアクの強い役柄まで、人格ごと入れ替わったかのような変身を遂げ、その全てで強烈な感情をさらけ出す。そんな彼女が清水崇監督の『ラビット・ホラー3D』でホラー映画に初挑戦!いったいどんな“恐怖”を見せてくれるのか?といやがうえにも期待が高まるが、実は本人曰く「ホラーは苦手」。そのくせ「私って血しぶきが、似合いますよね?」と嬉しそうに笑みを浮かべるなど“ホラー適性”をしっかりと自覚している。失声症のヒロインとしての恐怖体験を通じて彼女は何を感じ、何を表現したのか――?「怖いけど見たくなる」不思議な物語本作の撮影中、清水監督を前に「『呪怨』とか信じられない!何であんなの観るの?」と言っていたほどホラーが苦手という満島さんだが、ならばなぜ怖いと分かりきっている清水監督の最新作に出演するに至ったのか?「脚本を読んで、グッとくるものがあった」とは本人の弁。「特に日本のホラー映画は、じめじめした感じが怖くて苦手なんですが(苦笑)、この作品には、子供の頃に読んだ奇妙な絵本や熱が高いときに見た夢のような、そんな不思議な物語が描かれていて、白昼夢のような映画になるのなら面白そうだなと思ったんです。お化けはダメなんですけど、人間の想像で起こりうる、もしかしたら想像ではないかもしれないと思えるような不思議なことには、心惹かれるんです。怖くても見たくなるんです(笑)。それから、登場人物が少ないのも面白いなあと思いました。ほとんどが『恐怖の国』に迷い込んだ姉と弟の話で。その分、感覚的な場面でも集中して観てもらえるかな、と」。そして撮影のさなか、ひとりのスタッフとの出会いが満島さんに強い刺激を与えることになる。今回、撮影監督を担当したのは『恋する惑星』などウォン・カーウァイ作品でおなじみの世界的カメラマン、クリストファー・ドイル。彼との仕事の“衝撃”を満島さんはこう語る。「映画のラスト近くでらせん階段を上る場面があるんですが、上を見上げたキリコ(満島さん)の口からよだれが垂れているのがきれいで、とても印象に残っています。クリスの映す画はとにかく美しい。人間には血が通っていて、体内には水が流れているんだってことに気づかされます。本番中もライティングが面白いんです。『何でこんなことするの?』、『どうしてこんなに時間かけるの?』って思うんですけど、光をあてられてみるとこれまで経験したものと全然違うんです。らせん階段の場面では、点滅する光が鼓動を打っているように見える。光で“生き物”を表現しているんですよ、きっと。ライティングやそれが生み出す影に、感情を揺さぶられました」。声が出せないことで「研ぎ澄まされた」翻って彼女自身について。“満島ひかり+ホラー”と聞いて、彼女の大絶叫シーンを思い浮かべる人も多いかもしれないが、本作で彼女が演じたキリコは、失声症で声が出せない。これまで強く感情を露わにする役柄が多かったが、今回は感情を相手にぶつけられずに内面に恐怖を貯めていくような演技を見せている。「これまでの作品でも、感情をぶつけているものだけだとは思っていないですが、確かに開放するというのは多かったです。ためて、ためて、解放する。“皮”をむかなくちゃいけないような役柄が多かったのは、ありますね。この物語のキリコは言葉を発しないから、ほかの部分がぐんと研ぎ澄まされていく感覚があって、それがとても心地よくって。ただ私自身よく『感覚、感覚』と口にするんですが、この映画の話の流れや撮影はシンプルではなかったので、頭の中で細かくきちんと整理することが必要でした。本番中はすごく研ぎ澄まされているんですけど、それ以外のときは考えて、考えて、と変な感じで」。まさに、毎回全く違う人格を表現する女優ならではの“感覚”といったところだが、「研ぎ澄まされる」ということを彼女はこんな言葉で表現してくれた。「以前舞台をやったとき、のどがつぶれて声が出なくなったことがあったんです。小さな劇場だったのですが、本番ではどうにか空気みたいな声でセリフを届けたんです、そのときに『お芝居ってこんなに心が動くんだ』、お芝居なのに『こんなに自分の心が痛くなったり悲しくなったりするものなんだ』ってはじめて感じて。声が出なくなったことでほかのところが、感覚がいつもより動くのを感じられたんです。今作でも、自分で『研ぎ澄まそう』とはしていなくても、声を発しないのを補うように、ほかの感覚が長けてくることを日々感じていました。例えば目をつむって歩いてみると、真っくらで何も見えなくてものすごく音がおおきく聞こえてきたり――そういう感覚です」。「そんな感じってどんな感じだよ(笑)!」と自らにツッコミを入れつつも、ひたすらに考え、そして感覚で本番に臨むという彼女の表現の神髄がそこにあるのかもしれない。さて、冒頭「血しぶきが似合う」という彼女自身の言葉を紹介したが、決してホラー映画を“許容”したわけではなさそう。「はじめは『ウサギじゃーん』って感じでただのかわいい着ぐるみだと思っていましたが、最終的には『ウサギ、怖い』って…。ある場面でウサギの新生児を持たなきゃいけなくて、何かもう泣きそうになって…我慢できずに泣きました。美しい作品ですがやりたくない場面は結構ありましたよね(苦笑)」。絶叫なき恐怖を体感してほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:【シネマモード】『ラビット・ホラー3D』クリストファー・ドイル インタビュー渡辺直美、バニー姿で1分半踊り狂う!紳助関連の質問はスタッフがシャットアウトヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第17回)あなたのベスト“ホラー”映画は?『呪怨』の真っ白な少年が舞台に乱入満島ひかりは怖くて「あんなの観られない!」
2011年09月14日市川海老蔵主演の映画『一命』で、初めて“母親”の役に挑戦した満島ひかりが劇中、赤ん坊を抱っこしている写真がシネマカフェ独占で到着した。滝口康彦による「異聞浪人記」を三池崇史監督が3Dで映画化。主家の断絶で食い詰めた浪人の姿を通じて、メンツにこだわって生きる武士という階級の虚しさを描き出す。満島さんが演じたのは、海老蔵さん演じる津雲半四郎の娘で、瑛太扮する千々岩求女の妻である美穂。本作が初の時代劇出演であり、出演決定後に能を学び、自身の祖母の下で裁縫を習うなど準備に時間を費やした。かつて同じ原作小説が『切腹』という名で仲代達也主演で映画化されているが、このとき半四郎の娘を演じた岩下志麻を満島さんは以前から尊敬していたという。『切腹』も撮影前に観て研究したとのことだが、憧れの女優と同じ役柄を演じ、満島さんにとっても忘れ難い一作となった。今回、解禁となったのは美穂が息子の金吾を抱いている写真。初の母親役ということで、赤ちゃんを相手にさぞや苦労があったかと思いきや、聞くところによると現場で赤ちゃんの扱いが一番上手だったのは、意外にも(?)三池監督。また、赤ちゃんが泣いてしまった際には、海老蔵さんが歌舞伎を舞ってあやそうとする一幕もあったとか。写真からは満島さんの母性がしっかりと伝わってくる。満島さんの母親っぷりに加え、息子の誕生を喜ぶ“父親”瑛太さん、さらに孫を溺愛する海老蔵さんという、赤ちゃんにメロメロの男2人にも注目!『一命』は10月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明海老蔵&瑛太出演の『一命』カンヌ出品!ブラピ主演作ほか強敵とコンペで激突海老蔵、「七月大歌舞伎」で復帰!三池監督作の主演映画『一命』も10月公開決定
2011年08月22日映画『ラビット・ホラー3D』の完成披露試写会が7月20日(水)、都内劇場で開催され、主演の満島ひかりに共演の子役・澁谷武尊、清水崇監督が舞台挨拶に登壇した。清水監督が3Dで新たなホラーの限界に挑んだ本作。失踪した弟を探して、“恐怖の国”に足を踏み入れたキリコ(満島さん)を衝撃の真実が待ち受ける。パナソニックが開発した3Dカメラを駆使し、魅惑の映像世界が展開。ウォン・カーウァイ作品などで知られる世界的カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影監督として参加している。元々、怖い映画は苦手という満島さん。本作で初のホラー作品出演となったが「台本を読んですぐに『やろう』と思いました。私が苦手としている部類のホラーではなかったので…。中学生の頃、ホラー映画を観て、夢に出てきて1週間くらい眠れない夜が続いたことがあったんですが、この作品は心に来るものがありました。“恐怖の国のアリス”と銘打たれてますが、子供の頃に見た夢や、奇妙な絵本を読んだような感じで『うわぁー、キャーッ』というよりもポーッと夢を見ているような心地で観られる映画です」とアピールした。キリコの弟を演じた武尊くんは、満島さんとの共演について「最初は話すこともあんまりなかったんですが、やってるうちに話すようになって、(撮影の)合間に満島さんの昔の話とかも聞かせてもらって楽しく過ごせました」とニッコリ。今回、ホラー初出演となる満島さんの起用について清水監督は「いつも僕はホラーが多いですが、そのたびにホラーのイメージのない方が脚本を読んでOKしてくれるのが良いな、と思ってます」と説明。実際の現場での満島さんについては「ホラーが苦手と聞いてましたが、現場でも『「呪怨」とか信じられない』とか『何であんなの観るの?』とか言ってて、どういうつもりでそういう話を僕に振ってくるのかと思ってました(笑)」と少し複雑そう。また、撮影監督のクリストファー・ドイルの映像が話題を呼んでいるが、監督は「彼にしか取れない感性の画です。いままでの僕の映画にはなかった」と称賛を送りつつ「人間的にはすごく面倒くさくて、天敵と言ってもいいくらいだった」と苦笑を浮かべていた。日本はおろか、世界中を恐怖に陥れた『呪怨』を世に送り出して10年。いまなお「清水監督と言えば『呪怨』」というファンも多いが、本作ではかわいらしいウサギが新たな恐怖のシンボルに!ということで、この日は『呪怨』でおなじみの真っ白い肌とブリーフがトレードマークの少年・俊雄くんと本作のウサギが揃って舞台に登場!恐怖のバトンタッチということで、俊雄くんからウサギに花束が贈呈された。貴重なツーショットに会場からは大きな拍手が。『呪怨』を自らの“壁”と語る清水監督は「(本作を)また新たな代表作にできればと思います!」と決意を語った。『ラビット・ホラー3D』は9月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:満島ひかりほか登壇『ラビット・ホラー3D』完成披露試写会に10組20名様ご招待清水崇がウサギの被り物でヴェネチア参上!3D映画部門は『アバター』&『ヒック』『ラビット・ホラー3D』撮影終了!「怖いのは苦手」な満島ひかり、リアル恐怖体現清水崇が満島ひかり×香川照之×大森南朋で3Dホラー再挑戦!ヴェネチアで一部を上映
2011年07月20日先日発表された第34回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞(『悪人』)を受賞した満島ひかりが12月19日(日)、東京・タワーレコード新宿店で行われた「モテキ」DVDボックスの発売イベントに、脚本と演出を手掛けた大根仁監督と共に出席した。満島さんは今年10月、主演作『川の底からこんにちは』のメガホンをとった石井裕也監督との結婚を発表したばかり。結婚後、公の場に登場するのはこれが初めてで、会場もどこか祝福ムード。さらに、実弟で俳優の満島真之介がサプライズ登場し、ファンを沸かせた。金なし夢なし彼女なし…そんな29歳派遣社員の藤本(森山未來)が突然訪れた“モテ期”に浮かれ、やがて現実の厳しさと向き合う姿を描いた本ドラマ。原作は販売部数150万部を突破する久保ミツロウの同名コミックで、野波麻帆、松本莉緒、リリー・フランキー、菊地凛子ら共演陣も豪華な作品だ。満島さんが演じるのは、恋愛にあきらめを覚え始めているサブカル系女子の中柴いつか。ドラマの中では人気バンド「神聖かまってちゃん」の楽曲をカラオケで熱唱するシーンがあり、ファンの間では語り草になっている。「あのシーンは本当に大変だった。4〜5回は撮り直して、声が出なくなった」と満島さん。その熱い姿に、現場で見守っていたリリーさんは「若い子の本気っていいねぇ」と号泣していたんだとか。一方、大根監督にとってもこのシーンはかなり重要だったといい、「あの熱唱シーンを狂ったように歌える人がいいなと思って、満島さんにお願いした」。初めて向き合った“女優・満島ひかり”に「もう動物なんですよ。点取り屋のフォワードみたいに、いい意味で現場をかき回してくれた。おかげで、いつかちゃんは原作を超えたキャラになった」と最敬礼だった。会場の男性ファンからは「男は結婚してもモテたいと思う。女性はどうなんですか?」と質問が。満島さんは「あんまりモテようとしない方がいいですよ。好きな人に愛された方が幸せだと思います。私?私は一人で十分」と満面の笑みで幸せのおすそ分け。そして、タワーレコードでお買い物中(?)だった弟の真之介さんをステージに呼び寄せ、自己紹介させると「うちの弟です。ぜひよろしくお願いします」と深々と頭を下げながら、ちゃっかり弟をPRしていた。「モテキ」DVDボックスは発売中。<レンタル>Vol.1〜Vol.4レンタル中<セル>「モテキ」DVD-BOX発売元・販売元:東宝価格:15,960円(税込)発売中■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会■関連記事:釜山の観客の熱烈歓迎に深津絵里「クセになりそう!」『悪人』凱旋初日深津「妻夫木さんの賞でもある」妻夫木は感涙深津絵里、モントリオール映画祭で最優秀女優賞!「全てのスタッフにいただいた賞」『悪人』にモントリオール喝采!妻夫木聡&深津絵里も現地の反応に感激『悪人』の李相日監督がハンディカムCMを演出!真夏の大騎馬戦を珠玉のドラマに
2010年12月20日女優・満島ひかりを突き動かすものは何なのか――?一条ゆかりの漫画を原作にした『プライド』では、のし上がるために手段を選ばない音大生を見事に演じきり“少女漫画”に映像作品としての息吹を与え、園子温監督の『愛のむきだし』ではタイトルそのままに、愛憎をむき出しにしたヒロインを体現。スクリーンから、凄まじいまでのエネルギーを発散させている。最新主演作『川の底からこんにちは』では「しょうがない」を口癖に生きていたものの、どうしようもない状況に追い込まれた末に、見事に“ケツをまくり”、生きる道を切り拓く主人公・佐和子を演じている。「本来の私自身に一番近い役」とは演じた満島さんの佐和子評。詳しく話を聞いた。“個性的”などという言葉では括れない、濃厚な役柄を演じ続けているが、毎回、どのように役柄に向き合い、キャラクターを生み出すのか?「苦しいですよ…毎回(笑)。論理的に物事を考えたり、説明したりするのがすごく苦手で、唯一、他人よりも優れているかもしれないと思えるのが何かを“感じ取る”ということなんです。台本から感じた空気や匂い、監督の話やスタッフの顔、共演者の方々から感じるモノ…目に見えない“何か”を感じながら役と向き合っています」。サエないOL生活に区切りをつけ、子連れの婚約者(元上司)と共に田舎に帰り、父のシジミ工場を継ぐが会社は倒産寸前。婚約者は連れ子を残して別の女と逃亡…。そこから“開き直り”を見せる佐和子という主人公を満島さんは「憧れの女性像に近い」とまで言う。「自分をちゃんと見て、自分をちゃんと解って『だから、こうやって生きていく』という答えを出せる女性って同世代であまり見たことがなくて、素敵だと思いました。母や祖母の持っている強さ…守るものがあって、何があっても生きていかなくちゃいけない、佐和子もきっと、母性のような強さにあふれているんです」。だが、演じる上では今回も当然、一筋縄ではいかなかった。「プライドや、これまで生きていく上で身につけてきたズル賢い智恵なんかを捨てなきゃできない役でしたね。“作る”のではなくダメなところも含めて自分を“壊して”全てでぶつからないと…。だから、最初に監督にお会いしたときも、私の人生にこの役が、この作品が必要で、どうしてもやりたい、という思いを、何の計算もなくぶつけたんです。『私を選ばなきゃ損しますよ』って感じで、言いたい放題に(笑)。まず、私自身が開き直らなきゃいけなかった」。だからこそ、と言うべきか、満島さん自身の人格、人柄について、演技と知りつつ映画の中のキャラクターと重ねて『役柄そのままの人なのでは?』と考えてしまう人も多いのでは?と言うと「かなり、そう言われます」と苦笑を浮かべた。「身近な人ですらそう言うんですよ。『台本あるから!』って毎回きちんと答えています。でも、それって嬉しいことだと思っています。“生っぽい”モノを目指しているので。『この人、本当にいるだろうな。でも身近にいたら嫌だな』なんて思えるような(笑)佐和子はなんだか自分に近いということもありましたが、現場もまるで実家にいるような雰囲気だったんです。監督が何か言っていても、親に何かを言われているような、そんな…。そのままの自分で向き合える空気を周りが自然に作ってくれましたね」。冒頭の質問に戻ろう。時に全てをさらけ出し、目を背けたくなる苦しみや痛みと向き合い役に臨む。満島さんが“女優”としてそこまでできるのはなぜなのか?「そう。最近考えるんですよ、何でいま、自分はこういう仕事してるのか?って。子供の頃から、大人や周囲の人間に自分の気持ちが伝わらないことがいっぱいあって。多分、昔から感じていたそういう『誰かに何かを伝えたい、誰かに何かを解ってほしい』という気持ちからだと…そう思っています。11歳の頃に映画『モスラ2 海底の大決戦』に出演して、相当ワガママな子役で、いまだにそのときのスタッフには『お前、ちゃんと仕事してるか?』とか言われますが、はは(笑)。その撮影の半年後に完成した作品を、スクリーンに映った自分を初めて観ました。私、自分の姿に感動しちゃったんです。セリフはなく、ただジッとスクリーンに映った自分の姿に。まだまだクソガキだったので深く考えてはいなかったですが、『あ、ここだ、私』って。その感動が原点で、己の姿と深く向き合いだしたきっかけです」。では最後に、いま、やってみたい役は?そう尋ねるとこのインタビューを通して幾度となく出てきた“生っぽさ”というキーワードを挙げ、こんな答えが…。「きれいなヒロイン役、やりたいですね(笑)。生きていくために本来持っている生っぽさを一生懸命隠しているような。昔の日本映画(白黒の時代)の奥ゆかしいマドンナのような役がやってみたいです、ふふ」。■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開■関連記事:満島ひかりが白ずくめ防菌服で“中の下の人生”を歌い上げる特別映像が到着
2010年05月12日