ティム・バートンが製作・監督を務め、「不思議の国のアリス」のその後を描いて大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』から早6年。その続編として今夏公開された新たな冒険物語『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が、早くも11月2日(水)にMovieNEXで登場する。さらに前作と、いまなお根強い人気を誇るディズニー・アニメーションの『ふしぎの国のアリス』の2作も、同日にMovieNEXにて発売。この3作品は、映画の枠を超え、ポップカルチャーにおいて不動の地位を確立した、ディズニーの『アリス』の物語をまとめておさらいするチャンス。シネマカフェでは、それぞれの見どころを裏話とともにご紹介する。■ウォルト・ディズニー念願のアニメーション化!『ふしぎの国のアリス』(’51)好奇心の強い少女アリスが、白うさぎを追いかけて“ふしぎの国”に迷い込み…というストーリーでお馴染みの、言わずと知れたディズニー・アニメーションの人気作。原作は、世界で最も愛読されている物語のひとつ、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」。実は本作は、ウォルト・ディズニーがアニメーション化を熱望し続けた作品ではあったものの、世界的ベストセラーが原作ということもあり、実際の製作までなんと14年もかかっている…という裏話も。結果的に、悩み抜いたウォルトとスタッフたちの手によって、原作を尊重しつつも独特な世界観がミュージカル・ファンタジーとしてでき上がった。のちに実写作品でジョニー・デップが演じて人気を博したキャラクター、マッドハッターも、もちろん登場しているので要チェック!■ジョニー・デップ×ティム・バートンの黄金コンビでメガヒット!『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』も話題を呼んでいる鬼才ティム・バートンが、ルイス・キャロルの原作に独自のオマージュを捧げ、“アリスのその後の世界”を描いた本作。バートンならではの美しくも奇妙な世界観、そして個性的すぎるキャラクターたちが観る者を引きつけ、日本でも興行収入118億円超えの大ヒットを記録した。主人公は、美しく成長した19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)。白うさぎによって不思議の国へ導かれ、奇妙な住人たちと出会い…というところまではアニメーション版と共通するが、本作では国を支配する残忍な赤の女王(ヘレナ・ボナム =カーター)を倒すため、なんとアリスが運命をかけた戦いに巻き込まれていく!自分が何者か見いだせず悩んでいた少女が、冒険を通して“戦う女性”として活躍する、まったく新しいアリスの物語となった。そして忘れてはならないのが、幾度となくバートンとタッグを組んできたジョニー・デップの存在。世界中にファンを持つカリスマ俳優が演じたマッドハッターは、アニメーション版以上にビジュアルも性格も奇抜ながら、デップの魅力も手伝って大人気のキャラクターとなった。ちなみに、本作では奇妙な世界観を表現するために、マッドハッターの目は3倍の大きさに、赤の女王の頭は4倍の大きさに加工されている。まるでアリスの内面を映し出したような、奇妙だが現実感も備えた見事な世界観は、こうした細部のこだわりからでき上がっているのだ。■マッドハッターを救うためアリスが過去にさかのぼる!『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(’16)前作から6年ぶりに満を持して登場した新作では、あのマッドハッターが“悲しい過去”にとらわれてなんと命の危機に!アリスはさらに成長し、船長として大海原で活躍するまでになったが、再び導かれるように不思議の国へ。そして、友人マッドハッターを救うべく、禁断の“過去へさかのぼる”時間の旅へと出発する。奇妙な住人たちは引き続き登場し、本作では宿敵・赤の女王と、新たに時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)という脅威がアリスの前に立ちはだかる。さらに「赤の女王の頭はなぜ、大きいのか」「なぜ、あれほどまでの暴君になったのか」という秘密も、彼女の切ない過去と共に明かされる。果たして、アリスはマッドハッターを救い、自らの運命も切り開くことが出来るのか!?不思議の国の美しくも奇妙な世界は、さらに色鮮やかにパワーアップ。そして、誰もが縛られがちな“時間”や、過去への後悔という普遍的で深いテーマを、迫力満点な冒険を通して描いた作品として、そのドラマ性は前作よりも高い評価を得ている。ちなみに、本作では過去をさかのぼることで若いマッドハッターが登場するが、特に“アリスに会う前”の彼は性格も異なるため、髪の色や髪型、服などには微妙な変化が。真ん中で分けてなでつけたようなヘアスタイルで、髪のウェーブも少しゆるめ。まだそこまでの“マッド”さがないところに注目だ。過去、現代、そして前作も含めて、いろんなマッドハッターを比較してみるのも面白いだろう。ルイス・キャロルの原作に始まり、ウォルト・ディズニー渾身のアニメーション版、さらに、それらの世界観を受け継ぎつつも、迫力の映像美やより現代的なテーマで時代と共に進化してきた実写映画。こうして、あらためて作品を見返すことで、ディズニーが生み出してきた“アリス”の世界の魅力を堪能できるはず!秋の夜長に、まとめてイッキ観してみるのはいかが?『ふしぎの国のアリス』『アリス・イン・ワンダーランド』『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は11月2日(水)よりMovieNEXで登場。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は10月26日(水)よりデジタル配信開始(ほか2作品はデジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2016年10月23日夏に公開され、好評を博した『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のデジタル配信が26日(水)から始まり、来月にはブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが発売されるのを記念して、本作の未公開映像が公開になった。ファンの間でも人気の高いキャラクター“赤の女王”の恐ろしくも、思わず笑ってしまうシーンだ。公開された未公開シーン『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズは、ルイス・キャロルの小説の世界観を基に、主人公アリスが不思議な国“ワンダーランド”で冒険を繰り広げる作品で、『…時間の旅』ではアリスが親友のマッドハッターの危機を救うために再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる危険な旅に出る。このほど公開になった映像に登場する赤の女王は、かつてワンダーランドを支配していた恐ろしい女王。美しい白の女王は妹だが、彼女のことを憎んでいる。未公開シーンは、赤の女王が植物でつくられた新たな住みかで、時の番人タイムから受け取ったオルゴールを眺める場面で、よく観ると、斬首刑を模したオルゴール人形が妹の白の女王になっている。それを見て不敵な笑みを浮かべる赤の女王は恐ろしいが、どこか奇妙で思わず笑みがこぼれるのではないだろうか。なぜ、赤の女王はここまで妹のことを憎んでいるのか? なぜ赤の女王は他の人よりも“ほんの少し”だけ頭が大きいのか? 彼女が怒りっぽい理由は? これらの疑問が『…時間の旅』ではついに明らかになる。劇中でアリスは、ハッターを救うために時間を“逆方向”に旅するため、赤の女王だけでなく、白の女王やハッターなどおなじみのキャラクターの過去が語られる。MovieNEXには、この他にも貴重なボーナスコンテンツが収録されており、より深くワンダーランドの現在と過去を存分に楽しむことができそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』10月26日(水)先行デジタル配信開始11月2日(水) MovieNEX発売
2016年10月20日「Acid Black Cherry」のアルバムを原作とした、広瀬アリス主演映画『L-エル-』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切られ、また誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画の原作となる「L-エル-」は、波乱の人生を送った一人の女性“エル”の「愛」をテーマに、孤独で壮絶な人生を綴った物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム。総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録した本アルバムは、昨夏には物語部分が書籍化され5刷されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。映像化は困難と思われていた本作に挑戦するのは、多くのアーティストのMVを手掛ける下山天監督。独創的な世界観を、VFXを多用したファンタジックなビジュアルと、生々しい演出でリアルに実現している。またキャストには、広瀬さんが少女時代から老いゆく姿までのエルを演じ、オヴェス役に古川雄輝。さらに、高橋メアリージュン、平岡祐太、成田凌、弥尋、古畑星夏らが脇を固める。このほど解禁されたポスタービジュアルは、「欲しかったのは、愛。」というコピーと共に、散った赤い薔薇の花びらの上に横たわり、憂いを帯びたミステリアスな瞳でこちらを見つめるエルや、2人が出会った“色のない街”を背景に、優しいまなざしで遠くを見つめるオヴェスが写し出されている。さらにその下には、エルの人生に大きく影響を及ぼす人物たちの姿も。エルという一人の女性の孤独で壮絶な人生、そしてそのエルを愛し続けるオヴェスの一途な姿、想いを表現したドラマティックなビジュアルに仕上がっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日ジョニー・デップ×ティム・バートンで贈る『アリス・イン・ワンダーランド』のシリーズ最新作、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が、10月26日(水)より先行デジタル配信開始、11月2日(水)にはMovieNEXが発売されることが決定。また今回の発売に合わせて、個性的なキャラクターたちが登場する予告編も到着している。舞台は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原でたくましく活躍するアリス。しかし、厳しい現実に直面し再び不思議の国、ワンダーランドへと誘われる――。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友、マッドハッターを救うため、アリスは “時間をさかのぼって過去を変える”ことを決意する。そこに待ち受けるのは、ワンダーランドの住人たちの秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦いだった…。キャストには、お馴染みのマッドハッター役ジョニーやアリス役のミア・ワシコウスカを始め、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーター、白の女王役のアン・ハサウェイ、そして本作のキーとなるタイムにはサシャ・バロン・コーエンが出演している。また、日本語版吹き替えには、深田恭子が白の女王を前作から続投するほか、タイムを滝藤賢一、ほかにも平田広明、朴ロ美、茶風林ら豪華俳優陣が集結している。本作のテーマは「時間」。アリスは時間をさかのぼり“タイム”と戦う。冒頭ではアリスは自分の時間をどう使うべきか、あまり注意を払っていない人物、そして亡き父を想って嘆く過去にとらわれた人として描かれている。しかし、アリスは時間は何かを奪うが同じように何かを与えてくれると学んでいく。それを理解することで、アリスは時間と向き合い、いまこの時を共にする人=母を大切に思うようになる。「いまという時間に感謝することができれば、将来後悔する原因や、喪失感は生まれない」…それが、ボビン監督のシンプルなメッセージとなっている。アリスが学ぶこのレッスンは、ある意味いま、誰もが迷ったり悩んだりしている、仕事と人生と愛する人々との間の“バランスを取る”ということについての現代の物語でもあるのだ。今回発売されるMovieNEXには、ボーナスコンテンツも収録。ディズニーが贈るファンタジー・アドベンチャーの代表作であり全世界で話題を呼んだ本作を、ぜひMovieNEXでお楽しみあれ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEXは11月2日(水)より発売(同日、ブルーレイ・DVDレンタル開始)※10月26日(水)先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年09月06日ティム・バートン監督とジョニー・デップ主演で全世界で大ヒットを記録した究極のファンタジー・アドベンチャー『アリス・イン・ワンダーランド』と、ディズニーを代表する名作アニメーション『ふしぎの国のアリス』が、この度MovieNEXで11月2日(水)に新発売されることが決定した。現在公開中の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の前作となる『アリス・イン・ワンダーランド』。本作は19才のアリスがワンダーランドに迷い込み、摩訶不思議な住人たちと出会い、想像を絶する冒険を経て自分自身の未来を見出していくまでを描いた究極のファンタジー・アドベンチャー。バートン監督&ジョニー主演で贈る本作は、日本はもちろん全世界で大ヒットを記録した作品だ。そして同時発売となる『ふしぎの国のアリス』は、世界の125の言語で翻訳されているルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を原作に1951年に製作。ウォルト・ディズニーの第13作目となる長編アニメーションで、製作翌年のアカデミー賞作曲賞にもノミネートされている。製作から半世紀たったいまもなお、愛され受け継がれている作品だ。ディズニーの代表作とも言えるこの2作。スマホやタブレットなどでいつでもどこでも楽しむことが可能だ。『アリス・イン・ワンダーランド』『ふしぎの国アリス』MovieNEXは11月2日(水)より同時発売※2作品共にデジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2016年08月11日公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が日本でも公開され、好評を博している。本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』の“続編”という位置づけだが、製作者たちは“新しい物語”を描くことに注力したようだ。キャストと監督が語る特別映像が公開になった。公開された特別映像『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズは、ルイス・キャロルの小説の世界観を基に、主人公アリスが不思議な国“ワンダーランド”で冒険を繰り広げる作品だが、このほど公開になった映像でジェームズ・ボビン監督は「新しい物語だ。新しい役柄や世界を披露したい」と語る。前作はまだ少女のアリスが、ワンダーランドでの冒険を通じて成長し、自分の意思で自身の進むべき道を選び取るまでが描かれたが、本作では“時間”をテーマに大人に成長したアリスが現在の自身の環境を見つめなおしていくドラマが、ワクワクする冒険と共に描かれる。さらに“時間を逆行する冒険”というモチーフを取り入れたことで、前作に登場したキャラクターを“そのまま”使うのではなく、過去や変化になったきっかけをイチから創造。前作を観ていない観客でもすべてのキャラクターの事情や変化が楽しめるのが大きな特徴だ。映像には、色鮮やかなワンダーランドや歯車がひしめきあう“タイムの城”など華麗な本編カットや、ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイらのインタビューを収録。前作とは異なる展開や、人物造形の一端を垣間見える映像がたっぷりと収録されており、なぜスタッフたちが長いインターバルを経て、“新しい”作品を製作したのかが伺える内容になっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開中
2016年07月13日『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(公開中)のキャストやスタッフが主人公アリスについて語るインタビュー映像がこのほど、公開された。前作から6年の時を経て公開される本作では、再び美しくも奇妙な"ワンダーランド"へ誘われたアリス(ミア・ワシコウスカ)が、悲しい過去に心を奪われた友人マッドハッター(ジョニー・デップ)を救うべく、"時間をさかのぼる冒険"へと出発する。イギリス出身のジェームズ・ボビン監督は、本作のベースとなった、同じく英国のルイス・キャロルによる小説『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を「イギリス人にとってDNAの一部のようなもの」と紹介。アリスについては「家父長支配的だったビクトリア朝時代の社会において、新しい考え方を持った人物。当時から、古風な社会に暮らす現代的な女性といったキャラクターでした」と話す。また、「ルイスが人々に理解してもらいたかったのは、アリスはそれ以前の世代とは全く異なる世代の女性であり、現状に耐えるようなことはしないということ」と推察。「アリスの世代は婦人参政権論者として育った世代だったので、彼女らがあらゆる意味で世界を変えた。それは僕にとって重要」と社会的な背景も踏まえて語る。そんなキャロルの作風を取り入れつつ、ティム・バートンが作り上げた前作のキャラクターたちを主体に、彼らがどうなったか、過去に何があったのかを描く本作。前作終盤で成長の兆しを見せたアリスは、本作では、船長として大海原を航海するほどタフなヒロインへと進化した。ミアも、自身が演じる成長したアリスを「自己が確立された女性像」と評価。「冒頭で、アリスが船長として航海していたことから強くなり、自分自身のことがよくわかるようになっていたのに、イギリスに戻り、自分に求められていることがあまりにも程度の低いことだったと知りがっかりするというのが良い。自分にはそれ以上の価値があり、幸せでいられるだけでも、自分がやりたいことをやれるだけでも良いと思っているというアングルが良い」と話し、「アリスみたいなキャラクターが、若い子供たちや女の子たちにとって最初の接点になるなら、とても素晴らしい」と期待を寄せる。製作を務めたスザンヌ・トッドは、本作について「現代の女性が共感できる、20代女性のための要素も含まれている」とアピール。「アリスは自分のキャリアでやりたいことをわかっており、集中して取り組んでいますが、同時に家族関係にも対処しなければならず、母親との関係を再構築していかなければなりません」と説明し、これは「20代の時に両親と自分の間によく起きるもの。その年頃のすべての若い女性にとって分岐点となるので、現代の女性はアリスの旅路に共感すると思います」と語る。このほか、映像では赤の女王役ヘレナ・ボナム=カーターが「信じた道を進み自分自身を旅する」、白の女王役アン・ハサウェイが「人の上に立つ人物。夢を追い不可能を可能にする」といった言葉で、それぞれアリスを表現。本編のシーンと共に映されるインタビュー映像から、おのおのが抱くアリスへの思いが伝わる。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved./Disney.jp/Alice-Time
2016年07月04日公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の特別映像が公開になった。日本オリジナル版の映像で、スマートフォンの画面を模した縦型の動画で、映画のタイトルにもなっている“時間”がモチーフになっている。公開された特別映像このほど公開になった動画は、スマートフォンの中に流れていた時間が“おかしく”なり、アリスが親友マッドハッターを助けるために冒険に旅立つ、というもの。アイコンが並ぶホーム画面や、メッセージアプリにアリスやハッター、白の女王らが登場する。映画ではアリスは時間をさかのぼる旅に出るが、時間の番人タイムから、過去の出来事を変えてはならないと警告される。彼女が過去を変えてしまえば、時の流れが“おかしく”なり、ワンダーランドが危機に陥るからだ。しかし、アリスが時間をさかのぼる目的は親友ハッターを過去の悲しい出来事から救うこと。ワンダーワンドの時間は正しく流れ続けるのか、それとも今回の動画のように“おかしく”なってしまうのか?ちなみに今回の特別動画には“隠れミッキー”も仕掛けられているそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開中
2016年07月04日2016年7月2日、3日の全国映画動員ランキングは、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(全国354館)が初登場1位になった。その他の画像本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』を監督したティム・バートンが製作を担当したファンタジー。ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、アン・ハサウェイらが続投し、サシャ・バロン・コーエンがタイム役で出演。懐かしい仲間たちと再会したアリスが体験する時間をさかのぼる不思議な冒険を描く。2位は『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(全国289館)。3位の『ズートピア』(全国342館)は公開11週目を迎えるもTOP3内にとどまっており大ヒット中だが、配給は7月15日(金)で上映終了を発表している。そのほか初登場5位に『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』(全国184館)が入った。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』2位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』3位『ズートピア』4位『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』5位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』6位『貞子vs伽椰子』7位『64-ロクヨン- 後編』8位『日本で一番悪い奴ら』9位『クリーピー 偽りの隣人』10位『デッドプール』
2016年07月04日「不思議の国のアリス」のその後を描いた映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、7月1日(金)今夜放送の「金曜プレミアム」に登場する。同作は全世界で愛され続けるルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の“その後”を『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『ダーク・シャドウ』などで知られるティム・バートン監督とジョニー・デップ主演のコンビで映像化した作品。その“絵本”の世界をそのまま実写にしたような独特の映像美は公開当時大きな話題となり、多くの人を魅了。映画だけでなくファッションや音楽といった様々な分野にもその影響が波及したのも記憶に新しい。19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は、パーティーを抜け出し、白うさぎを追いかけて大きな穴に落ちてしまう。行き着いた先は「ワンダーランド」。そこでアリスは、マッドハッター(ジョニー・デップ)、白の女王(アン・ハサウェイ)、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)など、まか不思議な住人たちと出会う。マッドハッターは、アリスこそがワンダーランドの独裁者・赤の女王による支配を終わらせることのできる“救世主”だと信じていた。いつの間にかワンダーランドの運命を背負ってしまったアリスは、赤の女王との戦いに巻き込まれていく―というストーリー。未だ熱狂的なファンが多い本作だが、続編となる最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も7月1日(金)本日から全国公開中。今夜放送の『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語を描く作品で、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡ったアリスを待ち受ける、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか? そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。アリスやマッドハッターら主要キャストたちが再集結し、物語のキーとなる<時間>を司るタイム役をサシャ・バロン・コーエンが演じている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』鑑賞の前に前作を観て予習してみては?金曜プレミアム『アリス・イン・ワンダーランド』は7月1日(金)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2016年07月01日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回はジョニー・デップの好演も印象的だった『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』です。***みんな大好きジョニー・デップのキテレツ姿!いろいろやってるけど、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッターは特に強烈で、主役のアリスを食っちゃってたわよね~。そのハッターが、続編では死の床。ついに食われたアリスが満を持しての主役になったのよ〜。「そうなの。今回のアリスは、すごく成長して、ある意味、マッドハッターよりもマッドなことを平気でするの」と言うのは、前作からアリスを演じているミアちゃん。「アリスは2年もの間、船長として世界を旅していて、力のある立場の女性になっているの。女性が活躍できる時代じゃないだけに、その稀少な価値を理解して自分を愛しているのよ。そういう自立した女性を演じること、そして彼女を掘り下げることができたのは、私にとって最高の経験だったわ。ぶっちゃけ、今回のアリスの方が、演じていて楽しかったのよね(笑)。でも前作は前作で、私にとって特別な作品。だって、あの作品から、私のキャリアはガラッと変わったんだもの(笑)」そうそう。あそこから人生変わっちゃったわよね〜。ぶっちゃけ忙しセレブすぎて人まで変わっちゃいそうだけど「世間で言われるほど私自身はそれほど変わらないのよ」とミアちゃん。おごりがないのね!!「やっぱり今でもオーストラリアに自宅があるからかな。子供の頃はあちこち転居していたから、むしろ今の方がずっと落ち着いているくらい。弟とシドニーに越して3年だけど、家族のいるキャンベラと行ったり来たりしてるのよ。もちろん仕事のときは別の国にいるけど、今はスカイプでいつでも顔を見て話をできるから、常に家族と一緒って感じ。いい時代よね〜」超大作も小規模の作品も出まくりの助だから、世界を股にかけて大活躍。そういえば、加瀬亮くんと共演した『永遠の僕たち』なんてすごくいい映画だったじゃない!「亮のことはリオって呼んでたんだけど、すごい俳優よね。あの作品はガス・ヴァン・サント監督や彼のような個性的な人たちと一緒に仕事できたから、様々なことを学べたわ。これからも規模にかかわらず出演したいし、もっと女性監督との仕事もできたらいいな、って思ってるの。たとえばジェーン・カンピオン監督(『ピアノ・レッスン』)とか。彼女が大好きなの!」◇ミア・ワシコウスカ1989年10月14日、オーストラリア・キャンベラ生まれ。子役から活躍し、2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』で主役に抜擢されて以降、ハリウッドのA級女優に。(C)Theo Wenner / Art Partner /amanaimages◇前作の監督ティム・バートンがプロデューサーとして参加したワンダーランドの“はじまり”の物語。監督/ジェームズ・ボビン出演/ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップほか7月1日より全国ロードショー。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.※『anan』2016年7月6日号より。インタビュー、文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年06月30日アリスが戻ってきた。前作から3年後を描いたシリーズ2作目『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』では、時間に奪われた大切なものに執着する親友マッドハッターを救うために再び冒険の旅に出る。前作から6年の月日を経て、すっかりたくましくなったアリスを演じるのは、もちろん、ミア・ワシコウスカ。女優としても、女性としても、すっかり成長した彼女が、どんなアリス像を見せてくれるか、ファンとしては気になるところだろう。来日したミアに、作品に寄せる思いを聞いた。映画の冒頭、船長として勇ましい姿を見せるアリス。時代背景となる19世紀には、男性を率いるパワフルな女性は少なかったはず。「アリスが最初に登場するとき、とても強さを持って描かれているところがとても気に入っているの。2年ほどの航海で船長という役目を立派に果たし、自分が誰であるかも確立しているし、経験からくる強さも持ち合わせている。ところが帰郷してみると、当時のイギリス社会が彼女に期待するものがとても低くて。でもアリスはそれに流されず、自分の価値は自分で決めるものだという感覚を持ち続けたまま、自分の決めた道を歩み続けていく。これはぜひ、30、40代の女性にも受け取ってもらいたいメッセージね」。今回で2回目となるアリス役も、これまでの役選びを見ても、役との結びつきがとても強いことが感じられるミア。撮影後、離れがたいと感じる役柄もあるのでは?「それぞれの役によって変わるけれど、ときには“やっと終わった、嬉しい”と、すぐに役から離れられることもあるわ。必ずしも役が嫌いだというわけではないの。例えば、『ジェーン・エア』のように、衣装がとてもきつくて、“やった!終わった”と思う役もある。もちろん、キャラクターと離れがたくて終わったときに喪失感を覚えるものもあるわ。アメリカで最初に出演した『In Treatment』というTVシリーズでは、ソフィーという女性の人生を、演技を通して追うことで、彼女の友達になったような気がしていたの。とても別れがたかったわ」。では、アリスは?「アリスはとても好きな役。特にこの2作目は演じていてとても楽しかったの。でも、衣装の着心地があまり良くなくて。毎日、シートベルトでもするみたいに、がっちり着込んでいたの。1作目も衣裳がとてもきつくて、それに比べれば今回のほうが楽だったわ。パンツルックも多かったし。オリエンタルなドレスも、スカートに見えて、実はフレアの太いパンツだったのよ。だいぶ動きやすくかったわね。今回は走ったり、跳んだりも多かったから、そのためだとも思うけれど、アリス自身も自由が反映されているとも言えるわ。とはいえ今回も、着たらそのまま衣裳を縫われてしまったり、座らないでと言われたり。すごく肉体的につらい面があった。そういう意味では、撮影が終わったとき、感傷的にならずにすんだわね(笑)」。作品の前半では、父を失い、“時間は大切なものを奪う泥棒”と考えているアリスだが、冒険を通して、時や過去への執着を解き放ち、成長していく姿が描かれていく。もし、アリス同様、時間は残酷なものだと考える女性たちがいるとしたら?「本作には時間に関する素晴らしいメッセージが込められているから、ぜひ観て欲しいわ。過去を正そう、変えようとするのではなく、過去から学ぼうとすることで自由を得ることができるし、いまこの瞬間を生きる、いま持っているものを大切にすることができる。それが、人が時間との間に築くことができる健康的な関わりだと思うの。もともと人には、そういう感じ方をする習慣がないと思うので、ぜひ学んで欲しいわ」。では、ミアには変えたい過去はない?「ないわ!もう、いまはね(笑)。もちろん、ああすればよかった、こうすればよかったと考えることはたくさんある。いまと違っていたらと思うことは誰にでもあるでしょう?でも、いまの私は時間と健康的な関係を持てていると思うわ。起きたことを悩むよりも、受け入れて先に進むほうがいいと思うから」。時間が大きなテーマとなっている作品だけに、この6年間、ミアがどんな時間を過ごしてきたのか気になるところ。「最高の6年間だったわ。多くの素晴らしい映画に出演し、作品が私を違う場所、違う時代へと連れて行ってくれた。それにプライベートも充実しているわ。実はずっと両親と住んでいたんです。映画の仕事が入れば、海外に行かなくちゃいけないから、自分の家は必要なかったの。でも、いまはやっと独り立ちして、自分の家と呼べる場所がシドニーにあるの。自分だけの場所を持つことができたことも誇らしいわ。仕事もたくさんしたけれど、仕事と離れたところで、自分の人生もしっかり確立しはじめることのできた6年だったわ」。その間には、短編2作で監督も経験。女優に新しい視点は加わったのだろうか。「短編を手掛けたおかげで、また違ったカタチでクリエイティビティというものを掘り下げることができたわね。例えば、視覚的に。実は、演技の部分はあまり考えなかったの。素晴らしい俳優をキャスティングしていたので、俳優たちは本能的に必要なものをわかってくれていると信頼できたから。だから、演技に対する不安を持たずに、カメラの裏側に立つわくわく感を味わうことができた。もちろん、不安がなかったわけではないわ。でもそれは、カメラの前で演技をするのとは全く違う種類の不安ね。人に観られるわけではないので、無心になって製作に没頭できたの。そんな経験を通して、大きな報酬を得たと思うわね」。深いクリエイティビティを発見したというミアの、ますますの活躍に期待!(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年06月30日●成長したアリスへの尊敬映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日に公開を迎える。舞台は、アリスがワンダーランドで救世主として戦った冒険から3年後。悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、大人の女性へと成長したアリスが時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。亡き父の後を継ぎ、船長として3年間におよぶ航海を経験したアリスは、強くたくましい女性へと成長。冒頭の航海シーンでは、窮地に陥るも船長として堂々と指揮をとる自信に満ちあふれた姿が描かれる。そんなアリスを演じるのは、前作に続き女優ミア・ワシコウスカ。先日来日したミアに、6年ぶりに演じたアリスへの思いや撮影秘話、マッドハッター役のジョニー・デップをはじめとする豪華共演者とのエピソードなどを聞いた。――冒頭シーンから今回のアリスは強さを感じましたが、6年ぶりに演じたアリスの印象は?冒頭からまさにそう! 船長を経験して自信をつけて戻って来た。にも関わらず、英国風の社会が彼女に対する期待は低くてショックを受ける。それでも決してめげずに、自分の価値を曲げず、自分のやりたいことをやり通す…そういうアリスだったと思います。――成長したアリスを演じる上で意識した点は?前作のアリスは受け身であることが多かったのですが、今回はより自信をつけ、自分から行動したり、いろんなことを牽引したりすることが多かった。それが演じる面白さとしてありましたし、気を付けたところでもあります。――アクションシーンも多かったですが、苦労しましたか?特に体作りはしていませんが、スタントのチームと撮影前に2週間特訓しました。体を使うのは得意な方ではないんですが、すばらしいスタントチームに恵まれて…例えば船の操作とか、映画の中では1秒かもしれないけどかなり勉強して楽しかったです。――今回のアリスと自身が似ている点は?本当に彼女(アリス)を尊敬していますが、似ているところはあまりないかもしれないなと思います。でも、世の中の女性に持ってもらいたいなと思うアリスの大好きな部分は、周りの人たちの自分に対する期待が低くても、自分はもっと価値があって自分の好きなことをやるべきなんだと思っていられるところ。彼女のような自信をみなさんにも持ってもらいたいです。――似てないというのは意外でした。ミアさんはどんな性格ですか?自分のことを客観的に見るのは難しいのでわからないです(笑)。でも、演じるキャラクターから学ぶことはたくさんあります。アリスからも、自分がだれであるかという確固たる思いみたいなもの…アリスが持っているような感覚は、自分がまさに築いているところだと思います。――アリスのように時間をさかのぼって助けたい人は?母が一人っ子なので、きっと子供時代、孤独だったんだろうなって。自分は兄弟がいるので、時間をさかのぼって母のお友達になってあげたいです(笑)(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.●J・デップら大先輩との秘話――豪華キャスト陣が再集結しましたが、マッドハッター役のジョニー・デップとの6年ぶりの共演はいかがでしたか?前回もご一緒させていただいていたので、とてもやりやすかったです。前回すばらしい体験をして、今回もまた共演できて運がよかったと思います。今回は、お互い目でいろんな感情を伝え合う演技もありました。彼は本当に才能があり、私にも優しくしてくださるすばらしい役者。今回も楽しかったです!――以前、ジョニー・デップからクリエイティビティを感じるとおっしゃっていましたが、どういうところに感じましたか?ジョニーは、演じるキャラクターが全然違っても、どこかジョニーらしさを演技にもたらすことができる役者だと思うんです。監督が言っていたのですが、今回のマッドハッター役では、もろさをしっかり演じられていた。普通に演じたら狂気のように走ると思うんですけど、そのあたりが彼のクリエイティビティだと思います。――現場でジョニーから言われて印象に残っていることは?特に言葉というのは思いつかないですけど、共演シーンがすごく楽しくて(笑)。今回、劇中でかなり体を使って走ったり飛んだり、スタントが多かったんです。そして、映画の核心に触れる肝心のシーンをじっくり一対一で演じられたことは、すばらしい経験になりました。――白の女王役のアン・ハサウェイ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーターという大女優とも再共演。学ぶべきものが多かったのでは?2人とも役者としてとにかくすばらしいなと思うのは、自意識過剰じゃないところ。どうしても役者という仕事柄いろんなものがついてきてしまう。でも彼女たちはそういうことを一切気に留めず、キャラクターに飛び込んだり、キャラクターになって演じることができる。そういうところに敬意を感じています。――最後に…日本では特に、ミアさん=アリス、アリス=ミアさんという印象が強いですが、今後どんな役を演じていきたいですか?いろんな役を…特に自分がやったことない役をやりたいです。自分とかけ離れたような役、あるいは普段だったら表現できないようなことを表現できる役を演じたいです!■プロフィールミア・ワシコウスカ1989年生まれ、オーストラリア出身。バレエを学び、15歳で演技の道へ。映画デビュー作『Suburban Mayhem』(06)でオーストラリア映画協会賞新人女優賞ノミネート。『アリス・イン・ワンダーランド』(10)で一躍その名を世界に知らしめる。そのほか、『インセント・ガーデン』(13)、『クリムゾン・ピーク』(15)などに出演。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年06月30日ティム・バートン×ジョニー・デップのタッグで贈る『アリス・イン・ワンダーランド』の待望の最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。いよいよ、日本公開を間近に控えた本作だが、このほど赤の女王とタイムの映像がいち早くシネマカフェに到着した。物語は前作『アリス・イン・ワンダーランド』から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる旅へと出発する――。そしてアリスの前に立ちはだかるのは、前作での暴れっぷりも記憶に新しい、巨大な頭がトレードマークの暴君・“赤の女王“と、新登場の時間を操る番人“タイム”。タイムは、なんと自身が「時間そのもの」という摩訶不思議なキャラクターで、時間をさかのぼる動力源「クロノスフィア」を持つ最重要人物。常にえらそうでナルシストっぽく、だけどちょっと間の抜けた憎めないキャラクター。アリスは彼の持つ「クロノスフィア」を使って、過去へ戻ってマッドハッターを助けようとする。しかし、盗まれたものを取り返そうとするタイムと、「現在も過去も未来も思いのままに支配する」という暴君らしい発想で「クロノスフィア」奪還をもくろむ赤の女王、いずれにも狙われることになってしまうのだ。こうしてアリスの脅威として君臨する赤の女王とタイムだが、実はタイム、あの誰もが恐れる赤の女王に恋をしているというのだ。そんなただならぬ関係(?)にある2人を裏付けるような映像がこのほど到着!映像にあるのは、タイムのもとに赤の女王が訪問するシーン。訪問するやいなや、「贈り物!」と一言。対しタイムは「もちろんだ」と目を輝かせ、うっとりと彼女をほめたたえながらプレゼントを贈る。そんな姿は、アリスの前でエラそうに振る舞う姿とは大違い! 赤の女王もまた、ぶっきらぼうにプレゼントを受け取りつつも「一生大事にする」と答えるあたり、ツンデレの魅力がさく裂している。赤の女王にゾッコンなタイムだが、同時にひどく恐れてもいると語ったのは、タイム役のサシャ・バロン・コーエン。続けて「多くの人々がそうした相反する感情を誰かに対して抱いたことがあると思うんだけど、そんな風に強烈な愛と極度の恐怖が入り混じることで、タイムは彼女に身も心もすっかり奪われてしまうんだ」と説明した。赤の女王を演じるヘレナ・ボナム=カーターとサシャは、これまでにも『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『レ・ミゼラブル』などで共演済み。そんな彼らの役柄について、プロデューサーのスザンヌ・トッドはこう語る。「彼らはこれまで多くのほかの映画でカップルを演じてきたけど、私たちはそういうふうにしようと決めていたわけじゃないの。たまたまそういうふうになったのよ」とあくまで偶然だと説明。「でも彼らには素晴らしいコメディ的相性があって、彼ら2人が一緒のシーンは、映画の中で最も可笑しいシーンのいくつかだわ」と話しており、相性抜群の演技を披露していたようだ。前作よりもパワーアップして帰ってくる本作。劇中で明かされる、赤の女王の「頭が巨大化した原因」や、タイムがもたらす「時間の大切な意味」にも注目だ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月26日ジョニー・デップら豪華キャストが6年ぶりに再集結した『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)にいよいよ公開となる。本作は『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描く。シネマカフェでは映画のベース、「鏡の国のアリス」の物語が生まれた“はじまり”を紐解くため、原作者ルイス・キャロルのゆかりの地イギリス・ロンドンを巡る現地取材を敢行!今回は劇中で印象的なシーン、マッドハッターが愛する“ティーパーティー”からインスピレーションを得たカフェ「マッドハッターティー」をご紹介!ロンドン・ソーホー地区に位置するサンダーソンホテル。その中のレストランにあるのが「マッドハッターティー(MAD HATTER’S AFTERNOON TEA)」だ。白を基調にしたモダンなつくりになっており、光が差し込む中庭で食事をすることができる。店内は女性同士や、子ども連れのママ友だち、カップルなどが多くみられた。席についてまず目に入るのが、テーブルの上にある洋書。物語を読むように本を開くとそこにメニューが!さらに「アリス(Alice)」「チシャ猫(Cheshire Cat)」「赤の女王(Queen of Hearts)」「マッドハッター(Mad Hatter)」「白うさぎ(White Rabbit)」と書かれた瓶の中に紅茶の茶葉が入っており、香りを楽しみながら紅茶を注文。ちなみに「アリス」には黒スグリ、バニラ、キャラメル、柑橘類、ベルガモット、矢車菊、マロウブルーが入っており、バニラの香りがふんわり伝わる中国紅茶で、これら全てオーダーメイドのお茶となっているためここでしか味わうことができない。アフタヌーンティーには、スコーンやサンドイッチのほかに最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のカギとなる時を刻む“時計マカロン”や、トランプ兵クッキー、てんとう虫ケーキ、美しい蝶になってアリスと再会するアブソレムを彷彿とさせる芋虫チョコ、さらには“Drink Me”ボトルに入ったマンゴードリンクがあったり…とキュートなお菓子が登場する。夜になるとカクテルなどが出される「マッドハッターのほろ酔いイブニングティー(MAD HATTER’S TIPSY EVENING TEA)」に変わるとのこと。アリスファンには大満足のティーパーティが楽しめること間違いなしだ。映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でもマッドハッターと三月うさぎ、ヤマネのティーパーティーは健在!しかし思わぬ来客のせいでとんだパーティーになってしまい…。彼らに訪れるハプニングとは?マッドハッターたちは無事パーティーができるのか?ぜひ劇場で見届けてみて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年06月26日俳優の滝藤賢一が7月1日(金)公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版で、物語のカギを握る新キャラクター“タイム”の声を演じることが発表になった。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げるが、時が正しく流れ、過去が改変されないように見張っている番人が“タイム”だ。「ついにハリウッドデビューか!と嬉しかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と喜ぶ滝藤は「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」とコメントした。滝藤は徹底的に準備を重ねて現場に臨むことで知られているが、彼がワンダーランドの番人にして、どこかコミカルな面も持つ“タイム”の声をどう演じるのか気になるところだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月24日俳優の滝藤賢一が、映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で新キャラクターの時間の番人"タイム"の日本語版声優を務めることが23日、わかった。映画声優初挑戦となる。滝藤が演じる時間の番人"タイム"は、誰もが敵に回したくはないと恐れている人物。無限の空間にそびえる永遠の城に棲む、"時間"の化身で万物にパワーをもたらす万物の大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ、半身人間、半身機械という摩訶不思議な存在だ。おどろおどろしい姿とは裏腹に、自信家で間抜けという愛嬌のある一面も持つ。オーディションを受けて決定したという滝藤は、「ついにハリウッドデビューか!とうれしかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と声優が決まった時の喜びをコメント。アフレコについて「声だけで表現することは難しく、大変でした」と振り返り、「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」と冗談交じりに語った。本作は、前作から3年後の世界を舞台に、悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。白の女王役の深田恭子をはじめ、マッドハッタ―役の平田広明、アリス役の安藤瞳、赤の女王役の朴ロ美(ロは王へんに路)の日本語版声優の続投も先日発表された。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月24日7月1日より公開されるディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』に先駆け、伊勢丹新宿店では6月22日から28日までの期間限定でアリスや映画に登場するキャラクターをモチーフにしたアイテムを揃えた「アリス・イン・ワンダーランドの世界 at ISETAN」を展開中。本館1階=婦人雑貨/帽子には、世界的な帽子ブランド・ミサハラダ ロンドン(misaharada london)から、映画ではジョニー・デップが演じている人気キャラクター・マッドハッターのトップハットをアレンジした帽子など3点がデザイン原画とともに並び、本館2階=センターパーク/ザ・ステージにはジルスチュアート ホワイト(JILLSTUART White)よりアリスをイメージしブルーのドレスが三越伊勢丹限定品として、同じく本館2階の婦人靴では、トランプモチーフの細かなカッティングを施したロベール・クレジュリー(ROBERT CLERGERIE)のシューズ(8万6,000円)、ポーチ(3万円)、キーチャーム(1万3,000円)が伊勢丹限定で販売される。このほかにも本館5階=センターパークで、アリスのティーパーティーをイメージしたヴィンテージのテーブルウエアや、時計ブランド・モコ ウォッチ(moco watch)の指時計、本館6階=センターパークでは、チェシャ猫をモチーフにしたバッグやパスケースなど約300点、“アリス・イン・ワンダーランドの世界”が感じられるアイテムがそろう。また、2、5、6階にはフォトブースも設置され、アリス同様にワンダーランドに迷い込んだような写真を撮影することもできるなど、様々な仕掛けも用意されている。
2016年06月22日映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)のジャパンプレミアが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主人公アリスを演じる女優ミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、スザンヌ・トッドプロデューサーが登壇した。本作は、前作から3年後の世界を舞台に、悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。会場には、本作の重要なキャラクター"タイム"の城を表現したセットやワンダーランドをイメージした装飾が施され、アリスやマッドハッターのコスプレしたファンなど約2,000人の観客が詰めかけた。レッドカーペットにプロデューサー、監督、そしてミアが登場すると、会場の熱気はさらに上昇。ミアは胸元も背中も大胆に露出したセクシーなドレス姿で魅了した。そして、声援が飛び交う中、3人はサインや撮影など笑顔でファンサービス。スザンヌプロデューサーは息子ラッシュ君(14)と、ジェームズ監督は妻フランチェスカさんとの2ショットも披露した。ミアは「大勢の人たちが集まってくださって、コスプレの方もいて感動しています」と感激し、映画を再現したステージについても「最高です! 私たちがつくった映画よりもいいかもしれない。美術の人には言わない方がいいと思いますが(笑)」とべた褒め。監督とプロデューサーは「みなさんこんばんは! 今日はありがとうございます」、「東京に来てうれしいです。ワンダーランドへようこそ!」と日本語でおちゃめにあいさつした。約6年ぶり2度目の来日となるミアは、「温泉に行ってみたい。日本食を食べつくしたい。日本庭園にも訪れてみたい」と今回の来日プランを説明。監督は「庭園を見学したい。子供たちのためにロボットも買って帰りたい」と言い、プロデューサーは「お寺、日本庭園、猫カフェ、秋葉原…」とたくさん挙げ、「抜けているところがあったらツイッターで教えてください!」と募集した。ミアはまた、再共演したマッドハッター役のジョニー・デップについて「一緒にいて楽しい素敵な方。役者としての仕事ぶりもすばらしい」と絶賛。最後に「本当にアリスというキャラクターが大好き。とても素敵で強いキャラクターで、原作のアリスが持っていた自立心、好奇心が感じられる」とアリスへの思いを熱く語り、「ありのままの自分でいいんだ、そして、アリスのような強さをメッセージとして受け取っていただけらうれしいです」と呼びかけた。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月21日約6年ぶりの新作となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』にアリス役で主演するミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、プロデューサーのスザンヌ・トッドがプロモーション来日を果たし6月20日、都内で会見を行った。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』/その他の画像この日は同シリーズでおなじみのお茶会シーンを、和のテイストで再現した、その名も来日“お茶”会見を実施。通常の記者会見とは異なり、テーブルには日本茶と和菓子のほか、けん玉やコマなど日本の伝統工芸品が数多く置かれており、ワシコウスカらは大喜び。日本茶での乾杯も披露し、史上初ともいえる“お茶”会見にご満悦だった。ティム・バートンがメガホンをとり大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』の続編。父親から引き継いだ事業が暗礁に乗り上げたアリスは、不思議な鏡を通り抜け、再びワンダーランドに足を踏み入れた。そこには過去に起こった悲劇の呪縛にとらわれたマッドハッターの姿が。アリスは“時間の番人”タイムと対峙し、時空を超えたアドベンチャーに出かける。時間がテーマになった本作について、トッド氏は「アリスの潜在意識であるワンダーランドを舞台に、現実的な問題も踏まえて、愛する人と時間を共有することの大切さを描きたかった」とコメント。バートン監督からメガホンを引き継いだボビン監督は、「ティムが作り上げた幻想的な世界観はそのままに、原作の精神性も尊重した。時間は残酷かもしれないけど、素晴らしいスタッフ、キャストと仕事できるチャンスを与えてくれることもあるよ」と語った。また、当時ほぼ無名ながら、大役に抜てきたされたワシコウスカは「前作で本当の自分を見つけたアリスが、今回では船長として大航海に出て、自信を身につけた。そんな彼女の道のりは、女優としての私の道のりに重なるものがあったから、役作りにも生かすことができた」とキャリアを積み、若手実力派に成長した6年の“時間”に胸を張った。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月20日映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)の来日記者会見が20日、都内で行われ、主人公アリスを演じる女優ミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、スザンヌ・トッドプロデューサーが登壇した。"来日お茶会見"と題して行われた会見では、アリスのティーパーティーを和テイストで再現。来日ゲストが座る空間は和室を表現し、和食器に和菓子、手まりや和傘のオブジェ、けん玉などが飾られた。ミアは「本当に美しい。ディテールがすばらしい」と感激。プロデューサーも「ウツクシイ!」と喜び、監督は早速和菓子を食べて「おいしい!」と喜んでいた。前作から約6年3カ月ぶりに来日したミアは、前作からのアリスの成長について、「前作では、アリスはまだ自分自身を見つけてない。あるいは、物語自体は自分がだれであるか見つける旅だった。しかし、本作では最初からいろんな経験を重ねて力をつけ、自信もある」と分析。「私自身、前作からたくさんの作品に携わっていろんなことを学び、こういった作品に必要なものもより深い理解を持つことができた」と言い、「アリスと私自身の道のりがかぶっていたのは、演じるのにとても役立った」と明かした。また、本作でアリスが対峙する時間の番人"タイム"について、「アリスはタイムから多くを学ぶ」と話し、「その瞬間を大切に生きるためには、過去を受け入れ、そこから学び、自分はだれであるかという強い思いを持ち、また、自分の周りの大切なものを大切し、そうやって未来に向かうということを学ぶ」と説明。ミア自身も「毎日過去から学んでいる。その積み重ねだと思う」と話し、「過去に起きたうれしくないこともポジティブにとらえて未来につなげることができるというのは素敵」と作品のメッセージに共感を示した。前作の監督ティム・バートンからバトンを受け取ったジェームズ・ボビン監督は、「ティム・バートンが作り上げたものを土台にしながら、自分の大好きなアリスの原作のイラストの要素を取り入れた」とコメント。苦労した点について「原作からインスピレーションをもらいながら、原作とは異なる物語であるということ」と打ち明けた上で、「原作を彷彿させる要素もあり、例えば、アリスが初めて鏡を通して移動する際にチェスが出てくる。これは原作と同じ。原作ファンの方にも楽しんでいただけたら」とアピールした。ティムと名を連ねるプロデューサーのスザンヌ・トッドは「ワンダーランドはアリスの中の潜在意識。彼女の心の中であり、彼女の中の声が理解できる」と解説。「本作のテーマは"時間"。重要なのは愛する人と一緒に時間を共有すること、というメッセージが込められている」と語った。本作は、前作から3年後の世界を舞台に、悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。アリス役のミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッタ―役のジョニー・デップ、白の女王役のアン・ハサウェイ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーターらが再集結する。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月20日トーマス ワイルド(THOMAS WYLDE)が、ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』にインスパイアされたカプセルコレクションの受注販売とスペシャルディスプレイを、2016年6月20日(月)よりヴィア バス ストップ 東京ミッドタウン店で実施する。また、2016年7月1日(金)から7月10日(日)までの期間、店内にて限定ストアをオープンし、プレフォールコレクションを展開する。2016-17年秋冬コレクションで披露されたカプセルコレクションでは3ルックが登場。メインキャラクター「白の女王」と「赤の女王」、そして時間の番人「タイム」を表現している。「白の女王」をイメージしたのは、ホワイトのノースリーブドレス。ミニ丈のフロントからフルレングスのバッグにかけて、美しいラインが流れ、主役級のオーラを放つ。「赤の女王」を想わせる鮮やかなレッドのオーバーコートは、シャープなカッティングとベルベットのような光沢感が魅力だ。さらに、「タイム」のロングケープから着想を得た、ブラックのスーツルックも紹介。力強いトップスに対してボトムスはタイトに設定し、裾にはラッフルをあしらったモダンな仕上がりとなっている。一方、プレフォールコレクションでは、タイトなミニスカートやコンパクトなジャケットだけでなく、ブロークン加工を施したカジュアルなデニムスタイルも提案。ファーやレザーといった力強い素材の中に、シアーなファブリックを加えてタフでありながら繊細な女性像を具現化した。なお、カプセルコレクションとプレフォールコレクションの購入者には、日本先行展開となるオリジナルプリントのシルクスカーフがプレゼントされる。【詳細】■トーマス ワイルド カプセルコレクション受注販売&スペシャルディスプレイ日程:2016年6月20日(月)より■THOMAS WYLDE ×DISNEY SPECIAL POP UP STOREat VIA BUS STOP東京ミッドタウン店※店内ではプレフォールコレクションを展開。期間:2016年7月1日(金)~7月10日(日)場所:ヴィア バス ストップ 東京ミッドタウン店住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 2F営業時間:11:00~21:00
2016年06月19日鬼才ティム・バートンが手掛けた『アリス・イン・ワンダーランド』から6年、新たに『ザ・マペット』のジェームズ・ボビンを監督に迎えて贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。今回、なぜバートン氏がボビン監督を選んだのか、監督が描く“時間の旅”に込められた想いに迫った。想像を超えた映像美で「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、日本をはじめ世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』。その“はじまり”の物語を描く本作では、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険が描かれる。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。ボビン監督はイギリス出身ということもあり、「アリスの世界が大好き」という真の“アリスファン”。その熱意にバートン氏も心動かされたという。ボビン監督に依頼したことについて「まず彼がやりたいと思ったということが主な理由だった(笑)。そしてそれだけでなく、熱意を持っていたし、とてもポジティブだと感じられる解釈をしていたということもあった。僕にとって『アリス・イン・ワンダーランド』は予期せぬ幸運のようなものだったが、彼はポジティブで明確なアイデアを持っていると感じたので、前作とは異なるエネルギーが必要だと考え、できる限り支えていこうと思った。こういった作品は大作だから、エネルギー、フォーカス、そして上手くやるためのアイデアを持っている人が必要だったんだ」。バートン氏が語るように前作で生み出した奇妙で美しい“ワンダーランド”の世界に新しい要素を足すことを目指したボビン監督。「世界観はかなりティムから引き継いだものだよ」と語るが、前作を超える世界観を構築するためにボビン監督が意識したものは“リアル”だったという。「アンダーランドはアリスの脳の中にあるのか?ということは僕にとってはあまり重要じゃなかった。アリスにとって、それはリアルなんだ。それこそがもっとも重要なことなんだよ。彼女はそれを信じている。僕が持続させたかったことはそれなんだ」。今回ボビン監督がテーマに選んだのは<時間>。そこで登場するのがサシャ・バロン・コーエン演じるタイムだ。ロンドンでの会見では、「キャラクターはもちろんもともとあったので、サシャのキャラクターはそれらの中に収まらなければならなかった。僕はキャラクター・デザインの中でいつもシルエットを考えるんだ。彼のシルエットは巨大で目立つ肩パットのようなものだと考えた。まるで彼がデザインしたかのようなね。彼は自慢したがりだから、それで人をあっと言わせたかったんだ」とサシャを見ながら話すボビン監督。それについてサシャは「僕のキャラクターがね(笑)」と答えると「ごめんね。サシャではなく、彼が演じるキャラクターの話だ。それがこの世界観にぴったり合ったと感じたんだよ」と丁寧に話す姿がとてもチャーミングだった。ボビン監督は、本作について「アリスは自分から父親を奪ったことで時間を責めている。彼女は時間を敵としてみているんだ。今回の旅は、時間をもっと大切にすべきだと学ぶことなんだ。時間は、何かを奪うことと同じように、何かを与えるんだ。時間というものを有り難く思うことを学び、母親のことを大切に思うようになるんだ。立ち止まって“今”という時間に感謝することを学べば、将来後悔する原因もないわけだし、何かを失ったという喪失感もない。自分が持っている時間を大切に。それが、僕が好きなとてもシンプルなメッセージだよ」。24歳になったアリスは、ワンダーランドで“時間”の大切さを学ぶ。“過去を変えてはならぬ。過去から学ぶのだ――”タイムの言葉の意味を知ったアリスが現実の世界で起こす行動とは?監督の想いが詰まった本作には、大人になった私たちの時間の使い方を見つめ直すきっかけになるかもしれない。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日2016年6月16日(現地時間)、中国・上海にて、世界で5か所目、アジアで3か所目となるディズニーの新テーマパーク、「上海ディズニーリゾート」がオープンした。あいにくの雨だったが、12時の開園に合わせて多くのファンが世界中から集まり、盛大な初日を迎えた。日本円で5,500億円を投入した上海ディズニーリゾートは、2つのホテルとショッピングエリア、そして上海ディズニーランドを有する広大なエリアに誕生。リゾート全体の広さは約380ヘクタールと、東京ディズニーリゾートの約200ヘクタールに比べると倍近い広さを誇るが、アトラクションの数は現在のところ24個で、東京ディズニーランドの44個(2016年3月現在)と比べるとコンパクトにできている。メインターゲットも近辺に居住する約3億人の中国人向けに設定しているそうでショーやパレード、デコレーションの数々も中国人受けしそうなデザインで統一。香港ディズニーリゾート以上にアジア色が濃厚だ。エントランスをくぐると、東京ディズニーランドのシンデレラ城よりもはるかに大きなサイズの「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」がそびえ、この中には複数のレストランやショップもある。「ファンタジーランド」や「トゥモローランド」といった日本人ゲストにもなじみが深いエリアだけでなく、海賊たちの世界を再現した「トレジャー・コーブ」や、冒険をイメージした「アドベンチャー・アイル」など、上海ディズニーリゾートには同パークオリジナルのエリアも存在していて、早くに注目が集まっていた。上海ディズニーリゾートではディズニーが誇る最新の技術が投入されており、上海版“カリブの海賊”「Pirates of the Caribbean Battle for the Sunken Treasure」(パイレーツ・オブ・カリビアン:バトル・オブ・サンケン・トレジャー)や、映画『トロン:レガシー』の世界を表現したライドアトラクション「TRON Lightcycle Power Run」(トロン・ライトサイクル・パワーラン)などすでに現地で体験したゲストの中で絶賛の声が相次いでいる。上海ディズニーリゾートの入園チケットは通常期は370元(約6,000円)、繁忙期は499元(約8,000円)で、東京ディズニーリゾートの1デーパスポートの7,400円よりも少し高い。アメリカ文化の象徴といえるディズニーが中国で受け入れられるか。今後に注目だ。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年06月17日RMK(アールエムケー)から、”アリス”をとりまくファンタジックで壮大な物語からインスピレーションをうけ 、メイクアップの世界で表現した夢の限定アイテムが登場。©Disney表現した夢の限定アイテムが登場。ふしぎの国をそのままコンパクトの中に閉じ込めたようなフェイスカラー。個性豊かなキャラクターたちをイメージしたネイルカラー。ふしぎの国からインスピレーションをうけた色たちが、ちょっと奇妙でワクワクする世界へと誘います。メイクアップを通して、ファンタジーの世界を体感して。【”アリス”限定デザイン】RMK フェイスコレクティングカラー©Disney切り絵のようなモノトーンのコンパクトを開くと、小さな部屋に閉じ込められた”アリス”の姿のデザインが。物語のワンシーンをきりとったカラフルなフェイスカラー。赤みを抑えるグリーン、きらめきをプラスするイエロー、クールなブルー、肌をトーンアップするホワイト、フェミニンなピンク、均一な肌色に仕上げるベージュの6色をセット。円を描くようにブレンドして、ふわっとのせるだけで、くすみのない透明感あふれる明るい肌に仕上がるアイテム。【”アリス”限定デザイン】RMK ネイルカラー EX©Disney「ふしぎの国のアリス」に登場する8 種のキャラクターたちをイメージした、ネイルカラーの限定色。天面にティーパーティモチーフをあしらい、アドベンチャートンネル、ローズツリーなど、ふしぎの国から飛び出した色たちは、どれをとってもRMKらしい個性的かつキュートな仕上がり。マット、パール、クリアの 3 つの異なる質感で、ハイセンスな大人の遊び心を表現。単色づかいはもちろん、自由に組みあわせて、ストーリーのあるカラフルな指先を楽しんで。”アリス”限定デザインアイテム概要■【”アリス”限定デザイン】RMK フェイスコレクティングカラー価格:6,800円(税抜)発売日:2016 年7月1日(金)数量限定発売2016 年6月15日(水)より一部店舗*・WEB 先行発売■【”アリス”限定デザイン】RMK ネイルカラー EX価格:各1,500円(税抜)発売日:2016 年7月1日(金)数量限定発売2016 年6月15日(水)より一部店舗*・WEB 先行発売EX- 51 アドベンチャートンネル(アリスA ) / EX- 52 ワンダーランドホワイト(時計) / EX- 53 ゴールデンアフタヌーン(チェシャ猫) / EX- 54 グリーングラス(マッドハッター) /EX- 55 ローズツリー(ハートの女王) / EX- 56 クラウドブルー(アリスB) / EX- 57 パープルヘイズ(白うさぎ) / EX- 58 ベリーシロップ(トランプ)*Information【6月15日先行発売店舗】伊勢丹新宿店、銀座三越、うめだ阪急、青山本店、RMK オンラインショップ【問合わせ先】▼RMK Divisionwww.rmkrmk.com電話番号:0120-988-271【facebook】【Instagram】rmkofficial【LINE】@rmk_line
2016年06月16日ジョニー・デップをはじめ豪華スタッフ&キャストが集結した『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)より公開。今夏、大注目間違い無しの本作公開に先立ち、ランジェリーブランド「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」から、限定コレクション「PEACH JOHN |Alice in Wonderland Collection」が登場する。前作から3年後を舞台に、亡き父の後を継ぎ、船長として活躍していたアリスが、再び鏡を通り抜け、ワンダーランドへと向かう本作。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うことを決意したアリスは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦いに挑む。赤の女王の脅威も迫る中、はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。ティム・バートンが製作を務め、前作から引き続きジョニーや、ミア・ワシコウスカ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターらが再集結、さらに、新キャラクター・タイム役には『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエンがキャスティングされ、大きな注目を集める本作。6月20日(月)&21日(火)には、アリス役のミアと監督のジェームズ・ボビンが日本に来日し、ジャパンプレミアイベントに登壇することも決定している。そんな“アリス熱”が高まるこの夏、「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」から、「PEACH JOHN |Alice in Wonderland Collection」が登場!デザインは、1951年に公開された長編アニメーション『ふしぎの国のアリス』に登場するアリスやハートの女王などのアイコニックなキャラクターにインスパイアされており、ルームウエアを中心に全5点で展開。アリス気分が味わえそうな「お茶会のエプロンドレスセット」をはじめ、ハートの女王様をモチーフにした「女王のドレス」、双子のトゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムをイメージした「双子のルームシューズ」、そして男女兼用で楽しめるチェシャ猫の「アシンメトリーユニセックスパジャマ」など、男女問わず楽しむことができるファン必見のラインナップだ。本コレクションは、6月22日(水)10時より、PEACH JOHNオンランストア、ストアにて発売を開始。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月15日『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で主人公アリスを演じる女優ミア・ワシコウスカとジェームズ・ボビン監督が、6月20・21日に来日することが9日、明らかになった。ミアは、前作から約6年3カ月ぶりに来日。日本のファンに作品の魅力を伝えるべく、監督と共に記者会見とジャパンプレミアに出席する予定となっている。ジャパンプレミアは、2人の来日ゲストを歓迎すべく、華やかに開催予定。巨大な時計や歯車で彩られた新キャラクター"タイム"の城を表現したセットや、幻想的なワンダーランドをイメージした装飾が施される予定だ。本作の舞台は、前作から3年後の世界。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリスは、厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、時間をさかのぼったアリスは、時間の番人"タイム"(サシャ・バロン・コーエン)との戦いを繰り広げていく。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved./Disney.jp/Alice-Time
2016年06月10日『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でアリスを演じたミア・ワシコウスカの、前作から約6年3か月ぶりとなる来日が決定!監督のジェームズ・ボビンとともに日本のファンに作品の魅力を伝えるべく、ジャパンプレミアイベントなどに登場することになった。前作から3年後を舞台に、亡き父の後を継ぎ、船長として活躍していたアリスが、再び鏡を通り抜け、ワンダーランドへと向かう本作。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うことを決意したアリスは、秘められた真実と“時間の番人”タイム(サシャ・バロン・コーエン)との戦いに挑む。赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)の脅威も迫る中、はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。6年前、世界的にはほぼ無名ながらもティム・バートンに見いだされ、純真無垢なアリス役に大抜擢されたオーストラリア出身のミア。以降、『ジェーン・エア』『イノセント・ガーデン』『マップ・トゥ・ザ・スターズ』『奇跡の2000マイル』など、数々の話題作・意欲作に出演、いまでは世代を代表する若手トップ女優のひとりに。本作でも、役柄と共に大人の女性へと成長を遂げた姿には要注目だ。また、今回ゲストたちを迎え入れるべく、豪華絢爛なジャパンプレミアイベントの開催も決定。巨大な時計や歯車で彩られた、新キャラクター・タイムの城を表現した豪華セットや、一歩足を踏み入れればワンダーランドの住人の気分を味わえる、幻想的な世界観をイメージした装飾が施される予定という。ティム・バートンが創り上げた奇妙で美しいワンダーランドの世界が、いま再び色鮮やかに蘇る本作。ミアとボビン監督は、6月20日(月)、21日(火)に来日し、記者会見とプレミアイベントに出席の予定。大人になっても好奇心旺盛なアリスが立ち向かう本作での新たな冒険について、ミアが何を語ってくれるのか、期待が高まる!『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日ジョニー・デップをはじめ豪華スタッフ・キャストが集結した『アリス・イン・ワンダーランド』のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(土)より公開される。この度、豪華俳優陣が撮影で着用した衣装が日本に上陸し、展示されることが決定した。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。「不思議の国のアリス」のその後を想像を超えた映像美で映画化し、映画の大ヒットのみならず、ファッションや音楽といった様々な分野に並みならぬ影響を与え続け、未だ熱狂的なファンも多く抱えている本シリーズ。最新作となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、一流クリエイターたちによって生み出された衣装や美術の数々によって前作よりもその世界観はパワーアップし、キャラクターたちを鮮やかに彩っている。今回、日本に上陸するのはジョニー演じるマッドハッターの奇抜な帽子や衣装、ミア・ワシコウスカ演じるアリスの色鮮やかなドレスなど、3度のアカデミー賞に輝く世界的デザイナー、コリーン・アトウッドが手掛けた衣装と映画で使用された小道具だ。会場では、登場人物をイメージしたセットや、“鏡の世界”に迷い込んだような演出による空間で、『アリス・イン・ワンダーランド』の世界を堪能できる。これらの衣装は銀座三越、伊勢丹新宿店、名古屋のイセタンハウスにて、 6月15日(水)から順次展示されるとのこと。映画に登場するキャラクターをモチーフとしたアイテムの販売も行われるようだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日ファン待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本公開を記念し、東京・汐留の日本テレビで、映画の世界観をいち早く体験できる「アリスと時間のアート展」(入場無料)が開催されている。会場には映画のストーリーやキャラクターを紹介するパネル、オブジェやフォトスポットに加えて、各界の著名人やアーティストが“時間”や映画の美しい世界観にインスパイアされた「時計アート」作品が展示されている。そのどれもが個性あふれる仕上がりで、前作『アリス・イン・ワンダーランド』が映画の枠を超えて、ポップカルチャー全般に影響を与えていることを実感できる。女優として活動する光宗薫は、劇中に登場する芋虫「アブソレム」の化身である蝶を、印影を含めてすべて1本のボールペンで描いた「蝶」を出品。イラストレーターとしても才能を発揮するタレントのユージは、時間と戦うアリスをストリートアート風に描いた「ワンダーランドグラフィティー」を完成させた。また、「ゴールデンボンバー」の喜矢武豊は、段ボールを使い、約2mの白ウサギ、その名も「ダンボー兎(ウ)」という大作を作成。美大在学中のタレント、ベックは編みぐるみがインパクト大なオブジェ「うさぎラビちゃんの時間の旅」で、映画の世界観をキュートに表現した。この春、“自ら時間を書く時計”としてSNSを中心に話題を集めた鈴木完吾作の「plock」もお目見えしている。日本でも大ヒットを記録したファンタジー超大作『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる最新作。亡き父の事業を引き継ぎ、船長としてビジネスの世界で活躍していたアリスはある日、鏡を通り抜けて、再び不思議の国へ…。悲しみに打ちひしがれ、瀕死の状態に陥ったマッドハッターを助けるため、時間を司る番人、その名も“タイム”と対決する。アリス役のミア・ワシコウスカをはじめ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、本作が遺作となったアラン・リックマンらが続投し、タイム役として気鋭のコメディ俳優であるサシャ・バロン・コーエンが起用された。「アリスと時間のアート展」は6月12日(日)まで汐留・日本テレビ 2階日テレホールにて開催。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日