10月に公開される北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』に出演した三浦友和と中尾彬のインタビュー動画がこのほど公開された。『アウトレイジビヨンド』インタビュー動画本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。三浦が演じるのは、関東で勢力を拡大する山王会の会長、加藤。インタビュー動画で三浦は、劇中の加藤からは想像もできないほど穏やかな表情で、自身が演じた役について解説。さらに本作に登場する“大人の男”たちがなぜ、観客から支持されるのか? さらに三浦にとって“大人の男”とは何なのかについて丁寧に語っている。一方、中尾が演じるのは山王会古参幹部、富田。これまで数々の作品に出演してきた中尾だがインタビューでは「映画らしい映画に出していただけたのはうれしいこと」と笑みを見せ、自身が演じた役や、北野監督が率いる撮影現場の雰囲気、様々な素性をもった登場人物たちが揃うことの魅力について、わかりやすくも鋭い分析を披露している。三浦も中尾も数々の名演を見せてきた“大人の俳優”だ。本作には、ふたりのほかにも西田敏行や名高達郎、神山繁らキャリアを積んできた“大人の男”たちも多く出演しており、極悪非道な男たちの激しい争いを描いた本作に“重み”と“深さ”を与えている。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年08月10日ドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』の初日舞台あいさつが1日に都内で行われ、日本語版の声のキャストを務めた玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳、おぎやはぎのふたりが登壇した。その他の写真『マダガスカル』シリーズは、故郷のアフリカに帰ろうとNYの動物園を抜け出すも、なぜかマダガスカル島に着いてしまったライオンのアレックスたちが行く先々で大冒険を繰り広げる作品。最新作では、なぜかヨーロッパで追われる身となってしまったアレックスたちの冒険が描かれる。当日は、劇中でキャラクターたちがレインボー・カラーのアフロヘア姿を披露することにちなんで、約600人の観客全員にレインボーアフロが配布され、客席はアフロ一色に。ライオンのアレックスの声を演じた玉木はその光景に驚きながらも「シリーズ最高傑作になっていると思います。3Dで見る価値のある映画です」と力説し、「セリフが多かったので大変でしたが、リーダーらしさがより出てきた回だったので、前作、前々作より(リーダーらしく)しっかりしようと意識しました」と振り返った。また、柳沢は「『マダガスカル3』を楽しんで、これからも、いい夢見ろよ!」とキメて客席から大歓声を集め、高島は「改めて、マダガスカルチームに入れて良かったなと思います。グロリア役をゲットできたことを心から感謝しています」と笑顔を見せた。当日は、会場に今年生まれたばかりの赤ちゃんライオンの“アレックス”くんが登場。本作の主人公にちなんで命名されただけに、玉木はアレックスくんが入ったバスケットを覗き込んで「僕がいます!」と顔をほころばせた。『マダガスカル3』※3D/2D同時公開中
2012年08月02日世界中で人気のアニメシリーズの最新作『マダガスカル3』が8月1日(水)に公開を迎え、日本語吹替え版のボイスキャストを務めた玉木宏、柳沢慎吾、岡田義徳、高島礼子、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明と矢作兼が舞台挨拶に登壇した。ニューヨークの動物園を飛び出した動物たちの大活躍を描く本シリーズ。今回、一味はヨーロッパで指名手配に?新しい仲間と共にサーカス一座でドタバタ劇を繰り広げる。映画に合わせて劇場スタッフ、そして約600名の観客全員が何と、カラフルなアフロヘアーのカツラを被って声優陣をお出迎え。舞台から見たカラフルなアフロで埋め尽くされた客席は壮観!玉木さんらも驚いた様子だった。玉木さんは本作を「シリーズ最高傑作になっていると思います!」と胸を張って送り出す。自身が演じたライオンのアレックスは「リーダーらしさが出てきたので、しっかりしようという意識でアフレコに臨みました」と明かした。劇中で一同が「ニューヨーク、ニューヨーク」を歌う場面があり、それぞれ別々にアフレコに臨んだがかなり苦労があったよう。高島さんは「テンポが速いし、英語だし苦労しました…」とふり返った。最初にアフレコに挑んだ柳沢さんには特別に先生が付いたそうだが、「ニューヨーク、ニューヨークって歌うところで先生に『“ニューヨーク”じゃなくてお風呂の“入浴”を思い浮かべましょう』って言われて、それでやったらOKになった」と珍アドバイスを告白。岡田さんはわずか2回でOKとなったそうだが「一番最後で、みんなの声が入ってたのでやり易かったし、(自身が演じる)メルマンの声ははっきりしなくても大丈夫なので」と謙遜する。逆に柳沢さん同様に先生が付いたという小木さんはかなり苦労したそうで「先生の指導が細かい!こっちが完璧と思っても『もう1回やりましょう』って言われた」と愚痴っていた。そんな中、歌に参加してない矢作さんだけは「歌の話ができてうらやましい。僕はソッコーでアフレコ終わっちゃいましたよ」と寂しそうに語り笑いを誘っていた。逆に今回、小木さん演じるキツネザルのキング・ジュリアンは、恋愛模様まで描かれるなど大活躍。小木さんは「僕もプライベートではキング・ジュリアンと同じで、周りから見たら『そこに行くか!?』という女性を狙いにいくので、他人事に思えなかった」と得意げに語るが、矢作さんは「僕は小木の歴代の彼女全部知ってるけど、小木は自分のことを『好き』と言ってくれる子にしか行かない!」と暴露し、再び会場は笑いに包まれた。この日はさらに、スペシャルゲストとして生後3か月の本物のライオンのアレックスくんが北海道から来場。客席からは「かわいい!」と歓声が漏れたが、玉木さんは「小さくても強そうですね」と感心した様子でアレックスくんをナデナデしていた。『マダガスカル3』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2012年08月01日台湾発のアクションエンターテイメント『ハーバー・クライシス<湾岸危機> Black&White Episode1』の主演コンビの日本語吹替を中尾明慶と寺脇康文が担当することが決定。7月10日(火)、都内スタジオでアフレコの模様がこうかいされた。熱血新米刑事・インション(マーク・チャオ/中尾さん)と人情に篤いヤクザの幹部・ダーフー(ホァン・ボー/寺脇さん)。正反対の立場にある2人が、ハーバー・シティの爆破計画が秘密裏に進められていることを知り、阻止すべく奔走する。この日は、2人が初めて出会い、車の中で言葉を交わすシーンに、敵の銃弾の嵐をかいくぐって車で逃げるシーンなどを公開。シーンごとに演出から心情や声の大きさやトーンなどについて細かい指示が出され、正義感あふれるインションとヤクザでありながらも弱気なダーフーという対照的な2人のキャラクターが垣間見える。カーアクションのシーンでは、中尾さんは映像に合わせてハンドルを切る動作をしながら声を出すなど熱のこもった演技を見せた。収録を終えて寺脇さんは「自分の芝居じゃないところにセリフを入れる難しさがある。自分でやり過ぎと思うくらいに(オーバーに)やった方がいいんだなとわかりました。あとは役者さんの素晴らしい演技を邪魔しないようにということを心がけました」とふり返る。一方、初挑戦となった中尾さんは「貴重な経験でしたが本当に難しくて…。10時間くらいで収録したんですが覚えてないです」と苦笑い。寺脇さんはそんな中尾さんの様子について「僕が遅れて入っていって『どう?』って聞いたら『はい……分かりません…』って感じだった(笑)」とその憔悴ぶりを証言。先輩から「真っ直ぐな熱血漢な感じが合ってる」とお墨付きをもらったが、中尾さんにとってはよっぽどつらい経験だったのか「サンダルを履いて行ったんですが、最後には裸足になってました。そのうち服も脱ぎ出すんじゃないかという脱力感で…。正直、もう二度とやりたくない」と本音をポツリ。寺脇さんから「だめだめ!また声が掛かるかもしれないから!」とたしなめられていた。あまりのアフレコの過酷さにガードが下がったのか、作品にちなんで「最近、プライベートで体験した危機は?」という問いに中尾さんは「少し前に付き合ってた彼女との別れ話ですかね」と失恋をあっさり告白。映画の主人公のように危機を回避することはできなかったようで、寺脇さんから「恋愛危機(笑)?」と突っ込まれていた。『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』は9月8日(土)より公開。■関連作品:ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1 2012年9月8日より全国にて公開© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年07月10日NHK大河ドラマ「平清盛」の前半戦の山場となる第27回「宿命の対決」のマスコミ向け試写会7月3日(火)に行われ、松山ケンイチと玉木宏が報道陣の質問に答えた。7月1日(日)放送の「平治の乱」と7月8日(日)の「宿命の対決」の2回にわたり、清盛(松山さん)率いる平氏と義朝(玉木さん)が棟梁の源氏が対決する“平治の乱”の模様が描かれる。特に「宿命の対決」ではこれまでライバルであり良き友でもあった清盛と義朝がそれぞれの家の命運を背負って1対1で戦うシーンも。松山さんは「この2回に関しては、さだめを背負っていかねばならない苦しみと悲しみを感じながら演じた」と語る。一方の玉木さんも「演じながら悲しさを感じていました。義朝は強くあることが武士の真(まこと)と信じて生きてきたので、その気持ちを持って臨んだ」と複雑な思いを明かした。一騎打ちのシーンでは鎧を身に着けた状態で数分におよぶ殺陣を披露しているが、松山さんは「鎧をつけての殺陣はやはり特殊で、斬っても斬れないし突いても突ききれないところがある。理にかなった動きをしないと説得力がない」と語り、入念に話し合いを重ねて作り上げていったことを明かす。その甲斐あって「全てがうまくいったと思います。僕の中では一番、心が震えた回です」と手応えを語った。玉木さんはすでに全てのシーンの撮影を終えているが、清盛との対決シーンでは「撮影が終わる寂しさが込み上げてきました。『また会おう』と言うんですが、もう会えないと思うと寂しかった」と心境を明かす。本作への出演を通して自らの成長を実感しているようで、「この作品が終わって、全力でやらせてもらった作品だったのでいまはポワーっとしてます(笑)。いい現場だったんだと感じてますし、全力で没頭できる場所があることの幸せを感じています」としみじみと語った。また主役として現場を引っ張る松山さんを、玉木さんは「役への姿勢が素晴らしい」と絶賛。「誰よりも役のことを考える姿は刺激だったし、その姿勢が僕を動かしてくれた」とライバルの存在の大きさを語る。この戦いののち、清盛はいままで以上に政治家として活躍していくことになるが、松山さんは「武門の棟梁といよりも政治家の立場が色濃くなっていきますが、それは『民が笑える世の中を作る』という夢があるから。でも根は“武士”です」と新たな展開への意気込みを語った。この「宿命の対決」の放送では、2回目となるTwitterによる番組解説を行なうことも決定(@nhk_kiyomori)。時代考証の東京大学史料編纂所准教授・本郷和人を迎え、時代背景の解説やスタッフによる撮影の裏話などのツイートが行われる。大河ドラマ「平清盛」NHKにて毎週日曜20:00~放送中(全50回)公式サイト:大河ドラマ「平清盛」公式Twitterページ■関連作品:マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2012年07月03日開催中のヴェネチア国際映画祭において、昨年に続いて2度目の試みとなる「3D映画部門」のグランプリ発表に、この部門の審査委員長を務める清水崇監督が登場!つい2日前にクランクアップしたばかりの新作3Dホラー『ラビット・ホラー3D』の一部が会場で上映され、喝采を浴びた。昨年の映画祭では、新設されたこの部門のプレゼンターを務めた清水監督だが、今年は審査委員長に就任。映画祭エグゼクティブ・ディレクターのマルコ・ミューラーの紹介を受けて威厳たっぷりに登場!…と思いきや、清水監督は新作に登場するウサギの被り物を着けたまま姿を現し、これには現地の観客は大喜び!フッテージ上映された『ラビット・ホラー3D』は、いまだスタッフさえも観ていないというもので、正真正銘に“世界初上映”。世界的な撮影監督クリストファー・ドイルをスタッフに迎え、満島ひかり、香川照之、大森南朋といった実力派キャストで描く3Dホラーで、夜な夜な現れる不気味なウサギの着ぐるみと退治する姉弟の姿を描いている。まだVFXなどが全く施されていないながらも、スリルに満ちあふれた映像に、客席からは拍手がわき起こった。そして、「3D映画部門」の発表。15本のノミネート作品の中から清水監督をはじめとする審査員たちが選んだのは『アバター』と『ヒックとドラゴン』の2本。異例の2作同時受賞について清水監督は「全く違う視点で作られているのが面白い」と説明。さらに3D映画の今後について「数年前までは自分も3Dにさほど興味があったわけではなかった。だが、実際に自分で作ってみて、考えを改めた。しかもそんな新しい分野をこの世界で最も歴史ある映画祭がいち早く取り上げたこと、それ自体が映画の可能性を示している。3Dというといまだにどうしても『こけおどしの子供向け』というイメージが強いが、それが変わってほしいと思う。今後もクリエイターとして、技術に操られるのではなく、技術を使って素晴らしい映画を作って行かなければという気にさせられた」と決意と共にその可能性の広がりを訴えた。ちなみに、会場にはホラー映画巨匠ダリオ・アルジェントも姿を見せ、清水監督と握手を交わした。『ラビット・ホラー3D』の日本公開は2011年を予定。■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedラビット・ホラー3D 2011年公開予定第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:『十三人の刺客』にスタンディングオベーション7分!金獅子に三池監督手応えアリ?三池崇史監督、SMAP稲垣の“悪役”起用を説明『ラビット・ホラー3D』撮影終了!「怖いのは苦手」な満島ひかり、リアル恐怖体現劇中では赤ジャージのカトリーヌ・ドヌーヴ、華麗なドレスでヴェネチア降臨清水崇が満島ひかり×香川照之×大森南朋で3Dホラー再挑戦!ヴェネチアで一部を上映
2010年09月11日携帯専用放送局BeeTVにて、ジャパニーズ・ホラーの旗手・清水崇監修により、星野真里、堀部圭亮らを配して本格ホラー「しってはいけない怖い話」が配信されることが発表された。本作はBeeTVにとって初めての本格ホラー作品。夜のデパート、携帯メール、同窓会など身近なシチュエーションを題材にしつつ、そこに潜む“恐怖”が清水監督の監修の下、5人の新鋭監督によって8つのオリジナルドラマとして映像化される。出演陣も豪華!現在放送中のNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にも出演している星野真里に、俳優としての活躍に加え、昨年公開された『悪夢のエレベーター』など監督としても高い評価を得ている堀部圭亮。また、ドラマ&劇場版と一大旋風を巻き起こした「ROOKIES」をはじめ、次々と話題作に出演している尾上寛之など幅広い活躍を見せる実力派が集った。いまだ撮影中ということで、各話の内容については明らかにされていないが、星野さんからは今回の発表に際してコメントが到着した。ホラー作品への出演オファーについて「夏を感じました」と語る星野さん。これまでにもホラー作品への出演は多いが自身は「(ホラーは)好きではないですね…。でも、以前よりは免疫ができたような気がします」と明かす。また、これまでに経験した心霊体験について尋ねると「霊感の強い友達が実家に遊びに来て、ある部屋に誰かがいると言われたときはビビりました。でも、悪いものではないようなので。守ってくれているんですかね?」とのこと…。そして自身の出演したエピソードについては「じわじわとくる怖さ、なのでしょうか」と恐怖を煽る。暑〜い夏も携帯のおかげで背筋のあたりがひんやりしてくる…かも?「しってはいけない怖い話」は7月20日(火)より配信開始(全8話/毎週火曜日更新)。BeeTV「しってはいけない怖い話」公式ページ■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:前田愛、挙式を10日後に控え共演陣からの花束の祝福に、驚き過ぎて3Dメガネで…3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待
2010年07月15日仲里依紗、中尾明慶らが3月13日(土)、東京・新宿ピカデリーで映画『時をかける少女』の初日舞台挨拶を行い、劇中同様の“甘酸っぱい”やりとりを披露した。同作は、作家・筒井康隆が1965年に発表した原作および、1983年公開の大林宣彦監督の映画で原田知世が演じた主人公・芳山和子の一人娘・あかり(仲さん)が主人公。昏睡状態に陥った和子(安田成美)との約束を果たすため、和子の初恋の人・深町一夫を探して過去へタイム・リープし、70年代の青年・涼太(中尾さん)に恋をするという物語。2006年公開のアニメ版(細田守監督)での声優に続いての連投で“主演”した仲さんは、「『時かけ』ってすごい大きなブランドなので、1人で背負うのってどうなんだろう?と不安だったんですけど、中尾さんが助けてくれました」と感謝の言葉。隣で中尾さんが嬉しそうな顔をすると「今日は最後なので、持ち上げておきます」と照れ隠しか、いたずらっぽい笑顔。中尾さんは「初めて里依紗ちゃんに褒められて嬉しくなっちゃった」と素直に喜んだ。撮影をふり返って中尾さんが「僕が、『神田川』を歌うシーンがあったので、ずっと里依紗ちゃんに聴いてもらって練習していました」とふり返ると、仲さんは「(中尾さんが)『オンチでやだ』とか言っていたんですけど、大してヘタでもなく、普通じゃん!って思いました」と褒め言葉なしにバッサリ。中尾さんは「ひどいでしょ?『良かった』って言っておけばいいのに、正直なんだから…」と苦笑いで訴え、観客の笑いを誘った。一方、タイム・リープするなら?の話題に、仲さんは「私、恐竜に似ているってよく言われるので、恐竜がいる時代に行きたい。写真で(恐竜に)緑とか赤とか色があるけど、骨しか残っていないのに誰がつけたんだろう?って。私は全部黒だと思うんですよね。それを確認して本にします」と独創的な回答。中尾さんは「歴史的人物…戦国時代の織田信長さんとか豊臣さんに会って話をしてみたい」と願っていた。『時をかける少女』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:時をかける少女 (2010) 2010年3月13日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 「時をかける少女」製作委員会2010■関連記事:仲里依紗、いきものがかりと再タッグを約束!?『時をかける少女』舞台挨拶仲里依紗版『時をかける少女』を大林監督大絶賛「時かけ映画祭」仲里依紗「目標あれば速く走れる(笑)」バレンタインに200人ファンサービスあの名作が生まれ変わって帰ってきた!『時をかける少女』試写会に15組30名様ご招待いきものがかり、あの名曲「時をかける少女」をカバーインディーズ曲も挿入歌に
2010年03月13日