一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人が訪問してくれて、マットレスの交換やレンタル歩行器の準備、玄関前とトイレの手すり設置など、あっという間に課題を片付けてくれました。そしてついにやってきたデイサービスデビュー! ……のはずが、「お休みします」という義母のひと言で、幻となったのでした。義母がデイサービスに行くようになれば、半日自由な時間ができる……。そう期待していたものの、初日からお休みすると言いだし、「痛い」だの「寒い」だの、1日中呼び出されるようになり、負担は増すばかりのまる子さんで……。 都合が悪いことは無視…!? 夫がいない日は、いつもこんな感じになってしまいます。 これ以上、どうしろと……? 素朴な疑問をぶつけてみると……。 あれ? 聞こえませんでした……? 義母を諭してくれる夫がいない日は、いろいろと言われることがわかっています。今朝も、部屋に行くなり「全身筋肉痛で動けないから、何とかして」と。何とかしてと言われても、私なりに手は尽くしているのですが。 でも、義母の様子を見てみると、目覚めてから私が部屋に行くまでの間に、しっかり着替えは済ませているのです。つまり、着替えを取りに納戸まで歩いていき、着替えてベッドに戻っていることになります。……動けないのに?? そして、寝返りが打てないことで床擦れを起こしてしまうのが不安なようで、丸めたタオルを敷いて対策をしたいと言いだしますが、逆に体の動きが制限されるのではないかと言うと、まさかの無視! 都合が悪いことは聞こえないのかもしれませんね。 --------------全身の筋肉痛はつらいかもしれませんが、何とかしてと言われても困ってしまいますね……。ひとまず、自分で着替えができているうちは、床擦れの心配もなさそうなので、話を聞いてあげて見守るくらいしかできることはなさそうですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月15日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。食事のこだわりが人一倍強い義母。細かい要求が多く、買い物から提供まで、毎回食事の支度には神経を使います。ただ、日によって言うことがコロコロと変わることもあり、まる子さんは「出したものを食べてくれるのが一番ありがたいのに……」と思ってしまうのでした。今じゃないとダメなの…?以前におこなった介護区分変更申請の結果が届き、義母は「要介護1」と認定されました。デイサービスに行くことがなくなったので、特に生活に変化はありません。……が、ある日まる子さんが仕事から帰ると、「今年の冬は越せそうにない」と義母に呼ばれた、遠方に住む義兄の姿がありました。まる子さんは、自分の母親がベッドから起き上がれない姿を見てどう思うのだろう……と、ふと思ったのでした。新型コロナワクチン接種後、副反応が出る前にいろいろとやっておきたいのに……。義母からの呼び出しは止まらず。それは、なんとか自分でできませんかね……?呼び出しは容赦なく続きます。本格的に副反応が出たら、大丈夫だろうか……?ちっとも大丈夫じゃなかった……。悪寒が止まらず、イライラも止まらず。さらに翌日。熱は下がりましたが、今度はひどい頭痛が……。しかし、義母は通常運転。新型コロナウイルスのワクチンを接種してきたある日のこと。過去の経験からしても、おそらく副反応で熱は出るだろうと覚悟はしていて、もちろん義母にも伝えていました。接種を終えて、熱が出る前にいろいろとやろうと思っているのに、何度か義母からの呼び出しでストップ……。きっと熱が出るであろう明日、こんな調子で大丈夫なのだろうか……。と心配していたら、案の定大丈夫ではありませんでした。私は一気に熱が上がり、ものすごい悪寒に襲われました。しかし、義母はそんなことお構いなし。いつもと変わらず私を呼び出します。そして翌日。熱は下がったけれど、頭痛がひどい私に「今じゃないとダメ!?」と思うようなことを言ってくる義母……。思い切って無視してみましたが、同じ屋根の下で暮らしていて完全に無視することなんて不可能。イライラしながらも、呼び出しに応じるしかありませんでした。お世話をしてもらいたいのは、私のほうなのに……。--------------ワクチンの副反応は個人差があるので、体験していない人にはなかなかつらさが伝わらないですよね。でも、事前に言っているのだから、最低限のことは自分でなんとかしてほしいと思うのは当然かもしれません。副反応が長く続かなかったのは、不幸中の幸いでしたね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月15日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんから施設の見学に行くように促されて行ってみたところ、利用者さんが自由に過ごしていて、食事にもこだわりが感じられるいい施設が見つかってひと安心のまる子さん。しかし、義母にそのことを報告すると「行かないよ!!」と怒ってしまったのでした……。ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人がやって来て、マットレスの交換や歩行器のレンタル、玄関前とトイレの手すり設置と、課題が着々とクリアされていきます。しかし、ついにデイサービスデビューとなった日、義母は直前になって「お休みします」と言い、また振り回されることに。 重症度が増しているような…? あれ? また私のせいになっている……?? 結局、調子が悪くなった原因はわからず……。 室温や湿度を考えると、体調不良の原因は熱中症のような気がしてきました。 漢方信者の義母、自分の判断で勝手に漢方を服用したようです……。 翌日。今度は訴えが「寒い」から「痛い」に変化……。 このやりとり、もう何回目になるのだろうか……。 え? それは極端過ぎません……? この日、夫と息子が久しぶりに外食を楽しんでくるということで、義母が好みそうなメニューを用意して持って行ったところ、胃の調子が悪いと言われました。義母いわく、原因は私が買ってきたポテトサラダが悪かったからだそうで……。 そのとき、室温がだいぶ高いと感じたので、それが原因な気はするのですが、こういうときは何を言っても無駄。持って行った食事も結局完食していたので、安心していたら……。急に「寒い」と言い始めました。熱を測ると、義母にしては高めです。 しかしその後、今度は訴えが「痛い」に変わっていきます。そして、私が部屋が暑いと言ったのが気になったのか、今度は冷房をかけて羽織りものが必要なくらい室温を下げていました。何だかやることが極端過ぎて、重症度が増しているような……? トイレ以外一日中呼び出され、私もクタクタです。 --------------義母は、調子が悪いと誰かのせいにして原因をハッキリさせたくなるのかもしれません。しかし、何かあるたびに責任を押し付けられてしまうのは、かなりストレスになりますよね。まる子さんの精神的疲労が心配です……。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月14日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。若いころからの持病があり、定期的に大学病院に通院している義母。ある日、まる子さんの負担を減らしたいからと、近所の病院への転院を提案してきました。早速まる子さんが担当医に相談すると、条件付きではあるものの転院は可能という返答が。しかし、話を進めるうちに、大学病院でもらっている薬を飲んでいないことが判明。転院どころか、通院自体をやめることになりました。嫁の心、義母知らず…昔から食事のこだわりが人一倍強い義母。まる子さんは、おいしいとかマズイとかは関係なく、とにかく要求をすべてクリアしたものを提供しようとするため、毎日の食事の支度はかなり神経を使います。でも、義母の要求は日によってコロコロ変わることもあり、ただ、出したものを黙って食べてほしいと思ってしまうのでした……。以前におこなった介護区分変更申請の結果が届き、義母は「要介護1」となりました。春先のある日、仕事から帰ると、遠方に住む義兄が来ていました。義母が自ら電話をして呼び寄せたようです。今年の冬は越えられないなら、秋が深まったころにまた来る……。そう言って、義兄は帰って行きました。ここ最近、発熱することが多い義母に、病院に行こうと提案しましたが……。怒られてしまいました。なぜ……?※王子:まる子さんの長男その夜、「腰は痛いけれど、湯舟には入りたい」らしく、今度は夫に呼び出しが……。ということで、湯舟の話は保留に……。2回目の圧迫骨折後、ほぼ寝たきりになってしまった義母の介護区分変更申請をして、その結果通知が届きました。結果は「要介護1」。デイサービスも行かなくなり、道具だけ使いたい状態なので、この結果でも特に影響はありませんでした。そんなある日、仕事から帰ると義兄の姿がありました。どうやら「今年の冬は越えられそうにない」と、義母が電話をして呼び寄せたようです。義兄はベッドから起き上がれない義母を見てどう思ったのか……。しばらく部屋で話をした後、冬は越えられないみたいだから、次は秋に来ると言って帰っていきました。……次も、呼ばれない限りは来ない気がしますが。ここ最近、義母は熱を出すことが多く、少し気になっています。そこで、一度病院に行ってみてはどうかと聞いてみると「こんなに腰が痛くて動けるわけないでしょ!」と、なぜか怒られてしまいました。義母のために言ったのに……。でも、そんなに腰が痛いのに、夜に夫を呼び出して湯舟に入りたいと言う……。デイサービスに行っていれば、湯舟にもゆっくり入れたのになぁ。--------------「冬は越せそうにない」と言われて、体の状態を聞いてくるのではなく「秋に来るね」となるお義兄さんは、何を思ったのでしょうか。何はともあれ、自分で電話をして呼び寄せられるのは、まだまだ元気な証拠かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月14日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんからデイサービスの利用を提案され、それで半日義母の相手をしなくて済むのであれば、かなり負担が軽くなると思って前向きに検討するまる子さん。義母にはすべて決まってから報告することにして、水面下で動き始めます。デイサービスの見学に行き、食事のこだわりが強い義母でもなじめそうな場所を見つけ、早速お願いすることにしました。すべて決まったところで義母に話したところ「行かないよ!!」と怒ってしまいましたが、夫が自分のためにも周りのためにも行くべきだと諭してくれました。 負担を軽くするためのデイサービスなのに? 最近、生理が重くてグッタリすることも増えました。ストレスのせい……? どうしてもお風呂に入りたかった義母、ハイハイで浴室へ突撃しています。 以前のときのように、車輪付き椅子を出してほしいというアピールなのかも。 動いたせいで、足の付け根にコブができたと大騒ぎ……。見に行ってみると、ただのセルライトでした。 そして、ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人が、話を聞きにやって来ました。家の中をはって移動するのは体への負担も大きいことや、今後デイサービスでも使用するため歩行器を借りることになり、持ち手の調整や使い方に慣れるため家の中を歩いてみることに。 皆に励まされたものの、義母は歩こうとせず、ギブアップ……。 そんな義母ために歩行器をレンタルしても、大きく生活は変わらず……。 いつものか……。と思っていると? デイサービス初日、早速お休みするという発言が飛び出しました! また……! 義母とやりとりしていたら、ただでさえ忙しい朝の時間がよりバタバタになってしまい、義母が下着に付けていた吸水パッドに気付かず、そのまま洗濯してしまいました。 想像以上に吸水ポリマーの存在がしつこくて、大パニック……。なんとか闘いを終えて出社しました。 そして、仕事から帰ると、デイサービスをお休みした義母が、ゆっくり横になっていて……。 その後、ブツブツ言いながらも、歩行器を使って家の中をしっかりと歩いていたのでした。 ケアマネジャーさんが来る前日、義母はお風呂に入っておきたいからと自力でハイハイしてお風呂場へ……。立つのも歩くのも、かなりつらいようです。 そして翌日の午後。予定通りケアマネジャーさんが福祉用具レンタル会社の人と一緒にやって来ました。マットレスの交換をして、歩行器をレンタルして、玄関前とトイレに手すりを付けました。これで少しは動けるようになるかと期待しつつ、デイサービスのデビューを待ちます。 しかし、いざデビューの日を迎えると「今日、休むから」と、ひと言……。私も義姉も、義母がデイサービスに行くと思って仕事を入れていたので、急な予定変更には対応できません。でも義母は、ひとりではいられないと譲らず……。結局、義姉がなんとか都合をつけて来てくれましたが、初日から振り回されて、大変な思いをしたのでした。 --------------一筋縄ではいかなかったデビュー日でしたね……。もしかすると、急に未知の場所へ連れていかれることになって、義母も不安に感じてしまったのかもしれません。焦らずに義母が無事にデイサービスへ行ってくれることを祈りたいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月13日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母がデイサービスに通うことになって、送迎バスの乗り降りをラクにするために、まる子さんの家の玄関先には存在感抜群の手すりが設置されました。しかし、デイサービスの退会が決まったため、何かと邪魔だった手すりは撤去することに。すると、ご近所さんから「家族構成が変わった」と誤解されていたことを知り、ビックリしたまる子さんでした。相変わらず食事のこだわりが強い義母義母は、若いころからの持病があり、定期的に大学病院に通院しています。しかし、その付き添いはまる子さんにとって手間がかかって大変。それを心配してくれたようで、ある日義母から近所の病院への転院を提案されます。早速担当医に相談したところ、条件付きながらも許可をもらいました。しかし、よく話を聞くと、そもそも大学病院からの薬はずいぶん飲んでいなかったことが判明……。結局、転院どころか通院自体をやめることに。ある朝、いつものように、新聞を届けに行くと……。義母はもっぱらの和食派。朝パンを食べるなんて思ってもいませんでした。そんなことを言われても……。「あなたのため」と言えば納得するとでも……? もう聞き飽きましたけど。出したものを食べてくれるのが、こちらとしては一番助かります。そして、パンを買ったら、これ……。やっぱり、義母は双子なのでは!?とにかく食のこだわりが強く、要求が細かい!!ある朝、いつものように新聞を義母の部屋に届けると、急に朝食は「パンでいい」と言い始めました。義母は和食派なので、そのつもりでいたと話すと、いつものように「あなたのためを思って言ったのに」と、ご機嫌ナナメに……。正直、出されたものを黙って食べてくれるのが一番ありがたいのですが。仕方なく、翌日パンを買ってきたら、義母は和食を食べる気でいて……。昨日の今日でこれ。義母と接していると、まれに昨日まで話していた義母は別人だったのでは……? なんて思ってしまうことが多々あります。義母は食事のこだわりが強く、買い物から食卓に出すところまでかなり神経を使うので、私的にはその要求を満たすのが最優先。おいしいとかマズイとかを気にする余裕など、私にはありません……。--------------ある程度、期間が空いてから話が変わるならまだしも、昨日の今日で変わってしまうのは、困りものですね……。それでも、強いこだわりに向き合いながら、毎日ちゃんと食事を用意しているまる子さん。自分で自分をいたわってほしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月13日人間誰しも、老いからは逃げることができません。歳をとるほど身体機能が衰えていくのは、有限の命を持つ生き物として、仕方のないことといえるでしょう。いつか必ずやってくる老い。社会で生きる多くの高齢者をサポートするため、多くの介護士がプロフェッショナルとして活躍しているのです。新人の介護士たちが教育係にいわれた『ひと言』介護施設で働いている、ジッピー(@zippy_desu)さんがX(Twitter)に投稿したのは、自らの仕事にまつわるエピソード。プロとして職に就いた介護士も、仕事を始めたばかりの頃は、先輩からさまざまなことを教わって成長していく必要があります。ある日、新人の介護士が集まる中、教育担当者はこのように呼びかけました。みなさん、初日のレポートを提出してください。そのひと言を聞いて、新人たちはざわつきました。なぜならば、新人たちはレポートの提出が必要なことを、誰一人として知らなかったのです。彼らは、あせりながらこう思ったことでしょう。「自分が聞き落としていたのかもしれない」「忘れてしまったら怒られるのかも」…と。場がざわつく中、レポートの提出を求めた教育担当者は、このように告げました。提出物なんてものは元からありません。今みなさんが感じたことが、認知症の方々の気持ちです。この気持ちを忘れないように。※写真はイメージ加齢によって発症する病気の代表格といえる、認知症。歳をとるほど発症率が上がっていき、65歳以上になると5~6人に1人が罹患するといわれています。主な症状はその名の通り、認知機能の低下。ついさっき起こった出来事を忘れてしまうなど、物忘れが多くなってしまいます。教育担当者が求めた、レポートの提出は真っ赤なウソでした。新人たちが忘れたわけではなく、一度たりともレポートの提出について告げられていなかったのです。「覚えていない」という不安やあせりは、認知症の当事者が日々感じているもの。その気持ちを身をもって体感してもらうため、教育担当者はウソをついたのでしょう。これから何度も向き合っていくであろう、認知症の人の気持ちを、新人たちに実感させた教育担当者。その対応に、ネットからは称賛の声が上がりました。・ハッとさせられた。自分も理解しているつもりでも、実際はできていないのかも。・言葉の説明だけでは理解できないことも多い。身をもって実感するって本当に大事だ。・「なるほど」と納得させられた。これが続くとなると、当事者は本当につらいんだろうな。人と接する上で大切なのは、相手の気持ちを感じ取ること。しかし、自分が経験したことのない立場の人の気持ちは、理解するのが困難です。介護も、人と人とのコミュニケーション。今回のエピソードによって、多くの人が、他者を理解する大切さを再認識させられました。[文・構成/grape編集部]
2024年02月12日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。今まで、よかれと思ってあれこれお世話をしていましたが、それが「大きなお世話」になるのであれば、もう頼まれたこと以外は何もしないと決めたまる子さん。しかし、それでは動きが悪いと義母から文句を言われてしまい……。我慢の限界に達し、もう一度地域包括支援センターへ相談したところ、トントン拍子に話が進みました。ケアマネジャーさんからデイサービスの利用を提案され、前向きに検討中です。しかし、「介護は家で家族がするべき」という考えを持つ義母が嫌がるのは、火を見るよりも明らか……。というわけで、まだ何も話はせずに水面下で利用に向けて動くことにしました。 皆のための、デイサービス! ついにデイサービスの見学に。きれいな施設内では、利用者が自由に過ごしていました。 この施設は、さまざまなイベントを実施していて、飽きずに過ごせそうです。 施設を決めて、それを義母に伝えると……。思っていた通りの反応でした。 義母が愚痴ったからか、翌日やって来た義姉からも探りを入れられます。 こう言われてしまうと、私もプレッシャーを感じてしまいます。義姉も帰りづらいだろうな……。 いざというときに、頼りになる夫……! ケアマネジャーさんからどこのデイサービスにするか、見学をして決めておくようにと言われて、もらった資料の中から候補を絞り、家から一番近いところを見学してきました。施設内はとてもきれいで、利用者も歩行訓練や脳トレ、編み物をするなど、自由な時間を過ごしていました。 この施設は食事にかなり力を入れていて、こだわりが強い義母でもなじめそうだと思い、ここに決定! 場所まで決まったところで、義母に話をしたのですが……。予想通り「行かないよ!!」とお怒りです。すぐに義姉に連絡して愚痴ったようです。 もう私の手には負えないと思い、夫にバトンタッチ。夫は、義母が最低限の日常生活を送れるよう、ケアマネジャーさんが考えてくれたプランであることを淡々と伝え、自分のためにも周りのためにもデイサービスに行くように言ってくれました。 --------------デイサービス選びをするとき、自分たちの都合ではなく、義母が快適に過ごせるかどうかという点を優先して選んでいるのが印象的でした。あとは、義母が前向きな気持ちになってくれるかどうかですね……。送り出すほうも、少し緊張してしまいそうです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月12日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。次も同じ状態が続くようなら退会しようと決めていた、デイサービス予定日の前日。おしりの状態が悪化していることを理由に、義母はデイサービスをお休みすると言いだしました。そんなわけで、1回も通うことなくあっさりデイサービスの退会が決定しました。まる子さん的には予想通りの展開で、特に落胆することもありませんでした。モヤモヤが止まらない…義母がデイサービスに通うことになって、まる子さんの家の玄関先には手すりが設置されました。しかし、デイサービスの退会が決定したため、不要になった手すりを撤去することに。すると、ご近所さんから「家族構成が変わった」と勘違いされてしまい、そんなふうに思われることもあるのか! とまる子さんは驚き、義母は家の中で元気に過ごしていることを伝えました。義母から大学病院を転院したいという話が出たので、早速担当医に相談してみることに。担当医から言われたことを義母に報告すると……?いろいろと理由を並べて、結局「転院はしなくていい」という結論に。※ちょっとまがままな義母のときは「女王」、攻撃的な義母のときは「女玉」と表現しています夫が改めて義母と話したところ、何年も持病の薬を飲んでいないという衝撃の事実がわかりました。夫からの言葉を聞いて、自分の負担は軽くなるけど素直には喜べませんでした……。若いころからの持病の経過観察のため、定期的に大学病院を受診している義母。しかし、大学病院の付き添いはとにかく手間がかかって大変です。それを心配してくれたのか、ある日義母から「まる子さんの負担を減らすためにも、近くの病院に変わったほうがいいと思う」と提案され、早速次の受診時に担当医に相談しました。答えは、採血できる近くの病院なら転院は可能。持病が再発しないよう、治療の継続は必要……ということでした。それを義母に伝えたところ「できてすぐの新しい病院は信用できない」「こんなおばあさん診てくれるの?」など、ネガティブな発言が飛び出します……。そして、最終的には「まる子さんがお仕事を休んで付き添ってくれるから、転院はしなくていいわ」と自己完結。私の負担を減らすための提案だったのでは……? しかも、夫が話をしたところ、圧迫骨折をしてから飲む薬が増えたため、たくさんの薬を一緒に飲みたくないという理由で、勝手に持病の服薬をストップしていたらしく……。それなら、もう通院自体が必要ないのでは? という結論に。それを聞いて、今までずっと仕事を休んで代理受診までしていたのに……と、私の中でモヤモヤが込み上げてきてしまいました。--------------代理受診までしてもらっていた薬なのに、飲まれていなかったというのは衝撃的でしたね……。今後のためにも、かかりつけ医に事情を話して相談してみたほうがいいかもしれません。何はともあれ、何事もなくてよかったですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月12日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ある日、義母から食事に出したゆで卵があたって気持ち悪くなったと言われてしまい、賞味期限まではまだ4日もあるのに、そんなわけない……と思いつつも、反論せずにいました。すると、義母の部屋にある納戸の中に、ヨーグルトが置いてあるのを見つけてしまったのです。納戸は冷蔵庫より涼しいの? と思わず心の中で突っ込んでしまうのでした。よかれと思ってやることも「大きなお世話」になるなら、何もしないと決めました。でも、そんな態度も義母は気に入らないようで、文句を言ってきます。自分がどう動けばいいのかわからず、心身の限界がやってきたところで、夫の提案もあってもう一度地域包括支援センターへ相談することにしました。すると、想像以上にトントン拍子で話が進んで……。 デイサービス利用計画、進行中! 未知の世界「デイサービス」に興味津々の息子。 デイサービス:日帰りで利用できる通所介護サービス。入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練を受けられる 何かを感じたのか、義母からは弱気な発言が飛び出すように。 夫、結構な塩対応。 義母の期待していた展開は、こんな感じだったと思いますが……。 それ以来、弱気な発言がどんどん飛び出すように。いろんなバリエーションで、つらさをアピール。 ケアマネジャーさんが、義母と私たち家族の要望に沿って提案してくれたのは、デイサービスの利用。たしかに、デイサービスでお風呂に入れば、体のこわばりもほぐれてリラックスできそうです。そして、何よりも同世代の人と会っておしゃべりが楽しめます。 私たちも、義母のためにすべての時間を費やすわけにもいかないので、半日だけでもプロの手が借りられると思うと、一気に負担が軽くなります。しかし、まだ何も話していないうちから不穏な空気を察知したようで、義母からは弱気な発言が飛び出し始めました。その弱気発言の頻度はどんどん上がって、もはや口ぐせのように……。 すべてに付き合っていると日が暮れてしまうので、適当に相手をしてやり過ごしていますが、いつまで続くのやら。そんな中、裏ではデイサービス利用計画がどんどん進み、ついに実際の施設を見学することになったのです! --------------デイサービスという存在は知っていても、身近に利用者がいないと何をしているところなのか、想像しにくいですよね。半日自由な時間ができるのは、今のまる子さんにとって大きいと思うので、お互いのためにもデイサービスを利用できるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月11日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんが家に来て、まる子さんと義母それぞれから話を聞いてくれました。その結果を聞いてみると、どうやら義母はデイサービスに行く気はあると言っているよう……。そんな話は初耳のまる子さんはビックリします。しかし、きっと言っているだけ。あまり期待はせず、次回も同じ状態が続くのであれば、デイサービスは退会することにしました。心配させてごめんなさい!これで行かないようなら、退会すると決めていたデイサービスの予定日の前日。おしりの状態が思わしくないから、デイサービスには行けないと言いだしました。まる子さん的には予想通りの展開だったので、特に驚くこともありません。こうして、結局1回も行くことなく義母のデイサービス退会が決定したのでした。デイサービスに通うことが決まった当初、義母の移動がラクになるよう、玄関先には手すりが設置されました。ご近所さんから声をかけられ、簡単に経緯を説明。そういえば、ごあいさつが遅れてしまっていました。介護の経験を持つご近所さんから温かい言葉をもらい、ジーン……。その後、デイサービス退会が決まり、不要となった手すりを撤去したところ、またご近所さんから声をかけられました。「手すりが不要=家族構成の変化」だと思われていたことがわかり、慌てて義母は元気だと説明。義母がデイサービスに通うことが決まって、わが家の玄関先には手すりが設置されました。かなり存在感があるため、家の前を通過するだけでも目立ちます。何かと忙しくしていたこともあって、デイサービスの件をご近所さんに話しそびれていたある日、「最近、おばあちゃん見かけないけど……」と、ご近所さんから声をかけられました。そこで、簡単に近況を説明したところ、介護の経験があるご近所さんからは、私のことを心配する言葉とともに、自分自身の経験に基づいたアドバイスをもらいました。しかし、結局は1回も行かないままデイサービスの退会が決定。そして、手すりが邪魔な場所にあることや、レンタル費用がかかることから、どうせ行かないならと、手すりは撤去することに。すると、今度は別のご近所さんから「おばあちゃん、最近見かけないようだけど……」と、声をかけられました。手すりを設置したときと言葉は同じですが、話しているうちに「設置した手すりが不要になった=家族構成が変わった……」と思われている!? と気付き、慌てて義母は出歩かないだけで、家の中ではバリバリ元気だということを伝えたのでした。心配させてごめんなさい!--------------手すりが設置されて、しばらくしてから撤去されていたら、たしかに勘違いをしてしまうのも無理はなさそうです。聞きづらいデリケートな話題だと思うので、ご近所さんもモヤモヤしていたかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月11日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母がデイサービスに行く兆しが見えず、ケアマネジャーさんに相談したまる子さん。まずはそれぞれがこの状況をどう思っているのか聞きたいと言われ、話し合いをすることに。夫婦の意見はおおむね同じでしたが、義母は「デイサービスに行く」とは言いながらも「当面の間はお休みします」とのこと。その言葉を聞いて、まる子さんは義母にはデイサービスに行く気がないだろうと察しました。ネガティブ発言は今日も続く…ケアマネさんがやってきて、私と義母それぞれの話を聞いてくれました。ケアマネさんによると、義母は「娘(義姉)を呼びたいけれど、まる子さんが嫌みたい。それなら、私が我慢してデイサービスに行くのがいいと思っている」と言っていたそう。……初耳ですが? とりあえず行く気はあるようなので、次回まで様子を見て、同じ状況が続くならデイサービスは退会することに。まぁ、わかっていたけれど……。翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折が判明。医師からは新たな治療を提案されました。整形外科の帰り道……。帰宅後も、ネガティブな発言は続きます。結局のところ、新しい治療は嫌だということみたいです。治療が受けられるかどうかすら、まだわからないのに……。自分に都合良く進めるためなら、どこからでも理由を持ってきますね……。次回デイサービスに行かなかったら退会。そう決めていたデイサービス予定日の前日。おしりの状態が気になるようで、デイサービスには行けないと言い始めました。というわけで、準備も何もすることはなく、あっさりデイサービスの退会が決定。予想通りだったので、ガッカリすることはありませんでした。そして翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折があることが判明。3回目の圧迫骨折となるので、今後の予防のために治療を受けてみてはどうかと提案されました。ただ、その治療を受けるためには検査が必要とのこと。そして、少なからずデメリットもあるようで……。その話を聞いた帰り道、おそらく治療をやりたくない義母からは、なにやらネガティブな発言が続きます。治療をしたくないならそれで構いませんが、痛いと言って夜中に呼び出したり、ネガティブな発言ばかりしたりするのはやめてほしいというのが、正直なところです。--------------結局、1回も行くことなくデイサービスを退会することが決まってしまいました。ただ、今回はおしりの問題も抱えていたので、単純にタイミングが合わなかったというのもありますね。そして、新たな圧迫骨折も判明。お義母さんの性格的に、新しい治療を積極的に受けてくれるのは難しそうですが、なんとか良い方向に向かうといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月10日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母が積極的に動かなくなってしまい、介護の負担は増すばかり……。なんとかならないものかと、何げなく介護福祉センターからもらった資料を眺めていると、そこに「要介護区分の変更」という一文を発見! これだと思い、早速手続きをしたところ、運良く訪問調査員がすぐに来てくれて、前回よりも悪化している状況をわかってもらえました。ある日、義母から食事に出したゆで卵はいつのものか聞かれ、先週買ってきたものだと答えると、それがあたって気持ち悪くなったと言われました。賞味期限まではまだ4日もあるのに……と、納得できずにいると、納戸の中にヨーグルトを発見……。どうやら、義母の中では冷蔵庫と納戸は同等みたいです。 心身ともに、もう限界…! 朝、義母の部屋に行くと、ちょうど着替えているところでした。 勝手に手を出すと怒るのに、何もしなくても怒られるなんて……。 そういえば、息子には最近の出来事を話していませんでした。 想像力豊かな息子には、きつかったみたい……。ごめんね。 すかさず夫がフォローに入ります。 ※王子:まる子さんの息子 心身の限界を感じ、地域包括支援センターへ向かうために予約の電話を入れました。 あれ? 担当者によって言うことが変わっている……? 早速、義母への聞き取りがスタート。 よかれと思ってしていることも、「大きなお世話」になっているなら、もう私は頼まれたこと以外はやらないと決めていました。でも、義母にとっては「大変なところは察して助けて」となるようで、結局を文句を言われてイライラしてしまいます。 さすがにもう限界! ……そう思い、夫とともに地域包括支援センターへ行くことにして、予約の電話を入れました。その日はたまたま担当者がお休みとのことで、いつもと違うスタッフに話を聞いてもらったところ、なんだかトントン拍子に話が進んで、すぐに居宅介護支援事業所から担当者が来ることに。 義母はドヤ顔ではって生活していることを話しましたが、聞いていた担当者は絶句……。今の状況を見ると「要介護2」に相当すると思うと話してくれましたが、ちゃんと認定が下りるまでは少し控えめのケアプランを立てることになりました。今困っているのはトイレとお風呂、そして洗面所までの移動。これが解決して、最低限の生活ができるようになればいいなと思います。 --------------いつもと違う担当者だと、話が通じなかったらどうしようと不安になるかもしれませんが、まる子さんのように逆に話が進むこともあるかもしれないと思うと、とにかくいろいろな人と話をするのもいいかもしれません。介護区分が変更になって、大きな負担にならないようにサポートが受けられるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月10日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。少しでも義母がラクに動けるようにと思って手配したベッドでしたが、そのせいで圧迫骨折をしたと言われてしまい、まる子さんはブラック嫁モードに突入……。もうハッキリと頼まれない限り、自分からは動かないと宣言したのでした。介護福祉センターからもらった資料を何げなく眺めていると「要介護区分の変更」という一文を発見しました。これだ! と思い、早速手続きをしてみると、運良くすぐに訪問調査員が来てくれて、前回よりも悪化している状況をわかってもらえました。他人の手を借りることを嫌がる義母ですが、そんなことを言っていたら共倒れになってしまうので、いろいろなサポートも検討中です。 納戸は冷蔵庫より涼しいの…? いつものように、昼食の食器を下げにいくと、義母はお昼寝中でした。 その後しばらくして呼び出しがかかり、部屋に行ってみるとかなりの暑さ……。 湿布を貼る体も、汗びっしょりになっていました。 突然、食事に出したゆで卵について尋ねてきた義母。 そういえば、数時間前はそんなことを言っていて、お昼寝のときも毛布をかぶっていたはず。気持ちが悪いのは、体が冷えたか室温が上がり過ぎて熱中症になったか……だと思いますが。 「先週買った」だけでアウトなら、同じ時期に買った食材もアウト判定で! その後、納戸に置かれていたヨーグルトを発見。え……。こ、これは……。 わが家の冷蔵庫には、義母専用ゾーンが存在しています。スーパーで頼まれたものや義姉が作ってきてくれたものなど、とてもひとりで食べきれる量ではありませんが、義母が細かく出すものを指定してくるので、封が開いてばかりで片付く気配がありません。 そんなある日、いつものように義母からの呼び出しで部屋に向かうと、食事に出していたゆで卵はいつのものかを聞かれました。それは義母が先週購入したものだと答えると、そのゆで卵にあたって気持ち悪くなったと言い始めたのです。賞味期限まではまだ4日あり、私も同じものを食べているので、そんなはずないと思いますが……。 部屋の温度がかなり高かったので、そんな中で過ごしていたせいなのではないかと思ったものの、それ以上反論するのはやめて、悔しいので冷蔵庫の義母ゾーンの整理を決行! その後、畳んだ洗濯物を持って義母の部屋の納戸に入ると……そこにはヨーグルトがありました。納戸って冷蔵庫代わりになりましたっけ……? 気持ち悪い原因て、コレなのでは?? --------------義母の「誰かのせいにしないと気が済まない」という部分がチラリと見えてしまいましたね。でも、グッと耐えて冷蔵の中身に感情をぶつけたことで、バトルは避けられた様子。義母の体調も心配になってしまうので、納戸での乳製品の保管はやめてもらいたいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月09日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ある日、つい昨日まで歩行器で歩いていたはずの義母が床をはっていて、また圧迫骨折をしたのかと心配したまる子さん。しかしよく話を聞いてみると、手元にあった薬が切れたらしく、不安から痛みが出てしまったのではないかと推測します。そこで、整形外科に行く準備をしていると、自分で薬を発見した義母。すると、薬を飲んでいないのにあっという間に元気になり、また歩行器で歩き始めたのでした。病は気からという言葉、あながち間違いではなさそうです。次回は行くとおっしゃってます…?ケアマネさんから、今の状況について家族で意見をまとめておいてほしいと言われたまる子さんは、夫と義母と話すことにしました。夫婦の意見はおおむね同じでしたが、義母は「デイサービスには行く」と言いつつ「当面の間はお休みします」となんとも不思議な回答……。それを聞いたまる子さんは、もう行かないだろうな……と察したのでした。双方の意見が聞きたいということで、まずは私がケアマネジャーさんと話すことに。続いて義母。なんだか、いろいろと饒舌(じょうぜつ)に話していた様子。いや、絶対に行かないと思いますよ?頼れるケアマネさんが担当でよかった……。そして、またも肛門から直腸が飛び出す病気「直腸脱」になった義母。病院に付き添うと……。なんだかめちゃくちゃ横柄な態度のお医者さんでした……。口のきき方を何とかしてもらいたい……!自分でできない? そんなことを言われると、義母が……。その日、ケアマネジャーさんがやってきました。私と義母、双方から話を聞いてくれました。すると、義母は「娘(義姉)を呼びたいけれど、まる子さんが嫌みたい。それなら、私が我慢してデイサービスに行くのがいいと思っている」と言っていたようです。行く気がある……? まったくそんな感じは伝わってきませんが。当然ケアマネさんは「次回は行くとおっしゃってます。」とニコニコ。ただ、また同じ状況になるなら、一旦デイサービスはやめようという話になりました。その日の午後。いつものように呼び出しが……。「なんか出た」と言う義母の言葉に嫌な予感が。何かって、腸しか思い当たりませんが? さすがにもう一度押し込むのはできないと思い、近所の肛門科へ。しかし、この肛門科の対応が最悪すぎて……。レコーダーを持っていくべきだったと後悔しました。--------------ケアマネさんは、親身になって話を聞いてくれる方のようで、よかったですね。次回も同じ状況なら一旦デイサービスは退会することになるようですが、1回くらいは気持ちよく送り出してみたいですよね。なんとか望みがつながりますように……!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月09日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。まる子さんがケアマネさんに今の状況を相談したところ、ご家族の意見も聞きたいとのこと。早速夫に話をすると「はなから行くなんて思ってない」と軽く言われてしまい、毎回行かせるつもり準備を進めているまる子さんは、カチンときてしまったのでした。ケアマネさんの来訪に向けて、家族で話し合いある日、つい昨日まで歩行器で歩いていたはずの義母が床をはっていました。まさかまた圧迫骨折!?と思い話を聞いてみると、手元の薬が切れてしまったようで、不安から痛みが出ているのではないかとまる子さんは推測しました。そこで整形外科に行くことにしたのですが、用意をしている最中に薬を見つけたらしく、急に元気になって歩行器で歩き始めました。義母にとっては、思い込みが一番の薬なのかもしれません。結局、契約してから1回もデイサービスには行っていません。デイサービスの日が近付くと、プレッシャーから不眠気味に……。行くメリットもあると思うので、ぜひ行ってほしいのですが……。夫の意見もまとまっています。そんなことまで考えていたとは……!いや、行かないですよね? それ……。義母は、作り話でつらさをアピール。その作り話がかえって夫を怒らせてしまう結果に……。私の相談相手にもなってくれているケアマネジャーさんから、家族の考えをまとめておいてほしいと言われたので、話し合いをすることに。私は当然、デイサービスに行ってほしいと思っています。ひとりではいられないと義母が言う以上、それしか選択肢はありません。入浴や同世代の人たちとのおしゃべりなど、行くメリットもあると思っています。夫も私の意見を尊重してくれて、義母の説得に向かってくれたのですが……。「デイサービスには行く」と言いつつ「当面の間はお休みします」と、一休さんとでも話しているかのような状態に……。おまけに、夫に対してつらいのを我慢しているアピールをしたいのか、作り話まで始めて結局夫を怒らせることに……。そして、話し合いが終わり、私たちが出したファイナルアンサーは……「デイサービスには行かない」でした。--------------「デイサービスには行く」けれど「当面の間はお休み」したいという、保険を残しておきたい気持ちが見える答えは、なんともお義母さんらしいですね。でも、行く気持ちがあればすでに行っていると思うと、まる子さん夫婦の結論は正しいかもしれませんね……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月07日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母の体調も安定していて、準備もバッチリ! あとは送迎の車に乗せるだけで、ついにデイサービスに行ける! ……と思ったのですが、出発直前に「足のしびれがある」と言い始めた義母。途中で迎えに来てほしいと言われましたが、まる子さんは仕事なのですぐに駆け付けるのは難しいと答えました。すると「そんな思いまでして行くなら、ひとりで家にいたほうがマシ!」と怒りだし、出発5分前にまたお休みが決定してしまいました……。薬を飲まなくても歩けている…?いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。まる子さんは不安からデイサービスに行く予定の日が近付くと眠れなくなってきました。ケアマネさんに相談したところ、ご家族はどう思っているのか確認したいと言われたので、夫に相談。すると「はなから行くなんて思ってない」という何とも軽い返事が返ってきて、自分は毎回頑張って準備をしているのに……と、ついカチンときてしまったまる子さんでした。義母が寒いというので、枕元に置く水を白湯に変えてはどうかと提案すると……?水はキンキンに冷えていないと嫌みたいです。今度は風邪をひいたみたいと言いだしました。一般的には、それくらいで発熱とは言わないのです……。また……。勝手に飲んでいる!昨日まで歩行器で歩いていましたよね……? まさか、また圧迫骨折!?手持ちの薬がなくなってしまって、不安だったみたいです。不安からなのか、八つ当たりのような状態に……。こういうときは、言い返さないのが吉です。その後、整形外科に行く用意をしている間に薬を見つけた義母。すると、驚異の回復を見せて……。最近「寒い」とよく言うようになった義母。圧迫骨折が心配であまり重い毛布は使えず、かといって電気毛布は嫌がるので、エアコンの温度を上げるしかありません。でも、それでも「寒い」と夜中に呼び出しがあり、お手上げ状態。そんなある日、つい昨日までは歩行器で歩いていたはずなのに、また床をはってハイハイをしている義母を発見! もしかして、また圧迫骨折!? そう思い、義母に話を聞いてみると、どうやら手元の薬がなくなっていたことに気付いてしまったようで、不安が原因で痛みが出たのかもしれません。その後、整形外科に薬をもらいに行くために支度をしていると、デイサービスに行ったときに痛みが出たらいけないと、カバンに入れておいた薬を発見したらしく、ひと安心。そして安心感から驚異的な回復を見せ、薬を飲んでいないのに、歩行器でサクサク移動を始めました。病は気からって、こういうことを言うのかも……。--------------熱があるかも? と思って測ったら、思ったより高熱だと気付いてしまい、急に具合が悪くなるのと同じ現象かもしれませんね。何はともあれ、薬を飲まずにいつもの生活を送れるのであれば、それが一番ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月07日親の介護を体験したことがないときは、その大変さは想像すらしていませんでした。しかしいざ自分が介護するようになって、その大変さが身にしみてわかりました。母の認知症による性格の変化や、介護で大変だったことなどについてお話しします。性格や行動パターンが変化した母母の認知症が進行し、服の着替え、食事、入浴などが思うようにできなくなり、私が日々介助することに。認知症は母の性格まで一変させてしまい、物忘れが激しくなって昨日のことすら覚えていない有様でした。それでも子ども時代のことは鮮明に覚えており、たまに過去の体験談を私に話すのです。また人をひどく疑うようになり、財布を盗んだと私を責めるようになりました。そんなことをするはずがないと諭しても聞く耳を持ちません。そして後から必ず財布が出てくるのですが、なくなった理由は単に置き忘れでした。食器棚など本来置くべき場所でないところに置くので、自分でも置いたことがわからなくなってしまうようでした。外に出たがることが頻発また、母は異常なほどに外出をせがむようになり、1時間置きくらいに外に連れて行ってくれと言いだすように。こちらが食事をしていたり、掃除をしていたりしてもお構いなしです。ある日、あまりにも頻繁に外出を求めるので無視していたところ、自分でドアの鍵を開けて外に出て行ってしまいました。それに気付いて急いで外に出て辺りを見渡しましたが、どこにもいなくて焦ったものです。結局母は自分で家に帰ってきましたが、どこに行っていたのか母自身もわかっていませんでした。休みのない介護は仕事より過酷「介護疲れ」という言葉がありますが、自分自身が親の介護をするまでは他人事だと考えていました。しかし、いざ自分事になってみると、外で働くより大変であることに気付いたのです。その理由の1つは、仕事と違って休みが存在しないこと。母に食事を食べさせるのはひと苦労ですし、服の着替えも大変でした。人間というのは、自分で何かをする意思を持たなくなると、体が重々しくなってしまうようです。母を少し布団から移動させるだけでも、意外と体力を使います。介護はすべての動作が腰にくるので、自分自身も腰痛になってしまいました。そうなれば腰に力が入らなくなるので、今まで通りの介護ができなくなります。これまで以上に自身の体力面にも注意しなければと感じます。まとめ認知症が進行するにつれて、母の性格が変化していきました。怒りっぽくなったり物忘れが激しくなったりして戸惑ったものです。また日常生活のサポートをするのも大変で、少し母の姿勢を移動させるだけでも、思いの外、私の体に負担がかかります。介護スタッフの方はこんなに大変な仕事を日々続けているのだと、尊敬の念しかありません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/鈴木祐希ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年02月06日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。何かと理由を付けて延ばされてきた義母のデイサービスデビュー。今度こそ行けると信じていたのに、またも前日の段階で「明日は天気予報で雨って言っているから休みます」と義母の意向でお休みが決定……。その日はちょうどまる子さんの夫がお休みだったため、大きな混乱はありませんでしたが、デイサービスを急にお休みすると周りに迷惑がかかるということを、少しは考えてほしいと思ってしまうのでした。カッチーン!!義母は体調も安定していて、準備もバッチリ! あとは送迎の車に乗せるだけ。ついにデイサービスデビューかと思ったのですが、義母から「足のしびれがあるから、途中で迎えに来てほしい」と言われてしまったまる子さん。その日は仕事で、すぐに駆け付けるのは難しいと答えると「そんな思いまでして行くなら、ひとりで家にいたほうがマシ!」と怒りだし、出発予定時刻5分前にまたもやお休みが決定しました……。義母がデイサービスになかなか行かず、落ち込んでしまうとケアマネさんに相談したところ、ご家族はどう思っているのか確認してほしいと言われたので、夫に相談したところ……。軽~い感じで言われたことに、カチンときてしまいました。なかなか怒りは収まらず、夫にわりと強く言ってしまいました……。しかし、義母の呼び出しで一時中断。用件は「冷たいものを持って来て」だそうです。喉が渇いたのかと思い、水を持って行くと……。あぁ、ゼリーか! そう思い、持って行くと……。ん? ヨーグルト?? もうここまで来ると、連想ゲームのような状態に。いや、さすがに難易度高過ぎません……??介護中にプチストレスがたまったとき、相談相手になってくれるケアマネさんの存在は大きいです!いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。ケアマネさんも声をかけてくれますが、効果ナシ。一度も通えていないことで、周りに迷惑がかかっているのではないか、準備をしていてもまた休むと言われるのではないかと思うと、前日からプレッシャーで眠れなくなる日々が続いていました。もう自分ひとりで抱えていられないと思い、ケアマネさんに相談。ご家族の意見も聞きたいと言われました。というわけで、夫にどう思っているのかと聞いてみると「はなから行くなんて思っていないから、驚かないし落胆もしない」とのこと……。こっちは毎回行かせるつもりで用意をしているのに、そんな言い方をされて、カチンときた私は夫に怒りをぶつけます。しかし、そんなときでも容赦なく義母からの呼び出しは続きます。しかも、連想ゲームのような曖昧な要求で、かえってお互いがストレスを抱えてしまいます。もう、何もかもがうまくかみ合わず、ダメだと思いながらも家族全員にトゲトゲしてしまうのでした。--------------毎回「今日こそは!」と思いながら、デイサービスに行く準備を進めていたまる子さんとは違い、夫は最初から行くなんて思っていなかったようです。それが本音だったとしても、もう少しオブラートに包んで言ってもらいたかったですよね。つらいときや困ったときはケアマネさんに相談しながら、まだまだ続く介護生活を乗り切ってほしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月06日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。整形外科を受診して、1カ月半ほど続いていた義母の体の痛みは、やはり圧迫骨折だったことが判明。しかし、痛みが出てから時間が経過してしまっているため、温存療法しかできないと言われてしまいました。仕方なく帰ろうとすると、義母が診察室で突然「立てない」と言いだして大慌て。車椅子を借りて、なんとか帰路に着きましたが、まる子さんにとってとんでもない重労働になりました……。義母のためにと思って用意したベッドでしたが、そのせいで圧迫骨折をしたと義母に言われてしまったまる子さん。そこで、何をしても私のせいにされるなら、ハッキリと頼まれない限りはもう動かないと宣言したまる子さんは、小さなストレスが積み重なって、ブラック嫁モードに突入するのでした。 介護福祉センターの資料を眺めていると… いつもより生理が重く、動くのもひと苦労。 体調が悪くても、義母からのお願いをスルーするわけにもいかず……。 なんとか、おつかいを遂行。 帰宅後、義母に状況を説明して、横になることに。 しかし、容赦なく呼び出しコールが鳴り響きました……。 今は、トイレさえひとりで行かれないと言って呼び出される状態。お風呂にも入りたい。でも歩けない。このままでは介護する側の身がもたないと思い、以前介護福祉センターでもらったパンフレットを読み直したところ『更新前に心身の状況や介護の必要の程度が変わった場合は、要介護状態区分の変更申請ができます』との記載を発見。早速、変更手続きをおこない、すぐに訪問調査員が来てくれました。 なんだか期待できそう! 相談してみてよかった……。 いつもより重い生理とたまりにたまったストレスのせいなのか、立ちくらみがひどく、棚や壁に寄りかかりながら仕事をこなしていたある日。具合が悪いからと、お世話セットを十分に整えてから横になると義母に伝えて、部屋で休んでいました。ちょうど夫も帰宅していたので、状況を話してバトンタッチ……したはずが。 部屋で寝込む私を起こす、義母からの呼び出しコール。何回も呼んでいるのに、到着が遅いとご立腹です。どうやら夫は「どうせ大したことない」と、スルーしていた模様。仕事帰りで疲れているところ、お世話を任せて悪いとは思いますが、さすがに体調が悪いときくらいは休ませてほしいです。 そんな八方ふさがりの状況で、何げなく1年前に介護福祉センターからもらった資料を読み返していたところ、「要介護区分の変更」という一文を発見! これだ! と思い、早速手続きをしたところ、運よく訪問調査員がすぐに来てくれました。前回よりもだいぶ状況が悪化していることもわかってもらえたようで、なんだか期待できそうです……! --------------介護をしている真っただ中で、資料をすみずみまで読んでいる余裕はないですよね。今回はたまたま見つけられたからよかったものの、知らずに過ごしている方もいるかもしれません。負担が大きくなってきたと感じたときは、プロの手を借りながら少しでもラクに介護と向き合えるよう、さまざまな制度を探してみるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年01月21日父ががんで亡くなるとき、新型コロナウイルスの蔓延で病院に受け入れてもらえず、最後は自宅で介護をすることになりました。実際の家での介護は想像以上に厳しい環境です。家で介護をする際にいろいろ環境改善を試してみましたが、特に役に立ったものを紹介します。病人の声がなかなか聞こえない家族で自宅介護をしていて大変だったことはたくさんありますが、一番問題だなと思ったのは、病人の声が届かないということでした。介護ベッドの上の父が、何かしら用があって母のことを呼んでも、声もほとんど出ない、音を立てる体力もないので誰にも気付かれないような状態になってしまうことが何度もありました。介護ベッドは1階の部屋に置いてあったのですが、同じフロアの別の部屋にいても父の声はまったく聞こえません。声を出して叫んでいる父もそのたびに体力を削られました。それ以降、母が近くにいる、もしくは物音を立てずに1階の別の部屋にいるということになったのですが、あまりにも負担が大きく、また、眠ることもほとんどできなくなったため母の体力も限界に近くなってしまいました。そこで、私は父のベッド周りの環境を見直してみることにしました。自宅介護の必須アイテム「呼び出しチャイム」いろいろやってみましたが、一番役に立ったのは「呼び出しチャイム」の導入です。呼び出しチャイムは、本来、後付けできる玄関用のチャイムです。本体と子機がセットになっていて、本体のボタンを押すと子機からチャイム音が流れます。子機は、壁のコンセントに挿しておけばすぐに使え、電池はいりません。わが家では、子機を追加で1台購入して、1階のリビングと2階の廊下のコンセントに挿し、一番大音量でチャイムが鳴るように設定しました。病人は指で押す力も弱く、いちいち探すことも大変なので、介護ベッドのフレームにパスケースに付いているような伸縮性のある長いリールを結び、その先に呼び出しボタンをくくり付けたものを父の手元に置いておくようにしました。これだと、父もすぐに押すことができ、もし落としてしまうことがあってもすぐに引っ張り上げることができます。これで、父がベッドでボタンを押すと家中にチャイム音が鳴り、近くに誰もいなくても、誰かが必ず気付くという環境ができました。介護する側もされる側もラクにチャイムを導入して、家の環境は大きく変わりました。誰かが四六時中父の近くにいる必要がなくなり、夜は、誰か1人が起きていればいいので毎日母はきちんと眠ることができるようになりました。介護される側の父も、誰かを呼び出したいときにすぐに来てもらえるようになったので体力の消耗もなくなり、体調は安定状態になりました。チャイム1つでここまで変わるのかといったくらいの変化で、本当に導入してよかったと思えたものの1つです。まとめ介護は想像する以上に過酷な環境です。「人を呼ぶ」という普段当たり前にしているコミュニケーションですが、それが体力的にできなくなっていくとき、スムーズにコミュニケーションを取り続けられるかどうかで、その後のストレス量が大きく変わっていくと感じました。介護する側もされる側も、できる限り穏やかに日々を過ごせるような工夫が必要だと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/大木玲イラスト/やましたともこウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年01月20日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ベッドのマットが合わず、体の痛みを訴えるようになった義母。何度かマットを交換するも、状況は変わりません。「マットのせいではなく、筋肉の衰えでは?」と、まる子さんが言っても聞く耳を持たず……。病院に連れて行ってほしいと言うので、「用事があるから午前中なら大丈夫」と返すと、今度は「午前中は病院が混むから嫌だ」と言い始め、こちらの都合を考えないわがままぶりに言い合いになってしまいます。しかし、最終的には義母が諦めてくれて、無事に病院へ向かったのですが……。整形外科を受診すると、やはり体の痛みが出始めた1カ月半ほど前に、圧迫骨折をしていた模様。痛みが出てすぐなら対策も取れたようですが、時間がたってしまっているので、温存療法となってしまいました。その診断を聞いた直後、義母は「立てない」と言い出し、先生も私もビックリ……! 歩いてきたはずが、車椅子を押して帰るハメになったのです。 何から何まで私のせい…!? 義母から呼び出された夫は、愚痴を聞かされたようです。 ブラック嫁モードに突入した私。 翌朝、義母の部屋へ行くと、なんだかいろいろと言われました。が、よくわかりません。 夫が話を整理して、トイレの移動が大変だから、ポータブルトイレ(簡易トイレ)を使いたいということが判明。 いや、それは……。 さすがに部屋にトイレは……無理! え? 急に話を変えてきた……!? 整形外科から帰ってきた夜。夫が義母に呼ばれて「頼んでいないのに、まる子さんがベッドにしたから圧迫骨折した」というようなことを言われたようです。夫は否定してくれたみたいですが、どうしても布団に戻したいというので、言われた通りにしてきたと。……立ち上がるのが大変になりそう。 義母のためを思ってしたことなのにそんなふうに言われて、正直私も良い気分ではありません。夫には、もうハッキリと頼まれない限りは動かないと宣言して、夫もそれを承諾。翌朝部屋に行くと、義母は何やいろいろと言ってきますが、話が散らかっていて、何がしたいのかわからず……。 夫にも手伝ってもらって話を整理すると、トイレの回数が多くなり移動の負担が増してきたので、ポータブルトイレを部屋に置きたいというのが主な訴えのようでした。でも、食事の時間になると椅子に腰かけて待っているので、そこまで動けないわけではなさそうです。そもそも、そんなに動けないなら入院したほうがいいのでは? 結局、結論が出ないまま、なんとなく話は終わってしまいました。 --------------これまで、事態がこれ以上悪くならないように、先回りしていろいろと準備をしてきたまる子さんでしたが、それを「頼んでないのに」なんて言われてしまうと、ショックですよね。お義母さんも悪気があって言っているわけではないと思いますが、介護はする側もされる側も、相手を思いやる心を持ち続けることが大切だと言えそうですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年01月20日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ある朝、いつものように義母の部屋に向かうと「あなたが水の用意をし忘れたせいで、夜は喉が渇いてとんでもない目にあった」と義母がお怒りモードに突入していました。防災用に渡しているペットボトルの水を飲むか、歩行器で歩いて取りに来るか、どちらもできたはずなのに、何でも責任を押し付けられてしまうまる子さんのストレスはたまる一方で……。出発直前に急きょ予定を変更今度こそ行けると信じたデイサービスも、前日の段階で「明日は天気予報で雨っていってるから休みます」という義母のひと言で、あっさりお休みが決定……。その日はちょうど夫がお休みだったので、そこまで慌てずに済みましたが、どれだけ周りに迷惑をかけているのか少しは考えてほしいと思ってしまうのでした。大丈夫かと聞かれると……賞味期限が微妙に切れていてあまりお勧めはできません。結局パンを食べた義母ですが、その後もすこぶる元気です。それならばと、外出に誘うも……?聞こえて……ますよね?義母が欲しいものが売っていないかも、と話ししただけなのに、かなり怒っています。とりあえず、これ以上は疲れるので、まともに話を聞くのはやめておきます。またも近付いてきたデイサービスの日。義母は今度は足のしびれがあると言いだしました……。とりあえず、適当に相手をしながらデイサービスの準備を進めていきます。よし!! ついにデイサービスデビュー!!なんかゴネ始めました……。携帯で呼び出されても、仕事なのですぐには行けないと伝えると、怒ってしまいました。今日は仕事もあってお義姉さんにもお願いできません。義母は「ひとりでいる」と言うので、私は仕事に行くことにしました。仕事から帰宅後、朝からの怒涛(どとう)のやりとりにドッと疲れが……。ゆっくりしているところに、義母からの呼び出しが……。部屋に向かうと、昼食がそのまま残されていました。ある朝、夫が買ってきたパンを焼いてほしいと義母から頼まれましたが、実はそれ消費期限が3日過ぎたもの。でも、結局なんともなかったので、ひと安心です。これが私が買ってきたものなら、気持ちが悪くなってきた! とか言われてしまいそうですが……。というわけで、毎日変わらず元気に過ごしている義母。ついに待ちに待ったデイサービスデビューのときがやってきました。今回はスピーディーに準備が進んで、あとは送迎の車に乗って出発するのみ! のはずが……。「足のしびれがあるから、途中で迎えに来てくれる?」と言いだしました。私は仕事があるので約束はできないと答えると「そんな思いまでして行くなら、ひとりで家にいたほうがマシ!」と怒り始めました。なんと、出発5分前にお休みが決まったのです……。--------------まる子さんがデイサービスの準備を進めている中、足がしびれているというフラグを立てて、当日しっかり回収していきましたね。デイサービスに行ってくれればまる子さんの負担も少しは軽くなると思うので、何とかその日を迎えたいものですね……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年01月19日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母は朝食にこだわりがあって、おかずも味付けまでしっかり指定してきます。できる限りはリクエストに応えていますが、義母の分だけ作るために手間がかかってしまい、朝の忙しさに拍車がかかるまる子さん。知らないうちに体にも負担がかかっているようで、ここ最近は悪夢を見続けるようになってしまいました。ベッドのマットが合わなくて体が痛いと訴えてきた義母。何度かマットを交換して様子を見ても、状況は変わらず。どうやら、筋肉の衰えが原因のようです。病院に行きたいと言うので、まる子さんが連れていこうとしますが、午前中は混むから嫌だと駄々をこねて困らせてきます。まる子さんにも予定があるので、義母のお世話ばかりしているわけにもいかず、話は平行線で言い合いに。結局、義母が諦めて、すぐに身支度を整えてきたので、そのまま病院へと向かいました。 やはりぎっくり腰ではなかった… 診断結果は「やっぱり……」という感じ。 え? リハビリも痛みが治まったらできる? それは初耳……。 「早く言え」とばかりに義母がグリグリ……。 漢方薬信者の義母、整形の薬は飲みたくないけれど、自分で言いたくないから私から先生に言ってほしいようです。 今日は歩行サポート用にシルバーカーまで持ってきているというのに……! ひとりで何でも一気にやるのは無理ですよ……? やっと義母を車に乗せて、診察終了。疲労感がすごい……。 診察の結果、少し前にやはり義母がぎっくり腰だと言っていたのは、圧迫骨折だったことが判明。痛みが出てすぐに受診すれば対策はとれたようですが、すでに時遅し。今できるのは温存療法のみということでした。 義母は先生に「ひとりでは通院ができないから、リハビリに通いたかったけれど通えなかった」と話していて、私は初めて聞く話にビックリ。私、外出時に声をかけたりして、体を動かす機会は与えていませんでしたっけ……? さらに驚くことに、診察が終わると突然「立てない」と言い始めた義母。車椅子を用意してもらったまではいいものの、歩行のサポート用として持ってきたシルバーカーを担ぎながら車椅子を押すことになり、車まで移動させるだけでも重労働でした……。いっそのこと、入院してくれればラクなのに、なんて黒い感情が湧き上がってきてしまいます。 --------------家で義母のわがままに振り回されるのも大変ですが、出先で今までできたことを突然「できない」と言われてしまうと、慌ててしまいますね。突然の通院が汗をかくほどの重労働になって、まる子さんの心身の状態が心配になってしまいます。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年01月19日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。朝、いつものように義母の部屋に行くと「全身筋肉痛で動けない」と訴えてきます。しかし、よく見てみると着替えは完了しています。着替えるためには納戸に洋服を取りに行かなければならず、まる子さんは「動けているのでは?」と思ってしまうのでした。デイサービスに行くかはお天気次第毎朝、ほぼ同じ時間に私が部屋に来ることがわかっている義母。ある日、いつものように部屋に向かうと「あなたが水の用意をし忘れたせいで、夜は喉が渇いてとんでもない目にあった」とお怒りモード……。防災用に渡しているペットボトルのお水もあるのですが。朝からこんな調子だと、ストレスもたまる一方です。デイサービスへ行くよう、ケアマネジャーさんがせっかく背中を押してくれたのに……。まさかの連続お休み宣言……!全身筋肉痛で動けないって言っていたわりには、元気……。義母がデイサービスを休むと言っていると夫に報告すると、やさしい言葉が……!少しの間、カフェで自分時間を堪能。……今の私には必要な時間です。何度も思い出してしまいます……。ある夜、毛布を出してと義母に言われ、寒さ対策なら普通の毛布よりも電気毛布のほうが軽くて温かいと思ったので、そう提案しましたが……。即却下です……。そして、その日の深夜、やはり寒いと義母から呼び出されてしまいました。義母からの呼び出しは、空耳になって聞こえてくるほどです。本当に助けが必要なケースだったら困るので、夫が駆け付けると……。ケアマネジャーさんも背中を押してくれたので、次こそはデイサービスに行けるはず……! と信じていた私でしたが、義母の出した答えは「明日は天気予報で雨って言っているから休みます」でした。「今日は1日腰が痛くて、きっと明日も痛いから」とも言っています。日本で年間どのくらい雨が降ると思っていますか? 圧迫骨折してから、痛くない日が1日でもありましたか? そう叫んでやりたいのをグっと堪えて、夫に報告。ちょうど明日は夫がお休みなので、義母のことはお任せして私は出勤することに。少しだけ夫に甘えて、退勤後、久しぶりにカフェでひとり時間を楽しむことにしました。そして、季節が進んで寒さも厳しくなってきたころ。義母から毛布の追加をお願いされ、電気毛布のほうが軽くて温かいと提案しましたが、即却下。しかし、結局寒いからと真夜中に呼び出されてしまい、やっぱり電気毛布を使えばよかったのにと、またイライラしてしまうのでした。--------------またもや、デイサービスデビューはかないませんでしたね……。そのうち、行かない理由も尽きてしまいそうですが、最低限の生活を自力で送れるようにするために必要だということをもう一度きちんと話して、理解してもらえるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年01月18日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義父が生きていたころの思い出話をすることも多い義母。お彼岸になり、お墓に義父が好きだったカキフライをお供えしたいと言いだします。しかも、スーパーのものではなく、とんかつ屋のものがいいようで……。言われた通りに買いに行ったら、まさかの取り扱いなし。どう考えても記憶違いだと思うのですが、義母はもちろん認めず。昔はあったと言い張るのでした……。誤嚥性肺炎にはなりたくないからと、義母は朝ごはんの味噌汁を拒否。でも、食後のお茶は欲しいらしく、その線引きの見極めが難しいことも。知らないうちに体にも負担がかかっているようで、まる子さんはついに悪夢を続けて見るようになってしまいました……。これは、少し休憩しないとつぶれてしまうと考え始めます。 自分の都合をゴリ押ししてきたけど… どうやら、ベッドが合わないようです。 さすがに床擦れではないような……? どうやら、ベッドのせいではなさそう。 ※王子(息子) 痛いわりには、なぜか午後を指定してきます……。 ※アノコ(娘) カチンときた私、つい言い返してしまいます。 言い方を変えれば許されるとでも……? もう話にならないので、喧嘩は強制終了! ある日、義母の部屋に行くと、ベッドのマットが合わなくて眠れないと言われました。すぐに交換の手配をして様子を見たものの、何回か種類を変えても症状は快復せず。もしかして筋肉の衰えが原因では……? と思い、もう少し歩いて筋肉をつけたほうがいいと提案しましたが、迷惑をかけないように家の中で運動していると言われてしまいます。家の中の移動だけでは全然足りないと思うのですが、言い返すのはやめておきます。 そして翌朝。いつものように呼び出しがあったので行ってみると、腰が痛いから「午後から」病院に行きたいと言いだします。あいにく午後は息子の予定を入れていたので、明日でもいいかと聞くと「明日はどうなるかわからないから頼んでるの!」と、ご機嫌ななめ……。それなら、せめて午前中にしてほしいと頼みますが、午前中は混むから嫌なようで。さすがに私もキレてしまい、今から行くか明日にするか、行くのをやめるかの選択肢を与えて部屋を出ました。 その後、家事をこなしていると、突然義母の声が聞こえました。「支度できました~」 えぇぇぇ?! どうするか決まったら教えてもらえると思っていたので、急に参上されても私の支度が間に合っていません。でも、義母なりの譲歩だと思い、何も言わずに支度をして病院へ向かいました。 --------------大喧嘩していても、なんだかんだでまる子さんを頼りにしているところが憎めないですね。急に準備バッチリの状態でお義母さんが現れて、まる子さんもビックリしたと思いますが、義母なりにまる子さんの都合に合わせたいという気持ちがあったのかもしれませんね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年01月18日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母のデイサービス利用が始まれば、半日は自由な時間ができる……! まる子さんがそう思ったのもつかの間。初日からお休みすると言いだし、結局1日中「痛い」だの「寒い」だのと、呼び出され続ける始末。自由時間を手に入れるのは、もう少し先になりそうです。ケアマネさんは神様のよう…!いつものように義母の部屋に向かうと「全身筋肉痛で動けない」と訴えられます。しかし、よく見てみると着替えは完了している模様。つまり、納戸にある洋服を自分で取りに行って着替えているはず。……動けているのでは??限界突破を繰り返すうちに、こんなふうになったり……しないか。正直、朝からこれは勘弁してほしいです……。防災用に渡しているペットボトルの水がありましたよね? と聞くと、話をすり替えられました……。※ちょっとまがままな義母のときは「女王」、攻撃的な義母のときは「女玉」と表現しています今日はケアマネジャーさんが来る日なので、義母は張り切っている様子。その後も、呼び出しは続き……。また呼び出し……。と思ったら、息子の学校から「具合が悪いから早退させる」という連絡でした。ストレスMAXだったこともあって、愚痴りまくった私にも、ケアマネさんはやさしくしてくれました。帰り際、義母にデイサービスに行くよう言ってくれたのも、感謝……!朝、部屋で私を待ち構えていた義母は、見るからにご立腹……。「水の用意をし忘れたせいで、夜は喉が渇いてとんでもない目にあった」のだそうです。歩行器や防災用に渡しているペットボトルの水もあるので、自分で何とかしてほしいところですが。その日はケアマネジャーさんが来てくれる予定で、久しぶりに人が来るからなのか、義母は張り切っているように見えます。そして、呼び出しが普段よりも多くて私の家事が進まない……。そんな中、息子が体調不良で学校から早退してきて、余計にバタバタです。忙し過ぎて余裕がなかったこともあって、ケアマネジャーさんには愚痴しか出ませんでしたが、「大変でしたね」とやさしい言葉をかけてくれて、もう私には神様にしか見えませんでした。--------------これまで、ほとんどのことをひとりで背負ってきたまる子さんにとって、今の状況を理解してくれて、ねぎらいの言葉をかけてくれるケアマネジャーさんの存在はありがたいですね。これ以上、心身が限界突破しないことを願わずにはいられません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年01月17日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。明け方から動悸がしたという義母。早朝から大騒ぎしているのですが、話を聞く限りは「いつもの」症状のようです。念のため病院を受診しますが、いざ診察室に入ると家での訴えとはまったく違ったことを言っていて……。そんな義母に毎回振り回されるのも、結構なストレスを感じているまる子さんです。お彼岸になり、義母はお墓のことが気になっている様子。しかし、夫は忙しくてなかなかお墓参りに行けないため、まる子さんが代わりに掃除も兼ねて行くことに。すると義母は、義父が生前好きだったとんかつ屋のカキフライをお供えしたいと言いだしました。しかし、とんかつ屋にカキフライはなく……。義母の記憶違いだったようです。 ストレスMAXの同居生活 せっかく味噌汁も作ったのに……。 ※誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん):嚥下(えんげ)機能障害により、唾液や食べ物、胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症する病気 え? 私のせい……? この呼び出しがあるから、家にいても気が休まらないのです……。 食事を終えた義母から、またも呼び出しが……。 食べ過ぎだとは思いつつ、一応病院へ行くことに。 義母は、カートも杖も置いて病院へ。……ひとりで歩けそうですね!? その後も義母からの要求は続きます。今回も一体、何のことでしょう……? さすがにそのお願いはハードルが高い……! まだまだ続きます。今度は余っちゃったジュース問題。それなら子ども用がいいんじゃないかと提案してみますが……。 ついに悪夢を見るように……。 朝食に対するこだわりが強い義母。数日おかゆが続いていたため、ご飯に変更してほしいと言われ、喉の通りが良くなるように味噌汁を作って一緒に届けました。しかし、誤嚥性肺炎になったら嫌だということで、拒否。こちらは、わざわざ義母の分だけ作っているというのに……。いらないなら早めに言ってほしかった……。 そんな食事のこだわりに付き合いながら、今度は主語がない会話に付き合わされることに。何の話をしているのかわからないのに、質問をされても困ってしまいます。やっと理解して、私が何か提案しても、結局却下されることも多く、話すだけでどっと疲れてしまうのです。 自分ではうまく相手をしているつもりだったのですが、体は正直で……。ここ最近、大量の口内炎や悪夢に悩まされるようになっています。あまりにも溺れる夢を見るので、水のトラブルにでも遭う暗示かと思って夢占いをしたら「疲労困ぱい、人生困難、誰にも理解されずにもがき苦しんでいる」だそうで。……的確。 --------------移動のお手伝いや食事の用意といったサポートも大変ですが、自分のペースでどんどん話してくるのを聞かされる、というのもなかなか大変ですね。しかも、いろいろと質問されるとなると、聞いているフリをするわけにもいきません。気づかないうちに共倒れになってしまわないよう、たまには自分の体をしっかり向き合う時間を作ってほしいです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子 監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生
2024年01月17日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人が訪問してくれて、マットレスの交換やレンタル歩行器の準備、玄関前とトイレの手すり設置など、あっという間に課題を片付けてくれました。そしてついにやってきたデイサービスデビュー! ……のはずが、「お休みします」という義母のひと言で、幻となったのでした。都合が悪いことは無視…!?義母がデイサービスに行くようになれば、半日自由な時間ができる……。そう期待していたものの、初日からお休みすると言いだし、「痛い」だの「寒い」だの、1日中呼び出されるようになり、負担は増すばかりのまる子さんで……。夫がいない日は、いつもこんな感じになってしまいます。これ以上、どうしろと……?素朴な疑問をぶつけてみると……。あれ? 聞こえませんでした……?義母を諭してくれる夫がいない日は、いろいろと言われることがわかっています。今朝も、部屋に行くなり「全身筋肉痛で動けないから、何とかして」と。何とかしてと言われても、私なりに手は尽くしているのですが。でも、義母の様子を見てみると、目覚めてから私が部屋に行くまでの間に、しっかり着替えは済ませているのです。つまり、着替えを取りに納戸まで歩いていき、着替えてベッドに戻っていることになります。……動けないのに??そして、寝返りが打てないことで床擦れを起こしてしまうのが不安なようで、丸めたタオルを敷いて対策をしたいと言いだしますが、逆に体の動きが制限されるのではないかと言うと、まさかの無視! 都合が悪いことは聞こえないのかもしれませんね。--------------全身の筋肉痛はつらいかもしれませんが、何とかしてと言われても困ってしまいますね……。ひとまず、自分で着替えができているうちは、床擦れの心配もなさそうなので、話を聞いてあげて見守るくらいしかできることはなさそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年01月16日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。体が痛くて動けないという義母に代わって、初めて大学病院を代理で受診。これまでは義母の言うことをそのまま受け止めていましたが、想像以上にこちらの都合も考慮してくれそうで、安心したまる子さん。今後も代理受診は増えていきそうです。明け方から動悸がして眠れなかったという義母。早朝からまる子さんのスマホに呼び出しが……。しかし、訴えを聞く限りでは「いつもの」症状です。一応、病院を受診してみたのですが、いざ診察室に入るとまったく違った訴えをしていて、付き添った夫もあきれ顔でした。 食事の強いこだわりにイライラ… 義母は朝食にこだわりがあります。 どうやら、炊き立てのご飯が食べたいみたいです。 ※王子(孫) 予定を聞かれたということは、何かお願いするつもり……? ※アノコ(娘) これは、希望どおりの朝食を出さない私への嫌みでは……? 急にお墓の話が出てきたぞ……!? 翌日はお彼岸だったので、お墓を掃除して義父が好きだったカキフライをお供えしたいと言いだしました……。 とりあえず、夫に代わって私が掃除をしてカキフライを買うことになり……。 売ってませんでしたけど?? 義母は朝食にこだわりがあります。もちろん、できる限りは希望に合わせたものを用意していますが、他の家族の都合もあるので、義母にだけ合わせるわけにもいきません。「孫のため」と言って希望を押し通そうとされましたが、そこは私の負担も大きくなっては困るので、無理やり一件落着させました。 そしてお彼岸がやってきて……。義母はお墓の掃除ができていないことを気にかけていました。さらに、義父が好きだったカキフライをお供えしたいと言いだします。それも、スーパーで売っているものではなく、とんかつ屋さんのカキフライを指定。ここにもこだわりが……。 ちょうど夫は仕事が忙しく休みがなかったため、私が代わりにお墓へ行くことに。帰りにとんかつ屋さんに寄って、カキフライを買うはずだったのですが……売り場にカキフライはありませんでした。どうも、義母の記憶違いだったみたいです。それを報告すると、義母は納得がいかないといった表情を浮かべていましたが、なかったものはどうしようもありません。 --------------食べ物の好みは人それぞれなので、歩み寄るのもなかなか大変そうですね。しかも、食事は毎日のことなので、数回我慢すればいいというわけにもいかず……。でも、逆に「何でもいい」と言われるとそれはそれで悩んでしまいそうなので、難しいところですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年01月16日