俳優の竹内涼真と女優の浜辺美波が7日、都内で行われた味の素「Cook Do(クックドゥ)」の新CM発表会に出席し、エプロン姿で調理を披露した。発売40周年を迎えるロングセラー商品「Cook Do」。このたび、「中華が、家族を熱くする。」をテーマに7年ぶりにCMを一新し、新イメージキャラクターに竹内と浜辺を起用したCMが8日より全国で放送される。同シリーズ史上最多となる7人家族(父・母・長男・長女・次女・次男・三男)の食卓を描いた2作品で、竹内は長男役、浜辺は長女役として登場する。竹内はCMで家族のために料理しているが、普段は「そこまでしないです」と言い、「何個か得意なのがあるんですけど、自分のために作るだけ」と説明。「クックドゥは入れるだけで味付けができるので、自分が料理いかにもできますみたいな感じにできる。ささってできるのでお兄ちゃんとしてはだいぶ株が上がるかな」とうれしそうに話した。発表会では、竹内と浜辺がエプロンを着用し、味の素のスタッフと共に「クックドゥ回鍋肉」の調理を実演。竹内は、CMで見せるフライパンさばきを披露し、「みなさん撮ってください!」とアピール。「ちょっとこぼれました。でも、よかったです」とホッとした表情を見せた。そして、完成すると2人でテーブルに座って試食。「めっちゃおいしい」「本当においしい。出来立ては抜群」と大満足だった。また、竹内は「10代のときからこのCMを見ていたので心からうれしい」とCM出演を喜び、浜辺も「ずっとおいしそうだなと見ていた。家族にも愛されている商品なので、出演することができてうれしい」とにっこり。撮影の感想を聞かれると、2人は「子供たちのテンションがすごかった。かわいかった」「わんぱくでしたね」と振り返った。
2018年02月07日俳優の竹内涼真が、映画『センセイ君主』に主演することが8日、わかった。浜辺美波がヒロインを務める。同作は幸田もも子による同名コミックを映画化。イケメンで頭脳明晰だけど冷徹でヒネクレ者な高校教師・弘光由貴(竹内)に、とにかく恋人が欲しくて頑張っているが報われない女子高生・佐丸あゆは(浜辺)が猛アタックする。人気急上昇中の竹内だが、ラブコメ映画に主演するのは初めて。話題作へ立て続けに出演した2人が初共演で新感覚学園ラブコメティに挑む。月川翔監督は「原作も脚本もゲラゲラ笑って読みました。腹から笑ってキュンとして、ほろりと感動する娯楽映画にしたいと思っています」と意気込む。さらに月川監督は、2人について「まず竹内涼真。彼がこれまで演じてきた役は、どれも最高に魅力的で好きでしたが、実際会ってみてもやっぱり最高。眩しい。物腰、目、左利きの大きな手…。挙げたらキリがないですが、こりゃ惚れてしまうに決まってます」と絶賛。「浜辺美波とは3作品目ですが、まったく新鮮な気持ちです。というのも、これまで見たことのない彼女の一面を見ることになりそうだからです。おバカで愚直なまでに真っすぐな今回の役をやり切ったら、相当な振れ幅を持つ女優さんになることでしょう」と語った。馬場千晃プロデューサーは「『教師と生徒の恋愛』というとどこか禁断、悲恋の香りがしますが、『センセイ君主』は竹内さん演じる弘光先生と、浜辺さん演じるあゆはの恋愛バトルで綴られる幸せなラブコメディです」と紹介。原作の幸田も「キャストの方々も、本当に思い描いていたイメージぴったりで、、、!!! これからどんな作品に生まれ変わるのかとても楽しみです!!」ト期待を寄せた。○竹内涼真コメント初のラブコメ映画主演ということで、とにかく楽しみですし、頑張らなくてはいけないなと感じています。今24歳なのですが、やっと先生役を演じられる年齢になって来たのかなという思いと同時に、今まで演じたことがない役なのでこれからどうやって演じようかといろいろ考えながらワクワクしています。こんなに早く主演をさせていただけるのは凄く有難いことですし、だからこそ自分が今持っている力を全部出し切りたいと思っています。そして、『センセイ君主』という作品を作っていくチームの皆さんと、愛される作品を作れるように頑張りたいです。クランクインまであと少しなので、自分をベストの状態にもって行って撮影に臨みたいです。僕が演じる弘光先生は数学の天才なので、先生という立ち居振る舞いを少しずつ勉強しながら取り入れていきたいと思っています。あゆはを演じる浜辺美波さんとは何度かお会いしていますが、まだあゆはを演じている姿が想像できません(笑)。この映画は弘光先生とあゆはの掛け合いがカギとなるので、これから一緒に演じていく上で、どう演じられるのか楽しみです。○浜辺美波コメント原作や台本を読んでいて、クスっと笑えるシーンが多かったので、モノマネやパロディ要素の部分も怖がらずに全力で演じたいと思います。撮影はまだこれからなのですが、とにかくあゆはちゃんはまっすぐな子なので、観ている方が嫌な気持ちにならず、応援したくなるように演じたいです。今までにないくらいハジけて演じられたらと思います。これ以上やっていいのかというくらい顔芸もやりたいです。今は原作をしっかり読んで役作りを考えていく段階なので、私自身も想像が出来ていなくて。でも監督が「ここまでやってもいいんだ」と思ってくれるくらいあゆはとしてぶっ飛んでいきたいです。弘光先生を演じる竹内涼真さんにはまだあまりお会いしたことがないので、どういう先生になるのかも全くわかりませんが、原作のように見ている人を虜にしてしまうような先生だといいですね。(C)2018 「センセイ君主」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2018年01月08日現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」に出演する佐久間由衣が、10月からスタートする井上真央主演ドラマ「明日の約束」に出演することが決定した。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「任侠ヘルパー」「ガリレオ」などの古家和尚が脚本を務める完全オリジナル作品となる本作は、井上さん演じるスクールカウンセラー・藍沢日向の勤務先の高校で起きた、男子生徒の不可解な死の謎を追うヒューマン・ミステリー。井上さんのほか、及川光博、工藤阿須加、仲間由紀恵ら豪華キャストが脇を固める。そんな豪華キャストが揃う中、今回出演が決定した佐久間さんが演じるのは、その男子生徒の幼なじみ・白井香澄役。彼女は圭吾が通う高校を2年前に中退し、現在はダンスサークルに所属しながら、スーパーマーケットでアルバイトをしている。中退後も圭吾とは連絡を取り合っており、誰も知らない“彼の秘密”を知っているという。圭吾の死の原因も知るかもしれない、物語の鍵を握る人物だ。佐久間さんは、雑誌「ViVi」の専属としてモデル活動を行い、女優としても『人狼ゲーム ビーストサイド』「トランジットガールズ」に出演。また「ゼクシィ」10代目CMガールに就任し、現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」では、主人公の幼なじみ役で出演中と、いま人気急上昇中。今回の出演決定に佐久間さんは、「パワーとインパクトがある作品に出演のお話を頂けて、すごく嬉しかったです」とコメント。役柄については「表には出さないようにしているけれど、とても繊細で、色んなことを感じているのだと思います」と説明し、「私も自分の心と向き合いながら、一瞬一瞬の感情を大事にしながら、そしてスタッフさんと相談しながら、丁寧に香澄を演じられたらと思っています」と語っている。「明日の約束」は10月17日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月16日女優の浜辺美波が2日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『浜辺美波写真集 voyage』(発売中 2,500円税抜き KADOKAWA刊)とカレンダーブック『浜辺美波2018カレンダーブック』(9月5日発売 1,800円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。2011年に行われた『第7回東宝シンデレラオーディション』でニュージエネレーション賞を受賞したのを機に芸能界入りし、以降は映画やドラマなどで大活躍の浜辺美波。現在公開中の映画『君の膵臓をたべたい』でヒロインを務め、膵臓の病で余命が1年にも関わらず明るくて元気な女の子役を熱演して話題を集めている。そんな彼女が、写真集とカレンダーブックをリリース。ともに発売前から重版が決定するなど、ダブル重版は史上初めてという。イベント前に発表された重版決定に「それだけ手に取っていただいた方々がいたっていうのはすごくうれしいです」とファンに感謝の言葉。撮影は初海外となる台湾でロケが行われ、「台湾にはずっと行ってみたいと思っていました。台湾では足ツボマッサージに行ってすごく痛かったのを覚えています。帰り道は足ツボが緩み、転びそうになりながらスタッフさんとがに股になりながら帰りました(笑)」と振り返り、お気に入りのカットについて聞かれると、デニムのスカートに白いシャツを着て手を上げているカットをあげて「真顔だったりスッとした表情が普段は多いんですけど、とにかく楽しそうに笑っています。自分で見ても楽しそうだと思うし、とてもお気に入りの1枚です」とその理由を説明していた。写真集の発売日となる8月29日に17歳の誕生日を迎えた浜辺。この日もバースデーケーキを贈呈されて満面に笑みを浮かべながら「『君の膵臓をたべたい』の御礼の時に、スタッフさんに『焼肉を食べに行きたい』と言ってたら、誕生日にスケジュールが合ったスタッフさんの何人かと焼肉を食べに行きました」と明かしつつ、「柄にもなく頭に『Happy Birthday』という冠を付けてみんなで個室で写真を撮りました」と今年は思い出に残る誕生日を過ごした様子だった。
2017年09月03日現在公開中の映画『君の膵臓をたべたい』で「DISH//」北村匠海とW主演を務める女優・浜辺美波が、17歳の誕生日を迎える8月29日(火)に写真集「浜辺美波写真集 voyage」を発売。この度、この写真集が予約大好調につき、発売前の“重版”が決定したことが分かった。2000年8月29日、石川県生まれの浜辺さんは、連続テレビ小説「まれ」や、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子役、物語の鍵を握る精神障害を抱えた難役で「無痛~診える眼~」などに出演。現在公開中の主演作『君の膵臓をたべたい』は興行収入25億突破目前となっており、9月には主人公の妹役で出演する『亜人』の公開を控える、いま注目の若手女優だ。発売される写真集は、浜辺さんの16歳から17歳までのとびきり無垢で繊細な、そして美しく自由な時間を切り取った写真を1冊に凝縮。今回の重版決定について浜辺さんは「発売前重版と聞いて、率直にうれしいです!写真集の撮影で訪れた台湾の十分で“たくさんの方々に写真集が届きますように…”とランタンに願いを書き込み空に飛ばしたのですが、その願いが叶ってとても幸せです!!」と喜びのコメントを寄せている。さらに写真集発売翌週の9月5日(火)には、写真集の未公開カットのみで構成された「浜辺美波2018カレンダーブック」が刊行予定。B5正寸・オールカラーで壁掛けタイプの仕様となっている。「浜辺美波写真集 voyage」は8月29日(火)より発売。「浜辺美波2018カレンダーブック」は9月5日(火)より発売。(cinemacafe.net)
2017年08月28日女優の浜辺美波が7月31日、都内で行われたカヤバ食品の菓子『ピュアラルグミ』と映画『君の膵臓をたべたい』のコラボ発表会に出席した。浜辺は、新フレーバーとなる「みかん」について「私のお家ではみかんを箱で買うなどいつもいっぱいありますし、大好きなんです。この商品は持ち歩いて食べられるし、本当に最高ですね」と絶賛。また、現在公開している本作の話題となり、演じた山内桜良というキャラクターは「すごく魅力的な女の子で、とても眩しいと感じました。考え方も素敵な女の子で、演じていてできるだけそれを表現したいなと思いました」と刺激を受けた様子で、「自分とは正反対と感じました。桜良ちゃんは辛い時こそ笑顔を作る女の子なんですけど、口角を上げると幸せな気持ちになる考え方がすごく好きで、そこは共感できるところでした」と振り返った。浜辺が本作で演じた桜良は、膵臓の病で余命が1年にも関わらず明るくて元気な女の子というキャラクターにちなみ、「もし自身が余命幾ばくとなったら?」という質問には「私はご飯を食べることがすごい好きなので、それこそグミだったり甘いものだったり色んなご飯を取り寄せたり近くへ買いに行き、お腹いっぱいになってぐっすり寝たいです」と回答した。また、映画について「小栗旬さんや北川景子さんが演じたキャラクターの12年後が描かれているので、胸に響く作品になっていると思います。私のような高校生だったり中学生から社会人の方まで幅広い方に見ていただけたらと思います」とアピールしていた。菓子メーカーのカバヤ食品は、『ピュアラルグミ』の新フレーバー「みかん」と従来品「巨峰」などのリニューアル商品を8月1日より発売。これらの発売にあたり、現在公開中の映画『君の膵臓をたべたい』とタイアップキャンペーンを展開し、本作で主演を務めた浜辺美波を起用した店舗キャンペーンやSNSを活用したハッシュタグキャンペーンを開催する。
2017年07月31日浜辺美波を主演に迎える実写ドラマ&映画『咲-Saki-』。この度、全国高校麻雀大会対戦校4校のポスタービジュアルが初解禁された。原作は、麻雀漫画としては異例の大ヒットを記録した現在も連載中の同名人気コミック。物語は麻雀競技人口が1億人を超え、日本でも大規模な大会が開催されている世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという全く新しい青春スポ根作品だ。 そして今回の実写化プロジェクトでは、12月のドラマ放送を皮切りに、スピンオフの特別編、続いて映画版が公開される。キャストには、主人公・宮永咲役の浜辺さんを始め、咲が通う「清澄高校」には、「SUPER☆GiRLS」の浅川梨奈、「私立恵比寿中学」の廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈。そのほか、「龍門渕高校・鶴賀学園・風越女子高校」のキャストとして、武田玲奈、永尾まりや、岡本夏美、「ゆるめるモ!」のあのら、女優、アーティスト、アイドルなど総勢20名が決定している。そしてこのほど到着したのは、そんなキャストたちが写った「清澄高校・龍門渕高校・鶴賀学園・風越女子高校」4校のポスタービジュアル。各校のテーマカラーを背景に、キャラクターの特徴を活かした決めポーズをとり、県大会で頂点を目指すべく闘いに挑む勢いを感じるデザインに仕上がっている。なお、今回のビジュアルを起用したムビチケ4種も12月10日(土)より発売開始される。ドラマ「咲-Saki-」は12月4日(日)深夜0時50分~MBSにて、12月6日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。ドラマ「咲-Saki-」特別編は2017年1月8日(日)深夜0時50分~MBSにて、1月10日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。映画『咲-Saki-』は2017年2月、TOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月06日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、独特の存在感と演技力を武器に活躍中の浜辺美波さん。放映中のドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ)で演じるのは、全話を通しての重要人物でもある、精神障害を抱える少女。「自分とかけ離れた役だからこそ思い切り演じられ、やりがいを感じます。医療現場が舞台ですが、サスペンス要素も強い。私も展開にハラハラしています」。丁寧に話す姿は大人びているけれど、オフの話になると途端に15歳らしい顔に。「休日はひたすら漫画とアニメ。あとは寝ます。寝落ちする瞬間が、一番の幸せ!」◇はまべ・みなみ 2000年生まれ。’11年に「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞しデビュー。1st写真集『瞬間』、『2016年浜辺美波カレンダー』が発売中。◇役のために金髪にしました…!「ということで、カツラを作りました。これは普段用。お気に入りです」◇撮影でメガネをかけて、ハマりました♪「これは撮影の時にいただいたもの。雰囲気を変えられるのが楽しい」◇漫画は大好きな友達みたいな存在。「どこへ行くにも漫画を持ち歩いて、暇さえあれば読んでいます」※『anan』2015年10月28日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年10月27日サードウェーブコーヒーが日本でも広がりをみせている昨今、おいしいコーヒーが生まれた背景にも関心を持って調べていくうち、「ヒップスター」という言葉を知った人も多いだろう。「ヒップスター」の「ヒップ」とは、アメリカで、1940年代のジャズの世界において使われていたスラング「ヘップ」(“クール、イケている”の意)が変形したもの。そして「ヒップスター」(“ヒップな人”の意)とは、「通」に近い意味で使われるうちに浸透した言葉で、現在では主に、ある種の価値体系を持った人達を指す言葉として使用されている。どういった人達かというと、例えばコーヒーを飲む場合、スターバックスやウォルマートのような大手チェーンや量販店ではなく、味や淹れ方にこだわりを持つ個人経営店を選び、添加物や保存料が入った食材はNG、なるべく車には乗らず自転車で移動することで健康維持にも努めるタイプ。着るものは古着や個人経営のブランドの商品、電話はiPhone、PCはMac。テクノロジーの恩恵は享受しつつ、アウトドアやガーデニングにもいそしみ、原始的な環境での生活も積極的に楽しんでいるのがポイントだ。このような「ヒップスター」の増加により、アメリカの生活や文化は大きく変わりつつある。その変化について、先頃、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)を上梓したニューヨーク在住ライター・佐久間裕美子さんにお話を伺った。――佐久間さんは現在、ニューヨークで暮らしていらっしゃいますが、身近な人達の生活にも変化を感じますか?自分自身も買い物の量は減りました。周りでも買い物に出掛ける頻度そのものが減ったという人が多いです。自分にとってそれが本当に必要なものかどうかを見極めて購入するようになった人が増えている。洋服にしても、以前は試着していいなと感じたら衝動的に買っていて、買うことに理由を求めなかったかもしれない。でも今は、そこそこの質でそこそこの値段のものを10枚買うなら、多少高くてもずっと着られる特別な1枚が買おうと思う人が多くなった。それに、「今ここでしか買えないもの」に意識が向くようにもなりましたね。私が最近よく取材しているデトロイトでも、そこでしか売っていないものを探したり、応援の意味を込めて地元の友達が作る商品を購入したりします。理由があって購入したものに対しては愛着もひとしおで、長く大事にしようという気持が芽生えますから。――食に関しても意識が変わってきましたか?はい、以前より食べることが楽しくなりました。有機農業で育て方にも気を配った本当においしい食材が、スーパーにすら登場しています。レストランにおいても、使っている食材の生産地や生産者を記載したメニューを用意する店が増えてきました。そうすると、消費者も必然的に「食べること」に対して高い意識を持つようになります。もちろん、素材がおいしくなったことで調理法も変化しました。食材の質が悪いと濃い味付けなしにはおいしくならないので、以前は高級レストランでもバターやソースをたっぷり使って味付けをしていた。けれど今は、その代わりに素材の力を活かしたシンプルな味付けの店が増えてきて、量も少なめになりました。佐久間裕美子2/2 --ヒップが日本を豊かにするに続く。
2014年11月12日原作・本谷有希子、監督・冨永昌敬、そしてキャスト陣に浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之という組み合わせで注目を集める映画『乱暴と待機』のメインビジュアルが解禁!本谷さんによる原作小説の装丁を手がけたアニメーション監督・鶴巻和哉のイラストを取り込み、独特の世界観を反映させた1枚が明らかに。自らの名を冠した劇団を率いて公演を行うと共に、「あの子の考えることは変」(講談社刊)で昨年、芥川賞候補に名を連ねるなど、小説家としても注目を集める本谷さんが2005年に発表した戯曲(※小説版は2008年刊行/メディアファクトリー刊)を、『パビリオン山椒魚』や昨年公開の『パンドラの匣』などで高い評価を得る冨永監督が映画化するということで、製作が発表された当初から注目を集めていた本作。血の繋がりがないにもかかわらず、なぜか“お兄ちゃん”と“妹”という関係性の中で、2段ベッドが据えられた狭い部屋に暮らす2人の男女。その近所に引越してきた男と妊娠中のその妻。彼らが乱れ、暴れ、待ち続け、機をうかがい、物語が紡がれていく――。今回解禁となったメインビジュアルのイラストを担当しているのは『ヱヴァンゲリヲン』新劇場版シリーズの監督を始め、数々のアニメーションを手がけてきた鶴巻和哉。鶴巻さんは、本谷さんによる本作の原作小説の装丁も担当しており、原作小説の装丁のビジュアルや2段ベッドという重要な小道具を取り入れ、作品の持つ世界観を表現。その周囲を囲むように、この個性的過ぎる4人のキャラクターを演じた浅野さん、美波さん、小池さん、山田さんの写真が配置されている。また、もう1枚公開されたイラストなしの特別写真では、鶴巻さんのイラストと同じ構図で浅野さんらが写真に収まっている。特に注目すべきは、“妹”こと奈々瀬を演じる美波さん。ウェットに眼鏡という姿でどこか物憂げにこちらを見つめる姿からは、“セクシー”ではないのにどこかエロティックな雰囲気が否応なしに伝わってきて、不思議と目が離せない――。さてさて、映画は一体どのような仕上がりになっているのか?『乱暴と待機』は秋、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:乱暴と待機 2010年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開■関連記事:浅野忠信がのぞき男に!山田孝之×美波×小池栄子共演で本谷有希子の衝撃作を映画化
2010年04月15日