東映製作の特撮映画『キカイダー REBOOT』が、いよいよ5月24日より全国公開される。その公開を記念して、主演の人造人間ジロー/キカイダーを演じる入江甚儀と、1972年に放送されたテレビシリーズ『人造人間キカイダー』でジロー/キカイダーを演じ、今回の映画では心理学者・前野究治郎役で出演している伴大介の「新旧ダブル"ジロー"対談」が実現した。映画『キカイダー REBOOT』は、東映・NET(現テレビ朝日)製作のテレビシリーズ『人造人間キカイダー』(全43話)をベースにしながら、ジローやミツコ、マサル、服部半平などのキャラクター設定、およびストーリーが全面的にリニューアル。2014年の現代にマッチする最先端の映像表現を駆使しての、文字通りのREBOOT(再起動)作品になっている。ただし、テレビシリーズおよび原作者・石ノ森章太郎氏によるコミック版(漫画誌『少年サンデー』連載)における"良心回路"という重要な設定は、ほぼそのまま受け継がれた。ジローは創造主である光明寺博士(映画では長嶋一茂が演じる)から良心回路を組み込まれた人造人間(アンドロイド)だ。そのため、普通のロボットのようにただ人間から命令されて動くのではなく、独自で善悪を判断し、人間らしい感情をのぞかせる。映画初主演となった入江は、端正な顔立ちに鋭く鍛え上げた肉体を備え、まさに人造人間ジロー役に最適の若手俳優。そして、42年前にテレビシリーズでジローを演じた伴氏は、女性ファンからの人気が非常に高かったという"イケメンヒーロー"の先がけともいうべき存在。新旧2人の"ジロー"は今回の映画について、どんな感想を持ったのだろうか。――まずは、無事完成を迎えた新作映画『キカイダー REBOOT』を観られたご感想からお願いいたします。入江:僕が想像していたよりも、何十倍もいい作品になっていて、びっくりしました。スタッフ、キャスト含めいろいろな人の魂が注ぎ込まれた映画だと思います。伴:40年前に自分が出演していた『人造人間キカイダー』と比べると、うらやましいくらいぜいたくな作りの作品でした。とにかく、映画の出来に感動しましたよ。作り手の、作品にかける愛情というものを感じさせる映画でした。――全体的にひきしまった印象のある新キカイダーのキャラクターについては、いかがですか。伴:昔のキカイダーと比べても、ずいぶんカッコよくなったと思いますよ。このスーツがまたすごいよね。筋肉質っていうか、腹筋が割れているもんね(笑)。入江:現場では、よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです。伴:やっぱり、このマスクは入江くんをイメージして作ったの?入江:いえ、そうじゃないらしいんです。僕がジロー役に決まる以前からこのマスクはできていましたから。伴:そうだったのか。私もそうだけれど、多くの人が入江くんの顔に似せたマスクだと思ってるんじゃないかな。入江:劇中で、キカイダーの芝居にも気持ちを入れ込みたかったので、僕がスーツやマスクを着けて演技をしている場面があります。伴:それはすごいね。私は少しマスクを被ったことはあったものの、スーツを着ることはなかったな(笑)。●ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい――お2人とも人造人間を演じられたわけですが、ロボットという存在をどういう風に見せようと思われましたか。伴:僕が演じたかつてのジローは、設定上はロボットなんだけど、あまりロボットということを意識せず、どちらかというと人間味というか、泥臭い部分を出していきたいと思っていました。あえてロボットらしくふるまわないことで、人間本来の繊細さ、内面からにじみでるような感情を表現したかった。黙っているけれど、ジローは何を考えているのかな、と観ている人が思ってくれるようにね。入江:僕の場合、人間のようでいて人間でないということを表現するため、努めて無表情でいるようにしたんです。でも時折、寂しいとか切ないとかの感情が浮かび上がってくるような、繊細な雰囲気を出そうとしました。監督と最初に意見が合致したのは、『ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい』ということだったんです。無表情なジローがミツコやマサルと出会い、物語が進む中でどういう"感情"を示していくのか、そこのところを観ていただきたいです。伴:入江くんが演じたジローの芝居は、とてもよく考えられていましたね。ずっと無表情なままではあるんだけれど、映画の最初のほうと中盤、そしてクライマックスと、ジローの感情の変化がある。そういった部分を緻密に計算して芝居をしていたと思います。入江:ありがとうございます。まさにそういった繊細な感情の変化については、シナリオを読みながら監督と何度も話し合って、作っていったところです。――冒頭場面から、入江さん演じるジローと高橋メアリージュンさん演じるマリとの、激しい格闘シーンがあります。まさに人間離れした人造人間同士の戦いというイメージどおりの、スピーディな立ち回りでしたね。入江:映画冒頭のアクションシーンが、そのままクランクイン(撮影開始)だったんです。初っぱなからあんなに激しいアクションで、驚きました。部分的に吹き替えをお願いしていますけれど、ほとんど僕と高橋さん本人で撮っているんです。事前に練習をしていたんですけれど、撮影初日にいきなり(アクションが)始まったので『あっ、撮影前に準備する時間がない!』なんて思って。この反省を活かし、次の日からは撮影の30分前に現場に入り、準備運動をするようにしました。伴:入江くんと高橋さんとのアクションシーンは、本当に迫力があったよね。――伴さんも『キカイダー』をはじめ、『イナズマン』や『忍者キャプター』といった数々のヒーロー作品で主演を務め、アクションをこなしていましたね。伴:私が『キカイダー』をやっていたときは、アクションというより高いところに登ってギターを弾いていた印象が強いかな(笑)。そういう部分でも、入江くんの身体を張ったハードアクションには感心するね。入江:いえいえ、恐縮です!伴:入江くんは『キカイダー』に合わせたような鍛え上げた肉体を持っていて、そのまま人造人間を演じても違和感のないような雰囲気を持っています。すごいですよ。●キカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいる――映画では、腕をもぎ取られて負傷したジローを、前野究治郎が助けるシーンがあります。ここでファン待望の新旧ジローの共演が見られるわけですが、共演シーンのご感想はいかがでしょう。入江:伴さんとは、撮影のときはあまりお話をするチャンスがなかったんですよ。伴:まあ、私の撮影は一日、いや2時間くらいで終わりましたからね(笑)。入江:傷ついて意識もうろうとしているジローの前に、前野先生が現れるんですね。伴:前野は光明寺博士の恩師という設定でね。ロボットのことは分野外の心理学者ですから、ジローの腕を修理してやることはできないんです(笑)。でも、前野がジローに語りかけた言葉が、この映画の"核"になるんですよ。つまりジローの身体に組み込んでいる"良心回路"とは何なのか、を説明するのが前野の役割です。入江:僕は撮影に入る前、参考のために伴さんが主演された『人造人間キカイダー』のDVDを観ていたんですよ。伴:40年ほど前の作品だけど、観てどうだった?入江:当時の最新技術や最高のスタッフ、キャストで、全力でやっているという空気が自分にも伝わってきました。すごく面白かったです。伴さんもかっこよかった。伴:それはうれしいね。前野を演じるときに難しかったのは、齢を重ねた学者という役柄ではあるものの、やっぱり昔のジローを思わせるような雰囲気も残しておきたくて、そんなに老け込んだ格好や芝居にしていないところです。予告編を観られた『キカイダー』ファンの方が、私の映っている場面を観て『あっ、ジローだ』と気づいてくれましたので、狙いは間違っていなかったかなと思います(笑)。――それでは最後に、お2人から『キカイダー REBOOT』の魅力、そして見どころや今後の抱負などをうかがいたいと思います。伴:単純に強いだけのヒーローじゃない、というのがキカイダーの魅力ですね。今度の映画でも、そういうキカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいると思います。入江:まずは映画を多くの方々に観ていただき、そしてまたチャンスがあれば、ぜひ今後もジローを演じていきたいと思っています。演技にしてもアクションにしても、もっとやってみたいことがありますし。伴:今回の映画では、入江くん自慢の鍛え上げた肉体を披露できなかったから、女性ファンにアピールする意味でも、次があったら肉体美を見せたらどうかな?(笑)。入江:いやあ、お話の展開次第では3Dディスプレイで裸になる機会があるかもしれないですね(笑)。伴:それにしても、映画はなんというか切ない終わり方をするんで、思わず胸にグッとこみあげるものがありますね。入江:ラストシーンでのジロー(キカイダー)とミツコの会話シーンは、ぜひじっくりと観てほしいポイントのひとつですね。伴:テレビシリーズから40年以上経った、現代のニュー『キカイダー』はこれだ、という作品になっています。みなさん、ぜひ劇場に足を運んでください!(C)石森プロ・東映(C)2014「キカイダー」製作委員会
2014年05月23日夏目三久が仕事で目指すところは?そんな問いに彼女は少し首をかしげ、タレントとなっての約3年の月日をふり返りつつ、こんな答えを導き出した。「この仕事、自分で『こうありたい』『こういうことをやってみたい』と思っても、その通りに行くことの方が少ないんですよね。むしろ周りの方に『これをやってみたら?』『この仕事を夏目さんにお願いしたい』と言っていただいた仕事に、何とか自分なりにしがみついてやってきて、気が付いたらいま、ここにいるという感じです。だからこの先についても具体的に思い描いている目標やイメージがあるわけではなく、目の前の一つ一つの仕事をしっかりとやっていけたらと思っています」。まさにそうした積み重ねの結果として、トークバラエティから報道番組まで幅広い活躍を見せるようになった彼女のキャリアに、また一つ新たなジャンルの仕事が加わった。まもなく公開の『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』にて、彼女は本格的な声優に初めて挑戦した。「家にはコミックが全巻揃っていたし、映画もほとんど家族で観に行っていて、当たり前のように“そこにあるものだった”」という「ドラえもん」への声優のオファー。「最初は驚きました。小さい頃から観ていた『ドラえもん』の世界に入れると思うと光栄でした。ただ声優というお仕事への不安と戸惑いは大いにありました。どうやって、いわゆる“役作り”をしていけばいいのか?というところから始まりました」。本作は1982年に公開された大長編『のび太の大魔境』のリメイク。のび太と仲間たちが、アフリカの奥地で人知れず文明を築いてきた犬の国“バウワンコ王国”で大冒険を繰り広げる。夏目さんは、のび太が偶然拾った犬のペコ(その正体はクンタック王子)の婚約者で、いまは悪の大臣・ダブランダーにより囚われの身となっているスピアナ姫の声を担当した。実際にアフレコを体験し「やはり想像以上に難しかったです」とふり返る。「監督に一から手取り足取り教えていただきました。手応えは…初めてということもあってか、いまだに感じられず、作品が公開されるということの実感もまだないくらいです(笑)。ただ、勉強させていただいたなとは思います。普段は手元の原稿と向き合っているので、それとは全く別の向こうの世界のキャラクターをゼロから作り上げ、自分ではないものになりきるという作業から学ばせていただくことがたくさんありました」。「頼りになるし、いつも元気だけど、ちょっとしたことでスネたり、ネズミが苦手だったり、どら焼きに目がなかったりというところがチャーミングで愛おしい」。ドラえもんの魅力をそう語る一方で、いつも同じ高さの目線で見ていたのはやはり、のび太!「どうしても小さい頃からのび太くんから目が離せないんです(笑)。ドラえもんがいないと生きていけない弱虫で、勉強もスポーツもできないけどホントに心優しい。今回も、ペコを拾うのものび太だし、仲間たちを繋げるのものび太なんですよね」。3人姉弟で、小さい頃から「ドラえもん」のみならず、「エスパー魔美」「パーマン」など藤子不二雄作品に触れてきたというが、中でも強烈に印象に残っているのが、藤子・F・不二雄先生とコンビを組んできた藤子不二雄Aの原作によるブラックなユーモアが特徴の「笑ゥせぇるすまん」。「なぜでしょうね(笑)。もちろん、F先生の『エスパー魔美』など、誰もが見ている作品も大好きなんですが、この『笑ゥせぇるすまん』はすごく不気味で、姉弟で『怖い怖い!』と肩を寄せ合って見ていました。わざわざ、ビデオまで借りてましたからね(笑)。(主人公の喪黒福造が)指をさして『ドーン!!!』とやるのも怖かったんですけど…おそらく、背景にある人間の本質――あぁ、大人が生きているのってこういう世界なんだというのを子どもながらに感じていたんだと思います(笑)」。「マツコ&有吉の怒り新党」でマツコ・デラックス、有吉弘行という希代の毒舌家に挟まれ、時に集中砲火を浴びつつもそのやりとりが面白いのは、彼女自身もそのかわいらしい外見とは裏腹に心の奥にしっかりと“毒”を抱えているからなのかもしれない。「笑ゥせぇるすまん」という答えに妙に納得させられてしまう。ちなみに上記の「怒り新党」への出演を、彼女自身、これまでのキャリアにおける最も大きな出会いと転機だったとふり返る。「フリーランスになって、初めてのお仕事という意味でもそうですし、やはり有吉さんとマツコさんに出会えたというのも自分にとってはすごく大きなことでしたね」。元々、アナウンサーを志したのは東京外国語大学(ベトナム語学科)に在学中のある出来事がきっかけだった。「外国語を学んだことで日本語をもっと勉強したいって感じたんです。授業で『外国語の習得には日本語の習得が必ず必要で、その2つは比例する』と教えられまして、具体的に授業で習ったことは覚えてないのに(笑)、その言葉は忘れられずに強く印象に残っていて『日本語を勉強するって何だろう?』と考えて、美しく正しい日本語を仕事にするアナウンサーと職業が頭に浮かんだんです」。“女子アナ”という言葉が単なる職業の意味を超え、ある種の華やかなイメージや伴って世間に浸透している。当人は「やっている側は“女子アナ”ということを意識しているわけではないし、自分をそういうイメージに当てはめようとも思ったこともないんですよ」と少し困ったような笑みを浮かべ、改めて、ここ数年の仕事の幅の広がりについて「まず、何よりも『ありがたい』という気持ちが強いです」と感謝の思いを口にする。「以前よりもさらに、一つ一つの仕事を大切に、噛みしめながらやらせていただいている気がしますね。報道番組にバラエティ、この春からは情報番組(『あさチャン!』)、そして、こうやって声優のお仕事にも携わることができて――この歳になって、新しいことに毎年挑戦させていただけるって、いい仕事だなと改めて感じています」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2014年03月06日入江甚儀、20歳。時折、年相応と言える笑顔をのぞかせるが、インタビューが進むにつれてその落ち着いた佇まいと口調から「本当にまだ20歳?」と疑いたくなってしまう。一方で当人は「もう20歳」と感じているという。ドラマに映画、舞台と活躍の場を広げ、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演するなど確実に成長を遂げているように見えるが、自らの歩みについて「自分の中ではまだまだ遅いと思ってます」と毅然と語る。ブレイクの萌芽を抱えた20歳は成長を、変革を、ほとばしるエネルギーを発散する舞台を渇望している――。そんな彼にとって武者修行の場として最適と言えるかもしれない。先日より放送がスタートしたドラマ「闇金ウシジマくんSeason2」に入江さんはレギュラー出演を果たしている。10日で5割という暴利の闇金業者「カウカウファイナンス」を営むウシジマとそれでも彼に金を借りに来る切羽詰まった債務者たちの姿を描き、2010年に深夜ドラマとして異例の高視聴率を記録。映画化を経て、連ドラのシーズン2が製作された。入江さんは読者モデルとして名を上げることを志し、やがて悪事へと手を染めていく若者・中田を演じている。本シリーズでウシジマという当たり役をものにした主演の山田孝之を中心に、すでにシーズン1で完成している「ウシジマくん」の世界に飛び込んでいくプレッシャーと緊張感というのはどれほどのものか?「山田さんにやべ(きょうすけ)さん、崎本(大海)さんの3人が揃ってると怖いですよ」と苦笑を浮かべるが、俳優として物怖じすることはなかった。「確かに以前からのみなさんがいて、世界観が出来上がってはいるんですが、このドラマ自体、金を借りに行く側の人間が主体的に存在し、そこに金を貸す『カウカウファイナンス』の人間がいて…という関係性の中で成り立っている作品。だから世界観や空気感になじむことを考えるというより、まず自分の役をきちんと表現するというところからだなという思いが強かったです。それができれば、あとはウシジマくんがいるだけでこの世界の匂いをしっかりと感じさせてくれるので」。中田というのは決して人間として好意を持てる男ではない。「目先の利益に飛びつくタイプで飛びついたら食い散らかして、そこで何かを手にしたはいいけど、見渡すと恋人も友達もいなくなっている。考えが浅はかなんです」と入江さん。「演じる上ではヘラヘラしている感じは意識しましたね。何か疑問に思っても、それを受け止めきれずに流れてしまう。ちゃんと考える人間というのは一度、自分の中で飲みこんで、考えて『こうしよう』となるけど、それができないヤツは笑ったり、黙ってごまかしてしまうと思う。だからヘラヘラしながら、何かに突っかかりを感じても、すぐに『そうっすよね~』とスルーしちゃうような薄っぺらさというのが出せればと思いました」。散々な言いようではあるが、一方で中田を単なるダメな男とは思わない。嫉妬や羨望、野望、人間臭さ…。語弊を怖れず言えば「共感」や「似たもの」を感じているとも言う。「『似てない』と言ったら嘘になると思います。それは中田に限らず、他の役にも感じるし、自分の中に同じような部分があるからこそこのドラマを見て分かるところがあるし『こうはなりたくない』とも思えるんだと思う。中田は『有名になりたい』と思って芸能界にも片足を突っ込んでるけど、僕自身もいま、こういう仕事をさせてもらってて、服を買うのも好きだし上を目指したいって気持ちもすごく強い。そこにはリスクを背負わなくちゃいけない部分もあって、でも中田はそれをうまくコントロールできずに利益だけを求めて堕ちていく。どこかで一歩間違えれば自分も…というのは感じますよ」。そう、単に崖っぷちに立った人間の転落や債務に沈んでいく“負け組”のドラマを見せるだけではないのが本作の特徴。目を背けたくなるのは自分の中にも確実にある感情が描かれているからでもある。ではそこで一線を越えてしまう人間と踏みとどまる人間の違いはどこにあるのか?入江さんは「自分を信じ切れるかどうか」とうなずく。「自分を信じられないからお金の力を借りようとしてしまう。不安で『もっと必要なものがある』と足りないものを埋めようと金を借りてしまうんでしょうね。中田を演じて、改めて感じたのは成長しないヤツだなってこと。成長した気になってるけど、最初から最後まで外見はグレードアップしても中身は変わらない。空回りって言葉がピッタリなんです。何でそうなったのか?順番を間違えたんだと思います。オシャレが好きだから働いて、お金を貯めて好きな服を買って、そこで少しずつ評判を手にして内面も磨きがかかって…と成長していけばいいのに、いきなり金がないから借りる(笑)。苦労しないから身に着かなかったんですね」。入江さん自身は買い物するにも「迷って迷って…というタイプ(笑)」とのこと。親元を離れて一人暮らしを始めて「単純なことですが、遣えばお金はなくなっていくものなんだと実感しました。家にいた頃はお金がどこから出てくるのかさえも分かってなかった」と首を振る。ちなみに、これまでで一番大きな買い物は「思い切って買った革ジャケット」だという。「自分の中で『変わりたい』という思いがあって買いました。それを買ったことで人生の直線にひとつ大きな丸い点が付けられたような気はしています。もちろん、買ったから変わったと思うの浅はかですが、少なくとも“これを着るからには良い仕事しなきゃ”っていう責任やプレッシャーを背負うところはあります。何にせよ、買い物をするときは、この仕事にどう活かせるかってことは常に意識してますね」。自ら事務所のオーディションに応募して芸能界を志したのが中学2年生の時。見事合格するが、そのわずか3日後に連続ドラマのレギュラー出演が決定したというのは語り草である。その後も初舞台で主演を務め、次々とドラマに出演するなど、順調すぎるキャリアを歩んできた。もちろん、それは傍から見てのこと。当人はひとつずつの作品の中で時に葛藤し、もがき、実績を積み重ねてきた。デビューからドラマに映画、舞台とひと通りの作品をこなし、“ふた回り目”と言える周回に入った近年、確実に自分の中の変化や成長を感じている。「去年は特にいろんな監督に出会い、いろんな共演者の方々と仕事をさせていただき、いろんな意見を聞いていろいろ試して、芝居に対する考え方が大きく変わりましたね。特に『ロスト・イン・ヨンカーズ』(三谷幸喜演出)はすごく大きかったです。3か月ずっとあの舞台の世界に居させてもらえたというのは、なかなかない経験で、役者として大きな転換点になった気がしています。改めて感じるのは、お芝居って総合力であり、相手がいてこそ成り立つということ。ただ前に出ればいいってものではないし、時に自分がグイと出ることも必要だし、逆に引くことで自分が生きることもある。駆け引きの面白さを感じました」。経験が自身の血肉になると同時に、自分に足りないものも強く感じるようになった。「これまでは脚本を読んで、パッと自分の中に沸いたイマジネーションに芝居で近づいていくという作業が多かったんですが、それだけじゃ足りない場面が出てくるんです。もっともっと、普段から役作りをしていきたい。それからまだまだできないことがたくさんあって、殺陣もダンスも歌も全然できない。出来ることだけやっていると必ず行き詰まる時が来る。努力しないと演じられない役に挑戦したい。いつか、それができるようになった時にもう一度、原点に戻って“何もしない”役をやってみたいですね」。最後にもうひとつだけ。「年下のカレ」というこのインタビュー企画に合わせて恋愛観を尋ねると、ここでも動じることなく「互いに意見を言い合える仲でありたいですね。“言葉で言わなくても感じて”という部分は、付き合うと出てくると思うけど、そこに頼りたくないんです。伝えたいことはお互いに伝えて理解して、分かり合いたい」と確固たる答えが返ってきた。「年上の女性も大丈夫?」と訊くと、最後の最後で子供のようにはにかんだ表情を見せてくれた。「経験がないので…でも、大丈夫です(笑)!」<プロフィール>入江甚儀1993年5月18日生まれ 東京都出身身長181cm血液型O型「Colorful」(’10)、「人狼ゲーム」(’13)、舞台「ロストインヨンカーズ」(三谷幸喜演出/’13)など、映画・ドラマ・CM・舞台など幅広く活躍中。現在放送中のドラマ「闇金ウシジマくん Season2」のほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(’14)にも出演中。「キカイダーREBOOT」(’14・5月公開)に主演決定。<作品>TVドラマ「闇金ウシジマくん Season2」MBS・TBSほか深夜にて放送中!(そのほか地域の放送局情報は公式サイトにて随時更新中)TBS:毎週木曜24:58~/MBS:毎週木曜 24:59~※放送日時は、変更となる場合がございます。<ストーリー>まっとうな金融機関からはもう借りられない「後がない」客に金を貸し、10日で5割という法外な金利をむしり取る闇金カウカウファイナンス。その社長を務めるウシジマのクールな眼差しが捉える群像劇を描いたコミックが真鍋昌平の『闇金ウシジマくん』だ。2010年に深夜ドラマ化されて異例の高視聴率を記録し、2012年公開の劇場版も大ヒット。そのウシジマくんとカウカウファイナンスが、ファン待望の新シリーズとなって深夜ドラマ枠に帰ってきた!ホストや風俗、アルコールやギャンブルといったものに依存する人たちや、有名になりたい、金持ちになりたい、性欲を満たしたい、働かずに暮らしたいといった欲望に取り憑かれた人々の人間模様を描き出す本作。視聴者はきっと、「こうならないように明日から頑張ろう……!」と、不思議とポジティブになれるはず。また、新シリーズにおけるキャスティングの目玉として、山田孝之の盟友・綾野剛がウシジマの幼なじみ役【戌亥】として登場。裏の世界にも通じている情報屋として、ウシジマの依頼を受けての活躍に乞うご期待。<出演者>山田孝之綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、武田航平、入江甚儀、絵美里原作・真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)企画・プロデュース山口雅俊脚本福間正浩演出山口雅俊白川士遠藤光貴コピーライト(C)2014真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん2」製作委員会・MBS(photo / text:Naoki Kurozu)
2014年02月06日太田記念美術館は30日~12月20日、「幕末の見立絵ー三代豊国・広重・国芳」を開催する。○"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解く展覧会浮世絵によく見られる「美人画」や「役者絵」、そして「風景画」。何気なく目にしているこれらのモチーフにも、実はちょっとした「謎掛け」が仕掛けられ、背後に別の意味や関係性が隠されていることが少なくないという。なかでも、三代歌川豊国や歌川国芳、歌川広重らによって幕末に多く描かれ、大流行した"見立絵"は、連想ゲームのように、画中の題材から別のイメージを連想して楽しむ、知的な趣向の絵となっている。同展は、"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解くことによって、江戸の人たちが楽しんだ、豊かな教養をかいま見る展覧会となる。会期は、11月30日~12月20日 10時30分~17時30分(入館は17時まで)。12月2日、9日、16日は休館となる。会場は、太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)。入館料は、一般700円 、大高生500円、中学生以下は無料。その他、詳細は同館Webサイトを参照のこと。
2013年11月14日ロンドン五輪男子背泳ぎメダリストの入江陵介選手が、9月9日に発売された「スポーツ男子。Vol.2」の表紙を飾った。同誌は、インタビューとグラビアでアスリートのパーソナルな魅力に迫り、もっとアスリートを応援しよう!というコンセプトのムック。巻頭インタビューで入江選手は、引退を示唆した「世界水泳2013」当時の心境を振り返った。2012年のロンドン五輪では、男子背泳ぎ200mで銀メダル、100mで銅メダルを獲得。これまで世界大会で勝ち続けてきたが、「世界水泳2013」でメダルを獲得できなかったとき、「過去の自分を超えられなかった自分自身」に寂しさを痛切に感じてしまったという。しかしいま振り返ってみると、「辞めるというよりも、“何か”を変えたいという意味で出た言葉なのかな」と分析。メダリストとしての重責と戦いながら、水泳と向き合う方法が見出せたようだ。そんな風に彼の気持ちを突き動かしたのは、競泳界を牽引し続けている先輩の北島康介選手の存在と、メダルを獲れなくても励ましてくれた多くの応援のメッセージだったという。「今年の世界水泳を終えて、応援してもらえる選手になれたことを、いまは嬉しく思います」と、語っている。誌面では、水泳を始めたきっかけ、競泳選手としての日常なども言及。そして「水泳を真摯に受け止めた上で自分自身が水泳を楽しむことが大事」と言いながら、だからこそ目指す世界一への闘志も言葉にした。「スポーツ男子。Vol.2」には、入江陵介のほか、インタビューと撮り下ろしグラビアに、鹿島アントラーズの大迫勇也、卓球の松平健太、 埼玉西武ライオンズの金子侑司、横浜F・マリノスの兵藤慎剛、NBL開幕を控えたトヨタ自動車アルバルク東京の岡田優介、FC東京バレーボールチームの手塚大らが登場。ソチ五輪を控えたフィギュアスケートの高橋大輔、羽生結弦をフォーカスしたアイスショーのレポートや、NEWSの手越祐也のサッカー番組密着、「東アジアカップ2013」で日本代表として躍進した柿谷曜一朗、山口螢、森重真人、山田大記らのJリーガーにも注目。これから観戦に行けるチケット情報も紹介している。
2013年09月10日昨年のロンドン五輪で男子200メートル背泳ぎ・銀メダルを獲得し、日本を勇気づけた水泳の入江陵介選手ら競技者67名を起用し、味の素が夏季オリンピック全28競技が登場する、「アミノバイタル」のTVCMを8月31日(土)からオンエアする。製作スタッフは、各競技のプロモーション映像をつくる感覚で、どうやったら選手の動きが魅力的に見えるかにこだわった。CMは「夏季オリンピック競技 A」篇、「同 B」篇の30秒タイプが2本。その中で、夏季オリンピックの全28競技(2016年リオデジャネイロ夏季オリンピック)が紹介される。スポーツの練習ではこまめに水分を摂るのが常識だが、味の素によると、まだ大事な補給がされずにいるという。それがアミノ酸。運動中の肉体は酷使されており、パフォーマンスを発揮するためには、筋肉中のタンパク質をすばやく補う必要がある。アミノ酸は、そのタンパク質をつくる栄養素となる。CMは「水泳。水。アミノ酸。」、「馬術。水。アミノ酸。」、「ゴルフ。水。アミノ酸。」と、テロップに合せて各競技を紹介。最後に「スポーツ。水。アミノ酸。」のメッセージと共に、「アミノバイタル」が登場する。映像をたたみかけ、各競技の躍動感やそのスポーツにしかない一瞬一瞬の魅力を表現する。「A」篇の冒頭を飾る「水泳。水。アミノ酸。」のシーンで登場するのは、水泳・背泳ぎの入江選手。競技優先であるため時間や泳ぐ本数の限られる中で、撮影では10本近くの背泳ぎを披露した。なおホームページでは、CM映像のほかに入江選手インタビュー映像も順次公開予定となっている。また、スポーツをするすべての人にアミノ酸の重要性を理解してもらうために、出演者は超一流アスリートだけでなく、日常的にその競技をしている人、そのスポーツを愛している競技者を採用し、“スポーツ”それ自体の魅力を表現しようとした。撮影内容については、監督が撮影現場で出演者と何度も協議を重ねたという。「普段どういう練習をしているか?」、「どういう動き方をすることが多いか?」を、スタッフが実際に見てから撮影方法を決めたのだとか。そのスポーツをしている人が見て、リアルな映像になることを目指したという。出演者が映像を確認すると、誰もが開口一番「自分、こんなカッコいいんですね」と思わず呟いたそうだ。自分が競技している様子を客観的に映像で見たことがない選手も多く、「こんな動きなんですね」と、その後の練習に生かそうとする姿勢も見られた。(text:cinemacafe.net)
2013年08月31日エイベックスは音楽プロデューサーでm-floのメンバーであるVERBALと、お笑い芸人カラテカ入江がプロデュースしたお菓子、「GOOD SHIT カリントくん」を企画した。12月19日よりドン・キホーテで販売している。同商品は音楽業界を飛び越え多彩な才能を発揮するVERBALと、友達は5,000人・年間500本の合コンを取り仕切るお笑い芸人カラテカ入江がプロデュースした日本の名菓“かりんとう”。VERBALが作ったキャラクター”カリントくん”にカラテカ入江も賛同し、合コンやパーティーなどを盛り上げるパーティースナックとして、共同プロデュースが実現した。かりんとうの味の種類は、黒蜜、白蜜、たまねぎ、ピーナツの4つで、何の味かは袋を開けないと分からないという。出たかりんとうによって罰ゲームがある“GOOD SHITくじ”や、六角柱のパッケージ自体をサイコロのように振って“カリントくん”の数で競う“GOOD SHITサイコロ”など、遊び心に富んだ内容となっている。楽しみながら食べられる工夫がされているので、合コン・パーティーはもちろん、忘年会や新年会などにもお勧めとのこと。同商品は、「ドン・キホーテ(一部の地域を除く)」を中心に販売を開始。価格は498円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日ディズニーの人気キャラクターたちをモチーフに、ふせんを使った切り絵の作り方を紹介した本『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』が8月10日、ブティック社より発売された。 (C)Disney 本書は、Killigraphとして様々な切り絵作品を手がけているエディトリアル・デザイナー、瀬川卓司さんの著書『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社刊)に続く第2弾。今回はミッキー&ミニー、ドナルドダック、グーフィー、くまのプーさんから、白雪姫やシンデレラ、アリエルといった、女の子たちが大好きなプリンセスまで、多彩なキャラクターの “ふせん切り絵”が盛りだくさんに紹介されている。そのカラフルで愛らしいシルエットは、眺めているだけでもハッピーな気分に♪ さらに、キャラクターたちの様々なシルエットの型紙が220点もついているので、好きな型紙を選んで、ふせんを重ねてカッターで切るだけで簡単に完成!そのまま飾れるのはもちろんのこと、しおりにしたり、カードに添えたり、使い方も自由自在に楽しめるのがポイント。想像力豊かな子供たちなら、オリジナルの使い方や飾り方を見つけちゃうかも?! 夏休みの工作や、自由研究のヒントにもおすすめの一冊です! 『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』著者:Killigraph 定価:840円(税込)発売日:2012年8月10日発行・発売:ブティック社 Killigraph HP: 取材/田辺香
2012年08月14日普段の表情から一転!別人みたい!日本テレビを退社し、フリーアナウンサーとして活躍している夏目三久アナが、人気女性誌「GINGER」(幻冬舎)の表紙モデルとなって話題を呼んでいる。彼女がカバーガールとなっているのは、21日発売の最新号「GINGER」2月号だ。雑誌内ではインタビュー特集も掲載し、彼女の素顔に迫っている。意外性も魅力?現在は、テレビ朝日系の人気バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」でおなじみの夏目アナだが、表紙を飾る姿は、そんな彼女が普段テレビを通してみせている姿からは一転。ぱっと見では別人かと思うほどだ。親しみやすく可愛らしいイメージとは一線を画し、目尻を強調したアイメイクとクールな表情で、モデルさながらの雰囲気を醸し出している。スパンコールの輝くドレスも大人っぽく目を引く。人気アナの意外な姿、こんな別の一面、別の美しさをももっているところも彼女の魅力なのかもしれない。元の記事を読む
2011年12月23日ロックバンド・LOSTAGEの五味岳久が、自作の似顔絵アイコンを集めたイラスト集『五味アイコンBOOK#oshare in DICTIONARY』を発売。12月10日(土)には東京・LIQUIDROOMにて発売記念イベントを開催する。五味が描く似顔絵アイコンの展示とともに、イラストに描かれたアーティストたちがライブを行うというもの。さらには、本イベントの第2部もこのほど決定、アーティストによるDJ&アコースティックライブを同日深夜に開催する。第1部(ライブイベント)のチケットを購入した方は追加1000円で入場できる。#oshare in DICTIONARYの発売記念イベント【LOSTAGE&SPACE SHOWER TV present ♯oshare in LIQUIDROOM(第1部)】日時:12月10日(土)17:00開演会場:LIQUIDROOMライブ出演:ASPARAGUS、IdolPunch、LOSTAGE、三浦康嗣×村田シゲfeat.□□□、8ottoDJ:DAWA (FLAKE RECORDS)FOOD:RACCOS BURGER※未就学児童入場不可。【LOSTAGE & SPACE SHOWER TV present #oshare in LIQUIDLOFT(第2部)】日時:12月10日(土)23:00開場予定(当日の状況により変更の可能性あり)会場:恵比寿LIQUIDLOFT (LIQUIDROOM2F)DJ:DJ苦笑爆笑(五味岳久+TORA)、TGMX(FRONTIER BACKYARD)、JxJx(YOUR SONG IS GOOD)、NICO(Sawagi) and more…LIVE:Ropes、KC(ex.Riddim Saunter)Ticket:「#oshare in LIQUIDROOM」のチケット持参で1000円にて入場可能※18歳未満の入場不可。2部のみのチケットの発売なし。
2011年11月17日ロックバンド・LOSTAGEのフロントマン、五味岳久による似顔絵アイコンを集めた、ユニークなイラスト集『五味アイコンBOOK#oshare in DICTIONARY』が9月23日に発売された。これは五味がTwitter上で発表した、バンド仲間や音楽業界関係者の似顔絵を網羅したもの。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文や、Ken Yokoyama、チャットモンチーの福岡晃子ら約300点のイラストを収録するほか、後藤正文、村田シゲ(□□□/CUBISMO GRAFICO FIVE)、DAWA(FLAKE RECORDS)、TORA(8otto)とのスペシャル対談企画も掲載する。五味アイコンBOOK出版記念イベント「#oshare in LIQUIDROOM」の公演情報出版を記念して、LOSTAGEはパーティ・イベント「#oshare in LIQUIDROOM」を12月10日(土)に東京・LIQUIDROOMにて開催。チケットの一般発売は10月29日(土)10:00より。
2011年09月27日付箋を様々なポーズやモチーフに切り抜いて作るミニチュア切り絵=“切りグラフ付箋”を創作、『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック刊)の著者でもある、エディトリアルデザイナーの瀬川卓司さん(Killigraph)がワークショップを開催する。写真:ミニチュア切り絵が手軽に作れる、266点もの型紙が付いている。『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社) 瀬川卓司(Killigraph)著/848円(税別)8月21日(日)には、三省堂書店下北沢店にてワークショップ「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」を開催。カッターや付箋など、必要な道具は用意してあるので、手ぶらで参加OK!当日は、書籍『ふせんで作るミニチュア切り絵』に付属の型紙の中から、人気のサムライやバレリーナ、兵隊など、いくつか抜粋したモチーフを用意し切り抜いていく予定だそう。最初は簡単なものからスタートして複雑なものまで、段階をふんで作っていくので、初心者でも安心!写真:現在、三省堂書店下北沢店では瀬川さんによるミニチュア切り絵の実物を展示中。9月23日(金・祝)には、日本手芸協会でもワークショップを開催。この日は、ふせんのミニチュア切り絵のほかに、その切り絵をグリーティングカードに使うなど、ふせんの切り絵にプラスしたアイテムも作るとのこと。夏休みと祝日に、気軽に親子で楽しめるワークショップ。ぜひ参加してみては?■ワークショップ ふせんで作るミニチュア切り絵「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」開催日:8月21日(土)時間:14:00〜場所:三省堂書店下北沢店講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:1500円※ 参加のご予約は、三省堂書店下北沢店 03-5738-0881まで。■ワークショップ ふせんでつくるミニチュア切り絵「切りグラフ付箋とポップアップグリーティングの作り方」(仮)開催日:9月23日(金・祝)時間:16:00〜18:00場所:日本手芸協会講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:2500円※ 以下、日本手芸協会のホームページ内にある、お申し込みフォームからのみ、参加申し込みを受付中。詳しくは「お問い合わせ」フォームからお問い合わせを。 killigraph(キリグラフ)HP killigraph.com/ 取材/田辺香
2011年08月13日