今回のテーマは「良い写真を撮るために猫とどう接するか」です。「シャッターチャンスを逃しちゃう」「猫が思う通りに動いてくれない」「撮ってみたけど可愛くない」「撮ろうとすると逃げちゃう」などなど。猫を撮影していると、思うようにいかないことがたくさん出てきます。でも、ほとんどのことが、「猫との接し方」をちょっと変えるだけで、結構簡単に解決できます。今日は、撮影の際に大切な、ちょっとした「猫との接し方」をご紹介します。○「撮影してみたけど、猫が可愛くない!」「撮影してみたけど、猫が可愛くない……どうすればいいの?」という質問をたまにいただくことがあります。解決方法は単純です。「猫のココが可愛いんだ!!!!」と考えながら撮影すること。ただそれだけだと私は思っています(笑)。連載の第四回目「何のために猫の写真を撮るのか」でもご紹介しましたが、写真は媒体です。撮影した人が見たものと、写真を見る人をつなぐメディアです。媒体である以上、何か伝えたいことがないと、写真は撮れません。「猫のココが可愛いんだ」という、「伝えたいこと」をしっかりと意識する。ただそれだけで、可愛い猫写真は撮影できると思っています。毎日一緒に暮らしている愛猫。可愛いところは、飼い主さんご自身が世界で一番よく知っていると思います(笑)。それこそ5ケタ……いや、6ケタを超える、「愛猫の可愛い所」があるのではないでしょうか。撮影した写真の猫が「何か可愛くないなぁ」と思ったら、一度撮影する前に「ここが可愛いと思って撮るんだ!」と念じて撮ってみてください。絶対に絶対に絶対に、可愛く撮れるはずです。○可愛いところを猫に伝える!!そして、ココが重要。念じた際は、是非とも猫にそのことを伝えてあげてみてください。「今日は毛並みがすごくいいね」とか「ご飯全部食べて偉かったね」とか「今日のヒゲの向き、最高だよ」とか「今日も相変わらず世界一可愛いね」とか。案外ちゃんと、伝わります(笑)。逆に、絶対に口にしてはいけないのは、「猫のプライドを傷つける一言」。彼らは本当に人間の言葉をよく理解しています。撮影をしていると、まれに猫が何かしらの失敗をすることがあります。ジャンプしたのにコケちゃったり、ベッドの上から落ちちゃったり。おっちょこちょいで、可愛らしいと思ったとしても、絶対に笑ったりしてはいけません。一番良いのは見て見ぬフリをすることだと私は思っています。話をもとに戻しますね。撮影の際は、たくさん、愛猫を褒めてあげてみてください。家の中ですので、私も恥ずかしがらず言っています(笑)。褒めまくると、猫の表情が途端に良くなるんですよね。撮影だって、立派な猫とのコミュニケーション。接し方を少し変えるだけで、とっても可愛い写真が出来上がるので、本当にテンション上がります。良い写真って、猫様に協力していただかない限り、撮れないんだなぁと、うちの猫に教わりました。○「撮ろうとすると猫が逃げちゃうんです」「撮ろうとすると猫が逃げちゃうんです」というご質問をいただくこともあります。こちらも解決方法は実に簡単。猫に緊張感を与えないこと。たとえば、あなたがぽつんと一人で草原に立っているとしましょう。突然、どこからか自分の何倍もある巨大な生物が、これまた巨大な黒い物体(カメラ)を構えて、「いまからおまえをとるぞ」とやってきたらどうでしょう。絶対に怖いはずです(笑)。撮影をさせていただく以上、主役は猫。絶対に猫です。人間じゃあないんですね。○猫に緊張感を与えないためには猫を撮影する際は、猫にもリラックスしてもらえる、ちょっとした努力が必要になってきます。猫に緊張感を与えないようにするには、(1)猫にカメラの存在に慣れていただくことと、(2)自分自身がリラックスすることが必要なのかなと、私は思っています。カメラを怖がる猫って、結構多いです。コンデジやスマホならまだしも、一眼レフのレンズって、大きいですからね(笑)。やっぱりビックリしちゃうんです。ビックリさせないように、カメラそのものの大きさを抑えるというのもひとつの手です。私はなるべく単焦点の小さなレンズを使ったり、コンパクトなミラーレス一眼を使ったりしています。これだと、猫が身構えずに済むんですね。また、撮影する側が緊張していると、その緊張は絶対に猫に伝わります。撮影の際、人間も猫をじーっと見ていますが、猫も同時に人間をじっくりと品定めしています。本当に彼らはよく人間を観察しています。「この人は安全な人なのか」、とても深く考えるんですね。人間が緊張していると、すぐさまそれを猫も読み取ります。猫を撮る際は、深呼吸して、リラックスしてのぞむと、お互い楽しく撮影を楽しめるなぁとしみじみ思っています。○「シャッターチャンスをいつも逃しちゃう!」また、「今の瞬間を撮りたかったのに!!シャッターチャンスを逃しちゃった!」という方もいらっしゃいます。これはですね、一緒に暮らす愛猫をよーーく観察することで、解決できると私は思っています。どういう時にどう動くのか、普段からよく観察していると、猫の次の動きを結構簡単に予測できるようになってきます。○シャッターチャンス!の瞬間に撮影した写真たち新しい猫じゃらしを買ってもらったうちの猫。早速袋から出して与えてみたらあまりに嬉しすぎたみたいでずっとこの恍惚の表情でスリスリしてる。 pic.twitter.com/kM6zS5CBrI— うだま (@udama1212) 2014, 8月 25背後から抱きあげることで私のフリをして猫を抱っこするうちの旦那(真正面からだと旦那だと気づかれて抱っこできない)。そしてこちらが、「うしろで自分を抱っこしているはずの人間が目の前にいる」ことに気付いたうちの猫の顔。「は?」って顔してる pic.twitter.com/cm3yyudbYG— うだま (@udama1212) 2014, 9月 2兄ちゃんのご飯を盗み食いしようとしたら兄猫がエリザベスカラーをつけていてご飯を盗めないとわかった瞬間のうちの猫の顔#うだずキャット pic.twitter.com/1t1wfn5cC5— うだま (@udama1212) 2014, 1月 8ケツにドライヤー当てられた瞬間のうちの猫の顔 pic.twitter.com/17H59vsUFX— うだま (@udama1212) 2013, 5月 21先ほども書きましたが、いつだって主人公は猫。だから猫の立場に人間が立つ必要があるのかな、と思っています。私は、猫をよく観察し、猫の頭の中を予想することで、シャッターチャンスを逃す確率は激減しました(笑)。自分の目で見たその瞬間がシャッターチャンスなんですから、その時になってようやくカメラを構えてしまっては、遅いんですね。何度も何度も、私はシャッターチャンスを逃してきました。愛猫の「ここだ!」というその瞬間を逃さないためにも、猫をよく「見る」ということが、大切なんだなぁと実感しました。○「おもちゃやご飯で猫を釣る方がいいですか?」「おもちゃやご飯で猫を釣る方がいいですか?」と聞かれることもあります。使っても良い写真が撮れるし、使わなくても良い写真が撮れると思います。それぞれ、とても良い点があると思います。どーーしても視線がほしい場合に限り、私は使うようにしています。私個人としては、実はご飯やおもちゃは、あんまり使いたくないんですね(笑)。なぜかというと、愛猫の表情が毎回同じになってしまうから。ご飯をちらつかせると、猫はご飯のことしか考えない顔になるし、おもちゃをちらつかせると、おもちゃのことしか考えてない顔になる。愛猫の様々な表情を撮影したいので、私はなるべく使わないようにしています。でも、おもちゃやご飯を使うと、目線がしっかりと好きな方向に固定できるので、それはそれでとっても便利だし、良い写真が撮れると思います。実際に、おもちゃorご飯を使った写真と、使わない写真を両方撮ってみて、好みの方を選ぶと良いかと思います。○「猫が思う通りに動いてくれない!」「猫が思う通りに動いてくれない! いつもどうやって猫を動かしていますか?」という質問もいただいたことがあります。撮影の際、猫って必ず、人間が念じた方とは逆の方向に動きます。「じっとしててくれ!」と念じると途端に動き出すし、「左に少し寄ってほしいな」と思うと必ず右にいきます。「猫が思う通りに動いてくれない!」と困っている飼い主さんも多いでしょう(まぁそういう所が猫の可愛い所ですが(笑)。そんな時は、少し人間の側が動いてみるのも手です。猫に右にいってほしいときは、人間の側がわざと左に行ってみたり……逆の行動をすると、意外と猫は思い通りに動いてくれます。○猫をおだててみようまた、撮影する被写体がオス猫ならば、猫を褒めまくるのも一つの手です。モデル猫に適しているのは圧倒的にオスだなぁと個人的に思っています。オスの猫は自分の体を見せたがり、存在をアピールしたがる傾向にあります。オス猫を褒めまくると、「そうそう、僕って、やっぱりカッコイイだろう?」と言わんばかりに思う通りに動いてくれます。(メス猫にも、自分アピールをしたがる子はもちろんいるので、個体差を見極めた上で「褒めまくる」という手法を使ってもいいかもしれません)。○思う通りに動かなかったら、ありのままの猫を撮るただ、何をしても、どーしても猫が思う通りに動いてくれなかったら、もうありのまま、撮影しても良いと思います(笑)。猫がじっとしてくれなかったら動いている猫を撮る、ただそれだけです。動きのある、とっても良い写真が撮れるかもしれませんヨ。○「良い写真が撮れる日と撮れない日があるんですが……」「良い写真が撮れる日と撮れない日があるんですが……」という質問をいただいたこともあります。良い写真が撮れない日は、愛猫の表情がどことなく硬かったり、可愛らしさが出てこなかったりと、そういうケースが多いそうで。その場合は、「猫の機嫌」を見極めると、とっても便利です。今、撮影すべきかどうかがすぐにわかります(笑)。機嫌が悪いのにおかまいなしに横でパシャパシャ撮影していると、猫もどんどん機嫌が悪くなってしまいます。良い写真は、なかなか撮れないんですね。猫の機嫌を見定めるには、表情や耳の角度、しっぽの動きなどを見るのが一般的ですが、個人的に参考になるなと最近思うのは、猫の「背中」です。機嫌が良いと背中はやわらかくなり、逆の場合はかたくなります。とはいえ、愛猫のことを一番よく知っているのは飼い主さん。猫のどの部分を見極めると一番簡単に機嫌がわかるのか、猫によって違うので、一度軽く観察してみると良いかもしれませんね。○今日のまとめ(1)「撮影してみたけど、猫が可愛くない!」→「ここが可愛い!」と念じながら、そしてそれを猫に伝えながら撮影してみる(2)「撮ろうとすると猫が逃げちゃうんです」→猫をリラックスさせ、自分もリラックスしながら撮影してみる(3)「シャッターチャンスをいつも逃しちゃう!」→猫をよく観察し、動きを予想してみる(4)「おもちゃやご飯を使って猫を釣る方がいいですか?」→使う場合でも使わない場合でも良い写真が撮れるので、好みの方を選ぶ(5)「猫が思う通りに動いてくれない!」→人間の側があえて動いてみたり、猫をおだてたりして動きを誘導してみる(6)「良い写真が撮れる日と撮れない日があるんですが……」→猫の機嫌を見極めて、機嫌が良い時にだけ撮ってみる○次回予告次回のテーマは、「ちょっとした小道具を使って、写真をオシャレにしてみよう」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月14日オリンパスイメージングは10月1日より、セルフィー(自分撮り)写真コンテスト「OLYMPUS PEN Selfie Photo Contest」を写真共有SNSのInstagram上で開催している。月間最優秀賞(1名)には「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」がプレゼントされる。同コンテストへのエントリー方法は、Instagramにて同コンテストの公式アカウント「@selfie_olympus」をフォローし、ハッシュタグ「#selfie_olympus」を付けて、自分撮り写真を投稿する。募集期間は2015年3月31日11時まで。応募作品の中から、最優秀賞を各月1名選定し、受賞者にミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN Lite E-PL7 14-42mm EZレンズキット(シルバー)」をプレゼントする。また、各月10名の入選者には「OLYMPUS PEN オリジナル腕時計」(非売品)を贈る。最優秀賞の賞品「PEN Lite E-PL7」は、液晶モニターが本体下方向に180度開くなど、セルフィー向きの機能を充実させた製品となっている。
2014年10月02日今日は、「何のために猫の写真を撮るのか」ということについて書いてみたいと思います。○何のために猫の写真を撮るのか第二回目の記事「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」で、「まるで目の前に本物の猫がいるかのような写真を撮影するのが好き」と書きました。私が猫の写真を撮る唯一の目的はコレなんです。私のとって写真とは、その時自分がいた時間と空間をカメラの中に切りとって保管することです。ずーっと前に撮影した写真を後から見ると、「うちの猫はこんなに小さかったんだなぁ」とか「この時おもらししちゃって大変だったなぁ」とか、その時の情景をありありと思い出すことができる。それが、私にとっての写真の魅力です。私は一週間で、猫の写真をだいたい5,000枚以上撮影します。ブレた写真や露出失敗している写真でも絶対に消したりしません。本当に毎日毎日ヒマさえあれば猫ばっかり撮っています。うちの猫たちが、いつか必ずいなくなる日が来るということをわかっているからです。たった半年しか生きられなかった先代の猫の写真は、わずか2,200枚程度しかありません。自宅のPCデスクの上、会社のデスクの上、リビングや玄関など、目につく場所に、先代の猫の写真を飾ってあります。今でもまだ、世界で一番大好きな猫だからです。先代の猫の写真を見ていると、本当に可愛くて顔がほころびます。心から幸せな気持ちになります。でも、もう二度と会うことができない愛猫を思う時、写真が少ないと本当につらいです。愛猫がいなくなってしまったあまりのつらさで毎日泣いてばっかりいるよりは、写真を見て、「この子と一緒にいることができて、本当に楽しかったなぁ」と、幸せだったころのことを思い続けることの方が素敵だな、と思うんです。毎日猫の写真ばっかり撮っていて、旦那なんかには「猫がいなくなった後のことまで考えて写真撮ってると、なんか死に急いでるみたいでヤダなぁ」なんて苦笑いされながら言われたりしますが、別にそういうことではありません(笑)。いつか、うちの子たちとさよならすることになっても、楽しかった思い出は、写真という形で残しておきたいなという、ただそれだけなんです。○猫写真で、誰に何を伝えたいのか写真は媒体です。撮影した人が見たものと、写真を見る人をつなぐメディアです。媒体である以上、何か伝えたいことがないと、写真は撮れません。私は誰に何を伝えたくて写真を撮っているのかというと、未来の自分に、「この子たちと一緒にいて最高に幸せだよ」ということを伝えたくて撮っています。私のためだけに、自分一人のためだけに写真を撮っています。猫の柔らかさ、あたたかさ、あの良い匂い、可愛い鳴き声、何気ないしぐさ……写真で伝わるはずのない事柄も、できるだけ写真を見た未来の自分に伝わるよう撮影しています。ツイッターやブログで猫の写真をアップすると、「目の前にいるかのような猫写真で、本当に癒やされます!」といったコメントや、「猫を飼いたくても飼えない人には最高の写真です。猫を飼いたい気持ちをこの写真で満たすことができます」といったコメントをいただいたりします。ありがたい限りです。自分のためだけに撮影したはずの写真ですが、ありがたいことに他のみなさんにとっても意味のある写真になったりするようです。そう言っていただけて本当に光栄です。○猫と自分が一緒に写っている写真を絶対にとっておくことそれと、ここで世界中の猫飼いさんに伝えたいことを書いておきたいと思います。絶対に、絶対に、猫が元気なうちに、飼い主さんご自身と一緒に写っている写真を1枚は撮っておいてください。私が先代の猫と一緒に写っている写真はたったの1枚しかありません。先代の猫が、余命一週間の難病であると知った数日後に撮影したものです。日に日に弱っていくあの子を見て、自分で立つことすらできなくなったその姿を見て、「もう助からないかもしれない」と考え始めた頃に撮った写真です。猫も私も、二人とももうボロボロの状態でした。私はもう頬もこけてて目も真っ赤でクマがすごかったし、猫も目がもう開かなくなっていて、鼻水はすごいし毛並みはパサパサでゲッソリ痩せてしまい、死の淵に立たされていることがありありとわかってしまう状態でした。これが、私が先代の猫と一緒に写っている唯一の写真です。ハッキリ言って、二度と見たくない写真です。先ほども書きましたが、愛猫がいなくなっても、やっぱり楽しかった思い出というのは本当に一生の宝だと思うんです。愛猫をなくすと本当につらいですが、だからといって「最初からあの子なんかいなければよかった」だなんて思ったことは一度もありません。一緒にいたことを誇りに思うからです。だからこそ、そうした楽しい思い出を大切にし続けるためにも、元気で幸せそうな顔をした愛猫と、今のうちに二人で写真を撮っておくことが大切なんだと思います。独身だったころは、セルフタイマーで、数か月に一度、猫との記念撮影をしていました。結婚した今では、旦那に撮ってもらっています。両手に2人の猫をかかえた状態で。ちょっと迷惑そうな顔をした愛猫たちと、顔面どしゃ崩れになっている満足そうな私。旦那がコンデジで撮影するため、プロのカメラマンから見たら露出も構図も本当にめちゃめちゃですが、それでも私にとっては世界一大切な宝物です。○たくさんの写真に触れると良いこのような背景があって、猫の写真を撮影するのが日々の楽しみとなっている私ですが、でも、やっぱり納得いかない写真だって当然出てきてしまいます。なんだか構図が整理されていなかったり、ホワイトバランスがおかしかったり、ピントの合わせ方がめちゃくちゃ下手だったり…。もちろん、一眼レフの基礎を書籍や説明書で学び直すこともとっても重要です。(一番手っ取り早く上達する方法だと私は思っています)。でも、自分らしい、満足のいく写真を撮るには、大好きな猫ブログを見て、真似をしていくことが大切なのではないかと考えています。○好きな猫ブログの写真を真似してみよう本で読んだのですが、その昔、画家の卵は、ゴッホやレンブラントなど、巨匠たちの絵を模写したそうです。その時は、私はてっきり絵を上達させるために模写をしているんだと思っていましたが、その考えは間違っていて、実はこれ、「自分という画家のオリジナリティ」を発見するための作業なんだそうです。画家の卵たちが絶望するのは、「完全に模写をすることに成功してしまった」時だそうです。模写をしていると、どうしても、どーーしても真似をすることができない部分がでてきます。その、真似できない唯一の部分が、その画家のオリジナリティとなります。ところが、完全に模写できてしまうと、それはつまり自分のオリジナリティが無いのと同義。画家としての道は断たれたも同然なのです。私は、画家を目指したことはもちろんないので、その絶望たるや私の想像の範疇をはるかに超えています。でも、この「模写」という作業自体は、私のようなカメラ初心者にも多少は効果がある作業なのではないかと考えています。○大好きな猫ブログ私は毎日、それこそ舐めるように大好きな猫ブログを見ています。といっても、写真の勉強のために見ている猫ブログはたった一つしかありません。ブログタイトルは、「えびneko日記」さんです。ここのブログが好きすぎて、ぶっちゃけ家具の配置とかも覚えてしまったくらいです(キモチワルくてすみません)。どこかでインスピレーションをもらっていたのか、こちらのブログに登場する猫さんたちと、うちの猫たちの毛色もとても良く似ています(いや、別に似せようと思って似たわけではありませんが……)。このブログ様の写真(構図や露出)を真似していると、どうしても真似できない部分が出てきます。最初は完全に真似できない自分の腕前がまだまだなんだと思っていましたが(いや、もちろんそれもあります)、どうやらそれは自分のオリジナリティとして受け止めることができるのかもと思い始めています。○初心者ならではの勘違い最初は、「プロのカメラマンさんと同じような写真が撮れなかったらダメなんだ」と思っていました。今思うと本当に初心者ならではの勘違いだったなぁと思います(いや、いまだに今も初心者ですが)。写真に間違いなんてありません。「こうでなければ写真ではない」なんてありえません。価値を普遍的にしたらいけないと私は考えています。なぜなら、差異をなくすことは暴力的だと思うからです。○成長って、つらいこと昔、知り合いのカメラマンさんに、「プロとアマチュアの違いは?」と聞いたことがあります。すぐに答えが返ってきました。「まよい狂うのがプロだ」。そう言ってました。安直に正解を求めないのがプロだと。別に私はプロカメラマンを目指しているわけではありません。ただただ、うちの猫の一瞬一瞬を写真という形で残しておきたいだけの、一眼レフを持ったただの猫バカです。でも、そんな初心者な私にとっても、カメラマンさんのその言葉はすごく心に響きました。確かに、自分の写真という未開拓の土地にこれから進撃していこうとしているのに、正解を求めていてはいけないんだろうなぁと、色々と考えるところがありました。抵抗とアンビバレンスの無い変化は幻想ですし、自分で写真を撮影していて、「こうじゃないんだ」と思い始めたら、進歩している証拠なのかなと思うようにしています。○最近の自分の写真……なんだか書いてたら長ったらしくなりました。ごめんなさい。ということで、今日も一眼レフ初心者は、四苦八苦しながらも猫の写真を撮影しております。今日は朝少し早起きして500枚強撮影できました。猫の写真を撮っていると、なんだか自分が絵本を書いているような気分になってきます。写真を撮ることで、大切な愛猫が縷々として生きる流動的な生に形を与え、その一日を作品として完成させる。そんなことをしているんじゃないだろうかと最近思い始めています。すごく面白くて楽しいです。これからも、日々自分の写真を変化させながら猫撮影を楽しんでいこうと思いました。○次回予告次回のテーマは、「お気に入りのカメラグッズ」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日スザンヌさんや西山茉希さんなど多くのタレントが発表することで一般的に浸透してきたマタニティーフォト。とはいえマタニティーフォトってなんだか恥ずかしいし、どこでどう撮ったらよいのかよくわからない…という妊婦さんの声もよく聞きます。今回は妊娠中の記念に撮られるマタニティーフォトを残すことのメリットや後悔しない撮り方についてお伝えします。■マタニティーフォトを残すことのメリット・妊娠中の特別なボディラインを残すことができるお腹の丸みが出す新しい生命が宿った曲線美は妊娠期間にのみ出せるものです。中には普段と違うボディラインを嫌がるママもいますが、新しい命を宿した女性ならではの凛々しい美しさが出る写真が撮れますよ。・子供や両親へのプレゼントにもなる子供が大きくなった時に両親のマタニティーフォトを見せてもらえば、自分が望まれて生まれてきたことを実感でき最高のプレゼントになりますよね。また孫の誕生を楽しみにしている両親に送っても喜ばれます。私は娘のお世話に疲れた時にふと飾ってある写真を見ると初心にかえりまた頑張ろう! と思うことができています。未来の自分自身へのプレゼントにもなるかもしれません。■どういった写真にしたいのかイメージをするマタニティーフォトといってもその種類は沢山あります。インターネットなどで色々なマタニティーフォトをみて、ご自身の理想のマタニティーフォトのイメージを固めてみてはいかがでしょうか。◎マタニティーフォトのイメージのポイントは4つ・プロに任せるのか、自身で撮るか・どこで撮るのか・衣装をどうするか(普段着・ドレス・ヌード)・誰と撮るか(ソロ・夫・子供)マタニティーフォトには決まりはないので自由にイメージしてみましょう。私自身は妊娠9ヵ月の時にスタジオでマタニティー用のドレスを借りてスーツ姿の主人と二人で撮りました。お腹の出たドレスはちょっと恥ずかしかったのですが、よい記念になりました。ただ夫婦共にヘアメイク等はキチンとしていかなかったので、一生残るものですし写真を撮る前に美容院に行っておけばよかったなと思いました。友人には母親とお腹の子との初の3世代フォトを撮ったという方もいましたよ。■イメージにあったスタジオを選ぶイメージが決まったら、色々なスタジオのサイトをみて自分のイメージにあったスタジオを選びましょう。ロケ撮影をしてくれるところや、モノクロの写真専門のところなど様々なスタジオがあります。また、撮影料無料キャンペーンをしているスタジオもあります。一生のうちの妊娠期間という特別な時を写真に残すマタニティーフォト、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2014年07月27日スマホなどのカメラを使って写真を撮るのは、もう日常茶飯事ですよね。ときにはもちろん自分の写真を撮ることもあるはず。けれども今、女子中高生が夢中になっているという「自撮り」なる流行はちょっと違うよう。10代女子のためのイチバンかわいいガールズブログ「Candy」によると、今年一番撮った自撮りポーズの1位は「ほっぺに手をあてる」、2位「半目隠し」、3位「鼻・口隠し」、4位「ガオーポーズ」、5位「口元に手」と続くそう。海外アーティストのポージングから派生したもの、手を添えることで小顔効果を狙ったもの、欠点だと感じる部分を隠したもの、プロフィールや投稿用に顔の一部を隠したものなど、より良いベストショットを目指して、日々試行錯誤を重ねた彼女たちの努力がうかがえます。その気持ちには素直にリスペクトしたいところ。同じく「Candy」による、「自撮り」したこと、ある? という調査では、「自撮り」したことがある人はなんと91%! 「よくする」が15%、「時々する」が41%、「したことはある」が35%で、「ない」という人はたった9%だったのだとか。「自撮り」は、10代女子にとって当たり前の行為なのですね。世界的にも、「自撮り」は「selfie」(セルフィー)という言葉が流行するほど、一般的になっているのだとか。ただ、欧米などでは10代女子だけではなく、老いも若きも、男女問わず、「自撮り」を楽しんでいるそう。有名人はもちろんのこと、なんとあのオバマ大統領もハマっているとか。日本では、Amebaで女子中高生向けに展開する自撮りとコスメの研究サービス 「メイクme」 などに、かわいいメイクやポーズを施した「自撮り」写真を投稿するのが、10代女子の間で流行っているのだとか。さらに「メイクme」では、自撮り写真の投稿キャンペーン「自撮り Best of the year」を開催中(投稿受付は12月31日まで)。投稿された写真は、ポーズはもちろん、メイクもばっちり、さらに写真をデコって、私を見て! というアピールがいっぱいで、キラキラまぶしいほど。10代女子だからできる無邪気な自己主張のために「自撮り」はぴったりなのかも、と思ってしまうのはアラサー女子的な感想!?そうは言ってもアラサー女子会などで、10代女子のマネをして、「自撮り」を楽しんでみたら、盛り上がるかもしれません。投稿するかどうかはしっかり考えたほうがよさそうですが。ちょっとハメをはずしてみたいときに、「自撮り」を試してみる? 思いがけず自分の新しい魅力を発見できるかもしれませんよ。・「メイクme」 公式サイト
2013年12月27日スマホで写真を撮るのは楽しいですよね。カフェでお料理を撮ったり、女子会で皆と一緒に撮ったり、気づけば写真がいっぱいになってしまっているという人はいませんか。そんな人は、アルバムアプリできちんと整理しましょう。蜷川実花監修カメラアプリをリリースしたビジュアルアプリブランド「cameran」の第3弾アプリとして、たまった写真をかわいく整理して、きせかえのできる無料のアルバムアプリ「cameranアルバム」がリリースされました。「cameranアルバム」は、女子1,000人の意見を取り入れて開発しているそうだから、ワガママな女子の希望にぴったりマッチ。だから、「アルバムと日付で整理」「かわいくカスタマイズ」「セキュリティ」「写真共有」という4つの機能を全て満たしているのです。例えば、日付ごとに自動で写真を整理してくれたり、スクリーンショット写真を自動で振り分けしてくれたりするから、何となくどんどん撮った写真もすっきり。実際に使ってみると、どんな写真がどれだけあるか、スッキリ整理されて、一目瞭然。iPhone内の既存のアルバムの写真も自動に取り込んでくれるし、アルバムに取り込んだ写真のバックアップも可能だから、便利で安心。写真を手軽に直せる写真編集機能もついているから、アルバムの中はお気に入りの写真でいっぱいに。また、自分好みに可愛くカスタマイズできる素材20種以上が無料で使用できるのも嬉しいですね。ごはんとコスメの写真を、各々背景を変えてかわいくカスタマイズしてみました。本当にアルバムを作っているみたいで、とっても楽しい。実は私のスマホの中には、元カレとの2ショットがまだ残っていたりするので、これを暗証番号を入れないと表示されないセキュリティアルバムに設定しておけるのはとってもありがたい機能です。逆に、せっかく撮った写真を友達などに見せるのも簡単。「cameranアルバム」はそのための機能も充実していて、たくさん(枚数無制限)の写真を一発でFacebookを始めとするSNSで共有可能。友達とお互いに端末を振るだけでアルバムを共有できる、シャカシャカ共有は、今度友達に会うときに試してみたいです。この「cameran」は、これまでに「蜷川実花監修カメラアプリ」「cameranコラージュ」がリリースされ、約430万ダウンロードを達成している大人気アプリブランド。「cameranアルバム」は、SNS化で注目を集める「cameran」や「cameranコラージュ」とも将来連携するとのことで、そうなればますます楽しみが広がりそうですね。写真をかわいく整理できれば、撮る楽しみもまた倍増。これからも写真をどんどん撮って、「cameranアルバム」で整理してみては? スマホが大切な思い出のアルバムになるかも。・cameranアルバム 公式サイト 【「cameranアルバム」概要】アプリ名:cameranアルバム価格:無料登録カテゴリー:写真/ビデオ対応機種:iPhone、iPod touch対応OSバージョン:iOS5以降アプリのダウンロードは、 こちら
2013年07月17日カメラの前では緊張しちゃう写真を撮るのはいいけど、撮られるのは苦手という人も多いのでは?プロのカメラマンによると、撮られる直前に鼻から息を吸うのが効果的だそうです。皆さんはどのようなことを心がけているのでしょうか?マイナビ会員の女性572名に、写真を撮られるときに気をつけることを教えていただきました。>>女性編も見るQ.写真を撮られるときに気をつけることを教えてください(複数回答)1位表情42.3%2位姿勢36.0%3位髪型29.4%4位目の開き加減22.9%4位口元22.9%6位目線18.7%■表情・「いつもブスッとしているから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「表情が硬くなることが多いので、にこやかに写るように心掛けている」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「後で顔が怖いと後悔するから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■姿勢・「猫背なので、背筋を伸ばすようにしています」(30歳/その他)・「姿勢が正しいとキレイに映れるから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「姿勢は特に大事なので気を付けています」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)■髪型・「印象が大きく変わるから」(24歳/食品・飲料/事務系専門職)・「髪型がボサボサだとあとから見て悲しくなる」(23歳/金融・証券/専門職)・「無意識のうちに髪型を直しています」(29歳/ソフトウェア/事務系専門職)■口元・「歯が出たらキモいから」(26歳/医療・福祉/事務系専門職)・「口角を上げることを意識する」(25歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「笑って見えるように」(29歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)■目の開き加減・「自分ではけっこう良い笑顔のつもりが、実際写真を見ると、へんなエロ目だったり、むっとしていて怒っているように見えることが多いから」(25歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「目の大きさは気になる」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「撮るまでに時間がかかると、どうしても目をつむってしまいたくなります」(40歳/学校・教育関連/専門職)■目線・「一番インパクトが残るので」(24歳/金融・証券/営業職)・「目を不自然に開きすぎず、少し上目遣いにするように気を付けています」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一人だけ目線が外れちゃってたりすると残念なので」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)■番外編:自分の特徴を知っておくこともポイント・テカリ「いつもおでこがテカってしまうので、気にしています」(33歳/商社・卸/事務系専門職)・口元「口角があがるようにすることと、口の色に気をつかいます。健康的な色に見えるよう気をつけています」(26歳/自動車関連/事務系専門職)・角度「顎(あご)がしゃくれなので、あまり顎をあげると残念なショットになるから。昔、写真ではないけどプリクラをとるときに角度を考えすぎて思わず顎しか映っていないことがあった」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)総評1位は「表情」でした。表情づくりは難しく、皆さん、思わぬ表情を撮影されてしまいがっかりということが多いようです。モデルさんのように、その場ですぐに表情豊かな被写体になるには、日々の訓練が必要なのでしょうね。2位は「姿勢」。ピシッといい姿勢で写っていると、気分もいいですものね。猫背を気にしている人も多いようです。やはり普段から、いい姿勢を心がけておくのが秘策なのかも。3位は「髪型」でした。乱れた髪で写りたくないですものね。「目の開き加減」と「口元」が同率で4位でした。目をつぶってしまうことはよくあることですが、気になりますよね。「口元」は、笑顔づくりには必要不可欠。ポカンと緩んだ口元では写りたくありませんよね。そして、5位には「目線」がランクイン。目線があらぬ方向に向かっていてもよくないし、カメラ目線もなんだか自然ではないし、難しいもの。最近の研究では、女性は目線を少し前に傾けるのが、より魅力的に見えるそうです。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2011年8月11日~2012年8月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性572名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】自分のアピールポイントランキング【女性編】恋人と一緒にカラオケにいったら心がけることランキング【女性編】写真を撮るときについやってしまうことランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月04日カッコよく写真を撮ってもらうには?<</b>最近は携帯電話にカメラが付いているため、写真を撮られる機会が多いですよね。しかし、後で見てみると、どれも納得がいかないものばかりということも。そこで、マイナビ会員の男性428名に、写真に撮られるとき、どのようなことに気をつけているのかを教えていただきました。>>女性編も見るQ.写真を撮られるときに気をつけることを教えてください(複数回答)1位表情31.8%2位姿勢31.3%3位目線21.3%4位目の開き加減13.6%5位髪型13.3%■表情・「やっぱり笑顔で写りたい」(31歳/金融・証券/営業職)・「変な顔をしていないかは常に気になる」(27歳/その他)・「ふざけすぎないようにする」(25歳/建設・土木/技術職)■姿勢・「猫背なので、とても意識する」(27歳/医療・福祉/専門職)・「体が曲がっていることが多いので気を付けている」(29歳/電機/技術職)・「姿勢が悪いとよく写らないため」(34歳/ソフトウェア/技術職)■目線・「変な方を見たり、目を閉じないようにする」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「白目になっていると恥ずかしい」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・「目力!」(23歳/学校・教育関連/その他)■目の開き加減・「いつもフラッシュで目を閉じてしまうから」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「目が閉じるとかっこ悪いから」(29歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「目が細いので」(42歳/医療・福祉/技術職)■髪型・「髪形が崩れやすいから。記念撮影の写真写りが悪かったこと」(27歳/その他/技術職)・「髪型が変で写真写りがおかしいときがあった」(27歳/建設・土木/営業職)・「天パーなのでくるくるしてしまうから。湿気の多い日に写真を撮ったらもじゃもじゃで映っていた」(28歳/運輸・倉庫/技術職)■番外編:いい感じで写るには油断は禁物・角度「顎の角度を変えないと太って見える」(35歳/学校・教育関連/技術職)・口元「自然体でいるときの顔が、常に不機嫌そうな顔をしているので、写真のときは、少しでも笑顔っぽくなるように気をつけている」(25歳/情報・IT/技術職)・ポーズ「その場のノリをしっかり判断するのも重要だと思います。ずっと残りますし、最近は特に誰が見るかわからないですから」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)総評ランキングのトップは「表情」でした。写真を見て、真っ先に目が行くのは、やはり表情ですものね。プロのカメラマンの話では、いい表情づくりは、日々、いい表情を心がけることらしいですよ。2位は「姿勢」でした。猫背を気にしているという回答が多く、それだけに写真を撮られるときには姿勢に気をつけているようです。姿勢がよいと悪いとでは、写真写りの善し悪しも歴然としますものね。3位は「目線」。明後日の方向を見てしまわないように、気をつけたいところです。4位は「目の開き加減」でした。目をつぶった写真を撮られた人が多く、後々、残念な気持ちになっているようです。5位は「髪型」。髪型で印象が大きく変わってしまいますからね。いまはデジタルなので撮り直しができますが、どうせなら一発でキメたいもの。撮られるコツを知っておけば、カッコよく撮ってもらえるかもしれません。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年8月11日~2012年8月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性428名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】自分のアピールポイントランキング【男性編】恋人と一緒にカラオケにいったら心がけることランキング【男性編】写真を撮るときについやってしまうことランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月04日東京都写真美術館では、コレクション展「こどもの情景-こどもを撮る技術」を開催中だ。親は誰でも「こどもの今を永遠に残したい!」と思うもの。しかし、こどもはこちらの都合のいいように、静止してはくれない…。みなさんも日々ご苦労されているのではないだろうか?縄跳びするマリー・ルー ハロルド・ユージン・エジャートン 1940年写真が登場した19世紀、世界初の写真方式であるダゲレオタイプの技術では、瞬間を切り取ることができず、静止できないこどもたちの姿は当然の如くぶれていた。それでも、こどもを撮影する努力は続けられ、写真初期の技術において人々はいかにこども静止させるかを考え、その姿を写真に留めていたという。題不詳(家族像) 制作者不詳 1840-1859年また、演出写真や芸術写真にも、アノニマス(匿名的)なこどもの姿が登場していた。カメラを持つことが一般的でなかった時代にも、一握りの人々が様々な角度、視点、技術でこどものイメージを発信し続けたのだ。写真を撮るウーナ、1977年「いまだ失わざる楽園」あるいは「ウーナ3歳の年」 ≪静止した映画フィルム≫より ジョナス・メカス 1940年本展は『いかにしてこどもを撮影するか』を、多彩な作品と写真の歴史からひもとくとともに展示室内に体験コーナーも特設。こどもを中心に、観る・撮るの両面から写真を楽しめる空間を展開している。写真好きな親にとって、大変興味深い展示だ。愛い児 黒川翠山 1906-1910年頃また、9月には「おしゃべり鑑賞タイム」という、こどもたちと作品を目の前にして会話を楽しむ時間も設けられている。いつもの静寂な展示室とはちがう和やかな雰囲気の中で、名作ぞろいのコレクション作品をめぐり、親子やこども同士で会話を楽しむことができるという。このほか、小学生を対象にしたプログラム、 「写真のこどもに手紙を書こう。」 コンクールも展開中だ。家族連れで楽しめるコレクション展、ぜひカメラをご持参の上、訪れてみてはいかがだろうか。<展示構成>Chapter1:写真技術史とこどもChapter2:表現の中のこどもChapter3:光で変わるこどもの写真(体験コーナー) <主な出品作家>ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット、フェリーチェ・ベアト、ナダール、江崎 礼二、小島 柳蛙、下岡 蓮杖、ジュリア・マーガレット・キャメロン、ユージン・フランク、エドワード・ウエストン、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、ハロルド・ユージン・エジャートン、黒川 翠山、堺 時雄、大久保 好六、小川 月舟、河野 龍太郎、小石 清、東松 照明、森山 大道、篠山 紀信 ほか そのほか、カメラ・オブスキュラ、ダゲレオタイプカメラをはじめとするカメラや写真機材などの展示もあり。おしゃべり鑑賞タイム(9月)----------------------------------2011年9月2日(金) 15:00~18:002011年9月9日(金) 15:00~18:002011年9月16日(金) 15:00~18:00担当学芸員によるフロアレクチャー----------------------------------2011年9月2日(金) 14:00~2011年9月16日(金) 14:00~お問い合わせ:東京都写真美術館 取材/おうちスタイル編集部 ☆デジタル一眼カメラ「EOS Kiss X50」、リサ・ラーソンの猫デジカメなど豪華賞品が当たる!!おうちスタイルオープン記念プレゼントキャンペーンはこちら≫
2011年08月29日