南アフリカのハート「リトル・カル―」を巡る旅もいよいよゴールまで後わずか。多くの出会いと感動に包まれたこの旅をふり返りつつ、最終目的地へ向かう途中、素敵な女性たちに遭遇したことを思い出す。中でも「ミス・アース南アフリカ2012」のファイナリスト、ララ・ポットギーター(Lara Potgieter)さんと一緒に朝日を浴びながら観賞したミーアキャットの愛らしさは格別かもしれない。ミス・アース 南アフリカ( Miss Earth South Africa ) ちなみに「ミス・アース」とは、2001年の開催以来、毎年恒例となった「地球規模の地球のための美のコンペ」とのこと。この大会を通じて、世界中の人々が地球環境問題に対して向き合い、環境保全に対する意識を高めることが目的の一つでもあるという。夕暮れ前の絶景を望みたく、なだらかな山頂へとドライブした先では、自然が大好きな地元の女性も散策を楽しんでいた。リトル・カル―の町歩きには「帽子」をコーディネートしてみたくなる。午前中のティータイムにカフェのテラス席で、ゆったりとおしゃべりしながらお茶を楽しむレディたちも。お似合いのパープルの帽子に思わず「どこで買ったの?」と声をかけてしまった。そして日々、町の様子を見届けているトリのオブジェも…みんな帽子が大好き。週末のショッピングセンターや町中は、友だちや家族と一緒におでかけを楽しむ人々でいっぱい。小さな息子を肩車するパパの姿や、かわいい女の子の手を引きながら買い物に忙しいママの姿もほほえましい。キッズ向けのショップの前で出会った女の子もまたいつか、そんなママになるのかな? 職人の手仕事は時を超えて受け継がれ、大切にされていくべきものだという思いを新たにしたのが、この「リトル・カル―・マジック・トリップ」からいただいたギフトの一つ。それはまさに持続可能な「エコ」的ライフスタイルではないかと思った。そして、どれほど前の時代のものなのかは知らないが、繊細なレースがとっても美しいアンティークのドレス姿の新婦と、シックなスーツをまとった新郎。そんな2人の幸せいっぱいの結婚パーティーの様子を想い描きつつ、旅の途中で出くわした子供たちの未来を夢みたりして…「まるでオペラの屋外劇場みたい」と、訪れる人々が思い思いにその感動を表現する地球規模のアート! それがこの自然が創造したシャンデリアのような鍾乳洞「カンゴー洞窟」。その物語の始まりは、なんと800万年ほど前、かつて海底だった時代にさかのぼるとか。アフリカの7大不思議のひとつにも数えられるここは、必見スポットの一つ。 南アフリカの旅の魅力を、あえて一言で言うなら ―― それは「ミス・アース」のキャッチコピーの一部を引用し、「地球のための美に出会う旅」ではないかと思う。たくさんの動物や雄大な自然を間近に、「持続可能な環境保全」を日々の暮らしに取り入れることの大切さ。そのサンプルの一つが「リサイクル・アクセサリー」として親しまれている。再生紙によるネックレスを旅の思い出に添えて…取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト カンゴー洞窟 ( CANGO CAVES ) 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月16日「南アフリカは、もちろんラグジュアリーホテルは素晴らしいけれど、地元のゲストハウスはお部屋のインテリアもそれぞれ個性的でチャーミングだし、ホストの温かさがものすごく心地よい…」という話を、ずいぶん前に耳にしたことがある。そんな記憶と共に滞在先の一つに選んだのは、Anton&Susan Schoeman(アントン&スーザン・スクーマン)夫妻が経営する「Die Gat Guest House」(ディー・ハット・ゲストハウス)。かつて南アフリカの映画の舞台にもなったことがあるそう。1800年代半ばから続く歴史的価値のある農家をリフォームし、奥様のスーザンさんがラブリー&エレガントなインテリアでゲストをお迎えしている。テーブルに着くたびに感動するのは、お料理もさることながら、テーブルコーディネートの素晴らしさ。女性に例えるなら、いわゆる“クールビューティー”ではなく、ご本人同様 “ウォーム&キュート”とでも表現すべきなのか?「私は、これしかできないですもの…」とはにかみながら笑顔で答えるスーザンさんに、学ぶことはかなり多いのでは。心から「ありがとう!」の気持ちをきっと伝えたくなるはず。ディー・ハット・ゲストハウス( Die Gat Guest House ) 突然の「サプライズ・バースデーパーティー」企画にも快く応じて下さったのは、アートギャラリーも併設の町で人気のデリ・カフェのシェフ。地元のスパークリング・ワインと各自に用意されたシャボン玉でお祝い!店内にディスプレーされたアンティークのウェディング・ドレスやシューズなどがノスタルジック&ロマンティックな気分を誘う。お店の出入り口の壁に、手書きで記された「人生は美しい…今日を楽しもう。明日は必ずしも訪れるとは限らないのだから」そのフレーズがキュンと心に響いた。ある日の朝食に、南アフリカでは珍しくお粥が登場した。聞けば、マネージング・ディレクター 二―ル・エルス(Niel Els)氏(写真左)のさり気ない、ゲストへのおもてなしだと判明。偶然にも日本や中国といったアジアからのゲストが滞在していたからなのだそう。「昨晩、YouTubeとかいろいろレシピを調べて、生まれて初めてお粥にチャレンジしてみたんだけどね(笑)」 美味しさが倍増した気分!ターンベリー・ブティック・ホテル( Turnberry Boutique Hotel ) 南アフリカのグルメとして是非とも試してみたいのが、ワインとオーストリッチ。その2つの希望をかなえられ、なおかつ南アフリカのベスト10にランクインしているレストランが滞在先の近くにあると知り、早速ランチに出かけることにした。守護天使という意味のある「Jemima’s」(ジャマイマス)という名前も好感度大。この日は、お店のワインリストにもある地元のワイナリー「KARUSA」によるワインティスティングも体験することができ、かなり満足度数が高いひと時となる。「KARUSA」のワイン・テイスティングをした数種類の中でも、個人的に印象深いのはシャンパンと同じ製法によるスパークリングワイン。とりわけお天気の良いランチタイムには最高のマッチングかも。またヘルシー&ローカロリーと人気のオーストリッチのフィレ・ステーキも、好みのソースとの組み合わせを楽しめる。ゆったりとくつろげるシックで洗練された店内のインテリアも、ゲストをもてなす。ジャマイマス・レストラン( Jemima’s Reataurant ) カルサ・プレミアム・ワイナリー&クラフト・ブルワリー( KARUSA Premium Winery & Craft Brewery )取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月15日このところ日本からのハネムーナーも増えているという、ここ南アフリカ。そんなロマンチックな噂を耳にしながらプランした「南アフリカでかなえたい夢のリスト」。その項目をチェックしていると、動物にまつわるコトの多さにビックリ! やはり「サファリ」な気分は外せない。こうして毎朝、夜明け前にベッドから飛び起きて、その道のプロをナビゲーターに大草原へと繰り出す。その目的は一つ。夢の出会いを実現させるため。まずはオーストリッチ農園で有名な町、オーツホーンから7km離れた南アフリカ6番目の世界遺産「スワットバーグ山脈」のふもと、カンゴ・ヴァレーにある野生動物農場「ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」に向かった。5ヘクタールほどの泉に面して建ち並ぶ25棟のラグジュアリーなテント。そこがこのロッジの客室だ。水辺のタイプと丘の上のタイプの2種類あり、いずれもゆったりとリラックス気分にひたれるウッドデッキ付き。「大好きな人とヴァカンスで訪れたいなぁ…」そんな気持ちに誘われること確実かも。ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ( BUFFELSDRIFT Game Lodge ) 熟練のレンジャーがドライバーとガイドの二役で「ゲーム・ドライブ」に出発。広大なこの野生動物農場では、サファリで人気の「ビッグファイブ」中、ゾウ、サイ、バッファローの3種類をはじめ、キリン、カバ、スプリングボックス、そしてクドゥなど、自然の中でのびのびと過ごすお気に入りの動物に間近で出会えるかも。また日ごろ目にすることのない珍しい植物や、このエリアで確認されているという217種類ほどのバードウォッチングも楽しめる。この日のレンジャー、エホン(Ehon)さんと交わすさまざまなサファリ・トークも楽しい。 1日の始まりに、出会いの喜びをかみしめたいのが、なんともチャーミングなミーアキャットかも。軽くモーニング・コーヒーを味わった後、それぞれに折りたたみ椅子を持参し、大草原でミーアキャットの出現を待つ。1匹ずつ姿を現した瞬間の感動は今なお忘れられない。 2000ヘクタール以上ある大自然の中にたたずむドゥ・ゼィーコ・ゲスト・ファーム( De Zeekoe Guest Farm )では、長年のキャリアを持つガイドのデェヴィー・グリニスター(Devey Glinister)さんが、ミーアキャット・アドヴェンチャーズ( Meerkat Adventures )へと希望者をエスコートしてくれる。 動物が身近な存在の南アフリカで、一度はチャレンジしてみたいのが「ふれあいの時間」。たとえば、1日3食が日課のゾウに朝食用の野菜やフルーツを食べさせてみたり、ひざに座らせてもらう。あるいは馬に乗ってサファリを散策する…などなど、そのスタイルはさまざま。中でも「カンゴー野生動物園」での体験は、動物好きには絶好のチャンスとなりそう。なにしろ、いつも檻の外から見つめているだけのチーターや子供のトラなどの動物と、実際に触れることができるのだ。一般的にストレスフルな日々を送る人々にとって、ヒーリング効果もあると言われる「アニマル・セラピー」だが、さすがに南アフリカともなると、そのスケールの大きさに感動する。こうしたさまざまな早朝のアクティビティを十分満喫した後の朝食は、できればテラス席などのアウトドアで自然と向き合いつつ、ゆっくりと味わうのが南アフリカ的スタイルなのかもしれない。カンゴー野生動物園 CANGO WILDELIFE RANCH 公式サイト 取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト 撮影: 吉澤健太取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
2012年07月14日「南アフリカ発、世界的ファッションブランドのコレクションを彩るトリとは?」と質問されたなら、どんな答えが飛び出すか。「イーグル?」「ワシ?」…etc. 実はその正解がこの「リトル・カルー・マジック・トリップ」にあるという。というわけで早速、そんな彼らに出会うべくガーデンルートの中間地点、George(ジョージ)からOudtshoorn(オーツホーン)へと一時間ほど車を走らせる。果たしてそこで待ち受けていたのは… そう、あの世界1の体格を誇るトリとして有名な「オーストリッチ(日本では一般的に「ダチョウ」)だった。何しろここ、オーツホーンは世界最大のオーストリッチの生息地なのだそう。そしてウワサ通り、人間の背丈の2倍近くある巨大な彼ら。よってベビーはもとより、当然のことながらタマゴのサイズもスーパービック! 「この国旗の素材は何だろう?」 ― 答えは、カラフルにカラーリングされたオーストリッチのフェザー。思わず、「う~ん、ゴージャス!」とつぶやきそう。(「クライン・カルー社」にて)ニワトリのタマゴの24~5倍の重さがあるオーストリッチのタマゴ。おそらくどれほどのサイズか容易に想像つくのでは?この地にある4ヵ所の見学可能なダチョウ農園では、ダチョウに関するさまざまな知識を深めることができるほか、体験試乗やジョッキーによるダチョウレースも楽しい。ちなみにはるか昔の話では、エジプト人やローマ人の高貴な女性たちはセレモニーの際、オーストリッチに乗ったのだとか。(「サファリ」農園にて)エリザベス1世、マリー・アントワネット、そしてイヴ・サンローランにエルメス、ルイ・ヴィトンなどなど、時代を超えて受け継がれる「モードとしてのオーストリッチ」。その魅力はカラフルで美しいフェザーやドット柄風のレザーが、さまざまなファッションアイテムとして登場していることからもわかる。南アフリカが誇る最高の品質と技術で世界的にその名が知れた「KLEIN KAROO(クライン・カル―)社」を特別にご紹介。オーストリッチの羽根は左右対称のカタチから、古代エジプトにおいては「真実と公正」のシンボルだったこともあり、神話の神々やファラオの装飾品として使われてきた。またヴィクトリア朝時代からはファッションとしての役割も担い、帽子やストールなどさまざまなデザインに使用されている。いくつもの細分化されたプロセスを経て完成するオーストリッチのフェザー。静電気がおきるというフェザーの特性を活かし、パソコンやカメラのクリーナーとしても製品化されている。バリエーション豊富にカラーリングされるオーストリッチのフェザーやレザー。いずれも世界に名だたるファッション・メゾンなどへと羽ばたいていく。ちなみにオスの羽は、白い羽先と尾以外はすべてブラック。一方のメスは、クリームがかった白い羽先と尾以外はすべてグレーなのだそう。オリジナルのバッグやシューズ、アクセサリーほか、バリエーション豊富なクライン・カル―社のオーストリッチ・ブティック。この春、行なわれた南アフリカのオーストリッチとファッション・デザイナーを目指す日本の文化服装学院の学生たちに向けたデザイン・コンテストなど、さまざまなプロジェクトも要注目。オーツホーンで出会うオーストリッチをめぐる旅。そのスタイルは人それぞれ。たとえば、カラフルなフェザーでオリジナルアクセサリーを創作してみたり、あの大きなタマゴを購入して自作の「エッグ・アート」してみる、なんていうのも楽しいかもしれない。またヘルシー(低脂肪、低カロリー、低コレステロール、豊富なたんぱく質)と評判のオーストリッチ・メニューをレストランで味わってみるのもおススメ。「クライン・カルーへの旅(Journey to Kannaland(=Klein Karoo))」と題された地元の劇団「カンブロ・ディガーズ(Kambro Diggers)」によるミュージカル。歌ありダンスあり、さらにユーモアたっぷりに演じられるこの地の文化的歴史物語に触れる45分間の観劇もアイデアかも。もちろんキャストや小道具にオーストリッチはマスト・アイテム。旅の思い出に一度は乗ってみたいロバの馬車も、オーストリッチの羽根飾りでプチ・エレガントなコーディネートで登場するのが南アフリカ・スタイル。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト クライン・カルー・オーストリッチ・ブティック(KLEIN KAROO OSTRICH BOUTIQUE) 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月13日先頃、『南アフリカの国債は、「シティグループ世界国債インデックス」の組入要件を満たした』との発表がありました。同インデックスの組入要件は、「S&P社でA-、あるいはムーディーズ社でA3以上の格付を保有すること」、「当該国の債券時価総額がある程度大きいこと」、「市場参入の障壁がないこと」であり、今後、南アフリカの国債が継続して組入要件を維持した場合、2012年10月より同インデックスに採用される予定です。「シティグループ世界国債インデックス」は、世界全体の国債市場の動きを示す代表的な指数で、資産運用会社などをはじめ、世界の多くの金融機関がグローバル債券の運用を行なう際に運用成果の目安としている指数の一つです。日本では、同インデックスのうち日本を除いた指数が、公的年金や企業年金、投資信託などで幅広く利用されています。実際に南アフリカの国債が「シティグループ世界国債インデックス」に採用された場合、同インデックスを利用している投資家から、南アフリカの国債への資金流入や、それに伴なう南アフリカランドの上昇が期待されるうえ、南アフリカの認知度が向上するものとみられます。南アフリカは豊富な鉱物資源や活発な消費活動などから堅調な経済発展を遂げており、利回り水準も相対的に高いことから、南アフリカへの関心は高まると考えられます。足元では、南アフリカランドは資源国通貨のオーストラリアドルと比較してやや軟調となっていますが、「シティグループ世界国債インデックス」に採用される国は、投資家が「相対的に安心して投資できる国」と考えられることから、同インデックスへの採用は中長期的な南アフリカランドの押し上げ要因として注目されます。(※グラフ・データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年5月9日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日住信SBIネット銀行は16日、顧客の有効な資産運用先に好金利通貨として人気の高い南アフリカランドの定期預金に特別金利を適用する「南アフリカランド定期預金特別金利キャンペーン」を実施すると発表した。期間は6月3日預入れ手続き完了分まで。同キャンペーンは、満20歳以上の個人顧客と法人が対象で、南アフリカランド定期預金(3カ月もの、1年もの)に特別金利を適用する。特別金利は、3カ月もので今まで年4.346%(税引後年3.4768%)が年5.000%(税引後年4.0000%)に、1年もので年5.600%(税引後年4.4800%)が年6.000%(税引後年4.8000%)になる。期間中は預入金額に関わらず特別金利が適用する。例えば、10万南アフリカランドを3カ月もののキャンペーン定期預金に預入れの場合、3カ月後に得られる利息(税引後)は、10万南アフリカランド×年4.0%×3/12ヵ月(小数第3位切り捨て)で、約1,000南アフリカランドとなる(具体例は概算値。詳細は預入日、満期日等により異なり、1年を365日として日割り計算)。同行は、「顧客のレギュラーバンクを目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造に努める」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日近畿日本ツーリストと日本旅行はこのほど、国内パッケージツアー「き・ら・り 北海道」を共同商品として発売した。同ツアーは、「鉄道でゆっくりめぐる、滞在して楽しむ新しい旅」がテーマで、北海道を6つのエリアに分け、それぞれのエリア内で美しい自然や歴史、料理などをじっくりと楽しむ滞在型のツアー商品だ。現地では「本物志向」をコンセプトに、北海道でしか見られないものやできないこと、味わえないものなどに触れる。一例として、知床でのヒグマウォッチングクルーズや函館ハリストス正教会の特別拝観、地元の調理師からイカ料理を習う「いか&ガゴメ昆布クッキング」、地元画家が絵になる風景場所をご案内しスケッチ指導をする「地元画家と函館スケッチ散歩」などが用意されている。地元ガイドがその土地の歴史や文化を解説する町あるきコースも充実。なお、北海道までの移動には東北新幹線E5系や寝台特急北斗星などを使用。現地では新千歳空港や札幌駅からJR北海道を利用する。同ツアーの基本プランは2泊で、7泊8日まで延泊可能。出発日は4月27日から9月28日までの毎日。旅行代金は2万9,800円~(き・ら・りステイ札幌・小樽エリア、往復基本フライト、Aプラン2泊、1室4名以上利用の場合)。首都圏、中部、関西、九州、道内地区の両社直営店と提携販売店にて取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日2010年に開催されたFIFAワールドカップで世界中から注目を浴びた南アフリカ・ケープタウン。ヨハネスブルグに次ぐ南アフリカ第2の都市として観光を中心に栄え、喜望峰をはじめテーブルマウンテンなど豊かな大自然が広がる。また、ケープタウンの中心部にあるV&Aウォータフロントは、地元の人にも人気の一大ショッピングコンプレックス。ショップ約450軒にレストラン約80軒、ホテル10軒、さらには映画館や水族館、博物館などが集まる。そして、ケープタウンの東側一帯にはブドウ畑が広がっており、近年日本でも急激に知名度を上げている南アフリカワインの産地となっている。2004年、ユネスコ世界遺産に登録された「ケープ植物区系保護地域」。ケープ半島から東ケープ州西端まで約55万haの広大な地域一帯が同植物区となっており、その中に「カーステンボッシュ国立植物園」もある。528haの園内では国花プロテアやエリカといった珍しい品種を見ることができ、その他南アフリカの植物が固有種を含め7000種以上集められている。世界遺産の中にある植物園。なんとも珍しい。テーブルマウンテンの中腹に広がるこの植物園はその広大さにも驚くが、見たこともないような花々に囲まれ、1日いても飽きない。世界的に有名な観光地である喜望峰は、ケープタウンから車で1時間半ほどの場所にある。ここでちょっとしたトリビアを披露したいのだが、喜望峰は「アフリカ大陸最南端」ではない、ということ。正しくは「最南西端」。これ、意外と勘違いしている人も多いのではないだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日南アフリカ生まれのエイジレスビューティケア南アフリカ生まれの「エイジレスビューティ」を導くオーガニックコスメ「ボタニー(BOTANY)」が、2月29日よりアスプルンドからデビューする。植物の濃密な力が「あなたに宿る美を呼び覚ます」「ボタニー」は、アフリカの大地で力強く生長した「美の植物」の生命力や紫外線から自らを守る力、驚くべき保水力などを、独自のレシピにもとづき凝縮した、植物由来成分100%のオーガニックコスメ。崩れがちな美のサイクルを健やかに整え、「あなたに宿る美を呼び覚ます」という。商品ラインナップは、ボディオイル、ハンド&ボディローション、リップエマルジョン、アイ&リップクリーム、ボディクリーム。元の記事を読む
2012年02月10日22日、アフリカ民族会議において2012年までに国民健康保険制度を南アフリカ全国で展開するため全力で取り組むことが発表された。計画によるとその費用は1年目1280億ランド(約180億ドル)、2025年まで毎年3760億ランド(約555億ドル)かかると見込まれている。【image】erjkprunczyk’s photostream2012年より段階的に展開計画は14年にわたり段階的に行われるが、2012年に主に医療・健康状態が比較的悪い地域より展開していくそうだ。この国民健康保険制度は南アフリカ全国民が医療保険制度に加入することを目的としている。国民健康保険制度の強制加入は行わない予定南アフリカの医療保険制度は、主に公的保険と私的保険に分けられる。公的保険は、政府職員や国家機構、公立学校の職員に対する保険で強制的・相互扶助的な性質のものである。私的保険は民間企業職員に対する保険で任意加入のものである。国民健康保険制度は全国民をカバーするものの、この保険か他の保険に加入するかの選択権は国民に帰属させるという。
2010年09月26日現在南アフリカに滞在中のジョン・トラヴォルタ&ケリー・プレストン夫妻が、ネルソン・マンデラ・チルドレン基金に7万ランド(約910万ドル)を寄付した。ジョン・トラヴォルタはオーストラリアのカンタス航空のスポークスマンを務めており、W杯出場のオーストラリア・チームの応援のために夫妻は娘のエラも連れて南アフリカを訪問中。一家は同基金が支援している子供たちと面会した。支援を受けているのはストリート・チルドレンや難民の子供たち。基金では彼らのための児童病院をヨハネスブルグに建設することを計画中だ。子供たちはトラヴォルタ一家にドラム・コンサートや詩の朗読を披露し、トラヴォルタは子供たちと一緒にダンスしたという。トラヴォルタは「子供たちのおかげで謙虚でい続けられ、地に足をつけていられるのです」と、家族で暮らす大切さを語り、ほかのスターたちに向けてマンデラ・チルドレン基金への支援を訴えた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:パリより愛をこめて 2010年5月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP - M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS – APIPOULAÏ PROD■関連記事:47歳の夫人がおめでたか?トラヴォルタ夫妻が「新しい家族が増えます」と発表ジョナサン・リス=マイヤーズが空港で泥酔、UA機から搭乗を拒否される杉本彩玉置&青田は「結婚する必要はないんじゃない?」異色コンビがパリで巨大犯罪組織を追う『パリより愛をこめて』試写会に10組20名ご招待シャンゼリゼにレッドカーペット!J・トラヴォルタが最新作パリ・プレミアに登場!
2010年06月14日タレントの優木まおみが3月16日(火)、東京・千代田区の南アフリカ大使館で行われた映画『第9地区』(ニール・プロムカンプ監督)のイベントで、“南アフリカ講座”を受講した。同作は、南アフリカの難民キャンプを舞台に、難民として生きるエイリアンと人間との共同生活をドキュメンタリータッチで描いたSFドラマ。南アフリカ共和国に在住歴もあるジェトロアジア経済研究所地域センター長の平野克己さんが“講師”として来場。優木さんは、同国の印象は「2010年のサッカーワールドカップが開催されるということと、お酒が好きなのでワインが美味しい、というくらい」というビギナー。平野さんは「1994年に民主化がなされ、グローバリゼーションの波が訪れて経済が発達しているが、貧富の格差が激しく広がり恐らく世界一」、「成人男女の10人に4人が失業」、「エンターテイメント産業が発達していて、“サウスアメリカンドリーム”という言葉があるほどそれで成功を目指す若者が多い」などと解説。優木さんは「エンターテイメント産業が発達しているのに失業率が高いのはなぜ?」と熱心に質問し「グローバリズムが広がったところには、両極端なものが必ずある」との回答に、興味津々な表情で頷いた。一方、若いカップルが旅行するおススメのデートコースについて、平野さんは「インド洋と大西洋という2つの海に接しており、クジラなどが見られます。やっぱり都市より田舎。治安もいいですし。生物の多様性は世界一と言われているくらいですから、すごい種類の植物が見られますよ」と笑顔。優木さんは「ホエールウオッチングしたいです。アメリカ、ハワイでしたことがあるんですけど、すごく遠くに小さくしか見られなかったので」と南アフリカのネイチャーデートに思いを馳せていた。『第9地区』は4月10日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Tominaga)■関連作品:第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.■関連記事:お味はどれが一番?アカデミー賞ノミネート作品にちなんだメニューの数々を公開決戦を前に意外にも和気あいあい。オスカー候補者が勢ぞろいの昼食会開催アカデミー賞候補が決定!キャメロンVSビグローの元夫婦が最多9部門で対決徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表に小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目
2010年03月16日先日より公開され、多くの絶賛の声が上がっている『インビクタス/負けざる者たち』。本作でネルソン・マンデラ南アフリカ大統領(1995年当時を演じ、まもなく発表される第82回アカデミー賞で主演男優賞候補に名を連ねているモーガン・フリーマンが、南アフリカでの本作の公開に合わせ、昨年12月に当地を訪れた際の様子を収めた特別映像が到着した。南アフリカの人々の「おかえりなさい」という温かい声に迎えられたモーガンは、首都・ヨハネスブルク、第2の都市・ダーバン、そして、マンデラがかつて幽閉されていたロベン監獄島があるケープタウンなどを訪問。各地で開催された本作の上映イベントには、劇中で描かれる、南アフリカで開催された1995年のラグビーワールドカップの代表チームの元メンバーたちも訪れ、映画、そしてモーガンに対する賛辞を口にする姿が見られた。ある上映会では満場の拍手に対しモーガンは「みなさんからの拍手は私へのものではなく、私たち全員へのものだと受け止めています」と語りかけ、会場をさらに大きな拍手と歓声が沸き起こっていた。さらに現地でモーガンは、マンデラの孫との対面も果たした。翻って日本では、“政治とカネ”の問題など、長きにわたる国民の政治不信などが取りざたされているが、“事業仕分け”などで一躍、時の人となった民主党の蓮舫議員が本作を鑑賞。自身のTwitter上で「すごい、すごい、すごい!(中略)もう一回観に行こう!」とつぶやくなど、ジワジワと日本の政治家にも影響を与えているのかも?本作の劇中の数々の台詞や登場人物たちの行動には、強く心打たれるが、今回届いた映像の中でモーガンが、マンデラの家族が、元代表メンバーが、そして観衆たちが語る言葉もまた、見る者の心に深く突き刺さること間違いなし!映画を観る前にまずこちらをチェック!『インビクタス/負けざる者たち』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連記事:NAACP(全国有色人種向上協会)イメージ・アワードで『プレシャス』6冠!就活に効能アリ?『インビクタス』学生座談会で熱い意見続出【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点バッシングにも“不屈”内藤大助「ネルソン・マンデラと比べれば俺なんかまだまだ」
2010年03月05日