女優のリンジー・ローハンが、米ドナルド・トランプ大統領への非難を止めるよう呼びかけている。トランプ氏は先日、難病を患うイギリス人男児チャーリー・ガード君についてCNNニュースチャンネルで発言したことを受けて、SNSで批判的なコメントが殺到。しかし、これに対しあるツイッターのユーザーは、トランプ氏がチャーリー君を助けるために全面的に協力することが書かれた記事の写真を投稿し、「これこそまさに本物の大統領の男がやることだ」と、トランプ氏を攻撃する人々に対して苦言を呈した。するとリンジーは、このユーザーのツイートに対し「これこそ私達の大統領よ。彼をいじめるのは止めて、信じるべきよ。彼を応援してくれてありがとう」とリツイートしたのだ。さらにリンジーは、トランプ氏の家族のことも賞賛しており、アメリカ国民は彼らに対して悪口を言うべきではないと続けている。一方で2004年にトランプ氏は「トラブルメーカーは床上手である」ことから、リンジーは「間違いなく床上手だ」と冗談交じりに発言していたこともあった。そんな失礼な冗談を言われたリンジーではあるものの、今年始めからトランプ氏の事を賞賛し人々にサポートするよう呼びかけ続けている。(C)BANG Media International
2017年07月07日アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』の続編となる『不都合な真実2:放置された地球』。この度、本作から我々へ警笛を鳴らす、目を背けずにはいられない特報映像と、本ポスタービジュアルが公開された。第79回アカデミー賞にて、長編ドキュメンタリー賞と歌曲賞の2部門を受賞したドキュメンタリー作品『不都合な真実』。また、アル・ゴアは地球環境問題啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を授与され、映画はドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットを記録。その10年ぶりに製作された第2弾が、本作『不都合な真実2:放置された地球』だ。到着した特報映像では、数々の報道番組でもナレーションを務め、本年度の声優アワードで助演男優賞を受賞した声優界の重鎮、大塚芳忠のナレーションで進められていく。氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など地球温暖化の影響により起こる様々な異常気象が発生する現状に対し、「地球が悲鳴を上げている!もう限界なんだ!」と声を荒げるアル・ゴア。その一方で、映像ラストでは「地球温暖化が必要だ!寒すぎる!」と訴える米大統領ドナルド・トランプの姿も映し出され、シリアスな中にも皮肉がたっぷり込められた映像に仕上がっている。米国によるパリ協定の離脱が発表され、同盟国や米経済界などで波紋が広がる中、トランプの決断に対しアル・ゴアは「無謀で全く擁護できない行動」と一蹴。「これにより、世界の中での米国の立場は弱まり、限られた時間の中で気候問題を解決することが危ぶまれます」と警笛を鳴らし、「今回のトランプ大統領の決断は、多くの米国人が望んでいる結果とは異なりますが、彼が何をしようとも、我々のこの革命は続きます」と声明を発表、改めて地球環境問題解決への取り組みに対する確固たる決意を表明した。また、ボニー・コーエンとジョン・シェンク監督もまた、今回の決断に対し「非常にショックを受けるとともに失望しています」と声明を発表。本作について「当時パリ協定を実現させるために裏で奔走した人々の努力や情熱が描かれています」と語り、「トランプ大統領が世界に対する米国の貢献を邪魔するのであれば、我々ひとりひとりがこの地球のために立ち上がろうではありませんか」と訴えかけている。『不都合な真実2:放置された地球』は2017年秋、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月29日『キャリー』『シャイニング』などで有名な作家のスティーヴン・キングが、「トランプ大統領が僕をブロックしてツイートを読めなくした。死ななきゃいけないってことかもな」と“いじけ”ツイートをした。幸いなことに、そのツイートを見た「ハリー・ポッター」シリーズのJ.K.ローリングは「私はまだ彼のツイートにアクセスできるから、あなたにDM(ダイレクトメッセージ)で送りますよ」とキングに手を差し伸べた。これに対し、キングは「ありがとう。でもただのいたずらかもしれない。どっちでも別にいいけどね。(副大統領の)ペンスのはいつでも見られるだろうし。ははは」とお礼を述べた。この時点では自分が本当にトランプ大統領にブロックされたのか、単なるいたずらなのか半信半疑の様子だったキングだが、その後のツイートで「やっぱりブロックされた。トランプがいない荒れ地に追いやられたよ」とブロックされたことを強調した。キングはアンチ・トランプ派で、昨年のアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利を収めた翌日に、「もう本をお勧めしたり、政治について語ったり、愛犬の楽しい写真を載せることも止める!」とツイッターの休止宣言。その数週間後には再びツイッターに戻ってくるも、トランプ大統領への批判ツイートを繰り返していた。(Hiromi Kaku)
2017年06月14日今年、ドラマ「Atlanta」(原題)でゴールデングローブ主演男優賞と作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を獲得したドナルド・グローヴァーが、「デッドプール」のアニメドラマを製作することが明らかになった。弟のステファンとともに製作総指揮と脚本を担当するという。ラッパー、コメディアン、俳優、脚本家、監督など多彩な才能の持ち主で、近年活躍が目覚ましいドナルド。アニメの「スパイダーマン」の声優を務めた過去や、まもなく公開される『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するなど、マーベルとのつながりも深い。マーベルコミックスの「デッドプール」の原作者、ロバート・ライフェルドはインスタグラムでアニメ化への喜びを爆発させている。「僕が秘密を守れないなんて言わせないよ!だって、僕はこのことを12か月間も内緒にしていたんだから。(今年1月に開催された)ゴールデン・グローブ賞では、ドナルドに大急ぎで駆け寄って、彼がアニメをプロデュースしてくれることがとてもうれしいと伝えたんだ。大興奮さ!」。「大人向けのアニメコメディ」になるという「デッドプール」のアニメは、2018年に全10話がリリース予定。正式なタイトルとボイスキャストはまだ発表されていない。So hopefully this picture makes even much more sense now!! Don't ever let it be said I can't keep a secret as I've known about this cartoon for 12 months! On Golden Globes night I raced over to Donald to tell him how thrilled I was that he was producing Deadpool! SO EXCITING! Pinch me!! Congrats FX , Marvel and Donald Glover! #robliefeld #deadpool #xforce #marvel #donaldglover #atlanta #robliefeldcreationsRobertLiefeldさん(@robliefeld)がシェアした投稿 - 2017 5月 10 9:10午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月12日長年、ハリウッドの美しい女優たちは女性たちの“整形”に多大なインスピレーションを与えてきた。しかし、ドナルド・トランプ氏が米大統領になってから、整形市場で人気を集めるのは女優ではなく、娘のイヴァンカさんだという。「The Plastic Surgery Clinic」の医療部長を務めるフランク・リスタ医師は、このトレンドの変化に理解を示す。「彼女はとても美しいし、クラシックな容貌でもありますからね」。少し前までは「キム・カーダシアンの唇にして!」と頼むクライアントばかりだったのに、「何をするにしても、ああいう風にはしないで」と現在ではキム風の容貌の人気はダダ下がり。ただし、20代の女性には、キムの妹カイリーの唇がいまだに人気があるそうだ。ニューヨークの整形外科医シャロン・ギース氏は「最近の30代から40代半ばの女性は、イヴァンカさんのように柔らかく、クラシックなスタイルを求める傾向にあります」と語る。この年代の女性は、年齢に合った美しさを求めるようになっていて、まさに35歳らしい美しさを醸し出しているイヴァンカさんは、彼女たちの憧れの存在として人気を得ている。ガブリエル・チウ医師のもとには「イヴァンカさんの顔そのものにしてほしい」とリクエストする顧客も多いようだが、イヴァンカさんの特徴であるふっくらした頬に憧れてボトックスや皮膚充填剤を入れ過ぎてしまうと「猫のような顔つきになってしまう」と注意を呼び掛けている。(Hiromi Kaku)
2017年05月10日アメリカの大統領選挙では、必ず予期しない大きな出来事がある。しかし、2016年の大統領選ほど「前代未聞」という表現が似合う選挙はなかった。トランプの当選である。 トランプは「とてもひどい」などといった小学校で学ぶ程度の単純な語彙だけを使ってオバマ大統領をけなし、ライバル候補を揶揄し、マイノリティや移民を非難して群衆を湧かせた。 なぜトランプは支持されたのか?主な支持層である地方の白人労働者の怒りや不信感の実態を、当事者が初めて語る。 ※ 私は「ラストベルト(さびついた工業地帯)」と呼ばれる一帯に位置する、オハイオ州の鉄鋼業の町で貧しい子ども時代を送った。記憶をどれだけさかのぼってみても、当時から現在にいたるまで、その町は、仕事も希望も失われた地方都市であることに変わりはない。 控えめに言っても、私と両親との関係はかなり複雑だった。一方の親は、私が生まれてからずっと薬物依存症と闘っている。私を育ててくれた祖父母はどちらも高校を卒業しておらず、カレッジを卒業した親類もほとんどいない。 統計資料によれば、私のような境遇に育った子どもは、運がよければ公的扶助を受けずにすむが、運が悪ければヘロインの過剰摂取で命を落とす。昨年、私の故郷の小さな町で何人もが亡くなったように。 私自身も、将来に望みのない子どものひとりだった。高校では落第しかけ、この町では誰もが抱く、怒りやいらだちに屈しかけていた――。 私は1984年の夏の終わり、オハイオ州のミドルタウンで生まれた。この町には製鉄企業「アームコ」があり、祖母がよく言っていたように、「アームコがこの町をつくった」。 実際、町のまともな公園や施設は、多くがアームコの資金でつくられた。主要な地域組織では、役員にアームコの関係者が名を連ね、アームコは学校に資金援助もしていた。それに、ミドルタウンの住民が何千人も雇用され、私の祖父のように、学校教育を受けていない人でも、かなりの給料をもらっていた。 1980年代のミドルタウンには、とても美しい自慢の市街地があった。にぎやかなショッピングセンターや、第二次世界大戦前から続くレストランがあり、製鋼所でのきつい一日を終えた祖父のような人たちが集い、ビールを一杯(あるいは何杯も)引っかけられるバーもいくつかあった。 だが、いまやショッピングセンターのほとんどは空き店舗になっていて、最後に見たときにはハンバーガー店とディスカウント食料品店、バイキング形式の中華料理店があるだけだった。この光景はめずらしいものではない。 ミドルタウンの市街地は、アメリカの産業の過去の栄光を示す遺物になりはてたのだ。市街地の中心部、つまりセントラル・アヴェニューとメイン・ストリートが交差するところですら、窓ガラスが割られた廃店舗が列をなしている。 目抜き通りからほど近いところに、ソーグ家の屋敷がある。ソーグ家は19世紀にさかのぼる有力で裕福な一族で、ミドルタウンで大きな製紙工場を経営していた。かなりの額を町に寄付し、地元のオペラハウスには一族にちなんだ名がつけられているほどだ。ミドルタウンがアームコを誘致できるほど立派な町になったのも、ソーグ家のおかげだといえる。 ソーグ家の屋敷は、文字どおりメイン・ストリートに面している。同じ通り沿いには、その昔、ミドルタウンの全盛期に富裕層が住んでいた、ぜいたくな家がずらりと並んでいるが、そのほとんどが朽ち果てている。いまでも使われている建物といえば、ミドルタウンの最貧困層用に、建物のなかを区切って共同住宅にしたものばかり。 ここは、かつてはミドルタウンが誇る通りだったが、いまや薬物依存者と売人の待ち合わせ場所になった。暗くなったら近づかないほうがいい。このような変化は、貧困地域に住む白人労働者階層の数が増加したことによる。1970年には、白人の子どもの25%が、貧困地域に住んでいた。それが2000年には40%にまで上昇した。いまは、ほぼ確実にさらに高くなっているだろう。 歴代の市長たちは、ミドルタウンの市街地を再生しようと試みてきたが、むなしい努力に終わっている。再生の取り組みは、いつだって無駄な努力だった、と私は思う。人々が去っていくのは、市街地におしゃれな文化的スポットがないからではない。ミドルタウンには、消費者が十分にいないから、おしゃれな文化的スポットのほうが去っていくのだ。ではなぜ、金払いのよい消費者がいないのか。消費者を雇用するだけの仕事がないからだ。 私は白人にはちがいないが、自分がアメリカ北東部のいわゆる「WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)」に属する人間だと思ったことはない。 そのかわりに、「スコッツ=アイリッシュ」の家系に属し、大学を卒業せずに労働者階層の一員として働く白人アメリカ人のひとりだと見なしている。そうした人たちにとって、貧困は、代々伝わる伝統といえる。 先祖は南部の奴隷経済時代に日雇い労働者として働き、その後はシェアクロッパー(物納小作人)、続いて炭鉱労働者になった。近年では、機械工や工場労働者として生計を立てている。 アメリカ社会では、彼らは「ヒルビリー(田舎者)」「レッドネック(首すじが赤く日焼けした白人労働者)」「ホワイト・トラッシュ(白いゴミ)」と呼ばれている。こうした貧困に沈む白人たちが、トランプ大統領を支持したのだ。 ※ 以上、『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち』から引用しました。
2017年04月01日先のアメリカ大統領選で、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの戦いが、色濃く刻んでしまった米社会の“分断”。もともと存在していたものが、選挙をきっかけに露呈したに過ぎないとは思いますが、この映画を観ると、この国が辿ってきた人種にまつわる歴史の一端がよくわかります。映画『ラビング愛という名前のふたり』は、1967年、米国の結婚に関する法律を変えたある夫婦の真実の物語。バージニア州に暮らす勤勉なレンガ職人のリチャードとその妻ミルドレッドは、つつましくも幸せに暮らしていました。ところがある日、逮捕されてしまいます。罪状は、異人種間の結婚。夫は白人、妻は黒人。2人が愛し合い、その末に結ばれたことが罪として告発されたのです。なぜなら1958年当時のバージニアでは、それが理不尽にも認められていなかったから。2人は結婚を認めてくれるワシントンD.C.に赴いて宣誓をしたものの、結婚生活すら故郷で送ることは許されず、罪人となってしまったのです。25年間、一緒に故郷に戻ることを許さないという判決により、家族や友人と離ればなれになってしまう2人。映画では、その2人による静かなる戦いと、1967年にやっと法改正という勝利を勝ち取るまでを描いています。驚くべきは、2人が声高に権利を叫ぶ活動家だったわけではなく、控えめで物静かな一市民だということ。知識も欲もないために、人権を侵害されたり、利用されたりしそうになりながらも、彼らはどんなときでも互いを“愛し抜く”という姿勢だけで、人間として最も基本的な権利のひとつを勝ち取りました。まさに、“Loving”という名にふさわしい2人なのです。控えめで物静かというラビング夫妻の様子はその生活ぶり、特に服装からも見て取れます。メディアのインタビューを受けるときも、記者会見に臨むときも、着飾ったりせず、いつもの自分たちらしさを失いません。それは、簡素だけれど、清潔感に満ちていて誠実な人柄がにじみ出る服装。人間は、どうしても自分をよく見せようと思いがちですが、その姿からは、彼らが望むものが、名声でも周囲からの尊敬でもなく、ただ単に愛する者たちとの穏やかな暮らしであることがよくわかるのです。ラビング夫妻の訴えをきっかけに、1967年6月12日に最高裁判所は、すべての異人種間結婚禁止法が違憲であるとの判決を下しました。いまではこの日が、“Loving Day”という記念日になっているそうですが、夫に先立たれた後も、妻のミルドレッドは英雄視されることを嫌って静かに暮らしていたとか。社会のためでなく、使命感でもなく、ただ愛する人と一緒にいたい、そんな世にも純粋な愛が源だからこそ、戦い抜けたのかもしれませんね。あんなことも、こんなこともある世界ですが、やはり偉大な愛をもってすれば、世の中なんとかなるのではないか、そんな希望を感じさせてくれる作品です。(text:June Makiguchi)■関連作品:マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2015 Lily Harding Pictures, LLC All Rights Reserved. (C) on Pack, Hall Monitor Inc.ラビング愛という名前のふたり 2017年3月3日よりTOHOシネマズ、シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月11日写真はMANSION GLOBALのスクリーンショットです ドナルド・トランプが大統領に就任してから約2カ月。ホワイトハウスに居を構えるまで、大統領一家がメインの住居としていたニューヨークのトランプ・タワーは、過剰なまでに厳戒な警備が敷かれたり、反トランプ派のデモ隊が集まったりと益々注目を浴びている。そんなトランプ・タワーのアパートメントの一室に、トランプ大統領誕生後、初めての空き室が出た。 階数は不明だが、写真では窓の外に建物が写り込んでいるため、それほど高層階ではないようだ。間取りは1LDKで、気になるお値段は219万ドル(約2億5200万円)だ。不動産情報サイト「MANSION GLOBAL」によると、売り主はジュリア・コーガンという女性。ウクライナのオデッサに本社を置く海運大手カールバイ・グループの共同創業者ボリス・コーガンの家族とみられる。 カールバイは、主にロシアの武器や軍装備を世界各国に運搬している。一般貨物やロケットも扱っており、顧客には、米海軍やNASAも含まれるという。ボリス・コーガンはロシア国営の産業コーンソーシアムが出資する「RT Logistika」という企業の取締役も務めており、彼の同僚にはロシアの軍当局者の大物が名を連ねている。中には、プーチン大統領の側近も含まれているという。 ちなみに、ジュリア・コーガンが2012年にこの部屋を購入したときの価格は195万ドル(2億2500万円)だったそうだ。
2017年03月10日ビヨンセ、レナ・ダナム、ケイトリン・ジェンナーらアメリカのスターたちが、ドナルド・トランプ大統領によるトランスジェンダー保護政策撤回に苦言を呈している。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの学生たちが公立の学校でトイレや更衣室を自分の意思で選ぶことができる政策を、その決定はそれぞれの州や学校が独自に決断すべきであるとしてトランプ大統領が撤回したことを受け、多くのセレブたちが「若いトランスジェンダーの人々を守る」ための支援を呼びかけている。性的思考、性同一性、ジェンダーの表現に対する差別やいやがらせ、いじめを撲滅するために活動している団体GLSENのホームページのリンクとともにビヨンセは「LGBTQの学生たちは、私たちが応援してるってことを知ってほしいわ」と温かいコメントを投稿している。また、『GIRLS/ガールズ』のクリエーターとして知られるレナは、ホームレスや危険にさらされているLGBTの若い人々の支援を行うデトロイトの施設ザ・ルース・エリス・センターへ募金を行う呼びかけを行っている。その一方で、米共和党の支持者であるケイトリンも、この決断に対しては批判のコメントをツイッターに投稿した。そのほかにも、エミー・ロッサム、エレン・ペイジ、ブリー・ラーソン、ケイティ・ペリーらも怒りのコメントとともにトランスジェンダーの人々をサポートするメッセージをソーシャルメディアに投稿している。(C)BANG Media International
2017年02月25日(C)DEADLINEショウビズ界で目覚ましい活躍をした著名人に贈られるハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星。ずらりと並ぶ星の中に、トランプ大統領の名も刻まれている。ミス・ユニバース機構の単独出資者として様々なメディア展開を行ったり、リアリティー番組『アプレンティス』へ出演したりと、大統領選出馬前はテレビ業界で大きな存在感を放っていた。 昨年10月、このトランプ氏の星をツルハシで滅多打ちにする男の映像がネット上に流れた。ジェイミー・オーティスという名のこの男は、地面から取り出した星のエンブレムをオークションにかけ、売上金をトランプ氏のセクハラ被害に遭った女性たちのために遣うつもりだと話していた。 オーティスの公判が21日に結審し、器物破損による有罪と3年の執行猶予が言い渡された。弁護人によるとオーティスは不抗争の答弁を行い、損害賠償及び弁護士費用として4,400ドル(約50万円)の支払いと、20日間の社会奉仕活動を受け入れた。
2017年02月22日『写真・AFLO』 暴言、豪腕に世界各国の首脳の頭痛の種となっているのが、ドナルド・トランプ米国大統領(70)。「何だか品が……」と眉をひそめる女性が多いというだけでも、前代未聞の米国大統領。事実、トランプ大統領のお下劣エピソードは枚挙にいとまがない。 そこで、在米ジャーナリストの飯塚真紀子さん、国際経営コンサルタントの植山周一郎さんらの証言、現地メディア報道等を基に、その人物像を追った! ■変人すぎる日常編 ’46年、トランプはニューヨーク市のクイーンズ地区に生まれた。父親は不動産業で財を成し、裕福な家庭に育った。現在、総資産37億ドル(約3,800億円)、’16年の米国長者番付で156位になったというベリーリッチマン。規格外の人生を歩んでいるトランプのこだわりが強すぎる日常を見てみよう。 【お下劣エピソード1】できるだけ一日を早くスタートしたいと、起床時間は朝4時とも、朝5時30分ともいわれている。朝食はとらず、朝の日課はまずヘアスタイルを整えるところから始まり、続いて新聞をチェック。しかし読むのはニュースというより、自分自身を伝える記事ばかりとか。 【お下劣エピソード2】ジャンクフード好きともいわれているが、以前、「ダイエットコーラを飲んでいて、やせる人はいない」とツイッターでつぶやき、コカ・コーラ社の会長が不快感を示したという。ところがトランプはさらにツイッターで「だが、それでも私はあのゴミを飲み続ける」と毒舌で切り返した。 【お下劣エピソード3】’82年に兄をアルコール依存症で亡くした経験から、トランプは43歳から一切酒を飲まず、たばこもコーヒーも好まない。 「そのわりには’05年に『トランプ・ウォッカ』を発売。しかし’11年に販売不振で生産中止になっています」(飯塚さん) 【お下劣エピソード4】極度の潔癖性。極力握手を避け、サインをするそう。エレベーターのボタンを押すのもためらい、コップに口をつけるのが嫌なのか、ストローを使用。ピザも手づかみではなくフォークで食べる。ところが、’05年にテレビで「美女にはキスをし始めちゃうんだ。我慢なんてしないよ」と告白。本当に潔癖性!? 【お下劣エピソード5】芸能人好きのミーハー気質もあり。自身が所有するカジノのオープン時にはアンドレ・ザ・ジャイアント対ハルク・ホーガンの試合をセッティング。 「42歳の誕生日パーティに出席すると、ジャネット・ジャクソンが来ていました」(植山さん) ■醜聞・艶聞女性編 ’89年にはテニスプレーヤーのガブリエラ・サバティーニ、’91年にはフランスのサルコジ元大統領の別れた妻で、女優のカーラ・ブルーニと浮き名を流したトランプ。 【お下劣エピソード6】ダイアナ元妃とマライヤ・キャリーに対しては「エッチしたい!」と……。70歳を前に「オレにバイアグラは必要ねぇ!」とトランプ砲を炸裂させている。 【お下劣エピソード7】大統領選挙中も、遊説先で娘のイヴァンカを指し「オレの娘、いいカラダしているだろう」と豪語。さらに「父親じゃなかったら、付き合っているよ」とキモすぎる発言もあったという。 【お下劣エピソード8】’08年までに浮き名を流した女性は、平均26歳も年下という調査も。しかも共通するのは“巨乳”だとか。メラニア夫人と結婚したとき、ある友人に「彼女が負傷し、顔に大けがをしても一緒にいる?」と聞かれると、「バストはどうなっている?バストが無事なら、問題ない」と答えたという。 【お下劣エピソード9】最初の妻・イヴァナさんと結婚するときに、夫婦以外の異性との肉体関係を認め合う“オープンマリッジ”を提案したトランプ。だが即座に断られると「胸が小さい」と不満を言って、妻に豊胸手術を受けさせたそう。 【お下劣エピソード10】2人目の妻が同席したインタビューで「デート相手の女性には用心のためにHIVの検査を求めている」と発言。しかも「いろんな検査を2回ずつ試す」と念の入りようを語った。 素顔を追うごとに、“不快”で“幼稚”な本性があぶりだされるトランプ大統領。こんな男とニコニコ握手して、安倍首相!本当に大丈夫?
2017年02月17日『写真・AFLO』 暴言、豪腕に世界各国の首脳の頭痛の種となっているのが、ドナルド・トランプ米国大統領(70)。「何だか品が……」と眉をひそめる女性が多いというだけでも、前代未聞の米国大統領。事実、トランプ大統領のお下劣エピソードは枚挙にいとまがない。 そこで、国際ジャーナリストの小西克哉さん、大野和基さん、在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんらの証言、現地メディア報道等を基に、その人物像を追った! ■甘やかされた生い立ち編 ’46年、トランプはニューヨーク市のクイーンズ地区に生まれた。父親は不動産業で財を成し、裕福な家庭に育った。生家は’08年時点で78万ドル(約7,800万円)の価値だったが、トランプ大統領誕生で10倍の値がついたという。 【お下劣エピソード1】小学生時代から「手に負えない子どもだった」と教師が嘆くほど。小2のとき、自分の気に入らない音楽の先生を殴って、目にあざを作った。 【お下劣エピソード2】父・フレッドは厳しくトランプを育てようと新聞配達をさせたが、雨の日はキャデラックに乗せて配達させるという甘やかしぶりだった。 【お下劣エピソード3】地下鉄の無賃乗車を繰り返し、ナイフ収集に精を出す悪童ぶりを見かねた両親。トランプ少年は全寮制の軍隊学校に編入させられた。 「ところが攻撃的な態度が増長の一途。校内では見せびらかすようにゴージャスな美女を連れていたそうです」(大野さん) 【お下劣エピソード4】’75年に独立し、ブルックリンで不動産業を始めるにあたり、「父から少額の融資を受けた」と語ったトランプ。“少額”と言っているものの、その額、1,400万ドル(当時のレートで約42億円)だったとか! 【お下劣エピソード5】世話になった父が認知症になったとき、「遺産はすべてオレのもの」と無理やり、遺言を書き換えさせた疑惑も。 「甥と姪から訴えられています。その後、和解したようですが、訴訟に腹を立てたトランプは、甥の病気の子どもの医療費を支払うという、以前からの約束を放棄してしまいました」(大野さん) ■剛腕ビジネスマン編 父の元で不動産会社を成長させたトランプ。自身の名を冠したニューヨーク5番街の「トランプ・タワー」は、スティーブン・スピルバーグ、ブルース・ウィリスも住むセレブビルだ。 【お下劣エピソード6】「低賃金の移民が、アメリカ人の仕事を奪っている」と声を上げるトランプだが、トランプ・ブランドを立ち上げ、販売していたシャツやネクタイ、スーツは中国製。 「トランプ・タワーを建設する際も、工事現場では安い賃金で働くポーランドからの移民を多く雇ったといいます」(小西さん) 【お下劣エピソード7】’05年、不動産開発の極意を伝授する「トランプ大学」を設立。トランプの経営が学べるとあって、3万5,000ドル(約400万円)を支払って受講した学生もいたが--。 「ふたを開けたら、公立図書館にある本に書かれているような内容。学生から苦情が殺到しました」(飯塚さん) 結局、’10年には閉校。関連する訴訟はトランプが2,500万ドル(約27億5,000万円)支払い、’16年に和解合意となった。 ■ベリーリッチ編 トランプは現在、総資産37億ドル(約3,800億円)、’16年の米国長者番付で156位になったというベリーリッチマンだ。先週、日米首脳会議が行われた、フロリダのパームビーチにある別荘は’85年に10億円で購入したもの。126部屋とプールのある大豪邸である。 【お下劣エピソード8】昨年のトランプの収入は5億ドル(約550億円)もあったのに、寄付は大嫌いという。 「慈善事業へ100億円以上の寄付を公表しましたが、後に一銭も支払っていないことが判明しました」(大野さん) 【お下劣エピソード9】愛機はボーイング757の特別仕様。ロールスロイス社のエンジンを搭載し、シートベルトなどの機内の金具には純金を使用。椅子やクッションにはトランプ家の紋章が。 【お下劣エピソード10】メラニア夫人にプロポーズした際、エメラルドカットされた15カラットの、英国ブランドのダイヤをプレゼント。結婚式では、1,500個のクリスタルを使用した10万ドル(約1,100万円)のディオール(フランス)のドレスを贈ったという。アメリカファーストではなかった!?
2017年02月17日昨年12月にはニューヨークのトランプ・タワーで面会するなど、ドナルド・トランプ大統領支持派の1人だったカニエ・ウェストが、ツイッターのアカウントから大統領に関するつぶやきを削除した。カニエは昨年11月、大統領に当選したトランプ氏の支持を表明、翌月13日(現地時間)にはニューヨークのトランプ・タワーまで出向いて、トランプ氏と会談。ロビーにツーショットで現れ、トランプ氏はカニエのことを「長年の友人同士」と話した。カニエはその後、「様々な文化の問題を話し合うために会いたかった」「未来の大統領と直接コミュニケーションをとることは重要だ」とツイートしていた。だが、6日までに、昨年12月の会談に関するつぶやきが削除されていたことがわかった。先月20日の就任以来、イスラム教徒の多い7か国からの入国の一時的禁止を始め、次々と出される大統領令の内容にカニエは腹を立てているからだと「TMZ.com」は報じている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月08日俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが、トランプ米大統領に仕事を交換しようと提案した。トランプ大統領は、自身がホストを務めていた『セレブリティ・アプレンティス』の後任にシュワルツェネッガーがついて以来、視聴率が下がったと何度もこき下ろしており、2日にワシントンで開かれた宗教関係者との朝食会のスピーチでも、アーノルドのために祈りを捧げるよう人々に呼びかけていた。「私たちは『アプレンティス』で莫大な成功を収めてたよ。でも私が大統領選に出馬することになった時、番組を辞めなくてはいけなくなったんだ。それで番組側は超大物映画スターのアーノルド・シュワルツェネッガーに私の代わりを頼んだわけだけど、その結果はみなさんご存じの通りさ」「視聴率はすっかり落ち込んだよ。ひどい事態になっているから、(製作総指揮の)マーク(バーネット)は今後2度とトランプに反対することはないだろうね。私はアーノルドのために祈りを捧げたいね。この視聴率が上がるようにさ。できることなら皆さんで。いいかい?」これを受け、元カリフォルニア州知事でもあるシュワルツェネッガーは、ネットに投稿した動画でトランプ大統領に仕事を交換することを提案した。「ヘイ、ドナルド。いいアイデアがあるよ。僕らが仕事を交換したらどうだい? 君は視聴率を稼ぐのが得意みたいだから君がテレビの番組をやって、僕が君の仕事をやるよ。そうしたらみんなやっとまた安心して眠れるようになるだろ」2011年まで8年間に渡ってカリフォルニア州知事を務めていたシュワルツェネッガーは以前、自身がアメリカ人で大統領選に出馬する資格を満たしていたのなら、共和党の候補者に立候補していたと発言していたこともあった。(C)BANG Media International
2017年02月06日イスラム圏の7か国からのアメリカ入国を禁止するというトランプ大統領の大統領令に、セレブが猛反発。中でもアシュトン・カッチャーは怒り心頭のようだ。アシュトンはツイッターで「僕の妻は冷戦のさなかに難民ビザでこの国にやってきたんだ。いま、はらわたが煮えくり返っているよ」と激怒。幼い頃にウクライナから難民ビザでアメリカに移住した妻のミラ・クニスを想うと、アシュトンにとって難民規制は他人事ではないということらしい。「国境を守ることは大事だ。安全や治安を追求することもね。でも、敬意をもって行わなければ。僕たちはアメリカ人なのだから」とトランプ大統領の強硬手段を否定している。エレン・ペイジは『ローラーガールズ・ダイアリー』で共演したアリア・ショウカットと共に、土曜日(現地時間)にロサンゼルス空港で行われた抗議活動に参加。イラクから移民した父親を持つアリアは、SNSで抗議活動への参加を呼び掛けた。「The Hollywood Reporter」によると、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や、クロエ・グレース・モレッツ、パトリシア・アークエットらも参加していたとのことだ。ニューヨークのJFK空港では、マイケル・ムーア監督が「JFKに集まって!」とツイートし、多くの人とともに抗議活動を行った。(Hiromi Kaku)
2017年01月30日シャイア・ラブーフが25日午前0時過ぎ(現地時間)、ニューヨークで逮捕された。シャイアはドナルド・トランプ大統領の就任以来、ニューヨークの映像博物館で「He Will Not Divide Us(彼に私たちを分断させない)」と題したライブストリームを続けている。博物館前にカメラを設置し、通行する人たちが「He Will Not Divide Us」とカメラに向かって言うのを24時間、大統領の任期である4年間配信し続けるという趣向だが、25日夜(現地時間)にある男性がカメラに歩み寄って言い放った言葉にシャイアが激怒し、つかみかかった。男性の発言の詳細は明らかにされていないが、男性がシャイアに近づいて彼を讃えた後、「ヒットラーは何も悪いことをしていない」と叫んだ様子がビデオに収められていた。シャイアは男性のマフラーをつかもうとしたはずみで彼を引っ掻いてしまったという。現場には23日(現地時間)からニューヨーク警察の警官が常駐していて、シャイアはその場ですぐに逮捕された。現場にいたシャイアの仲間の1人は「シャイアは私たちを守ろうとしたんです」と話している。シャイアは軽犯罪で警察に記録されることになりそうだが、彼の仲間たちはシャイア不在のまま続けられている。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月27日21日(現地時間)に世界各地で行われたウィメンズ・マーチだが、ワシントンD.C.の行進にイヴァンカ・トランプの義弟が参加していたことが明らかになった。ワシントンD.C.地域で発行されている月刊誌「Washingtonian」の編集者、ジェシカ・シッドマンが行進する人々の中に、イヴァンカの夫、ジャレッド・クシュナーの弟・ジョシュアがいるのを見つけて「ジャレッド・クシュナーの弟がウィメンズ・マーチにいるわ」とツイートした。彼女が投稿した写真には、行進する女性たちの中に立つジョシュアの姿があった。31歳のジョシュアはIT関連企業への投資や、医療保険会社を起業している実業家。モデルのカーリー・クロスとの交際でも知られている。兄のジャレッドやイヴァンカとの関係も良好だが、以前から民主党支持で、大統領選期間中は政治的発言を控えていた。ちなみに恋人のカーリーはヒラリー・クリントン候補へ投票したとSNSで公表している。ジョシュアもウィメンズ・マーチに参加したということは、兄の義父を100%支持する立場でないことは明らかだ。カーリーの親友であるテイラー・スウィフトは、マーチには参加しなかったようだが、大きく感銘を受けたらしく、「たくさんの愛と誇りと尊敬を、行進した人々に。今日、そして毎日、私は女性であることを誇りに思います」とツイートした。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月24日ドナルド・トランプ大統領の就任翌日の21日(現地時間)、世界60か国で女性の権利向上と差別をなくすことを訴える「ウィメンズ・マーチ」が開催され、各地でセレブたちが参加した。首都ワシントンD.C.のマーチにはマドンナ、ケイティ・ペリー、エマ・ワトソン、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・チャステイン、クロエ・グレース・モレッツらが集結。マドンナは「愛の革命と反乱へようこそ。新たな独裁政治の時代に女性としてノーを突きつけるのよ。ここでは女性だけではなく、社会の弱者たちすべてが危機にさらされている」とスピーチ、最後に「絶望に落ち込むわけにはいかない。詩人のW.H.オーデンが第二次世界大戦前夜に書いたように『私たちは互いを愛するか、死ぬしかない』。私は愛を選ぶ。あなたたちは私と同じ?私と一緒に言って。私たちは愛を選ぶ。私たちは愛を選ぶ」と締めくくった。集まったセレブの中には姉・マギーと一緒のジェイク・ギレンホールの姿も。ヘレン・ミレンやウーピー・ゴールドバーグ、シンシア・ニクソンらと行進した。現在第2子を妊娠中のナタリー・ポートマンはロサンゼルスのマーチに参加。「私たちは全員フェミニストになるべき(We Should All Be Feminists)」と書かれたTシャツを着て、「私たちの新しい大統領に感謝したいです。大統領が革命を始めてくれました」と皮肉まじりにスピーチをした。同じく第2子妊娠中のマリオン・コティヤールは体調不良で行進への参加は断念。インスタグラムに「私のスピリットと心は、人権と自由、愛のために行進しているすべての女性と男性とともにあります」とメッセージを投稿した。サンダンス映画祭が開催中のユタ州パークシティではシャーリーズ・セロン、クリステン・スチュワート、ジョン・レジェンド、ベンジャミン・ブラット、ローラ・ダーンらが参加。ドリュー・バリモアの4歳になる娘・オリーヴちゃんはニューヨークのマーチに、父親のウィル・コッペルマン氏と参加。ウィルとは離婚したドリューだが、娘が父親に肩車されて手作りのメッセージを掲げる様子をインスタグラムにアップした。ロンドンでは77歳になるイアン・マッケランもマーチに参加。親友のパトリック・スチュワートが演じる『スター・トレック』シリーズのピカード船長が額に手を当てて苦悩する写真をプラカードにして掲げていた。同地ではレベッカ・ホールやシャーロット・チャーチらもマーチに参加した。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月23日アメリカンステーキハウス「ビーエルティーステーキ(BLT STEAK)」は、ドナルド・トランプ米国大統領就任を記念し、2017年1月21日(土)から最高峰プライムバーガー「トランプバーガー(TRUMP BURGER)」をビーエルティーステーキ銀座・六本木店にて発売する。「ビーエルティーステーキ」は、ワイントンDCにあるドナルド・トランプの最新ホテル「トランプ インターナショナル ホテル ワシントン DC」内に、2016年新店をオープン。ハワイ・マイアミのトランプホテル内に続く、3軒目の「ビーエルティーステーキ」となった。1月20日(金)に行なわれる大統領就任パレードでは、この「トランプ インターナショナル ホテル ワシントン DC」の目の前を通過する予定であることから、“大統領”をイメージした最高峰バーガー「トランプバーガー」を提供し、新大統領誕生を祝福したいと考えた。素材は贅沢に、アメリカ牛2%しかないと言われる最高級プライムグレードの牛肉150gとフォアグラを使用。また、フォアグラと相性抜群のトリュフに、キャラメリゼしたリンゴのコンポート、ポートワイン、蜂蜜、バルサミコ、生姜を効かせたスパイシーなソースを合わせた。バンズはグリュイエールチーズをのせて焼き上げた専用のものを使用することで、これまでのハンバーガーを超えた“フランス料理”のような一皿を完成させている。【アイテム詳細】ビーエルティーステーキ「トランプバーガー(TRUMP BURGER)」5,800円+税<1日限定3個>発売日:2017年1月21日(土)店舗:・ビーエルティーステーキ六本木店住所:東京都港区六本木1丁目6-1 泉ガーデン5FTEL:03-3589-4129・ビーエルティーステーキ銀座店 住所:東京都中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座8FTEL:03-3573-1129
2017年01月22日タレントのテリー伊藤が17日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。20日に就任式を迎えるドナルド・トランプ次期米大統領の支持率の低さについてのトークの中で、「ビートたけしさんが出てきたときも支持率低かった」と話した。番組では、セリーヌ・ディオン、KISS、エルトン・ジョンら大物アーティストが就任式への出演を拒否していることや、米ギャラップ社が今月4~8日に行った世論調査で、「支持する」が44%、「支持しない」が51%だったという結果を紹介。就任前から不支持が過半数というのは異例のことだと伝えた。テリーは「大統領になったらトランプさん変わるんじゃないかという声もありますが、彼は変わらないですよね」と意見。計算なんじゃないかとも言われているが、「そこまでの計算のような能力はない」とし、「そこが一番心配」と懸念を示した。また、「実はビートたけしさんが出てきたときも支持率最高に低かった」とビートたけしの名前を出し、「たけしさんがメーカーの洋服を着るとメーカーが拒否した。あの人に着せるとうちのブランドのイメージが悪くなるって」と説明。「でも、たけしさん今は支持率良くなってきている」と続け、「そう考えると、彼もやり方によっては最低のところから上がっていくということもあるかもしれない」と今後の可能性への期待も口にした。
2017年01月17日年末を迎え、何かと慌ただしい毎日。会社の忘年会などに加えて子ども達が喜ぶイベントも多い時期になり、今まで会ったことのない様々なタイプのお母さんと交流する機会も増えてくるでしょう。そんな時期に知っておきたい、今のあなたとウマが合ったり、学ぶことが多いと感じる「今のあなたにピッタリなママ友」を簡単な心理テストで見ていきたいと思います。Q.トランプカードが4枚並んでいます。あなたがそのうちの1枚を手に取って裏返した時、それはどのカードだったと思いますか。深く考えずに直感でお答えください。1、スペードのエース2、ハートのキング3、ダイヤのクイーン4、クラブのジャック選べましたか? 図形の形やカードの位には、あなたの「ピッタリなママ友のタイプ」の深層心理が反映されているのです。それでは、答えを見てみましょう。 1、「スペードのエース」を選んだあなた「スペードのエース」を選んだあなたは、最近言いたいことが言えなかったり、つい相手に合わせてしまっていることが多いかも。そんなあなたには一匹狼的なアネゴ肌のママ友がぴったり。年上の兄弟がいる方なら育児経験も豊かでなおよし。他人の目を気にしない行動や考え方を学べます。2、「ハートのキング」を選んだあなた「ハートのキング」を選んだあなたは、最近何事にも頑張りすぎて疲れているかも。そんなあなたには地味ながらもとてもよく気がつく、ほんわかとした雰囲気のママ友がぴったり。ごく自然と他人に優しくしている彼女の姿から、「やらなくては」と自分を追い込む気持ちがやわらぎ、心のゆとりを取り戻せそうです。3、「ダイヤのクイーン」を選んだあなた「ダイヤのクイーン」を選んだあなたは、どちらかというと人見知りでママ友を作りづらいと感じているかも。そんなあなたにはノリがよくにぎやかで、話の中心にいるようなママ友がぴったり。最初は気後れするかもしれませんが、このタイプは話を「聞いてくれる人」が好きなので大丈夫。彼女の社交性や話術を学びましょう。4、「クラブのジャック」を選んだあなた「クラブのジャック」を選んだあなたは、最近仕事の責任が重くなったり、家事での負担が増えてしまったりと精神的に疲れているかも。そんなあなたには、普段目立たなくても穏やかで、よく人の話を聞いてくれる年上のママ友がぴったり。人生経験も豊富であなたには無い視点からのアドバイスももらえて学ぶことが多いでしょう。いかがでしたか?色々なタイプのママ友と交流することで、自分自身の精神的な視野を広げ、マチュアな女性になっていきたいものです。さて、そんなママ友たちとのお付き合いでは、どんなおもてなしをしたらいいでしょうか?もっと深く知りたい方のための、詳しく見る心理テストをご用意していますのでご覧下さい。 「あなたにぴったりのおもてなしは?」 ママが気になる心理テストがいっぱい! 子育て診断はこちら
2016年12月16日かねてより政界に興味…それどころか大統領選に出馬表明をしているカニエ・ウェストが、心強い“友だち”との絆を深めたようだ。それは、次期大統領のドナルド・トランプ氏。10月21日のキム・カーダシアンの誕生日に祝福ツイートして以来、沈黙を守っていたカニエ。それは極度の疲労や睡眠障害で入院騒動を起こしたせいということもあるのだが、十数時間前に投稿した久々のツイートにファンはびっくり。内容は「今日はトランプと多文化的問題を語りたかったんだ」と、トランプ氏と会ったことを示唆し、「いじめ問題、教師への支援、現代的な教育課程、それとシカゴで発生した暴動についてね」と、多文化社会のアメリカで起きている問題について議論したことを認めた。「E!News」の動画では、トランプタワーのエレベーターから降りてくるカニエとトランプ氏の姿が見られる。トランプ氏はカニエを「前からの友だちなんだよ、すごくイイやつさ」と言い、「人生について語り合ったよ」と笑顔。カニエは「俺たちが本当に“チェンジ”を求めるなら、未来の大統領と直接的にコミュニケーションが取ることが大事だと感じているよ」と、トランプ氏とのディスカッションの意義をツイートし、さらに最後は「#2024」という印象的な数字で締めくくっている。以前は2020年の大統領選に出馬を表明していたカニエだが、2024年に変更か?(Hiromi Kaku)
2016年12月14日レオナルド・ディカプリオがドナルド・トランプ次期アメリカ大統領と会談、再生可能エネルギーの経済効果について話し合った。環境保護活動に熱心で、自身の名を冠した「レオナルド・ディカプリオ財団(LDF)」を設立しているレオナルドは、LDFのCEOのテリー・タミネン氏とともにニューヨークのトランプ・タワーを訪問。大統領選挙期間中、地球温暖化について懐疑的な態度を示していたトランプ氏と彼の長女・イヴァンカと会談し、クリーン・エネルギーに注力することで数百万の雇用を作り出すとプレゼンテーションを行なった。レオナルドはそれ以前にも、イヴァンカに自身が手がけた地球温暖化についてのドキュメンタリー映画『Before The Flood』(原題)を送っていた。タミネン氏によると、トランプ氏は今後も会談を希望していて、来年1月にも再度会談を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月09日歌手のアデルは、ドナルド・トランプ氏が次期米大統領に当選したことで、現在拠点にしているアメリカを離れることを示唆していたようだ。ヒラリー・クリントン氏を支援していたアデルは今回の米大統領戦の結果にひどくショックを受けており、ハリウッドに構える豪邸を捨て去り、故郷のイギリスへ戻ることを真剣に検討しているという。アデルの友人はザ・サン紙に「アデルの直感はロサンゼルスを離れるというものでした」「かなりのヒラリー派でしたし、良い結果に恵まれると自信がありました」と話す。しかし、パートナーのサイモン・コネッキーとの間に4歳の息子アンジェロ君を持つアデルはまだ決めかねているところのようで、良い学校もあり、あまりファンから気づかれることもないロサンゼルスに滞在することのメリットとデメリットをてんびんにかけているそうだ。その友人は「(選挙戦)から少し時間が経ち、アデルは学校やライフスタイル、天気、そしてイギリスほどか気づかれないかという点でカリフォルニアが素晴らしいところであると実感しています」「(クリントン氏の)民主党はカリフォルニア州の大多数を占めていますので、同じような考えの人たちに囲まれているわけです」と続けた。(C)BANG Media International
2016年11月26日ミニシアター界の雄、アップリンクが手がける新しいオンラインサービス「アップリンク・クラウド」にて、“ビジネスマン”としてのドナルド・トランプ次期米大統領に迫ったドキュメンタリー『ホール・イン・マネー! ~大富豪トランプのアブない遊び~』が緊急配信されることになった。気鋭のスコットランド人ジャーナリスト、アンソニー・バクスターが、ゴルフ場開発から地元の自然を守るべく立ち上がった!その相手は、暴言が止まらない次期大統領ドナルド・トランプと彼の家族が経営するリゾート開発企業。同じテーマで製作された前作『You’ve Been Trumped』(原題)はBBCで放送され、世界的な高評価を得たが、トランプ氏も「とんでもない駄作!才能ゼロ!」「訴えてやろうか」などとツイッターで猛反撃。本作ではついにトランプ氏本人と、取締役である息子ドナルド・トランプ・Jr氏も引きずり出し、全面対決に向かう――。11月9日に次期アメリカ合衆国大統領への就任が決定して以来、その姿をメディアで見ない日はないほどに世界的注目を浴びているドナルド・トランプ氏。TPPや日米関係、移民問題などへの過激な発言や、ユニークな容姿ばかりが取り上げられがちだが、実際にはどのような政治を行うのだろうか…?その答えを探るべく、オンライン映画館「アップリンク・クラウド」では本ドキュメンタリーを緊急配信。不動産王として知られるトランプ氏が2012年に拡張を予定していたスコットランドのゴルフリゾート開発を巡り、貴重な自然を守ろうとする地元の人々との間に起った確執と、彼らのビジネスの裏側を、“スコットランドのマイケル・ムーア”ともいえるバクスター監督が突撃取材。本人や関係者、専門家、環境活動家としても知られる俳優アレック・ボールドウィンらへの直接インタビューによって暴いていく。トランプ新政権を見定め、今後のアメリカの行く末が見えてくるかもしれない本作に、注目だ。『ホール・イン・マネー! ~大富豪トランプのアブない遊び~』は11月24日(木)14時~よりアップリンク・クラウドにてストリーミング配信。(text:cinemacafe.net)
2016年11月24日18日(現地時間)、ニューヨークでミュージカルを観劇したマイク・ペンス次期副大統領が、出演者から「アメリカの価値観を守って」と呼びかけられた事態にドナルド・トランプ次期大統領が激怒、出演者に謝罪を求めた騒動にセレブたちが反応している。ペンスが観劇したのはアメリカ建国の父の1人、アレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いて今年のトニー賞最多11部門を受賞したミュージカル「ハミルトン」。カーテンコール時、客席からのブーイングを制止しながら、キャストのアフリカ系俳優、ブランドン・ヴィクター・ディクソンがステージからペンス氏に「サー」と敬称を付け、来場を感謝しながら語りかけた。「私たちは多様なアメリカ人です。新政権が私たちを、私たちの地球を、子どもたちを、親たちを守ってくれないのではないか、譲ることのできない権利を守ってくれないのではないかと恐れ、不安を募らせています」「私たちは、この作品を見たことで、あなたがアメリカの価値観を守り、私たち全員のために仕事していただくことを願います。この作品は、男性、女性、異なる人種、信条、そして出自の人々によって語られてきたアメリカの物語です」。ペンスは席を立っていたが、廊下で声明を全部聞いたという。場内は拍手喝さいに包まれたが、この一件を知ったトランプが激怒、ツイッターで「私たちの素晴らしい次期副大統領マイク・ペンスが昨晩、劇場で『ハミルトン』のキャストに嫌がらせを受けた」「キャストは善良な男マイク・ペンスに対して、非常に無礼だった。謝罪しろ!」とツイートした。これに対してディクソンは、「会話は嫌がらせではありません。そして立ち止まって聞いてくださったペンス氏に感謝しています」とリプライしたが、トランプの怒りは収まらず、「とても無礼で侮辱的だ」「セリフも覚えられないのか!」と八つ当たり。このツイートは後に削除された。一連の騒動にセレブたちも反応。ブライアン・クランストンは「キャストは次期副大統領に対して雄弁に、丁寧に、そして心から語りかけた。あなたは明らかにテープを見ていないですね」とトランプにリプライ。一部の共和党支持者が「ハミルトンをボイコットしろ」とハッシュタグを付けているのを受けて、エイミー・ロッサムは「どうやって『ハミルトン』をボイコットするの?ソールドアウトなのに」とスマイルマーク付きでツイート、「ガンズ&ローゼズ」のアクセル・ローズは「泣き言はもうやめろ。謝罪?マジで?あんたは勝った、これが仕事だ。このままやれよ。じゃなきゃ、やめろ」とツイートした。だがトランプ氏は20日朝(現地時間)にも「『ハミルトン』のキャストと製作者たちは過大評価されていると聞いている。彼らは酷い振る舞いについて、マイク・ペンスに直ちに謝罪するべきだ」とツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月21日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、米ニューヨークのトランプタワーにあるドナルド・トランプ米次期大統領の自宅について「ラブホテルみたい」と発言した。番組では、安倍晋三首相とトランプ氏の初会談がトランプタワー最上階のトランプ氏の自宅で行われたニュースを紹介。金色を基調にした豪華な内装の自宅で撮影した、安倍首相とトランプ氏の2ショット写真も紹介した。太田は「トランプさんの部屋すごいですね」と驚き、「昔のラブホテルみたい」と発言。スタジオから爆笑が起こり、女医でタレントの西川史子は「行ったことないでしょ!」と笑いながらツッコんだ。また、田中裕二から「同棲中の彼女と新宿の高級マンションに引っ越したという話が」と振られたトレンディエンジェルの斎藤司は、「ちょっと頑張りました」と照れくさそうにコメント。そして、ニューヨークの街を一望できる眺めをずっと楽しめるようにトランプ氏が隣にあるティファニー本店の空中権も買い取ったことについて、「空中権ってあるんだな」と驚き、「俺も空中権買われちゃったかな」と"ハゲ頭"をネタにして爆笑を誘った。
2016年11月20日セレブの大多数がヒラリー・クリントン支持を公言していたため、トランプ派だと宣言するのはなかなか勇気がいることだ。パリス・ヒルトンがそのトランプ派の1人であったことが判明した。オーストラリアのテレビ番組「The Project」に出演したパリスは、司会から「トランプ氏に投票したのですか?」と聞かれると、ぎこちない笑みを浮かべつつ「彼は私が小さい頃からの知り合いなの。だから、イエスね」と肯定した。確かに、ヒルトン家とトランプ家の友好関係は長きに渡って続いている。「People」誌によると、トランプはパリスのことが特別にお気に入りらしく、2003年にハワード・スターンとのインタビューに応じた際にパリスの美しさをべた褒め。初めてパリスと会ったのは彼女が12歳のときだったと語り、「(初対面で)彼女が部屋に入ってきたとき、『あの美しい子は誰だ!』」とパリスの「ホット」ぶりに目を奪われたという。過去流出した上に販売までされたパリスのセックステープについても言及している。「妻のメラニアが見せてきたから、見たよ」と驚きの発言。大統領選前には元ミス・ユニバースのアリシア・マチャドさんに「セックステープの存在がある」として批判していたにも関わらず、パリスに対しては「動画の流出は不幸なことではあったけど、パリスをもっと“ホット”な存在にしてくれた」と持論を述べた。ここまで“崇拝”されていたらパリスがトランプ支持者になるもの納得か?(Hiromi Kaku)
2016年11月18日俳優の坂上忍が17日、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、次期米大統領ドナルド・トランプ氏の孫娘がピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を熱唱している動画について「へたくそ」と毒舌を吐いた。パジャマ姿のアラベラ・ローズちゃんがベッドの上でノリノリで歌い踊っているこの動画は、トランプ氏の長女で実業家としても知られるイヴァンカ・トランプさんが15日にインスタグラムにアップしたもの。イヴァンカさんは「先に言っておくけど、この曲1日中頭から離れない」とコメントを添えていた。番組では、この動画が「かわいい!」「素晴らしい!」と世界中で話題になっているとして紹介。ところが坂上は「へたくそですね」とバッサリ斬り、フットボールアワーの後藤輝基が「いやいやいや、アレンジが入ってるんですよ」とフォローした。坂上は、これまでもピコ太郎のおもしろさがわからないと話しており、この日も「最初からよくわかんない」と発言していた。
2016年11月17日さて、先日のアメリカ大統領選挙では、事前の予想を覆してドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を破り、アメリカ合衆国次期大統領に選出されました。そのドナルド・トランプ氏の妻であるメラニア・トランプ氏が、結婚前に性的サービスに従事していたかのような虚偽の報道がされたとして、英国の新聞社等に対し1億5000万ドル(約155億円)の損害賠償を求める訴訟を今年9月に提起していることはご存知でしょうか。*画像はイメージです:日本における名誉毀損訴訟からすると、想像を絶するとんでもない金額ですね。日本では、(データをとった訳ではないので感覚的なものですが)だいたい50万円から100万円くらいとなるケースが多いと思います。著名人が、発行部数の多い週刊誌等で名誉を毀損された場合等には高額となることもありますが、それでも300万円から500万円といったところでしょうか(なお、名誉毀損の裁判例が多数収録され、損害賠償がどの程度認められているかを確認できる書籍として、例えば、西口元・小賀野晶一・眞田範行編著「名誉毀損の慰謝料算定」(学陽書房2015/10)があります)。ところで、アメリカにおいては、(特に「公人」の場合)日本とは違った枠組みで名誉毀損の成否が判断されています。どう違っているかを簡単に言えば、日本の場合は「表現が真実であること」等を、表現を行った者が証明しなければならないのに対して、アメリカの場合は、「表現が虚偽であること」等を被害者(表現の対象とされた者)が証明しなければならないのです。以下、詳しくみてみましょう。■日本の場合、特に公人では「真実か否か」が重視まず日本の場合は、不特定多数が認識し得る状態で「社会的評価を低下させるに足る表現」がなされれば、それで名誉毀損が成立します。ただし、表現内容が「公共の利害に関する事実であること」、「専ら公益を図る目的であったこと」、「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を、表現を行った者が証明できたときは、違法性(または責任)が阻却され、損害賠償責任は生じません。なお、表現の対象が「公務員」や「公選による公務員の候補者」である場合には、上記要件のうち「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を証明すれば、損害賠償責任を免れるとされています。これは、公務員等に関する報道・表現は、民主政治の健全な運営にとって重要な価値を有することから、名誉毀損が成立する場合を狭くすることによって、報道・表現が萎縮したり、その結果、「知る権利」が妨げられたり、といったことを防ぐためです。【参考】刑法230条の21前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。2前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。3前条第1項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。以上のとおり、日本においては、表現内容が真実であること(または真実であると信じたことに相当の理由があること)を、表現者が主張立証しなければなりません。 ■アメリカの場合は「悪意」を持っているかが重要一方、アメリカの場合です事情が日本とは異なり、過去の判例では以下のように説明されています。「『ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件』で連邦最高裁判所は、公人の場合、報道された情報が虚偽であるという理由だけでは名誉毀損訴訟は成立しない、との判決を下し、米国の名誉毀損法を根本から変えることとなった。最高裁判所はさらに、報道記者や編集者が「現実の悪意」をもって行動し、「それが虚偽かどうか、まったく意に介さずに」情報を報道したということも、原告側が証明しなければならない、と裁定した。」(アメリカンセンターJAPANウェブサイト「米国政府の概要 – 連邦最高裁判所による画期的判決ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件(1964年)」)つまり、アメリカにおいては、表現された内容が虚偽(反真実)であること、それが「現実の悪意」をもってなされたことを、被害者の方が主張立証しなければならないのです。そして、少し専門的になりますが、ある事柄について裁判の当事者(原告・被告)双方が主張立証を尽くしても、「その事柄の存否(真偽)が不明」という状態になったときには、その事柄を証明しなければならない方の不利に判断される、すなわち、「その事柄は存在しない」という結論になります。 ■日本の方が被害者にとって有利にしたがって、日本では表現者が「表現内容が真実であること」(やその他の要件)を証明しなければならず、「真実かどうか分からない」という状態になった場合には、「真実ではない」ということになり、表現者が損害賠償責任を負うことになります。一方、アメリカでは、被害者が「表現内容が虚偽(反真実である)こと」、「「現実の悪意」をもってなされたこと」を証明する必要があり、「表現内容が虚偽(反真実)であるかどうか分からない」、「「現実の悪意」をもってなされたかどうか分からない」という状態になった場合は、被害者の損害賠償請求は認められない、ということになります。どちらの判断枠組みが被害者にとって有利(逆に言えば、表現者にとって不利)かといえば、日本のほうであることは明らかですね。 ■「表現の自由」を推し進めるにはところで、「真実」であることの立証には、ときとして困難が伴うことがあります(例えば、報道の場合は「取材源の秘匿」が要請されますが、その要請を守ることは、一方で、真実性の立証を十分にすることができないという事態を招くことになるでしょう)。そのため、上述のとおり、真実であるとの立証ができなかった場合でも、「真実と信じたことに相当の理由がある」との立証ができれば、名誉毀損は成立しないとすることによって、表現の自由(の保障)とのバランスをとっているといえましょう。また、公務員等に関する表現について一定の配慮(真実性(真実相当性)のみ立証すればよい)がされていることも、表現の自由への配慮にした結果、といえます。そして、アメリカの例に倣ってさらに一歩進め、証明責任を転換する(「虚偽であること」を被害者が証明しなければならないとする)ことも、検討の余地があるのではないかと思います。 *著者:弁護士 櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。ブログ「ネットイージス.com」)【参考】産経フォト2016.9.2付「トランプ夫人が英紙を提訴名誉毀損で155億円要求」【画像】イメージです*Debby Wong / Shutterstock
2016年11月16日