宇宙飛行士の古川聡氏が代表を務める研究プロジェクト「宇宙からひも解く新たな生命制御機構の統合的理解(宇宙に生きる)」のキックオフミーティングが10月6日に都内で開催された。宇宙空間では無重力による骨格筋の萎縮、体液シフト、閉鎖環境による体内リズムの不調、宇宙放射線被ばくなど、人間の身体にとってさまざなリスクがある。古川宇宙飛行士は2011年に約5カ月半、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、宇宙酔いや地球帰還後の平衡感覚の喪失などさまざまな身体の変化を実際に体験した。その経験を通じて宇宙における生物学的リスクが「相乗的に作用するのでは?地上でも関連する問題があるのでは?」と感じたことが、同プロジェクトの発足を決意した理由だという。キックオフミーティングで登壇した古川宇宙飛行士は「これまで人類は宇宙に挑戦するためにさまざまな物理的障害を克服してきました。今、宇宙滞在最大のテーマは、無重力などの生物学的障害の克服です。宇宙という極限環境で地球生命体はどこまで恒常性を維持できるのか、それは"人類コスモ化"への挑戦、そして地上での問題へもつながっていると考えられます。」とプロジェクトの意義を語った。同プロジェクトの期間は2015年度から2019年度までの5年間で、宇宙という極限環境での生命制御機構の解明を目指し、無重力、閉鎖環境、放射線という3つの要素が生命体に与える影響について研究を行うほか、これら3つの要素を横断的につなぐ研究テーマを公募する。
2015年10月06日その格好良さ、その知的さ、その色っぽさ、イケメンという表現では足りないほどの魅力を持った俳優・古川雄輝。その類い稀なる魅力を活かし、すでに「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(ドラマシリーズ)などで人気を博している彼が、新作映画『脳内ポイズンベリー』でこれまでとは少し違うイケメン役に挑んだ。演じるのはヒロイン・いちこ(真木よう子)が恋する相手、年下のアーティスト、早乙女23歳。似ているけど似ていない!?早乙女を通して見えてくる古川さんの素顔──。「台本を読んで感じた早乙女像は、子供っぽいところがある、つき合うにはいいけど結婚には向いてない、すぐに感情を表に出してムスッとしてしまう、連絡がテキトーなどですが、実はキャラクターとして共感できる部分もあるんです(笑)。僕もすごく子供っぽいところがあって…たとえば、ホイコーローを食べるシーンで早乙女はキャベツをよけて食べるんですけど、僕も20歳までまったく野菜が食べられなかった。ああ、一緒だなぁって(苦笑)。あとは、大人の男性なら顔に出さずにスマートに振る舞うところで感情を出しちゃったりするし、マイペースだし。そういうところは自分と一緒だったのでそのまま活かして演じています」。クールなイメージが強いだけに早乙女的な一面はかなり意外。けれど、好きな女性にすべてを“合わせる”ことは「ないですね」ときっぱり言えるのは何だか格好いい。「僕は僕なので、すべてを相手に合わせることはしないです。この映画でもいちこさんは早乙女に合わせすぎて、けっきょく疲れ果ててしまって、2人の関係は悪い方へ行ってしまう。だから無理矢理自分を変えることはしたくない。でも、もしも僕がいちこさんだったとしたら、早乙女ではなく断然、(恋敵である)越智さんを選びますね」。その理由を聞くと、子供っぽいと言うのはやはり謙遜で、いやいやどうして素敵な大人にしか見えない。そこから古川さんの恋愛観、結婚観が見えてきた。「女性の年齢によって付きあい方って変わってくると思うんです。いちこさんは30歳。一般的に30歳前後の女性とつき合うなら結婚を意識するべきだと僕は考えていて。というのも、僕がいちこさんと1年間つき合ったとすると、いちこさんの30歳から31歳までの時間を奪ってしまうわけですから、つき合うときにちゃんと将来を考えて責任を持つべき。だから、越智さんがおすすめなんです(笑)」。古川さんが「絶対、越智さん」というように、観客はいちこを通して、自由な年下アーティストの早乙女か、それとも頼れる年上の編集者の越智さんか、2人の男を天秤にかける。そんないちこの恋愛模様が描かれるのが現実パート、いちこの頭の中を描くのが脳内パート。面白いのは、原作から引き継いで描く脳内会議──理性、ポジティブ、ネガティブ、記憶、衝動、5つの思考=キャラクターたちがいちこの頭のなかに存在し会議をする。とても斬新な設定がみどころだ。「僕は現実パートだったので、脳内パートの撮影風景は見ていなかったんですが、完成した映画を観てものすごく面白いなぁと驚きました。あと、女性って…と思ったのは、思ったことを相手に言わずに脳内会議してしまう心理ですね。女性のみなさんは「察してほしい」と言うけれど、男はバカだから察することはできない。僕は無理ですね(苦笑)。早乙女のセリフにもありましたけど、言ってくれないと分からないんです…」。男は女の生態を、女は男の生態を垣間見るという意味でも、この映画は実に面白い。それが色濃く表れているとてもユニークなシーンがある。30歳になったいちこに向かって早乙女が、「ないわ~」と言うシーン。早乙女的には「30歳にはぜんぜん見えないね」という、いい意味の「ないわ~」であるのに、いちこは勝手にネガティブな意味として捉え、あれこれ妄想してショックを受ける。コメディ要素の強いシーンでもある。古川さんに課せられたのは「ないわ~」のセリフをアドリブで演じること。「あのシーンはアドリブも含め20テイク以上撮りました。実際の早乙女じゃない、いちこさんの妄想のなかでの早乙女を演じるので、不思議な感覚でしたね。そのシーンは僕ひとりでの撮影。真木さんはその日の撮影を終えていたので、てっきり帰られたと思っていたら、実はモニター脇でずっと見ていたらしくて…。“古川くん、あんな(にヒドイ)こと思っていたんだね…”って。もう、なにも言い返せなかったです(苦笑)」。そんな見たことのない古川さんの演技を引き出したのは、佐藤祐市監督。「いつか仕事をしてみたかった」と喜ぶ反面「今までやったことのない挑戦もあった」と苦労を語る。「今回は演技プランを考えずに現場に入ったんです。それは初めてのこと。いつもは、こうきたらこう、この動きならこう、このセリフなら…とあれこれ考えてプランを練っていくんですが、僕が演じるのは現実パート、自然体で演じなくてはならない。加えて、監督からの指示がものすごく多くて、かつ細かかったんです。目線、手の動き、身体の角度、仕草…監督の細かい演出にひとつひとつ応えていくことで早乙女になっていきました。正直、決して楽しいとは言えなかったけれど、完成した映画を観ると、ちゃんとスクリーンの中に早乙女がいる。新しい演じ方を経験させてもらいました」。演技の幅を広げた古川さんは現在、中国、アメリカ、イギリスなど海外にも活躍の場を広げている。彼がこの先に目指すものは何なのか──。「引き出しの多い俳優になりたいというのがひとつ。あと、帰国子女なので英語を活かした仕事もどんどんやっていきたいんです。海外に住んでいるときに思ったのは、洋画に登場する日本人役をなぜ中国系の役者さんがカタコトの日本語で演じているんだろう?どうして日本人の俳優が演じないんだろう?という疑問。なので、そういう場でも活躍していきたいです」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2015年05月07日OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ』も発売され、TVアニメ第3期の制作も決定するなど、2015年もますます注目の『ゆるゆり』だが、本作で歳納京子役を演じる大坪由佳が、東京・AKIHABARAゲーマーズ本店にて一日店長に就任。2015年2月24日にブロマイドお渡し会を開催した。今回の一日店長は、2月17日~25日の期間、AKIHABARAゲーマーズ本店にて開催された「ゆるゆりミュージアム5」の開催を記念したもの。『「ゆるゆり」ミュージアム開催記念イベント~大坪由佳店長おかえりなさい!~』と銘打たれているとおり、大坪がAKIHABARAゲーマーズ本店の一日店長となるのは、2013年11月以来のことである。およそ1年3カ月ぶりの就任となったが、そこはゲーマーズ一日店長実施回数NO.1の大坪。えんじ色のエプロンを身につけ、自らが演じる歳納京子が描かれたブロマイドを、ファンひとりひとりに手渡しながら、終始笑顔でファンとのコミュニケーションを楽しんだ。(C)なもり/一迅社・七森中ごらく部
2015年03月15日これまで糖質コントロールダイエットについてお送りしてきたこの連載ですが、前回より特別編として、この連載の監修を務めている関由佳先生本人が、現在活動されているNYより記事をお届けします。出典:「ゆるゆる糖質オフダイエット」(主婦の友社刊)/撮影:松木 潤(主婦の友社写真課)こんにちは関由佳です。今回はNYのスーパーマーケットでよく目にする“Gluten Free(グルテンフリー)”の表示についてお話します。■NYのスーパーマーケットでよく目にする“Gluten Free”とは?グルテン(Gluten)とは、小麦、大麦、ライ麦などから生成されるタンパク質の一種です。グルテンを摂取することで、セリアック病やグルテン感受性、小麦アレルギーなどが引き起こされる場合があります。セリアック病は、グルテンによって引き起こされ、グルテン摂取後小腸の粘膜に炎症が起こり、栄養の吸収が阻害されます。その結果、腹部膨満感、腹痛、下痢や便秘、栄養失調、鉄欠乏性貧血、疲労、骨粗しょう症など、さまざまな臨床症状をきたします。糖尿病との関連も注目されています。セリアック病は白人に多く、有色人種(黒人、黄色人種)で少ないとされていましたが、2006年に日本で初めて疫学調査が行われ、欧米の罹患率が約1%であるのに対し、日本は0.7%であると報告されています。自覚症状のない、軽いアレルギーの人も含めると、グルテンに対する過敏症の人は年々ふえていると言われています。グルテンフリーにするには小麦、大麦、ライ麦は使えないのでその代わりに米粉やタピオカ粉、コーンやポテトの粉、ひよこ豆の粉、キヌアの粉などで代用されます。学校でもそれらを使ってクッキー、スコーン、パン、ピザ、ケーキなど色々作りました。グルテンフリーな生活をすると、必然的にパンやパスタ、麺類などの糖質の摂取が減り、ダイエット効果も得られやすいようです。グルテンの代わりに使われるひよこ豆の粉はタンパク質を含み、小麦粉よりもやや糖質が少ないというメリットも。パンやパスタ、麺類を食べるとなんとなく疲れたり、痩せにくくなったなど不調を感じる方は一度グルテンフリーな生活をしてみてはいかがでしょうか。文章/関由佳グルテンフリーについて関先生よりお届けいただきました。「良さは分かったけど、何から変えればいいのか分からない…」という方も多いはず。そんな人は、先日、無形文化遺産に登録されたばかりの身近な「和食」を見直す良い機会かもしれません。グルテンフリーを意識すると、和食にシフトする傾向があるのだとか。また、和食のメインはご飯になりますが、その際に糖質コントロールダイエットの強い味方「へるしごはん」を使うことでより意識的に糖質コントロールができることも嬉しいですね。これまで糖質コントロールダイエットについてお送りしてきましたが皆さんいかがでしたでしょうか? この連載の編集担当である一個人としては、連載がスタートしてから糖質コントロールについて意識するようになり、最近では「少し痩せた?」と声をかけられます。ぜひ皆さんもこの連載を読み直してみて、糖質コントロールについて意識してみてください。 こちら の特設サイトに全ての記事がまとめられています。最初から全てを実践するのは難しいという人は、できることから始めるだけでもおすすめです。特設サイトには「へるしごはん」と「ラカントS」を使ったおすすめレシピも掲載中なのでチェックしてみてください。関由佳さんプロフィール:内科認定医、アンチエイジングアドバイザー、野菜ソムリエブログ Dr.Yukaのゆるゆるバランスダイエット 内科医として勤務する傍ら、若い女性やメタボ対策の男性へのダイエット外来も行っている。料理が趣味で、ひとり暮らしの女子向けのレシピや低糖質ダイエットのレシピが得意。著書に、 『ゆるゆる糖質オフダイエット』 がある。
2013年12月19日これまで糖質コントロールダイエットについて連載をしてきましたが、今回より特別編として、この連載の監修を務めている関由佳先生本人が記事をお届けします。現在活動されているNYより、現地の糖質事情について執筆いただきました。出典:「ゆるゆる糖質オフダイエット」(主婦の友社刊)/撮影:松木 潤(主婦の友社写真課)こんにちは。関由佳です。今回はNYのデリから見る、糖質コントロールに役立つ情報をお届けします。NYの街中の、どこのスーパーマーケットにもサラダバーがあり、ランチタイムや仕事帰りに買って帰るビジネスマン&ウーマンで毎日とてもにぎわっています。レタスやケールなどの葉物野菜から、ブロッコリー、パプリカ、ズッキーニ、トマトなどの野菜類、豆のサラダ、雑穀のサラダ、チキンや魚のグリル、イタリアンのお総菜、カレー、スープ、果物など種類も豊富でバラエティに富んでいます。そこで気になったのが、揚げ物やパン・ごはん・麺類が少ないということ。日本のスーパーのお総菜だとまず白いご飯が置いてあって、それに合うおかず(揚げ物中心)を選ぶといったスタイルがほとんど。これではなかなか糖質オフは難しいですよね。でもNYではサラダだけでもたくさんの種類があり、それらを組み合わせることであえてごはんやパン、パスタを加えなくてもしっかりボリュームのある食事を摂ることができます。とても恵まれた環境です!また、NYでは白く精製された穀物や砂糖は摂らないことがスタンダードになってきており、スーパーでも全粒粉や雑穀入りのパンが簡単に手に入ります。ユニオンスクエアのグリーンマーケットでもたくさんのパン屋さんがありますが、全粒粉を使ったパンがとても人気です。消費者が、白く精製された穀物や砂糖よりも、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な、精製されていないものを選びたいと考えている証拠だと思います。私もお気に入りのスーパーマーケットで「糖質オフ」なランチボックスを自由にセレクトしてみました。ケールのサラダ、ブラックアイビーンズのサラダ、レンズ豆のサラダ、チキンのトマト煮、クスクスのサラダ1食で30品目以上を簡単に摂取することができます。皆様もNYにいらした際には、ぜひスーパーマーケットのお総菜で「ゆるゆる糖質オフ」なランチボックスを試してみてください。文章/関 由佳以上、関由佳先生のNYリポートでした! NYでは白く精製された穀物や砂糖は摂らないことがスタンダードになってきていると驚きの情報も飛び込んできましたが、読者の中にはすでに実践している人もいるのではないでしょうか?でも、たまには甘いものを食べたくなる時もあるはず! そんな時は、関先生もオススメの自然派甘味料「ラカントS」を試してみてはいかがでしょう。ナチュラルな成分なのに、カロリーはもちろん気になる糖質もしっかりオフ。合成甘味料不使用で安心です。 こちら に「ラカントS」を使用したデザートのレシピを掲載中です。ぜひチェックしてみてください。連載は残すところあと1回。次回も関由佳先生にNYから記事をお届けいただきます。関由佳さんプロフィール:内科認定医、アンチエイジングアドバイザー、野菜ソムリエブログ Dr.Yukaのゆるゆるバランスダイエット 内科医として勤務する傍ら、若い女性やメタボ対策の男性へのダイエット外来も行っている。料理が趣味で、ひとり暮らしの女子向けのレシピや低糖質ダイエットのレシピが得意。著書に、 『ゆるゆる糖質オフダイエット』 がある。
2013年12月05日グラビア界の頂点から激太り元アイドル小阪由佳(27)さん。彼女が引退表明後、激太りしたと世間を騒がせたことを覚えている読者の方も多いだろう。しかし、芸能界に復帰はしていないものの、2012年8月に行われたイベントに彼女が登場した際に、場内は騒然とした。そこには、あのスタイル抜群のグラビアクイーン小阪由佳さんの姿。激太りは嘘だったのか?いえ、激太りは嘘ではない。ダイエット前の自分自身のパネルと並んで登場していたのだから。なんと、90日間で-18kgもダイエットを成功させたとのこと。・二の腕は25.8cm→22.0cm(-3.8cm)・太ももは53.0cm→46.2cm(-6.8cm)・ウエストは82.4cm→61.3cm(-21.1cm)普通にダイエットしてても出せる数字ではない。いったいどんな方法を使ったのか。驚異のダイエット方法の秘密彼女がこの超理想的ボディを手に入れるために90日間やったことは、たったひとつ。1日1食を『酵水素328選』にするだけ。『酵水素328選』とは、酵素に水素を配合した新ダイエットドリンク。酵素を使ったダイエットなんて言葉も最近よく耳にする。さて、『酵水素328選』は他の酵素ダイエット商品と何が違うのか。良質な植物酵素にマイクロクラスター水素を配合「328種類もの野菜・果物の発酵成分」と「マイナス水素イオンをナノレベルのシリカと微量配合した水素パウダー」を絶妙なバランスで配合したのが『酵水素328選』。配合されたマイクロクラスター水素は、その発砲でお腹を満たすと同時に、日常では取り入れるのがなかなか難しい水素を上手にプラスして簡単に補えるのが特徴。キレイに嬉しい水素をしっかりと摂取することができる1日1食を置き換えて着実に…あるいは週末プチ断食で短期集中的に…自分のライフスタイルに合わせて実践できるのも嬉しいポイント。痩せるだけじゃもったいない!『酵水素328選』がダイエッターに人気なのは、実はこんな理由も。バストをキープしたまま痩せることができたら…なんて夢のような話…ではなかった。痩せれば小さくなりがちなバストもキープしたまま美しいボディラインを披露した小阪由佳さん。メイクもヘアスタイルも、もちろんファッションも、痩せたら叶えたいアレコレのためには何より自分に自信を持てる輝きが大切といえるだろう。春の訪れが楽しみな時期になり、どんどん薄着になるこれからの季節に向けてヘルシービューティーを目指すなら、『酵水素328選』を試してみては。元の記事を読む
2013年03月03日初の著書を発売、記念イベントに登場2009年に芸能界を引退した元グラビアアイドルの小阪由佳が19日、東京都内で自身初の著書となる「失格アイドル」(講談社)の発売記念イベントを開催した。かつての激太りといわれた時期からは想像もつかないほど、見事なプロポーションに変身し、再び世を驚かせている。小阪は、かつて激やせ、激太りが話題となったほか、ブログで過激な発言を繰り返すなど、洗脳疑惑ももちあがるほどの騒動を引き起こしたが、この日はこれら一連の騒動について謝罪。ファンをはじめとする多くの人の気持ちに応えられないどころか裏切ってしまって申し訳ないと、過去を振り返り語った。芸能界復帰はなし、今後は美容家として活動過去の騒動については、精神状態が安定せず、情緒不安定でそのような行動をとってしまったのだそうで、著書ではそうした時期の話も赤裸々に明かしているそうだ。現在は激太りといわれた時期から、23kgのダイエットに成功し、自身の経験をもとに会社を設立。今年8月から食や美容、健康について総合的なアドバイザーを行う活動を展開しているという。芸能界に復帰する気持ちは全くなく、今後は美容家として活動していきたいそうだ。ミニのドレスワンピースで登場し、美脚ぶりも披露した彼女。これだけの美スタイルへの変身をみせていれば、そのアドバイスの説得力も高そう。今回発売の著書も話題作となりそうだ。元の記事を読む
2012年12月20日俳優として活躍する傍ら、ミュージシャンとしてもキャリアを重ねる古川雄大。多数の映画出演と並行して、舞台経験もミュージカル『ファントム』『深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』他と豊富だ。その彼が初めて出演したミュージカルは『テニスの王子様』。それまでもダンサーとしての舞台出演はあったが、「テニミュがほぼデビュー。(この人気作への出演は)恵まれたデビューでした」と語る。その彼が今年、ウィーン初演から20年目を迎える『エリザベート』の皇太子ルドルフ役に挑む。“大ヒットミュージカル”という共通点はあるとはいえ、今度は歴史あるグランドミュージカル。「プレッシャーは、あります。プレッシャーだらけです」。そう語る横顔は、整った顔立ちにクールな雰囲気と、すでに“孤高の王子様”の趣きだ。『エリザベート』チケット情報はこちら作品は、落日のオーストリア・ハプスブルク家の皇后エリザベートが窮屈な宮廷生活の中、葛藤しながらも自由を求めて生きていく物語。今回の公演期間中に、上演回数1000回を迎えるほどの人気作だ。古川も、以前から『エリザベート』という作品の存在はもちろん知っていた。「作品のパワーが強い、という印象です。時代の最先端で、社会に囚われず生きた女性。そこに登場人物が巻き込まれていく。ナンバーも素晴らしくて、魅力がいっぱいです」。その彼が演じるのは、主人公エリザベートの息子、ルドルフ。皇太子でありながら父である皇帝と政治的に対立し、革命運動に身を投じ、破れていく。その崇高さと悲劇性でとても人気の高いキャラクターだ。日本初演では井上芳雄がこの役でデビューし、ほかにも浦井健治、伊礼彼方らこの役を演じた俳優たちはその後日本ミュージカル界の重要な位置を占めている。いわば“ミュージカル・スターの登竜門”。だが、その注目度、人気と相反し、ルドルフの出演時間は20分弱と意外にも短い。「出番は短いんですが、その中にドラマが凝縮されていて、それをきちんと伝えなければいけない。難しいです。でもルドルフって強い男だと思うんですよ。心も強いですし、行動力もあるし。自分とは……追い込まれて追い込まれて、それでも歩く一歩が似ています。僕も、もがきながら進むんです」。言葉を選びながら、真摯に語る。控えめだがきちんと前を見据える視線は、確かに自らの信じる道を進んだルドルフに似合っている。「言葉で着飾っても、自分は全然、未熟なんです。だから、今回はすべてにおいて挑戦です。プレッシャーはもちろんありますが、プレッシャーを受けられる立場に自分がいることを幸せに思わなくちゃいけないですし、プレッシャーに強くなりたい」。そう話す古川に好きなナンバーを訊いた。「全部好きなんですが…『僕はママの鏡だから』が好き、かな。母であるエリザベートとの関係性がわかるし、悲しいけれど、優しさがある曲だと思うので」。そのセレクトにも古川らしさが見てとれた。公演は5月9日(水)から6月27日(水)まで東京・帝国劇場にて。チケットは発売中。その後福岡、愛知、大阪でも上演される。なおルドルフ役は古川のほか、大野拓朗、平方元基のトリプルキャスト。
2012年03月28日