累計2100万部を誇る人気コミック『黒執事』をミュージカルにした『黒執事―地に燃えるリコリス2015―』が、11月7日、大阪の梅田芸術劇場メインホールで開幕した。ゴシック調のユーモアあふれる独特の物語が、漫画の世界からそのまま抜け出してきたようなキャスト、キャッチーな音楽、楽しいダンス、アクションシーンなどで生き生きと甦った。「ミュージカル『「黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」チケット情報『黒執事』は19世紀の英国が舞台。名門貴族の若き当主・シエル・ファントムハイヴと、彼の執事で、正体は悪魔である執事のセバスチャン・ミカエリスの活躍を中心に描く。シエルは、ヴィクトリア女王から依頼され、裏社会の事件を片付け、セバスチャンも陰でそれを支えている。2009年に初めて舞台化されて以来、今回で5公演目だ。昨年は、コミックシリーズの中でも人気が高く、実際に19世紀末に起こった「切り裂きジャック事件」をモチーフにした通称「赤執事編」を舞台化した。今回は、その「赤執事編」に新たなキャストや演出、楽曲などを加えた再演となる。まず、初演からセバスチャンを演じた松下優也に代わり、新たに抜擢されたのは古川雄大。松下が男っぽさと甘い歌声でセバスチャンを演じたのに対し、古川はスッとした美しさと、繊細かつ気品あふれる演技で見せた。高らかでどこまでも伸びる歌声も魅力だ。2代目というプレッシャーもあったと思うが、違和感なく物語の世界に溶け込み、見事にセバスチャンを演じきった。また、前回に引き続き、シエルを演じる福崎那由他は、悲惨な過去が原因で屈折し、何かとふてぶてしい態度を取るシエルの中に、ナイーブさが垣間見える演技が印象的だ。昨年は子どもらしい初々しさが目立ったが、今月14歳になったばかりの福崎は、そうは見えないほどの堂々とした存在感で、成長を感じさせる。1幕目はふたりが、「切り裂きジャック事件」の犯人探しに奔走する中、セバスチャンがシエルに仕えるようになった経緯や、ふたりの関係性も浮き彫りになる。また、まぎれこんだパーティでふたりが仮装して踊るシーンも見どころだ。さらに、全身赤ずくめのマダム・レッドや、彼女に仕える内気な執事のグレルなど、おなじみの個性豊かなキャラクターたちもビジュアルを含め、原作ファンを裏切らず、新しい観客の興味もかきたてるはずだ。2幕目では、「切り裂きジャック事件」の犯人が明らかになる。なぜ、犯人は猟奇的殺人を行うようになったのか。その背景が映像を駆使して描かれ、犯人には同情すら覚えてしまう。演出は前回よりシャープになり物語性も深まった。ゲームや映画音楽風にアレンジされた楽曲、ダンスの振付もエンターテインメント作品として力を増している。ぜひ、劇場で体感してほしい。公演は、11月10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。その後、11月14日(土)から15日(日)まで宮城・名取市文化会館 大ホール、11月21日(土)から29日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、12月4日(金)から6日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場でも上演される。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年11月10日『黒執事 Book of Circus』のオンリーショップイベント「~その執事、ハロウィン~」が、10月24日~11月3日の会期で、東京・コトブキヤ秋葉原館5階のイベントスペースにて開催されている。イベント会場には、ハロウィンの装飾を施したパーティー会場と、"坊ちゃん"ことシエルの寝室をイメージした展示ブースが設置され、限定商品を含む『黒執事 Book of Circus』の関連商品を販売。来場特典には、「マスカレイド☆ダイカットカード」全4種(セバスチャン・シエル・グレル・葬儀屋)がランダムで配布される。会場奥にあるシエルの寝室ブースでは、10月に発売されたばかりの『黒執事 Book of Circus』フィギュアシリーズ第4弾「ARTFX J 葬儀屋 UNDERTAKER」(12,000円/税別)が鎮座。原作者・枢やな氏描き下ろしのポーズ案を元に立体化された"葬儀屋"の姿と、購入特典であるサクライ氏によるキュートな「ラバーストラップ葬儀屋」を間近で見ることができる。イベント限定商品には、「黒執事 Book of Circus 缶バッジガチャ」(全16種・1回300円)、「黒執事 Book of Circus スープマグ」(1,500円/税別)、「黒執事 Book of Circus パンプキンスープ入りエナメルポーチ」(1,800円/税別)、「黒執事 Book of Circus 棺入りホネクッキー」(1,380円/税別)を用意。また、イベント期間中に「黒執事 Book of Circus」関連商品を3,000円以上購入すると、購入特典の「ハロウィンナイト☆ショッパー」がプレゼントされるという。さらにイベント期間中、対象商品1万円以上の購入者の中から抽選で「セバスチャン・ミカエリス役:小野大輔さんのサイン入り特製色紙」をゲットできるチャンスも。イベント特設ページに詳細が掲載されている。なお、混雑状況に応じて整理入場を実施する場合もあるが、いずれも先着順での配布・入場となる。コトブキヤ秋葉原館公式Twitterでも、その模様がアナウンスされている。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBSイラスト:サクライ(コトブキヤ)
2015年10月26日大人気マンガを原作に、2009年から昨年までにシリーズ4公演を上演してきたミュージカル『黒執事』。原作の持つ耽美で怪しい世界観を忠実に再現し、人気を博す舞台が、今回、古川雄大を主演に迎えて上演される。演目は、昨年上演された“地に燃えるリコリス”。コミックス初期シリーズの中でも特に人気の高い「赤執事編」を舞台化したもので、古川をはじめとする新キャスト、新演出、新たな楽曲で見せる。「ミュージカル『「黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」チケット情報同シリーズを2度観たことがあるという古川も、その世界観に魅了されたひとりだ。「原作もアニメも見たことがなかったので、漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、舞台を観たときに、スッとその世界に入り込んで没頭することができたんです。ふと“あれ?ここどこだっけ?”って思うような、ミステリアスで、エロティックな世界観で…、それでいてコミカルなところもある。すごく丁寧に、忠実に作られているなと思いました」と、その印象を語る。シリーズ化もされ、好評を得てきた舞台への主演。大役を任された古川だが、プレッシャーを感じるどころか、前向きに捉えている。「劇場も作品も大きいので普段ならプレッシャーを感じるはずなんですが、“よし、やってやろう!”という気持ちになりましたね。多分、自分の中で目指すところが明確になってきたというのもありますし、いろんな舞台を踏んでステップアップできているのだと思います」漫画やアニメを原作にした“2.5次元”の舞台はミュージカル『テニスの王子様』で経験済み。表現するうえでは「多少の違和感を意識して演じることが大事」と語る。「映像や現代劇はナチュラルに見せることで観る人がスッと入り込めると思うのですが、漫画を原作にした舞台は、その世界を再現するために、声の出し方とかも意識しないといけない。普通ならちょっと違和感のあることも沁み込ませて見せたいと思っています」演じるのは、悪魔の正体を持つ万能執事・セバスチャン。2代目セバスチャンとしての意気込みは…。「前回までと別物を作りたいとは思いますが、それを意識して作るのではなく、自分が感じたままに作った結果、“別物のセバスチャンだね”って言われたいですね。メンバーも続投する方がいるので心強いとは思いますが、再演ではなく“新生”として、みんなで新しい作品を作っていきたいと思っています。変化を感じていただける舞台にしたいですね」公演は、11月7日(土)から10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。その後、宮城、東京、福岡でも上演される。チケットはいずれも発売中。取材・文:黒石悦子
2015年10月26日幻冬舎は8日、書籍『執事だけが知っている世界の大富豪 53のお金の哲学』(1,300円/税別)を刊行した。著者は執事として総資産50億円以上のVIPたちを365日24時間世話してきた新井直之氏。○執事の丁寧な口調で紹介同書は2014年8月に発売された書籍『執事だけが知っている世界の大富豪 58の習慣』(幻冬舎/1,200円/税別)の第二弾であり、執事の丁寧な口調で語られる"お金"をテーマにしたビジネス書。同氏が間近で大富豪を見る中で発見した、チャンスの捉え方、富を呼ぶコツ、持っているお金を増やす方法を紹介する。著者は日本で唯一、執事サービスを提供する日本バトラー & コンシェルジュ代表 新井直之氏。書籍では、「松竹梅で迷ったら、梅を買う」「宝くじは買わない」「投資の勝率は1割」「持ち家はない」「不景気になると喜ぶ」といった、一風変わった「大富豪の哲学」が語られる。
2015年10月09日コンビニエンスストアを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじ 黒執事 Book of Circus~その執事、仮装~』が、10月上旬より全国の書店、TSUTAYA、アニメイト、アミューズメント施設などで販売される(一部店舗を除く)。価格は1回620円(税込)。今回の「一番くじ」は、10月25日にOVA『黒執事 Book of Murder上巻』(前編)が発売され、11月15日には下巻(後編)が劇場にて限定公開される『黒執事 Book of Circus』を題材に、ハロウィンを楽しめる雑貨アイテムなどA賞~H賞の8等級全21種類+ラストワン賞を用意している。A賞には、セバスチャンとシエルが「ビターラビット」のブランケットを着て、ハロウィンの準備している様子が描かれた「ビジュアライズフレーム」(全1種)が登場。B賞は、A賞「ビジュアライズフレーム」で、セバスチャンが着ているものと同じデザインの「セバスチャン ビターラビットブランケット」(全1種)、C賞は「シエル ビターラビットブランケット」(全1種)がラインナップされている。D賞は、黒地をミルクティー色で彩ったA4サイズの「トートバッグ」(全1種)、E賞は「ガラス雑貨」(全3種)。F賞は、セバスチャン、シエル、死神、Wチャールズをハロウィンらしいダークにアレンジした「ハンカチ」(全4種)。そのほかにも、便利なペーパーバッグ10枚セットと、2種のメモから選べる「ステーショナリー」(全3種)、ランタンのパーツが付いた、デフォルメデザイン「リフレクターチャーム」(全7種)などバラエティに富んだアイテムが揃っている。お店で最後のくじ券を引くとその場でもらえるラストワン賞には、ブランケットと、ブランケットをまとめることができる「ビターラビット」のぬいぐるみのセット「ビターラビット付ブランケット」(全1種)。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、セバスチャンとシエルを描きおろしたA2サイズの「描きおろしタペストリー」が100名に当たる。(C)枢やな/スクウェアエニックス ・ 黒執事Project ・ MBS
2015年10月08日コンビニエンスストアや書店などを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、一番くじ 黒執事 Book of Circus~その執事、神妙~が、6月27日より書店、TSUTAYA、アニメイト、ゲームセンターなどで順次発売される(※取扱いのない店舗あり)。価格は1回620円(税込)。今回の一番くじは、アニメ『黒執事』を題材にしたアイテム9等級全24種+ラストワン賞をラインナップ。A賞は黒と金色でデザインされた高級感のある『ティーカップ&ソーサー』(全1種)、B賞にはブラック(セバスチャン)とスマイル(シエル)がきゅんキャラになった『サーカス きゅんキャラセット』(全1種)を用意している。C賞はシエルが経営するファントム社人気商品ビターラビットがサーカス編のブラック衣装で登場する『ビターラビット セバスチャン ブラックver.』(全1種)。そしてD賞にはブラック(セバスチャン)とスマイル(シエル)の『きゅんぐるみマスコット』(全2種)が登場。E賞はシックなサーカスデザインと可愛らしいスイーツデザインの『巾着ポーチ』(全2種)、F賞にはセバスチャン、シエル、ジョーカー、グレルがデザインされた『身だしなみミラー』(全4種)を取り揃えている。G賞はセバスチャン、シエル、ジョーカー、葬儀屋がサーカスを連想させるダークなデザインの『レース付ミニタオル』(全4種)など実用的なアイテムを用意。H賞はA4クリアファイル、便箋4枚、封筒2枚がセットになった『レターセット』(全2種)。I賞は『プレートキーホルダー』(6種+シークレット1種)となる。また、お店で最後のくじ券を引くと、ラストワン賞として『ビターラビット シエル スマイルver.』がその場でもらえる。くじの半券で応募できるダブルチャンスキャンペーンも実施予定で、抽選で100名様に『描きおろしタペストリー』が当たる。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBS
2015年06月02日コトブキヤが展開するフィギュアシリーズ「ARTFX J」にて、2014年7月~9月に放送されたTVアニメ『黒執事 Book of Circus』に登場する「葬儀屋」が立体化され、2015年10月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は12,960円(税込)。『黒執事 Book of Circus』フィギュアシリーズ第4弾として、立体化される葬儀屋は、不気味な声音と長い銀髪、そして多くの謎を持つ元死神。今回は、原作者・枢やな描き下ろしのポーズ案をもとに、初のスケールフィギュアとして登場する。スケールは1/8で、全高は約245mm。実際のフィギュアでは、黒を基調とした服装、翻る銀髪、手元に収まる「デスサイズ」まで細かく造形。絶妙な色のコントラストが葬儀屋の存在感をさらに引き立てており、身の丈以上もありながら違和感なく手元に収まるデスサイズとともに、非常に完成度の高いフィギュアに仕上がっている。商品価格は12,960円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年10月を予定。なお、「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)限定特典として「葬儀屋 フィギュアver. ラバーストラップ」も用意されている。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBS
2015年05月28日コトブキヤが展開するフィギュアシリーズ「ARTFX J」にて、2014年7月~9月に放送されたTVアニメ『黒執事 Book of Circus』に登場するグレル・サトクリフが立体化され、2015年8月に発売されることが决定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は12,420円(税込)。「ARTFX J」シリーズは、日本から生まれたアニメ、漫画の人気キャラクターを立体化するコトブキヤのフィギュアシリーズで、名作のキャラクターたちを当時一ファンとして追い続けていたコトブキヤの企画者、原型師たちがこだわり抜いてプロデュース。これまでに『幽☆遊☆白書』『新テニスの王子様』『劇場版トライガン Badlands Rumble』『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』『進撃の巨人』といった作品を人気キャラクターが、続々と立体化されている。同社が展開する『黒執事 Book of Circus』フィギュアシリーズ第3弾として、"赤"とセバスチャンをこよなく愛する死神「グレル・サトクリフ」が登場。第一弾「シエル」、第二弾「セバスチャン」に続いて、立体化を求める声が大きかったという。原型製作は、服部達也氏、HIDE氏、西丸芳弘氏が担当。実際のフィギュアでは、表情やポージングはもちろん、細部のパーツ一つひとつに至るまでこだわり抜いて造形。たなびく髪の毛と風をはらんだコート、グレルのシンボルでもあるチェーンソー型の「デスサイズ」、それぞれに微妙に色味の違う赤を用い、挑発的に微笑むグレルの魅力を最大限に表現している。商品価格は12,420円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年8月を予定。なお、「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)限定特典として、「グレル フィギュアver.ラバーストラップ」がプレゼントされる。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBS
2015年04月30日アニプレックスは4月27日、シャープのロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズとコラボレーションした特別モデル「プレミアムなCOCOROBO <黒執事Ver.<」の予約受け付けを開始した。シャープの社内プロジェクト「プレミアムなCOCOROBO」の第2弾として開発されたモデルだ。4月27日17時から5月31日23時59分まで、「aniplex+」にて予約を受け付ける。価格は税別150,000円。別途送料として540円かかる。台数限定販売のため、予定上限台数に達し次第、予約受付を終了する。○その執事、掃除本製品は、シャープのロボット掃除機「COCOROBO」の最上位モデル「RX-V200」をベースに開発された特別モデル。枢やな氏原作のマンガ作品「黒執事」の主人公であるセバスチャン・ミカエリスをモチーフとしている。ボディ天面のイラストは描き下ろしで、「COCOROBO」のロゴもオリジナルだ。本体に収録された音声は、テレビアニメでセバスチャン役を務める声優の小野大輔氏による録り下ろし。ユーザーが「きれいにして」など呼びかけると、おなじみの「イエス、マイロード」というセリフとともに掃除を開始する。そのほか、「お願い」と呼びかけると「おねだりの仕方は教えたでしょう?」、「愛してる」と呼びかけると「もったいないお言葉、恐縮です」などと返答。「お話して」「セリフ言って」という呼びかけに対しては、「一体、何をどうしたら、こういうことになるんです?」「都合が良い時ばかり、子どもになられるのですね?」といった作中に登場する名ゼリフで返事をしてくれる。RX-V200のクラウド連携機能を活かして、天気情報やニュースを教えてくれるほか、目覚まし、献立の提案などの機能も持つ。ただし、ニュースや献立を尋ねた際、セバスチャンがしゃべるのは「御意、クラウドさんに聞いてみましょう」などのつなぎのセリフのみ。ニュース内容などをしゃべるのは、ベースのRX-V200と同様の音声だ。○コラボはなぜ実現?シャープはプレミアムなCOCOROBOの第一弾として、すでに<妹Ver.<を販売した実績を持っている。これは、他企業や大学、研究機関などと広く共同で開発を行ってクラウドサービスを作り出す「SHARP Cloud Labs(シャープ・クラウド・ラボ)」によるプロジェクトだった。「前回の<妹Ver.<を発表した際に、『黒執事のセバスチャンバージョンが出たらすぐに買うのに……』というご意見を、1人ではなく何人かの方からいただきました」と語るのは、シャープ 研究開発本部 クラウド技術開発センター 所長 上田徹氏だ。シャープ側が「名作としてすでに高い評価を得ている黒執事にコラボを持ちかけるなど、おこがましいと考えていた」ところ、黒執事の制作会社であるアニプレックスからラブコールがあり、今回の協業に至ったとのことだ。シャープ 研究開発本部 クラウド技術開発センター 技術企画室 副参事 徳永礼氏は、「黒執事という作品の持つ世界観をジャマしないよう設計した」と説明。「黒執事ファンの人がニヤリとしながら使っていただけるようになっていると思う」を自信を見せた。購入方法など詳細は、「プレミアムなCOCOROBO <黒執事Ver.<商品情報ページ」を参照のこと。
2015年04月27日名探偵コナン鳥取ミステリーツアー実行委員会は4月29日~11月23日、TVアニメ『名探偵コナン』をテーマとした「名探偵コナン鳥取ミステリーツアー」を実施する。同ツアーでは、『名探偵コナン』の世界観の中、本格的な推理に挑みながら鳥取県内の観光を楽しむことができるという。同作のシナリオライターが開催エリアを舞台としたオリジナルストーリーを書き起こし、ツアー参加者は当日に配布されるストーリーが掲載されたツアーブックと、開催エリアの各観光施設で手に入る手がかりをもとに推理。ツアー終了後に自身の推理をハガキにて応募する。推理の正解は、TVアニメでの放送および漫画雑誌『週刊少年サンデー』での発表を予定している。また、全ての謎を解いた参加者の中から抽選でプレゼントを進呈するとのこと。なお、今回同ツアーが開催される鳥取県は、『名探偵コナン』の原作者である青山剛昌氏の出身県でもある。同市の出身地である鳥取・北栄町には、コナンのブロンズ像や"コナン大橋"など、コナンのオブジェやコナンゆかりの名所が点在しているとのこと。同ツアーの実施エリアは、鳥取県内の倉吉・米子・鳥取・三朝・北栄の各エリアとなる。参加方法など、詳細は公式WEBサイトにて。
2015年03月30日審美歯科医院「デンタルビューティーサロンPureCure」(東京都・六本木)は3月4日、短時間のハミガキメニュー「執事歯科医師のクイックハミガキ」(税別1,500円)の施術提供を開始した。厚生労働省の発表によれば、程度の差はあるものの、日本では成人の約8割以上が歯周病にかかっているといわれている(「平成16年厚生労働省歯科疾患実態調査」より)。また、普通にハミガキをするだけでは約58%しか汚れが落ちていないという調査もあるとのこと(「日本歯周病学会誌17(2)258-264頁1975年」より)。この現状について、「欧米と違って日本では歯のクリーニングに歯科医院に行くという習慣が定着しておらず、何か口の中のトラブルがあってから初めて歯科医院を訪れるという患者さまも多いのです」と同クリニック。そこで同クリニックでは、歯科医院の怖いイメージをなくすために、院長・増岡太郎氏が執事に扮し、「執事歯科医師によるデンタルクリーニング」というメニューを行ってきた。そして今回、"もっと気軽にハミガキだけしてほしい"という患者の声に応え、これまでオプションだった「執事歯科医師によるひざまくらハミガキ」のみを単体で提供することとなったという。同施術は、オリジナルの天然アロマオイルを配合した歯磨き剤を使用して、ソファで10分間ハミガキをするのみ。診察や治療の勧めなどは一切行わず、歯石取りで痛い思いをしたことのある人や歯科医院のチェアーに座ることに恐怖心のある人でも抵抗なく施術を受けられるとのこと。また、おすすめの歯ブラシも1本提供となる。
2015年03月06日コトブキヤが展開するフィギュアシリーズ「ARTFX J」にて、2014年7月~9月に放送されたTVアニメ『黒執事 Book of Circus』に登場する「セバスチャン・ミカエリス」が立体化され、2015年4月に発売されることが決定した。価格は11,880円(税込)。「ARTFX J」シリーズは、日本から生まれたアニメ、漫画の人気キャラクターを立体化するコトブキヤのフィギュアシリーズで、名作のキャラクターたちを当時一ファンとして追い続けていたコトブキヤの企画者、原型師たちがこだわり抜いてプロデュース。これまでに『幽☆遊☆白書』『新テニスの王子様』『劇場版トライガン Badlands Rumble』『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』『進撃の巨人』といった作品を人気キャラクターが、続々と立体化されている。同社が展開する『黒執事 Book of Circus』フィギュアシリーズとして、『ARTFX Jシエル・ファントムハイヴ』(2015年3月発売)に続く第2弾として、悪魔であり、ファントムハイヴ家の執事であるセバスチャン・ミカエリスが登場。第1弾のシエル同様、チェスのイメージを盛り込み、圧倒的な世界観を持たせての立体化となる。『ARTFX Jセバスチャン・ミカエリス』は燕尾服を身にまとい、蠱惑的な表情を浮かべるセバスチャンを精緻な造形によって表現しており、チェス盤を模したベースと背後に重なるシックな額縁がキャラクターの魅力を一層引き立てる仕上がり。なお、コトブキヤショップ限定購入特典として、サクライ氏が描き下ろした『セバスチャン フィギュアver. ラバーストラップ』がプレゼントされる(なくなり次第終了)。商品価格は11,880円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBS
2014年10月28日コトブキヤが展開するフィギュアシリーズ「ARTFX J」にて、2014年7月~9月に放送されたTVアニメ『黒執事 Book of Circus』の主人公のひとり「シエル・ファントムハイヴ」が立体化され、2015年3月に発売される。価格は11,880円(税込)で、「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。ファントムハイヴ家の若き当主であるシエル・ファントムハイヴを、チェスのイメージを盛り込んだ、圧倒的な世界観で立体化。シックで上品な衣装を身にまとい、ナイトをイメージしたベースにたおやかに腰かける姿を再現している。艶やかな髪色やドレッシーな服装も細かく造形し、シエルの物憂げな顔付きも見どころ。コトブキヤの手がける『黒執事 Book of Circus』フィギュアシリーズの第1弾として登場する。原型製作は白髭創氏が担当。なお、2015年には「セバスチャン・ミカエリス」の立体化も予定しているという。価格は11,880円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年3月を予定している。さらに「コトブキヤショップ」購入特典として「シエル フィギュアver. ラバーストラップ」が付属する。「ARTFX J」シリーズは、日本から生まれたアニメ、漫画の人気キャラクターを立体化するコトブキヤのフィギュアシリーズで、名作のキャラクターたちを当時一ファンとして追い続けていたコトブキヤの企画者、原型師たちがこだわり抜いてプロデュース。これまでに『幽☆遊☆白書』『新テニスの王子様』『劇場版トライガン Badlands Rumble』『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』『進撃の巨人』といった作品を人気キャラクターが、続々と立体化されている。(C)枢やな/スクウェアエニックス・黒執事Project・MBS
2014年10月18日「ガラアーベント(GalaabenD)」は、1月18日に公開される映画『黒執事』の衣装協力を手掛けた。水嶋ヒロが務める主人公・セバスチャンの執事服や、剛力彩芽が演じる男装の令嬢・幻蜂清玄の衣装などを担当。水嶋やスタイリスト、デザイナーが打ち合わせを重ね、本人の採寸を含めて約3ヶ月を掛け製作された。ブランドらしいナポレオンジャケットやボウタイ、ジレなど、ドレッシーかつ官能的な雰囲気。東京・原宿のガラアーベント直営店では1月24日まで衣装をショーウインドーに展示している。水嶋が重視したのは「徹底的にサイズをボディラインに合わせ、動いたときに優美さが感じられるシルエット」とのこと。燕尾服のテールは動いたときに舞うよう長めのデザインで、紋章学をベースにオリジナルのボタンとラベルピンを作成するなど、細部にもこだわりが見られる。水嶋は食事制限により身体を50kg台まで絞り込み、原作のセバスチャンさながらに細身の執事服を着こなした。ワーナー・ブラザーズ配給の『黒執事』は、シリーズ累計発行部数1,800万部を突破し、世界42の国と地域で翻訳されている人気コミックの映画化。「ナナ(NANA)」シリーズの大谷健太郎とTVアニメ「タイガー&バニー(TIGER&BUNNY)」のさとうけいいちがダブル監督を務め、優香や山本美月、栗原類らも出演する。新宿ピカデリー他で全国ロードショー。
2014年01月16日俳優の水嶋ヒロが1月9日(木)、主演作『黒執事』のジャパンプレミアに出席。約3年ぶりの俳優復帰作だが、当初は本作への参加を固辞しており「いま思うとバカだった」と反省しきり。「間違いなく一番思い入れが強い作品。この勝負に勝ちたいです」と宣言した。知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいてパーフェクトな完全無欠の“悪魔の執事”セバスチャン(水嶋さん)と、魂の契約を交わした少女・幻蜂汐璃。汐璃はある復讐のために、セバスチャンは彼女の魂を喰らうために、2人は女王から命じられた巨大な謎の解決に挑んでいく。枢やな氏の人気コミックをオリジナルストーリーで実写映画化した。東京・渋谷公会堂で行われたジャパンプレミアには水嶋さんを始め、幻蜂汐璃を演じる剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が集結!さらに来日中の英国人歌手ガブリエル・アプリンによる主題歌“Through the ages”の生披露もあり、観客2,000人のボルテージは早くも最高潮に。水嶋さんは主演に留まらず、共同プロデューサーとして企画段階から参加しており「作品のために多くの時間を費やした。俳優として、そしてクリエーターとしてできる精一杯の努力を重ねたつもり。すでに映画をご覧になった方から、涙が出そうなほど嬉しい言葉もいただき、僕にとっては大切な作品」と感慨しきりだった。一方、剛力さんは男装の令嬢という役どころで「初めての経験で、難しいこともたくさんあった」と述懐。それでも「水嶋さん演じるセバスチャンのおかげで、私も汐璃と向き合うことができた。現場でも水嶋さんは、先頭に立って、引っ張ってくださり、支えてくれた」と“座長”に対し最敬礼だった。伊武さんからは「本当に面白い作品。これは絶対に続編ができる」と絶賛の声があがり、大谷監督も「ぶっちゃけ、続編が撮りたい」と早くも意欲満々。これには水嶋さんも大感激の様子で「今年の目標ですか?僕にはこの映画をヒットさせることしかないです」と力強くアピールしていた。『黒執事』は1月18日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:黒執事 2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 枢やな/スクウェアエニックス(C) 2014 映画「黒執事」製作委員会
2014年01月09日水嶋ヒロと剛力彩芽をメインキャストに迎え、全世界累計発行部数1,700万部突破の大ヒットコミックを実写映画化した『黒執事』。2014年1月の公開を記念し、イオンシネマ限定で「ご主人様、ポップコーンのお時間ですよ」コンセッションプロモーションが本日よりスタート。これを受け、ドジっ子メイド・リン役の山本美月と、葬儀屋・ジェイ役の栗原類が登場する特別映像が到着した。知識、教養、立ち居振る舞い、料理の腕前から戦闘能力に至るまで、すべて完璧、非の打ち所があるとすれば性格の悪さだけという、万能にして忠実な執事・セバスチャン。そして、実は女であることを隠して生きる男装の令嬢、幻蜂(げんぽう)家当主、幻蜂清玄(きよはる)伯爵。2人をつなぐもの、それは、命と引き換えの絶対的な主従関係だった――。今回到着した特別映像では、劇場に座る葬儀屋・ジェイ(栗原さん)のもとに、ドジっ子メイドのリン(山本さん)がポップコーンを運んでくる。大好きな“ホネホネクッキー”を頼んだつもりのジェイが怪訝な顔をするも、リンはニッコリ笑顔で半ば無理やりポップコーンを押し付ける。その勢いにタジタジとしていたジェイだが、最後には「食べてみたけど、やっぱり美味しいね」と長く装飾された爪でポップコーンを食べてニヤリ…という内容だ。この映像の収録後に、山本さんは「作品を撮り終えたのが5月で、今回久しぶりにリンの衣装を着たのですが、あんまり違和感なく、しっくりきています」と、再びリンを演じられた喜びを語った。本編でジェイを演じた栗原も「7ヶ月ぶりにジェイを演じて、改めてジェイのことが気になるようになりました。例えばこのマニキュア(と長い爪)でどうやって洗面所に行っているのか…と」と、撮影時とはまた違った気持ちで役に臨んだ様子。衣装で気に入っている点について、山本は「“絶対領域”があることです!」、また栗原は「マニキュアも独特で好きですし、一番好きなのはこの帽子です。実はスタッフさんの手作りなのですが、正直言って“欲しい”と思いました」と、それぞれのお気に入りポイントを語ってくれている。本編では二人が登場するシーンがなかったが、栗原は「お互いの衣装姿を今回初めて見たのですが、僕はリンの衣装を見るのを楽しみにしていたんです。今回リンを見ることができてよかった。本編で共演したらどうなっていたんだろう…たぶん、今回のように(タジタジと)なっていたと思います」と、初共演の喜びを語り、山本はハニかみながら「ありがとうございます」と笑顔で応えていた。イオンシネマ限定「ご主人様、ポップコーンのお時間ですよ」コンセッションプロモーションは本作上映予定の全イオンシネマ(76サイト)において、ポップコーンを購入した方にもれなく『黒執事』特製ステッカーをプレゼントするほか、館内では今回到着した特別映像も放映される予定だ。『黒執事』は2014年1月18日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒執事 2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開&copy; 2014 枢やな/スクウェアエニックス&copy; 2014 映画「黒執事」製作委員会
2013年12月21日“ネガティブすぎる”モデルとして知られる栗原類が、枢やなの同名のベストセラー・コミックを原作にした実写映画『黒執事』に出演することが発表された。栗原さんが演じるのは、原作をベースにしたオリジナル・キャラクターである謎の葬儀屋・ジェイ。事件の発端となった大使館員の遺体を運ぶジェイは、闇社会に生きる年齢不詳の浮世離れした人物だ。先日「お芝居をメインにやって行くと決意しました」と俳優業への意気込みを発表したばかりの栗原さん。本作のオファーを受けたときの気分は嬉しさと不安が入り交じっていたと言い、「水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした」と相変わらずのネガティブ発言で当時をふり返る。「役づくりはいろいろと考えてきましたが、現場に入ると、子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせていただきました」と語る栗原さん。そんな彼について大谷健太郎監督も「とにかく怪しく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました」と太鼓判を押している。演技プランを栗原の方から提案することもあったそうで「ジェイの大好物であるクッキーの食べ方や、お金に執着する演技など、彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンができました」とそのこだわり方にも大絶賛。そして、ジェイのキャラクターを決定付けているのはその奇抜なファッション。共同監督を務めるさとうけいいちが「今回のコスチュームは、さとうもノリノリでデザインさせていただきました」というだけあって、エナメルのロングコートにレオパードのジレ、機械的装飾のハットというコーディネートは、個性的の一言。「登場時もかなりイケてる霊柩車に乗っております。こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん!美しくも奇怪!という言葉が当てはまります。とにかく怪しすぎますから!」というさとう監督のコメントからも、早くもその登場に期待が大きく膨らむ。栗原さん自身もかなりお気に入りの様子で、「今回の衣装、好きです。特に帽子がトップハットなのに、いろいろ付いていて、珍しくて素敵です。衣装、全てまるごと頂きたいですが、お値段がいくらになるか分からないので…」と本音を漏らしていた。完全オリジナルストーリーで展開される本作。原作は19世紀のイギリスを舞台としているが、実写版では2020年の、西洋文化と東洋文化が入り乱れたアジアの都市を舞台に描かれる。公開は2014年新春。セバスチャン・ミカエリスを演じる水嶋ヒロをはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月、大野拓朗、海東健、ホラン千秋、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗らそうそうたる豪華キャストの競演にも期待がかかる。『黒執事』は2014年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒執事 2014年、全国にて公開&copy; 2014 枢やな/スクウェアエニックス&copy; 2014 映画「黒執事」製作委員会
2013年07月09日史上初の推理作家エドガー・アラン・ポーが自らの小説を模倣する連続殺人鬼に立ち向かい、奪われた恋人を救う為、数々の謎に挑む、命をかけた5日間を描いたミステリー・サスペンス『推理作家ポー 最期の5日間』が3/20(水)ブルーレイ/DVD/オンデマンドでリリースされる。今回発売を記念して、本作で若き刑事を演じたイケメン俳優ルーク・エヴァンスのインタビューをお届けしよう。■本作はどのような物語ですか? この映画の根底にはエドガー・アラン・ポーの最も有名な作品が元になっている、恐ろしい事件や殺人事件だ。彼の作品に刺激を受けた連続殺人犯は、ポーのイマジネーションから生まれた作品からインスピレーションを得て、その殺人をそのまま正確に再現しようとするんだ。■あなたの役どころは? 今回、ポーと一緒に連続殺人犯に挑むエメット・フィールズ警視を演じたんだ。僕が演じるフィールズが最初に登場する場面は殺人事件現場だ。彼は殺人現場を見渡し、何かにピンと来たが、それが何かはすぐには分からなかった。だがこの殺人現場に彼は心当たりがあり、何かがおかしいと思った。それで捜査と調査を進めてから、ようやくポーの作品に描かれた殺人とそれが同じだということに気が付くんだ。フィールズはまず彼のことを疑うんだ。彼がポーのことを信用せず、彼の作品に嫌悪感を抱いていることは明白だね。しかしポーのアリバイは簡単に証明され、2人のぎこちない共闘関係が生まれていく。■ポーとフィールズ警視の関係は? フィールズはとても理論的で、分析的だが、ポーは基本的にその正反対の男だ。否定的な意味で火花を散らし合い、はじめからお互いのことを好きになれない。絆を深くすることはまるでしないけれど、一緒に捜査をしなければいけないんだ。2人とも違った見方をしているが、そのゴールは同じ。2人はまるっきり違うタイプの人間、それだけに難しかったことは、それぞれの役に息吹を吹き込んだ上で、2人が実際に協力し合っているのだということを観客に理解してもらえるように描くことでだったんだ。おそらくそれが出来たのではないかと思っているよ。■エドガー・アラン・ポーを演じたジョン・キューザックとの共演はどうでしたか? ポーはSF小説や、殺人事件や推理小説の父とも言われている人物だが、ジョンは明らかにポーに魅せられていた。彼はポー役を楽しんでいるように見えたし、何よりも演じがいのある役だからね。演じながら「この人はジョン・キューザックだ」と思ったことは一度もないよ。いつでもエドガー・アラン・ポーがそこにいると思えたんだ。ジョンのように演技に一点の欠点もない人物と共演できたことは本当に光栄だね。本当に楽しかったよ! ■ジェームズ・マクティーグ監督とのお仕事はいかがでしたか? 監督として、彼は俳優を自由に演じさせてくれて、撮影現場でも我々に自由を与えてくれたし、俳優の能力を引き出してくれる人だ。■作品情報『推理作家ポー 最期の5日間』 公式サイト ブルーレイ+DVDセット<3,990円/税込> DVD<3,360円/税込>ブルーレイ、DVD同時レンタル、オン・デマンド同日配信発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(c)2013 AMONTILLADO PRODUCTIONS, LLC/POE PRODUCCIONES, SLU
2013年03月16日イクスピアリ(千葉県舞浜)は2013年2月10日、11日の2日間、イクスピアリの街を舞台にした参加型冒険推理イベント「ねらわれた戴冠式~たちあがれ!街の勇者たち~」を開催する。同イベントは参加者がイクスピアリの街を巡り、隠されたヒントを探しながら暗号を解読して謎を解き明かす、大人向けの本格的な推理イベントとなる。参加者は、4Fシェフス・ロウ「Club IKSPIARI」のステージにて繰り広げられる、王国の謎に満ちた物語「事件編」を観劇する。その後、悲劇に襲われた王国を救う勇者となり、物語の中やイクスピアリに散らばる解決の手がかりを探す冒険の旅に出発する。参加料金には7つの指定飲食店で使用できる1,000円分の食事券も含まれており、レストランで食事をすると、謎解きの手がかりがもらえるという仕組み。推理結果を投票したあとは、劇「解決編」を鑑賞。見事に事件を解決できた参加者には、ラストの表彰式にて表彰される。参加費は5,250円。小学生は無料。イクスピアリ約50店舗で特典が受けられるウエルカムカード付。チケットは12月15日より、ローソンチケットにて全国一斉発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日推理小説を執筆する際に、守らないといけないルールというのが実は存在します。「推理小説が大好き!」という人なら知っていると思いますが、、たまに読む人やあまり読まないという人はもしかするとそんなのがあることさえ知らないかもしれません。今回は、そんな推理小説のルールを紹介します。とはいえ、そのルールを絶対に守らないといけない!という訳ではありませんし、推理小説を書く際の入門的なものだと考えてもらえると幸いです。まずは『ノックスの十戒』から紹介しましょう。ノックスの十戒とは、1928年に推理小説家のロナルド・ノックスが発表した推理小説を書く際の入門的なルールです。1.犯人は物語の最初の部分から登場している人物でなくてはならない。いきなり最終局面で「実は私が真犯人なのだフハハハハ!」などといきなり知らない人物が登場したらダメですもんね(笑)。2.探偵方法に超自然的な能力を用いてはいけない。時間を巻き戻せたりしちゃうと簡単に犯人が分かってしまいますし……。3.犯行現場に秘密の抜け穴や秘密の通路が2つ以上あってはならない。1つだけあるのはOKだそうです。4.未発見の毒薬や難解な科学的説明が必要になるような器具を用いてはならない。読者が推理できないような空想上の薬物や、ドラえもんの秘密道具などのトンでもアイテムが登場してはいけない、ということですね。5.中国人を登場させてはならないこのルールが発表された当時は、中国人は神秘的、または超常現象的な力が使えると考えられていたそうです。6.偶然や第六感によって事件を解決してはならない。適当に犯人の名前を挙げたら正解でした、めでたしめでたし。という展開は確かに寒いですよね(笑)。7.探偵自身が犯人であってはならない。そりゃそうだ(笑)。ただし、探偵が事件を解決に導くために犯人を装うというのはアリだとか。8.事件を読者がわからないような手がかりによって解決してはならない。読者に推理できる証拠はすべて明らかにしないといけない、ということでしょうね。9.ワトソン役(物語の語り部)は自分の判断や見解をすべて読者に伝えないといけない。これも9番目と同じく、推理の判断材料をちゃんと提示せよ、ということのようです。10.双子の登場人物、または一人二役の変装などは予め読者に知らされなければならない。出すならちゃんと読者にも知らせろ、とそういうことですね。ノックスの十戒は以上です。次に、ノックスの十戒と並んで有名な推理小説を書く際のルールが、『ヴァン・ダインの二十則』です。これは推理作家のS・S・ヴァン=ダインがノックスの十戒と同じ1928年に発表したもの。少し長いですが、おつき合いください。1.事件の謎を解く手がかりは明白に記述されていなくてはならない。読者に謎の手がかりなどはあってはいけないということで。これはノックスの十戒と同じですね。2.作中の人物が仕掛けるトリック以外に、作者が読者を騙すような記述をしてはいけない。読者のミスリードを誘ういわゆる「叙述トリック」というものですが、ヴァン・ダインはこの叙述トリックがあまり好ましくなかったそうで、こういったルールを入れたそうです。3.余計なラブロマンスを付け加えて知的な物語の展開を混乱させてはいけない。ミステリーの課題は、犯人を正義の庭に引き出すことであり、恋に悩む男女を結婚の祭壇に導くことではない。確かに推理小説を読んでいるつもりがいつの間にか恋愛小説になってたら驚きますよね(笑)。4.探偵自身や捜査員の1人を突然犯人にしてはいけない。これは恥知らずのペテンである。これはノックスの十戒にもありましたよね。5.犯人は論理的な推理によってしなければならない。偶然や暗合、動機のない自供によって解決してはいけない。これもノックスの十戒にありました。テキトーな推理で偶然犯人が分かる、などは持っての他ということですね。6.探偵小説には必ず探偵役が登場して、その人物の捜査と一貫した推理によって事件を解決しなければならない。誰も推理しなかったら物語は進みません。非常に基本的なことですね。7.長編推理小説には死体が絶対に必要である。殺人より軽い犯罪では読者の興味を持続できない。殺人と窃盗で比べると、解決することの重要性などが違ってきますね。8.占いとか心霊術、読心術などで犯罪の真相を告げてはならない。ちゃんと自分の頭で推理しろってことでしょうか。9.探偵役は1人が望ましい。1つの事件に複数の探偵が協力し合って解決するのは推理の脈絡を分断するばかりでなく、読者に対して公平を欠く。それはまるで読者をリレーチームと競争させるようなものである。読んでいる人も1人の探偵の目線の方が読みやすいかもしれませんね。10.犯人は物語の中で重要な役を演ずる人物でなくてはならない。最後の章でひょっこり登場した人物に罪を着せるのは、その作者の無能を告白するようなものである。仰るとおりで(笑)。11.端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。要するに犯人役にはちゃんとした重要性を持たせろということですね。12.作中にいくつもの殺人事件があっても、真の犯人は1人でなければならない。ただし端役の共犯者がいてもよい。真犯人が何人もいるのは推理する読者も困惑してしまうかもしれませんね。でもグループ犯などもありますし、今はこの限りではないのでしょうね。13.冒険小説やスパイ小説なら構わないが、探偵小説では秘密結社やマフィアなどの組織に属する人物を犯人にしてはいけない。非合法な組織の保護を受けられるのでアンフェアである。あまりにも強大な力がバックにあると、探偵側が手も足も出なくなっちゃうからでしょうか。14.殺人の方法と、それを探偵する手段は合理的かつ科学的であること。空想科学的であってはいけない。毒殺の場合なら、未知の毒物を使ってはいけない。これもノックスの十戒にありましたね。15.事件の真相を説く手がかりは、最後の章で探偵が犯人を指摘する前に、作者がスポーツマンシップと誠実さをもって、全て読者に提示しておかなければならない。ノックスの十戒にあるように、推理の手がかりはちゃんと読者に明かしなさい、ということです。16.よけいな情景描写や、わき道にそれた文学的な饒舌は省くべきである。物語の筋と関係ない余計なパートは入れるな、ということのようです。17.プロの犯罪者を犯人にするのは避けること。それらは警察が日頃取り扱う仕事である。真に魅力ある犯罪はアマチュアによって行われる。13番目と同じように、探偵役が手も足も出ないような人物を犯人にしてはいけない、ということですね。18.事件の結末を事故死とか自殺で片付けてはいけない。こんな結末は読者をペテンにかけるようなものだ。そんなオチだったら読者は「今までの推理はなんだったんだ!?」と唖然となりますね。19.犯罪の動機は個人的なものがよい。国際的な陰謀とか政治的な動機はスパイ小説に属する。要するに、探偵役の手に負える範囲で……ということですね。20.自尊心のある作家なら、次のような手法は避けるべきである。これらは既に使い古されたものである。・犯行現場に残されたタバコの吸殻と、容疑者が吸っているタバコを比べて犯人を決める方法・インチキな降霊術で犯人を脅して自供させる・指紋の偽造トリック・替え玉によるアリバイ工作・番犬が吠えなかったので犯人はその犬に馴染みのあるものだったとわかる・双子の替え玉トリック・皮下注射や即死する毒薬の使用・警官が踏み込んだ後での密室殺人・言葉の連想テストで犯人を指摘すること・土壇場で探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く方法簡単に言うと、ありきたりなものは使うな、ということのようで(笑)。以上が、推理小説を書く際のルールと呼ばれているものです。1928年に発表されたものですので、今では「ちょっと意味がわからないです」と思ってしまうものもありますね。ただ、本当に基本的なルールも含まれているので、「推理小説を書いてみたい!」という人は、まずこれらを参考にしてみるのもいいかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月17日ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。自らの小説模倣犯と対峙したポー最期の日々を、史実とフィクションを融合した大胆な発想とスタイリッシュな映像でダイナミックに描き出した極上のミステリー、それが現在公開中の、『推理作家ポー 最期の5日間』だ。監督のジェームズ・マクティーグにインタビューを行った。■本作は、作家エドガー・アラン・ポーの最期の数日間をモチーフにした作品となっていますが、本作を製作するきっかけを教えていただけますか?もともとポーの文学作品はお好きだったのですか?プロデューサーのアーロン・ライダーから話をもらったんだが、彼はこれまでにも『メメント』や『プレステージ』といった興味深い作品の数々を手掛けてきた人物で、個人的に注目していたんだ。僕自身、もともとポーのファンだったし、ポーの人生そのものと彼の作品が巧みに交差するストーリーにも大いに惹きつけられた。作品のほとんどが短編小説だったことや、彼の人生がかなり陰鬱で悲惨なものだったこともある。それに、ポーを題材にした映画の決定版、といったような作品がこれまでになかったという点でも意義あるチャレンジになると思った。彼の人生と物語を組み合わせて、今までにないユニークな映画が出来るんじゃないかと思ったんだ。■繊細なところもありつつ、芸術家として我の強いジョン・キューザックのポー役はハマリ役だと感じたのですがどのようにしてキャストを決めたのでしょうか? また、役作りの上でそれぞれのキャストに何かアドバイスをしたことはありましたか?ジョンはバラエティ豊かなジャンルの映画に出演してきた素晴らしい俳優だけど、彼のダークな部分が存分に活かされた作品はこれまでになかったように思う。意外かもしれないけれど、ジョンはアメリカの有名な作家ハンター・S・トンプソンやイギリスのアーティスト、ダミアン・ハーストといったダークな作風で知られる人々と親交が深くて、彼自身もかなりダークな一面を持ち合わせているんだ。そういった彼の側面をつつけば、興味深いポー像が出来上がるんじゃないかと思ったし、本人も大いに乗り気で役作りに熱を注いでいたよ。やつれた風貌にするため減量して髪をボサボサにしたり、ゲッソリした顔に見せるために不健康そうな黄色いメイクを施したりと、見た目的にもあれこれ工夫を凝らしていたけれど、実際のポーに似すぎていないのがよかったね。外見をそっくり真似するのではなく、もっと内面的な、ポーの“精神”のようなものを体現していたのが素晴らしかった。「ポーは実際にこんな事を言っていた」とか「実際のポーならこんな風には振る舞わないだろう」とか、ジョンとはあれこれ話し合ったとは言え、彼が演じるのはあくまでポーをベースにした想像上のキャラクターであって、そっくりそのままポーというわけじゃないし、映画のストーリーにしても史実に基づいているわけじゃないからね。この映画に登場するポーは、殺人鬼によって自らの小説の世界に身を投じ、危険なゲームに巻き込まれる哀れな1人の男というだけだし、ポーをめぐる歴史上の事実や出来事を忠実に再現しようだなんて、はなから考えていなかったよ。■では実際にジョン・キューザックと仕事してみていかがでしたか?また、フィールズ刑事役を熱演したルーク・エヴァンスについても聞かせて下さい。ジョンはアイデアも豊富で、本当にすばらしい俳優だよ。僕が間違った意見を言った時には、真っ先に遠慮なく指摘してくれたしね(笑)。他の役者なら考えつかないようなユニークな視点で、ニュアンスたっぷりにこの役を演じてくれた。すごく興味深いアプローチで、演出する側としても楽しかったよ。ルークは今後大スターになる可能性を秘めた、聡明で才能豊かな役者だし、エミリー役のアリス・イヴもすばらしい演技を見せてくれた。ブレンダン・グリーソンのことは昔から大ファンだったんだけれど、演じる役柄さながらの存在感でスクリーンに華を添えてくれた。すばらしいキャストに恵まれて、本当にラッキーだったと思うよ。■最後に、日本で公開を楽しみしているファンへ本作品の見所とメッセージをお願いいたします。日本の観客は僕がこれまで手掛けた作品も熱狂的に支持してくれたし、すごく感謝しているんだ。今までの作品とはちょっと毛色が違うとは言え、この映画にはホラーや心理スリラー、アクションといった日本で人気の高いジャンルの要素が詰まっているし、「落とし穴と振り子」をモチーフにした殺人などショッキングなシーンも含めたスリリングなストーリー展開に、日本の観客もきっと喜んでくれるはずだよ。作品情報『推理作家ポー 最期の5日間』 公式サイト 監督:ジェームズ・マクティーグ出演:ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン大ヒット上映中!(C)2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年10月24日“史上初の推理『推理作家ポー 最期の5日間』動画作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーを主人公にした映画『推理作家ポー 最期の5日間』が本日から日本公開され、11月1日(木)からは南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンを主人公にしたアクション大作『リンカーン/秘密の書』が日本公開される。ジャンルのまったく違う2作品だが、両作には意外な共通点があるようだ。公開中の『推理作家ポー…』は謎の死を遂げたポーの生涯にインスパイアされた製作たちが今も全貌が解明されていない彼の“最期の5日間”に迫るサスペンス。彼の小説を模倣する犯人との息つまる頭脳戦が見どころだ。一方、『リンカーン/秘密の書』は、奴隷解放に尽力したリンカーン大統領は実は、夜になるとヴァンパイアたちと戦っていた!という奇想天外なドラマを描くアクション作。ティム・バートンが製作総指揮を務めている。両作はまったくジャンルの違う作品だが、いずれも実在の人物の実際に起こった出来事をイマジネーションの源泉にしながら、予想もしなかった斬新なフィクションを描いている。そしてそれらはいずれも単なる“借りもの”ではなく、執筆に苦悩し、何度も不幸に見舞われながら執筆を続けた作家ポーと、どんな苦境にも負けることなく信念をかけて全身全霊で戦い抜いたリンカーンの“人生哲学”を、フィクションを用いることで伝えようとしている。ちなみにポーとリンカーンはどちらも1809年生まれの同年齢。ポーはボストンで、リンカーンはケンタッキーで生まれたが、ふたりは同時代にアメリカで暮らし、史料には「作家として国際的な人気を集めたポーが、ホワイトハウスに招かれた」という記述もあるという。ふたりが実際に出会っていたかどうかは不明だが、19世紀の初頭はアメリカという国家が大きく揺れ動き、多くの制度が整い始める一方で、社会は依然として不安定で、“闇”が人々の心に影をおとしていた。そんな時代を生きたポーとリンカーンが映画でどんな活躍を見せるのか気になるところだ。『推理作家ポー 最期の5日間』公開中(C)2011 Incentive Film Productions. LLC All Rights Reserved.『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2012 Twentieth Century Fox
2012年10月12日“史上初の推理作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーの命日(1849年10月7日)が近づいてきた。数々の傑作小説を世に残すも、 いまだにその死に多くの謎があるとされているポー。12日(金)からは映画『推理作家ポー 最期の5日間』が日本公開されるなど、 彼の存在とその最期は今も多くの人々を魅了しているようだ。その他の写真ポーは、1809年にアメリカのボストンで生まれた小説家・詩人で、『黒猫』『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』などの著作を次々と発表し、江戸川乱歩、スティーブン・キング、ティム・バートンら後世の芸術家たちに大きな影響を与えた。彼は若い頃から飲酒癖があり、そのことによるトラブルも少なくはなかったという。30代には妻の死から目を逸らすために酒量が増え、すさんだ生活を送るように。しかし、40歳になったポーは10代の時の恋人と再会して婚約。禁酒同盟にも加入し、結婚式の準備をすすめていた矢先に、ボルティモアで謎の死をとげた。彼は1849年10月3日に意識不明の状態で発見され、7日の早朝5時に病院で息を引き取っている。ちなみにポーがボルティモアに到着したのは9月29日のことで、意識不明で発見されるまでの5日間の足取りはいまだに謎のままだ。この“空白の5日間”については今も諸説があるようで、ライバル作家による暗殺や、政治トラブルに巻き込まれたなどの説が有名だ。またポーは息をひきとる寸前に“レイノルズ”という人物の名前を繰り返し口にしていたそうで、この人物が一体、誰を指すのかも、いまだに研究対象になっている。映画『推理作家ポー 最期の5日間』は、この“空白の5日間”を創作の出発点においたフィクションで、彼の小説を模倣して殺人を繰り返す犯人と頭脳バトルを描いている。また、映画のラストには創作者たちが想像した“ポーの最期の真相”が描かれており、死から160年以上経っても解けない謎に“解答案”を提示している。『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金) 全国ロードショー
2012年10月05日40年という短い生涯ながら、世界中の推理小説や映像表現、音楽にまで多大な影響を与え、いまもなおその功績が語り継がれている天才作家、エドガー・アラン・ポー。彼の死の謎にまつわるミステリーを史実とフィクションを織り交ぜて解き明かす『推理作家ポー最期の5日間』が来週末、遂に公開を迎える本作の劇中シーンの一部が、どこよりも早くシネマカフェに到着した。現在も謎に包まれている、ポーの死の真相と最期の日々。本作では史実を基にして、19世紀半ばのアメリカ・ボルティモアを舞台に、ポーと彼に魅せられた小説模倣犯の命を賭けた5日間の壮絶な戦いが描かれる。初公開となった映像は、ジョン・キューザック演じる主人公・ポーの恋人・エミリー(アリス・イヴ)の誕生日に開かれた仮面舞踏会のシーン。仮面で素顔を隠し、ポーがエミリーの美しさに心を奪われ、穏やかに時間が流れる舞踏会。すると突然、髑髏の仮面を付けた死装束の騎士が突如乱入!会場は騒然となり、その混乱に乗じてエミリーは忽然と姿を消してしまう…。その死装束の騎士から受け取った“挑戦状”がポーと犯人の壮絶な頭脳戦の始まりを告げることとなるのだが――。ポーが身を挺して助けようとする、連れ去られた恋人“エミリー”。この役柄は、実在したポーとは違い架空の人物であるが、実はある人物をモデルにしているといううわさも。ポーは、27歳のときにその当時13歳のヴァージニアという従妹と結婚をしている。27歳と13歳が結婚という驚きの関係だが、その当時も多くの反対を押し切っての結婚だったよう!けれど、その妻も母親と同じく結核で亡くなり、ポーは徐々に情緒の安定性を失っていったという。この映画に登場するエミリーは、彼が妻を亡くした後で出会った複数の女性たちを統合させてできた役んだとか。不幸にも、母や愛妻を始め彼と愛の言葉を交わし合った複数の女性たちもみな、彼より先にこの世を去っていたのだそう。現代に至るまで多くのファンに影響を与え続けていた、偉大な作家エドガー・アラン・ポーも日本の文豪、太宰治や三島由紀夫のように多くの悩みを抱えたひとりの人間だったことが伺える。ところどころに散りばめられたヒントを頼りに、ポーは恋人・エミリーを救い出すことができるのか?華やかでありながらも、ストーリーの重要ポイントとなるこちらの映像をまずはご堪能あれ。『推理作家ポー 最期の5日間』は10月12日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はYou Tubeにてご覧いただけます。You Tube■関連作品:推理作家ポー 最期の5日間 2012年10月12日より全国にて公開© 2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年10月05日“史上初の推理作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーを主人公にした映画『推理作家ポー 最期の5日間』が10月12日(金)から公開される前に、本作を手がけたジェームズ・マクティーグ監督がインタビューに応じた。その他の写真本作は、『黒猫』『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』などの著作を発表し人気を得るも、1849年に謎の死を遂げたポーが、彼の小説を模倣して殺人を繰り返す犯人と頭脳バトルを展開するフィクションだ。これまでアラン・ムーアの人気コミックを映画化した『Vフォー・ヴェンデッタ』や『ニンジャ・アサシン』などハイテンションなアクション演出で好評を集めてきたマクティーグ監督だけに、謎が謎を呼ぶサスペンス要素がたっぷりとつまった本作も「ひとつのジャンルに固執するのはイヤだった。この映画はサスペンスや謎解きの要素はあるけど、アクションやスリラーでもあるんだ。だから俳優たちにはあえて『謎解きに気をとられずにストレートに役柄を演じてくれ』と伝えたんだ」と振り返る。そんなリクエストを受け、徹底的にリサーチを重ねて伝説の推理作家を直球勝負で演じたのは、ジョン・キューザック。アート映画から超大作まで幅広いジャンルで活躍する名優だ。「僕はずっとジョンのファンだったんだ。彼はとても頭がいい人だから、ポーを描く際にはジョンの“知性”が必要だった。難しい役柄ではあるけど、彼には現場でたくさんアイデアを出してもらったよ」。劇中でポーは、自身の想像力が現実の殺人につながってしまうという事態と向き合い、模倣犯と対決する。「僕も過去にはダークでバイオレントな作品もつくってきたけど、その影響はアーティストにとって計り知れないことだ。すべての芸術家は現実の環境から逃れることはできないし、僕はそのことで責任が問われるとは思わないな」。ちなみに監督がこう語るのには理由がある。彼の初監督作『Vフォー・ヴェンデッタ』に登場したテロリスト、ガイ・フォークスのマスクは現在では、国際的なハッカー集団”アノニマス”のシンボルとして全世界で知られているからだ。「僕はアノニマスの一員じゃないよ!」と豪快に笑うマクティーグ監督は「個人的にはあのマスクを被って抗議しているのはいいことだと思っている。あの映画の大切なメッセージは”なぜ人は反逆を起こさなければいけないのか?”だったからね。あのマスクの権利をとっておけば今ごろ大儲けできたのに!とは思うけど」と笑顔を見せる。自身が手がけた映画が現実の世界に影響を与えてしまったマクティーグ監督が、自身の想像が生み出した殺人トリックに立ち向かう推理作家ポーの物語を描いたことは少し奇妙な偶然ではないだろうか。『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金) 全国ロードショー(C)2011 Incentive Film Productions LLC. All rights reserved.
2012年09月27日40年という短い生涯ながら、世界中の推理小説や映像表現、音楽にまで多大な影響を与え、いまもなおその功績が語り継がれる天才作家、エドガー・アラン・ポー。彼の死の謎にまつわるミステリーを史実とフィクションを織り交ぜて解き明かす『推理作家ポー最期の5日間』が10月12日(金)より公開となる。本作で、渋みの効いた演技で主人公・ポーを魅力的に演じるジョン・キューザックだが、彼と絶妙なコンビネーションを発揮するのが注目のイケメン俳優、ルーク・エヴァンス。公開より一足早く、彼が本作の魅力、さらにジョンとの夢の共演について語ってくれた。ルークが本作で演じるのは、、奇怪な連続犯罪の捜査を先導し、ポーと共に事件の解明に奔走するボルティモア警察のフィールズ刑事。「フィールズはとても理論的で分析的。だがポーは基本的にその正反対の男なんだ」とルークも語るように、対照的な男2人が手を取り合っていくところが本作の見どころでもある。また、本作でメガホンを握ったジェームズ・マクティーグ監督(『Vフォー・ヴェンデッタ』)によれば、若くして捜査を取り仕切ることができる自信やこの捜査への重みを出し切るフィールズ役には、とりわけ強い人間性が不可欠だったそうだが、ルークからはまさに「これぞ映画スターだ!」という雰囲気と共にその要素を感じられたという。監督に、文句なしの「スター」の太鼓判を押されたルークだが、近年における彼の活躍は目覚しい。2年前に公開されたスペクタクル大作『タイタンの戦い』で神話の神・アポロ役で高い注目を集めて以来、昨年大ヒットを記録した『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』では三銃士の一人・アラミスを、続く『インモータルズ −神々の戦い−』ではギリシア神話の神・ゼウスを演じるなど、肉体を駆使しながらも高貴な魅力を放ってきた彼は、12月に日本公開される『ホビット 思いがけない冒険』にも重要なポストで出演を果たしている。『推理作家ポー最期の5日間』では、その知的な魅力を余すところなく発揮しているルーク。監督も「彼の目の奥で数多くの事を表現している。ポーを演じるジョン・キューザックと彼を並べてみると、とても興味深い光景になりました」と絶賛を惜しまない。さらに、ポー役のジョンとの初共演について聞かれたルークは、「僕は彼のジョン・キューザックではなくポーとして見ていたよ。ジョンのように非の打ちどころがない演技ができる人と一緒に演じられて光栄だったし、とても楽しかったよ」と語る表情からも、充実した共演の様子がうかがえる。ぜひ、ポーとフィールズ刑事が追うスリリングなミステリーと共に、彼ら2人の絶妙なコンビネーションに注目してほしい。『推理作家ポー最期の5日間』は10月12日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:推理作家ポー 最期の5日間 2012年10月12日より全国にて公開© 2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年09月27日2011年春に上演された『鎌塚氏、放り投げる』は、シャープで知的な笑いの波状攻撃に加え、三宅弘城演じる“万能執事・鎌塚アカシ”というニュースターを生み出し、劇作・演出の倉持裕が新境地を開いた記念すべき作品。その第2弾『鎌塚氏、すくい上げる』が今夏上演される。7月下旬の某日、稽古場を訪ねた。M&OPlaysプロデュース「鎌塚氏、すくい上げる」 チケット情報空間を不可思議かつ自在に使いこなすことに定評のある倉持が、今回選んだ舞台は豪華客船だ。完璧なる執事・アカシは主人・由利松公爵より、船上で行われる長男モトキ(田中圭)と花房家公爵令嬢センリ(満島ひかり)の見合いを成功させよとの命を受け、レッドジンジャー号に乗り込む。待ち受けていたのは、政略結婚を嫌うセンリが女中ミカゲ(市川実和子)に無理やり協力させた“作戦”や、打算と恨みで見合いを壊そうとする堂田男爵夫人タヅル(広岡由里子)と執事スミキチ(玉置孝匡)の陰謀、そして船長・丸地(今野浩喜)と船員・烏田(六角精児)のワケありな雰囲気、など不穏なことばかり。出演者8人の個性が、奇抜なキャラクターと溶け合い輝きを放つ。一見自信満々ながら実は非力でひ弱なモトキ坊ちゃんを田中が伸びやかに演じれば、満島が見るからに跳ねっ返りのセンリ嬢を虚実の境目が見えない暴走演技で応える。アカシに憧れるミカゲの切なさ、色っぽさを醸し出す市川も好サポート。前回から続投の広岡&玉置は、さすがの安定感で丁々発止の掛け合いせりふを操り毒のある笑いを振りまく。兄弟に見えなくもない六角と今野の、ぶっきらぼうながら息ピッタリのやりとりが作品に新たな風を吹き込む。そして、なんと言っても三宅演じるアカシが良い。ご主人からの難題を次々にクリアするスーパー執事を、抜群の身体性から繰り出すアクロバティックな演技、マンガかと思うほど変貌する表情、芸人顔負けの勘の良さで、戯曲の笑いを次々に具現化していく。倉持は、そんな魅力的な出演者に感情から動きまで実に繊細な指示を手渡しながら、同時にオモシロぜりふをその場で考えて差し込むという余力を見せ、演出ぶりからは開幕までに作品がさらに進化する可能性大と見て取れた。加えて豪華客船の甲板を模した舞台装置は360度回転し、変わりゆく舞台上の景色が物語を加速させるのだ。『鎌塚氏、放り投げる』にはタイトルに因んだ、ヨーロッパ映画のように小粋なラストシーンが用意されていたが、今回も終幕に小さな「奇跡」が起こる。センスの良い会話の妙に笑い、アクションシーンにハラハラし、誰もが幸福になれるラストに酔う。劇場での上質な時間を、是非味わって欲しい。公演は8月9日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて上演。その後、名古屋、大阪、島根で公演を行う。取材・文:尾上そら
2012年08月06日1849年10月7日、ひとりの作家が不可解な言葉を残してこの世を去った。ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。彼の最期の5日間を軸に、夭逝した若き天才作家の死にまつわる謎を解き明かす映画『推理作家ポー 最期の5日間』の日本公開が決定!そのスリリングでミステリアスな予告編と最新ポスタービジュアルが到着した。現在も謎に包まれている、ポーの死の真相と最期の日々。本作では史実を基にして、19世紀半ばのアメリカ・ボルティモアを舞台に、ポーと彼に魅せられた小説模倣犯の命を賭けた5日間の壮絶な戦いが描かれる。「アッシャー家の崩壊」、「モルグ街の殺人」など数多くの名作を世に残した彼の功績は、没後160年の年月を経たいまもなお語り継がれており、コナン・ドイルや江戸川乱歩、そしてティム・バートンなど、世界中の推理小説や映像エンターテインメント、果ては音楽にまで影響を与えている。そんな偉大なる作家・ポーを演じるのは、ミドルエイジの渋みを効かせるジョン・キューザック(『シャンハイ』)。彼と一緒に連続殺人鬼に挑む刑事・エメットには『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のアラミス役が記憶に新しい注目若手俳優ルーク・エヴァンス。『シャーロック・ホームズ』のホームズとワトソン博士に負けぬコンビネーションを見せる。さらに、ポーの美しき婚約者・エミリーを新進女優のアリス・イヴ(『メン・イン・ブラック3』)が演じる。今回、解禁となった予告編では、自身の著した推理小説になぞらえた殺人事件の連続、さらに恋人・エミリーを奪われ、翻弄されるポーの姿が!犯人を追い詰め激化するポーと犯人の息もつかせぬ攻防戦の一幕が確認できる。また、ポスターにはポー、エメット、エミリーの3人の後ろに飛び立った鳥の影が落ち、不吉な黒い羽が舞い散っているが、果たして黒い影は何を意味しているのか?「この謎を解けるか?」という、目に見えぬ犯人の声はまるで観客に向けられているかのよう。命を賭けた5日間の頭脳ゲームにあなたはついてこられるか!?『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:推理作家ポー 最期の5日間 2012年10月12日より全国にて公開© 2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年07月27日“史上初の推理作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーの謎の死をモチーフにしたミステリー映画『推理作家ポー 最期の5日間』の予告編映像がこのほど公開された。『推理作家ポー 最期の5日間』予告編ポーは、1809年生まれの米国人作家。『黒猫』『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』などの著作を発表し人気を得るも、1849年に謎の死を遂げている。映画は、今もなお解明されていない彼の死をモチーフにしたフィクションで、ポーと、彼の小説を模倣して殺人を繰り返す犯人の頭脳バトルを描く。ポーを演じるのは『2012』のジョン・キューザック。また『三銃士~王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船』のルーク・エヴァンスや、『メン・イン・ブラック3』のアリス・イヴが出演する。このほど公開された予告編は、物語の概要を手際よく紹介しながら、物語の舞台となる1849年のアメリカ・ボルティモアの影のある風景と、登場人物たちの迫真のドラマの一端を垣間見ることができる内容。見るもおぞましい死体、本作の原題にもなっている“不吉なカラス(Raven)”、ポーの婚約者エミリーに迫るの魔の手など、物語を盛り上げる要素も数多く差し込まれており、ダイナミックな映像と、先の読めない謎解きの両方が楽しめる予告編になっている。『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金) 全国ロードショー
2012年07月27日『謎解きはディナーのあとで』は、財閥令嬢である新人刑事・宝生麗子(北川)が遭遇する難解な事件を、慇懃無礼な執事・影山(櫻井)が見事に推理して解決に導くミステリー。作中に登場するユニークな台詞「お嬢様の目は節穴でございますか?」「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」が話題となり、多くの支持を得ている。劇場版では、アジア最大の客船・SuperStar Virgo号で撮影を敢行し、シンガポール行きの豪華客船を舞台に乗員乗客3000人の中から真犯人を探し当てるために奮闘する姿を描く。そのほかの情報ドラマ版に引き続き執事役を務める櫻井は、「連続ドラマとSPドラマを経ての映画化、再び影山を演じられること、ひとつの役を長く何度も演じられる機会は多くないので、とても嬉しいです。ずっと行きたいと思っていたシンガポールと豪華客船での撮影は、仕事とはいえ胸を躍らせています」と出演の喜びを語っている。北川は、「スタッフの方々と再会し、作品に帰ってきた! という感じです。たくさんの人に愛された作品だったんだなと実感しました。ドラマから映画化される作品が初めてなので本当に嬉しいです。スケールアップした“謎解き”をぜひ楽しみにしていてください」とアピールしている。また、ドラマ版で麗子の上司・風祭を演じた椎名桔平に加え、客室支配人を中村雅俊、船内のステージシンガーを桜庭ななみ、船長を鹿賀丈史、福引で乗船チケットを手に入れた下町の珍客を宮沢りえが演じるほか、映画監督に竹中直人、船の見習いコックに要潤、ギャンブル好きな社長に生瀬勝久など、豪華キャストが脇を固めている。毒舌執事・影山と令嬢刑事・麗子の名コンビが、スクリーンではどのように“謎解き”するのか注目したい。『謎解きはディナーのあとで』2013年全国公開
2012年06月04日