こんにちは、佐原チハルです。赤ちゃんを育てている人たちにとって大きな悩みの種になることが多い“夜泣き”。夜泣きがなくなってくれれば、気持ちの面でも体力的にも「もっと楽になれるのに!」というママ・パパは少なくないはずです。そこで今回は、赤ちゃんが夜泣きをしなくなると噂の“ジーナ式” について、実践・挑戦してみた人たちの声を聞いてみました。●“ジーナ式”ってなに?ジーナ・フォードという、有名なナニー(母親に代わって子育てをする女性)の提唱する育児方法です。日本でも『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』という書籍が販売されていて、詳しく説明されています。ジーナ式では、赤ちゃんが一日に必要としている睡眠時間をもとに“生活リズムを作る”ことが徹底されています。一日の中での起床・授乳・昼寝も含めた寝かしつけのタイミングが細かく決められている のです。基本的に「添い寝はしない方がいい」「泣いたらすぐに抱き上げてあげることもしない」方針であるため、日本の育児方法とは大きな違いがあると言えそうです。●“ジーナ式”を取り入れてみたママたちの感想は?感想は3パターン見られました。●(1)「絶対に無理!」という声『本を読んでる最中から「難しそう」って感じだった。もちろん挑戦もしてみたんだけど、やっぱり無理だった。思い返しても「こんなのできるわけないだろ!」としか思えない』(30代/1歳の子のママ)スケジュールを完全にコントロールしなければならない点が、非常にストレスだった そう。「あんなに細かいスケジュール、大人だけでもきついのに赤ちゃんと一緒にできるわけない」と感じたそうです。●(2)「良いとこ取りすることにした」という声『とりあえず“一日に必要な睡眠時間の分、ちゃんと寝ていることが大事”って話だということがわかったので、そこだけ取り入れることにしました。「昼間こんなに寝かせちゃったら夜寝ないかもな」って目安にする程度で、ゆるい感じで』(30代/1歳の子のママ)こちらのママさんも、やはり「スケジュール通りに過ごすのは無理」と感じたそうですが、赤ちゃんの生活リズムを考えるための参考にはなったそうです。●(3)「導入はしなかったけど気持ちはすごく楽になった」という声『取り入れるまではしなかったんですが、気持ちは楽になりました 』(20代/2歳と1歳の子のママ)下のお子さんが生まれる少し前に“ジーナ式”を知ったというママさんです。そのころ2歳になる前だった上のお子さんは、まだまだ甘えん坊盛りで不安だったそう。『上の子が泣き虫なので、下の子が泣いていてもすぐに抱っこできないことも多いだろうなってわかっていて、「そんなんで大丈夫かな。下の子がかわいそうじゃないかな」って心配していたんです。“すぐに抱き上げないでいい”って書いてあって、気が楽になりました』●「“ジーナ式”で夜泣きしなくなる」は本当?このメソッドの導入は、上述の通り相当にハードです。そのため、実践しきれた保護者はあまり多くない ようで、筆者の周りでも1人だけでした。『うちは夜泣きしなかったし、ジーナ式は面白かったよ。夫が定時上がりできる仕事だったから、どうにか導入できたんだと思う。だけど、他にも「これ夜泣きしなくなっていいよ」って言われてたことをいろいろやってたから、ジーナ式が効いたのかどうなのかは正直ちょっとわかんない』(30代/2歳の子のママ)とのことです。微妙ですね……。なお、実は筆者もかつてジーナ式に挑戦してみた一人。わが家では、子どもは夜泣きをしました。ただし、全部で3回だけ。ほとんど夜泣きをしない子だったので非常に助かりました。とはいえ、筆者の取り入れ方は“良いとこ取り”の中途半端なものですし、「“ジーナ式”も何もやってないけど、うちも夜泣きしなかったよ」というケースもあります。「ジーナ式の効果だ!」とまではなかなか断言できなそうです。----------以上、いかがでしたでしょうか。ジーナ式は、夜泣きしなくなるメソッドではなく、あくまで“赤ちゃんの生活リズムを作る”方法です。とはいえ、夜泣きしない赤ちゃんに育ってくれればうれしいことですし、赤ちゃんの健康のためにも生活リズムを整えることは悪いことではないですよね。興味のある方は、一度『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』を読んでみるのもいいかもしれません。【参考文献】・『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』ジーナ・フォード(著)●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年03月25日赤ちゃんは本当に可愛くて癒される存在です。でもそんな赤ちゃんでも毎日ご機嫌が良い日ばかりではありません。夜、近所が寝静まっている中に大声で夜泣きをされてしまい、しかもなかなか泣き止んでくれないとなるとママの方がヘトヘトになり泣きた出したくなるような気分にもなります。今回は赤ちゃんの夜泣きについて解説していきます。赤ちゃんは本当に可愛くて癒される存在です。でもそんな赤ちゃんでも毎日ご機嫌が良い日ばかりではありません。夜、近所が寝静まっている中に大声で夜泣きをされてしまい、しかもなかなか泣き止んでくれないとなるとママの方がヘトヘトになり泣きた出したくなるような気分にもなります。今回は赤ちゃんの夜泣きについて解説していきます。赤ちゃんの夜泣きはいつくらいからはじまるもの?赤ちゃんの夜泣きですが、一体いつくらいからはじまるものなのでしょうか?一般的には、夜泣きというのはだいたい生後6ヶ月頃からとは言われていますが、これにはかなりの個人差があります。生後間もない新生児でもよく泣いたりしますが、これは厳密にいうと夜泣きには入らないようです。新生児は四六時中泣いて当たり前の時期ですのであまり心配はいりません。また泣き声もまだそれほど大きくはないです。またどんなに夜泣きが酷いタイプの赤ちゃんでもいつかは終わりを迎えますので、一時期はママはあまり睡眠時間が取れなくて大変かもしれませんが、まずは慌てずママが落ち着くことが肝心です。そもそも夜泣きの原因とその対処方法とは?赤ちゃんは泣くのが仕事とは言いますが、夜泣きにも原因や対処方法はあるのでしょうか?夜泣きの原因には何があるのか?正直なところ、赤ちゃんが夜泣きをする正確な原因というのは今の医学でもはっきりとはわかっていないのが現状です。また個人差も大きく、ほとんど夜泣きをしないという赤ちゃんもいます。しかし考えらえることとしては、赤ちゃんが何らかの原因により興奮状態に陥ってしまい寝たいのに寝付くことができない、眠り方が赤ちゃん自身よくわからなくて混乱している、不安感を感じているなどの他には、一日における睡眠サイクルがズレたり乱れてしまい、それによってさまざまなストレスや刺激を受けていることなどが原因だとは考えられています。特にお昼寝の時間が長かったり、反対に全くお昼寝ができなかったりなどすると、夜中に突然目を覚ましてしまったり、最初から全然寝付くことができず夜泣きにつながってしまったりします。またママの精神状態も赤ちゃんの夜泣きと関係しているようです。夜泣きの対処方法にはどんなものがあるのか?うちの赤ちゃんが夜泣きをしてしまい、それが長時間におよぶ場合には、ご近所さんのこともありますし、ママ自身の睡眠不足による健康状態や精神状態にも影響してきてしまいます。何より、夜泣きが酷い赤ちゃんですと、赤ちゃん自身も寝不足に陥ってしまい良くありません。そこで夜泣きをし始めたときには、次のことを試してみてください。まず泣き始めたからといってすぐに抱っこするのは辞めましょう。数分様子を見ることが大切です。またしばらく続けて泣き続けているようなら、そのときは抱っこをしてあげるようにしましょう。赤ちゃんの背中を優しくトントンと叩きながらゆっくり揺らしてあげて子守唄を歌ってあげます。暑くて泣いている場合もありますので、暑そうであれば、服を脱がせてあげるのもいいでしょう。また少しベランダなどの外に出て新鮮な空気や風に当ててあげてください。車の運転ができるママやパパは近所でいいので少し夜間ドライブに外出してみるのも一つの方法です。お腹が空いて泣いている場合もあるので授乳や粉ミルクをあげたり、オムツが濡れていないかもチェックしてみましょう。またビニール袋などの音を鳴らして赤ちゃんの気をそらしてみるのもよく試される方法です。赤ちゃんの生活リズムを整えてあげることが何よりのポイント!赤ちゃんというのは刺激にとても敏感なので、ちょっとした環境の変化などにも過敏に反応します。上記の対処方法を色々試してはみたけれどうまくいかないという場合には、やはり赤ちゃんの生活リズムをまず整えてあげる必要があると思います。そのためには、毎日決まった時間に赤ちゃんを起こしてあげて規則正しい生活をさせるようにする、夜も同じ時間には寝ていなくても部屋を暗くする、長い時間お昼寝はさせないなどの工夫が必要です。そしてママ自身も大変かもしれませんが、イライラしたり怒ったりせずゆったりとした気分で毎日を赤ちゃんと過ごすように心がけてみてください。
2017年02月02日赤ちゃんの夜泣きがはじまると夜中に何度も起こされてしまうため、ママたちは、つねに睡眠不足。疲れがたまって体調を崩してしまう人もいるようです。「一晩でいいから、朝までゆっくり眠りたい」「赤ちゃんが夜寝てくれない」赤ちゃんの泣き声がこわくなったり、夜が来るのが憂うつになってしまったりするママも少なくないと思います。泣きやまない赤ちゃんを抱いて、夜中に「夜泣きから解放されるのは、いつなんだろう…」と途方にくれることもありますよね。そこで、そんな疲労困憊気味のママ(とパパ)へ、赤ちゃんの夜泣き対策を紹介します。■夜泣きの時期は、いつからいつまで?赤ちゃんが夜寝てくれないことは、ママにとって悩ましい問題です。子育てをつらいと感じる理由のひとつでもあるでしょう。雑誌などでも度々取りあげられ、関連書籍も多数出版されていることからも「夜泣き」や「赤ちゃんの睡眠」が関心の高いテーマだということがわかります。夜泣きが始まる時期は、早い子だと生後4ヶ月ごろからはじまります。7~9ヵ月ごろにピークを迎え、1歳半ごろまでに治まるのがほとんど。しかし、中には2歳をすぎても夜泣きが続く子もいるようです。一方、まったく夜泣きをしない子もいます。赤ちゃんにも個人差があるので、ほかの赤ちゃんと比べて落ちこむ必要はありません。■「夜泣き」の原因はさまざま赤ちゃんが夜泣きをすると、「おっぱいが飲みたいのかな?」「オムツが汚れているのかな?」「寝室が暑(寒)すぎるのかな?」といろいろ考え心配する人も多いことでしょう。もちろん、オムツや空腹などが原因のこともありますが、月齢や状況によっても異なるため、夜泣きの原因に関しては一概には言えません。■月齢別夜泣きの原因夜泣きは子どもの成長過程と深く結びついているため、月齢ごとに詳しく見ていきましょう。<新生児期>生まれたばかりの赤ちゃんは、体内時計が未発達なため、朝になると起きて活動し、夜になると眠るという体内リズムができていません。そのため睡眠のリズムがうまく取れず、頻繁に寝たり起きたりを繰り返してしまい、結果、夜泣きをする原因につながると言われています。さらに生まれたばかりの赤ちゃんは、母親の胎内から出て間もないことから、外の世界に慣れておらず、ちょっとした刺激にも敏感で、気温や物音などに反応して昼夜関係なく泣いてしまう傾向にあります。<生後5〜6ヶ月>一般的に子どもの夜泣きが始まると言われているのが生後5ヶ月頃です。生後3ヶ月を過ぎると睡眠サイクルが発達し、体内時計も整うため、まとまって寝てくれるようになるのですが、生後5ヶ月頃になると睡眠が乱れやすくなり、夜泣きにつながってしまうことがあるようです。さらに、生後5ヶ月頃は赤ちゃんの脳は急激に発達し、起きているときに脳が受けた刺激を睡眠中に処理し始めます。しかし、その刺激が大きすぎると、夜泣きをすることがあると言われています。<1歳過ぎ>睡眠リズムや脳の発達が原因と言われていますが、1歳過ぎからの夜泣きはそれまでの夜泣きとは原因が異なると言われています。怖い夢を見たり、夜中に突然起きて泣き叫ぶ「夜驚症」と呼ばれる睡眠障害が始まったりするのもこの時期。そのため、1歳過ぎは激しい夜泣きに悩むケースがママ・パパの間で比較的増えるようです。 <2歳過ぎ>2歳すぎになると、睡眠周期が75分と長くなり、大人の90分〜120分にぐっと近づき、朝までぐっすり眠ってくれる子も増えてきます。しかし、なかには2歳を過ぎてもまだ夜泣きがおさまらない子どももいます、生活習慣が乱れたり、日々のちょっとしたことがストレスになったりしていることが夜泣きの引き金になるケースが多いようです。■赤ちゃんの睡眠パターンまずは、赤ちゃんの睡眠の特徴を知っておくといいでしょう。大人も子どもも、眠っているときには浅い眠り「レム睡眠」と深い眠り「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されます。大人はだいたい90分〜120分周期のところ、新生児は40分〜50分と短いうえに、睡眠時間の約半分がレム睡眠なのだそう。そのため、深い眠りへの切りかえがうまくいかないことも。■胎児のころの睡眠リズムが夜泣きの原因?!また、夜泣きには、胎児のころの睡眠リズムも関係しているのだとか。『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)によると、胎児のころの睡眠リズムが夜泣きの原因となっていることがわかったそうです。胎内にいる赤ちゃんは、浅い眠りと深い眠りを繰り返しており、昼よりも夜に目を覚ますことが多いのだとか。理由として、次のように述べられています。目覚めているときの胎児は、寝ているときより活動量が多いため、ママの血液から多くの酸素を奪います。そこで、母体に負担をかけないよう、ママが寝ている夜間によく目を覚ます睡眠リズムになっているのです。出典:『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)“お母さんの体を守るため”の赤ちゃんの睡眠リズムが、生まれてからもしばらく続いているのですね。胎内のリズムから卒業して本来の生活リズムを覚えるために、夜泣きをするようです。■夜泣き対策「すぐ起こす」「すぐ授乳」は控えた方がよい?「これをやったら夜泣きがなくなる」という解決方法は、残念ながらありません。しかし、生活環境やパパとママの対応によって、改善できる点はあります。赤ちゃんが泣きはじめたらすぐに抱き起こしたり、授乳したりしないほうがいいという意見も。赤ちゃんが泣くと、すぐに泣きやませようとあれこれ試みたくはなるものの、まずはしばらく様子を見ましょう。本来、眠っているときには脳からの信号は遮断されています。しかし、赤ちゃんの脳は未熟なため、眠っているときにも体内に信号が送られてしまうことがあるのだとか。眠っている赤ちゃんが突然目を開けたり、声を出したりすると、起きたと思って抱きあげてしまうことも。しかし、赤ちゃんはまだ眠っていて「寝言泣き」をしている可能性もあるそうです。寝ぼけて泣いているのか、お腹が空いているのか、オムツが濡れているのかなど、注意深く見守りましょう。睡眠不足のママにとっては、赤ちゃんの泣き声そのものがストレスになっているかもしれません。たとえ1、2分であっても、とても長く感じることもあるでしょう。つらいかもしれませんが、ぐっと我慢です。夜泣きがおさまらないからといって、完全に目を覚まさせて遊ばせる、ドライブに連れて行くなどの方法をとる人もいます。しかし、眠る習慣の妨げになってしまうため、やめた方がいいでしょう。もちろん、本当に授乳や抱っこなどの対応が必要なときもあります。赤ちゃんの状態を見て、判断しましょう。■海外の夜泣き対策パリで子育てをするアメリカ人ジャーナリストが書いた『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)でも、夜泣きをする赤ちゃんを「観察する」ことの大切さについて触れられています。赤ちゃんには睡眠のサイクルがあり、その谷間に目を覚ますからだ。睡眠のサイクルは二時間。このサイクルをつなげる学習をしているうちは、泣くのがふつうだ。泣くたびに、親がお腹が空いたか苦しいのかと勝手に判断して、急いであやしてしまうと、赤ちゃんの、睡眠サイクルを自力でつなげる学習がさまたげられる。出典:『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)上記は著者が取材した小児科医の発言です。睡眠サイクルをつなげる学習は、生後2〜3ヶ月ごろからスタートするといいのだとか。また、赤ちゃんの睡眠サイクルが終わるころに、あやすなどして親が眠りに戻すのを手伝ってあげることが大切だとも述べています。夜泣き対策を実践するには、パパの協力も不可欠です。ママが疲れやストレスをためこまないためにも、夫婦間でしっかり情報共有をしましょう。■朝は7時に起きる生活に切りかえる「朝になったら起きて、夜になったら眠る」という生活リズムを整えるべく、生後2ヶ月ごろになったら環境づくりを開始しましょう。理想は、朝7時に起きて夜8時には眠る生活です。朝は7時になったらカーテンを開けて、部屋に日の光を入れます。赤ちゃんが動き出したら「おはよう」と声をかけて、完全に目覚めてから抱きあげるといいそうです。その後は、声かけをしながらオムツ替えや顔をふくなど、朝の習慣づくりをしましょう。昼寝の時間も調整が必要です。お昼から午後3時ごろまでは、おうちでゆっくり過ごして昼寝ができるようなリズムを作ってあげるといいそうです。昼寝が遅くなり、夕方に眠ってしまったときには、30分くらい経ったら起こすようにしましょう。夜8時になったら、赤ちゃんが起きていても部屋の明かりを消して暗くします。就寝の30分前ごろから、赤ちゃんとのふれあいタイムを設けましょう。テレビやスマホは控えて、抱っこして声をかけたり、絵本を読んだりして、静かに過ごしてください。「パパの帰りが遅いから、8時に寝ると赤ちゃんと過ごす時間がなくなってしまう…」という家庭の場合は、赤ちゃんとのふれあいタイムは朝に変更するといいでしょう。■寝かしつけが負担なら、方法を見直す抱っこで赤ちゃんをユラユラ揺らす、おんぶをするなど。いまの寝かしつけを負担に感じている人は、方法を見直してみましょう。赤ちゃんが現在の方法に慣れてしまうと、夜起きたときにも同じ寝かしつけでないと眠ってくれなくなってしまうそう。ママが疲れてしまって別の方法で寝かそうとすると、夜泣きに発展するケースも。生活のリズムが整ったら、方法を変えるといいでしょう。まずは、頭をなでる、おなかをトントンするなど、ママが取りいれたい方法をひとつ決めましょう。赤ちゃんに新しい寝かしつけの方法を伝えるには、まずは昼寝から試してみるといいでしょう。新しい方法に慣れるまでは、赤ちゃんはなかなか寝付けず泣いてしまうこともあります。15分くらいやってダメそうならあきらめて、次のタイミングに挑戦しましょう。開始から1週間は、前の方法に戻らないようにします。■新生児の夜泣きは信号の不具合によるもの!?新生児期は、まだ昼夜の区別がつかずに寝たり起きたりを繰り返しています。夜泣きの原因は、脳が未熟な状態だということ。新生児の脳は、大人の3分の1ほどの量しかないため、脳の信号の不具合も起こってしまうようです。ママのお世話の仕方に原因があるわけではありません。また、新生児には、一点を見つめると視線が固まってしまう「強制注視」という行動性があるのだそうです。小さな豆電球の明かりでも目が離せなくなることもあるため、夜間は照明を消しておきましょう。オムツ替えや授乳に備えて、手元の明かりがあると便利ですね。■月齢別夜泣きの対処法それぞれの成長ステージによって、夜泣きの原因も違ってきます。それぞれの月齢に合わせた夜泣きの対処法をご紹介します。<新生児期>赤ちゃんがびっくりして目を覚まさないよう、刺激を与えないようにしましょう。さらに快適に眠れるよう音や室内の温度など、環境を整えるよう心がけてください。<生後5〜6ヶ月>昼と夜のメリハリをつけ、生活のリズムを整えてください。暑かったり、寒かったりしないか、室内の温度にも気を配りましょう。<1歳過ぎ>「夜驚症」などの睡眠障害により、本人もわけがわからず泣いたり暴れたりする場合は、明かりをつけて、まずは目を覚まさせましょう。落ち着いたら、抱っこしたり、お水を飲ませたりして、一度しっかり目を覚まさせてから、再度寝かしつけるとスムーズに眠ってくれます。<2歳過ぎ>精神的な要因が影響していることが多いため、会話や抱っこなどのスキンシップで、子どもの気持ちを安心させてあげましょう。■効果的な夜泣き改善策毎日夜泣きに悩まされて辛い…というママ・パパには、まずは簡単にできる夜泣きの対処法をご紹介します。▼毎日の睡眠儀式を作る赤ちゃんがスムーズに眠れるように「入眠儀式」を決めましょう。例えば、寝る1時間前にお風呂に入れたり、ベッドに寝かせたら絵本を読むといったように、毎日同じ方法で寝かしつけをすることでルーティン化し、赤ちゃんも寝る時間を体で覚えていきます。さらに、就寝前には抱っこしたり、親子のふれあいを楽しんだり、スキンシップをたくさんすることで赤ちゃんを安心させてあげましょう。▼気持ちよく眠れる環境作りまだ言葉が話せない赤ちゃんは、不快感を泣いて訴えることしかできません。そのため、赤ちゃんが安心して眠れる環境を作ってあげることが大切です。寝具とパジャマは肌触りのよいものを選び、こまめに洗濯して清潔に保ちましょう。さらに部屋の明かりも入眠にはとても重要です。布団に入る少し前の時間から徐々に部屋の明かりのトーンを落とし、おやすみモードに変えていきましょう。明るい部屋から突然暗い部屋に連れていくと、怖がって眠れないことがあるため、照明をうまく活用すると効果的です。▼昼間の活動量を増やす日中は、外でたくさん体を動かして遊ぶと、たくさん体力を消耗し、疲れて眠りやすくなります。また昼間にお昼寝をさせすぎると、夜眠りづらくなるため、お昼寝の時間を調整するようにしましょう。赤ちゃんの眠りには個性があるため、ここにある夜泣き対策をしても、うまくいかないこともあるかもしれません。まずは、現在の生活スタイルや赤ちゃんへの接し方を見直してみるといいでしょう。夫婦で協力して、赤ちゃんに合う方法を探ってみてくださいね。<参考文献>・『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)・『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)・『イラストでわかる! 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(かんき出版)・『Baby-mo』2016年秋冬号(主婦の友社)・『婦人之友』2006年2月号(婦人之友社)
2016年12月18日モヤモヤした日は小さなことで改善できます。それはいつもと違うことをすること。つまらなさや不幸せな気持ちは、案外簡単に消すことができます。もっと上手に自分と付き合ってみましょう。この記事の中にヒントが見つかります。1.辛い事があるから幸せを感じる今起こっている現状を受け入れて、喜びを感じてみましょう。オーストラリアの精神療法士Russ Harrisのアドバイスは、「私たちの中には、幸せに対して間違った理想を持っている人がたくさんいます。幸せはすべてのことが上手に行くこと、痛みや悲しみがないことではありません。」とのこと。辛い日があるから、幸せな日が特別になるのです。2.感情に素直になる叫びたい気持ち、泣きたい気持ち。それなら素直に表現してみて!イライラしている時や怒っている時、周りの人(子供やパートナー)に八つ当たりは不快感だけを残します。まず1人になって、心の中にある気持ちを自由に出すとスッキリします。人に迷惑をかけない方法で心の感情を解放しましょう!3.重たい目標を持たない大切なキーワードは「必要かどうか」。今、何を必要としているかを知りましょう。そして、自分に、高すぎて押しつぶされるような大きな目標を作らないように注意して!多くても2~3つ、無理のない目標に絞ることが大切です。日常の中では軽さを感じて満足感を得ないといけません。4.変わる勇気時々、日常のおだやかさの中に刺激を入れてみましょう。人生は大切な時間の重なりでできています。自分の価値を信じてください。5.好きなものを選ぶ簡単で即効性のある方法です。冴えない日なら、少しのことでもいいので「好きなこと」を選んでみましょう。いつも飲む紅茶に使うカップを普段よりもキレイなものにしたり、いつもよりもおいしい紅茶を選んでみたりするなど、少しの幸せな選択が気持ちを変えるきっかけになります。
2016年11月25日赤ちゃんが夜中に突然泣き出す、夜泣き。おむつを変えても、ミルクを飲ませても泣きやまない…。どうすればいいのかわからず頭を抱えてしまうママは少なくありません。しかし、赤ちゃんが泣くことには、必ず理由があるものです。夜泣きに悩める全国のママに、今回は赤ちゃんが夜泣きをする原因とすぐに始められる対処方法をご紹介します。なぜ、赤ちゃんは泣くの?対策の前に夜泣きの理由を知ろう!そもそも、赤ちゃんはなぜ夜泣きをするのでしょうか。一般的に夜泣きとは、だいたい生後6か月頃から1歳半の赤ちゃんが夜に原因も分からず泣いていることを言います。 考えられることは興奮や不安で寝付けないといった不快症状のほかに、生活リズムの乱れによるストレスが主な理由として挙げられます 。これに対して一時的に気分転換をさせてあげたり、根本的な解決に向けて、生活リズムを整えた快適な睡眠サイクルをつくってあげることで、赤ちゃんの夜泣きを改善していきましょう。ここでは、2つの目的に分けて、効果的な対策方法をご紹介します。目的1.突然の夜泣きに即効性のある対策夜泣きが続けば、ママも赤ちゃんも疲れてしまいますのでいくつかの対処法を覚えておくと安心です。赤ちゃんは何らかの不快感を感じて泣いていますので、その理由を探り、ストレスを解消してあげましょう。何もせずに見守る赤ちゃんが泣き出してしまったら、すぐにあやさず、なぜ泣いているのかを知ろうとすることが大切です。まず2〜3分何もせずに様子を見守ってみましょう。赤ちゃんは寝言として泣くこともあるため、しばらくすると何事もなく再び眠りにつくこともありますママとスキンシップスキンシップで興奮を和らげ、安心感を与えてあげましょう。抱っこをしてゆっくり揺れながら、リズムに合わせて背中をトントンと触れてあげます。また、乳首や哺乳瓶を咥えると安心するので、授乳やミルクをあげてみてもよいですね。気分転換させる不快感やストレスを紛らわすために、リラックス効果のある音楽を流したり、赤ちゃんが好きなビニール袋を鳴らした音をきかせてみましょう。また、外に出て夜風にあててみたり、ドライブをしてみることもおすすめです。温度が暑い、服の素材が気に入らないということもあるので服を脱がせるのも1つの方法です。歯が生え始める頃は歯茎がかゆい場合もあるため、軽く歯磨きをしたり歯固めを与えてみてもよいでしょう。目的2.根本的な夜泣きを解決する予防対策日中睡眠時間の多い赤ちゃんは、生活が昼夜逆転しやすく夜睡眠のサイクルが整っていないことがあります。日頃の習慣を見直し、生活リズムを整え夜泣きの少ない生活を目指していきましょう。太陽の光に合わせた早起き夜、早く寝ることが難しい場合は朝早く起きることから始めてみましょう。まず、朝起きる時間を決めます。7時までの起床が望ましく、太陽が出てくる時間に起きることを習慣づけることが大切です。夜泣きを始める生後6か月以降は、午前に1時間、午後に2〜3時間ずつお昼寝をさせる程度にして、日中あまり寝かせ過ぎないようにしてください。ベビーマッサージをしてみよう赤ちゃんが寝る前にはママとのコミュニケーションで安心させてあげましょう。手足をさすってあげたり、オイルやクリームで体を温めてあげます。赤ちゃんの安眠を促すことができますよ。絵本や子守唄を歌ってあげようマッサージ同様、入眠儀式として絵本を読み聞かせしたり、お腹をトントンしながら歌を歌ったり、話しかけてあげるとぐっすり眠ってくれますよ。夜泣き対策をはじめるママへ夜泣き対策を始める前に知っておいてのが、対策をしたからといって必ずしも夜泣きがなくなるわけではないということ。でも、大丈夫です。夜泣きは育児に頑張るほとんどのママの前に立ちはだかる壁ですが、いつか必ず過ぎ去るものです。この時期はママだけでは乗り越えることができません。思うようにいかなくてもひとりで抱え込みすぎないようにしましょう。パパや周囲の方の協力を得ることを考え、前向きに赤ちゃんと向き合っていけるようにしてみてください。
2016年11月22日「デブ菌」を減らす体質改善モニター募集ダンワールドが全国で展開している「イルチブレインヨガ」のスタジオで11月1日~30日の間、体質改善モニターを募集している。キャンペーン期間中の入会で1ヶ月以内に体重マイナス3kg、腹周りマイナス5cm、体温プラス0.5℃以上のいずれかの変化が見られたら、クリスタルマッサージバーや今治タオルなどのプレゼントが用意されている。「イルチブレインヨガ」は、東洋の伝統的なトレーニングと最新脳科学を統合した脳ヒーリングヨガを行っている。初心者・上級者関係なく同じレッスンを行い、自分の状態を意識することで、バランスや不調を整え、自然に健康な状態に戻すヨガプログラムが組まれている。また東洋医学を取り入れたエクササイズは、腸の動きを活発にしてデトックスを促すので「デブ菌」を減らし、腸からの体質改善が期待できる。「デブ菌」とは2006年に米国ワシントン大学の研究チームが行った「肥満と腸内細菌の関係」の調査で判った「ファーミキューテス類」の細菌のこと。調査で肥満の人の腸内細菌には、「ファーミキューテス類」が多いことが判明。また、カロリー制限で体重を減らすと減少することも判明した。さらに肥満の人には「バクテロイデス類」の細菌が少なく、体重を減らすと「バクテロイデス類」の細菌が増えることから「バクテロイデス類」は「やせ菌」と呼ばれている。デブ菌撃退デブ菌を減らしやせ菌を増やす第一歩は、腸内環境を整えること。自律神経のバランスを整えて腸をリラックスさせると理想的な状態へ近づける。「イルチブレインヨガ」は、腸周りの筋肉を刺激し、血液と気エネルギーの流れ(気血循環)をスムーズにすることで腸の働きを活発にするエクササイズを実践している。下半身や下腹部を内側から温めることで、腸をリラックスさせデブ菌を撃退する。秋から冬にかけての時期は、基礎代謝が活発になるためダイエットに最適なタイミング。イルチブレインヨガで腸内環境を整えてやせ体質を手に入れたい。【参考】※イルチブレインヨガキャンペーン
2016年11月12日赤ちゃんの眠りは浅いため、ちょっとした音や温熱環境などの変化や、身体に感じる不快な症状で目が覚めてしまい、夜泣きにつながってしまいます。赤ちゃんがねんねする前にママができることとしては、赤ちゃんが夜中に目が覚める原因となりうる「不快」を事前にチェックしてなるべく取り除いてあげること。このおやすみ前の一手間が、夜泣きの種を摘むこととなり、赤ちゃんはもちろん、ママのぐっすりもサポートしてくれます。おやすみ前の「アイチェック」赤ちゃんを「見る」というチェックからは多くの夜泣き原因を取りのぞくことができます。まずはおむつの状態。汚れていたり、濡れていたりする場合は清潔なおむつに取り替えてあげましょう。また、虫刺されがあったり、かぶれや湿疹があって赤くなってしまっている場合は、清潔にしたうえでかゆみ止めを塗ったり、赤ちゃん用の保湿クリームを塗ってあげるのがおすすめです。顔色が優れない場合は体調が悪かったり、風邪をひいていたりする可能性があります。熱を測る、息遣いを聞くなどして注意をしながら赤ちゃんの様子を見守ってあげてください。おやすみ前の「タッチチェック」赤ちゃんにとって眠る空間が暑すぎないか、寒すぎないかは、手足を触って確認をしましょう。また、赤ちゃんは大人よりも多く寝汗をかくので、背中全体や頭を触って汗で濡れてしまっていないかチェックをし、濡れているようであれば乾いている服に着替えさせてあげることが大切です。ほおっておくと寝汗で濡れた布団や衣服で体が冷えてしまったり、あせもになってしまったりする可能性もあるので要注意。寝汗のかき過ぎを予防するため、お着替えをさせる際には服を1枚少なめにしてあげても良いかもしれません。おやすみ前の「フィールチェック」赤ちゃんの様子や授乳のタイミングなど、全体のスケジュール感を把握して夜泣きの種を摘むことも大切です。たとえば、授乳の時間が近いのであれば、ミルクをあげたり、げっぷが出ていない場合は背中をトントンしてあげたり、お腹がゴロゴロしているようであれば、お腹を手のひらで優しく「の」の字を書くようにさすってあげてください。また、衣服がチクチクするなどといったことも夜泣きの原因として起こる可能性があるので、衣服を心地よく着ているかどうかも赤ちゃんの動きや表情から確認をしてあげましょう。赤ちゃんが安心して快適に眠れる環境をつくることは、ママの安心と快眠とイコールです。親子でぐっすり快眠を得るためにも、毎晩の赤ちゃんおやすみチェックを欠かさないようにしてくださいね。
2016年11月07日子育てに家事、そして仕事に奔走しているパピマミ世代の皆さん、近頃体調はいかがですか?長時間にわたる抱っこで肩はバキバキ、いつまでも続く夜泣きに振り回されて寝不足、気づけばいつもグッタリお疲れ……なんてことないでしょうか。ただ疲れているだけだから大丈夫、まだ頑張れるとムリをするのは禁物です。たまった疲れを放置しておくと、いつか取り返しのつかない大きな病気の原因となることも。疲労はためこまず、こまめにリセットしていくのが非常に大切なのです。今回は、若林理砂さんの著書『安心のペットボトル温灸』より、ママにもお子さんにも試せるペットボトルを使ったお手軽健康法をご紹介しましょう。目次1 準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!2 大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていく3 バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!4 疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし5 しつこい夜泣きにも効果的!●準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!ペットボトル温灸術では、必ずホット専用のペットボトルを使用します。中に入れるお湯の温度は70℃〜80℃が目安 です。温度計がなくても大丈夫。ペットボトルの中に、水を3分の1、お湯を3分の2の割合で入れるとちょうどいい温度になります。なお、お店で売っているホットのペットボトル飲料をそのまま使うときは、冷めないうちに手早く行うのがポイントです。●大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていくこのペットボトルを、ツボ付近に押し当てて体を温めていきます。大人なら1回につき3~5秒。ペットボトルを当てて「アチッ!」と思ったら離します。これを3回〜5回程度繰り返してください。子どもに行うときは、ツボ1か所につき1回のみ、時間は1秒 です。物足りないように感じるかもしれませんが、子どもはのぼせやすいためこれでじゅうぶん。ヤケドの恐れもあるので、手短に行いましょう。●バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!肩こりに悩まされているとき、温めるべきツボは全部で以下の4つです。順番通りに刺激していくと、より高い効果を実感することができます。●(1)合谷(ごうこく)合谷は親指と人差し指の間にある、水かき部分 にあります。ここをペットボトルの縁で刺激します。親指と人指し指の間にボトルを挟みこむようにするとよいでしょう。●(2)千三里(てさんり)ヒジを曲げたときに、横ジワができますね。その外側の端から手の方向に指3本ぶんのところにあるのが、“手三里”です。指で押すと非常に強い痛みが走る のですぐに分かるはず。ここにペットボトルを押し当て、じんわりと温めてあげましょう。●(3)肩井(けんせい)首を前に倒し、出っ張った骨の真下と肩を結んだ真ん中。ここは“肩井”と呼ばれる肩こりのツボ です。首まわりのデリケートな場所なので、くれぐれもギュッと押し当てないように注意しましょう。●(4)風池(ふうち)耳の後ろの出っぱっている骨から2~3cm首側、髪の生え際よりも少しだけ上 のところ。ここには“風池”というツボがあります。こちらもボトルの縁をうまくつかって温めていきましょう。●疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし疲労回復で温めるツボは全部で3つ。以下に紹介していきます。●(1)関元(かんげん)おへそから、指4本分下 にあるツボです。ここに数回ボトルを押し当て、しっかりと温めます。●(2)仙骨(せんこつ)お尻の真ん中あたり、尾てい骨の上の平らな逆三角形になっている部分が“仙骨”です。ここは美と健康にとって非常に重要なツボ 。深呼吸しながら温めていきましょう。●(3)足三里(あしさんり)膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下に降りたところにある”足三里”。体全体のバランスを整えるツボ です。しっかり温めてください。寝る前のリラックスタイムに行えば、次の日の目覚めも快適ですよ!●しつこい夜泣きにも効果的!このペットボトル温灸、最大の特徴は“子どもに行ってもOK” なこと。温度や当て方をしっかり加減する必要はありますが、赤ちゃんに施術することもできるのです。赤ちゃんといえば、困るのが夜泣き。あまりに続くとママやパパも参ってしまいますよね。そんな夜泣きにも、ペットボトル温灸が効果的です。次のような順序で刺激していきましょう。(1)まず、子どもの両肩にペットボトルを当てます。(2)首の後ろの背骨が出っ張っている部分を温めます。(3)肩甲骨の間を2~3か所あたためます。様子を見ながら、気持ちいいところを探してあげてください。(4)最後に、おへそや足の裏を温めます。ペットボトル全体を使い、じんわりとやさしく刺激するのがポイントです。背中や首の後ろを温める場合は、子どもを抱きしめながらやると安心します。あまりの気持ちよさにフニャ〜っとなり、眠ってしまう子も多い ようですよ。----------いかがでしたか?ペットボトル1本あれば簡単にできる“ペットボトル温灸術”。季節の変わり目、なんとなく体調がすぐれないときにはうってつけの回復法です。ぜひ一度、親子でためしてみてくださいね。【参考文献】・『安心のペットボトル温灸』若林理砂・著●文/パピマミ編集部
2016年09月13日睡眠には身体、心、脳を育む作用があり、子どもの成長においてとても重要な役割を果たすことが様々な研究から明らかになっています。新生児の睡眠時間は長く、1日に平均して16時間~18時間程度眠ります。月齢1ヶ月~3ヶ月で15時間~16時間、4ヶ月~1年で14時間~15時間、1歳で13時間~14時間、2歳で13時間、3歳で12時間と、赤ちゃんの個性にもよりますが、徐々に体力がついてくるにしたがって、睡眠時間も短くなっていきます。■赤ちゃんの睡眠特徴に合わせる人間は皆一様に眠りますが、睡眠の特徴は本人の性格や置かれている状況などによって変わり、かなり個人差があります。これは大人に限らず、赤ちゃんにとっても同じこと。市場には睡眠指南本や快眠グッズが溢れていますが、赤ちゃんの睡眠にはその子の個性や気質、文化的背景などが関係してくるので「これが絶対に正解ということはない」と、ノースウェスタン大学 小児科学・神経学のスティーブン・シェルドン教授は言っています。赤ちゃんは睡眠を「学習」して身に付けるわけではなく、体内時計などが少しずつ「調整」されていくことでサイクルやパターンが安定してくるのです。赤ちゃんのペースで眠る力もついてくるので、焦らず見守ってあげましょう。とはいえ、赤ちゃんひとりですべて調整できるわけではありません。昼寝を短くしたり、起床後の授乳は明るい環境で行ったりするなど、昼間の睡眠量や光の環境をママが整えることで、赤ちゃんが健やかに眠れるようになるためのサポートをしてあげてくださいね。■眠る訓練を急がない赤ちゃんの夜泣きに悩まされているママも多いと思いますが、睡眠周期がまだ短く、浅い眠りのレム睡眠が多い赤ちゃんにとって、夜中に目がさめることはとても自然なことです。こういった生理学的な側面以外にも、「おむつが濡れている」「お腹すいた」「暑い」などの身体的な不快感や、「怖い」「近くにママがいるか心配」などの心理的な不安感などの刺激も夜泣きにつながります。0歳から3ヶ月の赤ちゃんは夜泣きの際にママとの触れ合いを必要としているので、この時期に無理に赤ちゃんをひとりで寝かしつけるなどの「眠り訓練」はしないほうがベターです。こういったプレッシャーは赤ちゃんの眠りを育む力を妨げてしまう可能性も。生理学的な観点から、赤ちゃんにはすぐそばに頼れる人がいるということを認識する必要があると、作家で育児コラムニストのピンキー・マッケイさんも言っています。赤ちゃんの眠りには個性があり、千差万別。親が穏やかでいることこそが赤ちゃんの気持ちを穏やかにし、安心してぐっすり眠れる環境をととのえてあげられることにつながります。夜泣きが続くとママも疲れが蓄積しイライラしやすくなりますが、ママも仮眠をとったり、家事を手抜きしたり、頑張り過ぎないように心がけることで赤ちゃんにたくさんの笑顔を見せてあげてくださいね。Information新刊『やすみかたの教科書』(主婦の友社)発売中! 詳しくは こちら から
2016年08月05日初めてシベリア人参でのむくみ改善を実証株式会社資生堂は2016年7月5日、シベリア人参エキスについて、一回の摂取で脚のむくみを著しく改善する効果があることを発見したと発表。これらは今回の試験を実施したことで判明したもので、シベリア人参でのむくみの改善をヒトで実証したのは今回が初めてとなる。また、世界で初めてシベリア人参に含まれる成分「エレウテロシドE」がリンパ管を強化し機能を改善することを明らかにした。リンパ管は水分や老廃物を回収する働きをすることから、シベリア人参がリンパ管を強化し脚のむくみを改善すると見られる。この発見がもたらすのは体内からの健康・美容の大きな可能性だ。研究成果はアメリカの栄養学術誌「Nutrition Research」2016年7月号に掲載される。受容体「タイツー」に着目血管・リンパ管の機能をコントロールする大事な働きをする受容体タイツー。シベリア人参の成分がタイツーにどう作用するか調べる際に対象者となったのは20~30代の女性50名。シベリア人参エキス100ミリグラムを含む飲料と、水を摂取した場合の脚のむくみを測定した。摂取から2時間ごとに脚の体積を測定。水を摂取した時に比べシベリア人参摂取の場合2時間後、4時間後と6時間後に著しくむくみが改善した。摂取後4時間経過後は水の摂取後に比べ約3割改善。「むくみの改善」だけでなく、脚の「疲労」や「冷え」も改善されたという声もあった。資生堂の研究で分かってきたこと資生堂がこれまで明らかにしてきたことは、加齢で毛細血管の機能が落ちると皮膚への栄養供給が遅くなること、紫外線の影響や年齢を重ね皮膚のリンパ管がもろくなると、水分や老廃物の排出が滞り、水分が蓄積してむくみが起きること。そしてリンパ管の機能低下が進むと皮下脂肪がリンパ管から漏れ出して脂肪が蓄積し、長期的なたるみが引き起こされること。今回の結果では、受容体タイツーの活性化で、血管だけでなくリンパ管も強化されてむくみが改善されたと考えられる。シベリア人参の有効成分についての研究資生堂はシベリア人参に含まれる有効成分エレウテロシドEの機能を調べるため、培養したヒトのリンパ管内皮細胞へエレウテロシドEを添加。エレウテロシドEが受容体タイツーを活性化し、接着因子VE-カドヘリンを細胞膜に引き寄せ、リンパ管の内皮細胞同士がしっかり接着するという作用を発見した。リンパ管の内皮細胞同士を隙間なく密着させ漏れにくいリンパ管へする。シベリア人参のエレウテロシドEには、受容体タイツーの活性化で一酸化窒素を作り出すため、むくみ改善の即効性があることも確認済み。受容体タイツーを活性化する美容素材の可能性は様々で、2015年から資生堂や大学・病院の研究者による「タイツー・リンパ・血管研究会」が発足。資生堂は毛細血管・リンパ管に関する研究を今後もさらに進める。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂プレスリリース
2016年07月09日赤ちゃんや小さい子どもの夜泣きがひどいとつらいですよね。毎晩毎晩わが子の泣き声で寝不足になってしまうママも少なくありません。「どうしたら寝てくれるの?」「いつになったら寝るの?」とイライラしてしまう前に、寝つきがよくなる方法を実践してみましょう。■寝る前の習慣を変えてみる子どもはなぜ夜泣きをするのでしょう。はっきりとは解明されていませんが、生活習慣の乱れや日中の大きな刺激、運動不足が原因のひとつといわれています。就寝前の習慣が原因になることも。寝る前に添い乳をして寝かせたり、音楽を聴かせながら寝かせたりすると、夜中睡眠が浅くなったときに「あれ、おっぱいがない!」「音楽が聴こえない!」と不安になるそうです。寝る前の習慣を変えてみると夜泣きが改善するかもしれません。■入浴は就寝時間の1時間前に子どもの寝つきをよくするためには、昼間の生活習慣も大切。親は早寝早起きを心がけましょう。夜ふかし、遅い起床はNGです。子どもの入浴は寝る1時間前に済ませることが理想的だと言われています。入浴で温まった体温が下がっていくにつれて眠くなるのがその理由だとか。ゆったり落ちついて睡眠に導くことが、夜泣き改善の一歩になるようです。昼間に興奮させすぎないことや、寝る前に遊ばないことも大切です。パパの帰宅時間が遅いと、つい寝入りばなに遊んでしまうことも。パパにも理解を得て、夜遅く帰宅したときは、かわいい寝顔をそっと見守ってもらうようにしましょう。■気持ちが落ちついてリラックスする食事を生活習慣だけでなく食事も気をつけてみてください。意外と知られていないのが、寝つきをよくする食材です。赤ちゃんの離乳食にぜひ取りいれてみてください。離乳食がはじまった赤ちゃんや小さい子どもにおすすめなのは、次の3つ。バナナチーズ、ヨーグルトみそ汁バナナはリラックス効果のあるカリウム、乳製品は神経を落ちつかせてくれるカルシウム、みそ(大豆)には、快眠を促すメラトニンが含まれています。食べやすくて栄養もあるので、積極的に食べさせてみるといいでしょう。かわいいわが子とはいえ、夜泣きは本当につらいものです。寝る前の習慣や昼間の生活習慣をふりかえり、リラックス効果のある食事を取りいれながら、夜泣きの改善に働きかけることをおすすめします。(marimari)
2016年06月04日KDDIは22日、宅内無線LAN機器「HOME SPOT CUBE2」向けに最新ソフトウェアの提供を25日より順次開始する。ソフト更新により、通信品質が改善される。ソフト更新は、インターネットに接続された状態で、電源を常時オンにすると自動的に開始する。更新中は、前面に搭載されたLEDランプAおよびBが「緑点滅(遅)」になり、LEDランプCが「消灯」し、一時的に「HOME SPOT CUBE2」を経由してのWi-Fi通信によるインターネット接続、メール送受信、アプリの使用ができなくなる。新バージョンのファームウェア番号は「V101」。更新時間は約7分。
2016年01月22日「夜泣き」「寝ぐずり」「昼寝が短い」「夜中遊びだす」などなど…。赤ちゃんの眠りを専門に扱う私たちの元には、日々、さまざまなお悩みが寄せられます。「赤ちゃんは何もしなくてもスヤスヤ眠ると思っていた」「赤ちゃんの眠りについて、産む前に知っておきたかった」夜泣きを経験したママたちからよく聞かれるこれらの言葉。出産後、心の余裕をもって赤ちゃんの眠りに向き合えるように、妊娠中に知っておきたい「出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント」をご紹介します。まず、夜泣き予防ポイントは2つ。(1) 赤ちゃんとの生活は朝・昼・夜のお日さまリズムをつくること(2) 夜泣きの予防には「ママのメラトニン」まずは赤ちゃんの眠りの成長の流れを知ろう私たちの体には「体内時計」があり、24時間より少し長いリズムで生活しています。そして私たちが暮らす「地球」のリズムは24時間。「地球」と「人間」のリズムのズレをそのままにしておくと昼夜逆転となり、昼行性の動物である私たちは慢性時差ボケ状態になるなど、健康に害を及ぼすことになりかねません。それを防ぐために、私たちの体内時計にはズレを修正する調整機能が備わっていて、朝の光を浴びることなどで地球のリズムに合わせてリセットできるのです。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの体内時計は大人のようには働いていません。赤ちゃんは生まれた直後から、毎日の光や親の関わりなどの刺激を感じながら眠る練習を重ねて成長します。そして、生後7週前後には昼夜を区別するホルモンの分泌が整い、体内時計を調整することができるようになり、昼夜の区別のある生活に移行していくのです。しかし、生後7週までどんな生活でもよいというわけではありません。親が赤ちゃんの眠りの成長をサポートする必要があります。夜泣きを予防するにはどんなことに気を付けたらいいの?赤ちゃんとの生活は朝・昼・夜のお日さまリズムでつくってあげることが大切です。意識的にお日さまのリズムに合わせて生活することで、赤ちゃんは体内時計を調整する力をつけていきます。体内時計が整ってくると、生活リズムの乱れによる「ぐずり」「夜泣き」などの悩みの割合が減り、育児が楽になります。お日さまリズムのポイントは以下の通り・朝は7時頃までにはカーテンを開けて朝の光を浴びママも赤ちゃんも起きる・昼は光の入る明るい場所で活動的に過ごす・夜は暗く、静かに眠る赤ちゃんの就寝時間の目安は7時。遅くても8時までにはお布団へ。眠る1時間ほど前から、日中より照明を落とし、テレビは消してゆったりと過ごし、眠る時には寝室はなるべく暗くします。(豆電球はつけずに、手元の明かりも直接赤ちゃんの顔に光が当たらないように。スマホの光も眠りにはよくありません。)次回は、夜泣きの予防に必要な「ママのお日さまリズム生活とメラトニン」に続きます。 妊娠中に知っておきたかった…! 「赤ちゃんの眠り」出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント~後編
2015年07月02日出産後に心の余裕をもって赤ちゃんの眠りに向き合えるように、妊娠中に知っておきたい「出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント」。今回は後編をお送りします。 妊娠中に知っておきたかった…! 「赤ちゃんの眠り」出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント~前編 はこちら。夜泣き予防でもう一つポイントになるは「ママのメラトニン」。妊娠9カ月くらいから、ママが「お日さまリズムの生活」をすることが大切です。お腹の赤ちゃんの眠りを知ろう人間の眠りは胎児期の「脳を創り、脳を育てる睡眠(動睡眠※)」から始まります。※後にレム睡眠に発達する睡眠状態。レム睡眠は脳を修復し体を休ませる役割があり、体はあまり動きません。それに対して動睡眠は脳が覚醒し体をよく動かすので「動睡眠」と呼ばれます。お腹の赤ちゃんは、生まれてすぐに生きるのに必要な感覚や動作(おっぱいを飲んだり、不快を感じ泣いて知らせたり)を発揮できるように、動睡眠時に神経回路を創っていると言われています。妊娠9カ月ごろになると激しい胎動に驚くことがありますが、神経回路がつながっているか一生懸命に手足を動かして確認をしている最中なのかもしれません。そのころには睡眠リズムが整い始め、脳や眠りの発達にとても大切な時期に入ります。妊娠10カ月ごろにはさらに発達が進み、睡眠リズムが体動・心拍・呼吸などと連動し、いよいよママやパパに会いに行く準備が整うのです。「ママのメラトニン」とは?この時期はママにできる夜泣き予防にも大切な時期。妊娠9ヵ月頃から、ママも意識してお日さまリズムで生活しましょう。それは、眠りと関係の深いホルモン「メラトニン」が関係しているからです。ママが質の良い睡眠をとって正常に分泌されたメラトニンは、胎盤を通してお腹の赤ちゃんに伝わり、光を感じられないお腹の中での昼夜の判断の手掛かりになっているのです。その経験が生まれた後の生活リズムにも影響している事が分かってきました。(参考文献:Hiroshi Tamura et al.. Melatonin and pregnancy in the human. Reproductive Toxicology. 2008;25:291ー303)メラトニンは体内時計の働きによって、朝起きてから約14時間後に分泌量が増えていき、それにより眠る準備を始めます。分泌は「光の環境」にも左右されていて、眠る前に明るい部屋にいたり、テレビやスマホを見たりしていると分泌が抑制され眠りの質が下がってしまいます。お腹の赤ちゃんの眠りが発達する時期に、ママがお日さまリズムで生活し質の良い睡眠をとることで、お腹の赤ちゃんの眠りの成長をサポートすることができ、出産後の夜泣きの予防にもつながるのです。まとめ出産前も後も「朝・昼・夜のお日さまリズム」がとても重要なポイント。ぜひ、家族で眠りの話しを共有して、協力して可愛いわが子を迎えてください。また、発達の目安として時期を上げましたが、眠りの成長は個人差があります。目の前のわが子をよく見て、数字にとらわれ過ぎないことも夜泣き予防のひとつです。
2015年07月02日●パフォーマンスが改善アップルは9日、iOS 8.3アップデートを公開した。iOS 8.2では大規模な脆弱性に対するセキュリティの改善があったため、全ユーザーに必須とも言えるアップデートだったが、iOS 8.3ではどうだろうか?○地味だが重要な改善箇所が多数既報のとおり、iOS 8.3での大きなトピックとしてはiPhone 6/6 Plus向けに全キャリアでのVoLTE対応および、複数の肌の色に対応した絵文字の採用が挙げられる。アップルが公開しているリリースノートでは、脆弱性の改善といった、緊急に対処する必要があるセキュリティ関連の変更点は特に含まれていない。ただし、セキュリティ関連以外にも改善点は数多い。一般ユーザーに関連する項目としては、アプリの起動時間や反応性といったパフォーマンス全般の向上、Wi-FiやBluetoothといった無線関連の接続性の改善、画面の回転時に起きる表示の不具合の解消、「メッセージ」アプリでグループチャットを作っている場合の問題解消などが挙げられる。また、Macを持っているユーザーであれば、OS X 10.10.3で追加された「写真」アプリとiCloudフォトライブラリで連携するための最適化や、その他小さな不具合の修正も数多く施されている。●基本的には最新のOSに保つべき○業務で使う場合に関係する修正も業務でiPhoneを使っている場合にも、エンタープライズ向け、特に「Exchange」を使っている場合の不具合の解消や、エンタープライズ向けアプリのインストールやアップデートの信頼性向上など、安定性向上の機能が多く追加されている。そのほか、リリースノートに載っていなかったからといって、セキュリティ関連の改善がまったくされていないというわけではない。特に公表することがなくセキュリティホールが解消されているケースもしばしばある。結論としては、危急なセキュリティ関連の改善はないものの、多くのユーザーにとっては必要性の高いアップデートとなっている。対応する機種を使っているユーザーであれば、アップデートしない理由はないと言っていいだろう。○OSは常に最新に保とうiOS 8.3に限った話ではないが、OSのアップデートは、時間がかかる上に初心者には不安を覚えるものでもあるためか、大きな脆弱性の解消などが話題にならない限り、積極的にやろうとしないユーザーもいるようだ。しかしOSのアップデートにはセキュリティだけでなく、バグの改善や動作速度の向上など、ユーザーの利益になる改善も多く含まれる。メジャーアップデートでなくとも、新機能が追加されることも多い。アップデートに伴って新しい問題が発生することもあるため、初日に急いでやる必要はないが、1週間程度で大きな問題はたいてい出つくすもの。当サイトなどのニュースを確認し、問題がないようであれば、早めにアップデートすることを強くお勧めする。
2015年04月10日昼夜関係なく泣く新生児期を経て、夜にまとめて眠るようになった……と思ったら今度は夜泣き。ママもパパも睡眠不足でつらい、という声をよく聞く。夜泣きの予防法はあるのだろうか。また、赤ちゃん自身も睡眠不足で成長に悪影響が出たりはしないのだろうか。小児科医の田村幸子先生に赤ちゃんの夜泣きについて解説していただく。○お母さんの不安ひどい夜泣きで夜はほとんど寝ません。成長に影響はない? 夜泣きを予防する方法はある??○田村先生の回答夜泣きは、昼夜の区別がつくようになる生後6カ月頃から始まることが多いようです。みんながみんな夜泣きをするわけではなく、ほとんどしない赤ちゃんもいれば、夜泣きをする時期が長く続く赤ちゃんもいます。夜泣きが激しくてあまりに寝ないと「寝不足なのでは? 」と心配になるかもしれませんが、夜泣きのせいで発育状態が悪くなるようなことはありません。睡眠の長さは、赤ちゃんによって違うもの。短い睡眠時間で元気にしているなら、その時間がその子に合っているのです。夜泣きの原因ですが、寝る前に興奮しすぎたり、日中の遊びや外出時に強い刺激を受けることだったり、寝る直前に熱いお風呂に入ることなどではないかと考えられていますが、現在はこれといった原因が解明されていません。よって確実な予防法はないのですが、赤ちゃんがよく眠れるように寝る1時間前までにぬるめのお風呂にさっと入れて、寝る前にはあまり興奮するような遊びをしない、寝るときは部屋を暗くするなどの工夫をしてみるといいでしょう。夜泣きをしたら、母乳やミルクをあげ、おむつを替えて、室温が適温かといったことをチェックしましょう。抱っこしたりあやしたりしてもなかなか泣きやまないときは、いったん照明をつけて遊んであげてもいいのです。外の空気を吸うと気分が変わることもあるようです。夜泣きは永遠に続くものではなく、必ずいつかおさまるもの。その子に合うやり方を探しながら、気長に付き合っていきましょう。夜泣きがひどくてパパやママがへとへとになってしまったら、かかりつけの小児科医や保健所に相談してください。病気が隠れていないか診察し、睡眠障害と考えられるほどの状況には漢方薬を使うこともあります。行き詰まる前に小児科医に相談してもらいたいと思います。○回答者プロフィール田村幸子(ゆきこ)先生小児科学会専門医、医学博士。1992年群馬大学医学部卒業。東京大学病院分院小児科、都立府中病院(現都立小児総合医療センター)、国立感染症研究所などを経て、現在、東京都練馬区の田村内科小児科医院で小児科を担当。二児の母。
2014年10月03日お腹は空いてなさそう、うんちとおしっこも問題がないし、具合が悪いわけでもなさそうなのに…理由もなく夜泣いて泣き止まない「夜泣き」。約7割近くのママが「夜泣き」に悩まされた、というデータがあるほどです。泣いている理由がわからないので決定的な解決策がなく、ついにはママ自身も寝不足になってしまうことも。では、夜泣きはなぜ起きるのでしょうか?■「夜泣き」のメカニズムレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)という言葉を耳にしたことはありませんか?大人の場合、眠ってからノンレム睡眠→レム睡眠を90分周期で約4~5回繰り返し、レム睡眠は全体の20~25%と言われています。それに対して、新生児~生後1歳ぐらいまではレム睡眠が約半分を占めると言われています。言い換えれば浅い眠りの状態が多くあるということなので、なかなかうまく眠れずにすぐに起きてしまうということはごく自然なことと言えるでしょう。また、このレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えもなかなか上手にできない、と言われています。例えば、起きている間に受けた多くの刺激や体験を夢に見ると、ビックリして泣き出してしまうのです。決してママの育児方法や対処の仕方が悪いから「夜泣き」が起きるわけではありません。できるだけ、毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる、だらだら寝かさないようにするなど、赤ちゃん自身の睡眠サイクルを確立していくことが夜泣き改善の最大のポイントになります。■先輩ママに聞いた! 「こうやって“夜泣き”を乗り切った」とはいっても、すべての赤ちゃんが同じスピードで睡眠サイクルを整えられるわけでもありません。また、夜泣きの仕方も赤ちゃんによってさまざま。これがパーフェクトな解決法!というのはないのですが、先輩ママの体験談は参考になるかと思いますので一部をご紹介します。・抱っこをしてとにかく安心させる/抱いて静かにゆらゆらする・お雛巻をして、子宮にいる時の姿勢にしてみる・おっぱい(ミルク)をあげる・寝る前にマッサージをする/触って身体を温めてあげる・かかとや腰の骨を温めてリラックスさせる・気分を換えるためにベランダに出てみる/近所を散歩する/車に乗せてドライブする・一度起こして遊ばせてからまた寝かしつける・落ち着けるような音楽や子どもが好きな音楽を流す・「赤ちゃんが泣きやむ音」(例:ドライヤーの音、掃除機の音、ラーメンをすする音など)アプリを使う。■“寝る子は育つ!”は、本当?お子さんの成長を促す“成長ホルモン”、実は寝ている間に分泌されます。主に、傷ついた細胞を修復するほか、筋肉を増やして骨を伸ばす働きをしてくれています。最近では、乳児期のレム睡眠が脳の神経回路づくりを手助けしていると発表した、専門家もいるそうです。そして、この成長ホルモンは、眠りはじめの3時間に大量分泌されることがわかっています。大人の睡眠サイクルを見てみると、入眠から最初にくるノンレム睡眠が最も深い眠りが訪れて大脳のメンテナンスが最も進むそうなので、眠りはじめからの睡眠の質=いかに深い睡眠をとるか? というのは、乳児期のみならず生涯の睡眠の礎となるといえるでしょう。■夜泣きを改善するためには「睡眠環境」を整えるでは、夜泣きを改善し、望ましい睡眠をお子さんが得るためにママができることはなんでしょうか?寝る前は、テレビや明るい電気はつけない、激しい音楽やスピード感ある絵本の読み聞かせを避けるなど視覚や聴覚をなるべく刺激しないこと。また、触覚的な負担もなるべく減らす方がよいので、寝ている間におしっこをしても快適なオムツや着心地のよいパジャマや肌着、肌触りのよいお布団などにも配慮するとよいでしょう。オムツについては、赤ちゃん雑誌たまひよの赤ちゃんグッズ大賞おむつ部門で、1位に選ばれている 『パンパース』 は安心。たくさんオシッコとウンチをしても、通気性も良くサラッとしているので最長12時間お肌さらさら、しっかり密着しているのでモレることもないので、寝ている間に頻繁にオムツ替えをしなくていいのが人気の理由のようです。さらに、パンパースの公式サイトで「夏の睡眠環境チェック」というのがあるので、お子さんの睡眠環境が整っているのかを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。 夏の睡眠環境チェック
2014年06月30日“ゆる体質改善アドバイザー”佐々木メグミが送る、習慣化させて体質改善する「ゆる体質改善」。日常の習慣を少し変えるだけの簡単なものを紹介する連載コラムの2回目。前回の記事は こちら から。■「デトックス」に高価なドリンクや、ムズカシイことはいらないお肌のトラブルや、お腹のトラブル。 それらは、カラダに余計なものが溜まっているのが原因かもしれません。 カラダに溜まった余計なものを取り除くのに、おすすめなのが「デトックス」です。「デトックス」というと、高級エステで、高価な混合ドリンクなどを買うみたいなものから、病院で腸内洗浄して宿便を取り除くといった、ハードルの高いことなどを想像される方が多いようですが、実はとても身近なもので「デトックス」できるのです。 それは、「水」。 水をあなどってはいけません。あまりにも近くにありすぎるため、 そのありがたみを忘れてしまいがちですが、私たちのカラダの60%以上は水分です。質の良い水を効果的に摂取することで、カラダにある余計なものを どんどん外に出すことができるのです。 あるデータによれば、私たちは普通の生活をしているだけで、知らないうちに毎日10gの保存料や添加物を摂取しています。保存料や添加物は、食べる前までは腐らないようにしたり、見た目や味をよくしたりしてくれますが、カラダに入ったとたん、余計な物質となります。 では、それらの余計な物質を水で「デトックス」するにはどうしたらよいのでしょうか?■100円ちょっとで「デトックス」●●を水に変えるだけある30代の患者さんは甘い炭酸飲料が大好きで、十数年ものあいだ毎日飲んでいました。一方で飲酒後の肌にでてくる小さな発疹やかゆみと長年つきあっていました。ご本人からすると、そこに関係性があるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしは、ジュースをやめて一日に500mlの水を2本飲むように勧めました。初めはフシギそうな顔をして聞いていましたが、とりあえずということで実行されたのです。3週間ほどしたときに、その方から「発疹が出にくくなった」と連絡がありました。1ヶ月もすぎた頃、「今までがうそだったかのように、お酒のあとの発疹やかゆみがなくなった」と報告がありました。このエピソードは、添加物の入ったジュースをやめ、ミネラルウォーターに切り替えたことで明らかに体質が変わったことを実感できた良い例です。 ただし、ここで注意をしたいのは、絶対にジュースを飲んではいけない、というわけではありません。飲みたい時は飲みましょう。ストイックになるとストレスを感じて続かなくなるからです。飲みたい時は楽しく飲み、それ以外のときはミネラルウォーターに切り替えればよいのです。 後日談ですが、ご本人からするといつも味のついたジュースしか買わなかったため、味のついてない「水を買うこと」に、100円ちょっと出すことに初めは抵抗があったとのこと。ですが、私からするならこの方は、水ではなく「健康を買った」のです。たったの100円ちょっとで。 さらに、体質が変わると、水の美味しさがわかるようにもなります。ジュースで満たされていたような、「美味しい」という感覚と同じものを、水でも感じるようになれます。 ジュースを水に変えるだけの簡単「デトックス」。早速、あなたが今日買うジュースを、水に変えてみませんか? 次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月29日うつ病の症状改善を目的としたWebサービス「U2plus」は12日、有料ユーザーを対象としたアンケート調査において、93.4%がうつ病の改善に効果があると感じていると発表した。調査は8月時点での有料登録ユーザー150人に対して行われ、有効回答率は49.7%だった。「U2plusはうつ病の症状改善に効果があると感じるか?」という設問に対して、28.9%が「効果があると感じる」、64.5%が「どちらかといえば効果があると感じる」と回答。合計93.4%のユーザーが、U2plusはうつ病の症状改善に効果を感じていることがわかった。このWebサービスは、認知行動療法の専門家である千葉大学小堀修先生の監修のもと、うつ病患者が自宅等で1人で利用することを想定。ユーザーの負荷を抑えたプログラム設計、およびうつ病特有の孤独感を緩和するコミュニケーション設計がなされているという。詳細は「U2plus」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『顔や身体のむくみを改善したい』ポイント:腕・足の経絡活性&リンパ改善、温冷刺激による血管覚醒でむくみと決別!!◆ はじめにむくみとは体内の水分がうまく代謝されず、皮下で、血管と細胞をつなぐ組織に水分が停留してしまう状態だ。むくみを引き起こす原因は、濃い味付けやインスタント食品等による円分の摂りすぎ、運動不足による代謝の低下や筋力不足、また女性に多いのは、冷え・血管不良やホルモンバランスの乱れなどだ。まずは上手に水分を排出できるよう、身体の機能を高める工夫をしましょう。経絡とリンパですが、極端にいうと、経絡は東洋医学にいう、“気”“血”“水”と呼ばれるエネルギーの通り道。一方リンパは上下と免疫に関わる大切なシステムです。リンパ管は全身に巡り、身体の“下水道”として役割を担い、不要な老廃物や水分を排出し、また、異物からの身体の防御も行っています。身体のむくみ・リンパの流れをよくすることでむくみ知らずになれるのだ。◆ マッサージをしてみよう【1】目の中央のました(目の周りの骨のキワ)にある「承泣(ほうきゅう)」のツボをプッシュする。【2】頬から口元を顔のサイドから手で包み込むように持ち上げ、顔全体が大きく動くように円を描いてマッサージ。【3】手のひらの付け根でむくみが気になる部分を押し上げるようにプッシュ。【4】頭を前に倒して、手のひらを顔全体に強めに押しつける。【5】4の状態から「いないいないばー」をするように閉じた両手をぐっと開いていく。フェイスラインを押し上げ、リフトアップするイメージで。このとき、親指を動かさないようにする。◆ ポイント・心のバランスを整える脳内伝達物質「セロトニン」は必須アミノ酸のトリプロファンから作られます。トリプトファンを多く含むシラス、マグロ、チーズ、納豆、バナナなどを食べましょう。。・早起き、適度な運動、そしてバランスのよい食事など、規則正しい生活をしましょう。・ユーモアの感覚を持ち、どんな状況下でもそのシーンを楽しめる心の余裕を持ちましょう。協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN (薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月29日5回目の報告生命保険各社による業務改善状況の発表が相次いでいる。当ニュースでもすでにアフラックや太陽生命、富国生命の改善状況をお伝えしたが、朝日生命も同様の報告を行っている。『業務改善計画の実施状況について』と題された今回の発表は、平成20年8月1日付で金融庁に提出した、業務改善計画の進捗状況を明らかにしているもので、今回で5回目となった。主な内容は下記の3点からなっている。1.経営管理(ガバナンス)態勢の改善及び強化2.内部監査態勢等の改善及び強化3.保険金等の支払漏れ等に係る再発防止策等の必要な見直し及び改善※画像はイメージ適切な支払いと顧客サービスのために1の項目については、平成19年4月に、社長を委員長とする「契約業務改革委員会」を設置して以降、通算19回の開催によって、契約業務の全般に及ぶ一貫した業務改革を行っていること。また「支払審査審議会」の機能を強化したことなどを挙げた。2については、平成21年から社長直轄の組織にするなど監査の独立性を重視し、「支払監査室」は平成20年10月から2年ほどの間に、合計5回の重点監査を実施したことを挙げる。さらに社外専門家も参加する審議会や、経営会議にも状況を報告する体制を構築したという。3については、過去に行ってきた改善策の詳細が述べられた。同社はこの発表において、下記のような今後の決意を述べた。引き続き、再発防止策を確実に実行するとともに、深度ある内部監査に努め、その実効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を図ってまいります。
2011年02月07日金融庁の業務改善命令からアフラックが、平成20年8月1日付で金融庁に提出した『業務改善計画』について、第5回目となる実施状況の公表を行った。これは保険金等の支払い漏れについて、平成20年7月3日に業務改善命令を受けたことに応じて継続公開されているもの。同社は再発防止策の進捗状況について、『教育の強化』や『社外有識者による諮問機関の設置』など、4点から公表を行った。特に『教育の強化』については、さらに5項目に分けて取り組みを詳報している。※画像はイメージ具体的な数値で発表代表例を紹介すると、まず担当者によって査定が変化するのを防ぐため、査定権限ごとの権限別集合研修を合計45回実施し、延べ764名が受講した。加えて疾病や医療技術に関する研修を、全保険金部員に対して合計162回実施。担当者の能力向上を図った。次にノウハウを共有するため、査定ミス事例のデータベースを構築。全保険金部員が参照できる、148種類の事例を掲載して周知徹底を図っている(平成23年1月末現在の事例数)。それから、平成21年4月より、保険金入力センターの担当者を倍増となる4名に増強し、診断書入力スタッフの教育担当者に対しても、67回の教育指導を実施した――などとなる。全体として、1つ1つの項目に、具体的な数値を挙げて成果を強調する姿勢が伺えた。同社は発表に際し、『お客様第一の理念のもと、これからも業務に取り組んでいく』という趣旨の決意を表明した。
2011年02月04日