オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファーは、10月8日午前10時より、創業25周年を迎えることを記念して「アンファー25周年 大感謝祭」を同社ウェブストアで開催している。同キャンペーンでは、期間中に新規会員登録した人全員に、同社ウェブストアで使えるポイントを250ポイントプレゼント。ポイントは、1ポイント=1円として使用できる。また、10月12日、19日、26日の21時から、25周年特別セットを販売。男性向け、女性向けそれぞれ2500セット限定で販売する。価格は2,500円(送料無料)。なお、特別セットの商品内容は毎回変更され、各販売日の21時から同社ウェブストアで確認できるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日福山雅治が12月に毎年恒例の「福山☆冬の大感謝祭 其の十二」を神奈川・パシフィコ横浜展示ホールで開催する事が決定した。【公演情報はこちら】これは9月17日に横浜スタジアムで行われた、16年ぶりのファンクラブイベントで福山本人の口から明かされたもの。日程は昨年の5日間から10日間に倍増。全日程で18万人の動員を予定している。10月10日(水)には両A面シングル『Beautiful life / GAME』が発売予定。こちらは通常盤の他に、それぞれ『Beautiful life』と『GAME』のMusic Clipを収録したDVDがついた初回限定盤が2種類、計3種類の形態でリリースされる。毎年プレミアチケットとなる「福山☆冬の大感謝祭」。チケット発売日など公演詳細は後日発表となるので、興味のある方は是非ご確認を。■福山☆冬の大感謝祭 其の十二12月15日(土)15:30開場/17:00開演12月16日(日)15:30開場/17:00開演12月19日(水)16:30開場/18:00開演12月20日(木)16:30開場/18:00開演12月23日(日)15:30開場/17:00開演12月24日(月・祝)15:30開場/17:00開演12月27日(木)16:30開場/18:00開演12月28日(金)16:30開場/18:00開演12月30日(日)15:30開場/17:00開演12月31日(月)21:30開場/23:00開演会場:神奈川・パシフィコ横浜展示ホール料金:8400円(全席指定)
2012年09月19日先日、大盛況のうちに幕を閉じた野外映画祭「星空の映画祭」。シネマカフェでは、今年初めてオフィシャル・メディアパートナーとして同映画祭を応援するため、映画祭史上初となる1泊2日のオフィシャルツアーを開催した。まだ知らないあなたのために、映画祭の見どころを映画祭を初体験した参加者の声を交えてご紹介!8月18日(土)・19日(日)の1泊2日にわたり敢行されたこちらのバスツアー。長野県諏訪湖周辺にある伊勢神宮と並ぶ名パワースポット・諏訪大社に参拝し、夕方に会場の原村に到着。素敵なご夫婦が夏限定で運営するペンションで、長野県産の野菜をふんだんに使った夕食で腹ごしらえをし、一同は映画祭へ!だが、野外で映画の上映が行われるこの日は午前中からまさかの豪雨…。すると諏訪大社のご利益か、夜になると夕方まで降り続いた雨がうそのように晴れあがり、会場へと向かう人々が夜空を見上げて歓喜する姿があちらこちらで見られた。この日上映されたのは、小栗旬と岡田将生主演で大ヒットを記録した『宇宙兄弟』。ばっちりと晴れあがった夜空の下で観る壮大な“宇宙”の物語とあって、この体験で感じた「ロマンチック度」を聞いてみると参加者の8割以上の人が、100点満点中「100点」以上をつけていた。今回このツアーに参加したメンバーは全員、同映画祭に参加するのはこれが初めて。特に恋人や夫婦での参加が目立っていたが、「大切な人とロマンチックな時間は過ごせましたか?」という質問には、参加者全員が「はい」と回答。さらに、「とにかく良かった!星空が一面に広がっていて感動しました」(20代・女性)、「(上映作品の)画面が暗くなったときや、空のシーンになったとき、森や空との一体感を味わえ、そのときの星がとてもキレイ!大自然の中で笑ったり泣いたり、感情を共有できるところがいい」(20代・女性)と、満点の星空の下で観る映画に大感激だった様子がうかがえる。そのほかにも「映画も星空も、東京でもいつでも見れるものですが、同じものでも美しさや自然の中で感じるそれらは、いつもよりもすごくすごく素敵でした!」(20代・女性)、「本当に最高のシチュエーションです!!自分を見直すきっかけにもなりました」(20代・男性)と、“非日常”の体験に興奮する声も。さらに、「(山の上は)ちょっと肌寒いので、つい隣の人とくっつきたくなる(笑)」と同行者との急接近も期待できる効果も(?)。標高1,300メートルの山上での開催とあって、真夏にも関わらず参加者同士が熱々のコーヒーを手に身を寄せ合う微笑ましい姿も見られた。例年に比べて動員数が大幅に増加し、当初予定していた人数を大きく上回り4,000人超が参加する大盛況となった今年の「星空の映画祭」。この隠れた名スポットに、来年こそはあなたもぜひ参加してみては?特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」「星空の映画祭」公式サイト■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会
2012年08月31日カンヌ映画祭、ベルリン映画祭、ヴェネツィア映画祭と、世界最高峰の映画祭から選りすぐった作品を上映する“三大映画祭週間”が昨年に続き、今夏にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。その他の写真今年、本映画祭で上映されるのは全8作品。愛する家族と幸せに暮らしていた男がある日妻を事故で失い、子供たちを守り抜こうと奮闘する姿を描いた『我らの生活』(カンヌ映画祭/2010年男優賞受賞)や、少年院の刑期をあと5日に控えた少年の、母親に対する葛藤を描写した『俺の笛を聞け』(ベルリン映画祭/2010年銀熊賞受賞ほか)、サーカス団を舞台に、ふたりのピエロが美女を奪い合う『気狂いピエロの決闘』(ヴェネツィア映画祭/2010年銀獅子賞受賞ほか)など、高い評価を受けながら日本では未公開だった作品も含め、一挙に上映される。さらに、『8人の女たち』(2002年)などで知られる巨匠、フランソワ・オゾン監督作『ムースの陰遁』は、ドラッグによって生活が一変したカップルを題材にした作品で、2009年のサン・セバスチャン映画祭審査員賞を受賞。こちらも日本初登場なので見逃せない。映画ファンの熱い要望により、今年も開催が決定した本映画祭週間。日本未公開の作品が楽しめるのはもちろん、世界の隠れた名作を鑑賞できるこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。三大映画祭週間20128月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次開催〈カンヌ映画祭〉『ミヒャエル』(2011年コンペティション選出)『我らの生活』(2010年男優賞)『フィッシュ・タンク』(2009年審査員賞)『イル・ディーヴォ‐魔王と呼ばれた男‐』(2008年審査員賞)〈ベルリン映画祭〉『俺の笛を聞け』(2010年銀熊賞/アルフレッド・バウアー賞)〈ヴェネツィア映画祭〉『気狂いピエロの決闘』(2010年銀獅子賞/オゼッラ脚本賞)『時の重なる女』(2009年女優賞)〈特別上映〉『ムースの隠遁』(2009年サン・セバスチャン映画祭審査員特別賞)※全作品デジタル上映※当日券:一般1800/大・高・専1500/中学以下・シニア1000(税込)
2012年04月27日東京・目白の椿山荘では、5月3日(木・祝)・4日(金・祝)、東北の魅力を体感するイベント「大東北祭at椿山荘~親子で楽しむ東北の魅力~」を開催する。東北が誇るグルメや伝統文化、物産などが椿山荘に大集合! 一緒に踊って楽しめる山形「花笠踊り」の実演などもあり、都内にいながらにして東北旅行気分がたっぷり味わえるイベントだ。グルメ屋台も勢ぞろい。比内地鶏のきりたんぽ鍋や気仙沼ふかひれのスープ、米沢牛のハンバーガーなど東北6県の郷土料理のほか、地産品を使用した椿山荘オリジナルメニューもお目見え。また、東北の地ビール約20種類も樽生で大集合! 一度にいろいろな味を試せるチャンスだ。親子にオススメなのが制作体験コーナー。青森「金魚ねぷた」絵付け、宮城「こけし」絵付け、福島「赤べこ」絵付けなど、東北地方に古くから伝わる伝統工芸に挑戦できる。東北6県のゆるキャラも登場するので、記念撮影なども楽しんでみては。椿山荘ではこれまでも、復興支援チャリティーディナーや、レストランで各県の食材を使用するふるさとフェアなど東北応援を企画してきたが、今回のように東北全県の多彩な魅力を集結させたイベントは初。東北地方の自治体など約30の団体や施設の協力で実現したそうで、会場では世界中から寄せられたメッセージ集「PRAY FOR JAPAN」のメッセージや写真の展示もある。会場への入場には事前予約が必要だが、食事や体験コーナーなどはそれぞれ直接ブースへ行けばOK。今年のゴールデンウィークは改めて親子で東北の魅力に浸り、復興への願いを新たにしてみては。大東北祭at椿山荘~親子で楽しむ東北の魅力~日時:5月3日(祝・木)4日(祝・金) 12:00~19:00場所:椿山荘4F ジュピター、ネプチューン入場料:大人2,000円 お子様(3歳~小学生)1,000円※入場料には食事や体験コーナーで使えるチケット(大人4枚、お子様2枚)を含む。必要なチケット枚数はブースによりことなる。入場後追加のチケット購入も可能。予約・お問い合わせ:03-3943-1140 (9:00~21:00)取材/古屋 江美子
2012年04月13日三谷幸喜生誕50周年スペシャル“三谷幸喜大感謝祭”と銘打ち、2011年、4本の新作舞台を書いた三谷。このアニバーサリー・イヤーのラストを飾る『90ミニッツ』のプレビュー公演が12月3日と4日、東京・パルコ劇場にて行われた。『90ミニッツ』チケット情報この作品は、『笑の大学』から15年ぶりとなる西村雅彦×近藤芳正出演のふたり芝居。昨年7月に上演が発表されて以降、「倫理」をテーマにした男ふたりの会話劇という以外、作品の内容については一切公表されていなかったが、プレビュー公演前日の12月2日、三谷と出演の西村、近藤からコメントが寄せられた。「今年は映画・舞台・私生活において様々な挑戦をして来ましたが、『90ミニッツ』は最後にして最大のチャレンジ。それがどういう意味かは劇場でぜひ確かめて下さい」(三谷)。「皆様と同じようにワクワクドキドキしております。三谷くんが紡いでくれた素敵な台詞を通して、とある気づきをお届け出来れば嬉しいです。今まで観たことのない濃密な三谷ワールドをお楽しみ下さい」(西村)。「いつもは舞台に立つ自分の姿がシミュレーションできるのですが、今回はお客さんの前にいざ立ったら、自分がどんな風になるのかまだ想像がつかない。最後まで暗転がない中で、舞台に立ち続けることの怖さはありますが、お互いがお互いを信じて演じるしかないというのが今の心境ですね。頑張るしかない。頑張るしかないです」(近藤)。ベールに包まれた舞台は12月5日(月)、同劇場にて初日の幕を開ける。東京公演は12月30日(金)まで上演。その後北九州、大阪、金沢、福岡、仙台、新潟、名古屋、広島と各地を回る。チケットは一部を除き発売中。なお、東京公演は前売りチケット完売につき2月9日(木)から19日(日)まで追加公演を行うことが決定。東京追加公演のチケットは12月13日(火)11:00よりチケットぴあにて先行抽選・プレリザーブの申し込みを開始する。また、東京公演では当日券の予約を電話で受付る。受付はチケットぴあ当日券専用ダイヤル0570-02-9572にて、希望公演日の当日朝10時から昼12時まで。
2011年12月05日アジア初のドキュメンタリー映画祭として隔年開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭2011(以下YIDFF)が開幕を迎える。国際的に高い評価を受ける同映画祭は、世界の映画人が集い、参加を最大目標に掲げる海外の映像作家も多い。「東北から世界に向け文化と情報を発信する場」でもあり、今年は震災・復興をテーマにした上映やシンポジウムの開催も予定され、大きな注目を集めそうだ。その他の写真東日本大震災の後、東北全体は厳しい状況下にある。その中で迎えた今年のYIDFFは、特別な意義を持つ開催となりそうだ。開催概要を見ても、例年にも増して充実した多彩なプログラムが組まれていることが伺える。メインとなるインターナショナル・コンペティションは、101カ国、1078本の応募作の中から15作品が選出。『ぼくの好きな先生』など、日本でもよく知られたフランスの名手、ニコラ・フィリベール監督の新作となる、パリ植物園で飼われている人気者のオランウータンを記録した『ネネット』や、現在公開中で大きな話題を呼ぶ平野勝之監督の『監督失格』などがノミネートされている。なお最高賞となるロバート&フランシス・フラハティ賞など各賞を決定する審査員は、『クロエ』が日本公開されたばかりのカナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督、『永遠のハバナ』などで世界的に知られるキューバのフェルナンド・ペレス監督らが当たる。一方、“YIDFFの最大の醍醐味”と言うファンも多い特集上映も凝ったラインナップがスタンバイ。中でも、キューバとキューバ映画にスポットを当てた『シマ/島いま―キューバから・が・に・を見る』、日本のテレビドキュメンタリーを大特集する『公開講座:わたしのテレビジョン青春編』で上映される作品は、もう2度と観られないといっても過言ではないものばかりで、貴重な機会となることだろう。さらに『東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにあるCinema With US」』は3.11と向き合う企画。震災関連の上映はもとより、被災地の活動家らによるシンポジウムや現地活動報告なども行う。また、新たな試みとして、今回は、OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)とのコラボレーションにより、映画祭の現場からの動画をネット上で配信することが決定。動画配信用のポータルサイトでは、10月6日-13日の8日間、開会式・表彰式を含む注目の会場からライブ配信されるので、現地に駆けつけられない人はこちらをチェックしたい。『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクンや、年末『無言歌』が公開されるワン・ビンら現在の世界の最前線をいく映画作家の才能をいち早く紹介したのはYIDFF。今回もドキュメンタリー映画の最先端と歴史を回顧する刺激的な8日間になることは間違いない。山形国際ドキュメンタリー映画祭201110月6日(木)~13日(木)取材・文:水上賢治(C)「監督失格」製作委員会
2011年10月06日東日本大震災の被災者支援を目的とするイベント「東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~」が、10月29日(土)・30日(日)に開催される。「東日本大震災復興祭」の公演情報日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽出版社協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会の音楽関係5団体が発起団体となり、“音楽、お笑い、食”の力で復興を支援。入場券売上げの全ては、震災で親族や経済的基盤を失った子供たちの未来を応援する目的として、奨学金や音楽教材提供などに使用される。ライブイベントには、ASIAN KUNG-FU GENERATION、いきものがかり、ユニコーン、スフィア、JAM Project、茅原実里、東貴博、土田晃之、SDN48らジャンルを越えたアーティスト、タレントが出演。また入場無料のオリンピックプラザでは、東北からの飲食・雑貨出店、有名店シェフの野外レストラン、オーガニックフードを取り上げたフードエリアが展開される。「東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~」は、10月29日(土)・30日(日)に東京/国立代々木競技場一帯の会場で開催。チケットの一般発売は、10月8日(土)10:00より。また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを10月6日(木)11:00まで受付。◆東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~■10/29(土) 国立代々木競技場 第一体育館[出演]ASIAN KUNG-FU GENERATION/いきものがかり/三代目 J Soul Brothers/東京スカパラダイスオーケストラ/ユニコーン■10/29(土) 国立代々木競技場 第二体育館[出演]Kalafina/椎名へきる/スフィア/飛蘭/牧野由依/宮野真守/妖精帝國/米倉千尋■10/30(日) 国立代々木競技場 第二体育館[出演]麻生夏子/石川 智晶/河野マリナ/黒崎真音/佐藤ひろ美/JAM Project/茅原実里/yozuca*■10/29(土) SHIBUYA-AX(MC)東 貴博・土田 晃之あばれる君/アルコ&ピース/アントキの猪木/ザ・アンモナイト/うしろシティ/エルシャラカーニ/エレファントジョン/えんにち/オテンキ/鬼ヶ島/ケチン・ダ・コチン/コウメ太夫/ゴー☆ジャス/ザ・ゴールデンゴールデン/しゃもじ/ザ・たっち/ダブルブッキング/ニッチェ/八福亭/パッチワーク/ザ・パンチ/ヒライケンジ/風藤松原/ぼれろ/南野やじ/やさしい雨/ライセンス/ラバーガール■10/30(日) SHIBUYA-AX[出演]SDN48/吉川 友/ぱすぽ☆■10/29(土)・30日(日) オリンピックプラザFood Relation Network×東の食の会 supported by ap bank/kurkku/CAFE COMPANY
2011年10月04日第15回釜山国際映画祭の今年のメインゲストの一人である、フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュ。今年のカンヌ映画祭で主演女優賞に輝いた最新作『トスカーナの贋作』の舞台挨拶や、記者会見に加え、「They Walk Together」と題して海雲台ビーチでオープントーク、および手形セレモニーを行った。トークの相手は、『トスカーナの贋作』のアッバス・キアロスタミ監督と、『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』のホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督。ビノシュは、彼らと仕事をした経験を「二人の映画ではどちらも息子を持つ母親役を演じたのだけれど、ヒロインが求めるものがそれぞれ違っていて、とても興味深かった。アッバスの映画では、母としてだけでなく、女として愛されたいと求める女性。一方、シャオシェンの映画では、息子とのつながりの強さに気付く女性。アッバスもシャオシェンも、女性のことをよく理解しているし、もっと理解しよう、という気持ちを持っていてくれる。そのことに感謝したいです」と語った。また、各国の映画人との交流パーティーでは、今年で退任するキム・ドンホ釜山映画祭委員長と、ABBAの曲にあわせてチャーミングかつ熱烈なダンスを披露。15年間、本映画祭をゼロから育て、尽力してきたキム・ドンホ委員長の労をねぎらった。映画祭は15日に閉幕。閉幕式には、クロージング・フィルムで釜山を舞台にしたオムニバス映画『カメリア』(原題)の中の1本、『かもめ』の行定勲監督と主演の吉高由里子、ソル・ギョングも出席。今年の釜山には、レポートで取り上げたスターたちのほかにも、ウィレム・デフォー、オリバー・ストーン監督ら多くの映画人が登場、トークショーなどさまざまな企画が催された。アジアの若手監督から選ぶコンペ、ニューカレンツ部門に日本映画がノミネートされなかったのは残念だったが、製作支援をするPPPアワードを、荻上直子監督の企画作『マッシュルームとメロン』が受賞した。毎年、拡大しつつも、観客と映画人の距離の近さを感じさせる釜山国際映画祭。温厚な人柄と映画への愛情の深さで、世界中の映画人に愛されたキム・ドンホ委員長の退任で、来年以降どう変わっていくかが注目だ。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第15回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定釜山の観客の熱烈歓迎に深津絵里「クセになりそう!」宮崎あおい&大竹しのぶに韓国人ファン熱狂「ステキ!」、「カワイイ!」と声援安藤政信が釜山登場!米中合作アクションコメディで天才料理人を熱演
2010年10月18日日本唯一のこどもたちの世界映画祭として1992年にスタートし、世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭より厳選した作品を届けている「キンダー・フィルム・フェスティバル」。今年で第18回目となる本映画祭の実行委員長に、このたび女優の戸田恵子が就任!8月10日(火)の青山劇場を皮切りにこの夏開催される。ベルリン国際映画史祭の児童映画部門ディレクター、レナーテ・ツィラ氏を迎え、国内外から上映作品を厳選。会場では、声優たちによるライヴ吹き替え上映が行われるほか、子供が主体となって審査を行ったり、映画作りを体験するなどこどもから大人まで親子一緒に楽しめるイベントが毎年行われている。戸田さんは、2年前から実行委員としてプログラム監修に携わっているが、開催にあたり「今年も世界からのたくさんのユニークな作品に出会えることを、とても嬉しく思います。大人もこどもも一緒に学ぶことのできるこの映画祭を、私は応援しています。映画祭を通して、みなさまと触れ合い新たな感動に出会えることを心より楽しみにしております」と意気込みを見せている。また、数ある作品の中でも目玉となるのは、70年代に日本で放送された大人気TVアニメ「小さなバイキング ビッケ」をドイツで実写映画化し、本国で大ヒットを収めた『Wickie und die starken Manner』(原題)の上映。さらに、日本で唯一の技法である、描いている工程が一つのアニメーションになっていくコマ撮りアニメ、“壁アニメ”もオープニングで上映されるなど、こども発信のイベントが盛りだくさん!開催は少し先となるが、どうしても制限の多い通常の映画鑑賞では体験できない、親子一緒での映画体験ができるこの映画祭。未体験の方はもちろん、童心に返って映画を楽しんでみるのもいいかも?「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、8月10日(火)に青山劇場にて開幕、8月19日(木)〜22日(日)の調布市文化会館にて開催予定。「キンダー・フィルム・フェスティバル」公式サイト
2010年03月31日今年で第20回を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が2月25日(木)、華やかに開幕した。記念すべき映画祭のオープニングを飾ったのは特別招待作品『シュアリー・サムデイ』。若手俳優の中でも群を抜く実力で、日本映画界を牽引する小栗旬の初監督作品だ。開会式には小栗旬をはじめ小出恵介、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシ、小西真奈美、山本又一朗プロデューサーが駆けつけ、舞台挨拶を行った。濃霧により羽田発、新千歳行きの飛行機が遅れるという「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」始まって以来のハプニングに見舞われたが、夕方18時前に『シュアリー・サムデイ』御一行は無事到着。映画祭のオープニングを盛り上げた。ちなみに、舞台挨拶付きのチケットは発売と同時に即完売。このプレミア・チケットを手にできた人はかなり幸運!大きな拍手の中、「ただいま〜!」と、ゆうばりファンタおなじみの合言葉に「おかえり〜!」と会場から温かな声。思わず笑みがこぼれる小栗さん。「今日ここでみなさんに観てもらえることができて幸せです。27歳の僕が、自分なりに撮れる青春映画を撮ったと自負しています。この北の町から南へ伝えてほしい」と熱い想いを語った。本作の企画が始動したのはちょうど4年前。小栗さんが山本プロデューサーに「この作品を自分で監督したい」と持ち込んだことがきっかけだったそうだが「23歳で監督はまだ早い」というプロデューサーの判断で、監督への道は、しばしおあずけに。4年越しで叶った夢だけに、初お披露目となったこの日は彼にとって特別な日として記憶に刻まれた。そして、気になるのは監督としての彼の才能──主演の小出さんは小栗監督について「彼の背中を見て、自分たちも頑張ろうと思えた」と褒め称え、ほかのキャストたちも「信頼のできる監督だった」と声を揃える。監督として良いスタートが切れたことがうかがえる。映画祭2日目の26日(金)にはキャスト&スタッフによる記者会見が行われ、撮影時のエピソードが語られた。小出さん曰く現場は「走りっぱなし」だったそうだが、その疾走感がこの映画には必要だった。「楽な日は1日もなく、刺激的な現場だったけれど、追い込まれるからこそパワーが出たと思う」と小出さんはふり返る。続けて「同級生の一体感を出すために撮影前からコミュニケーションをとっていた」と言うのは勝地さん。みんなで飲みに行くことはもちろん、全員が楽器初心者ということで「楽器の練習が僕らの関係を繋いだと思います」と語る。だが、コミュニケーションはときにヒートアップ!最年少の勝地さんと最年長のムロさんの2人はよく喧嘩に。「あんたとはやってらんねーよっ!」と勝地さんがムロさんにキレ、小出さんが「目指している方向は同じ、みんな同じ気持ちなんだよ!」と仲介に入ったこともあったのだとか。当事者のムロさんは「僕と勝地の喧嘩が原因でキャストとスタッフ間にまで溝ができたこともあったけれど、それが結束力を生んだと思う。最後のバンド演奏にはその結束力が表れている」と語り、そんなエピソードを含めて「自分たちらしさがあっていい。もっと青臭くてもいいと思えました」と綾野さん。また、鈴木さんは「キャストにとって監督が同年代の俳優であることがいい緊張感を生んだと思います。元々、知り合いなので現場はくだけた感じだったけれど、演じる上ではものすごく緊張感がありました。ライバルの前で下手な演技はできないなと(笑)」。紅一点の小西さんは「性別も年齢も超えた青春映画」だとアピールし「自分(役者)が求めている以上のアドバイスをくれる監督でした」と、若き新人監督に称賛を贈った。小栗旬ら若い映画人たちの情熱がギュッと詰まった青春映画『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。(photo/text:Rie Shintani)■関連作品:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2010 [映画祭]シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬初監督作ポスター画像解禁!チラシ裏面には「大人立入禁止。」の文字が…ヒップホップ・スタイルで登場の大江裕が「“夕張”大将」&ラップを披露!小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目小栗旬初監督映画ヒロインは小西真奈美!小出恵介の初恋の人を演じる2010年はバンドブーム再到来?小栗旬、初監督作品は旬な5人が高校バンドマンに
2010年02月26日毎年2月に開催される世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭。記念すべき60回目を迎える来年の同映画祭フォーラム部門に大森立嗣監督、松田翔太×高良健吾主演による『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が正式出品されることがこのほど決定した。今回出品されるフォーラム部門とは、若手監督の作品が多く上映されることで知られており、昨年は園子温監督の『愛のむきだし』がカリガリ賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞したことで話題となった。大森監督は、4年前の長編デビュー作『ゲルマニウムの夜』がロカルノ国際映画祭やサンパウロ国際映画祭など多くの映画祭に正式出品されたが、2作目となる本作で三大映画祭デビュー。同映画祭での上映の際には、ティーチインに登壇する予定とのこと。今年11月にベルリンの壁崩壊から20年という節目を迎え、さらに注目が高まる同映画祭。本作で松田さんと高良さん扮する、工事現場で壁を壊す“はつり”の仕事をする二人の若者が、自分のいる世界を“ぶっ壊して抜け出す”姿が、国境を超えてどれだけの共鳴を呼ぶことができるのか、注目される。第60回ベルリン国際映画祭は、来年2月11日から21日(現地時間)まで開催。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は来年6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会パレード 2010年2月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会第60回ベルリン国際映画祭 [映画祭]■関連記事:林遣都がイカ天ソバをおごって藤原竜也を“イカ”呼ばわり?『パレード』Xmas試写松田翔太&高良健吾の真剣ムードに、安藤サクラ「お通夜みたい(笑)」松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定藤原竜也、大酒での歓迎に笑顔“抑制”効かせた『パレード』を釜山にて披露!松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2009年12月25日