大晦日に、1年の締めくくりとしていただく年越しそば。使用する具材は家庭によってさまざまだろうが、豪華にエビ天! という人も多いだろう。ここでは、ピンッとのびた「美しいエビ天」のつくり方を紹介する。おいしく見栄えのする年越しそばで、2012年を締めくくろう。まず美しいエビ天の条件として、人気ブロガーの筋肉料理人さんは以下を挙げる。・スラリと伸びたエビ・年越しそば用ということで、そばつゆを含んでおいしくなるよう、やや厚めの衣に仕上げる。そばつゆから出てる部分はカリッと、つゆがしみ込んだ部分は柔らかく、ほろほろと崩れるように。・年越しにふさわしい美しい揚げ色。衣は黄金色に輝き、尻尾は赤く鮮やかに。ということで、実際につくり方をご紹介しよう。材料(2人分)エビ(ブラックタイガーなど大きめのもの) 4尾 / 日本酒 大さじ2 / 薄力粉 適量天ぷら衣(薄力粉 1カップ / 冷水 180ml / 溶き卵 大さじ1)※天ぷら衣はつくりやすい分量を掲載しているため、多めのレシピとなりますつくり方まずはエビの下ごしらえ。エビは背を丸めるようにして手に持ち、頭から2~3節目くらいの殻の隙間に竹串を刺し、背わたをそっと引き抜く。その後、尾側の一節を残して殻をむき、日本酒をかけておく。尾の先を包丁かキッチンハサミで斜めに切り、中に入っている水分をしごき出す。こうすることで、油はねを防ぐ。腹側に、斜めに切れ目を4~5カ所入れる(身の厚みの1/3程度まで)。さらに、側面にも浅く切れ目を入れる。腹側を下にしてまな板に置き、両手の指先で背中側を強く押さえ、エビをのばす。プチッと音がするくらいにのばしてエビの下準備は完了。天ぷら衣を作る。ボウルに冷水を入れ、卵液(ボウルに卵を入れ、泡立て器でほぐすように混ぜたもの)を大さじ1混ぜる。冷蔵庫で冷やしておいた薄力粉をふるいながら入れ、泡立て器で沈めるように混ぜる。この時、決してかき混ぜないように。ダマが残る程度でOK。いよいよエビ天を揚げる。天ぷら鍋に深さ3cm弱までサラダ油を入れ、175~180℃に予熱する。下処理したエビには薄く薄力粉を付ける。エビの尾を持ち、天ぷら衣をつける。エビがまっすぐになるように、天ぷら鍋の手前から、向こう側に尾をそっと横たえるように油に入れる。スプーンで天ぷら衣をすくい、15cm位の高さから線を描くようにエビの上にかける。こうすると、衣にボリュームが出る。油の温度が下がらないように火力を調整し、カリッと揚がったら菜箸で取り上げ、上下に軽く振って油を切ってからバットにあげる。筋肉料理人1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月30日トリドールが運営する丸亀製麺は14日、「バラ天うどんフェア」を開催する。開催期間は2013年1月29日まで。バラ天とは、天ぷら本来の形をバラバラに崩して揚げることで、「見た目」「食感」「味」ともに楽しめる同店で人気の天ぷら。今回は、昨年のフェアで好評だったバラ天をさらに改良し、「ちくわ生姜」「小海老」「ごぼう」の3種を用意したという。また、揚げたてのあつあつ・サクサクを楽しみながら食べてもらうため、お客自らがバラ天用スプーンでひとすくいし、釜揚げうどんのつけダシやかけうどんに入れるという趣向にした。こうすることで、温かいダシにバラ天の衣から染み出すうまみが、さらにおいしさを後押しするとのこと。メニューは、「バラ天釜揚げうどん」(並360円、大460円、特大560円)、「バラ天かけうどん」(並360円、大460円)。単品は、「ちくわ生姜バラ天」(ひとすくい80円)、「小海老バラ天」(ひとすくい80円)、「ごぼうバラ天」(ひとすくい80円)。一部、価格が異なる店舗がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日ロックバンド・怒髪天の初の単行本『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』(税別:1714円)が、5月9日(水)に発売される。怒髪天全国ツアーチケット情報ぴあ関西版WEB上で2009年3月から始まった連載『怒髪天増子直純のナニワ珍遊道』から派生した単行本。撮影はすべて大阪で行われ、大阪市内を巡りながら撮影したロードムービー風の撮り下ろしやコスプレなど秘蔵フォトを多数掲載する。そして、バンドの歴史やライブ観、作品制作秘話に人生観や恋愛観などメンバー全員に聞いた1082問のQ&Aで展開されるインタビューに、ドラマー坂詰克彦の奇行エピソードが全10話収録と、“怒髪天読本”ともいうべきボリュームだ。また、4月17日より大阪のタワーレコード梅田大阪マルビル店、梅田NU茶屋町店にて、4月18日(水)発売の最新アルバム『Tabbey Road』に連動した『怒髪級!!』パネル展が開催。単行本未収録の大阪ロケ・オフショット写真が展示される。なお、怒髪天は5月6日(日)の大阪城音楽堂を皮切りに全国27か所を巡るツアーも開催。チケットは発売中。■『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』5月9日(水)発売1714円(税別)判型A5128ページぴあ
2012年04月18日「医療モノということで、“カッコよく”見えてしまうイメージを抱いていたんですが、ここで描かれているのは、ひとりひとりが背負っている人生なんです」――。吉沢悠は、出演作『孤高のメス』をこう表現する。この言葉にこの映画の魅力、そして演技者としての彼の揺るぎないスタンスが表われている。ベストセラー医療小説を実写化した本作。吉沢さんは「自らの素の感情を役柄に重ね合わせながら演じた」と言葉に力を込めた。この“人間ドラマ”に彼はどのような思いで向き合ったのか――?映画の公開を前に話を聞いた。物語の始まりは1989年、とある地方の市民病院に当麻鉄彦(堤真一)という名の外科医が赴任するところから始まる。大学病院に依存し、満足な手術ひとつ行えない腐敗した環境を当麻はその腕で、変えていく。当麻が変えたのは何より、そこで働く人々の意識。吉沢さん演じる青木はまさに、彼との出会いによって自らの生き方を省み、そして変わっていく若き医師である。「大学病院の古い体質があって、その下で働く青木はいろんな思いを抱えつつ、“権威”という壁にぶつかる。当麻との出会いで大きく変わっていくこの人物をしっかりと演じ切れないことにはこの作品のテイストが観る人に伝わらない。そのプレッシャーはありました。と、同時に青木が感じる葛藤は、ひとりの俳優として僕にとっては感じたことのある思いでした。それを生かして演じ切ることができれば楽しいだろうな、という相反する複雑な気持ちでした」。90年代末から2000年代の前半に掛けて、次々と話題のドラマ、映画に出演し、主演も数多くこなしてきた吉沢さんが芸能活動を休止したのは2005年。奇しくも本作で演じた青木と同様にアメリカに渡り、帰国後、俳優としての活動を再開した。役柄に自らを重ねた、という部分についてさらに深く尋ねた。「自分なりの信念を持って俳優という仕事をやっていましたが、やればやるほどに『いまのままでいいのか?』というクエスチョンがついて回るようになった。それはまさに、約束された道を見失った青木そのもの。前半部分の彼に、その当時、自分が抱いていた感情を乗せました。それからアメリカに渡って何より感じたのは、俳優として現場に立てるということは、決して当たり前のことではないのだということ。そう感じたときに無性に俳優をやりたい、演じたいって思えてきたんです。帰国して初めての仕事が映画だったんですが、あのときは本当に嬉しかった。それはまさに、青木が当麻先生を手伝いたくて帰国するときと同じ気持ちでした」。復帰後、彼が出演した映画は『夕凪の街 桜の国』、『逃亡くそたわけ−21才の夏』、『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に本作と物語性と共に、社会への強いメッセージを感じさせるところがあるが…。「決して、それを意識して作品を選んでいるわけではないです。ただ、例えばニューヨークにいる頃、『自分は日本のことを何も知らない』と強く感じて、帰ったら広島に行きたいと思うようになった。そうしたら(広島を舞台に被爆を扱った)映画『夕凪の街 桜の国』のお話をいただいた。不思議なめぐり合わせは感じますね(笑)。常に、観る人に何か良い影響を少しでも与えられたら、という思いはあります。そうした思いがこういう良い循環を生んでいるのかも」。そうした流れに身を投じる中で、映画というメディアへの熱い思いが自身の内側からも沸々とわいて来ていると明かす。「映画人の熱…独特の温度の高さへの憧れは以前以上に強く感じます。周りが見えなくなるような強い思いで、わが子を育てるようにみんなが映画に夢中になっているあの環境は、本当に気持ち良いんです。30歳を過ぎて、ここにいられることが幸せだな、と感じるようになりましたね」。最後に「今後演じてみたい役は?」という質問に「もちろん、当麻先生のような役もやってみたいですね」と語り、「それから…」と、生瀬勝久が演じた、自らの保身しか考えない大学病院の医師・野本の名を挙げ、少し興奮気味にこう続ける。「生瀬さんが仰ってたんです。『俺は、野本という役を“悪”として演じたわけじゃない。一人の人間として演じた結果がこうだったんだ』って。それを聞いて、ああいう役をいつか演じられるようになりたいな、と思いました。僕自身今回、野本という存在に生かしてもらってるんです。そんな深みを演じられるようになりたいです」。(photo:Ryusuke Suzuki)■関連作品:孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会■関連記事:堤真一天才外科医役に都はるみのこぶしを聴いて特訓目の前の命を救うため、禁断のオペに挑む『孤高のメス』試写会に15組30名様をご招待小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堤真一、大組織の悪しき体制と闘う熱血医師に「ヒーローではない、医師を演じたい」
2010年06月23日