~12月4日(月)19時~蔦屋書店丸の内シェアラウンジにて~フォロワー38万超えの人気精神科医Tomyさんの『穏やかに生きる術』(KADOKAWA)と、国家資格・公認心理師としてストレスマネジメントの情報発信を行う舟木彩乃さんの『「なんとかなる」と思えるレッスン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が新刊記念イベントで初対談を行います。イベントでは、メンタルケアの最前線に立つお二人が医師・カウンセラーの立場からストレス社会を生き抜く術を伝授。事前に参加者の方から寄せられた”お悩み”のほか、悩んだり壁にぶつかった時に「なんとかなる」と思えて穏やかに生きるためにはどうしたらよいのかを、書籍をベースにお伝えします。今年の悩み・モヤモヤを年内に解消して、穏やかな年末年始を過ごしたい方はぜひご参加ください。*アップルシード・エージェンシーは本イベントのサポートをしています。イベント概要■日時:2023年12月4日(月)19時~20時(開場18時30)■会場:TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI SHARELOUNGE(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 3F)■参加費(税込):①会場参加チケット:2,200円②会場参加+書籍付きチケット(精神科医Tomyさん著):3,740円③会場参加+書籍付きチケット(舟木彩乃さん著):3,850円④オンライン参加チケット:1,650円⑤オンライン参加+書籍付きチケット(精神科医Tomyさん著):3,740円※送料500円込⑥オンライン参加+書籍付きチケット(舟木彩乃さん著):3,850円※送料500円込※①②③のチケットをご購入のお客様は当日会場にてフリードリンク1杯無料でお飲みいただけます。■対象書籍:精神科医Tomyさん著『穏やかに生きる術 うつ病を経験した精神科医が教える、人生の悩みを消す練習帳』(KADOKAWA)舟木彩乃さん著『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)■定員(先着順)店頭参加(①+②+③):50名オンライン参加(④+⑤+⑥):200名■参加方法:下記から申込 ■申込締切店頭参加:開催日時の2時間までとさせて頂きます。オンライン参加:開催日時の2時間前までとさせて頂きます。■主催:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社■共催・協力:TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI■お問合せ先:TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI(03-6206-3767)イベント登壇者プロフィール【精神科医Tomy】1978年生まれ。東海中学・東海高校を経て、名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局入局。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。現在は心療内科・精神科のクリニック院長として勤務。38万フォロワー突破のTwitterが人気で、テレビ・ラジオなどマスコミ出演多数。著書『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)に始まる「1秒シリーズ」は、33万部突破のベストセラーとなり、『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の小説シリーズも反響を呼ぶ。【舟木彩乃】ストレスマネジメント専門家/公認心理師/株式会社メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。一般企業の人事部で働きながらカウンセラーに転身、その後、病院(精神科・心療内科)などの勤務と並行して筑波大学大学院に入学し、2020年に博士課程を修了。博士論文の研究テーマは「国会議員秘書のストレスに関する研究」。これまで一般企業や中央官庁、自治体などのメンタルヘルス対策や研修に携わり、カウンセラーとしての相談人数は、のべ約1万人以上。ストレスフルな職業とされる議員秘書のストレスに関する研究で知った「首尾一貫感覚(別名:ストレス対処力)」に有用性を感じ、カウンセリングにとり入れている。Yahoo!ニュース エキスパート オーサ-として「職場の心理学」をテーマにした記事、コメントを発信中。著書に『「首尾一貫感覚」で心を強くする』(小学館)、近著に『過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに学ぶ「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法 』(河出書房新社)がある。書籍概要『穏やかに生きる術 うつ病を経験した精神科医が教える、人生の悩みを消す練習帳』┗著者:精神科医Tomy┗出版社:KADOKAWA┗書籍概要イライラ、焦り、怒り、不安…何があっても、私の心は揺るがせない!うつ病を経験した精神科医が教える、何が何でも心の平穏を保つ23のレッスン!大切な人との別れ、うまくいかない親子関係、病気との付き合いかた…など苦しい時期、逆風の中で、何が何でも心を穏やかにして生きるメソッドを、自身の経験も交えながら伝えます。『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』┗著者:舟木彩乃┗出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン┗書籍概要「職場の人間関係がしんどい…」「異動、引っ越し、結婚などの環境の変化で疲れている」「仕事の量がキャパオーバー気味、いつも焦っている」「ちょっとのミスで胃がキリキリしてしまう」「周囲の要求からのプレッシャーに押しつぶされそう…」"なんとか毎日しのいでいるけど、もう限界寸前かも"1万人以上をカウンセリングしてきた公認心理師の著者が、働く人のためのストレスマネジメント術として、心の余裕を取り戻すために役に立つ「首尾一貫感覚」をわかりやすく伝える入門書。不安、プレッシャー、凹み、あせりに負けず、「なんとかなる」と思える自分になる「首尾一貫感覚」 を図やイラストを活用し、初心者にも分かりやすく伝えます。申込開始|EventManager+ : 穏やかに生きる術 うつ病を経験した精神科医が教える、人生の悩みを消す練習帳 : 「なんとかなる」と思えるレッスン : Login • Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月16日生理がいつもと違うなと感じたことはありませんか?大きな症状はなくても、婦人科疾患が隠れている可能性もあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合…卵巣のう腫が見つかりました。きっかけは、生理の周期が乱れていたことで、婦人科の病院に行って気づきました。とくに症状はありませんでしたが、おへそのあたりが張っていて、うつぶせになるとボールが入っているような感覚でした。辛かったことは、妙に体が重くなったことです。どんな治療を受けましたか?大きくなりすぎていたので1週間程度入院し、検査をして手術を行いました。治療についてですが、基本的に進行を遅くする薬などはないようです。また、卵巣のう腫ができる原因も明らかにされていないようなので、対策を講じることはできないと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?おなかに何かあると思ったら、すぐ病院に行ったほうがよいと思います。大きくなりすぎると腫瘍が破裂してしまうこともあるようです。再発の可能性が高く、付き合いが長くなる病気なので一緒に頑張りましょう。このエピソードに読者は『手術は怖いと思いますが、放っておいても良い事は無いので、お医者さんの言う通りに手術するのが1番ベストだと思います。自覚症状が少ない病気は厄介ですね。』『破裂する恐れもあるとは、かなり怖いですね……。』『生理周期はかなり重要で、私は常に異常がなかったので良かったのですが、今は閉経前。周期がバラバラになって不安でしかありません。この年になって生理の大切さを改めて知った感じで、この話を聞いて更に感じました。』『婦人系の病気は症状がないことが多いと聞きます。生理周期の乱れがあったようですが、それが当たり前になってしまうと危機感が薄れてしまうのだと感じました。症状がないながらも体に感じた違和感から受診したことで発覚しており、少しの変化にも敏感であることが発覚の近道だと感じました。変化を見逃さないためにも受診の重要性を強く感じました。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へBさんは生理周期が乱れたことがきっかけで婦人科を受診すると、卵巣のう腫が原因だったと判明しました。治療として1週間の入院と手術を受け、完治したようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日婦人科系で体に違和感を覚えても、相談しづらい人もいるのではないでしょうか。中には、母親に相談したことがきっかけで、婦人科を受診し疾患が判明したという方もいるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Yさんの場合……私は線維腺腫という病気を患っていました。実は小学生の頃から左の胸だけやたら大きいということが気になってたのですが、高校を卒業するまで放置していました。さすがにずっと左胸だけ大きくなっていくのはおかしいと思い母に話したところ、「乳がんだったらどうするの?」と言われ婦人科を受診したところ線維腺腫であると診断されました。つらさはなかったものの、違和感をずっと抱えてました。どんな治療を受けましたか?私の場合は、病院を受診した時点で5cm程のサイズになっていました。医師が言うには、「実際に手術をしないとそのしこりが悪性なのか良性なのか分からない」ということで、病院に行った日に手術と言われて入院の予定を決めることになりました。手術後はつらかったですが、良性だったため手術だけで大丈夫でした。世の女性陣へ伝えたいことは?もし胸に何かしこりみたいな物があると思ったら、その時点で病院に行った方がいいです。私のように急遽手術と言われる場合もあれば、大丈夫ですよと言われることもあります。私の場合は小学生から放置していたので、もっと早く病院に行けばよかったです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『胸の大きさが違うことが、このような病気につながるということを知りませんでした。何か違和感を感じたら、すぐに対処することが必要なんですね。』『おかしいなと感じながらも痛みなどの症状がなければ「大丈夫か」と放置してしまいがちですが、少しの変化でも受診する必要性に気づかされました。母親に相談しなければ受診が遠ざかっていたかもしれないと思うとゾッとします。』『個人差レベルだと侮ったらいけないんだなって思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ繊維腺腫と診断されたYさん。その後、手術でしこりを取り除き、良性のものであることがわかったようです。皆さんも、体に違和感を覚えたときは1人で抱え込まず、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月13日体に異常を感じても、婦人科へ行くのを後回しにしてしまっていませんか?違和感を覚えても、つい放置してしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Hさんの場合……私が婦人科系疾患に気づいたのは不妊治療がきっかけでした。20歳になってから生理周期は順調・生理痛もまったくなく、婦人科の病気なんて自分には無関係だろうと思っていました。しかも結婚して4年、まったく妊娠する気配がなく、仕事を辞めて婦人科に通うことにしたのですが、その時初めて子宮内膜ポリープがあると診断されました。ポリープ切除の手術だけではなく、不妊治療のための腹腔鏡手術がある事を教えてもらい、腹腔鏡手術と子宮内膜ポリープの切除手術を行いました。その腹腔鏡手術で、子宮内膜症と、子宮筋腫がある事がわかりました。子宮内膜症はエコーでは分からない腸の方にできていたようです。さらに片方の卵管に穴が空いていることも分かりました。膣のエコーは不妊治療をする前に市のエコー検診を受けていたのですが、その時には筋腫があるとか言われたことがなかったのでとても驚きました。筋腫があると生理の出血量が多いようなのですが、今思えば、自分は夜用パットでも間に合わないくらいの出血が昼間に出ていたので出血量が人よりも多かったのかもしれません。どんな治療を受けましたか?子宮筋腫と卵管の穴は腹腔鏡手術で焼いてもらい、子宮内膜ポリープは腹腔鏡手術と同日に経腟で手術して治療しました。手術は日帰りでできて、1週間後に再診して治療終了です。子宮筋腫は子宮の外側にあるので妊娠には影響ないと言われて取らずに経過観察となりました。今は無事に妊娠・出産することができてよかったです。私が手術を行った婦人科の病院は、当時は手術はすべて自費診療で行っていましたが、今は体外受精も保険適応になったのでどこでも保険で手術を受けられると思います。世の女性陣へ伝えたいことは?私の場合はほとんど症状もなく、生理も順調だったので病気に気づくことができませんでしたが、不妊治療を行っている病院に行ったことで、婦人科疾患に気づくことができました。自覚症状がなくても疾患を持っている女性は多いようなので、確認の意味でもクリニックの受診をおすすめします。このエピソードに読者は『腹腔鏡手術の入院期間が短くて驚きました。子宮や卵管にポリープが出来ることもあるとわかり、いい勉強になりました。』『無事治療出来て良かったですね。生理の出血が多かったかも程度の違和感でも、ちゃんと病院へ行くのは大事なんだなって思いました。』『不妊治療がきっかけでこのような流れを踏まれて、結果が全て良い方向に向き本当に良かったと思います。自分の経血の多さが2日目だからこんなものだろうとか思ってしまいますし、それが病気のサインだと気づきにくいので、やはり一番は定期検査を受けることが大事なんだと思いました。』『妊娠を望んでいたということで、しっかりと検査して治療をすることができてよかったと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へHさんのように、自覚症状がなくても疾患を持っている女性もいるようですね。定期的な健診が、隠れた疾患を見つけるきっかけにもなります。皆さんも、何か違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月12日生理の辛い症状、人とは比べづらく悩んでいる方もいるのではないでしょうか。どの程度で婦人科を受診したらいいのか判断が難しいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Oさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。出血が止まらず、夜用ナプキンでも30分〜1時間でいっぱいになり、ひどい生理だと思いかかりつけの婦人科へ行こうとしました。しかし、一人で動けないほどの出血となり、近くの人に肩を貸してもらってなんとかクリニックへたどり着き、切除の緊急手術となりました。どんな治療を受けましたか?クリニックでひとまず止血し、手術のできる病院まで移動、翌日の朝に切除手術を受けました。筋腫だけ取るか、今後の不安要素もあるので子宮ごと取るかと意思確認されたときは悩みました。結局筋腫のみ切除しました。筋腫が大きくなるまで放っていたので、普段から定期的に診察に来るようにとクリニックの先生に注意を受けました。世の女性陣へ伝えたいことは?お仕事や家事・子育てで忙しい方が多いと思いますが、定期的な診察は大切です。また、私の筋腫は何が理由に出血したのかわからなくて、ある程度大きい筋腫(卵の大きさ位)のある方は早めに手術を考えていいと思います。出血が止まらないのは、怖かったです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『不安要素を取り除くためとはいっても、子宮すべてを切除するのは私も避けたいと思います。お世話になるお医者様選びも重要だと感じました。』『生理で30分でナプキンがいっぱいに出血というのは明らかにおかしいですよね。筋腫だったとのことで手術をしてもらって本当に良かったです。病院に行くまでも凄く大変だったと思います。』『出血が止まらないというのはとても怖く、いざ受診しようと思っても一人では行けないという状態に定期受診の重要性を改めて感じさせられました。婦人系の病気は症状がなく、受診から遠ざかってしまったという部分も共感できました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へOさんの生理の出血が止まらないのは、子宮筋腫が原因だったようです。その後、切除手術を受け、今でも定期的に婦人科を受診しているというOさん。皆さんも、生理の出血が多いときは、無理せずにすぐに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月11日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Fさんの場合……数年前から水っぽいおりものが気になっていました。結婚後すぐにアプリや基礎体温計などを使用しながら妊活していたものの、なかなか子どもが授からないことに不安を感じ、産婦人科で受診したところ、両側卵管水腫と診断されました。どんな治療を受けましたか?検査としては、卵管造影検査と静脈麻酔を使用した子宮鏡検査、MRI検査を行いました。また、デュファストンなどの投薬も行いました。自己注射も経験しましたが、体調が悪くなり現在はお休み中です。痛い検査や薬の副作用が辛かったです。世の女性陣へ伝えたいことは?症状を感じたら、すぐに病院へ相談することをおすすめします。なかなか症状が出ない場合もあるため、検診をきちんと受け、なかなか子どもができないと感じたらすぐ受診することが重要です。このエピソードに読者は『おりものは体調のバロメーターだと分かっていても、ちょっとした体の変化で、変わってくるものなので、違和感を感じてもスルーしてしまいがちでした。ちょっとした違和感も軽く見てはいけないなと改めて思いました。』『副作用の感じ方は人それぞれなので、お医者さんが提示した選択肢の中から自分に合うものを選んで、場合によってはセカンドオピニオンを考えてみてもいいと思いました。』『生理もですが、おりものにも常に気にかけておいた方が良さそうですね。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ自分1人で頑張ると、負のループに陥ることがあるかもしれません。何事も早期発見、早期治療が大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月11日「挿入するときに痛い」「奥をつかれると痛い」など、性行為中の痛みに悩んでいる女性は少なくありません。ですが、パートナーには痛みを感じていることを伝えられず、我慢してしまうケースもよくあります。今回はそんな性行為中の痛みについて、どんな原因があって、どのように対策したらよいのか、産婦人科専門医の筆者が解説していきます。性交痛の一般的な原因性交痛とは、性行為時に感じる痛みを指します。大きく分けて、入り口付近が痛い場合と、膣の奥が痛い場合の2種類に分けられます。入り口付近が痛い場合の原因通常は、性的な興奮が高まったり物理的な刺激を受けたりした場合に、腟内に潤滑液が出てくるという反応が起こります。この潤滑液が不十分だと、挿入したときに痛みを感じやすくなるでしょう。うるおい不足の原因としては、大きく3つあります。1つ目は、前戯が不十分な場合です。性行為における前戯は、お互いの性的興奮を高めて、スムーズに挿入できるようにする目的があると言えます。前戯が不十分だと、挿入により摩擦が強くなることで、痛みの原因となる場合があります。2つ目は、女性ホルモンの減少によるもの。更年期や産後など、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少する時期には、潤滑液が少なくなることがあります。若い女性でも、無月経や月経不順がある場合には、エストロゲンの分泌が少なくなることも。また閉経後には、膣粘膜や外陰部の皮膚の弾力が失われることにより、摩擦による痛みを感じやすくなると考えられます。3つ目は、精神的なストレスや緊張によるものです。ストレスや緊張が強いと潤滑液が十分に出ないことがあります。以前に痛みを感じたという経験が重なることで、より一層痛みが起こりやすくなることも少なくありません。そのほかにも、性行為で入り口の部分に痛みを感じる原因としては、性器ヘルペスなどの感染症や、毛嚢炎(もうのうえん)といった皮膚の炎症などが挙げられます。奥が痛い場合の原因膣の奥に痛みがある場合の主な原因は、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)などが考えられます。ほかにも、クラミジアや淋菌といった性行為感染症による炎症、子宮頸がんなどの悪性疾患を含めた、婦人科的な疾患が原因となっていることも。また、体位が合っていないなどの要因も考えられるでしょう。性行為で痛みを感じるときの対策うるおい不足で痛みがある場合は、潤滑ゼリーを活用して摩擦を少なくするのがおすすめです。女性器のトラブルが起こりにくいように配慮された商品を選ぶといいですね。香りやテクスチャーの違い、あたたかみのある温感タイプなどもありますので、自分に合うものを探してみましょう。奥が痛いと感じる場合は、挿入時の体位を変えることで改善する場合があります。たとえば、一般的に挿入が深くなりやすいといわれる後背位は避けたほうがいいかもしれません。性器にも個人差があるため、いろいろな体位を試して、痛みを感じにくい動きや角度などを探ってみてください。性交痛全般においては、リラックスできる環境をつくることがとても大切です。痛みを感じた場合、パートナーに伝えられれば一緒に改善していくことができるので、遠慮せずに話し合うようにしましょう。パートナーと共有することで、潤滑ゼリーを使用したり、体位を工夫したりといった対策もとりやすくなりますね。痛みが続くときは婦人科で相談しよう工夫しても痛みが続く場合は、婦人科で相談しましょう。性行為中の痛みが起こる婦人科疾患として、子宮や卵巣の異常、感染症などのトラブルが考えられます。これらの婦人科疾患がある場合は、それぞれの病態に応じた治療が必要です。性交痛の精査のための受診が病気の早期発見につながることもありますので、遠慮せずに婦人科で相談してみましょう。まとめ性行為中の痛みは、なかなか口に出すことができず、我慢してしまっている女性が多くいるでしょう。ですが、パートナーとの関係をよく保つためにも、性行為について円滑なコミュニケーションをとることが必須と言えます。痛みを我慢していると、より痛みを感じやすくなる悪循環になってしまうこともあるので、パートナーと話し合ったうえで対策を考えてみるといいですね。ただし、突然痛みが出てきたなどの異変を感じた場合は、早めに医師の診察を受け、適切な対策を講じるようにしましょう。また、定期的な婦人科検診(子宮頸がん検診および子宮・卵巣エコー検査)を受けることで、病気の早期発見につながることもありますよ。©Pixel-Shot/Adobe Stock ©dragonstock/Adobe Stock著者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年11月10日婦人科を受診するか迷った経験はありませんか?受診経験がない方にとっては、不安があるのかもしれません。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科を受診したきっかけのエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Aさんの場合……私が21歳のころ、デリケートゾーンにかゆみが出ました。初めての強いかゆみだったので辛く、婦人科を受診したほうがよいのか悩んでいました。そのうち、いつもとは確実に違うおりものが出てくるようになり……。治療が必要だと確信したので、勇気を出して受診することにしました。結果はカンジダで、膣錠を入れてもらいました。そのときの心情は?内診台は初めてだったので、怖かったです。退院後、どう行動を変えた?仕事や生活のことを聞かれ、性感染症ではなくストレスから起きる場合もあると説明されたので、規則正しい生活を心がけるようになりました。それ以降は、かゆみや異変を感じたときには、すぐに受診するようになりました。内診台に恐怖心がありましたが、一度乗ってしまえば平気でした。事前に、どんな知識があればよかった?「性感染症だったら恥ずかしい……」と思っていたので、性感染症に関する正しい知識があればよかったと思いました。婦人科受診がすべて性感染症ではなく、内診台も恥ずかしいものではないという知識があれば違ったように感じます。(35歳/主婦)違和感を覚えたときは婦人科へ強いかゆみといつもとは違うおりものが出たことで、婦人科を受診したというAさん。婦人科を受診する抵抗がなくなり、かゆみや異変を感じたときは、すぐに受診するようになったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科を受診したきっかけのエピソード」をお届けしました。※おりものとは、子宮頚部や子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守り、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぎ、汚れを排出しています。女性のカラダをまもる大切な役割があるものです。(引用ソフィHP)※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日生理不順は、婦人科疾患が影響している場合もあるようです。中には、救急へ行くことになった方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Cさんの場合……生理不順がひどかったため、20代後半のとき、ピルを飲み始めました。飲み始めて最初の生理のとき、とんでもない腹痛と腰痛に襲われ、動くことも横になることもできませんでした。痛み止めを飲みましたが吐いてしまい、総合病院の救急へ行きました。結果、子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?ピルの継続と極度の貧血の症状もあったので鉄剤の投与も行い、症状は落ち着いてきました。また、痛み止めを空腹時に飲まないよう言われました。異常を感じたら婦人科をすぐに受診するのが大事だなと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科は行きづらいと思いますが、ぜひ受診してほしいです。生理不順を放っておくと、結局ずっと不安が続き、ピルなどの薬も種類によって金額が変わってくるので、自分に合った薬を見つけて一緒に治療していってほしいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理不順に子宮内膜症も合併していたというCさん。ピルと鉄剤を服用し、治療しているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日毎月訪れる生理、周期が安定しないと不安になってしまいますよね。中には、生理の遅れで婦人科を受診して疾患が見つかるケースもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……生理が始まった頃からあまり周期が安定していませんでした。20歳を越える頃には2ヶ月に1回ぐらいのペースで定着していました。おかしいのかな?と思いながらも、生理が少ないのは楽だしラッキーくらいに思っていました。26歳の時、3ヶ月以上生理が来なかったので婦人科を受診。多嚢胞性卵巣と診断されました。年齢的に今後出産も希望していたため、とても落ち込みました。どんな治療を受けましたか?排卵誘発剤の内服をしました。生理が来て何日目に受診をしてとのことでしたが、当時シフト制の不規則な仕事をしていたため、スケジュール管理が難しかったです。毎日薬を飲まなければいけないこと、今後妊娠するまで続けなければならないのかと思い少し負担に感じました。その後医師と相性が合わず、受診・治療を中断してしまいました。数年後、妊娠希望で不妊クリニックへ受診。 内服では排卵誘発できず、定期的に注射をするためにクリニックへ通う日々でした。先のことまで考えて、医師とコミュニケーションを取ることが大事だと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?痛みや出血の症状がないので後回しにしてしまいがちですが、今後、妊娠をしたいなどの希望があれば医師へ相談だけでもしていいと思います。婦人科受診は抵抗があるかもしれませんが、勇気を出して受診してみてください!※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『定期的にクリニックへ通うのも大変なのですが、不規則な生活もやはり体に負担がかかるのではないでしょうか。自分もシフトなどの経験があり、かなり体を壊したりもして大変で、こうした生理がこない環境はかなり厳しく、すぐに婦人科にも行けずかなり苦痛に感じました。』『自分の仕事のスケジュールに合わせた医者選びをすることも大切だと思いました。平日の休みが取れない人は、土日で空いてる病院を把握しておくことも必要です。知っておくだけでも精神的に楽になると思います。』『生理が来ないことに不安は持ちつつも、特に問題が起きなければ行くきっかけを掴むことは難しいなと思います。ただ、あとから後悔することのないよう、気になったらすぐに病院へ行く習慣が必要だと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へYさんの生理の周期が安定しないのは、多嚢胞性卵巣が原因だったようです。その後、妊娠を希望していたため定期的にクリニックへ通うことになったYさん。皆さんも、毎月の生理に違和感を覚えたときは、すぐに婦人科で医師に相談してみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Jさんの場合……子宮腺筋症、子宮内膜症。まず、生理が2か月遅れていました。40代後半なので、生理周期が乱れてきているんだと思っていました。その後、いつもなら1週間前からある生理痛が来ないまま、いきなり生理が始まり驚いていたら、2日目の夜に見たことのないくらいの大きな血の塊がボトンと便器に落ち、血の気が引くほど、ビックリしました。翌日からは、普段通りの量になったので、気にしていなかったのですが、10日後に終わりかけた生理がなかなか終わらずに2週間後から、また血の塊が出始め、30分おきにトイレへ行き、血の塊が出続け……。それが2時間続き、その後も出血が止まる気配がなかったことで、「おかしいな」と気づきました。どんな治療を受けましたか?生理ではなく不正出血だということの説明を受け、黄体ホルモン製剤を1週間飲んで、その後2,3日後に本当の生理が来るようにしました。(まだ、子宮内には血が沢山ある状態)2週間後に内診してもらい出血が出てしまった後に、子宮腺筋症、子宮内膜症と診断され、子宮内膜症治療薬を服用することに。最初の子宮内膜症治療薬が合わなかったため、他の薬を半年服用、その後ミレーナを挿入しました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛で悩み、出血が多くて辛い方は、年齢関係なしに婦人科を受診して欲しいです。とくに若い方は、不妊になったりすることもあるし、治療の選択肢も40代になると限られてくるので、若い内に治療をした方がいいと思います。このエピソードに読者は『40代後半ともなれば更年期障害とかありますし疎かにしてしまう気持ちもわかります。でも注意しないといけないものだなと再認識できました。』『大量の不正出血は本当に不安になるなと思いました。ただ、なかなか病院へ行くというタイミングが掴めないので後回しにしがちなので、気をつけなければいけないと改めて思いました。』『血の塊が出たり、血が止まらないのは怖いなと思いました。定期的に検診に行くのが大切だと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へもし体に違和感を覚えたら、ためらわずに婦人科を受診してみましょう。自分の体には敏感に気づいてあげることが大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月09日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……高校生の頃の生理不順が最初のきっかけでした。最初は40日生理が来ず、だんだんとその周期は伸びていって、70日経っても生理が来なかったため、産婦人科で受診しました。そこで検査をして、初めて多嚢胞性卵巣だとわかりました。どんな治療を受けましたか?まだ若く、妊娠の予定もなかったので、周期的に生理が来るように低用量ピルを服用し続けました。25歳の頃にようやく治療が終了し、経過観察となりました。些細なことでも無視せず、病院で受診することが大事だと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?痛いだけでは済まないのが、婦人科の病気だと思います。少しでも気になったら、早めに受診してほしいです。このエピソードに読者は『ただ生理が遅くなっているだけと安易な判断をせずに、婦人科に受診することが大事であると実感しました。また、ピルというと、避妊薬というイメージが強いですが、疾患の治療にも使うことがあると知らなかったので、勉強になりました。』『70日も生理が来なくなる前に、もう少し早く対処できたのではないでしょうか。日ごろから不定期になりやすい方は、お医者さんに相談をした方が良いと思います。』『婦人系の病気はもっと高齢でなるのかと思ってましたけど、若いうちからでもなるんですね。若いと健康管理意識も薄くなりがちですけど、若くとも気を付けた方がいいなと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ体に異変を感じたら、恥ずかしがらずに婦人科で受診することをおすすめします。婦人科疾患は早期発見と早期治療が大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月08日閉経がいつ訪れるのか、アラフィフになると一度は気になったことがあるのでは。初潮年齢、出産経験、婦人科治療と閉経年齢に関係はあるのか、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。初潮年齢と閉経年齢は関係があるの?結論から言えば関係ありません。排卵をしてもしていなくても、卵巣にある原始卵胞(以下、卵)はどんどん減っていくからです。また、初潮年齢が早いからと言って排卵スピードが速いとか、排卵の量が多いということもありません。逆もしかりです。閉経の時期は、卵巣にある卵の数で決まります。卵の数は生まれる前にすでに決まっていて、約200万個といわれています。初潮を迎えるころには10万個ほどに減り、閉経までに排卵される卵は400~500個といわれ、卵がなくなった時点で閉経となります。ただ、残念ながら卵が残り何個なのかということは調べられないので、閉経時期をはっきり特定することはできないのです。出産経験と閉経年齢は関係があるの?出産をしたかどうかは関係ありませんが、出産をした場合、出産時の状況によっては閉経に影響することがあります。例えば出産時に出血多量などで母体に大きな負担がかかった場合、卵巣はストレスに弱いので閉経を早めるといったこともあります。また、不妊治療をした人は、採卵やホルモン補充などで短期間のうちに大量の卵を消費して卵巣に負担がかかるため、閉経が早くなることがあります。低用量ピル、ホルモン補充療法の使用は関係ある?閉経は加齢による卵巣機能などの老化が原因。低用量ピルもホルモン補充療法も、老化をコントロールする効果はありません。また、ホルモン補充療法はエストロゲンの欠乏によって更年期症状が出ている場合は閉経前でも使用することがありますが、主に閉経してから始めることが多い治療なので、閉経の年齢が変わることはありません。一方の低用量ピルは、長く飲み続けていればいるほど生理不順に気付きにくくなるので、知らぬ間に閉経していたというケースは少なくありません。ただ、気付かないだけで早くしたり遅くしたりすることはできません。まとめ結論としては、卵巣に強いストレスがかかると閉経が早くなることがあるということですね。女の子は胎児のときに、すでに卵を、しかも人生で一番たくさんの卵を持っているというお話に生命の神秘を感じました!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年11月07日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Uさんの場合……気づいたのは社会人になった20代前半だったのですが、私は生理がいつも10日間前後だったのですが、それが2週間~20日近くとなって生理用ナプキン1袋が1ヵ月でなくなるようになりました。それで「いくらなんでも生理にしては長すぎる」と思い婦人科を受診したら「多嚢胞性卵巣症候群」という病気で、私が生理だと思っていたのは生理ではなく不正出血だったというのがわかりました。どんな治療を受けましたか?治療としてはピルを服用して定期的に正しい生理を起こすというものでした。ピルは中容量のものだったので毎月処方されるときに体重チェック(まれに副作用として食欲が増して太るということがあるため)をして、問診を受けていました。それから基礎体温表もつけていました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の先生に教えていただいたのですが「生理が長いといっても10日間くらいまでで、それ以上なら不正出血の可能性が高いから受診した方がいい」とのこと。生理が極端に長い・短い場合は早めに婦人科で受診した方がいいと思います。このエピソードに読者は『確かに1回の生理でナプキンが一袋なくなってしまうのは心配になります。常に毎月どのように始まってどのように終わるのか、きっちりチェックしておかないといけないと思いました。自分の体だからこそ観察が必要だと、改めて認識しました。』『20日間も生理だなんて自分だったら気分が沈みっぱなしですね。予定も立てられませんし……。』『生理ではなく不正出血だったとは……。女性だと生理と勘違いすることもあるでしょうし、わかりにくいですね。大事に至らなくて良かったなと思いました。』『毎月くる生理は面倒だなと感じており、普段より短く終わればラッキーと思ってしまいがちです。どのくらいが正常であるかの知識をしっかり持ち、自分の体調に気を配らなければならないと感じました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ生理の期間が長すぎることに違和感を覚え、婦人科へ受診したというUさん。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月06日体に異常を感じても、婦人科へ行くのに躊躇してしまう……なんてことありませんか?受診に勇気がいることから、つい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私が子宮内膜症を知ったのは20代前半の頃です。異常に多い出血量に困り、夜間何度もトイレへ行かなければなりませんでした。ある日、お世話になった内科の先生に「酷い貧血」と指摘され、そこから婦人科を紹介してもらったのがきっかけで子宮内膜症が判明しました。どんな治療を受けましたか?最初はピルを処方してもらいましたが、副作用で手がしびれる事態に。そのため、黄体ホルモンの薬による治療に切り替えました。ただし、鉄分不足は解消せず、鉄剤を処方してもらいました。世の女性陣へ伝えたいことは?酷い出血量や腹痛は普通ではありません。何となく体調が悪い、何かが違うと思ったときには、迷わず婦人科に行くことをおすすめします。このエピソードに読者は『夜間何度もトイレに行かないといけないくらいの出血は、かなり怖いと思いました。』『治療もいろいろと自分に合うものを模索しないといけないんだなと思いました。』『出血が多ければ貧血になるのは当然かもしれませんが、ゆっくり寝られないことも、ものすごいストレスですね。』『経血量はあまり比較できるものではないので、ついつい放置しがちですが、早めの受診が大切だと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ子宮内膜症のような婦人科系疾患は、自覚症状が少ないこともあります。そのため、何気ない違和感が、病気発見の大きな手がかりになることも。出血量が多い、貧血が続く、手がしびれる……これらは身体からのSOSかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月06日生理の痛みや辛さは人それぞれ。なかには、下腹部の激痛で辛い生理時期を過ごす方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……20代後半に子宮腺筋症と診断されました。生理痛がとても酷く、生理のたびに市販の鎮痛剤を服用していました。生理痛には個人差がありますが「年齢と共に体質も変わるはず……」と思って、あまり深刻に考えていませんでした。しかし、性交時にたびたび下腹部に激痛が走るようになり、もがくような痛みが5分ほど続くこともあったため、不安になって婦人科を受診。そこで子宮腺筋症だと判明しました。どんな治療を受けましたか?進行を遅らせる薬を毎日服用しました。担当医から「妊娠を希望しているのであれば、子宮腺筋症や子宮内膜症は妊娠すると治る」と言われ、ちょうど妊娠を希望していたため妊活を始めました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い方は「ただの生理痛」と決めつけず、一度婦人科を受診することを心からおすすめします。婦人科は敬遠しがちですが、女医さんのみの婦人科もあるため安心です。私は男性医師に抵抗があったため、スタッフも医師も全員女性の婦人科を探しました。また、昨今は“婦人科”ではなく“レディースクリニック”という名前の病院も多くなってきているので、個人的にはハードルが低くなったように感じます。「子宮腺筋症を患っていると、妊娠しにくい」と担当医に言われて落ち込みましたが、それから無事に妊娠することができました。あのとき受診していて本当に良かったと思っています。この話に読者は……『他人ごとではないので、気をつけないとなと感じました。』『激痛は辛いです。以前救急車を呼んだことがあるので、気持ちわかります。』『子宮腺筋症について全く分かっていなかったため、婦人科の病気って本当に色々あるんだな……と。違和感やちょっとした痛みの感覚は個人差があるし、痛いのは普通だと侮ってしまいそうですが、きちんと検診しないと駄目なんだと思わされました。』など、さまざまなコメントが集まりました。異変を感じたら婦人科へ……Mさんは酷い生理痛と性交痛に不安を感じて婦人科を受診たことがきっかけで、疾患を発見することができました。婦人科系のトラブルは身体に影響しやすいため、異変を感じたときは早めに婦人科を受診すると良いかもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月05日生理の症状や辛さは人それぞれで、理解されず辛い思いをした方も多いのではないでしょうか。なかには、生理中の悩みが原因で婦人科に受診したところ、疾患の判明につながった方もいるようで……。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Cさんの場合……月経困難症・子宮筋腫と診断されました。初めて生理がきた時から生理痛と出血量が多く、学校を休んだり、遅刻や早退もするほどでした。一時期は良くなったのですが、30代の時に仕事のストレスで再び症状が出るようになり婦人科を受診しました。血液検査の結果、ホルモンの数値に異常が見つかり生理痛の度合いは陣痛の中盤くらいと言われました。実感はありませんでしたが、医師によると「毎月陣痛並みの痛みを味わってるのだから、生活に支障が出て当たり前」とのことです。どんな治療を受けましたか?最初の2年程は漢方薬で様子を見ましたが改善せず、低用量ピルに切り替えました。治療に関しては自分の生活スタイルに合った方法を考えてくれる医師を探してください。今は血液検査や内診でさまざまなことが分かるようになっています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛や出血量が多く、夜用ナプキンが2時間程しか持たないのなら、何かしら理由があります。内診を嫌がる方が多いですが、私のように手遅れになると不妊治療しなければ子どもを望めなくなる可能性もあります。たとえ子どもを望んでいなくても費用と心身の負担が非常に大きくなります。一瞬の恥ずかしさを取るのか、自分の健康を取るのかよく考えてほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。この話に読者の感想は……『陣痛並みの痛みは、耐えられないと思います。薬を飲んでも効かなかったり、痛みがおさまらないと不安にもなりますし、でもやっぱり産婦人科に行くのも本当は抵抗を感じます。』『生理痛は市販薬で我慢するものだと思いがちだし「生理痛は病気じゃない」みたいな風潮がある中で毎月、陣痛並みの痛さを耐えるのはどんなに辛かっただろうかと思います。』『痛みや出血の大小にかかわらず、女性は定期的に診察を受けられる制度や仕組みがあってもよいのではないかと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。些細なことでも早めに病院へCさんは婦人科に受診したことでひどい生理痛や出血量の多さの原因が、月経困難症および子宮筋腫だと判明につながりました。些細なことでも気になる症状があれば、自分の身体の健康のためにも婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月02日生理のときに生理痛がひどかったり、体調が悪くなったりしてしまう方もいるでしょう。もしかしたら、婦人科系の疾患が隠れている可能性があるかもしれませんよね。そこで今回のMOREDOORは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……20代半ばの頃、生理痛と出血量に悩むようになり、さらにはレバーの塊のようなものまで出てきたため、婦人科で受診しました。結果、子宮内膜症と診断され漢方薬を飲むことになったのですが、漢方薬が苦手だったため病院に通うのをやめてしまいました。その後、30代で出産してから再び症状が酷くなり、貧血も起こるようになりました。再度受診したところ、やはり子宮内膜症とのこと。これを機に、真剣に治療に取り組むことを決心しました。どんな治療を受けましたか?治療を受ける上で大切にしたのは、基礎体温の測定と日記の記録です。出血量、痛み、不正出血の有無、性交など、日常生活のすべてを日記に記録していきました。そして、黄体ホルモン注射、ピル、止血剤の服用などの治療を行い、最終的には子宮全摘を受けることになりました。世の女性陣へ伝えたいことは?自分の身体と向き合い、真剣に治療に取り組むことです。基礎体温を測り、日記に記録することが、治療のためには非常に大切です。また、痛みや貧血、薬の副反応などが辛くても、それを乗り越えて続けることが重要だと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。読者の感想は……『自分に合わない治療だと感じたら、その旨をきちんと相談できる関係性を医師と築くことも重要だと感じました。』『生理痛などで違和感があったら放っておくことや、通院をやめてしまうことはダメなんだと改めて感じました。』『私もレバーの塊が出て受診したことがあって、幸い異常はありませんでしたが診てもらうのは大事だと思います。』『性交の記録を提示する事は、恥ずかしさが伴うためなかなかしたくないことだとは思いますが、体のことを考えると、提供できるデータは全て提供する必要があるんだなと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を抱いたら……子宮内膜症のような婦人科疾患は、自覚症状がはっきりと出る前に早期治療を開始することが大切です。何となく体調が悪い、違和感がある、それは見逃してはいけないサインかもしれません。皆さんも、何か違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月31日婦人科へ行くのに、抵抗を感じる方は多いかもしれません。そのため、後まわしにして放置してしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……不妊治療を経て、やっと妊娠にすることができました。しかし、婦人科を受診した際、思いもよらず「子宮筋腫」が見つかったのです。流産の経験から、陽性反応が出た後も安心はしていなかったのですが、その結果待ちの際に子宮筋腫があることが判明しました。サイズ自体は小さかったため、経過観察で様子を見ることになりました。どんな治療を受けましたか?手術が必要なほどのサイズではなかったため、定期的に通院し、筋腫のサイズや症状を見守っています。症状がないので、筋腫の状況を把握するために、専門医による診察を受けています。Dさんは、筋腫が大きくならないことを願って日々を過ごしているそうです。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮筋腫のように症状が現れにくい疾患は、婦人科で診察を受けなければなかなか見つかりません。怖い気持ちもあるでしょうが、勇気を出して受診することが大切です。この話に読者は『仮に妊娠していなければ、検診をせず、このような疾患に気づかなかったかもしれないので、ある意味よかったのではと思います。早期発見ということで、万全の態勢で治療に臨めるのではないでしょうか。』『症状がないというのが怖いと感じました。たまたま見つかってよかったものの気づかず放置していたらと思うと怖いです。』『定期的に婦人科で診てもらうのは重要なんだなって感じました。早期発見出来て何よりです。』『妊娠中に見つかったなんて、さぞかし不安だったと思います。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ妊娠という喜びとともに、予期せず子宮筋腫が見つかってしまったDさん。しかし、早期に発見できたことから、適切に対応しすることができたようですね。皆さんも、何か違和感を覚えたときは、後回しにせず早めに婦人科で受診することをおすすめします。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月30日月経中は失血と急速なホルモン変化が同時に起こるため、体調的にも感情的にも不安定になりやすい時期です。また、月経痛の悩みをかかえる女性も多いはず。そこで今回は、産婦人科専門医の筆者が、月経中のNG行動について解説していきます。月経中に避けるべき食べ物はある?月経のある女性は月経周期の中で、急激な女性ホルモンの変化が起こります。ホルモンの変化によって、月経前には精神的に不安定になる人も。また、月経中は出血があること、人によっては月経痛があることなどによって、身体だけでなく精神的にも負担が大きい時期。そのような時期に追い打ちをかけて症状を悪化させるような飲食物を摂るのは、できるだけ避けたいところです。1.甘いもの・スイーツ月経中の不調がある方は、甘い果物やスイーツは控えたほうがいいかもしれません。糖分の多い食物は血糖値を短期的に上昇させるため、一時的には満足感が得られるものの、時間がたつと血糖値が一気に下がってしまいます。その影響で眠気やイライラ、だるさなどが現れることもあるのです。そもそも月経前後はこのような症状が起こりやすいのですが、甘いものやスイーツを食べることでさらに追い打ちをかける恐れがあります。甘いものやスイーツは肥満や脂肪肝の原因にもなるため気をつけましょう。2.加工食品缶詰食品や、ソーセージ・ビーフジャーキー・ベーコンなどの高度に加工された肉や加工食品は、お腹が張ったり、むくみが悪化したりする場合があります。これらの食品は、保存性を高める目的で塩分が多めに含まれる傾向があるため、月経中のむくみが気になる方は気をつけるといいでしょう。また、サラダ油やごま油の他、揚げ物系の加工食品によく含まれるオメガ-6系の脂肪酸は、炎症を強める働きにより月経痛を悪化させる可能性があります。そのため、脂質を摂取する際には、サラダ油ではなくオリーブオイルやMCTオイルなどを選ぶのがおすすめです。また、オメガ-3系の脂肪酸は魚の油としてよく含まれており、鯖や鮭のほか、イクラやタラコなどの魚卵にもよく含まれています。オメガ-6系とは反対に抗炎症作用があるといわれているので、月経中はぜひ積極的に摂りたいですね。3.アルコール月経中は、出血があるために血圧が下がりやすくなっています。アルコールを摂取すると血管が開くことでさらに血圧が下がり、だるさの悪化や出血量の増加を招くおそれがあるため、月経中はアルコール飲料の摂取を控えるのが安心でしょう。4.辛い食べ物辛い料理を食べると、おならが出やすくなったりお腹が張ったりと、月経中の症状に加えてさらなる不調が引き起こされるケースも。 月経中はできるだけ辛い食べ物は避けるのがベターかもしれません。どうしても辛い食べ物をやめられない場合は、新鮮な唐辛子などを選んでみるのも良いでしょう。月経前後に摂るべき食材毎月の痛みや不快感を乗り切るためにも、月経前後には、ビタミン・ミネラル・水分・たんぱく質・鉄分・繊維質などの栄養素が豊富に含まれる食品を積極的に摂りたいところ。消化を助け、月経中に失われたものを取り戻すには、たくさんの果物や野菜を含み、食物繊維の多い食事を選ぶのがポイントです。また、野菜を調理するときは、低温から中温で調理するようにしましょう。高温にするとビタミンが失われやすくなります。バターや油の使用をできるだけ控える代わりに、グリル・ロースト・蒸すなどの調理法を選び、ビタミンをしっかり摂っていきたいですね。さらに、月経の出血で失われるミネラルを補うために、鉄分をはじめとして、メンタルの安定に大切なカルシウムやマグネシウムを摂ることも大切です。鉄分が摂れる食品というとレバーが有名ですが、ほかにも牛肉や赤貝、砂肝でもOK。カルシウムは牛乳、マグネシウムは魚に多く含まれます。特にかつおはマグネシウムに加えて鉄分も含むのでおすすめですよ。よくある質問Q1.月経中にチョコレートを食べたらダメ?月経中にチョコレートが食べたくなる方もいるでしょう。チョコレートを食べると、気分を調節し、神経伝達物質のバランスを整え、リラックスを促すエンドルフィン(※1)とセロトニン(※2)が放出されると言われています。チョコレートを食べると気分が落ち着くことから、無意識に体がチョコレートを求めるようになる場合も。ただし、血糖値の上昇により眠気やイライラ、だるさなどが引き起こされることもあるため、月経中に糖質を摂りすぎるのはあまりおすすめできません。摂るならば、砂糖の少ないダークチョコレートを選びましょう。Q2.月経中に柑橘類を食べたほうがいいってホント?レモンを少し加えた水はビタミンCの摂取量を増やし、水分補給を促します。絞りたてのジュースやブレンドスムージーは、糖質を最小限に抑えていれば、月経中に食べるのに最適と言えるでしょう。果物には天然の糖分が豊富に含まれているため、追加で加える必要はありません。月経を穏やかに乗り切るために、良質な食事を大前提として、月経中は食事を抜かないようにしましょう。食事を抜くことで吐き気や倦怠感を悪化させる場合があります。そして、可能な限り天然の未加工製品を選んで摂るようにしましょう。月経に伴う身体の不調を軽減するためには、水をたくさん飲むことも大切。月経時をより快適に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットβ-エンドルフィン※2 厚生労働省.e-ヘルスネットセロトニン©ponta1414/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock著者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年10月28日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。忙しく、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Yさんの場合……元々生理痛はあまりない方でしたが、今にして思えば、20代半ばくらいから徐々にひどくなってきていました。例えば、薬を飲んでも吐き気や下半身の異常な冷えに悩まされ、生理痛もひどくなり痛くて動けないこともありました。とくに、肛門の奥が引き攣れるような肛門痛が、生理の周期に関係なく起こるようになり、急に動けなくなるということも。「婦人科に行かなきゃ」と思いつつも尻込みしてしまう日々を過ごしていました。私の職場には娘さんが卵巣摘出をしたという親世代の同僚がいるのですが、私の様子を見かねたその同僚の方から何度も何度も「婦人科に行った方がいいよ。手遅れになっても遅いよ」と言われ、ようやく婦人科で受診しました。結果は子宮内膜症でした。幸い、手術とはならず服薬治療を続けて経過を見ています。どんな治療を受けましたか?ホルモンをコントロールし、嚢腫を小さくすることを目的に服薬治療を受けています。定期的に内診、エコー検査を行い、経過も診てもらっています。念のため、MRI検査による詳しい診察も受けました。おかげで現在、安心して過ごせています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理が重い方は、手遅れになる前に一度は婦人科に行ってみてください。病気が見つかっても服薬でコントロールできれば、体も気持ちもすごく楽になりますよ!この話に読者は『肛門の周りは特に恥ずかしいと感じやすそうなので人に相談しづらく、そのせいで大分悪化してから病院に行く場合が多いのではないかと思いました。』『生理は辛いのが当たり前になっている女性も多いと思いますが、辛いのは体からのサインだと思って病院に行くことが大切だと感じました。手術になるのは怖いです……。早めに病院に行くことも肝心ですね。』『私も生理痛が重いほうですが、最初に婦人科へ行ったときはすごくドキドキしました。結局何でもないただの生理痛だったのですが、お医者さんから言葉をかけてもらえることほど安心することはないと思います。精神的な不安から解放されるためにも思い切って受診するべきだと感じました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ自分の体には敏感に気づいてあげることが大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月28日歳と共に身体も変化するため、病気を見逃してしまいますよね。なかには、下腹の膨らみから病気に気が付いた方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。3年ほど前に、ちょっと下腹が出てきて、太ったのかなと思っていました。その年の健康診断で、内臓エコーの結果に「下腹膨満」と書かれ、婦人科で受診することに。どんな治療を受けましたか?近くの婦人科で内診を受け、筋腫の大きさを計り、10cmを超える大きさだったので「手術をした方がよい」と言われました。「大きな病院を紹介する。希望はありますか」と聞かれたので、家から近い大学病院を紹介してもらいました。即手術かと思ったら、私の場合は月経過多などの自覚症状がなく、生活に不便がないので、「希望するなら手術もできるけれども、希望しないなら、閉経までそれほど長くないと思われるし半年ごとの経過観察で十分」との診断を受け、今も経過観察中です。世の女性陣へ伝えたいことは?「大きな筋腫=手術」と思うかもしれませんが、辛い自覚症状がなければ私のように経過観察で閉経を待つ手もあります。月経過多などの辛い症状がある場合は、なおのこと婦人科で受診しましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。この話を見た読者は『もっと気楽に産婦人科にも行けるように慣れば良いのにと思います。』『単なる太り過ぎだと自己判断しそうな時こそ、体調に気を使おうと思いました。』『大きな手術をしなくても経過観察ができるならそっちのほうが負担もなく良い。』『年取れば下腹が出るなんて当たり前ですし、まさか病気の原因なんて思わないですね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたら早めに病院へ今回の体験談は子宮筋腫が原因で下腹が大きくなっていたというDさん。幸いにも、手術の必要はなく経過観察を続けるだけでよいようですね。皆さんも、自分の身体に違和感を覚えたらお医者様に相談や受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月25日生理痛が重くても、我慢をしていませんか?婦人科疾患が隠れている可能性もあるので、適切な処置が必要かもしれません。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……もともと生理痛は重たい方なのですが、高校生あたりから痛すぎて吐くようになりました。薬を飲むと軽減したので、薬で乗り越えていました。しかし、26歳ころには1日3回の薬を1日6回飲まないと痛みに耐えられなくなり、寝る前に薬を飲んでも痛みで目が覚めるようになり……。その痛みから解放されたくて、初めて婦人科へ行って診てもらったところ、子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?最初は低容量ピルから始めました。しかし私の場合、吐き気よりも過食がひどく、寝ぼけながら冷蔵庫を漁って食べていて、イライラも激しくなったので病院に相談すると、飲まなくてよいと言われました。妊娠すると改善されることがあるようで、医師から年齢的に妊娠を待ちましょうと言われました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛がひどくても、病院に行くことが恥ずかしく、我慢してしまう方もいると思います。しかし、この病気は不妊の原因にもなるらしいので、生理痛がひどくて出血量が多い方は、早めに病院に行ってほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。この話を見た読者は『痛すぎて吐くと言うことを初めて聞きました。薬を大量に飲んでもいけないし、やはり病院でちゃんと診てもらうことがいいですね。』『治療ではなく妊娠を待とうと言ってくださった ドクターの方にとても患者さんへの配慮を感じるとともに、不妊治療の経験がある自分としてはどれくらいまで妊娠を待てるのかということも少し気になりました。』『これだけ薬を飲んでいると、他にも病気をおこしてしまいそうで怖いです。妊娠を待ちましょうと言われたからといって即妊娠出来るわけでもないでしょうし、大変だなと感じました。』『薬を飲めば大丈夫だと思ってしまいがちですが、その薬が効かなくなった、または副作用が強くなったというような状況の時は、スムーズにお医者さんに相談するのがいいのかもしれませんね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ痛みに耐えられないほどの生理痛は、子宮内膜症が原因だったというEさん。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月23日生理が予定通りに来ないと不安になりますよね。中には、何ヶ月もの間生理が来なかったり、反対に毎日のように来る……なんて方も。生理不順や生理痛の原因には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症です。20歳のときに病名が判明しました。生理が1週間ごとに来るようになり、そのうち1ヶ月ほぼ毎日出血があるようになり、婦人科で受診し疾患とわかりました。月経困難症があるので生理痛やPMSは重い方でしたが、とくに対策は取っていませんでした。どんな治療を受けましたか?母が通っていた産婦人科の病院が、規模も大きく、よさそうな病院だったので行きました。内診の結果、多嚢胞性卵巣症候群が見つかり、排卵をまったくしていないことが判明。治療は、まだ妊娠の予定もなかったので、ピルを処方していただきました。子宮内膜症の可能性も高かったので、3ヶ月に一度の内診と、半年に一度の採血を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?自分の体の変化は、自分にしかわかりません。自分の人生は、自分にしか守れません。些細なことでも病院へ行ってみてください。私のように不妊と診断された方は、一緒に頑張りましょう。20歳の頃に診断を受けてから、赤ちゃんや妊婦さんを見るのも嫌になりました。私が永遠に手に入らない幸せを見るのは辛いです。けれど、子どもを産まないときっぱり決めたことで、今後の貯蓄額や将来設計を考えられるようになりました。お金は子どものためではなく、働いた分全部自分のために使えます。社会のために何ができるだろうと毎日わくわくしながら過ごしています。嫌なことも沢山ありますが、頑張ります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『20歳で気付いたのはよかったなと思いました。早めに気付くことができれば予防や改善がしっかりと出来そうですから。』『20歳の若さで2つの病名を診断されたらしんどいですね。この方の体験談を読むと病名が分かったことで将来に希望を持てなくなってしまったような感じがして、悲しい気持ちになりました。どうか希望は捨てないで欲しいです。』『20歳で病名が判明しているということは、昔から苦しんでいたんでしょうね。排卵もしていなかったそうですし、ちょっとした違和感でも病院で検査した方がいいなって思いました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。違和感を覚えたら早めに婦人科へAさんの1ヶ月ほぼ毎日続いた出血は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症が原因でした。その後、ピルの服用と定期的な通院を続けているようですね。皆さんも、毎月の生理に違和感を覚えたら、早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月19日こんにちは!あん子です。今回の話は、夏休みに家族で温泉旅行に行ったときに、私がやらかしてしまったエピソードです。■数年ぶりに温泉を満喫!実は私、温泉が大好きなんです。温泉につかるたびに「あぁ、日本に生まれてよかった~」と感じます。ゆっくり温泉につかって、美味しいご飯をゆっくり食べて…。料理の準備も後片付けもなし!子育て中の私にとって、何よりのご褒美。パラダイス!コロナによる自粛で、旅行も外出も制限していたここ数年。今年、やっと温泉旅行がかないました!旅館に到着すると、すぐに娘を誘って温泉へ。温泉の広さに感動する娘。そうそう、この硫黄のにおいがいいんです。娘はおそるおそる温泉に入ると、とろっとろのお湯にビックリ!「いいでしょ~? 温泉! 気持ちいいよね~」と私が言うと、「うん! これが温泉なんだね!」と娘も大満足。温泉がとても気に入った娘はなかなか上がりたがらず、私の方がのぼせてしまいそうになるほどでした。お風呂から上がったら次は、お食事の時間。おなかいっぱい食べて心も体も満たされ、部屋に戻るとすぐに寝てしまいました。■ジロジロ見られてる!?次の日の朝、チェックアウト前にもう一度温泉に入ろうと大浴場を訪れました。すると、私のことをジロジロと見つめるご婦人が!そのご婦人に「おはようございます」と声をかけると、ご婦人も「おはようございます」と返してはくれたのですが…なぜかジーーっと私を凝視し続けていて…。「何でこんなに見つめられるの?」「私の顔に何かついてる?」と不思議に思っていると…。うまく聞き取れず、「ん? 何ですか?」と私。「…たいよ」。ん~、全然聞き取れない。ハッキリ教えて~!そう思い、そのご婦人に近づいて「もう一度お願いします!」と言うと、そっと耳元で…なんと、私が浴衣を裏表反対に着ていることを教えてくれたのです…!えー! ということは…、昨日からずっと反対に着続けていたってこと!?会場で食べた夕飯のときも、散策して旅館を動きまわっていたときも、ずっと浴衣を裏表、反対のまま、動きまわっていたの!?めちゃくちゃ恥ずかしいっ!!ご婦人が小声で話していたのも、他の方に聞こえないよう伝えてくださったのでしょう。なんて優しい人…! ありがとうございます!そんなこともありましたが…、やはり温泉は、最高です。日頃の子育てや仕事の疲れをいやすと同時に、家族との大切な思い出を作ることもできます。しかし…、着物の着方には注意しなければですね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
2023年10月18日痛みは何もなく、気にするほどの身体の不調もない。しかし、婦人科で疾患が見つかった方もなかにはいるようで……。そこで今回のMOREDOORは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」を紹介します。Hさんの場合……私の場合は、両側卵管水腫でした。結婚してしばらく経つのに、子どもを授かる気配がなく、婦人科へ行き病気に気づきました。水っぽいおりものが多いような気はしていましたが、痛みなどの自覚症状はありませんでした。どんな治療を受けましたか?卵管造影検査、子宮鏡検査、MRI、子宮のフローラ検査などをしました。その合間に排卵を起こす注射をしたり、排卵を促す薬を飲んだりしていました。最終的には体外受精のために、自己注射をしました。世の女性陣へ伝えたいことは?不妊治療は孤独との闘いだと思います。どんなに頑張っていても、近くにいるパートナーにすべてを理解してもらえない場合もあるでしょう。たまに、SNSで同じように戦っている方と情報交換などすると心が落ち着きます。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『不妊の原因を突き詰めるのは辛いこともあると思います。子どもを授かることができるのは限られた期間なので、やはり早期の病院受診が大事だなと思いました。』『子どもを授かれない原因はいろいろな病気が隠れている可能性があることを初めて知りました!不妊治療をしている方たちは、周りには分からない悩みもたくさんあるのだろうな。』『自覚症状があまりなくても、何かしらのある可能性があるし、子どもができにくいのならちゃんと病院に行こうと思いました。』とさまざまな声が寄せられました。安心して治療を受けるために……Hさんは、なかなか子どもを授からないことから婦人科に受診すると原因は「両側卵管水腫」だったと判明しました。痛みや明らかな身体の異変などの症状を伴わない疾患は気付くことが難しいですよね。皆さんも、身体に違和感を覚えことはありませんか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月18日生理が変化したと感じることはありませんか?もしかすると、婦人科疾患が影響している可能性も……。そこで今回のMOREDOORでは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合……婦人科疾患に気づいたのは、生理の変化です。長男出産前までは生理痛も「普通」の範囲だと思っていたし、生理で寝込むようなことはありませんでした。出産後に生理が戻ったとき、出血が多く、なかなか終わらないということが続きました。最初は産後だから仕方ないと思っていましたが、腹痛もあり、産後の不調だけではないだろうと受診したところ、子宮筋腫があるとわかりました。どんな治療を受けましたか?エコーで子宮筋腫があるとわかりましたが、すぐに取らなくてはいけない大きさではないということで、経過観察となりました。年に1回の子宮がん検診のときに、一緒に診てもらうという感じで、後に次男も出産しています。放置しないことが治療、という方針だったと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?「何が原因で症状が起きているのか?」と思うことが、不安に感じるのだと思います。受診して原因がわかれば対処すればよいし、とくに原因がないのなら、そのときにまた考えればよいことです。不安に思ったら、まずは受診してみるほうがよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ産後の生理の変化は、子宮筋腫が原因だったというBさん。年1回の検診のときに診てもらい、経過観察をしているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月14日いつもと生理が違うと感じたことはありませんか?生理が長く遅れる場合は、婦人科疾患が原因のことも……。そこで今回のMOREDOORでは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」を紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……社会人1年目のとき、生理が3ヶ月ほど来ない時期がありました。もともと生理不順で、予定日がずれたりなどは学生時代からあったのですが、さすがに3ヶ月はおかしいと思い婦人科を受診しました。検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。どんな治療を受けましたか?今は妊娠を希望している段階ではないので、毎日低用量ピルを服用しています。慣れるまでは吐き気がひどく、最初に処方されたものがどうしても合わなかったため、変更してもらった経緯もあります。この治療でのピルは保険適用外なので、そこも少し苦しいです。世の女性陣へ伝えたいことは?ピルは慣れるまで大変ですが、服用により毎月しっかり予定日に生理がくるので、いつ来るのかわからなかった服用前の状態と比較すると、とても過ごしやすくなります。自分の体のためにも、少しでもおかしいと感じたら、婦人科を受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理が3ヶ月来なかったのは、多嚢胞性卵巣症候群が原因だったというAさん。低用量ピルの服用で治療しているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月13日生理痛や出血量には個人差がありますが、あまりに症状がひどい場合は婦人科を受診することもあると思います。しかし、受診後いつまで経っても症状が改善しないと不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。会社員Eさんの場合……30代前半の頃に経血量が増え、いつものナプキンでは追いつかないほどになりました。ある日意識が遠のくほどの生理痛があり、救急車を呼ぶか救急でやっている病院を探すかであたふたしたことがあります。近くの婦人科を受診し、超音波検査をしてもらったところ子宮内膜症、子宮筋腫でした。その後5ヶ月程度通うも症状はひどくなり、1ヶ月のうち生理がない日が1週間しかない程度になりました。入浴や着替えさえも息が切れ、医大へ紹介状を書いてもらい受診することになりましたどんな治療を受けましたか?最初の婦人科では人工的に閉経状態にして出血を減らし、筋腫、内膜症を小さくする点鼻薬が出され、治療を行いました。良くなることを期待して、5ヶ月近く続けましたが症状は良くなりませんでした。医大では入院してすぐに腹腔鏡手術で筋腫を切除したところ、完全に通常の生理に戻りました。最初の病院できちんと相談していたため、スムーズに紹介してもらうことが出来ました。この話を読んだ読者は『明らかに身体が不調なのは怖いと思いました。原因を知った上で治療して安心したいですね。』『確かに意識が遠のくほどの生理痛は普通じゃないですもんね、大事に至らないうちに病院で診てもらわないとですね。』『身近にも子宮筋腫など婦人科系の病気が見つかった…という人がちらほらいるので、すごくドキリとさせられました。体のサインを見逃さずに、早期に病院で検査することの大事さも感じます。』『自分の症状をきちんと伝えられるだけの関係性を築ける病院を見つける重要性を感じました。』など、子宮筋腫や早期発見についてさまざまなコメントが多く寄せられました。「何か違う」と思ったらすぐ相談をEさんの重い生理や経血量の増加は、子宮内膜症と筋腫が原因だったようですね。数ヶ月通っても症状が良くならないなど、疑問がある場合は主治医にどんどん質問してください。必要であればセカンドオピニオンを検討したりしてもいいかもしれません。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月12日体に違和感を覚えても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにして、放置してしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……バルトリン腺という部位に菌が侵入し、膿袋ができてしまい、定期的に腫れるようになってしまいました。ある日突然違和感を覚え、見てみると腫れていたのです。すぐに病院に行き、医師からバルトリン腺炎と診断されました。どんな治療を受けましたか?最初の段階では、注射器で膿を抜いてもらっていました。しかし、それでは根本治療とはならず問題が解決しないため、局所麻酔をかけて膿袋を切開し、裏返しにする手術を受けました。手術は思ったより時間がかかりませんでした。世の女性陣へ伝えたいことは?違和感があればすぐに病院に行くべきです。放っておくとすぐに膿んでしまい、その回数も多くなるので、医師とよく相談して早めに手術することをオススメします。この話を見た読者は『受診するのが億劫になってしまがちなところがあり、それが婦人科となると、ますます足が遠のいてしまいますが、早期発見すれば、治療やその後の経過も良いと思うので、自分の身体に違和感があれば迷わず受診します』『局所麻酔をしなければ治療できなかったなんて、大変だなって感じました。無事治ったようでなによりです。』『定期的に腫れるのはしんどいですね。時間がかからないと言っても手術になるのは怖いですね。』『何か気になっても自然治癒するだろうと我慢をしがちですが、処置が必要なケースもあるのだなと改めて知ることができて良かったです。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へこのエピソードから、自分の体の異常に気づき、適切かつ早めの対処が重要であることがわかります。どんな小さな違和感でも放置しないで、すぐに専門家に相談することが大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは後回しにせず早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月09日