ビューティ情報『婦人科疾患の可能性も…【産婦人科医監修】性行為中の「痛みの原因」』

2023年11月10日 20:45

婦人科疾患の可能性も…【産婦人科医監修】性行為中の「痛みの原因」

「挿入するときに痛い」「奥をつかれると痛い」など、性行為中の痛みに悩んでいる女性は少なくありません。ですが、パートナーには痛みを感じていることを伝えられず、我慢してしまうケースもよくあります。今回はそんな性行為中の痛みについて、どんな原因があって、どのように対策したらよいのか、産婦人科専門医の筆者が解説していきます。

性交痛の一般的な原因

目次

・性交痛の一般的な原因
・性行為で痛みを感じるときの対策
・痛みが続くときは婦人科で相談しよう
・まとめ
婦人科疾患の可能性も…【産婦人科医監修】性行為中の「痛みの原因」


性交痛とは、性行為時に感じる痛みを指します。大きく分けて、入り口付近が痛い場合と、膣の奥が痛い場合の2種類に分けられます。

入り口付近が痛い場合の原因
通常は、性的な興奮が高まったり物理的な刺激を受けたりした場合に、腟内に潤滑液が出てくるという反応が起こります。この潤滑液が不十分だと、挿入したときに痛みを感じやすくなるでしょう。うるおい不足の原因としては、大きく3つあります。


1つ目は、前戯が不十分な場合です。性行為における前戯は、お互いの性的興奮を高めて、スムーズに挿入できるようにする目的があると言えます。前戯が不十分だと、挿入により摩擦が強くなることで、痛みの原因となる場合があります。

2つ目は、女性ホルモンの減少によるもの。更年期や産後など、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少する時期には、潤滑液が少なくなることがあります。

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