仲代達也主演の反戦映画『人間の條件』全6部作などを手がけた巨匠・小林正樹監督による群像劇『この広い空のどこかに』が、熱烈なファンのリクエストによりデジタル配信が開始された。本作は、川崎で酒屋を営む若夫婦とその親兄弟との確執を通して、人が生きていく上での理想と現実とのギャップを臆することなく、叙情豊かに描いた家庭群像劇。佐田啓二、久我美子、高峰秀子ら日本商業映画黎明期を彩る豪華キャストが集結し、脚本に木下惠介の妹・楠田芳子、潤色(色どりをつけ光沢を添えること)に松山善三と、往年の木下惠介組も勢ぞろいしている。優しい笑みを浮かべる人々の中に潜む悪意や、頑なな心の奥に眠る純粋な想いなど、市井の人間の内面と生活、人生に宿る陰影が、快活かつ深みをもって表現された本作には熱いファンも多く、この度、多数のリクエストを受け、権利元の松竹によりデジタル配信が実現した。『人間の條件』を手がけ、後年、1971年カンヌ国際映画祭の25周年で世界十大監督のひとりとして監督功労賞を受賞。さらに、橋本忍脚本の時代劇『切腹』と小泉八雲原作の『怪談』で2度のカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した小林監督の才気を、この機会にデジタル配信で堪能いただきたい。『この広い空のどこかに』©1954松竹株式会社『この広い空のどこかに』(1954年)出演:佐田啓二/久我美子/高峰秀子/石浜朗/大木実 ほか監督:小林正樹脚本:楠田芳子潤色:松山善三<STORY>川崎で酒屋を営む森田家は、後妻で入った義母しげのもと、血は繋がらないものの誠実な長男・良一と妻ひろ子、戦災で足が不自由になってから意固地な長女・泰子、呑気な学生の次男・登の5人家族。ある日、ひろ子の田舎の幼なじみで、職探しで上京してきた信吉が酒屋に現れた。彼を連れて外へ出たひろ子の姿を見かけた泰子は、わざとそのことを良一に告げて戸惑わせる。そして良一が留守のとき、再び信吉が店に現れ……。■配信はコチラ:
2022年12月22日「純愛ディソナンス」最終話が9月22日放送。正樹と冴の純愛の結末に祝福の声が殺到するなか、ラストシーンの正樹の姿に「最後の正樹はメンズノンノの中島裕翔」「もう立ち姿がモデルなのよ」などの投稿も多数寄せられている。中島裕翔が初の教師役に挑んだことも話題をよんだ本作は、教師と生徒として出会った2人の“純愛”を軸に、常にタブーと背中合わせである2人の関係が次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となり…純愛×ドロドロの“純ドロ”ストーリーが展開してきた。音楽教師として冴と出会い、社会人になってから再会した新田正樹を中島さんが演じるほか、母の治療費と引き換えに正樹と別れを決めた和泉冴に吉川愛。正樹の同僚教師で、その後正樹と結婚し作家に転身した碓井愛菜美に比嘉愛未。愛菜美の父・賢治に復讐を誓いアプリ会社を成功させるも、情報漏洩で転落してしまう路加雄介に佐藤隆太。高校時代から冴が好きだった朝比慎太郎に高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。慎太郎のことが好きな園田莉子に畑芽育。父の不倫相手である由希乃を殺していた村上晴翔に藤原大祐。服役中の晴翔の父・加賀美理に眞島秀和。冴を縛り続けてきたがガンを患った母の和泉静に富田靖子。愛菜美の兄・碓井北都に和田正人。正樹の兄の恋人で晴翔に殺された小坂由希乃に筧美和子。家族も含め周囲の人間を力で恫喝し支配してきた「モノリスエステート」社長の碓井賢治に光石研といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は冴を助けようとした正樹を北都が妨害、晴翔の手を逃れた冴は正樹を助けようとするが階段から転落、意識を失ってしまう。意識を取り戻した冴は正樹との関係を解消することを決意。一方、正樹は賢治をつぶそうと、記者会見でモノリスエステートの不正を告発するが、証言者に裏切られ頓挫。しかしその様子を見ていた社員たちが次々と辞めていく。静は冴に自分と同じような生き方をしないよう告げ、彼女を“解放”する。そして正樹と冴は思い出の砂浜で再会。愛菜美は雄介の想いを受け入れ、慎太郎と莉子も共に歩み出す…というラストだった。視聴者からは、多くの困難を乗り越えて結ばれた正樹と冴に「正樹と冴は最後までちょっとドキドキしたけど純愛を貫き通して幸せになったの本当良かった」「正樹と冴は恋やら愛やらを超越した運命共同体的なものだと思うから一緒にいるしかない」「冴と正樹が結婚して結婚生活見たいってのは叶わなかった!!2人の夫婦姿見たかったです!」など祝福の声が殺到。またラストで冴を待つジャケット姿の正樹に「最後の正樹はメンズノンノの中島裕翔になってた(笑)」「待ち合わせの正樹はガチもんのスーパーモデルだった」「最後の待ち合わせの正樹は、もう立ち姿がモデルなのよ…出ちゃってんのよ」「マジで最後のモデルみたいな新田正樹が忘れられねえ~~~」といった反応も寄せられている。(笠緒)
2022年09月23日清野菜名と松坂桃李がW主演する映画『耳をすませば』が10月14日(金)に公開となる。この度、中学生時代の月島雫を演じた安原琉那の場面写真が公開された。1989年、柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛マンガ『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼んだ。本作は1995年にスタジオジブリがアニメ映画化しヒット。地上波でも度々放送され、青春映画の金字塔として多くの人々の胸に刻まれている。そんな人気原作を元に、新たな実写映画が誕生。マンガ・アニメ映画でお馴染みの物語はもちろん、完全オリジナルとなる10年後のストーリーが加わる二重構造の作品となるもようだ。キャストは大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李が演じ、監督は平川雄一朗が務める。この度公開されたのは、安原琉那が演じた中学生時代の月島雫の場面写真。ドラマ『中学聖日記』(2018年)をはじめ、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(2019~20)、ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(2020年)などの出演を経て、本作が映画初出演となる安原は、この役をオーディションで掴み取った。それについて彼女は「どうしても雫になりたかったので、(オーディションで選ばれて)とても嬉しかった」とし、役柄については「雫は元気で明るくて芯の強い女の子なので、みんなが憧れるような女の子」と語っている。場面カットでは、地球屋に訪れた雫が店に置かれたバロンに出会い、熱心にバロンを見つめている姿をはじめ、図書館で本を読んでいる姿、そして、物語を書き上げるため、真剣な眼差しで勉強机に向かう雫の姿が。原作マンガやアニメーション映画の世界観を思い起こすような印象的なシーンが多いなか、安原は「元気で明るく芯の強い女の子」を等身大の姿でのびのびと演じた。勉強机を映したカットでは、雫が好きな本や図書館だよりなど、スタッフの細かなこだわりを見つけることもできる。中学生時代の雫を安原がどのように演じ切ったのか、そして清野菜名演じる10年後の雫へとどのようにバトンが渡されるのか。『耳をすませば』10月14日(金)公開
2022年08月24日「純愛ディソナンス」の第4話が8月4日オンエア。高橋優斗演じる慎太郎に「最後まで良い人で居てほしい」などの声が上がる一方、中島裕翔演じる正樹の“バックハグ”にも「黒裕翔がいきなり白裕翔に」など多数の反応が寄せられている。中島さん演じる教師と吉川さん演じる女子生徒…2人の“純愛”は引き裂かれるが、それから時が経ち2人は再会。もう教師と生徒ではなくなった2人だったが、そこには新たな試練が待ち構えていた…という純愛×ドロドロの“純ドロ”ストーリーが展開する本作。教師を辞め今は不動産業界に身を置いている新田正樹に中島さん。興味のないマッチングアプリの会社で働き出した和泉冴には吉川愛。高校卒業後、冴とともにシェアハウスで暮らす朝比慎太郎に高橋さん(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。自己肯定感が低い国語教師から人気作家へと変貌を遂げ、さらに正樹の妻となった碓井愛菜美に比嘉愛未。冴と一緒に暮らす親友の園田莉子には畑芽育。愛菜美の兄で正樹に対抗心を持っている碓井北都に和田正人。正樹の上司で愛菜美の父親でもある「モノリスエステート」社長の碓井賢治に光石研。冴がバイトするアプリ会社の社長で賢治と因縁がある模様の路加雄介に佐藤隆太といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。冴が好きな小説家・美南彼方が愛菜美だと知り、さらに愛菜美が「私の夫」といって正樹を紹介したことにショックを受ける冴。その頃、冴がバイトしている「コアスパーク」では、セカンドパートナー探しのマッチングアプリ「セカプリ」の新規登録者獲得を目的にイベント会社と組んでパーティーを企画していた。一方、「モノリスエステート」は管理しているタワーマンションの住人たちから、会計報告書に偽造が見つかったとして賠償金3億円を求められていた。正樹は住人側のリーダー的な存在である医師・倉持の弱みを握って黙らせ、事態を収束させようと動き始める。一方、倉持がセカプリのパーティーに参加することを知った正樹はパーティーに潜入。正樹と冴の過去を知った雄介はパーティー会場に冴を呼び出す…というのが4話の物語。パーティーに呼ばれた冴が心配で、会場に駆けつけ冴の帰りを待っていた慎太郎。慣れないヒールを履いて足が痛くて歩けないという冴に、「乗れ」としゃがんで背中を差し出す…。そんな慎太郎に「冴ちゃんおんぶする慎ちゃんやばいーかっこいい」といった声とともに「このドラマで今のところ世間的にまっとうな恋愛なのは、慎太郎だけか」「慎太郎だけは最後まで良い人で居てほしい」という声も。また、倉持の手の者から暴行を受け入院した正樹。その事を知った冴は病院に駆けつける。「心配でどうにかなりそうだったんだから!」と素直な自分の想いをぶつける冴を、優しくバックハグする正樹にも「バックハグするとは思わなかったので思わず涙が」「黒裕翔がいきなり白裕翔になり純情少女にバックハグとかやばすぎません」「正樹の事をすごく心配して真っ直ぐに思いを伝える冴に正樹の心が動いてしまったのかな」「もう先生と生徒じゃないから、幸せになれる未来があるといいね」などといった声が寄せられている。【第5話あらすじ】路加は正樹が教師を辞めたのは冴との写真が出回ったせいだと知る。別の日、路加はコラボ小説の打ち合わせで愛菜美と会う。愛菜美は主人公が結婚生活を守るためにセカンドパートナーを決める、という路加のアイデアを元にして、次回までに草案を出すと約束する。その際、次回の打ち合わせ日として路加が提案したのは、正樹と愛菜美の結婚記念日だった…。「純愛ディソナンス」は毎週木曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月05日「Hey! Say! JUMP」中島裕翔主演「純愛ディソナンス」。その3話が7月28日オンエア。正樹を演じる中島さんのパルクールと、高橋優斗演じる慎太郎の“告白”が話題となるなか、比嘉愛未演じる愛菜美の“結婚相手”が、視聴者に大きな衝撃を与えている模様だ。中島さんと吉川愛が共演。2人の関係を軸にした純愛×ドロドロの“純ドロ”ストーリーが繰り広げられる本作。キャストは学校法人「立秀学園」理事長の座を継ぐよう強制する父に反発、兄の恋人の代わりに「立秀学園」で教壇に立つも生徒の冴に惹かれ、それが問題になったしまう新田正樹役で中島さんが主演。中島さんのほか正樹の兄の恋人だった由希乃の“死の秘密”を知ってしまう和泉冴に吉川さん。冴が好きで正樹に敵対心を抱いている朝比慎太郎に高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。自己肯定感が低い国語教師・碓井愛菜美に比嘉愛未。社会科教師・加賀美理に眞島秀和。小坂由希乃には筧美和子。冴の母・和泉静に富田靖子。またシェアハウスで冴と一緒に暮らす親友の園田莉子に畑芽育。愛菜美の兄で正樹の同僚でもある碓井北都に和田正人。正樹の上司で愛菜美の父親でもある碓井賢治に光石研。冴がバイトするアプリ会社の社長・路加雄介に佐藤隆太といった顔ぶれが今回から登場。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。由希乃と加賀美のやり取りを見てしまった冴。それに気づいた加賀美は冴を縛りロッカーに閉じ込めるが、正樹と慎太郎が冴を見つけ出し加賀美は警察に連行されていく。結局正樹は学校を去ることになり、そのことを知った冴は正樹のもとに駆けつけるが、すでに音楽室に正樹の姿はなく、黒板には「応援してる」とメッセージが書かれていた。それから5年後、冴は静の呪縛から逃れシェアハウスで慎太郎たちと暮らしていた。大学には行けずフリーター暮らしをする冴はセカンドパートナーを探すためのマッチングアプリを開発するコアスパークでバイトすることになる。くたくたになって帰宅する冴は正樹を見かけ…というのが3話の展開。5年後に舞台が移り、黒いスーツ姿で逃げる男を追いかける正樹の姿に「黒スーツ新田正樹さんのアクションめちゃくちゃかっこよかった」「スーツのパルクールは優勝」「パルクール裕翔くんのおかげで内容入ってこない」「新田先生めちゃくちゃパルクールするやんかっこいい!」などの声が殺到。一方、シェアハウスで冴のために料理を作って待っていたり、「ずっと好きだ」と5年前から抱いて想いを冴に伝える慎太郎には「純粋無垢な真っ白の感情で冴だけを思い続けてきた朝比慎太郎が好きなんだよ」「壁越しでの告白、帰ってこない好きな子をずっと健気に待ってる、あまりにも''当て馬力(あてうまぢから)''が強すぎる」などの声も。そんななか冴の前に人気作家となった愛菜美が現れる。冴の存在に気付いた愛菜美は打ち合わせの場に正樹を呼び出し、「私の夫です」と紹介する…。この展開に「なんで新田先生と碓井先生が結婚してるのーーーっ!!!」「新田先生と碓井先生が結婚ってなんで?何か理由ありそうだけど」「際ああいうふうに突きつけられるとしんどいよ」など視聴者の間にも衝撃が走っている模様だ。【第4話あらすじ】冴は愛菜美の夫が正樹であることにショックを受け、シェアハウスに戻っても一睡もできないでいた。あくる朝、慎太郎は新たにシェアハウスの住人となる村上晴翔(藤原大祐)を紹介する。「コアスパーク」では「セカプリ」の新規登録者獲得のためのパーティーを企画していたが、意見を求められた冴は「不倫を推奨するふしだらな場」などと発言。すると路加は…。「純愛ディソナンス」は毎週木曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月29日日本のファッションブランド「ラムシェ(Rumché)」が2018年秋冬よりデビュー。元ダズリン(dazzlin)のデザイナー兼ブランドディレクターの安原瑠美が手掛ける新ブランドとなる。2018年9月12日(水)からジェイアール名古屋タカシマヤにオープンする期間限定ショップを皮切りに、阪急うめだ本店、伊勢丹新宿店、西武渋谷店にも期間限定で登場する。過去にデザイナー兼クリエイティブディレクターとして「ダズリン(dazzlin)」を手掛け、現在はサマンサタバサグループのアパレルブランド「レディアゼル(REDYAZEL)」でブランドディレクションを行っている安原が、ついに自身のブランド「ラムシェ」をスタート。「一生永く着られる、デイリーなデザイン服」をコンセプトに、クラシック・ミリタリー・ヴィンテージの要素を組み合わせたラグジュアリーなデザインを提案する。装いは、メイド・イン・ジャパンにこだわり、愛知県・尾州や山形県・米沢で作ったオリジナルのテキスタイルなどで仕上げている。曲線美をポイントにしたシルエットは、女性らしくエレガントな仕上がりだ。デビューコレクションとなる2018-19年秋冬コレクションでは、オリジナルのアクセサリーも展開。1960年代のドイツのガラスや、1960〜80年代の日本のパール、チェーンなどのヴィンテージパーツを組み合わせた、ユニークなデザインとなっている。「ラムシェ」のデビューコレクションを一同に集めた期間限定ストアは、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、西武渋谷店に順次オープン。華やかなアイテムを実際に手に取ってチェックできるので、ぜひ足を運んでみてはいかが。【詳細】新ブランド「ラムシェ」<価格帯>アウター40,000~100,000円+税ワンピース30,000~70,000円+税ブラウス25,000~45,000円+税ボトム25,000~50,000円+税ニット20,000~45,000円+税カットソー10,000~35,000円+税<期間限定ショップ>・ジェイアール名古屋タカシマヤ4階 グローバルセンスイベントスポットオープン期間:2018年9月12日(水)~9月18日(火)住所:名古屋市中村区名駅1丁目1番4号TEL:052-566-1101営業時間:10:00~20:00・阪急うめだ本店3階 婦人服(モード) イベントスペースオープン期間:2018年9月19日(水)~9月25日(火)所在地:大阪府大阪市北区角田町8番7号TEL:06-6361-1381(代表番号)営業時間:日~木曜日 10:00~20:00、金・土曜日 10:00~21:00・伊勢丹新宿店本館2階=TOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYOオープン期間:2018年10月17日(水)~10月23日(火)所在地:東京都新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)営業時間:10:30~20:00・西武渋谷店A館3階=プロモーションスペースオープン期間:2018年10月30日(火)~11月5日(月)住所:東京都渋谷区宇田川町21-1TEL:03-3462-0111(代表)営業時間:月~土曜日 10:00~21:00、日・祝休日 10:00~20:00
2018年08月30日トレンダーズは11月4日、吉田正樹事務所と動画事業における業務提携に至ったことを発表した。これにより同社は、動画マーケティングの事業領域を拡大したい考えだ。吉田正樹事務所とは、フジテレビ「夢で逢えたら」「笑う犬の生活 - YARANEVA!」など、数々のヒット番組を企画制作してきた吉田正樹氏が2009年1月に設立。TVも分かるクリエイティブカンパニーとして、Webを中心としたプロデュースや映像制作、インバウンドに強いYouTuberやタレントマネジメントを手がける。トレンダーズによると、企業のプロモーション・PRにおける動画の活用が注目を集め、動画制作ニーズが高まる一方で、制作した動画の視聴回数が伸び悩み、想定していた効果が得られないという課題を抱える企業も増加したほか、スマートデバイスとSNSの急激な普及により、動画を活用したプロモーションはSNS拡散が成否を決めるといっても過言ではいという。このような現状を踏まえ、同社は、企業のプロモーション動画の企画・制作において豊富な実績を誇る吉田正樹事務所と業務提携することで、SNSでより効果的に拡散される動画の企画・制作からPRまでをワンストップで請け負うことが可能に。今後、ユーザーアクションに加え、ユーザーインサイトの分析をさらに強化し、吉田正樹事務所の企画力を掛け合わせ、ターゲットユーザーへのリーチや拡散、共感を呼ぶ動画の制作を目指す。
2015年11月05日グリーンを店舗空間に取り入れた最新事例を見てみよう。■大阪:・bois de gui Kitahama・ビオトープ大阪・THE FARM UNIVERSAL■東京:・PENDULE VIA BUS STOP・新宿伊勢丹 5階(リモデル後)・SPOONBILL 青山・ハナセッキ・そら植物園 高島屋・蔦屋家電前回紹介した店舗は都内だが、大阪でもグリーンとショップの魅力的な連携が見られる。大阪・北浜のビル1階フロアに入り、それぞれに好影響をもたらしているのが、フラワーギフトなどを販売する「bois de gui Kitahama」とコーヒーの人気店「BROOKLYN ROASTING COMPANY KITAHAMA」である。ともに、空間デザインはドロワーズの小倉寛之氏が手掛けて、素材使いや手触りにこだわったインテリア。アダムエロペが展開する「ビオトープ大阪」は、白金にあるビオトープの大阪店であるが、建築家の谷尻誠氏による飾らない空気感の中に、SOLSOの齊藤太一氏が手掛けたグリーンが広がる。また、つい先頃、大阪・茨木にオープンした、ガーデニングの拠点となる「THE FARM UNIVERSAL」は、ガーデニング初心者にも対応するショップだ。ディレクションはSOLSOの齊藤太一氏、こちらの設計も、bois de guiと同じく、ドロワーズの小倉寛之氏によるものだ。東京の話題に戻って、新たな動きをいくつか挙げてみると、まずヴィア バス ストップの新業態「PENDULE VIA BUS STOP」は、アパレルのみならず、書店、雑貨、カフェを併設し、さらには、フラワーショップがエントランス付近でお客を迎えてくれる。また、根津美術館付近では、SPOONBILLというフラワー、観葉植物、家具、雑貨のセレクトショップがオープンしている。プラスワイの安原正樹氏による繊細なライティングデザインにより、グリーンも花瓶などの静物も美しく見える。また、3月にリモデルオープンした新宿伊勢丹のリビングフロアでも、家具、カトラリー、雑貨などのフロア内にフラワーショップが位置している。また、変わった業態としては、移動式花屋「ハナセッキ」の展開も興味深い。商店建築5月号のポップアップストアの特集でも取材したばかりだが、PHAMILYによる、組み立て、解体のシステムを考慮したデザインは緻密なものである。そして、二子玉川ライズに先日オープンした「蔦屋家電」でも、豊かなグリーンが目を楽しませてくれる。最後に、この春、驚きを与えてくれたグリーンの話題をもうひとつ。プラントハンター・西畠清順氏による「ボタニカルガーデン」と題した、高島屋各店での展開を紹介したい。日本橋高島屋では、ウインドーにも展開し、さらに店内吹き抜けエリアに、大規模な“植物園”が出現。展示期間後の植物は、ファームで“休ませる”という西畠氏の言葉に、切り花の世界とはまた異なる、他国から連れて来た仲間(植物たち)を大切にする、彼らの考え方を感じることができた。
2015年05月31日