人間に寄生するパラサイトと人類の戦いを描く『寄生獣』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が出席した。登壇者のなかで、唯一パラサイトに寄生されない“人間”役の橋本は「私も顔が割れてみたかった。ぜひ映像特典で」と山崎監督にアピールしていた。『寄生獣』舞台挨拶その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1300万部を突破する岩明均氏の人気コミックを2部作で完全実写化した。主人公の泉新一(染谷)と、新一の脳の乗っ取りに失敗し、彼の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギーの奇妙な共生が、“人類VSパラサイト”の壮絶な戦いに波紋をもたらす。主演の染谷は「長い長い戦いだったので、こうして皆さんに作品を届けることができて嬉しい。5カ月間の撮影は、目に見えないミギーを相手に孤独な戦いだった」と感無量の面持ち。パラサイトを演じる深津と東出は、「やり過ぎるとつまらないので、さじ加減を監督と相談した。ただ歩くのも難しい」(深津)、「表情と台詞が伴っていないので、大変だった」(東出)と苦労を語った。主人公の母親を演じる余が「早く続きが観たいと思っている」と話すと、染谷らも来年4月公開の『寄生獣完結編』に期待感。一方、山崎監督は「完結編のCGが全然出来あがっていないので、ドキドキしている」と焦りの表情を浮かべたが、「次はもっとすごいことになっています!」と宣言し、場内を沸かせた。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日映画『寄生獣』が11月29日(土)に公開を迎え、主演の染谷将太を始め、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。1990年代に大きな話題を呼んだ人気漫画を実写化。謎の生物に人々が“寄生”され、喰われていく中で、右手を寄生生物に乗っ取られて共存するハメになった主人公・新一が、彼を消そうとする寄生生物たちと戦いを繰り広げる。染谷さんは公開を迎え「本当に長い戦いだったので、みなさんにお見せできて幸せです」と感慨深げ。約5か月におよぶ撮影で全国を巡ったが、新一の右腕に寄生する“ミギー”はCGのため「孤独な戦いだった」とも。それでも、撮影を通じて右手を使った演技が求められ「終わったときは晴れ晴れとして『やっと取れた』という感じで軽くなったんですが、その途端に“ミギー・ロス”になりました、かわいいので。ネットで(ミギーの)おもちゃを買い占めたりしました」と明かし、笑いを誘う。山崎監督はホッとしたのも束の間、『完結編』となる後編が来年の公開となるが「まだCG全然できてない」と苦笑い。おめでたい公開初日の席で登壇陣から「(本作を)見終わって『早く後編を見せろ』と思った」(染谷さん)、「(自身が演じた田宮は後編で)さらに顔が割れていると思います!」(深津さん)などと、後編の完成をせっつかれていた。橋本さんは、この登壇陣の中で唯一、寄生されていない人間だが「私も顔が割れてみたかった」と明かし、「特典映像とかで(笑)!」と本編すらまだまだ作業が山積みの監督にお願い!余さんは染谷さんの母親を演じたが、親子役はこれが二度目とのことで「(手で腰あたりの高さを指しつつ)こんなに小さい頃から知ってるけど、相変わらず不敵な笑みを浮かべていました」と指摘し笑いを誘う。偶然だが余さんは、橋本さん、東出さんとも親子を演じた経験があり「そう言えば、何を考えているか分からない感じがみんな、パラサイトにピッタリ!人間離れしてるところがある」と劇中で寄生されていない橋本さんまでひっくるめて、全員“パラサイト”扱いし、会場は笑いに包まれた。観客、そしてキャスト陣の『完結編』への期待を一身に背負う山崎監督は改めて「大変です」と苦笑しつつも、「もっとすごいことになります!染谷も深津さんもエライ目に遭います」とニヤリ。会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『寄生獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日エポックメーキングともいえる岩明均の傑作コミックが、ついに映画になった。SFアクション『寄生獣』だ。手掛けるのはVFXの申し子、山崎貴率いる白組と、こちらも期待がかかる。映画版は2部作で公開。前編公開を前に、主人公の新一役の染谷将太とヒロイン里美役の橋本愛がインタビューに応じた。その他の写真謎の寄生生物(パラサイト)が襲来。人間の脳に寄生し、次々と人間を捕食し始めた。高校生の新一を襲ったパラサイトは失敗し、脳ではなく彼の右腕に寄生。ミギーと名乗り新一と共存することになるが、他のパラサイトたちは人間を淘汰しようとしていく。「人が食べられるジャンルとしてゾンビものとかいろいろあると思うんですが、『寄生獣』には根底にしっかりとしたテーマが根付いている。かつ、至って普通の日常の中にパラサイトが混ざり込んでくるところがおもしろい。首から上だけなので、人が人を食べているように見えるビジュアルもテーマに合っていると思うんです。人が人を蝕んでいくというか」と染谷。新一は人間ではあるが、右腕を寄生され、パラサイトのミギーと共存。里美は新一の変化を感じるようになる。「里美は不安を覚えるし、心配になったり悲しみを感じたりします。ちょっと距離が離れる瞬間もある。でも彼を理解したいという気持ち、基盤が里美にはある。心掛けていたのは、ずっと信じ続けること。最後まで彼の理解者でありたいと思い続けました」(橋本)。山崎貴というヒットメーカーによって送り出される本作。これまでにも山崎監督作に出演してきた染谷はその変化についても口にした。「監督が微妙なラインを狙いたいと言っていたんです。誰しもが楽しめる映画で、誰しもが感動できるものにしなくちゃいけないけれど、その中でちょっとした曖昧さや含みも持たせて行きたいと。作品によって狙うところは違いますけど、『三丁目の夕日』シリーズをやらせてもらっていたときにはなかった言葉だと思いました。『寄生獣』はこれまでと全然違うテーマの作品なので、黒い山崎貴も見られると思います(笑)」。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年11月27日映画『寄生獣』×ふなっしーのコラボレーションイベントが、11月20日に東商ホールで開催され、染谷将太、山崎貴監督、『寄生獣』に登場する寄生生物のミギー(着ぐるみ)、ゆるキャラのふなっしーが登壇した。岩明均の同名人気コミックを、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(2013年)の山崎監督が、二部作として実写化した『寄生獣』。空から飛来した謎の生物に右手を寄生された少年・新一(染谷将太)の数奇な運命を描く。登場したふなっしーは、「映画見たら、右手から生えてきたなっしー。みぎっしーだと思うなっしー」と、右手の寄生生物を元気いっぱいに見せ、会場は大爆笑。ふなっしーがミギーとコミュニケーションをとると、山崎監督は「キャラクター同士の友情が芽生えています」と感心した。ふなっしーは、『寄生獣』の原作の大ファンでもあるようで「原作が大好きで、見た感想がやべえー!原作に忠実なのに、スリリングな作品になってる!」と大絶賛。さらに「染谷さんの役柄が良かったなっしー」と称えると、染谷は「普通にほめてもらいました」と笑顔を見せる。また、次回作の完結編はもうすでに撮影が終了していると聞いたふなっしーは「ふなっしーの出番なっしー? チキショー!」と雄叫びを上げ、山崎監督たちも大ウケ。ふなっしーは、ミギーについて「最初どぎつい感じがしたけど、見慣れると徐々にかわいくなってくるなっしー。毛の生えてない感じがいいなっしー」と、かなり気に入った様子。そこで、ふなっしーは、ミギーに人気者になれるというお決まりのフレーズを提案。染谷たちと共に、「寄生汁、ぷっしゃー!」という掛け声で、イベントを締めくくった。『寄生獣』は11月29日(土)より全国公開。
2014年11月21日国民的人気を誇るキャラクターのふなっしーが11月20日(木)、都内で行われた『寄生獣』の公開直前イベントに登場。「映画を観ていたら、こいつが生えてきたなっしー」と、“寄生”された右手を見せながら、「寄生汁ブシャー!!」と大興奮で飛びはねていた。累計発行部数1,100万部を突破する岩明均の人気コミックを2部作で完全実写化。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト(寄生獣)”と人類の壮絶なバトルを軸に、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)の冒険とサバイバルを描く。イベントにはふなっしーに加えて、映画の主演を務める染谷将太と、相棒・ミギーの着ぐるみ、そしてメガホンをとった山崎貴監督が登場。終始ハイテンションなふなっしーに、3人(?)ともタジタジだった。ふなっしーは原作の大ファンだと言い、「原作に忠実かつスリリングな展開なっしー。さすがは山崎監督なっしー!」と映画にお墨付き。「お互いに感化し合う様子を、見事に表現しているなっしー」と染谷さんの演技も大絶賛していた。さらに、来年公開される『寄生獣 完結編』への“出演”にも意欲を見せたが、これには山崎監督から「もう、撮り終わってるし」と出番は“なし”の非情な通告。演技を褒めたばかりの染谷さんからも、「映画みたいに、ふなっしーがパカッと割れたら、人間が出てくるとか?」とデリケートな部分に切り込まれ、ガクッと肩を落としていた。やはり染谷さんは相棒・ミギーのほうが息が合うようで、「こう見るとスイートでかわいいですよね。くちびるも色っぽい」とミギーの魅力をコメント。当のミギーは照れくさそうに、体を揺らしていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。『寄生獣完結編』は2015年4月25日(土)に公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月20日伝説的コミックを実写映画化した『寄生獣』と、人気のゆるキャラ・ふなっしーとのコラボイベントが11月20日に都内で行われた。主演の染谷将太、山崎貴監督、最重要キャラである“ミギー”とともに登場したふなっしーは、「映画を観ていたら、これが生えてきたなっしー。ふなっしーに寄生したから“みぎっしー”なっしー。寄生汁ブシャー!!!」と大はしゃぎだった。その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1100万部を突破する岩明均氏の人気漫画を2部作で完全実写化した。脳の乗っ取りに失敗し、主人公・泉新一(染谷)の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギー。彼らの奇妙な“共闘”が“人類VSパラサイト”の戦いに波紋をもたらす。原作の大ファンだというふなっしーは、「原作に忠実かつスリリング。観ながら『ヤベー』と叫んでしまったなっしー。さすが山崎監督なっしー」と作品に太鼓判。すかさず、来年公開される『寄生獣完結編』への出演に色気を見せたが、「もう完結編、撮り終わってるし」(山崎監督)、「ふなっしーがパカッと割れたら、人間が出てくるんですか?」(染谷)とつれない返事。出番“なし”の結論に、ふなっしーは落ち込む素振りを見せていた。一方、ふなっしーのハイテンションに終始押され気味だったミギーは、染谷から「こんな見た目だけど、スイートでかわいい。くちびるも色っぽい」と褒められると、照れた様子でモジモジ。ふなっしーからも「最初はどぎつい印象だったけど、よく見ると毛が生えていない感じが素敵なっしー」とお墨付きを得ていた。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月20日NTTドコモが提供する定額制動画配信サービス「dビデオ powerd by BeeTV」にて、岩明均氏の人気漫画『寄生獣』がムービーコミックとして11月20日より独占配信がスタートする。ムービーコミックは、原作コミックをコマごとに分解・再構成し、台詞とサウンドを加えた新感覚のコンテンツで、ページをめくらずに見られる気軽さや臨場感溢れるサウンドなど、紙のコミックとは異なる魅力で好評を得ている。『寄生獣』といえばミギーの声優が注目され、11月29日に公開される実写版は俳優の阿部サダヲ、現在日本テレビ系にて放送中のTVアニメ版は声優の平野綾が担当しているが、今回配信されるムービーコミック『寄生獣』では、新人声優・太田陽湖を起用。ミギーの声のイメージに近いことから抜てきされたという。そのほか、躍動感のあるパラサイトの捕食シーンや見どころ。主題歌は、TVアニメ版と同じ三浦大知の「IT’S THE RIGHT TIME」が起用され、11月20日0:00より全20話(予定)で配信開始。毎週月曜日に更新される。『寄生獣』は、1989年~1995年まで『モーニングオープン増刊』『月刊アフタヌーン』(ともに講談社刊)にて連載された岩明均氏の人気コミックで、人間の脳に侵入して人間を支配する謎の寄生生物"パラサイト"たちと、右手だけが寄生生物ミギーに支配された主人公・泉新一のコンビが繰り広げる壮絶な死闘を描いて社会現象となった物語。25年経った今も人気は衰えず、単行本の累計発行部数は1,300万部を記録。10月8日からTVアニメ『寄生獣 セイの格率』が日本テレビ系(毎週水曜日25:29~)で放送中。11月29日から実写映画『寄生獣』、2015年4月25日から実写映画『寄生獣 完結編』が全国公開される。なお、現在放送中のTVアニメ版『寄生獣 セイの格率』は、dビデオでも好評配信中。「dビデオ powerd by BeeTV」は、洋画・邦画・アジア映画・海外ドラマ・国内ドラマ・韓国ドラマ・アニメ・音楽・BeeTVオリジナル番組など、約10万のコンテンツが月額500円(税抜)で見放題。11月1日~12月31日の間に会員登録すると、初回31日間が無料。(C)岩明均/講談社/BeeTV
2014年11月13日10月30日(木)、現在開催中の第27回東京国際映画祭にて、クロージング作品『寄生獣』のワールドプレミアが行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督、さらに主題歌「パレード」を書き下ろしたロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のメンバーが舞台挨拶に登壇した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷さん)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲさん)と共に、彼らを敵と見なすパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌も手がけ、山崎監督とは旧知の仲の「BUMP OF CHICKEN」。映画の舞台挨拶に登壇するのは初めてとあって、ボーカルの藤原基央は「手汗がすごいです…」と打ち明け、会場を笑いに包んだ。そんな彼らだが、主題歌のオファーを受けた時のことを「原作は僕たちが10代の頃から語り合った作品だったし、監督の大ファンだったので、主題歌のオファーをいただいた時はビックリしましたけど、すごく嬉しかったです」とふり返ると、「でも、時間足りるのかな…と思いました」と切羽詰まった状況だったことを告白。山崎監督は、その時のことを「いろいろと政治的なやりとりを超えてBUMPにお願いしたかったので、交渉事などがあって本当にギリギリな状況になってしまったんです。しかもいろいろなプロジェクトを抱えているところだったのに、無理やり友達枠でやっていただいて。本当にすみません」と明かしつつ、「でも、あの時間でよくここまでカッコいい曲を書いていただいたなと思います」と感謝。「すごい状況の中で、それでもがむしゃらに走っている新一の姿が浮かぶ曲。疾走感が半端なくて、『パート1』から『パート2』への橋渡しという意味でもすごくいい仕事をしてくれたと思います。何よりカッコよくて、頼んで良かったなと思いました」と手放しで褒めちぎり、その苦労をねぎらっていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日11月29日公開の映画『寄生獣』の完成報告会見が30日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が出席した。第27回東京国際映画祭のクロージング上映作品でもある本作は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。ハリウッドが原作権を獲得したものの映画化されず、"手の出せない原作"としてお蔵入りとなっていたが、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎貴監督の手により待望の映画化となった。本作の映画化が念願だったという山崎監督は「VFXの仕事を始めた頃からいつか映画されたらスタッフとして参加したいと思っていた作品。監督できてとても喜びを感じています。大事に大事にこのメンバーと丁寧に時間を掛けて作りました」と感慨深げ。その監督から望まれて主人公の高校生、泉新一を演じた染谷は「ミギーと感動的なシーンの芝居をした時、感極まった監督に『ミギーが見えました!』って言ったら、『頭大丈夫か?』と言われましたよ。見えるぐらいのやり取りが出来たような気になったんです!」とエピソードを。「本当に長い長い道のりで、ミギーとともに歩んできました。自分もミギーと出会って、涙が出そうになりました。僕も楽しめましたので、たくさんの方に楽しんで欲しいです」とアピールした。この日登場した深津と橋本の女性陣も、染谷や東出と同様に山崎監督からの出演オファーを受けたという。顔面が割れるパラサイト女教師の田宮良子を演じた深津は「(顔面が割れることへの)抵抗は全くなかったです。むしろ『もっと割れろ!』と思いましたね。人間って欲があって嫌ですよね(笑)」と女優魂も。一方の橋本は「新一くんとの日常のシーンが多かったんですが、戦いのシーンを見た時に『こんなことやってるんだ!』と興奮しました。1人のお客さんとしての気分になったし、あれだけエンターテイメントに徹しているのに重いものが残っていて、凄いと思いました」と山崎監督の手腕を絶賛していた。映画『寄生獣』は、11月29日より全国公開。
2014年10月31日10月30日(木)、第27回東京国際映画祭にてクロージング作品『寄生獣』の完成報告会見が行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が登壇した。原作は、人間に寄生し、支配と捕食を行うパラサイトとの共生と戦いを描いた、累計1200万部の売上を誇る岩明均の大人気コミック。パラサイトの襲撃を受けながら、脳だけは乗っ取りから免れた高校生・新一(染谷さん)と、新一の右腕に寄生したパラサイトのミギー(声:阿部サダヲ)が、さまざまなパラサイトたちと遭遇し、戦う姿を描く。「VFXの仕事を始めた時から、いつかVFXを担当したいと思っていた作品で、まさか監督を務めることになるとは」と、長年にわたる念願が叶った喜びを語り、感無量の面持ちを浮かべた山崎監督。一度はハリウッドが映画化権を獲得した経緯などをふり返り、「アメリカに嫁に行ったものと思っていたものが戻ってくることになって、だったら自分のところに嫁に来てほしいと思った」と、本作への熱い想いと執念を感じさせた。だがその一方で、劇中でパラサイトの寄生によって“顔が割れる”ことになる深津さんにオファーをするのは「怒られるんじゃないかと思って、言いづらかった」と告白。これに対し、深津さんは、顔が割れた自分の映像を観た時のことを「抵抗はありませんでした。気持ち悪かったですが、欲が出てしまって、『もっと割れろ』と思ってしまいました」と述懐し、笑いを巻き起こした。さらに、右手を乗っ取ったミギーがCGで描かれるため、ミギーとのやりとりをパントマイムのように演じた染谷さんは「阿部さんがアクション・キャプチャーで魅力的なミギーを作ってくれたので、ミギーが自分を魅力的に見せてくれるし、僕もミギーを魅力的に見せられるようにと思って演じました」と語り、「長い道のりだったけど、(完成した映画で)ミギーに出会えて涙が出そうでした」と喜びを語った。そして、「あっという間に終わってしまって、早く完結編を見せろと思いました」と、完結編への期待ものぞかせ、「ミギーが右手にいるのは世界で自分だけなので自慢なんですけど、ちょっと顔も割れたいです…」と茶目っ気たっぷりに語り会場を沸かせていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日伝説的コミックを実写映画化した『寄生獣』の主題歌に、人気ロックバンドBUMP OF CHICKENが本作のために書き下ろした新曲『パレード』が起用されることが10月30日に明らかになった。同日、第27回東京国際映画祭のクロージング作品として、本作が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールド・プレミア上映され、主演の染谷将太、共演する深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が記者会見に臨んだ。その他の写真過去に『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『ALWAYS 三丁目の夕日’64』でも、山崎監督とタッグを組んだBUMP OF CHICKEN。今回は山崎監督からの熱烈オファーを受け、メンバーの藤原基央が「衝撃の『前編』を締めくくり、感動の『完結編』を予感させ繋げていけるような楽曲」というテーマのもと、新曲を書き下ろした。山崎監督は「ヒリヒリした映画にしたかったし、バンプがもつ本流である“生々しさ”を出してもらえればと思った。彼らには『ALWAYS』の時にも助けられたし、今回も映画に寄り添いつつ、楽曲が別の角度から照射し、作品そのものを立体的にしてくれた」と楽曲の出来ばえに大満足の様子だった。累計発行部数1100万部を突破する岩明均氏の人気漫画を2部作で完全実写化。パラサイトと呼ばれる謎の寄生生物が、突如人類を襲撃し、人間の脳を乗っ取ることで、肉体を操り、他の人間たちを捕食し始める。両者の戦いが激化する中、あるパラサイトが主人公・泉新一(染谷)に寄生するが、脳の乗っ取りに失敗し、仕方なく新一の右腕に住み着くことに。新一に“ミギー”と名付けられ、彼らの奇妙な共同生活が始まる。「原作と映画に流れるのは、『人類とは何か』という哲学的なテーマ。3.11以後の日本でこそ語られるべきテーマで、運命を感じている。自分にとっても念願の企画だった」と山崎監督。染谷は「エンターテインメントとして純粋に楽しめたし、早く完結編を見せろという気分になりました」と完成したばかりの本編に興奮しきりだった。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月30日現在日本テレビ系にて毎週水曜25:29よりから放送されているTVアニメ『寄生獣 セイの格率』に登場する謎の生命パラサイト「ミギー」の効果音を、女子高生ヒューマンビートボクサーRinkaが担当していることが明らかになった。楽器を使わずに人間の口だけでビートを刻んで音楽を作り出すヒューマンビートボックスは現在世界中で注目を集めているが、Rinkaは世界でも珍しい女子高生のビートボクサー。2013年にはHUMAN BEATBOX BATTLE JAPAN2013で優勝を果たした彼女が、「ミギー」の効果音を担当することになった。すでに放送された第1話、第2話でもミギー役を務める声優の平野綾に、ミギーの迫力ある動きや愛らしい動きに効果音を乗せている。『寄生獣 セイの格率』は、1988年~1995年に『月刊アフタヌーン』(『モーニングオープン増刊』/講談社)で連載されていた岩明均氏による不朽の名作漫画『寄生獣』が原作。主人公・泉新一の右手に寄生した謎の生命体パラサイト「ミギー」の共同生活から物語ははじまり、ミギーとの間に友情に似た感情が芽生えながら、人間を主食とする他のパラサイトたちとの戦いが描かれる。新一役は『あの夏で待ってる』の島崎信長、ミギー役は『涼宮ハルヒの憂鬱』の平野綾が担当。アニメーション制作は『はじめの一歩』や『デスノート』で知られるマッドハウスが担当している。
2014年10月16日ジャン=クロード・ヴァン・ダムが宇宙からの侵略者と戦いを繰り広げるSFアクション『UFO 侵略』に、ピアース・ブロスナンの息子ショーン・ブロスナンが出演している。俳優だけでなく製作者としても活動する彼の最新コメントが到着した。その他の写真本作は、ブロスナン演じる主人公マイケルが、巨大UFOに乗って出現した宇宙人と過酷な戦いを繰り広げるSFアクション。ヴァン・ダムは、宇宙人襲来に備えて何年も前から準備していたという変わり者の元特殊作戦隊役を、ヴァン・ダムの娘ビアンカ・ブリーはブロスナンの恋人役を演じている。ショーンは、ピアースと『007/ユア・アイズ・オンリー』でボンド・ガールを務めたカサンドラ・ハリスの間に生まれた子で、現在29歳。「演じるのはやっぱりアクション系が得意かな。何かひとつのジャンルには捕らわれたくないんだ。アクションばかりやっていて、アクションの仕事しか来なくなるのも困るしね。父は007以降、スパイとか探偵ばかりだ(笑)。でも父は才能ある俳優で、色んな役を演じられて、今でも色々チャレンジしているよ」。もちろん、本作では得意なアクション・シーンが数多く登場する。「最初は演技をしていたんだけど、今ひとつ迫力に欠けたから、実際に蹴ったり殴ったりするようお願いしたんだ。それで本当に顔面をキックされたシーンが映画で確認できるよ。途中からリアルなファイトになって、ノックアウトされた時あばら骨を折っちゃったんだけどね(笑)」。ちなみにショーンは俳優として活動する一方で「今は脚本や監督といったクリエティブな立ち位置に強く惹かれている」という。すでに複数のプロジェクトが動いており、なかには父ピアースとタッグを組むものもあるようだ。「ひとつは僕が監督することになりそうだ。もうひとつ僕がプロデュースするプロジェクトは、3月に撮影開始予定で父と一緒に演技をするんだ。父とは『ロビンソン・クルーソー』(1996年・日本未公開)で共演している。僕はキャビンボーイで死ぬ役だった。そういえば死ぬ役ばっかり演じている気がするよ(笑)。とにかく、父といくつかの企画が動いているんだけどどちらかというと僕は製作側で関わることが多そうだね」。父親譲りのルックスと鍛え抜かれた身体、そしてクリエイター/プロデューサーの才能をもつショーン・ブロスナン。単なる“二世”におさまらない魅力は新作『UFO 侵略』でじゅうぶんに堪能できる。『UFO 侵略』3月30日(土)シネマート六本木、シネマート新宿にてロードショー
2013年03月29日西武鉄道は24日、乗車マナー啓発活動「ケロロ軍曹のマナーで西武鉄道侵略大作戦!」の第5弾ポスターを発表した。同ポスターでは、アニメ『ケロロ軍曹』のキャラクターが「車内での荷物の持ち方」「優先席でのゆずりあい」を教えるユーモラスなデザインに。9月3日より中吊りポスター、ステッカーおよび駅ポスターとして電車内や駅構内に掲出される予定。車内映像媒体「Smileビジョン」と西武鉄道ウェブサイトでも、車内マナー向上を呼びかける。西武鉄道は2010年より、子供たちにもわかりやすく駅や車内でのマナーを伝えることを目的に、『ケロロ軍曹』を啓発活動に採用。サンライズとの共同開発で誕生した”西武鉄道専属ケロン人”の「スママ」をはじめとした各キャラクターをポスターなどのデザインに起用し、マナー向上に努めている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月25日