富士急行が運営する“富士山エリアを完全ガイドするウェブサイト”「フジヤマNAVI」は、8月29日より「富士山を世界遺産に!!応援プロジェクト」を開始した。活動第1弾として、実際に富士登山をした人に“登ったきっかけ”などを聞く「富士登山に関する意識調査」を実施した。調査は7月27日から~7月30日に、全国の20代~60代の富士登山の経験がある男女302名を対象にインターネットで実施した。富士登山のきっかけで最も多いのは「友人・知人などに誘われたから」(32.1%)。約1/3の人がやや受け身な姿勢で富士登山に臨んでいたことがうかがえる。しかし一方、53.3%と半数以上が「達成感・充実感」を得られたと回答。「つらかったけど達成感は半端ではなかった」「努力の後に得られた充実感は何物にも代えがたい」などのコメントが寄せられた。また、もう一度富士山に登りたいか否かについて尋ねたところ、約7割が「もう一度登りたい」と回答。その理由としては、「達成感をまた味わいたい」「子どもにも見せてあげたい」など。自分自身が得た感動をもう一度味わいたいという想いに加え、子どもをはじめとする身近な人とその想いを共有したいという声が多くあった。第2弾では、Webサイト「ORICON STYLE」協力のもと、楽しみながら富士山の魅力が分かる「クイズキャンペーン」を実施。“富士山の魅力”、さらには“世界遺産登録を目指す活動”を、より多くの人に知ってもらうことを目指し、9月30日まで展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電鉄、神戸電鉄で構成する「全国登山鉄道‰(パーミル)会」は9月1日より、結成3周年を記念した6社共同キャンペーンを行う。キャンペーン初日には、富士急行線河口湖駅にて各社のグッズ販売やパンフレットの配布を実施。7月に発売された各社車両ピンバッジも6社分をそろえて販売する(数量限定)。また、同会結成以来恒例となった「‰会」ヘッドマーク掲出車両は今年も各社で10月下旬まで運行。オリジナルヘッドマーク掲出車両は、箱根登山鉄道2000系(グレッシャー・エクスプレス塗装)、富士急行1000系、大井川鐵道DD20形ディーゼル機関車、叡山電鉄800系、南海電鉄こうや花鉄道「天空」、神戸電鉄6000系の各車両となる。これに合わせて、「‰会」ヘッドマーク掲出車両を撮影した写真の公募も行う。応募作品の中から各社2点の優秀作品を選出し、パンフレットやポスターに採用するほか、応募者の中から抽選で50名に同会のロゴマークピンバッジ(非売品)をプレゼント。作品は2L横サイズにカラープリントし、撮影場所および住所・氏名(フリガナ)・電話番号・メールアドレスなどを同封の上、南海電鉄営業促進部「‰会」係まで送付する必要がある。応募点数は1人2点まで。11月16日締切(当日消印有効)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日中日本エクシス 静岡支店は、富士急行の路線バス・貸し切りバス子会社である富士急シティバスと共同で、新東名高速道路 NEOPASA駿河湾沼津からJR沼津駅間を走る、無料シャトルバスを運行する。期間は8月11日から8月19日まで。運行ルートは、JR沼津駅南口(5番線のりば)→NEOPASA駿河湾沼津(上り)→NEOPASA駿河湾沼津(下り)。運行本数は1日4往復で、定員(50名)に達した場合は乗車を断る場合もあるとのこと。また、期間中はNEOPASA駿河湾沼津(上り・下り)でイベントが行われる。上りでは、フランス絵本作品のキャラクター「リサとガスパール」との記念撮影、マグロ解体ショー、地元の新鮮夏野菜・果物の試食販売、ラテン音楽ライブを予定。下りでは、マグロ解体ショーが予定されている。■運行時間・JR沼津駅NEOPASA駿河湾沼津:沼津駅南口 5番線のりば(9:00発、11:00発、13:30発、16:00発)、NEOPASA駿河湾沼津上り(9:42着、1:42着、14:12着、16:42着)、NEOPASA駿河湾沼津下り(9:45着、11:45着、14:15着、16:45着)・NEOPASA駿河湾沼津JR沼津駅:NEOPASA駿河湾沼津上り(10:00発、12:00発、14:50発、18:00発)、NEOPASA駿河湾沼津下り(10:03発、12:03発、14:53発、18:03発)、沼津駅南口 5番線のりば(10:45着、12:45着、15:35着、18:45着)■イベント詳細・NEOPASA駿河湾沼津(上り)8月10日、8月19日(10:00から、11:00から、12:00から、13:00から、14:00から・各時間10分程度)「リサとガスパールとの記念撮影」8月6日から8月19日(15:00から)「マグロ解体ショー」8月6日から8月19日「地元新鮮夏野菜・果物の試食販売」8月13日から8月15日(11:00から、15:30から、17:30から・1回の演奏時間約30分程度)「ラテン音楽ライブ」・NEOPASA駿河湾沼津(下り)8月6日から8月19日(14:00から)「マグロ解体ショー」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電鉄、神戸電鉄で構成する「全国登山鉄道‰(パーミル)会」はこのほど、各社車両をデザインしたピンバッジを発売した。ピンバッジは1社1種ずつで全6種類。デザインされているのは、箱根登山鉄道1000形「ベルニナ号」、富士急行1000系、大井川鐵道DB1形、叡山電車800系、南海電鉄31000系「こうや」、神戸電鉄5000系の各車両。各1,000個の数量限定で、販売額は1個400円。各社とも自社車両のピンバッジのみの販売となる。全国登山鉄道‰(パーミル)会は、「観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している」との共通点を持つ鉄道各社により2009年9月に結成された。ピンバッジの発売初日(7月16日)には、東西エリア各3社(東日本エリアは箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道。西日本エリアは叡山電鉄、神戸電鉄、南海電鉄)の社員が東西会場に分かれ、東日本エリアの社員は箱根登山鉄道箱根湯本駅ホームパンフレットコーナー前で、西日本エリアの写真は南海電鉄難波駅に2階中央改札前イベント広場にて、販売会およびキャンペーンを実施したとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日富士急行はこのほど、富士山の世界遺産文化登録への応援活動の内容を発表した。同グループで保有するバス・タクシーの全車両(約1,000台)に、「富士山を世界遺産に」と記載したオリジナルステッカーを掲出するほか、富士急行線車内および各駅へのポスター掲出、富士急ハイランドおよびぐりんぱへの看板設置など、グループ全体で啓蒙活動を行う。世界遺産登録をめざす富士山については、今年1月に、登録推薦書の正式版が世界遺産委員会へ提出された。国際記念物遺跡会議による現地調査と審議を経て、来年夏の世界遺産一覧表への登録をめざすという。富士急行では、こうした動きが「富士を世界に拓く」の同社の創業精神と合致することから、各種啓蒙活動の実施を決めた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日富士急行は、富士山エリアを完全ガイドするウェブサイト「フジヤマNAVI」をオープン。リアルな体験と連動した観光情報の発信を開始する。富士急ハイランドを運営する富士急行は、創業以来富士山とともに発展し、鉄道やホテル、アミューズメントパークなどの事業を多角的に展開している企業。「フジヤマNAVI」はその地域密着の強みを活かし、富士山を訪れる観光客はもちろん、富士山に興味・関心を持つすべての人たちにとって楽しく、そして役立つサイトを目指す。オープン時点でのサイトは、エリア独自の地域性や季節性を意識した特集記事に加え、特集に連動した旅行商品の販売、エリアの観光情報データベースの検索等が中心。まずは7月1日の山開きにちなみ、今年もにぎわいが予想される「富士登山」情報より発信を開始する。以降、特集記事はひと月1~2本のペースで、これまで知られていなかった富士山エリアの新たな楽しみ方、過ごし方を提案していく。その他、富士山にまつわるとっておきの写真を投稿してもらう「今週の一枚」やフェイスブックの活用など、読者参加型のコーナーも充実させていく予定。また、スマートフォンやタブレットといった各種デバイスへの対応、海外の読者に向けた多言語での情報発信、同エリアならではのオリジナリティーある旅行商品や体験プランの販売を行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日富士急行は7月21日、「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」(神奈川県相模原市)に立体迷路「カラクリ砦」ををオープンする。同施設は、400以上のブロックで構成されたコースを5階層からなる巨大な建造物の中に設け、上下左右、縦横無尽に動き回りながらゴールを目指す複層型巨大迷路アトラクション。5階層を全て一度のゲームの中で遊べる迷路は世界初だという(同社調べ)。挑戦者は1階からスタートし、パネルや階段によって作られた迷路と様々なカラクリを越え、5階のゴールを目指す。途中、多くの水平移動と上下移動を繰り返すため、次第に方向感覚を失い、ゴールに近づいているのか迷い込んでしまっているのか分からなくなっていくという。また、終盤には謎解きが隠されており、選択を誤ると強制退出となってしまうなど、体力勝負だけでは突き進めない「難関」も待ち受けている。「体力」と「知力」、そして時には「運」も使いながら進んでいき、子どもにとっては「試練」ともなるようなアトラクションになっているとのこと。コースは 「冒険コース」と「挑戦コース」の2種類があり、それぞれ別々に楽しめる。所要時間はいずれも約30分で、料金は各400円(フリーパス利用可)。小学生未満は中学生以上の保護者の方の同伴が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月30日富士急行は7月28日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)に新脱出迷宮アトラクション「絶望要塞」を開業する。同アトラクションは、”迷宮”と化した巨大な要塞からの脱出を試みるミッションクリア型のウォークスルーアトラクション。脱出成功確率は、「限りなく0%に近い数字を目指している」(同社)。ゲストは完全脱出を目指し、要塞内の無数のドアと廊下と部屋からなる迷宮や厳重なセキュリティ、限られた時間との戦いに挑む。要塞内はいくつものステージに分かれており、ステージが進むにつれてその難易度は増していくという。各ステージには「隠された手がかり」や「どこにあるか分からない扉」など様々な罠や仕掛けが散りばめられており、闇雲に進むだけではクリアできず、知恵や記憶力、体力、想像力、そして運を駆使した人だけが「脱出成功者」になれるとのこと。なお、脱出成功者には景品を用意する予定。延べ床総面積は約3,300平方メートルで、同園にある巨大お化け屋敷「最恐戦慄迷宮」をも上回るという。料金は800円(フリーパス利用可)。利用は小学生以上が対象で、小学生は中学生以上の大人の同伴が必要。所要時間は約30分~。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日JR東日本は7月1日、外国人観光客を対象に、富士山観光を目的とした割引乗車券「Mt.Fuji Round Trip Ticket」を発売する。富士急行線と富士登山バスがフリーエリアで2日間乗り降り自由になるほか、東京都区内からフリーエリアまでの往復に中央本線の特急列車が利用できる。同乗車券では、東京都区内と大月駅の往復に特急・快速・普通列車の普通車指定席が利用でき、富士急行線大月~河口湖駅間では、「フジサン特急」(自由席)や快速・普通列車が2日間乗り降り自由に。富士登山バス(富士急山梨バス)も富士山駅・河口湖駅~富士山五合目間が2日間乗り降り自由となる。一例として、新宿駅から富士山五合目まで往復する場合、同乗車券の利用で通常運賃に比べて約半額になる計算とのこと。価格は5,500円(こども半額)で、7月1日より10月30日まで発売。外国籍で、かつ外国のパスポートを所持していることが購入条件。JR EAST Travel Service Center、東京駅(八重洲北口)、成田空港駅、空港第2ビル駅の各駅、および品川駅、新宿駅、渋谷駅、池袋駅、上野駅のびゅうプラザにて取扱う。なお、購入時にはパスポートの提示が必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日富士急行は、相模湖の大自然で展開するアミューズメントパーク「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」(旧名・さがみ湖ピクニックランド)内に、7月21日、“立体迷路『カラクリ砦』”をオープンさせる。立体迷路「カラクリ砦」は、5階層からなる巨大な建造物の中で、400以上のブロックから構成された迷路からの脱出を楽しむ、まったく新しい複層型巨大迷路アトラクション。挑戦者は1階からスタートし、パネルや階段によって作られた迷路とさまざまなカラクリを越えながら、最上階である5階のゴールを目指す。一般的な迷路の左右移動に上下移動を組み合わせることで、挑戦者は方向感覚を失いやすくなるという。さらに、迷路終盤には“謎解き”が隠されており、選択を誤ると強制退出になってしまう。体力に加え知力と“運”も大切になるうえに、冒険コースと挑戦コースの二種類が用意され、何度も楽しめる。プレイ料金は冒険コース、挑戦コースが各400円で、他に入園料として大人1,600円、小人・シニアが900円がかかる。脱出までの所要時間は約30分で、小学生未満の幼児児童は中学生以上の保護者同伴が必要。営業時間は9時30分~16時30分(曜日により変動あり)。木曜休園。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日富士急行は、相模湖の大自然で展開する「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に、“空中アスレチック『天狗道場』”をオープンする。「天狗道場」は、斜面に建てられた最高8mのデッキとデッキの間を、ロープや丸太などさまざまなアイテムを伝って空中移動するアスレチック施設。専用ハーネス着用など、安全性については十二分に対策されており、落下などの危険はない。施設には初級、中級、上級の3コースが用意され、それぞれ約30分かけてゴールを目指す。初級コースは、未就学の子どもも利用できる全長45mのコース。中級コースは、全長約70mのワイヤーを滑走するジップラインを備え、難易度は高くないが高さのスリルを楽しめる。上級コースは、ロッククライマーのように手足を使って柱を伝うクライミングポールなど、全体に難易度の高いアイテムが用意されている。施設オープン日は7月21日。料金は初級コース800円。中級・上級コース大人1,500円、子ども1,200円。何回か連続で利用する場合、2回目以降は大人、子どもともに、800円になる。フリーパスは利用できない。なお、身長100cm未満の子どもは利用不可で、小学生以下の子どもは、中学生以上の同伴が必要。営業時間は9時30分~16時30分(曜日により変動あり)。入園料は、大人1,600円、子ども・シニアが900円。木曜休園。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日富士急行株式会社は、2012年4月14日に、新東名高速道路の部分開通にあわせて、NEOPASA駿河湾沼津上り線の2Fに、「レストランソラノテラス」をオープンする。新東名で唯一のオーシャンビューレストランになるという。新東名高速道路は4月14日に御殿場JCTと三ケ日JCT間が部分開通する。その開通にあわせて、「レストランソラノテラス」がNEOPASA駿河湾沼津上り線の2Fにオープン。同レストランは新東名高速道路のサービスエリア・パーキングエリアで唯一となるオーシャンビューのレストランになるという。昼は駿河湾から遠く伊豆半島まで、夜は沼津の夜景が楽しめるとのこと。店内は、茶と白を基調とした落ち着いた雰囲気で、地元の素材を使った食事をフルサービスで楽しめる。一例として「市場直送品希少部位マグロほほ肉のステーキ」や「静岡産もち豚の熟成ロースカツ」「静岡食材厳選三種のミックスフライ」など。レストラン ソラノテラスは2012年4月14日の15時にオープン(通常営業時間は10時~21時)。年中無休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日富士急行はこのほど、富士急ハイランドのオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」の新ウェディングプラン「高飛車ウェディング」の第1号カップルが4月1日に誕生したと発表した。同プランは、山梨・富士吉田にあるアミューズメントパーク「富士急ハイランド」の絶叫マシン「高飛車」に乗って愛を誓う内容。新郎新婦はロンドンタクシーで高飛車乗車口に乗り付け、列席者と一般客からの祝福を受けたあと、タキシードとドレス姿のまま1車両貸切の高飛車に乗り込んだ。最大の絶叫ポイントというギネス世界記録認定121度の落下直前には、新郎が「待たせてごめんね。僕と結婚してください!! 」と叫び、新婦は「はい! よろしくお願いします」と答えたとのこと。結婚に際してはっきりとした告白の言葉がなかったため、これが正式なプロボーズになったという。同プランは1月22日に受付開始したもので、今後も募集していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月03日富士急行は2月29日から新型電車6000系の運行を開始した。1985年に国鉄山手線向けに製造され、その後、JR東日本が京葉線で運行した205系電車を改造したという。今回落成した2編成は日立製作所が製造した205系を改造したもので、今年度は川崎重工製と日本車輌製を改造した編成が1編成ずつ登場予定。改造工事はJR東日本系列の東日本トランスポーテックが担当した。6000系は富士急行の保有車両としては初の3両編成で、スイッチバック式の富士山駅側が1号車、大月 / 河口湖駅側が3号車に。1号車の「クモハ6000」はモーターと運転台付き、2号車の「モハ6000」はモーター付きの中間車、3号車の「クハ6000」はモーターなしの運転台付き車両となる。外観は205系の面影を残しつつ、運転席周りの黒と乗降扉の青を塗装し、そのほかの部分はカッティングシート加工となった。帯などに用いられた青色は富士山をイメージしたという。運転台窓下の黄色はこの青に似合うアクセント。黄色のアクセントラインは、かつての富士急行バスでも採用されていたとのこと。富士山の青と組み合わせて、ダイヤモンド富士を表現しているともいえそうだ。戸袋(ドア格納部)には「FUJIKYU COMMUTER TRAIN」の頭文字を組み合わせたシンボルマークを配置。乗降扉窓には水戸岡氏がデザインした富士急行のロゴが描かれた。また、前面と側面の行き先表示器は方向幕からLEDに変更された。客室は床やつり手に難燃加工した木材を使用し、ぬくもりや優しさを表現。シートのモケット柄は数種類あり、隣り合うロングシートで組み合わせを変えるという遊び心も。2号車「モハ6000」は1号車側の座席を1台撤去し、車いすスペースを設置。室内の乗降扉上部にはLED案内表示器も搭載し、千鳥式に配置された。車内放送の自動化も実施され、運転室に制御装置が新たに取り付けられている。自動音声はこの分野で活躍するクリステル・チアリさんが担当。1号車「クモハ6000」は、モハ205にクハ205の運転台を移植した車両。モハ205の床には台車点検用の蓋がある関係で、乗務員室の扉が右端から中央部へ変更されている。パンタグラフはシングルアーム形に変更された。これは、205系の菱形では積雪時に下がってしまうためとのこと。パンタグラフは2台搭載し、架線に霜が付いた場合の霜取り装置を兼ねているという。このほか、寒冷地仕様として「乗降扉の手動開閉ボタン」「室内暖房設備の追加」「耐雪ブレーキ」「床下機器の耐寒耐雪構造」が採用された。先頭車運転台側の台車には、スカートの内側にスノーブローと排障器を取り付けている。6000系の初営業列車は河口湖駅15時37分発の大月行だった。この日は2月29日「フジキュー」の日で、富士急ハイランドが入園料無料になっていたが、あいにくの積雪で訪問者は少なめ。しかし途中の富士山駅で大勢の高校生が乗車し、新しい電車に驚きの声を上げ、室内を珍しそうに見渡していた。もし晴れていれば、帰宅する高校生と富士急ハイランド利用客で混雑したはず。今後も3両編成のメリットが活きてくるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日富士急行は16日、富士急行線(大月~河口湖間)に新型車両6000系を導入すると発表した。「富士急の日」(日本記念日協会認定)である2月29日より運転を開始する。新型車両のデザインを手がけたのは、同社の「富士登山電車」や、下吉田駅と富士山駅の駅舎リニューアルなど手がけた水戸岡鋭治氏。外観は富士山をイメージしたブルーを基調とし、車体前面や扉の両側には富士山をかたどったマークと「CT」のロゴが。内装は床やつり革に木を用い、シートはオリジナルのモケットとするなど、随所に水戸岡氏らしさが感じられるデザインとなった。6000系は3両編成で運転され、今年3月までに2編成を、2012年度内にさらに2編成を導入する予定。新型車両について、「通勤型車両として、これまでにない居心地の良さをめざした新しいローカル列車の形を提案しております」と富士急行は発表している。また、6000系のデビューを記念し、2月29日より下吉田駅と富士山駅、河口湖駅で「富士急行6000系運行記念乗車券」の販売を開始する。限定500部が発売され、価格は1,110円。3月18日にはデビュー記念イベントとして、オリジナルグッズの販売会や車両撮影会も行われる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日富士急行株式会社は、東名高速道路・海老名サービスエリア(上り線)の商業施設「EXPASA海老名」のグランドオープンにあわせて「高速道路初出店」となる新店舗「頑固市場(がんこいちば)」を平成23年12月15日(木)にオープンする。「頑固市場」は神奈川・静岡東部エリアの水産・畜産・大豆加工品等の中から厳選された特産品やこだわりの逸品だけを集めた「食」のセレクトショップだ。和風モダンな店内には原材料や製法にこだわっている有名老舗店の商品や、高速道路のサービスエリア初登場の商品、「頑固市場」でしか買うことができないオリジナルの限定商品など、バイヤーが自信を持っておすすめできる商品のみを取り揃えている。また、用途別に「手土産」需要に応えられる商品と帰宅後や翌日のニーズにも応えられる「自宅用土産」を多数ラインアップ。店内の試食コーナーでは、週替わりで様々なバリエーションの商品を用意、コンシエルジュがお客様のニーズに合った食べ方の提案していくという。プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年12月08日