映画『ダレン・シャン』(ポール・ワイツ監督)に主演するクリス・マッソグリアと同作の日本語吹き替え版で主人公の声を担当した俳優の山本裕典が3月9日(火)、東京・日劇1で行われたジャパン・プレミアに出席。日米イケメンの競演で女性ファン約1,000人を熱狂させた。初来日のクリスは現在17歳。初対面の印象を山本さんは「一緒に取材を受けていても、とても堂々としていてコメントもしっかりしている。僕は22歳なのに自分が大丈夫か心配になりました」と話しながら「いまの時点でこんなに素敵なんですから、年を重ねてどんどん素敵になるし、楽しみです」と驚き交じりにベタ褒め。クリスも山本さんを「かなりクール!彼は手のジェスチャーが絶妙でコミュニケーションが取れてすぐに仲良くなったよ。吹き替えの前日に12時間かけてこの映画を6回観たという話を聞いて、すごいなと思った。そうやってキャストの気持ちを押さえたんだと思うし素晴らしい」と山本さんの吹き替え時のウラ話に感動した様子で、吹き替えの仕上がりを絶賛。「1点だけ難点があって、イケメン過ぎて僕がかすんじゃうよ」と冗談交じりにライバル意識をメラメラ。軽妙なトークとビシッとダークスーツを着こなしたイケメンの色気で満場の女性ファン約1,000人を喜ばせた。同作は、親友の命を救うために、半分が人間で半分がバンパイアという、ハーフ・バンパイアになった高校生ダレン・シャンが、闇の世界で第2の人生を生きる姿を描くダーク・ファンタジー。ホワイトデーが近いとあって、司会者が14日に女性をこの映画に誘うなら何と言って誘う?と質問。山本さんは「何じゃそれ?」、「この映画に誘う?うーん…チッ」と妙に照れた様子で動揺しつつ「この映画、俺が吹き替えをしてるんだけど、一緒に観に行かない?」と答えて大汗。クリスは「僕の知っている山本裕典が出ているらしいんだけど、一緒に行かない?」と軽妙な受け答え。さらにホワイトデー当日について突っ込まれると、山本さんは「今年は(チョコを)もらってない。ファンの方からはいただきましたがプライベートでは一切もらっていないし家族も遠くに住んでいるし…僕にとっては意味のない企画。つまんないですねぇ」と哀愁タップリ。クリスは「アメリカにホワイトデーはないよ。バレンタインデーだけ。男性からでも女性からでもプレゼントする、特別な人と過ごす日です」と解説していた。『ダレン・シャン』は3月19日(金)より日劇1ほか全国にて公開。■関連作品:ダレン・シャン 2010年3月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:倖田來未が映画『ダレン・シャン』イメージソングに決定!デビュー10周年飾る大人気ファンタジー小説、待望の映画化『ダレン・シャン』試写会に10組20名様ご招待山本裕典、12時間映画鑑賞し1日引きこもり初アフレコを優秀クリア
2010年03月09日俳優の山本裕典が1月26日(火)、東京・渋谷区のスタジオで日本語吹替版で声優に初挑戦する映画『ダレン・シャン』のアフレコ収録を行った。親友の命を救うためにハーフ・ヴァンパイアになった高校生、ダレン・シャンが闇の世界の戦いに挑む姿を描くダーク・ファンタジー。アフレコでの苦労について山本さんは「実は収録の前日、初めてなので緊張して、家に1日引きこもって、12時間くらいこの映画を観たんです、6回くらい」と苦悩の1日を告白。その甲斐あって「台詞がどのタイミングで出るとか、次に何が来るとインプットされて、監督から『山本くん、こんな(台詞合わせの)タイミングバッチリな人いないよ』って言われました。収録初日に半分以上、録っちゃったんです。あっという間でした」と努力を実らせたことも明かし、関係者の温かい笑いを誘った。主人公のダレンは成績優秀、モテキャラという設定。共通項については「友達思いのところかな。僕は成績優秀でもないし学生時代、モテた覚えもない」と苦笑い。友達のためにヴァンパイアになれる?との質問に「なれない。1回死ななきゃいけないから。ヴァンパイアはかっこいいなと思いますけど。人の血を飲まないと生きていけない孤独さとかが…」と憧れを口にした。同作ではダレンが身を寄せることになるサーカス団の団長役を渡辺謙が演じ、日本語吹き替え版でも自身の声を務めている。世界のケン・ワタナベとの“初共演”が実現した山本さんだが「声優ってワンシーンに出る人たちが集まってやると思っていたので、謙さんに会えると思っていたら僕1人で、会うことなく終わった」と残念な表情。「だから公開に向けてイベントとかがあってお会いすることがあったら、僕は日本でドラマとかをやっているだけなので、謙さんにあっち(ハリウッド)の世界のことを聞きたいなと思います」と期待を膨らませていた。『ダレン・シャン』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ダレン・シャン 2010年3月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年01月26日