新ドラマ『アイのない恋人たち』に出演する、福士蒼汰さんと岡崎紗絵さんにインタビュー!その時代が直面する社会問題をテーマに、ドラマ『ハケン占い師アタル』や『となりのチカラ』などのヒット作を生み出してきた脚本家・遊川和彦さん。新ドラマ『アイのない恋人たち』では、“自分が望むような自分”になれずに行き詰まった、アラサー男女7人を描く。人を愛することで、人生や自分自身を変えていくというラブストーリーだ。福士蒼汰さん(以下、福士):数々の名作を生み出してきた遊川さんがこんなに可愛いラブストーリーを書かれているのが印象的でした。7人のいろんな恋愛事情をどうやって書き分けているのだろう、もしかしたらこういう友達がいるのかな…と遊川さんへの関心が湧いてしまって。お話し好きな方なので、今度お会いしたら聞いてみようと思います。岡崎紗絵さん(以下、岡崎):そうなんですか?私はまだお会いしていなくて。(※取材時、11月末時点)福士:話が止まらない方です。「俺、喋っちゃうからさ~。でも今日は喋らないようにするよ」と話した5分後には話し始めていました(笑)。岡崎:私が台本を読んでまず思ったのは、繊細なニュアンスがすごくうまく描かれているということでした。読みながら、もうその情景が映像でイメージできるぐらい面白くて、一気に読み終えました。それぞれのキャラクターもすごく濃いので、この7人が実際に集まったらどうなるんだろう、という興味が止まらなくなったんです。――今作で、福士蒼汰さんは売れない脚本家・久米真和を、岡崎紗絵さんはブックカフェを経営する今村絵里加を演じている。福士:夢に向かうことで自分を正当化しようとしている真和は、自分はみんなとは違う、と自らを棚にあげて人を遠ざけているような人。“一番未熟な長男”のようなイメージです。そんな言い方しなくても…という発言をしてしまう人なので、なるべく嫌われるように演じたいと思っています(笑)。岡崎:絵里加も、他人や家族との距離感を詰められない女性です。結婚には縁がないと思っていて、一人で生きていくと決めているようにも見えますが、でも心の底では誰かと繋がっていたいと思っていて。そんな絵里加に共感するところは、衝動的ではなく、何か考えを持って行動するところかな。福士:いろんな考えを持って生きている7人には、僕たちだけではなく見ている方にとっても、どこかリアルに映る部分があるのかも。岡崎:そう思います。生き方や悩みの違う7人が交わることで生まれる変化や成長は、視聴者の方にも共感していただける気がします。――自分のペースや生活を大事にしているキャラクターを演じる二人。それぞれ、プライベートでゆずれないものはあるのだろうか。岡崎:朝はヘルシーなものを食べること。例えばコーヒーにオーツミルクを入れて飲んだり、なるべく野菜やフルーツを食べるようにしていて。あと最近、発酵玄米を始めました。福士:大変じゃないんですか?岡崎:発酵させるために3~4日放置できるので、全然大変じゃなくて。むしろ楽で、ラッキーなんです(笑)。福士:そうなんだ。僕は、毎日じゃないけどジムに行くことかな。筋肉を鍛えていると、体も心もすごく気持ちよくなるんです。だから行けない日が続くと、頭がグーッて締め付けられるような感覚になってしまって。ちなみに腰、お尻、腿裏を鍛えるトレーニングが好きで、昨日もやってきました。今の体の仕上がりは…理想の10%ぐらいかな(笑)。ドラマ『アイのない恋人たち』脚本家・遊川和彦によるオリジナル作品で、2024年の東京を舞台に恋愛偏差値が低いワケありアラサーたちが織りなす不器用な恋愛模様を描く。1月21日より毎週日曜22:00~、朝日放送テレビ・テレビ朝日系にて放送。ふくし・そうた1993年5月30日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、ドラマ『弁護士ソドム』『大奥』など。『THE HEAD Season2』では、念願の世界進出を果たした。W主演映画『湖の女たち』が2024年5月公開予定。セットアップ(JUNOJUNO/JUNO 恵比寿店 TEL:03・5778・3031)パールネックレス¥2,024,000※掲載時点の価格(TASAKI TEL:0120・111・446)おかざき・さえ1995年11月2日生まれ、愛知県出身。2012年、雑誌『Seventeen』(集英社)のモデルオーディションを経て、モデルデビュー。俳優としても活躍中で、主演ドラマ『花嫁未満エスケープ』ほか多数出演。ドレス(ソフィーエトヴォイラトウキョウ TEL:03・5928・4122)ピアス¥586,300リング、右手¥348,700左手¥286,000ブレスレット¥869,000※すべて掲載時点の価格(以上TASAKI)※『anan』2024年1月17日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・髙橋美咲ヘア&メイク・佐鳥麻子(福士さん)サイオチアキ(Lila/岡崎さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2024年01月17日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「僕のファン」です。今回は僕、岡崎体育のファン層について考えてみたいと思います。僕のファンは基本的にとてもいい方たちばかりです。僕が提供したものを120%楽しんでくれる存在です。おすすめのお店を紹介したら、わざわざ予約を取って行ってみてくれるし、僕が阪神タイガースを応援していたら、ファンのみなさんも応援してくれる。ライブでのマナーもとても良く、自慢できるファンのみなさんだなと、日頃から感じています。実は、コア層は年齢高めでライブに足繁く通ってくださるのも40代~50代の方が多いです。僕の活動的に自分と同年代の男性に響くのではと自己分析していたのですが、意外と年齢層が高いのはファミリーで応援してくださる方が多いからなのではと思います。あと、上の世代に響く最大の理由は、うちの母にあるようにも感じています。実家時代は曲ができたらまず母に聴いてもらって、有り無しのジャッジをしてもらっていました。レコード会社より先にお母さんです。それゆえに、母と似た感性、感度の方々に響く何かがあるのかもしれません。東京に来てからは母のジャッジは受けていないので、これからの岡崎体育のファン層はどう変化していくのか…、楽しみでもあります。もちろん、これまでファンでいてくれた方々には変わらず楽しんでもらえるようにがんばりたい。これからは、子どもたちによりアプローチをしたいです。自分が子どもだった頃を思い返すと、『ポンキッキーズ』に出ていたBoseさんがラッパーだとは、番組を見ている時は知らなかった。高校生になって初めてスチャダラパーの楽曲に触れて、めっちゃかっこいいやん!と気づいた。僕も子どもたちにそんなふうに思ってもらえたらええなあと思っています。今『おはスタ』を見ている子どもたちは、僕のことをおもろいお兄ちゃんくらいにしか認識してないかもですが、聴く音楽を自分で選ぶようになった時に、あの時のあのお兄ちゃんの曲も聴いてみるかと、手に取ってもらえたらうれしいです。12月に終わった「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」では、親子連れの方も多かったのですが、ライブ後のお見送りの時に、目を合わせないように通り過ぎる子が多かったんですよね。恥ずかしいのか、現実にいる人とまだ信じてもらえてないのか…。実在すると認めてもらえるようアピールし続けたいです!おかざきたいいく4月14日のKT Zepp Yokohamaを皮切りに、6月2日のZepp DiverCity(TOKYO)まで、全国6か所でのZeppワンマンツアーの開催が決定!※『anan』2024年1月17日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2024年01月14日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「2023!」です。早いものでもうすぐ2023年が終わります。僕の2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影で始まりました。4月からは新しく関西ローカルの子ども向け番組『こどもちょうせんバラエティ いろりろ』のおにいさん役も務めさせていただき、そのほかのラジオやTVのレギュラー番組も順調に継続し、話題性のあるTVCMにもお声がけいただきました。主軸である音楽活動は、3枚目となるコンセプトアルバム『OT WORKS III』をリリース。TVアニメの主題歌をはじめシングル曲も3曲発表しました。そして10月からは2022年に続き2回目となる、全国のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」もスタート。こちらのツアーは先日、無事大団円を迎えています。この連載でも何度か、制作を続けていることをお伝えしているオリジナルのフルアルバムのリリースこそ年内に間に合いませんでしたが、こちらも新曲がもうほぼ出揃い、レコーディングも進んでいます。年明けにはいいお知らせができるのではと思っています。こうやって振り返ると本当に内容の濃い一年だったなと感じています。『まつもtoなかい』をはじめTVで歌唱させていただく機会もあり、岡崎体育を知らない方々にもたくさんアピールできたのではないかと感じています。プライベートでの2023年を振り返ると、外にごはんに行く回数が増えた一年だったかなと思います。東京生活ももう4年目を迎えて、木村昴さんやフワちゃん、土佐兄弟の有輝くんだとか、友達も徐々にですが増えていると思います。オンラインゲームを通して仲良くなった方々と一緒にごはんに行くことも増えました。ミュージシャン仲間だけでなく、いろんな方面に幅が広がって、交友関係を築けたことが2023年の大きな収穫の一つではないでしょうか。なので、振り返ってみて心配になるのは健康面だけかもしれません。精神的には、仕事面でもプライベートでも大変満たされており、自己肯定感が高いのですが、どうしても体がついてきません。睡眠時間が不規則だったり、運動不足だったり。疲れが溜まってしまい体がしんどくなってしまう。この悪循環をどうにかしたい!2024年もより良い活動ができるように、まずは己の体調を整えます。2024年の岡崎体育も楽しみにしていただけるよう、まずは人間ドックを受けて、今の自分を冷静に見つめ直したいと思います。おかざきたいいく2024年4月14日のKT Zepp Yokohamaを皮切りに、6月2日のZepp DiverCity(TOKYO)まで、全国6か所でのZeppワンマンツアーの開催が決定!※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2024年01月04日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ファッションモデル」です。ananなのでたまには僕もファッションの話をしようかと思います。岡崎体育デビュー7年半のキャリアの中で、先日初めてファッションモデルとしてオファーを受けました。レーベルメイトであり、楽曲提供もさせていただいているアイドルグループ、私立恵比寿中学のメンバーのひとり星名美怜ちゃんが、自身がプロデュースするブランド『mILLELIz』(ミレリズ)を立ち上げたんです。ユニセックスなアイテムを中心に扱うブランドとのことで、男性も着られるものがある。そこでその男性モデルとして、ローンチとなる第1弾アイテムの着用モデルに僕を抜擢してくれたんです。美怜ちゃんと一緒に撮影をさせていただいたのですが、持ち前の撮影スキルを活かして、めちゃくちゃいい仕上がりになったのではと自負しています。撮影のときってよくカメラマンさんが「すごくいいです!」とか「かっこいい!」と声をかけてくださいますが、僕はその褒め言葉が飛べば飛ぶほど自信が湧くタイプ。今回の撮影でも、自分のフォトジェニックさを思い切り披露できたのではないかと思っています。ファッションモデルの役割は洋服を魅力的に見せることかもしれません。でも僕は今回、僕自身が『mILLELIz』の服を着て、めっちゃテンションが上がっていく姿をお伝えしたかった。それは、かなりうまく実現できたのではないかと思います。『mILLELIz』のアイテムはデザイン性はもちろん着心地も抜群。おしゃれなセットアップなどもあって、サイズも幅広いのでカップルでコーデするのもよさそうです。僕のようなファッション初心者も楽しめるアイテムが揃っているのでぜひ、みなさんチェックしてほしいです。美怜ちゃんは、ファッションブランドを持つことが長年の夢だったそうです。それを叶え、これまでやったことのないジャンルに挑戦しているのは素晴らしいことだと思います。応援したいです。…実は岡崎体育もアパレルラインを持っているんです。『studio hitoricco』というブランドです。僕が作りました。デビュー前に作ったのですが、たしかTシャツを10枚くらいデザインしてライブ会場などで販売したと記憶しています。かなり幻のブランドではあるのですが、今後、岡崎体育のブランド展開として新たに動かしてみるのもいいかもしれません。岡崎体育、ファッション業界にも進出したいと思います!おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年12月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年12月25日岡崎ビジネスサポートセンター(センター長 高嶋 舞、愛知県岡崎市、通称 オカビズ)がサポートをする、地域おこし協力隊として活動をしている松田 紗代(岡崎市)は田舎体験プログラム「ヌカトリップ」を始動します。その第1弾として1月13日に「もちつきツアー。」を実施します。ヌカトリップ「もちつきツアー。」「ヌカトリップ」は、岡崎や名古屋をはじめ都市部の田舎体験をしたいニーズに対し、たくさんの額田魅力を掘り起こしてきた松田が「額田」を第二の故郷にする人を増やすプロジェクトです。年4回の開催を予定。地域おこし協力隊の任期が終わる来年度以降の額田での事業の可能性を探ります。■事業開発の背景3年前、地域のことに興味があり、地域課題を考えるオンラインセミナーに出ました。そのセミナーのフィールドワークで取り上げられたのがたまたま岡崎でした。そこで出会った地域の人たちが地域のことをたくさん語れることにとても衝撃を受け、もっとこの地域の人の話を聞きたいと思いました。さらに地域の人に出会い、林業のことや地域の取り組みをしている人に出会う中で、こんなにも地域のことを考えている人がいるということに衝撃を受け、自分もここでいろんなことがやれたら面白いと感じるようになりました。そんな時に出会ったのが、「地域おこし協力隊」の応募でした。地域おこし協力隊で、2年間活動をしてきました。最初は地域に馴染むことにも苦労をしました。コロナ禍で人に会うこと自体が難しい中でも、地域の行事やクリーン活動など、集まりがあれば参加し、地域の活動を積み重ねる中で、これまで知らなかったこと、地域の人しか参加できないレアな体験、昔はあったと聞いたことがある習慣など、たくさん出会うことができました。そして何よりも本当に地域をたくさん想った人たちに出会ってきました。こんなに面白い、こんなに魅力的な地域はない。そう感じました。地域おこし協力隊の仕事は、SNSの発信がメインです。額田がどんな場所か分かるように、田舎の美しい風景、食べること、行事など、普段の暮らしの中で自分が見てきたことを背伸びせずに発信し、魅力を少しでも感じてほしいと取り組んできました。額田の魅力を発信中2年の活動が過ぎ、いよいよ3年目に突入しています。自分の中ではこんなにたくさんある魅力にもっと出会ってもらい、触れてもらい、感じてもらいたい、という思いが日々強くなっています。どこからだったら、誰にだったらこれをまず体験してもらえるんだろうか。そう考える中で、今回、まずは知ってもらう、面白がってもらうプログラムとして、また何を面白いと感じてもらえるのかを、私自身感じるため、年4回のプログラムをまずは始めてみるに至りました。■プログラム概要<もちつきツアー。>昔はどの家でも餅をついたもの。現在は餅をついたことも見たことのない世代も増えています。しかし、額田にはまだまだその風習が残っています。杵と臼でつき、でき立てを食べる。きな粉を自分で大豆から作る。そんな一つ一つを体験する田舎の暮らし。開催日程 : 2024年1月13日(土)参加人数 : 最大20名(最小遂行人数6名)開催場所 : 愛知県岡崎市中金町※名古屋から40分(新名神「岡崎東 IC」最寄)※最寄バス:名鉄バス「二瀬橋」停留所参加費用 : 5,500円(税込)申込/問い合わせ: Instagram : <ヌカトリップ>季節の里山暮らし体験プログラム。手ぶらで気軽に田舎のおばあちゃん家に帰省するような気分で家族で参加するプログラム。田舎体験を通じて、家族一人一人と向き合い、知ることで家族みんなで喜び合える思い出を増やします。▼費用1人5,500円(税込)、年間パック19,800円(税込)▼プログラム内容春:山の素材収集(山菜採り、インテリア素材の収集)夏:山の夏休み (川遊び、マスつかみ、星空)秋:山の感謝祭 (米収穫、里山の食事づくり)冬:山の新年 (もちつき)都市部の人たちが、額田の自然や人に触れ、体験することを通して、豊かな自然や暮らしの知恵を知り、気持ちもほぐれていく。一過性の観光ではなく、地域の人たちの背伸びをしない日常を通して「居心地のいい地域の形・関係性」を築いていく。度々訪れる場所、帰っていく場所、「思い出を増やしていく場所」として、「つながっていく」ことを目指しています。■プロフィール/松田 紗代稲沢市出身で、岡崎市初の「地域おこし協力隊」として21年10月から活動。額田地区(旧額田町)を拠点に地域の魅力を発掘し、交流サイト(SNS)などを通じて情報発信に力を入れる。■岡崎ビジネスサポートセンターのサポート額田地域の活性化を担う地域おこし協力隊の任期が2024年秋に終わることを受け、任期終了後も額田で事業を起こしたいと相談を受けました。松田さんはこれまで額田で発掘してきた魅力を活かした事業展開を模索されていました。そこで、「コト消費」の事例などをもとに、魅力の棚卸し、そして事業の付加価値の整理をお手伝いしました。また、ターゲットやコンセプトを提案し、その設計をお手伝いしました。そして、任期終了前にテストマーケティングをされることを提案しました。プログラムのプレ実施の設計や打ち出しをお手伝いしました。岡崎市も力をいれて売り出している岡崎の奥座敷「オクオカ」での起業を、今後もお手伝いしていきたいと思っています。オカビズ相談の様子1オカビズ相談の様子2■岡崎ビジネスサポートセンター岡崎市が2013年に設立した、売り上げアップに特化した中小企業のビジネス相談所。10年間で約3,800社、約24,500件の相談を受ける。常に予約でいっぱいなことから、「行列の絶えない相談所」とも評される。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「北海道グランクラスの旅」です。僕は今、「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」で日本各地のライブハウスを巡っています。10月には北海道で2か所、函館と札幌で公演を行いました。東京から北海道に行こうと思う時、みなさんはどの交通機関を利用しますか?今回、僕のたっての希望で新幹線で函館まで行きました。そうです、僕は飛行機移動があまり得意でないんです。新幹線であれば地にしっかり接したままで移動ができます。この安心感はなにものにも代えられません。あと青函トンネルも通ってみたかった。東京から函館までは4時間ほどでした。飛行機は乗ってしまうとどこをどう移動しているのか、距離感の把握や実感があまりないのではと思います。でも、新幹線は常に景色が流れています。車窓からの景色を眺めながら移動することで、遠征ツアーに出ているなあというのを噛み締めながら移動できてとても良かったです。しかも、今回は事務所の粋な計らいでグリーン車のさらに上の車両、グランクラスで移動させていただきました。グランクラスはすごいです。おしぼりがもらい放題ですし、飲み物もいただき放題です。しかし、僕はどうしたことか、最初席についた時にアテンダントの方がメニューを持ってきてくれたのですが、ついうっかり「大丈夫です」と断ってしまい、その後、一切の飲み物をもらうことができませんでした。ずっと自分で持っていったペットボトルのお茶を飲んでいました。飛行機でもそうですが、僕はこういう時のアテンダントの方との交流が苦手。できるだけ接触しないようにしたいと思ってしまいます。この時も、塩チョコを配るという撒きイベントがあったので、それだけは丁重に受け取り、それ以外は自分の殻の中に閉じこもっていました。グランクラスのシートは全席独立型で、ゆったり包み込まれるデザイン。プライベート空間がしっかり守られています。僕のような性格の人間には非常にありがたかったです。フットレストもめちゃめちゃ上がるので、ほぼ水平で寝られるくらいリラックスできます。インテリアも上質で高級感があってとっても良かったです。到着したのは、初めて訪れる函館。いつか住んでみたいとずっと憧れていた土地なので、訪れることができて本当に良かった。やはり海鮮が新鮮で、なかでもいくらのお寿司が非常においしかった。住んだら食べすぎて痛風になりそうです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年12月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年12月18日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「6年目の変化」です。この連載がスタートしたのは、2017年12月6日です。今号のananの発売日が2023年12月6日ですから、連載を開始して丸6年経ったことになります。いや、自分のことながら、こんな長い間、よう話すことあったなと思います。連載の過去の発言を振り返ってみると、今も変わってないなと同意できる部分と、当時とは考え方が少し変わってきているなと思うところもあります。6年もあれば人の考え方が変化することも、そりゃあります。まずは、それくらい長い期間、連載をさせていただいていることに感謝しています。みなさん、いつも読んでいただいてありがとうございます。若い頃は尖っていたミュージシャンやバンドが年齢を重ねてまるくなることはあるし、好みがガラッと変わることもある。僕は一人でやっているので、あまり大きなブレはないと自負していますし、自分の発言に整合性を持っていたいと常に意識していますが、それでも先ほど言ったように、考え方が変わるところもあります。最近の例で言うと、この連載でも宣言していた自分自身の目標に関すること。〈さいたまスーパーアリーナ〉でワンマンライブをすることに次いで僕が目標にしていたことの一つに、「オリジナルアルバムを10万枚売る」というのがあったと思います。この目標について、僕は連載初期に強く語っていたと思います。でもこの5~6年あまりで、CDメディアをめぐる環境は大きく変わりました。5年前も音楽のストリーミングサービスはありましたが、2023年現在、それがより浸透し、CDを10万枚売るということがより難しく、厳しくなってきている。だから僕はこの10万枚という数字を意識することから離れようと今は思っています。大きな変化と思う方もいるかもしれませんが、胸を張ってグレートエスケープさせてもらいます。この連載だけでなく、ファンの方に向けてもこの目標を達成したいと宣言したこともあります。もちろん今だって10万枚売りたいという気持ちは持っています。でも、プライオリティの最上位にそれを置くよりも別のことを目標にしたい、と考えが変わりました。今の自分の作風ややりたいことを大事にしながら、できることに挑戦したい。そういうポジティブな変化なので「岡崎体育、変わったな」と言わず、引き続きやさしく見守ってください。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年12月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年12月10日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「今年いちばん響いた曲」です。先日、優里さんが1980年代の邦楽、全10曲をカバーしたカバーアルバム『詩‐80’s』をリリースされたというニュースを読みました。一体、どんな曲をカバーされたのだろう?と興味が湧き、曲目リストを調べてみたのですが、その中の一曲に「大きな玉ねぎの下で」がありました。この曲が爆風スランプさんの名曲のひとつであることは知っていましたが、そういえば曲をきちんと聴いたことがない。せっかくだから原曲に触れてみようと聴いてみたんです。そうしたら…この曲、めちゃくちゃいい!なにこれ!と響きまくりました。今年、いちばん響いた曲かもしれません。この曲の主人公は、遠く離れたペンフレンドのために貯金箱をこわして一枚のチケットを送ります。“大きな玉ねぎ”とは武道館の屋根にある飾り“擬宝珠”のこと。主人公は、武道館のライブでずっと会いたかった、会えなかったペンフレンドとついに対面できると心をワクワクとさせています。…でも、彼女は来なかった。アンコールの拍手を背に主人公は会場をあとにします。そのあとの、ひとりさみしく歩く風景の描写、心情の切なさが実にしみじみと見事です。武道館の象徴である擬宝珠を“澄んだ空に光る玉ねぎ”とかわいらしく表現することで、悲しさをどこか柔らかくしているところもとても粋ですし、素敵だなと思いました。歌詞も素晴らしいのですが、ストーリー展開に合わせて演奏のアレンジも変化させているのではないか、とも感じました。曲の途中にギターソロがあるのですが、その音はまるで歌詞の主人公が聴いているようなギターソロなんです。リバーブが効いたギターの音はこの曲の中でちょっと異質です。でもそれは、主人公がいる物語中の武道館で行われているであろう、ミュージシャンのライブの中の音なのだと思うとハッとさせられます。彼女の席は空席のまま、彼はひとりライブを観ながらそのミュージシャンのギターを聴いている…。そんな切ないシーンが頭に浮かび、とてもグッときました。これはもちろん僕の勝手な考察かもしれません。でも、そこまで想像させてくれるめちゃくちゃ泣いているいいギターソロなんです。この曲をあらためて深く聴いてみて、爆風スランプさんの神髄を感じましたし、なんで俺がカバーしてないねん!と思いました。優里さん、教えてくれてありがとう。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年12月02日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ティーンエイジャー」です。10代の少年少女を指す、ティーンエイジャー。常に新しいものを発見し、ムーブメントを起こすのは、このジェネレーションです。特に今は速度感が命のSNS時代。流行は分単位…いや秒単位で変化していきます。ここ2~3年は彼らのマインドに合うものを理解していないといけないぞと、正直、意識の感覚を強めていました。それで気づいたのは、今はバズるためにはとにかく分かりやすさが最重要だということ。歌詞でもメロディでも、そこまで言わなくていいやろ…というところまで言い切ってしまうのがポイントです。曲の展開も分かりやすい方がウケます。流れが早いので、その分、パッと見、パッと聴きで分かるように情報が開示されていないと伝わらないんです。平成元年生まれの僕は、つい言葉にできない感情やないまぜになった気持ちを、行間でくみ取ってほしいと思ってしまいます。それをもったいないなあ、ワビサビがないなあと思ってしまう僕は、やはり今のティーンエイジャーの感性ではないですね。30代だから仕方ないです。30代にできることで勝負するしかないですよね。僕が作曲を始めたのも、ティーンエイジャーの時でした。今でも覚えていますが、初めて作ったのはイエティがテーマの曲。みなさん、イエティはご存じでしょうか。日本語で言うところの雪男で、ヒマラヤに生息するといわれている全身が白い毛に覆われているUMA(未確認動物)です。14歳のころ、テレビ番組でイエティ特集を見て、そこからイエティが人里に下りてきて、里の人間に恋をするけれど撃ち殺されてしまうという内容の歌詞を書きました。当時、僕はニンテンドーDS用ゲーム『大合奏!バンドブラザーズ』で作曲をしていました。ゲームがまだ残っていればその音源データも残っているはずです。でも、もう処分してしまったかもしれません。30代になった今思い返すと、なんでそんなテーマを選んだのかもよく分かりません。でも、テレビで見たもので一気に発想してその衝動のまま1曲作るって、なんかすごいパワーがあるなあと感じます。大人になるともう少し動機づけや仕事だからやらないと、という経緯が必要になってしまいます。後先考えないでモノ作りに没頭できるのもこの世代ならではの強みかもしれません。そう考えると、やはりその感性はすごく貴重だし、ちょっぴりうらやましいなと思ってしまいます。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年11月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「美容男子」です。美容男子という四字熟語が巷を賑わせています。男性だからとか女性だからとか関係なく、美容の話をするのが今の時代です。そんなわけで、岡崎体育は美容に目覚めました。そもそも、テレビやステージなど人前に出る仕事です。当然、人の目が気になります。肌をきれいにしたい、見た目を整えたい。そういう意識に目覚めるには、なんならちょっと遅すぎなのではないかとさえ思います。で、何を始めたのかというと、なじみのメイクさんに化粧水、乳液、美容液を教えていただき、そのおすすめブランドの基礎化粧品のラインを一気買いしました。まあまあの金額になりましたが、そこは目覚めましたので、がんばりました。肌のいちばんの天敵は紫外線です。シミやシワはそこから生まれ、肌の老化現象が進みます。それを食い止めるにはビタミンCが必須だと、メイクさん。僕がメイクさんに教えてもらったおすすめブランドのシリーズは、このビタミンCの高浸透技術がすばらしいのだそうです。肌をターンオーバーしながらシミやシワを改善する効果がのぞめるのだとか。実際、朝晩に使い始めてから、肌の調子がいいです。回復の兆しを感じています。いい感じになってくると調子に乗るもので、そこからクレンジングバームや酵素パウダー、メイク落としなど…どんどん買い揃えています。買えば買うほど、自分がレベルアップしているようでワクワクします。毎日、お風呂上がりには化粧水をパッティング。週に2日はクレンジングバームをし、毛穴の黒ずみなどのケアも忘れません。やればやるほど美容への意識は高まります。肌がきれいになってくると今までは気にもならなかった脂漏性角化症、いわゆるイボがあるのも気になるように。これはもう美容皮膚科案件です。イボの切除やシミをピコレーザーでとるという話にも興味が湧いてきました。最近では、うちのマネージャーの松下と「いつイボとりに行こうか?」と相談するまでになっています。なんだかやっといいお金の使い道を見つけたなと思っています。美容の意識はもっともっと高めていきたいです。ステージの照明ってけっこう日焼けするんです。年季の入ったライブハウスだとライトがLEDじゃないからめっちゃ焼ける。これからはステージの最中に、水分補給だけでなく化粧水のパッティングタイムをとろうかなと思っています。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月22日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年11月20日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「地方の壁」です。いわゆる“推し活”をする際、地方在住の方々にとっては“地方の壁”があるといわれています。自分の住む地方では推しの出演する番組が放送されなかった、推しのイベントが都市部でしか開催されず遠征費がかかる、発売日が他のエリアと違って1日以上遅れる…など、地方に住んでいるがゆえに恵まれない状況であることを指す、悲哀のある表現だそうです。ミュージシャン側からみても“地方の壁”はあります。僕たちミュージシャンは全国でライブを開催します。そうすると、こっちの地方はお客さんがたくさん集まってくれやすいけれど、あちらの地方だとどうも集客が弱い…と、地方によってかなり差が生じてしまいます。僕の場合は、もともと活動のベースだった京都や奈良などホームといえるエリアはチケットが売れなくて困るということはあまりありません。一方で、東北や北陸などこれまであまり回ることができていなかったエリアだと、なかなか集客に勢いが出ないという現実にぶち当たることがあります。人が集まらないとライブはできない、でも、ライブをやらないとその地方に僕のファンの方は増えません。これは悩ましい壁です。通常、こういう地方をくまなく回る顔見せ興行みたいなことは、デビューしたてのころにしておくべきことです。僕は、生来の出無精の性格がたたって、デビュー当時、東名阪でしかライブをしてこなかった。もう少しがんばっても、福岡や広島、札幌、仙台に足を延ばすくらい。7大都市で精一杯でした。それ以外の地方に在住するみなさんには「比較的近い都市に出てきてください」とお願いすることしかできていなかったんです。その結果、ライブハウスツアーを開催するとこれまで回れていなかったエリアでは、集客が厳しい結果になるという“岡崎体育の地方の壁”を作ってしまいました。現在、僕が取り組んでいるライブハウスツアーは、その壁をなくすためのものです。お客さんが集まりにくいとしても地方のみなさんが住む場所一つ一つを丁寧に回って、「僕のライブ、楽しいのでぜひ観に来てください」と、こちらが足を運んでお願いするしかない。そう思って取り組んでいます。なので地方にお住まいのみなさん、近くのライブハウスで僕の名前をみかけたら1回だけでもいいので遊びに来てください。いいセットリストを組んでいますし、損はさせないと思います!おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年11月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「続・早起き」です。以前、この連載で“早起き”をテーマにしたのは『おはスタ』のレギュラーが決まったばかりのころでした。早朝の生放送でいつか遅刻をしてしまいそうだと心配をしていたわけですが、今のところ『おはスタ』では遅刻をせずに済んでいます。ところが先日、別の番組、ラジオの生放送で思い切り遅刻をしてしまいました…。なんと、1時間40分の大遅刻。完全に僕の寝坊が原因です。眠りが深くなりすぎてしまい、アラームが鳴っていることにまったく気がつきませんでした。本当に社会人としてこれはいかんなと猛省しました。ミュージシャンって一般的に朝が弱いイメージがあるのではないかと思います。午前中なんて起きてなさそう。だからちょっとくらい遅刻しても、まあそういうものか、と思われてしまう。でも、それはまったくの甘えだと思います。言った時間にはきちんと集合しよ、とみんなに言いたいです。もちろん僕もそうでないといけません。なぜ、ミュージシャンは遅刻しがち(というイメージ)なのかというと、生活のリズムが整っていないことが大きな原因なのではと推測します。僕の場合もそうですが、日によってスケジュールがまったく違います。『おはスタ』の日は朝の4時半に起きますし、深夜まで作業をしていると昼過ぎに起きることもある。何かの撮影があると夜中の3時に帰宅することもあります。うちのマネージメントは優秀なので、僕の睡眠時間を確保するスケジューリングをいつも意識してくれています。1週間の生活リズムの一定化は難しいですが、前の日が遅かった翌日は午前中の仕事を入れないでいてくれるとか、僕が寝不足にならない、体に無理をさせないスケジュールを配慮してくれます。それに僕は、ライブのあと眠れないんです。アドレナリンが大量に放出されてしまっているせいか、興奮状態が続きなかなか寝つけません。なので、ライブが連日あると、どうしても寝不足になってしまう結果に。ミュージシャンとしては、これはどうやってリセットして、いい睡眠がとれるかを追求したいところです。大谷翔平選手は睡眠をとても大切にされていて、毎日最低でも8時間、睡眠をとられていることで有名です。早起きをするためには、その前にいい睡眠をどうすればとれるかを考えるのが肝心かもしれません。まずは、フワちゃんにおすすめしてもらった噂のマットレスでも買おうかな…。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月8日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年11月04日地域総合経済団体である岡崎商工会議所(所在地:愛知県岡崎市竜美南1-2、会頭:大林 市郎)は、岡崎商工会議所 徳川家康公 岡崎プロジェクトの主導のもと、2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、大河ドラマへの気運を盛り上げ、地域振興につなげるための歴史講演会を2023年12月1日(金)に岡崎商工会議所 1階 大ホールで開催します。イベント詳細: 歴史講演会 第8弾 開催のご案内■「歴史講演会」開催の背景大河ドラマ「どうする家康」の放送を機に、265年もの長きに亘る天下泰平の世の礎を築いた徳川家康公に注目が集まっていました。これを契機に、徳川家康公の偉業を学ぶ機会として、徳川家康公生誕の地 岡崎の地元事業者はじめ、従業員等や大河ドラマの放送を楽しみにしている方に向け、ドラマの予習や展開に合わせた講演会を開催しています。〔参考:第1弾2022年2月7日~第8弾2023年12月1日〕■第8弾『大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~』について本講演会では、「大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~」をテーマに、豊臣氏との最後の激突、戦国の終焉を示す大坂夏の陣について説明します。前回の第7弾(テーマ:三河武士たちの関ケ原)は、614名(会場:172名、オンライン:146名、オンデマンド配信:296名)の方々にご聴講いただきました。過去の講演会録画は、岡崎商工会議所公式YouTubeにて公開しています。〔過去7回分の累計再生回数 24.5万回(2023年10月31日時点)〕公式YouTube: ■『岡崎商工会議所 徳川家康公 岡崎プロジェクト』について2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送決定を契機として、岡崎の魅力ある地域資源を全国へさらに発信・誘客し、会員事業所全体で盛り上げるため2021年7月27日に発足しました。〔座長 太田 健介副会頭(太田油脂株式会社 代表取締役社長)〕■開催概要イベント名 :大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~開催日時 :12月1日(金) 18:30~20:30参加方法 :(1)会場での聴講(定員200名) ※申込先着順岡崎商工会議所 1階 大ホール(〒444-8611 愛知県岡崎市竜美南1-2)(2)オンライン聴講(講演4日前に、参加URLをメールにてお送りします)(3)オンデマンド配信(講演一週間後を目途にメールにてご連絡します)会場アクセス:【名鉄東岡崎駅から】※バス(1)南口バスターミナル11番のりばから「竜美丘循環」(乗車10分)【保育園前】下車 徒歩2分(2)14番のりば美合(商工会議所前・緑丘経由)、緑丘(商工会議所前・上地三丁目経由)行(乗車8分)【商工会議所前】下車 徒歩2分【JR岡崎駅から】※バス(1)東口バス停より、名鉄バスに乗車「東岡崎」「大樹寺」「大門」「滝団地」「東名岩津」「奥殿陣屋」行(乗車時間8分)【岡崎警察署前】下車、国道248号線沿いに南下し、イオン岡崎ショッピングセンター前の信号向かい側の5階建てのビル(徒歩8分)参加費 :無料主催 :岡崎商工会議所・徳川家康公 岡崎プロジェクト共催 :全国家康公ネットワーク申込方法 :以下URLより、必要事項をご入力ください。【申込フォーム】 公式サイト :【特設サイト】 <岡崎を発信するツールとして人気>■オリジナル手ぬぐい『家康公岡崎絵巻』について岡崎市内在住のペン画家 柄澤 照文氏により、岡崎在城時代(生誕~6才、19~29才)の徳川家康公にまつわる出来事が描かれた、生誕地 岡崎ならではの手ぬぐいです。普段使いをはじめ、岡崎の手土産やプレゼントなど幅広くご利用ください。【手ぬぐい販売先(19ヶ所)】(1)お休み処 いちかわ (2)まるや八丁味噌 (3)大樹寺(4)カクキュー八丁味噌 (5)岡崎市観光協会 (6)彩雲堂(7)オカプレ・マーケット (8)道の駅「藤川宿」(9)観光みやげ店「おかざき屋」 (10)大庭園露天風呂おかざき楽の湯(11)岡崎ニューグランドホテル (12)大正庵釜春本店(13)みんなの笑会場 さくらこ。 (14)大賀屋呉服店 (15)正文館書店 本店(16)正文館書店 シビコ店 (17)新美時計店(18)らんパーク(株式会社太田商店) (19)岡崎商工会議所販売先詳細: 手ぬぐい『家康公岡崎絵巻』活用例「ドリンクホルダー」活用例「ティッシュカバー」■LINEスタンプ『金色の鎧姿の元康くん』について桶狭間の戦いで、金陀美具足(きんだみぐそく)の鎧を身に着けた若き徳川家康公(当時:松平元康)をイメージしたイラストに、書家 丹羽 勁子氏のしなやかで力強い文字が添えられたスタンプです。会社の方々・ご家族・ご友人とのコミュニケーションツールとして、仕事やプライベートでぜひご活用ください。【スタンプ(1セット 8種類)】購入サイト: LINEスタンプ 見本(3種類)■会社概要商号 : 岡崎商工会議所法人番号: 1180305000908代表者 : 会頭 大林 市郎所在地 : 〒444-8611 愛知県岡崎市竜美南1-2設立 : 1892年11月15日事業内容: “商工会議所法”により運営される地域総合経済団体URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】岡崎商工会議所 総務企画部 広報観光・商業振興担当TEL : 0564-53-6161MAIL: kankou@okazakicci.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「パラレルワールド」です。僕はスポーツ観戦が好きです。今年は、印象に残るスポーツの名場面がいくつもありました。そういうシーンを目の当たりにすると、もし僕が大谷翔平選手だったら、渡邊雄太選手だったら、伊東純也選手だったら、どんなプレーをするんだろうかと想像してしまいます。野球選手だったらめっちゃ盗塁するタイプがええな…など、勝手な“パラレルワールド”に浸っています。みなさんは、そういう妄想をしませんか?スポーツ選手だったら…、というのはちょっと飛躍しすぎたかもしれません。スポーツ選手以外だと、映画監督だったらという妄想もよくします。もともと僕は中高生の頃、映画監督になりたいという夢を抱いていました。立命館大学に映像学部があり、そこで学びたいと具体的に思っていたくらいです。でも、調べていくうちになかなか学費が高いことがわかり、母子家庭の我が家では目指すのが厳しいのではないかと諦めました。でも、もしあのとき受けていて合格していたら…、今とは違う夢を追いかけていたのでは?と考えることがあります。とはいえ、もし映画監督の道を進んでいたとしても、とても厳しい世界です。道半ばで、たぶん助監督になって数年くらいとかでドロップアウトしていたかもしれません。幸運なことに今僕は、演者として映画作品にかかわれる職種につきました。映画の現場は少ないですがいくつか経験させていただいています。どの現場でも、スタッフさん…特にさまざまな役割をこなさないといけない助監督さんは、めちゃくちゃ大変そうです。映画監督になりたい、と夢を抱いていた頃はそんな厳しい現実を知りもしないですから。現実のこととしてぶち当たっていたら、どこまで夢を追い続けることができたのかはわからないな、とも思います。でも、今回のテーマのパラレルワールドはあくまで妄想。別の世界の話です。頭の中で考えているだけなら誰もが自由に発想して好きな職業に就くことができます。僕が映画監督だったら、山﨑努さんばっかり使う映画監督になりたい。この映画監督といえばこの俳優、みたいな名タッグってあるじゃないですか。あれに憧れるんです。山﨑努さんを主人公に、シリアスなもの、コミカルなもの、ハートウォーミングなもの…たくさん撮ってみたいです。どんな人物像がいいかと考えるだけで楽しいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「マルチプレイヤー」です。一般にマルチプレイヤーとは複数の楽器を演奏できる音楽家のことですが、そこから転じて、複数の役割をこなせる人のこともマルチプレイヤーと呼ぶと思います。芸能の世界でも、マルチに活躍されている方が多いですよね。俳優さんや芸人さんが歌を歌って音楽活動をしているだけなら昔からあることですが、最近では本格的にバンドを組んで、楽器の演奏や作詞・作曲などをとても見事に手がけている方もいらっしゃいます。そうやって、お芝居の世界も、お笑いの世界も、音楽の世界もシームレスで自由に行き来ができることは本当に素晴らしいことだと思います。僕自身も、ミュージシャンでありながら、お芝居の仕事をさせていただいたり、バラエティ番組に出演させていただくことがありますが、どの現場でも温かく迎え入れてもらえるのはありがたいことだなと思っています。いろんな人が、いろんな場所で自分の才能を存分に発揮できる世の中は、芸能の世界に限らずそうあるべきだと思います。学生の部活だって、野球部に入ったら野球だけとか縛らないでいいんじゃないか、と僕は思うんです。スポーツが得意な子は多分、どのスポーツだって得意。野球部と陸上部とバスケットボール部を掛け持ちしたっていい。いろんなことにチャレンジしてみて、その中でもこれがもっともやりたい、得意だなというのを見つければいい。大谷翔平選手だって二刀流で注目を集めました。どれか1つだけになんて絞らなくていい、できることはなんでもチャレンジしたほうが個性が伸びるというのは、新しい時代のひとつの価値観だと思います。それに、やってみないと自分に向いているか向いていないかなんてわからないです。僕も以前、とあるフェス会場のバックステージにダーツの機械が置いてあって試しに投げてみたら、めっちゃダーツがうまかった。その後、関ジャニ∞の丸山隆平さんにダーツバーに連れていってもらったのですが、その時もやっぱりすごく高得点をあげることができた。自分でまったく気づいてなかったですが、ダーツの才能が僕の中に眠っていました。いろんなことに挑戦していれば、自分にはこれが向いているという“なにか”に、いずれ出合えると思います。それがたくさん見つかれば、マルチプレイヤーになることだって夢じゃないと思います。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)がスタート!※『anan』2023年10月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月20日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ソニー製品」です。僕が所属しているレコードレーベルはソニー・ミュージックレーベルズのSMEレコーズです。マネージメントをお願いしているのもソニー・ミュージックアーティスツという会社です。ミュージシャンとして拾っていただいた当初からずっと変わらずソニーにお世話になっています。そうである以上、音楽を聴く製品に関してもソニーグループのものを使わせていただこうと、大きくひっくるめたところの“自社”製品を愛用しています。最近買ったものでいうと、ワイヤレスイヤホンを購入しました。普通に家電量販店へ行って試聴をしてみて、これがいいなと思って買いました。〈LinkBuds(リンクバッズ)〉というBluetoothイヤホンです。低域もしっかりとしていて音質のバランスがとてもよく、フラットで聴きやすくて気に入っています。イヤホンは、低音を効かすなどイコライザーを細かく設定することができるものやさまざまな種類があるので、試聴は必ずして、自分に合うものを見つけるのがいいと思います。〈LinkBuds〉は価格もお手頃だし、おすすめです。今、アルバム制作の真っ最中ですが、できあがった曲は家のスピーカーやマスタリングスタジオの冷蔵庫みたいにでっかいスピーカーでまず試聴して細かなところまでチェックします。でも、その後にスマホに落としてワイヤレスイヤホンで聴く作業も必ずやります。音楽を聴く環境は人それぞれですが、多くの人がイヤホンやスマホ内蔵のスピーカーで聴いているんじゃないかと思います。なので、みなさんが最も聴く状態と近い環境下で、どう音が鳴っているかを確認するのはとても大切な作業なんです。あとは、新幹線の移動時間もワイヤレスイヤホンで音楽を聴いていますね。家のオーディオ環境でいうと、楽曲を制作する仕事部屋で使用しているスピーカーはフランスのFOCAL(フォーカル)のもの。これは、僕が上京したばかりのころ、音響マニアである橘慶太さんが僕の耳に合うものを選んでくれたものなので他社製ですが、リビングに置いてあるのはやはりソニー製のコンポです。仕事部屋はあくまで仕事として音楽を聴くための場所なので、ゆったり落ち着いて自分のために聴くときにはこのコンポで音楽を流します。これも、みなさんご存じの家電量販店で普通に買ったものです。音楽は作るのも、聴くのもぜひソニー製でお願いします!おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)がスタート!※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月15日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「『OT WORKS III』余談」です。10月4日に僕のタイアップ作品を集めたアルバム『OT WORKS』シリーズの最新版『OT WORKS III』が発売になりました。アルバムの内容については、この号の後ろの方にあるEntertainment Newsでお話しさせていただきました。1ページも割いていただいています。anan編集部のみなさん、いつもありがとうございます!なので今回の連載ページでは、普段話せないアルバムの余談をご紹介できればと思います。なかなか語る機会がないのですが、このアルバムシリーズでは毎回ジャケットに動物が登場しています。みなさんお気づきだったでしょうか。今回は雷鳥と牛です。この発想は、僕と母が大好きなイギリスのバンドQueenのアルバムジャケットから得ました。エンブレム風のデザインのものがあり、それがかっこいいなと思っていて、いつか自分のアルバムでもやってみたいと思っていたんです。Queenのエンブレムにはライオンが2頭描かれていた。それが僕のアルバムだったら何だろうと考えた結果、『OT WORKS』でエンブレムを支えるワニとペンギンになりました。ペンギンはみなさんご存じ、僕のステージ上唯一の友だち“てっくん”。それと「感情のピクセル」という曲の中で登場する“ワニさん”。岡崎体育楽曲由来の動物ということでこの2つが選ばれました。これらがその後も踏襲されるのかと思いきや、『OT WORKS II』ではタヌキとキツネに変わっています。これは、アルバム収録曲のビッケブランカさんとのコラボレーション曲「化かしHOUR NIGHT」に由来しています。うまいこと動物にちなんだ曲があってよかったです。そして今回の3枚目、収録曲のどこかに動物がいないか!?と探したところ、僕がテーマソング「富山におるちゃ」を書き下ろしたマスコットキャラクター“きとっピ”のたからものが雷鳥のポーチ。そして、ヤバイTシャツ屋さんと初コラボした「Beats Per Minute 220」はレッドブル主催のイベントで生まれた曲。レッドブルのロゴに描かれているのは赤い牛…なんとか動物2つ見つけました!今後のタイアップで都合よく動物がやってきてくれるのかどうかは分かりません。『OT WORKS IV』のためにぜひパンダの曲とか書きたいところです。和歌山のアドベンチャーワールドさん、テーマソングを欲していませんか?オファー、お待ちしております!おかざきたいいくアナログ盤12インチシングル『サブマリン』を10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」が、10/7からスタート!※『anan』2023年10月11日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月07日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「モチベーション」です。みなさん、モチベーションはどうやって上げていますか?人生にはさまざまなターニングポイントがあると思います。熱中しているスポーツの大会や受験、就職活動など、ここぞという頑張りどころではモチベーション=やる気を高めて取り組まないといけない。今、僕もまさにその意識を高めないといけない最中にいます。オリジナルアルバムを制作中なので、そこに向けて集中しないといけないのですが、どうやって日々のモチベーションを上げればいいのか、いまいち掴めずに過ごしています。これは持論ですが、人間は生まれてくる時にもっとも“やってやる”という気持ちがあるのではないか。心地よい羊水に包まれた安心安全な母体から出て、苦しい産道を通り生まれ出てくるって、どれだけ強い意欲があるのでしょうか。「生きるぞ!」という人間としての原動力、命の叫びを感じます。最初にあっただろう、そんな強いモチベーションを今こそ僕は取り戻したいです。人間も30年ほどやっていると、疲れたとか休みたいとか、ちょっとだけ寝たいなどが、どうしても先に出てきてしまいます。頭ではもっと作品に磨きをかけたい、もっと頑張って制作に打ち込みたいと思っていますが、頭と体の求めることの乖離がすごすぎます。どうすれば強いモチベーションを保てるのか、知りたいと思っています。一つ、やる気を保つために大切なことは、目標を明確に掲げることではないかと感じています。受験や就職などは「この学校に入りたい」「この会社で働きたい」という明確な目指す先があります。デビューした当時の僕の目標は「30歳までに〈さいたまスーパーアリーナ〉でワンマンライブをする」でした。これも、受験や就職と同じで、かなり明確で努力の方向性を定めやすい良い目標だったと思います。目標を立てる時に大事なのは、それを実現するために何をすればいいのか、わかりやすく道筋が見えていること。道筋がわかっていると、どうすれば効率よく目標に向かっていけるかもわかります。そのことがモチベーションアップにも繋がります。今の僕には、それが足りないのかもしれません。今の最大の目標は「紅白歌合戦に出場する」こと。そのための道筋には一体、どんなルートがあるのか?いい楽曲、いいアルバムを出すことが一つの道筋になると信じて、モチベーションをがんがん上げていきたいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年10月4日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月30日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が30日(15:30〜)、さらば青春の光・東ブクロを探す大型かくれんぼ企画『東ブクロを探せ! 100万円かくれんぼ』を開催する。関東のとある場所にて、30日15時半より実施されるこのかくれんぼ企画は、事前に選ばれた挑戦者たちが参加。制限時間内に東ブクロを見つけ、東ブクロが持っているぬいぐるみ「イチナナベイビー」を最初に触った人には、賞金100万円が贈呈される。また、当日のかくれんぼの様子はライブ配信され、リスナーも楽しめる様々な企画も用意。公式番組X(Twitter)「@17LIVEkakurenbo」でも、随時かくれんぼ企画のルールや楽しみ方が公開されている。
2023年09月26日東京という地名から思い浮かべるのは、どんな景色だろう。葛飾区出身のかつしかけいたさんによる『東東京区区(ひがしとうきょうまちまち)』は、「東東京」を一緒に歩いているような気分になれる一冊だ。他者の視点が自分の視点を豊かにする、再発見の街歩き。「もともと街歩きが好きで、いつかそれをテーマにしたマンガを描いてみたいと思っていました。しかもここ数年、葛飾区在住のエチオピアの方やムスリムの方と交流する機会が多く、マンガにするならそういった人のことも描きたかったのです」インドネシア人の父と日本人の母を持ち、大学で社会学を専攻するサラは、立石の商店街にあるエチオピア人が営むカフェで、8歳の少女・セラムと出会う。そして店を空けられない母の代わりに、セラムに付き添って墨田区にある父の仕事場に忘れ物を届けることに。方向音痴のサラが悪戦苦闘していると、街歩きが趣味の中学生・春太がやってくる。「普通の人とは少し違うところのある3人で、世代もバラバラですが、トリオだと立体的なバランスで面白くなりそうな気がしました」3人が歩くのは東京スカイツリーのある押上や、『男はつらいよ』の舞台となった柴又、駅前の再開発が進む立石など。歩きながら、その土地の歴史や文化だけでなく、思わぬ本音などいろんな会話が飛び交う。「場所を決めたら実際に歩いてみて、地域の図書館などで調べ物をして、3人だったらどんなふうに動くのか想像しながらストーリーを組み立てます。マンガを描くのと同じくらい、調べる時間も好きなんですよね」観光地然とした風景はほとんど出てこないのも特徴で、スカイツリーのようなランドマークも、なじみのある風景のひとつとして描かれる。「3人はルーツは違うものの東東京出身なのですが、ここで育った人が改めて街を見るという視点を大事にしました。よその地域から来るほうが、発見や驚きを表現しやすいのかもしれないですけど、暮らす人の視点で描く街歩きがあってもいいんじゃないかなと感じていたので。東東京は下町情緒溢れるエリアとしてメディアで紹介されがちですが、もっと生活者のリアリティに寄せれば、ある種のステレオタイプとは違うものが描けるはずだと思いました」たとえ知らない土地のマニアックな知識だとしても、好奇心をくすぐられるのは、街やそこを歩く3人が魅力的に描かれているからこそ。「読んでくれた人が、自分の地元をちょっと歩いてみようと思うきっかけになったら、うれしいですね」かつしかけいた『東東京区区(ひがしとうきょうまちまち)』1ムスリムの大学生、エチオピア人の小学生、不登校の中学生。世間の普通とはちょっと違う区区(まちまち)な3人が、東東京の魅力を再発見。トゥーヴァージンズ1210円©かつしかけいた/トゥーヴァージンズかつしかけいたマンガ家、イラストレーター。2010年頃より地元葛飾周辺の風景を描いたマンガ作品を発表。雑誌や書籍の挿画なども手がけている。本作が初の連載作品。※『anan』2023年9月27日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年09月23日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「夜食」です。夜食を作って食べるのが好きです。最近は、人間ドックの結果が悪く、かかりつけの病院の先生に太りすぎないようにと注意をされているので、目玉焼きを一つだけとか、カロリーを摂りすぎないように気をつけつつ、夜食を楽しんでいます。夜食作りは実家にいた頃からの習慣です。作業が一区切りつくと、「よし作るか!」となります。作業が終わる時間次第で作り始める時間も変わるので、深夜のこともあれば、もうそれ朝ごはんやろ?という時間になることもあります。朝7時に食べれば、それから寝るとしても朝ごはんなのではないでしょうか。だめでしょうか。実家にいた頃は冷蔵庫に食材が豊富にあったので、玉ねぎ半分とか、余った食材を使ってどんな料理が作れるか工夫することが好きでした。なんでもみじん切りにしてチャーハンにするとか。卵と納豆パックを使った納豆だし巻きもよく作るメニュー。卵3個をといて、そこに醤油とだしを入れて、塩こしょうをちょっとして納豆をひとパック入れます。一気にかき混ぜてそのままフライパンでだし巻きを作る。これはタンパク質まみれなので、先生にも怒られないメニューかと思います。もう一つ、最近のお気に入りはカルボナーラ・ペペロンチーノ。ペペロンチーノは僕の得意料理の一つ。それに、生クリームと卵を加えるのが、カルボナーラ・ペペロンチーノです。生クリームを入れることで、ニンニクと唐辛子の辛味がマイルドになります。本来別々のメニューであるお互いのいいところを引き立て合ってすごくおすすめです。でも、これは高カロリーなので夜中に食べているとバレたら叱られてしまうかもしれません。でも、夜食作りは続けたいです。自炊はお金の節約にもなりますし。最近は宅配でなんでも届けてもらえるじゃないですか。アプリひとつで。とても便利なのですが、頼りすぎるのはよくないのではと思っています。スーパーに行って、食材を買って、料理をして、食べ終わったら洗い物をする。そういう、人として社会性のある生活習慣を守っていきたい。面倒だから、お手軽だからと便利なものばかり利用していると人としての尊厳まで失われてしまうのではないか、と危惧しています。浮世離れしがちなミュージシャン業だからこそ人間らしい生活感に立ち返れる夜食作りを大切にしたいです。病院の先生には、多少目を瞑ってもらいたいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月21日岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(所在地:愛知県岡崎市、センター長:高嶋 舞)がサポートをする岡崎市の機材レンタル業・株式会社トーワレンテック(所在地:岡崎市真福寺、代表取締役:石田 哲也)では、優秀な人材を採用するために福利厚生の充実に努めており、新しく「無限整体」が2023年9月5日に開始し、福利厚生の数が30個になったことをお知らせいたします。「無限整体」は、56歳にして未だ現役であるサッカー界のレジェンドと専属契約をしていたスポーツ整体師の施術を回数無制限で受けられるもので、そのほかにも、ジム通い放題、プロテイン飲み放題、お米や野菜の支給、おやつや熱中症対策の飲み物・塩タブレットの支給などの福利厚生があります。トーワレンテック■背景/企業の51.4%が「人材不足」の一方で人材過剰な職業も。ミスマッチが課題。・帝国データバンクの「人材不足に対する企業の動向調査(2023年4月)」によると、企業の51.4%で「人材不足」・一方で一般事務や会計事務、運搬や清掃・包装等の職業では人材の余剰が発生している(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況について」)・企業と求職者の間で求める能力や資格、労働条件などにミスマッチがある■概要/“無限整体”、米の支給、プロテイン飲み放題も!充実しすぎている30項目の福利厚生・当社では採用力や定着率向上のために30個の福利厚生を用意・「若いときに資産をつくってほしい」との思いから衣食住にわたってサポートする・代表の石田がサラリーマン時代に不要だと感じていた会議や朝礼などをなくすなど福利厚生の充実以外にも職場環境の改善に努めている<福利厚生の一覧>(1)社宅控除 (2)住宅控除 (3)制服・安全靴支給 (4)健康診断・人間ドック(5)資格取得控除 (6)奨学金控除 (7)中小企業退職金制度 (8)歓送迎会(9)社員旅行 (10)親睦会 (11)帰省手当(ガソリン代・ETC代)(12)インフルエンザ予防接種 (13)DX福利厚生サービス(14)フィットネス・スポーツジム (15)GYM・パワーラック社内完備(16)Office de YASAIサービス利用(冷凍食品・サラダ等50%OFF)(17)オフィスおかん(お惣菜100円) (18)熱中症対策ドリンク支給(19)熱中症アメ・グミ・inタブレット支給 (20)自販機無料購入(21)「空調服」・長袖インナーユニフォーム支給 (22)残業時食事補助(23)HAPPY RICE-DAY(誕生日に米をプレゼント) (24)静岡新茶(25)年越しそば・うどん、鏡餅配付 (26)社内バーベキュー懇親会(27)お中元・お歳暮 (28)災害時・有事備蓄食料保管 (29)プロテイン飲み放題(30)スポーツ整体師の施術を回数無制限に受けられる“無限整体”■事業者概要/株式会社トーワレンテック1958(昭和33)年創業。以来、愛知県岡崎市に根ざして東海エリアを中心に仮設ユニットハウスや仮設トイレ、各種OA機器、備品、業務用機器のレンタルサービスを展開。事業に必要なとき、必要な分だけを最短で調達できることが強み。建設現場事務所やイベント施設、住宅販売事務所などの用途で利用されている。屋号 : 株式会社トーワレンテック創業 : 1958(昭和33)年所在地: 愛知県岡崎市真福寺町牛落17-1事業 : 仮設ユニットハウス/エアコン/備品のレンタルおよび建設機械、空調設備の請負、メンテナンスHP : ■オカビズサポート採用に困っていると相談にお越しになりました。お話を聞くととてもたくさんの福利厚生サポートがあることに気づきました。社長がサラリーマンだった時に「このサービスが欲しい」そう思ったものを次々と積み重ねられているそうです。そこで、その福利厚生メニューをしっかりと打ち出し、知ってもらうことで、興味を持ってもらえるよう、アドバイザーも入りながらサポートをしました。>オカビズ オカビズの相談風景 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月19日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「キャンプ」です。キャンプと音楽は意外と密接な関係にあります。「フジロック」や「ライジングサン」などロックフェスティバルの登場から、フェスでテントを張ってキャンプしながら参加することが定番となりました。日本のキャンプブームの火付けには、このフェスカルチャーの浸透も大きく影響していると思います。ほぼ同時期に、この2つが日本の若者カルチャーに定着したように思います。最近は、ギアも手軽でおしゃれなものがたくさん出ています。先日、京都のロケ番組で見せていただいたのですが、空気を入れるだけで張れるテントなんかもあるんですね。面倒な骨組みをすることなく、ものの数分でパッとテントが立てられる。そういう気軽さが本気のキャンプ好き以外も「行ってみたい」と思わせる土壌になっているのでしょう。岡崎体育はといえば、ガチキャンプはしたことがありません。やりたい気持ちはありますが、初心者ゆえ何もわからないなか、一歩踏み出すことができないでいます。できれば最初は、キャンプ慣れしている方と一緒にやりたいところ…。さらにそれがミュージシャンだとベストです。ミュージシャンと一緒にキャンプに行くのは絶対おすすめだと思います。なぜなら焚き火の前で音楽を奏でてくれるからです。キャンプといえばいにしえよりキャンプファイヤー。火を囲んですることといえば当然、歌。それしかありません。それがプロのミュージシャンだったら最高ですよね。ギターで弾き語りとかしてもらいたいです。理想は奥田民生さんとか、山崎まさよしさんとか…。先輩方にずっとキャンプに付き合っていただくのは恐縮なので、焚き火だけ参加でお願いしたいです。焚き火前入り、焚き火後出のスペシャルゲストで、ぜひ参加していただけないでしょうか。…というのは冗談としても、いつかキャンプに行ってみたいです。自然の中に身を置くことでいろんなことから脱却できそう。クリエイティビティも刺激されそうです。キャンプ好きって今すごく多いですよね。だから「なんでそんなに好きなん!?」とその理由を知りたいです。一体、何をもたらしてくれるのでしょうか。でも行くとしたら高機能キャンプ場がいいです。温水洗浄機付きのトイレは必須ですし、しんどくなったときに駆け込める救護施設があるとうれしい…。こんな僕とご一緒していただけるミュージシャンキャンパーの方おられましたら、ぜひご連絡ください。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月16日30分並んで「子宝いぬ」とご対面(※画像は東貴博さんオフィシャルブログより)東貴博さんと安めぐみさんは2011年に結婚し、2015年3月に第一子の女の子が誕生。今年9月1日には第二子を妊娠中で来年1月頃に出産予定だと公表しました。東さんは夫婦で「戌の日デート」をしたとブログに投稿。「しかも今日は大安大安めぐみは?」とユーモアたっぷりに綴り、まずは築地本願寺にあるカフェにて、18品目のおかずとおかゆの朝食を楽しむという健康的なデートコースだったようです。朝食後、第二子の安産祈願のため、2人は安産祈願で有名な東京の水天宮に移動。そこで東さんは「安さまが御祈祷をしてもらっている間」に、安産祈願の“なで犬”をなでるために30分ほど並んでいたそうです。「無事に犬を撫でて安産祈願完了」と、なで犬をなでている夫婦ショットも公開しました。ちなみにこのなで犬は、正式には「子宝いぬ」と呼ばれているようで、犬の親子の像をぐるりと囲むように十二支の文字が刻まれた石が並べられているのが特徴。水天宮では「周囲を取り巻く十二支のうち自分の干支を撫でると安産・子授け・無事成長など様々な御神徳を授かる」との言い伝えがあるといいます。(※画像は東貴博さんオフィシャルブログより)戌の日の安産祈願はいつ行く?古くからの風習である戌の日の安産祈願ですが、そもそも戌の日の「戌」とは十二支にでてくる戌のことを意味しています。比較的お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する戌の力にあやかって、暦で設定された「戌の日」に腹帯(岩田帯)を巻いて安産を祈願するという習わしです。戌の日の安産祈願は、基本的に妊娠5ヶ月目の戌の日に行います。神社に出向き、お祓いと祈祷をしてもらって、同じくお祓いや祈祷が済んだ腹帯を受け取ります。神社によってルールが違うので、事前に参拝予定の神社に連絡を入れて確認しておくことをおすすめします。妊娠5ヶ月頃といえば、よく「安定期」と言われますが、5ヶ月を過ぎても体調が思わしくない妊婦さんもいるでしょう。安産祈願の際は妊婦さんの体調を優先し、少しでも体調に変化が見られる場合は日を改めましょう。
2023年09月15日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「閃光ライオット」です。この夏、Zepp DiverCity(TOKYO)で開催された「閃光ライオット」のファイナルで特別審査員を務めました。「閃光ライオット」とは、10代のアーティストのみによる“ティーンネイジロックフェス”。コンテストやオーディションとは一線を画し、決勝のステージを目指し全国のアマチュアアーティストたちが集まる、“音楽の甲子園”的存在です。今年、9年ぶりに開催されました。これまでに、初代グランプリのGalileo Galileiに始まり、緑黄色社会、ねごと、のちにOKAMOTO’Sとなるズットズレテルズなどが出場し、多数のプロミュージシャンを輩出してきました。岡崎体育自身はこれまで「閃光ライオット」とはまったく何の関係もありませんが、今回特別審査員に抜擢いただいたので精一杯その役割を果たしてきました。なぜ選んでいただいたのかは、よくわかっていません。2月にNHKの「のど自慢チャンピオン大会」でも審査員を務めさせていただいたので、その経験が評価されたのかもしれません。いや、僕のプロデューサー的視点が評価されたのかもしれません。もはや審査員の僕のほうが、なんで自分が選ばれたのだろう…、運営が求める正しい審査員目線で審査できるのだろうか…と、ドキドキしてしまいました。とはいえ自分なりにしっかり指針を持って選びたいと思いました。僕が大事にしたポイントは、どれだけ彼らがアーティストとして大成するか、世の中に影響を与える存在になれる可能性があるのかということ。もう少しレコード会社の人っぽい視点で申し上げると、どのアーティストが最も売れそうか、というのを判断の基準にさせていただきました。なぜそういう指針にしたかというと、僕自身が夢重視で活動してきたミュージシャンだからです。みなさんまだ学生さんなので、高校生活の思い出作りでバンドをしている、このステージが終わったらバンドを解散して受験勉強に専念する、という子もいると思います。もちろん、それも否定しませんが、“将来、絶対プロになる”という気概や意識を持っている人のほうが絶対に強いと思うんです。そんな視点で見ていた僕がもっとも気になったのが、島根県出雲出身の18歳のシンガーソングライター、shokiくん。みなさん、彼の名前は覚えておいたほうがいいと思いますよ。それくらい、すばらしい才能でした。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月09日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「岡崎体育流暑さ対策」です。猛暑を通り越し、殺人的な暑さの日々が続いています。もう夏休みも終わりですが、まだまだこの暑さは続きそうですね。みなさん、暑さ対策は9月になってもしっかりしてください。僕も、ロケ撮影のときや屋外のフェスなどに参加するときには、暑さ対策を徹底しています。ご存じかと思いますが、のぼせ防止には体内の血液を冷やすといいそうです。動脈が通っている部分を冷やしてあげると、そこから冷えた血液が全身を巡るので、体温を下げることができます。なので、首や腋の下、太ももの付け根などを、叩いて割ると冷たくなる保冷剤みたいなやつで、しっかり冷やしてくださいね。夏フェスも9月に開催されるものがたくさんありますよね。みなさん、しっかり対策をして楽しんでいただきたいです。今年の夏にじっくり考えましたが、リスク管理を徹底したい男・岡崎体育としては、究極の暑さ対策は“外に出ない”。これに尽きると思います。なので、僕はこの夏、お仕事以外ではほとんど外に出ていません。どんなに楽しそうなお誘いを受けても基本、プライベートは断りました。また、室内にいたとしても油断してはいけません。無理をせずエアコンをつけてください。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々は、まだまだ「エアコンをつけるのは体に悪いから」とつけないでいることも多いと思います。しかし、そういう考え方はもう古いと思っていただいて結構です。エアコンをつけないで室内がサウナ状態になって熱中症になってしまっては元も子もありません。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々はあまりこの連載を読んでいないかもしれませんが、“国民の孫・岡崎体育”からのお願いと思って聞いてほしいです。エアコンをつけてください。それと、水分補給をしっかりすることもとても大事ですよね。僕は夏だけでなくオールシーズン、水を1日2Lは飲むようにしています。おすすめは、新しいボトルが誕生した天然水の「い・ろ・は・す」です。ごくごく飲めます。というわけでまとめますと、岡崎体育流の暑さ対策は、水は日頃から2L飲む、直射日光に当たらないようにして体温を上げない、そのためにはできれば外出しない、です。でも、ライブやイベントにはぜひとも足を運んでいただきたい。なのでそういうときはリスク管理をしっかりして、無理することなく楽しんでほしいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月03日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「養生」です。この数か月、新型コロナウイルスに罹患してしまったり、それとは別に急な発熱があったりと、体調を崩すことが多かったです。ゆえに今、“養生”をすることに専念しています。養生とは、生活習慣を見直し、体の状態を整えてあげること。健康を増進することで、免疫力を上げ、病気になりにくいボディ作りを目指しています。具体的に何をしているのかというと、うちのディレクターからは8年ほど前から風邪をひくたびに、「ビタミンCを摂取し、とにかく睡眠をとりなさい」と言われていますので、風邪をひいたらまずそれを厳守するようにしています。かむかむレモンをたくさん食べます。今回はそれにプラスして、自分なりに民間療法をあれこれ調べて試しています。そうすると、これまで常識だと思っていたことと違うことがあって驚いています。生姜は体を温めるから風邪をひいたときに摂取するといいと思っていたのですが、熱があるとき、または熱が上がっている状態のときには、余計な熱を体内に溜めてしまうからあまりよくないのだそうです。また、生姜には体や粘膜を乾燥させる性質があるので、乾燥からくる咳の症状にはよくないという説もあり、それも知りませんでした。養生では、症状や体の状態に合ったものを摂取することが肝心。僕は気管支がウィークポイント。すぐに喉を傷めてしまいます。なので、今回は気管の炎症などによいとされている“白い食べ物”をたくさん摂るようにしました。大根や梨などがそれに当たるそうです。なかでも大根は、ファイトケミカルという免疫力を向上させる栄養素があってめちゃくちゃいいということを今回知りました。知り合いの方に、切った大根をはちみつに漬けて作る、大根はちみつの作り方も教えてもらったので、今度試してみたいと思います。湯治とかも行きたいですし、鍼灸もやってみたい。とにかく今は、健康な体を目指したいです。いちばん大事なのはやはり日々食べるもの、生活習慣なんだなと思います。例えば、インスタント食品ばかり食べていたらやっぱりあかんよな、と。もちろんインスタント食品は手軽でおいしくていいんですが、でも熱が40°Cあるときには食べなくてもいいかも…。みなさんも、風邪をひいたり体調を崩したりしたら、無理をせず野菜など体の負担にならない優しいものを食べて過ごしてください。僕もそうします。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年8月30日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月26日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「AI」です。ChatGPTなどの生成AIが話題です。これは、僕のような仕事をしている人間からすると、はっきり言って脅威です。芸術の分野にAIが進出してくるのはまだ先だと思っていましたが、進化の速度を甘くみていたようです。先日も、AIでかわいらしい女性の姿を生成して、それでSNSのアカウントを作り、まるでその女性が実在するかのようにやりとりをしていたというニュースを読みました。実際の中身は普通のおじさんだったそうです。もう何を信じていいかわからない…という恐怖を感じました。実は、僕もAIに作詞を頼んだことがあります。友達と遊びでやっただけですが、AIに歌詞を書いてもらい、それで曲を作るというのを実践してみたんです。その時はAIが考えた歌詞がまだギリださくて「よしよし、まだこのレベルか」と思いました。でも、その時一緒に遊んでいた友人が「岡崎体育っぽい歌詞を書いて」とお願いをしたら、20分くらい考えてからコミックソング的なものを返してきたんです。AIが“岡崎体育っぽい”を認識して、おかしみのある歌詞を返したことにちょっとゾクッとしましたが、その歌詞もまた、コミックソングとしてのクオリティはまだまだ低いものでした。岡崎体育とAIの見分けはまだつきそうです。たぶんですが、作詞より作曲のほうが先にAIが台頭してきそうです。歌詞は膨大な日本語から、言語センスという感覚的なものに依って生み出されています。だから、学習しないといけないことが幅広いし、深度もあって難しいと思います。一方、作曲は12個の音の組み合わせでしかない。コード進行とスケールを覚えたら“っぽい”楽曲がすぐ作れるようになるのでしょうか。そうなったら本当に作曲家の仕事がなくなってしまう。これは、どうすればいいのでしょうか。BUMP OF CHICKENさんが10年前に初音ミクとコラボして曲を出した時、衝撃を受けました。でもそうやって、デジタルの世界やAIの技術を受け入れていく姿勢が、今のミュージシャンには必要なのかもしれない……。実を言うと、僕も今、AIとどう付き合っていくべきかを考えた曲を用意しています。AIというか、スマホなしでは生きられない今の現代人に向けた歌になる予定です。ニューアルバムに収録するので、ぜひみなさんにも聴いて考えてみてほしいです。おかざきたいいくTVアニメ「マッシュル‐MASHLE‐」オープニングテーマ曲「Knock Out」が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「プールの思い出」です。夏ですね!夏といえばプール。プールと音楽のエピソードといえば、子供の頃に通っていた、太陽が丘ファミリープールのことを思い出します。夏になると家の近所にあったこのプールに友達と出掛けるのが定番でした。ウォータースライダーや波のプールなんかもあってとても楽しい。でも、京都府の施設なので小中学生はお手頃価格で遊べたんです。10歳くらい、小3か小4の時だったと思うのですが、友達4人で夏休みにプールへ行きました。夏休みだから当然、混んでる。どこも人がいっぱいだったのを避けてか、僕たちは競泳用プールのエリアにたどり着きました。そこには誰もいなくて、静かな25mプールの水がなんだかすごくきれいだなと思ったのを覚えています。当時、競泳用プールも開放されていたはずですが、なぜかそのタイミングだけ他に誰もいなかった。人がいないことをいいことに、僕たち4人はそのプールで思い切り遊びました。さっきまでの喧騒を離れて、まるで貸し切りのような静かなプールで4人だけで遊んでいるのがすごく不思議な感覚でした。その時にスピーカーから流れていたのが、当時流行っていた宇多田ヒカルさんの「Automatic」。遊び疲れた僕は、プールサイドにある観客席に座って残りの3人が遊んでいるのを眺めていました。その時のなんだか妙な感じを覚えています。青春ぽいのか、異世界へ迷い込んだようなのか…、そしてその背景で流れていた「Automatic」。今もこの曲を聴いたり、夏がくると、その記憶がフッとよぎります。その時は、たしかあとから別のお客さんがやってきて、僕たちも別のプールに行こう!と移動したように記憶しています。その競泳用プールで泳いだのはその夏だけの出来事でした。だからなのか「Automatic」を聴いたその時の記憶が今も強烈に残っています。レジャー施設でかかっている流行歌って、その時のシーンと一緒に深く記憶に刻まれることがありますよね。みなさんも、そういう夏の場面と一緒にメモリーされている曲があるのではないでしょうか。今の子供たちだと米津玄師くんの曲とかなのかな、と思いました。米津くんは神秘的な雰囲気をまとった曲も多いので、子供の頃の夏の想い出となんだかリンクしやすそうです。みなさんにも、そういう夏の物語の主人公になれるような記憶の一曲をこの夏、見つけてほしいです。おかざきたいいくTVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月9日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月05日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「木村昴さん」です。前回、人の話を聞いて場を回せるMCになりたいという話をしましたが、身近に僕が憧れる会話のプロがいました。その人こそ今回のテーマ、木村昴さんです。僕がレギュラー出演しているテレビ東京系列で放送中の『おはスタ』のメインMCをしていて、仲良くさせていただいています。番組では“スバにぃ”としておなじみです。子ども番組のMCですから、スバにぃの時はテンションが180~200%上がっている状態だと言っていいくらい、とてもテンションが高いです。とはいえ、木村さんは常日頃からテンションの高さが100の状態の方。テレビでみなさんが見ている木村さんそのままで、普段も接してくれていると思って間違いないです。「あれ、今日はテンション低いな、機嫌が悪いのかな」というようなところなんて見たことがない。でも、木村さんだって人間です。体調の悪い時だってあるはず。でも、そういう時は表に出てこず、人に心配をさせない方です。なんかそういうところ“猫みたいやな”と思ってます。木村さんのその人柄はもちろんプライベートでも変わりません。僕と木村さん、そしてフワちゃんの3人は実はとても仲良しで、3人で何度かごはんに行っています。テンションが高く、ワーワーしゃべるタイプの二人と人見知りキャラの岡崎体育。どう考えてもなんだか合わないように思われるかもしれませんが、オセロのようなもので、元気と元気に挟まれると僕もつられて元気になります。定期的に二人にお会いしていると元気をチャージできてとてもいいです。話を戻します。そんな木村昴さんにも人の話を聞く極意を聞いてみたい。番組でもそうですし、プライベートの飲み会でも、とても上手に話を引き出してくれます。前回話した、僕が苦手な相槌の打ち方もとても上手です。ほんまに全部のことに興味があって好奇心があるから、熱心に聞いてくれるのだと思います。自分が知らないことがあっても「え?ってことはさ…」と向こうからあれこれと質問をしてくれる。なんだか“全自動マッサージ機みたいやな”とも思いました。こっちのことを自然とほぐしてくれて、気持ちよくリラックスさせてくれる。僕は聞きたいことだけ聞くと「へー」で終わって会話が続かないところがある。人の話を掘り下げて、会話のラリーを続けるコツを学びたいなと思います。おかざきたいいくTVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月29日