日本生活協同組合連合会は6月1日、「CO・OP油で揚げていない若鶏竜田」を発売する。現代の日本人が過剰に摂取しがちなエネルギー、脂質、食塩をおいしく減らすことをコンセプトに開発した「健康づくり応援シリーズ」のひとつ。同商品は、電子レンジで約1分30秒(2個、500Wの場合)加熱するだけで完成。高温の水蒸気で焼き上げる過熱蒸気製法で、油を使わず、唐揚げのような食感を実現した。この製法により、従来品の「CO・OP国産若鶏のやわらかからあげ」と比べて、カロリーを25%程度、脂質を70%程度カットしたという(100gあたり)。国産若鶏の皮なしムネ肉を使用し、一度調味液に漬け込んでから衣をつけて焼き上たため、中まで味がしっかりついているのも特長。しょうゆと砂糖をベースにしょうが、にんにくを程よく利かせた和風しょうゆ味。冷めても硬くならないので、お弁当にも適しているという。サックリとした歯ごたえで、中はしっとり柔らかに仕上がっている。1パック250g(10~12個)入りで価格398円。全国の生協の宅配および店舗で購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日コロッケは子供も大人も大好きなメニューのひとつ。でも、つくる立場で考えると衣を付けたり油で揚げたりと何かと面倒……。そこで今回は衣いらず、しかも揚げないコロッケを紹介する。お手軽さの秘密は”油揚げ”にあった!マイティ節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。材料(2人分)ジャガイモ 大2個 / 豚挽肉 100g / 玉ネギ 1/2個 / 油揚げ 3枚 / サラダ油 大さじ1A(塩、こしょう 各少量 / 醤油 大さじ1 / 砂糖 大さじ1 / 味醂 小さじ1)付け合せ用(レタス・プチトマト・セルフィーユ 適量)つくり方ジャガイモは皮をむき、乱切りにして塩茹でする。やわらかくなったら湯を捨てて粉ふきにし、マッシャーで潰しておくフライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて火にかけ、豚挽肉を炒める。肉の色が変わったらみじん切りにした玉ネギを入れて炒め、しんなりしたらAの調味料を加えてタレを煮詰める。1と2を混ぜ合わせる。油揚げは半分に切って裏返し、3をスプーンなどですくって中に詰めたら口を閉じて丸く成形する。フライパンにサラダ油大さじ1/2を引いて4を並べ入れて、転がしながら焼く。焼き色がついたらレタスを敷いた皿に盛り付け、プチトマトとセルフィーユを飾る。「コロッケ種を油揚げに詰めることで、衣をつける手間が省け、また油で揚げずにフライパンで焼くのでお手軽です。油揚げを転がしながら焼くので、皮がサクサクして食感もいいですよ。すき焼き風の味付けにしているのでそのまま食べてもおいしいですが、お好みでソースや醤油をつけても」(マイティさん)。注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日10年使い込んだ揚げ鍋をそろそろ買い替えようと、長いこと揚げ鍋を探し続けていたわが家。「忙しい平日に揚げ物をするなんて、ハードルが高い。」「揚げ物はデリおかずで十分。」そんな家事の見切りも必要ですが、5人家族男の子3人のわが家はそうも行きません。お腹いっぱい満腹感を味わえる揚げ物料理は、子供たちの大好物。なんとか揚げ物料理のハードルを下げるために、「次に使うものはもっと便利で簡単なものを!」と意気込んでいたのでした。今回は、しばらく揚げ鍋難民だったわが家が辿り着いた揚げ鍋「油ターン20㎝」をご紹介いたしますね。揚げ物料理の工程そのものを簡単にしてくれる。新しく道具を迎える時は、「せっかく新しいものに変えるなら、今より家事が楽しくなるものを」と、徹底的にリサーチします。そして辿り着いた「油ターン」。サイズは、少量向けの14㎝と、家族が多い方向けの20㎝の2サイズ。5人家族のわが家は20㎝サイズをお迎えしました。直径約24㎝と6人分の揚げ物を作れる大きめサイズ。トンカツ用の豚肉なども1枚を十分に揚げられると分かり、わが家の理想サイズに合格◎「油ターン」はステンレス製で、金物産地で知られる新潟県燕市で作られた良質なもの。ガスコンロでもIHコンロ、どちらでも使うことができますよ。本体は4つの構造。揚げ物をする時は、なにかと道具を広げすぎて、後で洗い物がたくさん!…なんてことはありませんか?「油ターン」には、油ハネガードと受け皿が付いていて、それらが油こしの役割も担ってくれるという優れもの。揚げ鍋1つで、揚げ物調理の工程を油こしまで全て解決してくれるというアイテムなのです。あれこれ道具を出すことがなく、これ1つで家事が収まる効率の良さ。これは使うのが楽しみ。道具を最小限に、流れるように作業が進む。早速、大好物の油淋鶏を作ります。「油ターン20㎝」は、市販のサラダ油1000gがぴったり。使い切れるから、キッチンにモノが溢れず効率も上がります。隣のコンロでタレをつくっている間に、「油ターン」で油を温めます。自分の好きな台所道具が並ぶ心地よさ。台所の光景にお気に入りが並ぶだけで、家事が楽しくなるから不思議。下味をつける工程は、ジップ袋で洗い物の手間を省く工夫を。1つ1つの作業をラクにすることで、調理全体にかかる時間を大幅にカットします。もう「忙しいから揚げ物はしない」なんて言わないで。おいしいものをつくる作業そのものを簡単にすることで、暮らしを豊かにするという方法もアリですよね。揚げる作業の傍らには、「油ターン」のフタ、受け皿をスタンバイ。受け皿は、油ハネガードとしても活用できるので、後の掃除の手間を省くための強い味方になるのです。唐揚げ8個分を、スペースに余裕をもって揚げられました。キッチンペーパーで油をきってお皿に乗るのを心待ちにする唐揚げたち。なんともおいしそう。次々揚がってくる唐揚げたちに押され、流れるようにお皿に移動。これはバットに上げる工程が省けて便利!「油ターン」とお皿だけの移動で済むので、洗い物が増えません◎いつもより簡単に、油淋鶏の完成〜!使った後は油をこして、そのまま保管。揚げ終わったら、しばらく油を冷ましておきます。5人家族のわが家は、揚げ物料理のメニューによっては、このまま凝固剤で固めて処分することもあるのですが、今回はまだまだキレイで使えそう。「油ターン」で油をろ過して、再利用することに。鍋と網を重ねたままの状態のもう片方の鍋に、油を流し込んでろ過します。オイルポットに比べて間口が広いので、こぼれる失敗もなくスムーズ。油カスをキレイに取り除くことができました。網を避けて洗い物へ。洗った揚げ鍋をフタとして被せれば、オイルポットとしての役目に早変わり。以前までの古い揚げ鍋は、ぴったり合うフタがなかったため、アルミホイルを被せて応急処置をしていたわが家。これからは、見た目もスッキリ保管。「きれいになった油で、もう1回揚げ物をしてから処分しよう。」「次は子供たちが好きなポテトにしょうかな。」と、気軽に揚げ物メニューを増やす楽しみも。何より、洗い物が激減することにびっくり!十分に使った油は、凝固剤で固めて処分。きれいに洗った「油ターン」は、コンロ下の引き出しに収納しています。無印良品の「ファイルボックス・ワイド」に立ててぴったり収まる心地よさ。そのまま置けるスペースがある方は、こした油を保管したまま収納することもできますよね。暮らしがラクになる予感。いかがでしたか?大変な家事も、やり方次第で作業工程をシンプルに。ちょっと大掛かりに感じる揚げ物料理が、簡単でおいしく戴けるものになればいいなぁと思うのです。 【ご紹介したアイテム】揚げもの料理を簡単にする揚げ鍋、「油ターン」。使った油をこしてそのまま保管できる、オイルポットの役目も果たしてくれます。⇒ 油ターン20cmオイルポットがそのまま揚げ鍋に! ■食のはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2001年12月05日