映画『Faces Places(英題)』が2018年9月より順次全国公開される。『Faces Places(英題)』は、女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダと、フランス人アーティスト・JR(ジェイアール)がフランスの田舎を旅しながら、村々に住む人々と接し、一緒に作品を作り残していくロードムービー形式の心温まるドキュメンタリー。アニエス・ヴァルダは、1955年の長編映画『ラ・ポワント・クールト(La Pointe Courte)』でデビューを果たして以来、女流監督としての地位を確立。その功績を讃えて「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる。2015年にはカンヌ国際映画祭で、史上6人目となるパルム・ドール名誉賞も受賞した監督だ。JRは、一般人のポートレートを大きなポスターにして写っている人に返し、写真を好きな場所に貼ってもらう、という参加型アートプロジェクト『インサイド・アウト(Inside Out)』で知られるアーティストだ。公開された予告編でも、JRによるポートレートが街中を飾る様子が見られる。第90回米国アカデミー賞にもドキュメンタリー部門でノミネートされた『Faces Places(英題)』は、フランスのアカデミー賞と言われる第43回セザール賞のドキュメンタリー部門、作曲部門にもノミネート。既に第70回カンヌ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞、ルイユ・ドール(金の眼賞)、2017年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を受賞。世界中の映画祭で評価、注目を集めている。【詳細】映画『Faces Places(英題)』公開時期:2018年9月よりシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷ほか全国順次公開監督:アニエス・ヴァルダ&JR出演:アニエス・ヴァルダ、JR©Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016
2018年02月05日気になる人とのLINE。恋する私たちを一喜一憂させるものですよね。LINEであまり傷付きたくない!LINEでも大切にされたい!そう思うあなたは、こんな事に気をつけてみましょう。今回は大切にされる女子がやっているLINEの返信術を、4つ取り上げて考えてみたいと思います。■1.文のニュアンスを相手に合わせる文章というものは、意外とその人の内面を映し出しますよね。寡黙だと思っていたのにやたらめったら絵文字やスタンプが多かったり、男っぽいと思っていたのにメールでは文章がとても可愛らしかったり。その人のいつも見えない部分が顔を出してきます。特にいまは、個性を出せる色々なスタンプも存在していますよね。そして親近感を持って受け入れてもらうためには、文章の長さや絵文字の量、言葉遣いなどを相手に合わせることから始めましょう。あまりにもメールの文面が違いすぎると、それだけで「あまり合わないかも」と思わせてしまうことも。せっかく連絡を取っているのに、そんなのもったいないですよね!今後大切にしてもらうためにも、最初のメールは特に気を遣って文面をみるようにしましょう。■2.彼の時間に合わせない「もう仕事終わったかな?」「用事終わった時間かな」と、相手の時間を気にすることは、結果的に相手を待ってしまうことになります。「もう終わったはずなのに連絡がない」、「いまは家にいるはずなのに既読にならない。」と考えれば考えるほど、どんどんイライラが溜まって良い関係がつくりづらくなってしまうものです。だからこそ、相手の時間に合わせ過ぎてしまうのは危険です。自分のタイミングで、自分の生活の時間を大切にしながら好きな人と繋がっていくことが、大切にされる女子の秘訣なのではないでしょうか。■3.聞きたいときには自分の情報をまず送る聞きたい気持ちが先行してしまうと、つい「今どこにいるの?」と、相手のことを一方的に聞く文章になりがちです。しかしこのような文章は相手に少し威圧感を感じさせることがあります。何か聞きたいことがあるときは、まず自分がその情報を送るようにしてみましょう。例えば、何時に帰るのか聞きたいときは「何時に帰るの?」とは聞かずに「私は5時頃終わりそうだよ」に追加で「何時になるかわかったら教えてね。」と送る。こんな感じで伝えられると、相手に悪い気をさせることもありませんよ。■4.間を上手に使う私たちは、ゆっくりと話すと自然に優しい気持ちになれますし、早口になると気持ちがヒートアップしてしまいます。それはLINEなどテキストの場合にも、少し同じことが言えるのです。すごい勢いで文章を打ってしまうと、気が荒立ってくるもの。大切な相手へ文章を考えるときには、できるだけゆっくり打つように気をつけてみましょう。少し優しい気持ちになって文章を書くことができるはずです。おだやかな心境で相手への言葉を選ぶと、相手にもその気持ちが伝わるはずです。■おわりにいかがでしたか?大切にされるためにはまず、相手を大切にできる自分になることから始まるのですね。上手LINEのやり取りをして好きな人に大切にされる女子になりましょう。(いい女.bot/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月08日【ママからのご相談】子どもの勉強について相談です。数学で計算はできるのに、文章題になると途端にできません。どんな策を講じるべきでしょうか?●A. ほんのわずかな工夫で、できるようになりますよ!ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。数学の文章題になると途端にできなくなってしまうというお悩みですね。数学が苦手な人なら、一度は経験があるのではないでしょうか。これらは「応用力がないから応用力をつけないと」とか「読解力が不足しているから本を読もうね」と、抽象的なアドバイスで片付けられがちです。しかし、応用力も読解力もすぐにはつきません。文章題ができない人に考えられる問題点は2つです。●数学の文章題が解けない理由2つ●パターンがつかめていないまず、解答欄が真っ白で、何も書けないという人は、問題のパターンを見際めることができていません。問題のパターンを心理学ではスキーマ(枠組み) といいます。問題を読んだときに「あ、これは分数の問題だな」「これはXを使って解く問題だな」というように、解き方がイメージできれば、後は式を起こして計算するだけ。一方で、その問題がどの単元でどの枠組みの問題なのか、何を使って解くのかがイメージできないと、何も書けずに終わってしまうことになります。「数学は暗記科目」と時々言われますが、問題のスキーマを覚えていれば対応できる 、という意味でしょう。もし、パターン化が弱いのなら、同じような問題で数字を変えて解かせましょう。「分数の問題が出てきたら、こう解くんだよ」「%が出てきたら分数にして掛け算だよ」ということを何度も繰り返してパターンを作っておくことで対応できます。あるいは、問題を解かずに子どもに解き方を説明させるという練習を繰り返す練習も有効です。よく、文章題には応用力が肝心と言いますが、応用力の問題というよりも、「何を使って解くか」という基本が出てくるようになれば、変わっていくはずです。●数字を追いかけられていない読解力が足りない……というのはありがちな理由ではありますが、これをもう少し分解して考えると、このようなことが考えられます。・問題を解く上で、必要な数字を拾えていない・何を問われているのかが分かっていない前者は、問題を解く上で必要な数字を見逃してしまったり、足すべきなのに早とちりで掛け算をしていたりする人です。後者は、「人数を求めなさい」と言われているのに、解答欄に“個数”を書いてしまった、などのミスがあります。お子さんのミスや計算課程をみれば、どちらなのかわかるでしょう。計算が途中で終わっているなら前者、最後まで書ききっているなら後者です。これを直すには、もちろん“本を読む”こともいいのですが、すぐに効果は出ません。すぐに効果を出したいなら“線を引いて意識づける” のがいいでしょう。数字を見逃してしまう子は、問題を読むときにも鉛筆を持ち、数字が出てきたら丸をつけて注意するクセをつけましょう。そうすれば、読み返しても数字を見落とす心配はありません。答えを書き間違えてしまう子は、問題文の最後に線を引きましょう。「人数を求めなさい」「式をつくりなさい」など、最後に書かれている“問われているもの”をはっきりさせておき、最後にもう一度見て、答えが適切かを確認するクセを付けるのです。----------算数・数学嫌いを悩ませる文章題。しかし、少し勉強のやり方を変えたり、問題を解くときに意識をしてみるだけで変わります。ぜひやってみてくださいね。【参考文献】・『勉強法の科学』市川伸一・著●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年02月22日今回は、よく使う文章を「定型文」として登録しておき、メール本文の入力を簡略化する方法を紹介しよう。また、「定型文」の機能を応用して、別パターンの署名を用意しておく方法も紹介する。○「返信定型文」を有効にするGmailで「定型文」を利用するには、「返信定型文」という機能を有効にしておく必要がある。まずは「設定」ボタンから「設定」を選択し、Gmailの設定画面を呼び出そう。設定画面が表示されたら「Labs」の項目を選択し、画面を下へスクロールしていく。すると、「返信定型文」という設定項目が見つかる。この設定項目を「有効にする」に変更し、「変更を保存」ボタンをクリックする。これで「定型文」の機能を利用できるようになる。なお、「Labs」の項目に分類されている機能は、正式に実装されている機能ではなく、評価用に提供されている実験段階の機能となる。このため、変更や中断、もしくは機能そのものの提供が中止される可能性があることを頭に入れておく必要がある。安定性という面では若干の不安が残るかもしれないが、それ以上に「返信定型文」は便利な機能であり、本稿執筆時点では特に問題なく活用できている。Gmailの機能を発展させる意味でも、気になる方は試してみるとよいだろう。○定型文を登録するそれでは、よく使う文章を「定型文」として登録する方法を紹介していこう。まずは「設定」ボタンをクリックし、新規メールの作成画面を開く。メールの作成画面が表示されるので、「定型文」として登録する文章を本文に入力する。本文に署名が自動挿入されている場合は、署名の文字を削除してから「定型文」の文章を入力するとよい。文章を入力できたら、右下にある「▼」をクリックし、「返信定型文」→「返信定型文を作成」を選択する。あとは、「定型文」に名前を付けて「OK」ボタンをクリックするだけ。これで、先ほどメールの本文に入力した内容を「定型文」として登録することができる。以上で「定型文」を登録する作業は完了となる。メールの作成画面はもう必要ないので「下書きを破棄」ボタンをクリックして削除しておこう。○定型文を挿入する続いては、登録した「定型文」をメールの本文に挿入する時の操作手順を紹介していこう。「定型文」を挿入する位置にカーソルを移動し、右下にある「▼」をクリックする。続いて「返信定型文」→(定型文の名前)を選択すると、カーソルがあった位置に「定型文」を挿入できる。なお、この操作を行う時は、「挿入」のカテゴリにある(定型文の名前)を選択しなければならない。「保存」のカテゴリにある(定型文の名前)は、現在の本文を「定型文」の内容として再登録する場合に選択する。また、「削除」のカテゴリにある(定型文の名前)は、その「定型文」を削除する時に選択する。同じ(定型文の名前)が3つ並んでいてまぎらわしいので、間違えないように注意しよう。○定型文を署名として活用する前回の連載でも説明したように、Gmailは1アカウントにつき1つの署名しか登録できない仕組みになっている。とはいえ、仕事用と友人用で署名を使い分けたい場合もあるだろう。このような場合は「定型文」を署名として代用すると、複数の署名を使い分けられるようになる。別バターンの署名を「定型文」に登録する方法は、先ほど示した手順と同じだ。メールの作成画面を開き、別パターンの署名だけを本文に入力して「定型文」に保存すればよい。今回の例では、「友人用の署名」という名前で署名の「定型文」を登録した。この署名(定型文)を使用してメールを送信する時は、Gmailにより自動挿入される署名をドラッグして選択する。この状態で「定型文」に登録しておいた署名を挿入すると、選択していた文字(署名)を「定型文」に置き換えることができる。あとは、本文を入力して、メールを送信するだけ。送信相手に応じて署名を使い分ける方法として覚えておくとよいだろう。もちろん、複数の「定型文」を登録しておき、3パターン以上の署名を使い分けることも可能だ。工夫次第で便利に活用できるので、ぜひ使い方を覚えておくとよいだろう。
2015年10月26日TwitterやFacebookは便利だが、これらはコミュニケーションの場。自分の意見や見解を伝えるという点ではブログのようなメディアが適している。文章を書くことは嫌いではないが、自信がない――そんなあなたに、The Next Webが「書くという職業が嫌いだった7人の著名な作家からのレッスン(原題:Lessons from 7 famous authors who hated their job)」として、執筆活動のポイントを伝授している。○うまい文章を読もう記事は、James Joyce、Franz Kafkaといった諸外国の文豪たちが残した"書くことについて"の言葉やアドバイスを紹介している。ここでは、ブログなど自分の意見や見解を書きたい人向けに、実用的な部分を抜き出してみたい。あくまでこれはブログ向けであり、メールなどで要求されるビジネス文章向けではないので注意されたい。偉大な作家たちが残している文章上達のコツは、新しいものでもなんでもない。たとえばSF作家Ursula K. LeGuinは、「良い文章を書くには読むしかない」とアドバイスする。それも、自分が読みやすいと思う分野や作家を超えて、さまざまなものを読むというのがポイントだ。難解なもの、自分のテリトリー外のものを読むことで新しい知識や視点、ボキャブラリーを獲得できる。アイルランドの文豪で、文学界に変化をもたらしたJoyceは、題材よりもむしろ「どのように書くのか」の重要性を説いている。Joyceは1920年代、Arthur Powerとの談話で、どのように書くのかが重要と語るとともに、「私の意見では現代の書き手は冒険をしなければならない。あらゆるリスクをとる心構えが必要」といった旨の見解を残しているそうだ。ビートジェネレーションの代表であるKerouacは、やはり書くことが大嫌いとしながらも、書くことのポイントを多数語っていたようだ。記事ではその中から、以下をピックアップしている。独自の形式を見出せると感じるもの文学を取り除く、文法的な制約を取り除く書き終えるときに言葉を考えるな、絵をよくみよ自分はいつでも天才だと思う記事ではこれらのアドバイスを、「自分のガッツを信頼し、ルールにあまり拘束されず、勇気を持とう」と要約している。書くことを習慣にするよう勧めているのが、米国の作家Flannery O’Connorだ。「天才ならばなんの努力もせずに書けるだろうが、ほとんどの人は才能があるだけ。この場合、物理的かつ精神的な習慣にすることで支えていくしかない」といった意見を残している。米国の小説家、Kurt Vonnegutは1980年に米国電気学会(IEEE)が刊行した「Transactions on Professional Communications」で、以下のアドバイスを行っている。関心や興味を抱く対象を見つけるシンプルに自分自身の言葉で何が言いたいのかを明確に告げるインターネットのおかげで、自分の好きなことや問題意識をもっている人が自分の意見を公開することが容易になった。この夏こそ、「書く」を始めてはいかがだろうか?
2015年07月11日文章を書くことでダイエットは、果たしてできるものなのでしょうか。特にライターという職業は書くことばかりしているので、「仕事でダイエットできたらこんな嬉しいことはない……(筆者)」。そこで『なんでもカロリー換算』の著者の一人、丸山篤史先生にカロリー消費のことについて聞いてみました。すると、はじめに知っておかなくてはならないのは、「大半のエネルギーは基礎代謝(一日中寝ているだけで消費されるカロリー)で使われている」ということだそうです。これには驚きますよね。私達は無意識のうちにカロリー消費しているわけです!では、本題。記事作成で消費するカロリーはどのくらいなのでしょうか。なんと、(1)取材して書く記事は842kcal、(2)自分の経験談を書く記事は140.84cal、(3)翻訳して書く記事は465.86kcal、(4)本のレビュー記事は422.53kcalとのこと!今回は、それぞれの記事のカロリー詳細をお伝えしたいと思います。※今回の対象は30代女性として、身長158.2cm・体重53.5kgの平均体型(平成24年国民健康・栄養調査報告より)で丸山先生に計算をしてもらいました。行動の評価はすべて下の活動別のカロリー消費量の目安でみていくことにしましょう。■人の活動別のカロリー消費量の目安(1)座位:リラックス(テレビ視聴、簡単なゲームなど)・・・1.0kcal(2)座位:自分のペースでできる作業(執筆・タイピング・好きな勉強)・・・1.3kcal(3)座位:良い緊張感でできる作業(頭脳ゲーム・会話・スポーツ観戦)・・・1.5kcal(4)座位:強い緊張感が必要な作業(好きでない勉強など)・・・1.8kcal(5)立位:慣れた外出準備・・・2.5kcal(6)立位:普段と違う外出準備・・・3.5kcal(7)立位:電車に乗車・・・1.3kcal(8)歩行:仕事中ほどほどの速さ(4~5 km/h)・・・3.5kcal(9)歩行:通常の通勤など・・・2.5kcal※参考資料:身体活動のメッツ(METs)表・2012年4月11日改訂版■記事の種類で大きく違う消費カロリー(1)取材をして書く記事の消費カロリーでは早速、上の表を元にみていきましょう。取材して書く記事は場所移動などがあるため、自宅作業の場合よりも消費カロリーは若干高めです。やはり動くということは大切だということが分かります。[かかった時間]9.5h・記事企画(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・取材先検索(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・メール作成・交換(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・外出準備(0.5h):立位普段と違う外出準備・・・3.5kcal×0.5・移動(0.5h):歩行仕事中ほどほどの速さ・・・3.5kcal×0.5・取材者に挨拶、質問(2h):座位良い緊張感でできる作業・・・1.5kcal×2・帰宅(0.5h):歩行通常の通勤など・・・2.5kcal×0.5※行きと同じ時間かかったと仮定・記事作成(3h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×3・提出消費カロリーは、「運動時間×運動強度×基礎代謝率(今回は30代女性で基礎代謝率54.17kcal/時と設定)」で求めるそうです。すると9.5時間で842kcal消費したことになり、1時間で消費するカロリーは88.67kcalとなりました。(2)自分の経験談を書く記事の消費カロリー自分の経験談執筆を自宅で作業すると考えた場合、移動もなくマイペースに書けることでしょう。ある程度リラックスして取り組める反面、カロリー消費は期待できない仕事のようです。[かかった時間]2h・記事企画(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・記事作成(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・提出合計を計算してみると1.3+1.3=2.6、これに設定した基礎代謝率の54.17kcalをかけると2時間で140.84calの消費になります。1時間換算だと、70.42kcalです。(3)翻訳して書く記事の消費カロリー翻訳は神経を使う仕事の一つと言えます。この場合、ほど良い緊張の中で仕事をするので、消費カロリーは若干大きくなるようです。[かかった時間]6h・海外情報検索(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・翻訳(4h):座位良い緊張感でできる作業・・・1.5kcal×4・日本語補足(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・提出合計は6時間で465.86kcal、1時間では77.64kcalの消費となります。(4)本のレビュー記事の消費カロリー本のレビュー記事作成はすべて、自分のペースでできる作業です。読書の時間はかかりますが、消費カロリー的には多くないのが実情でしょう。[かかった時間]6h・新刊チェック(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・読書(2h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×2・記事企画(1h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×1・記事作成(2h):座位自分のペースでできる作業・・・1.3kcal×2・提出合計は6時間で422.53kcal、1時間で70.42kcalの消費となります。このように(1)~(4)のカロリーを比べて見てみると、取材記事と翻訳記事の消費カロリーは高いことが分かりますね。ちなみに丸山先生から、「新しい刺激になることや、勉強をして書くことはある程度のカロリー消費が期待できます」と教えてもらいました。ということは、書くことはダイエットにも効果アリなのでしょうか。さらに疑問をぶつけてみたところ、「そうは言っても、結局は慣れた道を歩くほうが一時間あたりのカロリー消費は大きいです。執筆の合間に散歩するほうが有効でしょう(笑)」とのこと。なるほど……、やはり意識的に運動をすることが一番の方法のようです。日常生活(書く仕事など)にうまく運動を組み込みながら、ダイエットは地道に行っていきましょう。(文/齊藤カオリ)【参考】※竹内薫・丸山篤史(2013)『なんでもカロリー計算』PHP研究所カロリーの本質について科学的な話に触れながらも愉快に読めるカロリー本の決定版。「パソコンのワンクリックは何カロリー?」「フィギュアスケート三回転半ジャンプは何カロリー?」から始まり、宇宙の事象までカロリー計算。カロリーで世界の見方がガラリと変わる本。※竹内薫・丸山篤史(2015)『99.996%はスルー 進化と脳の情報学』講談社また今年の2月19日に出版された、この本も好評発売中。うまく情報をスルーしつつ、自分はスルーされないための基本情報が書かれている。※竹内薫・丸山篤史(2015)『老化に効く!科学』ベストセラーズ物理学・医学・生物学、さらには哲学まで含めたあらゆる見地から、「老化」にアプローチした本。【取材協力】※丸山篤史・・・1971年生まれ。大阪大学大学院医学系研究科単位満了退学。医学博士。生命科学(生理学、神経科学、医用工学)専攻。
2015年04月23日iOSには、文章を人の声で読み上げる「テキスト・トゥ・スピーチ」機能が搭載されている。システムレベルでサポートされているため、Appleにより開発された標準装備のアプリはもちろん、サードパーティー製アプリでも文章を読み上げさせることができる。対応する言語も英語や日本語、ドイツ語やフランス語などさまざまだ。基本的な使い方は、文章部分を長押し(プレス)または範囲指定して現れたメニューで「読み上げ」を選択するだけ。数値など言語を特定できない文字列が含まれる場合は、選択肢に「日本語」や「英語」といった言語種が表示される。ネイティブスピーカーとまではいかないものの、合成音声とは思えないほどイントネーションやアクセントが正確なケースもあり、外国語学習のお供としても活用できるほどだ。一方、長めの文章を読み上げさせると最後まで止まらないことは玉にキズ。途中で一時停止させたい、少し前まで戻し読み直させたい、読み上げのスピードを調整したい……前述した方法では、このような読み上げコントロールはできない。しかし、それは初期設定のまま使用しているため。アクセシビリティ機能の設定画面で「画面の読み上げ」をオンにすれば、読み上げを一時停止したり、単語を早戻し/送りしたり読み上げ速度を速めたりすることができるのだ。読み上げ開始の操作も、画面上部の時刻が表示されているあたりから下方向へ指2本でスワイプするため、プレスで開始する方法と使い分けができる。読み上げのバリエーションという意味でも、活用したい機能といえるだろう。
2014年12月08日虎屋は11月下旬より、2015年の干支である「未(ひつじ)」と歌会始のお題である「本」にちなんだ新商品を年末年始の期間限定で発売する。来年の干支である「未」にちなんだ商品は4種類。「干支羊羹 のどかひつじ」(1本:税込3,888円/ハーフサイズ:税込1,944円)は、道明寺羹と煉羊羹で作られ、仲良く寄り添う2匹の羊がのどかに新年を迎えるさまを表しているとのこと。販売期間は11月下旬~2015年1月下旬を予定。「干支パッケージ 小形羊羹」(各1本:税込260円/5本入り:税込1,404円)は、「夜の梅」(小倉羊羹)「おもかげ」(黒砂糖入り羊羹)「新緑」(抹茶入り羊羹)の3種類。それぞれ羊が描かれたパッケージとなっている。販売期間は11月20日~2015年1月上旬を予定。このほか、道明寺製の紅餡が入った「春のまどろみ」(1個:税込486円)、桃山製の特製白餡(白餡と白飴餡を混ぜ合わせたもの)が入った「笑み未」(1個:税込486円)を取りそろえる。両商品の販売期間は、12月16日~2015年1月15日を予定。歌会始とは、年の始めに行う歌会(人々が共通の題で歌を詠み、披露する会)を指す。同社では、歌会始の来年のお題である「本」にちなんだ「御題菓子」を2種類用意する。「御題羊羹 識(しき)のみち」(1本:税込3,888円/ハーフサイズ:税込1,944円)は、"先人の知識の結晶であり新しい世界への道しるべともなる"本が、書棚に並んでいるさまを表しているという。販売期間は11月下旬~2015年1月中旬を予定。「昨日の続き」(1個:税込486円)は、きんとん製の小倉餡が入っている。白と茶のそぼろで本に文字が記してあるさまを表し、紅色の「栞」を添えているとのこと。販売期間は12月16日~2015年1月15日を予定。
2014年10月28日面白いミステリー小説って読んでいるとグングン引き込まれていきますよね。ストーリーや謎解きの魅力ももちろんですが、やはりそこには人を惹き付ける“文章の魅力”があると思わざるをえません。そこで、映画化も決定した『チャイルド44』 (新潮文庫) を始め、これまで数々のミステリー小説を翻訳してきた翻訳家の田口俊樹さんに、優れた文章の書き方やミステリー小説の魅力についてお話を伺いました。ちなみに田口さんは今年もっとも面白かった海外のミステリー小説を決める「翻訳ミステリー大賞」を創設した方です。--いい文章ってなんですかね?「簡単に言えるのは、簡潔で明解であることです。自分が言わんとすることが相手にきちんと伝わる文章が美しいと思います。難解な文章の持つ美しさもありますが、分かりにくいものを伝えるというのであれば、分かりにくさをきちんと伝える明解さが必要です。良くないのは自分の考えていることがハッキリしないままに綴られた不明瞭な文章です。とはいっても、いきなり全体像や意見をハッキリさせた状態から書き始めるというのは、むしろ稀なことで、書きながら考えをコンクリートする、その過程で何かを発見する、というのが本来のプロセスですが」--翻訳するときもそのあたりを考えますか?「そうですね。ただ、翻訳に限って言えば100%を伝えようと思ったらうまくいかない。それを文章に起こせば当然込み入ったものになる。言葉選びこそ翻訳者のセンス。その積み重ねで一冊の本ができます。また、翻訳者の仕事としておもしろいのは、自分では絶対こんな文は書けないという文が結果的に書けてしまうというところにあります」--気がついたらすごいものになってた、みたいな?「もちろん原作があるからこそできることなのですが、日本語になれば自分のものという気持ちはあります。外国の作家ならではのスケールの大きさはなかなか日本人の感覚では描けなかったりするものです。そこがミステリー小説を翻訳する醍醐味です。今年から書店員が選考する『本屋大賞』に対抗するような形で、翻訳者が選ぶ『翻訳ミステリー大賞』というものを始めました。今年はスウェーデンの新人作家、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』(早川書房)や、ドン・ウィンズロウの『犬の力』(角川文庫)など、重厚な世界観を描いた優れた作品が多かったと思います。翻訳ミステリー小説をもっとたくさんの人に読んでもらいたいですね」--ありがとうございました。田口さんの訳書はこれまで、『夢で殺した少女』 (ヴィレッジブックス) 、『マンハッタン物語』(二見書房)、『消せない炎』(理論社)、『きみの遠い故郷へ』(文藝春秋)など多数。今注目の「翻訳ミステリー大賞」の選考作と合わせてチェックしておきたいですね。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】翻訳学校 フェロー・アカデミー田口さんが講師をされている翻訳の専門学校です先輩の体験談で分かるフェロー・アカデミー実際に受講した先輩の体験談やこぼれ話が満載です読書の秋だけど……。あなたが読めなかった分厚い本は?気持ちだけが先行してしまうことはありますよね
2009年12月17日