3月6日、東京都内のカシオ本社にて、同社の2015春夏・時計新製品発表会が行われた。テーマは「Global Time Sync さぁ、地球精度へ」。2014年秋冬の発表会ではその主役とも言えた「OCEANUS」と「EDIFICE」だが、意外なことに、今回はGPSやBluetoothによるスマートフォン連携で時刻合わせを行う新製品は特になし。これは、嵐の前の静けさだろうか。とはいえ、ワールドタイム機能を強調したモデルは、既発売のものも含めて充実していた。「G-SHOCK」「PRO TREK」編に続き、「OCEANUS」「EDIFICE」編をお届けしよう。(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)○OCEANUSのプレミアムライン「Manta」にリミテッドエディション「Elegance & Technology」というOCEANUSのコンセプトを体現するプレミアムライン「Manta」(マンタ)。その最新モデル「OCW-S3000」をベースに、ブルーセラミックのベゼルとレッドの秒針、ホワイトの時分針によるトリコロールが印象的な、リミテッドエディション「OCW-S3001E- 1AJF」が登場。特にブルーセラミックのベゼルは宝石を思わせる艶やかさで、OCEANUSのイメージを大きく変えている。5月発売で、価格は19万円。世界限定500本となる。○Manta OCW-S3000のDNAを受け継ぐモデルがClassic Lineから登場!一方、OCEANUSのClassic Lineからも注目の新アイテム「OCW-T2600」が登場。Manta OCW-S3000に似たフェイスだが、それもそのはず、なんとManta OCW-S3000のモジュールを使用しているのだ。OCW-S3000との主な違いは、風防がデュアルカーブサファイアガラスでないことと、メタルバンドが別体パーツを組み込んだラグジュアリータイプではないこと。いや、その差が大きいのだ、と言えなくもないが、Mantaライクなフェイスと6モーターの心臓が(OCW-S3000の)3分の2以下の価格で手に入ると思えば、十分アリな選択肢だ。時分針のデザインも異なるが、人によっては、細めでシャープな印象のOCW-T2600の針を好むかもしれない。しかも、実はOCW-S3000より1mm以上薄い。これはドレスウオッチとして非常に魅力的だ。また、バンドはスライドアジャスト機構付きワンプッシュ三折れ式中留を採用。工具を利用せずに3段階(最大約5mm)まで調整できる。ブラックダイヤルの「OCW-T2600-1AJF」とホワイトダイヤルの「OCW-T2600-2AJF」が用意され、価格はどちらも10万円。発売は7月。○国内モデルでは珍しいコンビネーションのEDIFICE「ERA-500」登場!EDIFICEのニューカマーは、アナログ・デジタルコンビネーションモデルの「ERA-500」だ。そのデザインラインは、Bluetoothでスマホと連携し、ワールドタイムを自在に設定できる「EQB-500」の流れを汲んでいる。ERA-500もまた、ワールドタイムを強く意識した設計だ。9時位置の12時間計インダイヤルとメインダイヤルを使い、常にホームタイムとローカルタイム(現地時間)を同時に表示可能。もちろん、ボタンひとつで表示を入れ替えられる。ワールドタイム設定時の48都市名は液晶窓に表示されるので都市コードリングが不要になり、すっきりとした視認性が高いデザインとなっている。温度計機能付き。6月発売で、2モデル展開。シルバーベゼルの「ERA-500D-1AJF」が2万9,000円、ブラックIPベゼルの「ERA-500DB-1AJF」が3万2,000円。
2015年03月12日花王の百貨店ブランドから新製品が登場花王株式会社の展開するコスメブランド「est(以下、エスト)」は、新製品のパウダーファンデーション「パウダーファンデーション シルキースムース」を2015年3月7日(土)に発売した。パウダーファンデの不満点を克服パウダーファンデーションの使用者が気にする2大不満点はパウダーの「粉っぽさ」とパウダーがよれてしまい「化粧持ち」が長く続かないことだという。今回発売された同製品は、パウダーをミクロ化することで肌への密着を強くし、皮脂をブロックする“スキンシンクロヴェール処方”を採用した。同処方の効果で美しいキメの細かな肌と皮脂を抑えることで長時間美しい肌をキープする。まさしく、同製品のコピー「午後3時、鏡の前で優越感。」のような気分になれそうだ。Webサイトにてサンプルが試せるキャンペーンもまた、同ブランドのWebサイトにて「パウダーファンデーション シルキースムース」のサンプルが当たるキャンペーンを実施している。詳しくは【参考】の公式Webサイトを参照のこと。「エスト」とは?「エスト」は同社の百貨店・デパート専門のコスメブランド。同社の長年のノウハウと皮膚科学の知識を集めた高品質な製品を提供する。(画像はプレスリリースより)【参考】・est Webサイト・花王株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2015年03月10日植物由来の甘味料を用いた「コカ・コーラ ライフ」が3月9日より全国で一斉に発売。価格は1.5Lが320円、500mlが140円、300mlが115円(それぞれ希望小売価格)。「コカ・コーラ」ボトルが誕生してから100周年の記念すべき年の目玉となる新製品で、2007年の「コカ・コーラ ゼロ」以来8年振りとなる。同製品は、忙しい毎日を送りながらも自然を生活の中に取り入れ、健康的な毎日を送りたいと考える大人に向け、人生(ライフ)を大いに楽しんでほしいという願いから「コカ・コーラ ライフ」と名付けられた。カロリーオフで人工の甘味料を用いていないのが特徴。砂糖と“ステビア”の葉から抽出された植物由来の甘味料を用い、カロリーオフを実現している。この「コカ・コーラ ライフ」の発売に合わせキャンペーン「人生(ライフ)をもっと味わおう」もスタート。その一環として3月9日から4月5日まで、Instagramを使用したキャンペーン「#andMyLife LOOK BOOK」を実施する。このキャンペーンには、フォトグラファーRiho(@monchouchou)、ジュエリーブランドPRディレクター翁安芸(@akinyc)、デザイナーNATSU(@lovebynatsu)、ファッションディレクター石田華乃子(@kanakoishida)、スタイリスト山脇道子(@michikoooo)など多くの人気インスタグラマーの他、ISETAN Park net(@isetanparknet)といった企業や団体も参加。キャンペーン参加は国内在住であれば誰もが可能で、参加方法は“いまがいちばん”と思える瞬間の写真を撮影し、キャンペーンハッシュタグ(#andMyLife)と、投稿テーマハッシュタグ(#Food、#Love、#Fashion、#Active、#Naturalの他、任意の#タグも可)を付けてインスタグラムに投稿。投稿作品の一部はブランドサイトに掲載される。キャンペーン終了後は、人気インスタグラマーの審査により6テーマの各部門で1作品づつ優秀作品を選定。優秀作品の投稿者には、“いまをいちばん楽しむ”をコンセプトにしたプレゼントを贈呈。さらに自身の写真と人気インスタグラマーの写真がまとめて製本されたフォトブックと、「コカ・コーラ ライフ」1ケース(500mlPET、24本入)がプレゼントされる。他にも、テレビCMの放映や女性誌とコラボした期間限定カフェの出店、表参道ヒルズの吹き抜け大階段に「コカ・コーラ ライフ」を象った巨大な花の絨毯、インフィオラータが広がるイベントなど、様々な形でキャンペーンが展開される予定だ。
2015年03月09日ドスパラは27日、東京・秋葉原のドスパラパーツ館にて、ENERMAXの新製品や未発売の製品を紹介する店頭イベント「ENERMAX新製品紹介イベント@パーツ館」の開催を発表した。開催日時は28日の13時からと16時から。イベントでは、ENERMAXの日本法人クーラージャイアントの担当者を招き、Mini-ITXに対応したNERMAX製PCケース「Minimo.Q(Mini-ITX)」や、今後発売予定の電源ユニットなどの先行紹介を行う。イベント終了時には参加者を対象としたじゃんけん大会を開催するほか、アンケートに記入すると限定のノベルティグッズがもらえる。また、イベントの様子はニコニコ生放送で配信する。
2015年02月27日アイ・オー・データ機器は25日、いくつかのネットワーク製品について、ラインナップと価格の見直しを発表した。仕様は既存モデルと変わらず、価格と型番が変更される。新しいラインナップは3月下旬から出荷される予定。新しいラインナップとなるのは、無線LAN中継機が1モデル、スイッチングハブが12モデル、有線LANルータが2モデル。価格と型番は下表の通り。無線LAN中継機100BASE-TX/10BASE-Te 対応5ポートスイッチングハブ100BASE-TX/10BASE-Te 対応8ポートスイッチングハブGigabit対応5ポートスイッチングハブGigabit対応8ポートスイッチングハブ有線LANルータ
2015年02月26日米Dellは2月25日(現地時間)、ストレージソリューションの新製品「Dell XC Webスケール・コンバージド・アプライアンス バージョン2.0」として、「Dell XC630」(1U)および「Dell XC 730xd」(2U)の2モデルを発表した。提供開始は北米では3月3日、日本を含むその他の地域では3月下旬から。新製品は、第13世代目となる同社PowerEdgeサーバにNutanix製ソフトウェアを搭載したハイパー・コンバージド・ソリューション。デルによると、第13世代目の同サーバへのNutanix製ソフトウェアの搭載は初めてという。企業におけるストレージやコンピューティング、ハイパバイザーを単一のソリューションとして統合し、デルの「Software-Definedストレージ(SDS)ポートフォリオ」を拡大させるものだとしている。仮想化環境上におけるさまざまなワークロードに対応する統合ソリューションとして設計した新製品は、既存製品と比べて高いパフォーマンスのサーバとドライブ・オプション(フラッシュまたはHDD)を選択でき、VDIやプライベート・クラウド、ビッグデータなどの要求水準が高いワークロードを支援する。ラックあたりの搭載容量を16TBに倍増したことで同じレベルのデータを半分のラックスペースで運用可能になり、特にマネジメント・サービス・プロバイダ(MSP)や共用型のデータセンターにとってメリットが大きいという。複数のドライブ/メモリー/プロセッサのオプションをアプライアンスごとに用意し、要求の厳しいワークロードへの対応やきめ細やかな拡張を実現するとのことだ。1Uモデルの「Dell XC630」は、前モデルの「XC720xd」と比べ約半分のラックスペースで、より多くのデスクトップ仮想化ユーザーを支援できるとしている。これにより、ラック設置スペースに限りがある場合や、VDIなどの仮想化ワークロードを展開する組織にとって、より魅力的なソリューションだという。2Uモデルの「Dell XC 730xd」は、前モデルと比べてストレージ容量を60%増加し、最大32TBとした。ビッグデータやプライベート・クラウド関連のワークロードの実行において高い効果を発揮するとしている。
2015年02月26日エレコムは23日、モバイルバッテリーの一部製品にて、在庫管理の状態で発煙する事象が確認されたため、同製品の回収・返金を行うと発表した。今回リコールの対象製品となった製品は、モバイルバッテリー「DE-M01L-10440(BK / WH)」、「DE-M01L-13040(BK / WH)」。エレコムによると、モバイルバッテリーの発煙の原因調査を行った結果、通常使用において発煙などが起こることはないとの結論にいたったが、今回の事象を重く受け止め、対象製品の回収・返金に踏み切ったとのこと。回収・返金を依頼するには、同社Webページ内受付フォームより所定の手続きを行う。現在はWebページでの受付フォームのみの案内。後日、電話による問い合わせ窓口も開設するとのこと。
2015年02月25日日本IBMは2月24日、企業向けのフラッシュ・ストレージ・ソリューションの新製品として「IBM FlashSystem 900」および「IBM FlashSystem V9000」を発表した。最小構成価格はいずれも税別で、FlashSystem 900が1,339万2,000円、同V9000が3,625万1,200円。出荷開始はFlashSystem 900が3月20日、同V9000が4月24日。FlashSystem 900は2Uサイズであり、2.4TBから57TBの使用可能容量と、最速で110万IOPSの速度を確保した。FlashSystem V9000は同900をベースに、同社の「Software Defined Storage機能」を統合。10年以上の実績があるというストレージ仮想化により、高速コピー/遠隔コピー/リアルタイム圧縮などの機能を250種類以上の主要ベンダーのストレージで利用できる。既存ストレージ・システムの非効率性を解消しつつ、複雑で管理方法が異なる複数ストレージの一元的な管理を実現するという。6Uサイズから34Uサイズまでの拡張が可能で、リアルタイム圧縮と組み合わせて圧縮率20%の場合で最大2.2PBのデータを最速252万IOPSでアクセス可能だとする。同社は新製品のためMicron Technologyと共同で、MLCフラッシュ・チップをベースに10倍の信頼性を持つeMLCフラッシュ・チップとほぼ同等の書き込み回数を実現する、高密度MLCフラッシュ・チップを新たに開発した。新チップを搭載する新製品は、最大容量が約40%増加したという。さらに、企業向けストレージとしての信頼性や可用性、運用容易性を高めるため、サイバー犯罪やデータ・セキュリティの脅威からリアルタイムにデータを保護するハードウェアベースの暗号化機能、フラッシュ・モジュール内で発生した障害のリビルドを数秒から数分で完了し多重障害によるデータ消失のリスクを最小化する「Variable Stripe RAID」、システムを止めることなく最新の状態に保つファームウェアのコンカレント・ロードなど、自社独自の技術を採用した。専用回路によるフラッシュ・チップの制御により、24個のSSDを搭載する2Uストレージ装置と比較し、同じく2UのFlashSystem 900では最大67倍の同時並列読み書き処理を実現したとしている。
2015年02月25日日本オラクルは2月23日、暗号鍵を管理する新製品「Oracle Key Vault」の国内提供を開始した。また、データ・セキュリティ全体の強化に向けて、企業の個人情報保護・マイナンバー対応・内部犯行対策を支援する「Oracle Database Securityスタートアップ・テンプレート」と「Oracle Database Securityコンサルティング・サービス」を提供開始した。説明会では、初めに取締役 代表執行役社長 兼 CEOの杉原博茂氏が、同社のセキュリティ対策に対するスタンスについて説明した。同氏は、同社はクラウドへの注力を表明しているが、クラウドを導入するうえでセキュリティは重要と述べた。さらに、同氏は「現在、日本の企業はネットワーク・セキュリティを中心に対策を講じているが、欧米の企業はデータベースのセキュリティに注目している。われわれとしては、データ中心のセキュリティ対策によって、さまざまな脅威から情報を保護することを目指す」と、同社のセキュリティ対策の方向性を示した。同社が提供するセキュリティ・ソリューションについては、副社長執行役員 データベース事業統括の三澤智光氏が説明を行った。三澤氏も、「従来のセキュリティ対策は性善説に基づいた情報システム、ネットワーク中心の対策から構成されている。これでは、出口と入り口を守ることができても、内部の犯行に対しては脆弱。最近は、第三者が内部になりすました攻撃も見られる。したがって、今後はデータを中心に、暗号化・アクセス制御・検知による多層の防御を行う必要がある」と、データベース中心のセキュリティ対策の重要性を訴えた。データを中心としたセキュリティを強化するための根拠として、2014年12月に改正された個人情報保護法、2014年12月に公開されたマイナンバー法の「安全管理措置」に関するガイドラインが紹介された。いずれも「アクセス制御」を実施することを推奨しており、三澤氏は「日本がこれまで弱かった部分を法対応として押さえるものになっている」と指摘した。個人情報保護法とマイナンバー法で求められるデータベースにおける対処策としては、「データベースのアクセス制御(職務分掌)」「データの暗号化」「個人情報へのアクセス監視」が挙げられた。これらを実現する製品を同社は提供している。「データベースのアクセス制御(職務分掌)」は「Database Vault」によって行われる。同製品は、特権ユーザーにもアクセス可能なデータを制限でき、管理権限も分割できるほか、既存のアプリケーションを変更する必要がない。実際に、ヤフーも同製品を導入しているという。データベースの暗号化は「Transparent Data Encryption」によって行える。Transparent Data Encryptionは、データベースの暗号化における課題と言われている"設定の煩雑さ"と"パフォーマンスの低下"を解消しているという。三澤氏は、Transparent Data Encryptionにおいてパフォーマンスが落ちない理由として、CPU内部でデータの暗号化と復号が行われることを挙げた。アクセス監視は、システムログの収集と異常操作の発見と警告を行う「Audit Vault and Database Firewall」が担う。一方、内部犯行対策・マイナンバー対応を支援するサービスの1つである「Oracle Database Securityスタートアップ・テンプレート」としては、内部犯行対策向け無償テンプレートとマイナンバー対策向け無償テンプレートが提供される。マイナンバー対策向け無償テンプレートは、ガイドラインに基づきどのような対策が必要かを判断できるヒアリングシート、特権ユーザーのアクセス制御・暗号化・監査をするための設計書と構築用のサンプルスクリプトから構成される。内部犯行対策を支援するコンサルティングサービスとしては、「DBアクセス制御支援」(300万円から)、「機密データ保護支援」(300万円から)、「監査強化支援」(400万円から)などが提供される。マイナンバー対応を支援するコンサルティングサービスとしては、「マイナンバー対応アセスメント」(400万円から)、「マイナンバー対応計画支援」(650万円から)、「マイナンバー対応運用支援(実装)」(300万円から)、「マイナンバー対応運用支援(運用)」(650万円から)などが提供される。そして、新製品「Oracle Key Vault」は暗号化のニーズの拡大と管理における課題を解決する。暗号化システムを管理するうえでは、「システムごとの管理」「暗号鍵の世代管理」「暗号鍵の保全・監視・監査」「クラウドの活用」による煩雑さが課題となっているという。「Oracle Key Vault」は、同社製品の暗号鍵の一元管理と暗号鍵の安全な管理を実現する。価格は1サーバ当たり543万4800円となっている。
2015年02月24日日本オラクルは2月23日、暗号鍵管理の新製品「Oracle Key Vault(オラクル・キーボルト)」を提供開始した。また企業のマイナンバー対応などを支援する「Oracle Database Securityスタートアップ・テンプレート」の無償提供と、セキュリティ実装を支援する「Oracle Database Securityコンサルティング・サービス」の提供開始を発表した。Oracle Key Vaultの参考価格は、サーバあたり543万4,800円(税別)。Oracle Key Vaultは、データ暗号化の際に必要となる暗号鍵やデータベースの資格証明ファイルなどを、安全に管理するためのソフトウェア。複数のドメインにわたりデータベース資格証明を管理する「Oracle Wallet」のファイル、Javaキーストア、Kerberosのキータブ・ファイル、SSHのキーファイル、SSL証明書ファイルの暗号鍵や資格証明ファイルなどを、データセンターにおいて一元的に安全かつ確実に管理可能な、Oracle Databaseセキュリティの最新製品となる。新製品は、Oracle DatabaseやOracle Fusion Middlewareなどオラクル製品向けに最適化し、既存環境にスムーズに導入できるという。x86/x64向けに構築しており、Oracle LinuxおよびOracle Databaseの技術を採用したソフトウェア・アプライアンスと完全に統合、セキュリティや可用性、拡張性を確保したとしている。アーカイブとリカバリーの容易さ、一元管理が可能、ファイル共有の簡素化、TDE(Transparent Data Encryption、透過的なデータ暗号化)キーを管理可能、業界標準仕様のOASIS KMIP(Key Management Interoperability Protocol)準拠といった特長を持つ。また同社は、個人情報保護、マイナンバー対応および内部犯行対策のため、顧客自身でのセキュリティ対策の検討と実装を支援する「Oracle Database Securityスタートアップ・テンプレート」を無償で提供開始する。さらに、同社のコンサルタントがアセスメントの結果と顧客の要件に基づいて計画策定を行い、セキュリティの実装と運用を支援するサービス「Oracle Database Securityコンサルティング・サービス」を提供、企業におけるデータ中心のセキュリティ対策を支援するという。
2015年02月24日ヤマハ発動機は23日、スポーツモデル「YZF-Rシリーズ」の新製品として、「YZF-R3 ABS」を4月20日に発売すると発表した。同車は、ヤマハのグループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが製造を行うグローバルモデル。YZF-R3 ABSは、「YZF-R25」をベースに、水冷4ストローク直列2気筒FI・DOHC直押し式4バルブの320ccエンジンを搭載して排気量をアップし、日常域での扱いやすさを維持しながら、より優れた走行性能が楽しめるモデルとして開発。主な特徴は、320ccエンジンによる高揚感あるフィーリング、軽量で剛性バランスに優れたダイヤモンドフレーム、左右非対称ロングリアアーム、YZF-RシリーズのDNAを受け継ぐスタイリング、快適なライディングポジション、ブレーキ操作をサポートするABS(アンチロックブレーキシステム)などとなっている。カラーリングは、「ディープパープリッシュブルーメタリックC」「ブラックメタリックX」「ビビッドレッドカクテル1」の3色を展開し、価格は63万1,800円(税込)。
2015年02月23日米ジュニパーネットワークスは2月18日(現地時間)、キャリア・イーサネット製品を拡充するユニバーサル・アクセス・ルータの新製品「ACX500」「ACX5000」の2機種および、ネットワーク管理ソフトウェアである「Junos Space Network Management Platform」の機能拡張を発表した。ルータ新製品の提供開始時期は、いずれも2015年第2四半期。今回発表の新製品により、サービスプロバイダはより優れた費用対効果で追加容量に対応でき、サービス・オーケストレーションおよびプロビジョニングの加速化が可能になるという。ACX500は、高度なLTEネットワークに起因する容量の課題を緩和するために専用設計。同社によると業界初となる統合型GPS受信機の搭載により、セル信号の切り替えの正確性を向上した。これにより、通話中の途切れの減少、緊急通報などの位置情報サービスの改善、移動中の消費者向けの動画ストリーミング品質の向上を実現したという。拡張およびカスタマイズ可能なサービス・オプションに加え、ファンレスで堅牢な設計を採用し、屋内外での使用が可能としている。ACX5000は、10GEのメトロ・イーサネット・ディストリビューションおよびアグリゲーションと40GEインタフェースを備える、テラビット規模のキャリア・イーサネット・ルータ。ネットワーク構造に仮想化機能を直接組み込み可能であり、スモールセルやマクロセル、家庭用/商用のブロードバンド・ネットワークなどの多様なネットワークを統合するという。また、ソフトウェアベースでポートのアップグレードが可能という特長を持つ。さらに、ネットワーク分析やセキュリティサービス、ユーザー固有の仮想化ネットワーク機能などのサービスを迅速に提供する、KVM(Kernel Virtual Machine)と互換性のあるネットワーク機能の仮想化をサポートする。Junos Space Network Managementの拡張機能である「Connectivity Services Director」および「Cross Provisioning Platform」は、IPおよびイーサネット・サービス向けのマルチベンダ・ネットワーク全体におよぶキャリア・イーサネット・サービスのプロビジョニングを自動化。マルチベンダ・キャリア・ネットワーク上でのイーサネット・サービスの統合ネットワーク管理を実現し、導入に要する時間の短縮と総運営コストの削減を可能にするという。
2015年02月23日ドリテックは18日、タイマーの新製品として、水洗いできる「T-533」と、デジタルダイヤル表示の「T-527」を発表した。発売日は3月上旬を予定している。ともに価格はオープンで、推定市場価格は税別1,480円。「T-533」は水洗いができる防水タイプなので、キッチンの水周りでも安心して使える。設定した時間になると、音だけではなく、LEDライトの点滅でも知らせてくれる。最大セット時間は199分50秒だ。本体サイズは約W90×H90×D14mm、重さは約60g。電源はリチウム電池CR2032×1個。本体カラーはホワイトとピンクの2色。「T-527」は、底面にマグネットが付いたデジタルダイヤルタイマー。本体のダイヤルを回してタイマーをセットする。残り時間はインデックスバーでグラフィカルに表示され、最大セット時間は60分。本体サイズは約W84×H84×D21mm、重さは約85g。電源は単4形乾電池×1本。本体カラーはピンクの1色。
2015年02月19日モバイルアイアン・ジャパンは2月18日、パーソナルクラウドのセキュアな業務利用を実現する新製品「MobileIron Content Security Service(CSS)」を公開した。広がる「シャドーIT」問題に対処するソリューションで、一般的なパーソナルクラウドサービスを対象に、EMMプラットフォームとの密接な統合を通じてドキュメントレベルでのセキュリティを提供する。具体的には、セキュリティコントロールをデータストレージの方式と分離し、複数のコンテンツ・レポジトリーにわたってドキュメントレベルでセキュリティ管理できる。CSSは、従業員やIT部門を特定のコンテンツ・レポジトリーに制限せず、ドキュメントを新しいレポジトリーに移動させる必要もなく、パーソナルクラウドサービスに保存したドキュメントのセキュリティも確保する。このセキュリティ層とデータ層を切り離す技術は、同社が2014年に「Secure Virtual File Management System」として米国で特許を取得したもの。同社はまた、パーソナルクラウドのセキュアな業務利用を実現する第1段階のソリューションを2014年10月に公表し、MobileIronのMCM製品であるDocs@Workアプリケーションを通じてクラウド上で管理されたコンテンツ・レポジトリーへのネイティブ・アクセスを可能にしている。この第2段階のソリューションであるCSSは、「暗号化と鍵管理」「情報漏洩防止(DLP)コントロール」「セキュアな共有」「アクティビティ追跡」「EMM統合」の5つの中核的機能によってこれらのレポジトリーに保存されているドキュメントを保護。CSSは、仕事用のドキュメントが個人向けクラウドに保存される際にそれを暗号化し、企業が不正な使用を防ぐためのポリシーを設定できるようにしている。
2015年02月19日子どもの教育で気になることは?と聞かれた時、「英語」と答えるママも少なくないのでは? 小学校でも英語の授業が行われるようになり、幼児期からの英語教育が気になる! でも、どうしたらいいのかわからない! というママのために、おすすめの講演会をご紹介します。■「子供英語教育の今がわかる」アレン玉井光江先生による保護者のための講演会講演会を主催するのは、株式会社小学館集英社プロダクションのエデュケーション事業局 子ども教育センター。3月1日(日)に、東京都の千代田区立日比谷図書文化館にて、幼児~小学生の子どもをもつ保護者を対象とした講演会を開催します。講師は、小学館アカデミー教育アドバイザーでもあり、長く児童英語教育の現場に携わってきたアレン玉井光江先生(青山学院大学教授、教育学博士)。子どもたちがこれからの国際化社会で活躍できるようになるために・子どもたちになぜ英語が必要か・どうすれば英語を話せる人になるのか・家庭で親ができることはなにか・小学校英語はこれからどう変わるのかについてわかりやすくお話ししてくれるそうです。今回は、子ども向けのプログラムも用意されています(定員あり・要事前予約)。年少児~小学生の子どもが講演中、別室にてアレン先生が開発した英語を楽しむプログラム「ストーリーベースカリキュラム」を体験することができるのだとか。興味のある人は、ぜひ子どもさんと一緒に参加してみては? 参加費は無料。講演会の申し込みは、下記のURLで受け付けています。<講演会のお申し込みフォーム>(WEB受付のみ・定員になり次第締め切ります) ※講演会に関するお問い合わせは、上記リンク先の株式会社小学館集英社プロダクション エデュケーション事業局 子ども教育センターまでお願いいたします。「21世紀型の英語教育を求めて ・・・これからの子どもたちの英語教育とは ~未来のGlobal Communicatorへ!大切な家庭の役割~ 」講演会詳細【日 時】 2015年3月1日(日) 10:30~12:00( 開場10:00 )【会 場】 千代田区立日比谷図書文化館 B1F 大ホール 東京都千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)【対 象】 幼児~小学生のお子さんをもつ保護者の方/英語教育に興味のある方【主 催】 株式会社小学館集英社プロダクション 子ども教育センター【講 師】 アレン玉井光江<講師プロフィール>青山学院大学教授、教育学博士。日本児童英語教育学会(JASTEC)理事。幼児・児童英語教育の第一線で長年活躍し、実際に3歳から12歳の英語教育現場にも携わる。主な著書に「小学校英語の教育法―理論と実践」(大修館書店)、「ストーリーと活動を中心にした小学校英語」、「Story Trees」、「Story Trees2」(小学館集英社プロダクション)、中学教科書「New Horizon1、2、3」(東京書籍:編集委員)など多数。小学館アカデミー教育アドバイザー。【参加費】 無料【申し込みフォーム】
2015年02月10日●2015年は一眼レフ復調の兆し!?2月6日、都内にてキヤノンのデジタルカメラ新製品発表会が行われた。今回発表されたのは、50.6メガの圧倒的高画素数を誇るフルサイズ機「EOS 5Ds」をはじめ、デジタルカメラだけでも同社史上最多数となる全13機種。加えて、EFレンズ1本と新しい映像ターミナル機器も発表され、タッチ&トライコーナーに体験機がずらりと並ぶ、異例といえる大規模の発表会となった。○2015年は一眼レフ復調の兆し!?ステージには、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎 正己氏が登壇。デジタルカメラの「国内市場動向と新製品導入の狙い」についてスピーチを行った。川崎氏によれば、2013年後半から2014年3月までは消費税増税前の駆け込み需要もあって好調に推移していたものの、4月(消費税増税後)以降の反動が長引き、2014年通年では181万台の出荷にとどまったとのこと。レンズ交換式カメラについては、2015年の国内出荷数は200万台に達する(対前年比約11%増)と見込む。その根拠として、川崎氏は「消費者の購入意欲および写真撮影の意欲が高いこと」を挙げる。同社の意識調査によれば、ユーザーの購入意向が製品保有率を上回っており、このことから、レンズ交換式カメラの国内市場は引き続き拡大するとみている。10月に発売された「EOS 7D Mark II」の販売がきわめて好調なことも、キヤノンが市場動向をポジティブに捉えられる理由のひとつであることは想像に難くない。「発売前には初代7D発売時のおよそ3倍のご予約をいただきました。これは歴代EOSで最多のオーダー数です。発売後も一眼レフの販売台数ランキングで常にトップ10に入るなど、20万円以上の高額モデルにもかかわらず大変好調に売れています」(川崎氏)。7D Mark IIの成功には、ジャンル別マーケィングも奏功したという。「EOSを使っている人が着実に増えている」と語る川崎氏。7D Mark IIに続き、今回発表された新製品もまた新たな写真ファン、新たなキヤノンファンを開拓するための大きなステップになると自信を見せた。一方、コンパクトカメラの国内出荷数は2014年の398万台から、2015年には350万台に減少すると予測。ただし「台数は減少しているものの、高付加価値モデルが伸びているため、平均単価は上昇している」(川崎氏)とも。実際に、昨年発売された1.0型センサーを持つ高級コンパクト「PowerShot G7 X」や光学65倍ズームのグリップ式モデルや光学30倍ズームのコンパクトモデルを擁する「PowerShot SX」シリーズの販売が好調とのことだ。キヤノンはコンパクトカメラ各カテゴリーおよび全体でナンバーワンのシェアを持ち、レンズ交換式一眼レフにおいても過半数のシェアを持っている。そんなキヤノンが虎視眈々と狙うのは、ミラーレス市場だ。昨年、同社は「ミラーレス機の新製品を発売していない」にも関わらず、前年以上のシェア率となった。今回の新製品「EOS M3」投入でさらにユーザー、流通への存在感を高め、ミラーレス市場の牽引役を担う構えだ。●デジタルカメラ高画素化の流れが一気に加速する○デジタルカメラ高画素化の流れが一気に加速する続いて登壇したのは、キヤノン株式会社 専務取締役 イメージコミュニケーション本部長 真栄田 雅也氏。新製品の特徴と技術について語った。我々が気になるのは、なんと言っても「EOS 5Ds」の50.6メガ(5,060万画素)という超高画素だろう。真栄田氏によれば、今回採用した35mmフルサイズCMOSセンサーでは、新微細化プロセスを導入したことで高画素と低ノイズ・広ダイナミックレンジを実現。CMOSセンサーにおけるマイクロレンズからフォトダイオードまでの距離を短くすることで集光効率を向上させ、常用最高感度ISO6400(拡張12800)を達成したという。また、「Dual DIGIC 6」の高速処理により、超高画素と最高約5コマ/秒の連写速度を両立しているという。超高画素ゆえ撮影に影響を及ぼしやすいカメラ内部の微小な振動ブレを抑えるため、「ミラー振動制御システム」も導入。ミラーアップ/ダウンを従来のバネではなくカムとギアで駆動制御している。これは7D Mark IIでも使用されている技術だ。筆者も5Dsの実機でシャッターを切ってみたが、フルサイズ機とは思えないほどの振動低減と静音化が実感できた。ピクチャースタイルには新項目「ディテール重視」が追加された。また、シャープネスに「強さ」のほか「細かさ」が設定できるようになり、「しきい値」まで設定できるなど神経の行き届いた撮影設定が行える。高画素を生かした1.3倍(約3,050万画素)と1.6倍(1,960万画素)の「クロップ撮影」にも対応。超高画素化の足回りが着実に確立されつつある印象を受けた。なお、真栄田氏は5Dsおよび5Ds Rは「あくまでEOS 5Dからの派生機であり、広告業界や風景写真に向けた特別なもの」と述べている。ただし、同時に「センサーや映像エンジンはまだまだ可能性を秘めており、ダウンサイジングにも挑戦中」とも述べていることから、ここ数年落ち着いていた高画素化の流れは、今後、クラスを超えて一気に加速する可能性がありそうだ。●発売とともに、お得なキャンペーンが目白押し○発売とともに、お得なキャンペーンが目白押し最後は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 取締役常務執行役員 イメージングシステムカンパニープレジデント 八木 耕一氏が登壇。新製品のプロモーションプランについて述べた。EOSシリーズでは、Kiss X8iと新カテゴリーである8000Dのユーザーの明確化や、ミラーレス機のEOS M3のデビューキャンペーン(25,000台限定のEVFキットがめちゃお得!)について説明。コンパクト機では、高倍率ズームにフォーカスした「ZOOM PARADISE! (ズームパラダイス!)」のキャッチフレーズと、キャッシュバックキャンペーンが発表された。なお、イメージキャラクターは引き続き、女優の能年玲奈さんが務める。また、新しい映像コミュニケーションとプロダクトネットワークを創出するキヤノンの新しいキーアイテム、コネクトステーション CS100も「SETでGET!」キャッシュバックキャンペーンを実施。今回発表されたものの中からNFCに対応する機種とセットで購入すると、キャッシュバックを受けられる。このほか、1.0型センサーを持つ本格派コンパクト「PowerShot G3 X」が開発中であることが発表された。G3 Xは、2月12日からパシフィコ横浜で開催される「CP+ 2015」に参考出品される。また、CP+ 2015では今回発表された全製品(G3 Xを除く)の実機を体験できるというから楽しみだ。会場にはタッチ&トライコーナーも併設。実機が展示され、その使用感を体験することができた。こちらの写真もぜひご覧いただきたい。
2015年02月07日●新製品を発表することになった背景サンディスクは1月28日、スマートフォン向けのUSBメモリー製品を日本市場に投入すると発表した。小誌では、来日した米SanDiskのリテール製品マーケティング担当バイスプレジデント ディネッシュ・バハール氏に話を伺う機会を得た。―― 新製品を発表することになった背景を教えてください。コンシューマー市場では写真や動画をモバイル機器(スマートデバイス)で記録するという動きがあります。実際に71%の写真がモバイル機器で撮影されている(※1)状況であり、2013年には、1日あたり14億枚もの写真がSNSにアップロードされているという調査結果(※2)もあります。スマートフォンやタブレット端末など、ユーザーが所有するモバイルデバイスの中には大量の写真データが保管されています。これをバックアップする、あるいは家族や仲間と共有する場合、「コンテンツの転送」という要素が重要になってきます。当社の調査結果では、82%のユーザーがコンテンツの転送を「とても重要」と考えており、主な理由として「安全または適切にバックアップしたい」「モバイル機器のメモリー不足を解消したい」ということを挙げています。その一方で、67%のユーザーがコンテンツの転送にストレスを感じているということがわかっています。つまり、モバイル機器を利用するユーザーの多くは、このようなデータを素早く、そして簡単に転送できるデバイスを望んでいるというわけです。※1: 出典 Worldwide Digital Image 2014-2018 Forecast: The Image Capture and Share Bible (IDC #246469, February 2014)。※2: 出典 Tony Daytona, Business Insider Oct 2013; Cooper Smith, Business Insider, Nov 2013; Sandisk。―― 今回発表された製品は、具体的にはどのようなものなのでしょうか?1つはiPhoneやiPadなど、iOS端末ユーザー向けの「サンディスクiXpand (アイ・エクスパンド) フラッシュドライブ」(以下、iXpand)です。一部小売店にて2月より先行販売を開始し、春頃には販売チャンネルをさらに拡大する予定です。この製品には2つのコネクタが装備されていることが大きな特徴となっています。1つは通常のPCでよく使われているUSBコネクタですが、これに加え、現在のiOS機器で使われているLightningコネクタが付いており、iOS 7.1以降が搭載されたiPhone/iPadに対応しています。主な機能はユーザーが撮影した写真や動画をiXpandにバックアップするといったシンプルなものです。ファイル単位でのコピーだけではなく、一括バックアップも可能です。また、自動バックアップ機能も備わっているので、この機能を有効にしておくと、iXpandを接続して通信許可をタップするだけで、撮影された写真がiXpandに保存されるため、簡単で確実、そして素早いバックアップ作業を実現することができます。また、他のデバイスやPCからコンテンツを受け取り、自身の端末で再生するといったケースがあると思いますが、iOSでは再生できるファイルの種類に制限があります。iXpand付属のアプリを使えば、標準的なAVI/WMV/MKVなど、一般的に普及しているフォーマットでありながらも、iOSでは再生できない動画ファイルをそのまま再生できます。iXpandは暗号化機能も備えていますので、バックアップしたファイルは、パスワードがなければ閲覧できないため、紛失リスクを考慮する必要があるビジネスユースでのニーズにも対応できるでしょう。なお、iXpandの暗号化ツールはWindows(XP以降)/Macintosh(MacOS 10.5以降)にも対応しています。もう1つは、Android端末向けの製品「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」(以下、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0)で、こちらは今年の4月から発売開始予定です。OTG(On the Go)対応のAndroidに本製品を接続すると、記憶領域として認識されるようになります。ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0には、通常のUSBコネクタに加えてMicro USBコネクタが用意されているので、変換ケーブルなどを使わずに、そのままAndroid端末への接続が可能です。また、ファイル管理を効率化する「サンディスク メモリーゾーン」アプリをGoogle Playマーケットで無償提供しています。従来製品からの強化点として、PC側がUSB 3.0に対応しより高速の転送が可能となったこと、Micro USB側が通常のコネクタよりも長くなったことで、厚いケースの上からでも取り付けが容易になっているということがあります。容量のラインアップとしては、iXpandもウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0も、それぞれ16/32/64GBが用意されています。●ユーザーからの意見を製品開発に反映―― Micro USBコネクタを長くしたのは、ユーザーからのフィードバックによるものでしょうか?そうです。サンディスクは、常にユーザーからの建設的な意見を取り入れています。先述のように、「ケースの上からmicroUSBコネクタを挿入するのは難しい」というユーザーからの意見が製品開発に反映された結果です。日本では薄いエレガントなケースが好まれる傾向にあるようなので、あまり実感できないかもしれませんが、海外では好評です。―― モバイル機器について、日本市場の特異性があれば教えてください。日本市場のモバイルユーザーにとって、ストレージの容量不足は他国のユーザーよりも深刻なようです。世界のAndroid/iOSユーザーは、平均すると630枚の写真と24本の動画をモバイル機器に保存しているという調査結果(※3)があるのですが、日本のユーザーに限れば、写真と動画を合わせて平均1500本ものデータファイルが1台のモバイル機器に保存されているという状況です。つまり日本市場では、このようなファイルのバックアップに対する潜在ニーズと重要性が大きいと言えるでしょう。また、Android市場を見ると、世界では平均20%程度がOTG対応機器ですが、日本は4倍弱の76%がOTG対応となっており(※4)、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0のような製品が活躍できる環境がすでに整っています。※3: 出典: Magisto Survey of 66,000 Android/iOS users. Jan 2015※4: 出典: サンディスク調べ(2015年1月23日現在)。―― iCloudやDropboxなど、クラウドストレージの存在をどのように捉えていますか?クラウドストレージは優れた対応策です。しかし、現時点ではいくつかの問題があると考えています。コンシューマー向けのクラウドストレージは、ある程度の容量を無料で利用できますが、無料の範囲を超えると月額利用料が必要となります。多くのユーザーにとって、これはやや割高に感じられることでしょう。それ以上に問題になるのは「ネットワークを使わなければならない」ということです。例えば、5人にサイズが400MBにもなる動画をシェアするシーンを考えてください。もし5人が同時に500MBのファイルにアクセスすれば、ネットワークの帯域圧迫となりますし、速度低下や、モバイル端末の場合は月間のデータ通信量制約といった問題が生じます。このような現状を踏まえると、物理的デバイスによるオフラインでのファイル共有は、速度と価格、そして「データが手元にある」という安心感など、まだまだユーザーメリットが大きいと思います。―― 最後に、これらの製品をリリースするサンディスクの強みを教えてください。当社はストレージの可能性を広げることを追求しています。そのために研究開発の投資を継続して行い、結果として5000以上の特許取得と数多くのアワードの受賞実績を有しています。また、15nmのフラッシュメモリを世界に先駆けて出荷しました。昨年は個人向け製品としては珍しい、10年保証の1TBのSSDや512GBのUSH-I対応SDXCカード、128GBのmicroSDXCを発表しました。このように、当社は常に高速・大容量の製品をタイムリーに提供し、一般ユーザーのみならず、カメラマンなどのプロフェッショナルからも信頼される業界のリーダーであり続けたいと考えています。―― 今後もユーザーの声を反映した製品開発に期待しています。今回はありがとうございました。
2015年02月06日ASUS JAPANは2日、2月13日発表とみられる新製品のティザーサイトを公開した。ティザーサイトでは、「FEEL THE BEAUTY」「LIVE THE POWER」のキャッチコピーの背景に、水墨画のような印象の山々が描かれ、発表までのカウントダウンが表示されている。同社はティザーサイトに掲載されている画像をヒントに、新製品を予想する直前企画も展開。期間は2015年2月13日15時までで、同社Facebookページの投稿コメント欄に回答することで、ASUS新製品が抽選で1名に当たるキャンペーンとなっている。
2015年02月05日ヴイエムウェアは2月3日、仮想化されたコンピューティング/ネットワーク/ストレージで構成されるハイブリッドクラウドを実現する新たな製品およびサービスを発表した。ストラテジックアライアンス本部長の名倉丈雄氏は、「現在、ユーザーが必要としてるものはOne Cloud,、Any Application。つまり、すべてのアプリケーションがどこに持っていっても動くことが求められている。これを実現するのが、インフラストラクチャを提供している側のミッション」と、同社が目指している方向性を説明した。同社は、仮想化されたコンピューティング、ネットワーク、ストレージから構成される「Software-Defined Data Center」、プライベートクラウドとvCloud Airで実現するハイブリッドクラウドを基盤として、「One Cloud,Any Application」を実現する。「One Cloud,、Any Application」の実現に向けて、「単一のプラットフォーム」「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」「オープンな管理」の3つの柱が据えられている。今回、「単一のプラットフォーム」を実現する製品とサービスとして、ハイブリッドクラウドの基盤となる「VMware vSphere 6」、ハイパーバイザー統合型ストレージの最新版「VMware Virtual SAN 6」、ストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる「VMware vSphere Virtual Volumes」、VMware NSXを活用したVMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスが発表された。これらは2015年第1四半期に提供が開始される予定。同氏は、これらの製品とサービスによって、「これまで作れそうで作れなかった真のハイブリッドクラウドが構築できるようになる」と語った。VMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスにより、ゲートウェイ・アプライアンスを通じて、パブリッククラウドであるVMware vCloud AirとVMware vSphereによって構築されたプライベートクラウドを単一かつ安全なネットワークで相互接続できるようになる。また、プライベートクラウドとvCloud Airに展開されている数百の仮想ネットワークを単一のWAN接続で維持することも可能になる。「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」は「vSphere 6」「Virtual SAN 6」「クラウドネーティブのアプリケーション」で実現し、「オープンな管理」は「OpenStackとの統合」「Virtual Volumes」「vCloud Suite 6」で実現する。OpenStackについては、同日、OpenStackのコンポーネントをパッケージ化してテストまで行ったディストリビューション「VMware Integrated OpenStack」の提供を発表している。
2015年02月04日ヤマハは、ネイティブスピーカーの自然な発音で表現豊かな英語の歌声を作り出すことができるパソコン用ソフトウェア「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」を発売する。発売時期は2月上旬。価格はオープンプライスで、同社ストア「VOCALOID STORE」での販売価格は1万800円(税込、送料別、2月5日より出荷予定)。同製品では、米国出身のネイティブスピーカーを起用し、約2年間もの期間をかけて、違和感のないより自然な英語の発音を追求。クリアな滑舌と自然な英語発音、そして力強く伸びのあるロングトーンとスムーズな発声によってあらゆるジャンルの楽曲を素直に歌いこなす歌声ライブラリとなっている。さらに「VOCALOID4」から搭載された、声を激しく振るわせ唸るような効果が得られる「グロウル機能」との相性にも優れており、ロックやソウル、ブルースなどにおいても、より人間らしい豊かな感情を表現することが可能となっている。また、「VOCALOID4 Editor for Cubase」と、「Cubase 7 シリーズ」または「Cubase 8 シリーズ」とあわせて使用すれば、Windows環境のみならず、Mac環境でも使用できる。
2015年02月04日ドスパラは3日、ASUSTOR製NASの新製品を紹介する「ASUSTOR×WD NASイベント inドスパラ」の開催を発表した。会場は大阪・日本橋のドスパラなんば店の店頭特設ステージで、開催日時は2015年2月7日の13時からと16時から。イベントではASUSTOR製NASの新製品である「AS70シリーズ」と「AS51/50シリーズ」について紹介する。独自OS「ADM」での新機能に加えて、ASUSTORならではのオリジナル機能の解説や、「AS70シリーズ」を使ったHDMI 4K出力のデモなどを予定する。また、NASに最適なHDDとして「WD Red」シリーズの紹介や実機の展示も行う。イベント参加者にはノベルティグッズをプレゼントするほか、プレゼンテーションの終了時にはじゃんけん大会も開催するという。
2015年02月03日マカフィーは1月30日、次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの新製品「McAfee Next Generation Firewall 320X」の国内提供を発表した。同製品は、統合基盤をベースに、独自のアプリケーション制御、不正侵入防止システム、組込み型の仮想プライベートネットワーク、パケットインスペクションなどの保護機能を備える。また、高度な攻撃手法を検出・ブロックするための検知回避対策テクノロジーを搭載。セキュリティチェックを実施する前にあらゆるプロトコル層でネットワークトラフィックを可視化できるという。筐体は、耐衝撃性能と耐振動性能、防湿・防塵構造で耐久性を重視しており、司令拠点や装甲車両、採鉱・採石場、化学工場、電力施設といった過酷な温度条件下の利用に適している。なお、今回の追加で、マカフィーの次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの製品シリーズの全モデルが、日本国内で必要とされる認証や規制に適合した。
2015年02月02日アスクは29日、東京・秋葉原のTSUKUMO eX.パソコン館にて、NVIDIA×MSI 冬のGeForce新製品セッション」と題した店頭イベントを開催すると発表した。開催日時は1月31日の13時から14時と15時から16時。参加費は無料。イベントでは、NVIDIA製デスクトップ向けGPUの最新モデル「GeForce GTX 960」をはじめ、「GeForce GTX 960」を搭載したMSI製グラフィックスカードをいち早く紹介する。また、2月に発売予定の未発表モデル「MSI GTX960 GAMING 100ME」の先行展示も予定する。イベント終了時には豪華賞品があたるじゃんけん大会を行うほか、当日MSI製品を購入するとオリジナルのノベルティグッズがもらえるキャンペーンも開催する。イベントの詳細についてはアスクのWebサイトを参照してほしい。
2015年01月29日NTTソフトウェアは1月27日、セキュリティ対策製品「TrustBind(トラストバインド)」シリーズに、新たにデータ保護用の「TrustBind/Tokenization(トラストバインド/トークナイゼーション)」を追加し、4月1日より販売開始すると発表した。同製品は、機密情報などのデータを「トークン」に自動的に置き換えるというもの。機密情報とトークンの関連性を組織内のデータベースで管理することで、クラウドサービスのデータベースに機密情報そのものを保存することなく活用できる。トークンは、機密情報を第3者が容易に解読できないようにするのに有効。保存される機密情報ごとに都度ランダムに生成され、元データと一切の関連性を持たないため、元の機密情報を解読することは理論上できない。また、セールスフォース利用時にトークンのまま検索が可能となる。トークナイゼーションにより無作為なデータに置き換えられた情報であるトークンのままで、セールスフォースの既存機能にあわせて検索できる。これにより、ユーザのクラウドサービス利用勝手は変わらず、データを保護することが可能だ。さらに、TrustBind/Secure Gatewayと連携して動作するため、クラウドサービスへのアクセスログを収集できる。内部統制の監査要件へ対応、セキュリティインシデント発生時の追跡性確保、利用統計情報による業務分析、ほかシステムとのログ突合など、幅広い用途でのログを活用できる。価格は税別で、月額利用料が1000円(1ユーザIDあたり)。
2015年01月29日テクマトリックスは1月28日、コンタクトセンターCRMシステムの新製品「FastHelp5」と「FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)」を2月17日より販売すると発表した。FastHelpは、1996年よりリリースしているコンタクトセンターCRM。導入実績は国内トップクラスを誇り、オンプレミス、クラウドともに提供している。製品の特徴は「操作性」と「機能性」「俊敏性」「柔軟性」「拡張性」の5点。操作性では、やさしいユーザーインタフェースと数種類の画面配色デザインを用意し、タブレットにも対応を果たした。機能性はマルチチャネル(電話とEメール、Web、FAX)にデフォルトで対応するだけではなく、FAQ/テンプレートなどの回答支援機能やマルチテナント機能など、様々な機能を提供する。一方の俊敏性は、センター内や関連部門の関係者に確実なエスカレーションを実現できる。全社レベルでの迅速な情報共有を図るため、メッセージング機能やエスカレーション機能、ワークフロー機能などをサポートする。柔軟性は、顧客に合わせた柔軟なカスタマイズ開発を行っており、必要に応じて追加可能なオプション製品群を用意している。パッケージ製品として、短期導入も可能としており、CTI連携機能やトークスクリプト機能、アウトバウンド機能なども提供するという。拡張性の面では、利用者数の増加やセンターの増設に臨機応変に対応できるシステム構成となっている。SSO(シングルサインオン)連携機能やAP/DBサーバーの冗長化構成、データインポート・エクスポート機能など、他ツールや社内システムなどとの容易な連携・接続を実現する。FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)一方のFastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)は、くすり相談室専用のCRMシステム。基本的にFastHelp5と同等の機能となっているが、複数の製薬会社向け拡張機能を用意している。例えば、患者やドクター、薬剤師といった顧客と、医療機関や薬局、卸などの施設情報、薬といった多岐にわたる医療関連情報の一元管理がコンタクトセンターCRMで実現できる。また、MR連携機能や、医療関連情報のメディカルデータベース情報を容易に取り込める連携機能も含めて提供していく。両製品ともにオンプレミスのライセンス販売開始は2月17日で、提供は4月1日から。クラウド版となる「FastCloud(ファストクラウド)」は2015年度第2四半期に提供開始を用意している。価格は最小構成で同時利用ユーザーが5人の場合、180万円からとなる。○コンタクトセンターからビジネスを強くするというコンセプトテクマトリックスは同日、記者会見を都内で行い、同社 執行役員 CRMソリューション事業部 事業部長の鈴木 猛司氏らが新製品の説明を行った。両製品のコンセプトは「コンタクトセンターからビジネスを強くする」。「かねてから、コンタクトセンターはコストセンターだった」と語り、コンタクトセンター運営の現状を語る。ただ、こうした状況を変えていかなければビジネスを前進させることができないとし、「これからはプロフィットセンターになっていかなければならないし、これからは踏み込んで、積極的にお客さまとの接点の場にしなければならない。言うことは簡単だが、実際にやっていくことは大変。顧客の事業強化に寄与していけるよう頑張りたい」と話した。また、製品の特徴について同事業部 副事業部長の岩元 利純氏が説明を行い、FastHelp5が現行製品から大幅な機能の見直しを行ったもので、単なるアップデートではなく、新製品のような位置付けで開発を行ったことを明らかにした。
2015年01月28日日本オラクルは1月15日、NASストレージの新製品「Oracle ZFS Storage ZS4-4」の発表会において、ストレージ製品全般の戦略について説明を行った。初めに、システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス 本部長 宮坂美樹氏が、「デジタルデータは爆発的に増加しているが、企業が抱えているすべてのデータが使われているとは限らない。80%のデータは90日を経過するとほとんどアクセスがないという調査結果も出ている。そうした状況を踏まえ、われわれはコストをできるかぎり抑えて、データを最適な場所に配置することを考えている」と、同社のストレージ製品におけるコンセプトを説明した。このコンセプトを実現するのが、フラッシュストレージ、ディスクストレージ、テープストレージから構成される「階層化ストレージ」となる。同社は、フラッシュストレージとして「Oracle FS1 Flash Storage System」、ディスクストレージとして「Oracle ZFS Storage Appliance」、テープストレージとして「StorageTek」というラインアップを持っている。同社は、全体の数%程度の比較的使用頻度の高いデータはフラッシュストレージに、次に全体の10数%の使用頻度の高いデータはディスクストレージに、残りのデータはテープストレージにといった具合に、データのアクセス頻度に応じてデータを自動管理することを推進している。2014年10月に発表された「Oracle FS1 Flash Storage System」は、国内で初めて研究機関に導入されたという。その導入目的は「頻繁にアクセスする研究データ、再現性のない実験データなどの一定期間保管が必要なデータを効率よく保管したい」といったものだった。この研究機関では、同製品とともにテープストレージを導入して、多数のファイルサーバのデータをディスクとテープにまとめて、使用頻度の低いデータをテープに保管することにより、全体的なディスク容量が減って消費電力も削減されたという。また、宮坂氏は米国で昨年12月に発表されたフロント・ポーチ・デジタルの買収について言及し、買収途中のため詳細は明らかにできないとしたうえで、「今後、4Kや8Kに対応した機器やコンテンツが増えることが見込まれるため、フロント・ポーチが持つ高解像度の各種データ、ストレージ管理ソリューションと当社のストレージ製品を統合することで、効率的かつ低コストなデータ保管を実現したい」とその狙いについて語った。システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス プロダクト・ビジネス推進部 山崎隆文氏からは、テープ・ストレージ製品の最新動向について説明が行われた。山崎氏は、コンテンツ管理、メディア&エンターテインメント、HPC/ビッグデータ、ヘルスケア、図書館、ビデオ監視といった分野でテープ・アーカイブの需要が高まっていると述べた。同社のテープ・ストレージの中で特徴的な製品としては、StorageTek T10000 T2カートリッジが紹介された。同製品はバリウム・フェライトというビット密度を上げることが可能な素材からできており、従来の素材であるメタルパーティクルよりも磁気が安定しているという。また同氏は、昨年、テープの規格「LTO」のロードマップに「LTO9」と「LTO10」が加わったことを挙げ、今後もテープストレージの進化は続くと語った。
2015年01月16日米Dellは1月6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のCES 2015において、13.3型ノートPCにおいて底面積を世界最小に抑えた新製品「XPS 13」を発売した。第5世代のIntel Coreプロセッサを搭載しており、最大15時間のバッテリ駆動を可能としている。直販価格は799ドル~。 ※2015年1月同社調べXPS 13のサイズはW304×D200×H9~15mm、重量はタッチパネルなしの場合で1.18kg、タッチパネル付きの場合で1.26kg。ディスプレイのベゼル幅をわずか5.2mmとした狭額縁設計により、世界最小の底面積を実現。13.3型の製品でありながら11型クラスのサイズであると、同社はアピールしている。ディスプレイは、フルHD(1,920×1,080ドット)でノンタッチ、もしくはQHD+(3,200×1,800)でタッチ対応の2種類を用意している。ラインナップと主な仕様は、799.99ドルのモデルがIntel Core i3-5010U、4GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。999.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。1,299.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、QHD+タッチ液晶。1,599.99ドルのモデルがIntel Core i7-5500U、8GBメモリ、256GB SSD、QHD+タッチ液晶。すべてOSはWindows 8.1を搭載している。同社はまた、4K解像度のディスプレイを搭載した「XPS 15」を近日中に米国で発売することも明らかにした。こちらの直販価格は2,349ドル~。
2015年01月07日ロクシタンの製品ロクシタンは自然豊かなプロヴァンス生まれ。地中海沿岸やプロヴァンスで育てられたオーガニックな植物を中心に主原料としている。同社が生産者や環境への尊敬の念を抱き原料をチョイスしているせいなのか、出来あがった製品はどれも自然の恵みが満ちている。植物療法の考え方に基づいて作られる製品は効能と感覚が融合する。使ってみて効果を感じることはもちろん、また使いたいと思わせる製品だ。シアといえばロクシタン同社には様々な人気シリーズが存在するが、「シアシリーズ」は特にファンが多い。他社でもシアバターを使った製品はあるのだが、同社の製品へのラブコールは計り知れない。もはや「シアといえばロクシタン」といっても過言ではない。シアの木は西アフリカのブルキナファソ地域に生えており、神秘の木とされ、女性だけが木に触れることができる。シアバターの別名はウィメンズゴールド。つまり女性の宝だ。シアの実から作られるシアバターは保湿効果が極めて高く、ヒトの肌になじみやすい脂肪酸を多く含み肌を柔らかく保つことができる。シアシリーズ新製品2015年1月15日、シアフェイスシリーズに待望の新製品が登場。ロクシタンオンラインショップでは2014年12月23日から2014年1月14日まで予約を受け付けている。新製品ラインナップ1月15日に以下の新製品が登場する。・シア エクストラクリーム ライト 50mlしっかり潤うのに驚くほど軽いテクスチャー。一度つけたら48時間も潤いが続く。・シア エクストラクリーム リッチ 50mlシア エクストラクリーム ライトよりもこっくりとリッチなテクスチャー。シア成分がより多く配合されている。・シア クレンジングオイル 200mlオイルクレンジング剤なのに乾燥せず、潤いを逃がさずメイクはしっかりと落とすことができる。【参考】・ロクシタンシアフェース・ロクシタンオンラインショップ
2014年12月26日アルクはこのほど、イギリス英語と「SHERLOCK/シャーロック」が楽しく学べる書籍『英語でシャーロック!』を発売した。○付属CDには4本のスペシャルコンテンツ「SHERLOCK/シャーロック」は、2014年度エミー賞で最多7部門を受賞したイギリスのテレビドラマ。同書はさまざまなシャーロック・ホームズの楽しみ方を提案する本で、カラー写真で「SHERLOCK/シャーロック」の全9話のストーリーと楽しみ方を一挙解説。ドラマに出演する俳優ベネディクト・カンバーバッチ氏を知るための5つのキーワードや過去の出演作品についても解説している。付属CDには4本のスペシャルコンテンツを収録。一つ目は、ベネディクト・カンバーバッチ氏のインタビュー「『シャーロック』との出会いと、 僕を変えたあの事件」。アメリカのラジオ・インタビュー番組Bullseyeで放送されたインタビューを、ノーカット19分を収録している。2つ目は、カンバーバッチ氏の卒業したロンドン音楽芸術学院の校長先生のインタビューも収めた。3つ目は、London Walks ホームズツアー・ガイドの現地ツアー音源。4つ目には、「シャーロック・ホームズ」シリーズの「青い紅玉」のオーディオ短編小説を収録している。その他、日本全国でホームズ気分を味わえる厳選スポットの紹介や、英国で楽しむ人気のホームズツアーの誌上体験、これまで日本で出版されたホームズ作品の翻訳読み比べ、ホームズのライバルの名探偵ポワロ、ミス・マープル、ブラウン神父のシリーズ作品も紹介。ホームズファンだけでなく、ミステリーファンも楽しめる内容となっている。価格は1,296円(税込)。
2014年12月22日アーキサイトは19日、独自ブランド「ARCHISS」新製品として、Cherry MXスイッチ搭載のメカニカルキーボード「ProgresTouch RETRO」シリーズ8機種を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込11,980円前後。「ARCHISS ProgresTouch RETRO」は長期間の使用による摩耗に強い2色成型キーキャップを採用するメカニカルキーボード。印字がキーキャップ樹脂の一部になっているため、経年や使用による摩耗に強く、印字が消えにくい特徴がある。また、標準キーキャップより約0.5mm厚手のため、しっかりした打鍵感を味わえるという。ラインナップは日本語JIS配列108キー、英語ASCII配列104キーの2種類。いずれもキースイッチは独ZF ElectronicsのCherry MXスイッチを採用し、日本語・英語それぞれに黒軸/茶軸/青軸/赤軸の4モデルを用意する。キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm。本体サイズはW440.0×D140.0×H28.0~37.0mm、重量は1.16kg。インタフェースはUSBだが、同梱のPS/2変換アダプタを使用することで、PS/2でも接続できる。[Ctrl]キーや[CapsLock]キーなどが変換できるDIPスイッチも搭載する。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年12月22日