ドスパラは3日、ASUSTOR製NASの新製品を紹介する「ASUSTOR×WD NASイベント inドスパラ」の開催を発表した。会場は大阪・日本橋のドスパラなんば店の店頭特設ステージで、開催日時は2015年2月7日の13時からと16時から。イベントではASUSTOR製NASの新製品である「AS70シリーズ」と「AS51/50シリーズ」について紹介する。独自OS「ADM」での新機能に加えて、ASUSTORならではのオリジナル機能の解説や、「AS70シリーズ」を使ったHDMI 4K出力のデモなどを予定する。また、NASに最適なHDDとして「WD Red」シリーズの紹介や実機の展示も行う。イベント参加者にはノベルティグッズをプレゼントするほか、プレゼンテーションの終了時にはじゃんけん大会も開催するという。
2015年02月03日マカフィーは1月30日、次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの新製品「McAfee Next Generation Firewall 320X」の国内提供を発表した。同製品は、統合基盤をベースに、独自のアプリケーション制御、不正侵入防止システム、組込み型の仮想プライベートネットワーク、パケットインスペクションなどの保護機能を備える。また、高度な攻撃手法を検出・ブロックするための検知回避対策テクノロジーを搭載。セキュリティチェックを実施する前にあらゆるプロトコル層でネットワークトラフィックを可視化できるという。筐体は、耐衝撃性能と耐振動性能、防湿・防塵構造で耐久性を重視しており、司令拠点や装甲車両、採鉱・採石場、化学工場、電力施設といった過酷な温度条件下の利用に適している。なお、今回の追加で、マカフィーの次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの製品シリーズの全モデルが、日本国内で必要とされる認証や規制に適合した。
2015年02月02日アスクは29日、東京・秋葉原のTSUKUMO eX.パソコン館にて、NVIDIA×MSI 冬のGeForce新製品セッション」と題した店頭イベントを開催すると発表した。開催日時は1月31日の13時から14時と15時から16時。参加費は無料。イベントでは、NVIDIA製デスクトップ向けGPUの最新モデル「GeForce GTX 960」をはじめ、「GeForce GTX 960」を搭載したMSI製グラフィックスカードをいち早く紹介する。また、2月に発売予定の未発表モデル「MSI GTX960 GAMING 100ME」の先行展示も予定する。イベント終了時には豪華賞品があたるじゃんけん大会を行うほか、当日MSI製品を購入するとオリジナルのノベルティグッズがもらえるキャンペーンも開催する。イベントの詳細についてはアスクのWebサイトを参照してほしい。
2015年01月29日NTTソフトウェアは1月27日、セキュリティ対策製品「TrustBind(トラストバインド)」シリーズに、新たにデータ保護用の「TrustBind/Tokenization(トラストバインド/トークナイゼーション)」を追加し、4月1日より販売開始すると発表した。同製品は、機密情報などのデータを「トークン」に自動的に置き換えるというもの。機密情報とトークンの関連性を組織内のデータベースで管理することで、クラウドサービスのデータベースに機密情報そのものを保存することなく活用できる。トークンは、機密情報を第3者が容易に解読できないようにするのに有効。保存される機密情報ごとに都度ランダムに生成され、元データと一切の関連性を持たないため、元の機密情報を解読することは理論上できない。また、セールスフォース利用時にトークンのまま検索が可能となる。トークナイゼーションにより無作為なデータに置き換えられた情報であるトークンのままで、セールスフォースの既存機能にあわせて検索できる。これにより、ユーザのクラウドサービス利用勝手は変わらず、データを保護することが可能だ。さらに、TrustBind/Secure Gatewayと連携して動作するため、クラウドサービスへのアクセスログを収集できる。内部統制の監査要件へ対応、セキュリティインシデント発生時の追跡性確保、利用統計情報による業務分析、ほかシステムとのログ突合など、幅広い用途でのログを活用できる。価格は税別で、月額利用料が1000円(1ユーザIDあたり)。
2015年01月29日テクマトリックスは1月28日、コンタクトセンターCRMシステムの新製品「FastHelp5」と「FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)」を2月17日より販売すると発表した。FastHelpは、1996年よりリリースしているコンタクトセンターCRM。導入実績は国内トップクラスを誇り、オンプレミス、クラウドともに提供している。製品の特徴は「操作性」と「機能性」「俊敏性」「柔軟性」「拡張性」の5点。操作性では、やさしいユーザーインタフェースと数種類の画面配色デザインを用意し、タブレットにも対応を果たした。機能性はマルチチャネル(電話とEメール、Web、FAX)にデフォルトで対応するだけではなく、FAQ/テンプレートなどの回答支援機能やマルチテナント機能など、様々な機能を提供する。一方の俊敏性は、センター内や関連部門の関係者に確実なエスカレーションを実現できる。全社レベルでの迅速な情報共有を図るため、メッセージング機能やエスカレーション機能、ワークフロー機能などをサポートする。柔軟性は、顧客に合わせた柔軟なカスタマイズ開発を行っており、必要に応じて追加可能なオプション製品群を用意している。パッケージ製品として、短期導入も可能としており、CTI連携機能やトークスクリプト機能、アウトバウンド機能なども提供するという。拡張性の面では、利用者数の増加やセンターの増設に臨機応変に対応できるシステム構成となっている。SSO(シングルサインオン)連携機能やAP/DBサーバーの冗長化構成、データインポート・エクスポート機能など、他ツールや社内システムなどとの容易な連携・接続を実現する。FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)一方のFastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)は、くすり相談室専用のCRMシステム。基本的にFastHelp5と同等の機能となっているが、複数の製薬会社向け拡張機能を用意している。例えば、患者やドクター、薬剤師といった顧客と、医療機関や薬局、卸などの施設情報、薬といった多岐にわたる医療関連情報の一元管理がコンタクトセンターCRMで実現できる。また、MR連携機能や、医療関連情報のメディカルデータベース情報を容易に取り込める連携機能も含めて提供していく。両製品ともにオンプレミスのライセンス販売開始は2月17日で、提供は4月1日から。クラウド版となる「FastCloud(ファストクラウド)」は2015年度第2四半期に提供開始を用意している。価格は最小構成で同時利用ユーザーが5人の場合、180万円からとなる。○コンタクトセンターからビジネスを強くするというコンセプトテクマトリックスは同日、記者会見を都内で行い、同社 執行役員 CRMソリューション事業部 事業部長の鈴木 猛司氏らが新製品の説明を行った。両製品のコンセプトは「コンタクトセンターからビジネスを強くする」。「かねてから、コンタクトセンターはコストセンターだった」と語り、コンタクトセンター運営の現状を語る。ただ、こうした状況を変えていかなければビジネスを前進させることができないとし、「これからはプロフィットセンターになっていかなければならないし、これからは踏み込んで、積極的にお客さまとの接点の場にしなければならない。言うことは簡単だが、実際にやっていくことは大変。顧客の事業強化に寄与していけるよう頑張りたい」と話した。また、製品の特徴について同事業部 副事業部長の岩元 利純氏が説明を行い、FastHelp5が現行製品から大幅な機能の見直しを行ったもので、単なるアップデートではなく、新製品のような位置付けで開発を行ったことを明らかにした。
2015年01月28日日本オラクルは1月15日、NASストレージの新製品「Oracle ZFS Storage ZS4-4」の発表会において、ストレージ製品全般の戦略について説明を行った。初めに、システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス 本部長 宮坂美樹氏が、「デジタルデータは爆発的に増加しているが、企業が抱えているすべてのデータが使われているとは限らない。80%のデータは90日を経過するとほとんどアクセスがないという調査結果も出ている。そうした状況を踏まえ、われわれはコストをできるかぎり抑えて、データを最適な場所に配置することを考えている」と、同社のストレージ製品におけるコンセプトを説明した。このコンセプトを実現するのが、フラッシュストレージ、ディスクストレージ、テープストレージから構成される「階層化ストレージ」となる。同社は、フラッシュストレージとして「Oracle FS1 Flash Storage System」、ディスクストレージとして「Oracle ZFS Storage Appliance」、テープストレージとして「StorageTek」というラインアップを持っている。同社は、全体の数%程度の比較的使用頻度の高いデータはフラッシュストレージに、次に全体の10数%の使用頻度の高いデータはディスクストレージに、残りのデータはテープストレージにといった具合に、データのアクセス頻度に応じてデータを自動管理することを推進している。2014年10月に発表された「Oracle FS1 Flash Storage System」は、国内で初めて研究機関に導入されたという。その導入目的は「頻繁にアクセスする研究データ、再現性のない実験データなどの一定期間保管が必要なデータを効率よく保管したい」といったものだった。この研究機関では、同製品とともにテープストレージを導入して、多数のファイルサーバのデータをディスクとテープにまとめて、使用頻度の低いデータをテープに保管することにより、全体的なディスク容量が減って消費電力も削減されたという。また、宮坂氏は米国で昨年12月に発表されたフロント・ポーチ・デジタルの買収について言及し、買収途中のため詳細は明らかにできないとしたうえで、「今後、4Kや8Kに対応した機器やコンテンツが増えることが見込まれるため、フロント・ポーチが持つ高解像度の各種データ、ストレージ管理ソリューションと当社のストレージ製品を統合することで、効率的かつ低コストなデータ保管を実現したい」とその狙いについて語った。システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス プロダクト・ビジネス推進部 山崎隆文氏からは、テープ・ストレージ製品の最新動向について説明が行われた。山崎氏は、コンテンツ管理、メディア&エンターテインメント、HPC/ビッグデータ、ヘルスケア、図書館、ビデオ監視といった分野でテープ・アーカイブの需要が高まっていると述べた。同社のテープ・ストレージの中で特徴的な製品としては、StorageTek T10000 T2カートリッジが紹介された。同製品はバリウム・フェライトというビット密度を上げることが可能な素材からできており、従来の素材であるメタルパーティクルよりも磁気が安定しているという。また同氏は、昨年、テープの規格「LTO」のロードマップに「LTO9」と「LTO10」が加わったことを挙げ、今後もテープストレージの進化は続くと語った。
2015年01月16日米Dellは1月6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のCES 2015において、13.3型ノートPCにおいて底面積を世界最小に抑えた新製品「XPS 13」を発売した。第5世代のIntel Coreプロセッサを搭載しており、最大15時間のバッテリ駆動を可能としている。直販価格は799ドル~。 ※2015年1月同社調べXPS 13のサイズはW304×D200×H9~15mm、重量はタッチパネルなしの場合で1.18kg、タッチパネル付きの場合で1.26kg。ディスプレイのベゼル幅をわずか5.2mmとした狭額縁設計により、世界最小の底面積を実現。13.3型の製品でありながら11型クラスのサイズであると、同社はアピールしている。ディスプレイは、フルHD(1,920×1,080ドット)でノンタッチ、もしくはQHD+(3,200×1,800)でタッチ対応の2種類を用意している。ラインナップと主な仕様は、799.99ドルのモデルがIntel Core i3-5010U、4GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。999.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。1,299.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、QHD+タッチ液晶。1,599.99ドルのモデルがIntel Core i7-5500U、8GBメモリ、256GB SSD、QHD+タッチ液晶。すべてOSはWindows 8.1を搭載している。同社はまた、4K解像度のディスプレイを搭載した「XPS 15」を近日中に米国で発売することも明らかにした。こちらの直販価格は2,349ドル~。
2015年01月07日ロクシタンの製品ロクシタンは自然豊かなプロヴァンス生まれ。地中海沿岸やプロヴァンスで育てられたオーガニックな植物を中心に主原料としている。同社が生産者や環境への尊敬の念を抱き原料をチョイスしているせいなのか、出来あがった製品はどれも自然の恵みが満ちている。植物療法の考え方に基づいて作られる製品は効能と感覚が融合する。使ってみて効果を感じることはもちろん、また使いたいと思わせる製品だ。シアといえばロクシタン同社には様々な人気シリーズが存在するが、「シアシリーズ」は特にファンが多い。他社でもシアバターを使った製品はあるのだが、同社の製品へのラブコールは計り知れない。もはや「シアといえばロクシタン」といっても過言ではない。シアの木は西アフリカのブルキナファソ地域に生えており、神秘の木とされ、女性だけが木に触れることができる。シアバターの別名はウィメンズゴールド。つまり女性の宝だ。シアの実から作られるシアバターは保湿効果が極めて高く、ヒトの肌になじみやすい脂肪酸を多く含み肌を柔らかく保つことができる。シアシリーズ新製品2015年1月15日、シアフェイスシリーズに待望の新製品が登場。ロクシタンオンラインショップでは2014年12月23日から2014年1月14日まで予約を受け付けている。新製品ラインナップ1月15日に以下の新製品が登場する。・シア エクストラクリーム ライト 50mlしっかり潤うのに驚くほど軽いテクスチャー。一度つけたら48時間も潤いが続く。・シア エクストラクリーム リッチ 50mlシア エクストラクリーム ライトよりもこっくりとリッチなテクスチャー。シア成分がより多く配合されている。・シア クレンジングオイル 200mlオイルクレンジング剤なのに乾燥せず、潤いを逃がさずメイクはしっかりと落とすことができる。【参考】・ロクシタンシアフェース・ロクシタンオンラインショップ
2014年12月26日アルクはこのほど、イギリス英語と「SHERLOCK/シャーロック」が楽しく学べる書籍『英語でシャーロック!』を発売した。○付属CDには4本のスペシャルコンテンツ「SHERLOCK/シャーロック」は、2014年度エミー賞で最多7部門を受賞したイギリスのテレビドラマ。同書はさまざまなシャーロック・ホームズの楽しみ方を提案する本で、カラー写真で「SHERLOCK/シャーロック」の全9話のストーリーと楽しみ方を一挙解説。ドラマに出演する俳優ベネディクト・カンバーバッチ氏を知るための5つのキーワードや過去の出演作品についても解説している。付属CDには4本のスペシャルコンテンツを収録。一つ目は、ベネディクト・カンバーバッチ氏のインタビュー「『シャーロック』との出会いと、 僕を変えたあの事件」。アメリカのラジオ・インタビュー番組Bullseyeで放送されたインタビューを、ノーカット19分を収録している。2つ目は、カンバーバッチ氏の卒業したロンドン音楽芸術学院の校長先生のインタビューも収めた。3つ目は、London Walks ホームズツアー・ガイドの現地ツアー音源。4つ目には、「シャーロック・ホームズ」シリーズの「青い紅玉」のオーディオ短編小説を収録している。その他、日本全国でホームズ気分を味わえる厳選スポットの紹介や、英国で楽しむ人気のホームズツアーの誌上体験、これまで日本で出版されたホームズ作品の翻訳読み比べ、ホームズのライバルの名探偵ポワロ、ミス・マープル、ブラウン神父のシリーズ作品も紹介。ホームズファンだけでなく、ミステリーファンも楽しめる内容となっている。価格は1,296円(税込)。
2014年12月22日アーキサイトは19日、独自ブランド「ARCHISS」新製品として、Cherry MXスイッチ搭載のメカニカルキーボード「ProgresTouch RETRO」シリーズ8機種を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込11,980円前後。「ARCHISS ProgresTouch RETRO」は長期間の使用による摩耗に強い2色成型キーキャップを採用するメカニカルキーボード。印字がキーキャップ樹脂の一部になっているため、経年や使用による摩耗に強く、印字が消えにくい特徴がある。また、標準キーキャップより約0.5mm厚手のため、しっかりした打鍵感を味わえるという。ラインナップは日本語JIS配列108キー、英語ASCII配列104キーの2種類。いずれもキースイッチは独ZF ElectronicsのCherry MXスイッチを採用し、日本語・英語それぞれに黒軸/茶軸/青軸/赤軸の4モデルを用意する。キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm。本体サイズはW440.0×D140.0×H28.0~37.0mm、重量は1.16kg。インタフェースはUSBだが、同梱のPS/2変換アダプタを使用することで、PS/2でも接続できる。[Ctrl]キーや[CapsLock]キーなどが変換できるDIPスイッチも搭載する。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年12月22日ドスパラは18日、東京・秋葉原のドスパラパーツ館にて、ASUSの新製品を解説する「ASUS新製品~かゆいところまで教えます~徹底解説!」イベントを開催すると発表した。開催日時は2014年12月20日の12時から。イベントではゲーミングデバイスやマザーボードなど、ASUSの新製品について紹介。気になる"かゆいところ"まで徹底解説する。また、イベント参加者を対象に抽選会も予定する。
2014年12月18日ネクストジェンは、ボイスロギングソリューションの新製品となる「LA-6000」および「VoIS plus」(ヴォイス プラス)の開発に着手したと発表した。「LA-6000」は、中規模から大規模ネットワーク対応のボイスロガー(通話録音システム)「LA-5000」の上位機種となる製品で、LA-5000 の基本機能に加え、新たにVoIPの通話録音対応が可能となる予定だという。また、PBX やCTI との連携も視野に入れた開発を進めているという。「VoIS plus」 は、通話録音データを蓄積・再生するボイスストレージ製品「VoIS」の従来の機能に加え、録音音声に含まれる周辺雑音を低減して再生するクリアボイス機能の標準搭載と、音声認識によるテキスト化、通話内容解析、感情分析などの機能追加を行う予定。さらに、携帯電話各社が提供する携帯電話通話録音サービスへの対応も拡大を図っていく。いずれの製品も2015 年中頃の発売を目指している。
2014年12月18日Razerは11日、東京・秋葉原のソフマップ本館4階特設コーナーにて、同社のゲーミングデバイスChromaシリーズの新製品を紹介するイベントを開催すると発表した。開催日時は12月13日13時から14時。イベントでは、グラビアアイドルの吉田早希さんを司会に、Chromaシリーズの新製品紹介に加え、実際に手にとって体験できる。また来場者にはノベルティグッズをプレゼントするほか、景品が当たる抽選会も予定する。
2014年12月11日日本ヒューレット・パッカード(HP)は12月9日、ミッションクリティカル環境のワークロードに最適化したサーバ新製品「HP Integrity Superdome X」の提供を開始した。インテルXeonプロセッサE7 v2ファミリーを最大16CPU/240コア搭載可能で、メモリは最大16ソケット12TBまでサポートする。さまざまなRAS機能により、信頼性を一般的なx86サーバの20倍にまで高めた。最小構成価格(税別)は2,397万1000円から。HP Integrity Superdome Xは、"ワークロード特化型"を掲げるHPサーバ製品のなかでも、汎用Linuxが稼働するミッションクリティカル環境向けに提供するサーバプラットフォーム製品。同社ではミッションクリティカル環境を持続的成長が求められる既存のミッションクリティカル環境と、企業の成長のための原動力となる新しいミッションクリティカル環境の2つに分けて製品を展開する。前者の領域で展開するのがHP UX、HP NonStop、OpenVMSといった製品で、後者で展開するのが、今回のIntegrity Superdome Xとなる。HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長の手島主税氏は、新しいミッションクリティカル環境について「ビッグデータ/HPC、公共/社会インフラ、異業種間融合/連携、メールやコラボレーションなど、企業の新たな成長のエンジンとなる世界であり、今後、ミッションクリティカル性が高まっていくと考えている。こうした環境を支えるプラットフォームには3つの要素が必要だ。それは、大量のデータ処理、解析を行うための『異次元の性能』、可用性を追求するための『圧倒的な信頼性』、さまざまなワークロードとアプリケーションを稼働させるための『オープン性』だ」とし、新製品がこれら特徴を備えた新しいプラットフォームであることを強調した。続いて、米HPでミッションクリティカルサーバ事業の責任者である、エンタープライズサーバービジネス バイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャ リック・ルイス(Ric Lewis)氏が登壇。HP Integrity Superdome Xの狙いと特徴を解説した。ルイス氏は、新製品の特徴のうちパフォーマンスについて、「ビジネストランザクションに耐える画期的なパフォーマンスを実現した。eコマース処理でのJavaのベンチマーク(SPECjbb 2013)ではProLiant DL580 Gen8と比較して4倍の性能差があった」と説明。また、信頼性については「エラー予測やフォールトトレラントなどの新しい機能により、一般的なx86サーバと比較して20倍の信頼性を実現した。ダウンタイムは60%削減できる」とした。さらに、汎用LinuxとOSSを稼働できるオープン性を持ちながら、競合のUNIX環境と比較して32%のTCO削減ができるなど、投資の保護と経済性を高める製品に仕上げたと強調した。発表会には、ハードウェアを共同開発したNECのITプラットフォーム事業部長、西村知泰氏が参加し、NEC/HP開発協業の取り組みを説明した。NECでは、1995年にHP UX領域で協業を開始し、以降、HP社製サーバのOEM、ハードウェア/OSの共同開発、NEC社製サーバの開発など、広範囲な協業関係を構築してきた。2013年7月には、HP-UXサーバだけでなく、Linuxサーバを対象としたエンタープライズサーバの製品技術、製品開発に関する包括的な協業関係に拡大。今回の製品発表は、その協業の成果だとした。「20年におよぶ両社の協業経験と実績を生かし、密なチームワークによって開発することができた。業界最高レベルの高拡張性Xeonプラットフォームとなっている。NECでは、2014年度第四半期にNEC社製品として出荷を開始する。適用分野としてはビッグデータ活用、大規模システム統合化仮想化基盤、科学技術計算を想定している」(西村氏)製品の機能詳細については、HPサーバー事業統括本部 HPサーバー製品統括本部 エンタープライズサーバー製品ビジネス開発部 部長の中井大士氏が解説した。パフォーマンスについては、4ソケットのHP ProLiant DL580 Gen8、8ソケットのHP Superdome X、16ソケットのSuperdome XをSPECjbb2013の測定したところ、ソケット数が倍になるとパフォーマンスが2.3倍、ソケット数が4倍でパフォーマンスが4.4倍と、"リニア以上"に向上するとの結果を示した。大規模データ分析でも、Superdome Xの240コアで、他社の640コアのサーバと同等の性能を実現しており、コアあたりの性能は約5倍に達すると説明した。信頼性については、障害検知から障害の封じ込め、原因自動分析、自動切り離し、自動リカバリなど、HPがミッションクリティカルな領域で蓄積してきた技術とノウハウを適用した。具体的には、HP Superdome 2 HP-UXで提供してきたような、メモリ保護機能「Double Device Data Correction」、OSと連携したメモリの障害復旧「HP Memory Quarantine」、OSと連携したコアの障害復旧「HP Advanced Error Recovery」、I/Oエラーの封じ込め「PCI Live Error Recovery」、物理パーティション「nPars」、セルフヒーリング・ファブリック、クロックの二重化(動的切り替え&ホットプラグ)、故障箇所(CPU、メモリ、ブレード)の自動切り離し、ファームウェアによる自己診断機能「Analysis Engine」などを提供する。国内展開としては、「ビッグデータ、HPC、基幹システムの3つのワークロードを中心として、新しいミッションクリティカルワークロードに向けて、パートナー、アプリケーション、ミドルウェア情報、検証情報などをWebや媒体などで紹介し、協業でのビジネスを推進する。オープンならではの柔軟性を生かし、新しいソリューション開発とパートナーエコシステムを拡大させる」とのこと。「HP プロアクティブケア アドバンスト」「HP データセンターケア」などのサポートサービスも提供する。
2014年12月10日ヤマハ発動機は8日、125ccスクーターの新製品「Mio(ミオ)125」を、12月からインドネシアに導入すると発表した。製造・販売は、インドネシアの同社グループ会社であるPT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行う。Mio125は、8月にベトナムで導入された女性向けスクーター「Nozza Grande」に搭載された次世代小型エンジン「BLUE CORE(ブルーコア)エンジン」をベースに加速性能を高めるなど、ターゲットである若年層のニーズに応えるテイストとした125ccスクーターの新製品。現行「Mio J」の115ccから排気量をアップさせつつ、同等の燃費性能と元気な走りを両立させている。そのほか、車両装備重量92kgという現行モデルと同等の軽量ボディ、機敏な走りを支える新設計の高剛性・軽量フレーム、軽快感のあるレイヤーイメージのボディデザイン、コミューターとしての利便性・収納性向上などの特長を備えている。価格は、1,398万ルピア(ジャカルタ店頭小売価格)。
2014年12月08日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは12月4日、次世代ファイアウォール(NGFW)/統合脅威管理(UTM)の新製品「WatchGuard Firebox M400/M500」を発表した。同製品は企業が必要とするネットワーク帯域幅の急増や高速ネットワーク接続への要求、トラフィック暗号化などの課題に対応。最新型のIntel PentiumとCeleronプロセッサを搭載しており、全てのセキュリティ機能を有効にした場合のパフォーマンス比較で、スループットが他社ソリューション比最大61%の高速化を実現しているという。また、HTTPSでの暗号化されたトラフィックの検知スループットにおいても最大149%のパフォーマンス向上を達成。「ネットワークのパフォーマンスを損ねることなく、強固なセキュリティ対策が実現できる」(ウォッチガード)としている。価格はFirebox M400がハードウェア本体とLiveSecurityの1年間メーカー保守サポート付きで83万3600円~、M500が同様の構成で129万1200円~(いずれも税別)となる。○SSLトラフィックは安全だけどIT管理者には"敵"ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは都内で記者会見を開き、同社 マーケティングマネージャの堀江 徹氏とプリセールスエンジニアの正岡 剛氏が製品説明を行った。同製品は、従来モデルであるXTM 525やXTM 535/545と比較して約2倍のスループットとなる8.0Gbpsの性能を持つ。この性能向上は、第4世代インテルコアプロセッサの採用と、それに最適化されたOSの最新版「WatchGuard Fireware 11.9.4」によるものだ。特に暗号化通信のインスペクションやHTTPSの暗号化では「Intel QuickAssist Technology」を活用。これまではソフトウェアによる暗号化処理やインスペクションを行っていたが、ハードウェアでこれらの処理が行えるようになったため、大幅な処理速度の向上に繋がったという。なぜ暗号化処理が重要なのか。実は、2013年に起きた「スノーデン事件」が背景にあると堀江氏は語る。「NSAに在籍していたエドワード・スノーデン氏が『Dropboxのデータは政府が簡単に見られるし、GoogleやFacebookも通信を暗号化していない』と語ったことから、それら企業は急いでトラフィック暗号化に務めた。これは一般ユーザーにとって、データが守られるため喜ばしいこと」(堀江氏)ただしその一方でIT管理者にとって、暗号化されたトラフィックは"敵"となる。「セキュリティ的にいいことのように見えるが、トラフィックの中身が見えないということは、それを検査する必要が出てくる。そこで我々は、暗号化処理やトラフィック検査のための新製品を投入した」(堀江氏)「スマートフォンの利用でトラフィックがグローバルで増加している。当然、手軽に利用できるアプリも多様化しており、企業内ネットワークはアプリをどのようにコントロールするかが課題となっている。多くのトラフィックはSSLによる暗号化が行われており、最近ではSSLトラフィックが以前の2倍にまで伸びているとのアカマイ調査もある。SSLトラフィックの問題点は、中身が見えないことで、知らないうちにマルウェアを企業内へ引き入れてしまうこと。また、引き込んだあとのC&Cサーバーへの接続も見えないことがほとんどだし、P2P通信も暗号化されている。暗号化通信の検査は必須」(正岡氏)新製品は従来の2倍のスループットをたたき出すだけではなく、他社製品との比較でも軒並み好成績を挙げているという。競合製品の一つとは性能が近いものの、ウォッチガード製品の価格はわずか1/9となり「ROIが非常に高い」(堀江氏)。今回、「Firebox」と呼ばれる新名称に変わったが、XTMブランドは今後収束していく予定だという。
2014年12月04日タイププロジェクトは、1万5525字で78言語に対応した新製品「AXIS Font ProN (プロエヌ)」を発売した。同製品は、9354字を収録していた既存のAXIS Font Std(スタンダード)を1万5,525字に拡張し、日本語をはじめとする78言語に対応した欧文書体(イタリック体を含む)を包含したもの。AXIS Font Stdは明るくモダンなデザイン特性を持ち、7種類の太さ(ウエイト)と3種類の字幅(ベーシック、コンデンス、コンプレス)を組み合わせたファミリー構成のフォント。2003年にはAXIS Fontベーシックが、2008年には長体のコンデンス、コンプレスがグッドデザイン賞を受賞した。今回の「AXIS Font ProN」は、正体のAXIS Fontベーシック、長体のコンデンス、および超長体のコンプレスからなる、3種類の字幅(それぞれ1万5525字収録)で提供され、AXIS Fontベーシックでは7ウエイト、コンデンスでは6ウエイト、コンプレスでは5ウエイトからなる文字の太さのバリエーションにより、多彩な表現が可能となっている。特にAXIS Fontコンデンス、およびコンプレスは、タブレットやナビゲーションシステムなど、小さな画面に多くの情報を表示するデバイスに適しており、同製品により、印刷物やWebデザインでの使用はもとより、世界市場に向けたデバイスなどへの組み込みの要望に、より広く対応できるようになるとのことだ。また、同製品の提供形態はダウンロード版、CD-ROM版(セットのみ)、Webフォントの3種を展開。販売価格は1ウエイト(ダウンロード版のみ)が2万5,000円、ベーシック 7ウエイトセット(UL/EL/L/R/M/B/H)がダウンロード版15万7,500円・CD-ROM版:16万500円。コンデンス 6ウエイトセット (UL/EL/L/R/M/B)がダウンロード版13万5,000円・CD-ROM版13万8,000円、コンプレス 5ウエイトセット(UL/EL/L/R/M)がダウンロード版11万2,500円・CD-ROM版11万5,500円、18フォントセット(ベーシック+コンデンス+コンプレス)がダウンロード版37万円・CD-ROM版37万3,000円。AXIS Font Std登録ユーザーのアップグレード価格は1ウエイトあたり8,000円となっている。販売はタイププロジェクト オンラインショップもしくはアクシスWebページ、Monotype Webページにて。なお、対応言語は日本語と英語のほか、アイスランド語、アイルランド語、アス語、アフリカーンス語、アルバニア語、イタリア語、インドネシア語、ヴンジョ語、ウェールズ語、エストニア語、エンブ語、オック語、オランダ語、オロモ語、カーボベルデ・クレオール語、ガリシア語、カタロニア語、カレンジン語、カ ンバ語、キクユ語、グシイ語、グリーンランド語)、コーンウォール語、コンゴ・スワヒリ語、サンゴ語、サンバー語、サンブル語、ショナ語、ズールー語、スイスドイツ語、スウェーデン語、ス コットランド・ゲール語、スペイン語、スワヒリ語、セナ語、ソガ語、ソマリ語、タイタ語、チガ語 、ツワナ語、テソ語、デンマーク語、ドイツ語、トンガ語、ニャンコレ語、ノルウェー語ブークモールおよびニーノシュク、バスク語、ハワイ語、フィリピノ語、フィンランド語、フェロー語、 ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ブルトン語、ベナ語、ベンバ語、ポルトガル語、マコンデ語 、マダガスカル語、マチャメ語、マレー語、マン島語、メル語、モーリシャス・クレオール語、ラテン語、ルオ語、ルクセンブルク語、ルヒヤ語、ルワンダ語、ルワ語、ルンディ語、レト・ロマンス語 、ロマンシュ語、ロンボ語、ワロン語、北ンデベレ語といった計78言語となっている。
2014年12月03日みなさん、昨年から小学校でも英語の授業が必修化されたって知っていますか?もちろん、授業だけで英語がマスターできるわけではありません。けれども、授業がきっかけとなって、英語を使いこない人は増えていくのではないでしょうか。そんな想像が頭に浮かび、小学校の英語必修化で将来バイリンガルがどのくらい増加すると思うか、子育て世代の30代男女100名に調査してみました!すると、平均7.53万人増しになるとの結果に!多いような気がしますが、14歳未満の人口は約1,628万6千人です。ちょっと影響力が小さいですかね……。それでは、このような結果となった理由を、寄せられたコメントの一部を紹介しつつ説明していきます。■英語の授業でバイリンガルが「増える」と思う理由まずは、「このまま順調にバイリンガルが増えてゆきそう」と答えた人のコメントから。ほとんどが、「小さい頃なら興味も湧くし順応しそう」という理由ばかりでした。「小学生から授業で英語をやれば、結構バイリンガルが増えてくれそう。興味を持つだけでも違うはずですし、そもそも“鉄は熱いうちに打て”とよく言いますしね」「昔よりも今は英語に興味を持ち、それを使う環境も増えてきている。だから、英語を身に付けられる人が多くなる気がする」「島国なので、バイリンガルがものすごく増えるとは思いません。でも、小さいうちから習うことで、確実に興味をもって勉強する子が増えるとは思います」確かに、その通り。尤も意見ばかりですよね。また、「今、英語が喋れて当たり前の世の中になってきているから」「国際化が進んでいるからそのくらいは増えそう」など既にその兆しを指摘する人も……。昔と違って今の子供達は、生まれた時からネット環境があります。よって、世界はもう身近なのかもしれないですね!■英語の授業でバイリンガルは「増えない」と思う理由ですが、もちろん全面的に支持する意見ばかりではありません。一方で、日本語について心配する意見も多数寄せられました。「素晴らしいことだけど、日本語の方もきちんと覚えなければならないし、案外難しいと思います」「母国語もしっかり身に付けていないうちに外国語の読み書きができるとは、ちょっと考えにくいです」「自国の言葉も満足に喋れないのに、他国の言語を学ぶ必要があるのでしょうか」う~ん、なるほど。英語より、母国語をきちんと習得しないと本末転倒になる、ということですね。他にも「バイリンガルは増えにくい」と答えた人は、「普段使う機会がなければ英語は絶対に身に付かない」「いくら学習する時期を早めても、中学以降は会話ができる教育をしないからそんなに増えないと思う」など。賛同できない派は、英語を取り巻く環境がまだまだ中途半端だと感じていることもわかりました。……とはいえこの問題、自分が小学校に通っていた時では想像もつかないですよね。やっぱり、今の教育現場を知らないと何とも言えないところもあるはず!それで、都内公立中学で30年間英語を教えるベテランの先生にこのことを聞いてみました。すると、期待できる答えが!なんと、「今、英語教育は過渡期。授業は机上の知識から生の英語力に大きくシフトしている」というのです!例えば、以前なら外国人講師は正しく美しい英語を話せることが条件でしたが、今はフィリピン系など多国籍で独特の発音の講師も少なくないのだとか。「英語は言語。国や文化の多様性をつなげるツールだと、ようやく上も認識したのでしょう」ともコメントいただきました。ん~、何だか普通ですね。「そんな当たり前のことをやっと?」って気もしますが……。ただ、「今後は大学入試もTOEIC(英語を聞く読む力を測る)能力に重点が置かれるでしょう」とのこと!それなら、本当に国産バイリンガル増えるかも!もしかしたら、2020年の東京オリンピックは、中高生があちこちで外国人観光客の道案内とかしているかもしれません。そう考えると、英語教育の影響力がちょっと楽しみですね。(文/茶柱ズバ子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月18日 (火)調査対象:全国30代男女計100名
2014年12月01日ユニットコムは28日、同社が運営する「iiyama PC」のWebサイトにて、11日に公開したPC新製品「雅」のティザーサイトを更新した。"国内の伝統や文化を取り入れた独自のデザインを創り上げる"というコンセプトで進む「雅」。今回の更新では、「Miyabi project」のケースデザインを手がけたYS designとデザインディレクターのインタビューが公開され、「PCのスピード感」と「和」という相反する要素が融合に至るまでの流れが明かされている。
2014年11月28日「英語はちょっと……」なんて言っていると時代に取り残されてしまうかもしれない。楽天やユニクロの「社内英語公用語化」から2年。ビジネスがグローバル化する中、企業の英語重視の傾向は強まり、入社や昇格の条件に英語力を問う企業も増えている。もはやビジネスパーソンの必須スキルとなりつつある英語力。モノにできるかどうかで未来も変わってきそうだ。○止まらない職場の“英語化” ソフトバンクはTOEIC990点で100万円!会議もメールも食堂のメニューもすべて英語に――。楽天が「社内英語公用語化」に踏み切ったのは2012年のこと。当時は「いよいよそんな時代が来たのか」と衝撃を受けたビジネスパーソンも多かったはずだ。賛否両論あったこの“改革”だが、ユニクロ、日産、シャープでも英語を公用語に。職場の“英語化”は今後も広がっていきそうだ。公用語化とはいかなくとも、英語で仕事ができる人材を求めているという点ではほかの企業も同じ。以前から昇任・昇格、あるいは海外赴任の基準にTOEICを活用するところはあったが、ここ数年は、三井住友銀行が総合職の全行員約1万3,000人にTOEIC800点以上を目指すよう求めたり、武田薬品工業が新卒採用の応募条件にTOEIC730点以上の基準を設けたりしており、「英語は一部の社員ではなく、社員全体ができるべきもの」という考え方が強まっている。ちなみに昨年1月にはソフトバンクがTOEICの高得点者への報奨金制度を導入。900点以上で100万円、800点以上でも30万円だというから驚きだ。それだけ出してでも英語ができる人材を増やしたいというわけなのだろう。○まずはTOEIC700点を目指すべし オンライン英会話の活用もさて、この“英語化”の波に取り残されないためにはどのレベルの英語力を目標にしたらいいのだろう。TOEICによると、「会議の案内等の社内文書・通達を、読んで理解できる」「自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる」ためには、最低でも700点は必要ということになる。これは楽天やユニクロが社員に求めた“ノルマ”とも一致。まずはこのレベルを目指すのがよさそうだ。学習方法については、英会話スクール、ラジオ講座、市販の問題集などいろいろあるが、できることなら「話す力」も鍛えておきたい。最近はSkypeを利用したオンライン英会話にも注目が集まっている。インターネットが使える場所ならどこからでも受講ができる点は忙しいビジネスパーソンにぴったり。そして何といっても魅力なのがリーズナブルさ。1レッスン(25分)当たり200円にも満たないものも多く、毎日レッスンを受けても1カ月の受講料は飲み代1、2回分程度に収まってしまう。代表的なオンライン英会話スクールを紹介しておこう。・『DMM英会話』DMMが手がけるオンラインスクール。世界各国から講師が集まる。・『QQ English』教師全員がTESOL(英語教授表の国際資格)を持ち高品質。TOEICコースも人気。・『レアジョブ』オンライン英会話の最大手。受講者数は23万人を突破している。ちなみに、QQ Englishでは今「100万円奨学金キャンペーン」を開催中。募集論文のテーマは「あなたが世界を目指すわけ」(12月15日締切)。夢について熱く語って、100万円を狙ってみては? 詳しくはこちらからとなっている。
2014年11月27日SteelSeriesはこのほど、同社のヘッドセット「Siberia」シリーズの新製品として、「SteelSeries Siberia Elite Prism」と「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」を日本国内向けに販売すると発表した。12月5日の発売を予定し、公式オンラインショップでの価格は「SteelSeries Siberia Elite Prism」が25,920円、「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」が17,280円。どちらの製品も本体に内蔵したLEDのイルミネーションを含む各種設定をカスタマイズ可能な"Prism"モデルとなる。グローバル市場向けには2014年10月に製品を発表している。○SteelSeries Siberia Elite Prismハイエンドモデル「SteelSeries Siberia Elite Prism」は、従来の「Siberia Elite」をベースに、マイクとサウンドカードをアップグレードした製品。7.1chサラウンドに対応するDolby HeadphoneとDolby Pro Logic IIx技術を搭載する。本体のイルミネーションは専用ユーティリティからカスタマイズできる。ヘッドホン周波数特性は16Hz~28,000Hz、マイクの周波数特性は100Hz~10,000Hz。インタフェースは3.5mm3極、3.5mm4極、USB。2mの延長ケーブルとUSBサウンドカードが付属する。○SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」は、定番モデル「SteelSeries Siberia v3」のイルミネーション機能対応モデル。機器の設定や構成、マクロなどをクラウド上に保存できる「SteelSeries CloudSync」にも対応し、マイクノイズ抑制機能、自動マイク圧縮技術も備える。インタフェースはUSB。ヘッドホン周波数特性は20Hz~20,000Hz、マイクの周波数特性は50Hz~16,000Hz。
2014年11月24日カスペルスキーは11月20日、ITセキュリティ管理の強化と効率化を実現するための新製品「Kaspersky Systems Management」を同日より発売開始すると発表した。価格は最小構成の10クライアントで12万4,700円(税別)。「Kaspersky Systems Management」は、管理対象のWindows端末のぜい弱性情報を収集し、パッチが必要な端末を特定し適用することで、管理者の負担やパッチ未適用のリスクを大幅に軽減することが可能。インベントリ情報、アプリケーションのリモートインストール、ソフトウェアのライセンス管理、OSイメージの作成/配信、デスクトップ共有などの機能もあり、システム管理者による円滑なITサポート業務を実現する。「ぜい弱性パッチ管理」では、Kaspersky Security Center上のOSやアプリケーションに関するぜい弱性データベースを随時更新し、管理対象のWindows端末をスキャンしてぜい弱性を検知。ぜい弱性を持つ端末とぜい弱性の内容をリスト化し、必要なパッチを適用することができる。「OSイメージの作成と配信」では、セキュリティパッチやアプリケーションをインストールしたOSイメージを作成し、配信することが可能。システム管理者はOSのマスターイメージをWindows端末へ展開することが可能なため、セットアップの作業時間を大幅に短縮できる。また、ユーザーは最新のセキュリティ対策が適用された端末で作業を開始することができる。そのほか、「リモートデスクトップ共有」や「IT資産管理」などの機能も備えている。なお、「Kaspersky Systems Management」の各機能は、カスペルスキー製品の一元管理ツールであるKaspersky Security Centerから操作することができる。
2014年11月20日フィリップスは13日、液晶ディスプレイの新製品として、4K解像度に対応した40型「BDM4065UC/11」と、WQHD対応の27型「272P4APJKEB/11」、フルHD対応の23.8型「238C5QHSN/11」の3モデルを発表した。11月中旬より順次発売する。価格はオープン。○BDM4065UC/11「BDM4065UC/11」は、最大解像度が3,840×2,160ドット(4K)の40型ワイド液晶ディスプレイ。12月初旬より発売する。店頭予想価格は89,800円前後。VA方式の液晶パネルを採用し、7W+7Wの大型ステレオスピーカーを搭載。5系統の映像入力端子を備え、Display Port 1.2で接続することで3,840×2,160ドット/60Hzでの表示に対応する。複数の映像入力信号を1画面に出力するマルチ画面出力も可能だ。高速充電機能を含めたUSB 3.0ポート×4基も装備する。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに176度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度(GTG)が8.5ms(SmartResponse時:3ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1、DisplayPort×2。本体サイズはW904×D213×H589mm、重量は約9.7kg。○272P4APJKEB/11「272P4APJKEB/11」は、2,560×1,440ドット(WQHD)解像度に対応した27型ワイドモデル。12月初旬より発売する。価格はオープン。IPS-AHVA方式の液晶パネルを採用し、AdobeRGBとsRGBの色域を100%カバー。フリッカーフリー機能、200万画素のWebカメラなどを備える。主な仕様は、解像度が2,560×1,440ドット(WQHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度が12ms(SmartResponse時:5ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-DL×1、DisplayPort×2。3ポートのUSBハブ機能と2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度、スイーベルが左右65度、150mmの高さ調節、ピボットが可能。本体サイズはW639×D242×H580mm、重量は約7.5kg。○238C5QHSN/11「238C5QHSN/11」は、1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応した23.8型ワイドモデル。11月中旬より発売する。価格はオープン。AH-IPS方式の液晶パネルを採用し、独自技術「SmartImage」によって画面に表示されるコンテンツを分析して最適化。オフィス / 画像 / エンターテインメント / エコノミなどのモード選択時に、コントラスト / 彩度 / 鮮明度が動的に調整される。「SmartKolor」は、ディスプレイで表示される色の範囲を拡大する色拡張テクノロジー。PDFや書籍などの読みやすさを向上させる「SmartTxt」も搭載する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:20,000,000:1)、応答速度が14ms(SmartResponse時:5ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度。本体サイズはW533×D197×H414mm、重量は約3.8kg。
2014年11月13日エプソンは11月11日、ビジネスプロジェクタの新製品として、超短焦点レンズの搭載によって約83cm~89cmの距離から80型の大画面を投影可能な「EB-536WT」「EB-535W」「EB-530」の3製品と、持ち運びも考えたコンパクトモデル「EB-965H」「EB-950WH」「EB-940H」「EB-950WHV」の4製品を発表した。「EB-536WT」「EB-535W」「EB-530」の3製品は12月11日より販売を開始し、「EB-965H」「EB-950WH」「EB-940H」「EB-950WHV」は2015年2月下旬より販売を開始する。価格は全7製品オープンプライスとなっており、ダイレクトショップ参考価格は「EB-536WT」が208,000円(税抜)、「EB-535W」が158,000円(税抜)、「EB-530」が148,000円(税抜)、「EB-965H」が158,000円(税抜)、「EB-950WH」が148,000円(税抜)、「EB-940H」が138,000円(税抜)、「EB-950WHV」188,000円(税抜)となっている。発表会の冒頭、エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、ビジネスプロジェクタ市場の概況を述べるとともに、エプソン製プロジェクタの代名詞ともいえる「全白、カラーともに明るい3LCD方式の採用」や、ユーザーの声に真摯に向き合ってきたことにより、2013年度まで19年連続国内シェアNo.1の評価を得ていると語った。「20年連続国内シェアNo.1の獲得を目指す」(鈴村氏)と意気込みも見せた。そして今回、文教用途はもちろん、小・中規模の会議やミーティングで使い勝手の良い7モデルを投入する。セイコーエプソン ビジュアルプロダクツ事業部 副事業部長の大寺篤は、新製品について解説。超短焦点レンズ搭載モデルは、従来製品が3,000ルーメンであったところを3,400ルーメンへと明るくしたほか、16Wのスピーカーを搭載した。例えば教室で使うとき、音声が後方まではっきり届くようになっている。また、約83cmという超短焦点レンズの搭載も大きい。文教においては教卓に設置、ビジネスにおいては会議テーブルの端に設置しても十分な大画面を投影でき、スペースを有効に活用することが可能だ。さらに、かねて評価を得てきた基本性能も強化され、電子黒板内蔵モデル「EB-536WT」ではPCレスの電子黒板機能に加え、新たに制御ツールバーとペンでプロジェクタ機能を操作できるようになった。最大50台までのタブレット端末を接続可能なうえ、全画面、2画面・4画面の分割投影によって、比較学習のサポートも万全だ。ユニークな機能としては、ビデオカメラと接続して鏡のように投影可能なミラーモードが挙げられる。必修科目となったダンスなどの授業で大いに役立つだろう。そして、簡単・機能充実モデルについても、3LCD方式を採用している。超短焦点レンズ搭載モデルと同様に、16Wのスピーカーやスマートデバイスとの連携強化が施されている。用途として持ち運ぶケースも多いことから、2.7kgと軽量なうえに、ソフトキャリングケースを付属させている。使い勝手を高める機能としては、PCを接続すると自動でプロジェクタの電源が入るオートパワーオンや、HDMI出力×2系統(うち1系統はMHL対応)の装備などが挙げられる。Androidを代表とするスマートデバイスとの親和性が向上しているのが特徴的だ。エプソン販売 VPMD部 部長の蟹澤啓明氏は、販売戦略を紹介。オフィス向けには、ワンランク上の明るさと使いやすさ、充実した機能、近距離からでも80型の大画面を投影できる点を訴求する。文教においては、電子黒板機能や、プロジェクタを設置する環境への対応力、教室内という空間でもはっきり見やすい明るさを備えている点を訴求し、今後1年で12,000台の販売を目指す。また、全白・カラーにおいて明るさが変わらない3LCD方式の採用を打ち出し、他の主要方式と比較して「最大3倍カラーが明るい」と訴求。発表会では、全白3,000ルーメンというカタログスペックのプロジェクタ×2台を用意し、実際にカラーでの色の再現性や明るさを見比べるデモを行った。3LCD方式を採用した「EB-950W」と、1チップDLP方式を採用した他社製品の比較だ。あくまで個人的な印象を述べると、3LCD方式の方が明るく、色のメリハリがあった。
2014年11月11日ユニットコムは11日、同社が運営する「iiyama PC」のWebサイトにて、新製品「雅」のティザーサイトをオープンした。ティザーサイトには、「パソコンに日本のエッセンスを。」というメッセージに加えて、「Case design Miyabi project」の表記、デスクトップPCのケースとみられる写真が公開されている。ユニットコムでは12月上旬の発売に向け、ティザーサイトで製品の詳細を順次公開していくという。
2014年11月11日ファイア・アイは11月10日、MacOS XおよびiOSの保護に対応した標的型攻撃対策製品を発表した。今回の対応は、アップル製品を利用する企業が増加していることを受けてのこと。米Forrester Researchのレポートによると、Apple製品を利用する企業の割合は約50%になるという。セキュリティリスクから防御する手段を提供する。MacOS X向けに、ネットワーク・セキュリティ脅威対策プラットフォームの「FireEye NXシリーズ」、フォレンジック分析の「FireEye AXシリーズ」を提供する。NXシリーズの「FireEye NX 7500」では、「FireEye Multi-vector Virtual Execution(MVX)」という仮想マシンベースの検知エンジンを搭載する。MVX検知エンジンは、OSXユーザーに対するゼロデイ攻撃とAPT攻撃の検知機能で、既知や未知の脅威を特定し、マルウェアのアウトバウンド通信を阻止できる。iOS向けの「FireEye Mobile Threat Prevention(モバイル脅威対策)」は、2014年中にApp Store内で提供する方針だ。iOS向けのMobile Threat Preventionは、 クラウドベースの分析機能により、iOSアプリへの振る舞い、コールバック、ライブ分析の詳細情報が得られるほか、脅威スコアを表示。各アプリ内の悪意ある振る舞いや不要な振る舞いの詳細を示して、エンドポイント機器の不正アクセスに関連した要因を検証できる。
2014年11月11日○朝から夜まで英語漬け!親子留学企画前編に続く今回。夏休みを利用したセブ親子留学から帰国して、2カ月が経った。小学校でも英語の授業が週1であるので、「どう? 留学前よりも英語がわかるようになった? 」と聞いてみた。息子はコクリとうなずき、「外国人の先生なのに、日本語もたくさん話すからつまんない」と不満げな様子。留学のおかげでいわゆる"英語耳"が育ったのかもしれない。親子留学というと、ハードルが高いように思う読者もいるかもしれない。しかし、私たち親子が留学前に準備したことは特にない。著者は普段通り、仕事で簡単な英語のやり取りやオンライン英会話を、息子は塾で中学生レベルの英語を勉強する程度。海外旅行の要領でパッキングし、電子辞書と英語のノート、筆記用具を一緒に詰め込んだだけだ。「何とかなるさぁ~」と気軽に留学先に行ったのだが、留学初日から親子でパニック状態になるほどの"英語シャワー"を受けることになる。私たち親子が留学先として選んだ「SMEAG」にはスパルタ・クラシック・キャピタルの3つのキャンパスがある。一番厳しいのがネーミングからもわかるようにスパルタキャンパスで、月曜~木曜は外出禁止、6時40分~21時35分まで終日びっしりレッスンという驚きのプログラムだ。キャンパス内にはテレビやソファが設置されたTVラウンジもあるので、疲れた子供たちは、親がレッスン中でも一人で休憩することができる。短期間で最大限に英語を勉強したかった筆者は、思い切ってスパルタキャンパスに滞在することに。「たとえ厳しくても1週間くらいなら何とかやれるかも。せっかく留学するのだから、どこまでやれるか挑戦してみよう! 」――気分はまるで受験生だ。ちなみにクラシックやキャピタルでは8時40分~18時頃までの標準的なカリキュラムもあり、平日の外出も可能だ。SMEAGに着くと、まず初日に簡単なオリエンテーションがあり、「English Only Policy」("校内では英語しか話しません"という誓約書)に各国から来た生徒たちがサインをする。校内の至るところに「English Only Zone」の貼り紙がしてあり、うっかり自国の言葉を話すと罰金まで払わされる仕組みだ。「ちょっと厳しすぎるのでは? 」と思う人もいるかもしれないが、留学しても日本人同士でつるんだだめに、結局英語を話せないまま帰国するという残念な話はよくある。この厳しいルールのおかげで、留学した翌日には"英語トーク&英語シャワー"の生活に切り替わった。○意外に強かった子供、意外に弱かった大人息子には「無理はしなくていいよ。いつでも休んでいいからね」と初日から伝えていたが、意外にも朝から晩まで大人並みにきちんとレッスンを受けていた。同校のジュニアキャンプでは、子供でも1日9時間の勉強なのだという。すごい! もちろん「疲れた~」とは何度も言っていたが、電子辞書を調べる手は止まらなかったようだ。どんどん吸収していく様子はスポンジのよう。うらやましい~!1日が終わって宿泊施設に戻ると、親は精根尽きて、無言でバッタリとベッドに倒れ込んだのに対し、子供は「やった~! いっぱいやっちゃった~! 」とガッツポーズしながらベッドの上で何度もジャンプしているのであった。チャレンジする楽しさを純粋にかみしめているのは、むしろ子供の方だった。もともと英語が全く話せないというわけではないからだろうか、英語に対する拒絶反応のようなものは見られなかった。しかし最終日ともなると、さすがに疲れがたまってきたのか、TVラウンジで英語版DVDを見ていた時もあった。だがそこでさえ、子供好きな韓国人青年と英語を話しながら見ていたようで、「I got a Korean friend! 」と喜んでいた。日本にいる時は、いつも家で甘えん坊モードの息子を見ていただけに、意外にたくましい息子を発見してちょっと驚いた。長年、英語にどっぷりと浸った生活を送ってみたいと思ってきた筆者。「でも子育てしているうちは、きっと無理なんだろうな……」と半ばあきらめていたワーキングマザーが、留学初日から気がついたら約12時間もぶっ通しで英語を話し続けていた。「長年の夢がこんなにあっけなく叶えられただなんて! 」。留学初日の最終レッスンがもうすぐ終わろうとする21時半頃、筆者の目からは不思議と涙が。そして次の瞬間、そんな自分に思わず大笑いしてしまった。泣いたり、笑ったり、不思議な日本人だなぁ~、とフィリピン人先生はさぞかし不思議がったことだろう。留学中、疲れたのは頭脳よりも、むしろ喉。ずっと英語で話し続けているので声がガラガラだった。そして、いよいよ英語で卒業スピーチへ。後編へと続く。
2014年11月07日SAPジャパンは11月6日、ウェアラブル端末の利用を実現するためのAR(拡張現実)モバイルアプリケーションの新製品を提供開始した。新製品は、倉庫などでのピッキング作業の効率化を図るための「SAP AR Warehouse Picker」と保守保全作業を支援する「SAP AR Service Technician」の2製品。「SAP AR Warehouse Picker」は、倉庫作業者をターゲットにピッキング指示の受信や品物やロケーションのバーコードを読み取りピッキングの入力を行うための機能を提供し、ピッキングにかかる時間を最適化し、正確にする。また、倉庫で作業を行う際のスマートグラス経由のピッキング指示の受信およびバーコードスキャンや音声認識を使った端末へのデータ入力を通じてハンズフリーの作業を実現する。認証をシンプル化することにより、スマートグラスを通じてユーザー名、パスワード、その他の情報を入力する必要のないユーザーエクスペリエンスを提供する。保守・保全作業者向けの「SAP AR Service Technician」は、3D CADデータによる作業手順の参照や、音声メモの記録などの機能を提供することで、リアルタイムで現場にいる作業員に指示を出し、問題を解決する製品。保守保全現場のサービス担当者は、同製品により、作業対象機器の3Dモデルを表示し、作業手順のアニメーションにハンズフリーでアクセスが可能だ。また、現場で作業しているサービス担当者が、必要に応じて拠点や本部の専門スタッフを呼び出してビデオ通話を行う機能を提供し、リモートでサポートを得ることができる。これにより、専門スタッフや現場の作業者のリソースやスキルが最適化され、効率化とコスト削減に貢献する。そのほか、音声メモの録音および再生機能により、サービス担当者が他のスタッフからもアクセス可能な知識ベースを構築が可能。
2014年11月07日NECは11月5日、沖縄県西原町が、NECのSDN(Software-Defined Networking)対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」を採用し、マイナンバー制度など法制度改正に柔軟に対応できる新庁舎ネットワークを構築したと発表した。西原町は、役場機能に加え、町民ホールや保健センター、防災センターなどを併設した新庁舎を建設。従来のネットワークは「基幹系」、「情報系」、「住民開放系」などのネットワークが独立して構成されている中、個別最適化が進み、複雑化していたため、新庁舎建設に合わせ、行政の効率化や住民サービスの向上を図るためにも、庁内ネットワークの見直しを検討していた。SDNは、ネットワークをソフトウェアで動的に制御することおよびそのアーキテクチャであり、今回の採用で、用途ごとに独立していたネットワークを物理的に統合してシンプルな構成にしつつ、仮想ネットワークによって各ネットワークの独立性を論理的に担保できるようになり、また、物理構成に手を加えることなく、仮想ネットワークを素早く設定したり変更したりすることが可能となった。これにより、マイナンバー制度などの法制度改正にも、効率的かつ的確に対応できるという。なお、新庁舎へのネットワーク移転は、4日間で完遂し、稼働を開始したという。
2014年11月05日CFD販売はこのほど、同社が製品を取り扱う台湾SilverStone Technologyの新製品発表会の開催を発表した。11月8日に東京・秋葉原のドスパラパーツ館店頭入り口にて13時から、14時30分から、16時からの製品紹介セッションが行われる。イベントでは、CFD販売のSilverStone担当者が、SilverStoneの歴史に加え、新製品について紹介する。また、Mini-ITXタワー型ケース「CS01-HS」やスモールサーバーケース「SST-CS02B」といった、2015年1月出荷開始予定の最新PCケースの展示も行う。各回の最後にはSilverStoneの製品が当たるじゃんけん大会を予定するほか、当日にSilverStone製品を購入すると、「PB05 モバイルチャージャー」もしくは「SilverStoneバッグ」をプレゼントする。このほか、イベントの詳細については、ドスパラのWebサイトを参照してほしい。
2014年11月05日