住友化学は2月3日、日立金属の化合物半導体材料事業を買収すると発表した。買収時期は4月1日を予定している。今回の買収により住友化学は日立金属の窒化ガリウム基板・エピウエハ、ガリウムヒ素エピウエハなどに係る事業を取得することとなる。化合物半導体は、シリコンなどの単元素の半導体に比べて電子移動速度が速く、高速・高周波動作、受発光などの特性がある。住友化学は「情報電子化学部門の長期事業ポートフォリオで、次世代パワーデバイス向け化合物半導体材料を有望分野と位置づけており、今回の買収を通じて事業を一層強化し、同分野に置けるリーディング・カンパニーを目指してまいります」とコメントしている。
2015年02月03日日立アプライアンスは2月3日、同社製「家庭用ルームエアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金が改定されるのは4月1日からだ。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、資源回収の分別技術向上、処理工程改善によるコスト削減、素材市況などを踏まえて決定された。
2015年02月03日『マーズ・アタック!』『フランケンウィニー』のティム・バートン監督の新作『ビッグ・アイズ』の本編映像が公開になった。全米で圧倒的な人気を博した絵画“ビッグ・アイズ”シリーズの生誕の秘密について、ウォルター・キーンという男が語っている。しかし、彼のいうことは真実なのだろうか?本編映像の一部本作の主人公マーガレット・キーンは、大きな瞳が特徴的な“ビッグ・アイズ”シリーズで圧倒的な人気を博し、ポップ・アート史にその名を残している画家だが、60年代のアメリカではこの絵はマーガレットではなく、夫のウォルターの描いた絵として発表された。映画は、夫婦が“ビッグ・アイズ”シリーズを生み出し、世に送り出すまでと、夫婦の葛藤、そして得られたはずの富と名誉を捨て、真実を公表しようと闘うマーガレットの姿を描いている。このほど公開されたのは、シリーズの“作者”として注目を集めた夫のウォルターがテレビ番組に出演している場面。「戦災にあった子供たちの姿を見て衝撃を受け、私の画家としての人生がはじまりました」と語るウォルターは、自分ではまったく絵を描いていないにも関わらず、スラスラと嘘のエピソードを披露し、番組出演者たちを感動させる。劇中でウォルターは次々に嘘をつき、話を大きくし、妻の描いた作品を“自分の作品”として売り込んでは富を手にしていく。しかし、同時に彼は単なる嘘つきではなく、アートを広め、売り、マーケットを拡大していく才能に恵まれていた。本作の脚本を手がけたラリー・カラゼウスキーは「彼は一般の人たちが購入できるように絵画を低価格で製作する方法を見つけ、アート界に革命を起こした。ピーター・マックスやトーマス・キンケードは彼の手法を真似たし、アンディ・ウォーホルでさえも彼の哲学の一部を借用したことを認めている。絵の本当の作者はマーガレットだったけれど、それでもウォルターという男は、ある意味天才だったんだ」と分析する。絵を描く才能はないが、絵を売る才能に恵まれ、アートの世界に革命を起こしたウォルターを“ペテン師”と片付けていいのか? 本作では名優クリストフ・ヴァルツがウォルターを演じており、映像でも彼のテンションの高い演技を見ることができる。『ビッグ・アイズ』公開中
2015年01月30日日立アプライアンスは1月29日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「パワーブーストサイクロン PV-BC500」を発表した。発売は2月21日となっている。価格はオープンで、推定市場価格は80,000円前後(税別)。PV-BC500は、新開発の「SDハイパワーモーター」と「パワーブーストサイクロン構造」を採用することで、コードレスながら強力な吸引力を実現したスティック型掃除機。SDハイパワーファンモーターは、設計を最適化することで高効率かつハイパワーとなった。フレームにガラス繊維複合樹脂を採用したり、小型化を図ったりしたことで、軽量化も実現している。パワーブーストサイクロン構造は、同社のキャニスター型掃除機フラッグシップモデル「CV-SA700」にも搭載されている。ダストケース下側に搬送されたゴミが逆流しないよう、新たに段付き形状を採用した。だ円形のループハンドルを回転させることで、スティック型としてもハンディ型としても使え、床だけでなく階段や棚など多様な場所に適応できる。使いやすさに配慮し、スティック時で床近くに、ハンディ時で手もと近くに重心がくるように設計。また、スティック型として使用している場合、自立させることも可能だ。ヘッドは自走式「スマートヘッド」で、ユーザーは力を入れずに操作できる。ヘッド後部のロングローラー(回転ハケ)を制御することで、ヘッドを押した時は前方からゴミを吸い、引いた時は後方のゴミを吸い込む「ダブル吸引機構」を実現した。また、ダストケースは「ごみダッシュ」機構を採用したもの。ボタンを押すだけでダストボックスのふたが開き、手を汚さずにゴミ捨てできる。電源はリチウムイオン充電池で、容量は2,500mAhだ。充電時間は約3.5時間で、連続使用時間は標準モードで約30分、強モードで約8分となっている。本体サイズはW280×D230×H840~1,075mmで、質量は2.5kg。アタッチメントとして「伸縮曲がるブラシ吸口」「すき間用吸口」「ふとん用吸口」が付属する。カラーはシャンパンゴールド、パールレッド、メタリックシルバー。日立アプライアンスは同日、下位モデルに当たるスティック型サイクロン式掃除機「PV-BC200」とふとんクリーナー「PV-FC100」も発表した。発売はPV-BC200が4月中旬、PV-FC100が5月中旬。推定市場価格はPV-BC200が45,000円前後、PV-FC100が30,000円前後(いずれも税別)。
2015年01月29日日立製作所(日立)は1月26日、国立極地研究所(極地研)における、人工衛星や南極域・北極域の観測地から送信される観測データの解析を行うための研究用システム「極域科学コンピューターシステム」の構築を完了し、2月1日より稼動を開始すると発表した。同システムは、従来システム比で約5.6倍となる合計40.4TFLOPSの総合理論演算性能、約6.5倍のデータ転送速度を実現し、解析時間を約4分の1に短縮する。また、総メモリ容量を約9.3倍にの18.5TBに増強したことで、解析に利用するデータ量を大幅に拡大し、解析精度を約8倍に向上した。日立は、同システムは地球環境に大きな影響を及ぼす南極域・北極域の気候・海洋変動のメカニズムを解明する研究に活用され、地球における将来的な気候変動の予測に寄与することが期待できるとしているほか、オーロラ現象と太陽風による磁気圏変動の因果関係など、宇宙空間の環境変化を解明する地球磁気圏物理分野の研究にも活用されるという。なお、この「極域科学コンピューターシステム」は極地研と共同研究を行う大学や関連研究機関の研究者も利用する予定だ。
2015年01月26日日立産業制御ソリューションズは1月22日、鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN Ver.2015」の国内販売を開始すると発表した。「ADSTEFAN」は、鋳型内への溶融金属流入状態や凝固過程をシミュレーションし、その過程を三次元で視覚的に表現することで、鋳造欠陥を事前に予測することを可能とするシステム。試作回数の低減、開発期間の短縮、品質の向上が可能となり、コスト低減とともに、省資源化に効果を発揮するとしている。最新バージョンでは、湯流れ過程の引け巣生成を考慮することで解析精度を高め、外部インターフェース機能の拡充、ガイダンス機能の搭載により操作性の向上を実現した。そのほか、ベントの開閉タイミングを指定できる機能や、型外・型内に放出・残存する気泡が選別可能になるなど、機能の追加・強化が図られている。
2015年01月22日日立コンシューマ・マーケティングは1月21日、冷却と加熱で目をケアする「ハダクリエ アイ」(MM-R01)を発表した。発売は2月21日。価格はオープンで、推定市場価格は28,000円前後(税別)。MM-R01は温度制御できる半導体のペルチェ素子によって、温めたり冷やしたりして目をリフレッシュさせる機器。「温モード」と「冷モード」のほか、10分間温めた後に3分間冷やす「温冷モード」も用意する。温モードでは約40度と38度の2段階に設定温度を切り替え可能だ。冷モードの温度は約20度。また、水を含ませたティッシュペーパーを使用することで湿式にもなる。ティッシュペーパーはマグネット式のリングで本体に固定して使用する。電源はリチウムイオン充電池で、充電時間は約3時間。フル充電の場合、約6回使用することが可能だ。本体サイズはW153×D80×H68mmで、質量は約235g。
2015年01月21日日立ソリューションズは1月20日、「統合認証・アクセス管理ソリューション」において、指静脈認証装置「静紋J300(静紋)」と「SRGateクライアントエージェント(SRGateCA)」が、米VMwareの提供するデスクトップ仮想化ソリューション「VMware Horizon(with View)」上で動作することを検証し、「セキュア端末 認証強化ソリューション」として1月21日より提供開始することを発表した。これにより、従来のWindows系OSを搭載したシンクライアント端末だけでなく、非Windows系のシンクライアント端末においても指静脈認証による本人確認が可能に。複数のアプリケーションを一度の認証で利用することができるため、利便性の向上を実現したという。なお、導入価格は、「指静脈認証管理システム(静紋)」が1台あたり2万8000円(税別)、「認証管理システム AUthentiGate J300クライアントライセンス」が1ライセンスあたり2万円(税別)、「シングルサインオンソフトウェア SRGateクライアントエージェント」が100ユーザーあたり70万円(税別)となる。
2015年01月20日日立システムズパワーサービス、日立システムズ、日立製作所、東京電力の4社は、電気事業者などのエネルギー業界向けクラウドサービス「ePower Cloud(イーパワークラウド)」の事業化に向け、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。日立システムズ、日立、東京電力は、2014年3月、日立システムズパワーサービスを設立した。出資比率がは日立システムズが51.0%、東京電力が33.4%、日立製作所が15.6%となっている。4社は今回、ePower Cloudの事業化に向けた業務提携において基本合意し、日立システムズパワーサービスがePower Cloud事業の主体となって発電実績管理、ばい煙排出量管理、メーターデータ管理、料金計算等の業務システムの他、人事労務、経理等の経営管理システムをクラウドサービスとして提供する。この事業においては、東京電力が電気事業者としてこれまで培ってきた知見・ノウハウ等や、日立および日立システムズが有するクラウドサービス基盤技術や監視技術、情報セキュリティ技術等を活用し、日立システムズパワーサービスがサービス提供する。今後、2015年3月のePower Cloud事業のサービス開始に向け、4社間で事業の詳細部分を詰めていくという。当初は国内中心に展開を図っていくが、今後は電力需要の増加が見込まれる海外のエネルギー市場にも展開を図る計画だという。
2015年01月19日日立製作所は1月15日、同社のクラウドサービス提供拠点「Hitachi Cloudセンタ」とマイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」を高速かつ安定的に接続するネットワークサービス「クラウド間接続サービス for Microsoft Azure」を提供開始した。同サービスは、同日にマイクロソフトが国内提供を開始するAzureの閉域網接続サービス「ExpressRoute」に対応して、「Hitachi Cloudセンタ」とAzureの専用線接続を実現するもの。これにより、日立が運用管理するマネージドクラウドとAzureをシームレスかつセキュアに相互利用することが可能となる。日立は、Azureと連携したクラウド環境について、コンサルティングから設計、構築、運用までワンストップで提供し、顧客の幅広いニーズに対応したフェデレーテッドクラウドを実現する。価格(税別)は、月額50万円から、一時金15万円からとなっている。
2015年01月16日日立ハイテクノロジーズは1月14日、分析計測装置を製造販売している100%子会社日立ハイテクサイエンスが、直径100μm以下の微小部のめっき膜厚や組成を、迅速・安全・容易に検査する蛍光X線膜厚計「FFT150/FT150h/FT150L」を開発し、販売を開始したと発表した。同シリーズは、X線を集光するポリキャピラリを採用し、微小部のめっき膜厚測定を高速で行える高性能装置である。X線検出機構の改良により、プリント基板やコネクタなどに主に用いられるAu/Pd/Ni/Cu多層めっきの膜厚検査で、測定スピードを従来機と比較して2倍以上に高めている。さらに、「FT150h」では、新開発のポリキャピラリにより超小型チップ部品の端子めっき測定もできる。そして、従来機と同様に、筐体の構造をX線が漏えいするリスクが非常に少ない密閉型とし、作業員の安全・安心に配慮している。併せて、新たに設計した試料室扉は大開口にもかかわらず開け閉めが軽快で、かつ大型観察窓によりサンプルの出し入れや位置決めが容易にできる。また、操作ソフトはアイコンやナビ画面で操作性が高められていると同時に、自動データ記録などにより作業者の負荷を軽減する。この他、「FT150L」では最大600mm×600mmまでの大型プリント基板にも対応する。これらにより、「FT150」シリーズは高精度・迅速なめっき膜厚検査を実現し、検査工程の効率化とコスト削減に貢献するとしている。今後、同社では「FT150シリーズ」をICパッケージ部品、小型チップ部品、微小コネクタ、プリント基板などのめっき膜厚や組成検査の需要に向けて国内外で販売を進めていくとコメントしている。
2015年01月15日ビッグ・ショーン&アリアナ・グランデのカップルに新年早々破局説が囁かれている。うわさによれば、ビッグ・ショーンがアリアナを裏切って浮気をしたのだという。「HollywoodLife.com」の情報筋は、「ビッグ・ショーンは浮気なんて絶対にしませんよ。祖母が亡くなって、色々なことに対処しなくてはならなかっただけです」と語り、このうわさを明確に否定した。祖母を亡くしたビッグ・ショーンには元カノも含め多くの女性から連絡があったのだという。単なるサポートの申し出だったが、そこで誤解が生まれてしまったらしい。「祖母の死後、元カノや女友達からビッグ・ショーンに連絡が来たので、アリアナは彼がほかの女性に会っていると思ったのです。アリアナといるときにも電話やメールが沢山きたのですよ。次々に女性から着信が届くのを見て、思わず浮気を疑ってしまったのです」というのが、うわさの真相だという。ビッグ・ショーンはアリアナに彼女たちはただサポートしてくれているだけだと説明したようだ。いまでも過去の女性から大丈夫かと連絡が来るものの、それ以上ではないと明言しているという。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「ROBOT魂」より、5月発売予定の『ROBOT魂〈SIDE AB〉ドラムロ』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は6,480円(税込)。「ドラムロ」は、1983年に放映され、一昨年で30周年を迎えた富野由悠季監督のTVアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場するオーラバトラー。ショット・ウェポンが開発した初の量産型オーラ・バトラーで、ゲドの開発をて格闘戦を想定した設計思想により、甲虫類を想起させる独特なシルエットで重装甲機体となっている。ドレイク軍における主要オーラバトラーだが、同盟関係にあったクの国でも制式採用され、数多く量産されながら最終決戦まで活躍。トッド・ギネス専用となる紺色のカラーリングも確認されている。『聖戦士ダンバイン』の「ROBOT魂」としては、ダンバイン、ビルバイン、ビランビー、フォウ、ズワァース、ボチューンに続く立体化となる。『ROBOT魂〈SIDE AB〉ドラムロ』は、同シリーズの最新技術により、重厚なプロポーションとさまざまなポージングを可能とするアクション性を両立。シリーズ共通のコックピット開閉はもちろん、特徴的な手の爪は三本とも可動するなどギミックも多数搭載されている。また、オーラ・ソードの柄を交換し、手の銃口を利用することで安定した剣の握りが可能。また、オーラ・コンバーター部に装着された鞘からオーラ・ソードを抜刀するポージングなど、見た目よりも広い可動域を確保している。(C)創通・サンライズ
2015年01月07日日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア(日立INS)は、Vizubi社が提供するQlikViewのかんたんレポーティングツール「NPrinting」の日本の販売代理店契約を締結し、1月6日から出荷を開始すると発表した。「NPrinting」は、QlikTech社のインメモリBIプラットフォーム「QlikView」のレポーティングツールで、世界で1,000社以上の販売実績があるという。同製品は複数の「QlikView」ファイルの組み合わせによるレポーティングが可能なことや、 「Microsoft Office」等のさまざまな出力フォーマットへレポートを出力することができる。なお、今回の契約により、日立INSは「NPrinting」に関して日本でのマスターリセラーとなり、 今後、日本市場においてライセンス販売の推進とテクニカルサポートを提供していく。日立INSは、日本市場における販売に関して、3年後までに150社導入、5億円の売り上げを目指すという。
2015年01月06日東京ガスと日立製作所は12月19日、神奈川県横浜市水道局の協力の下、同一の無線システムを共用して水道・ガスメーターの自動検針を行う実証実験を実施することに合意したと発表した。実証実験は、2015年4月から2016年3月までの1年間、横浜市水道局が所有する集合住宅において、水道・ガスメーター無線自動検針システムを導入・運用するもので、スマートメーター用無線通信規格「Uバスエア」を採用した無線システムを共用して水道・ガスメーターの自動検針を行う。検針員の目視による実際の検針データと同システムで自動収集した検針データを比較することで、無線通信の信頼性など、実運用面からの有効性を総合的に評価・検証する。役割分担としては、東京ガスが検針データの収集までを担当し、日立が収集データの加工・蓄積を担当する。
2014年12月19日『マーズ・アタック!』『フランケンウィニー』のティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』の予告編映像が公開になった。1960年代にアメリカで圧倒的な人気をえた絵画“ビッグアイズ”シリーズの驚くべき秘話を描いた作品だ。予告編映像1960年代のアメリカはポップ・アートが人々の注目を集め、中でも大きな瞳が特徴的な“ビッグ・アイズ”と呼ばれるシリーズは大人気を獲得。作者のウォルター・キーンは“時の人”になった。しかし、実際、これらの絵は妻のマーガレットが描いたものだった。しかし、60年代のアメリカでは女性の地位は低く、素晴らしい絵画を手がけても“女性”というだけで正しく評価されることはなかった。絵が売れてマーガットの夫妻は大金を手にし、裕福な暮らしができるようになるが、マーガレットはつねに“秘密”を抱え、前夫の間にできた愛娘にも“絵の作者は自分であること”を言い出せない。しかし、予告編の後半でマーガレットはついに真実を公表することを決意。夫は徹底抗戦の構えで、ふたりの争いは法廷に持ち込まれる。本作はアメリカで大きな話題を呼んだ“ゴーストペインター騒動”のてん末を主軸にしながら、マーガレットがなぜ“大きな瞳”の子どもたちを描き続けたのか? マーガレットにとって夫はどのような存在だったのかが、60年代を完璧に再現した映像と、バートン監督が得意とするファンタジックな描写を駆使して描かれる。『ビッグ・アイズ』2015年1月23日(金) TOHOシネマズ 有楽座ほか全国順次ロードショー
2014年12月19日大人気歌手アリアナ・グランデ&ラッパーのビッグ・ショーンのカップルは2014年のビッグ・カップルの1つだ。今月5日(現地時間)にはLAのthe KIIS FM Jingle Ballのステージにてお揃いで赤の衣装を着て登場し、ステージの上でラブラブっぷりを見せつけてファンを大いに沸かせた。その後10日(現地時間)にはアリアナがヴィクトリアズ・シークレットのショーでパフォーマンスをするためロンドンに飛んでいた。どうやらビッグ・ショーンは離れている間アリアナのことをかなり恋しく思っていたようで、再会はとてもロマンチックなものになったという。アリアナに近しい関係者は「HollywoodLife.com」に、「彼らは本当に愛し合っていますよ。ビッグ・ショーンはアリアナの家で彼女が帰ってくるのを待っていたのです」と語った。「その後数日はアリアナの友達や彼女の新しい犬と一緒に過ごしました」「ものすごくスイートでロマンチックですよ!」と、同人物は二人の交際を絶賛した。セレブの中にはセレーナ・ゴメスとジャスティン・ビーバーなどかなり激しい恋愛をするカップルも多いが、アリアナ&ビッグ・ショーンは愛に溢れた理想的な関係を築いているようだ。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日Yahoo! JAPAN ビッグデータレポートチームは12月9日、ビッグデータ分析による12月1日から12月7日週のインフルエンザ状況を発表した。12月1日~12月7日週のデータによると、某治療薬の検索数から推測される定点あたりの患者報告数は3.2(人/定点)となり、先週から倍に増え急激な流行感染拡大の段階に入ったことが予測値に表れた。例年の傾向から、これより1カ月間ほどはウイルスの感染が拡大・蔓延に向かう時期となるため、十分な注意と予防対策が必要だ。今冬のインフルエンザは厚生労働省の発表どおり、昨年よりも3週間早い流行入りをしている。また、「各都道府県別のインフルエンザ状況マップ」も発表。これは、各都道府県における、インフルエンザ患者数の伸びと多さを表す図で、縦軸の増加率は前週と比べてインフルエンザ患者数がどれだけ伸びているか、横軸の検索割合スコアはその都道府県における定点患者数が増えているかについて表している。今週は岩手県が増加率、検索割合スコアともに多く、もっとも流行が早い地域といえる。また徳島県や宮崎県などは上昇率が非常に高く、急激な蔓延に気をつける必要がある。さらに、「インフルエンザの各都道府県別検索分布」においては、全国における各都道府県の「インフルエンザ」の検索割合を表している。濃い赤の都道府県ほどインフルエンザへの関心が高く、患者数が多いと見られる地域となっており、今の時点でもっとも定点あたりの患者報告数が多いのは岩手県だという。関東を中心とした東日本全体は西日本と比べると高い数値となっており、注意が必要だ。一方西日本では、奈良県や宮崎県といった地域で検索数の上昇が見られる。厚生労働省による定点あたりの患者報告数とインフルエンザマップとの一致度を見るために、2014年第48週(11月24日~11月30日)の数値と比較。厚生労働省のデータを表す地図は、定点あたりの患者報告数を元に都道府県別検索分布の色分けと同じロジックを用いて配色をしている。同社では、昨冬に公開した「ビッグデータ分析でみるインフルエンザ感染状況」で、厚生労働省より毎週発表されているインフルエンザの発生状況(定点あたりの報告数)を事前に予測し、リアルタイムでの感染状況の把握を行った。2014年も、ビッグデータレポートでは、インフルエンザの感染状況の把握に毎週取り組んでいく。
2014年12月10日日立製作所は12月8日、歩きながら指をかざすだけで正確な本人確認ができるウォークスルー型指静脈認証技術を開発したと発表した。現在、空港の入国管理などでは指紋認証や顔認証を用いた本人確認の認証方式が導入されているが、立ち止まって認証を行う必要があるため、人が集中すると混雑するという課題があった。一方、立ち止まらずに本人確認をする認証方式では、高い認証精度を得にくいという課題があった。そこで今回、独自に開発した生体認証方式である指静脈認証技術をさらに進化させ、さまざまな位置や向きでかざした指の静脈を瞬時に検知する技術を開発した。これにより、多くの人が集まる大型施設でも、歩きながら指をかざすだけのスムーズで正確な本人確認を実現するとしている。具体的には、指の検出範囲を手全体が収まるほどの大きな空間に拡張し、その空間内であれば、かざした指の数や位置、向きが変化しても瞬時に指静脈パターンを検知できるようにした。これにより、ユーザーは指のかざし方に気を使うことなく、素早くゲートの通過ができるようになるという。また、かざした指の位置と向きに合わせて、静脈観察用の光を自動制御により最適な位置から照射することで、鮮明な静脈パターンを撮影する技術を開発した。さらに、各指の静脈パターンを組み合わせて用いることで、1本の指だけの照合に比べて認証精度をさらに高めたとしている。
2014年12月09日日立ソリューションズは11月27日、米vArmour Networksと国内における販売代理店契約を締結したと発表した。vArmour Networksのセキュリティプラットフォーム製品の販売・保守サービスを12月25日より開始する。価格はオープン。現在、データセンターの仮想化においては、サーバーやストレージだけでなく、ネットワークも含めた構成要素すべてを仮想化するのが主流となっている。データセンターの通信の大部分は、センター内部での通信(East-West通信)が大半を占めている。データセンター内やクラウド間通信のセキュリティを確保するニーズが高まっている。しかし、East-West通信の制御には、ゲートウェイのファイアウォールを通過させるように経路制御する必要があり、通信量が増大してネットワーク構成が複雑化するなどの課題があった。vArmour Networksのセキュリティプラットフォーム製品は、1台の仮想的なファイアウォール技術でオンプレミスやクラウドといった企業内外に点在するデータを保護する。構成は、設定とセッションを管理する「Director」と、ステートフルインスペクション型ファイアウォール機能とアプリケーションの可視化・制御機能により通信制御を行う「EP(Enforcement Point)」の2つ。両者は、情報交換をするための専用ネットワーク「Fabric」で管理されており、複数のサーバー上のEPを仮想的に1台のファイアウォールとして管理することが可能となっている。具体的には、各サーバー上のEPが必要な通信だけを許可することで、データセンター内に無駄な通信が発生せず、ネットワーク構成もシンプルにできる。また、Directorと複数のEPを1つのシステムとして認識し、膨大な数のファイアウォールを運用管理する必要がなくなり、運用工数を削減できる。また、ビッグデータ分析ソフトウェアである「Splunk」など外部のログ解析ソフトとの連携により、Directorが出力した各EPのログを詳細に分析したレポートの提供も可能だ。さらに、オープンソースのクラウド基盤である「OpenStack」と連携することで、仮想環境やSDNにおける通信制御にも対応できる。○新たなカテゴリのセキュリティ製品vArmour Networksはアメリカでスタート。いわゆるネクストジェネレーション・ファイアウォールなどとは異なり、新たなカテゴリの製品だと同社 日本法人の代表取締役 原田 英昭氏は話す。ジュニパーネットワークス出身が多いコアチームがvArmourを率いており、総額4200万ドルの資金調達も行っている。ボードメンバーにはDave Steven氏とLane Bess氏が参画しており、どちらも元Paloalto NetworksのCEOであった。同社のミッションは「アジャイルデータセンター向けの可視化や制御、脅威に対する防御を提供する」こと。「ビジョンとしては、データセンターの資産を守ることが重要。データがどこに置かれているを問わず、分散型セキュリティを実現している」(原田氏)金融やリテールなど、データセンターを運用している企業はすべてが保護の対象となる。ハイブリッドクラウドなども保護の対象となっており、日本にあった料金形態なども提供していく予定だという。
2014年11月27日国立精神・神経医療研究センター(NCNP)と日立ソリューションズは11月25日、NCNPが2009年に開始した神経・筋疾患の患者情報登録システム「Remudy」をWEB上で実現する「Remudy WEB患者情報登録システム」を共同開発し、11月26日より運用を開始すると発表した。希少疾患の治療法開発や創薬には、正確な疫学情報と臨床試験の参加者を速やかに集める仕組みが必要である。その仕組みとして、NCNPは2009年に神経・筋疾患を対象とするナショナルレジストリー「Remudy」を開始した。そして今回、「Remudy」をWEB上で実現する「Remudy WEB患者情報登録システム」の運用を開始する。同システムは、患者がWEB上で情報を登録や更新することを可能にするものである。登録した患者は、同システムを通じてよりタイムリーに研究や臨床試験に関する情報を受け取ることができる。こういった、全国規模での希少疾患の患者情報登録システムのクラウド運用は、日本のみならずアジア圏においても初の取り組みになるという。具体的には、NCNPの臨床研究や「Remudy」の実績と、日立ソリューションズの匿名化情報管理サービス「匿名バンク」を適用して構築したものである。インターネットを通して患者主体で遺伝情報を含む病気の情報を登録し、これらの情報を匿名化して活用することで、希少な難治性疾患を克服する治療法や創薬の開発に役立てられる。また、2015年3月末までに、日立製作所 横浜研究所の検索可能暗号化技術を同システムに適用してセキュリティを強化し、NCNPと日立ソリューションズは複数の研究機関や医療機関が公平に情報活用できるシステムを提供するとしている。なお、同システムの導入は、2012年から始まった筋ジストロフィー臨床試験ネットワーク(MDCTN)との連携によって、国際的な治療開発や臨床研究の推進にも大きく貢献するものであるという。さらに、NCNPでは、「Remudy」のノウハウを活かして開発された同システムを広く他の疾患へ応用することを進めており、希少な難治性疾患の治験や新しい治療法の開発、病態解明が一層進むものと期待している。一方、日立ソリューションズは、今後、システムの共通機能のモジュール化や検索可能暗号化技術の適用によって、クラウド上でシステムを提供し、他疾患への応用を支援していくとしている。
2014年11月26日日立製作所は11月25日、情報・通信システム事業の国内製造拠点を再編し、生産体制を強化することを決定したと発表した。具体的には、ITプラットフォーム関連製品の国内製造3拠点(神奈川県小田原市、神奈川県秦野市、福島県郡山市)のうち、ストレージ装置などの製造を行う小田原拠点の製造機能のすべてを、2016年9月末までにサーバや通信ネットワーク装置の製造を行う秦野拠点に統合する。以降、秦野拠点と郡山拠点の国内2拠点をマザー工場として、米国1拠点、欧州1拠点の生産体制によるグローバルサプライチェーンや事業継続性の強化を図り、ITプラットフォーム事業のグローバル展開をさらに推進するとしている。また、ATM・端末事業の子会社である日立オムロンターミナルソリューションズが、旭本社(愛知県尾張旭市)および豊川事業所(愛知県豊川市)に有する国内の製造機能を、2016年3月末までに旭本社に統合する。あわせて、日立オムロンターミナルソリューションズで行っていたATM・端末事業関連製品向けのプリント基板への電子部品実装(PCBA)工程を、日立情報通信マニュファクチャリングに移管し、PCBAのノウハウ共有や部品共通化などによるコスト競争力強化を図る。同社はこうした情報・通信システム関連製品の国内製造拠点を統合することにより、技術・設備の標準化やコア技術・ノウハウの融合をさらに推進して、生産性および投資効率の向上を図るとともに、グローバルでのコスト競争力を強化する。国内製造拠点を、海外拠点の生産立ち上げや品質管理、人財育成などの支援を担うマザー工場として、高品質・高信頼の生産体制の構築とグローバルでの事業拡大を推進していく。
2014年11月26日日立製作所はこのほど、アジア地域で業務を展開する子会社の日立アジアを通じ、シンガポール・セントーサ島のモノレール「セントーサエクスプレス」用の都市交通向け無線信号システム(CBTC)と車両2両(1編成)を受注した。受注額は約3,000万シンガポールドル(約27億円)。日立が納入するCBTCは、モノレールや近郊列車、地下鉄をはじめとする都市交通向けの信号システム。列車の位置情報と制御情報を無線で伝達するため、地上の列車検知設備が不要で、ケーブルなどの沿線設備やメンテナンスにかかるコストを削減できる特徴を持つ。また、列車の位置情報をリアルタイムに把握することで、安全上必要な列車同士の間隔を保てるため、高密度な運行が可能となり、結果として輸送力も向上。全自動運転化も可能になるという。すでに2009年、中国に納入しており、昨年はベトナムからも発注を受けた。新たに納入する「セントーサエクスプレス」用の車両は、スピーディーなアクセスをイメージさせる流線型。「世界中から集まる多くのゲストを乗せてリゾート施設へアクセスするにふさわしいデザイン」(日立製作所)をめざしたといい、外観は編成ごとに異なる明るい色彩になるという。2007年1月に開業した「セントーサエクスプレス」は、島内を訪れる観光客の増加で輸送力の増強が急務となっていたため、日立の提案するCBTCによる高密度運行が採用されることに。日立は、「セントーサエクスプレス」開業時にモノレール車両12両(6編成)、信号システム、運行システムなどの主要設備とシステムを納入しており、開業以来の安定運行の実績が評価された。
2014年11月21日日立産機システムは11月17日、給油式スクリュー圧縮機「HISCREW NEXTseries」22、37kW(空冷機)の省エネルギー性能と操作性を向上した「HISCREW NEXTII series」22、37kW(空冷機)[全2タイプ:可変速機、一定速機]を開発し、同日より受注を開始したと発表した。空気圧縮機は一般産業製造ラインの動力源を始め幅広い用途に使用されており、同社によれば、そのエネルギー使用量は国内年間消費電力量のおよそ5%に相当するという。「HISCREW NEXTII series」22、37kW(空冷機)は、2015年4月からのトップランナーモーター規制導入に先駆け、全タイプにトップランナーモーター(IE3相当以上)を標準搭載し、エネルギー消費量を抑制し、CO2発生量を削減することができる。また、新型エアエンドの開発により吐き出し空気量を最大3%増大した。さらに、同社の省エネ機能(末端圧力予測制御機能)を搭載し低負荷時の省エネ化を実現。ユーザーの操作性も考慮し、IT・通信機能搭載、カラータッチパネルの採用により省エネ性だけでなく使いやすさの向上も図られている。
2014年11月17日ヤフーは11月7日、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」で大相撲に関する分析を発表した。ヤフーのビッグデータレポートチームは、若手力士の活躍や満員御礼の日の増加などから最近の大相撲の人気に着目。その人気が本物なのかをYahoo!検索での検索回数などで調査・分析した。○2014年は大相撲の注目度が急伸調査結果によると、大相撲に関連するキーワード検索回数は2014年は2013年に比べて大幅に増えていることがわかった。プロ野球やJリーグと比べると回数こそ少ないが、昨年からの伸び率は大相撲のほうが上回った。2014年になって大相撲の注目度が高まっていることがわかる。特に注目が集まるのは、大相撲の開催中の期間。その中でも優勝が決定する千秋楽が最も高く、次いで初日だ。どちらも力士たちの命運を占う重要な取り組みがある日なので、自ずとファン以外の多くの人からも視線が向けられる。支持層の男女比は、男性が65%、女性が35%という構成。プロ野球やJリーグと比べると女性の割合がやや高めだった。年齢層は50代~60代以上で、ほかのスポーツ比べてると一回り以上高い(プロ野球は10代以下~20代、Jリーグは20代~30代が主要な支持層)。2014年になってからの大躍進を支えているのも50代~60代以上の関心度が高まっているためだ。都道府県別では、島根県と石川県で大相撲への関心が高い。石川県は人気力士「遠藤」の出身地であること、島根県は「隠岐の海」の出身地であることや相撲発祥の地ということで県民の関心が高いと推測できる。○イケメン力士の遠藤は10代以下~30代に特に人気力士ごとの注目度についても分析している。男女別の人気は、白鵬、勢、遠藤、豊真将が女性からの注目度が比較的高く、一方の男性からは関脇に昇進した逸ノ城への関心が高い。年代別では、遠藤は10代以下~30代、白鵬は30代~40代、勢は50代、豊真将と逸ノ城は50代~60代以上からの注目が高かった。遠藤は、敢闘賞を受賞した1月場所、3月場所、金星を挙げた5月場所に注目度が伸びている。鶴竜は幕内優勝した3月に注目度を伸ばした。白鵬は1月、5月、7月、9月と幕内優勝したそれぞれの場所で千秋楽に向けて注目度が上昇。それ以上に5月場所の優勝会見のキャンセル理由が公になった際に注目度が急伸した。豊真将は、日馬富士との取り組みの際に負傷が響き、途中休場となってしまった7月場所前半に注目が高まった。高安と豪栄道は、7月場所でそれぞれ敢闘賞、殊勲賞を受賞する活躍を見せ、注目度が大きく伸びた。勢は、敢闘賞を受賞した5月にも注目度を上げたが、9月場所7日目に、それまで白星続きだった逸ノ城に勝利した日はそれ以上に注目度が伸びた。逸ノ城は、9月場所で殊勲賞と敢闘賞を受賞し、14日目の幕内優勝がかかった白鵬との取り組みに大きく注目度を伸びた。なお、常に高い注目度を維持しているジャニーズに対して、大相撲は2012年頃まで大き差が付けられていたが、2014年に入っては場所ごとに肉薄し、9月場所では瞬間的に逆転した。
2014年11月10日ローランドは、星野楽器とのコラボレーションにより、「TAMA」ブランドのアコースティック・ドラムと電子ドラム音源システムを組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」を発売すると発表した。販売開始は11月下旬。価格は税抜9万4,000円。「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」は、TAMAの小型アコースティック・ドラム「Silverstar "Cocktail-JAM"」に、ローランドの電子ドラム音源「TM-2」と、演奏情報を検出するトリガー・ピックアップ「RT-10T」、「RT-10S」を組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット。アコースティック・ドラムの音にエレクトロニック系の音色を重ねて鳴らしたり、一般的なドラム・セットには含まれないパーカッション・サウンドを追加するなどして、印象的で多彩な音色による演奏表現が可能だという。また、同梱のドラム音源「TM-2」は、SDカードに入れた好みのオーディオ・ファイル(WAV)を演奏に合わせて再生することも可能で、あらかじめ曲に合わせたフレーズや効果音などを用意しておけば、演奏と同期したさまざまな演出を行うことが可能だ。一方、TAMA「Silverstar "Cocktail-JAM"」は、通常のドラム・セットの2/3~半分以下という、限られたスペースでも設置して演奏を楽しめるコンパクトなタイプで、付属の専用バッグに収納してどこにでも持ち運ぶことが可能となっている。
2014年11月07日日立製作所は、独立行政法人防災科学技術研究所の「防災情報システム」を構築し、稼働を開始したと発表した。同研究所はこのシステムを利用して、自然災害に関するさまざまなデータをもとに大規模シミュレーション解析を行い、地震、津波、火山噴火、地すべり、風水害、雪氷災害などの自然災害に関する研究を行うとともに、これらの研究結果などをWebサービスとして随時公開していくという。このシステムは、大規模シミュレーションシステムと公開系クラウドシステムによって構成され、日立のテクニカルサーバ「HA8000-tc/HT210」を中核としており、複数のサーバ間でファイルを共有し、高速なデータ転送による並列処理を可能とする、日立独自開発の分散共有ファイルシステム「Hitachi Striping File System」により、データ処理の高速化を実現しているという。さらに、日立のユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 100 シリーズ」を採用し、合計約3.3PBの大容量ストレージ環境を実現している。システムのうち、大規模シミュレーションシステムは、従来システムの約21倍となる298.9 TFLOPSの総合理論演算性能を実現。 また、公開系クラウドシステムは、「日立クラウド基盤導入ソリューションPowered by Apache CloudStack」を適用し、研究者が研究結果などを公開する際は、ポータル画面から簡単な操作によってWebサーバやストレージなどの必要なITリソースを準備することができ、オンデマンドで利用できるという。また、災害時などWebサービスにアクセスが集中する際には、Webサーバにリソースを優先的に割り当てることが可能で、さらに、従来設置していた多数の物理サーバを集約し、一元管理できるため、セキュリティレベルが統一され、効率的なシステム運用が可能となる。
2014年11月05日日立製作所は、11月25日に、日立グループが推進する社会イノベーション事業を支えるITを利活用した先進的なソリューションとその利活用モデルを、体験型のデモンストレーションや具体的な取り組み事例の紹介を交えたプレゼンテーションを通じて紹介するプレゼンテーション施設「イノベーションスクエア」を開設すると発表した。本施設は、日立のプラットフォーム検証施設「ハーモニアス・コンピテンス・センター」(東京都港区)内に設置。プレゼンテーションエリアおよび技術体験コーナーにおいて、社会イノベーションを支えるITを利活用したソリューションを紹介する。今後、新たに開発するソリューションを追加するなど、順次コンテンツを拡充・変更していくという。プレゼンテーションエリアでは、「ヘルスケア」、「製造」、「流通・小売」、「一般企業・オフィス」、「まち・インフラサービス」の5カテゴリーに分けて、各種ソリューションについて紹介する。専任のスタッフが体験型のデモンストレーションや具体的な事例の紹介を交えながら、プレゼンテーションを行うことにより、詳細なソリューションの活用方法や導入イメージを体験・確認することができる。所在地は、東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー13階で、開館時間は平日の10:00~17:00となっている。なお、利用には日立の営業を通じて、事前予約が必要となる。
2014年11月04日『マーズ・アタック!』『フランケンウィニー』のティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』の予告編映像が公開になった。タイトルの通り“大きな瞳”の少女の絵で知られる実在の画家マーガレット・キーンの実話を描いた作品だ。予告編映像本作の主人公マーガレット・キーンは、大きな瞳が特徴的な“ビッグ・アイズ”シリーズで圧倒的な人気を博し、ポップ・アート史にその名を残している。しかし、60年代のアメリカではこの絵はマーガレットではなく、夫のウォルターの描いた絵として発表された。映画は、夫婦が“ビッグ・アイズ”シリーズを生み出し、世に送り出すまでと、夫婦の葛藤、そして得られたはずの富と名誉を捨て、真実を公表しようと闘うマーガレットの姿を描く。出演はエイミー・アダムスと、クリストフ・ヴァルツ。予告編はストーリーの概要をテンポよく紹介しながら、映像の随所に“瞳”のイメージが散りばめられていることがわかる。絵画だけでなく、瞳のモチーフはいたるところに登場。ウォルターは「目の心の窓だ」と得意げに語るが、この言葉が彼の“心の奥底”から出たものではないことは明らかだ。ウォルターは自分の絵だと主張することで“富と名声”を手にするが、マーガレットは自分の絵が“自身の一部”だから真実を明らかにしたいと願う。本作は、“ビッグアイズ”の本当の作者をめぐる物語だけでなく、画家と作品の“きってもきれない関係”を描いた感動作になりそうだ。『ビッグ・アイズ』2015年1月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2014年10月31日日立システムズは10月30日、ハイブリッドクラウド環境の業務システムに社外からセキュアに接続・利用できるマルチデバイス対応の「SHIELD セキュリティゲートサービス」の提供を開始すると発表した。日立システムズは、Security Operation Center(SOC)のセキュリティ専門家の技術・ノウハウと、先般子会社化を発表したセキュアブレインの「PhishWall」などで培ったソフトウエア開発技術を活用。モバイル端末から業務システムへセキュアに接続して利用可能にするサービスを提供する。同サービスでは、モバイル端末に専用アプリをインストールすることで、アプリが導入された端末からクラウドサービスや社内システムへ社外からアクセスする際に、自動的に本サービスを経由するようになる。また、同サービスを経由する際に、認証機能、不正サイトアクセスブロック機能、端末セキュリティチェック機能の3つの機能を提供し、モバイル端末がセキュアな状態で正しい業務システムへ接続することを実現する。これらの機能は随時新しいセキュリティリスクへの対策を行っているSOCから提供されるため、顧客側でセキュリティプログラムの更新などを意識することなく、社外からセキュアな状態で業務システムを利用可能となる。さらに、オプションで特定のシステムにだけアクセスを許可するホワイトリスト機能などのサービスも提供。これらの機能により、モバイル端末から業務システムを利用する企業や、海外を含む多くのサテライトオフィスをもつ企業においても、セキュリティポリシーの一元化や、より安全な業務システムの利用を実現できる。価格は、100クライアントが25万円から(税別)。日立システムズはモバイル端末や、クラウドサービスを積極的に利用する企業を中心にサービスを拡販していく。
2014年10月31日