朝日新聞社は1月16日、社内のPC 17台がマルウェアに感染し、社内外とのやりとりを行ったメールや文書ファイルが流出したと発表した。なお、顧客情報などの流出は確認されていない。同社が事態を確認したのは9日夜で、社内PCが社外のC&Cサーバーと不審な通信をしていることから発覚。情報流出は2014年11月下旬より始まっていた可能性があるという。なお、この不審な通信は週明けの13日に遮断したとしている。流出した情報はメールや文書ファイルなどの一部。新聞読者や朝日新聞デジタルといった顧客情報の流出は現在のところ確認されていないものの、引き続き確認を進めるとしている。同社は不正アクセスの可能性があるとしており、セキュリティ会社と連携して情報の流出状況や感染経路の調査を行い、結果を公表するとしている。朝日新聞社 取締役広報担当の高田 覚氏は「弊社に関係されるみなさまにご心配をおかけしますことをおわびします。速やかに全容を究明し、再発防止に取り組みます」とコメントしている。
2015年01月16日朝日新聞社が運営する、双方向型のニュースサイト「withnews(ウィズニュース)」は、10月に月間600万ページビューを突破したと発表した。7月22日のサービス本格開始から3ケ月を経て、10月の月間ページビューは637万PV、月間ユニークユーザーは357万件を達成。withnewsは、ユーザーの「気になる」にこたえる記事を日々生み出し、ユーザーに話題を提供してきた。ユーザーからの質問(記事リクエスト)を受け付け、取材を行ったうえで記事として配信している。これまで、取材リクエストをもとに「ハワイ出身力士を見かけなくなった理由」「エボラ出血熱、日本で発生したらどうなる?」といった記事を配信し、11月5日現在、累計53件のリクエストに応えている。今後、朝日新聞社では、記事の筆者をより増やし、幅広い分野でのユーザーの「気になる」を呼び起こす解決する記事を増やしていくという。
2014年11月12日BS朝日で11月10日(月)より放送される「The Photographers」は、鉄道・飛行機・生物・スポーツの各ジャンルの第一線で活躍する写真家に密着したドキュメンタリー番組だ。本稿では、その試写会で観た第1回の内容などをお届けしたい。結論から言うと、カメラや写真が好きなら、あっという間に時間が過ぎていく必見の内容だ。放送日時とテーマは、第1回が11月10日(月)21:00~22:54で鉄道・飛行機、第2回が11月17日(月)21:00~22:54で生物、第3回が11月24日(月)16:00~16:54でスポーツ。登場する写真家は(以下敬称略)、「鉄道」が長根広和と山崎友也。「飛行機」がルーク・オザワとチャーリィ古庄。「生物」が福田啓人、戸塚学、福田幸広、前川貴行、福田豊文。「スポーツ」が中西祐介、田中宣明、水谷たかひと、田中伸弥、小林直樹、赤松孝。「The Photographers」の提供はキヤノン。4ジャンルとも望遠・超望遠レンズを多用し、動きのある被写体の「一瞬」を捉える世界。そんな勝負度の高い撮影シーンに密着した、見ごたえのあるドキュメンタリー番組となっている。○プロ中のプロが語る、鉄道・飛行機を撮る心構えとテクニック試写会で観たのは、第1回の鉄道と飛行機。冒険航空写真家のチャーリィ古庄は、「誰も見たことのない一瞬の光景を"捕獲"する」ことを哲学としている。番組では、ロサンゼルスで新型の獲物を捕獲する現場を追う。"超"をつけても足りないほどの飛行機マニアぶりも存分に発揮。鉄道では、師匠を同じくする長根広和と山崎友也の"今"を同時進行的に取材。まじめな性格で「風景と列車の融合」を作風とする長根と、パワーがあって「車両はなくてもいい」と革新性を追う山崎。二人のコントラストが興味深い。EOS 7D MarkIIにEF200-400mm F4L、さらにエクステンダーを付けて長根が狙った一瞬とは? EOS 7D MarkIIとEF70-200mm F2.8Lの組み合わせで山崎が捉えた光とは?第1回のトリは、情景的航空写真家のルーク・オザワ。空を愛する男が語る空との関係、自身に課している「3つの掟」、そして現場で使えるノウハウも番組を観れば知ることができる。1年のうちに数回しかチャンスのない現場で奇跡の一枚は撮れたのか? 放送後の週末は空港近辺に長玉の砲列が増加すること必至だ。
2014年11月07日瀬戸内しまなみ海道振興協議会は10月25日、「瀬戸内しまなみ海道」を、日本を代表するサイクリストの聖地として世界に発信していくために、台湾サイクリスト協会と姉妹自転車道協定を結ぶ。○さらなる観光振興や実需の創出を目指す同海道と協定締結するのは、台湾の「日月潭(にちげつたん/じつげつたん)サイクリングコース」。同コースは、台湾最大の淡水湖「日月潭」の周囲に整備されたサイクリングロードで、豊かな自然や穏やかな水面風景などしまなみ海道と共通点がある。これまで、愛媛・広島両県知事、尾道市長、今治市長などが、台湾のサイクリングイベントに参加してきた。また、台湾サイクリスト協会側も、富士山ヒルクライムやしまなみ海道サイクリングなど日本でのスポーツイベントに参加。お互いに交流を行ってきたが、今回の協定締結により、さらなる観光振興や実需の創出による地域の活性化を目指す。協議会は協定締結により、両自転車道のブランド力の向上、国内外からの観光客の増加、サイクリング先進国との交流で、多様な自転車新文化を醸成する効果も期待できるとしている。調印式は、しまのわ2014のフィナーレである国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」の前日に、今治市で行う。また、締結を記念し、多々羅しまなみ公園には記念碑を設置するという。
2014年10月21日2012年公開の『しあわせのパン』に続き、大泉洋が三島有紀子監督とのタッグを組んだ『ぶどうのなみだ』が好評を博している。北海道・空知(そらち)のワイナリーで綴られる本作でヒロインを務めたのはシンガーソングライターの安藤裕子。大泉と安藤が改めて本作について語った。その他の写真かつてはクラシックの世界で指揮者として活躍するも、いまは故郷でワイン作りに勤しむアオ。弟と暮らす彼の元へ、不思議な魅力を放つエリカという女性がやってきて、彼らの生活に新たな風を吹き込んでいくが…。大泉が演じたアオはストイックなまでにワイン作りに打ち込み、笑顔を見せない男。「最初に三島監督に連絡をいただいたときはメールに『今回はとても寡黙でメチャクチャストイックな役です』とあって、内心『また喋らない役か…』と思いました。『しあわせのパン』の時も寡黙な男でしたし…」と苦笑交じりに振り返る。一方の安藤もエリカという女性に対し「役柄で言うと自分からは少し遠い印象を持った」と明かす。「エリカの怒りや感情をガッと表に出す感じが私がこれまで生きてきた道筋にはなかった部分。歌うようになって私も激しい感情は出すようになったところはあるけど、それはあくまで人前に立つ安藤裕子が持つもの。どちらかというと自分の母親にエリカに近いものを感じましたね。感情の起伏が大きく、ケタケタと笑って包み込み、勝手に料理を人にふるまうようなところもうちの母親のようだなと感じながら読んでました」。2度目のタッグとなった三島監督について大泉は「今回で“三島ワールド”と言えるものが確立したと思います」と語る。それは自身が生まれ育った北海道とも深いつながりを持っている。「やはり、北海道をこんな風に、ある種のファンタジーの世界のように描いてくれる人はいないし、普段の僕にない部分を引き出してくれる。いままで会ったどの監督とも違う感覚を持ってらっしゃる方だと思います」と絶大な信頼を寄せる。音楽の世界で生きる安藤だが、エリカという役は決して音楽に特化された役ではない。異質の世界に触れたことで大きく刺激される部分があったよう。「自分になかった強さや女性性――いや、それは自分の根っこに埋まっていたんでしょうが、それを引き出していただけたと思います。エリカとして生きることで、彼女の強さや経験が自分にプラスされた気がしています」人と土地。じっくりと魅力を引き出し、醸造して完成した物語を味わってほしい。『ぶどうのなみだ』公開中※取材・文・写真:黒豆直樹
2014年10月17日第33回バンクーバー国際映画祭に招待されていた映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)が現地時間の10日、「観客賞(Rogers People’s Choice Award)」を受賞した。同映画は、第33回バンクーバー国際映画祭(9月25日~10月10日)「特別招待作品(ガラプレゼンテーション)部門」に正式招待され、ワールドプレミア上映を実施。妻夫木聡、亀梨和也、石井裕也監督が現地を訪れ、現地の日系人やカナダ人から熱烈な歓迎を受けた。バンクーバー国際映画祭は1982年よりカナダの都市バンクーバーで開催されている、北米最大規模の国際映画祭の1つ。国内外の映像作品を紹介し、北米の映画産業活性化の一助になっているとともに、東アジア作品の発掘と育成にも力を入れている。「観客賞」は、同映画祭で最も観客から支持を得た作品に贈られており、昨年は、福山雅治主演の『そして父になる』(2013年、是枝裕和監督)が受賞。2年連続で日本の作品が観客賞に選ばれることとなった。映画『バンクーバーの朝日』は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神で戦い抜き、白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た野球チーム"バンクーバー朝日"を題材にした作品。監督は石井裕也、出演は妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市ほか。(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年10月14日俳優の大泉洋が10月11日(土)、都内で行われた主演作『ぶどうのなみだ』の初日舞台挨拶に登壇。この日は台風19号が近づくも快晴で、“雨男”で知られる大泉さんは「マネージャーに『初日に雨が降ってないのは珍しい』と言われた」と安堵の表情だった。東京・渋谷のシネクイントで行われた初日舞台挨拶には、大泉さんに加えて、本格演技に初挑戦したシンガーソングライターの安藤裕子、共演する染谷将太、三島有紀子監督が出席。映画は『しあわせのパン』に続き、三島監督&大泉さんが再タッグを組み、再び北海道を舞台にしたヒューマンドラマで、10月4日(土)の北海道先行上映に続いて、ついに全国封切りを迎えた。夢に挫折し、故郷の北海道・空知に戻ってきた主人公・アオ(大泉さん)は、ひとまわり年の離れた弟のロク(染谷さん)とともに“黒いダイヤ”と呼ばれるピノ・ノワールの醸造に挑むが、なかなか上手くいかない。そんなある日、2人の前に不思議な魅力をもった旅人・エリカ(安藤さん)が現れ、兄弟の穏やかな日常を彩っていく。劇中にはアオとエリカの恋愛模様が描かれており、大泉さんは「初対面でケンカしていた男女が、恋に落ちる…。こういう展開、大好き!僕の好みにがっちりハマった」と上機嫌。一方、安藤さんは「エリカ自身も、アオに似たキズや痛みを持っているので、癒やしてあげたいと思ったのかな」とエリカがアオに惹かれた理由を分析していた。染谷さんは「洋さんに『目が死んでるよ』とか、『やる気あるの?』ってよく言われる」と苦笑い。舞台挨拶の司会者に、役名を“クロ”と間違われると困惑した表情を浮かべ、大泉さんが「クロどころか、今日の衣装は真っ白!」とフォローする場面もあった。そんな息ぴったりのキャスト陣について、三島監督は「美しい北海道の風景や、おいしい料理はもちろん、ここにいるキャストの皆さんを撮っているのが一番の幸せだった」とふり返っていた。『ぶどうのなみだ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月11日舞台となった北海道では先週末4日から先行公開され、今週11日からはいよいよ全国公開となる大泉洋主演の映画『ぶどうのなみだ』。大泉さんが自分史上「最もカッコいい」と自画自賛(?)している本作から、このほど、三島有紀子監督からアドバイスを受けながら、時に全力疾走も見せるメイキング映像がシネマカフェに到着した。北海道・空知。小さなワイナリーでワインをつくる兄のアオ(大泉洋)と、そのそばで小麦を育てている弟のロク(染谷将太)。アオはかつて家族の反対を押し切って上京、有名指揮者となったが、あることがきっかけで挫折。傷つき苦しみを抱えたまま、ひとまわり年の離れたロクが暮らす故郷へと戻ってきた。いまではアオは、“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造に励んでいるが、なかなかワインは思うような味にならない。そんなある日、不思議な魅力を放つ女性・エリカ(安藤裕子)がキャンピングカーに乗って現れ、アオとロク、そして空知の人々の静かな生活に新しい風を吹き込んでいく…。大泉さんは本作で、三島監督による前作『しあわせのパン』以上に寡黙でストイックな役柄を演じており、このたび到着したメイキング映像の中でも、三島監督と熱心に相談し合ったり、葡萄と向き合う真剣な表情を垣間見ることができる。『しあわせのパン』と同様、北海道の大自然の中でオールロケということもあり、「今回も相変わらず、役者のタイミングよりも明かりとか自然が優先ということはよくありました。『大泉さん、いまです!この夕日のなかで苦悩してください!』みたいなことが多々ありました(笑)」と、大泉さんはふり返って語る。「役者としてのやりがいとかそういうことではなくて、もう戸惑うことばかりでしたね。『僕はいったい何をすればいいんですか?』っていう感じ(笑)」。とは言うものの、いざ撮影となれば真剣そのもの。クライマックスに程近い、あるシーンでは「『このなかで全力疾走してください!』と言われたときは、わけも分からず何百メートルの直線を何本か走った」という。「でも、どのシーンも実に美しい画なんですよ」。「物語のつじつまだったり、現実だったらこうだよねということではないんですよね、三島さんが描きたいのは。なんて言うか、印象派の絵画みたいなものなんです、きっと」と大泉さんは言う。「現実的なことを考えて細かく撮っていくのではなく、“ドン”と一枚の絵のなかで何を表現できるのかということなんだと思う。仕上がりを観てさらにそう思いました」と、監督の“画づくり”に信頼と確信を覗かせる大泉さん。映像では、そんな大泉さんの真摯な姿や、葡萄狩りを以前「幼稚園ぐらいのときにやってると思う」と話す染谷さんの素の笑顔や、差し入れをほおばるキュートな安藤さんの姿も収められており、物語同様、温かさの伝わるメイキングとなっている。『ぶどうのなみだ』は北海道にて先行公開中、10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月06日北海道を舞台にした『しあわせのパン』のスタッフが再結集し、大泉洋を主演に、今度は北海道・空知(そらち)地方の“ワイナリー”を舞台にして贈る映画『ぶどうのなみだ』。ついに10月4日(土)より北海道先行、翌11日(土)より全国にて公開となる本作に、三島有紀子監督の次回作『繕い裁つ人』で主演を務める中谷美紀を始め、料理家の栗原はるみ、パン好きなら知らない人はいないブーランジェ(パン職人)の志賀勝栄、雑誌などで活躍するモデルのKIKIといった、各界の著名人から絶賛のコメントが到着した。父親が残した北海道・空知の葡萄の樹が立つ土地で、兄のアオ(大泉洋)はワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロク(染谷将太)は小麦を育てている。アオは“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄“ピノ・ノワール”の醸造に励んでいるが、なかなか理想のワインはできない。そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、突然2人の目の前に現れた。エリカと名乗る不思議な輝きを放つ彼女(安藤裕子)は、アオとロクの静かな生活に新しい風を吹き込んでいく…。本作の主演を務めるのは、映画・TVに大活躍、出演作が後を絶たない北海道出身の大泉さん。共演に、本作が本格的な演技初挑戦となるシンガーソングライターの安藤さん、そして『寄生獣』など、こちらもまた引く手あまたの若手実力派・染谷さんと注目のキャストが勢ぞろい。前作『しあわせのパン』の同名小説も高く評価された三島監督は、今回もオリジナル脚本を書き下ろし、葡萄と小麦の成長をとらえることにもこだわりながら、オール北海道ロケを敢行した。三島監督の次回作となる同名人気漫画の映画化『繕い裁つ人』で主演を務める中谷さんは、「人生を賭してぶどうを育む男と、根を張ることなく放浪する女の心が近づく頃、この映画に心地よく酔わされていることに気づきました」と、本作の世界観を絶賛。また、ワインにも、食にも造詣の深い著名人たちも本作を存分に堪能した様子だ。●栗原はるみ(料理家)いい仲間がいれば人生は楽しい。さみしい時にこそ、素直になって心を開ければ誰かが必ず力になってくれる。私はあの仲間の一員になりたかった。きっと仲良くなっていたはずだから。● KIKI(モデル/女優)土の味はどんなだったろうか風の香りはどんなだったろうか空の色はどんなだったろうかあの人の笑顔はどんなだったろうか思い出すと同時になみだが零れそうなこころやさしくなる映画でした●志賀勝栄(三宿「シニフィアン シニフィエ」シェフ)ワインや料理を題材にした映像は職業柄記憶にしっかりと残っている。ぶどうのなみだも同じように自分の心にしっかり刻まれている。●岡 昌治(一般社団法人日本ソムリエ協会 会長)アオとロク兄弟の確執と絆、エリカや仲間が加わった愛情こもった人間模様。見終った後には、一服の清涼感を感じました。ぶどうのなみだ。我々ソムリエはそれを「グットドール(黄金のしずく)」と呼んでいます。この作品は、とても素敵なひとしずくでした。●鹿野 淳(「MUSICA」発行人)人間と大地は必然に基づいて生まれ育つが、あまりにも脆く、あまりにも儚く、あまりにもあっけなく死に絶える。だからこそ人間と大地と自然は美しいし、生きる強さを誰もが持っている。そのことを北の果ての大地と最高の名優(=盟友)に教えてもらった、大切な映画です。●関口靖彦(「ダ・ヴィンチ」編集長)大泉洋さん、染谷将太さん、そして安藤裕子さん。アオ、ロク、エリカの痛みと熱さを切々と伝えてくる主役3人の演技が、涙が、微笑みが、目に焼きついて離れない。●大塚美夏(「ナチュリラ」副編集長)大人のファンタジーですが、安藤さんの存在感がピリリとしたスパイスとなって、ほどよいさじ加減のリアリティさがよかったです。秋にぴったりのしっとりビターな物語だと思いました。『ぶどうのなみだ』は10月4日(土)より北海道先行、10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月02日『舟を編む』『ぼくたちの家族』を手がけた石井裕也監督が、実在した野球チームを基に描いた映画『バンクーバーの朝日』。現在カナダ・バンクーバーにて開催されている第33回バンクーバー国際映画祭で本作のワールドプレミア上映が行われ、主演の妻夫木聡と亀梨和也(KAT-TUN)が石井監督と共に現地に赴き映画祭に参加した。本作は、戦前カナダ・バンクーバーに実在した日系カナダ移民の二世を中心とした、“サムライ野球”の原点ともいわれる野球チーム「バンクーバー朝日」の奮闘を描く。キャストには妻夫木さん、亀梨さんを始め、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮が野球チームの一員として参加。彼らを支えるヒロインに高畑充希、宮崎あおい、貫地谷しほりら“朝ドラ女優”たちが集結している。今回、「特別招待作品(ガラプレゼンテーション)部門」にて招待された石井監督は、「ドラゴン&タイガー部門」を含め、当映画祭への出品は今回で5回目。現地マスコミからの関心も高く会見では、「バンクーバー国際映画祭には7年前に初めて来てから何度か参加しており、親しみを持っていましたが、こうしてバンクーバーを舞台にした映画を作ることになり、非常に縁を感じています」とコメントした。続くレッドカーペットには、あいにくの雨模様にも関わらず約1,000人のギャラリーが詰めかけ、妻夫木さん、亀梨さん、石井監督は、辺り一帯を埋め尽くすファンの声援に迎えられ会場入り。上映前に登壇し、「ここに来ることができてとても嬉しいです」(妻夫木さん)、「いまとても興奮しています。映画を楽しんで行ってください」(亀梨さん)とそれぞれ英語で挨拶した。さらにこの日、“バンクーバー朝日”で実際にプレーし、現在もカナダに在住しているケイ上西功一さんが会場に駆け付け、キャスト・監督と熱い握手を交わした。「この映画を作るため何度も日本からカナダにおみえになり、私もインタビューに臨んだ結果、映画が出来上がり、このバンクーバー国際映画祭にて世界初公開されることを大変有難く思う次第でございます」と喜びを語った。上映中は、本物の野球観戦さながらに、劇中の登場人物たちが逆転すると拍手が起き、「うまい!」「がんばれ朝日!」などといった掛け声も。上映が終わると、場内にはスタンディングオベーションが起こり、作品を称える声にあふれた。一緒に鑑賞していた妻夫木さんは、「きっと受け入れてくれると信じて今日ここにやって来ましたが、想像を越えていて、映画を観ながら応援する声や笑い声を聞いた瞬間に涙が出てきました。こんな映画に自分が関わっているということが誇らしいですし、僕たちが刻み込んだ想いは、確実にバンクーバーの人たちにも伝わっていると身をもって感じました」と喜びのコメント。亀梨さんも「この地で、この映画をバンクーバーの方たちと観ることができ、とても嬉しいです。ここで改めて客観的に映画を観て、自分の中で色々なものがさらに色濃く繋がっていったという感じです。こんな映画に参加させていただいていたんだなあと、幸せに感じました」と今回の映画祭で実感したようだ。石井監督は、「バンクーバーで上映することで少なからず心配はありましたが、上映中、観客のみなさんも一緒になって朝日のことを応援してくれたのは嬉しかったですし、単純に、本当に来てよかったと思っています。バンクーバーのお客さんたちの反応は“強くてでかい”という印象です。一生懸命なプレーへの声援ともいえる“笑い”が温かったです」と語った。『バンクーバーの朝日』は12月20(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月01日名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線は12月22日、クリスマスの時期に初めてとなる「クリスマストレイン」を名古屋から金城ふ頭まで運行する。臨時列車「クリスマストレイン」は、12月22日に名古屋駅を14時10分に出発、14時32分に金城ふ頭駅に到着後、約1時間、クリスマス特別イベントを実施する。その後、金城ふ頭駅を15時39分に出発し、名古屋駅に16時1分に到着となる。イベント列車には、「OS☆Uあおなみ線隊24」のメンバーが同乗。車内や金城ふ頭駅において、サイン会やミニライブ、クリスマスプレゼント等を行う。なお、イベント列車の乗車は号車指定となり、指定された号車内であれば座席は自由とのこと。乗車定員は120名。乗車券販売期間は12月22日13時まで。ただし、定員に達した時点で終了となる。価格は大人1,000円、小人500円。乗車券はあおなみ線名古屋駅で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日名古屋市は2013年2月16日・17日の2日間、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「SLあおなみ号」の、実験走行の試乗希望者を募集している。同市内をSLが走るのは、27年ぶりとなる。今回の走行は、あおなみ線の利用促進と全国への名古屋の情報発信を目的としたもの。「SLあおなみ号」の車両編成は、蒸気機関車(C56)+客車(12系)3両+ディーゼル機関車(DE10)となる。走行区間は、あおなみ線名古屋駅を出発し、名古屋貨物ターミナル駅で折り返し、再び名古屋駅へ戻る約1時間30分のルート。区間の一部は、普段は旅客列車が走ることのない貨物線を走行する。折り返し地点の名古屋貨物ターミナル駅では、SLから下車し、SLの写真撮影をすることが可能。2月16日、17日の2日間で、1日3便ずつ計6便運行。運行スケジュールは各日共通で、 1号が名古屋駅9時50分発/11時18分着、2号が名古屋駅11時37分発/13時3分着、3号が名古屋駅13時22分発/14時48分着。募集人数は、各便200名の計1,200名。試乗料金は大人500円。小学生以下は無料となる。SL試乗券は、往復はがきによる抽選となる。締め切りは12月25日まで(消印有効)。その他、応募方法の詳細は名古屋市Webページにて確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日朝日生命保険は8日、「介護をしている家族に関する調査」の調査結果を発表した。同調査は、自分が主体となって介護をしている男女を対象に10月12日~14日までインターネット上で行われ、要介護度1~5別に各100名、計500名から回答を得た。まず「あなたがその人(家族)を介護しなければならなくなったとき、介護に関する準備度合いはどの程度だったと思うか」を聞いたところ、介護の知識については平均で35.2%程度の理解度だったことが分かった。同様に、心理的な準備度は34.8%、経済的な準備度は40.9%となり、十分な備えがないまま介護に取りかからざるを得なかった傾向が見てとれた。次に「その人が要介護となる要因が発生する以前から、いずれは要介護状態になると想定していたか」を聞いたところ、介護状態になると想定していた人は27.2%だった。39.6%は「介護状態になるとは想定していなかった」と答え、特に生活全般への介護が必要な「要介護5」では、半数近い48%が「想定していなかった」と答えた。「家族の介護をするにあたり、生活のなかで変化はあるか」と複数回答で聞いたところ、「働き方を変えた」人は53.2%、「住まい方を変えた」人は29.4%だった。「変えたことはない」と答えた人は25.4%にとどまった。変更点を具体的に聞いたところ、仕事面では「働く時間を短くした」「仕事を辞めた」が、住まい面では「介護が必要な人を自分の家に呼び寄せた」「週の何日かを介護が必要な人の家で過ごすことにした」がそれぞれ上位となった。「公的介護保険申請から生活が落ち着くまでにどのくらいの期間を要したか」との問いには、「1年以上」が17.2%、「まだ落ち着いていない」が14.6%だった。1年内に落ち着いたと答えた人を分析すると、全体の約60.4%が「6カ月以内に落ち着いた」と答えた。「介護をするための費用は、だれがどの程度負担しているか」と聞いたところ、毎月の介護費用平均は7万8,548円。そのうち介護される人本人の負担は4万7,426円、介護する家族の負担は3万1,123円だった。「要介護5」に限ると、介護費用の月額は10万6,390円、家族の負担は4万6,220円となった。同アンケートではこの他にも「介護にあたり感じたこと」「介護の負担」「介護への満足度と秘訣」「自身の介護予防や将来の備えについて」など、さまざまな調査結果を公開している。詳細は「朝日生命のプレスリリース」で。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日朝日新聞のウェブサイト“朝日新聞デジタル”が、『夢売るふたり』『バイオハザードV:リトリビューション』『デンジャラス・ラン』『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』『最強のふたり』『凍える牙』の6作品の中から、一般の投票数をもとにイチオシの映画を選出する企画“シネマ総選挙2012”を実施している。その他の写真本企画への参加方法は、上記6作品のいずれかを劇場で鑑賞し、鑑賞券半券の実物(コピー不可)を郵便はがきに添付して郵送するか、“朝日新聞デジタル”に会員登録し、ウェブ上で展開されている映画宣伝マンによる各作品の紹介ページを見て投票するというもの。郵送で応募した参加者には、抽選で10名に映画ギフトカード5000円分と5名に本キャンペーンのサポーターである芹那のサイン入り写真が、ウェブから投票した場合は、60名に映画ペアチケットと5名に芹那のサイン入り色紙がプレゼントされるという。なお、期間は9月30日(日)まで。今秋話題となっている洋邦6タイトルの作品に投票して、豪華賞品がもらえるキャンペーンに参加してみてはどうだろうか。シネマ総選挙20128月24日(金)~9月30日(日)まで
2012年09月10日朝日生命はみずほ銀行で一時払い定額個人年金保険「ネンキンのそなえ」の販売を開始した。「ネンキンのそなえ」のおもな特徴は以下の通りとなっている。特徴1契約時点で年金額および一括での受取額が確定する。年金原資、基本年金額および解約返戻金が、契約日時点で確定する定額個人年金保険。ただし、契約後一定期間内に解約した場合の返戻金は一時払い保険料を下回るので要注意。特徴2据置期間は5年以上25年以下(1年単位)で設定できる。受取方法は年金受取または一括受取から選択。被保険者の契約年齢、年金受取開始年齢によって設定できる据置期間は異なる。年金で受け取る場合、5年、10年、15年の確定年金から選択する。年金での受け取りにかえて、一括で受け取ることもできるが、一括で受け取った場合はその時点で契約は消滅する。特徴3被保険者が死亡した場合、死亡給付金を受け取れる。据置期間中に被保険者が死亡したときは、死亡給付金受取人が死亡給付金として一時払い保険料と同額を受け取れる。年金受取開始日以降に被保険者が死亡した場合は、年金受取人が未払いの年金現価を一括で受け取れる。未払いの年金現価の一括受け取りにかえて、年金で継続受取を選択することもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日アニメーション映画『ドットハックセカイの向こうに』のヒット祈願イベントが1月12日(木)に東京・神楽坂の赤城神社で執り行われ、主人公の声を担当した桜庭ななみと松山洋監督が出席した。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで知られる貞本義行がキャラクター原案を務めたことでも話題の本作。オンラインゲームに入り込んだ少女の戦いに恋、成長を描き出す。御祈祷が行われた赤城神社は、700年の歴史を持ちつつも近年のリニューアルで社殿をガラス張りにするなどした話題の神社で、“パワースポット”としても人気を呼んでいる。映画は古き伝統を残した街・柳川とゲームの世界が舞台となっており、古いものと新しいものを融合させた赤城神社と映画の世界観がマッチするということで、ヒット祈願が行われた。美しい着物姿の桜庭さんは「今年初めての着物で神社に来られて嬉しい」と笑顔を見せた。これまでにも声優として様々な役を演じてきたが、桜庭さん曰く今回演じた主人公・そらは桜庭さんにそっくりだとか。「監督が事前に細かい人物設定を書いたものを渡してくれたんですが、好きな色やお店なども全部当てはまりました。流行りに疎いところも同じです」と明かした。あえてゲームをしたことがない女の子を主人公にした監督は、してやったりの表情で「性格も含めてピッタリです」とニッコリ。公開に向けて「手応えを感じています。楽しみです」と頷いた。桜庭さんは今年、20歳を迎えるが、仕事面での目標は「これまで学生の役が多かったけど、学生じゃない私も見てほしい」。とはいえ、まだ20歳になることがピンと来ない様子で「20歳って大人のイメージでしたが、自分がなる実感がない(苦笑)。大人な自分になれるように気配りとかできるようになりたい」と語った。正月は実家で過ごしたそうだがその際、同級生が自動車を運転するのを目にして「信じられない思いでした(笑)。置いてかれそうで不安なので、私も免許を取りたい!」と10代での免許取得をプライベートでの今年の目標に掲げた。『ドットハック セカイの向こうに』は1月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ドットハックセカイの向こうに 2012年1月21日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012.hack Conglomerate
2012年01月12日映画『ランウェイ☆ビート』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の瀬戸康史をはじめ、桜庭ななみ、桐谷美玲、IMALU、田中圭、加治将樹、小島藤子、大谷健太郎監督らが、都内の劇場で行われた舞台挨拶に登壇。舞台挨拶後には震災被災者のための募金活動も行われた。震災の影響で映画の公開、舞台挨拶の実施も危ぶまれていたが、震災からの復興に何か力になればとの思いから、チャリティを兼ねての舞台挨拶実施を決めた。瀬戸さんは「いまもなお、大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。僕たちができることは少ないですが、作品を通して元気やパワーを与えられたら」と真摯に語った。桜庭さんも「映画を観て、ひとりでも多くの人が笑ったり、元気になってくれたら」と語り、桐谷さんも「映画を観てくださったみなさんがちょっとでも幸せな気持ちになって、笑顔で帰っていただければ嬉しい」と語りかけた。IMALUさんは「こんなときだからこそパワーを送れたらと思います」、小島さんも来場した観客への感謝の思いを口にした。この日登壇したキャストの中で最年長で“兄貴分”の田中さんと、現場で“ムードメーカー”だった加治さんは、撮影中に男子だけで銭湯に行ったエピソードを明かすなど、この日も会場のムードを盛り上げた。大谷監督も、仲の良いキャスト陣の様子に目を細めつつ「映画人は映画を通して夢と希望を与えるのが仕事」と語り、映画の持つ“力”を訴えた。最後にマイクを握った瀬戸さんは「“自分を信じること、勇気を出して一歩を踏み出すこと”がこの映画のメッセージですが、こういうときだからこそ、このメッセージが大事だと思う。下を向くのではなく、上を向いて進みたい」と力強く語り、その後、自らが先頭に立って募金活動を開始。場内には長蛇の列ができ、瀬戸さんら登壇陣はひとりひとりに丁寧に感謝の言葉をかけていた。集まった募金は「日本赤十字社」を通して寄付され、さらに本作からトートバッグ5,000個、Tシャツ300枚が、中央区を通じて被災地に送られる。『ランウェイ☆ビート』は一部の映画館をのぞいて全国にて公開中。■関連作品:ランウェイ☆ビート 2011年3月19日より全国にて公開© 2011「ランウェイ☆ビート」製作委員会■関連記事:ファッション×青春!『ランウェイ☆ビート』スタッフTシャツを3名様プレゼントシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?瀬戸康史、神戸コレクションのランウェイに緊張!ファンモンの熱唱に観衆大熱狂瀬戸康史天才的デザインセンスを持つ役に「運命と言っていい」自分を変えるファッションショー!『ランウェイ☆ビート』試写会に10組20名様ご招待
2011年03月22日5回目の報告生命保険各社による業務改善状況の発表が相次いでいる。当ニュースでもすでにアフラックや太陽生命、富国生命の改善状況をお伝えしたが、朝日生命も同様の報告を行っている。『業務改善計画の実施状況について』と題された今回の発表は、平成20年8月1日付で金融庁に提出した、業務改善計画の進捗状況を明らかにしているもので、今回で5回目となった。主な内容は下記の3点からなっている。1.経営管理(ガバナンス)態勢の改善及び強化2.内部監査態勢等の改善及び強化3.保険金等の支払漏れ等に係る再発防止策等の必要な見直し及び改善※画像はイメージ適切な支払いと顧客サービスのために1の項目については、平成19年4月に、社長を委員長とする「契約業務改革委員会」を設置して以降、通算19回の開催によって、契約業務の全般に及ぶ一貫した業務改革を行っていること。また「支払審査審議会」の機能を強化したことなどを挙げた。2については、平成21年から社長直轄の組織にするなど監査の独立性を重視し、「支払監査室」は平成20年10月から2年ほどの間に、合計5回の重点監査を実施したことを挙げる。さらに社外専門家も参加する審議会や、経営会議にも状況を報告する体制を構築したという。3については、過去に行ってきた改善策の詳細が述べられた。同社はこの発表において、下記のような今後の決意を述べた。引き続き、再発防止策を確実に実行するとともに、深度ある内部監査に努め、その実効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を図ってまいります。
2011年02月07日Aメロ、Bメロをすっ飛ばして、いきなり“サビ”から入る極端で個性的な男女を描いたオムニバス『サビ男サビ女』が1月15日(土)に公開初日を迎え、桜庭ななみ、中村蒼、友近、お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコと白鳥久美子が東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で舞台挨拶に登壇した。何事も励まさずにはいられない女子大生(桜庭さん)の奮闘を描く「ハゲマシガールズ」、地味な高校生(中村さん)が写真部部長の美少女に近づくため、女装に挑む「Boy?meets girl.」、電力会社にクレームをつける独身女(友近さん)と、苦情処理責任者のバトルを描く「くれえむないと!」、そして行き場のないリストラ男を次々と自宅に連れ帰ってしまう主婦(小泉今日子)の日常劇「せびろやしき」の4本仕立てで贈るショートムービー。桜庭さんは「台本を読んだときは、どういう風になるんだろうって思っていたんですが、予想を超える面白さの映画になった。冬の寒さを吹き飛ばしてくれるはず」と笑顔でアピール。映画の中では川村さん、白鳥さんと共に奇妙な“肉食ダンス”も披露し「コメディ演技も楽しかったです」と新境地の開拓に満足そうな表情だった。一方、人生初の舞台挨拶に緊張した川村さんは開口一番「こんじつは」と挨拶。“こんにちは”と“本日は”がミックスされた斬新な(?)第一声で会場を笑いに包み、それに釣られた白鳥さんも“レッスン”と“練習”が混じってしまい、「ダンスのレッ習は大変だった」と爆笑を誘った。女装に初チャレンジの中村さんは「気持ち悪くて、最悪ですよ」と自分の“美貌”に厳しい採点。しかし、自宅で自ら腕や足など脱毛処理したといい「ツルツルになって気持ちよかったです」と実は新たな一面に開眼してしまった?友近さんも「すっごくかわいい。声も仕草も女性以上に女性らしい」と太鼓判を押していた。その友近さんは「普段から『これはおかしい』と思ったら、バンバン言うタイプなんで。文句じゃないんですよ!あくまで世直しのつもりなので(笑)。だから役作りはあまりしていない」とあくまで自然体。とはいえ、劇中では“お色気シーン”もあり、「ダイエットしたしたと言っても、こんな大きなスクリーンだと恥ずかしくって」と恐縮しきりだった。『サビ男サビ女』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。■関連作品:サビ男サビ女 2011年1月15日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 「サビ男サビ女」製作委員会
2011年01月15日2つの組み合わせ朝日生命保険相互会社が新商品『“医療”と“がん”「ダブルのそなえ」』を開発し、明年1月からの販売が決定した。新しい保険は「無配当3大疾病一時金付生活習慣病保険(返戻金なし型)」となり、保険ショップなどで取り扱われる予定。主な特長は下記の3つ。1.「医療保障」と「がん保障」が1つに!2.日帰り入院でも「入院一時金」が10 万円!3.「がん・心疾患・脳血管疾患」の一時金保障が「100 万円」、しかも「何度でも!」※画像はイメージそれぞれの特長それぞれを見ていくと、顧客はまず1の特長によって、「医療保険」と「がん保険」に別々に加入する必要がなくなる。2は、1 回の入院に対して入院準備費用給付金が支払われるもので、入院中でも請求できる。3は所定の要件を満たした場合に、「がん」のみならず「心疾患」「脳血管疾患」でも100万円の一時金が支払われるというもの。契約には、終身と10年間保障の2種類があり、プランによって15歳から75歳まで加入できる。入院日額5000円の生涯保障タイプでは、30歳男性で月額4,555円、40歳男性で6,910円などとなっている。
2010年12月23日桜庭ななみが12月18日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で行われた、ヒロインを務める映画『最後の忠臣蔵』の初日舞台挨拶に、主演の役所広司、佐藤浩市らと出席。感極まって号泣した。赤穂浪士の中で死を許されず、生きて使命を受けた武士・瀬尾孫左衛門(役所さん)が、大石内蔵助の隠し子・可音(桜庭さん)を大切に育て上げていく歳月を描く物語。初日を祝って、サプライズでキャスト陣それぞれに宛てて手紙が読み上げられ、桜庭さんには「ある人から」としてメッセージが紹介された。現在18歳、撮影当時17歳で時代劇初挑戦となった桜庭さんの奮闘に「ずいぶんと年の離れた大人たちの中で、誰ひとり同年代の友達もなく、緊張と孤独に打ち震え、暗闇を手探りで進んでいこうとしている君の姿は…」と称える言葉が続くと、桜庭さんは大粒の涙をポロポロ。最後に手紙の差出人が、この日も同席している杉田成道監督から、と知ると、右手で顔を覆って号泣した。そのまま泣きじゃくりながら「オーディションのときは、ただ台本を読んで絶対落ちたと思った。撮影に入る前、1か月くらいリハーサルをやってくださり、1シーン、1シーン丁寧に教えていただきました。誕生日(10月17日)も夜中11時くらいまでやって『このヤロー』って思ったんですけど」。素直な言葉に、キャスト陣と杉田監督は爆笑。桜庭さんは「こうやって初日を迎えられて、拍手をいただけると、本当に監督のお陰だなって」と感謝の弁を述べた。杉田監督は「私はそういう立場なので、全員にどう思われても何とも思いません」と顔をくしゃくしゃにして苦笑い。役所さんは、桜庭さんに「鼻をフンとしなさい」と言ってハンカチを手渡し「こんなベタな演出が用意されているとは知らず、ビックリです。さすが杉田組だなぁ」と感心。会場の笑いを誘っていた。『最後の忠臣蔵』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:最後の忠臣蔵 2010年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「最後の忠臣蔵」製作委員会■関連記事:桜庭ななみクリスマスは「友達と集まろうとか話してます(笑)」『最後の忠臣蔵』役所広司インタビュー“生かされた男”の矜持を語る『最後の忠臣蔵』リアリティを追及し世界文化遺産でも撮影敢行!役所広司&佐藤浩市で描かれる“その後”『最後の忠臣蔵』試写会に50組100名様ご招待役所広司&桜庭ななみ、『最後の忠臣蔵』ハリウッド試写盛況で笑顔マシ・オカも出席
2010年12月18日1年に1度の情報冊子朝日生命保険相互会社が、年に1回発行している契約者向け総合情報冊子「インフォメールあさひ」の発送を開始している。これは例年10月中旬から11月上旬にかけて契約者向けに送られるもので、同社の現況や商品説明のみならず、各種制度や手続きの案内など、保険に関する情報が豊富に記載されている。また情報冊子の他にも、契約者の加入している商品の最新状況や、生命保険料控除証明書、契約時の住所等に変更があった場合用の返信封筒なども、「契約冊子」として同封されている。※画像はイメージよくある質問同社は「インフォメールあさひ」について、よくある質問も公表。「加入したはずの契約が契約冊子に掲載されていない」という質問には、「契約日が平成22年8月2日以降である」「作成時点で保障見直しなど様々な手続きの最中である」などの場合については、契約冊子の掲載対象外となることがあると回答。さらに「生命保険料控除証明書を再発行するための手続きは」との質問には、ホームページで受け付けることや、届くまでに3~7日かかることなどを挙げた。
2010年11月19日地方銀行との提携を10行に朝日生命保険は銀行窓口を通じた保険商品販売を強化するのを目的に、地方銀行との提携を10年度中に10行程度に増やす計画を明らかにした。09年から提携を始めており、現在は5行と締結が済んでいる。新商品を主力商品に据える初めて銀行窓販を始めたのはトマト銀行で、その後清水銀行、西京銀行、徳島銀行、秋田銀行と提携先を増やしてきた。これまで銀行窓口で購入する場合には、別で契約する必要があった医療保険とがん保障をあわせた新商品も、11年1月から販売を開始する予定だ。この商品は、入院した際に一時金の10万円を支払う形式で、がん以外でも心疾患など三大疾病にかかると何度でも100万円の保障金を支払うなどの特徴がある。
2010年10月24日ユーシーカード(株)は、朝日生命保険(相)と契約し、この10月4日から、朝日生命と保険(個人保険分野)の契約をする顧客を対象に、二次元コード(QRコード)を活用したクレジットカード決済サービスの提供を開始する。サービスの実施については、保険契約者の利便性の向上、キャッシュレス・ペーパーレスによる契約事務手続きの簡素化・効率化を図りたい朝日生命と、保険料のクレジットカード決済を要望する保険契約者の声に応えたいUCカード側の意向が一致したためという。カメラ付携帯で手続き完結、ポイント蓄積もこのサービスでは、クレジットカードを第三者に手渡すことなく、ユーザー自身のカメラ付携帯電話で操作することで手続きが完結するため、スキミング等の心配がないとのこと。また、生活費用でもある保険料のクレジットカード決済により、カードポイント「UC永久不滅ポイント」が貯められることとなる。なおサービスの対象範囲は、以下とのことだ。・利用対象カードUCカードをはじめとするMasterCard、Visaブランドの付いた全てのクレジットカード・対象保険商品朝日生命の取扱う個人保険(2回目以降保険料は「保険王プラス」のみ対象)
2010年09月23日女性専用医療特約を発売朝日生命保険相互会社は10月4日より「無配当女性専用医療特約(返戻金なし型)」を発売する。「女性の保険 私らしく」がさらに魅力的にこれは、4月に発売した「保険王プラス」の補償ユニット「医療保険(返戻金なし型)(2010)」に付加できる特約で、女性の気になる病気で入院したときや、所定の手術を受けたときに手厚く備えることができる商品だ。この特約により、「保険王プラス」の女性向けプラン「女性の保険 私らしく」がさらに魅力的なプランになる。女性専用医療特約の特長具体的には、メニエール病や下肢静脈瘤による入院も支払い対象となったり、女性特定手術給付金は、特定の「術式」ではなく「部位」で支払い対象を判断できるようになった。また、支払い対象件数が従来の約1.2倍に拡大し、がんに対する手厚い手術給付金により、年々増加を続けるがんにもしっかり備えることができるようになった。
2010年09月20日クレカ決済サービスを開始ユーシーカード株式会社(UCカード)は、朝日生命保険相互会社と契約し、10月4日より朝日生命と保険契約している人を対象に、2次元コード(QRコード)を活用したクレジットカード決済サービスを本格展開する。QRコードで読み取り、スキミングも心配なしこのサービスの実施については、保険契約者の利便性向上や、キャッシュレスおよびペーパーレスによる手続き簡素化を図りたい朝日生命と、保険料のクレジットカード決済の要望に応えたいUCカードの両社の意向が一致したことによるもの。保険契約者は、申込書等に印刷されたQRコードを読み取り、利用金額を確認した後にクレジットカード情報を入力する。クレジットカードを第三者に手渡す必要がないため、スキミング等の心配もないとのことだ。
2010年09月19日