東京・吉祥寺にある材木屋〔勝又木材〕を徹底取材!一般の人でも気軽に買える一枚板やフローリング材ってどんな感じ?希少な一枚板や掘り出し物の廃材も見つかりました!東京・吉祥寺にある材木店〔勝又木材〕「住宅のリフォームに合わせてDIYするキッチンカウンターやカウンターテーブルにぴったりの、無垢の一枚板がほしい」「ホームセンターには売っていない木材を使った、オリジナルの家具がほしい」「コスパの良い無垢のフローリング材がほしい」「廃材で良いから100〜1,000円で安く木材がほしい」。これら、木材に関するさまざまな願いを叶えてくれる、夢のようなお店が東京のオシャレタウン・吉祥寺にあります。その名も、〔勝又木材〕。明治創業、先祖代々続く由緒ある材木店です。材木屋というと、一般人は近寄りがたいイメージがありますが、〔勝又木材〕は昔から一般の人向けの販売も行ってきていて安心。一体、どんなお店なのか、実際に足を運んで確かめてきました!ショールームには珍しい一枚板がズラーッ〔勝又木材〕のショールームには、一枚板を中心とする様々な木材や家具がそろっていました。もちろん、ほとんどが一般の人向けに売られているものです。ここからは、「これは!」というアイテムをピックアップしていきます!「この木なんの木〜♪」左の長い方がオイル塗装なし、右の短い方がオイル塗装済みのモンキーポッド(ハワイの木)の一枚板です。モンキーポッドは、「この木なんの木〜♪」の歌で知られる日立のCMに出てくる、あの大きな広葉樹。木材としては、両端の白太(しらた)と中央の濃い色の部分が織り成すコントラストが特徴で、コスパも良いことから人気です。価格は、長い方が75,000円、短い方が12,000円。材木店ならではの商品ですね。木板も3Dで楽しむ時代!?一枚板はほかにも高樹齢杉や木曽桧、桜や銀杏、栗や栃など、豊富に取り扱っていますが、ここでちょっと変わった木板にズームイン!こちらは杢板(もくいた)です。木目が立体的に見えてとても美しい、貴重な種類の天板も扱っているんですね。オシャレでコスパ良しのフローリング材も!さて、一枚板を得意とする〔勝又木材〕の新基軸、それがこちらの《アカシア無垢フローリング》です。節有り、白太あり、それでいて重厚。1枚サイズは乱尺×120mm×15mmで、価格は9,000円/梱(約1.51㎡入り)と、高騰しているナラ・タモに代わるコスパ良しの無垢フローリングです。色の濃いものと薄いものが混合しているところが、またオシャレですよね。キッチンで使うアレも!板といえば、こんなアイテムも販売していました。上から檜(天然)・青森ひば・朴の高級まな板です。価格は9,000〜10,000円。1,500円で削り直しも請け負っているので、長く愛用できる点がうれしいアイテムです。使い勝手の良いキューブ型の木材何の変哲もないキューブ型の木材ですが、2つ用意して天板を載せれば台の足として機能したり、上に小物を置いてそのまま台座として機能するなど、使い勝手バツグン。サイズは一辺が20cm前後で、価格は8,000円前後です。写真のキューブは、犬槇(いぬまき)という木でできていますが、あくまで限定品。基本的には高樹齢杉で作られています。オーダー品も販売!加工の請負はもちろん、オーダー品の販売も行っています。こちらは、常連さんがオーダーした文机です。天板に欅、引き出しには桐、引き出しの前板には松を使用しています。こういった、世界に1つしかないこだわりの家具が手に入るのもうれしいですね。廃材や端材が安く手に入る♪製作中に余った廃材を、1本100円で販売しています。普通に買うと1,000円以上するナラの木の角材など、掘り出し物が見つかるかもしれません。ほかにも、不定期でベニヤ・ランバー端材の取り放題を1,000円で行っています。SNSにアップすると杉のタマゴ玉がもらえるお客さんは、東京以外にも神奈川や埼玉からも多く、最近では広島から出張ついでに立ち寄った人もいます。オンラインショップもあるのでネットでも気軽に購入できるのですが、全ての商品が掲載されているわけではありません。店頭にしかないものとしては、「栃の巨大コブ」が目を引きます。内側が空洞になっていて年輪がないので、正確な樹齢はわからないのですが、100年以上の大木であることは確か。価格は3,240,000円なので、購入する人はまずいないと思いますが、店頭で写真に撮ってSNSにアップすると、「杉のタマゴ玉2個」がプレゼントされるキャンペーンを実施しています。木材に関わることなら何でも相談してみよう!さまざまな木材と木工品を見て来ましたが、これらはほんの一部です。和室の化粧柱に使う丸太や、現在では規格外となって希少な屋久杉の一枚板(長さ約4m、価格は応相談)など、本当に様々な木材を扱っています。木材に関わることなら、まずは何でも相談してみましょう。DIYのアドバイスもしてくれますよ。【勝又木材有限会社】●住所東京都武蔵野市吉祥寺本町1-36-9●最寄り駅JR・京王井の頭線吉祥寺駅(徒歩10分)●電話042-22-3801●営業時間8:00~17:30●定休日日曜祝祭日※本記事内の商品の価格は全て税込表示です。〔勝又木材〕HP
2018年10月16日皆さんは江東区の「新木場」と聞くととどんなイメージがありますか?埋立地でしょうか?それとも「木」のイメージでしょうか?そうです、確かに新木場は日本でも有数の材木の街です。普段、私たちは、材木店と接する機会が少ないかもしれませんが、実はDIYerにうれしい小売りを対応している材木店さんがあるんです。そこで今回は、「木のまち」新木場のDIYer注目のスポットをご紹介します。これからの夏休みに、ちょっとしたお出かけで新木場に行ってみましょう!新木場はその名の通り「木のまち」江東区新木場はその名の通り「木のまち」です。かつて、海に面する埋立地を区に編入し「東京湾第二次改定港湾計画」に基づき、江東区木場地区の木材業者の大部分が移転してきた新しい「木場」「新木場」と名付けられました。新木場駅の北側に広がる広大な夢の島公園は、多くのスポーツ施設にバーベキュー場など、都心からのアクセスも良好なアウトドアスポットとして人気です。夜は街灯がほとんどないため、実は隠れた天体鑑賞スポットしても人気のようですよ♪では、新木場ならではのDIYer注目の材木店さんをご紹介いたします。ホームセンターとは一味違う!古材にこだわった材木店〔濱本木材〕「新木場駅」からバスでおよそ10分以内、古材を専門に扱う〔濱本木材〕さんは、板一枚からの小売りにも対応している材木店です。取扱商品は主に板、アメリカやカナダの古材や、国内の築100年以上の民家や納屋、屋敷で使用されていた古材などが大半を占めます。実は20年~50年程度の古材は、意外ときれいな状態で、一般的に想像される古さを感じるものではないようです。100年以上となると味のある古材となります。ヴィンテージ風の家具を作りたい方などは注目です!〔濱本木材〕ではショップも併設しており、実際にその場で古材を見て触って購入することができるんです。これは嬉しいサービスですね。人気はこちらの国産の足場板です。なるほど~たしかに100年以上の歴史ある古材は味がありますね。こちらは輸入物の古材です。アメリカやカナダを中心とした古材は国産とはまた違った良さがありますよね。個人で訪れる方の多くは、棚や机、カウンターなどのDIYのために購入するのだとか。わざわざ遠方から来る方もいるのだそう。店舗の床や壁面にも利用されているそうです。板は長さを切る程度の加工はその場で対応してもらえます。また、オーダーメイドのテーブルやカウンターの受注も承っています。DIY初心者の方もよく訪れるそうで、古材の良い点、悪い点をあらかじめ理解できるよう、納得がいくまでアドバイスをしてもらえる点もうれしいですよね。ホームページでも販売している古材を見ることができます。ヴィンテージ家具など、古材を使ったDIYを考えている皆さん、ぜひ利用してみてください。●古材日和グループ東京板材ショールーム&ショップ濱本木材株式会社住所:136-0082東京都江東区新木場3-3-4TEL:03-3521-7211FAX:03-3521-7214〔古材日和グループ(濱本木材)〕ホームページ木を知ろう!親子で体験できる木のワークショップ!〔木材・合板博物館〕新木場駅から線路沿いに歩いて徒歩7分、新木場タワー3階と4階には、「木のまち」新木場ならではの博物館があります。その名も「木材・合板博物館」。北海道から九州まで日本の森の樹種や地球環境や林業について学べたり、わたし達の生活に身近な「合板」の歴史、製造方法、種類や使われ方、など、いろいろな木質建材の特徴などを学べる施設です。木のキーホルダーやしおりづくりなど、お子さんも楽しめるワークショップも開催中です。親子でワークショップを楽しみましょう♪夏休みは木工教室なども開催されています。チェックしてみてくださいね。小さなお子さまには、積み木やおもちゃが充実した木育コーナーがおすすめです。展示をみてワークショップも参加すれば、木と触れ合う1日を親子で体験できます!●〔木材・合板博物館〕開館:10:00~17:00(最終入館時間16:30)入館料:無料住所:東京都江東区新木場1-7-22新木場タワ―3F・4FTEL:03-3521-6600FAX:03-3521-6602〔木材・合板博物館〕ホームページ「木のまち」新木場に出かけてみましょう!木材を求めて材木店さんに行ってみたり、〔木材・合板博物館〕でワークショップに参加したり、夢の島公園をお散歩してみたり、新木場は一日中、自然や木材に触れ合うことができる「木のまち」です。夏休みに、お目当ての材木店に行ってみてもいいかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください。
2018年08月16日