ワコムは2月4日~6日の期間中、公益財団法人日本印刷技術協会(JAGAT)主催の印刷ビジネス関連展示会「page2015」に出展している。開場時間は10:00~17:00。会場は東京都・池袋 サンシャインシティコンベンションセンター。入場料は1,000円(事前Web登録により無料)。同社のブースでは、発売されたばかりの液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」の製品デモを実施している。「Cintiq 27QHD」は高解像度でフラットなガラススクリーンを採用、RGBカバー率97%の色再現性を誇る最新型液晶ペンタブレット。大型量販店でのデモ機展示がないため、来場者が直接同製品を見て体験できる貴重な機会だ。同社スタッフによると「やはりゲーム制作やイラストなど、デザイナーの方が足を止めてくれることが多いですね」とのこと。「これまでの板タブレットだと始点と終点がなかなか合いづらいなどの点が指摘されていたのですが、これは直接画面を見ながらの操作なので便利だ、などのご意見がありました」と語ってくれた。なお、同ブースはPCの連携による新たな価値をクリエイティブ・ワークにどのように活かしていくかを提案する「クリエイティブゾーン」に配置。Adobe Creative Cloudサードパーティーコーナーの一角にあるので、新製品「Cintiq 27QHD」に興味を持っている人はぜひ実際に試してみてほしい。
2015年02月04日不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストはこのほど、「HOME’S」内の住宅トレンドニュースサイト「HOME’S PRESS(ホームズプレス)」にて、『ラーメン好きが選ぶ「おすすめしたい街ランキング」』を発表した。同調査は、2014年12月9日~10日、「ラーメンがとても好き」「週1回以上食べる」と回答した東京都在住の20歳~59歳までの男女を対象に、インターネット調査にて実施。有効回答数は、481サンプルだった。○"おすすめしたい街"は、1位「新宿」、2位「池袋」、3位「渋谷」にラーメンを「週1回以上食べる」481人を対象に「おすすめしたい街ランキング」を調査した結果、1位「新宿」(114票)、2位「池袋」(109票)、3位「渋谷」(51票)と、山の手3大副都心とも呼ばれるターミナル駅がランクインした。特に1位と2位は100票以上と票が集中している。4位以降は、第4位「荻窪」(44票)、第5位「高田馬場」(41票)、第6位「吉祥寺」(33票)、第7位「恵比寿」(25票)、第8位「中野」(24票)、第9位「高円寺」(23票)、第10位「秋葉原」(16票)、同第10位「東京」(16票)となった。ラーメン好きがこれらの街を選ぶ観点で一般的に多かったのは、「好きなお店があるから」(51.4%)で、これに「ラーメン店の激戦区だから」(37.6%)、「街や駅の雰囲気が好きだから」(30.1%)が続いた。なお、「HOME’S PRESS」では、それぞれを選んだ理由や好きなラーメンの味から見られる街の傾向なども詳しく紹介している。
2015年01月17日動画制作プラットフォーム「Crevo(クレボ)」を運営するPurpleCowは1月14日、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストと、動画広告のA/Bテスト等さまざまな共同研究を開始すると発表した。同共同研究では、動画広告の企画・制作をCrevoが担当し、広告運用・分析をネクストが担当。期間は1カ月程度で、研究対象をYouTubeが提供する「TrueView インストリーム動画広告」とする。同広告を6種類それぞれ2パターン作成し、音声と視聴環境を主な研究テーマとした動画広告のA/Bテストを共同で実施。その後、その実証データを元に、ユーザーにとって魅力的な動画制作やWebサイト展開に役立てていく考えだ。
2015年01月15日●工場の移転に伴い、ICTを導入し生産業務の効率化を実現○移転に伴い工場のICT化を推進ミントウェーブは、自治体・民間企業・文教向けのシンクライアントシステムやシンクライアント応用機器、電力系統・設備の監視制御システム、ERP活用・設計支援システムといった、さまざまな分野での製品やシステム、サービスを提供している情報機器メーカーだ。同社の生産拠点の一つである名古屋工場では、主に特定用途端末や医療事務機器端末、汎用シンクライアント端末の製造を行っている。なかでも、某メーカーのOEMとして製造しているファンクションパネルの生産は、年間1万台にも及ぶという。名古屋工場は2014年3月、移転とともに工場リニューアルを実施した。工場の敷地面積を46.3%削減する一方で、「工場を丸ごとショールームにする」というコンセプトのもと、さまざまなICTの導入によって生産業務の効率化を実現している。工場移転の半年前から生産業務の効率化プロジェクトがスタートし、「見える化の工場」を目標に、シンクライアント組立指示システムの構築、作業時間の見える化のための電子行灯の導入、組立・検査屋台の作業状況の常時監視の導入といった施策が行われた。従来、工場内に紙ベースの説明書や手順書を貼っていたが、モニター画面に手順や注意事項を指示するシンクライアント組立指示システムを構築したことで、記憶に頼らない生産が可能になった。電子行灯の導入では、大型モニターに計画時間と実績時間の差異を映し出すといった、作業時間の見える化を実現したという。また、組立業務の作業状況をすべて録画することで、出荷後の不良検証や再発防止に活用している。さらに効率化プロジェクトでは、これまで紙ベースで管理されていた部品の入庫・出庫作業のICT化を検討し、電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」(以下、i-Reporter)を導入した。i-Reporterを採用した背景を名古屋工場長 寺西和弘氏は「当社の電気自動車用急速充電器の保守サービスを行っている部門が、フィールドでの点検業務にi-Reporterを利用していることを知り、工場での入出庫作業に活かせないかと考えたのです」と振り返る。以前の名古屋工場の入出庫作業では、部品が工場に入荷されると、まず紙ベースの在庫管理票に入庫数と在庫数を手書きで記入し、さらに別の作業者がそれを生産管理システムと基幹業務システムへと転記していた。また部品を出庫する際にも、同様に紙ベースの在庫管理票で管理しており、入出庫の際の入力業務が作業者の大きな負担になっていたという。生産グループ 課長の吉永祐一氏は「従来は生産する製品の原材料1点ずつに紙の管理表が存在し、それぞれの部品が入ってくるたび、あるいは使うたびに紙へ記入するため、記入漏れや間違いが発生していました。さらにミスを防ぐための二重チェックにも手間がかかり、作業時間が増える原因となっていました」と語る。●i-Reporterの導入で、現場でも管理側でも作業効率がアップ!○出庫作業にかかる時間を90%削減そこで名古屋工場では、従来の紙ベースの在庫管理表をi-Reporterに置き換え、入出庫をiPadで記入する在庫管理システムを構築した。i-Reporterによる在庫管理システムでは、工場に部品が入荷した際、伝票のQRコードをiPadで読み取り、iPadにダウンロードされた在庫管理票に入庫数を入力する。入力された数字が帳票システムで確認され、承認されると、入庫データが生産管理システムおよび基幹業務システムに送信される。i-Reporterから在庫データが自動的に読み込まれるため、従来のように生産管理システムや基幹業務システムに転記する必要はなくなるという。出庫の際も、これまではピッキングするリストを紙ベースで見ていたが、必要な部品をi-Reporterが指示するため、紙での管理が不要になった。ソリューション営業本部 事業企画部 部長 川瀬伸一氏は「これまで紙ベースで行っていた在庫管理作業が、iPad上で簡単に入力できるようになりました。またそれ以上に、i-Reporterが基幹システムと生産管理システムに在庫数を同期するため、それぞれのシステムに手入力していた転記作業が不要になったことが大きいです」と、i-Reporterによる自動化が業務効率に大きく貢献していると指摘する。名古屋工場では、iPadを使って部品の入出庫を管理するシステムをi-Reporterで構築したことで、入出庫業務の作業時間が大きく削減できたと吉永氏は語る。「これまで出庫の管理作業は、月に840分ほどかかっていました。これがi-Reporterを採用したことで、紙に手書きをする、あるいは在庫数を計算する時間がなくなり、画面にタップするだけで作業が行えるようになりました。感覚的には作業時間を90%ぐらい削減できたと感じています」(吉永氏)また部品の入庫管理も、月に160分程度かかっていた作業がおよそ100分まで削減できたと吉永氏は語る。従来の紙ベースに近いインタフェースと操作性のため、導入の際にもほとんど抵抗はなかったという。むしろ「転記作業がなくなる、計算間違えを心配しなくてもいい、というi-Reporterのメリットのほうにフォーカスし、歓迎してくれました」と吉永氏は振り返る。i-Reporterの導入は、現場の作業だけでなく、管理面でも効果があったと語るのは寺西氏だ。以前の在庫管理では、記入漏れや間違いが生じていたため、実在庫と帳票上の在庫が合わず、正しい在庫が月末にならないと分からないという状況があった。また在庫のズレが見つかっても、どこでミスが生じたのかを追求することも難しかった。i-Reporterを導入し入力を自動化したことで、リアルタイムに実在庫が把握できるようになった。「正しい在庫が分かっていないと、多めに部品を仕込んでしまうため、どうしても在庫が膨らんでしまいます。i-Reporterによって在庫がリアルタイムに管理できるようになり、不要な資産を抱え込む必要がなくなったという効果もあります」(寺西氏)また、リアルタイムで実在庫を把握できることで、仕入業務の効率化にもつながっていると吉永氏は指摘する。「これまでは月末になって初めて、来月この部品が足りなくなるということが判明していました。そこから仕入れが間に合わなければ、生産に穴が開いてしまいます。リアルタイムに在庫が分かることで、仕入業務にタイムリーに情報を提供でき、在庫欠品のリスクを抑えることが可能となりました」(吉永氏)●検査のチェックリストなど、i-Reporterの活用範囲を拡大していきたい○今後は全部品にi-Reporterを適応ミントウェーブの名古屋工場では、i-Reporterを活用した在庫管理システムを始め、前述のシンクライアント組立指示システムや電子行灯の導入、さらに来客受付も専用端末でシステム化するなど、先進的なICTの利活用を積極的に推進している。現在はソーラーパネルを設営し、三相蓄電池システムの構築も進めているという。電気機器メーカーの東光高岳のグループ企業として、自社とグループ会社のシステムでできる限りのことをするべく、最新の製品やシステムを採用していると、寺西氏は語る。「名古屋工場にはシステムの開発部隊もあり、自分たちがやりたいことがすぐに実現できる環境にあります。生産業務の効率化だけでなく、工場をショールーム化することで、新しいビジネスにつなげることができればと考えています」(寺西氏)ミントウェーブは、今回のi-Reporterの導入を第一ステップと位置づけている。生産グループ 品質保証チーム チームリーダーの竹内洋氏は「現状、在庫管理をi-Reporterに置き換えられていない部品もまだまだあります。第一ステップでは、入出庫の頻度が高い部品を優先的に取り組みました。結果、入出庫の回数の8割はi-Reporterでカバーできています。今後は、i-Reporterによる在庫管理を全部品に適応していきたいと思っています」と、さらなるi-Reporterの活用を目指している。また竹内氏は、在庫管理だけでなく、検査のチェックリストとしてもi-Reporterを活用していきたいと考えている。今はチェックリストを紙に印刷し、作業者がそれに記入しているが、i-Reporterによる電子化・自動化を図りたいという。「当社の電気自動車用急速充電器の保守サービス部門も、検査のチェックリストとしてi-Reporterを使っています。実はもともとi-Reporterに注目したのも、製品の点検チェックに使えないかと考えたことがきっかけでした。優先順位が変わり、現状は在庫管理に利用していますが、今後は点検チェックにも活用していきたいと思います」(竹内氏)名古屋工場内には基幹業務システムと生産管理システムの2つのシステムが共存しているが、i-Reporterの外部連携APIによって、システム同士を連携させ、業務全体の効率化につなげることができたという。「i-Reporterはシステムの入り口に位置する、入力のためのツールです。データを正確に入力し、リアルタイムで分析することに優れている点が魅力です。それをどう業務の中で活かすかが、導入のカギではないでしょうか。名古屋工場内には基幹業務システムと生産管理システムの2つのシステムが共存していますが、i-Reporterが提供している外部APIでうまくシステム同士を連携させ、業務全体の効率化につなげることができました」(川瀬氏)工場の移転に伴い、さまざまなICTを活用した先進的な生産拠点へと進化した名古屋工場。今後さらに新しいテクノロジーを取り入れ、生産性を向上させながら、ショールームとしての工場を発展させていきたいという。なお、今回の取材の模様を以下の動画にまとめてあるので、併せて確認いただきたい。
2014年12月09日グランツリー武蔵小杉に、西武・そごう武蔵小杉SHOPが登場。毎日を上質で豊かに暮らす女性を応援したいという想いを込めて、“ワンマイルステージ”をコンセプトにショップを展開する。母として、妻として、働く女性として、アクティブに活動し、周りから一目置かれるスタイルであることを願う、そんな30代女性がイメージターゲット。「スイート レジデンス(SUITE RESIDENCE)」をテーマにした売り場は、上質な什器や素材を使い、カジュアルでありながらも居心地の良い空間デザインに仕上げた。取り扱いブランドは近隣住民に事前にアンケートを取り、要望の多かったブランドをラインアップした。「ケイトスペード(Kate Spade)」「レペット(Repetto)」などの人気ブランドをそろえた。また、「ディーゼル(DIESEL)」「セオリー(theory)」「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」は、百貨店初のメンズ・ウィメンズ複合店にて出店している。売り場中央には自主編集コーナーを設置。インポートの婦人服やシューズを置く「KEY TO STYLE」、バッグの中身をアップデートする雑貨を取りそろえた「IN THE BAG +」など、豊富な品ぞろえで見せる。これまでイトーヨーカドー店舗に同タイプのショップを10店舗出店しているが、いずれも西武の名前を冠しており「そごう」と「西武」の名前がともに入っているのは今回が初となる。これは横浜と渋谷の中間点にある立地に由来するもので、横浜や渋谷に行かずとも満足な買い物が出来る、三つの次世代サービスで贅沢なショッピング体験を実現させる。また、そごう横浜と西武渋谷とライブ中継を繋ぎ、これまでにない「ライブショッピングサービス」を導入。ライブ映像を見てショッピングが楽しめ、事前に予約を入れ、探している商品の詳細を伝えると、専門販売員がそれに見合った商品を紹介してくれる。また専用サイトに掲載された商品の試着をネットで申し込める「ご試着サービス」、人気の商品をそごう横浜から取り寄せることが出来る「お取り寄せサービス」など、買い物の相談やコーディネート・サービスのサポートまでを行う「ショッピング エディターズ デスク(SHOPPING EDITORS DESK)」を設置。モニターで映像を見ながらゆったりと買い物出来るフィッティングルームも設えており、新しい顧客満足にフォーカスした売り場を作り上げた。1/4グランツリー武蔵小杉の全貌に戻る。
2014年11月22日●2010年からiPadを導入していた旭テック「日本の製造業界でどこよりもiPadを使いこなしているのではないか。そんな自信すらあります」と、旭テックのグローバル業務本部 AWI推進部 部長の安東恭二氏は胸を張る。旭テックは、独自のアルミ鋳造技術・鋳鉄技術を基盤とする素形材部品メーカーだ。グループ全体で国内に5工場、タイに4工場、中国に2工場の製造拠点を持ち、高い品質を誇る鋳造・ダイカスト製品をグローバルに展開している。○ワークスタイルの変革にiPadを活用旭テックは、2010年というかなり早い段階から、iPadを各工場と管理業務に導入している。そのきっかけとなったのが、2010年にスタートした同社のワークスタイル変革施策「AWI(Asahi Work Style Innovation)」の活動だ。最新のITを業務に取り入れることで、3年後の働き方を設計するというAWIのミッションが、当時の社長からトップダウンで指示されたことを安東氏は振り返る。「AWIのテーマは、経験や勘に頼った業務から脱却し、事実とデータによる管理を実現することでした。これにより、安定的に、歩留まり良く製品を納め続けることを目標として、まずはアルミニウムやマグネシウムなどの軽合金を取り扱う横地工場から、製造現場の風土の変革を行いました」(安東氏)旭テックがまず取りかかったのが、紙の設備点検表や作業手順書の見直しだった。同社の工場では膨大な数の資料を紙ベースで管理していた。しかしアナログでの管理ゆえに、実際に手順書がどれだけ閲覧されているかが不明で、点検表の「○」や「×」の理由は、それを見るだけではわからなかった。こうした紙ベースの点検表、手順書の課題を克服し、経験や勤続年数に関係なく、誰もが間違うことなく正しい作業ができるツールとして、旭テックはiPadを導入した。さらに業務アプリケーションを使うことで、工場のすべての点検表をデジタル化し、「○」や「×」でのチェックをやめ、数値による点検に変更した。これにより、日々の工場における業務の状態が"見える化"できたと、横地工場の副工場長 兼 製造課長、平原秀勝氏は語る。「数値ベースでの点検に変更したことで、工場でのさまざまな業務が"見える化"できました。データの推移をチェックすることで、設備の異常といった変化をすぐに把握できるようになり、予防のための行動を起こすことも可能になりました。iPadを活用した点検表の電子化は、設備異常率を従来の4分の1まで減少させました」(平原氏)iPadやアプリの活用状況について話し合う、定例ミーティングを毎週行う、といった導入後のフォローも功を奏し、横地工場での点検表のデジタル化は、およそ3カ月で完全に定着した。生産設備の稼働効率を示す指標であるOEE(Overall Equipment Effectiveness)も、iPad導入を契機に着実に改善されていったという。しかし、それでも不良品の発生をゼロにすることは難しい。そこで、できてしまった不良品を社外に流出させない仕組みを作るため、旭テックは作業手順書のデジタル化を決定。電子ブック・デジタルカタログ作成ソフトを使って、約750品点分の電子マニュアルの作成を行った。そして、製品現品票のバーコードをスキャンすることで、製品の概要から検査手順書、製品照合表、限度基準や過去トラブルのマップが、iPadで表示できる仕組みを構築した。「電子マニュアルによって、従来はモノクロだった作業手順書がカラー表示になりました。また、iPadのピンチアウト・ピンチインといった操作でマニュアルを拡大・縮小して表示でき、手順確認の効率を高めることに役立っています。常に最新版が閲覧できる点も、電子マニュアルの大きな効果だと感じています」(安東氏)●すべての要望を達成してくれるi-Reporterに白羽の矢が!!○管理部門と現場の相反する意向をi-Reporterで実現iPadを活用した設備点検表と作業手順書のデジタル化が実現できた。しかし、これだけでは「事実とデータによる管理」の実現というAWI活動が目指すところには及ばない。管理部門の意向は、さらに新しい仕組みを導入し、これまで以上に事実の把握、データの分析を行うことだった。その一方で、慣れた仕組みを使い続けたいというのが現場の偽らざる心情だ。この相反する要望を両立する切り札として、旭テックが今年4月に導入したのが、電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」(以下、i-Reporter)だった。「現場にある帳票のデータやそのほかの重要なデータを、いかに管理しやすく、入力可能な仕組みを作るかという視点で、iPadだけではなくパソコンやAndroidデバイス向けアプリケーションなど、さまざまなソリューションを検討しました。i-Reporterは直感的な操作が可能で業務に馴染みやすく、さらに管理者の欲しいデータを拾いやすいという点が魅力でした。また、製造業での導入実績も評価し、横地工場での導入を決定しました」(安東氏)i-Reporterを使って、旭テックはこれまで手書きで記入していた紙の日報やチェックシートのフォーマットに、すべてiPadから入力できる仕組みを、横地工場の金型および鋳造部門に構築した。i-Reporterによって、使い慣れた用紙のビジュアルがそのまま使え、入力規則や項目も変えずに、日報やチェックシートのデジタル化を実現。もともと現場はiPadの操作に慣れていたこともあり、i-Reporterの定着には、ほとんど時間がかからなかったという。「現場にしてみたら、もともと使っていた用紙へ、手書きではなくiPadで入力できるようになっただけの変化です。しかし私たち管理者からすると、管理の面においては180度といっていいほど大きく変わりました。これまでは現場の手書きデータをExcelで入力し、毎週5~6時間をかけて現状把握と分析を行っていました。そして前月の実績と分析をもとに、翌月の指示を出していたのです。これがi-Reporterにより入力が自動化し、ボタン1つでグラフ化することができるようになりました。分析した翌週には、現場へのフィードバックも行えるようになり、現場に対して的確な指示を出すスピードが、圧倒的に早くなっています」(平原氏)例えば金型を作る部門では、i-Reporterで金型整備チェックシートを回覧板のように整備係と鋳造係の伝達に利用している。それぞれの項目を作業者がi-Reporterで入力し、場合によってはその場でiPadのカメラで撮影した写真を添付するなどして、次の業務にうまく引き継げるよう情報共有を行う。i-Reporter上の金型整備チェックシートで、品点別の不良対策会議をその都度行うような仕組みが実現できたと安東氏は語る。「これまでのチェックシートは、こういう処置をしたという結果があとから報告される、いわば"死亡診断書"のようなものでした。i-Reporterを使うことで、結果の伝達・共有を目的とした"健康診断書"へと質を高めることができました。病院で使われるカルテのように、「トラブルにつながるこういう傾向があるので、こういう対策を行った」という、内容に深みを持たせた情報共有が可能になります」(安東氏)さらにi-Reporterによって、工場の作業者が毎日作成する鋳造日報の作成時間も、従来は毎朝45分かかっていたのが5分で終わるようになるなど、大幅な作業時間の短縮にもつながっている。しかし、現場の作業の効率化、管理部門のデータ分析のスピード化という、目に見えるi-Reporterの導入成果以上に、無形の効果が大きいと平原氏は強調する。「分析結果のフィードバックを受け取る、現場の理解度を高めることにも、i-Reporterが貢献していると思います。単に指示されたことを作業するのではなく、本当に理解したうえで問題解決のために作業する。こうすることで結果は大きく変わります。さらに定期的に行っている不良対策会議も、i-Reporterによるデータを見ながらミーティングを行えるため、会議や作業の"質"の向上にもつながっていると感じています」(平原氏)また、寸法検査全数チェックシートのデータを、そのまま生産現場の品質管理に使われるX-R管理図へ展開できるなど、i-Reporterが集計したデータのスピーディな横展開も効果が大きいという。AWI推進部の森岡亜依氏は、こうしたデータをExcelやPDFのフォーマットで出力できる点も高く評価している。「現場で入力されたデータを、管理者画面から写真付きでそのままPDFに出力し、それを見ながら現場で判断することができます。さらに、データを保存しておくことで、過去にこういうケースがあったということを記録として残すことも可能です。i-Reporterで継続して記録していくことで、日々の業務の改善だけでなく、長期的なメリットも出てくるのではないかと期待しています」(森岡氏)●i-Reporterを活用して業務改善活動がよりスムーズに○国内外の工場にもi-Reporterを標準ツールとして導入まだiPadが物珍しかった2010年から、製造業の現場で積極的にiPadを活用してきた旭テック。同社が業務の改善ツールとして選んだi-Reporterは、製造業にとって大きな可能性があるのではないかと、AWI推進部の鈴木恭晃氏は指摘する。「これまでは勘や経験から判断していた部分を、i-Reporterによってデータ活用がなされるようになったことで、アイデアしだいでさまざまな業務の改善に結びつけやすくなるのではないでしょうか。私たちも管理部門や現場の声を反映しながら、これまでの紙の帳票だとi-Reporterに馴染まなかった部分を、i-Reporterに合わせてデータの取り方を変えるといった改善を日々行っています。製造業は業務をどんどん改善していこうという気質が、他業種の企業より強いと思いますが、i-Reporterは製造業の現場での改善活動においても、とても活用しやすいツールであると感じています」(鈴木氏)旭テックでは現在、i-Reporterを横地工場にのみ導入しているが、今後は国内外の製造拠点にも標準ツールとして展開していきたいと考えている。「愛知県にある豊川工場、そしてタイのバンパコン工場にも、i-Reporterを順次展開しています。iPadは国籍や言語にかかわらず、世界のどの国や地域でも使われているグローバルなツールです。我々のようなグローバル製造業は、こうしたツールを活用し、自分たちの"標準"によって、世界中で良い製品を作っていくことが重要です。こうした我々の"標準"のスピーディな横展開を、i-Reporterといっしょに行っていきたいと考えています」(安東氏)なお、今回の取材の模様を以下の動画にまとめてあるので、合わせて確認いただきたい。
2014年10月29日ゼンショーは30日、社名を「株式会社すき家本部」に変更し、「すき家」事業へ特化することを発表した。○名実ともに「すき家」事業に特化同社は現在、すき家の他に、焼肉、うどん、ラーメン、カフェ事業等を運営している。このたびの発表では、10月1日付で、「すき家」以外の事業をゼンショーホールディングスの100%子会社である「株式会社エイ・ダイニング」へ承継することが明らかになった。この対応に伴い、ゼンショーは社名を「株式会社すき家本部」に変更。責任体制を明確にし、名実ともに「すき家」事業に特化することで、さらなる事業の強化・発展に取り組むという。○約600店舗で深夜の複数勤務体制確立また同社は「すき家」の労働環境改善に向けた改革の進捗状況も報告。人手不足を背景に「すき家」店舗の従業員の負担が深刻化したことを受け、外部による第三者委員会を設置。7月31日には同委員会による報告書が提出され、その厳しい労働環境が明らかになった。報告書の中でも特に問題となっていたのが、深夜の1人勤務体制(ワンオペ)だ。この問題に対し同社は、全国1,981店舗の「すき家」のうち589店舗において深夜の複数勤務体制を確立した(9月30日時点)と報告している。複数勤務体制の確立できない店舗では深夜営業を一時休止する予定。なお、深夜に営業を一時休止する店舗については、機械警備会社の防犯システムを順次導入し、無人店舗の防犯体制を強化するとしている。
2014年09月30日NTTドコモは29日、フュートレック、韓国のシストランの3社で翻訳技術の開発およびサービス提供を行う合弁会社「株式会社みらい翻訳」を10月に設立すると発表した。従来の日常会話だけでなく、ビジネス分野でも利用できる高精度な機械翻訳技術・ソフトの開発を目指す考え。2020年までに外国人の来日、日本人の海外渡航や企業の海外転換などがさらに増加すると見込まれ、NTTドコモら3社は各社のリソースを生かして機械翻訳技術・ソフトの開発などを行う新会社を設立する。「はなして翻訳」のサービス提供実績を持つドコモ、翻訳ソフト業界最大手のシストラン、音声認識。翻訳システムの開発実績を持つフュートレックが新会社に関わる。新会社の資本金は9億9,000万円で、出資比率はドコモが51%、シストランが30%、フュートレックが19%。開発するソフトは、日常生活においては、買い物、観光、交通等の翻訳サービスなど、ビジネス利用では、法律、教育等、専門分野の同時通訳や社内文書の翻訳サービスを展開していく。新会社設立当初は、英語、中国語、韓国語を中心にソフト開発とサービス提供を行う。将来的にベトナム語、タイ語、インドネシア語なども対象にする。ソフト開発にあたっては、情報通信研究機構(NICT)の多言語翻訳エンジン、日本電信電話(NTT)の日本語解析処理に基づいた機械翻訳技術もあわせて活用する。新会社には3社から社員を派遣するとともに、技術エンジニアの募集も行っていく。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月29日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は、計7作品の電子書籍が無料で読めるキャンペーンを実施している。キャンペーン期間は6月2日まで。作品を読むには会員登録が必要となる。ラインナップは、『走馬灯株式会社』『銀のセレイラ』『ネオン蝶』『姪飼育-これから、姉さんの娘を汚します-』『幼なじみはGカップ~銭湯巨乳娘~【フルカラー】』『君は媚薬』『【セット売り】君が妖は』の計7作品。○走馬灯株式会社漫画雑誌『漫画アクション』で不定期連載中の菅原敬太の『走馬灯株式会社』は、自分の人生を記録したDVDを見ることができる不思議な会社「走馬灯株式会社」を舞台としたミステリー。妻と子を失った男性、集団自殺希望の若者3人組など、さまざまな人々がDVDを見始めると、今まで知らなかった過去の真実や秘密が明らかになる。そして、すべてを見たあとに、彼らを待ち受ける運命とは。2012年には、香椎由宇主演でテレビドラマ化もされている。
2014年05月22日「キデイランド原宿店」にて展開中のふなっしーSHOPが4月22日、「ふなっしー×ウルトラス」コラボデザインの装飾になって新装オープンする。○サインボードやお守りが登場「ふなっしーSHOP」では、千葉県船橋市非公式・梨の妖精「ふなっしー」のグッズの中から、キデイランドが選んだぬいぐるみやランチ関連、文具、雑貨、菓子など約100アイテム以上を販売している。今回は新装オープンを記念して、「ブラジルワールドカップ2014」(6月12日~7月13日)に出場予定のサッカー日本代表を応援するサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」とコラボした限定のコラボアイテムを、原宿店・大阪梅田店のふなっしーSHOPで販売する。4月22日より「ウルトラスコラボ サインボード」3種(各900円/税別)、5月5日より「ウルトラスコラボ 必勝お守り」3種(各600円/税別)を販売する。また、コラボアイテムとしてTシャツやマフラー、タオル、ぬいぐるみマスコット、文具なども販売予定とのこと。(C)ふなっしー(C)ULTRAS NIPPON
2014年04月15日(画像はプレスリリースより)販売数36万本突破の「マリアンナプラス豊麗」聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター発のベンチャー。医薬品、医薬部外品、化粧品、基剤等の開発、製造、販売を行う株式会社ナノエッグの、口もと年齢美容液「マリアンナプラス豊麗」が、「第1回神奈川なでしこブランド」に認定された。2月6日(木)「テクニカルショウヨコハマ2014」の会場内で認定式が開催され、黒岩祐治県知事から認定証が授与される予定。認定された「マリアンナプラス豊麗」は、聖マリアンナ医科大学の皮膚科学研究チームが、年齢を重ねた口もとについて独自の視点で追求し、誕生した口もと年齢美容液で、2010年12月の発売以来、2010年12月~2014年1月の販売実績で販売数は36万本を突破している。「神奈川なでしこブランド」とは今回の第1回では、認定件数44件(モノ37件、サービス7件)で、「マリアンナプラス豊麗」は、このうち「生活・文化用品」部門の16件の中に選ばれた。認定された商品やアイデアは、全て開発(考案)段階で女性が大きく貢献した商品であり、女性が活躍することの効果の一端を現し、認定商品を県が広くPRすることで、女性の力をわかりやすく示し、社会の機運を盛り上げ、女性の活躍を促進していこうとしている。【参考リンク】▼株式会社ナノエッグ ニュースリリース/PR TIMES
2014年02月07日総掲載物件数No.1の不動産・住宅情報サイト『HOME'S』を運営する株式会社ネクストは、2013年6月20日(木)、『HOME'S』内の情報コンテンツ「暮らしといっしょ」にて、 「夏の節電対策ランキング」 を発表。概要は以下の通り。■「夏の節電対策ランキング」の概要『HOME'S』は、これから迎える夏本番を前に、この夏予定している節電対策や購入予定のグッズ等についてアンケートを行った。「夏に向けてしようと思っている節電対策ランキング」のほか、「購入予定の節電グッズトップ10」、「節電に協力できることトップ10」を「暮らしといっしょ」にて発表している。■ランキングの総括夏の節電対策の第1位は、「エアコンのフィルター掃除をする」。5割が既に実施、または予定していると回答し、2位以下に2倍の差をつける断トツトップとなった。掃除道具さえあればいつでもできる手軽さと、冷房効果が向上する即効性の高さから、まずはエアコンの掃除からはじめる方が多いようだ。第2位には、「グリーンカーテン」がランクイン。近年、テレビや雑誌でも目にすることが多くなったが、本ランキングでは回答者の4分の1が既に実施、または予定しているという結果となった。夏を涼しく過ごす方法の一つとして定番化しつつあることが伺える。■ランキング結果夏に向けてしようと思っている節電対策ランキング ※複数回答可第1位 エアコンのフィルターを掃除する(50%)第2位 ゴーヤやヘチマなど「グリーンカーテン」を育てる(25%)第3位 白熱電球から、LED電球等に変える(24%) 4位以下の結果はこちらLよりご覧ください>> ■調査概要調査期間:2013年5月29日~2013年6月6日調査対象:「暮らしといっしょ」Facebookファン1,492名集計方法:「暮らしといっしょ」Facebookファンページ内にてアンケートを実施実施機関:株式会社ネクスト 記事引用元:PRTIMES
2013年06月25日Webサイト「リクスー女子株式会社」では、”建前だらけの就活をブラックに皮肉る”ブラック就活用語辞典を展開している。同辞典は、2006年頃、2ちゃんねるでまとめられた「悪魔の就活用語辞典」をベースに、同サイトのメンバーが絵を付け、現代風に言葉をアレンジしたもの。取り上げられた就活用語には、以下のようなものがある。「お前んとこの看板で楽して稼ぎたい」という人間の本能を企業に合わせて書き換えたもの。作成する際は0から1を生みだす非常にクリエイティブな作業となる。学歴や志望に際しての質問事項を記入する審査書類。自分がいかに優れている人間であるかを捏造(ねつぞう)・脚色する文章力が問われる。同サイトでは今後、毎週5点更新していく予定とのこと。他にも、スーツ女子の写真を毎週更新したりと、ビジネスで遊ぶWebサイトとなっているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日不動産情報サービス事業などを行っているネクストは、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「HOME’S」で、「人気の沿線ランキング!東海・九州エリアトップ30」を発表した。ランキングは、同サイトに掲載されている「各路線沿線」の賃貸物件への問い合わせ数を、路線ごとの駅数を加味した独自ポイントで換算して集計したもの。対象路線は、東海エリアの愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の全38路線、九州エリアの福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の全48路線で、新幹線が通っている沿線は、ランキング対象外としている。集計対象期間は1月1日から8月31日。東海編の第1位は「名古屋市営地下鉄東山線」。同線は、高畑駅から藤が丘駅までの22駅で構成されており、「名古屋市営地下鉄」の中では最も乗車人員が多い。朝のラッシュ時は、2分間隔で運行しているという。また、「東山線」の中での人気駅トップ5は、「一社駅」、「藤が丘駅」、「中村公園駅」、「新栄町駅」、「星ヶ丘駅」だった。次いで、第2位は「名古屋市営地下鉄鶴舞線」、第3位は「JR中央本線」、第4位は「名古屋市営地下鉄桜通線」、第5位は「名古屋市営地下鉄名港線」となっている。九州編の第1位は「福岡市地下鉄空港線」だった。「福岡空港駅」から「姪浜駅」までの13駅で構成。福岡市の都心・副都心を1本に結んでいるため、終日混雑が激しいという。始発が「福岡空港駅」であり、日本で唯一、空港まで直接乗り入れている地下鉄路線として、空港利用者にも利便性の高い空港線となっているという。また、第2位には「福岡市地下鉄箱崎線」、第3位には「JR篠栗(ささぐり)線」があげられ、福岡市の沿線がランキング上位を独占する形となった。なお、第4位は「福岡市地下鉄七隈線(ななくません)」、第5位は「西鉄太宰府線」となっている。トップ30すべての沿線は、同社サイト内ランキングページにて確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日ネクストが運営する不動産・住宅情報サイト「HOME’S」は、9月28日に情報コンテンツ「暮らしといっしょ」内にて、「東京VS大阪徹底比較!一戸建て購入条件ランキング」を発表した。同ランキングは物件情報匿名リクエスト「探して!HOME’Sくん不動産売買」で東京都、大阪府で一戸建ての住宅購入を検討するユーザーが登録した物件購入条件を元に集計したもの。調査は2011年1月1日~2012年3月31日にかけて行った。最初に、物件を選ぶ時に最優先する条件について調査したところ、東京の第1位は「所有権」(45.0%)、大阪の第1位は「駐車場」(33.8%)という結果になった。東京・大阪それぞれ3位には「南向き」がランクインしている。所有権や駐車場の有無とともに、日当たりも住宅選びの重要な要素といえるようだ。次に購入時の予算上限について調査。東京の1位が「4,000万円まで」(16.3%)というのに対し、大阪の1位は「3,000万円まで」(20.0%)と、その差は1,000万円にもなることが分かった。一戸建ての平均価格(※)は、東京が4,248万円、京阪神平均が2,934万円となっていることから、地価、物件価格の差が主な要因と考えられる。また、自己資金では、東京は全体の3割が「1,000万円以上」と回答し、1位となった金額は「500~1,000万円未満」(21.1%)。一方、大阪では「(自己資金が)なし」の回答が1位で(18.8%)、「1,000万円以上」という回答は1割強にとどまった。東京は物件価格が高額な分、相応の自己資金を準備するケースが多いと見られる。最後に築年数について調査。購入予算や最優先する条件では差がでた東京と大阪だが、築年数については「こだわらない」が東京で36.5%、大阪で43.8%。築年数へのこだわりは両地域とも意外に少ないようだ。※一戸建て平均価格は、「HOME’Sマーケットレポート2012年度第1四半期一戸建て版(築10年未満)」、「HOME’Sマーケットレポート2012年8月度一戸建て版(築10年未満)」より【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日2012年9月25日より販売東芝ライテック株式会社では、18日、「E-CORE(イー・コア)」LED電球シリーズにおいて、LED電球「一般電球形8.8W」高演色タイプ<キレイ色-kireiro->を2012年9月25日より販売することを発表した。光源食が電球色と昼白色の2種類があり、どちらも希望小売価格は4,830円。肌の色がキレイにLED電球「一般電球形8.8W」高演色タイプ<キレイ色-kireiro->に関して特筆すべき点として、白熱電球や電球形蛍光ランプに近い光の広がりであること、同社の従来の白熱電球40W形と比較して、消費電力を約76パーセント削減可能なことや、寿命が約40倍であるといったことが挙げられるが、やはり一番の特徴としては、優れた演色性によりモノの色を自然に再現できるということ。またモニター調査でも、従来のLED電球よりも肌がキレイに見えるなどの結果が出ており、家庭のキッチンやリビング、寝室、浴室、さらには理美容関係の店舗や飲食店におすすめの照明器具となっている。元の記事を読む
2012年09月24日高齢化に伴うニーズの増加に対応するため、廃棄物処理業の株式会社リリーフはこのほど、近畿2府4県をエリアを対象にした「遺品整理業」を本格的に開始した。同社の「遺品整理業」は、亡くなった方の居宅を訪ねて、身内に代わり遺品を形見分け品と供養品、リサイクル品に分けて適正に処分し、清掃までを行うサービス。「遺品整理士」の資格を取得した担当者が、最後まで責任もって作業を行う。遺品整理士とは、遺品整理士認定協会認定の民間資格で、遺品整理の取り扱い手順や遺品整理にかかわる法規制等の知識を正しく身に付けた人に与えられるという。「遺品整理業」は、電話受付から24時間以内に見積もり作成、48時間以内に作業に着手を行う。迅速な対応に徹するため近畿エリアの範囲内にサービスを限定している。発生した廃棄物は、一般廃棄物処理業免許を持つ強みを生かして責任を持って処分。また、周辺住民に不快感を与えないよう素早い作業も心がけていくとのこと。利用料金は部屋の広さに応じて代わり、1Kで4万円~、2DKで12万円~、3DKで18万円~。さらに同社では、「遺品整理業」だけではなく、身体能力が低下し自宅の掃除や片づけが困難な高齢者宅の整理を行う「住環境整備事業」、夜逃げなど居住者が不在になった後の部屋について残置物処理の手続きから処分まで一括で対応する「残置物整理事業」も展開する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日不動産・住宅情報ポータルサイト「HOME’S」を運営する株式会社ネクストは、引っ越しへの熱い思いをTwitterでツイートする「叫べ!引っ越した~い!」キャンペーンに応募された911件のツイートを集計し、「引っ越したい!みんなの『リアルな理由』ランキング」を発表した。同ランキングは、2012年3月5日~4月15日に実施された、引っ越しへの熱い思いをTwitterでツイートする「叫べ!引っ越した~い!」キャンペーンに応募されたツイートを集計したもの。全911件のツイートを、19種類の理由に分類し、ランキング形式でまとめた。6位までは、実際に投稿されたツイート内容も一部紹介している。■第1位-「狭い」 ・天井低くない?って2回言われた ・2DKに7人で住んでいる ・家庭訪問があるけど先生が座る場所すらない ・飼っている猫2匹が3匹になるかもしれない ■第2位-「環境が悪い」 ・ハトが居座っている ・目の前に14階建てのマンションが建つ ・電波が届かない ・カラスに目をつけられている ■第3位-「設備が古い・不満」 ・除雪をしてくれないなど、管理会社がきちんとしていない ・隙間風、雨漏り、ビー玉が転がる床 ・朝から結露と格闘している ・3日に1度トイレが詰まる ■第4位-「近隣トラブル」 ・アパートの斜め前が上司の家 ・「昨日、帰りが遅かったね」と近所の人に言われる ・隣の住人の世間話が長すぎて自分の時間が無くなる ・洗濯物をベランダに干していると向かいの人と目が合う ■第5位-「夢をかなえたい」 ・高層マンションで夜景を見ながら過ごしたい ・自給自足をしたいから田舎に引っ越したい ・無人島を買って引っ越したい ・大型犬を飼いたい ■第6位-「騒音問題」 ・隣人が大音量で音楽を聴く ・上階の人のいびきが聞こえる ・線路沿いなので電車が通るたびに家が軋んで揺れる ・飛行機の騒音がすごい ■第7位-「自立したい」 ■第8位-「気分を変えたい」 ■第9位-「日当たりが悪い」 ■第10位-「嫁姑・親との同居問題」 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日『可愛いだけじゃ物足りない。甘すぎない、どこかヌケ感や楽しさ、裏切りのエッセンスを加えた服』をコンセプトに展開をしている「avie(アビィ)」が5月16日(水)~5月22日(火)の期間、阪急百貨店うめだ本店4階婦人服イベントスペースにて期間限定SHOPをオープン!阪急百貨店うめだ本店の期間限定SHOPでは、アビィ オリジナルテキスタイルのランダムハートジャガードのドルマンブラウス・ワンピースを始め、マリンの香りが漂うロープボーダーのスカート・ショートパンツ・ローウエストワンピースや“可愛い”を詰め込んだコットンシフォンレーシーのブラウス・ワンピース。その他にも、レースMIXショートパーカー・ティアードキャミオールイン・ジャストウエストのショートパンツ・シャツドレス etc…スペシャルアイテムとして、ちょっと生意気そうな猫のフェイスプリントが施されている、人気商品“ATTACK CAT Tee”を今の季節から着回せるように、長袖から半袖に変えて、ロング丈の半袖Tシャツを今回のイベント用に新発売する。カラーは、オフとネイビーの2色を展開。(¥11,550)また、数量限定でノベルティーをご用意。“デザイン性とリアル感を大切に大人の女性が可愛く見える。”アビィの魅力的な世界観を覗ける、貴重なこの機会をチェックして。お問い合わせ:アネンサール tel.03-3463-1011【期間限定ショップ詳細】阪急百貨店うめだ本店 tel.06-6361-1381 公式サイト 期間限定ブース:4階婦人服イベントスペース日・月・火曜日:10:00-20:00水・木・金・土曜日:10:00-9:00期間:2012年5月16日(水)~5月22日(火)
2012年05月09日ノバルティス ファーマ株式会社は4月10日より血圧計や活動量計などが当たるプレゼントキャンペーンを開始した。今回のキャンペーンは、日本高血圧協会が主催する高血圧啓発キャンペーン「ウデをまくろう、ニッポン!」への特別協賛の一環として実施された。キャンペーンクイズは、高血圧に関する総合情報サイト「血圧ドットコム」にアクセスし「どのシルエットがどの偉人であるか」を答える形式となっている。応募受付期間は2012年4月10日から5月16日で、正解は高血圧の日でもある5月17日に同サイトにて発表される。プレゼントは「ウェルネスリンク対応 上腕式血圧計 HEM-7250-IT」と「活動量計カロリスキャンHJA-307IT」で、それぞれ抽選で10名にあたる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日女性向けのコスメティック商品やフィットネス商品を販売する株式会社コニーは、既婚で子どものいない25歳から39歳の女性1,000名を対象に「不妊に関する意識・実態調査」を実施した。調査では子どもを産みたいと意欲的に思う一方、なかなか授からないという実態が明らかとなった。調査は2012年2月3日~2月7日に、25歳から39歳の既婚で子どものいない(※出産未経験)女性1,000人を対象にインターネットで実施。「あなたは現在、子どもを産みたいと思いますか?」という質問に対し、70%が「産みたい」と回答した。しかし「出産に踏み切っていない理由は何ですか?」という質問に対しては、「欲しいけれどもできないから」という回答が49%。子どもが欲しいと思いながらも、授かることができない割合が2人に1人いることがわかった。また、「これまでに、子どもができないのではないかと心配したことはありますか?」と聞いたところ、「心配したことがある」と回答した人は63%。その件について誰かに相談したいと思ったことはあるかという質問には、47%が「ある」と回答した。しかし、実際に相談できる人がいるかどうかの質問には31%が「相談相手はいない」と回答しており、3人に1人が妊娠や不妊に関する不安や悩みを抱えていることがわかった。このような中、妊活(妊娠活動)のサポートを行っている整体院「芦屋美整体」の副院長・納富亜矢子氏は、「骨盤のゆがみ」と「不妊」の関係について指摘。「不妊は子宮内部への血流減少に起因すると言われている。子宮内部への血流を促進するには、子宮内部に血液を送る「骨盤」の状態を正常に整えることが挙げられる」とコメントしている。「妊活」を進めていく上では、悩みを相談できる相手を見つけることや、骨盤のゆがみなどの不妊の原因を1つ1つ取り除いていくことが重要だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日不動産・住宅情報ポータルサイト『HOME'S』を運営する株式会社ネクストは、結婚式場選びNo.1口コミサイト「みんなのウェディング」を運営する株式会社みんなのウェディングと共同で「新居選びについてのアンケート」を実施した。■主なアンケート結果 ~新居で重視するポイント~アンケート参加者のうち、結婚を機に新しい住居に住み替えたと答えた方を対象に、新居で重視するポイントを聞いたところ、以下のような回答が得られました。1) 立地のポイントは通勤時間と妻の実家に近いこと「新居の立地検討で最も重視したこと(※単一選択)」では、「夫と自分(妻)の通勤時間(29.1%)」が最も多い結果となった。以降、「夫の通勤時間(24.6%)」、「自分(妻)の実家の近く(17.2%)」、「生活環境(近くにスーパーがある等)(11.9%)」。「自分の実家の近く」を選んだ方は30代に多く、子どもができてからのことを考えてバックアップ体制を整えているようだ。2) 設備では収納、脱衣所が人気「設備で重視したこと(※複数選択)」については、1位が「収納が充実(46.3%)」、2位が「洗面所(脱衣所)が確保されている(29.1%)」、3位が「追い炊きができる(17.9%)」となった。「一人暮らしをしていたときに脱衣所が無く友人が泊りに来た時など困ったので重要視した。(30代 専業主婦 千葉)」とのフリーコメントなどから、二人ではじめる新生活を想定して新居選びをしていることがうかがえる。3) 住環境では7割超が日当たりの良さを重視「住環境で重視したこと(※複数選択)」では、「日当たりが良い(70.9%)」が圧倒的に支持された。フリーコメントでも「日当たりは家の雰囲気も変わるし絶対条件だった(30代 パートタイム 東京)」、「新婚生活は明るい部屋で過ごしたいと思い、新居は多少高くても、日当たりを重視して選ばれている。(20代 会社員 東京)」など、日当たりを重視する声が目立つ。その他では、「風通しが良い(31.3%)」、「眺望が良い(15.7%)」が続く。上記の他、詳しいアンケート結果は「みんなのウェディング」を参照新婚カップル必見!みんなの新居選び: ■共同アンケート調査概要・アンケート方法 :インターネット調査 「みんなのウェディング」「HOME'S」各サイトにて実施・アンケート期間 :2012年1月26日~2012年2月8日・対象者 : 全国の入籍後1年半以内の女性で既に新居に同居済みの方(夫、自分、親等の家に引越した場合も含む)・有効回答数 :185人・回答者属性 :【勤務形態】お勤めの方 75%(会社員、契約/派遣社員、パート、アルバイト、自営業含む)、専業主婦 25%、【子どもの有無】子供なし 82%、現在妊娠中(子供なし) 14%、子どもあり 5%【年代】20~24歳(6%)、25~29歳(48%)、30~34歳(35%)、35~39歳(10%)、40-44歳(2%)プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年04月05日日産自動車はこのほど、ルノー車の輸入販売を行う新会社「ルノー・ジャポン株式会社」を設立すると発表した。この新会社には現在日産トレーディングが行っているルノー事業部門の事業がそのまま移行される。日本におけるルノー車の輸入販売事業は、2000年にルノーの日本法人としてルノー・ジャポンが設立された。日産はこのときすでにルノーと資本提携していたため、ルノー・ジャポンの販売活動も日産との併売ディーラーを全国に展開するなど、日産と緊密な関係にあった。2006年にルノー・ジャポンは日産トレーディングと合併し、以降は日産トレーディングの一部門として業務を行なっている。日産トレーディングではビジネスの合理化に取り組み、効率化を推進。その結果、2010年からルノー車の販売は増加に転じている。今回の新会社設立はさらなる販売体制強化を目的とするもので、日産トレーディングの一部門から日産自動車の子会社へと独立することになる。日産自動車では、新会社設立は今後さらにルノー車の販売台数を伸ばすために日産自動車の販売戦略とのアライアンスシナジーを強化し、販売戦略における意思決定を迅速に遂行できる体制が必要との判断からだとしている。新会社の代表取締役社長には従来のCOOである大極司氏が就任する。4月2日に正式に設立予定で、資本金は9,000万円。日産自動車の100%出資となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日宣伝会議が主催する公募広告賞「宣伝会議賞」授賞式が。3月9日都内で開催された。株式会社ウエディングパークが運営する結婚準備クチコミ情報サイト「ウエディングパーク」が募集していたキャッチフレーズが「眞木準章」「協賛企業賞」を受賞。受賞作品が発表された。宣伝会議賞とは、広告表現のアイデアをキャッチフレーズやCM企画で募集する「宣伝会議」が主催する公募広告賞のこと。株式会社ウエディングパークが運営する結婚準備クチコミ情報サイト「ウエディングパーク」が、第49回宣伝会議賞 協賛企業枠にて「結婚式って、やっぱりいいよね」と思えるキャッチフレーズを募集したところ、平均実績数値を大きく上回る15,145件の作品が集まった。9日に開催された授賞式では、投稿された作品の中から、各協賛企業が優秀作品を選ぶ協賛企業賞が発表。また宣伝会議賞ファイナリスト11作品の中から同社にキャッチフレーズを投稿した田邊謙司さんが眞木準賞を受賞した。受賞作品は下記の通り。【眞木準賞】わたしと結婚式してください。(田邊謙司さん)【協賛企業賞】おめでとうを言われる日じゃなくて、ありがとうを言う日だったんだ。(山田寛さん)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日『可愛いだけじゃ物足りない。甘すぎない、どこかヌケ感や楽しさ、裏切りのエッセンスを加えた服』をコンセプトに2006AWより展開している「avie(アビィ)」が10月12日(水)~10月25日(火)の期間、伊勢丹新宿店に期間限定SHOPをオープンする。華やかで、ポップガーリーなアイテム展開の春夏から2011秋冬は、スパイシーでエッジの利いた、ソフトなロックテイストやクールでリュクスなスタイルへシフトチェンジ。フロッキードットが魅力的なシャイニーブラウスとショートパンツや、マストに着られるしっとりニットとレザーのコンビスタジャンなど、存在感あるavieの世界が広がる。デザイン性とリアル感を大切に大人の女性が可愛く見える、それが「avie」のアイテム。誰よりも魅力的で、ドラマテッィクな自分を演出したい方には必見のブランド。ぜひ足を運んでみて。お問い合わせ:アネンサール tel.03-3463-1011 www.andensal.com avie期間限定SHOP伊勢丹新宿店 本館2階ヤングスポーツ チャーミングシックtel.03-3352-1111(代表)東京都新宿区新宿3-14-1open.2011年10月12日(水)~10月25日(火)※伊勢丹新宿店以外ではバーニーズ ニューヨーク新宿店、バーニーズ ニューヨーク銀座店、OPAQUE GINZA、OPAQUE MARUNOUCHI、OPAQUE OSAKAなど、その他、全国のセレクトショップにて展開中です。
2011年10月05日日常を自分らしく楽しむ人たちに、雑貨や工芸品など、国内外から集めたいいものを紹介してくれる「CLASKA Gallery & Shop "DO(ドー)" 」"DO(ドー)" 」が、横浜市の「東急百貨店たまプラーザ店」内に4店舗目をオープンした。渋谷パルコ内にある店舗の2倍近く、約50坪のゆったりとしたスペースには、生活雑貨や衣料品を中心に、ドーならではのセレクションで集めた幅広いアイテムが並ぶ。オープンを記念して、オリジナルの新作アイテムのほか、作家による器など、生活に潤いを与えてくれそうな商品も発売。ウール100%のストールは、写真の中間サイズのほか、首に巻くのにちょうどよいサイズや大判で羽織れるサイズの3種類。チェックの種類も各サイズ4柄ある。La+h 縮絨ウールガーゼストール 各14,700円久留米絣のランチョンマット 各1,260円、定番のDOマグカップ 各1,890円また、定期的に企画展も行う予定。オープニングを飾る企画展は、「ヂェン先生の美しい日常着と秋の器展」。ドー各店で大人気の台湾・鄭惠中織品服装工作室による美しい日常着とイイホシユミコさん、一柳京子さんといった人気作家の器などを紹介する。これまで東京まで、なかなか足を延ばすことができなかった横浜の人たちにとって、うれしいお店だ。CLASKA Gallery & Shop "DO" たまプラーザ店場所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-7 東急百貨店たまプラーザ店 2FTEL:045-903-2082東急百貨店たまプラーザ店 営業時間:10:00~20:00 取材/赤木 真弓
2011年09月16日