小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、机に入れていたはずの理科の教科書がなくなってしまいました。その後、算数、国語の教科書、絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに打ち明けると、すぐに新品の学用品をそろえてくれました。後日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきて、「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの」とイチくんの紛失物を持ってきてくれました。しかし、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったため、複雑な気持ちになってしまいます。さかのぼること5カ月前のバレンタインの日。同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡してくれたのですが、友だちに冷やかされた恥ずかしさから、受け取らずに拒絶してしまったイチくん。傷いた様子で帰っていくシズちゃんに近づき寄り添っていたのが、学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんだったのです。 イチくんはホワイトデーにお母さんに言われるがまま、シズちゃんにお返しのお菓子を渡しましたが、それ以降、シズちゃんからラブレターが届くように。しかし、イチくんは恥ずかしさのあまり無視し続けてしまいます。 ラブレターが届かなくなったころに教科書がなくなり始めたことから、「シズちゃんが犯人で、紛失物はシズちゃんの部屋からお姉さんが見つけて届けてくれたのだ」とイチくんは確信。 しかし証拠がない上に、バレンタインの日に最初に傷つけてしまったのは自分だという罪悪感から、何も言えずに時は流れ、イチくんたちは小学校を卒業。みんなそれぞれの道を歩んでいきました。 イチくんはつらい思いもしましたが、「犯人にもきっと味方や仲間がいるはず。敵だと思う相手を傷つける方法ではなく、信頼できる人に相談し、別の方法で乗り越えてほしい」と当時を振り返ります。 時は戻り、小学6年生のころのこと……。 もしも…もしもの話… 6年生も終わりごろのある日、イチくんはなんと憧れのニコちゃんから告白されました!しかし、イチくんは恥ずかしさのあまり、気持ちとは裏腹に「むりむりむりむり~!」と逃げだしてしまいます。シズちゃんから告白されたときと同じく、イチくんは本当に恥ずかしがり屋ですね。 今回の紛失事件、イチくんは当初、ひとりで問題を抱えてしまっていましたが、友だちや学校の先生、お母さんに話して協力してもらうことで「自分には味方がたくさんいる」と実感できました。大人になったイチくんも当時の犯人に伝えたいと振り返っていましたが、人に対して何か恨みを持ってしまったとき、「相手を傷つける行動をするのではなく、自分の味方でいてくれる人に打ち明けて乗り越えること」が、誰も傷つかない方法のひとつかもしれません。 短絡的な行動をして後悔することになる前に、広い視野で物事を見たり、誰かに相談したりすることで、自分も相手も傷つかない方法を選択していきたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月31日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、机に入れていたはずの理科の教科書がなくなってしまいました。その後、算数、国語の教科書、絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに打ち明けると、すぐに新品の学用品をそろえてくれました。後日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきて、「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの」とイチくんの紛失物を持ってきてくれました。しかし、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったため、複雑な気持ちになってしまいます。さかのぼること5カ月前のバレンタインの日。同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡してくれたのですが、友だちに冷やかされた恥ずかしさから、受け取らずに拒絶してしまったイチくん。傷いた様子で帰っていくシズちゃんに近づき寄り添っていたのが、学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんだったのです。 イチくんはホワイトデーにお母さんに言われるがまま、シズちゃんにお返しのお菓子を渡しましたが、それ以降、シズちゃんからラブレターが届くように。しかし、イチくんは恥ずかしさのあまり無視し続けてしまいます。 ラブレターが届かなくなったころに教科書がなくなり始めたことから、「シズちゃんが犯人で、紛失物はシズちゃんの部屋からお姉さんが見つけて届けてくれたのだ」とイチくんは確信。しかし、証拠がない上に、バレンタインの日に最初に傷つけてしまったのは自分だという罪悪感から、イチくんは何も言えませんでした。 そのまま何事もなかったかのように時は流れ、誰も犯人であると名乗り出ることはないまま、小学校を卒業。みんなそれぞれの道を歩んでいき……。 誰も傷つけない最善の道 大人になったイチくんは、当時を振り返ります。シズちゃんが犯人だと思ったものの、確かな証拠があるわけではありませんでした。 ・友人のサンちゃんとゴウくんに恨みを持たれていたかも・シズちゃんのお姉ちゃんが本当に偶然見つけてくれたのかも・クラスメイトのニコちゃんがおもしろがって隠したのかもなど、いろいろな可能性があります。 しかし、今回の出来事で「お母さんや友だち、学校の先生が味方でいてくれた」「自分のためにクラスのみんなが団結して探してくれた」という、うれしい気づきもありました。 イチくんはつらい思いもしましたが、「犯人にもきっと味方や仲間がいるはず。敵だと思う相手を傷つける方法ではなく、信頼できる人に相談し、別の方法で乗り越えてほしい」と語るのでした。 今回の被害者はイチくんでしたが、もしかしたら犯人も罪悪感で傷ついていたかもしれません。クラスのみんなが必死になって学用品を探したときや、上級生が見つけて届けてくれたとき、自分が犯人だとバレないか、ドキドキしながら過ごしていたことでしょう。「自分は友だちの学用品を盗んだことがある」という事実を背負い、誰にも打ち明けることなく過ごしていくのはとても苦しいことです。こうなってしまう前に、誰かに心の内を打ち明けることができていたら、また別の結果になっていたかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月30日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、机に入れていたはずの理科の教科書がなくなってしまいました。その後、算数、国語の教科書、そして学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えると、お母さんはすぐに新品の学用品をそろえてくれました。後日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきて、「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」とイチくんの紛失物を持ってきてくれました。しかし、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったため、複雑な気持ちになってしまいます。さかのぼること5カ月前、雪の降るバレンタインの日曜日のこと。同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡しに来てくれました。イチくんは一度チョコレートを受け取ったものの、友だちに冷やかされてしまい、とっさに箱を閉じて「いらない!」と拒絶してしまったのです。 傷いた様子で去っていくシズちゃんに近づき寄り添っていたのが、紛失した学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんでした。 そして1カ月後のホワイトデーの日。イチくんはお母さんに言われるがまま、お返しのお菓子をシズちゃんに渡しましたが、それ以降、シズちゃんからラブレターが届くように。しかし、イチくんは恥ずかしさのあまり無視し続けてしまいます。 ラブレターが届かなくなったころに教科書がなくなりはじめたことから、シズちゃんが犯人で、紛失物はシズちゃんの部屋からお姉さんが見つけて届けてくれたのだと、イチくんは確信しました。 しかし……。 ぼくにも落ち度がある…! イチくんは、シズちゃんが犯人だとは思いつつも、証拠がない上に「最初に傷つけたのは自分だ」と思っているため、何も言えませんでした。そのまま夏休みに入り、何事もなかったかのように2学期がスタートし、時が流れていったのでした。 バレンタインの日にイチくんがとっさに拒絶してしまったのは、恥ずかしさから。決してシズちゃんのことを憎んでの行動ではありませんでした。シズちゃんの立場からすると、ホワイトデーのお返しを持ってきてくれたのに、ラブレターにまったく返事をしてくれないイチくんに対し、モヤモヤした気持ちや、気づいてもらいたいという気持ちが募っていたはず。その結果、イチくんの教科書を盗るという行動に出てしまったのかもしれません。 人の感情は複雑です。今回のように、一瞬の出来事がきっかけとなり、思わぬ結末を招くこともあります。毎日顔を合わせている人でも、きちんと言葉にして気持ちや考えを説明しないと、相手に伝わらないこともあるのだと実感しますね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月29日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、机に入れていたはずの理科の教科書がなくなってしまいました。その後、算数、国語の教科書、そして学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えると、お母さんはすぐに新品の学用品をそろえてくれました。後日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきて、「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」とイチくんの紛失物を持ってきてくれました。しかし、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったため、複雑な気持ちになってしまいます。さかのぼること5カ月前、雪の降るバレンタインの日曜日のこと。同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡しに来てくれました。イチくんは驚きつつチョコレートを受け取ったのですが、一緒に遊んでいたゴウくんとサンちゃんに冷やかされてしまい、とっさに箱を閉じて「いらない! いらないよ!!」と拒絶したのです。 傷いた様子で去っていくシズちゃんに近づき寄り添っていたのが、紛失した学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんでした。 そして1カ月後のホワイトデーの日。イチくんはお母さんに言われるがまま、お返しのお菓子をシズちゃんの家に渡しにいきました。シズちゃんは驚きつつも、とてもうれしそうな様子でお菓子を受け取ってくれました。 それからというもの……。 ぼくは、犯人だと確信した シズちゃんからラブレターを何度ももらいましたが、あまりの恥ずかしさにイチくんは一度も返事をしませんでした。次第にラブレターは減っていき、ついにこなくなったころ、教科書や学用品がなくなり始めたのです。 紛失物を持ってきてくれたシズちゃんのお姉さんの様子から、紛失物はシズちゃんの部屋にあり、お姉さんはイチくんに「ごめん」と言おうとしていたと感じたイチくん。そして、今回の犯人はシズちゃんだと確信したのでした。 自分のものを盗んでいたのは友だちかもしれないとわかった場合、どうしたらいいのか迷いますね。犯人だという証拠や証言があるわけではないものの、イチくんはシズちゃんが犯人だと確信してしまいました。もし皆さんが同じ立場なら、シズちゃんに直接聞いて、犯人かどうか確認しますか? それとも、このまま何事もなかったかのように、気づかないふりをしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月28日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらにその後、算数、国語の教科書、そして学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。すぐに新品の学用品をそろえてくれたお母さん。イチくんは学用品がそろいホッとしたものの、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」とイチくんの教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。 しかし、学用品を渡してくれた上級生を見て、複雑な気持ちになるイチくん。なぜなら、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったからです。 さかのぼること5カ月前、雪の降るバレンタインの日曜日のこと。イチくんが自宅の前でゴウくん・サンちゃんと遊んでいると、同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡しに来てくれました。イチくんは驚きつつチョコレートを受け取ったのですが、ゴウくんとサンちゃんに冷やかされてしまい、とっさに箱を閉じて「いらない! いらないよ!!」と拒絶したのです。 傷いた様子で去っていくシズちゃんに近づき寄り添っていたのが、学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんでした。それから1カ月後……。 あわよくば、帳消しにならないかな… 苦い思い出になってしまったバレンタインデーから1カ月後のホワイトデー。イチくんがシズちゃんからチョコレートをもらったことを知っていたお母さんは、お返しのお菓子を用意しておいてくれました。 ホワイトデーにお返しをすること自体知らなかったイチくんは、お母さんに言われるがまま、シズちゃんにお菓子を届けることに。そして、突然の訪問に驚いているシズちゃんにお菓子を渡すと、シズちゃんはとてもうれしそうに受け取ってくれたのでした。 息子のために一生懸命働きつつ、息子の様子が気になっても程よい距離で見守ってくれているお母さん、素敵です。バレンタインデーにシズちゃんを傷つけてしまったという事実は変わらないものの、今回シズちゃんのとびきりの笑顔が見られて、イチくんは少しホッとしたかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月27日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらにその後、算数、国語の教科書、そして学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。すぐに新品の学用品をそろえてくれたお母さん。イチくんは学用品がそろいホッとしたものの、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。それは、確かにイチくんのものでした。 しかし、学用品を渡してくれた上級生を見て、複雑な気持ちになるイチくん。なぜなら、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったからです。 さかのぼること5カ月前、雪の降るバレンタインの日曜日のこと。イチくんが自宅の前でゴウくん・サンちゃんと遊んでいると、同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡しに来てくれました。 イチくんは驚きつつチョコレートを受け取ったのですが、ゴウくんとサンちゃんに冷やかされてしまい、とっさに箱を閉じて「いらない!いらないよ!!」と拒絶したのです。 するとシズちゃんは……。 上級生の正体が明らかに…!? 初めてチョコレートをもらって本当はうれしかったのに、恥ずかしさが上回ってしまって、シズちゃんを深く傷つけてしまう結果になりました。ふと我に返って、「なんてひどいことをしてしまったんだ」と思っても、もう後の祭りです。シズちゃんは泣くのをこらえながら、雪の中歩いて去っていきました。そして、そのシズちゃんに近づいて寄り添っていたのが、学用品を届けてくれた上級生であり、シズちゃんのお姉さんだったのです。 ・バレンタインの日、シズちゃんにひどいことをしてしまった・シズちゃんのお姉さんは、シズちゃんとイチくんの関係性を知っている・シズちゃんのお姉さんが、イチくんが紛失した学用品を持ってきたこれらの事実から、イチくんには犯人が誰なのか予想ができてしまいました。 自分の気持ちがいっぱいいっぱいになってしまって、イチくんは相手の気持ちまで考える余裕がなくなってしまったのでしょう。イチくんにとっても、シズちゃんにとっても、バレンタインの思い出は苦いものとなってしまいましたが、今では度重なる紛失に落ち込むイチくんを心配して声をかけてくれるシズちゃん。本心はわかりませんが、今後2人の関係が良くなっていくことを願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月26日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらにその後、算数、国語の教科書、そして学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまで立て続けに紛失し、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思うように……。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。すぐに新品の学用品をそろえてくれたお母さん。イチくんは学用品がそろいホッとしたものの、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。それは、確かにイチくんのものでした。 しかし、学用品を渡してくれた上級生を見て、複雑な気持ちになるイチくん。なぜなら、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったからです。 さかのぼること5カ月前、雪の降るバレンタインの日曜日のこと。イチくんが自宅の前でゴウくん・サンちゃんと遊んでいると、同じクラスの女の子、シズちゃんがチョコレートを渡しに来てくれたのですが……。 ぼく、いらない!いらないよ! 2人の様子を見たゴウくんとサンちゃんは、「なんだよ、お前ら♪」「イチのことが好きなの?」とからかってきました。冷やかされるのが大の苦手なイチくんは、とっさに箱を閉じ、「いらない!いらないよ!!」と拒絶したのです。イチくんの予想外の反応に、ゴウくんとサンちゃんは慌てて止めたものの、もう後の祭り。 心を閉ざしてしまったイチくんは、「チョコレートは食べない」「ゴウくんが食べれば」とシズちゃんの気持ちを引き裂くような言葉を口に出してしまいます。 いつもは友だち・家族思いで心やさしいイチくん。冷やかされることが本当に苦手だったのでしょう。とっさに拒絶してしまう気持ちも分からなくもありませんが、このときシズちゃんがどれほど落胆したかは想像に難くありませんね。 結局チョコレートは、ゴウくんとサンちゃんによって、イチくんのお母さんに届けられたのでした。 子どものころ、誰かに好意を伝えたり、伝えられたりすることがとても恥ずかしくて、つい思ってもいないことを言ってしまったり、そっけない態度をとってしまったり、好きなのにからかってしまったり……そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?思春期ならではの甘酸っぱい記憶も、苦い記憶も、大人になって思い出すと尊く感じるものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月25日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! けれども、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれました。イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。 そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。それは、確かにイチくんのものでした。 しかし、学用品を渡してくれた上級生を見て、イチくんは複雑な気持ちになりました。なぜなら、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていて、同時に犯人の目星もついてしまったからです。 さかのぼること5カ月前……。 雪の降る特別な日に 雪が降る寒い日曜日、イチくんは友だちと一緒に雪遊びをしていました。すると、シズちゃんがチョコレートを持って家まできてくれたのです。イチくんは少し驚き、照れながらもその箱を受け取ります。 バレンタインの日に家まで行って大きなハートのチョコレートを渡すことは、とても勇気がいることだったでしょうね。シズちゃんの緊張感がひしひしと伝わってきます。 きっと準備をしているときから心臓はドキドキと高鳴り、受け取ってもらえなかったらどうしよう……と不安な気持ちになりながらも、思いを伝えるために勇気を振り絞って来てくれたのでしょう。 バレンタインデーは、多くの人にとって特別な意味を持つ日であり、さまざまなエピソードがある方も多いのではないでしょうか。バレンタインにまつわる心温まるストーリーや、ちょっぴり切ない思い出、青春時代の甘酸っぱいエピソードなどをお子さんに話すと盛り上がりそうですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月24日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! けれども、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれました。イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。 そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「教室の隣の空き教室を掃除していたらあったの。これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。それは、確かにイチくんのものでした。 しかし、学用品を渡してくれた上級生を見て、イチくんは複雑な気持ちになりました。なぜなら……。 そうか、そうだったのか…! 実は、イチくんはこの上級生が誰なのか知っていました。そして、この上級生が持ってきてくれたことで、犯人の目星もついてしまったのです。 イチくんの視線を感じて、言葉を言いかけた上級生。何か伝えたいことがあったのかもしれませんね。紛失物が見つかったことで大喜びしてくれているクラスの友だちを前に、話しにくいことだった可能性があります。 「紛失物が見つかった」という目の前の事実だけをみると喜ばしいことですが、何者かに盗まれた可能性がある以上モヤモヤは晴れず、裏にはさまざまな感情が交錯するのでしょう。イチくんは盗んだ人が誰なのかを確信したということなので、1日も早くトラブルが解決して、安心して学校生活を送れるようになることを願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月23日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! けれども、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。 イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいに。次第に「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。 そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。 すごくうれしかった。だけど…… 上級生いわく、イチくんの学用品は「この教室の隣の空き教室を掃除していたら、あった」とのこと。ずっと一緒に探してくれていたクラスのみんなや、支えてくれた友だちは自分のことのように大喜びしてくれました。 思い入れのある学用品が出てきて安心したものの、なぜ隣の空き教室から出てきたのか、やはり何者かに盗られたのか、そして盗られた理由は何なのかなどが不明のままで、イチくんは心から喜べず、モヤモヤしてしまったのでした。 もし皆さんがイチくんの立場なら、紛失物が出てきたことで問題は解決したことにしますか? それとも犯人が見つかるまで、追及し続けますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月22日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……!けれども、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、勇気を出して先生にも相談。クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。 イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいに。次第に「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。そして、クラスの友だちに再び協力してもらい、引き続きみんなで探すことになりました。 それでもなかなか紛失物は見つからず、諦めかけていたそのとき……! イチくんっていう子、いる? 突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。あれほどみんなで探したのに出てこなかった紛失物が、突然見つかるなんて……。イチくんは驚きのあまり動けず、「え……?」と固まってしまったのでした。 どうして、この上級生がイチくんの紛失物一式を持っているのか?どうして、あれほど探しても出てこなかったのに急に見つかったのか? きっとイチくんの頭の中は大混乱だったことでしょう。見つかったうれしさ、持ってきてくれた上級生への感謝、そしてどこで見つかったのかという疑問など、いろいろな感情が湧き出てきたかもしれません。 とにかく、イチくんの思い入れのある紛失物が見つかってよかったですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月21日展覧会「生誕150年池上秀畝─高精細画人─」が、東京の練馬区立美術館にて、2024年3月16日(土)から4月21日(日)まで開催される。その後、5月25日(土)から6月30日(日)まで、長野県立美術館に巡回する。“旧派”の日本画家・池上秀畝池上秀畝(いけがみ しゅうほ)は、明治時代から昭和時代にかけて活躍した日本画家だ。大画面の華麗な花鳥画を得意とした秀畝は、屋敷や御殿を飾る屏風作品や障壁画を数多く手がけている。その作例として、現在のホテル雅叙園東京の「秀畝の間」や百段階段の「静水の間」に描かれた天井絵を挙げることができる。長野に生まれた秀畝は、伝統に基づく「旧派」を代表する画家として、国が主催する官展で活躍した。一般に旧派の作品は、同じく長野出身の菱田春草らが牽引した「新派」の日本画に比べて、現在その知名度は限られている。しかし、旧派は当時の展覧会で評価されるばかりでなく、屏風作品などは装飾美術としても認められていた。さらに、秀畝は、写生を重視した描写に、新派の画家が試みた空気感の表現などを取り入れるなど、伝統にとらわれない表現を追求している。展覧会「生誕150年池上秀畝─高精細画人─」では、秀畝の人生と代表作をたどりつつ、その画歴を紹介。文展や帝展に出品された代表作、大画面の屏風作品などに加えて、初公開となる写生帖を展示するとともに、「旧派」と呼ばれた画家に新たな視点から光をあててゆく。池上秀畝と師・荒木寛畝明治7年(1874年)に生まれ、幼い頃から絵を描いていた秀畝は、明治22年、本格的に絵を学ぶために上京し、絵師の荒木寛畝(あらき かんぽ)に師事。寛畝は、伝統的な書画ばかりでなく、一時期は高橋由一や五姓田義松らと並び称される油彩画の名手であったという。このように写生を重んじる姿勢は、秀畝にも息づくこととなる。本展の序盤では、《日蓮上人避難之図》といった秀畝の初期作を、師・寛畝の作品とともに展示し、秀畝の学習の一端を紹介する。官展の出品作と代表作秀畝は、明治40年(1907年)に文展が始まって以降、意欲的に作品を出品。3回目の出品となる第4回文展で三等賞を受賞し、大正5年(1916年)からは3年連続で文展特選を受賞するなど、画壇を代表する画家となってゆくことになる。会場では、第4回文展の受賞作《初冬》、特選を受賞した《夕月》や《四季花鳥図》など、官展の出品作を一堂に集めるとともに、《松に白鷹・桃に青鸞図》をはじめ、皇族や華族の御殿や屋敷を飾った代表作も紹介する。大画面の屏風作品を体感展覧会への出品作において、会場で存在感を示す大画面の屏風作品は、日本画会場の花形であった。秀畝は、出品作として屏風作品を手がける一方、それ以外でも多くの屏風作品を残している。本展の終盤では、《竹林に鷺図》や《桐鳳凰図》、《翆禽紅珠》などの屏風を紹介。一部の屏風は、畳に座って間近で鑑賞できるよう展示する。展覧会概要展覧会「生誕150年池上秀畝─高精細画人─」会期:2024年3月16日(土)〜4月21日(日) 会期中、4月1日(月)に展示替えあり会場:練馬区立美術館住所:東京都練馬区貫井1-36-16開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日観覧料:一般 1,000円、高校生・大学生・65〜74歳 800円、中学生以下・75歳以上 無料※各種割引制度あり(詳細については美術館ウェブサイトを参照)※初回のチケット半券を受付に提示することで300円割引■巡回情報・長野県立美術館会期:2024年5月25日(土)〜6月30日(日)住所:長野県長野市箱清水1-4-4【問い合わせ先】練馬区立美術館TEL:03-3577-1821
2023年12月20日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、勇気を出して先生にも相談しました。その後、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。 帰宅後、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えたイチくん。節約しているお母さんにもう一度、教科書や学用品を買ってもらうことを心苦しく感じていました。怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。 イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになりました。そして、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。 そのことを友だちに伝えると……。 なくなったままは、嫌なんだ…! ゴウくんとサンちゃんに「新品を買ってもらえたけれど、なくした物たちも絶対に見つけたい」という気持ちを伝えたイチくん。 最初は「なんで?」「2つもいる?」と不思議に思われましたが、思い入れがある大切な物だということをわかってもらい、クラスのみんなにも、再び協力してもらうことになったのでした。 新しい物を買ってもらって授業に困ることはなくなったけれど、なくなった物が見つかったわけではありません。お母さんに買ってもらった思い入れのある物を紛失し、根本的には問題が解決していないことに、イチくんはモヤモヤした気持ちを抱えていたのです。勇気を出して友だちに気持ちを伝え、引き続き一緒に探してもらう姿に、イチくんの成長を感じますね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月20日2023年春に東京の六本木ミュージアムで開催されて人気を博した『櫻井翔 未来への言葉展 SHO SAKURAI:WORDS FOR THE FUTURE』に新たなコンテンツを加えた展覧会『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで、2024年1月18日(木)から4月14日(日)まで開催される。1999年に嵐のメンバーとしてCDデビューして以来、歌手、作詞家、俳優、司会者として幅広く活躍中の櫻井翔(1982-)は、報道番組『news zero』(日本テレビ系) のキャスターを務め、『Newsweek』日本版に寄稿するなど報道に多く携わる一方で、2023年春にはアーティストのAYAKA FUKANOと共著で書き下ろした自身初となる絵と言葉の本『ありがとうの交換。的な。』を発表するなど、常に自身の言葉で伝えることを大切にしてきた。一方、PLAY! MUSEUMは、「絵とことば」をテーマとして2020年に開館以来、絵本やマンガ、テキスタイルや陶芸など、アートをめぐる多彩な展覧会を精力的に開催してきた美術館だ。今回の展覧会では、櫻井が2008年から連載中のブログ「オトノハ」の全編や、パワフルなラップ詞を浴びるように聴き、クールダウンする「サクラップサウナ」、先の共著『ありがとうの交換。的な。』といったコンテンツの紹介のほか、同館で2023年4月に開催された『谷川俊太郎 絵本★百貨展』の新作絵本『すきのあいうえお』に櫻井が挑む試みや、櫻井の言葉が新たな文を生み出す「ことば工場」など、「絵とことば」をめぐる新しい展示が追加される。PLAY! MUSEUMは、「絵とことば」をめぐる体験を通じて、子どもから大人まで誰もが自由に感じ、新たな発見を得られる参加型の展示に定評がある。ときに強く、ときに茶目っ気と笑顔を忘れずに言葉を発する櫻井による同展もまた、誰もが参加できる遊び心に満ちた「プレイフル」な展覧会となるに違いない。なお、同展は、PLAY! MUSEUM での開催後、さらに巡回する予定だ。詳細については、公式サイトでご確認を。<開催概要>『櫻井翔未来への言葉展PLAYFUL!』会期:2024年1月18日(木)~4月14日(日)会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~18:00(日時指定制)休館日:2月4日(日)料金;一般2,200円(入場特典付)ほか公式サイト:()
2023年12月19日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、勇気を出して先生にも相談しました。その後、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。 帰宅後、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えたイチくん。節約しているお母さんにもう一度、教科書や学用品を買ってもらうことを心苦しく感じていました。 怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「なくした物なんてね、新しく買いそろえたらいいんだよ。今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためて、やさしく言ってくれたのでした。 お母さんはその話を聞いてからすぐに……。 ぼくは、諦めたくない! 学校では犯人探しがおこなわれるわけではなく、「見つけたら教えて」という平和な流れになり、またいつもの日常が始まりました。そして、お母さんはすぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。問題は解決したかのように見えますが、イチくんの心は複雑でした。学用品がそろってホッとした気持ちと、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになり、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えたのでした。 友だち、学校の先生、お母さんに自分の状況を打ち明け、わかってもらったことで、イチくんの心は強くなっているようですね。今までは不安な気持ちでいっぱいだったイチくんも、少しずつ前を向き始めたようです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月19日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、勇気を出して先生にも相談しました。その後、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。 帰宅後、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えたイチくん。節約しているお母さんにもう一度、教科書や学用品を買ってもらうことを心苦しく感じていました。 怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「なくした物なんてね、新しく買いそろえたらいいんだよ。今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためて、やさしく言ってくれたのでした。 盗んだ人が憎いのに… お母さんに伝えられたことでホッとした気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいになったイチくん。お母さんを悲しませる原因となった犯人について考え始めました。 いつもやさしい笑顔で守ってくれるニコちゃん、心配して積極的に探すのを手伝ってくれたシズちゃん、どんなときでも寄り添ってくれるサンちゃん、誰よりも熱い男であるゴウくん。 いろいろな友だちの顔が頭をよぎりますが、どの子も違うとしか思えません。教室の中でおこった今回の出来事。もし誰かに盗まれたのだとしたら、犯人はクラスメートである可能性が高そうです。友だちを疑うことは精神的につらいものがありますよね。心やさしいイチくんは、どれだけ考えても犯人を特定することができませんでした。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月18日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、先生に相談しに行くことに。 最近イチくんの忘れ物が増えていることを心配していた先生は事情を聞き、イチくんに「お母さんにはこのとこと、ちゃんと話してる?」と質問。イチくんにとっては一番避けたかったことでしたが、「帰ったら話します」と返すのでした。 その後、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず。 そしていよいよ、お母さんに伝えなければならなくなって……。 お母さんの反応は…!? 帰宅後、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。節約しているお母さんにもう一度、教科書や学用品を買ってもらうことを心苦しく感じていたイチくん。てっきり怒られるだろうと思い謝ったのですが、お母さんの反応は予想外のものでした。 「なくした物なんてね、新しく買いそろえたらいいんだよ」「我慢してたんでしょう。よく頑張ったね」 お母さんは目に涙をためつつ、笑顔でやさしくそう言ってくれたのです。 きっと日々のイチくんを見ていて、イチくんが不注意でなくしたのではないこと、誰かに盗られた可能性があること、そして今までひとりで耐えてきたことをお母さんは見抜いたのかもしれませんね。 子どもがひとりで悩み苦しむよりも、悩み事があれば話してほしいと思うのが親心。イチくん、勇気を出してお母さんに話せてよかったですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月17日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、先生に相談しに行くことに。 最近イチくんの忘れ物が増えていることを心配していた先生は、生徒たちの話をしっかりと聞いてくれました。「犯人捜し」をしようとする友だちに冷静になるように伝え、イチくんには、なくなった理由に心当たりがないかどうかを確認します。 そして、「お母さんにはこのとこと、ちゃんと話してる?」という先生の質問に、ドキッとするイチくん。 次々と自分のものがなくなっている事態をお母さんに打ち明けるのは、イチくんにとって一番避けたかったことでした。 いよいよ伝えなきゃ… 友だちや先生に伝え、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれました。 クラスのみんなが自分の状況を知って、一緒に探してくれるのはとても心強いことですね。 一方で、どうして紛失したのかが気になるところです。もし誰かがイチくんの持ち物を故意に盗っていて、その犯人がクラスの中にいるとしたら、自分が盗ったにもかかわらず探しているふりを続けていることになる……。そう考えると、少し怖くなってしまいます。 しかし、クラス中がイチくんの持ち物に気を配ってくれているので、これからは不自然な紛失はなくなるかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月16日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。そんな中、毎日教科書を忘れるイチくんの異変を察して心配した担任の先生が、「誰かに嫌なことをされていない?」と声をかけますが、イチくんはお母さんに知られたくない思いから、とっさに「大丈夫」と答えてしまいました。その後、楽しみにしていた図工の授業の際、大切な絵の具セットまでなくなっていることに気づき、大きなショックを受けるイチくん。 この出来事は、イチくんが「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となったのです。 イチくんの様子がいつもと違うことに気づいた、友だちのゴウくんとサンちゃん。絵の具セットや習字道具もなっていることが判明し、さすがに自分たちだけでは対処できない事態だと判断して、先生に相談に行くことにしました。 持ち物の紛失を先生に相談すると… 最近イチくんの忘れ物が増えていることを心配していた先生は、生徒たちの話をしっかりと聞いてくれました。「犯人捜し」をしようとする友だちに冷静になるように伝え、イチくんには、なくなった理由に心当たりがないかどうかを確認したのでした。 ここまで多くのものがなくなってしまったとなると、さすがにお母さんに言わないわけにはいきません。しかし、イチくんにとってお母さんに打ち明けることは、先生に伝えるよりもハードルが高いことだったのでした。 それにしても犯人の目的は何なのか気になりますね。イチくんは日頃、誰かに嫌がらせをされているわけではないので、知らない間に恨みを買っていたのか、愉快犯によるいたずらなのか、見当もつきません。 先生に相談したことで、ついにお母さんに伝えなければいけなくなりましたが、これでもう、授業中に毎回ドキドキしながら教科書忘れを報告する必要がなくなりましたね。一日も早くトラブルが解決し、イチくんが再び笑顔で学校に通えるようになることを願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月15日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。そんな中、毎日教科書を忘れるイチくんの異変を察して心配した担任の先生が、「誰かに嫌なことをされていない?」と声をかけますが、イチくんはお母さんに知られたくない思いから、とっさに「大丈夫」と答えてしまいました。 その後、楽しみにしていた図工の授業の際、大切な絵の具セットまでなくなっていることに気づき、大きなショックを受けるイチくん。 この出来事は、イチくんが「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となって……。 ひとりでは抱えられない事態に… イチくんの様子がいつもと違うことに気づいた、友だちのゴウくんとサンちゃん。絵の具セットや習字道具もなっていることが判明し、さすがに自分たちだけでは対処できない事態だと判断して、先生に相談に行くことにしました。 教科書の紛失だけであれば、イチくん本人がそう思っていたように、自分の不注意が原因かもしれないと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、学校のロッカーに置いている絵の具セットや習字道具まで紛失すると、さすがに変だと思いますよね。 他の人を疑うという発想がなかった、心やさしいイチくん。誰かに盗られた説が濃厚となり、深く傷ついたことでしょう。そして、自分のものだけが次々となくなってしまう事態に、イチくんは恐怖を感じるのでした。 犯人の検討もつかず、多くの生徒がいる教室で起こった不思議な事件。当初は大人に相談できなかったイチくんでしたが、友だちの後押しもあり、先生に相談しにいくことができました。このようなとき、親身になって話を聞いてくれる友だちの存在は本当に心強いものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月14日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。そんな中、毎日教科書を忘れるイチくんの異変を察して心配した担任の先生が、「誰かに嫌なことをされていない?」と声をかけますが、イチくんはお母さんに知られたくない思いから、とっさに「大丈夫」と答えてしまいました。 その後、イチくんの気持ちをさらに大きく揺さぶる事件が起こり……。 教科書だけにとどまらず…!? 楽しみにしていた図工の授業の時間、大切な絵の具セットまでなくなっていることに気づいたイチくんは、大きなショックを受けます。この出来事は、イチくんが「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となったのです。 持ち運びやすい教科書なら、「他の荷物に紛れて持って帰ってしまったのかもしれない」と自分のことを疑いますが、ずっと学校に置いてある絵の具セットとなると話は別ですよね。教科書だけでなく、絵の具セットまでなくなってしまったとなれば、さすがに先生に気づかれてしまうでしょう。 お母さんに迷惑をかけたくない思いから、立て続けに教科書がなくなっていることを打ち明けられずにいたイチくん。ひとりで抱え込まずに、まずは担任の先生に相談して、一日も早くトラブルが解決に向かうことを願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月13日櫻井翔主演の新ドラマ「XXX占拠」(※正式タイトルは後日解禁)より、櫻井さんのクランクインコメントが到着した。神奈川県内某所で、再び大規模な占拠事件が発生。犯人は面で顔を隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、あの男。1年ぶりに帰ってきた刑事・武蔵三郎に与えられた期限はわずか1日。本作は、次々と迫りくる新たな難敵に立ち向かっていくタイムリミット・バトル・サスペンス。武蔵役の櫻井さんをはじめ、比嘉愛未、白石聖、ジェシー(SixTONES)、片桐仁、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、瀧内公美、ソニン、手塚とおる、奥貫薫と、新旧キャストの出演が決定している。晴天に恵まれた某日、前作の刺繍が入ったアウターを着たスタッフらに囲まれてのクランクインとなった櫻井さんは、撮影開始前に急遽、スタッフから「座長からまずは一言、お願いします!」とムチャ振りを受け、「まずは続編ができることに喜びを感じています。前作からこんなに短期間での撮影準備をすることになって皆さん大変だったと思いますけども、スタッフのみなさんの熱量を、画面を超えて伝えられるように演者一同、頑張っていきたいと思います」と頭を下げ、「3か月間、大変な日もあると思いますけども、力を合わせて頑張りましょう。よろしくお願いします!」と改めて意気込みを語った。さらに、本日放送のドラマ「コタツがない家」にて、本作の最新映像と初回放送日が公開される。新土曜ドラマ「XXX占拠」は2024年1月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月13日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちと楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。しかし数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、隣の席のニコちゃんに明るく励ましてもらって、嫌な気分が一瞬で吹き飛びました。そんな中、イチくんは友だちのゴウくん・サンちゃんに呼び出されます。そして、ニコちゃんと一緒に教科書を見るために、わざと教科書を忘れているのではないかと言われてしまったのです。 イチくんはニコちゃんとは何もないことを伝えるため、「教科書を3冊もなくしてしまったから、忘れ物が多い」という真実を告白しました。 するとサンちゃんが、「なくしたんじゃなくて、盗られたってことはないの?」と質問。これまで自分が紛失したと思い自分自身を責めていたイチくんは、“盗られた可能性”について考え始めました。 そんなある日、学校の先生がイチくんの異変に気づいて……。 学校は楽しい?誰かに嫌なことされてない? あまりにも忘れ物が多いイチくんの様子を不審に思った先生は、「誰かに嫌なことをされていない?」と心配してくれました。しかしイチくんは、お母さんに迷惑をかけたくないという思いから、とっさに「大丈夫です」と答えてしまったのでした。 子どもながらに「親に心配をかけたくない」と思って強がってしまう気持ち、共感できますよね。 パートを掛け持ちし、節約をしながら一生懸命働いているお母さんの姿を毎日見ているイチくん。自分が教科書を紛失して困っていることよりも、お母さんに伝えるほうが心苦しかったのでしょう。お母さん思いで、とても心根のやさしい男の子ですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月12日櫻井翔主演「XXX占拠」に白石聖、ジェシー(SixTONES)、瀧内公美、片桐仁、手塚とおる、奥貫薫が出演することが分かった。「大病院占拠」から1年後、再び占拠事件に巻き込まれる櫻井さん演じる刑事・武蔵三郎の活躍を描く本作。新たに指揮本部のメンバーに加わる情報分析官、岩槻澪を演じる白石さんは「お話を頂いて前作の『大病院占拠』を拝見したのですが、時間を忘れるくらい没頭して、一気に見てしまいました。それと同時に、こんなに面白い作品の続編にお声がけ頂けたことをとても光栄に思いました。今作も、思わず『嘘だろ?』と言いたくなるような手に汗握るストーリー展開満載です」と、ストーリーへの期待を語る。何もかもが謎に包まれた男を演じるジェシーさんは「出演することが決まった時は、嬉しさと不安を感じつつ緊張もしました!櫻井君とドラマで共演するのは初めてなので、迷惑をかけないように迷惑をかけ、楽しくお芝居できたらなと思います!」「櫻井君とは一度プライベートで会った事がありますが、これからは少しずつ空いている時間を見つけて櫻井君の時間を占拠していきたいと思います。笑」と茶目っ気たっぷりにコメント。武蔵らと共に事件の捜査に加わる地元警察の警部補、本庄杏を演じる瀧内さんは「前作での終わり方に含みがあったので、もしや続きがあるのかな?と思っておりましたが、まさか自分がその続きに参加させてもらえるとは露とも思いませんでした」「さらにスケールアップしたこの世界観で精一杯走り回り、駆け抜けたいと思います」と溌剌とコメント。同じく地元警察の署長、川越和夫を演じる片桐さんは「台本を読んで、1話から大変なことになるな~!とビックリしました。僕は今回、捜査本部でグイグイ主張して来る、所轄の警察署長を演じさせていただきます。コソ泥、空き巣、ストーカー、思えば逮捕される側ばかりだった僕が、ついに警察署長まで出世しました。感無量です。特に出世欲はありませんが、一生懸命、鬱陶しい役人を全うしたいと思います」と飄々とした様子で語った。今回登場する謎の男、壬生正雄を演じる手塚さんは「前回『大病院占拠』を観て、コレの続きなど如何やって創れるのか?と疑問に思っていましたが、1話の台本を読んで思わず膝を打ちました。こんな手を見つけるとは、流石この豪華なスタッフさん達だからこそ成し得たモノだと思います。多分、視聴者の皆様も、私と同じ様に膝を打つ事間違いなしです!」と、本編への熱い想いを語っている。そして神奈川県議会議員で櫻井さん演じる三郎の姉、武蔵二葉を演じる奥貫さんは「前作の『大病院占拠』の撮影スタジオをのぞいたことがあり、なんて雰囲気のいい現場なのだろう!と思ったことが心に残っていたので、そのチームに参加できること、とてもうれしく思います。しかも、武蔵三郎の!櫻井翔さんの姉だなんて!喜びの極みです」と笑顔を交えつつ「台本をめくるたびに、演者の私たちでもまったく想像のつかない展開が待ち受けており、『嘘だろ!?』の連続ですが、この深遠な物語の世界を生き抜けるよう、全力で臨みます。初回から最終回まで、ぜひお付き合いください」と、撮影に向けての意気込みを語った。コメント全文■白石聖(岩槻 澪役)お話を頂いて前作の『大病院占拠』を拝見したのですが、時間を忘れるくらい没頭して、一気に見てしまいました。それと同時に、こんなに面白い作品の続編にお声がけ頂けたことをとても光栄に思いました。今作も、思わず『嘘だろ?』と言いたくなるような手に汗握るストーリー展開満載です。私は神奈川県警の情報分析官として、櫻井さん演じる武蔵をしっかりサポートしたいと思います。どうぞお楽しみに!■ジェシー(SixTONES)(謎の男役)ドラマに出演することが決まった時は、嬉しさと不安を感じつつ緊張もしました!櫻井君とドラマで共演するのは初めてなので、迷惑をかけないように迷惑をかけ、楽しくお芝居できたらなと思います!難しい役どころなので色々な方と話をし、アドバイスをいただきながら演じたいと思っております!櫻井君とは一度プライベートで会った事がありますが、これからは少しずつ空いている時間を見つけて櫻井君の時間を占拠していきたいと思います。笑■瀧内公美(本庄 杏役)前作での終わり方に含みがあったので、もしや続きがあるのかな?と思っておりましたが、まさか自分がその続きに参加させてもらえるとは露とも思いませんでした。そして櫻井さんと行動を共にするバディを担わせていただけるなんて!さらにスケールアップしたこの世界観で精一杯走り回り、駆け抜けたいと思います。未だお教えいただけない共演者の方々がどなたなのか、と気になって仕方がないのですが、それも楽しみに頑張ります!■片桐仁(川越 和夫役)台本を読んで「1話から大変なことになるな~!」とビックリしました。僕は今回、捜査本部でグイグイ主張して来る、所轄の警察署長を演じさせていただきます。コソ泥、空き巣、ストーカー、思えば逮捕される側ばかりだった僕が、ついに警察署長まで出世しました。感無量です。特に出世欲はありませんが、一生懸命、鬱陶しい役人を全うしたいと思います。■手塚とおる(壬生正雄役)初めまして。今回、『大病院占拠』の続編に出演させていただく事になりました、手塚とおると申します。前回『大病院占拠』を観て、コレの続きなど如何やって創れるのか?と疑問に思っていましたが、1話の台本を読んで思わず膝を打ちました。こんな手を見つけるとは、流石この豪華なスタッフさん達だからこそ成し得たモノだと思います。多分、視聴者の皆様も、私と同じ様に膝を打つ事間違いなしです!お楽しみにお待ち下さい。■奥貫 薫(武蔵二葉役)前作の『大病院占拠』の撮影スタジオをのぞいたことがあり、なんて雰囲気のいい現場なのだろう!と思ったことが心に残っていたので、そのチームに参加できること、とてもうれしく思います。しかも、武蔵三郎の!櫻井翔さんの姉だなんて!喜びの極みです。台本をめくるたびに、演者の私たちでもまったく想像のつかない展開が待ち受けており、「嘘だろ!?」の連続ですが、この深遠な物語の世界を生き抜けるよう、全力で臨みます。初回から最終回まで、ぜひお付き合いください。新土曜ドラマ「XXX占拠」は2024年1月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月11日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちと楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。しかし数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、隣の席のニコちゃんに明るく励ましてもらって、嫌な気分が一瞬で吹き飛びました。そんな中、イチくんは友だちのゴウくん・サンちゃんに呼び出されます。そして、ニコちゃんと一緒に教科書を見るために、わざと教科書を忘れているのではないかと言われてしまったのです。 イチくんはニコちゃんとは何もないことを伝えるため、「教科書を3冊もなくしてしまったから、忘れ物が多い」という真実を告白しました。 するとサンちゃんが、「なくしたんじゃなくて、盗られたってことはないの?」と質問。 これまで自分が紛失したと思い、自分自身を責めていたイチくんは、“盗られた可能性”という考え方に衝撃を受けて……。 疑わしい人は…? 誰かに恨まれるようなことをした覚えのないイチくんは、「盗られたという選択肢はありえない」と2人に伝えました。 しかし、理科と算数と国語の教科書を紛失したという事実に変わりありません。悩めば悩むほど、誰かに盗られたのかもしれないという可能性が頭をよぎるのでした。 隣の席のニコちゃんは、イチくんが教科書を忘れないようにと親切心で、手のひらに「国語」「算数」と書いてくれたものの、教科書を忘れたのではなく、なくしてしまったイチくんにとってはプレッシャーになってしまった様子。 自分で解決できない問題に直面したとき、過度の不安や疑念が生まれやすいものです。さまざまなな思いが渦巻くイチくんの姿に、共感できる方も多いのではないでしょうか。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月11日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちと楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。しかし数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、隣の席のニコちゃんに明るく励ましてもらって、嫌な気分が一瞬で吹き飛びました。そんな中、イチくんは友だちのゴウくん・サンちゃんに呼び出されます。そして、ニコちゃんと一緒に教科書を見るために、わざと教科書を忘れているのではないかと言われてしまったのです。 イチくんはニコちゃんとは何もないことを伝えるため、「教科書を3冊もなくしてしまったから、忘れ物が多い」という真実を告白しました。すると2人は……。 盗られたってことはないの…? イチくんが教科書をなくしたことを思い切って伝えると、2人は大笑い!そして、「なくしたんじゃなくて、盗られたってことはないの?」と質問されました。 これまで自分が紛失したと思い、自分自身を責めていたイチくんにとって、“盗られた可能性”という考え方は衝撃的なものでした。 ひとりで抱え込んでいたことを友だちが笑い飛ばしてくれたことで、イチくんの心もどこか軽くなったのではないでしょうか。自分ひとりで悩んでいると、視野が狭くなってしまいがち。問題を抱えてしまったときは、信頼できる人に相談することで、解決の手がかりや心の安らぎを見つけることができるかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月10日櫻井翔主演「XXX占拠」に、比嘉愛未、ソニン、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)が前作「大病院占拠」に引き続き出演することが決定した。本作は、最悪の大病院占拠事件から一年後、今度は神奈川県内の「某所」で再び大規模な占拠事件が発生し、櫻井さん演じる刑事・武蔵三郎が奔走するタイムリミット・バトル・サスペンス。三郎の妻、裕子を演じる比嘉さんは前作について「新たな試みで、たくさんの方から反響を頂きそして座長の素晴らしいリーダーシップのもと、とても充実した撮影期間でした」と撮影をふり返りつつ、「再び、裕子先生としてハラハラドキドキな日々を過ごせると思うと楽しみで仕方ありません」「あれから約一年、まさか続編があるとは思いもしませんでしたが、それこそ『嘘だろ、、』という内容で更にパワフルで緊張感ある作品になっていくと思いますので、ぜひご期待下さいませ!!」とコメント。SIS管理官で三郎の上司にあたるさくらを演じるソニンは「こんなにも早く続編をお届けする事が出来るとは思わず、お話を頂いた時は大興奮しました。今回も脚本が相変わらず心拍数が上がる展開の連続で、これまた撮影して作品として仕上がった時に更に緊迫度が増すだろうと、胸を膨らませております」「警察、指揮官というプライドと信念を持ち、専門用語だらけの台詞の中にも人間味が感じられるよう、“和泉さくら”を前回よりも更に魅力的に、かっこよく演じられるように励みます」と、気持ちを新たに意気込みを語った。そして前作が俳優デビューとなったぐんぴぃ(春とヒコーキ)は「個人的な思い出としては、一箇所だけどうしても台詞が覚えられず何度もリテイクしてしまった際に、スタッフの皆様が優しさでカンペを作ってくださいまして。それが現場で“ぐんぴぃカンペ”と称されるようになってしまいました」と前作での裏話を披露。「今作ではカンペは絶対に作らないように頑張ります!」と、新シリーズへの想いを力強くコメントしている。コメント全文■比嘉愛未 武蔵裕子役この度、『XXX 占拠』が帰って来る!!再び、裕子先生としてハラハラドキドキな日々を過ごせると思うと楽しみで仕方ありません。前作では新たな試みで、たくさんの方から反響を頂きそして座長の素晴らしいリーダーシップのもと、とても充実した撮影期間でした。あれから約一年、まさか続編があるとは思いもしませんでしたがそれこそ「嘘だろ、、」という内容で更にパワフルで緊張感ある作品になっていくと思いますので、ぜひご期待下さいませ!!■ソニン 和泉さくら役こんなにも早く続編をお届けする事が出来るとは思わず、お話を頂いた時は大興奮しました。今回も脚本が相変わらず心拍数が上がる展開の連続で、これまた撮影して作品として仕上がった時に更に緊迫度が増すだろうと、胸を膨らませております。そして…占拠をした人達の顔を、本当に知らされていないのです!!どなたなのでしょうか…警察、指揮官というプライドと信念を持ち、専門用語だらけの台詞の中にも人間味が感じられるよう、「和泉さくら」を前回よりも更に魅力的に、かっこよく演じられるように励みます。そして、「大病院占拠」のファンにも新しくご覧になる方にも、この作品の虜になってもらえるよう、チームワークの良いこの座組と新しい仲間に刺激を頂きながら、撮影に挑みたいと思います。■ぐんぴぃ(春とヒコーキ)志摩蓮司役大病院占拠の続編、嬉しすぎます!僕は前作が初ドラマ出演でした。個人的な思い出としては、一箇所だけどうしても台詞が覚えられず何度もリテイクしてしまった際に、スタッフの皆様が優しさでカンペを作ってくださいまして。それが現場で「ぐんぴぃカンペ」と称されるようになってしまいました。今作ではカンペは絶対に作らないように頑張ります!新土曜ドラマ「XXX占拠」は2024年1月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月04日シリーズ累計発行部数85万部突破のベストセラーの映画化『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』より、福原遥とW主演を務める水上恒司演じる彰の本心が垣間見える、キャラクターCMがシネマカフェに到着した。本作は、人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること…当たり前のことが許されなかった時代に出会った百合と彰の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリー。水上さん演じる彰は、突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまった高校生の百合(福原さん)を助ける特攻隊員。公開された映像では、恋心を抱きながらも、叶うことのないこの先の百合との人生に、「できるなら、戦争のない時代に生まれて、君と一生を共に過ごしたかった」と願わずにはいられない…彰の本心が垣間見える。さらに、百合が初めての環境で戸惑ったり、怯えたり、時には涙を流したりと奮闘するシーンの数々が切り取られた場面写真も到着。空襲に呆然と立ち尽くす場面、不安な状況の中で、唯一心の拠り所となってくれた彰を引き留めようと説得する場面など、百合はどんな環境にあっても常に素直で、まっすぐに受け止めてしまう。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 2023年12月8日より全国にて公開(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年12月03日櫻井翔主演「大病院占拠」の続編が、2024年の1月より日本テレビ系・新土曜ドラマとして放送されることが分かった。神奈川県内某所で、再び大規模な占拠事件が発生。犯人は面で顔を隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、あの男…。1年ぶりに帰ってきた刑事・武蔵三郎に与えられた期限はわずか1日。次々と迫りくる新たな難敵に立ち向かう、タイムリミット・バトル・サスペンスが幕を開ける。今年1月から日本テレビ系土曜よる10時枠で放送された「大病院占拠」の続編となる本作。タイトルの「XXX」部分に隠された、次なる占拠の舞台は、後日情報解禁が予定されている。前作に引き続き、本作も櫻井翔が主演を務める。前作「大病院占拠」は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、櫻井さん演じる休職中の捜査官が、人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。犯人の正体や占拠の目的など、物語が進むにつれて、隠された真実が次々に明かされ、「大どんでん返しの展開から一瞬たりとも目が離せない」と大きな話題となった。鬼役を演じているキャスト陣が放送中に徐々に明かされていく点も注目を集めた。今回、占拠の舞台となるのは神奈川県内の「某所」。果たして次なる舞台は? 新たな敵の正体は一体…?続報に期待したい。「大病院占拠」続編の決定と出演オファーを受けた時の感想について、櫻井さんは、「『嘘だろ!』と思いました(笑)。『うれしい嘘だろ!』ですね」と、武蔵の口グセを交えてコメント。前作のラストシーンが続きをにおわせる終わり方だったことから、「出演者たちの間では『もしかしたら…』とザワザワしていましたが、前作からわずか一年と、こんなにも早く続編のお話がいただけるとは思っていなかったので、とても驚きました」と喜びの表情を見せた。銃撃戦やアクションなど、「鬼」たちとの熾烈な戦いも話題となった前作だが、放送時の反響を聞くと、「意外と小さなお子さんも楽しみにしてくれていたのがうれしかった」という櫻井さん。続編となる本作は、「前作より一層過激で、激しさを増しているというか。自分の立場でいうと、より大変な役どころになっている」とのことで、「武蔵は、毎回毎回色んな目に遭って、大変な出来事に巻き込まれていくので、スポーツ観戦みたいに『武蔵、頑張れ!』と応援してもらいながらご覧いただけたらうれしい」「次々と起こる大変な事態に、武蔵がどう立ち向かっていくのか、力強く前に進んでいく武蔵を見ていただきたいです」と意気込みを見せた。また、まだ解禁されていない、今回の占拠の舞台となる場所についてのヒントを尋ねると、「個人的には結構好きな場所で、どちらかというとワクワクして、楽しみが膨らんでいくような場所」と答え、「前作『大病院占拠』よりも事件のスケールが大きくなっているので、舞台も楽しみにしていただけたら」と述べた。さらに、併せて解禁となったビジュアルで武蔵の背景に潜む、新たな敵について、「今回対峙する『新たな敵』が、一体どんな目的を持っているのかも、物語の大きなポイントになると思います」とコメントした。そして今回も、「ボイス 110 緊急指令室」「レッドアイズ 監視捜査班」「パンドラの果実」「大病院占拠」と数々の警察ドラマを手掛けてきた尾上貴洋がプロデューサーを務める。演出は、「ボイス 110緊急指令室」「未満警察 ミッドナイトランナー」「逃亡医 F」「大病院占拠」などを手掛けてきた大谷太郎。尾上氏は、今回の続編決定について、「『大病院占拠』を撮影している頃から続編の事を考えていたのですが、武蔵三郎は大病院で相当大変な目にあったので、ゆっくり休んでもらおうと思っていました。が、そうはいきませんでした」と語る。本作について、「舞台もスケールも一層大きくなった『占拠事件』が再び発生します。今回も時間に追われながら、体力的にも精神的にもかなり追い込まれる“壮絶な戦い”が待っています。武蔵、ずっと傷だらけです。そして今作は、個性的な仲間たちと武装集団との総力戦でもありますので、ぜひ『スポーツの日本代表戦』のように、みんなでワイワイ言いながら、あるいは1人でじっくり考察しながら、いろんな形で『観戦』していただきたい」とコメントした。また、ドラマを盛り上げる豪華キャスト陣は追って情報解禁の予定だ。新土曜ドラマ「XXX占拠」は2024年1月より毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日小学校の定番の宿題である、音読。国語の教科書を声に出して読むことで、漢字の正しい読み方などを確認でき、読解力も高められるといわれています。親は子供の音読を聞くことで、国語の授業でどんなことを勉強しているのか、知ることができるでしょう。息子の音読3人の兄妹を育てる、はんまま(hanma_ma)さんは、毎日長男の音読の宿題を確認しています。ある日、長男は教科書の新しい物語を読むことになりました。しかし、読み進めるうちに、だんだんと読むことがつらくなってきて…。親子で話の内容に号泣…!長男が読んだのは『ちいちゃんのかげおくり』という戦争文学でした。1982年に発行された、あまんきみこさんの作品で、1986年頃から小学3年生の国語の教科書に掲載されているため、知っている人も多いでしょう。あらすじは、両親と兄と幸せに暮らしていた、幼いちいちゃんが戦争により家族を失い1人ぼっちになって、悲しい結果を迎えてしまうというもの。戦争を知らない子供たちに、戦争によって起こる悲劇をやさしい言葉で伝えています。長男は主人公のちいちゃんが自分や、まだ幼い妹弟に重なり、思わず感情移入をしたのかもしれませんね。はんままさんも、長男の声がだんだんとかすれていくのを聞いて、つられて涙が滝のように流れてしまったそうです。投稿には多くのコメントが寄せられていました。・小学生の時に読みました。弟がそばで黙って聞いていたのを思い出します。・この話すごく覚えてます!今でも教科書にあるのですね。娘が読む時、私も目から滝が出そうです。・分かります…!親の立場で聞くと、ちいちゃんと自分の娘を重ねてしまい、涙が止まりませんでした。平和な日本で暮らしていると、戦争がもたらす恐怖や悲しみを想像する機会はほとんどありません。物語の音読を通して戦争について考え、家族でいろいろな話をするきっかけになるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日