今回、『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんにお答えいただいたのは、「初対面の相手への伝え方」続編と、「好き」の伝え方についてのお悩みです。この悩みに当てはまる人は多いかもしれませんね! ■相談1(32歳・主婦)相手を不快にさせない話し方って、どうしたら身につきますか? ■回答拙著のノーをイエスに変える3つのステップを踏めば、相手を不快にさせないばかりか、自分の意見を通すことも可能になります。3つのステップは、以下の通り。1. 自分の頭の中をそのままコトバにしない2. 相手の頭の中を想像する3. 相手のメリットと一致するお願いをつくる相談者さんは主婦なので、旦那さんに家事を手伝ってもらいたいと仮定してみましょう。「洗濯たたんでよ!」と、自分の頭の中をそのままコトバにした時の旦那さんの頭の中は、「平日働いてるんだから疲れてるんだよ!」となり、そのまま返されてしまう確率も高いと思います。そこで、「相手のメリットと一致するお願いをつくる」ステップの登場です。例えばノーをイエスに変える7つの切り口のうちの1つ、「選択の自由」を応用して「買い物とクリーニング、どちらかお願いできない?」などと頼んでみましょう。この場合は、選ばせるということが秘訣です。まずは人は選べるというだけでメリットを感じます。1つから決めるときは決断になってしまい、なかなか決められないですが、2つからだと選べるので、「決めよう」というモードになるのです。■相談2(24歳・会社員)私がお付き合いを始めた方は「好きという言葉は思ってなくても言えるから、軽いと思う」という考えの人です。そんな人に軽いと思われずに好きと伝える方法はありますか? ■回答ある“やり手”の女性に話を聞いたところ、彼女いわく「好きな気持ちを伝える時にコトバは要りません。目を見て手を握るだけで伝わります」とおっしゃっていました。それには私も同感で、好きな気持ちは態度で十分、伝わるものだと思うのです。相手に好きな気持ちを伝えたいと感じる時は、「相手に喜んでもらいたい」という思いが高まるからこそ、コトバにしたくなりますよね。それを、相手をほめたり料理を作るなどして、態度に変換してみてはいががでしょうか。「好きというコトバは思ってなくても言えるから軽い」という考えを持つ彼には、自分の思いをコトバで100%伝えるよりも、態度で示したほうが伝わりやすいような気がします。ですから相談者さんは常に、「どうやって相手を喜ばせてあげようか」という思考を態度に表してみてください。そうすれば自然と相手も喜ぶ機会が増えて、将来は結婚できるかもしれませんね。佐々木圭一さんへのご相談は、まだまだ募集中です。伝え方に関してお悩みを持つ方はぜひ、この機会に相談してみてはいかがでしょうか。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年03月13日「気になる男性がいるけれど、どう言って声をかければいいかわからない」とか、「勇気を出してデートに誘ってみたのに、上手くいかなかった」とか、好きな人への気持ちの伝え方に悩むこと、たくさんありますよね。同じ気持ちを伝えるにしても、伝え方ひとつで状況は変わるもの。それならばもちろん上手な伝え方を知らなければ!32万部を超えるベストセラー『伝え方が9割』では、さまざまな「伝え方」を伝授しています。例えば、「相手の好きなこと」を意識してデートに誘う方法。ただ「ご飯に行きませんか?」ではなく、ピザの好きな男性に、「石釜で美味しいピザを焼くお店に行きませんか?」と誘ってみるといった方法です。ただそれだけで、同じ「食事に誘う」という行為でも、返事が変わってくると思いませんか。それだけ伝え方が大切ということなのです。(『伝え方が9割』については、 こちら から)そんなさまざまな伝え方を考案した、『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一さんに、伝え方についてのお悩みを相談できる機会をご用意しました!( 応募はこちら! )例えば、「単なる後輩としか見てくれない会社の先輩に恋愛感情を伝えるには?」や、「長く付き合っている彼氏に結婚したいという想いを伝えるには?」など、伝え方にまつわるお悩みなら何でも相談OK。もちろん恋愛だけでなく、会社の上司に「希望の仕事を担当させてもらえるようにお願いしたい」といったお悩みでもかまいません。日頃、自分の気持ちを伝えたいけれど上手く伝えられないという皆さんのお悩みを、佐々木さんが目から鱗の回答で、伝え方を伝授してくれます。お悩みのご応募は、 こちら から。皆さんのお悩みをお待ちしています。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集!
2013年07月08日苦手な上司や難しいお客様がいてイライラする、彼氏や旦那にわかってもらえなくて不満を言ってしまう…などは誰でも経験があることではないでしょうか? そんなネガティブな気持ちをスッキリ切り替える方法があったらどんなにいいでしょうか!そこで今回は、気持ちのリセット上手な看護師の方に、気持ちの切り替え方をお聞きしました。ナースは、多数の患者さんの無理な要望にも答えたり、医師の指示を受けて仕事をこなしたりと、普段の業務の中でも気持ちのスイッチを入れ替えてテキパキと看護をしています。そんな看護師さんの“視点や考え方”の切り替え方を覗いてみましょう。■01.相手の立場に立って考えてみる看護師は、患者さんから、ナースコールで夜中に何度も何度も呼ばれ、忙しいときにマッサージをしてほしいなど、無理と思える要望を受けることもあります。そんなとき、看護師のOさんは、「忙しいのに!! という瞬間的な気持ちで反応をするのではなく、まずは『なぜ、その患者さんはそうしたいのか』という理由を考えるようにしています。」と語ってくれました上司の指示が理解できない、部下が言うことを聞かない、彼氏や旦那に言いたいことが伝わらない…とネガティブな気持ちになったら「なぜ、怒っているの?」「なぜ、そんなことを言うのだろう?」と相手の立場になって考えることで、自分の感情と向き合うことができます。感情に振り回されずに一歩引いたところで自分と相手のことを考えられるので、イライラからちょっと離れることができますよ。■02.同僚や友達に話す「患者さんに辛く当たられたり、婦長に厳しい事を言われたり、ドクターに叱られたり…、人間関係でストレスが溜まることもあります。」と看護師のOさん。「そんなときは、すぐに誰かに話すようにしています。自分ひとりで悩むと、どんどん深刻に考えてしまうので…」とのこと。自分以外の誰かに話すというのは、気分を切り替えるのにとても有効な手段。同僚に話して不満を共有するだけでも気が楽になりますが、まったく別の友達に話をすると、違った視点からアドバイスをもらえて新しい発見があることも。また、友達に悩みを話す際には、ちょっと笑えるポイントを入れて話せるとさらに気分は上がります。悩んでいた自分を自分で笑えるようになったら上級者!■03. 不安な気持ちは紙に書いて整理する「仕事で失敗したことや、心配なことなどは紙に書き出すようにしています。最初はぐちゃぐちゃの書き殴りなのですが、そのうちにまとまってきます」と語ってくれたのは、看護師のMさん。アナログな方法に思えますが、実は効果的。ネガティブな気持ちを引きずって、イヤな気持ちのまま眠りにつくぐらいなら、文字にして書き出してみると自分が不満に思っていたのはこのことだったのか! と一歩ひいて冷静に状況を見つめることができるようになります。自分で問題点が理解できると、不思議と気持ちは軽くなるものです。看護師さんは責任が重い仕事だからこそ、どんな時でも冷静でいなければなりません。そんな看護師のみなさんが最初から気持ちの切り替えが上手にできた訳ではなく、数々の経験を積んで習得してきた事でしょう。その知恵をちょっと拝借して、あなたも切り替えの達人を目指してみましょう。誰にでもいろいろなストレスがあって、ネガティブな気持ちになる日もあります。けれど、翌日にストレスを溜めないで毎日フレッシュな気分で過ごせるようになりたいですね。■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2013年01月21日